さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫)99 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:52:57.31
ID:YGoLICk0 建宮「ああ、この2人の護衛を頼まれて欲しいのよな」
五和「はあ、それはかまいませんが」
建宮「もちろん泊まり込みでな」
五和「な、何いってるんですか!そんなことできる訳!」
建宮「まあまあ、落ち着くのよな、女教皇様が先の戦いで負傷したため俺は代理としての仕事がある」
建宮「他の者も似たようなものだ。今空いてんのはお前さんしかいないのよ」
建宮「それにターゲットは学園都市に住んでる、仕事の合間にでもあいつに会えるかも知れんのよな」
五和「ななな何いってるんですか。まあ仕事なら行きますけど」ブツブツ
建宮「じゃあ頼んだぞ五和」
五和「はい」
100 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:53:42.22
ID:YGoLICk0 学園都市
五和「この部屋か」ピンポーン
五和(どんな人でしょうか、白い髪の少年と10歳くらいの少女と聞いたのですが)
打ち止め「はーいってミサカはミサカは笑顔で出迎えてみる」ガチャ
打ち止め「えーっと、どなた?ってミサカはミサカは丁寧に尋ねてみる」
五和「あの、五和です。あなたは打ち止めさんでしょうか?」
打ち止め「そうだけどミサカに何か用ってミサカはミサカは首を傾げてみる」
五和「用というか、同居人の少年に聞いてないですか?」
打ち止め「?何をかな?とりあえずあの人を起こしてくるね、あがってってミサカはミサカは気を利かせてみる」
五和「あ、あの、ありがとう」
五和(少し変わってますが素直でいい子そうですね)
101 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:54:22.67
ID:YGoLICk0 打ち止め「お客さんだよ!起きてってミサカはミサカは叫んでみる」
「・・・・・・」カチ
打ち止め「こんなことで能力使わないの!ってミサカはミサカはちょっぴり怒ってみる」
「ふsんbヴいr;vぬr」
打ち止め「落ち着いた?ってミサカはミサカは聞いてみる」
「ああ、おかげで最悪な目覚めだクソガキ」
打ち止め「痛い!痛い!チョップしないでってミサカはミサカはお願いしてみたり!」
「ったく、普通に起こせねェのかよ」
打ち止め「だってあなた起きないじゃん!ってミサカはミサカは抗議してみる」
102 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:55:07.48
ID:YGoLICk0 五和(騒がしいけど仲は良さそうですね)
五和(これなら護衛もやりやす・・・
一方通行「あン?誰だオマエ?」
打ち止め「あれ?あなたのお友達じゃないのってミサカはミサカはちょっぴり残念だったり」
一方通行「知らねェ奴を上げンじゃねェよ、前にも言っただろォが」
打ち止め「うぅ、ごめんなさいってミサカはミサカは素直に謝罪してみる」
五和(あれ?この人どっかで見た事あるような・・・)
一方通行「知らねェよ」
五和「天草式十字凄教徒の五和です。一方通行さんと打ち止めさんですよね?」
一方通行「そォだが」
一方通行(外部の人間か?なンの用だ?)
打ち止め「そうだよってミサカはミサカは返事をしてみる」
五和「御二人の護衛をするよういいわたされ
一方通行「必要ねェ、帰れ」
打ち止め「酷い!説明くらい最後まで聞いてあげようよってミサカはミサカはあなたを批判してみる」
一方通行「必要ねェだろ、俺を誰だと思ってンだ?」
一方通行(得体の知れない人間をガキの傍に置いてはおけねェだろ)
103 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:55:56.45
ID:YGoLICk0 五和「・・・ともかく御二人の安全のため護衛の任に就かせていただきます」
一方通行「いいからさっさと帰れ、バラすぞ三下」
五和「それはできません」
打ち止め「ま、まあまあ落ち着いて!イツワはご飯食べた?ってミサカはミサカは聞いてみる」
五和「いえ、まだですけど」
打ち止め「ミサカ達もまだなんだ!一緒に食べようってミサカはミサカは一緒に食事をさせて2人を少しでも仲良くさせようと考えてみる」
一方通行「・・・口に出てンじゃねェか」
五和「あり合わせでよければ何か作りましょうか?」
打ち止め「え、でもこの人料理とか全然しないから碌なものないよってミサカはミサカは心配してみる」
五和「いえ、これだけあれば大丈夫です」
一方通行「人ン家で何するつもりだ?さっさと帰れ」
打ち止め「えー、いいじゃん、イツワの手作り食べてみたいってミサカはミサカは駄々をこねてみる」
一方通行「・・・チィッ」
五和(この子には優しいんですね)
五和「では作りますので向こうで座っていてください」
打ち止め「ハーイ!ってミサカはミサカはソファにダイブ」
一方通行「・・・」
五和「?どうかしましたか?」
一方通行「料理に毒でも盛られたらシャレになンねェからな」
五和「・・・そんなことしませんよ」
104 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:56:28.32
ID:YGoLICk0 五和「できましたよ」
打ち止め「わー、すっごく美味しそう!いっただっきまーすってミサカはミサカはフライング気味に料理に手を付けてみる」
五和「どうですか?」
打ち止め「めちゃくちゃおいしーってミサカはミサカは評価してみる」
五和「そうですか」フフ
一方通行「・・・食えなくはねェ」
打ち止め「この人がこういうってことは美味しいってことだよ!よかったねイツワってミサカはミサカはフォローをいれてみる」
一方通行「気持ち悪ィこというなクソガキ!」
五和「たくさん食べて下さいね」ニコ
五和(少なくとも悪い人ではなさそうですね)
105 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:57:14.73
ID:YGoLICk0 打ち止め「ごちそうさま、もう食べられないってミサカはミサカは満腹感を・・・ウプ」
一方通行「だから食い過ぎンなっていったのによ」
打ち止め「だってあんなおいしいの久しぶりだったんだもんってミサカはミサカは・・・気持ち悪い」
一方通行「ったくよォ」
五和「普段はどうしてるんですか?」
打ち止め「ヨミカワの家でお世話になるかファミレスかコンビニかなってミサカはミサカは答えてみる」
五和「な!そんなの駄目です!育ち盛りなのにそんなのばっかり食べてちゃ」
一方通行「別にいいだろ、死にゃしねェよ」
五和「そういう問題じゃないでしょ!体に悪すぎです!しばらくは栄養面も考慮して私が作りますから」
一方通行「はァ?何いって
打ち止め「ホント!?やったーってミサカはミサカははしゃいでみる」
五和「期待してくださいね」
一方通行「・・・チィッ」
106 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:57:56.13
ID:YGoLICk0 打ち止め「せっかくだしどこか行こうよってミサカはミサカは提案してみる」
五和「そうですね、ずっと家の中というのもアレですしね」
打ち止め「地下街行こうよってミサカはミサカはゲームセンターのお人形を思い出しつつ意見してみる」
五和「いいですね」
一方通行「・・・行くか」
一方通行(クソガキとこの女を2人きりにはさせらンねェしな)
五和(警戒されているようですね、それだけこの子が大切なのでしょうか)
107 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 12:59:44.72
ID:YGoLICk0 ゲームセンター
打ち止め「わーカナミンだ、あれ欲しいってミサカはミサカはお願いしてみる」
一方通行「あンなもン取ってどォすンだよ・・・」
打ち止め「そういいつつお金を両替しているあなたに感謝してみる」
一方通行「うっせェ」
五和(素直じゃないですね)
一方通行「ほらよ、がンばりな」チャリン
打ち止め「えー、あなたが取ってくれないのってミサカはミサカはがっかりしてみる」
一方通行「なンで俺が・・・オマエがやれよ」
五和「わ、私ですか」
打ち止め「駄目かなってミサカはミサカはちょっと俯きながら質問してみる」
五和「わ、分かりました!任せてください」ウッ
打ち止め「やったー!頑張ってねイツワってミサカはミサカは応援してみる」
五和「・・・やられました」
打ち止め「もうちょっともうちょっと!」
五和「ああ!行きすぎました!」
打ち止め「まあまあ、次があるってってミサカはミサカはイツワを励ましてみる」
五和「そ、そうですね!今度こそ!」
一方通行(・・・少なくとも俺や打ち止めをどうこうする気はなさそォだな)
打ち止め「あー、今度は早過ぎだよってミサカはミサカは指摘してみる」
五和「難しいですね・・・」
一方通行(まあ、クソガキが楽しいなら別にいいか)フゥ
108 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:00:13.89
ID:YGoLICk0 五和「すみません、私のせいでいらぬ出費を」
一方通行「あンくれェで大袈裟なンだよ」
打ち止め「この人こう見えてお金持ちだから気にしなくていいよってミサカはミサカは落ち込むイツワをフォローしてみる」
打ち止め「それより小腹が空いたねってミサカはミサカはお腹を触りながらいってみる」
五和「あ、お弁当少しだけ作って来てますよ?」
五和「今からたくさん食べると夕食食べられなくなりそうなので少しだけですけど」
打ち止め「本当に!?じゃああの公園で食べようよってミサカはミサカは指を指してみる」
一方通行「そォだな」
五和「フフ、そうですね」
109 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:00:41.35
ID:YGoLICk0 一方通行「メシ食って寝るたァ良い御身分なこったァ」
五和「ずっとはしゃいでいたから疲れたんでしょ」
一方通行「・・・で、オマエは何しに来たンだ?俺が誰だか知らねェわけじゃねェだろ?」
五和「ええ、もちろん知っていますよ」
一方通行「じゃあなンで護衛なンざふざけた事言ってンだ?」
五和「そうですね、いくらあなたでも魔術師との戦いは不得手ではないですか」
一方通行(確かに、もしかしたらあの上条とかいうやつみてェな能力者がいるかもしれねェ)
一方通行(魔術は完璧には反射出来ねェしよォ)
一方通行(今の俺は能力自体が低下している上に時間制限までありやがる)
一方通行(その上クソガキや芳川達までいる)
一方通行(そォなれば戦力は多い方がありがてェのも事実だが)
一方通行「問題ねェよ、俺は学園都市最強の超能力者だぜ?魔術師だろォが何だろォが敵じゃねェよ」
一方通行(だからといってこいつを巻き込むわけにはいかねェ)
五和「私はあなたが考えているほど弱くはないと思っているんですけどね」
一方通行「どォだかな」
五和「そろそろ夕飯作らないといけませんね」
一方通行「その辺で食えばいいだろ、起きろクソガキ」
五和「駄目です!私がいる間は作るって約束したじゃないですか!」
五和「あとこの子は私がおんぶしますから起こさないであげてください」
一方通行「・・・勝手にしろ」
五和「はい!」ウンショ
打ち止め「・・・zzZZ」
110 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:01:30.87
ID:YGoLICk0 五和「何か食べたいものはありますか?」
一方通行「特にねェよ」
打ち止め「ミサカはカレーがいいってミサカはミサカは眠い目を擦りながらいってみる」
五和「カレーですね?分かりました」
打ち止め「ミサカのは甘口でね!ってミサカはミサカは注文をつけてみる」
五和「はいはい、任せといてくださいね」
一方通行「・・・・・・」
五和「?どうかしましたか?」
一方通行「なンでもねェよ。さっさと買うもん決めろ」
五和「?」
111 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:02:09.36
ID:YGoLICk0 打ち止め「スーパーで買い物なんて久しぶりだねってミサカはミサカは荷物を持ちながらいってみる」
一方通行「あンまりはしゃいでンじゃねェ、転ぶぞ」
打ち止め「子供扱いしないでってミサカはミサカは反発してみる」
一方通行「ガキじゃねェか」
打ち止め「違うもん!」ムキー
一方通行「あーはいはい、悪かったよ」
打ち止め「また子供扱いしてってミサカはミサカはちょっぴり怒ってみる」
五和「・・・・・・」ボー
一方通行「・・・オマエどォし
美琴「アンタは何度も何度も!」
上条「だあー!悪かったって」
五和「あ、な、何ですか?」
一方通行「・・・ボーっとしてンじゃねェよ、置いてくぞ」
五和「はい!すみません」
112 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:02:43.28
ID:YGoLICk0 打ち止め「やっぱり五和の料理は美味しいねってミサカはミサカはカレーを食べつつ評価してみる」
一方通行「汚ねェぞガキ、食いながら話すンじゃねェ」
五和「おかわりならたくさんありますから、ゆっくり食べて下さいね」
打ち止め「おかわり!ってミサカはミサカはすでに遅い事を伝えてみたり」
五和「はいはい、じゃあ次からはゆっくり食べて下さいね」
打ち止め「はーいってミサカはミサカは返事しつつガツガツ食べてみる」
一方通行「だからゆっくり食えっての」ハアー
五和「ふふふ」
113 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:03:12.08
ID:YGoLICk0 一方通行「で、オマエはいつまでこォしてるつもりだ?」
五和「そうですね、とりあえずほとぼりが冷めるまででしょうか」
一方通行「ほとぼりも何もなンか起こった訳じゃねェンだが」
五和「あなたの能力は魔術サイドも興味をいだいています」
五和「いつ仕掛けてくるか分かりませんのでしばらくここに住まわせてもらいますね」
一方通行「はァ?なンだそりゃ!?」
五和「おや?いってませんでしたっけ?」
一方通行「初耳だ」
打ち止め「じゃあしばらく五和と一緒に居られるんだねってミサカはミサカは喜びを隠しつつ確認をとってみる」ニコニコ
五和「そうなりますね」
一方通行「・・・オマエはいいのかよ?」
五和「え?」
一方通行「なンでもねェよ・・・クソ」
打ち止め「じゃあ五和はミサカと寝ようよってミサカはミサカは腕を引っ張りつつお願いしてみたり」
五和「そうですね、ではお言葉に甘えて」」
打ち止め「この人寝てる間にベッドに入ると怒るんだよってミサカはミサカは文句をつけてみる」
一方通行「オマエの寝相が悪ィからだろォ」
打ち止め「そんなことないもん!ってミサカはミサカは断固抗議してみたり」
一方通行「あンだからしょォがねェだろ」
打ち止め「むしろあなたが良すぎなだけだよってミサカはミサカは考えを述べてみる」
五和(仲のいい兄妹みたいですね)
114 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:04:24.44
ID:YGoLICk0 翌日-セブンスミスト
打ち止め「ねえねえ、これどうかなってミサカはミサカは尋ねてみる」
一方通行「・・・いいンじゃねェか」
五和「ではこれは?」
一方通行「・・・いいンじゃねェか」
打ち止め「これは?」
一方通行「・・・いいンじゃねェか」
打ち止め「もう!ちゃんと選んでよってミサカはミサカはむくれてみる」
一方通行「うっせェ!服一着選ぶのに何時間かけるつもりですかァ!?」
五和「これくらい普通ですよ」
一方通行「普通じゃねェだろ、気になるなら買えばいいだろォが」
打ち止め「もう、あなたは全然分かってないな」
打ち止め「こうやってたくさんある選択肢から1つを選ぶのが面白いのにってミサカはミサカは上から発言してみる」
五和「そうですね、そのために他の人の意見を聞く事は当然の事だと思いますが」
一方通行「・・・そォかよ」グダー
五和「はいはい、グダグダしないで次はあっちですね」グイ
打ち止め「早く行こうよってミサカはミサカはあなたの腕を引っ張ってみたり」グイ
一方通行「やめ!危ねェだろォが!」
五和「倒れそうになっても受け止めてあげますよ」
一方通行「そォいう問題じゃねェよ」
115 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:04:54.63
ID:YGoLICk0 一方通行「結局丸一日周って買ったのはこれだけかよ」
五和「私の分まで買っていただいて
一方通行「だァ面倒くせェ、いいっつってンだろ」
打ち止め「この人なりの好意だから受け取ってあげてってミサカはミサカは素直じゃない一方通行に苦労してみたり」
五和「はあ、では遠慮なく、もういい時間ですしこのスーパーで買い物して帰りましょうか」
一方通行「そォだな」
イラッシャイマセー
上条「だあー、だからスーパーには連れて来たくなかったんだ」
禁書目録「いいじゃん!これくらい買ってくれても!最近碌なもの食べてないんだよ!?」
上条「それはお前が家にあるもの食いまくってるからだろ!せっかくの卵の特売だってのにお腹空いたとか文句言ってたせいで最後の1つ取り逃したしよ」
禁書目録「ムッ、それはとうまがちゃんとご飯食べさせてくれないから悪いんだよ!」
上条「いやいや、こればっかりは譲れないぞって、ん?」
禁書目録「あー、いつわだ!ごはん食べさせてくれないかな?」
禁書目録「とうまがケチなせいで碌なもの食べさせてもらってないんだよ」
上条「・・・お前なあ」
五和「しかし今日は」チラッ
一方通行「行ってくりゃいいだろ、こっちは適当にすませるからよ」
打ち止め「うー、イツワのご飯楽しみにしてたのになってミサカはミサカはちょっぴり残念だったり」
五和「あ、あの!彼らには恩がありますので、5人でというのは駄目でしょうか?」
一方通行「何で俺があいつとメシなンざ食わなきゃなンねェんだ?」
打ち止め「たまには大勢で食べてみたいなってミサカはミサカは思ってみたり」シュン
一方通行「・・・わーったよ、クソ」
五和「あ、ありがとうございます」
116 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:05:31.68
ID:YGoLICk0 上条「本当にいいんでしょうか?一銭も出してませんが」
一方通行「いいっつてンだろォがしつけェな」
打ち止め「いいのいいの、気にしないでってミサカはミサカは便乗してみる」
上条「うぅ、上条さんは感動で涙がでそうですよ、ほら、お前もこの方々にお礼をいうんだ」
禁書目録「何度もありがとうね、いつわに白い人」
上条「あれ?お前一方通行と知り合いなわけ?」
禁書目録「この間ご飯奢ってもらったんだよ」
上条「な、なんですと!?それはなんと申し上げればいいのやら」
一方通行「気持ち悪ィ、普通にしろ」
上条「いえいえ、しかしですね」
一方通行「・・・バラすぞ」
上条「ああ!はいはい、普通にな!」
打ち止め「あはは、楽しいねってミサカはミサカはあなたに同意を求めてみる」
一方通行「どこがだよ」
五和「ふふふ」
打ち止め「それよりこんなに買っちゃって大丈夫ってミサカはミサカは心配してみる」
一方通行「問題ねェンじゃねェか」
五和「ですね」
上条「本当にすみません」
打ち止め「?」
117 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:06:35.97
ID:YGoLICk0 五和「では料理を作るので皆さんは休んでいてください」
一方通行「あァ・・・」グダー
上条「それよりお前が五和と一緒にいるとはな」
一方通行「護衛の任務で一時的にいるだけだ、すぐ帰るだろ」
上条「護衛って何かあったのか?」
一方通行「さあな、俺とガキの能力に魔術側が興味を持ってるって事ぐれェしか分かンねェよ」
上条「そうか・・・」
上条(いくらこいつでもアックアクラスが攻めてきたらヤバいんじゃ)
一方通行「余計な心配してンじゃねェよ気持ち悪ィ」
上条「だが万一のことも
一方通行「万一もねェよ、俺を誰だと思ってンだ?」
一方通行「つーかよォ、ただメシ食らうのに抵抗あンならあいつの手伝いでもしてろ」
上条「っとそうでした!何かあれば呼べよな」
118 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:07:45.54
ID:YGoLICk0 禁書目録「あー、また負けちゃったんだよ」
打ち止め「ふふふ、ミサカに勝つには10年早いねってミサカはミサカは日頃言われている事を他人にいってみる」
禁書目録「むー、ちっこいくせに生意気なんだよ!」
打ち止め「あなたにはいわれたくないってミサカはミサカは全身全霊で反抗してみるしてみる」
禁書目録「こっちこそあなたにはいわれたくないかも!」
五和「ご飯出来ましたよ」
禁書目録「おお!ごはん♪ごはん♪」
打ち止め「今日のおかずは何かなってミサカはミサカは興味津津だったり」
一方通行「・・・クソガキが2人」
禁書目録「ふっこいおいひいんふぁよ」
一方通行「食いながら喋ンな、こっちに飛ばすな気持ち悪ィなァ」
打ち止め「むむ、ミサカも負けられないってミサカはミサカはごはん大盛りでおかわりしてみたり」
一方通行「やめとけ、腹壊すぞ」
上条「お前って意外と面倒見いいんだな」
一方通行「はァ?ケンカ売ってンのか?」
上条「いえいえ、しかし美味いな」
一方通行「普通だろ」
119 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:08:13.01
ID:YGoLICk0 上条「これが普通とかどれだけいいもん食ってんですか!?」
五和「たくさん食べて下さいね」
上条「くぅー、皆さんの優しさに上条さん感謝感激ですよ」
一方通行「何度もうっせェなァ、黙って食え」
禁書目録「おかわり!大盛りでお願い!」
五和「はい、分かりました」
一方通行「オマエは少しは遠慮しろよ、いいけどよ」
上条「いやー、すっかりごちそうになっちまったな。ほらお前もちゃんとこちらの御二方にお礼をいうんだ」
禁書目録「ありがとうね、またお願いね」
上条「お前本当にシスターか?」
打ち止め「いつでも来ていいからねってミサカはミサカは楽しみにしつつ告げてみる」
上条「おう、サンキューな」
上条「じゃあごちそうさん、またな」
禁書目録「またね」
一方通行「見送りいってやれ」
五和「え?しかし」
一方通行「さっさとしろ」
五和「は、はい!」
120 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:09:12.76
ID:YGoLICk0 打ち止め「さあー、今日はどこに行こう」
一方通行「今日もどっか行くのかよ」
五和「私は構いませんが、学園都市の中を見て回りたいですし」
打ち止め「けってーってミサカはミサカは先手必勝」
一方通行「はァ・・・、で、何処に行くンだ?」
121 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:10:34.53
ID:YGoLICk0 打ち止め「わーみてみて!この像すっごい大きいよってミサカはミサカはミサカネットワークの情報と実物の齟齬に驚いてみる」
一方通行「オマエと他の妹達だと目線が違うんだろ」
打ち止め「むむ、それはミサカがちっちゃいってことかなってミサカはミサカは確認してみる」
一方通行「当たり前だろ」
打ち止め「酷ーい」
五和「まあまあ、しかし動物園なんて久しぶりです」
打ち止め「ミサカは初めてだから興味津津だったり、あなたは?」
一方通行「・・・俺も初めてだ」
五和(本名も不明らしいですが、2人はどんな幼少期を過ごしていたんでしょう)
打ち止め「ここ兎さんと遊べるんだってってミサカはミサカは目を輝かせながら指さしてみる」
五和「楽しそうですね、行ってみましょうか」
一方通行「オマエ等だけで行け、俺はそこでコーヒー飲んでから行く」
打ち止め「絶対来てねってミサカはミサカは約束してみる」
一方通行「あーはいはい」
五和「では先に行きましょうか」
一方通行(動物となンか馴れ合ってられっかよ)
美琴「はあ、寮監にいわれて子供たちを動物園に連れてきたはいいけど・・・」
美琴「ここまで疲れるなんて」ハアー
美琴「ってあそこにいるのは」
122 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:11:31.06
ID:YGoLICk0 一方通行(このコーヒー不味いな、まあ仕方ねェか)
美琴「ちょっと!アンタ!」
一方通行「あン?超電磁砲か、なンだ?」
美琴「こんなところで何やってんのよ」
一方通行「俺が何しよォが俺の勝手だろ」
美琴「そうだけど」
打ち止め「あー、お姉さまだってミサカはミサカは抱きついてみる」
美琴「な!ってこの子は妹達?」
打ち止め「うん!ミサカのシリアルナンバンバーは20001号、打ち止めだよってミサカはミサカは自己紹介してみる」
美琴「打ち止め?」
打ち止め「ねえねえ!暇ならミサカ達と一緒に周ろうよってミサカはミサカは提案してみる」
「御坂おねえちゃーん!早く行こうよー」
美琴「っとまずいまずい、このことは今度ジックリ聞かせてもらうからね」ダッ
打ち止め「行っちゃったね」
一方通行「あァ・・・」
五和「?」
123 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:12:04.16
ID:YGoLICk0 打ち止め「この兎さんあなたにそっくりってミサカはミサカは見比べてみる」
一方通行「・・・どこがだよ」
五和「真っ白で紅い瞳とか似てますね」
一方通行「全然嬉しくねェ」
打ち止め「もう、拗ねないでよってミサカはミサカはあなたの方をたたいてみる」
一方通行「どォみりゃ拗ねて見えンだ?」
124 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:12:35.93
ID:YGoLICk0 打ち止め「楽しかったねってミサカはミサカは満足したことを伝えてみる」
一方通行「そりゃあンだけ騒げば満足もするだろ・・・だりィ」
打ち止め「もう!これくらいでだらしないなってミサカはミサカはひ弱なあなたを心配してみる」
一方通行「オマエは途中寝てただろォが」
五和「背負ったのは私ですけどね」
打ち止め「イツワの方が体力あるみたいだねってミサカはミサカはあなたが貧弱であると
結論付けてみる」
一方通行「・・・もう勝手にしろ」ハアー
五和「あ、人参買い忘れたので買ってきますね」
一方通行「あァ・・・」
打ち止め「行ってらっしゃーいってミサカはミサカは玄関まで見送りにいってみる」
五和「はいはい、すぐ戻りますからね」
125 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:14:28.02
ID:YGoLICk0 五和(思ったより時間を食ってしまいました、急いで戻らないと)
美琴(あの子はあの時の)
美琴「ちょ、ちょっといい?」
五和「?私ですか?」
美琴「う、うん、その、今時間あるかな?」
五和「ええ、少しなら」
美琴「そ、そう、じゃあ単刀直入に聞くけどアイツ(当麻)とどういう関係?」
五和(アイツ?一方通行さんでしょうか)
五和「どうといわれても何と答えればいいか」
五和(まさか護衛しているなんていえませんし)ウーン
美琴「なんで悩んでるのよ!」
五和「いえ、そんなことは」
美琴「じゃあ今何してたの?」
五和「これは彼に食事を作る約束をしているので
美琴「しょ、食事ってしょっちゅう作りに行ってるの?」
五和「いえ、一緒に住んでいる間は私が朝昼晩作ると約束したので、あ」
美琴「それってどどどど同棲!?アンタ何いって!」
五和「あ、いえいえ!これはですね」
美琴「ど、どういうことか説明してよ!」
五和「あー、少なくともあなたが考えているようなものではないかと」
美琴「そういう問題じゃないでしょ!」
126 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:15:21.42
ID:YGoLICk0 美琴「じゃ、じゃあアンタはあいつと寝食を共にしてるってこと!?」
五和「ああ、いえ、寝るときは別の方(打ち止め)とですけど」
美琴(別の方ってまさか浮気!?)
美琴(と、当麻、が、こんなやつに、騙されて)
五和「あ、あの、大丈夫ですか?」
美琴「うわぁぁぁああああああああん!」
五和「あの!いない・・・」
127 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:16:31.22
ID:YGoLICk0 五和「ただいまー」
打ち止め「おかえり!遅かったね、あの人も心配してたよってミサカはミサカは報告してみる」
一方通行「誰が心配なンざするかよ」
打ち止め「またまた、素直じゃないなってミサカはミサカは溜め息をついてみる」
五和「すみません、知り合いにあってしまって」
五和「すぐ夕食を作りますね」
打ち止め「ミサカも手伝うってミサカはミサカは立候補してみる」
五和「じゃあ野菜洗ってもらいましょうか」
打ち止め「はーい」
128 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:17:02.25
ID:YGoLICk0 打ち止め「ねえねえ!起きてよ!ってミサカはミサカは肩をゆすってみる」
一方通行「・・・今日くれェ休ませろ」
打ち止め「えー、いいじゃんケチー」
五和「まあ最近動きづくめでしたしね」
一方通行「分かったらあっち行ってろ」シッシッ
打ち止め「酷いってミサカはミサカはあなたの態度に怒ってみる」
五和「今日はのんびりしましょう」
打ち止め「うーん、イツワがいうならってミサカはミサカはしぶしぶ納得してみる」
一方通行(何で俺よりこいつの言う事聞くンだよ)
129 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:18:21.57
ID:YGoLICk0 五和「ちょっと買出しに行って来ますね」
打ち止め「ミサカも行くってミサカはミサカは挙手してみる」
五和「では一緒に行きましょうか、一方通行さん、お留守番お願いしますね!」
一方通行「・・・あいつ護衛に来たンじゃねェのかよ」
一方通行「仕事・・・か」
130 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:21:11.40
ID:YGoLICk0 一方通行(チィッ、なンでこンなにイライラすンだ?)カチ
一方通行「こンなクソみてェな仕事に俺を呼ぶンじゃねェよ」
土御門「どうした?今日はいつも以上に機嫌が悪いな」
一方通行「うっせェ」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
一方通行「オマエいつからそこに居たンだ?」
五和「ついさっきです」
132 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:38:59.28
ID:YGoLICk0 一方通行「ガキはどォした?」
五和「問題ないでしょう、当麻さんに御坂さん、インデックスさんが一緒ですし」
五和「・・・やはりあの日、アビニョンに降下した人物はあなただったんですね」
一方通行「だろォな」
一方通行「・・・ンなことより、オマエはここで何をしてる訳ですか?」
五和「それはこちらの台詞だと思いますが」
一方通行「見たまンまだ」
五和「・・・あの子のためですか?」
一方通行「ンなわけねェだろ」
五和「では何のために?」
一方通行「ただの暇つぶしだ」
五和「・・・あなたはただの暇潰しのためにそんな表情をするのですね」
一方通行「オマエさっきから何が言いてェンだ?」
五和「いえ、ただ言葉と表情があっていないよう思えただけです」
133 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:41:11.77
ID:YGoLICk0 一方通行「今日は気分がのらなかっただけだ」
五和「そうですか?」
五和「あなたは自分が思っているほど非情でも残虐でもないと思いますが」
一方通行「・・・死にてェならそォいえよ」
五和「あなたは私を殺さないでしょう」
一方通行「何を根拠にいってンだ?」
五和「私に何かあればあの子が悲しみますから」
一方通行「死なねェ程度にいたぶるかもしれねェだろォが」
五和「そうですか?私にはどうしてもあなたがそんな人物にはみえません」
一方通行「オマエの頭が愉快すぎるだけだろ」
五和「あなたは常にあの子の事を、打ち止めの事を見守っていましたよね」
一方通行「あいつがいねェと能力が使えねェからだ」
五和「それだけですか?私にはあの子といるあなたがとても幸せそうに見えましたが」
一方通行「どこがだ?うぜェだけだ」
五和「今だって一番にあの子の心配をしましたよね」
一方通行「気まぐれだ」
五和「私ならあなたの力になれますよ」
一方通行「足手まといだ、自惚れンな」
134 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:41:58.95
ID:YGoLICk0 五和「また自分のせいで誰かが傷つくのではないかと考えているのですか?」
一方通行「!なンの話だ?」
五和「図星ですか?」
一方通行「・・・何度もいわせンな、結局何が言いてェ?」
五和「さっきいった通りです、あの子の力になりたいと思っているだけです」
一方通行「さっきいった通りだ、足手まといなンだよ格下が」
五和「では試してみますか?」
一方通行「・・・正気か?」
五和「ええ、必要とあらばですが」
一方通行「・・・・・・」
五和「・・・・・・」
135 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:50:24.24
ID:YGoLICk0 一方通行「・・・・・・クソっ、勝手にしろ」
五和「ええ、そうさせてもらいます」
五和「最後に1つよろしいでしょうか?」
一方通行「・・・・・・」
五和「沈黙は肯定ととりますよ?あなたはあの子自身を、居場所を、世界を守ろうとしているんですよね?」
一方通行「だったらなンだ?」
五和「何故その世界にあなたがいないのですか?」
一方通行「・・・!」
五和「私も似たような人を知っていますがあなたとは状況が違います。彼はある女性を助けるため、自身で大切な人の記憶を消して彼女を見守る道を選ばざる得なかった。しかしあなたは違うはずです、それどころかあの子が一番傍に居てほしい人間はあなたのはずです」
五和「なのに何故あなたは
一方通行「はン、記憶を消したから一緒にいれない?見守る道しかなかった?そいつはとンでもねェクソったれだな。そいつがいったのか?一緒に居たくねェってよ」
五和「そ、それは」
一方通行「・・・俺はクソったれの甘ったれなンだよ」
136 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 13:57:12.83
ID:YGoLICk0 打ち止め「2人とも遅いなってミサカはミサカは迷子になってないか心配してみたり」
美琴「そ、それでアンタあの子と何ともないの?」
上条「何ともってなんだよ、五和とは3回程御馳走になった程度だが」
美琴「そそそそうなんだ、へえー、詳しく聞きたいわね」
禁書目録「お腹空いたんだよ、いつわはまだ来ないのかな」
137 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 14:01:29.67
ID:YGoLICk0 五和「お待たせしてすみません」
一方通行「・・・・・・」
打ち止め「遅い!ってミサカはミサカは喜びを隠しつつあなたに抱きついてみる」
一方通行「オイ!やめろクソガキ!」
禁書目録「遅いんだよ、ごはんー」
五和「材料は買ってきたのですぐに作りますね」
美琴「わ、私も手伝うわ」
上条「じゃあ俺も」
一方通行「・・・オマエは座ってろ」
上条「え?」
138 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 14:13:13.64
ID:YGoLICk0 美琴「ね、ねえ、あの時の話だけど」
五和「あの時?」
美琴「昨日の・・・」
五和「ああ、一方通行さんと打ち止めさんの話でしたっけ」
美琴「え?」
五和「え?」
139 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/16(金) 21:02:43.51
ID:YGoLICk0 五和「できましたよ、たくさん食べてくださいね」
禁書目録「いただきます!」ガツガツ
上条「お前はもっとゆっくり食えよ」ハアー
一方通行(食欲湧かねェな)
打ち止め「あなたはもっと食べなきゃってミサカはミサカはあなたのお皿におかずを盛りながらおせっかいをやいてみる」
一方通行「何すンだクソガキ!」
打ち止め「せっかく作ってもらったんだからそれくらい食べないと失礼だよってミサカはミサカは説教してみる」
一方通行「うっせェよ」
打ち止め「なんだかんだいいつつちゃんと食べるんだねってミサカはミサカはあなたを褒めてみる」
一方通行「オマエは人の事どうこォいう前に好き嫌い直せ」
打ち止め「うっ!それをいわれるとちょっと弱るかもってミサカはミサカは凹んでみる」
禁書目録「やれやれ、好き嫌いするようじゃまだまだガキンチョなんだよ」
打ち止め「ムキー!ちゃんと食べられるもん!ってミサカはミサカはしぶしぶ食べてみる」
五和「頑張ってくださいね」
打ち止め「うう、頑張ってたべたから褒めてほしいかもってミサカはミサカはあなたを眺めてみる」
一方通行「あーはいはいよく頑張りましたね」クシャクシャ
打ち止め「投げやりな感じがするってミサカはミサカは納得できなかったり」
141 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 05:57:45.89
ID:jQqYZ6c0 上条「何度も御馳走になって悪いな、おかげで上条さん的には大助かりですよ」
五和「いえ、こちらこそ助かりました」
禁書目録「またごはん食べさせてね」
一方通行「・・・・・・」
打ち止め「それじゃまたねってミサカはミサカは別れを惜しんでみる」
美琴「じゃあ私も帰るわ」
上条「送って行くぞ、1人だけじゃ危ないしな」
美琴「な、大丈夫に決まってんでしょ!私を誰だと」
上条「はいはい、いいから行くぞ」
美琴「あっ、ちょっと!?」
142 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 05:58:27.33
ID:jQqYZ6c0 五和(当麻さんと御坂さんが2人っきりになるというのに、嫉妬の念がほとんど湧きません)
五和(恐らく今はこの2人と一緒に居ることでいっぱいいっぱいなのでしょうね)
打ち止め「イツワ、どうかしたってミサカはミサカは尋ねてみる」
五和「いいえ、何でもありませんよ」
一方通行(・・・このガキの力になりたい、か)
打ち止め「あなたも何かあったのってミサカはミサカは同じ質問をぶつけてみる」
一方通行「なンでもねェよ」
一方通行(・・・このガキを守りきるのは1人じゃ無理だって学ンだばっかりだってェのにいつまで甘えてンだ俺は?)
一方通行(チィッ、胸クソ悪ィ・・・ン?)
一方通行(そもそも何で俺はこいつと話しなンざしたンだ?無視すりゃいいのによォ)
一方通行(つーか冷静になりゃなンて愉快な事言っちまったンだ?俺は・・・)
打ち止め「一方通行?」
一方通行「・・・・・・」
143 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 06:03:16.28
ID:jQqYZ6c0 翌朝
打ち止め「ねえねえ、昨日たくさん寝たんだから今日くらい一緒に遊ぼうよってミサカはミサカはあなたと遊びたかったり」
一方通行「うっせェ、あいつとどっか行ってろ、俺は寝る」
一方通行(あー、完全に黒歴史だ。三下相手に八つ当たりした時並みだ、消えてェ)
打ち止め「昨日から元気ないけど何かあったってミサカはミサカはいらぬ世話を焼いてみる」
一方通行「なンでもねェからさっさとどっか行け。邪魔だ」
打ち止め「酷い!あなたなんか知らないってミサカはミサカはイツワの元へ行くからね!」
一方通行「さっさと行け」
打ち止め「うぅ、じゃあ本当に行っちゃうよってミサカはミサカは確認をとってみる」
一方通行「さっさと行け」
打ち止め「本当に本当にいいのって
一方通行「さっさと行け」
打ち止め「もういいもん!ってミサカはミサカはあなたなんか知らないから!」バタン
一方通行「・・・寝るか」
144 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 06:11:35.84
ID:jQqYZ6c0 ピンポーン
一方通行(だりィ、無視だ無視)
ピンポーンピンポーンピンポーン
一方通行(クソガキか?嫌がらせのつもりかよ)
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
一方通行「だァああ!うっせェ!」
一方通行「うっせェぞ!クソガキ!」ガチャ
番外個体「やっほう、殺しに来たよ、一方通」ガチャン
一方通行(・・・寝るか)スタスタ
番外個体「ちょっと!無視しないでよ!」ドンドン
一方通行「だァああ!うっせェ!近所迷惑だろ!」ガチャ
番外個体「あなたがすぐ開けないからでしょ」
一方通行「はあ、何しに来た?」
番外個体「だから殺しに来たんだよ、あなたを」
一方通行「間に合ってます」バタン
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
一方通行「うっせェ!!!」
145 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 06:34:14.18
ID:jQqYZ6c0 10 分後
番外個体「お邪魔しまーす」
一方通行「すでに邪魔だから帰れよ」
番外個体「あなたって性格悪いよね、悪いのは見た目だけにしてほしいな」
一方通行「オマエに言われたくねェよ」
番外個体「うっさいな、それよりこの家はお客様がきたのにお茶も出ないの?」
一方通行「客じゃねェだろ、さっさと帰れ」
番外個体「お、サンドイッチだ、あなたが作ったの?いただくね」モグモグ
一方通行「俺から断り取ってから食えよ、いいけどよォ」
番外個体「結構いけるわね、あなた料理までしてんの?家庭的な一方通行(笑)」
一方通行「ンなわけねェだろ、それ食ったらさっさと帰れよ」コト
番外個体「お客さん相手に安物の麦茶?もっといいの出してよ」
一方通行「あァいえばこォいう野郎だな」イライラ
番外個体「まあ悪くなかったよ。ごちそうさま」
一方通行「そォかよ、それは何よりだ。お帰りはあっちですよ」
番外個体「さあ次は家宅捜査でもしますか」
一方通行「オマエマジで帰れよ!!」
番外個体「なんでそんなに帰したがるの?まさか女でも呼ぶつもりとか?似合わないからやめといた方がいいよ」
一方通行「うっせェ、ンなンじゃねェよ。オマエがウザいだけだ」
146 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 06:43:33.60
ID:jQqYZ6c0 番外個体「あなたには負けると思うけど?」
一方通行「そォかよ、勝手にいってろ」
番外個体「あの子はどうしたの?」
一方通行「遊びに行ったンだろ」
番外個体「じゃあミサカ達もどこか行こうか」
一方通行「なンでそォなるンだ?俺は忙しいンだ、とっとと帰れ」
番外個体「ははーん、さては何か秘密があるんだよね?」
一方通行「なンでそォなる・・・」
番外個体「だってあなたどう見ても暇そうだし、ミサカを帰そうと必死だし」
一方通行「疲れてンだよ、察しろ」
番外個体「それじゃあミサカが眠らせてあげようか?永遠に」
一方通行「・・・オマエといるとガキといるときより疲れるわ」ハア
番外個体「褒めても何も出ないよ?」
一方通行「これを褒めてるように聞こえたならよっぽど愉快な脳味噌持ってンだな、オマエは、マジうぜェから消えろ」
番外個体「いいのかな?ミサカにそんな口聞いて?」
一方通行「あン?」
番外個体「えい」ピリピリ
一方通行「オマ・・・、能力・・・、」
番外個体「あはは、能力の使えないあなたなんて敵じゃないね」
一方通行「踏む・・・・な・・・、」
打ち止め「ただいまーってミサカはミサカはあなたのことを気にしつつ挨拶してみる」
五和「ただいま戻りました、昼食作り・・・え?」
番外個体「あれ?」
打ち止め「あ・・・」
一方通行(・・・死にてェ)
147 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 07:01:52.63
ID:jQqYZ6c0 五和「・・・御二人の趣味の事をとやかくいうつもりはありませんけど、年頃の女の子がいるのにそういう事をするのは自重した方がよろしいかと」
番外個体「な!ミサカ達はそんなんじゃないよ!ていうかあなたこそ!ねえ、この人の何なの?」
五和「私は天草式十字凄教徒の五和です。しばらくあの子の護衛として来た者です」
番外個体「そんなの一方通行一人いれば済む話だよね?どうかんがえてもおかしいよ」
五和「そんなこと私に聞かれましても」
番外個体「それにあなた本当に戦えるの?足手まといなんじゃない?学園都市の外から来た人なんてさ」
五和「それは聞き捨てなりませんね、仲間たちへの侮辱は許しませんよ」
番外個体「大体天草式十字凄教徒って何?胡散臭すぎ」
五和「な!変な服装しているあなたにいわれたくありません!」
番外個体「どこが変なのよ!ていうかこの人よりマシだし、それ以前に服装は関係ない!」
五和「変です!どう見ても変ですよ!」
番外個体「うっさい!服装は関係ないっていってるでしょ!地味なあなたに言われたくないっての!」
五和「これはこの街の景色に溶け込むためのもので」
番外個体「景色に溶け込む?個性なさすぎでしょ、あなた」
五和「・・・人が気にしてる事を」
番外個体「図星だった?あはははは、ごめんね!あはは」
148 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 07:09:47.35
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「二人が怖いよってミサカはミサカはあなたに救いを求めてみる」
一方通行「あは」
打ち止め「はえ?」
一方通行「あははははははははは!!ぎゃあははははははははははははははははははは!!」
打ち止め「・・・・・・」
149 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 07:24:58.82
ID:jQqYZ6c0 1 時間後
一方通行「・・・・・・」モグモグ
打ち止め「・・・・・・」モグモグ
番外個体「・・・・・・」モグモグ
五和「・・・・・・」モグモグ
一同(・・・・・・誰か何か喋れ[って]よ)
打ち止め「イツワの料理は美味しいねってミサカはミサカはあなたに話をふってみる」
一方通行「まあ食えなくはねェな」
番外個体「そうね」
五和「たくさん食べて下さいね」
打ち止め「うん!」
一方通行「・・・・・・」モグモグ
番外個体「・・・・・・」モグモグ
五和「・・・・・・」モグモグ
打ち止め(・・・・・・楽しくない)モグモグ
151 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 07:56:57.21
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「それであなたはどうしてここにいるのってミサカはミサカは今更な質問をしてみる」
番外個体「このいけすかない一方通行をいたぶりにかな」
一方通行「嫌がらせの間違いだろ」
打ち止め「あれ?あなたってもしかしてこの人の事好きなの?ってミサカはミサカは尋
番外個体「ありえないから!なんでこんなもやしを!ウザいだけじゃん!視界に入って来ないでよ!」
一方通行「オマエが勝手に来たンだろ、俺だってオマエなンかと会いたくねェっての」
番外個体「な!もういい!帰ればいいんでしょ!」バタン
一方通行「なンだ?あいつ」
打ち止め「あなたって・・・、まあ今回は番外個体も悪いけど」
一方通行「はァ?」
153 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 08:11:23.65
ID:jQqYZ6c0 五和「おや?番外個体さんは?」
打ち止め「帰ったよってミサカはミサカは報告してみる」
五和「用事は済んだのでしょうか」
一方通行「嫌がらせなら十分して行きやがったよ、クソ」
打ち止め「ああ!カナミンの再放送見ないとってミサカはミサカはチャンネルが見つからないから能力で
一方通行「それやめろっていっただろ」
打ち止め「痛い!痛い!ちゃんと探すから!」
一方通行「ったくよォ」
五和「あなたはこれからどうするんですか?」
一方通行「寝る、あいつのせいで余計に疲れたしよォ」
五和「そ、そうですか・・・、あの、さっきの方とはどういう関係で?」
一方通行「さァな、この間知り合ったばっかりなンだがやたらと突っかかって来て本気でうぜェ」
五和「そ、そうですか・・・、あのようなことは定期的に?」
一方通行「思い出させンじゃねェ!」
打ち止め「うるさーい!」
一方通行「みcvhヴvbyvば;えるgっせvghb」バタン
五和「え?」
154 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 08:24:15.26
ID:jQqYZ6c0 五和「あ、あの」
一方通行「・・・・・・」グダー
五和「もしもーし」ツンツン
一方通行「・・・・・・」グダー
五和「あの、一方通行さんが・・・」
打ち止め「しばらくしたら起きるよってミサカはミサカは答えてみる」
五和「はあ、・・・一応ベッドに運んどきますね」ウンショ
一方通行「・・・・・・」
155 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 08:38:02.90
ID:jQqYZ6c0 一方通行「・・・・・・」グダー
五和(身長の割に随分軽いですね・・・、私がいない間はよっぽど偏食だったんでしょうか)
五和(肌は真っ白で随分綺麗ですがよく見ると痣だらけ、こう見えて無茶ばかりしていたんでしょうか)
五和(まるであの人みたいですね、そういえば)
五和(踏むのってどんな感じなんでしょうか?さっきの方は楽しそうでしたが・・・)
一方通行「・・・・・・・・・・・・」グダー
五和(少しくらいならってそうではなく)ドキドキ
一方通行「・・・何見ンだオマエ」
五和「ひゃいい!何でもないです!目が覚めたんですね!」
一方通行「寝てたわけじゃねェがな、あンのクソガキ覚えてろよ」ブツブツ
打ち止め「ねえねえ!2人とも!温泉行こうってミサカはミサカは提案してみる」
一方通行「よくもまァ俺の前に姿を見せたもンだコラ」グリグリ
打ち止め「ああ!ごめんなさい!ごめんなさい!」
一方通行「ったくよォ」
五和「どうして急に温泉なのですか?」
一方通行「どォせテレビで影響でも受けたンだろ。分かりやすいガキだな」
打ち止め「ともかく行こう!ってミサカはミサカは手を引っ張ってみる」
一方通行「行きゃいいンだろ、クソ」
156 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 08:55:48.62
ID:jQqYZ6c0 五和「少し距離もありますし、バイク借りていきますか?」
一方通行「そンな距離でもねェだろ、帰りはタクシー拾えばいいしよ」
打ち止め「温泉って初めてなんだってミサカはミサカははしゃいでみる」
一方通行「あーそォかよ」
打ち止め「じゃあミサカ達はこっちだから、くれぐれも覗かないでねってミサカはミサカは念のため注意してみる」
一方通行「だれが覗くか、さっさと行け」
五和「では後ほど」
157 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 09:22:07.47
ID:jQqYZ6c0 一方通行(つーかよく考えりゃ杖つきながらどォやって浴場まで行きゃいいンだ?)
一方通行(まあ壁に手つきながら行けるか、いざとなりゃ能力使えばいいしよ)ヌギヌギ
一方通行(早めに上がってコーヒーでも飲むか)ガラガラ
一方通行(意外と熱いな、ガキはちゃンと入れてンのか?まあ俺には関係ねェか)
一方通行(つーか学園都市の銭湯って透視能力者がいやァ覗き放題じゃねェか、そォいう能力者は入浴規制とかあンのか?)
上条「お、一方通行じゃねえか!」
一方通行「・・・なンでオマエがいンだ?」
上条「何だよ、俺がいたらいけないってか?」
一方通行「そォだ」
一方通行(クソ!何か嫌な予感がしてきやがった)
上条「酷っでえな、あいつらも一緒なのか?」
一方通行「まァな」
青髪「おーい、上やーん」
上条「おう、青髪。お前も来てたのか」
青髪「まあね、ちょっと用事があってね」
上条「用事ってまさか・・・」
青髪「いわせんなや!恥ずかしい」
上条「いや、お前まじでやめとけ、死ぬぞ?」
青髪「上やん、男には死ぬと分かってても譲れへん戦いがあるんやで」
上条「いや、そうじゃなくてだな」
159 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 09:23:48.35
ID:jQqYZ6c0 青髪「上やんがまさかこんなへたれやとは思わんかった、でも僕は違う!」
上条「いやだからね」
青髪「じゃあな!上やん!男の」
一方通行「下らねェことしてンじゃねェよ、ゴミクズが」
青髪「なんやて!?男のロマンを下らへんってどういうことやねん!」
一方通行「面倒くせェ、死ンどけ」カチ
青髪「ふん!ちょっと可愛い顔しとるからって容赦せえへんで?」
上条(短気だなあ)
160 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 09:45:54.48
ID:jQqYZ6c0 番外個体「あ、あなたはさっきの」
五和「ああ、番外個体さんですよね?帰るなら一言いってくれればいいのに」
番外個体「どうしてわざわざあなたに一言いわなきゃいけないのかな?」
五和「いえ、深い意味はありませんが」
番外個体「あなたはあの人と一緒に住んでるの?」
五和「ええ、5日くらい前からでしょうか」
番外個体「そ、そう、あの子を、打ち止めを守るために?」
五和「私の護衛対象は一方通行と打ち止めですけどね」
番外個体「そっか、まあミサカには関係ないけど」
五和「?はあ」
161 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 09:47:57.42
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「あなたもいたんだねってミサカはミサカは陽気に声をかけてみる」
禁書目録「しぃー、銭湯では静かにしてないといけないんだよ」
打ち止め「えっ?そうなの?ってミサカはミサカは驚いてみたり」
禁書目録「これくらい常識なんだよ」
打ち止め「むむ、そうだったのかってミサカはミサカは納得してみる」
禁書目録「・・・・・・」
打ち止め「・・・・・・」
禁書目録「・・・・・・・・・」
打ち止め「・・・・・・・・・」
禁書目録「・・・・・・・・・・・・」
打ち止め「・・・・・・・・・・・・楽しい?」
禁書目録「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
打ち止め「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
163 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 09:54:33.73
ID:jQqYZ6c0 上条「ふー、さっぱりした!」
一方通行(結局全然ゆっくりできなかったな)
上条「おいおい!風呂上がりはコーヒー牛乳って相場できまってるだろ!」
一方通行「はァ?実際風呂上がりにコーヒー牛乳飲んでる愉快な人物見たことねェぞ」
上条「あーあ、何にも分かっちゃいねえな、騙されたと思って飲んでみろって」
一方通行(こいつうぜェ)
164 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 10:12:04.25
ID:jQqYZ6c0 土御門「大丈夫か?青髪」
青髪「つっちー、僕は大丈夫や。こんなことで夢を諦める僕やない」
土御門「青髪・・・、ふん、お前には負けたぜい。ここは俺に任しとけ」
青髪「つっちー・・・何を」
土御門「ふん、馬鹿な戦友(とも)の野望(ゆめ)を叶えるのに貢献したいと思っただけだ」ウッ
青髪「!!よすんや!つっちー!血が!」
土御門「ふん、止めるんじゃねえぜい、お前の夢はそんなちっぽけなもんじゃないはずだ」
青髪「つっちー・・・、すまん、」
165 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 10:12:47.27
ID:jQqYZ6c0 禁書目録「!!これは・・・魔術!」
打ち止め「どうかしたの?ってミサカはミサカは急に様子が変わったあなたに尋ねてみる」
禁書目録「こっちから!」ダッ
五和「!」
番外個体「どうかしたかな?」
五和「番外個体さんは先にあがって置いて下さい」
番外個体「え?」
166 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 10:35:07.24
ID:jQqYZ6c0 禁書目録「ちょっと!そこの変な人!邪魔だからどいて!」
麦野「はあ?」
禁書目録「聞こえなかったの?どいてほしいんだよ」
麦野「あー、ハイハイ分かったわ」
麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」
禁書目録「え?」
五和「危ない!」
麦野「どうして邪魔するのかしら」
五和「・・・・・・」
麦野「それにしてもすごい身体能力ね、肉体操作系かなんか?まあどうでもいいか」
番外個体「なっ、原子崩し!気を付けて!そいつ、超能力者だよ!」
五和(クッ!一方通行と完璧に別れる隙を狙ったわけですね。それに超能力者までいるとは、武器も今は手元にありません。どうすれば)
番外個体「なんだかよく分からないけどやるしかないみたいね」
麦野「安心して。みーんなおんなじところに送ってあげるから」
167 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 10:49:59.79
ID:jQqYZ6c0 ドォン
一方通行「随分騒がしいな、また覗きでも出たか?」
上条「いや、そんな感じじゃねえよ」
上条(ま、まさか禁書目録を狙った魔術師が!)
上条「ちょっと行ってくる」
一方通行「お、オイ!やめとけ!」ガシ
上条「お前だって打ち止めがあそこにいるんだぞ!心配じゃねえのかよ!」
一方通行「そ、そりゃあよォ」オロオロ
上条「だったらお前も来い!」
一方通行「なンでそォなる」
上条「お前だってあの子を守りたいんだろ!?いいのかよ!こんなよく分かんねえ野郎に任せっちまってよ!今向こうで何か起きてんのは分かるだろ!それなのに他人にあの子の事を任せっちまって本当にいいのかよ!?お前はそれで満足できんのか!?自分はよくやったって!仕方なかったんだってよお!お前のあの子への思いはその程度だったのかよ!」バキッ
一方通行「そげぶ」パキン
直後、一方通行は自分の中にわだかまっていた何らかの幻想が破裂するのを感じた
一方通行「はン、吠えてンじゃねェぞ!三下がァ!足引っ張りやがったらオマエから壊すからなァ」
上条「へっ、上等だぜ!」
169 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 11:00:47.22
ID:jQqYZ6c0 五和(さすが超能力者といったところでしょうか、2人がかりでもここまで手も足も出ないとは、しかし)
五和「あの子を守ると約束した以上、ひけませんね」
番外個体「後で詳しく聞きたいかな、それ」
麦野「そろそろ飽きたから、終わらせるわね」ドン
番外個体「が」
五和「!番外個体さん!!」
番外個体「助けて、一方」
麦野「まず一人」シュン
170 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 11:20:25.48
ID:jQqYZ6c0 麦野「・・・なんであんたがここにいるのかしら?一方通行」
一方通行「あン?誰だオマエ?生憎とスクラップを覚える趣味は持ち合わせてないンだわ」
麦野「第一位だかなんだか知らないけどさ?あんまり調子のらないでくれる?時間制限付きの最強さん」
一方通行「うっせェスクラップが、随分愉快な体しちゃってよォ、それじゃあ立つもンもたたねェわ」
麦野「・・・殺す」
一方通行「やってみろ、格下」ポチャ
一方通行が湯船に手を入れた刹那、麦野沈利の四方から4本の水の鞭が飛び出してきた。
麦野は辛うじて防ぐ、そのとき麦野の意識は完全にそちらに向けられていた。そのため気付く事が出来なかった。下から迫ってくる新たな『敵』の正体に
上条「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ソゲブ
麦野の体は宙を舞っていた。それが殴られたからだと気付くのに、そう時間はかからなかった。麦野沈利の体は壁に激突するまでそのまま10mほど飛び、脆く崩れ落ちた。
番外個体「ア、一方通行」
一方通行「は、なンて顔してン
一方通行の視界が歪む。彼自身何が起こったか分からなかった、考える事が出来なかった。
そのまま一方通行の体は暗い水底に沈んで行った。
172 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:04:41.03
ID:jQqYZ6c0 一方通行(・・・ここは?)
番外個体「起きた?どこか痛んだりしてない?」
一方通行「あン?当たり前だろ、つーかここはどこだ?」
番外個体「医務室だよ。あなたが倒れたから」
一方通行「オマエが能力規制なンざするからだろ。ガキ共はどォした?」
番外個体「五和とあの人は金髪を引きずってどっか行ったかな。あの子はアイス買いに行ったよ」
一方通行「そォか」
番外個体「さっきは助かった、ありがと」
一方通行「どォした?気持ち悪ィ」
番外個体「な!?」
一方通行「あのポンコツが気に入らなかっただけだ。礼なンざいらねェよ」
番外個体「そ、相変わらずムカつくね」
一方通行「うっせェ、お互い様だ」
174 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:21:17.50
ID:jQqYZ6c0 番外個体「じゃあミサカは病院に戻るね」
五和「御気を付けて」
打ち止め「またご飯食べに来ていいからねってミサカはミサカは別れを惜しんでみる」
一方通行「さっさと行け」
番外個体「・・・」ビリ
一方通行「いvhヴぁうhぐえwwr;あ」
打ち止め「あなたも懲りないねってミサカはミサカは呆れてみる」
一方通行「いつでも来ていいから、番外個体」
番外個体「え!?う、うん。それじゃあ!」
一方通行「・・・何言わせンだコラ」
打ち止め「えー、何の事ってミサカはミサカはとぼけて痛い!痛い!」
一方通行「チィッ」
五和「・・・・・・」
175 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:31:24.61
ID:jQqYZ6c0 一方通行「もォこんな時間か、適当になンか食って
五和「駄目ですってば!」
打ち止め「ミサカもイツワの料理が食べたいってミサカはミサカは意見してみる」
一方通行「よく飽きねェな」
打ち止め「あなたこそそうでしょってミサカはミサカは普段お肉しか食べないあなたがちゃんとお野菜を食べてる事を報せてみる」
一方通行「余計な事いうンじゃねェよクソガキ」
五和「ふふ、腕によりをかけて作りますね」
176 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:42:03.11
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「ふー、満足満足ってミサカはミサカはお腹を叩いてみる」
一方通行「みっともねェ真似すンな」
五和「それでは片付けて来ますね」
打ち止め「イツワが来てくれて大助かりだよ。このままいてくれてもいいからねってミサカはミサカはむしろこのままいて欲しかったり」
一方通行「オマエ何さまだよ」
打ち止め「まあまあ、細かいことは気にしないってミサカはミサカは繊細なあなたに溜め息をついてみる」
一方通行「うっせェ」
五和「・・・・・・」
177 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:49:59.03
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「そろそろ眠いかもってミサカはミサカは目を擦ってみる」
五和「もういい時間ですし、今日も色々ありましたしね」
打ち止め「あなたも早めに寝るんだよってミサカはミサカは余計な御世話だけど礼儀なのでいってみる」
一方通行「あァ、分かったからガキはさっさと寝ろ」
178 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 13:07:10.82
ID:jQqYZ6c0 打ち止め「ここでドッキリってムニャムニャ」zzZZ
五和「・・・・・・」ガチャ
一方通行「こンな時間に散歩か?」
五和「あなたも意地が悪いですね」
一方通行「今更だな」
五和「明日から別の方が配属されることとなりました。といってもそろそろほとぼりも覚める頃なので本当に短い間でしょうが」
一方通行「・・・・・・」
五和「あの子を守れなくて申し訳ありません」
一方通行「あの子?ガキなら何も」
五和「いいえ、番外個体さんの方です」
一方通行「・・・聞いたのか?」
五和「ええ、実験の事も、それ以降のことも、あなたも事も」
五和「あなたが打ち止めさんと同じ世界にいれないと考えている理由が、居場所を見付けられないと考える理由が分かった気がします」
一方通行「チィッ、末梢したい忌々しい記憶だな」
五和「あなたはもっと他人に弱さを見せた方がいいと思いますよ。そうでないとまた耐えられなくなります」
一方通行「余計な御世話だ」
五和「話がそれましたね。あの子は全てを知った上であなたと共に居ます、その思いに答えてあげるのもいいと思いますよ」
一方通行「世界がどォとかいう話か?下らねェ」
179 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 13:10:37.03
ID:jQqYZ6c0 五和「では私は行きます、何かあれば呼んでいただければすぐに駆けつけます、それでは」
一方通行「何で一人で話すだけ話して帰る気満々なンですか?」
五和「え?」
一方通行「オマエがいねェと誰がメシ作るンだよ、朝昼晩3食付いてンのがお前の売りだろ」
五和「いつから私は便利屋に・・・」
一方通行「オマエの都合なンざ知るか、こっちはオマエの都合に合わせてここまで付き合ってやったンだよ、これからは俺の都合に付き合え」
五和「勝手ですね、まああなたらしいですが」
一方通行「どォなンだ?」
五和「・・・・・・」
一方通行「・・・・・・」
五和「いいですよ、またよろしくお願いします」
~おわり~
173 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 12:19:35.42 ID:IpWWwgDO
ピンチの時に一方通行に助けを求めた番外個体可愛い181 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 13:20:18.23
ID:jQqYZ6c0 世界云々って書いてたら美琴の『みんなが笑うハッピーエンド』があってもそこに自分の居場所はないっていうの思いだして切なくなった
気になったんだけど5巻の一方通行が押し付けた1万倍の痛みっていうのは美琴に向けた言葉なのかな?
最近個々の重要性に気付いた妹達に向けられてるんじゃないかと少し思ってきた
また書きたいからネタ下さい
>>173
自分で書いてて萌えた
182 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/17(土) 13:29:28.29 ID:kDNxvAk0
一万倍は普通に妹達に対してかと思ってた
妹達は繋がってて全部を記憶してるから一万回って事かと183 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/04/17(土) 13:40:33.60 ID:L32IX7c0
上条家と一方家ののほほん希望185 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/17(土) 15:02:52.21
ID:jQqYZ6c0 一応このスレで描いた話一覧
打ち止め「ちょっと、アンタ」一方通行「はァ?」打ち止め「あの人の事好きになっちゃった」一方通行「そォか、頑張れよ」
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