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◆z.6vDABEMI 2021/08/30(月) 17:54:48.87
ID:ZIJVc4nTo
一人の男(コカド)が板付き。
スーツ姿に、片手にグラスを持っている。
上手側に「赤劇小同窓会」と書いてある看板がある、どうやらここは同窓会の会場らしい。
そこに別な男(中岡)が上手側から走って入ってくる。
上着がボロボロだがこちらもスーツだ。
コカド「おぉ、おぉおぉぉお!?」
派手なエントリーに、大仰に驚いてみせる。
中岡「はぁ、はぁ……遅なったあ、ごめんごめん……」
コカド「何そんな慌ててんねん!」
中岡「もう始まるか思て……はぁ、あれ……あ……」
お互いに指差し。
コカド「え?……お前、中岡?」
中岡「はぇ?コカド?」
コカド「うわー!もう20年とか会うてへんのに、お前ほんまなんも変わってへんやん!」
中岡「そお?お前もあんま変わってへんよ」
コカド「いやいやいや変わった、変わった。前よりちょい太ったし」
中岡「えー?そんなことないやん、お前木の枝よ」
コカド「そんなこと……あれ?お前だいぶ太ったんちゃう?」
中岡「わかる?そうやねんなあ、何回も牛になったし」
コカド「……あ?牛になった?どういうこと?」
中岡「いや、飯食ったあとすぐ横になったら牛になるって言うやん?」
コカド「それ例えな!?物事の!」
中岡「牛になってんねん」
コカド「なってないねん、牛みたいにデカなるかもしれんけどまだお前中岡やで」
中岡「やから中岡、かつ、牛やろ?」
コカド「自分できっしょいこと言うてんのわかってる?」
中岡「だからもう中岡兼牛、かつ、鉛やねんな俺は」
コカド「なんか増えてってない!?」
中岡「体が重いのよ、太って、鉛になって」
コカド「太ったから、鉛のように、な!?」
※相変わらず書き溜めはありません
※マイペース投稿をお許しください
※ご存知の方は、お久しぶりですね