竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」

2021-10-19 (火) 00:07  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/09/13(月) 22:45:24.67 ID:kZJ1f/dCO

鬼滅の刃第二期、遊廓編放送決定おめでとうございます! いよいよですね。楽しみです。
ちなみに本作品は遊廓編に関連するSSではないのでどうぞご安心してお楽しみください。

それでは以下、本編です。




冨岡義勇♀ 「炭治郎は優しい。だから好きだ」

2021-05-09 (日) 19:12  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/14(日) 20:33:08.35 ID:UGFpCWbxO

本作品には性転換要素が含まれております。
苦手な方はくれぐれもご注意ください。
それでは以下、本編です。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2021/03/14(日) 20:36:29.52 ID:UGFpCWbxO

『生殺与奪の権を他人に握らせるなッ!!』

彼に初めて出会った時に言われたその言葉は、忘れることなく心に刻まれている。
家族を喪い、最後に残った禰豆子までをも奪われそうになり、請い願うことしか出来なかった俺を義勇さんは叱咤してくれた。

厳しく、そして残酷な言葉だとは思う。

けれどこれはそれから先、俺が禰豆子と共に生きていく上で必要な心構えだった。
義勇さんに出会えたからこそ、俺は禰豆子を守る力を手に入れる努力を継続出来た。

意思を示したことで義勇さんに認められ、彼に鱗滝さんを紹介されたからこそ俺は今、鬼狩りとして禰豆子と共に生き、戦うことが出来ている。そのことに深く感謝している。

「義勇さん……?」

そんな彼が先日、鬼との戦いで負傷し、蝶屋敷に運び込まれたと鎹鴉より聞いた俺は、たまたま近くで任務に当たっていたこともあり、おっとり刀で見舞いに駆けつけた。

幸い、命に別状はないそうで、義勇さんは寝台の上で身を起こしていた。顔色は悪い。
目立った外傷は見受けられないものの病床の雰囲気のせいか、いつもより小さく見える。

「鎹鴉から聞いて、お見舞いに来ました」
「そうか」

寝台の隣に置かれた丸椅子に腰掛けて、ひとまず無事であることに胸を撫で下ろしていると、彼の声に違和感を覚えた。声が、高い。

「あれ? 義勇さん、声が……?」
「ああ。鬼の血鬼術のせいで俺は今、女の身体となってしまった。その影響だろう」

義勇さんが女に? あまりの衝撃で声を失う。




竈門炭治郎「義勇さんは、泣かないんですね」富岡義勇「俺は水柱だからな」

2021-01-28 (木) 00:07  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/12/20(日) 20:14:29.88 ID:oGbsfrUpO

『そんなだからみんなに嫌われるんですよ』

胡蝶しのぶのその発言に俺は衝撃を受けた。
咄嗟に「俺は嫌われない」と返したが、「自覚が無かったんですね」と指摘されてしまった。
そこまで言われては認めるしかないだろう。

俺は、他の柱たちから嫌われている。

それを自覚するのと同時に疑問が生じる。
何故俺は嫌われているのか、と。不思議だ。
最近胡蝶と任務に就くことが多いとはいえ、基本的に他の柱たちとは疎遠であり、気に触るようなことをする機会すらなかったのに。

考えられるとすれば、ひとつしかない。
俺が最終選別を乗り越えていないからだ。
錆兎に鬼を倒して貰い、1匹も鬼と戦うことなく隊士となった俺のことを柱たちは認めていないのだ。そう考えれば、当然とも言えた。

俺は他の柱たちとは違う。隊士ですらない。
彼ら彼女らは俺と違い、本当の意味で柱だ。
尊敬すら抱く存在であり、自分が対等な立場だとは到底思えなかった。俺は弱い。

水柱の不在を補うために仕方なくその座についた俺はしかし、最終選別の件もあり、堂々と継子を育てる権利すらなく、新たな水の呼吸の使い手が育つのをただひたすらに待つ選択肢しか持ち得なかった。俺は待ち続けた。

「お前は水柱にならなければならなかった」

待ち侘びた水柱となる資質を持った者、竈門炭治郎に、俺は少なからず期待していた。




我妻善逸「禰豆子ちゃん……俺が必ず、君を守るから!」

2020-12-09 (水) 21:07  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/10/25(日) 19:58:44.85 ID:jBGRwrs7O

「おいら今日、大根みたいなウ○コが出た!!」
「た、炭治郎……?」

やあ、良い子のみんな!
俺は我妻善逸! 鬼退治の専門家さ!
とはいえ、俺は恐らく一番弱いけどね!
でも平気! とても強い仲間が守ってくれる!
目の前に居る炭治郎はすごい奴だ!
鬼となってしまった妹の禰?豆子ちゃんを人間に戻すために、日夜頑張っている! 炭治郎はすごい!

強くて、優しくて、妹思いで、すごい奴なのに。

「おいら今日、大根みたいなウ○コが出た!!」
「ッ……!?」

そんな炭治郎はときどきこうしておかしくなる。
炭治郎は優しいけれど、頑固で融通が効かない時があったりする。所謂、四角四面ってやつだ。
真面目なことは長所だけど、たまには肩の力を抜くことも大切だったりする。疲れちゃうからね。
それに物事はあらゆる面から見て、考えなければ本質を見抜けないことがある。柔軟性も大事だ。

だから炭治郎は自分の固い頭を柔らかくするために怪しい薬を飲む。すると、こうなってしまう。

「おいら今日、大根みたいなウンk……」
「やめろ炭治郎! もうやめてくれ!?」

薬を飲むと決まって今日はどんなう○こをしたかを口にする炭治郎を、俺はもう見たくなかった。




【鬼滅の刃】とてもつよくむすぶ【ぎゆしの】

2020-04-18 (土) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/11(土) 19:51:48.44 ID:BNodmjS7O

 胡蝶は器用だ。俺なんかよりもずっと。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/11(土) 19:52:34.62 ID:BNodmjS7O

「全く、包帯くらい自分で巻けるようになってくださいね」

 以前治療してもらった傷に薬を塗って、包帯を巻き直そうと思った。けれど、加減がわからない。戦いの最中に取れることのないようにきつく結んでいたら

「ちょっと、冨岡さん。きつく結びすぎです。苦しいでしょう?」

と胡蝶に呼び止められた。




【鬼滅の刃】もう嘘はつけない【ぎゆしの】

2020-04-08 (水) 00:07  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/01(水) 21:36:20.52 ID:6ZY1ckmrO

エイプリルフールネタ
キメ学設定です




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/01(水) 21:37:19.38 ID:6ZY1ckmrO

「…卒業式はこの前終わったはずだが?」

 久しぶりの再開にも関わらず、無愛想に冨岡先生が言う。

「えぇ、だから今日は忘れ物を取りに来ただけですよ」

 嘘だ。忘れ物なんてない。けれどいいのだ。今日はエイプリルフール。嘘をついてもいい日なのだから。




【鬼滅の刃ss】我が子のために・・・

2020-04-01 (水) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 23:25:52.99 ID:CTG1QIS00

鬼滅ssです。
このお話は原作8巻で無限列車編~遊郭編までの炭治郎が一人で任務に出ていた期間のお話になります。
よろしければどうぞお読みください。




【鬼滅の刃】プロポーズ【ぎゆしの】

2020-03-31 (火) 18:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 21:09:12.65 ID:LYKLrGhZO

 外国の言葉で『I love you』という言葉がある。意味は「私はあなたを愛しています」という意味だそうだ。これを初めて聞いた時に、俺は
「こんな言葉、いつ使うのだろう」
と思った。




【SS】蟲柱の想い人

2020-03-31 (火) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 21:09:37.05 ID:cB7BtnJ3O

「第一回、蝶屋敷会議を始めます」
「は?え?ちょ…は?」

 呼ばれて部屋に入ると、カナヲがそう宣言して謎の会議が始まった。




【鬼滅の刃】鮭大根【ぎゆしの】

2020-03-27 (金) 18:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/20(金) 21:31:58.50 ID:N9Z2+gYcO

「義勇さんの好きな食べ物ってなんですか?」

 ある日の任務の帰り道、炭治郎と義勇はたまたま出会い帰路を共にしている。というのも、二人とも目指す場所は蝶屋敷なのである。炭治郎は同期である善逸と伊之助がまだ治療を受けているのでお見舞いに。義勇の方は傷薬の軟膏が無くなったので補充をするために蝶屋敷に向かっていた。