上条「変態?」禁書「私は違うかも!」

2011-08-13 (土) 13:05  禁書目録SS   5コメント  
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:01:08.42 ID:LBUponUM0
<注意事項>

1話完結形式で進行します

キャラ崩壊

不定期更新です

カップリングが至るところに転がっている可能性があります



2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:09:03.28 ID:LBUponUM0







第一話 上条「あれが超能力者か……」








3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:09:36.99 ID:LBUponUM0




「「オナニーしたい」」




ふらりと立ち寄った公園で、思わず溢した言葉。

まさか、重なるとは思っていなかったため、
慌てて声がした方を向く。


「一方通行……?」

「三下ァ……?」


少女を救うために駆け回った二人の少年。

久しぶりの邂逅はこのような形で始まった。



4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:10:09.69 ID:LBUponUM0


一方通行「……」

上条「……」

上条(気まずい)

上条(オナニーとか呟いているところを知り合いに聞かれただけでも
気まずいのに)

上条(よりにもよって……)チラッ

一方通行「……」

上条(一方通行とか、とか!)

一方通行「おい」

上条「は、はひ?!」ビクッ

一方通行「オマエも……普段オナニー出来ないクチかァ?」

上条(なんかフレンドリーだし!)

一方通行「あァ? どォなンだよ」

上条「は、はい! 上条さんの場合は同居人の関係がと言いますかね」ワタワタ

一方通行(……俺と一緒じゃねェか)

一方通行(ヒーローとの共通点……)ニヤァ

上条「」

上条(こ、こえええええっ)



5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:10:53.43 ID:LBUponUM0


一方通行「俺の場合も同居人なンだけどよ
……今まで独り暮らしだったから派手なオナニーしか知らなくてよォ」

一方通行「流石にバレるからって自粛してンだ」ハァ

一方通行(……クソガキにバレたら下手すりゃ演算止められるからな)

上条「……そうか」

上条(助けて何か語りだした)

上条(助けて助けて助けて)

一方通行「ン、オナニー方法?」

一方通行「……まァ話してもいいが、フェアじゃねェ。
オマエから話せ」

上条(上条さんは一言も聞いてませんでせうよ?!)

上条「べ、別に普通だよ……、そういう雑誌読むとかさ」

一方通行「へェ、確かに普通だなァ」

一方通行「俺の場合は、まず全裸になンだ」

一方通行「まずこの時点で興奮する」

上条(助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて
助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて)



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:11:21.30 ID:LBUponUM0


一方通行「すでに勃起してるが、まだ触れねェ」

一方通行「ここで重要なのが靴下と洗濯ばさみだ」

一方通行「気づいてるかも知れねェが、
洗濯ばさみは何に使うと思う?」





一方通行「――そう、乳首を挟むンだよ」





一方通行「これは昔木原くン……
いや、まァ知り合いのエロ本からヒントを得たンだ」

一方通行「次に靴下を……
あ、これはゴムのキツメの幼児用の靴下がいい」

一方通行「それを勃起したペニスに嵌める」

一方通行「もう俺のペニスは爆発しそうになってるわけだ」

一方通行「これであとはシコるのかって……?」

一方通行「はっ」


一方通行「それなら派手とは言わねェよ」



7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:11:56.08 ID:LBUponUM0










一方通行「ブリッジだ」










8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:12:33.24 ID:LBUponUM0


一方通行「これで俺はオナニーを始める」

一方通行「もちろン、フィニッシュ時には両手でピースを忘れねェ」

一方通行「……言葉に出すと案外地味だったか」

一方通行「悪かったな」

一方通行「」ヨイショ



彼――上条当麻――は、
去っていく少年の背中を 言葉も発せずに見つめ続けた。

夕陽をバックにした白い少年の何と、神々しいことか。

一瞬白い翼が見えたような気がして、瞼を擦る。

もう一度、目を開いたときには、
翼などあるはずもなく、

ただただ華奢な少年の背中が映るだけだった。



9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:13:03.07 ID:LBUponUM0


――――――――――――――――――
―――――――


禁書「とうま、おかえりなさいなんだよ!」

上条「おォ」ガサッ

禁書「あれ、これなぁに……?」

上条「あっ、いやえっと」

禁書「怪しいんだよ……とったーっ」バサッ

上条「お、おいインデックス?!」

禁書「えーと……靴下に洗濯ばさみ? 別に隠すものじゃないと思うけど……」

上条「」

禁書「?」



おわり



13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/05(日) 21:15:41.28 ID:D9MdtyMko
上条ェ…



10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:13:58.41 ID:LBUponUM0







第二話 禁書「周りに変態しかいないかも」







11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:14:59.52 ID:LBUponUM0


「上条くんのパンツを。ちょうだい」


数少ない友人の突然の訪問。

驚きながらも、
弾む心を抑えきれず、いそいそと部屋に招き入れてしまったのが
そもそもの間違いだった。


禁書「えっと……なにを言っているのかな?」

姫神「正確に言うと。まだ洗われてないパンツ」

姫神「匂いが濃厚に残っていれば。尚良い」ウン

禁書(……どうしちゃったんだろう)

姫神「あなたが言いたいことは。わかってるつもり」

姫神「けど。私の中で起こった革命は」




姫神「もう誰にも止められない」キリッ



12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:15:41.12 ID:LBUponUM0


禁書「でもそれは犯罪かも……」

姫神「……」

禁書「神も御許しにならないんだよ」

姫神「……」

禁書「……あいさ?」

姫神「上条くんの。スメルが」スンスンスン

姫神「スメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメルスメル」ジュル



姫神「」ピキーン



姫神「こっちから。匂う」タッ

禁書「」



14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:16:12.15 ID:LBUponUM0


ガラッ


姫神「見つけた」

禁書(聞くのも怖いんだよ)

姫神「これは。エロ本」

パラッ

姫神「ところどころが。何かで糊付けされているみたい」

姫神「」スンスンスン

姫神「えへへ」ヘニャ

姫神「……ねぇ」

禁書「な、なにかな?」ビクッ

姫神「パンツはいいから。これ貰ってもいい?」エロホン

禁書「う、うん」フイッ




禁書(あんな表紙、恥ずかしくて見れないかも……)



15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:16:51.73 ID:LBUponUM0

姫神「あと……」

禁書「まだ何かあるのかな?」ビクビク

姫神「この靴下も。良いかほり」ヒロイ

禁書「あ、それ……」

禁書(この間とうまが買ってきた靴下だ……)

姫神「貰っても。いい?」

禁書「……新しいのを買ってあげるなら、
いいと思うんだよ」

禁書(わからないけど、
正直今のあいさとはあまり関わりたくないかも)

姫神「ありがとう」フニャ

禁書(ごめんね)



16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:17:40.73 ID:LBUponUM0


姫神「あともうひとつ」

禁書「な、なにかな?」

















姫神「ムラムラしてきたから。自慰行為に耽らせてもらってもいい?」

禁書「やめてください」



17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:18:19.95 ID:LBUponUM0

――翌日in学校


姫神「上条くん。おはよう」

上条「おぉおはよう」

姫神「上条くんに。お話があるんだけど」

上条「ん? どした?」

姫神「ここじゃ。恥ずかしいから。来て」グイッ

上条「えっ、おっおい!」ヒッパラレ


タッタッタッタッ






青ピ「ギリッ

土御門「姫神が積極的になるとは、なにかあったかにゃー」



18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:18:53.54 ID:LBUponUM0


タッタッタッタッ


ピタッ


上条「」ハァハァ

上条「ふぅ……で、どうしたんだ?」

姫神「上条くんに。渡すものがあって」

上条「へ?」

姫神「これ」ハイ



姫神「靴下なんだけど。昨日部屋の洗濯機の裏に隠されてた靴下を。貰ったから」

姫神「お礼」

姫神「感想としては。良かった」

姫神「オカズとしては。正に一級品」

姫神「口にくわえるだけで。何度もオーガニズムに達した」

姫神「実は。今も」

姫神「パンツに縫い込んでる」

姫神「もちろん。内側」




19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:20:33.57 ID:LBUponUM0


少女はスカートをゆっくりと捲る。

目映いほどの白いパンティーが、少年の前に姿を現した。

よく見ると、 パンティーで隠されたあの部分が!
じわりと染みになっているではないか。

少年はごくりと唾を飲む。

あそこに、自分の靴下が縫い付けられているのか……。
あの、オナニーに使われた靴下が!

少年は興奮する。
下腹部が、ずくりと熱をもったのを感じた。


姫神「魔法のステッキ」ビリッ

上条「~~~ッ?!」バタン

姫神「こんなに膨らませて。悪い子」

姫神「やっぱりお預け。これが悪女の基本」

姫神「あれ?」

姫神「上条くん?」



20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:21:29.64 ID:LBUponUM0

――――――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――
―――――――――――――



上条「俺気づいたんだ」

一方通行「何をだ?」

上条「やっぱりオナニーが至高なんだよ」

上条「……女なんて、いらなかったんだ」ギッ

一方通行「!」

一方通行(この目は……)

一方通行「……」

一方通行「……伝説でしかなかったスーパーオナニー戦士」

上条「……え?」

一方通行「オマエならなれるかもしれねェな」

上条「一方通行……」



熱い男の友情。

がしりと力強く手を握り合う。
そこからは、二人の強い意思が感じ取れた。



少年たちは明日を目指す。

守るべき少女のために、 日々オナニーに励むのだ。



おわり



21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:22:02.75 ID:LBUponUM0







第三話 結標「あなたのために、綺麗になりたい」






22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:22:43.42 ID:LBUponUM0



桃色、というのは実際のところ卑猥だと思う。
実年齢をまるで感じさせない彼女を見て、結標は小さく息を吐いた。

卑猥、卑猥、卑猥。
みだらで、つつしみのない様。

そんな桃色に包まれた彼女だというのに、
ともすれば清純で無垢な少女にしか見えなかった。


小萌「若さの秘訣、ですかー?」

結標「ええ、あれば……だけど」

小萌「そうですねー、やっぱり生徒たちの元気ですかねー」


予想通りと言えば予想通りの言葉に肩を落とす。

やっぱり、そんなものか。
謎は謎なのだ。
そう簡単に都市伝説とも言われる教師の謎が解けるはずもなかった。

軽く落胆していると、彼女はごそごそと棚の奥から何かを引っ張りだす。

小さなお尻が右へ左へフリフリと揺れた。



23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:23:33.45 ID:LBUponUM0


小萌「具体的に言うと、これなのですよー」

結標「え……何よ、これ」

小萌「ですから、生徒たちの元気の証なのです」ニコー

小萌「これをですねー」パカッ

小萌「こうやってー」ヌルヌル

小萌「肌に、……ぁんっ、塗って、いくと……ですねー、はっぁ」ヌルヌル

小萌「ちゅやちゅやしてー、ぇあ、若返っていく気がするのですよー」ハァハァ


結標「」


小萌「す、すみません。ちょっとトイレに行ってきますねー」

結標「え、ええ」

小萌「では失礼しますのですー……んっ」テトテト



<アッン
<キモチイノデス




結標(……何よこれ)ビン

結標(これが小萌の若さの秘訣ってわけ?)

結標(えっていうかこれって……え)

結標(///)カァアアアア



24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:24:07.50 ID:LBUponUM0




<アッアッ イッチャウデスヨー!!




小萌「ふぅ……」

小萌「すいませんでしたー」タトタト

小萌「では、もうちょっとだけ説明しますねー」

小萌「このビンには生徒たちの元気……」

小萌「要するに精液や愛液ですね」

小萌「が入っているのです」

小萌「自分より、半分以上年下か好きな人のものと限られてはいますが」

小萌「先生は生徒が好きですし、みんな半分以上年下なので」

小萌「あれ、聞いてますかー?」

結標「」

結標(意味がわからないわよ!)

結標(っていうか小萌はいくつなの……?)

小萌「……女性に年齢のことは、タブーなのですよ?」ニコッ

結標「ひゃ、ひゃい!」



25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:24:35.32 ID:LBUponUM0



――――――――――――――――――――――――
――――――――


結標「しかしなるほどね……好きな人、か」

結標(自分より半分以上年下だと精通も迎えてないだろうしね)

結標(でもなぁ……)



一方通行「おい、オマエどうした」




結標「え、え!?」

結標「ななななんであなたがここにいるの?!」

一方通行「……いたら悪いかよ」

一方通行「さっきまで知り合いと話してたンだよ」

結標「……そ、そう」



一方通行(オナニーの話ってのは……女には話さねェ方がいいのかね)

結標(こ、これはチャンスよ! 精液下さいって言うだけなんだから!)



26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:25:26.90 ID:LBUponUM0


一方通行「……で、オマエは公園になンか用でもあったのか?」

結標「へ!? せ、精液!?」

一方通行「はァ?」

結標「あ」

一方通行(聞き間違いか……?)

一方通行「おい今」

結標「え、えーとそうね。姓易革命ってのは何だったかしら?!」

一方通行「……易姓革命のことか?」

結標「あ、そうそう! やっぱり頭良いわねー」

一方通行「……」ジー

一方通行(まァ結標がそンなこと言うはずがないよな)

結標(ご、誤魔化しきれなかったかしら……?)

一方通行「ふン、じゃあ俺は行くぞ」

結標「え?」

一方通行「え? って……元々帰るとこだったしよォ」

結標「あ、そ、そうね……」



27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:25:54.19 ID:LBUponUM0


結標(だめ、だめよ淡希! 勇気を持って言うのよ!)

一方通行「じゃァな」テクテクテク

結標「まって!」

一方通行「あァ?」ピタ









結標「あなたって、オナニーするの?」








一方通行「」

結標「」



28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:26:23.98 ID:LBUponUM0


結標(間違ったー!! 何をどう間違ったのかわからないくらい間違えたわ!!)

結標(あぁもうやだ、ほら呆れた目で見て……ってえ?)

一方通行「オマエ……」キラキラ

一方通行「オマエもオナニストだったのか!」キラキラキラ

結標「へ?」



一方通行「いや、前々からそンな雰囲気は感じてたンだ。けどなかなか聞けなくてよォ」

一方通行「オマエから告白してくれるとは思わなかったぜ」

一方通行「いや、今日はツイてンなァ」

一方通行(一日だけで逸材を二人も見つけられるたァな)

一方通行「じゃァアレか? さっきの精液ってェのも俺の聞き間違いじゃなかったわけだ」

一方通行「よし、なンでも聞きやがれ」

一方通行「量は大したことはねェが、オナニー方の成果か」

一方通行「コントロールだけは抜群なンだ」キリッ



29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:27:03.80 ID:LBUponUM0


結標(な、なんだかわからないけど、チャンスなのかしら?)

一方通行「ほら、躊躇ってンじゃねェよ」



一方通行「俺らは、仲間なんだからよォ」



その胸に、何を抱えてきたのだろう。

かつては強大なる力を得てしまったが為に、一人で生きることを選んだ少年。
仲間という言葉すら、避けていた時期だってあったろう。

それをわかっているからこそ、
少女はその言葉を発した彼の顔に見惚れざるを得なかった。


迷いを捨てきった、
信念を持った男はこうも魅力的に見えるものなのか。


少女は答える。
彼に答えようと、一切の迷いを捨てて。


「精液が20ccほど欲しいんだけど」


おわり



30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:28:05.07 ID:LBUponUM0







第四話 打ち止め「これが気持ちいいなんて、変態なのね……ってミサry」






31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:29:13.05 ID:LBUponUM0


私は、奴隷だ。


食蜂「今日のあのこは……」


そして、ストーカーでもある。

砂糖をたっぷり入れさせた珈琲を口に運ぶ。

それでも、やはり苦い。
彼と同じ味覚になりたいのにと、落ち込むが
またこれも毎日のことであった。

彼女は長い髪を細い指でさらりと解かすと、


食蜂「最近、大した情報も持ってこれてないのね」ハァ


傘下の少女を軽く睨み付けた。
少女は肩を震わせ、ひゅっと息を吸う。


食蜂「まぁいいわ……私が直接行きます」

「しかし、それは!」

食蜂「私の決定に文句でも?」

「い、いえ……っ」

食蜂「……私の改竄力があれば、大抵のことは何とかなるわ」

「はい……っ」

食蜂(それに久しぶりに生のあのこを眼球に焼き付けたいわ)

食蜂「ふふ」


蕩けるような笑みを浮かべ、彼女は一歩を踏み出す。
その道筋は彼女の将来を暗示しているかのようであった。


食蜂「あいたっ」コケッ

(転ばれましたわ)

(転ばれました)

(パンティーはシルクでしたわ)

(あれが紐パンティーと言うものですのね)

(それに、なんて真っ白な太ももですこと)


もう一度言おう。
その道筋はまさに、彼女の将来を暗示しているかのようであった。



33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:32:18.26 ID:LBUponUM0

―――――――――――――――――
――――――


一方通行「!」

一方通行「おいガキ、こっち来い」

打ち止め「えーどうしてー?
って疑問に思いつつもミサカはミサカは素直にあなたの言葉に従ってみたり」

一方通行「いやな予感がすンだよ」

食蜂「あらまぁ嫌な予感とはまた手厳しいことを」

一方通行「?!」

一方通行(いつの間に来やがった?!)

食蜂「そう嫌そうな顔をしないで下さいな。私はあなたになりたいぐらいには、好いているというのに」

打ち止め「あ! みさき久しぶりー 
ってミサカはミサカは手を振ってみる」

食蜂「あぁんっ打ち止めさま!」

食蜂「あなたにそう仰っていただけるなんて! 
恐悦至極でございます」フカブカ

打ち止め「もー、楽にしていいよ?  
ってミサカはミサカは目立っているから止めてほしいことを遠回しに伝えてみる」



34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:35:00.46 ID:LBUponUM0



食蜂「は、はい……っ」パアッ


打ち止め「そこまで顔をあげていいとは言ってないんだけどな★」


食蜂「えっ」ジュクン

打ち止め「ミサカは土下座を止めてとしか言ってないよ?」

打ち止め「それなのにもう普通に立とうとしてるなんて
ミサカはミサカは期待が裏切られたみたいで悲しいかも」ショボン

打ち止め「ね、あなた」

一方通行「お、おォ?」

打ち止め「ちょっとミサカみさきと話があるの
ってミサカはミサカはみさきに微笑んでみる」

打ち止め「先に帰っててもらってもいい?」ニコ

一方通行(いやでもよ……)

打ち止め「みさきも超能力者だもん。平気だよ 
ってミサカはミサカはみさきに確認をとってみたり」ネー

食蜂「命に変えてもお守りするわ」

食蜂「ご主人さっ」

ゲシッ

食蜂「……この子のことは任せてちょうだい」

一方通行「……わかった。
でも早く帰って……」ハッ

一方通行(久しぶりにブリッジオナニーが出来るチャンスじゃねェか)

一方通行「ゆっくりしてこい」キリッ



35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:36:10.78 ID:LBUponUM0



日も高くなってきた頃、
彼女はまだ幼い少女の椅子になりながら思う。

これが幸せなのだと。

精神感応系のトップ。
周りには避けられ、疎まれた。

それならばと、女王の地位に君臨した彼女であったが
――やはり、寂しかったのだろう。

超能力者といっても、まだ中学生の少女なのだから。


食蜂「す、座り心地はどうでしょうか?」ハァハァ

打ち止め「うーん、微妙かな
ってミサカはミサカは酷評してみたり」

食蜂(あぁんっ)

食蜂(……ご主人様からミサカの心は覗かないようにと言われたけど……)チラッ

食蜂(私の存在は第一位に近づけてはいるのかしら)

打ち止め「……みさき? 覗いたらミサカ普通の椅子に座りたくなっちゃうかも
ってミサカはミサカは横のベンチにちらって視線を送ってみる」

打ち止め「ミサカはお姉さまみたいに防げないけど、感知ぐらいは出来るんだよ?」

食蜂「も、申し訳ありませんっ」



36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:36:45.00 ID:LBUponUM0


打ち止め「ねぇみさき
ってミサカはミサカは椅子に体重をかけながら話しかけてみる」

食蜂「な、なんでしょうか?」ハァハァ


打ち止め「周りに見られてるね」ニコ


食蜂「えっ……」



打ち止め「みさきは四つん這いだから見えないかもしれないけど」

打ち止め「あれ? 震えてどうしたの?」

打ち止め「あぁそっか、みさきは制服姿だからどこの生徒かすぐわかるもんね」

打ち止め「その震えは何なのかな?」

打ち止め「応えなくていいよ」

打ち止め「ミサカはあなたが変態さんだってことぐらい知ってるから」

打ち止め「こんなことで興奮するなんて」

打ち止め「ほんと変態なのね……っ」

打ち止め「ってミサカはミサカは分かりやすく溜息を吐いてみる」ハァ

食蜂(……やだ、濡れてきた)ブルブル

打ち止め「聞いてるの?
ってミサカはミサカはみさきのお尻を叩いてみたり」

バシッ

食蜂「ひゃうんっ」

打ち止め「なにその声?」

打ち止め「叩かれたときに言う言葉は何だったっけ? 
ってミサカはミサカはみさきにもわかるようにゆっくり話してみる」

食蜂「あ、ありがとうごじゃいましゅう……っ」



37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:37:30.17 ID:LBUponUM0



打ち止め「……うん、まぁいいや」

打ち止め「」スタッ

食蜂「えっ……」

打ち止め「カナミンの始まる時間だし」

打ち止め「ミサカもう帰るねってミサカはミサカは可愛らしく手を振ってみたり」バイバイ

打ち止め「じゃあねー」タッタッ

食蜂(……)


彼女は幸福に満たされていた。

超能力者という、少女には大きすぎた称号。
思い出したくもない過去。

それらを全てを忘れてしまうほど、
彼女は今、幸せだった。

太陽が晒しだされた肌を焼き付ける。
ゆっくりと息を吐き、 そしてまたゆっくりと息を吸った。






食蜂(これが……放置プレイっ)ゾクゾクッ



38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:38:34.11 ID:LBUponUM0



タッタッタッ



打ち止め(そもそも何でこんなことになったんだっけ?)

打ち止め(みさきがあの人に能力を使って)

打ち止め(反射して)

打ち止め「最初にみた人の奴隷になるかぁ……ってミサカはミサカは呟いてみる」

打ち止め(まぁいいや)

打ち止め(カナミンカナミンっと)フンフン



おわり



39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:38:53.07 ID:JkFW9i/F0
変態ばっかだなwwww



40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2011/06/05(日) 21:39:41.12 ID:+2Z24zHAo
変態食蜂さんなんて俺得



41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:40:05.78 ID:LBUponUM0







第五話 一方通行「……泣きてェ」







42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:41:02.14 ID:LBUponUM0


セーラー衿を翻しながら、 笑い声を空に響かせる。
憎らしいまでに澄みきった青空。

どこまでも爽やかで、
これから夏が来るということを示しているようであった。




佐天「ねぇ昨日は何回オナニーした?」

初春「昨日は一回しか……」

佐天「えーだめじゃん初春、最低でも五回はしなきゃっ」

初春「そうですよねぇ……」ハァ

初春「でも良いオカズが中々見つからないんですよ」

初春「なんか良いオカズとか知りません?」

佐天「うーん、手っ取り早く玩具とかは?」

初春「……玩具ですかぁ」ウーン

佐天「うん、ちょっと待ってね」ゴソゴソ



43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:42:19.91 ID:LBUponUM0



佐天「ジャッジャーン!」ハイ



初春「これは、スイッチ?
まさかまた佐天さん……っ」

佐天「いやいやいや、そうじゃなくてね」

初春「……ポチっとな」カチ

佐天「あっひゃあああああああああんっ」ブルブル

初春「……」

佐天「んっあっあああああっ」

佐天「とめぇてぇ!
やっはあっうんっ」

初春「……」カチ

佐天「ハァハァ……な、なにするのさ初春!」

初春「やっぱり今も付けてるんじゃないですか!」

佐天「あ、……えへ」



44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:43:04.55 ID:LBUponUM0



佐天「じゃなくて!」

佐天「オカズの話でしょ……もう」

佐天「えっとね、背徳的っていうかさ、私のオナニーはもっぱらこれかな」

佐天「付けながら外を歩くのが堪んないんだよね」アハハ

初春(確かに凄いよがりっぷりでした……)ゴクリ

初春「でも私はそういう趣味はちょっと」

佐天「なによー、私がアブノーマルとでも?」

初春「あは、は……」

佐天「まぁ人それぞれだもんね」シカタナイカ

佐天「スイッチ返してもらえる?」

初春「……」

佐天「……初春?」

初春「……い、やです」

佐天「え?」



45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:43:37.77 ID:LBUponUM0



初春「実は私興奮したんです」

初春「玩具ではなくて」

初春「私の手で間接的にでもよがる佐天さんに」

初春「……ふふ」ニコ

佐天「」

初春「えい」カチ

佐天「あっあっらめええええええっ」

初春(やっぱ可愛い///)ジュンッ

佐天「んっあっひやあ」

佐天「あんっやだっもうっああああああああんっ」




初春「はぁ、はぁ……佐天さん、楽しみましょう?」

佐天「や、あっあんっ」ビクンビクン


ぴちゃり、
地面に染みが広がっていく。



46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:44:43.61 ID:LBUponUM0



少女たちは親友であった。
心の弱さゆえ、 二人の間に溝ができることもあった。

しかし、 今、
少女たちの間に隔てる壁など 存在しない。


少女は成長を遂げる。
さながら蛹から蝶に変態するかのごとく。


「待て」


一方通行「それはオナニーじゃねェ……セックスの一環だァ!」


少女たちは気づかない。


一方通行「……それはオナニーじゃねェ!」


少女たちは気づかない。

彼女たちの中では、
もはや周りの景色など溶け出していた。


少年の、

熱い魂も、
悲痛な叫びも、

届くことはなかった。


おわり



47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:51:00.42 ID:LBUponUM0
<現時点での登場人物紹介>

一方通行…生粋のオナニスト
     ブリッジオナニーが基本

上条当麻…一般人だったが、周りに感化され始める
     この先どうなるかは分からない
     一方通行に、スーパーオナニー戦士になれる才能を見いだされる

禁書目録…可愛い

姫神秋沙…上条当麻が好き
     上条当麻の靴下を常にパンツの内側に仕込む

月詠小萌…生徒たちの精液や愛液を身体に塗ることで、若さを保っている



48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 21:55:52.36 ID:LBUponUM0

結標淡希…一方通行が好き
     空回り気味

食蜂操祈…打ち止めの奴隷
     ドM
     打ち止めに好かれている一方通行になりたい

打ち止め…食蜂操祈のご主人様
     カナミンが好き

佐天涙子…大人の玩具を常に持ち歩く
     初春飾利の親友
     
初春飾利…Sに目覚めそう
     佐天涙子の親友



50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/05(日) 22:02:41.65 ID:LBUponUM0
今回の投下はここまで
ハートフルなSSを目指して投下していきます
出して欲しいキャラがいたら、
俺の理性が咎めない範囲なら出すかもしれないんで
書いてくれると嬉しい


次回はムラムラしたら投下しにきます



49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/05(日) 22:02:33.15 ID:h6/HW82q0
このスレめっちゃこわい



55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東):2011/06/05(日) 23:03:20.82 ID:/RG7DxjAO
これをハートフルと言い切る>>1が怖い



58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 00:19:08.79 ID:uQjNkDuY0
楽しみにして良いのかある意味迷うスレだなwwwwwwww




68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:45:29.09 ID:NuUwwQe70







第六話 黒子「そんな簡単に崩れてしまうような絆だと思いまして?」








69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:46:02.31 ID:NuUwwQe70


尊敬しております。
敬愛しております。


お姉さま。


人はこれを若いが故の盲信と言うだろうか。

けれど
この気持ちは決して、揺らぐことはない。


例え、類人猿に思慕を寄せようとも
例え、自販機を蹴る姿を拝見しても
例え、いくら注意したって直してくださらなかったとしても


そう思っていた。
少なくとも、そのときまでは。



風紀委員から帰ってきた少女は、ある悪戯を思いつく。

それは普段の少女を知るものにとっては、
悪意のない、
無邪気といってもいいほどの、
ささいな悪戯だった。



70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:47:14.75 ID:NuUwwQe70


黒子(ふっふっふ)

黒子(隠れてお姉様を驚かせる作戦ですの)

黒子(お姉様は一体どんな嬌声……もとい、喚声、いや高声をあげるのか)

黒子(それを考えただけで、黒子は……っ黒子は!)

黒子(あふぅ)

黒子(興奮して涎が止まりませんの)ボタボタ

黒子(もちろん下のお口ですの)ボタボタ

黒子「しかし」ボソッ

黒子(お姉様は先ほどから何をやってらっしゃるのでしょうか)

黒子(……)ブルッ

黒子(ちょっと寒くなってきましたわ)

黒子(……夏だというのに、冷房の効きすぎではありませんの?)

黒子(あとでお姉様に注意しなくては)

美琴「……」

美琴「……」

美琴「……」

美琴「うふ」



71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:47:43.66 ID:NuUwwQe70



黒子(? 何ですの? しばらく鞄の中を覗き込んでぼーっとしたかと思えば)

美琴「うふふふふふふふふ」

黒子(そんな可愛らしい笑みまで浮かべて)

黒子(もしや類人猿関連では……?)

黒子(……いえ、今日はお姉様はすぐに寮に帰ったはず)

黒子(……どういうことでしょう)

美琴「えへへ」ゴソ

黒子「?」

美琴「えへへへへ」キュポン

黒子(あれは……小瓶ですの? あの黄色い液体は一体……)

美琴「……」スンスン

美琴「……あへえ」ポワー

美琴「んっふ……」ピチャ

黒子(少し液体を手に出して……)

美琴「えへ」

ベチャ

黒子「」



72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:48:27.39 ID:NuUwwQe70










黒子(顔に、かけた……?)







73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:49:14.01 ID:NuUwwQe70




美琴「ん」ペロ

美琴「おいし……」ペロペロ

美琴「……」ペロペロペロ

黒子(先ほどから一心不乱に液体を舐めまくってますの)

黒子(時折身体も震えて)

黒子(あれは絶頂)

黒子(わたくしのお姉様アイズに間違いなどありませんの)

黒子(いったい、どういうことですの……?)

美琴「んっしょ」ヌギヌギ

美琴「脱いじゃった」

美琴「脱いじゃった、よ」

美琴「下半身だけ裸」

美琴「恥ずかしい私」

美琴「恥ずかしいところを、さらけだしてる」

美琴「いつ黒子が帰ってくるかもわからないのに」ジュン

美琴「……えへへへへ」ニマニマ



74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:50:04.89 ID:NuUwwQe70



美琴(まだけっこう残ってる……)チラッ

美琴(もったいないかな)

美琴「……ちょっとだけ」コクリ

美琴「んっふっああああんっ」ビクンビクン

美琴「……んっ」ビク

美琴「おいし」エヘ

美琴「……」

美琴「んっ」ブルッ

黒子(……ほ、放心状態でしたの)ハッ

美琴「そろそろイケそうかしら」コトッ

黒子(小瓶を床に置いた?)

美琴「ふっあっ」






美琴「ああああああああああああああああああっ」





ピシャアアアアアアアアッ



75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:50:30.22 ID:NuUwwQe70


彼女は身を震わせると、勢い良く仰け反った。

潤んだ瞳。
桃色に染まった頬。

そこにいたのは、
いつも見ていた凛とした彼女ではなかった。

白井黒子は目を見張る。

彼女の尿道から放たれた尿は、まさに熟練の業と言うべきか。
美しい放射線を描き、
小瓶の口に吸い込まれていった。

ぶるり、
彼女がもう一度身を震わせる。


美琴「……ん、こんなもんかな」

美琴「うふふふふ」コトッ

美琴「アイツの尿と私の尿が混ざって……」

美琴(アイツと一体になったみたい)

美琴「なっなんちゃって! ね!」



76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:50:58.57 ID:NuUwwQe70



美琴「……えへ」

美琴(アイツのトイレに仕掛けてもらった機械……)

美琴(……思い切って頼んで良かったわ)

美琴「お礼、言わないとね」



彼女は丁寧に小瓶に蓋を閉めると、
まるで大切なものを扱うかのように慎重にベッドの下に仕舞い込んだ。

口笛混じりに下着とスカートを履き直すと、
へにゃりと頬を弛める。

そのまま軽やかな足取りで、部屋の扉を開け、
彼女は去っていった。




白井黒子に気がつかないまま。



77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:51:37.81 ID:NuUwwQe70


カチャリ

重い足取りで、ふらりとクローゼットの中から姿を現す。

少女は、困惑していた。
彼女の姿は、少女が思い慕っていたはずの彼女とあまりにも異なっていた。


しかし、
少女は気がつく。

(さっきよりも……濡れてますの?)

太腿まで垂れた自分の愛液。
触るとヌルリとした感覚が手に伝わった。

(……そうですの)

かぶりを振る。

迷いを捨てきるかのように。

自分は、彼女の何に惹かれたのか。
それを、思い出すかのように。



78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 21:52:11.10 ID:NuUwwQe70









黒子「黒子は挫けませんの。ずっとお姉様のお傍に居ますのよ」








自らの一糸も纏わぬ肢体を見下ろす。

そう言った少女の瞳には、光が灯っていた。

少女は、
この時から以後、迷うことはなかった。




おわり



79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県):2011/06/06(月) 21:55:38.33 ID:43O/4E+Oo
美琴さんはちょっと度が過ぎてるけどまぁまともだな



81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 22:01:46.61 ID:NuUwwQe70
<現時点での登場人物紹介>

NEW白井黒子…御坂美琴に心酔している
      部屋では基本的に全裸

NEW御坂美琴…上条当麻が好き
      上条当麻の尿が好き



82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/06(月) 22:47:47.56 ID:LMjYK4Sh0
このスレを見て、なぜあわきんと黒子がLevel4止まりなのか解ったような気がする

最もLevel5に近い女、滝壺さんマーダー




86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:33:08.13 ID:IVjO8MbG0
滝壺さんはオナニーではないだろうな、と思うのでアドバイザー的な感じになりそうですね
浜面爆発しろ

美琴の補足を投下させていただきます



87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:33:35.72 ID:IVjO8MbG0







第七話 美琴「素直になれない」








88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:34:11.38 ID:IVjO8MbG0


肌にまとわりつく湿気は、
まるでぬるま湯に浸かっているかのようだと錯覚する。
強風が、木々の枝を掻き鳴らした。

公園のベンチでは、
一人の少年が汗を肌に浮かび上がらせながら、
ぐだりと、背もたれに体重を預けていた。


上条(……暑い)

上条(無理です無理)

上条(もう歩けないでせうよ)

上条(……はぁ)

上条(昨日はインデックスが小萌先生の家に泊まりに行ったおかげで)

上条(久々にオナニーしまくったからな……)

上条(ねむ……)フワア

上条(……)スピー


少年は、無防備だった。

公園のベンチで寝るなんて、何が起きたって文句は言えない。
そう、文句など言えるはずがない。


「……当麻?」コソッ


彼は気付いていなかった。

公園に入ってからずっと、
彼を見つめる目があったことに。



89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:34:40.33 ID:IVjO8MbG0



美琴「えへ」ヒョコ

美琴「……寝てるわよね?」

美琴「……」

美琴「おーい」

上条「……」スースー

美琴「……よし」

美琴(これは千載一遇のチャンス……っ)

美琴(……この間はしばらく時間が経ってからの尿だったからね)

美琴(今度は、直接……っ)

美琴(///)カァアアア

美琴(べっ別にコイツのことが好きなわけじゃないんだからねっ)

美琴(って誰に言い訳してるのよ……はぁ)



90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:35:07.39 ID:IVjO8MbG0




美琴「ま、まぁとりあえずズボン脱がさないとね」ヌガシヌガシ



ボロン




美琴「」




美琴「な、なんでパンツ履いてないのよっ!!!!」

上条「ん、う……」

美琴(あっやば!)

美琴「……」ドキドキ

上条「んー……」スースー

美琴(良かったあ)ホッ



91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:35:36.11 ID:IVjO8MbG0


美琴(それにしても……)クン

美琴「……」ゴクリ

美琴「良いにおい……」

美琴(おしっこを完璧に飛ばしきってないのかしら?)

美琴(……)スンスン

美琴「ふへ」ニヘラ

美琴「な、舐めてみてもいいかしら?」

美琴「……」ペロ

美琴「んっんんんんっ」ビクンビクン

美琴(はにゃあああああああああっ)

美琴(なにこれなにこれ!)

美琴(しゅ、しゅごいよおおおおおおおおおおっ)

美琴(んああああああああああああああああああっ)アヘアヘ

ビシャアアアアアアアアアッ

美琴「」ハァハァ

美琴(……一舐めしただけなのに、イッちゃった……)ポー

美琴(直呑みしたら、どれだけ……)ゴクリ



92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:36:12.99 ID:IVjO8MbG0


―――――――――――――――――――――――――
――――――――――





冥土「尿を強制的に出させる薬?」

冥土「ふむ……作ったことはないね」

冥土「じゃあやっぱり作れないかって?」

冥土「―――僕を誰だと思っている?」





――――――――――
―――――――――――――――――――――――――



93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:36:42.43 ID:IVjO8MbG0


美琴「この薬が今こそ役に立つときが……っ」ジャーン

美琴「でもどうやって呑ませればいいのかしら?」

美琴(寝てる人間に呑ませるってのは……)

美琴(……っ)ピーン

美琴(そ、そんな口移しなんて///)

美琴(いやでもやるしかないのよね)ゴクリ

美琴(飲み物は……さっき私が洩らしちゃった尿でいいわね)

美琴「ん……」クチニフクム

上条「……」スースー

美琴「」チュ

上条「ん……うあ……」ゴクゴク

美琴「……ぷはっ」

美琴「ど、どうかしら?」



94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:37:17.97 ID:IVjO8MbG0


美琴(……わかんないわね)

美琴(そういえばどのくらいで薬が効き始めるのか聞いてなかったわ)

美琴(即効性とは言ってたけど……)

美琴「うーん」

美琴「とりあえず咥えておきましょう」

上条「」ボロン

美琴「……」ゴクリ

美琴(こう改めて咥えるとなると、照れるかも///)

美琴(でもっ)

美琴(そう、仕方ないことなんだから!)

美琴(……よしっ

美琴「んうっ」パク







上条「……なにやってんだ?」







美琴(へ?)アグアグ



95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:37:51.47 ID:IVjO8MbG0


強烈なアンモニア臭が鼻を刺激して、目を覚ました。
不快さに眉を顰めるが、
あることに気がつく。


上条(……なんか股間が温かい?)


なぜだろうか。
不思議に思って股間を見下ろすと、そこには可愛らしい少女が、
自分のナニを咥えている姿が目に映った。


上条(ぅえええええええええええええええええっ?!)


上条(冷静になれ)

上条(冷静になれ俺!)

上条(クールだぜ!)

上条(誰かラジカセ持ってきて!)


そんな内面の混乱を隠すかのように、
極めて冷静を装って、少年は彼女に真義を聞くことになる。



96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:38:19.66 ID:IVjO8MbG0


美琴(ふぇっ!? あ、あんた起きてたの?!)フガフガ

上条「ちょ、ちょっとおい待て! 離してくれ!」

美琴(えっえっ)フガフガ

上条(っていうか、何か知らんが尿意がこみ上げてきた!)

美琴(ど、どうしたら!)フガフガ

上条「なんか、ほんと!」

上条「漏れそうなんだよ!」

美琴(……)ピクッ

上条「おい本当に離してくれ!」

美琴(……)

美琴「」アム

美琴「」アムアムアムアムアムアムアム!

上条「なっ何で刺激するんだよってあ、あ、やっやばっ」




上条「~~~~~~っ!」



ジョロロロロロロロロロ



美琴「」ゴクン



97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:38:50.83 ID:IVjO8MbG0



少年が、少女の本心を知ることは永遠にないだろう。




けれど、

今、

少女が、

激しく身体を捩らせながら――痙攣を起こしながら――、

白目を剥いて、

放尿をして気持ちよくなっているということは、

いくら鈍感と言われる上条当麻であっても理解できた。


雲間から光が差し、
少年と少女を照らし出す。

蝉が一斉に鳴き出した。


もうすぐ、夏がやってくる。



おわり



98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:39:19.19 ID:IVjO8MbG0


<現時点での登場人物紹介>


NEW御坂美琴…上条当麻が好き
      上条当麻の尿が好き
直に上尿を飲むことに成功した

NEW冥土帰し…変態たちの味方
      「必要とあらばどんなものでも用意するよ?」



99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 20:49:02.52 ID:IVjO8MbG0
今回の投下はここまで
どうにかして一方通行さんにランドセルを背負わせたいです
次回の更新はむらむらしたときに投下しにきます



100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2011/06/07(火) 21:01:18.13 ID:Vt5Fn4/po
あれこれ上条さんがちょっと押せば童貞卒業できるんじゃね
飲尿プレイでだけど




101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/07(火) 21:12:52.17 ID:RoMdO0p10
冥土帰しというより、涅槃送り(ヘブンキャリヤー)だなww



102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/06/07(火) 22:17:12.72 ID:V9aVc9ga0
冥土返しマジ紳士wwwwww



103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/07(火) 22:27:38.74 ID:5K5nQ5fco
一方通行小学生説か……アリだな。
でも、ランドセル着せて何するつもりだよww




108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 21:50:52.54 ID:7RJ+6IRB0
今回は閑話休題
このままだと黄泉川が18禁になりそうなので、自分を落ち着かせるためにも。

では、ゆっくりと投下します



109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 21:51:26.41 ID:7RJ+6IRB0





第八話 一方通行「男たちの」 上条「トレーニング!」浜面「……へ?」






110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:02:31.15 ID:7RJ+6IRB0


「よし、始めるか」

珈琲を一口喉に流し込むと、一方通行は口を開いた。

趣味の良いジャズが店内を流れた。
白髭を生やし、昔何処かで給仕でもしていたのではないかと疑うほど、
上品な初老の男性が営んでいる街角の小さな喫茶店だ。



一方通行

上条当麻

浜面仕上



全く性質も違う三人が、何故ここに集まっているのか。
知っている者が見たら驚くだろう。
っていうか仲良くないだろ、特に。お前ら。

理由は単純なものであった。
少年達には目的があった。
そしてその目的というのが、彼らにとって大切なものだったからにたがわない。

カランと氷の溶け落ちる音が鳴った。



111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:07:08.08 ID:7RJ+6IRB0


上条「とうとう、か……」

一方通行「あァ」

浜面「……」

浜面(重大なことがあると言われて呼び出されたが……)

浜面(この張り詰められた雰囲気……くそっ何が起こっているっていうんだよっ)

バンッ

上条「……」ゴクリッ

浜面「……っ」ゴクリ





一方通行「第八十七回 オナニー談義ィいいいいいいい!!」

上条「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」




浜面「」



112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:08:03.41 ID:7RJ+6IRB0


浜面「いや、いやいやいや! どういうことだよお前ら!」

上条「何って……オナニー談義だろ?」

一方通行「なンだなンだよなンですかァ?」

一方通行「馬面くンはオナニーもやらないような清廉潔白な男なンですかァ?」

浜面「するけどよぉ?!」

一方通行「オマエは彼女がいンのにオナニーするような男なンですかァ?!」

浜面「何なんだよオマエ! 女みたいなこと言うなよ! するだろ普通!」

一方通行「……今の滝壺に伝えンぞ」

浜面「はぁ?! どうやってだよ!」

一方通行「メールでェ」ケイタイカチカチ

浜面「えっちょっと!」

一方通行「あァ? 電話の方がいいかァ?」

浜面「止めて! っていうかいつのまにお前人の彼女の連絡先ゲットしてんの?!」

一方通行「実は週一ぐらいの頻度でダべってる」

浜面「仲良すぎだろ?!」



113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:08:31.64 ID:7RJ+6IRB0

浜面「おいお前も何か言ってくれよ」

上条「……爆発しろ」

浜面「は?」

上条「彼女いるリア充は爆発しろっ!!!!」ガーッ






浜面「」







浜面「ってお前に言われたくねーよ!!!!」

一方通行「まァその辺りは同意」ウン

上条「へ?」



114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:11:25.98 ID:7RJ+6IRB0

一方通行「まァ猿みてェにオナニーしてるだろうバカは放っておいて、始めるぞ」

上条「ああ……浜面爆発しろ」ボソッ

浜面「」

上条「爆発しねぇかなー」

上条「爆発ー爆発ー、主に巨乳の彼女いるやつとかー」

浜面「」

一方通行「おい」

上条「悪い……でもどうしても耐えきれなくて」

一方通行「いや、オマエは悪くねェよ」

浜面「……泣いてもいい?」

上条通行「「どうぞどうぞどうぞ」」

浜面「何なんだよ……もう」グスッ



115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:15:25.67 ID:7RJ+6IRB0



上条「とりあえず近況報告だな」

上条「俺は前回アドバイスされた通り、パンツを履くことを止めてみた」

上条「最初は戸惑ったけどな」

上条「毛を間違えて挟んで大惨事ってこともあったし」

上条「けどよ、そのスリルも段々快感に変わってきた」

上条「これの良いところは」

上条「常に緊張している状態でいられるってとこだな」

上条「さっき言ったみたいなスリルだってあるが」

上条「一番はバレるんじゃないかというドキドキ感」

上条「正直に言おう」



上条「最近はずっと勃起してる」キリッ



浜面「」



116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:18:24.79 ID:7RJ+6IRB0

パチパチパチ

一方通行「第一ステップ突破だなァ」

上条「ああ、お前のおかげだよ」

上条「ありがとな」

一方通行「ふン」

浜面「え、今も履いてないの? え?」

上条「……ただ、御坂にバレちまってさ」

一方通行「……オリジナルか」

浜面(スルーか、スルーですか……ハハ)

上条「あぁ……」

一方通行「……」

上条「まぁ月一で直接飲尿させるってことで話はまとまったんだけどな」

一方通行「……そォか」ホッ

上条「ああ!」ニカッ



浜面(なにこれおかしい)



117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:19:45.35 ID:7RJ+6IRB0



一方通行「じゃあ、次はオマエの番だな」

浜面「へ?」

上条「早くしろよ」チッ

浜面「なんでさっきから辛辣なんだよ?!」

浜面「……まぁいいか」

浜面「俺の場合は――」



(省略)



浜面「――だよ」



118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:23:14.86 ID:7RJ+6IRB0


浜面「と、まぁこんなところd」



一方通行「ンでこの前よォ」

上条「へえ……なぁちょっと紹介してくれよ」

一方通行「あァ? オマエ年下でもいいのか?」

上条「いやそういう訳じゃないけどさ。この子大人っぽいし」

一方通行「まァ中学生には見えねェな……とくに」

上条「胸とか」

一方通行「……」ウン

一方通行「でもコイツはなァ」

上条「なんだよ、紹介出来ない理由でもあんのか?」

一方通行「クソガキがァ――」


浜面「聞いてねぇええええええええええええええええええええええええええっ」ガビーン




浜面「いや聞いて欲しかったわけじゃないけどよ! でもよ?!」

一方通行「うっせェぞはーまづらァ?」

上条「」チッ

浜面「」



119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/08(水) 22:27:32.00 ID:7RJ+6IRB0


一方通行「じゃァま、俺の番だな」

上条「よっ待ってました!」

浜面「……待ってましたー」

一方通行「先週また滝壺と遭ったンだけどな」

一方通行「そのときの話だ」

浜面(……え?)

一方通行「そうあれは――――――」





――――――――――――――――――――――――
――――――――――――
――――――


一方通行「おォ、待たせたな」

滝壺「ううん、大丈夫だよ」






つづく



120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/06/08(水) 22:29:25.57 ID:sko0Ac8m0
ちょwwwwww



124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank):2011/06/09(木) 01:40:12.55 ID:TUZtUQsHo
気になるぅぅぅぅ!



121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/08(水) 22:30:06.85 ID:UtFdjeaHo
浜面扱い悪いなwwwwwwwwww
ま、浜面だし、仕方がないか。




126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 20:58:31.31 ID:FkQ9gEWX0







第九話 滝壺「きっと守ってみせる」







127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 20:59:06.24 ID:FkQ9gEWX0



滝壺「あくせられーたは、一回の射精量が凄いんだってね」

滝壺「それに、コントロールが抜群」

滝壺「きぬはたに聞いたよ」

滝壺「あくせられーたのオナニーは超凄いんですって」

一方通行「……AIM拡散力場オナニーをするオマエには敵わねェよ」

滝壺「最近は、してないもん」

一方通行「……あァ、アイツか」

滝壺「うん」

滝壺「でも裸だと、はまづら鼻血吹いちゃうから」

滝壺「着衣プレイしかやったことはないよ」

一方通行(……逆にマニアックだなァ)

滝壺「それで、あくせられーたは聞きたいことがあるんだっけ?」

一方通行「おォ。正直最近はブリッジオナニーも飽きてきてな」

一方通行「なンか新しい刺激が欲しいンだが」

滝壺「きぬはたとかに手伝ってもらうのは駄目なの?」

一方通行「俺は、あくまでもオナニーがしたいからな」

滝壺「……」

一方通行「なンだよ」

滝壺「大丈夫だよ、あくせられーた。私はそんな一生童貞だろうあくせられーたを応援してる」

一方通行「……」

一方通行「あンがとよ」ハァ



128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 20:59:32.89 ID:FkQ9gEWX0



滝壺「でも、あくせられーたは私が昔やってきたオナニーは出来ないだろうし」

一方通行「あれはオマエだから出来る業だよなァ」

滝壺「気持ちいいんだよ?」

滝壺「オナニーの範囲の中で」

滝壺「輪姦されているみたいになれるから」

滝壺「感覚的すぎて、伝えづらいけど」

滝壺「多重能力者がオナニーしたら、こんな感じだと思う」

一方通行「……羨ましいぜ、正直」

滝壺「あくせられーたに、そういうこと言われるとちょっと嬉しい」エヘ

一方通行「……」

一方通行(これは浜面爆発するべきだろ)

滝壺「それはともかく」

滝壺「あくせられーたが出来そうなオナニーだと……」

滝壺「うーん」

滝壺「私たちがやっているプレイはオナニーにも応用できるかもしれない」

一方通行「着衣プレイかァ?」

滝壺「うん。正確にはコスプレ」

一方通行「……なるほどな」

滝壺「最初だから、今日はいろいろ教えてあげるよ」

一方通行「助かる」

滝壺「じゃあまずは……」ゴソゴソ

一方通行「あ、そォだ」

一方通行「そのデカイ袋に何が入ってンのかと思ってたンだよ」

滝壺「んっしょ」ドサッ

滝壺「これ、持ってきてみた」

ランドセル<コンニチハ

一方通行「……おォう」



129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:00:37.47 ID:FkQ9gEWX0



一方通行「これ、かァ……?」

滝壺「うん。今回は一番最初だから初級編にしてみた」

一方通行「ランドセルなァ……」

滝壺「……何か駄目なところとかあった?」

一方通行「いや、そういうわけじゃないンだが……コスプレじゃなくてガチになる可能性が……」

滝壺「!」ピン

滝壺「もしかして、あくせられーた」

一方通行「悪ィ、すとっぷ」フサギ

滝壺「」モガモガ

一方通行「年齢不詳キャラなンで一応」

滝壺「」モガモガ

一方通行「……」ハナシテミル

滝壺「」プハッ

滝壺「ハァハァ……わかった」

滝壺「けどあくせられーたは●●生じゃないと思うよ」

一方通行「そォだよ、なァ」

一方通行「悪かった、続けてくれ」

滝壺「うん」

滝壺「でも実践が一番かな。ちょっとあくせられーたの部屋に行ってもいい?」

一方通行(……同居人もいるし大丈夫か)

一方通行「ン」コクン



130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:01:54.39 ID:FkQ9gEWX0




ドンッ


一方通行「ってことで、着いたぞォ」

滝壺「あくせられーたは誰に説明してるの?」

一方通行「……芳川いるのか?」

滝壺(スルー……)

一方通行「おーい」


<オカエリナサーイ


一方通行「いるみたいだな」

滝壺「挨拶とかした方がいい?」

一方通行「あー、別にいいだろ」

一方通行(たぶンアイツ今全裸だろうしなァ)

一方通行(女の場合は知らねェが)

一方通行(オナニーを見られて喜ぶ性的嗜好を持ってるわけでもねェだろうしな)

滝壺「わかった」ウン

一方通行「じゃ、えっとォ」

一方通行(ン……? 何をすればいいンだ)チラッ

滝壺「じゃあ」

滝壺「まずは服を脱いで」

一方通行「わォ」


131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:02:21.87 ID:FkQ9gEWX0


一方通行「……え、ここでかァ?」

滝壺「うん」

一方通行「……」

滝壺「オナニーマスターになるんじゃないの?」

一方通行「……そォだけどよ」



滝壺「……あくせられーた。私はそんな夢に向かって躊躇うあくせられーたを応援できない」



滝壺「あくせられーたの夢は、その程度だったの?」



滝壺「わたしは大丈夫。男根ははまづらので見慣れてるから」



滝壺「それとも、恥ずかしいだけなの?」



滝壺「それだったら、やっぱり私は応援できないよ」



132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:02:48.78 ID:FkQ9gEWX0






滝壺「あくせられーた」







133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:03:16.66 ID:FkQ9gEWX0




彼女の真剣な瞳が彼を射貫いた。

そうだ。

自分は一体何を悩んでいるのか。

打ち止めを守りたい。

一緒に生きて行きたい。

そう考えて。

――オナニーマスターになると誓ったのではなかったのか。

一方通行は自分を叱咤する。

自分はいつまでも、意気地のないままだ。

拳をギリと強く握った。

爪が肌に食い込む。


一方通行「……滝壺」

一方通行「わかった」

滝壺「あくせられーた……っ」

一方通行「俺はもう戸惑わねェ」






一方通行「全裸になってやンぜェえええええええええええええええ!!」

滝壺「その意気だよ、あくせられーた」パチパチ



つづく



134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:04:18.50 ID:xsVpOWuYo
>打ち止めを守りたい。
>一緒に生きて行きたい。
>そう考えて。
>――オナニーマスターになると誓ったのではなかったのか。

いやその流れはおかしい




135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋):2011/06/09(木) 21:07:07.31 ID:txPyY6auo
!?

!?




136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/09(木) 21:09:49.15 ID:FkQ9gEWX0
今回の投下はここまで
一方通行はまだ知り合いの彼女の前で全裸にならない程度の常識は持っていました
書きため無しなので、実のところまだ展開は決まってません
次回の投下はムラムラしたときにでも



139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県):2011/06/09(木) 21:52:03.24 ID:T7hUe6ako
大自然オナニーみたいな感じか?>滝壺

一方通行サンはマジ漢やでぇ……
欲に流れてする俺みたいなオナニーとは違う、
ディフェニーだったとは。ソコに痺れる憧れるう!

乙です!




140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2011/06/09(木) 22:29:48.51 ID:kOkl08g+o
AIM拡散力場オナニー
つまり風きr………いや、何でもない
誰も巨乳メガネとの擬似レズプレイなんて想像してないから大丈夫だ




143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:51:52.57 ID:vC3HxDJn0
浜面は変態です爆発しろ
>>139見た目は大自然オナニーに近いものがあるかもしれません

滝壺編から少し離れて、今回はシリアス編
次回にはまた戻ります
では投下します



144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:52:32.04 ID:vC3HxDJn0








第十話 ステイル「君のために生きて死ぬ」








145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:53:13.98 ID:vC3HxDJn0


一方通行が滝壺理后とコスチュームプレイについて語り合っているころ。

人間とは、常に進化し続ける生き物である。
そう言ったのは誰だったか。

一人の少年が、



まさに!

進化しようとしていた。




ステイル「やはり……」

ステイル「何度見ても美しい」

ステイル「この丸みを帯びたライン」

ステイル「……」ハァハァ


赤い髪をした長身の少年は、一人暗闇の中で呟いていた。
誰かから隠れるように。
視線から逃れるかのように。

彼の名前はステイル=マグヌス。
彼のことを一言で表すとすれば、そう。

――思春期である。

何度でも繰り返そう。




ステイル=マグヌスは、思春期の少年であった。



146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:53:41.62 ID:vC3HxDJn0



ステイル「実にこれは、芸術品だよ」

ステイル「炎の魔術を使う者としては、感心せざるを得ないな」

ステイル「……あの子は、これが好きだったな」


牛乳瓶<カナシイカオ シチャダメナンダヨ!


ステイル「……僕は、疲れているのかな」

ステイル「あの子の声がコレから聞こえた気がした」

ステイル「そんなこと、あるはずがないのに」

ステイル「……はぁ」

ステイル「ミルクってのは、どうして白いんだろうな」

ステイル「白い、液体……か」

ステイル「……」ゴクリ

ステイル「いや、考え直せステイル=マグヌス」

ステイル(しかし試す程度なら……)

ステイル(いやいやいやいや)

ステイル「……」






ステイル「試すだけ、試すだけだ。うん。これでルーン魔術強化ができるかもしれないし、うん」



147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:56:07.43 ID:vC3HxDJn0



年齢には似つかわしくない、長いペニスをゆっくりと取り出す。
わずかな明かりに浮き出されたソレは、
いっそ神秘的と言っても良いほどであった。

金色の陰毛がふさりと揺れる。


ステイル「そっと、そっと……」

ヌルッ

ステイル「うっ」ズボッ

ステイル(何とか入ったか……)


最初はゆっくりと、
しかし段々と激しく、
牛乳瓶を掴んだ手を早くしていく。


ステイル「……くっ」ヌポッヌポッ


牛乳瓶<ダイスキダヨ ステイル


ステイル「……っ」

ステイル(これは、あの子の口なのか……?)

ステイル(もう、駄目だ!)

ステイル(気温で温められたぬるい牛乳が当たって……っ)

ステイル(まるで口内のようだっ)ヌポッヌポッ

ステイル(うっ)

ステイル「あっああああああああああああっ」


ドピュッ


ステイル「……はぁ、はぁ」トリダシ



148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:56:43.32 ID:vC3HxDJn0



チャポン

ステイル「……ここに、僕のも混ざっているわけか」

ステイル「……」ムクムク

ステイル「……」

ステイル「……溢れそうだな」ジーッ

ステイル「あぁ、このままだと溢れるだろうな」

ステイル「それはいけない」

ステイル「……よし」

ステイル「ん……ぐ」ゴクゴク



ステイル「ぷはっ」ドピュッ



ステイル「この臭み」

ステイル「この喉に粘つく触感」










ステイル(……癖になりそうだ)



149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:58:31.66 ID:vC3HxDJn0




牛乳瓶<オツカレサマナンダヨ




ステイル「いや、君のおかげだよ」




牛乳瓶<デモステイルノ イデンシ イッパイシンジャッタネ




ステイル「……僕は」

ステイル「誓ったんだ」

ステイル「それに、君のせいじゃないさ」




微笑む少年の顔は、どこか泣きそうに見えた。



150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 18:59:13.55 ID:vC3HxDJn0



ステイル「……」時計ヲミル


ステイル「もう、こんな時間か」

ステイル「やばいな」

ステイル(……早く行かないとおしぼりが作られてしまう)

ステイル(最近あれを止めるのは僕の役目になっているんじゃないか?)

ステイル「ま、しかたない」ハァ

ステイル(さすがに僕は人の愛液で手を拭う趣味はないからな)

ステイル「全く……女性の考えることはわからないよ」


頭の中で二重まぶたが印象的な少女を思い浮かべながら、溜め息を吐く。
牛乳瓶にキャップを閉めると、
懐に抱えゆっくりと立ち上がった。


カチッ

シュボッ


ステイル「……」スパー

ステイル「僕は……」


漂う紫煙が、自身の揺れる心を洗わしているかのようだと思う。

ひゅうっと風が吹き込んできた。
煙草の灰が飛び散る。


ちゃぷりと、白の液体が硝子の中で揺れた。




おわり



151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 19:08:25.07 ID:WtaLCZnjo
飲wwwwwwみwwwwwwやwwwwwwがwwwwwwったwwwwww



152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 19:11:03.22 ID:vC3HxDJn0


<現時点での登場人物紹介>

NEW一方通行…生粋のオナニスト
     ブリッジオナニーが基本だったが、刺激を求め滝壺にアドバイスを受けることになる

NEW浜面仕上…爆発しろ

NEW滝壺理后…浜面の嫁
      隠れ巨乳であり、AIM拡散力場オナニーを浜面と付き合う前まではしていた

NEWステイル=マグヌス…魔術サイド
           将来有望のオナニストだが、それは若さ故か?
           陰毛は染めてません

NEW五和…「おしぼりって濡れてるけど何で?」「私の愛液で濡らしておきました」そんな人。
     隠れ巨乳



153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 19:11:34.16 ID:vC3HxDJn0
今回の投下はここまで
五和をどう出そうかと迷った結果、こうなりました
牛乳瓶は性的ですよね、瓶口とか特に

次回の投下はムラムラしたときにでも



154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区):2011/06/10(金) 19:38:43.57 ID:HV35vpJeo
う、ウワー!



157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします2011/06/10(金) 22:44:57.28 ID:ygG7maEDO
変態だー!!!!!!



155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県):2011/06/10(金) 19:39:49.60 ID:KPnoIsrxo
>>1はムラムラしすぎだろwwwwww乙



158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/06/10(金) 23:38:46.05 ID:vC3HxDJn0
オナニーを終えて、戻ってきました
それでは投下します



次→上条「変態?」禁書「私は違うかも!」【後編】

4862529453ゆっくりしていってね

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禁書目録SS   コメント:5   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
10593. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/08/13(土) 14:46 ▼このコメントに返信する
一通さん弾けてんな
10600. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/08/13(土) 19:04 ▼このコメントに返信する
禁書の出番が少ないぞ
10601. 名前 : 名無し◆- 投稿日 : 2011/08/13(土) 19:44 ▼このコメントに返信する
確かに浜面の鼻血的に考えて
実際に着衣プレイはありえるなw
10624. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/08/14(日) 11:07 ▼このコメントに返信する
突っ込もうとしたらリスト上がりすぎた
16882. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/01/20(金) 02:37 ▼このコメントに返信する
私は・・・新しい世界を見てしまった・・・
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