御坂美琴「人質なんて卑怯な…」

2010-11-06 (土) 19:38  禁書目録SS   3コメント  
mikkun_2008y10m05d_102948875_ohayo.jpg
姫神さまが両親を人質に孕ませろと以下略。

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 19:53:19.54 ID:DM/U82sG0
上条「お前だけでも逃げろ!」

男「黙れ!」ドス

男「こいつを返してほしけりゃ俺達の言うことを聞いてもらおうか」

美琴「くっ…」







てな感じで頼みます




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 19:58:57.35 ID:Bb4srIC+O

美琴「てりゃ」バリバリ

男「ぎゃふん」

上条「てい(右手)」パシーン



~終~




3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:01:06.73 ID:5jdRTxE+O
>>2乙感動したぜ



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:01:58.30 ID:m+CA512o0
感動した!>>1乙!



5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:02:06.44 ID:IXe63RG30
書こうかと思ったが>>2で見事に完結しててもう何をしても蛇足だな



6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:02:51.12 ID:DM/U82sG0
>>5
お願いします




12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:16:38.06 ID:Bb4srIC+O

美琴「卑怯な…、これだからスキルアウトって嫌いなのよ」パリッ

男「おっと! こいつの右手のことは知ってるぜ!」バッ

上条「くっ…! 右手が動かせねぇ!」

美琴「チッ……、でも、ま、いっか」パチッ

男「ちょちょちょちょっと待て! 実は俺めっちゃ心臓弱いんだぞ! 電撃食らったら死んじまうかもしれないんだぞ!?」

美琴「くっ…、なんてこと……!」




13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:22:19.98 ID:Bb4srIC+O

美琴「じゃあ回し蹴りでいっか」コキコキ

男「えっ、ちょっと」

美琴「ちぇいさー!!」ブォン

男「あぶねぇ!(サッ) ちょっとなんなの!? こっちには人質いるんだよ!? ちゃんと聞いてる!?」

美琴「くっ…、卑怯な…!」

上条「俺のことはいい! お前は逃げろ!」

美琴「外野、うるさい」

上条「はい」




14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 20:30:32.53 ID:Bb4srIC+O

美琴「電撃も回し蹴りもダメなら私はどうすりゃいいのよ?」

男「えっ、いや普通にこっちの言うこと聞いてください」

美琴「だいたい大の男が人質に取られるなんて…」ハァ…

上条「はい」

男「あの」

上条「俺のことはいい! お前は早く逃げろ!」

男「あ、はい、失礼シマシタ…」



~終~




23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:09:01.65 ID:Bb4srIC+O

~繁華街~

美琴「まったく、右手以外は体力だけが取り柄のくせに簡単に捕まってんじゃないわよ……」ブツブツ

黒子「あらお姉様、いまお帰りですの?」

美琴「あ、黒子。 ちょっとね、馬鹿のせいで馬鹿を見たというか」

黒子「最近スキルアウトがまた調子づいてきてますから、あまり夜は出歩かないほうが……」

美琴「そういうアンタは?」

黒子「私は支部からの帰りですの」




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:24:44.53 ID:Bb4srIC+O

美琴「それにスキルアウトは前にあれだけのことがあったんだし今更私達に危害加えようだなんて」

黒子「だからこそですわ、お姉様個人への逆恨みなど、有り得ないことではありませんもの」

美琴「逆恨みねぇ……」


prrrrr


美琴「おっと電話電話……」




31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:32:22.87 ID:Bb4srIC+O

美琴「あ、アイツからだ……」

ピッ

美琴「もしもし?」

男『……よぉ、覚えてっか?』

美琴「……」ピク

黒子「…お姉様?」

美琴「アンタ、さっきの……」

男『おぅ、割と酷い目にあったんでなぁ、こちらとしちゃあお前になにかしら恩返しがしたくてよぉ』

美琴「…ふん、モヤシが強がってんじゃないわよ」

男『へっ…、これを聞いても余裕でいられるかな?』

美琴「……なによ?」

上条『……御坂! 来んじゃねぇ! 絶対に来たらダメd(バキィ!)、ぐふっ……』

美琴「ちょ、ちょっとアンタなにやってんのよ!」




32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:38:42.73 ID:Bb4srIC+O

男『あーあ泣かせるねぇ、彼女を助けるために……』

美琴「アンタまた懲りもせずに……!」バチバチ

男『町外れの倉庫街、待ってるぜぇ……』

プツン……ツー…ツー…


黒子「……あの、お姉様?」

美琴「あ、ん、の、馬鹿ァァァ!!」バリバリ

黒子(……またあの類人猿ですのね)

美琴「黒子!」

黒子「ですの」

美琴「ちょっと用事出来たから、寮官によろしく言っといて、じゃっ」タタタ

黒子「あ……」



黒子(大丈夫ですかね……?)




33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:38:45.65 ID:DM/U82sG0
期待



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:48:56.97 ID:Bb4srIC+O

~倉庫街~


美琴「なるほど、初めて来たけど夜になると誰もいないのね……」

男「……そういうこった、泣いて詫び入れりゃあ優しくしてやんぜ?」ザッ

上条「ちくしょう、なんで来たんだ!」

美琴「開けた場所で、周りに人がいない、つまり私が心置きなく能力を使えるってことでもあるのよ?」

男「人なら、いるぜぇ…」

「おー、なかなか可愛いじゃん」
「中学生やっちゃうなんて、俺らも悪いねぇ」
「以下省略」


男「スキルアウトってなぁな、能力ない代わりに団結力で補ってんだわ」

美琴「(ざっと10人くらいか)ふん、近代兵器でも歯が立たない私にどう対抗するっていうのよ?」

上条「御坂逃げろ! 奴らは…!」




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:53:18.70 ID:Bb4srIC+O

男「こうすんのさ」ピッ


キィィィイイィィイン……


美琴「うぁ…!」ガクッ

美琴(これ……キャパシティダウン…!)

男「ヒャハハハハハ!! どぉしたぁ!? 無能力者の俺らなんて余裕で倒せるんじゃねぇのかよぉ!!」

ドカァッ


美琴「はぐっ……!」


ドサッ


上条「御坂ぁー!!」




37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 21:58:08.65 ID:Bb4srIC+O

男「へへっ……どうだ…俺らが本気になりゃあレベル5なんてこんなもんよ…!」

ドカッ…ドカッ…

美琴「ぐっ……う……!」

男「…中学生か、こんだけの女、滅多にお目にかかれねぇ」ハァハァ

ガシッ

美琴「う……」

男「やっちまうか」

上条「くそっ……! くそぉっ……!」




38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:00:32.13 ID:Bb4srIC+O
美琴大好きな俺としてもレイプは避けたい
けど>>1はレイプ所望

どうしよう




40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:02:47.48 ID:dut4cFUKP
>>1に従えよ



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:02:40.62 ID:DM/U82sG0
美琴のレイプが見たいんです!
お願いします!




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:09:17.95 ID:Bb4srIC+O

男「おいおまえら、回すぞ」

「了解」
「ロリKtkr」
「以下省略」

美琴「くっ…やめ……!」

男「おさえろ」

ガシッ

美琴「ひっ……さ、触んないで…!」

男「おい」

ドカッ

美琴「あぐっ……!」

男「誰に口きいてんだ、おい、いい加減にしとけよクズが」

ドカッドカッ

美琴「あぅ…ぐ……やめ、てぇ……!」グスッ

男「泣いたら済むと思ってんのかぁ!? これだからガキってやつぁよぉ!」ドカッ




45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:15:35.33 ID:Bb4srIC+O

男「よーしよく抑えとけよー」

美琴「いや……いやぁ……!」バタバタ

男「制服ってのもいいもんだが、やっぱ素っ裸だよなぁ」バリィッ

美琴「ひっ……!」ビクゥッ

上条「御坂…!」

美琴「いやっ……! 見ないでぇ…!」フルフル

上条「くっ…!」

男「ほー、さすがにまだ経験はないみてぇだなぁ、綺麗なもんだ」




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:22:58.51 ID:Bb4srIC+O

男「まだ成育途中って感じだな、いきなりはちょーっとキツイかな?」

ズルッ

美琴「ひっ……あ……!」ブルッ


「じゃあ俺は胸を頂きますw」
「お口も塞いじゃおっかなーw」
「単芝うぜぇ」


美琴「いや! 離して! いやぁ!」バタバタ

グチュッ

美琴「っあ…………!」ビクン

男「へ、へへ、なかなかいいじゃねぇか」ズチャ




48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:29:48.16 ID:Bb4srIC+O

ズチュ…ズチャ…

美琴「あ……ぅあ……ああ……!!」ビクビク

男「おっと血が…、そうだよなー処女だもんなー、よかったじゃん彼氏の目の前で処女喪失できてよー、ヒャハハハハハ!!」

美琴「い……たぃ…よぉ……誰…かぁ……!」ビクン

男「はいはーい、誰か呼んでるよー? もう一人混ざろうぜw」

「了解でござるw」

ガシッ

美琴「やだ……いやぁ…!」




49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:36:50.00 ID:Bb4srIC+O

~数十分後~


ズチャ…

美琴「……」ピク

「はーい次は俺の番なーw」
「あれ? こいつ寝ちゃってね?」
「寝てんじゃねーよ」ドカッ
「おいこれ死んでんじゃねえの?」
「痙攣してるw」

男「へっ、それくらいどうってこと…」


パッ!


黄泉川「てめぇらそこを動くな!! ぶっ〇してやるじゃん!」

「やべぇ! アンチスキルだ!」

男「チッ…、解散だ! 散れ!」

黄泉川「動くなっつってんじゃん! 総員、確保しろ!」

「「おぉー!!」」




56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 22:58:13.03 ID:Bb4srIC+O

ザッ

黄泉川「大丈夫か、少年?」

上条「俺より御坂を! 早く!」

黄泉川「落ち着け少年、彼女はもう搬送されたじゃん」

上条「くそっ……! 来るなって…言ったのに…!」

黄泉川「……あの子がそんな薄情な性格してると思ってんの?」

上条「そんなつもりじゃ…!」

黄泉川「それに…、捕まったのが君だったからあの子はこんなとこまできたんじゃん…」

上条「…え?」

黄泉川「そっから先は病院で考えな、この甲斐性無し!」

バシ!

上条「いてぇ!」




57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:05:10.04 ID:Bb4srIC+O

~病院~


蛙「…出来れば、こんな形で会いたくはなかったんだねぇ」

上条「……」

蛙「ショックなのも、自分を責めてるのもわかるけど、彼女のそれは比べ物にならないくらい重いんだよ?」

上条「……わかって、ます」

蛙「いいかい? こんなことになってしまったけど、これから先も、本当の意味で彼女を助けられるのは君だけなんだよ?」

上条「はい……俺が…必ず…!」


黒子「その様子ですと、ようやくお姉様のお気持ちも理解したようですわね?」

上条「白井!?」




58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:13:19.83 ID:Bb4srIC+O

黒子「先程、お姉様が意識を取り戻されましたわ」

蛙「ほぅ、良かった」

上条「だったら…、すぐに」

黒子「お待ちなさい」

上条「…白井、どいてくれ」

黒子「私はいつもお姉様の近くにおりましたの、アナタよりも長い時間」

上条「…だから、なんだ」

黒子「アナタのお話をされる時のお姉様はとても楽しそうで…」

上条「…っ、だから! 今から…!」

カッ

黒子「…お待ちなさいな、次は本気で投げますわよ」

上条「白井……」




59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:20:37.61 ID:Bb4srIC+O

黒子「お姉様が幸せならと、私は身を引き、アナタとの仲を応援する所存でしたのに…」


黒子「逆にお姉様を傷つけるとは、さすがの私も黙ってられません」

上条「だったら、どうするんだ」

黒子「…」

上条「…」

黒子「…………はぁ」

上条「白井?」

黒子「それでもお姉様はアナタを望んでますの」

上条「御坂が…」

黒子「私が入り込む隙なんて端からなかったんですわ」


黒子「しかし! 今度お姉様を傷つけた時にはアナタを針ネズミにしてさしあげますからね!」

上条「針ネズミはゴメンだ…」




60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:26:16.25 ID:Bb4srIC+O

~病室~


美琴「………ばっかみたい」

上条「……」

美琴「なんで女が、男を助けに行かないといけないのよ」

上条「……ゴモットモデス」

美琴「………」チョイチョイ

上条「…?」

美琴「……大丈夫、だから」

上条「御坂…」

美琴「私はアンタに命の借りがあるの、それに比べれば、ね」

美琴「まだ、ちょっと、カラダが震えちゃうけど」フルフル

美琴「大丈夫、だから」

上条「御坂…」




67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:40:18.65 ID:Bb4srIC+O


~117支部~


初春「御坂さん、きのう退院したんですよね?」

佐天「うん…、どうしよう、なんて話し掛けたら…」

黒子「ふ、アナタ達、まだまだお姉様の事を知らないようですわね」

初春「でも…」

佐天「うん…」


シュン


美琴「よーっす! 元気してたー!?」



「「…えっ」」




69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:46:16.45 ID:Bb4srIC+O

初春「あ、おはようございます…」

佐天「み、御坂さん、あの……」

美琴「なに? アンタ達が元気無くてどうすんのよ、慰めてくれるんじゃないのー?」

初春「あうあう…」パクパク

佐天「」


美琴「………そりゃね、ショックだったよ、すごく」

初春佐天「「あ……」」




70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:51:46.85 ID:Bb4srIC+O

美琴「でも、さ、最終的にアイツは無事だったんだし」

美琴「無駄じゃなかったかな、って。 私、アイツに借りがあるしさ」

美琴「だから前向きに、ね」

初春「御坂さん……」

佐天「……み」

美琴「?」

佐天「御坂さぁ~~ん」ウルウル

だきっ

美琴「さ、佐天さん!?」

佐天「うぅ~っ!」グスッ



黒子「はぁ…、元通り、ですわね」




71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /04(木) 23:55:40.24 ID:Bb4srIC+O

佐天「じゃ、退院祝いに皆でどっか食べに行こう!」

初春「えー? 今からですか?」

美琴「私は朝食抜いてるから大丈夫だけど」

佐天「よーし、じゃあ今すぐGO!」

初春「ちょ、ちょっと待ってくださいよぅ~!」


黒子「あら? 私空気……」




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:01:40.41 ID:NOJzWePlO

~繁華街~


佐天「どこ行こっか?」

初春「決めてないのに出てきたんですかぁ?」

佐天「まずは部屋から出ろってね!」

黒子「お姉様はなにか食べたいものなどは…?」

美琴「私はー…………」


美琴「っ………!」ビク

佐天「……御坂さん?」

美琴「……ごめん、私ちょっと忘れ物しちゃったから先に行ってて?」

佐天「え、それなら…」

美琴「また後で!」タタタ

佐天「あ、はい……」




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:07:37.74 ID:NOJzWePlO


~路地裏~


男「……よう、覚えてっか?」

美琴「……おかげさまで、今更一人で私の前に現れるなんて、土下座でもしようっての?」

男「へへ…、いいねぇその態度。 でもなぁ、正直じゃねぇなあ、肩が震えてんぜ?」

美琴「っ…、言いたいことはそれだけ?」パリッ

男「おっと俺は今日、取引に来たんだぜ?」

美琴「…取引?」




75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:12:45.55 ID:NOJzWePlO

男「これ、なーんだ?」

ピラ

美琴「………!!」ビク

男「あんときの写真、もちろんこれは焼き増ししたやつだけどな」

美琴「く……!」

男「常盤台の超電磁砲の濡れ場、学園都市中にばらまいたらどうなっかなぁ?」

美琴「アンタ……思ってた以上のクズね…!」ギリ

男「言ったろ? 取引だって」

美琴「……なにが望み?」
男「なにって……、ハッ」



男「………お前、“女”だろ?」




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:18:05.15 ID:NOJzWePlO

~繁華街~


prrrrr

ピッ


黒子「もしもし?」

美琴『ごめーん黒子、ちょろっと用事出来ちゃってさー』

黒子「お姉様?」

美琴『早く終わったら合流するからさ、ごめん!』

プツン…ツー…ツー…


佐天「御坂さんからですか?」

初春「御坂さんはなんて?」


黒子「とんでもなく嫌な予感がしますの……」




78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:26:22.51 ID:NOJzWePlO

~とあるアパート~


男「さて、やってもらおうか」

美琴「……なにを」

男「……おい」スック

美琴「!」ビクゥッ

男「大人を舐めてんじゃ……」

男「ねぇっ!!」

ドカッ!

美琴「あぅっ……!」ドサ

男「俺の一言で写真も動画も学園都市中のサーバーに行き渡るんだよ、ワカッテル?」

美琴「う……」ガクガク

男「下手な抵抗してっと、身を滅ぼすぜっと!」

ビリィッ

美琴「ひっ……!」ビクン




80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:32:45.45 ID:NOJzWePlO




男「ハッ! お高くとまった常盤台の超電磁砲も、今じゃスキルアウトの肉便器か!」パンパン

美琴「あ……う……ふぅ……んっ………!」グスッ

男「へへ、そのうち泣く気もなくなるくらいに調教してやんよ!」パンパン

美琴「ひっ…あぁ……いやぁ……」ビクゥッ


美琴(誰か……)



美琴(助けて………!)




81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:39:49.67 ID:NOJzWePlO

~2日後~


タタタ…


上条「ちくしょう、2日連続で補習なんてやってらんねぇよ!」


上条「おっ…、あれは……」


上条「おーい! 御坂ー!!」

美琴「…!?」ビクゥッ

上条「はぁ、やっぱ御坂か、体はもう大丈夫なのか?」

美琴「う…うん…、まぁ、ね」

上条「……まだ良くないのか? あんまり無理すんなよ? なんかあったら俺が手伝うから、な?」

美琴「っ…! なんでも、ない…!」タッ

上条「? お、おい、御坂? おーい!」


上条「なんだってんだ……」




82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:45:59.25 ID:NOJzWePlO

~常盤台女子寮~


美琴「…」

ガチャ…

黒子「……お姉様、今日もなにか用事がおありですの?」

美琴「え? あ、あぁうん、ちょっと最近忙しくてね!」

黒子「ここのところ毎日では……」

美琴「大丈夫だって! ちゃんと門限までには帰ってくるから! じゃ!」


…バタン


黒子「やはり……黒子では頼って頂けないのですね…」

黒子「日が経つ度に悪くなる顔色、疲れ」

黒子「寝言で…、あの殿方の名前を切なそうに呼んでいるのも…私は知っているんですのよ……」




85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:52:30.92 ID:NOJzWePlO

ピピッ

prrrrr…

上条『もしもし?』

黒子「…上条さん、ですわね?」

上条『白井か? ちょうどよかった、ちょっと聞きたいことが…』

黒子「お姉様は」

上条『うん?』

黒子「お姉様は、私達に隠し事をされています」

上条『…』

黒子「私ではダメなんですの、私ではお姉様のお力にはなれませんの」

上条『……』

黒子「上条さん……」

………

……





89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 00:59:22.06 ID:NOJzWePlO

~翌日、とある自販機前~


美琴「あ……」ピク

上条「よう、御坂」

美琴「よっす……」

上条「……」

美琴「……なによ?」

上条「……そこの自販機」

美琴「?」

上条「綺麗だよな、ここしばらく蹴り入れられてないんだ」

美琴「ふーん…」

上条「今日は、やんないのか?」




90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:05:07.41 ID:NOJzWePlO

美琴「……やってほしいの?」

上条「あー、喉渇いたなー」

美琴「…」

上条「…」

美琴「……ハズレでも文句なしよ?」

上条「どうも」

美琴「はぁ……」コキコキ


美琴「ちぇい…!……ぁ…れ……」フラッ

トサッ

上条「……御坂」

美琴「あ、はは、ずっとやってなかったから感が鈍ったかな…、もういっかい…」フラフラ

上条「御坂、もういい」

美琴「………」




91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:09:54.03 ID:NOJzWePlO

上条「あのさ、御坂」

美琴「……なによ」

上条「なにか、隠してんだろ?」

美琴「……」

上条「簡単に拉致られるような俺だけどさ、少しは頼ってほしいな、と」

美琴「いいじゃない……」ボソッ

上条「へっ?」

美琴「アンタには関係のないことなんだからいいじゃない」

上条「御坂……」

美琴「私がどこで何してたって、アンタには…」

上条「関係なくねぇよ」




92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:14:26.37 ID:NOJzWePlO

美琴「……は?」

上条「…」

美琴「それは私が決めることでしょ、なにを勝手に決めちゃってんのよ」

上条「……好きなヤツの」

美琴「なによ、まだ言うこと…」

上条「俺の好きなヤツが、日に日にやつれていってるんだ。 気になるに決まってんだろ」

美琴「………へ?」

上条「…」




93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:21:48.65 ID:NOJzWePlO

上条「お前さ、優しいから」

上条「周りに迷惑かけないように、一人で抱え込むよな」

上条「でもな、心配なんだよ、俺は」

上条「お前が、好きだからさ」

美琴「……やめて」

上条「だから……」

美琴「やめてよ! 私はそんな善人じゃない!」

上条「御坂…」

美琴「脅されたとはいえ中学生にして乱交!? 常盤台のエースが!? おまけに最近じゃ学校までサボってヤリに行ってるとか! 最悪じゃない! 最悪……じゃない……!」グスッ

上条「……そういうことか、野郎ブッコロス」




94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:26:42.13 ID:NOJzWePlO

美琴「もう……最悪…」ヒック

上条「御坂」

美琴「………」


美琴「……………当麻ぁ…」ギュウ

上条「はぁ、あまのじゃくなお姫様だねぇ」ポンポン

美琴「怖かったよぉ……嫌なのに…無理矢理……」グスグス

上条「あぁ、もう大丈夫だから、大丈夫だからな」サスサス




95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:32:53.43 ID:NOJzWePlO



~翌日、とあるアパート~


男「おい、おせーじゃねーか」

美琴「……」

男「おいおい無視ですかぁ? だから大人を舐めると……」

美琴「…」パチッ

男「ハッ、ついに反抗しようってか?」

男「この携帯には特殊な発信器が付いててなぁ、異常があったらすぐ仲間に連絡がいくんだよ」

美琴「……言いたいことは、それだけ?」バチッ

男「え…、いや、発信器が…」

美琴「それだけ?」バチッ




96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:37:37.64 ID:NOJzWePlO

ガチャ

上条「お邪魔しまーす」

黄泉川「同じく」

男「て、てめぇら!」

上条「早く連絡しちゃってくださいよ、ね」

男「へ、へへ…、してやる、してやるよぉ!!」

ピッ


上条「あーあやっちゃった」

黄泉川「やっちゃったじゃん」

男「はは…、これで超電磁砲は…」




97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:43:21.81 ID:NOJzWePlO

上条「あのな、アンチスキルが此処にいる時点で気づかねーの?」

男「……は?」

黄泉川「現在、学園都市の一般サーバーはすべてアンチスキルの監視下にあるじゃん。 写真を曝すことが出来ないのはもちろん、さっきの発信を探知してお仲間もまとめてお縄についてもらうよ?」

上条「そーゆーこと」

男「あ……あぁ…」ガクガク

美琴「…」バチッ

男「ま、待て! アンチスキルの目の前で能力使ったらお前だって捕まるんだぞ!?」




98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:49:34.70 ID:NOJzWePlO

上条「どうでしょうかアンチスキルのお姉さん」

黄泉川「いやこれはどう見ても」



黄泉川「正当防衛じゃん?」

美琴「内臓沸騰させたげる、大丈夫、ひとつくらい……」バチッ

男「ひ……ば、化け物……!」

美琴「ふたつにするわ」パリッ



………




99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:50:40.33 ID:HL1pPKdE0
金玉とチ○コだな>内臓二つ



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 01:54:51.00 ID:NOJzWePlO

……


上条「なぁ、美琴」

美琴「なによ」

上条「すまん」

美琴「…」

上条「もっと早く気づいてたら……」

美琴「私が気づかれないようにしてたの、アンタは悪くない」

上条「……アンタ?」

美琴「………当麻///」

上条「……」ナデナデ

美琴「ふにゃ……//」




101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:00:08.63 ID:NOJzWePlO

美琴「でも、知らない男達に汚されちゃった」

上条「……在り来りのセリフだけどさ」

美琴「……?」

上条「上書きしてやんよ」キリッ

美琴「…………バカ///」




103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:03:34.00 ID:NOJzWePlO

~数日後~


DQN「こいつを返して欲しけりゃ言うこと聞きな!」

上条「悪ィ、また拉致られちまった」

美琴「……アンタ達、キャパシティダウンとか持ってたりする?」

DQN「なんだそれ」

美琴「……あっそ」パリッ




104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:04:39.04 ID:NOJzWePlO


美琴「てりゃ」バリバリ

男「ぎゃふん」

上条「てい(右手)」パシーン



~終~




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:01:57.00 ID:ZvoJncTx0
あれ、人質が上条さんじゃ美琴にキャパシティダウン使っても意味なくね?



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:05:51.66 ID:NOJzWePlO
>>102
美琴を呼び出すために上条さん拉致って
電撃防止にキャパシティダウン

で納得してくれ




106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:06:12.58 ID:HL1pPKdE0
ああ、眠いんだなと言う事はよく分かったwww



108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:10:34.84 ID:ZvoJncTx0
>>105
キャパシティダウンで能力制御不能になっても上条さんなら巻き込まれても大丈夫って美琴は知ってるから我慢する必要ないじゃん
佐天さん辺りで脳内変換して読んだけど




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:14:45.13 ID:NOJzWePlO
>>108
もう俺の中では一つの便利用語だから、キャパシティダウン

納得してくれー!


おやすみ




110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/11 /05(金) 02:15:16.54 ID:LcVxPW+GO










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禁書目録SS   コメント:3   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
777. 名前 :  ◆- 投稿日 : 2010/11/09(火) 03:05 ▼このコメントに返信する
なんか話がしつこいな
レイプ好きご用達か
17278. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/01/28(土) 01:13 ▼このコメントに返信する
胸糞悪いな。

レイプってそんなに興奮すんのか?
32073. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/03/07(木) 02:39 ▼このコメントに返信する
うッ、ふうううううううううう!!
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