PSP - とある魔術の禁書目録 (限定版:figma 御坂美琴 1体同梱)13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:05:48.01
ID:BaKeMYbw0 上条「・・・」
禁書「あなたはだぁれ?」
上条「不幸だ・・・」
上条「というかどうしてこんなことに?」
禁書「とうまに似てるね。親せきの子かな?」
上条「いや、俺がその上条当麻だ」
禁書「うそだー。当麻もっとおっきいよ」
上条「…よし、なら証拠を見せてやる」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:10:33.88
ID:BaKeMYbw0 上条「・・・とはいうものの、どうすればいいんだ?」
禁書「とうまはねー、不幸の右手をもってるんだよ」
上条「幻想殺し・・・」
上条「おっ、あれは・・・」
美琴「だから、ゲコタは緑の!赤は・・・」
上条「おーい!ビリビリー!」
美琴「・・・誰がビリビリよ!このっ・・・ってあれ?」
上条「俺だ、上条だ!」
美琴(あいつじゃない・・・)
上条「さぁ!いつもみたいにビリビリやってくれ!」ピョンピョン
美琴(か、可愛い…)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:16:42.59
ID:BaKeMYbw0 美琴「どうしたのかな僕?迷子になっちゃった?」
黒子「迷子なら私たちの仕事ですわ。どうしたんですの?」
上条「違うって!俺、上条当麻だから!」
美琴「…あいつの親せきの子かな?」
禁書「違うんだよ。この子がとうまらしいんだよ」
美琴「あんた、あいつんとこの…」
美琴「…ははぁん?私をだまそうって気ね」
上条「違うって!いいから俺に向かっていつもみたいにビリビリやってくれ!」
黒子「この子、変態ですわね」
美琴「あいつに毒されちゃったのかしら?」
上条「…よし、いつもみたいに電撃撃ってみろ」パシッ
美琴「?」
上条(俺が触っていれば能力は使えない…)
美琴「じゃあ弱めに。えいっ」ビリビリッ
上条「ぎゃー!!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:21:53.16
ID:BaKeMYbw0 美琴「ご、ごめん!あんまり強くしたつもりはなかったのに!!」
黒子「あら~…真黒ですわね」
黒子「お姉さま、子どもに向かってひどいですわね」
美琴「だってだって…ごめんね!え~と…とうまくん!」
上条「…なぜ…だ」プスプス
上条「!!」
上条(右手だけ…焦げていない!?)
上条(つまり幻想殺しの効力も弱くなってるってことか…)
禁書「ねー。あなたホントにとうまなの?」
上条「…そうだよ」
禁書「…ふーん」
上条「なにその目!信じてないな!?この上条さんを!」
禁書「さ、帰ろスフィンクス。とうまが帰ってきてるかもしれないし」
上条「だから俺が上条さんなんだってば!!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:26:32.54
ID:BaKeMYbw0 美琴「ごめんね、お詫びにアイスおごってあげるから…」
上条「…いい」トボトボ
美琴「あっ!待ちなさい!」ガシッ
上条「…下ろしてください」スカスカ
美琴(か…可愛い…)
美琴「お姉さんの言うことは聞くもんだぞ、とうまくん!」
上条「…俺の方が年上なはずなのに」
美琴「まだ言ってる…」
黒子「まぁ、迷子のようですわね。アイスでも食べながらお家の場所聞いてみましょう」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:32:05.01
ID:BaKeMYbw0 上条「ペロペロ」
美琴「……」
黒子「……」
美琴(なにこの子、ホント可愛いんだけど…)
黒子(お姉さま一筋だった私の心も動かすとは…この子、やりますわね…)
美琴「それで、僕お家はどこなのかな?」
上条「だから…俺、上条当麻なんだって…」ペロペロ
美琴「…う~ん。あいつがいれば引き渡すんだけどなぁ」
上条「…信じてくれない」
上条「不幸だ…」ペロペロ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:37:31.36
ID:BaKeMYbw0 上条「信じてもらえないならとりあえず話すだけ話すから聞いてくれ」
上条「
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『おれは朝起きたら子どもの姿になっていた』
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも誰に何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
」
美琴「黒子ー、このアイスおいしいね」
黒子「そうですわね」
上条「…ペロペロ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:39:28.68
ID:BaKeMYbw0 もう無理ですギブ。
原作知らないから能力とかわかんないし…ごめんなさい。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:43:37.30 ID:324EJE0S0
アニメは見てるんだろ?
やれ29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:50:24.76
ID:BaKeMYbw0 黒子「それでは、その上条さんのお宅に伺ってみましょう」
美琴「そうねぇ…」
上条「…ケプッ」
上条「……」
上条「!!」
上条「今日は何曜日だ!!」
美琴「え?日曜日だけど…」
上条「ヤバイ!!特売に遅れる!!」
上条「それじゃ!!」
美琴「あっ…」
上条「あ、アイスありがとうな!」タッタッタッ
美琴「…可愛い」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 19:53:45.79
ID:BaKeMYbw0 特売品
売り切れ
売り切れ
売り切れ
上条「……」
上条「いや、なんとかこの卵(¥98)を手に入れた」
上条「仕方ない、これで…」
上条「…財布」
上条「ない…」
上条「不幸だ…」
36 :
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします:2010/02/09(火) 19:54:49.28 ID:6JS7PzqD0
なぜあわきんじゃないんだ…43 :
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします:2010/02/09(火) 20:26:11.46 ID:9YmcOKE10
これは今まであるようでなかった発想38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:09:38.12
ID:BaKeMYbw0 トボトボ
美琴「こーら」ポム
上条「…ビリビリか」
美琴「み こ と お姉さんよ」
上条「……はぁ」
美琴「あなたのこと、黒子に調べてもらってるから、それまで私と一緒に遊びましょう」
上条「……なんでビリビリとなんか」
上条(……いや、どうせ信じてもらえないんだ)
上条(どうせなら目いっぱいおごってもらおう)
上条(しかし、それでは上条さん…年上としての面目が…)
上条「……」ジッ
美琴「…何?じっと見つめて」
美琴(か…可愛い!!)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:16:58.72
ID:BaKeMYbw0 上条「デパート…」
美琴「やっぱりこういったところは歩いてるだけでも楽しいし」
美琴「もしほしいものがあったらお姉さんにいいなさい」
美琴「高くなかったらなんでも買ってあげるから」
上条「……」
上条(どうせ子どもだ。ばれやしねぇ…)
上条(くっくっ…ビリビリ、思いっきり贅沢してやるから覚悟しやがれ)
上条「じゃああれ…」
美琴「…これ?」
店員「あーざーす。白いタイ焼き2つになりまーす」
美琴「はい」
上条「ありがとう、おねぇちゃん」ニコッ
美琴「…い、いやぁ///」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:19:54.63
ID:BaKeMYbw0 上条(食べ歩き…そう、俺がめったにしないことだ)
上条(たこ焼き、ラーメン、ハンバーガー…どんどん頼んでやるぜ)
上条「…ケプッ」
美琴「おいしかったね。それじゃ行こっか」
上条「……ウプッ」
上条(…胃袋は子どもサイズでした)
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:29:42.03
ID:BaKeMYbw0 上条「!」
美琴「それじゃ、屋上いこっか」
美琴「今、ゲコタのショーがやってるの!」ランラン♪
美琴「きっととうまくんも気に入ると思うよー」
美琴「もうすぐ始まるから早く行かないとね」
上条「おねえちゃん…手…放して…」
美琴「え?なんで?」
上条「…おしっこ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:37:18.31
ID:BaKeMYbw0 上条「…ふぃ~」
上条「…ここ…女子トイレなんだよな」
美琴「とうまくーん、一人でできるー?」
上条「で、できるわ!!」
美琴「そう?」pipipi
美琴「電話が…黒子?」
上条「ふぃ~」ガチャッ
美琴「え?それほんと?でも…」
上条(電話中…まぁいいけどな)
上条「ふっふふんふっふふんふっふっふ~…!!」ガシッ
上条「~!!」タッタッタ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:41:19.85
ID:BaKeMYbw0 女「おとなしくしなさい」
上条「!!」ゲシッ
女「っ、この!」デシッ
上条「!」カクン
女「ふふっ、人質ゲット~」
美琴「じゃね~」
美琴「ごめんとうまくん…って、とうまくん!?」
美琴「…いない」
美琴「もう、どこ行っちゃったの…」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 20:58:10.03
ID:BaKeMYbw0 上条「…ってて、ってなんだこりゃ?」
女「気がついた?ぼーや?」
上条「あん?誰だ?」
女「ま、御坂美琴…学園都市レベル5第3位、通称レールガンの首を狙うお姉さんってところかしら」
上条「…はぁ?」
男「手っ取り早く有名になるにはどうしたらいいか…」
男「そう考えてレベル5の連中を倒したとなりゃ、俺らも有名人になれると思ってな」
男「1位と2位は行方知れずだが、3位は常盤台のエースって話だったからな」
男「すぐに足がついたぜ」
女「まぁ、そういうわけ。あんたには人質になってもらうわよ」
上条「…巻き込まれるとか…不幸だ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:06:38.65
ID:BaKeMYbw0 上条「大体、有名になってどうするんだよ」
女「あなた、ずいぶん大人な口きくのね」
上条「こう見えても高校生だ」
男「どう見ても4歳か5歳そこそこだぜ?ボクちゃんよぉ」
上条「どうしてこうなった…」
男「まぁなんだ。やっぱ男になったからには一番でありたい!」
男「それは当然だろ?」
上条「いや…そうは思わないけど」
男「大人になったらそう思うだろう」
上条「にしたって、人質とって倒すっていうのは卑怯じゃないか?」
男「俺は気にしない。どんなことをしても勝利は勝利だ」
男「それに、これは女が勝手にやってることだしな」
女「私は強い男が好きなの。だから男には強さを証明してもらわなきゃならないんだから」
上条「しらねー…」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:19:09.76
ID:BaKeMYbw0 男「ふふふっ…この肉体美…最高だろう?」
男「こいつさえあればどんな奴でも一撃だぜ」ムキムキ
上条「うっ…」
上条(なんだあの隆々の筋肉…尋常じゃねぇぞ…)
男「俺の能力は筋力操作(マッスルゲージ)。自分のありとあらゆる筋力を操作できる優れものよ」
上条「汗臭そうな能力っすねー」
男「ふん、この能力があればだれにも負ける気がしねぇぜ」ムキムキ ミチミチッ
「何が『誰にも負ける気がしない』よ。そんなもんで私が倒せるわけないでしょ」
男「きやがったか!!」
女「どこ!?」
美琴「わざわざ手紙置いて行ってくれてどうも」
女「…天井の鉄筋の上に立ってるとは…化け物め…」
男「ふっふっふ、さぁ。俺様の伝説の始まりだ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:27:36.56
ID:BaKeMYbw0 美琴「よっと」スタッ
女「ふふっ、大人しく下りてきたわね」
女「さぁ、早いとこ負けちゃって」
女「この子がどうなっても知らないんだから」
上条「……」
美琴「…この、卑怯者が」
美琴「なんて、言うとでも思った?」
女「?」
女「あ、あれ!?坊や!?どこいったの!?」
黒子「人質がとられた時は私の出番ですの」
黒子「ジャッジメントですの」
女「チィ!テレポーターか!」
男「ははははぁ!!そんなの関係ねぇ!!死ねぇレールガン!!」ドドド
美琴「ふん」バチバチ!
60 :
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします:2010/02/09(火) 21:31:45.93 ID:jppjvaa60
上条テレポート効かない・・・・62 :
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします:2010/02/09(火) 21:33:47.26 ID:inQbvzur0
ガキになってるから効くでいいだろそんぐらい61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:32:09.76
ID:BaKeMYbw0 男「ぬるいわぁ!!」ドドド
美琴「んなっ!?効いてない!?」
美琴「ひゃあっ!」ドゴォン!
男「チッ!避けやがった!」
美琴「このっ…」バリバリ!
男「ぐぐっ!!」バシュゥ…
男「…へへっちっとばかし痛かったぜ」パリッ
美琴「うそぉ…」
上条「ちょっとやばいかもな…」
黒子「とうまくんはここにいなさい。お姉さま!私も手伝いますわ!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:40:24.63
ID:BaKeMYbw0 黒子「お姉さま、私がテレポートで動きを補助しますのでその間に攻撃を…」
美琴「わかったわ」
黒子「私たちのチームワークでしたら右に出る者はいませんわ!!」
男「へっへぇ…二人でくるとかうぜぇよ…」
男「おい、女ぁ!!」
女「はいよ!」ヒョイッ
男「俺らのチームワークと、どっちが上か見せてやろうぜ…」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:41:48.79 ID:3zZ++hH40
男「俺の能力は筋力操作(マッスルゲージ)。自分のありとあらゆる筋力を操作できる優れものよ」
こんなしょぼい能力で美琴と一戦交えようとか正気か?70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:42:59.07 ID:5tFYsulT0
>>69
もしかしたらとぐろクラスかもしれない74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:45:13.79
ID:BaKeMYbw0 男「いくぜ…」
美琴「……」
黒子「……」
女「……」
上条「……」ムズムズ
上条「…へっ…へくちっ」
美琴・黒子「行くわよ」「行きますわ!」ヒュッ
美琴「食ら…!?」パッ
黒子「消えた!?」
男「何やってんだ?」ドゴォッ
美琴「んなっ…」ミシミシッ
黒子「なんで後ろに…!?」ミシッ
上条「ビリビリ!白井さん!!」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 21:57:17.93
ID:BaKeMYbw0 上条「なんだ!?同時に姿が消えたと思ったら男と女が二人の後ろに現れた!?」
美琴「くっ…確かに気配はそこにあったのに…」
男「気配?あぁ、あるだろうな…」
男「俺ら、一瞬しか動いてねぇからな」
女「ふふっ」
黒子「あの女もテレポーターですの!?」
女「さぁね~」
男「ほらほら行くぜ!」ヒュッ
黒子「消えた!?」
美琴「いや、気配は消えてない!黒子よけて!」
黒子「っ」
黒子(ダメージで演算が間に合いませんの…)
男「オラァ!!」バキィ!!
黒子「うぐっ!」ドゴォッ
美琴「黒子ぉ!!」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:05:00.23
ID:BaKeMYbw0 女「あらあら、苦戦してるわね~」
女「私の能力ねぇ? 姿を見えなく視覚阻害(ダミーチェック) っていうの」
女「レベルもそこそこあるから、あなたたちにはきついかもしれないわねぇ」
美琴「くっ…黒子…」
黒子「……」ガラッ
美琴「…あんたたち…いいかげんにしないと」ゴソゴソ
チーン ギュアッ ドゴオォッ!
男「ひょっ?」チリチリ…
美琴「死ぬわよ…」
女「レールガン…化け物め!!」
女「でもそんなもの!当たらなきゃどうってことないわ!!」
男「たとえ当たったとしても俺の筋肉の前では無力だ!!」
注) 視覚阻害(ダミーチェック) は作中では一人ですが、SSなので気にしないでください。
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:06:41.14 ID:3zZ++hH40
あの眉毛の能力か85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:08:23.78 ID:HujnhIAO0
そーいやぁそんな能力の奴いたなぁ
ゲジ眉ちゃん88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:12:19.31
ID:BaKeMYbw0 美琴「…引かないのね」
男「俺の筋肉は…」
男「無敵だああぁぁぁ!!」
美琴「そう…」パチパチ
バチッ
ババババッ
女「何!?電気の壁!?」
女「な、なんかやばいよ!?」
男「あんな壁の一枚や二枚!俺の鉄壁の肉体が破壊してくれるわ!!」
女「あんたはよくても私は生身なのよ!!」ヒョイッ
男「うおぉぉ!!」ドドドドドド
美琴「やっぱ…筋肉バカね」
男「うおおおおぉぉぉ!!!」バリバリバリバリ!!
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:16:51.57
ID:BaKeMYbw0 ドサッ バチッ バチバチッ シュ~
男「あ…がっ…」ピクピクッ
美琴「…何が無敵の筋肉よ」
美琴「アホねぇ」
美琴「そんなことより黒子…」
女「動くな!!」
上条「ん~んっ!」
美琴「っ!?どこっ!?」
女「ふふっ、見えないでしょう?」
女「今、私の手の中に坊やがいるんだけど…」
女「この子…どうしようかしら?」
美琴「卑怯者…」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:22:08.34
ID:BaKeMYbw0 上条「!!ん~ん!!!」
美琴「とうまくん!?」
女「ふふっ…見えないだろうけど、今、顔傷つけちゃった」
女「血が流れちゃったかもしれないわねぇ…」
美琴「この…」
女「動くなってば…この子、殺されたいの?」
美琴「くっ…」
美琴(どこにいるかは電磁波で大体わかる…)
美琴(…ん?)
黒子「……」
黒子「……」ピクッ
美琴(黒子!…意識戻ってるみたいね…)
美琴(様子を伺ってるみたね…どこにいるか伝えられれば…)
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:27:44.14
ID:BaKeMYbw0 女「男!まだ起きないの!?ホントグズね!」
男「ぬああぁぁぁ!!!」
美琴「!?」
男「誰が愚図だコラぁ!」
女「早く起きなさいよ!私が坊やを抑えてるかぎりこいつら手出しできないんだから」
女「とっとと終わらしちゃいなさい!」
男「けっ、そんなもんなくても、俺の能力だけでこいつら動けなくすることくらい楽勝なんだよ」
美琴「最悪ね…」
美琴(…あそこにいる…黒子のテレポートなら一瞬で何とかなるだろうけど…)
美琴(目印か何か……あれ?何あの手形?)
美琴「右手のひら?」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:35:49.11
ID:BaKeMYbw0 男「さっきはよくもやってくれたなぁ…」
美琴「…あんたが突っ込んできたんでしょ」
男「俺の能力がただ己の筋力を無敵にするだけだと思うなよ…」ガシッ
美琴「!?」ガクッ
美琴「なに!?足の力が…」
男「俺の筋力操作(マッスルゲージ)はあらゆる筋力を操作する!」
男「こうやれば相手の筋力すら操れるんだよ」
男「そして…」ミチミチ ムキムキィ
男「この俺の筋肉でその弱った体を粉砕する!!」
男「死ねぇ!!」
美琴「っ!!」ギュン! ボゴォッ!
女「磁力つくって鉄筋コンクリを壁にした!?」
女「ふふっ、でも、そんなもん無意味だったみたいね」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:42:49.43
ID:BaKeMYbw0 美琴「っ…」ガラッ
黒子(…お姉さま、大丈夫ですの!?)
美琴(えぇ…なんとかね…)
美琴(あいつのせいで体に力が入んないの…)
黒子(移動はお任せを…)
美琴(いえ、私よりとうまくんをお願い)
黒子(え!?でも…)
美琴(場所なんだけど、入口から3本目の鉄筋の前…そこに右手のひらが浮いてるの)
黒子(右手のひら?)
美琴(きっとそれがとうまくんの目印…)
男「さぁて、さっきの礼はたっぷりさせてもらうぜ…」
男「二人まとめて地獄におちろ!」
男「フライングボディー!!!」
美琴(いくわよ!!)
男「プレエエエェェェェエエエス!!!」ドゴオオォォ!!
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:52:42.26
ID:BaKeMYbw0 男「ふふふっ…これで合い挽きミンチのできあが…」
男「あれ?」
美琴「ふふっ…どこ狙ってんのよ」
女「なっ!?またテレポート!?」
美琴「食らいなさい!!」バチバチィ
男「おぉぉぉおおお!!」バリバリバリッ
黒子「ほんと、手のひらだけ浮いてますわね」
女「なっ…」
黒子「逃がしませんわ」ガチャッ
女「くっ…手錠…」
黒子「あなたはおとなしくここでにつながっててくださいまし」ガチャッ
男「しねええぇぇ!!」
美琴「くっ…」
黒子「お姉さま!?」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:56:34.26
ID:BaKeMYbw0 美琴(だめだ…逃げられない…)
黒子「お姉さま!!」
男「おらああぁ!!」
美琴(やられ…)
ばしっ
「いてーいてー。俺の顔に刃物が刺さっちゃったよ…まったく…」
「子どもになったと思いきや、拉致られ切られ…今日も不幸だぜ…」
美琴「あんた…」
上条「大丈夫か?ビリビリ」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 22:57:22.26 ID:PKzlk3lj0
さすが上条さん107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:02:25.85
ID:BaKeMYbw0 男「な…なんだテメェ!!」ググッ…
上条「しかしいったいなんだってんだ?突然元の姿にもどったとか…」
美琴「え?じゃ、ほんとにあれ…あんただったの!?」
上条「だから、そうだって言ってんじゃねーか…」
男「おぉぉ!!俺の力!!まだまだだぜえぇぇぇ!!」プシュ~
男「ひょっ!!??」シュ~
美琴「なっ!?手が…」
黒子「ひょろくなっていきますの…」
上条「なるほど…お前の本当の姿…どんなやつか…」
上条「見させてもらうぜ!!」バキッ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:08:01.16
ID:BaKeMYbw0 男「やめてぇ~…いじめないで~」ヒョロヒョロ
上条「…本体、ほんと骨と皮の人間だったな」
美琴「私…こんなのに苦戦してたの?」パチッ
男「ひぃっ!」
美琴「…はぁ」
上条「それにしても今日一日はつかれたな…」
美琴「まさか本当にあんただったとはねぇ…」
上条「だからずっと言ってただろう?」
美琴「…とうまくんのころは可愛かったのに」
上条「え?なに?」
美琴「なんでもないわよ!!」
美琴「それより、せっかく会ったんだし勝負しましょうよ!」
上条「ちょっ…お前もボロボロだろ!今日はやめとけ!!」
美琴「…そうね。ちょっといろいろ痛むし…また今度にするわ」
上条「ホッ…」
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:15:13.03
ID:BaKeMYbw0 黒子「それでは、私は後処理ということでいろいろありますので、これで失礼しますの」ヒュッ
美琴「おつかれさーん」
上条「ビリビリ」
美琴「…何よ」
上条「今日はいろいろとありがとな」
美琴「ふん。あんたなんかどうでもよかったんだけど」
美琴「…まっ、とうまくんだったら遊びにいっても悪くないかなって思ってたし…」
上条「いや、命がけで俺助けてくれようとしてたし、いろいろおごってくれたし」
上条「ほんと感謝してるぜ」
美琴「奢っ…あっ!そうだ!あんただったんならまた今度タイ焼き奢りなさいよね!」
上条「えぇ!?なんでだよ!?」
美琴「当り前でしょ!とうまくんならともかく、あんたなら返してもらうわ!」
上条「ぼくとうまくんでちゅ」
美琴「ふっざっ…けるなぁ!!」バリバリッ
上条「わ~!!!!」
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:23:19.91
ID:BaKeMYbw0 美琴「はぁはぁ…逃げられた…」
美琴「…はぁ。疲れた…」
美琴「……そういえば、今日のゲコタのショー見損ねたなぁ…」
美琴「…今からなら…駄目かな」ピラッ
美琴「チラシ…あのデパートのだ。3時から…第二部ゲコタショー開催!?」
美琴「今何時!?2時51分!?間に合う!!急げっ…」パカッ
美琴「…え?靴がおっきく…なんか服もおっきく…」
美琴「…え?身体…縮んでる!?」
美琴「…まさか…うそぉ~!?」
ドンッ
「アッ?おめぇなにやってんだ?」
美琴「へ?」
一方「こんなところでうろちょろしてんじゃねぇよ。ったく…」ヒョイ
美琴「ええぇぇぇ~!?」
END
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:24:28.95
ID:BaKeMYbw0 上条さんの服は伸縮性に富んだ服装だったんだ!うん!きっとそうだ!!
小さくなってもジャストフィットだったんだね!やったね上条さん!!
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:28:33.27 ID:PrEUuahT0
オリジナルと上位固体が交差するとき、(セロリの)物語が始まる117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /09(火) 23:28:57.78 ID:2QUF5NXR0
打ち止めのほうがでかくなってるんだな126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/02 /10(水) 00:28:27.95 ID:H1VW185qO
面白かったぜ乙
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy" (MF文庫J)ろり☆がぶぅ (TENMAコミックス LO)少年ドルチェ (TENMAコミックス)GUILTY GEAR 10th メモリアルブック (enterbrain mook―ARCADIA EXTRA)
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