佐天「電撃を性的快感に変える能力かぁ……」

2013-04-30 (火) 00:07  禁書目録SS   9コメント  
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 06:48:46.85 ID:rq3Rdt6HP

御坂「これね、ちょっと電気流せばリセットできるのよ」ビリッ

佐天「きゃあっ!」

御坂「ご、ごめんなさい佐天さん!大丈夫?!」

佐天「あ……はぁ……だ、大丈夫です」

御坂「ほ、ほんと?よかったわ」(あれ……?今日の佐天さんなんか……可愛い)

佐天「……そういえば私、レベル1になったんですよ」

御坂「凄いじゃない!どんな能力なの?」

佐天「御坂さんに見せたいんで、私の家……来ませんか?」


eval.gif聖娼女 性奴育成学園





28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 13:29:13.51 ID:mEdndFEi0

佐天×御坂は至高



9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 07:21:08.52 ID:DxEImIJhT

御坂「あれ?佐天さん今日メイクしてる?」

佐天「いえ……あの、御坂さんって常に微弱な電力を放出してるんでしたっけ?」モジモジ

御坂「ホントにちょっとだけどね」

御坂(今日の佐天さん、何か妙に色っぽいなー)

佐天「そうですか、通りで……」ハァハァ



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 16:51:49.16 ID:DxEImIJhT

佐天「ういはる~!私レベル2になったよ~!」

初春「えーっ、もうレベル上がったんですかぁ!?私、あっというまに追い抜かれちゃいましたね……」

佐天「まぁまぁ、努力も大事だけど超能力には運も大事だからさー」

初春「はぁ……それでどんな能力なんですか?」

佐天「それはねぇ……んっ!」ピクッ

初春「?」

佐天「んっ……あっ///……み、御坂さんが来たみたい」モゾモゾ



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 16:55:54.64 ID:DxEImIJhT

初春「いきなり何ですか?それより早く佐天さんの能力を(ry」

御坂「黒子ぉ~?いる~?」ガチャ

初春「うわっ!?ホントに御坂さんが来た!」

佐天「んんっ///」ビクッ

御坂「なに?何か私が来たらまずかったかしら?」

初春「あーっ!わかりました、予知能力ですね!?」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 16:56:26.28 ID:DxEImIJhT

初春「あれ、でもそうすると佐天さんのレベル1からあまりにも能力が違いすぎるし……」

初春「も、もしかして今巷で噂のデュアルスキル……!」

佐天「えっと、そうじゃなくて」

佐天「私のレベル2の能力は磁界の変化も性的快感に変わる能力なんだ……アハハ」

御坂「ちょっとそれって」テクテク

佐天「アッ!?……んっ、その御坂さんが近くにくると、か、感じちゃうといいますか///」モゾモゾ



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 16:58:33.97 ID:OUVxyxCWO

役に立たない能力わろたwww



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 18:05:27.39 ID:DxEImIJhT

黒子「佐天さんがレベル1のときも思いましたけど、これで佐天さんはますますお姉様に近づけなくなりましたわね」

初春「うわっ!白井さんまで急に現れないでくださいよ!」

黒子「初春……あなた、そのセリフを空間移動者に向かって使うんですの?」

佐天「と言うか白井さん、普通に奥の部屋から出てきましたよね」

黒子「それにしても、佐天さんはなぜお姉様をピンポイントに狙ったかのような能力を次から次に……」



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 18:10:24.57 ID:DxEImIJhT

黒子「ハッ!」ガタッ

黒子「まさか、佐天さん!あなたまでお姉様によからぬ私情を抱いて!?」

御坂「よくないのはアンタの頭の中よ!」バチィ

黒子「いやぁん!」ビリビリ

佐天「ひゃぁん!」ビクッ

初春「サ、サテンサン///」

御坂「あっ!ゴメン、佐天さん!」

佐天「ハァ、ハァ……だ、だいじょうぶです。電流と磁場の変化がいきなりきたんで、つい声が出ちゃって……///」ピクッピクッ



72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 18:18:34.99 ID:DxEImIJhT

御坂「でも、その……佐天さん、口元……///」

初春(よだれ垂れてますよぉ~!///)

佐天「ふぇ……?」ハァハァ

御坂「と、とにかく!磁場の影響まで受けるようになったのなら、黒子の言うとおり少し距離を置いた方がいいかも知れないわね」

黒子「そぉですの!」ガバッ

黒子「いくら佐天さんでも、お姉様からほとばしる私への愛を勝手に感じ取るのは許しませんの!」

御坂「いつ、私がアンタに愛をこめた電撃を……」パリッ

佐天「んんっ」ピクン



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 18:26:09.17 ID:DxEImIJhT

初春「ちょっと、御坂さん!」

御坂「ああぁ、ゴメンなさい佐天さん!」

佐天「だ、大丈夫れふ、大丈夫ですから……」ハァハァ

黒子「……空気中への放電はおろか、お姉様がわずかに発電しただけで感じてしまうとは」

初春「たしかにこれはちょっと厄介かも知れませんね」

御坂「……そうね、とりあえず解決策が見つかるまで、私たちが会わないしか方法は(ry」

佐天「あ、会ってくれないんですか!御坂さん!」グイッ

初春「お、おちついてください!サテンサン!」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 19:19:56.10 ID:DxEImIJhT

佐天「御坂さぁん……」ハァハァ

黒子「さ、佐天さんが快楽に屈してしまいましたの……!」ゴクリ

御坂(ちょっとそんな顔で見ないでよー!///)

佐天「私、御坂さんのそばにいたら、きっと能力をうまくコントロールできるようになると思うんです///」

初春「いや、絶対それが目的じゃないですよね」

黒子「お姉様の近くは、佐天さんにとっての天国ですものね」

黒子「もちろん、わたくしにとっても(ry」

佐天「だから、御坂さぁん……///」モゾモゾ



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 19:22:06.30 ID:DxEImIJhT

御坂(佐天さんは……私のそばにいるといつもこんな顔に……)

御坂「……」ドキドキ

御坂「……わかった、佐天さんの能力が落ち着くまで協力するわ」

黒子「お姉様!?」

初春「そ、それってつまり」

御坂「黒子、少しの間でいいから佐天さんと部屋を交換してあげて」


黒子「断ッ固拒否ですのぉぉぉぉおお!!」ガシャァン!

初春「私のノートPCィ!!」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 19:30:21.03 ID:DxEImIJhT

白井さんの抵抗むなしく、佐天さんと御坂さんは相部屋で暮らすことになりました。

御坂さんは「佐天さんの能力開発のため」を理由に随分と権限をふるったらしく、白井さん以外の障害はとくになかったそうです。

これは私のハイエンドノートを打ち壊した罰だと思ったので、白井さんの「妨害工作を手伝え」と言う扇動には、

ジャッジメントに迷惑防止条例違反者がいるとの通報で返事をしました。

相部屋生活を開始して3日間ほどは、佐天さんの眼から光が消えて常に口元が緩んでいましたが、

1週間たった今では、いつも少し頬が赤らんでいる他はまったく異常のないように見えます。



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 19:31:48.94 ID:DxEImIJhT

佐天「ういはる~!私ついにレベル3だよ~!」

初春「えぇっ!?ちょっとペース早すぎじゃないですか、サテンサン!」

佐天「いやー、これまでの努力が実った、ってやつかなぁー」

佐天「能力者に必要なのは『諦めずに自分を信じて待つ』ってことだと思うんだ」ドヤッ

初春「なるほどー、勉強になりますねぇ」メモメモ

初春「ってそんなことはどうでもいいんです!レベル3の能力はどんな能力なんですか!?」

佐天「う、うん、それなんだけどさ///」カァァ

初春「あれ?よくみたら佐天さんの顔が赤く……もしかしてまたえっちな能力なんですか!?」



98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:03:38.74 ID:DxEImIJhT

佐天「エッチって、初春はいやらしいなー」

初春「い、いやらしいのは佐天さんの能力ですよ!」

佐天「うん、まぁ、性的快感に変換されるエネルギーの幅が広がったからレベル上がったんだけどさ」

初春「やっぱり」

佐天「でさぁ、これがまた厄介で……ャアンッ!」ビクン

黒子「白井黒子ただいま戻りましたのー」ヒュッ

御坂「おじゃましてまーす」ヒュッ

佐天「ンンッ///……ハァ」



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:11:29.26 ID:DxEImIJhT

佐天「ふぅ……ちょっと御坂さん!いきなり距離が近くなるとキちゃうから白井さんとテレポートは控えてくださいって言いましたよね!」

御坂「あー、ゴメンね。でも、初春さん家に遊びに行く予定だったんなら、前もって教えといてよね」

佐天「いや、昨日の夜に話しましたよ!?そしたら『私もあとから遊びに行く』って……」

御坂「……」ジーッ

佐天「し、白井さんを……さそ、誘って……遊びに行くって……ンッ!」プルプル

初春(御坂さんが佐天さんを見つめると、佐天さんの顔が真っ赤に……)

黒子(お姉様ったら、また……!)



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:19:11.27 ID:DxEImIJhT

御坂「……」ジーッ

佐天「だから、私は……さ、先に初春の……アァッ!」ビクン

黒子「お姉様っ!!」

御坂「えっ?……あっ、佐天さん!ゴメン!」

佐天「 」ビクッビクッ

初春「サテンサン!」

黒子「ハァーッ……お姉様のAIM拡散力場すら佐天さんの快楽なのですから、快楽を与えるのを止めろなんてことは言いませんの」

黒子「それでも、限度と節度を守って行動していただきませんと」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:26:13.15 ID:DxEImIJhT

黒子「いくら快感とは言え、常に刺激を与え続けるなんてことになれば……」

御坂「人格を保てなくなるわよね、わかってるわ」

御坂(快楽に染まる佐天さんがいくら可愛からって私……)

佐天「えっと、それがですね……」ヨロッ

初春「あっ、佐天さん!気が付きました!?」

佐天「どうやら私、常に刺激を受けることになったみたいで……///」カァーッ

黒子「佐天さんがまたメス猫の顔に……お姉様っ!」

御坂「ち、ちょっと待ってよ!今は磁界も体内電流も弄ってないわよ!?」

初春(やっぱりさっきは弄ってたんだ)



105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:28:08.49 ID:DxEImIJhT

佐天「それが、どうやらAIM拡散力場の揺らぎも快感になっちゃうみたいで……///」モジモジ

初春「 」

黒子「 」

御坂「 」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:40:23.62 ID:jz8Do6l/i

快感だって受け続ければ麻痺するだろ
http://www.amazon.co.jp/dp/4799203738/




109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:42:52.10 ID:DxEImIJhT

それはここ、学園都市において致命的な能力でした。

私たち超能力者が無意識に発生させていると言われるAIM拡散力場は、

能力の強度はおろか、能力の有無に関わらず全ての学生から微弱ながら発生しているとされ、

『学園都市内で生徒が動く』、それだけで佐天さんは性的快感を受けるのでした。

ただし、能力強度の上昇は「快楽受信の幅」の拡充とともに、「快楽刺激への閾値」も押し広げたそうで、

レベルアップ報告の翌日には、(少なくとも傍目には)これまでとほぼ変わらない態度であいさつを返してくれました。

心配をかけまいと強がっているのでは?と私が物思いにふけった、その隙をついてパンツチェックをされました。

はぁ、御坂さんが電撃能力者の群れを引き連れて、そこの曲がり角から現れないかな。



112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 21:53:21.85 ID:DxEImIJhT

黒子「まったく、お姉様ったらまぁたこんな幼稚な下着をお召しになって!」ヒュッ

御坂「ちょっ!アンタ、それ私が今日履いてる……!」カァァ

初春(御坂さんの履いてるスカートと短パンはそのままに、パンツだけを空間移動ってどうやってるんだろう。この瞬間の白井さんの演算能力はレベル5に匹敵してるんじゃないかな)

御坂「黒子ォッ!!」バチィッ

黒子「あひぃぃぃぃいっ!!」ビリビリ

黒子「んほおぉぉぉぁぁあ゛」ビクビク

黒子「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁああぁ」ショワワ…

初春「……えっ、み、御坂さん、あの、やりすぎでは」



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:00:12.28 ID:DxEImIJhT

御坂「い、いや!違うわよ!?いくら黒子相手でも、肉体が弛緩しきるまで長く、強い電撃を浴びせるワケないでしょ!」

黒子「んへぇ…っ……んふっ///」ビクン ビクン

御坂「それより、この黒子の反応は痛みと言うより……!」

初春(うわぁ、白井さん、この顔はちょっと引きます)

御坂「すぅーっ……涙子ぉぉぉぉぉぉっ!!」

初春「……」

御坂「……」

御坂「……ふっ!」バチッ

「ああっ!んんっ!!」ガタン



114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:05:22.55 ID:DxEImIJhT

『佐天さんの能力開発のため』に行われた(御坂さん談)、御坂さんと佐天さんの同居特訓以来、

御坂さんはたまに佐天さんのことを「涙子」って呼びます。

……超能力者の先輩として、いろんなことを教えこんだ結果ですよね。

師弟関係って奴なんでしょうか、たぶん、きっと。佐天さんの親友として、お願いだからソコ止まりでいてほしいです。



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:19:50.35 ID:DxEImIJhT

御坂「レベル4のテレパスは使わないでって言ったじゃない!」ビリッ パチッ

佐天「んぅっ!?ハァ、ハァ……だから!私は断ったんですけど!白井さんにスタンガン片手に『使え』って脅されて!」

初春(……白井さん、スタンガンとかさすがにどん引きです)


御坂さんの言った『快楽感応(テレパス)』って言うのは、佐天さんが能力を開発したときに付けられた能力名です。

……たしかに一応は「テレパス」なんでしょうけど。



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:27:12.43 ID:DxEImIJhT

黒子「んぁ……お姉様?」ムクリ

初春「あ、白井さんが起きました」

御坂「アンタはもう一度……」バチバチバチ

佐天「んんんっ!?」ビクッ ビクン

黒子「お、お姉様?いくら『電撃が快感になる』、今の無敵黒子でも、その量の愛はちょっと身に余ると言いますか」

御坂「寝てなさいっ!!!」ゴォゥン

黒子「んおおぉぉーっ!!」ビリビリビリ

黒子「 」バタン

佐天「こ、これは……だめえぇぇッ!!」プシュッ ショワワ…



120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:39:33.22 ID:DxEImIJhT

佐天さんがレベル4相当と認められた「快楽感応(テレパス)」。

それは「右手で触れた相手に自身のレベル1相当の超能力を与える」と言うものでした……これはテレパスなんでしょうか。

佐天さんの明確な意思がないと発動しないらしいですが、私は念のために、佐天さんの右手には触らないようにしています。念のためです。

学園都市の方も佐天さんの能力がここまで急速に、大胆に成長するとは思わなかったようで、近々、能力名の再考が行われるそうです。


初春「……」

黒子「 」プシュー

佐天「 」ビクッ ビクッ

御坂「……ま、まぁ、これだけお仕置きしとけばむやみに使わないわよね」



あっ、佐天さん曰く、レベル4テレパスの効き目はどうやら60秒程度らしいので、

白井さんが2度目に電撃を受けた頃には『無敵白井さん』などではなく、『ただの白井さん』だったと思います。

……まぁ、『ただの白井さん』が電撃を浴びてもいいんじゃないでしょうか。



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:47:21.02 ID:DxEImIJhT

8月15日

御坂「ああああああぁぁっ!!」バチバチバチ

一方通行「スゲェスゲェ、何だ新技かァ?」

御坂「はぁっ、はぁっ」

一方通行「……そうかそうか、予定と違うから何事かと思ったら」

一方通行「おまえ『オリジナr(ry」

佐天「御坂さんっ!」ザッ

御坂「佐天さん!?危ないから出てくるなって言ったでしょ!?」

一方通行「オリジナルと……ガキだと?」



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 22:55:57.17 ID:DxEImIJhT

佐天「……あの人のやったコトは私にもわかりました」

佐天「私も一緒に戦います!」

御坂「ダメよ!佐天さんはひっこんでて!!」バチバチ

佐天「……ぁっ」ピクッ

一方通行「そうだぜ、クソガキィ!ここはオマエなんかが入ってきていい場所じゃねェ!」

一方通行「超能力者(バケモノ)が殺し合う場所だ!!」ゴゴゴ

佐天「……だったら私もここにいられますね」ゴゴゴ

一方通行「何ィ……?」

佐天「超能力者(レベル5)!『快楽主義(ヒドゥニズム)』、佐天涙子もッ!!」 ドン!



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:08:55.16 ID:DxEImIJhT

一方通行「8人目の……超能力者だと……!?」

御坂「……電撃も、砂鉄の嵐も、超電磁砲もアイツには効かなかった」

御坂「私を助けてくれる?涙子」

佐天「助けられるかはわからないけど」

佐天「気持ちよくしてあげますね、御坂さん」ニコッ

「あっ……待って、そんないきなり///」

「そう言いながら、御坂さんも最初から電撃全開じゃないですか……んんっ!」

「ねぇ、アイツが涙子の感じてる顔見てる……ああっ!!」

「そ、そんなこと、言わないで、くだ、あっ!イッ!」



127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:16:49.88 ID:DxEImIJhT

突如始まった現象が一方通行には理解できず、茫然とした。いや、認識はできていた。

彼は立ち向かうべき2人の姿から眼を離せないでいたのだから。

動けなかったのはナニが行われているかではなく、なぜソレが行われているのかがわからなかったからだ。

8人目の超能力者を名乗った少女は、オリジナルに抱かれながら嬌声を上げる。

彼がこれまで亡きものにしてきたモノと同じ姿をもつオリジナルは、全身から熱気と雷の柱を立ち上げ



一方通行「!」

一方通行「オリジナルの放つ電流が……強くなってンのか……?」



131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:29:11.17 ID:DxEImIJhT

佐天「ハァ、ハァ、私の能力は、電撃を性的快感に変える能力ぅンッ!?」ビクッ

御坂「そして、触れている相手にも、ど、同等の能力を……んんんっ!!」バチバチバチ

一方通行「ガキにくっついてやがるオリジナルも、電撃を快感に変える……!」

一方通行(だがソレなら、この加速度的に増えてやがるオリジナルの発電量はなンだ?)

一方通行(電撃から快楽へと変換する際に、いくらかの乗数がかかるとしても!この増幅量は比例的なンて域を超えてる!)

佐天「そしてっ!私が超能力者(レベル5)に認め、ああぁっ!み、認めぇ、だ、だめぇ!!」ガクガクガク

御坂「ふぅっ、はぁっ、み、認められた能力は……『性的快感を電撃に変える能力』……ぁン!」バリバリバリ

一方通行「なン……だと……!?」



132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:32:45.63 ID:r4rKM4VG0

限定的すぎるwww



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:34:01.32 ID:OUH+O2280

まさに自家発電



134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:34:35.03 ID:5QRvgEcYO

>>133
誰が上手いこと言えと



137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:52:51.75 ID:DxEImIJhT

佐天「ふーっ、はぁーっ」ガクガク

御坂「……そろそろ涙子が限界ね」ドドドドド

一方通行「クッ……クケカキクケキコケッ!!だから何なンだよォ!?」

一方通行「そうやって2人で乳繰りあってェ!!必死に自家発電してェ!!莫大な規模の電流を生み出して!それがどうしたァ!?ァアン!?」

佐天「……アレをやりましょう、御坂さん」ハァハァ

御坂「……いいわよ」ゴゴゴゴゴ



138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/27(土) 23:53:12.82 ID:DxEImIJhT

一方通行「……こいよ。オマエらの作った電撃は、所詮タダの電撃でしかないんだぜェ?」

一方通行「どんな電撃が来ても!オレの『ベクトル操作』の前では無意味だ!!」バッ

御坂「涙子」チュッ

佐天「んんンーっ!!」ギュッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

御坂「……一方通行」

一方通行「あン?」

御坂「愛にベクトルは、あるのかしら」

一方通行「……はァ?何をバk」 カッ



143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/28(日) 00:13:49.62 ID:tmnoiYgpT

8月15日未明、学園都市では未曾有の大災害が起きました。

いえ、『大人災』と呼ぶ方が真実を知る者の記録としては正しいようです。

真実を知っていると言っても、御坂さんと佐天さんのお話を真実と仮定したらの話ですけど。

超能力者の御坂さんでも、超能力者になった佐天さんでも、あの規模の『雷』は起こせないと思うのですが、

(現場に赴いたアンチスキルの方からは『雷の上位を表す言葉を知らないので、これは正確ではない』との記録があがってきました。)

佐天さんを問いただすと「愛の力……かな?」と御坂さんをうかがいながら証言してくれました。御坂さんは顔が真っ赤でした。

……あぁ、あれですかね。『師弟愛』ってものでしょうか、私にはよくわかりません。

この件について調べようと、学園都市の電子情報網に少しお邪魔してみると、

「量産型能力者計画の中止」「学園都市第三位と第八位の両名をもって新たな絶対能力者計画の構築を図る」

と言う情報が大事そうに置いてありました。

……私にはよくわからないけど、御坂さん、佐天さん、「愛の力」とか言うので頑張ってくださいね。           記録者:初春飾利



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/28(日) 00:15:52.11 ID:pvtFihkH0

上条印の乙



147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/28(日) 00:17:13.04 ID:GInd/M4Q0

面白かった乙



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禁書目録SS   コメント:9   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
33797. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 00:35 ▼このコメントに返信する
常盤台の寮に泊まる佐天さん、3日間はレイプ目で美琴が権力で強引に泊めて……他の人には異様な光景だったろうなwww
レベル1からレベル5まで妙に限定的でワロタwww
すごく面白かった
33800. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 01:04 ▼このコメントに返信する
超能力って極端に言えば、妄想の具現化に近いものだから、快楽系があってもおかしくないというか無いのはおかしい
33803. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 01:38 ▼このコメントに返信する
永久機関ワロタ
33813. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 13:16 ▼このコメントに返信する
快感→大量の電気の能力後、対象者に電気→快感を発動させて大量ので電気を流されたらどうなるの……っと
33814. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 14:31 ▼このコメントに返信する
※33813
そうやって2人の間でぐるぐる回したのが佐天さんと御坂の必殺技じゃないのか
33819. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 19:06 ▼このコメントに返信する
AIM拡散力場の揺らぎも快楽に変えれるなら実質佐天さんは電気使いじゃねーかw
33826. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/04/30(火) 22:05 ▼このコメントに返信する
自家発電ww
33891. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/05/02(木) 14:43 ▼このコメントに返信する
涙子と呼び捨てが素敵過ぎる
33953. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/05/03(金) 22:18 ▼このコメントに返信する
愛にもベクトルはあると思うが

ただ、ベクトル変換して憎悪に変えたところでどうなるものか
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