カテゴリー  [ その他二次創作SS ]

サターニャ「48の殺人技と52の関節技を使ってガヴリールを倒すわよ!!!」

2018-06-21 (木) 00:07  その他二次創作SS ガヴリールドロップアウト   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/26(土) 22:39:23.00 ID:PnkLPvDo0

某ハワイ

サターニャ「ありがとうプリンス・カメハメ、あんたのお陰で48の殺人技と52の関節技を習得する事が出来たわ」

カメハメ「ふ、サタ肉マン、君の努力結果じゃよ。その力で宿命のライバル ガヴリールを倒してくるのだ」

サターニャ「わかった!!!」




【SS】エボルトが星を狩るRTAはぁ↑じまるよぉ↓

2018-06-19 (火) 18:01  その他二次創作SS 仮面ライダー   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/25(金) 19:24:27.58 ID:cdtm9B280

ゆっくりエボルト(以下エボルト)「万丈が脱獄すると同時にタイマー開始」

エボルト「最初は従来のチャート通り進めますが一応解説」

エボルト「序盤は操作可能なキャラは石動惣一のみです」

エボルト「1~32章までは戦兎や万丈を育成することが目的のため石動は戦闘能力がかなり低いです」

エボルト「特に万丈育成の最終段階はプレイヤースキルがかなり無いと突破できません」

エボルト「従来のチャートではこの育成をいかに効率的に行うかを考えて作られていましたが、今回はあまり育成を必要としません」

エボルト「基本は不味いコーヒーを適度にやって親密度を調整するだけです」

エボルト「万丈は突き放し、戦兎とは上げられるだけ上げておきます」

エボルト「解説は以上です、変更点までスキップされる方は69:28まで」




ヘルエス「これより第二回団内PTA会議を始めます!」イルザ「何なんだこれは」

2018-06-18 (月) 21:01  その他二次創作SS   0コメント  

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 18:58:42.52 ID:qkf50kstO

クソSS注意




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 19:16:39.75 ID:qkf50kstO

ナルメア(24)「はーい!」

シルヴァ(27)「えーっと……」

メーテラ(25)「二回目にして新メンバー?」

イルザ(28)「私はこの集まり、というか団自体に加わった記憶が無いぞ」

ヘルエス(27)「ええ、説明しましょう。まず『グランサイファーPTA』とは、この騎空団の内部組織として、こちらの」

フォルテ(20)「私、フォルテがヘルエスと共に立ち上げた組織だ」

マギサ(??)「前回のコピペじゃない……」

アルルメイヤ(29)「まあ……続きものということも分かってもらった方がいいだろうしね」

マギサ「ナチュラルに第四の壁を突破するのもどうかと思うけど……」

ヘルエス「イルザ殿には外部顧問としてフレッシュな空気と意見をこの会議にもたらしていただきたいというわけで
す」

シルヴァ「フレッシュも何も立ち上げから間もないんだが」

フォルテ「我々の中では比較的年長者な点も含め、良い意見を期待している」

イルザ「まあ、年齢的には全くフレッシュではないのだが」

イルザ「ハァ……」ズーン

ゼタ(21)「ちょ、勝手に言って勝手に傷つかないでくださいよ」

フォルテ「おっと、ゼタ殿もお忘れなく」

ゼタ「よ、よろしくお願いします」




ひふみ「青葉ちゃんとラブホテルに来ちゃった…」

2018-06-18 (月) 00:07  その他二次創作SS NEWGAME!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/29(木) 18:19:40.76 ID:3ZxZW/fA0

青葉「あちゃー、終電行っちゃいましたねぇ…」

ひふみ「う、うん、そうだね…」

青葉「どうしますか? 会社に戻って寝袋で寝るか、それともタクシーを拾って帰りますか?」

ひふみ「わ、私は寝袋が会社にないし…。そ、それに、今日は金曜日でタクシーを拾ってまで帰る必要もないから適当なビジネスホテルか漫画喫茶にでも…」

青葉「そうですかぁ…。タクシーだと結構お金かかっちゃいますもんねぇ」


ひふみ「あ、青葉ちゃんはクマさんの寝袋があるんだし会社に戻る…?」

青葉「うむむ…どうしましょう……って、ひふみ先輩!」

ひふみ「ど、どうしたの?」ビクッ

青葉「見てください! ちょうどホテルがすぐそこにありますよ!」

ひふみ「あ…本当だね」

青葉「せっかくですし、あそこに泊まっていきませんか?」




【SW】シス「わらわの弟子にならんか?」ジェダイ「断る!」【オリキャラ】

2018-06-17 (日) 18:01  その他二次創作SS 洋画   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/29(木) 01:17:01.32 ID:0XOCVNPz0


 寒風吹きすさぶ夜の荒野の只中、キャンピング・トレーラー付きのスピーダーが一台。
今、そのトレーラーから一人の青年が姿を現す。

シンノ「うう、寒っ……」

 青年――シンノ・カノスは、ぶるりと震えてケープをかき合わせる。
その裏に隠したライトセーバーが、腰のブラスターとぶつかって音を立てた。

R3C3『ピポポ』

 シンノに続いて、赤いアストロメク・ドロイド――R3C3が姿を現した。

シンノ「おお、R3」

R3C3『ポポピーポ』

シンノ「ハハハ、何だ?寝ぼけてるのか?ドロイドのくせに……おっ、見ろ」

 シンノは地平線を指し示す。

シンノ「……夜明けだ……」

 ――その指先では紺碧の空が白み、眩い光がちらりと顔を出していた。
やがて姿を現す太陽が、荒野に暖かな光を投げかける……




可奈美「私と姫和ちゃんが刀使のイメージアップキャラクターに?」

2018-06-16 (土) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/06/04(月) 21:59:49.29 ID:Q+QX2Pgp0

※多少独自設定とかあります


累「そうよ。二人にぜひお願いしたいんだけど、引き受けてくれないかな?」

可奈美「イメージアップって具体的にはどんなことをするんですか?」

累「具体的には二人の色々な写真を撮らせてほしいの」

可奈美「写真ですかー」

累「刀使の女の子の日常を撮影したり、二人のステキな写真を使って、刀使のイメージアップを図るのよ」

姫和「なぜそれを私と可奈美が?」

累「二人は御前試合の決勝進出者でしょ? それに可愛らしい感じの可奈美ちゃんとキリッとシャープな顔立ちの姫和ちゃんは絵になると思うのよねー!」

姫和「ちょっと待て。御前試合の決勝で私が何をしでかしたのか憶えてないのか?」

累「あー、まぁ、そこらへんはこっちの方でなんとかしておくから大丈夫! それに、貴方たちが御前試合でしたことは世間には公表されてないから何も問題ないの!」

姫和「そ、そうなのか…」

累「お願いできないかな?」

姫和「い、いや、だが…それは私の写真が全国に出回るという事だろう…? それは…」

可奈美「うーん、私も全国に出回るとなるとさすがに恥ずかしいかも…」

姫和「それに絵になるというのなら獅童真希と此花寿々花の二人の方が適任じゃないか?」

累「いやいや、二人だって負けてないわよ! それにあの二人は去年と一昨年のイメージアップキャラクターだったからね」




ヴィーラ「実はお姉様にご相談が」

2018-06-14 (木) 00:07  その他二次創作SS グランブルーファンタジー   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2018/06/04(月) 17:41:53.20 ID:jmKTFEjxO

ヴィーラ「指輪を渡されてしまいました」

こちらの続きになります
完成してるので一気に投下します




【グラブル】ヘルエス「これより第一回団内PTA会議を始めます!」

2018-06-13 (水) 12:01  その他二次創作SS グランブルーファンタジー   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 17:29:20.53 ID:HzDELoRf0

クソSS注意




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 17:31:42.54 ID:HzDELoRf0

ナルメア(24)「はーい!」

シルヴァ(27)「えーっと……」

メーテラ(25)「いきなり集められたけどコレ何の集まり?」

ヘルエス(27)「ええ、説明しましょう。正式名称『グランサイファーPTA』とは、この騎空団の内部組織として、こちらの」

フォルテ(20)「私、フォルテがヘルエスと共に立ち上げた組織だ」

マギサ(??)「どうしてまた急に……」

アルルメイヤ(29)「そういえば、団長が言っていたらしいね」

――――――

グラン(15)『最近団員も増えてきたし部屋割り考えないとなぁ』

ラカム「んじゃあ近いうちにちょっと話し合おうか」

――――――

アルル「……って」

フォルテ「流石、話が早いな。それについてなんだが……みんな、現在の団員構成について思うところはないか?」




ポプ子「モルゲッソヨ?」

2018-06-13 (水) 07:01  その他二次創作SS ポプテピピック   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/04(日) 21:13:58.31 ID:g83GDbHP0

ポプ子「モルゲッソヨ?」

ピピ美「モルゲッソヨ」

ポプ子「モルゲッソヨー!」ピース

ピピ美「ヨー!」パシャパシャ




【かぐや様は告らせたい】早坂「からかい上手なかぐや様?」

2018-06-12 (火) 18:01  その他二次創作SS   1コメント  
1: ◆xW69XHZIXl2A 2018/03/03(土) 21:07:50.71 ID:6pFBJWHa0

早坂「確か『からかい上手な高木さん』でしたっけ?」

かぐや「藤原さんから進められてその漫画を読んだのよ」

早坂「なるほど」

かぐや「だから私も会長をからかってみるわ」

早坂「……え?」

かぐや「私の魅力で会長をドキドキのメロメロにしてあげましょう!」

かぐや「会長覚悟していてください! 徹底的にからかってあげますからね!」




ゼロツー「部屋替え?」

2018-06-12 (火) 18:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/24(木) 21:33:20.57 ID:MAdsAyVAo

イチゴ「そうよ。いつまでも一人部屋ってのもね」

ゼロツー「んー、ボクは気にしないよ?」

ミク「えー? 誰かと一緒の方が、楽しいよー?」

ゼロツー「そうかなぁ」

ココロ「夜、眠くなるまでお喋りしたりとか!」

ゼロツー「あっ! それはかなり魅力的かも!」


イクノ「……」




ゼロツー「入れ替え? ボクは嫌だよ」

2018-06-09 (土) 12:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 22:41:05.61 ID:o928Sayyo

ナナ「ええ、だからこうやって希望者を募っているの」

ハチ「誰か、やっても良いという者はいないか?」


イチゴ「あの……前にやったのと同じ実験、ですよね?」


ナナ「いいえ、違うわ」

ハチ「前回の実験では、ステイメンとピスティルの組み合わせを変えただろう」

ナナ「でも、今回は組み合わせはそのままで、位置だけ変える――」

ハチ「――ポジションチェンジだ」


一同「……」




マリベル「あら、アルス。どこ行くの」アルス「ちょっと、お城に」

2018-06-09 (土) 07:01  その他二次創作SS ドラクエ   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/20(日) 20:03:28.77 ID:sIO9mK6/0


マリベル「お城に」

アルス「うん」

マリベル「ふーん。王様に呼ばれたのね」

アルス「そんなところかな」

マリベル「……」

アルス「な、何? 顔は洗ったよ」

マリベル「最近、ちょくちょくお城に行くよね」

アルス「まあ、いろいろ用事があって」

マリベル「いろいろって?」

アルス「いろいろは、いろいろだよ。王様に会ったりとか、アイラとリーサ姫に会ったりとか」

マリベル「気軽に王族と会うわねえ……」

アルス「えっと、行っていい? 遅くなるとよくないから、ほら、今日は……」

マリベル「あたしも行く」

アルス「え?」

マリベル「アルスを一人で行かせたら、あたしのパパとママとの約束、忘れてすっぽかしそうだもんね」

アルス「だから今、その話をしたんじゃないか」

マリベル「家に戻って、靴をかえてくるから、アルスはそこで待ってなさい」

アルス「わかった」

マリベル「いいこと? 置いていったら承知しないからね」

アルス「わかったよ、マリベル」




ゼロツー「味はミクが一番かな!」

2018-06-08 (金) 12:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/19(土) 20:59:49.02 ID:iznu4Skao

ミク「ちょっ、ちょっとゼロツー!?」

ゼロツー「ってことでぇ……それっ!」

ガバッ!

ミク「きゃあっ!? な、何するのよ!」

ゼロツー「食後のデザート、いっただっきま~す!」

ミク「ミクはデザートじゃな……くっ、くすぐったいってばぁ、あははっ!」

ゼロツー「んー! 甘ーい!」


一同「……」




ゼロツー「ダーリン、一緒に寝ようよ」

2018-06-08 (金) 07:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/18(金) 19:33:30.63 ID:b2BjbvAWo

ヒロ「だ、駄目だよゼロツー!」

ゼロツー「えー? どうしてー?」

ヒロ「どうしてって……とにかく、駄目だってば!」

ゼロツー「むう……」ムスッ

ヒロ「お願いだから、言うことを聞いてくれよ、なっ?」

ゼロツー「……せっかく、二人っきりの夜なのに」



ゴロー「違うぞ」




ヒロ「ゼロツーがちっちゃくなった?」

2018-06-07 (木) 21:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/17(木) 20:51:53.71 ID:BwQGAXzto

イチゴ「そうなの! とにかく、早く来て!」

ガシッ!

ヒロ「おっ、落ち着いてイチゴ!」

ゴロー「そうだ、簡単で良いから説明してくれ」

フトシ「とりあえず、ゴハン食べてからでも良いんじゃない?」

ゾロメ「おっ、デブもたまには良い事言うじゃねーか」


イチゴ「良いから、早く!」


男子達「は……はい」




【グラブル】イオ「ジータっておっぱいおっきくなったわよね」

2018-06-07 (木) 12:01  その他二次創作SS   1コメント  
1: ◆hQrgpWdMp. 2018/05/17(木) 20:02:24.28 ID:+p8U41D40

フェスが来なかったので初投稿です。

百合注意




2: ◆hQrgpWdMp. 2018/05/17(木) 20:03:05.68 ID:+p8U41D40

ジータ「えっ、どうしたの急に?」

イオ「どうしたも何も、気になっただけよ」

ルリア「確かに出会った頃よりも明らかに大きくなってます」

ジータ「そうかなぁ?」

イオ「そうよ! 鏡見たらわかるでしょ!」

ジータ「いや昔のおっぱいの大きさと比較しないと何とも言えないよ」

イオ「何やったのよ? 教えなさい!」

ルリア「私も知りたいです!」

ジータ「何もやってないって。普通に成長しただけだよ」

イオ「嘘! 短期間に成長しすぎだもの! 絶対なんかやってる!」

ルリア「私もおっきくなりたいです!」

ジータ「知らないってば! あっ、もしかしたらルリアがいっぱい食べた分の栄養が、私の方に反映されてたりして」

ルリア「ええっ!? ずるいですよジータ! 私のおっぱい返してください~!」モミモミ

ジータ「きゃあっ!? ルリア待って! 冗談だから! ちょっ、くすぐったい!」

ルリア「吸えば取り戻せますかね」ヒュ…

ジータ「わぁぁぁ! 待ってルリア! イオちゃん助けて!」

イオ「それじゃあ、あたしには真似できないじゃないのよ」スタスタ

ジータ「イオちゃぁぁん! 待ってぇぇぇ! いつものツッコミをプリーズ! ビィも1人でサッカーしてないで助けてよぉ! ね、ねえ落ち着いてルリア、吸っても何も出なぁぁぁ――」




ヒロ「ゼロツー、胸が触りたいんだ」

2018-06-06 (水) 12:01  その他二次創作SS ダーリン・イン・ザ・フランキス   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:13:03.42 ID:XGaULY9Ko

ゼロツー「……ダーリン?」

ヒロ「ほら、前に言ったじゃないか」

ゼロツー「そんな事、言われた覚え無いけど」

ヒロ「思っている事は、全部ちゃんと話そう、ってさ」

ゼロツー「ふーん……へぇー、そんな事思ってたんだ?」ニヤッ


ヒロ「ゼロツー……俺、フトシの胸が触りたいんだ」


ゼロツー「……」

ゼロツー「ダーリン?」




【きんモザ】忍「性格調節スイッチですよ」

2018-06-05 (火) 12:01  その他二次創作SS きんいろモザイク   0コメント  
1: ◆/RlPfQ0Sfc 2018/05/14(月) 23:24:26.90 ID:T6GkLP7Y0

綾「なにこれ?」

カレン「胡散臭いデース」

陽子「なんだなんだ?」

アリス「拾ったらしいよ」

綾「どこで!?」




【グラブルSS】ジータ「リーシャお姉ちゃん」

2018-06-05 (火) 07:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: ◆hQrgpWdMp. 2018/05/15(火) 21:46:48.70 ID:TeqkJU5v0

リーシャがまた置いていかれたので初投稿です。

百合、地の文、メインストーリーのネタバレ注意




2: ◆hQrgpWdMp. 2018/05/15(火) 21:47:32.94 ID:TeqkJU5v0

とある騎空艇の一室で重厚な碧い鎧に身を包んだ男性が、椅子に座って眠る12~13歳ほどの少女の体を優しく揺すっていた。

「リーシャ」

「ふぁ……どうしたの、父さん?」

まどろみから目覚めたリーシャと呼ばれた少女は、寝ぼけ眼で自らを起こした父――ヴァルフリートを見上げて尋ねた。

「目的地に着いた。降りる準備をしなさい」

「はい」

父の言葉に頷き身支度を始めるリーシャ。といっても、まだ幼いリーシャができる身支度など、寝崩れた服や髪を整えることと剣を持って行くことくらいしかないのだが。

「お待たせ、父さん」

「ああ。では行くぞ」

そう言って歩き出す父の背中にリーシャもついて行く。執務室を出て艦の出入り口まで歩いて行く間、すれ違う人達は皆ヴァルフリート、そしてリーシャを敬礼して見送る。
この騎空艇が秩序の騎空団の旗艦『グランアインス』で、乗組員は全て秩序の騎空団の団員達なのだから当たり前のことであったが、リーシャとしては『団長の娘』として自分を見る団員達の視線で居心地が悪い。
その視線が『団長の娘』へのものだけではないというのも一因であったが。

全空最強と謂われる七曜の騎士が1人、碧の騎士ヴァルフリート。一緒に歩いているため敬礼はされるものの、敬意を受けているのはヴァルフリートだけでリーシャはただその娘というだけでしかない。
同年代の中でもかなり腕に自信があったが所詮は子供で、まして同年代よりも強いなんてことは『碧の騎士の娘』ならば当然だから。

(我慢しなきゃ。私がわがまま言って父さんについて来ているんだもの)

いつもの視線に耐えて父と共に騎空艇を降りれば、目の前に広がるのはどこまでも続く緑の草原だった。

(ザンクティンゼル……本当に田舎の島なんだ)

「リーシャ。来る前に話したが――」

「うん、わかってる。私はあっちの森の方に行ってるから」

「わかった。弱いとはいえ森には魔物も出る。十分に気を付けるんだぞ。夜までには帰ってくるように」

「大丈夫だよ。行ってきます」

いつも父に着いて回っているが、その仕事の性質上リーシャには見せられない案件ということも多々ある。そういうときはリーシャも無理は言わずに離れて行動するようにしていた。

(でも、こんな辺境の島に父さんがわざわざ来なきゃいけないことがあるのかな? 10日くらいはいるって言ってたけど)

静かで平和そうに見えるこの島に碧の騎士が訪れるだけの、それもリーシャに見せられないような重大な事情があるとは思えなかった。
それでもヴァルフリートが時間を無駄にできるほど暇ではないということも知っているリーシャは、自分には推し量れない何かがあるのだと納得して森へと向かっていった。