1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:13:03.42
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「……ダーリン?」
ヒロ「ほら、前に言ったじゃないか」
ゼロツー「そんな事、言われた覚え無いけど」
ヒロ「思っている事は、全部ちゃんと話そう、ってさ」
ゼロツー「ふーん……へぇー、そんな事思ってたんだ?」ニヤッ
ヒロ「ゼロツー……俺、フトシの胸が触りたいんだ」
ゼロツー「……」
ゼロツー「ダーリン?」
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:15:04.15
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「? どうしたの、ゼロツー?」
ゼロツー「ねえ、よく聞こえなかったんだけどさ」
ヒロ「あっ、ゴメン。声が小さかった?」
ゼロツー「だからさ、もう一度だけ言ってくれるかな?」
ヒロ「もちろんだよ」
ヒロ「俺、フトシの胸が触りたいんだ!」
ゼロツー「ダーリン?」
ゼロツー「……」
ゼロツー「ダーリン? ダーリン?」
3:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:17:14.48
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「? さっきからどうしたのさ、ゼロツー?」
ゼロツー「ねえ、ボクの聞き間違いじゃないよね?」
ヒロ「えっ?」
ゼロツー「ダーリンは、胸が触りたいんだよね?」
ヒロ「うん」
ゼロツー「……誰の?」
ヒロ「フトシの」
ゼロツー「ダーリン? ねえ、ダーリン? ダーリン?」
4:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:19:59.78
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「ゼロツー? なんだか様子が変だよ?」
ゼロツー「そう見えるなら、きっとそれが正しいんだよ」
ヒロ「……ごめん、よくわからないや」
ゼロツー「ねえ、ダーリンは、ボクのダーリンだよね?」
ヒロ「当たり前じゃないか」
ゼロツー「……うん、そうだよね」
ヒロ「とりあえず、フトシの胸を触りたい、って話に戻っていいかな?」
ゼロツー「ダーリン!!」
5:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:22:59.71
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「ぜっ、ゼロツー!? 急にどうしたの、大声出して!?」
ゼロツー「……ねえ、ダーリンは胸が触りたいんだよね?」
ヒロ「う……うん」
ゼロツー「ダーリンは、ボクのダーリンだよね?」
ヒロ「そ……そうだけど、それが?」
ゼロツー「胸を触りたいと思うのは、誰?」
ヒロ「フトシ」
ゼロツー「……」
ゼロツー「ダーリン?」
7:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:27:42.00
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「ねえ、どうしてそう思ったのかな?」
ヒロ「えっ?」
ゼロツー「ボク以外の胸が触りたいだなんて、さ」
ヒロ「ゼロツー……やっと聞いてくれる気になってくれたんだね」
ゼロツー「うん、色々するのは話を聞いてからでも良いかな、って」
ヒロ「色々? あははっ、何だよそれ」
ゼロツー「ううん、別に?」
ヒロ「それじゃあ、最初から話すよ」
ヒロ「どうして俺が――フトシの胸を触りたくなったのかを……」
ゼロツー「……」
ゼロツー「……あんまり聞きたくないなぁ」ボソッ
8:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:31:20.30
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「男子と女子で、真っ二つに別れちゃった時があっただろ?」
ゼロツー「ああ、あのケンカの時ね」
ヒロ「その時にさ、男子は水浴びしてさ」
ゼロツー「うん」
ヒロ「ゴローの作戦の一つだったんだけど、楽しかったなぁ……」
ゼロツー「ダーリン? それ、今関係ある?」
ヒロ「あっ、と、ゴメンゴメン!」
ゼロツー「……ねえ、早く続き」
ヒロ「うん」
ヒロ「あの時――」
9:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:36:40.62
ID:XGaULY9Ko
・ ・ ・
ゾロメ「クッソー! 女子共め!」
ゴロー「まあまあ、そんなにカッカするなって」
フトシ「そ、そうだよゾロメ」
ゾロメ「ちょっとくらい良いじゃねーか! なぁ!?」
ゴロー「……まあ、女子の言い分もわからなくもないがな」
フトシ「お、俺はココロちゃんをエッチな目で見てなんかないからね!」
ゾロメ「んだとぉ!? お前、どっちの味方だ、コノ!」
むにゅんっ!
フトシ「ひあっ!?」
ゾロメ「!?」
ゾロメ「なっ……何なんだよ、この触り心地は!?」
11:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:40:02.18
ID:XGaULY9Ko
ゾロメ「モニモニっつーか、ムニムニっつーか……!」
もみもみっ!
フトシ「やっ、やめろよゾロメ! あっ、ああんっ!」
ゾロメ「おい、デブ! お前、この感触を一人で楽しんでたのか!?」
もみもみっ!
フトシ「ひあんっ!? や、やめ……やめてえっ!」
ゴロー「おい、いい加減にしとけって――」
むにゅんっ!
フトシ「ごっ、ゴローまでっ!?」
ゴロー「……」
ゴロー「おい、この触り心地……マジかよ」
12:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:44:33.61
ID:XGaULY9Ko
ゴロー「だらしなさの中に、たくましさもある……」
もみもみっ!
フトシ「ちょっ、ちょっとゴロー!? ああっ、上手いっ……!?」ビクンッ!
ゾロメ「何だってぇ!? 俺様はどうなんだよ、デブ!」
もみもみっ!
フトシ「で、デブって言う……ううんっ!?」ビクンッ!
ゴロー「先っちょとかどうなんだ? なあ、フトシ?」
ゾロメ「変な声出してねえで返事しろっての、おい!」
フトシ「や、やめ……も、もう、もうっ!」ビクビクンッ!
フトシ「ココロちゃ――んっ!」ビクーンッ!
14:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:48:13.62
ID:XGaULY9Ko
・ ・ ・
ヒロ「――って事があったらしいんだ」
ゼロツー「ダーリン、それは地獄って言うらしいよ?」
ヒロ「そうなの?」
ゼロツー「うん。他の女子に言ったら、大変な事になる」
ヒロ「……そんなに?」
ゼロツー「そんなにだよ、ダーリン」
ヒロ「でも……俺も、フトシの胸が触りたいんだ」
ゼロツー「……」
15:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:52:26.87
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「あの日以来、俺以外の男子はフトシの胸を触ってるんだ」
ゼロツー「あれ? もしかして、ダーリン仲間外れなの?」
ヒロ「……うん」
ゼロツー「へぇー? ダーリン、まだ胸が触れてないんだ?」
ヒロ「……俺だって、触らせてくれって頼んだんだ」
ヒロ「――でもっ! 皆が言うんだ!」
ヒロ「お前は他の胸を触ってろよ、ダーリン!……って!」
ゼロツー「……」
ゼロツー「へぇー?」ニンマリ
16:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 22:56:38.16
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「ねえ、ダーリン。それってどういう意味かなぁ?」
ヒロ「……わからない。俺にはわからないよ……ゼロツー」
ゼロツー「はーい! ここで大ヒントでーす!」
ヒロ「ゼロツー? ヒントって……?」
ゼロツー「ダーリンは、ボクのダーリンだ」
ヒロ「うん」
ゼロツー「つまり、ダーリンが胸を触るべきなのは?」ニンマリ
ヒロ「フトシ」
ゼロツー「……」
ゼロツー「ダーリン? ヒントは聞いてたのかな?」
17:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:01:51.10
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「えっ、あっ、ゴメン……フトシの胸の事で、頭がいっぱいで」
ゼロツー「うん、謝って欲しい事が一つ増えたよ、ダーリン」
ヒロ「ゼロツー……俺は、どうしたら良いんだろう」
ゼロツー「どう、って?」
ヒロ「どうしたら、フトシの胸が触れるようになるかな?」
ゼロツー「……それをボクに聞くのかい?」
ヒロ「ああ……だって――」
ヒロ「ゼロツーは……俺の信頼する、大切なパートナーだから……さ///」
ゼロツー「……」
18:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:05:39.87
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「ゼロツー、一緒に考えて欲しいんだ!」
ヒロ「フトシの胸を触る方法を!」
ヒロ「キミとなら、何だって出来る! どこまでも飛べる!」
ヒロ「フトシの胸だって、触りまくれる!」
ヒロ「だから、お願いだゼロツー! キミの答えを聞かせてくれ!」
ヒロ「フトシの胸を触るには、どうしたら良いかを!」
ゼロツー「……」
ガチャッ!
イチゴ「――うるっさいわよ! 何時だと思ってるの!?」
ゼロツー「……」ドンヨリ
イチゴ「な……何かあったの?」
19:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:08:50.96
ID:XGaULY9Ko
・ ・ ・
ヒロ「――という訳なんだ」
イチゴ「……!?」
ゼロツー「ダーリンは本気だよ……ボクだって信じたくないけど」
イチゴ「そ、そんなに胸が触りたいの……!?」
ヒロ「ああ、触りたい」
イチゴ「……」
イチゴ「それじゃあ……練習とか、必要じゃない?」
ヒロ・ゼロツー「練習?」
20:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:13:03.37
ID:XGaULY9Ko
イチゴ「ほっ、ほら! ヒロはいきなり胸を触って、上手く出来るの?」
ヒロ「それは……わからないけど」
イチゴ「でしょ? だから、練習が必要だと思うの」
ヒロ「だけど、練習って言ったって……」
イチゴ「ねえ、ゼロツーもそう思わない?」チラッ
ゼロツー「……」ニヤリ
ゼロツー「そうだねぇ、ヘタクソは嫌われるよ、ダーリン?」
イチゴ「嫌われたら、ちょっと触っただけで終わりになっちゃうかも」
ヒロ「そっ、そんなっ!?」
ゼロツー・イチゴ「……」
…ガシッ!
21:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:18:50.39
ID:XGaULY9Ko
・ ・ ・
ヒロ「……ねえ、目隠しって必要なの?」
イチゴ「あっ、当たり前でしょ!?」
ゼロツー「目隠しされたダーリン……イタズラしたくなっちゃうなぁ」
ヒロ「ぜっ、ゼロツー!?」
イチゴ「ちょっと! それが目的じゃないでしょ!?」ボソボソ
ゼロツー「えー、でもー」ボソボソ
イチゴ「アンタ、ヒロが変な道に進んでも良いの!?」ボソボソ
ゼロツー「それは、ちょっと困るなぁ……うん、かなり困るかも」ボソボソ
ヒロ「ねえ、何をするんだよ? おいってば?」
ゼロツー・イチゴ「……」
…ガシッ!
22:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:23:13.36
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「ダーリンには、ある物に触って貰うよ」
イチゴ「そっ、それが、練習になるから! 心してよね!」
ヒロ「……はあ」
ゼロツー「ほら、そのまま手を前に出して、ダーリン」
イチゴ「いっ、勢い良くしちゃ駄目だからね!?/// そっと! そっとよ!?」
ヒロ「う……うん」
スッ…
ゼロツー「……お先にどうぞ。でも、ダーリンはボクのモノだから」ボソッ
イチゴ「わ……わかってるわよ……!///」ボソッ
ヒロ「……」
23:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:25:15.85
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「……」
…ぺたっ
イチゴ「……んっ」
ヒロ「何だろう……これ」
ぺたぺたっ
イチゴ「あっ、やっ……そんなに大胆に……んっ!?///」
ヒロ「これは……」
ぺたぺたっ
ヒロ「――背中?」
ぺたーんっ
イチゴ「……」
イチゴ「は?」
24:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:29:48.72
ID:XGaULY9Ko
ヒロ「背中、だよね? 当たってるだろ?」
ぺたぺたっ
イチゴ「……本当に、そう思うの?」
ヒロ「うん」
ぺたぺたっ
イチゴ「……」
ヒロ「……残念だけど、これが練習になるとは思えないかな」
ぺたぺたっ
ヒロ「何も感じない」
ぺたーんっ
イチゴ「……」
イチゴ「ゼロツー? ちょっと一発、かましてもいいかな?」
ゼロツー「……まあ、さすがのボクも今のはダーリンが悪いと思うから、良いよ」
イチゴ「うん、ありがと」
ヒロ「えっ?」
25:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:35:24.36
ID:XGaULY9Ko
・ ・ ・
ヒロ「……――っ!? 痛っ……!?」
ガバッ!
ゼロツー「おはよ、ダーリン」
ヒロ「ゼロツー? 俺、どうしてキミのベッドに寝て……?」
ゼロツー「こめかみにね、良いのがこう、ガツーンって入ったんだ」
ヒロ「どうしてそんな事に……?」
ヒロ「……あれ? イチゴは?」
ゼロツー「食堂で、牛乳ガブ飲みしてるよ」
ヒロ「なんで?」
ゼロツー「……」
26:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:40:32.96
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「……はぁ、もう面倒くさくなっちゃったな」
ヒロ「ぜっ、ゼロツー?」
ゼロツー「ねえ、ダーリン?」
ゼロツー「キミは、ボクのダーリンだろ?」
…スルッ
ヒロ「っ!?/// どっ、どうして服を!?///」
ゼロツー「ねえ、ボクの胸を見て、どう思う?」
ヒロ「どう思うって……とっ、とにかく服を着てくれって、ゼロツー!///」
ゼロツー「それは駄目」
ゼロツー「ねえダーリン――ボクを見てよ」
ヒロ「……ゼロツー?」
27:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:47:02.32
ID:XGaULY9Ko
ゼロツー「最初に……ううん、大きくなって、また会った時」
ヒロ「う……うん///」
ゼロツー「ダーリン、ボクの裸を見てたじゃないか」
ヒロ「そ、それは……誤解で!」
ゼロツー「ねえ、ダーリン。ボクの胸、どう?」
ヒロ「どう、って……その……」チラッ
ヒロ「……き、綺麗だ///」
ゼロツー「……ダーリンのエッチ」ニンマリ
ゼロツー「その、綺麗だと思う胸を見て、他に何か無い?」
ヒロ「早くフトシの胸が触りたい」
ゼロツー「ボクの胸を触れって言ってんだ!」
おわり
28:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/05/16(水) 23:48:33.19
ID:XGaULY9Ko
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
気が向いたら量産します
HTML化依頼出しときます
元スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526476383/
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事