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【ゲゲゲの鬼太郎 6期】「恐怖の異星獣 スペースビースト」【ウルトラマンネクサス】

2020-04-28 (火) 00:07  その他二次創作SS ゲゲゲの鬼太郎 ウルトラマン   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/08(水) 15:09:49.62 ID:QsocQsYy0

本作はタイトル通りの作品となります。

以下は、読む前に把握して欲しい事です。


1.本作は、『ゲゲゲの鬼太郎第6期』と『ウルトラマンネクサス』のクロスオーバー作品になります。
内容的には、鬼太郎の世界にみんなの(聖夜の)トラウマとして有名な『あのビースト』が出張しに来る感じです。
よって、残念ながらウルトラヒーローは登場いたしません。
また『ネクサス』以外の作品のキャラクターも少しだけ登場します。

2.時系列は6期本編第84話と第85話の間。つまり第84.5話のようなものです。

3.ストーリーの都合で、双方の原作に登場していないオリキャラや独自設定が出て来ます。
苦手な方はご注意して下さい。


ちなみに、どのような作品を書くかは
当方で考えて決める方針なので、次の作品のリクエストの類は受け付けていないことをご了承下さい。

以上を把握の上でご覧下さい。




サイコマンティス「スネーク……貴様、ときメモが好きなようだな」

2020-04-27 (月) 12:01  その他二次創作SS メタルギアソリッド   0コメント  
1: ◆LYNKFR8PTk 2020/04/14(火) 21:10:55.13 ID:afh0Mmi90

スネーク「……読心能力か」

マンティス「そうだ!! タネも仕掛けもない!! 正真正銘俺の力だ!!」

スネーク「……」

マンティス「……まだ疑ってるのか、なら貴様の記憶を深掘りしてやろう」

マンティス「……ふんっ!!」

マンティス「……!! ほう、そうか……」

マンティス「貴様……ときメモの中でも4が好きなようだな」

マンティス「……中でも都子が一番のお気に入りのようだな」

スネーク「……」

マンティス「恥ずかしがることはないぞ、俺も都子は好きだからな」




ましろ「踏み出す勇気と」つくし「踏み込む勇気」

2020-04-21 (火) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: ◆bncJ1ovdPY 2020/04/12(日) 21:01:07.24 ID:SlTzITWg0

ーー月ノ森女子学園、庭園

ましろ「……」

ましろ(憧れの月ノ森に入って、周囲との差に愕然とし)
ましろ(それでも変わりたいと願い、バンドを結成し)
ましろ(ようやく私も変われてきた……と思う)




【FE風花雪月】フェルディナント=フォン=エーギル「歌姫の手解き」【R18】

2020-04-21 (火) 00:07  その他二次創作SS ファイヤーエムブレム   0コメント  
1: ◆K1k1KYRick 2020/04/13(月) 08:21:59.95 ID:BUCIkfeh0

※一応教団ルートED後です
※パイズリ・筆おろし・中出し要素あり





エーギル公爵位を取り戻したフェルディナントは、領地の治安が安定すると

旧エーギル城にて婚姻の儀を執り行った。

彼の傍に佇むのは美しく着飾った、元帝国歌劇団の歌姫マヌエラ

幼少期よりずっと思慕していた花嫁を迎え、フェルディナントの顔には笑みが絶えない。

今宵彼を祝福するため列席した面々は、ブリギット女王ペトラとその婿カスパル。

フォドラ統一王国の王妃ドロテア。

爵位を捨てガルグ=マクで教鞭をとっていたリンハルトも

妻ベルナデッタを部屋から引っ張り出して駆けつけた。

戦乱にて散った級友を除き、いずれも学舎で語り合い、戦場で助け合った仲間たちだった。

「フェル君来て……マヌエラ先輩が」

ドロテアに呼びかけられてフェルディナントが向かうと

妙齢の美女が酩酊を極めてテーブルの海に沈んでいた。

新エーギル公夫人の酒癖の悪さは知れ渡っているとはいえ、醜態である事に変わりはない。




【鬼滅の刃】とてもつよくむすぶ【ぎゆしの】

2020-04-18 (土) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/11(土) 19:51:48.44 ID:BNodmjS7O

 胡蝶は器用だ。俺なんかよりもずっと。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/11(土) 19:52:34.62 ID:BNodmjS7O

「全く、包帯くらい自分で巻けるようになってくださいね」

 以前治療してもらった傷に薬を塗って、包帯を巻き直そうと思った。けれど、加減がわからない。戦いの最中に取れることのないようにきつく結んでいたら

「ちょっと、冨岡さん。きつく結びすぎです。苦しいでしょう?」

と胡蝶に呼び止められた。




ココア「扉開けた途端パラレルワールドへ!」チノ「そんなのないですありえません」

2020-04-17 (金) 18:01  その他二次創作SS ご注文はうさぎですか?   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/10(金) 22:22:54.74 ID:ogEETuck0

ココア「パラレルワールド、行ってみたいよね!」

チノ「は?」

ココア「この前メグちゃんがパラレルワールドに行ってたでしょ?私も行ってみたいなーって思ったんだ」

チノ「あれは夢の話ですよね?あ、夢を見たいからって仕事中に日向ぼっこしながら居眠りするのはやめてくださいね」

ココア「居眠りなんてしないよ!?日向ぼっこはしちゃうかもしれないけど」

チノ「しないでください。まったく、姉になりたいなら仕事くらい真面目に……」

ココア「えー、そう言うチノちゃんも一緒に日向ぼっこ対決したでしょ?」

チノ「そっ、それは」

ココア「チノちゃんったらそのこと、うっかりリゼちゃんに喋っちゃったんだよねー」

チノ「前は前、今は今です!同じ過ちを繰り返していい理由には…… うわぁ!?」ガクンッ

ココア「チノちゃん!?」

チノ(階段から落ちた!?まずいまずいまず───)




佐藤和真「こいよ、ゴブリンの王。俺が相手だ!」

2020-04-16 (木) 00:07  その他二次創作SS この素晴らしい世界に祝福を!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/08(水) 01:24:03.49 ID:/F2ygRZ3O

「ゴブリン退治をしましょう!」
「却下だ」

とある日の朝飯時。
今日も今日とて屋敷にてアクセルの街名産のカエル肉を美味しく貪っていた俺達パーティーの末っ子であるめぐみんが駄々を捏ねた。

「どうしてですか、カズマ!? 駆け出し冒険者ならば、ギルドに駆け込むや否やゴブリンはどこだと尋ねるのが定番でしょうに!?」
「どこのスレイヤーさんだ、それは」

たしかに俺の元居た世界ではそんな寡黙なナイスガイが流行っていたことは確かであり、ついついめぐみんにその話題を口走ってしまったのは俺なのだが、だからと言ってゴブリンを狩って狩って狩りまくる趣味はない。

「私はカズマからゴブリンスレイヤーさんの話を聞いたその時から、この胸に湧き上がる使命感を抑えることが出来ません!!」
「お前はただ単純に、ゴブリンスレイヤーというカッコいい響きに憧れただけだろう」

まあ、たしかに格好良いけどね。
その気持ちはわからんでもないが、どうも人型の生物を狩るのは気が引けてしまう。




【鬼滅の刃】彼女に手向の花束を【ぎゆしの】

2020-04-15 (水) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/07(火) 22:07:35.57 ID:73mvxtQeO

「おやめください!水柱様!」

 最後の戦いを終えてしばらくしてから、蝶屋敷に看護師である女の子の叫び声がこだまする。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/07(火) 22:08:42.08 ID:73mvxtQeO

「何事ですか!?」

 この屋敷の主人、胡蝶しのぶに代わって治療を取り仕切っている神崎アオイが叫ぶ。いつも一癖も二癖もある鬼殺隊員が集まる蝶屋敷ではトラブルなど日常茶飯事だ。けれど、今日この日だけはトラブルなど起こしてはならないのだ。




【アズールレーン】USS Portland must die -佐世保基地指揮官の鬼畜朝餐会-【SS】

2020-04-11 (土) 00:07  その他二次創作SS アズールレーン   0コメント  
1: ◆BzxJOiN9bw 2020/03/19(木) 18:10:51.10 ID:qbRPLGHG0

処女作です。

元ネタ:サウスパークのカートマン・レクターの鬼畜晩餐会




2: ◆BzxJOiN9bw 2020/03/19(木) 19:13:30.06 ID:qbRPLGHG0

〈1〉
「指揮官っ、聞いてるんですかっ!それでインディちゃんがね……」

「お姉ちゃん……恥ずかしいからやめてよ……」

ユニオン所属のポートランド級の艦船、ポートランドは同級の二番艦、すなわち妹にあたるインディアナポリスを溺愛していた。初め

て配属された時の自己紹介からして自分の事ではなく自身の妹の愛おしさについて延々と語られたのでその愛情は並々たるものではな
い。

今日も演習帰りにMVPとなったインディアナポリスの武勇伝を長々と聞かされている。

「ははは、インディちゃんはすごいなぁ!」

「でしょでしょ!!」

「もうっ!二人とも止めて!」

最初は満更でもなさげだったインディアナポリスだったが、やがて本当に恥ずかしそうにし始めたのでここで話を切り上げる。




南千秋「お前よりも藤岡を好きだという自信がある」南夏奈「はあっ!?」

2020-04-09 (木) 12:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/02(木) 23:51:13.49 ID:ov1pjfFhO

「喜べ、千秋。今日は私が一緒に寝てやろう」

そんな恩着せがましい物言いで人の布団に入ってくる馬鹿野郎に、私は無言で肘打ちした。

「ぐふっ……な、なにを照れてるんだ、千秋」
「照れてないよ」

ただただ、ひたすらに迷惑だっただけだ。

「どうしてそこまで拒絶する!? たまには可愛い妹と添い寝したっていいじゃないか!」
「気持ち悪いんだよ、バカヤロー」

鼻息を荒くして頬擦りしてくる夏奈に悪態を吐きつつも、可愛いと言われたことだけは素直に喜ばしく、私は仕方なく抵抗を諦めた。

「ふぅ……ようやく観念したか」
「さっさと寝なさいよ、バカヤロー」
「まあそう急くな、千秋。すこし話をしよう」

まあ、そんなことだろうと思った。
おそらくこの馬鹿やろうは寝る前に馬鹿なことを考えて眠れなくなってしまったのだろう。
ちょうど、私も寝つきが悪かったので眠くなるまではこの馬鹿野郎の馬鹿馬鹿しい話に耳を傾けるのも悪くないと思い、話とやらを促す。

「なんだ、改まって」
「千秋」
「なんだよ」
「義理の兄は欲しくないか?」

この姉は予想の斜め上をいく馬鹿野郎だった。




【鬼滅の刃】もう嘘はつけない【ぎゆしの】

2020-04-08 (水) 00:07  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/01(水) 21:36:20.52 ID:6ZY1ckmrO

エイプリルフールネタ
キメ学設定です




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/01(水) 21:37:19.38 ID:6ZY1ckmrO

「…卒業式はこの前終わったはずだが?」

 久しぶりの再開にも関わらず、無愛想に冨岡先生が言う。

「えぇ、だから今日は忘れ物を取りに来ただけですよ」

 嘘だ。忘れ物なんてない。けれどいいのだ。今日はエイプリルフール。嘘をついてもいい日なのだから。




晴海シンジュ「四月馬鹿には笑いたい」【ナナシス】

2020-04-07 (火) 12:01  その他二次創作SS ナナシス   0コメント  
1: ◆HQmKQahCZs 2020/04/01(水) 11:03:19.98 ID:X4wlayyGo

嘘をつくなんてことをしなくなったのはいつからだろう。

私がまだ小さい。今でも小さいが今よりも小さい頃はまだ嘘をついたことがあった気がする。

でも、成長するにつれて人を騙すことを辞め、騙されるほうになっていった。

きっかけがなんだったのか覚えてははいない。あるいはきっかけなんてなかったのかもしれない。

ただ、それをつまらないと思っただけで。

別に大人びているつもりは到底ないのだが、それがどうやら生まれもった私の性分らしい。

子供心を忘れられない姉がいるからか

それとも無邪気な姉がいるからか

とにかく私はこの二人を見て

あぁ、守らないとなと思ってしまっていたのだ。

だからこれは天罰なのかもしれない。

子供心を捨てた私に対する、過去の自分からの。




【ナナシス】「ふたりの恋のうた」【はる☆ジカ】

2020-04-06 (月) 12:01  その他二次創作SS ナナシス   0コメント  
1: ◆HQmKQahCZs 2020/03/31(火) 20:46:26.31 ID:BbFVFFVY0

支配人「ふわぁ~。春はぽっかぽかで、春眠暁を覚えずとはこのことだなぁ」

支配人「っていけないいけない。こんなんじゃモモカやコニーさんのこと怒る立場にはなれないな」

支配人「………コニーさん遅いなぁ。またどっかで遊んでるのかな」

「あの」

支配人「わっ。ってどうしたんだい。カジカそれにハルも」

ハル「その、支配人さん。えっとですね」

支配人(頬を赤らめて照れくさそうにはにかむハル。うん、今日もハルはかわいいなぁ」

ハル「えっ、えぇ!! そ、そんな可愛いなんて」

カジカ「ハルちゃん! 駄目だよ負けちゃ駄目!!」

ハル「そうだよねっ。支配人さんの天然ジゴロも今始まったことじゃないし、それにこれくらいで恥ずかしがってちゃダメ」ボソボソ

支配人「それでどうしたの? もしかしてはる☆ジカの今後についてなにか相談でも?」

ハル「支配人さん!」

支配人「ん?」

ハル「わ、私と………お付き合いしてください!!」

支配人「はいっ!?」

カジカ「私も! あっ、その私ともお付き合いしてほしいですぅ!!」

支配人「はいぃ!?!?」

ハル「その、支配人さんのことが」

カジカ「好きなんです!!」

支配人(………ん。待てよ。この光景どこかで覚えが)

支配人(思い出した! はる☆ジカのドラマが決まった時に、練習として告白されたんだった)

支配人(………よし。もう僕も支配人の経験をかなり積んできたつもりだ。アドリブで返せるぐらいのスキルは………ある!!)

ハル「あのぉ。支配人さん、そんなに見つめられると」

カジカ「照れちゃいますよぉ///」

支配人(助けてルイ王子!!)




【花騎士】シャムサクララン「メイドをするよ」【フラワーナイトガール】

2020-04-04 (土) 18:01  その他二次創作SS フラワーナイトガール   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/29(日) 19:46:42.55 ID:lUa4tCM+0

どえらい爆弾もぶっこまれましたが、変わらず彼女の事がむちゃくちゃ好きなので、少しでも彼女の人気向上に貢献出来たらと思います。


シャムサクララン(ふふ、今日もスコーン、美味しく焼けた。団長もそろそろお仕事終わるころだから、食べてもらいたいな)

シャムサクララン(そうだ。団長、ここ最近忙しかったから、私も何かしてあげることないかな)

団長「はぁ~。今日もつかれたな…」

シャムサクララン(あれ、団長、独り言かな?やっぱり、すごく疲れてるみたい…)

団長「お、ありゃメイドさんか。夕飯の買い出しか何かかなあ、はぁ、いいなあ。俺もメイドさん欲しいなあ」

団長「朝はおはようございますご主人様、なんて起こしてもらって、昼頃にはお茶を入れてもらって、ご主人様、お疲れのようですねなんて肩なんか揉んでもらって…」

団長「で、夜には寝かしつけてもらったりして~!…なんて、はぁ、自分の屋敷もないような雇われ団長の俺には遠い夢か。あぁ、でも、いいなあ~」

団長「…独り言が多すぎるな、はあ。マジで疲れすぎてるのかなあ」

シャムサクララン(これだ…!でも、今からはできないから準備しなくちゃ。…ふふ、明日、団長驚いてくれるかな)




【異種族レビュアーズ】デミア・デュオデクテット「モーツァルトより愛をこめて」

2020-04-02 (木) 18:01  その他二次創作SS 異種族レビュアーズ   0コメント  
1: ◆K1k1KYRick 2020/03/28(土) 13:06:40.19 ID:U4w5g7l00

地方都市の魔道士である吾輩は、長旅の末にようやくこの魔法都市に辿り着いた。

ここに来た理由は他でもない、大魔道士デミアの店を訪れるためだ。

あのレビュー記事が頒布されて以来、彼女のサキュバス店は巷を騒がせている。

特にエルフの若者がレビューしていた内容は衝撃的だった。

旅費を考慮しても最高レベルの魔道の講義を受けられるのは目から鱗だった。

研究分野こそ多少異なるとはいえ、その根底にある魔道には共通点も少なくない。

市内はどこもかしこも様々な種族で溢れ返っている。しかも男性の多い事と言ったらない。

そしてほとんど例外なく件のデコイを侍らせて歩いている。

やや無軌道な印象は残るが、政治に一切関与していない吾輩がそれ咎めても仕方あるまい。

「あのレビューが出回ってから観光客が大分増えたんですよ」

かくいう吾輩もデコイを受け取り、雑談しながら腕を組んで歩いている。

ふむ……なるほど、確かに噂に違わぬ素晴らしい佳人だ。

眩しいその肌色の面積の多さには、見ているこっちが気恥ずかしくなる。

とはいえそんな反応をしているのは吾輩くらいだ。

まあこの三日間で慣れるしかあるまい。




ターニャ・フォン・デグレチャフ「私は副官の無防備さを甘くみていたらしい」

2020-04-02 (木) 12:01  その他二次創作SS 幼女戦記   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/26(木) 22:19:43.75 ID:rJNbqli6O

「総員、傾注!」

早朝。第二〇三航空魔導大隊の隊舎にて。
ザッと、軍靴が一斉に揃う音が広間に響く。
副長の号令を受け、総員は沈黙し耳を傾ける。
昨晩の宴会の名残か、酒臭い隊員が多いもののその規律には一切の綻びは見られなかった。
専用の台の上に立つ、大隊長が口火を切る。

「諸君。本日未明、由々しき事態が発生した」

由々しき事態。物騒な響きに隊員が凍りつく。

「隊の中で盗難事件が発生した。被害者はセレブリャコーフ少尉。盗まれたのは下着である」

大隊長付きの副官の下着の盗難事件。
これには帝国軍が誇る精鋭にも動揺が生じた。
あるものは狼狽え、あるものは憤り。
身の潔白を周囲に喧伝する者すら出る始末。
舌打ちする大隊長に代わり、副長が一喝する。

「黙れ! 大隊長の話はまだ続いている!」

それだけで、嘘のように静まり返る広間。
伊達に阿鼻叫喚の戦場を経験してはいない。
彼らは知っている。何よりも恐ろしい存在を。

「さて、我が親愛なる大隊戦友諸君」

全隊員の脳裏に同じ言葉が浮かぶ。『悪魔』。

「端的に言って、私は猛烈に怒り狂っている」

あ、終わったと、誰もが思った。
自分たちは戦場で死ぬのではない。
今ここで、隊舎の中で命を落とすと理解した。




【鬼滅の刃ss】我が子のために・・・

2020-04-01 (水) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 23:25:52.99 ID:CTG1QIS00

鬼滅ssです。
このお話は原作8巻で無限列車編~遊郭編までの炭治郎が一人で任務に出ていた期間のお話になります。
よろしければどうぞお読みください。




【鬼滅の刃】プロポーズ【ぎゆしの】

2020-03-31 (火) 18:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/25(水) 21:09:12.65 ID:LYKLrGhZO

 外国の言葉で『I love you』という言葉がある。意味は「私はあなたを愛しています」という意味だそうだ。これを初めて聞いた時に、俺は
「こんな言葉、いつ使うのだろう」
と思った。




【SS】蟲柱の想い人

2020-03-31 (火) 12:01  その他二次創作SS 鬼滅の刃   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/23(月) 21:09:37.05 ID:cB7BtnJ3O

「第一回、蝶屋敷会議を始めます」
「は?え?ちょ…は?」

 呼ばれて部屋に入ると、カナヲがそう宣言して謎の会議が始まった。




【BLEACH】藍染「虚圏年代記」

2020-03-29 (日) 12:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: ◆lf37..NeaLUd 2020/03/21(土) 14:46:07.18 ID:JpW3JH9Z0

夜宮(ラスノーチェス)

無数の虚(ホロウ)たちが資材を手に、宮殿の修復にあたっている

虚1「柱の長さはこれでいいか?」

虚2「天井が傾いてるぞ、持ち上げろ!」


その喧噪を高みから見下ろす、二人の死神

いずれも隊長の証しである羽織を身に着けている

市丸「みんな、よぉ働きますなぁ」

東仙「この廃墟をまともな宮殿に造り直そうというのだ
   ここの虚に総出で作業に当たってもらわねば困る」

市丸「そらそうやけど、こないあっさり従ってくれるとは思いませんでしたわ」

東仙「従わざるを得んだろうさ……他ならぬ『虚圏(ウェコムンド)の神』とやらが、藍染様の傘下に加わる道を選んだのだからな」

事もなげにそう語る東仙

市丸は、どこまで本気か読み取れない飄々とした態度で続ける

市丸「いやぁ怖い王様やったなぁ。ほんま、よぉあないなモンを従わせられたわぁ」

東仙「上級大虚(ヴァストローデ)と言えども所詮は虚……藍染様の手にかかれば造作もない」

市丸「ほんに、怖いんは藍染隊長の方やわ――そう言えば藍染隊長はどないしはったんです?」

東仙「藍染様ならあの“大帝”――バラガンの所だ」