カテゴリー  [ その他二次創作SS ]

サイト「愛してるよ、ルイズ」ルイズ「わ、私も、あんたのことを……」

2020-06-29 (月) 12:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/30(土) 22:13:07.57 ID:A9YfU/XoO

ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールという少女について説明するならば、まず初めに特筆するべきは類稀なるその美貌について触れなければならない。

トリステイン王国の名門貴族、ヴァリエール公爵家の三女として生を受けたルイズは神に祝福されたが如く大変可愛らしい美少女である。
くりくりとした大きな鳶色の瞳。
陶磁器のように白く澄んだ美しい肌。
小柄な身体と、そして桃色ブロンドの髪。

どれひとつ取っても魅力的な要素が奇跡的なバランスの上に成り立ち、集結している。
彼女が通り過ぎれば老若男女を問わず、10人中10人がハッとして振り返るであろう。
まさに、神が作りし美の化身と言っても過言ではない程に、ルイズの容姿は整っていた。




エドワード「チノちゃん、貨車には優しくするんだよ」チノ「うるさいですね…」ドスンッ

2020-06-26 (金) 08:00  その他二次創作SS ご注文はうさぎですか?   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/27(水) 01:45:00.12 ID:4MKF6vFO0

貨車「あ、あぁ~ッ!」ドスンッ

エドワード「あっ、言ってる側からもう…」

チノ「もう、エドワードさんは私が貨車の入れ替えもできないとお思いなんですか?」

エドワード「そんなことはないよ。ただ…」

チノ「はい、ここの入れ替えは終わり。ゴードンさんの客車取ってきます」シュッシュッ

エドワード「あ、はぁ…」




邪神ちゃん「神社生まれのY~パチ屋の幽霊編~」

2020-06-23 (火) 12:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/25(月) 01:51:48.28 ID:603AZf1z0

「邪神ちゃんドロップキック」短編

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1590339108




歩美「オタメガとの」 かのん「長い夜…」

2020-06-13 (土) 00:07  その他二次創作SS 神のみぞ知るセカイ   0コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2020/04/21(火) 23:23:25.74 ID:oJhdCKhI0

高原歩美「ふぬぬぬっ」

中川かのん「ど、どう?歩美ちゃん…」

高原歩美「だめだ~っ、開かないよ」

中川かのん「そっか…」

桂木桂馬「…」ピッピッ

高原歩美「むっ、ちょっとオタメガっ! あんたもそんな所でつったってないで、出口探してよっ」

桂木桂馬「出口はそのドア以外にはない。だったら無駄に動きまわる必要はないだろ。」

高原歩美「むぅ」

桂木桂馬「そのドアも、お前で開けられないなら僕でも無理だ。なら僕は、誰かに連絡を入れるのが最善の策だろ。」

高原歩美「ぐぬぬ…やっぱりこいつ、むかつく…」

中川かのん「ま、まぁまぁ、歩美ちゃん…」

桂木桂馬「だが…それも無理そうだ。誰も連絡通じない。」ピッ

高原歩美「誰に連絡したの?」

桂木桂馬「母親とエルシィ。」

高原歩美「…え? 二人だけ?」

桂木桂馬「そうだが?」

高原歩美「いやいや…もっと他に連絡してよ。」

桂木桂馬「あいにく、僕が連絡先を知ってるのはこの2人だけだ。」

高原歩美「え...うそ...」

桂木桂馬「こんな事で嘘はつかない。」

高原歩美「はあっ…もう最悪…」

中川かのん「…」

桂木桂馬「大体、お前らの携帯はどうした?」

高原歩美「私はカバンの中。」

中川かのん「私も...」

桂木桂馬「...女神は?」

高原歩美「それが...返事がないんだよね...また寝てるのかも。」

桂木桂馬「女神って寝るのか…? まあ…メリクリウスだしな...」

中川かのん「アポロも...返事無いや...」

桂木桂馬「いざというときに役に立たない...」


桂木桂馬「なんでこんな事に…」




【ペルソナ5】屋根裏のゴミ「終末のハーレム……?」

2020-06-12 (金) 00:07  その他二次創作SS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2020/04/06(月) 21:27:05.84 ID:dbtxmkMo0

>とあるラウンジに10人の女性が集まっている…。

妙「みんな集まってくれた?」

一二三「ええ…」

杏「集まりましたけど…」

千早「なんでしょうか?」

妙「実はみんなに協力して欲しい事があるの」

貞代「それより…」

貞代「武見さん…その彼としたんですよね…」

妙「ええ…本当です」

一子「大人が高校生とします?」

妙「あなた達も同じような物でしょ?」

千早「まぁ…そうですね」

貞代「否定はしませんけど」

貞代「でも、教師として見逃せません」






柔道家「これより魔女刈りを決行する!」魔女「ええっ!?」

2020-06-10 (水) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/19(火) 15:03:28.06 ID:Jx+UYl140

~ 魔女の家 ~

柔道家「貴様がこの森で一人で暮らすという、若き魔女だな?」

魔女「そうだけど、お前はだれだ?」

柔道家「これは失礼、私は柔道家」

魔女「ジュードー? なんだそれ?」

柔道家「我が祖国に伝わる伝統武術だ」

柔道家「これよりその柔道で、魔女刈りを決行する!」

魔女「ええっ!?」




いろは「変態女子大生のウワサ?」やちよ「ええ」

2020-06-09 (火) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: ◆VtnAffEdys 2020/05/17(日) 23:48:43.51 ID:yFupQMX7O

10レスくらい
※キャラ崩壊注意




2: ◆VtnAffEdys 2020/05/17(日) 23:49:31.52 ID:yFupQMX7O

いろは「な、なんですか?
その犯罪臭漂うウワサは…」

やちよ「そのままよ。
最近、女子中 学生を拐ってコレクションにしてる女子大生がいるというウワサが流れているの」

いろは「は、はあ…怖いですね」

やちよ「怖い?そんなものじゃ済まないわ。
既にこのウワサに拐われたJC…じゃない、中 学生がいるらしいのよ」

いろは「今JCとか言いませんでした?」

やちよ「気のせいよ。話を続けるわ。

その拐われた中 学生なんだけれど、現時点で既に3人いるそうよ」

いろは「さ、3人も!?
そんな…大変じゃないですか、今すぐ助け出さないと…」

やちよ「ええ。その3人の特徴はもう判明してるわ。
後はその痕跡を追うだけ」

いろは「流石やちよさんです!
はやく助け出して、家に返してあげなきゃ…」

やちよ「その必要はないわ」ファサ

いろは「えっ」




【P5をかってに改蔵で】蓮「緊急"辞退"宣言です!」

2020-06-08 (月) 18:01  その他二次創作SS ペルソナ かってに改蔵   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/17(日) 09:11:46.83 ID:ppldUf+P0

ー四軒茶屋 武見診療所ー

妙「緊急事態宣言を出すのはいいけど、いつまで続くのかしらねぇ?」

三島「先の見通し立たないだけでかなり不安になっちゃいますよね」

杏「皆で集まって遊びにも行けないしつまんないよね」

三島「高巻さん友達いないんじゃ…」

杏「何か言った?」

三島「別に何も…」

バンッ!!

蓮「博士!大変です!ついに我々にも緊急の宣言が発令されてしまいました!」

妙「博士って私のこと?」

蓮「こちら側であのポジションを探した結果こうなりました」




阿良々木暦「僕がひたぎさんを嫌う未来なんてない」

2020-06-08 (月) 12:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/16(土) 23:09:40.13 ID:Gzf81c1XO

「今日は阿良々木くんのお尻を開発します」
「唐突だな」

両親も妹も不在だった、ある日のこと。
自宅に遊びに来ていた交際相手の戦場ヶ原ひたぎが突如僕の尻穴の開発に乗り出した。

これまで僕は自分の尻の穴の可能性というものついてそれほど深く考えたことはなく、単なる排泄器官としてこれからも末長く使っていくのだろうと漠然と思っていた。

とはいえ、知識としてならば他の使い道があるらしいということは知ってはいたのだが、怠慢な僕はそれを実際に試したことはなく、ましてや試そうと考えたことすらなかった。

「というわけで、まずは浣腸をしましょう」

浣腸。
要するに、尻から直接下剤をぶち込む行為。
字面的には恐ろしいことこの上ない蛮行ではあるものの、便秘に苦しむ人々にとってはまさになくてはならない特効薬である。

「阿良々木くんは浣腸したことがある?」
「小さい頃にあるかな。覚えてないけど」
「その時に処置した看護師が羨ましいわ」

どういう意味だろう。複雑な気持ちになる。




コナー「開けろ!! 時定市警だ!!」東雲なの「は、はい!!」

2020-06-01 (月) 18:01  その他二次創作SS   1コメント  
1: ◆LYNKFR8PTk 2020/05/13(水) 20:21:37.69 ID:HQ/juCTo0

ガチャ

なの「な、なんでしょうか?」

コナー「やあ東雲なの!!」

なの「!? ど、どうして私の名前を!?」

コナー「君の事は知っている!!」

コナー「君の……」













コナー「背中についているネジを回収しにきた!!」

なの「!!!」




ターニャ・フォン・デグレチャフ「自動、手記人形……だと?」

2020-05-31 (日) 00:07  その他二次創作SS ヴァイオレット・エヴァーガーデン 幼女戦記   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/09(土) 23:33:10.73 ID:PWWmuiJvO

「 敵の数が多すぎる!」

目下交戦中の帝国と共和国が接する国境。
そこは過酷なライン戦線の主戦場である。
一進一退を繰り返す、陣取り合戦の場だ。

両国ともこの戦線を突破されれば組織的な抵抗が困難となり、それは敗戦を意味する。
故に数多の将兵がこの戦場に投入され夥しい屍を積み上げ、今日まで均衡を保ってきた。

しかし、それもどうやら、幕引きらしい。

「このままではもたんぞ!」
「少佐殿。如何しますか?」

敵の攻勢が始まったのは、本日明け方。
どこに戦力を隠し持っていたのかと思うほどの兵員と航空機を用意して畳み掛けてきた。
現時刻は既に昼過ぎで、飯を食わずとも満腹であり、もうおかわりなどいらないのに。

「見ろ! 更なる敵の増援だ!」
「はい。敵歩兵の軍団を視認致しました」
「おまけに航空支援付きだ!」
「はい。敵航空魔導中隊並びに、敵爆撃機、敵戦闘機の姿も視認致しました」

いかにターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる精鋭、第二〇三航空魔導大隊とて朝から休まずに戦闘をしていれば当然疲弊する。

「少佐殿。ご決断を」
「くっ……!」

少佐はここが引き際であると、判断した。




ゼERO「SEXDAAAAAAAAAAAA!!」エーデルガルト「うるさいわ師」

2020-05-28 (木) 12:01  その他二次創作SS   1コメント  
1: ◆hVwVMwYo52 2020/05/09(土) 20:38:27.51 ID:A90yyr0j0

ゼERO「俺はマゾDA///」

エーデルガルト「……はぁ」

エーデルガルト(私がガルグ=シグマク性教育修道院に来て早1週間……)

エーデルガルト(まともな大人が誰一人いないなんて思いもしなかったわ)

ゼERO「エル……SEXがダメならお茶会はどうだ?」

エーデルガルト「……お断りするわ、だって貴方いつも……」










→SEXの話
SEXの話
SEXの話

エーデルガルト『……』
















エーデルガルト「あの話しかしないもの」

ゼERO「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"!!(泣)」




【ノラとと】ネコのお考え「妹」+「おばあちゃん」【ノラと皇女と野良猫ハート】

2020-05-27 (水) 18:01  その他二次創作SS ノラと皇女と野良猫ハート   0コメント  
1: ◆2tmhR/0/ez2Y 2020/05/09(土) 14:18:03.93 ID:cIJn/Tn10

 

ネコのお考え「妹」



ユウラシア「ねぇねぇ、シア姉ー」

ルーシア「どうしたユウ。今日も可愛いぞ」

ユウラシア「えへへー。じゃなくって、誕生日って何するかシア姉しってるー?」

ルーシア「誕生日、か。ふむ、先日赤髪に教えてもらったぞ」

ユウラシア「え、ホントー? おしえておしえてー」

ルーシア「ああ、今日はユウラシアの誕生日だからな。誕生日には……」


ルーシア「ケーキを一刀両断する」




ナナチ「ちょっと席を外すぜ」ボンドルド「おやおや……うんちですか?」

2020-05-25 (月) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/05/06(水) 21:47:32.58 ID:cyYcc38fO

「ナナチはかわいいですね」
「オイラはかわいくねーっての」

あれはまだオイラが『成れ果て』になる前の、人間だった頃の話だ。
とある国のスラムで生まれ育ったオイラはゴミ漁りをして暮らしていた。
もちろんひでー暮らしで、なんでこの世に生まれちまったのか後悔する毎日だった。

「ナナチは探窟家になりたいのですか?」
「あたぼーよ!」

ゴミ漁りをしている時に見つけた、アビスと呼ばれるでっけー大穴について書かれた本はオイラの宝物で、いつの日かその大穴を探険してみてーと夢を見ていた。

「素晴らしい。ナナチならなれますよ」
「オイラを探窟家にしてくれんのか!?」
「探窟家とはアビスの最深部を目指す気持ちさえあれば、誰にでもなれるのですよ」
「ほんとうか! ボンドルド!」

その言葉に無邪気に喜んだことを覚えてる。

「ええ。ナナチならきっと、なれますよ」

その道が血塗られた茨の道だとは知らずに。




アルコ&#ピース酒井「Black Savanna」

2020-05-22 (金) 00:07  その他二次創作SS   0コメント  
1: ◆z.6vDABEMI 2020/05/05(火) 19:42:53.74 ID:z3oD1mZbo

「オレ、UFO見た事あるんすよ」

なんの気も無しに、ラジオブースで話をした。それが確か結構前……、多分二年前位の話だと思うけど、実はいつだったかあんま良く覚えてない。
それ言った理由とか、特にない。だって、その時伝えたいことだったし。
普通ビビんね?UFO見たりしたらさ。ホットな情報だから、まずそんなの平子さんに届けたいでしょ。なんならリスナーにも届けたいでしょ。
他に話したい話題もねえし、それに何よりめちゃくちゃキャッチーなワードだと思ったからだ。インパクトあるし、めちゃくちゃ引きがあると確信してたからこそ話題に出せる。
勿論誰もそんな話、マジで信じるわけがねえし、与太話だって言って笑い飛ばすような事だと思った。それは仕方がねえ。
事実は小説よりも奇なり、とは言うけどさ、同時に自分が信じてえ事実しか信用しないもんってのが人間じゃん?
オレん家、ベランダから防衛省見えっから、とかなんとか言ったらさ、笑ってくれたでしょ。マジなんだけどさ。信じてくれや、とは言わねえけど……しかしアレだな、今考えても「オレん家防衛省見えんだよ」、っての、マジかっけえセリフだと思いません?

「それがほんとだったらお前、今頃もう消されてるよ」

そんなこと言いながら笑ってくれたじゃねえですか、平子さん。
……て言うかUFO見たのはマジなんだけど、けどそれはさておいてもちゃんと笑ってくれんじゃん。笑いになる程度に相槌打ってさ、ちゃんと話聞いてくれたろ。
あの日見たんだ。オレはマジで、UFO見たんだ、ほんとに見たんだよ。
そん時、アンタはどうせ見間違いだなんて言って、取り合ってくんなかった。それはまあ普通だよ、当たり前だろうよ。普通の人はそんなの信じねえと思うよ、オレだってさ。バカじゃねえし。

でもあの日、そう、四月の中旬。小 学生の頃に地元で三センチもあるデケェ蟻を見たとかで騒いで、ブースで本気の目ぇしながらアンタは、言ったよな。

「いんのよ。UMAは」




【アズールレーン】指揮官とKAN-SENと【ハーレム】

2020-05-20 (水) 00:07  その他二次創作SS アズールレーン   0コメント  
1: ◆Eo09tCyTBxcf 2020/03/23(月) 23:13:08.22 ID:r9H3p0j50

アニメ最終回放送記念

指揮官がケッコン済且つレベル120好感度200のKAN-SEN達にただ搾精される
それだけのSS

副題考えるのめんどいからハーレム√です。人選は>>1が適当に決めるので推しが来なくても悪しからず




指倉さな「はーうんお」

2020-05-07 (木) 18:01  その他二次創作SS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/23(木) 18:34:32.58 ID:dre4ufSY0

犬(指倉)「うんお?」

猫(指倉)「うんおってなんだ?」

指倉さな「はぁ...(溜息)」

真由「マジかよ、、ひどいよ!私、女なのに、、」




【異種族レビュアーズ】レギュラーモブDT「ネクロワイフ異聞」【レビュー付】

2020-05-07 (木) 00:07  その他二次創作SS 異種族レビュアーズ   0コメント  
1: ◆K1k1KYRick 2020/04/22(水) 07:33:13.08 ID:7XcOdoZk0

※アニメ終了時系列です
※アンソロジー本「異種族レビュアーズ~ダークネス~」の田倉まひろ先生作品のネタあり





スタンク「メイドリー、酒のおかわりくれ」

夜の食酒亭でスタンク・ゼル・ブルースは駄弁っていた。

メイドリー「またぁ? もうそろそろ休んだらスタンク」

スタンク「かてぇ事言うなよ。この前新作レビュー貼って繁盛させたじゃねえか」

メイドリー「アンタたちのレビュー目当てで来る客はろくでもな……チュピィッ……」

メイドリーは急にどこか虚ろな目になり、立ったまま動かなくなった。

スタンク「……? どうしたメイドリ―」

彼女は心ここに在らずという様子でテーブルに備え付けていた羽ペンを持つ。

いや、持つというよりそれは彼女の手の平に吸い付いたまま勝手に紙の上を踊り始めた。

それはやがて文章となっていく。




泉瑛太「美緒は……鼓動が早いんだな」夏目美緒「全部……瑛太のせいだから」

2020-05-06 (水) 00:07  その他二次創作SS JustBecause!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/19(日) 22:45:59.00 ID:Mrzn4AAcO

「泉には関係ないじゃんっ!」

そんな瞬間は私の予定にはないと思ってた。

「関係ないんだから黙っててよ!」

中学の頃から随分長いこと片思いをして。
なかなか終わりに出来なくて、拗らせて。
そうやって大人になるのだと思っていた。

「なんだよそれ……」

これは私の問題で、私自身の落ち度だから。
どうして彼が。よりにもよって、泉瑛太が。
こうも食い下がってくるとは思わなかった。

「俺だって、夏目のこと……!」

俺だってと、たしかに彼はそう言った。
この問題は彼の問題でもあると言ったのだ。
それが果たしてどんな意味を持つのか。

気にならないと言えば、きっと嘘になる。

「中学の時から……知ってんだからさ」

言葉は時に不便でその真意は伝わりにくい。

「関係ないは……ないだろ」

ひとは何かを伝えたくても伝わらない時、こんな風に諦めた表情をするのだと知った。




久城一弥「据え膳?」ヴィクトリカ「喰わぬは男の恥なのだろう?」

2020-05-01 (金) 00:07  その他二次創作SS   2コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/16(木) 23:34:36.71 ID:91TsAL8vO

「久城」
「ん……なんだい、ヴィクトリカ?」

第二次世界大戦終結後。
嵐が過ぎ去り、ヴィクトリカ・ド・ブロアと久城一弥は新大陸で共に暮らしていた。
こじんまりとしたアパートメントでの生活は、一弥はともかくヴィクトリカにとってはさぞこたえるだろうと思われたが、意外にも彼女は順応して快適に過ごしている。

もっとも根っからのお姫様体質であるヴィクトリカが新生活を謳歌しているのは、ひとえに根っからの苦労人であり奴隷体質である一弥の献身によって支えられていることは言うまでもなく明白であり、生活を維持するために記者としての仕事をこなし、毎日くたくたになって帰宅して家事をひと通り終えると、ソファに横たわり泥のように眠っていた。

「よかった。起きていたか」
「いや、寝てたけど……どうしたのさ」

寝ぼけ眼を擦りつつ、一弥が尋ねると。

「知恵の泉が告げているのだ」
「へぇ……なんて?」
「今夜は久城に優しくしてもらえと」

驚きに一弥はパチクリと目をしばたかせた。