1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 22:58:12.19
ID:qkXvRyqo0
アイリス「ねぇ、ノラ。今日が何の日だか……知ってる?」
アイリス「勿論知ってるわよね!? だって、当然大切な日だし! 一年に一度きりだし! 恋人のノラが忘れる訳ないわよね!?」
アイリス「あははっ。私ったら、彼氏を疑うなんて悪い彼女さん♪」
アイリス「ね、ノラ♡」
ノラ「えー? 何ー? 聞こえなーい!(焼きそば作ってる)」
ノラ「もっと大きな声で言ってー!!」
アイリス「なんで私の部屋で焼きそば作ってるのー!?」
ノラ「なんでってー! 今日一緒にご飯食べたいって言ったのアイリスだろー!?」
アイリス「誰も焼きそば作ってなんて言ってないじゃーん!」
ノラ「えぇ……(火を止める)」
ノラ「でも、俺が作れるのなんて焼きそばくらいだしなぁ。それに美味いっていってくれてたじゃん」
アイリス「それは、美味しいけど……。でもでも! 今日は特別な日なのよ? 特別な日に焼きそばはないと思わない?」
ノラ「うちの母さん、特別な日はいつも焼きそば作ってくれてたんだよなぁ。恋の味がするーとか言って泣きながら作ってた。何度目の恋かしらないけど」
アイリス「あーはいはい。あなたのお母さんの特殊な恋愛話とかいいから」
ノラ「特殊なのかな」