ましろ「踏み出す勇気と」つくし「踏み込む勇気」

2020-04-21 (火) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: ◆bncJ1ovdPY 2020/04/12(日) 21:01:07.24 ID:SlTzITWg0

ーー月ノ森女子学園、庭園

ましろ「……」

ましろ(憧れの月ノ森に入って、周囲との差に愕然とし)
ましろ(それでも変わりたいと願い、バンドを結成し)
ましろ(ようやく私も変われてきた……と思う)




【バンドリ】氷川紗夜「ラーメンが食べたい」

2020-03-27 (金) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/03/19(木) 22:31:35.02 ID:z07AMiQQO


 その日、氷川紗夜はラーメンが食べたかった。

 きっかけがなんだったのかはわからない。朝起きて、朝食を摂っている時に見たニュース番組のグルメ特集だったかもしれないし、氷川日菜が隣で「ら、ら、ら、らーめん~♪」という謎の歌を口ずさんでいたからかもしれない。

 理由はともあれ、とにかく紗夜はラーメンが食べたかったのだ。

 いつも通りの時間に通学路を歩き、いつも通りの時間に学校へたどり着き、いつも通りに教室の自分の席に座り、目の前で繰り広げられる白鷺千聖と松原花音の「クラゲと紅茶の類似性」という議論を聞き流しながら過ごしている間にも、その想いは募るばかりだった。




【バンドリ】花園たえ「なにやってるの、チュチュ?」

2020-01-08 (水) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 02:32:03.04 ID:kP2DqCd70


――商店街 電柱の陰――

チュチュ「…………」

花園たえ「あれ、チュチュ?」

チュチュ「うわぁおっ!?」

たえ「どうしたの、電柱を抱っこして? コアラの真似?」

チュチュ「な、何でもないわよ! というかそんなことしてる覚えはないわよ!」

たえ「そうなの?」

チュチュ「そうよ!」

たえ「ふーん? ……あ、パレオだ。おーい、パ――」

チュチュ「Wait! ちょっと待ちなさいタエ・ハナゾノ!」バッ

たえ「もご」

チュチュ「ここから声をかけたら私がここにいるのがバレちゃうでしょう!」

たえ「もがもご」

チュチュ「えぇい、こうなったら貴女も協力しなさい!」

たえ「もご?」

チュチュ「事情はパレオを追いかけながら話すわ!」


……………………




【バンドリ×けいおん】唯「バンドリ?」香澄「けいおん?」

2019-12-03 (火) 12:01  けいおん!SS バンドリ!   0コメント  
1: ◆64sUtuLf3A 2019/10/02(水) 19:54:33.62 ID:2rXBvp8co

・バンドリとけいおんのクロスオーバーSSになります。

・ゲーム内に登場する5バンド25名とけいおんキャラ5名+αのお話となり、かなり長いものとなってます

・章立てで展開していきます(合計9章+α

・書き溜めは既に完了してますが、こちらの状況如何では投下スピードが変動することもあります。

・誤字、脱字はお見逃し下さい。




【バンドリ】戸山香澄「野球を見に行こう!」

2019-10-18 (金) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 10:51:26.65 ID:fBILbhsj0


※ポピパの5人が横浜スタジアムへ野球を見に行く話です。

 キャラクターに勝手に贔屓球団をつけてます。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 10:52:09.93 ID:fBILbhsj0


――九月某日 Poppin'Partyグループトーク――

戸山香澄『あーあ……雨だとどこにも遊びにいけなくてやだなぁ』

市ヶ谷有咲『いいじゃねーか、たまには雨も。盆栽が映えるし』

花園たえ『私はオッちゃんたちと部屋で遊んでるよ。もふもふ~』

牛込りみ『【チョココロネのスタンプ】』

有咲『いやりみ、そのスタンプどんな意味があんだよ』

香澄『お腹減ってきた!』

たえ『私も』

りみ『【チョココロネのスタンプ】』

香澄『【チョココロネのスタンプ】』

たえ『【チョココロネのスタンプ】』

有咲『なんでお前ら全員そんなスタンプ持ってんだよ!』




山吹沙綾「誕生日、ペペロンチーノにやさしくされた」

2019-09-05 (木) 00:07  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
598: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/05/26(日) 20:52:31.26 ID:h6AWmXvL0


山吹沙綾(高校を卒業してから、気付けば二年が経っていた)

沙綾(花粉の季節もゴールデンウィークも気付けば過ぎていて、今年も今年でもう五月が半分以上が終わったある日)

沙綾(勤めているいる某パン会社から一人暮らしの小平駅近くのアパートへ帰る道すがら)

沙綾(春の風、というには少し温い夜風を浴びながら、ふと気づく)

沙綾(そうだ、今日は私の誕生日だった)

沙綾(そう思って手にしたスマートフォンには、一時間前くらいにみんなからのお祝いのメッセージが届いていた。それに逐一返事を返す)

沙綾(「おめでとう!」「ありがとう」「またみんなで集まりたいね!」「休みの予定はこんな感じだよ」……なんて)

沙綾(高校の友は一生の友、とはよく聞く言葉で、その例に漏れず私が花咲川女子学園で得た親友たちとは今でも深いつながりがある)

沙綾(みんなは大学生で、私は社会人という立場だけど、それでも青春を共にしたという事実が変わるわけでもなくなるわけでもない)

沙綾(みんなとこうして繋がっているんだ、と思うと、社会の荒波に揉まれ、知らず知らずに強張っていた肩からすっと力が抜けるような感覚をおぼえる)

沙綾(私は少しだけ軽くなった足取りで家路を辿った)





【バンドリ!SS】コンビニエンス・ファストフード

2019-09-04 (水) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/04/30(火) 13:30:36.12 ID:GzIRVoN90


 ありさーやの場合



 控えめな雨音が窓から忍び込んでくる自分の部屋。ベッドを背もたれにして、畳の上に腰を下ろす私と、同じように畳の上に座って僅かに身体を預けてくる右隣の沙綾。

 特に何をするでもなく、私たちはぼんやりとしていた。

 沙綾が身じろぎをすると、柔らかいポニーテールがふわりと揺れて、時たま私の首筋をくすぐった。それがちょっと気持ちいいな、と思うくらいで、特筆することは他に何もない。

「有咲」

「んー?」

「……呼んでみただけ」

「んー……」

 たまに交わす言葉もそんなことばかり。中身なんてものはこれっぽっちも存在していない。




氷川紗夜「ある夏の日の話」

2019-09-03 (火) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/04/16(火) 18:36:14.23 ID:5F36JuUh0


 高校三年生の夏は想像以上の忙しさだった。

 蝉の大合唱をBGMに照り付けられたアスファルトを踏みしめながら、私は人生で十八回目のこの夏の記憶を掘り起こす。

 まず第一に、受験勉強。

 私には明確な将来の目標がなかった。双子の妹である日菜のように、アイドルとして天下を取るだなんていう崇高な、ともすれば酔狂とも表現される夢というものがなかった。頭の内にあるのは、人並みの仕事に就いて人並みに幸せでいること。それだけだった。

 だから、担任の先生から勧められた国立大学を目指すことにして、日々勉学に勤しんでいる。




市ヶ谷有咲「いい加減にしろ」

2019-09-02 (月) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/04/04(木) 05:49:03.68 ID:kMuPU5cK0


市ヶ谷有咲「いい加減にしろ」

※ >>29と同じ世界の話です




市ヶ谷有咲「ふざけんな」

2019-09-01 (日) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/12/16(日) 22:22:05.41 ID:p7hexEOn0


――有咲の蔵――

山吹沙綾「香澄ってさ」

戸山香澄「うん?」

沙綾「あれだよね、すっごく優しいよね」

香澄「え、そうかな?」

沙綾「そうだよ。香澄以上に優しい人って見たことないな」

香澄「どんなところが優しい?」

沙綾「困ってる人を絶対に放っておかないよね。道端でもさ、知らない人が迷ってたり困ってそうだったら絶対に声かけるじゃん?」

香澄「それは当たり前のことをしてるだけだよ~」

沙綾「その当たり前を当たり前に出来る人がすごいんだって」

香澄「そうなの?」

沙綾「そうなの。香澄って優しいなぁ。そういうところ、好きだよ」