571 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:01:32.11
ID:T5XXRDWDO 黒夜「一方通行ってウサギに似てるよなぁ」
一方通行「はァ?」
絹旗「ひぃ?」
黒夜「うっせぉぞ絹旗ちゃん、ヒィヒィ鳴かされたいの?」
絹旗「さすが一方通行の演算パターンを受け継いだ女、口の悪さの格が違った」
黒夜「……きィぬ旗ちゃン後で私の部屋な」
黒夜「例えばさぁ、その真っ白の髪と肌。あと真っ赤な眼」
絹旗「満貫ですね」
一方通行「しょォがねェだろォが、オマエらとは能力の強さが違うンですゥ」
黒夜「それに、寂しがりやで性欲絶倫」
絹旗「おぉっと、超役満ですね!」
572 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:02:24.28
ID:T5XXRDWDO 一方通行「はァァ!? ちょっ、はァァァァァァ!!!!!?」
黒夜「知ってるんだぜ一方通行、私の幼い体躯に夜な夜な欲情して……」
絹旗「ついでに、私達が帰りが遅くなる度に不安になって、あまつさえ枕を濡らしてることも……」
一方通行「死ね、氏ねじゃなく死ね」
黒夜「あれぇー? 言い返せないのか第一位サマ」
絹旗「キモッ! 超キモッ! 今すぐ出ていってください!」
一方通行「」ブチッ
窒素「」ピクピク
一方通行「あンまりふざけたこと言ってっとぶン殴っぞ」
黒夜「……もう……殴ってるじゃ、ねぇか………」パタッ
一方通行「あ、次は追い出すからな」
絹旗「すみませんでした! 超すみませんでした! 一方通行超かっこいいです!」ペコペコ
一方通行(どォしてこンなひン曲がった性格になっちまったのかなァ……どこで間違ったっけなァ……)
573 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:03:28.22
ID:T5XXRDWDO 黒夜「女を殴るなんて……だから女が寄ってこねぇんだよ一方ちゃんは」サスサス
一方通行「ゲンコツで済ませてやっただけでも感謝しやがれ。あと、口で言ってもわからねェ犬には叩いて躾たほォがいいンだよ。それとも鞭がお好みですかァ?」
黒夜「怖ぇよ絹旗ちゃん! くそ真面目にとんでもねぇこと口走ってるよ!」
一方通行「だいたいよォ、俺がウサギっつゥなら、オマエは犬だよ。それもとびっきりの駄犬だ」
黒夜「はぁ!? 誰が犬だぁこの真っ白白助!」
一方通行「言うこと聞かねェくせに、褒美やったらすぐ尻尾降りやがって。誘ってンですかァ?」
黒夜「さ、誘って……!? ば、馬鹿じゃねェの! キメェンだよロリコン!」
一方通行「それに、ちょっとイイモン見せたら一生懸命ご奉仕してご機嫌取りやがる。これを犬と言わずになンっつゥンだよ」
黒夜「死ね! 今すぐ死ね! 骨まで砕けろォ!」
……………………………
…………………
………
574 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:05:02.60
ID:T5XXRDWDO 『……ったく、愉しそォにケツ降りやがって。誘ってンですかァ?』
『ち、違ぇし……! なに勘違いしてんだよクソ野郎……!』
一方通行の言葉に、目を潤ませながら黒夜は反論する。
顔は真っ赤で、羞恥心で心がいっぱいであろうことが手に取れた。
『ン? 犬が喋ったか? こりゃすげェ、ご近所さンに自慢しねェとなァ。勿論、この格好でな』
リードをグイグイと引っ張る一方通行、それを必死に堪える黒夜。
それも当然だ。
たった今、黒夜は一糸纏わぬ姿であり、唯一身に付けているものといえば、臀部から生える、犬の尻尾のようなモノ。
多少観察力が優れている者が見れば、その尻尾が、微妙に、そして小刻みに震えていることに気がつくであろう。
575 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:06:17.12
ID:T5XXRDWDO 『……わ、わンっ!』
黒夜は、プライドも何もかも投げ捨て、鳴いた。
まだ中学生になったばかりであろうその少女が、身体に幾つもの鞭で叩かれたであろう傷痕と、
首輪とリードを付け四つん這いになっているその姿は、実に犯罪的なエロさを放っていた。
一方通行『そォだ、それでいいンだよ駄犬』
黒夜の鳴き声に、満足気な顔をする一方通行。
だが、彼のサディスティックな願望はまだ冷めてはいない、いや、まだ序の口にも到達してはいなかった。
『せっかくだからご褒美をやろォって思ったが、まだ足りねェよなァ……。つゥことでよ、オネダリだ、分かるな?』
あろうことか、この超変態は、さらなる超変態的行為を求めた。
『わ、わン………』
だが、変態具合は黒夜も負けてはいなかった。
コイツ、あんなに口が悪いクセにマゾっ気が……というか、ただの超ドMである。
ドMの目はとろんと惚けており、その筋の人が見たら射精すること間違いなしであろう。
そして、ドMの行動は加速する。
コロッとベッドの上に転がり、仰向けになる。
そして、そのエロチックなな瞳で上目遣いをして。
その細い足を、大きく開きながら。
『…………ご褒美ください、わン』
576 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:07:20.32
ID:T5XXRDWDO そして、一方通行はその言葉で完全に壊れてしまい、
超最後までヤっちまうのでした……。
めでたしめでたし」
一方黒夜「」
絹旗「我ながらナイスな文ですね、将来は官能小説家にでもなりましょうかね……え?」
ガッシ! ボカッ!
絹旗「」ピクピクスイーツ
一方通行「ったく、汚物は消毒しねェとなァ……」
黒夜「まったくだぜェ……」
577 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:08:02.10
ID:T5XXRDWDO 絹旗「超酷いめにあいました……」ボロッ
一方通行「これ程自業自得って言葉がピッタリなのも珍しい」
黒夜「因果ほーおーってヤツもな」
絹旗「あ、そう言えば」
一方通行「ン?」
絹旗「一方通行がウサギ、黒夜が犬なら、私は超なんなのでしょうか?」
絹旗「可愛い子猫ですかねぇ、見た目的に。いやいや、妖艶な狐ってのもアリですね」
一方通行「あァー……、オマエはタヌキだな」
黒夜「あぁー、それわかるわ」
絹旗「タヌキですかぁ、タヌキも超可愛いですよね。皆に愛されてるって感じがします」
絹旗「けど、理由は?」
一方通行「そりゃアレだろ」
黒夜「もちろんアレだ」
絹旗「…………?」
一方黒夜「「その丸々っとしたお腹周り」」
絹旗「……超殺ォォォォォォォォォす!!!!!!!!!!!」
おわる
578 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:09:07.22
ID:T5XXRDWDO 黒夜ちゃんは間違いなくMだよね、ひしひしと伝わってくるわ
んじゃ、お疲れ様でした。
579 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/04/07(木) 22:15:50.03 ID:45D2bwMno
あぁその見解には賛成だ。黒夜ちゃんは間違いなくMだよな
乙!
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