会社、仕事、人間関係が「もうイヤだ!」と思ったとき読む本 465 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:31:52.95
ID:x3hGT4o0 一方通行「お、オイ。どォしたンだよガキ。俺はそォいう冗談が嫌いだって」アタフタ
打ち止め「冗談じゃないんだけどなってミサカはミサカは呆れてみる」
一方通行「じゃあどォいうつもりだ?」
打ち止め「どういうつもりも言葉通りの意味だよってミサカはミサカは返答してみる」
一方通行「いや、一体どォした!?何があった!?」
打ち止め「何って別に何もないよってミサカはミサカは単にあなたが嫌いっていう事実を伝えてみる」
一方通行「う、うォォォおおおおおおおおおおおおお!!」バタン
打ち止め「走り去るシーンも気持ち悪いってミサカはミサカは溜め息をついてみる」
466 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:33:53.63
ID:x3hGT4o0 一方通行(一体何があった!これも学園都市の連中の計画か!?この俺を壊すために!クソ!ナメやがって!)
一方通行(あれは芳川じゃねェか。丁度いい、ガキはしばらくあいつに預けるか)
一方通行「オイ、芳川」
芳川「・・・・・・」
一方通行「聞こえてンだろ!無視すンじゃねェ!」
芳川「あー、あなたね。何か用?」
一方通行「しばらくガキを」
芳川「それが人にものを頼む態度かしら?」
一方通行「はァ?」
芳川「あなたにはね、前々からきちんと言っておきたかったんだけど目上の人にその話し方はなんなの?もしかしてかっこいいとか思ってる?」
一方通行「あン?今は関係ねェd」
芳川「関係ない?私は一応あなたの保護者なんだけど。大体あなたは一言もなく勝手に出て行ってこっちがどれだけ迷惑するか考えなかったの?本当にウザいわね、あなたは」
一方通行「・・・・・・いや、すまン。そこまで怒るとは」シュン
芳川「すまん?何それ。あなたはちゃんと謝ることもできないの?もういいから私の前に現れないでくれる?」
一方通行「・・・・・・はい」
467 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:36:43.50
ID:x3hGT4o0 一方通行「・・・・・・」トボトボ
黄泉川「おーう、一方通行じゃん」
一方通行(!黄泉川・・・)パアア
一方通行「黄泉川、実はちょっと頼みたい事があるンだg・・・けどいいかな?」
黄泉川「なんだ?」
一方通行「あァ、クソg・・・打ち止めをしばらく預かって欲しいンだが」
黄泉川「何かあったのか?」
一方通行「それがよォ、今朝から急に様子がおかしくなってよォ。俺の事を気持ち悪いとか嫌いとかいいだして」
黄泉川「そうか。大変だったな」
一方通行(よかった。黄泉川はまともだ)
一方通行「さっき芳川にも頼もうとしたンだけどよ、芳川も様子が変で」
黄泉川「そうか。まあ一番変なのはお前だけどな」
一方通行「まァな。・・・・・・え?」
黄泉川「どうせ打ち止めの件も一線を越えようとしたんじゃん?ロリコンは怖いじゃん」
一方通行「いや、俺は、なンも」
黄泉川「犯人はみんなそんなこというじゃん。さ、そこの警備員の詰め所まで一緒に来るじゃん」
一方通行「・・・・・・はは、ははははははは、ぎゃはははははははははははははははは!!」ドン
黄泉川「逃げたか」
468 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:49:14.37 ID:wFpRieMo
何この打ち止め怖い
こりゃ一方さんじゃなくても泣くわ469 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:52:12.80
ID:x3hGT4o0 一方通行「あひゃひゃひゃ!ひーひひひ!ぎゃははははははははははははは!!」ブワッ
一方通行「もォ駄目だ!学園都市のクソったれども!一人残らず潰してやンねェと気がすまねェンだよォォォォォォおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
番外個体「あ、一方通行だ」
一方通行「あひゃひゃひゃひゃ!何しに来たンだよ欠陥品がァァァあああああああああ!!」
番外個体「何ってあなたを探してたんだよ。会いたかった!」ダキッ
一方通行「・・・・・・はァ?」
番外個体「ミサカね、あなたの事好きになっちゃったみたい。付き合って」
一方通行「・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」シュウウ←黒翼がなくなる音
番外個体「せっかく勇気出したのにその微妙なリアクションは何かな?」
一方通行「え?いや、だってよォ、え?」
番外個体「あなたの事を考えてたら胸がすごく苦しいんだ。ミサカじゃ駄目かな?」
一方通行「番外個体・・・・・・」
470 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 22:59:28.22
ID:x3hGT4o0 その頃
上条「おーい、インデックスー。メシだぞメシ」
禁書目録「・・・・・・またパンの耳なの?」
上条「贅沢言うなよ。明後日まではこれで凌ぐんだ」
禁書目録「もう耐えられないんだよ!せっかく私がこんな汚い家に住んでやってるのに何でもやしとかパンの耳ばっかり食べないといけないのかな!?」
上条「それはお前が食い過ぎ」
禁書目録「とうまが遊びまくってるからでしょ!本当に使えないよね、とうまは。私イギリス帰るから」
上条「え?マジで?」
禁書目録「何かな!?その顔は!」
上条「え?あ、そうか。いやー、帰っちゃうのか。残念だなー。ははは」
禁書目録「もういい!帰る!」バタン
上条「お、おい!インデックス!・・・・・・なんだってんだ」
472 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:12:58.91
ID:x3hGT4o0 上条「インデックスのやついきなりどうしたんだ?」
美琴「・・・・・・」
上条「お、ビリビリじゃねえか。おーす」
美琴「気安く話しかけないでくれる?」
上条「はあ?お前何いって」
美琴「ふん」
上条「お、おい!」
美琴「あー、何よ。ウザいわね」
上条「お前今日変だぞ!どうかしたのか?」
美琴「そりゃ世界で1番嫌いな奴に会えば誰でも気分沈むでしょ。つーか気付けよ」
上条「え?おい!美琴!?」
474 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:23:27.29
ID:x3hGT4o0 上条(二人とも少し様子が変だった気がするけど考えすぎか?)
上条「お、御坂妹じゃねえか。元気にしてたか?」
御坂妹「ちっ」
上条「どうかしたか?」
御坂妹「いえ何も、とミサカは適当に答えます」
上条「そうか?なんか舌打ちが聞こえた気がしたからよ」
御坂妹「そうですか。それよりあなたの頭ってウニみたいですね」
上条「そうか?そこまでツンツンじゃねえと思うが」
御坂妹「そうですね。あなたと一緒にされてはウニが可哀想でした、とミサカはウニに謝罪します」
上条「ウニにかよ。それにしてもお前がいうと本気なのか冗談なのか分かり辛いな」ハハ
御坂妹「え?もちろん本気ですけど、とミサカは面倒くさそうに答えます。ではミサカは用事がありますのでもう二度と話しかけないでください、とミサカは念を押します」
上条「お、おい!」
475 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:41:57.56
ID:x3hGT4o0 土御門「おーっすカミやん。実は大魔術が発動したんだが、気付いたかにゃー?」
上条「土御門か。魔術ってなんだ?」
土御門「その様子だとまだ気付いてないのか。さすがカミやんだぜい」
上条「もったいぶらずに教えろよ!」
土御門「カミやんは『御使堕し』って覚えてるか?」
上条「お、おう、たしか外見と中身が入れ替わっちまう」
土御門「実はそれと似たような現象がこの学園都市で起きてるみたいだぜい。今回は好感度が反対になってるみたいだにゃ。分かりやすく言うと嫌われてる相手ほど好かれて、好かれてる相手ほど嫌われるようになる」
上条「ん?ということは嫌いなもの通しがカップルになったりするのか?」
土御門「それはないみたいだぜい。効果があるのはこの術式を防いだ人間とその周りに居る人物だけみたいだ」
上条「土御門は防いだのか?」
土御門「いや、実は防げなくてにゃー。だから俺にはなんの影響もない。多分この世界で影響を受けてるのはカミやんだけだ。名付けて上条殺しってところか」
上条「うわー、嫌な名前。それでどうすれば元に戻るんだ?」
土御門「簡単な事ぜよ。今回は儀式場に幻想殺しをぶつければ終わりだ。儀式場の場所も分かってるし、早いとこ終わらせるぜい」
上条「おう」
476 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:48:56.25
ID:x3hGT4o0 番外個体「ほら、あーん」
一方通行「あン」
番外個体「おいしいかな?」
一方通行「あァ、美味いぜ」
番外個体「そっか。よかった」
一方通行「ほら、オマエも食えよ。あーン」
番外個体「あん」モグモグ
一方通行「どォだ?」
番外個体「おいしいよ。あなたがあーんしてくれたから余計に」
一方通行「番外個体はおだてるのがうまいな」
番外個体「えー、だって本当の事だよ」
一方通行「そォかよ」
477 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:54:42.50
ID:x3hGT4o0 一方通行「番外個体・・・」ギュッ
番外個体「なあに?」
一方通行「好きだ」
番外個体「・・・ミサカもあなたのこと」
土御門「ここだ、カミやん頼んだぜい」
上条「ああ、そげぶ」ピキーン
一方通行「?俺の事・・・なンだ?」
番外個体「大っ嫌い!最低!何してるの!?」
一方通行「え?オイ、なンの冗談」
番外個体「こっち来ないで!」ビリビリ
一方通行「・・・・・・あ」
その日、一方通行は枕を濡らした
478 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/26(月) 23:58:40.20
ID:x3hGT4o0 打ち止め「あの人、今日も部屋から出てこないねってミサカはミサカは心配してみる」
芳川「そうね。何かあったのかしら」
黄泉川「まあ、多感な年頃なんじゃん?」
打ち止め「うぅー、やっぱりもう一度あの人のところに行ってみる!ってミサカはミサカは急いで支度してみる」
芳川「私達も行く?」
黄泉川「そうだな」
479 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/27(火) 00:12:17.13
ID:9ieYB3o0 打ち止め「ミサカ達が来たよーってミサカはミサカは元気に挨拶してみたり」
シーン
芳川「返事がないわね」
黄泉川「こうなったらこの鍵を使って部屋から引きずりだすじゃん」
一方通行『や、やめろ!余計な事すンじゃねェ!』
打ち止め「一方通行だ!ねえ、ミサカだけでも家に入れてよってミサカはミサカはお願いしてみる」
一方通行『嫌だ!来ンじゃねェ!俺はもォ騙されねェぞ!』
芳川「何の事をいってるのかしら」
黄泉川「さあ」
一方通行『ともかくもォ来ンじゃねェ!放っといてくれ!』
打ち止め「どうしても駄目かなってミサカはミサカは再度確認してみる」
一方通行『ダメだ!さっさと帰れ!』
芳川「・・・今日はもう帰りましょう」
黄泉川「・・・そうだな」
打ち止め「あの人に会いたいってミサカはミサカは駄々をこねてみる」
芳川「あの子にも色々あるのよ。一方通行、私たちならいつでも相談に乗るからね」
一方通行『・・・・・・』
~おわり~
481 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/27(火) 00:15:18.26
ID:9ieYB3o0 一方通行のキャラは結構おかしいけど細かい事は気にしない方向で
短編だからいつもより短めで。引きこもり編はまた投下するかも・・・
なにはともあれここまでよんでくれてありがとうございました
480 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/27(火) 00:13:07.72 ID:sooTwcDO
救われねェ482 :
VIPにかわりましてGEPPERがお送りします:2010/04/27(火) 00:19:48.02 ID:j/E5DNco
そりゃただでさえ好かれるのに慣れてない一方さんが
あんなことされたら人間不信にも陥るわなww
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