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五条「ククク… ここが学園都市ですか」その4最初から→
五条「ククク… ここが学園都市ですか」26 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:06:39.92
ID:XastBV6vO 本来ならば数多の雑踏に蹂躙されるはずの夜半の街路は、静寂に支配されていた。
静寂の中に、ぽつぽつと点在する人影が3つ。
一つの影は幻想殺しの右腕を持つ高校生、上条当麻。
もう一つの影は、露出の多い奇異な格好に身を包んだ女。
残された最後の影が後方に跳躍すると、着地と同時に身がまえ、声を発する。
五条「……クク……随分なご挨拶ですね……」
────────────
引きちぎれたビニール袋に目を落とし、眼前に立つ女を見据える。
五条「どこかで会いましたか……?言われもなく攻撃を受ける覚えは無いのですが……」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:11:24.59 ID:PIwcm7bK0
きたー
待ってたぜ28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:09:31.77 ID:iK4atOw2O
ビニール袋はどうでもいい
ハンバーグはどうなった
32 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:15:17.48
ID:XastBV6vO 『手短に尋ねます。貴方は何者ですか?』
……何者?
眼前の女が自分に身分の証明を求めた理由が、よく理解出来ない。
自分がどういった人間で、周囲にどう認識されているかを考え、言葉を返した。
五条「…オレですか…?ヒヒ……オレは五条勝……」
言いながら指を鳴らす。
前方の土中から五羽の企鵝が姿を現し、隊伍を組んだ。
五条「サッカーが好きな、只の中学生ですよ」
『…ッ!貴方が五条勝ですか。ステイルから話は聞いています』
長刀の柄を上に向け、右手を逆手に添えながら女が言葉を続ける。
『続けて問います。あなたの目的はなんですか?』
五条「……目的?」
『とぼけますか……?七閃ッ!』
女が刀を構えると、幾条もの断裂がアスファルトに模様を描きながら自身へと向かってきた。
アスファルトの断裂と甲高い風切り音がいざ眼前に陣取る企鵝の身を喰らわんとした刹那、ピタリと攻撃が止まる。
来るものかと思っていた攻撃が停止した事を確認して女に目線を送ると、女は訝しそうな表情で構えを解かないまま再度言葉を投げてきた。
『次は当てます。そして今一度問います。貴方の目的は何ですか?あの娘の持つ魔道書?私とステイルの身柄の確保ですか?』
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:16:23.25 ID:7giolltM0
なんか五条さん有名人になってきたなw39 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:23:21.95
ID:XastBV6vO 女の質問に少しの間思案し、言葉を返した。
五条「クク……今日は少々疲れているので、早く家に帰りたい…それと…」
『!?』
五条「そこの高校生が顔見知りでしてね……もしもオマエが彼を害そうとしているのならば、どうにかしなければなりません……」
『……ッ!』
辛そうな表情で、傍らの高校生に視線を投げる女に続ける。
五条「最後に……」
五条「オマエの名前を知りたいですね……自分だけ名乗るというのは、どうも気分が良くない…」
『……本当ですね…?』
コクリと頷き、黙って女の目を見据える。
女が構えていた刀を降ろした。
『……嘘はついていない様子ですね……唐突にすまない事をしました、私はかんざ『ッッなんでオマエがここに居るんだッ!!』』
女の言葉を遮る様に、ごう、と自身の後方から熱風が吹きつけた。
振り返ると、眼前に迫っている火球。
咄嗟に火球を蹴り返し、その発生源を睨みつける。
『…ッ!お待ち下さいッ!』
燃える様な赤い長髪、目の下に刻まれたバーコードの刺青、咥え煙草のまま憎悪の表情でこちらを睨みつける神父服の男、ステイル=マグヌスの姿が、そこにあった。
44 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:30:33.75
ID:XastBV6vO 瞬間、修道女を踏みつける男の表情を思い出し、全身の血が一気に沸騰する───────────
五条「……これはこれは931さん。随分と荒っぽいご挨拶ですねええぇぇぇッ!!」
相手を視認すると同時に駆け出し、身を沈めてスライディングキックを放った。
『ステイル!やめなさい!』
ステイル「会いたかったぞ中学生っ!魔女狩の王(イノケンティウス)ッッ!!」
反応したステイルによって召喚された炎の巨人が、そのコースを阻む。
五条「ククク……アーッハッハッハ!!イイ!そうこなくてはッ!」
スライディングの勢いを殺し、体制を建て直しステップを踏む。
一箇所、二箇所、三箇所。
緩急を付けながら高速移動を繰り返し、二体の幻影と共に巨人に向かい跳躍した。
ステイル「二度同じ手を食うと思ったかッ!吸血殺しの『やめろっつってんだろこのガキどもがァッッ!!!』」
女の怒声と共に、自分とステイルの周囲の地面が一斉に吹き飛ぶ。
ステイルが口に咥えたタバコを落とし、愕然とした表情で自分の後方を眺めていた。
とてつもなく嫌な予感を感じながら背後を振り返る。
48 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:38:06.90
ID:XastBV6vO 身を寄せ合ってプルプルと震えている企鵝達の向こう側に、この世の終わりに降り立つ魔王の様な表情をした女が立っていた。
────────────
魔王の様な表情をそのままに、コツコツと女がステイルへと歩み寄る。
『ステイル。魔術と関わりの無い中学生を相手にいきなり魔女狩りの王とはどういう事ですか?』
ステイル「なっ…?関わりが無いだってッ!?その中学生は現にボクの人払いのルーンを抜けてここにいるんだぞッ!?」
女がぴたりと立ち止まり、顔だけをこちらに向けて口を開いた。
『……貴方は、魔術師なのですか?』
体勢こそ構えては居ないが、女から刺す様な殺気を感じる。
五条「……?」
どうやら先刻より周囲に人の気配が無いのは、ステイルが刻んだ人払いの魔術の効果の様だ。
ステイル「魔術師に決まっているだろう!もしもそうだとしても、ボクの刻んだルーンがボクに気付かれずに突破されるなんて相当な使い手じゃないと考えられない!危険なんだよ!そいつは!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:40:09.03 ID:oT7bNhGv0
まぁ危険だわなwww51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:41:47.91 ID:HRlyjWJ10
そらあの顔が魔術抜けて現れたらビビるわなw53 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:46:01.49
ID:XastBV6vO そのルーンとやらを刻んだにも関わらず、こんな場所に自分が居る。
決して魔術の心得など無いのだが、今日一日の出来事を反芻して考えた後に、嫌嫌ながらも合点が行った。
五条(あぁ……考えたくはありませんが……)
五条「……魔術というのは存じませんね……ただ……」
五条「……少々特異体質で、とでも言いましょうか」
女が目を細め、じーっとこちらを見据えてくる。
五条「ククク……」
眼鏡ごしに、負けずに見つめ返す。
『……はぁ…』
女がため息をつき、幾分か表情が和らいだ。
『ステイル。戻りますよ』
ステイル「正気かい神裂ッ!?そいつは」
『あなたの修行不足でしょう。自分の魔術が破られたからといって、ムキにならない事です』
ステイル「クっ…!ゴジョー、命拾いしたね…」
ステイルがふう、と紫煙を吐く。
五条「ッククク…あぁ助かったー931はとぉーっても怖いですからねーよかったよかったー…ククク…アーッハッハッハ!!オレからッ!逃げるのですかッ!?ブザマですねッッッ!ヒヒヒヒっ…!」
ステイル「ッ…!!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:49:32.49 ID:bQqhG4qpO
煽んな煽んなwww55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:49:41.86 ID:HRlyjWJ10
駄目だこの眼鏡
黒子がいないとブレーキのぶっ壊れたF1状態wwwwwwww56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 22:49:50.41 ID:H5oQQI/R0
呼び方は931で決定なのねw59 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 22:54:18.82
ID:XastBV6vO その掌に再び炎を灯らせたステイルの眼前を、女の手が遮る。
『存ぜぬとはいえ失礼なことをしました。そこの上条当麻が目を覚ましたらお伝え下さい。【何としても、我々は目的を達成する】と』
五条「お引き受けしましょう……」
『あぁ、それから私の名ですが、神裂。神裂火織と申します』
五条「……ククク…素敵な名前ですね…」
神裂「……貴方にも忠告しておきますが、これ以上我々に深入りしないで下さい。もしも貴方が敵意を以って我々に対峙するのであれば……」
五条「約束は出来かねますがね……」
神裂「結構です。では…」
ステイル「次は覚悟しておくんだね…ゴジョー」
ステイルがプっと咥えていた煙草を吐くと、中空の煙草が赤く燃え上がり、周囲に人の気配が戻ってくる。
目前に立っていた二人は、何事もなかったかの様に人並みへとその姿を溶かしていった。
五条(…怪しまれる前に済ませた方が良さそうですね…)
人の気配に紛れて、上条当麻を肩に担ぐ。
五条(……とはいえ、これからどうすれば良いのでしょうか…?)
64 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:03:02.72
ID:XastBV6vO 『あーっ!見つけたんだよっ!』
一旦自宅にでも運び込もうかと思っていた矢先に、どこかで聞いた様な女の声が響いた。人ごみの間を縫って、真っ白な修道服に身を包んだ少女がこちらへと向かってくる。
やがて眼前に到着した少女は、ぜえぜえと肩で息を切ると、人差し指を突きつけ叫んだ。
『トウマは渡さないんだよっ!このひとさらいめ!』
五条「ひッ…ひとさらいですとッ…!?俺がッ…!?」
『トウマを離すんだよッ!』
五条「…ひぎぃッ!?」
ガリっと言う音と共に、右腕に激痛が走る。
少女がいつの間にか口を開け、上条を抱えている腕に噛み付いていた
。
次第に周囲の人の目線が自分達に集中していくのがわかる。
『おい……ひとさらいっだってよ……』
『おいおい、高校生とシスターをかよ……』
『確かに悪魔みたいな奴だな……』
通行人達が呟く、いわれのない会話が耳に痛い。
五条「ちッ……違うんです!これはッ…!」
『道をお開け下さい!風紀委員ですわッ!誘拐犯はどちらですのッ!?』
人ごみを掻き分ける様に響いた聞きなれた声は、この状況を打破してくれる女神の天声にも、より面倒な状況を招いてくれる悪魔の嘲笑にも聞こえた。
────────────
72 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:11:11.27
ID:XastBV6vO 黒子「……それで、今回はどういうわけですの?」
黒子の手際は見事なものだった。
人ごみをかき分け自分の姿を見つけるや否や、
『被疑者を確保されたのですの!流石ですわ五条さん!』
と大声で叫び周囲の認識を改めた後、まずは
上条を転移。 続けざまに自分と右腕に噛み付いている少女を転移し、最後に自身が転移してきた。
眠っている上条をベンチに横たえたところで転移を終えた彼女が、呆れる様な表情で呟いたのが先の言葉だ。
お陰で誘拐犯として世間から後ろ指をさされずに天寿を全う出来そうだ。
五条「…ククク…助かった、礼を言わせて貰いましょう…それと…」
五条「……そろそろ離して頂いて良いですか…オレはひとさらいではありません……」
右腕に噛み付いたまま転移され驚いたのか、きょとんとして噛む力が弱くなっていた右腕のシスターに話しかける。
『あ……うん、ごめんなさい……』
少ししゅんとして離れた少女と、その少女に訝しげな視線を送る転移能力者の少女に、これまでの経緯を語って聞かせる。
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:12:20.14 ID:cozskWNd0
>上条を転移
これは突っ込んでいいのか?75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:13:25.38 ID:tk8/fFmcO
ダメだ76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:13:43.65 ID:spUf/KEs0
右手で転移出来ないだろ上条さん77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:14:43.11 ID:lYBmVLfh0
きっと五条さんが黒子に負けないスピードで上条さん抱えて走った79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:15:17.86 ID:H5oQQI/R0
脇役だし別にいいよ、右腕切り落としたとかそんなんで81 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:16:39.87
ID:XastBV6vO 致命傷ktkr
吊ってくる
恥ずかし過ぎるんでリテイクおk?
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:16:50.66 ID:R+zY//x/0
>>81
おkwwwwwwwww85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:18:47.98 ID:7giolltM0
>>81
ワロタwwwwwwwwwwwww87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:19:00.95 ID:ZRBFH6FS0
>>81
誠実さに濡れた90 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:23:30.03
ID:XastBV6vO 黒子「……それで、今回はどういうわけですの?」
黒子の手際は見事なものだった。
人ごみをかき分け自分の姿を見つけるや否や、
『被疑者を確保されたのですの!流石ですわ五条さん!』
と大声で叫び周囲の認識を改めた後、雑踏を抜けた裏路地の公園へと手を引かれて連行される。
計四人が連結状態でわさわさと移動する様は随分と周囲の目を引いたが、真剣な表情の自分達を恐れてか、好奇心から後を追ってくる輩は居なかった。
眠っている上条をベンチに横たえたところで彼女が呆れる様な表情で呟いたのが先の言葉だ。
お陰で誘拐犯として世間から後ろ指をさされずに天寿を全う出来そうだ。
五条「…ククク…助かった、礼を言わせて貰いましょう…それと…」
五条「……そろそろ離して頂いて良いですか…オレはひとさらいではありません……」
右腕に噛み付いたまま転移され驚いたのか、きょとんとして噛む力が弱くなっていた右腕のシスターに話しかける。
『あ……うん、ごめんなさい……』
少ししゅんとして離れた少女と、その少女に訝しげな視線を送る転移能力者の少女に、これまでの経緯を語って聞かせる。
93 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:28:56.83
ID:XastBV6vO 夕刻に、知人の病院に向かうと言って彼女達がタクシーに乗り込んだ後、自分は電車を使い帰路についていた。
帰路の途中で、見慣れない屈強な男八人に以前たまたま街で知り合った上条当麻が絡まれ、殴られ、気絶していた。
見かねた自分が悪漢達にアガペーと思いやりの定義について諭したところ、改心した悪漢達は自分に礼を言って街へと消えていった。
道の真ん中で気絶している彼をどうしようかととりあえず担ぎ挙げたら、たまたま街に遊びに来ていた上条当麻の彼女であるこのシスターのフランソワーズさんが自分を誘拐犯だと思って噛み付いてきた。そしてハンバーグ弁当を食べ損なったと……
黒子「嘘ですわね。大部分」
ジト目の彼女に睨まれる。
五条「ククク……」
『…?ひとさらいじゃなくてトウマのお友達…』
黒子「……話せないご事情がおありですの?」
ジト目から一転、凛とした表情で投げられた黒子の問いかけに少し間をおき黙って首を縦に振る。
100 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:35:41.77
ID:XastBV6vO 彼女ははあ、と小さく息を吐くと、携帯電話を取り出して何処かへと電話をかけ始めた。
黒子「……あぁ、夜分に申し訳ありませんわ。先生、急患をお願いしたいのですけれども……えぇ……聞かないで頂けると助かりますの……えぇ、すみません、よろしくお願い致しますわ……」
ぼーっとその様子を眺める自分とシスター。
電話を終えた彼女が、再度ため息をつきこちらへ向き直る。
黒子「…腕の良いお医者様がおりますの。見たところあちらの殿方は怪我をされておいでですわね?お話は通しておきましたので、これから三人でお向かい下さいませ」
五条「……すまない、ありがとう…」
黒子「本日のお姉さまの件もございますし、お互い様ですの。
本部には聞いたまま報告しておきますわ。…カップルならば心配もいらなそうですので」
軽く微笑んで、彼女が傍らのシスターを見た。
『……?どうかしたの?』
黒子「…何でもございませんわ。では五条さん、わたくしはこれで…あっ!」
103 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:43:11.19
ID:XastBV6vO 五条「……?」
黒子「さっき仰られておりましたけれど…ハンバーグ、お好きなんですの?」
五条「……ええ、嫌いじゃあありません…ククク…」
答えると、彼女はにっこりと笑いその姿を消した。
消えた彼女を見送り、傍らに視点をやる。
死んだ様に眠り続ける上条当麻と、心配そうにその手を握る名も知らないシスター。
ハタから見る分には、只の睦まじいカップルの介護風景にしか見えないのだが……
この調子では、今夜は帰れないかも知れない。
そんな邪推を抱きながら携帯電話を取り出し、タクシー会社の電話番号をプッシュした。
──────fin──────
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:45:38.89 ID:Vle6TCvvO
五条さん今度こそハンバーグ食べれたらいいな106 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:48:35.62
ID:XastBV6vO 以上、本日の投下分となります
遅筆で恐縮ですが、異常がなければ続きは明日21時頃から投下をさせて頂こうかと思います
目処としては以後毎日投下をして、来週の月曜までに完結を迎えられれば…と考えておりますので、お時間があればまたお付き合い頂けると幸いです
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:51:08.00 ID:SehlZPcr0
>>106
まってるぜ!お疲れ様110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:53:06.01 ID:PIwcm7bK0
乙っした!119 :
五条ファン ◆APKLrJzDFw :2010/11 /25(木) 23:57:24.84
ID:XastBV6vO ~無理矢理続けた場合~
右腕に噛み付いたまま転移され驚いたのか、きょとんとして噛む力が弱くなっていた右腕のシスターに話しかける。
『あ……うん、ごめんなさい……』
少ししゅんとして離れた少女と、その少女に訝しげな視線を送る転移能力者の少女に、これまでの経緯を語って聞かせる。
『ヒッ……!?』
突如シスターがくぐもった悲鳴を上げた。
五条「!?どうされましたか…?」
『トウマの…トウマのッッッ…』
『"右腕"が"無い"ンだよおおおおおおぉぉぉぉぉッッッ!!』
バアァ───ン!!
黒子(馬鹿なッッッ……転移はカンペキだったハズだぜ……考えろッ…考えるんだ黒子ッッッ!!…"何故右手だけ転移が出来なかったのか"ッ……!!)
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:58:08.68 ID:8x4ZvILV0
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・・121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /25(木) 23:58:21.01 ID:cozskWNd0
>>119
なんで唐突にジョジョ風味になるんだwww125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11 /26(金) 00:05:08.71 ID:teOCWSF70
乙!!!第5章も楽しみにしてるぜ!!!!!次→
五条「ククク… ここが学園都市ですか」その6
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