一方「御坂美琴さンですかァ!? 俺大ファンなンです!」御坂「」その2

2010-10-22 (金) 12:20  禁書目録SS   3コメント  
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前→一方「御坂美琴さンですかァ!? 俺大ファンなンです!」御坂「」

493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 18:36:28.30 ID:4Hsh6xUh0
~海の家 わだつみ~


上条「という訳で、『第一回 御坂美琴ファンクラブ幹部合宿 in 海の家』の開催をここに宣言します!」

一方禁書ステイル「「「はああああああい!!!」」」パチパチパチパチ

神裂「だから私はそんなクラブに入ってないのになんで呼ばれてるんですか!」

御坂「そんな事より目の前でそんなの開催されてる私の方がどうしていいか反応に困るんだけど……」

上条「細かい事は気にするな! お題目がなんであれ俺は美琴とお泊り旅行が出来るだけで幸せだ!」

御坂「ちょっ/// そ、そんな恥ずかしい事大勢の目の前で叫ぶなぁ!!」ビリビリ

上条「ははっ! 上条さんにそれが効かない事くらい分かってるだろうが!」サッ




496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 18:41:14.09 ID:4Hsh6xUh0
一方「あ、ワリィ上条さンちょっと手相が見たくなった。ちょっと右手見せてくれ」

上条「ん? 右手? これでいいk……ってあbbbbbbbbb」ビビビビビ

御坂「え? あ、あたった?」

上条「く、一方通行ァ! 図ったな貴様!!」

一方「ふ、目の前でいちゃいちゃしやがってたまには痛い目見ればいいンだよ!」クカカカ!

御坂「きゃっ、だ、大丈夫!? ごめん、ごめんね……」グスン

上条「気にするな美琴……お前の電撃喰らったくらいでへこたれる上条さんじゃないですよ。だから泣くな」ナデナデ

御坂「/// ……あ、ありがと」テレテレ

一方「」

禁書「策士策に溺れるなんだよ……」

ステイル「まったくだね」ヤレヤレ

神裂「お前ら私の事無視すんな! ぶっ殺すぞこのど素人がぁ!!」




499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 18:50:26.52 ID:4Hsh6xUh0
ステイル「で、それはともかくこの合宿の目的って何だい?」

一方「俺もそれが気になってた所だなァ。そこン所どォなのよ上条さン?」

上条「うむ。ぶっちゃけそんなの無い! 単に美琴や同士の皆と遊びに来たかっただけだ!」

ステイル「……この呼び出しに応える為に組織に色々手続きをしまくった僕の立場って一体……」

上条「そんな物は美琴の水着を見れる事に比べたらクソ喰らえだ!」

禁書「流石とうまはいい事を言うんだよ! すているの立場なんて便所にでも流しとけばいいかも!」

ステイル「べ、便所ッ!?」ガーン!

御坂「だからアンタら本人目の前にしてしていい会話じゃないからねそれ!?」

神裂「……無視しないでくださいよ、このド素人が……」グスン




503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 18:59:27.73 ID:4Hsh6xUh0
 ミライメガケテー マッスグニトバソウー ハジケルオモイー


上条「あ、電話だ」Pi!

上条「もしもし? あ、親父? うんこっちはもう着いて部屋でくつろいでるよー」

一方「なンだ、親御さンかァ?」

ステイル「僕の立場が……便所……」ブツブツ

禁書「そんな事よりみこと! 後で一緒にお風呂入るんだよ! 温泉だよ温泉!」ギラギラ

御坂「……そんなギラギラした目で言われると無性に断りたくなるんだけど……」

禁書「おんなのこ同士だよ! 気にしなくていいかも!」ジュルリ

御坂「ううっ、なんだかウチの同居人と同じ臭いを感じるっ」ゾクッ

神裂「私、ちょっと気晴らしに散歩行ってきます……」シクシク




504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:05:17.48 ID:4Hsh6xUh0
上条「悪い悪い、急に電話出ちゃって」

御坂「当麻のお父さんから? 何の用事だったのよ」

上条「ああ、うん。親父達、あと10分くらいで着くってさ」

御坂「え? こ、ここに来るの!?」

上条「ああ、なんでも丁度休みが取れたとかで、家族旅行も兼ねてここで落ち合う事になってたんだ。……もしかして、嫌か?」

御坂「い、いいいい嫌とか嫌じゃないとかそういうんじゃにゃくて! そ、その……」

上条「?」




505 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:09:39.00 ID:4Hsh6xUh0
御坂「その……なんか、こ、こ、恋人のご両親に会うなんて、こ、心構えとか……そういうのが……///」

上条「ああ、なんだその事か。大丈夫だ、俺がいるし、皆もいる」

御坂「あ、そ、そうか! べ、べべ別にかの、かの、彼女として紹介するんじゃなくって、他の皆と一緒に友達として……」

上条「いや? 結婚を前提にお付き合いしてますって伝えるつもりだが?」

御坂「」ボンッ


一方「クソ、憎らしい気持ちと裏腹に、なンかすげェキュンキュンしやがるぜェ……」

禁書「この嫉妬の苦しみも含めて、全部ご褒美なんだよ……」ハァハァ

ステイル「僕正直ドMなんで全部気持ちイイっス」ハァハァ




508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:16:55.04 ID:MYU4tW5C0
上条さんの親とは初対面設定になるのか
これは新しい



509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:28:41.04 ID:4Hsh6xUh0
上条「ハハ、冗談だ冗談。俺がそのつもりでも美琴がそうとは限らないもんな。普通に友達って紹介するよ」ポン

御坂「ッ/// あ、あああアンタがそうしたい……ってんなら、その、別に……」ゴニョゴニョ

上条「ん? なんか言ったか?」

御坂「だっ、だからっ!///」


 キュゴゴゴゴゴゴ……


一方「ん? なんだァこの音?」

禁書「あれ、なんか膨大な魔力の動きを感じるよ……?」

ステイル「なんだって!? 魔術師か!?」


 ピカァァァァ!!!!!!


「「「「うわああああああああああああ!!!!?」」」」




510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:30:58.79 ID:4Hsh6xUh0
――――――
――――
――

上条「う、うーん……なんだったんだ今の?」

御坂「だ、大丈夫、みんな?」

一方「大丈夫だァ、問題ない……」

禁書「歩く教会が無かったら即死だったんだよ……」

美琴(ステイル)「なんだか体に違和感があるが、僕も無事だよ……」

上条「そうか、あとは神裂の事が心配だが……って、え?」

御坂「無事だといいけど……って、あれ?」

一方「あの姉さンの事だァ、きっと無事だろォ……って、あン?」

禁書「す、すている……そ、その姿は……」

美琴(ステイル)「え? え? 僕が、何か?」


禁書「なんで、みことの姿になってるんだよ……?」


美琴(ステイル)「………………………………え?」




511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:35:27.37 ID:4Hsh6xUh0
御坂「わ、わた、私がもう一人……?」アワアワ

上条「美琴、おち、おち、落ち着け! 落ち着いて深呼吸だ! ほら、ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!」

禁書「がんばってみこと! 元気な赤ちゃんが産まれる為に!」

御坂「ひ、ヒッヒッフー! ヒッヒッ……って何やらせんだアンタらぁあああああ!!!」ビリビリ

上条「ふん!」パキィンイマジンブレイカー

禁書「効かないんだよ!」パキィンアルクキョウカイ

御坂「むきいいい! 汚いわよアンタ達ぃいいい!!」ジダンダ

一方「いや、コントやってる場合じゃなくってだなァ……」

美琴(ステイル)「ぼ、ぼ、僕は一体……?」




512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:35:37.63 ID:MYU4tW5C0
超展開www



513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:39:53.48 ID:yQ8VfRjUO
イマブレが美琴体に触れてたな、だから替わってないのか



514 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:41:52.73 ID:4Hsh6xUh0
神裂「皆! 大変です!」ダダダダ ガラッ

上条「おおっ、ツッコミ役復活!」

神裂「何の話ですか!? って、御坂さんが二人!? ここにもですか!」

一方「え? ここにも、だとォ? どういう事だァ!」

神裂「それが……さきほど謎の魔力の高まりを感知して、咄嗟に結界を張って防いだんですが……」

禁書「あの短時間で結界を張るなんて……流石聖人のかおりなんだよ」

美琴(ステイル)「そんな事はともかく、一体何が起こったんだい?」

神裂「は、はい……それがですね。光が晴れた後、周りの人皆が……」チラ

御坂「……?」


神裂「皆…… 御 坂 美 琴 になっていたんです!!」


「「「「な、なんだってえええええええ!?」」」」




515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:42:55.69 ID:i+FGMPaO0
その発想はなかったwwwww



516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:45:30.33 ID:yQ8VfRjUO
しまった馬鹿正直に御使堕が発動したと思っちまった
予想出来る展開なのに俺は美琴厨度が足りなすぎる



518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 19:52:51.78 ID:4Hsh6xUh0
上条「なんだそのパラダイス確認してきます!」ダッ

御坂「ちぇいさー!!!!」バキィ

上条「ぐふっ!? す、すいません、冗談、で、す……」ガクリ

一方「い、一体何が起こってるンだァ!?」

美琴(ステイル)「て、テレビを点けてみよう!」Pi!


美琴(アナウンサー)『では、続いてのニュースです。昨晩○○地方で発生した土砂崩れによる災害は――』

 Pi!

美琴(司会)『最近、髪切った?』

美琴(ゲスト)『はい、ちょっと役作りの為に――』

 Pi!

美琴(バウアー)『吐けぇ! 爆弾はどこに仕掛けてあるんだぁ!!』チャキッ

美琴(犯人)『ぐ、だ、誰が吐くかy(バキッ!)ぐあっ! わ、わかったぁ! 吐くよ、吐くからぁ!』


美琴(ステイル)「何これ楽しい」

御坂「やめて! なんかゲシュタルト崩壊起こしそうだからテレビ消して!!」ジタバタ




529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 20:35:58.94 ID:B50cufuB0
御坂堕しか・・・



530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 20:39:23.07 ID:NzCfMg9y0
>>529
逆に考えるんだ、俺らの美琴さンが天界の領域にまで昇りつめたのだと



531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 20:58:23.03 ID:4Hsh6xUh0
神裂「一体何が起こってるんでしょう……」

禁書「これは、多分『御使堕し(エンゼルフォール)』……だと、思うんだけど……」

一方「何ィ!? 知っているのかネオインデックス!?」

禁書「うん。カクカクシカジカで天使を召還しちゃうトンデモ術式なんだけど……本来の『御使堕し』とちょっと違うんだよ」

神裂「なるほど……本来であれば堕ちてきた天使に押し出されてのフルーツバスケット状態の筈ですもんね」

上条「ガキの頃アレで遊んだ時、フルーツバスケット宣言したのにみんな図ったように一つずつ隣の席に座られた事があるんだけど、イジメだよねコレ?」

一方「ハイハイぼっち乙ぼっち乙」

上条「…………」グスン

禁書「とりあえず術式は『御使堕し』で間違いないと思うんだよ。問題はどうして入れ替わりじゃなくって皆みことになったかなんだけど……」


――美琴(た○た社長)『ハイ、このボタン一つで……、見てください! あっという間に卵が割れました! そしてこちらにその卵で作った美味しィ~い卵焼きが――』


美琴(ステイル)「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛wwwwwwwwww」

御坂「やめてよぅ、やめてよぅ……」シクシク




534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:06:48.14 ID:4Hsh6xUh0
上条「いや、今起こってるコレこそ正に世界中に天使が降臨している、エンゼルフォールと呼ぶべき現象ではないかね!?」

一方「なるほどォ! 確かに御坂美琴さンという天使が世界中に降臨してる! 一理あるなァ!!」

禁書「そうか! 私の知識にあるエンゼルフォールなんかは今この現象に比べれば未完成のゴミ術式と言ってもいいかも! とうま天才なんだよ!」

上条「ふはは、そうだろうそうだろう!」

神裂「うん、こいつらどこからツッコメばいいか正直迷うわ」


 美琴(女中)『ああっ、○○さん駄目です! 私と貴方では身分がっ!』

 美琴(金持ちの息子)『そんな事は二人の愛の前では関係ないだろう! 僕は、僕は君の事が!』

 美琴(女中)『やめっ、こ、こんな所でっ! ひ、人が来ます! あ、あんっ!///』


美琴(ステイル)「……ッ! 日本という所は昼間っからなんてドラマを流しているんだけしからんッ!」ハァハァ

御坂「いい加減にしなさいよアンタぁぁぁぁッ!」ビリビリ




535 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:07:27.59 ID:4Hsh6xUh0
神裂「しかし、ここは無事な人が多いですね……」

上条「幻想殺しで余裕でした」

禁書「歩く教会が健在でした」

一方「自動反射能力が万全でした」

御坂「考えてみると反則にも程があるわよねこのSSの設定……」

美琴(ステイル)「…………あの、僕の立場は」

上条「プッwwwwwww」

禁書「ダセェwwwwwww」

一方「涙拭けよwwwwwwww」

御坂「なんか、自分の姿が苛められてるの見ると複雑だけどさっき意地悪されたから同情してやんない」プイ


神裂「…………」ポン

美琴(ステイル)「」




540 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:14:54.67 ID:4Hsh6xUh0
一方「しかし、見た目は御坂美琴さンだが、中身は男(ステイル)なんだよなァ……」

禁書「正直キモいんだよ」

美琴(ステイル)「そ、そんなぁ……」

上条「待てよ? 男……? あ! そうだステイル連れションいこうz」

御坂「ちぇいさー!!!」バキィ

上条「ぐふっ!? す、すいません冗談でふ……」

一方「!! なァステイルさン、ちょっと疲れたし一緒に風呂――」

御坂「…………」

一方「すンませンッ! マジすンませンッ! でもその蔑むような視線が気持ちいいィッ!!」

神裂「何をやってるんですか貴方達は……」ハァ




548 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:29:23.98 ID:4Hsh6xUh0
禁書「まあ、そんな事より問題はこの現状をどうするかなんだよ」

上条「うーん、上条さんとしては大好きな美琴がいっぱい居る状況は幸せなような気もするんですが」

御坂「なっ、何言ってんのよ! わた、私と同じ姿の人が、当麻以外と、い、い、色々しちゃったりするのよ! そんなの嫌よ!」

上条「いや、それはそれでNTRプレイとして上条さんちょっと興h(バキッ)ふいまひぇん……」

一方「そ、そいつァ許せンよなァ! 何か解決法は無いのかよネオインデックスさン!」

禁書「うーん、術者を倒すか、術式を発動する為の仕組みがどこかにある筈だから、それを壊せば何とかなると思うんだよ」

御坂「その術者や術式って、どうにかして特定出来ないの?」

禁書「簡単だよ、一部例外を除いて、術者本人は術の対象にならないから、姿が変わってない人を探せばいいんだよ」

御坂「ここ、例外だらけなんだけど……で、術式の方は?」

禁書「それも、魔力の流れを辿れば多分出来ると思うんだけど……」


 ドタドタドタ……


神裂「ん? 誰か来ましたよ?」




549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:33:24.99 ID:NzCfMg9y0
てか一方さンが丸すぎるな。尊敬すべき会長やその人が認めた裏会員No.1に敬語を使うのは当然っちゃあ当然なんだろうが



554 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:39:56.88 ID:/7RmlZS60
この一方さんは1万人殺してません



553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:38:27.33 ID:4Hsh6xUh0
刀夜「やあ当麻、遅くなってスマン!」

美琴(詩菜)「あらあら、お友達がこんなに沢山。初めまして、当麻さんの母で、上条詩菜といいます」ペコ

美琴(乙姫)「お兄ちゃん! 久しぶり~!」ガバッ

上条「うおっ! お、乙姫ちゃん久しぶり! ってうわぁ、やーらかい美琴の感触が……」

御坂「…………!」ギューッ

上条「いてててて! つねないで美琴さんっ!」

刀夜「おやおや、なんだか賑やかで楽しいねぇ。初めまして、当麻の父、上条刀夜です」ペコ

御坂「あ、は、初めまして御坂美琴といいます!」ペコ

一方「は、初めまして! 上条さンの一番弟子やらせて貰ってる、一方通行といいますゥ!」

禁書「ネオインデックスなんだよ!」

神裂「あ、神裂火織と申します」ペコ

美琴(ステイル)「ステイル=マグヌスと申します」




555 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:40:47.72 ID:4Hsh6xUh0
刀夜「いやはや、当麻がこんなに沢山の友達に囲まれてるのを見るのは久々だなぁ。なぁ母さん?」ハハハ

美琴(詩菜)「ええ。皆さん当麻と仲良くしてやって下さいね」ニコ

美琴(乙姫)「ねぇねぇお兄ちゃん、この綺麗な人、お兄ちゃんの彼女?」ミコトユビサシ

御坂「かっ、かっ、かのっ!?///」

上条「ああ、俺の大事な彼女だぞ?」キリッ

御坂「ッ!///」ボンッ! プシュー…

美琴(詩菜)「あらあら、当麻さんってばいつの間にこんな可愛らしい彼女さんを」

刀夜「おうおう、本当に美人さんだ! 父さん、羨ましいz」

美琴(詩菜)「」バキィ!

刀夜「ぐふっ!? い、いやいや父さんの一番は勿論母さんだからね! アハ、アハハハハ!」

美琴(詩菜)「あらやだ、刀夜さんってば、うふふふふ」

禁書「なんだか、まんま何年後かのとうまとみことの姿を見てるみたいなんだよ……」

一方「くそ、リア充爆発しろォ……」




560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 21:59:42.52 ID:4Hsh6xUh0
――――――
――――
――

刀夜「おっと、長居してしまったね。じゃあ私達は自分の部屋に戻るよ」

美琴(詩菜)「後でまた来ますね、皆さん」ニコッ

美琴(乙姫)「ばいばい、お兄ちゃんたち!」

上条「ああ、また後で!」


 パタン


上条「ふぅ、なんかドッと疲れたな……」

一方「あァ。何度乙姫ちゃンに求婚しそうになった事かァ」

上条「お前いっぺん死んでこいよ」

御坂「ね、ねぇ……ところで、気付いたわよね?」

禁書「うん、勿論なんだよ」




561 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:02:11.37 ID:4Hsh6xUh0
上条「うん? 何の話?」

美琴(ステイル)「やれやれ、さっきも言っただろ? この状況を作り出した術式の、術者の話だよ」

一方「あァ、俺達以外で姿が変わってない奴が術者、だってなァ」

上条「な、なるほど……つまり犯人は!」

神裂「はい、間違いありません。貴方の父おy――」







上条「美琴ぉぉぉ!! お前だったのかぁぁぁ!!!!」


御坂「」

禁書「」

一方「」

美琴(ステイル)「」

神裂「ああ、そういえばこの人馬鹿だったっけ。忘れてたわ」




564 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:09:32.65 ID:4Hsh6xUh0
――――――
――――
――

上条「あ、ああそうね。俺の父さんだよね、うんうん分かってた!」ボロボロ

禁書「嘘つけなんだよ……」

御坂「私なんでこんな奴の事好きなんだっけ……」トオイメ

一方「おっとォ! そういう事なら丁度ここに乗り換えるのに最適なイケてるナイスガイが居ますよォ!」

御坂「でもそんな馬鹿な所も可愛くて好き、かも……///」

一方「」

美琴(ステイル)「やれやれ、それでどうするんだい?」




573 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:29:36.66 ID:4Hsh6xUh0
禁書「術者を倒すか、術式の場所を割り出してそれを破壊……」

上条「みんな、ちょっと待ってくれ」

禁書「とうま……!」

上条「あんなんでも、俺の父親だ。もう少し待って欲しい」

御坂「当麻……」

一方「上条さン……」

上条(少し時間をくれ! せめて俺から親父に直接こんな事をした目的を聞き出したいんだ! どうにかするのはそれからでもいいだろう?)

上条「もうしばらくこの状態を楽しみたいしなゲヘヘヘヘ! 何より今から海水浴場行ったら様々な水着を着た美琴を視姦し放題だぜたまんねぇ!!wwwwwwwww」

御坂「…………」ピキッ

上条「あ、しまった本音と建前が逆に(バキッ)ぐふぅぅぅぅッ!?」ズダーン




576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:34:04.67 ID:Q0LQxjOQ0
やだ、上条さん素敵



577 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:37:55.57 ID:be7WGRA9O
男も美琴になるんだよな……つまり海は………



579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:38:53.25 ID:4Hsh6xUh0
一方「な、なるほど流石上条さンそれじゃァ早速水着に着替えて海水欲情もとい浴場に(バキィ)ぐはァァァァご褒美キタコレェェェェェ!?」

禁書「こ、こうしていられないんだよ! 私もすぐに着替えて海に繰り出sあbbbbbbbbbbbb」

美琴(ステイル)「ははは、君達は本当にケダモノだな。ところでちょっとトイレに行きたいんだけどどこかn(ドゴォ)あひゅぅぅぅぅぅっ! 漏れひゃぅぅぅぅぅぅッ!?」

御坂「はーっ、はーっ、はーっ! あ、アンタたちいい加減にしなさいよね……!」

上条「ぐ、ご、ごめんなひゃい……」

一方「あふゥン……く、癖になりそゥ……」

禁書「と、ところでなんで一方通行に攻撃があたったんだよ……?」

一方「美琴さンの全ては反射の対象外だからなァ……そういうお前こそ歩く教会あるのになンでだ?」

禁書「服の中に直接手を突っ込まれて電撃喰らったんだよ……3回くらいはイッちゃったかも……///」

神裂「もうやだこのドM達」

美琴(ステイル)「あのぅ……。僕本当にトイレ我慢してるんですけど……」

御坂「そ、それでも駄目! 術式が解けるまで我慢しなさい!」




582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:47:36.70 ID:4Hsh6xUh0
~神奈川県某所 上条家前~


禁書「というわけで、魔力の痕跡を辿ったらここに着いたんだよ!」

上条「便利だよなインデックスって。本編でもハブらなきゃいいのに」

一方「チート能力者だらけだからなァ。まともに参加させたら物語もクソも無い位スピード解決だらけになりかねねェ」

御坂「……アンタら、一体なんの話をしてるのよ」

神裂「そんな事より、一見普通の家に見えますが、本当にここなんでしょうか?」

禁書「間違いないんだよ! 物凄い魔力の流れをここから感じるかも!」

上条「よし、んじゃ入ろうぜ」

禁書「待つんだよ! これだけ大掛かりの術式だし、とうまの幻想殺しで触ると魔力の流れがどう影響を及ぼすか分からないかも!」

上条「おおうっ、そ、そうなのか。じゃ、じゃあ誰か他の人……っていうか鍵どうやって開けるんだ?」

一方「ン(ピト)。開いたぞ(ガチャ)」

上条「……そういえばここにもチート能力者がいたっけか」

禁書「まずは私が入って安全を確認するんだよ」トテトテ


美琴(ステイル)「…………」プルプルプルプル




591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:59:56.24 ID:4Hsh6xUh0
禁書「……これは、南米チリの外れにある、××集落に伝わる祈祷の仮面。それに、こっちはイースター島のモアイのミニチュア」

上条「ああ、父さん仕事柄あちこち海外に出張するんだが、その度に怪しげなお土産を買ってくるんだ」

禁書「なるほど……こっちはチベットの香炉。そしてこれは……あれ? みことのブロマイド?」

上条「ああ、それは俺が買って実家に送った奴」

御坂「あ、アンタ……何、恥ずかしい事してんのよ」

上条「いや、上条さんの家に置くスペースが無くて、つい、その」

御坂「そんなの、買わなくったって幾らでも撮らせてあげるのに……」

上条「み、美琴……///」

一方「あーハイハイさっさと探索続きやりましょうねェ」

美琴(ステイル)「僕の膀胱の為にも早期解決をお願いします……」プルプルプルプル




583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:50:27.70 ID:fqVWWotF0
このステイルさんってちんちんついてるの?



585 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:52:54.99 ID:1LB7YkEW0
美琴にそんな粗末なもんが付いててたまるか



586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:53:57.78 ID:NzCfMg9y0
ふ、ふたなり美琴さんですっとおおおオオオォォ?



587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:55:08.29 ID:G+W7kMaa0
完璧超人御坂美琴におちんちんの一本や二本ついてないはずがないだろ



588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:57:38.44 ID:NzCfMg9y0
そういや天使って両性具有だったね



584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 22:52:25.69 ID:WpHG1J3UO
漏らすなら今漏らせステイル



599 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:16:39.31 ID:4Hsh6xUh0
禁書「これはアフリカ奥地の……これはバチカンの……そしてみことのストラップ」

禁書「これはロシアの聖堂の……これはみこと写真がプリントされた貯金箱……これは熊の木彫り人形……これはみこと柄の湯呑み……これは――」

神裂「……インデックス、これはひょっとして」

禁書「うん、間違いないんだよ。一つ一つは意味のないガラクタだけど。偶然の配置によって出来上がった家一個使った巨大な魔法陣……!」

御坂「え? ど、どういう事?」

禁書「多分だけど、長い間あちこちで買い集めたお土産やグッズを家中に置いてる内に、全くの偶然で『御使堕し』の術式が構築されたんだと思うんだよ」




595 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:12:03.57 ID:B86KcefuO
そういや美琴(ステイル)はステイルの格好した美琴だよな? 本編も服装は変わらなかったような?



600 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:17:51.52 ID:4Hsh6xUh0
>>595 ステイルの真っ黒神父服着た美琴で正解



一方「そンな事、ありうるのかァ?」

禁書「普通は絶対あり得ないんだよ。今のこの陣を形成する為には、物の配置だけじゃなくって、一個一個が配置される順番も意味を持っているし、出張先を全くその通りにコントロールする事とか、普通に考えてあり得ないかも!」

御坂「でも、実際こうやって陣が出来てるんでしょ? どうしてなのよ?」

禁書「それは多分……とうまが不幸だから、じゃないかな」


御坂「あー」

一方「なるほど」

神裂「納得しました」

上条「上条さんは全然納得出来ませんよっ!?」

美琴(ステイル)((チョロッ)あっ、ちょ、やべっ!)プルプルプルプル




602 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:24:46.55 ID:4Hsh6xUh0
上条「ん? 今ちょっと漏らしたかステイル?」

美琴(ステイル)「ッ!! も、もら、漏らしてなんかないもんっ!」プルプルプルプル

一方「こりゃァ、ちょっと叩いたらお漏らし美琴さンを拝めるなァ……」ゴクリ

御坂「あああああアンタ達っ! そんな事したら一生口聞かないからね!///」

禁書「(ゴクリ)……うん、さっさと解析を進めるんだよ!」

御坂「オイ今ゴクリって言ったよなゴクリって」

神裂「ていうか、貴方達気付いてないようだから言っておきますけど、例え今貴方達が望む光景が拝めたとしても、術式が解けた途端、そこに現れるのは赤髪の大男が盛大にお漏らししてる構図ですからね?」

上条「……さ! で、俺たちはどうすればいいんだインデックス!」

一方「なンでもやりますよインデックスさン! 好き放題コキ使っちゃってください!」

禁書「うん! どこから手を付ければ危険無く術式を解けるか、解析するんだよ!」

御坂「で、アンタ……絶対漏らさないでよ? もうちょっと我慢すんのよ?」

美琴(ステイル)「が、んばり、ま、す……」プルプルプルプルプル

神裂「やれやれ……」




603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:27:15.81 ID:MgRyS/Nw0
神裂いいキャラしてんなあw



606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:44:36.73 ID:4Hsh6xUh0
――――――
――――
――

禁書「分かったんだよ! この術式を解く方法が!」

上条「おお、流石インデックス!」

一方「やるじゃねェか流石上条さンも認めた裏No.1!」

禁書「えっへんなんだよ! ネオインデックスにお任せかも!」

御坂「で? まずはどうすればいいのよ?」

禁書「うん! ぶっちゃけ安全な解き方なんて存在しなかったんだよ!」

上条「なるほど、そうなのか…………え?」

禁書「とりあえずこの家ごと一気に吹き飛ばすしかないかも!」

上条「……ええええええええええええええ!?」




609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:48:14.13 ID:4Hsh6xUh0

上条「ちょっと! ここ上条さんちの実家ですよ!? 吹き飛ばすしかないのォ!?」

御坂「ちょ、ちょっと! どうにかならないの!?」

禁書「うーん、正直、普通の『御使堕し』の陣だけなら23通り位の解法があったんだけど……」

一方「うン? どういう事だァ?」

禁書「実は、通常の『御使堕し』の魔方陣に対して、絶妙な配置である物達が魔力の通り道に配置されてて、そのせいで全ての解法が途中で頓挫するようにバランス作られちゃってて……どうにもならないんだよ」

神裂「何となく予想付きましたが……その、”ある物達”とは?」

禁書「うん、その通りなんだよ。つまり……」


禁書「大量に配置されてる、『御坂美琴グッズ』のせいなんだよ」



上条「…………へ?」




612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/20(水) 23:54:33.22 ID:4Hsh6xUh0
上条「え? え? じゃあ何? 俺が足しげくイベントとかショップに出掛けて買い集めてた美琴グッズ(計4万2504点)が原因なの?」

禁書「うん。ていうか良くもまあそれだけのグッズがこの家の中に納まったもんだよ……」

上条「それは上条家伝統の最強収納術で。……例の90万冊もその賜物です」ボソ

御坂「ん? なんか言った?」

上条「な、なんでもないぞぅっ! そ、それよりネオインデックスさん! 家を犠牲にするのはぶっちゃけもう構わないんですけど、この珠玉のコレクション達だけでもどうにか救い出す方法はないですかね!?」

一方「そうだなァ、これだけのレアグッズ達、破壊するには惜しいもンが……」

禁書「そうだね……じっくり時間を掛ければ、半分くらいはサルベージ出来るかもだけど……どちらにせよ選択性になるんだよ」

上条「じゃあこれとこれとこれ(中略)だけは救いたいんだけど、方法は!?」

禁書「その組み合わせだとこれとこれ(中略)とこれが両立しないんだよ!」

上条「ぐっ! じゃあ代わりにこれt(ry」

禁書「それだとこれ(ry」

上条「――ッ、――!」

禁書「――!!」




617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /20(水) 23:59:41.77 ID:4Hsh6xUh0
御坂「……なんだか、物凄くアホらしくなってきたわ……」

神裂「そうですね……」

美琴(ステイル)「……………」ゴソゴソ

御坂「あっ! こらアンタペットボトル取り出して何やろうとしてるのよ!?」

美琴(ステイル)「すんませんマジもう限界なんですんません!」プルプルプルプルガタガタガタ

御坂「あ、ちょ、こらぁっ! だめだめだめだめだめなんだからぁっ!!」ビリビリ

美琴(ステイル)「あ、ちょ! 待っあbbbbbbbbbb」ビビビビビビ

神裂「あ、そんな事したら……あーあ……」

御坂「え? あ、ああああっ!!」

美琴(ステイル)「…………」ジョワァァァァァァ……




618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:00:42.98 ID:18T/kDXGO
やりやがった…



619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:00:48.58 ID:9jVBXfn60
赤髪の大男が盛大にお漏らししてしまったか



620 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:03:31.61 ID:IIdviVtPO
大丈夫だ

全ての処理を終わらせてから魔術を解除すれば大丈夫だ



622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:04:45.14 ID:/wIWyXMH0
上条「お、おおおっ!?」

一方「何? 何なの? 何なンですかァ!?」

禁書「こ、これはぁっ!?」

御坂「ぎゃああああああっ! あ、アンタ達見るな見ないで見るんじゃないわよおおおおおっ!」バリバリバリバリ

神裂「あ、御坂美琴! 不用意に電撃を撒き散らすと……!」

御坂「え?」ビリッ


 ガタガタゴトン ガラガラガラガラドシャーン!


禁書「うわわっ! や、やばいんだよ!」

上条「ど、どうした? 何が起こった!?」

神裂「術式のバランスが崩れました! 魔力が暴走します!」




624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:08:36.98 ID:/wIWyXMH0
 ゴゴゴゴゴゴゴ……


御坂「うわ、やばいっ!? ど、どうすればいいの!?」

禁書「発動まで僅かに時間があるんだよ! こうなったら家ごと一気に破壊するしかないかも!」

一方「くそォッ、グッズを救い出す時間は!?」

禁書「そんな事したら発動時間が早まるだけなんだよ! 早くありったけの力で破壊するしかないかも!」

上条「くそっ、そんな事……出来るわけっ!」

一方「じゃァ俺が……駄目だ! 俺に御坂美琴さンのグッズを壊す事なンてッ!」ガクッ

御坂「いいからアンタ達、家を出なさい! ここは私が!」

神裂「待って下さい、貴方がやるとしたら、恋人の実家を壊す事になりますよ」

御坂「! で、でも!」

神裂「私としても散々たまった鬱憤を晴らすチャンスです。いいから貴方達は離れてください」

御坂「ッ! 分かったわ! さあ行くわよアンタ達!」


神裂「では、行きますよ――」




625 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:10:02.58 ID:/wIWyXMH0






神裂「――――S a l v a r e 0 0 0 !!」






626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:16:05.76 ID:/wIWyXMH0
――――――
――――
――

~海水浴場~


 ざざ~ん……


詩菜「うふふふ、こっちですよあなた~」パシャパシャ

刀夜「はははは、待ってよ母さ~ん」パシャパシャ

乙姫「うーん、お兄ちゃん達来ないなぁ……」

詩菜「あらあら、どうしちゃったのかしらねぇ」

刀夜「まあお友達と一緒だしな、話も尽きないんだろう」

乙姫「つまんなーい」プー




628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:18:57.80 ID:/wIWyXMH0
刀夜「お、噂をしてたら来たようだな。おーい!」

詩菜「あら? 着替えてないみたいですね? どうしたのかしら?」

乙姫「それに、なんだかぼろぼろになってるよ? どうしたのお兄ちゃん達?」

御坂「あ、あはは……すいません遅くなっちゃって」

詩菜「いえいえ、そんな事よりどうしたんですその格好?」

一方「いえ、お構いなくゥ……」

上条「そんな事より、父さん。一ついっておきたい事があるんだ」

刀夜「ん? なんだい当麻?」

上条「あの……」





上条「家、壊しちゃった。ごめんね?」テヘッ

刀夜「……はい?」



~end~




629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:21:23.64 ID:/wIWyXMH0



乙姫「あれ? それより赤髪のおっきい男の人いないけど?」

御坂「ああ、アイツね。アイツなら…………埋めてきたわ」

一方「あァ、崩壊した家屋の奥底に、なァ……」

乙姫「ほえ???」



~今度こそend~




631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:23:25.08 ID:LSdjEicwO
ステイルー!!!!



634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:25:15.90 ID:9jVBXfn60
おつ
ステイルを封印したのは赤髪の大男が盛大にお漏らししてる構図を見たくなかったからなのか
それとも神裂が前回の恨みをまだ根に持っていたのか
あるいはその両方なのか



635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 00:26:44.79 ID:/wIWyXMH0
すンませン! オチ弱くてすンませン!
後先考えずに『御使堕し』編の御坂バージョンってネタだけ考え付いて、
後の展開はキャラが動くのに任せてたらこんなクソい話になっちゃいました!!
読んでくれた人ホントごめんよ! 許しておくれ!

ていうか科学サイドの皆も平気で魔術話に加わってるわ、
4巻ベースなのにメインのつっちーもミーシャも火野ちゃんも出てなくってごめんぬ!
俺のクソい脳味噌だとこれが限界だわ……
でもマジ疲れた! もうこれ以上書かないから後は雑談とか美琴モノの同人誌のオススメとか語って埋めちゃってくれ!

ていうか前回の話で散々話のネタにしちゃったアレとかソレとかコレとかの方々、本当にごめんなさいorz




663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /21(木) 04:02:30.86 ID:23U6PrOlO









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コメント一覧
5235. 名前 : あ◆- 投稿日 : 2011/03/26(土) 19:21 ▼このコメントに返信する
正直タイトルから好みじゃないなと思い
ずっと読まずにいたが、いざ読んでみると...

前作含め超俺得でした!
このインさん、上条さんなら好きになれる!
愛すべきおバカ達です。
5390. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/03/29(火) 23:32 ▼このコメントに返信する
面白かった
だけど御坂妹達のその後が凄い気になる
13887. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2011/10/29(土) 20:43 ▼このコメントに返信する
これ楽しいwww
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