前→ケイネス「来たれ、天秤の守り手よ」ランス「聖杯戦争」
179:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 18:21:03.69 ID:
9ni3qa7H0
百代「ははは、どうしたどうした?」
綾「くぅ・・・」
バーサーカーとの攻防は一方的だった・・・力が弱体化しているとはいえ、サーヴァントの強さは戦闘機並みである。
彼女達は暴れ狂う戦闘機になすすべなく蹂躙されていた。
百代「縛りプレイと思えば、こんな闘いでも面白く感じるな・・・さぁ、もっと私を楽しませてくれ! 川神流奥義!人間爆弾!!」
綾・葉子・琴子「きゃああああああああああああああああああああ」
戦いは一方的・・・・だった
百代「川神流! 瞬間回ふ―・・・」
葉子「今だ! ってー!」
綾「 雷のルーン!!」
琴子「雷の裁きを!!」
バーサーカーの回復に合わせて電撃を流し込む
百代「ぐぅ!!」
葉子「武神、川神百代・・・お前の瞬間回復に電撃が有効だということは知っている。
お前の公式記録の中の唯一の敗北の原因がそれだ」
180:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 18:30:13.93 ID:
9ni3qa7H0
百代「なっぁ・・・!!」
オーバーキルを狙った人間爆弾のダメージが百代を襲う
綾「形成逆転・・・ですね」
・
・
・
ランス「ぐふふ、いいぞいいぞ」
ランスは高台からキャスターとサーヴァント達の行動を見守っていた
???「女の子が絶体絶命のピンチに颯爽と現れ好印象を与える―・・・お前らしい手だな鬼畜王」
ランス「誰だ―・・・」
切嗣「・・・・・・」
ランス「・・・ケイネスを殺したマスターか」
切嗣「止めを刺したのは君だろう? そんなことはどうでもいい」
切嗣「今冬木市では電子機器が使えない・・・キャスターの・・緒方 星四郎の部下に凄腕のハッカーがいたはずだ」
ランス「ほぅ、キャスターの正体をしっているのか?」
181:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 18:39:16.07 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「彼は軍事機器の売買に関わり死の商人として活躍していた死の商人・・・緒方グループの2代目総帥だ」
切嗣「闇の世界では彼の名刺をもらうことは一種のステータスとして扱われるほど彼は神格化されていた」
ランス「ほう、ほう・・・」
切嗣「彼はアスモデウスという悪魔を取り込んでからは国内で好き放題暴れていたという噂がある。 彼が英霊として出ているのならあの噂は真実なのだろう」
ランス「それで?」
切嗣「悪魔を取り込んでいるのなら君のカオスで切り裂くことができるはずだ、アスモデウスは魔王を名乗っていた時期もある」
ランス「ほうほう」
切嗣「聞 い て い る の か !?」
ランス「ぜんぜん」
切嗣「な!?」
ランス「男の詳しい情報などいらんし男の話を長々と聞く趣味などもたん―さっさと言いたいことを言え」
切嗣「・・・君にこれを渡したい」
ランス「なんだこれ・・・くっさ」
切嗣「君にスカイツリーに上りキャスターを倒してほしい。 悔しいが、セイバーも約にたたず、ツリーはキャスターと同化している・・・彼を倒せるのは君だけだ」
ランス「やだ」
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 18:48:02.04 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「な!・・・・」
ランス「まず、俺様にメリットがない!」
切嗣「・・・・舞弥」
舞弥「はい・・・」
切嗣の呼声で出てきたのはスタイルの良い若い女性だった
ランス「うひょー、なかなかの美人なのだ!」
舞弥「キャスター討伐に成功しましたら、ここのホテルにおいで下さい。 私がお相手します」
ランス「なに!? それってあれか? アレなのか?」
切嗣「そういうことだ」
ランス「がはは、グッドだ!! 仕方無い俺がその案に乗ってやるのだ」
ランスは勢いよく飛び出すとスカイツリー目指して走り出した
切嗣「舞弥、ホテルにはランサーのマスターも来るはずだ・・・そこでランサーのマスターを殺す」
舞弥「わかりました」
・
・
184:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 18:57:02.11 ID:
9ni3qa7H0
龍之介「~♪」
龍之介はスカイツリーの見学に来ていた女性や子供で芸術品を作っていた。
これからキャスターの魅せるインスピレーションで自分の感性がどう変わるのか、その直前の作品と比べるために自分の芸術性を思う存分吐き出していた
星四郎「聡美、戦況はどうなっている?」
聡美「現在、セイバーをクリス、瞬と純が、 バーサーカーを葉子、琴子、綾が相手をしており、アサシンを上級悪魔が相手をしています。」
聡美「バーサーカーとセイバーには善戦ですが・・・アサシンは元から怪物と戦う経験があったかのような適応性をみせ、苦戦しています」
聡美「アーチャーは完全に沈黙していますが、どうなさいますか?」
星四郎「俺が処女を喰えなかった女に興味はない、殺しておけ」
聡美「了解しました」
星四郎「その理論でセイバーもいらんな・・・バーサーカーとアサシンは生け捕りにしろよ・・・・次は無いからな」
聡美「も、申し訳ありません! ご主人さま」
ランス「もったいなくないか? 処女なんてあったらラッキー程度だろうに?」
185:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:06:07.41 ID:
9ni3qa7H0
聡美「!?・・・ランサー! いつの間に!!」
星四郎「待っていたぞ、ランサー・・・他の男が使った女など価値がないだろう?」
ランス「世界中の女の子は俺様とセックスするためにいるからな、俺様とエッチできる女の子が幸せなのだ」
星四郎「違うな・・・世界は俺のものだ・・・この腐った世界を統一し、その世界にいる女もまた、俺の所有物だ」
聡美「世界中の女は星四郎様に支配されるのを待っているのよ」
ランス「ええい! 違うと言ってるだろうが!!」
星四郎「どのみち・・・意見は合わんな、合わせる気もないが……行くぞ!」
鬼畜と鬼畜、出会えなかった二人の カ ス が今冬木の儀式を通してぶつかり合う!!
星四郎「ふん!」
殺人術を極めた星四郎の蹴りがランスの頭をめがけて吸い込まれる
ランス「とぉ!」
ランスはそれを受け流し、カオスで切りつける
星四郎「ぐっおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
188:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:15:01.63 ID:
9ni3qa7H0
聡美「ご主人様!?」
龍之介「旦那!?」
星四郎「貴様・・・!! 何をした?! ぐおおおおおおおお」
カオス「あー魔人切りてー魔王ぶった切りてー」
星四郎「!?」
アスモデウスの知識が俺に喋る剣への情報を与える
星四郎「なるほど・・・魔王を切ることを望み、剣へと姿を変えた人間の力か・・・」
星四郎「ふぅん!!」
星四郎「だが、残念だな・・!! 俺のベースは悪魔で人間!! 魔王殺しの剣も最大限の力を発揮することは―・・・」
ランス「えいっ」ぱしっ
星四郎「なんだ・・・これは!?うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
切嗣「色欲の悪魔アスモデウス・・・かつて女性に取り付き、5人もの男を初夜に殺したが、魚の内臓を嫌い、ペルシャからエジプトまで逃げ出すほどその匂いを嫌悪している、舞弥と川で捕まえた魚の肝を香に詰めたが・・・うまくいったようだ」
189:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:16:03.33 ID:WCk3lR20O
魚取りしてる切嗣たち微笑ましい
190:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:17:18.96 ID:cDfQgNMC0
魔人殺しのカオスとケリィのバックアップとか相性最高すぎるな
192:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:24:04.36 ID:
9ni3qa7H0
星四郎「貴様ああああああああああああああああああああ」
星四郎はもがき苦しみながら最後の力を振り絞りランサーに近づいている
その姿勢にもはや手加減や戯れというものは見せず
取り込んだアスモデウスの力を最大限に開放し、ランサーを飲み込もうとしていた
ランス「うぉ! これはまずくないか!?」
星四郎「俺の邪魔をおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
百代「『するなあああ』ってか?」
星四郎「!?」
百代「はぁ!!」
バーサーカーは手から小型のブラックホールを生みだし、アスモデウスの邪気を飲み込んだ
星四郎「な!!」
セイバー「エクスカリバー!!!!!!!!!!」
壁が神々しい光に飲み込まれ、砕け、騎士王の道を作る
セイバー「覚悟はいいか? 外道」
星四郎「セイバーに・・・バーサーカーだと!? お前たちは俺のメス奴隷が!!」
197:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:40:33.79 ID:
9ni3qa7H0
百代「多少手こずったが、まぁ私の敵じゃなかったな」
セイバー「生け捕りにしろ、そう命令したのが運の尽きですね、私を甘く見ないことです」
星四郎「聡美! ここは退くぞ」
舞美「皆・・・最後まであなたを信じきっていたわ…」
星四郎「何!?」
アサシンの手には聡美と龍之介の首が握られていた、龍之介の顔は何かを悟ったように幸せそうな表情を浮かべていた
舞美「悪魔達を騙し利用した・・・私はそれが許せない! 彼らにも平和に暮らす権利があった! それを奪われたの!! 貴方の身勝手な都合で!!!」
アサシンは悪魔を利用したことを本気で怒っていた。
星四郎「くぅ・・・!」
ランス「どうやら終わりのようだな、たぁあー!」
ランスの剣が星四郎を両断した
星四郎「ふっ・・・・・・久しぶりに現世に舞い戻ってみたが、いい退屈しのぎだった。
お前たちの活躍を・・・聖杯の中から見させてもらおう!!! せいぜい、この俺を楽しませろ!!!!・・・――」
198:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:49:01.75 ID:
9ni3qa7H0
ランス「ふぅー、終わったな」
セイバー「これで、また一歩聖杯に・・・」
百代「あー楽しかった、満足だ・・・お前らも次あったら私を満足させろよ」
舞美「・・・」
ちょうど昇った朝の陽ざしがこれからの戦いを祝っているかのように、4人の英霊を優しく照らした。
脱落者
ライダー:アサシンに斃される
アーチャー:悪魔達に犯り殺される
キャスター:ランサー達の剣に斃れる
ケイネス:ランサーに殺される
ウェイバー:ライダーの意思を継ぎ令呪を全て消失し、聖杯戦争を棄権する
龍之介:アサシンに討ち取られる
200:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:49:25.01 ID:4smL5noV0
支援
201:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:54:02.90 ID:ktXn0gLr0
元ネタわからんけど
おもしろい
202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 19:58:01.55 ID:
9ni3qa7H0
ランス「だーかーらー、今回のキャスター討伐は俺様の活躍あってのものだろうが!!」
璃生「しかし、ランサーの活躍はこちらからは確認できず・・・塔に登ってからは、キャスターの妨害で情報が得られなかった故に、令呪の贈与が確定している他のサーヴァントから話を聞くまで待ってほしいと・・・」
ランス「だー!! もう知らん! いらん令呪なんて!!ホテルに行けば舞弥ちゃんの代わりにトラップしかないし、散々だ!! 行くぞ ソラウ」
ソラウ「え!? ええ」
ランス「うーむ、セイバー陣営め・・・あとでヒーヒー言わせてやるのだ」
璃生「やれやれ、あんなものが英霊とは・・・どうした、綺礼よ」
綺礼「やっと見つけたんですよ、私のやりたいことが」
璃生「やりたいこと? それはどんな・・・」
綺礼「・・・」ニヤリ
・
・
・
204:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:03:46.24 ID:WCk3lR20O
いかんぞ
変態麻婆神父に
205:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:07:07.06 ID:
9ni3qa7H0
アイリ「その・・・・切嗣・・・ごめんなさい、でも話しを・・・」
切嗣「悪いが一人にしてくれ・・・」
アイリ「・・・はい」
セイバー「気にすることはありません、あのような英霊のテクニックにかかればどんな貴婦人も堕ちるのは」
アイリ「う・・・うぅ・・・」
セイバー「アイリスフィール!? 何を泣いているのですか?」
切嗣「・・・・・・・アイリ、別に君を責めているわけじゃない、むしろ僕は言わなければ分からないことを僕に打ち明けてくれた」
切嗣「むしろ感謝しているよ」
アイリ「本当・・・じゃあ、もう一つだけお願いがあるのだけど・・いいかしら?」
切嗣「ああ」
アイリ「これからは・・・・・・・・夜の営みには必ずア○ルセックスをはさんで欲しいの///」
切嗣「・・・・・」
セイバー「おや? 切嗣がとんでもないスピードでどこかに行ってしまいましたよ」
208:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:16:52.46 ID:
9ni3qa7H0
時臣「!!・・・!!!!」
綺礼「・・・」
時臣の腹を綺礼アゾット剣が貫く
凛「○チンポ! オ○ンポ! オチ○ポ! オチン○! オチンポ○」
綺礼「・・・」イラッ!
凛「チ~ン~p―・・・」バタリッ
舞美「どういうつもりかしら?」
綺礼「アサシンか・・・」
舞美「聖杯戦争を事実上リタイアした相手を殺すことがあなたの愉悦なの?」
綺礼「愉悦?」
舞美「魔女狩りの時代を生きていた時、あなたみたいな人は結構見たわ、善人な市民のようで残酷な獣を飼っているような人」
211:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:25:15.74 ID:
9ni3qa7H0
舞美「そう言う人はね・・・隠してるだけなのよ、自分の中の悪意を」
綺礼「そうだな・・・私も見てみたい・・・自分の中の悪意がどのようなものかを・・」
舞美「綺礼?」
綺礼「王よ、令呪を持って命ずる、われに従え!」
舞美「綺礼!! 貴方何を!? ぐっ・・・」
綺礼「ほう、令呪に抗うか・・・」
綺礼はアサシンの苦しむ姿に愉悦を感じていた…楽しいのだ
舞美「私は・・・・・・最後の瞬間まで、どう生きるかは私が決める」
舞美「!!!」
令呪の効果でアサシンに封印されていた記憶が呼び覚まされ、記憶を忘却させるアサシンの全盛期の一つが呼び起こされる
舞美「ぐぁ……」が!…許さない………綺礼、私の……私が選んだことは・・・私のものよ!!私は私・・・・・・他の誰でもない!!」
舞美「恨んでやる・・・私がお前たちの望みが叶わないように修正してやる!!!」
舞美「ゾワボ…………忘れたくない・・・・・・・ゾワボ・・・ぁあ、あああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」
舞美「ゾワボ……………あなたのこと……………………………………」
214:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:31:03.26 ID:
9ni3qa7H0
王「・・・・・・・・・」
アサシン 王
身長163cm 体重47kg
属性 混沌・中庸
筋力E・魔力C・耐久E・幸運E・敏捷E・宝具―・気配遮断E
【保有】
不老不死S
(・死亡すると一定期間後に魂が聖杯から解放され、聖杯戦争に復帰する。
・怪我が短時間の内に回復する。
・聖杯戦争開始時に生存中の不老不死スキルをもつ第三者が死亡中に自身が死亡した、あるいは自身が死亡中にその第三者が死亡した場合、このスキルを無効とする。)
魔術A
何もないところから生命を生み出す
登場作品:Liquid Black BOX
無限煉姦~恥辱にまみれし不死姫の輪舞~
・
・
・
切嗣(残るサーヴァントはアサシン、バーサーカー、ランサー・・・警戒すべきは戦闘狂のバーサーカーと、セックス狂のランサーだろう、特にランサー・・・)
切嗣(そう言うわけでセイバーをランサー達の刺客として送り、僕がバーサーカーを見張っているが、)
切嗣(それにしても・・・浣腸液にローション・・・本当にこれだけでよかったのか。
あのアナ○ビーズという奴も今から戻って買っておくか・・・)
215:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:37:06.05 ID:uxaFgJ4S0
切嗣さんの愛の深さパネェっす
216:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:42:48.68 ID:
9ni3qa7H0
・
・
・
・
・
舞弥「マダム・・・」
アイリ「・・・探さなきゃ、あなたの本当の家族を・・名前を」
ざわっ ガサッツドン!!
舞弥「!?」
舞弥「なんだ!? こいつらは!!!」
・
・
219:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:50:36.52 ID:
9ni3qa7H0
舞弥『切嗣・・・見たこともない化け物が! はっ・・・んぎぐあッ!? ぎ、がああああああああああああ!!!』
切嗣「舞弥!! ・・・令呪をもって命ずる、セイバーよ、倉へ急げ」
セイバー「切嗣!!」ヒュン
セイバー「舞弥! アイリスフィール! これは・・・・!!!!」
セイバーは信じられないものを見ていた。
人間の子供ほどの大きさの緑色のゴブリンが無数の触手を生やし、
舞弥の膣と肛門に何本もそれが突きささっていた、
さらに腔門からのびたと思われる人間の腕ほどの太さほどの触手が舞弥の口から飛び出しており、糞や血を口からぶちまけていた。
おそらく臓器のいくつかを損傷しており、ブルブルと激しく痙攣している舞弥は誰から見ても危険な状態だと伺えた。
???「なんだ貴様、コイツらの仲間か?」
?????「ゲッグ、王の命令は果たした、もうここに要は無い」
ゲッグ「ああ、待って下されレヴァーシュ殿」
レヴァーシュと呼ばれた黄金の鎧を身にまとい人間の姿をした長髪の男がアイリスフィールを抱えていた
221:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 20:59:08.02 ID:
9ni3qa7H0
セイバー「マスターの命令でな、取り返させてもらう!!」
とにかくアイリスフィールを助けだそうと、セイバーはレヴァーシュに切りかかった
セイバー「はぁ!」
レヴァーシュ「つぃ!!」ガキンッ
なんとセイバーの見えない一撃をレヴァーシュは大剣で防いだ
セイバー「!?」
レヴァーシュ「むっ! こいつは片腕ではかなわんな、ゲッグ・・・時間を稼げ」
ゲッグ「ええ、無理ですそんな!」
レヴァーシュ「・・・・・」
レヴァーシュは何も言わずそこから去って行った
222:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:00:45.14 ID:
9ni3qa7H0
セイバー「待て!」
ゲッグ「ああ! もうヤケクソだ!!」
レヴァーシュを追う無防備なセイバーにゲッグは無数の触手を伸ばし襲いかかる
セイバー「っち! 邪魔をぉ!」
ゲッグ「おっと!」
ゲッグは死にかけた舞弥を盾にしてセイバーの攻撃を防ぐ
セイバー「卑怯者!」
ゲッグ「言われ慣れてるわ!! おとなしく犯されろ!!」
ゲッグは舞弥を盾にしながらセイバーを犯すために触手を伸ばした
セイバー「!!!」
224:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:11:34.30 ID:
9ni3qa7H0
ゲッグ「ぎゃあああああああ!!」
セイバー「…やっぱり、弱い」
先ほどの男と比べてこの化け物は隙だらけだった
セイバー「大丈夫ですか!? 舞弥!」
舞弥「・・・・マダ・・ム・・・を・・」
セイバー「・・・」コクッ
数分後、切嗣の到着を待つことなく舞弥は息を引き取った。
余りにも残酷すぎる死に、発見した切嗣に大きな衝撃を耐えた。
・
・
・
・
・
・
レヴァーシュ「ちっ・・・やはり追ってきたか!」
セイバー「アイリスフィールを離せええええ」
226:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:20:04.57 ID:
9ni3qa7H0
百代「・・・・・・・」
突如バーサーカーがレヴァーシュとセイバーの間に割り込んだ
セイバー「バーサーカー!!」
百代「・・・・・・っち」
そのまま手から光の球体を作りだしセイバーにぶつけた
セイバー「ぐわあああああああああああああ!」
セイバーはバーサーカーの一撃で地面に叩き落とされた
百代「・・・・・・・・・・・・」
・
・
・
・
・
228:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:28:22.82 ID:
9ni3qa7H0
百代「・・・・・・」
雁夜「・・・で? 令呪を使ってバーサーカーを動かす価値がこの女にあるのか?」
綺礼と雁夜が取引をして以来、バーサーカー陣営の信頼関係は最悪なものとなっていた
人攫いの手伝いをさせる。 それをバーサーカーに強制させるには令呪で彼女の信条を捻じ曲げるしかなかったからだ。
綺礼「なにせ・・・この女が聖杯そのものだからな」
雁夜「そうか・・・良かった・・これで、桜も・・・凛も・・・葵・・・!!! ・・・!!!」
綺礼「心配するな、遠坂一家の死は聖杯が償ってくれる」
雁夜「僕は、やってないんだ、本当に・・・誰も」
アサシンの気配遮断を利用して、綺礼は雁夜に劇薬を飲ませ錯乱している隙にあらかじめ殺しておいた遠坂夫妻と凛の死体を置いた
あとは起きた彼が混乱しているところに桜が現れただけで後はいくらでも綺礼の思うようになった
231:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:36:35.98 ID:
9ni3qa7H0
綺礼(桜はいずれこの男を殺そうとするだろう・・・しかしその前にこの男はどうあっても死ぬ)
綺礼(やり場を失った怒りをどう動かすか、今から考えただけで高揚がとまらん)
綺礼(ああ・・・これが愉悦・・・!!!)
百代「・・・・・・」
王「…………………」
・
・
・
・
ランス「と―――!」
魔獣「グギャア!!」
ランス「なんなのだ全く・・・」
ランサーとソラウの元には連日、見たこともない獣が刺客として送られていた。
誰からもわからないこの攻撃にさすがのランスも疲弊していた。
232:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:39:51.27 ID:R9+RtAUK0
鬼畜王かっけぇ…
234:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:45:25.58 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「知りたいかい?」
ランス「うぉわ!…なんだセイバーちゃんのマスターか」
切嗣「バーサーカーとアサシンのマスターが同盟を結んだ・・・」
ランス「・・・・・・・」
切嗣「連中は何かしらの集団でこの軍勢を送り込んでいるようだ・・・」
ランス「ほうほう、それで?」
切嗣「僕と同盟を結んで一緒にバーサーカーとアサシンを倒してほしい」
ランス「うーむ・・・」
ランスは悩んでいた、このままではいずれジリ貧に追い込まれるのは、眼に見えている。
しかし、この男は信用ならない。 すると・・・
切嗣「頼む、この通りだ」
ランス「うーーがーー!、何のつもりなのだ!」
237:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 21:54:28.16 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「アイリが・・・僕の妻が誘拐された」
ランス「なんと!?」
切嗣「舞弥も殺された、僕一人ではもう、聖杯戦争を勝ち抜けない・・・」
ランス「・・・仕方ない」
切嗣「いいのか」
ランス「確かに、このままでは聖杯戦争に勝利するのはアサシンか、バーサーカーだろうからな・・・願ってもみないことなのだが・・・条件がある。」
切嗣「条件?」
ランス「お前の奥さんとSEXさせろ」
切嗣「は?」
ランス「あと、お前らはバーサーカーと戦え、俺はアサシンちゃんを相手にするから」
切嗣「ちょっと待て!! 二つ目はともかく最初の条件は何だ?」
ランス「いやなら別に俺は構わんぞ、俺様は勝手にさせてもらう」
238:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:01:58.75 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「…………いいだろう」
ランス「がははは、よしグッドだ、交渉成立」
切嗣「・・・・・・」
・
・
・
・
ランス「まさか協会に聖杯を置くとはなぁ、正直意外だ」
ランス「まぁ、いい…これでアサシンちゃんとSEXできるのだからな、ぐふふふ」
ランスが皮算用をしている最中に協会が大爆発を起こし、切嗣の戦闘開始の狼煙が上げられた
ランス「おおー、準備ができたか、ではソラウ・・・行ってくるから大人しくしとけよ」
ソラウ「はい、ひんひん」
ランス「ソラウちゃんもようやく素直な性格になってきたのだ、これも俺様の調教の成果だな、ぐふふふ」
・
・
・
240:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:06:42.75 ID:
9ni3qa7H0
聖杯の安置された近くでバーサーカーは侵入者を迎える門番の役を任されていた
百代「何時まで私をじろじろ見ている気だ、気持ち悪い」
ゲッグ「グフフフフ!」
このゲッグというバケモノはアサシンの能力から作られたまったく新しい生き物だ
だというのに小ざかしいことばかり考えて頭の中はどう女を犯すかしか考えていない卑しい生き物である。
ゲッグ「お前、綺礼様を裏切る気だろう?」
百代「はぁ?」
ゲッグ「いいや! 俺様には分かる! お前は綺礼様を嫌っていたからな」
百代「だったらどうした?」
ゲッグ「お前のマスターと我々のマスターとの上下関係は知っているだろう?
お前の反目がバレれば綺礼様はアヤツをどうするか?」
百代「私は裏切りなど!」
ゲッグ「俺様が言えば綺礼様はどう思うかな? 俺はお前の監視役でもあるのだ」
百代「・・・が望みだ・・・?」
ゲッグ「グフフフフ、 おとなしくしていろ」
ゲッグは大量の触手を伸ばすとバーサーカーの体を弄り始めた
242:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:14:54.21 ID:
9ni3qa7H0
百代「!!!!」
ゲッグ「そう難しいことは言わん ただ、やらせて欲しいだけだ」
本当に、どうしてアサシンからこんなのが生まれてきたんだろうな・・・
百代「くっ・・・好きにしろ」
ゲッグ「では、お言葉に甘えて」
ゲッグの粘っこい粘膜がバーサーカーの衣服を穢し、無抵抗を強いられたバーサーカーの下着の中を弄っていく
やがてゲッグの触手から半透明の汁があふれ出し、バーサーカーに手当たりしだいそれを、なすりつけた
百代「ん・・・・っ・・・っく・・・」
ゲッグ「おー、おー、気持ちいいぞ狂戦士」
百代「・・・・・・大和・・・・・」
自分の願いをかなえるために自分を穢す、そんな悪循環にバーサーカーの心は何かを諦めた
ゲッグ「ではそろそろ―・・・」
ゲッグは後ろから見えない刃に両断し事切れた
セイバー「ようやく見つけました、バーサーカー・・・」
百代「・・・セイバー・・・」
セイバー「決着を付けましょう」
243:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:19:29.62 ID:e6iiNM8v0
セイバアアアアアア貴様あああああ
余計なことを!!!!
244:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:20:08.32 ID:
9ni3qa7H0
百代「ふっ・・お前とは、もっと気持ちよく戦いたかったな・・・」
百代「私はなぁ、セイバー・・・この世に未練があってたまらないんだ」
セイバー「・・・」
百代「今だから言うが、生前の私には好きな男がいたんだが・・・そいつを他の女に盗られた」
百代「別に、それくらいならたいした問題じゃない、問題は私が川神院の唯一の血縁者だったことだ」
百代「そいつ意外に好きな男ができなくて…世継ぎを作らずに私は年を重ねて死んでいった。 この前道場に行ってみたら私を最後の当主に案の定川神院は潰れていた、・・・だから願望器に願いを託したい、受肉をしてもう一度道場を建て直すんだ」
百代「お前は・・・聖杯に何の願いを託すんだ?」
セイバー「貴様が知る必要はない」
百代「・・・・!」
百代「そうだな、そうだよな・・・」
バーサーカーは悲しい表情を浮かべた
246:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:26:10.62 ID:
9ni3qa7H0
セイバー「お別れだな・・・バーサーカー・・・」
百代「・・・なんだよ知ってたのか?・・・・・・・・・私がお前に勝つためを確実にするために私が抑え込んでいた狂気を受け入れる」
百代「狂化の抑制に回していた気すべてを戦いに持ってくるんだ・・・」
バーサーカーの周りに邪悪なオーラが漂う
百代「私が、次に正気を取り戻すときは! 私が聖杯を手にしたその■―」
バーサーカー「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■―!!!!」
セイバー「・・・・・・!!!」
セイバー「・・・来い! 武神の狂戦士!!」
バーサーカー 川神 百代
身長173cm 体重 非公開
属性 中立・狂化
筋力EX・魔力E・耐久S・幸運E・敏捷A・宝具―・狂化R
248:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:34:05.09 ID:
9ni3qa7H0
・
・
・
ランス「・・・・・・・・・・」
王「………」
何もない空間でアサシンの気配を頼りにやってきたランスの前に現れたのは
悪魔のような面で顔を覆い、黒く、きらびやから装飾をされたサーヴァントが座っていた
ランス「アサシンちゃんはどこだ―!」
王「・・・・・・・・・・・私が、アサシンのクラスで呼ばれたサーヴァントだ」
ランス「え? じゃあ君がアサシンちゃんか?」
王「そう、呼ばれていた気もする・・・・・・・・・・・」
ランス「何だこいつ、調子狂うわ!」
レヴェーシュ「ふん!」
ランス「うぉ! 危な」
250:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:40:25.32 ID:
9ni3qa7H0
レヴァーシュ「ちっ」
王「貴様の相手は、レヴァーシュが相手をしてもらう」
レヴァーシュ「王には指一本触れさせん」
ランス「上等! 貴様らを倒してバーサーカーちゃんのところに行ってやるのだ! うぉりゃ!」
レヴァーシュ「でやぁ!」
・
・
・
レヴァーシュ「はぁ・・・はぁ・・・」
ランス「ぜい・・・ぜい・・」
レヴァーシュ「っく・・・う」
ランスとの激しい攻防の末、レヴァーシュはついに力尽きた
ランス「よっしゃー! どうだアサシン!! これで―・・・」
王「ならばレヴァーシュを3体作ろう・・・」
ランス「へ・・・?」
アサシンは何かを念じると地の底から先ほどの男が3体現れた
252:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:44:40.63 ID:
9ni3qa7H0
レヴァーシュ1「王よ・・・」
レヴァーシュ2「王よ・・・」
レヴァーシュ3「王よ・・・」
ランス「なんじゃこりゃー!」
王「詰みだな」
ランス「うっ・・・」
絶体絶命・・・そう思ったその時
セイバー「エクスーーーカリバー!!!」
金色の光が3体のレヴァーシュを飲み込み、跡形もなく消し去った
王「なんだ・・・・・・・」
セイバー「そこまでだ、王よ」
ランス「ありゃ? セイバーちゃんにはバーサーカーを任せていたはずだが・・・」
セイバー「ええ、彼女は持久戦に持ち込んでいたらマスターの魔力切れで自滅しました。 聖杯戦争の知識を得る時期が遅すぎたのが幸いでした」
王「……………」
セイバー「王よ、この私が引導を渡してやる」
255:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:49:08.93 ID:
9ni3qa7H0
王「・・・・・・・・・・・・・面白い」
王「死ぬことが叶わず、想像を絶する孤独に耐え切れず、命を生みだし孤独を紛らわせたこの私に死が訪れるとは・・・・何とも不思議なものよ」
セイバー「・・・・・・・・」
セイバーには彼女の気持ちが少し理解できた、自分は宝具による不老不死のため、死のうと思えば実は死ねる。 しかし眼の前の王はどれだけか願っても死ぬことはできない
どれだけ長寿を望んでも、いずれ訪れる仲間の死と孤独は死より辛いものだ。
セイバー「さらばだ、王よ」
王「・・・・・・・・」
王の心臓を止めるのを確認すると大聖堂からとても大きな力を感じ、聖杯の覚醒を確信した
セイバー「・・・さぁ、ランサー殿、聖杯が現れました、一緒に見に参りましょう」
ランス「お、おぉう」
セイバーはとびきりの笑顔を持ってランサーの手を引いて大聖堂目掛けて走り出した。
256:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 22:50:56.35 ID:
9ni3qa7H0
ランス「ちょっちょ!! セイバーちゃん!?」
セイバー「見えますか? あれが聖杯です、なんて禍々しいのでしょう・・・」
ランス「・・・・・・・・」
アレで願った望みは必ず捻じ曲がった願いとなる。 そう感覚的にわかりそうな邪悪さを放つ聖杯にランスはたじろぎ、
・・・それをうっとりと見つめられるセイバーに引いた
セイバー「・・ランス殿///、 聖杯があそこからならよく見えます、さぁ! 早く!!」
セイバーはランスの手を掴み、大聖堂の出口付近まで歩いて行った
ランス「全然見えんぞ、つーか、近くで見た方がよくないか?」
セイバー「ここでなくてはいけないのです」
ランス「それはまた、どうして?」
セイバー「それは・・・」
260:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:02:13.79 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「セイバー・・・それにランサーか・・」
ランス「どわ! いきなり目の前に出てくるな・・・どうしたのだ切嗣、顔色が悪いぞ」
切嗣「・・・セイバー・・・令呪を持って命ずる」
セイバー「あの聖杯を壊すのですね! わかっています」
切嗣「!!! どうしてそれを!?」
セイバー「あれは望みをかなえるもの、そんなものではなくもっと汚れたものだから、そうですよね?」
切嗣「令呪をもって命ずる、セイバー―・・・」
ここまで言って切嗣は自分の違和感に築いた、令呪のある右手無い
切嗣「!!!!!!」
セイバー「切りとっちゃいました/// 切嗣は外道ですからね・・・全く・・」
264:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:10:31.26 ID:
9ni3qa7H0
セイバー「ふ ざ け ん じ ゃ ね え よ ! !」
セイバーは勢いよく聖杯に飛びつき、四つん這いになって床に落ちる泥をすすり始めた
突然の出来事と豹変にランスも切嗣も呆然と見守ることしかできない
セイバー「んぢゅう・・・・ずずっ・・・ぺろ・・・ごく・・・ごく・・オエェ!!」
床にこぼれた穢れた泥を飲みほすとセイバーは盛大に咽た、だが、しばらくすると体の痙攣が落ち着き、また床の泥をのみ、咽て床の泥が無くなれば何かに取りつかれたかのように聖杯に溜った泥を飲み干し始めた
セイバー「んはぁ・・・はぁ・・・ごくっ・・・ごくっ・・・ごく・・ぷはぁ!」
顔と服をけがし、床を泥で焦がし、やがて聖杯の泥を半分も飲みほしたところでセイバーは満足した。
オルタ「素晴らし・・・ようやく・・・私は奇跡を手に入れた・・・・・・・」
ランス「セイ・・バー・・?」
セイバーの肌は死人のように青白くなり、鎧も禍々しく近寄りがたい存在になり
見るものを圧倒した
そしてアホ毛も消滅した
265:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:11:24.01 ID:WCk3lR20O
最後の一文で台無しwwwwww
266:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:13:10.44 ID:9hjLU1Ps0
オルタきたか
268:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:16:00.75 ID:
9ni3qa7H0
オルタ「私はな、ランサー・・・この第4次聖杯戦争は7度目の参加なんだよ」
切嗣「どういう・・・ことだ」
オルタ「私は最初の聖杯戦争で聖杯を手にする一歩手前で、お前は令呪で私自らの手で聖杯を破壊させた・・・耐えがたい屈辱と絶望の中、『次こそは聖杯を・・・』そう願ったとき、私は気が付くとまた聖杯戦争に参加していた」
オルタ「聖杯が近くにいた私の願望を叶えたのだろう・・・しかし変化はあった、聖杯戦争の参加者が微妙に一人変わっていたのだ」
~セイバー回想中~
港付近
ギル『王を名乗る不届き者が――・・・』
セイバー『(ああ、そろそろバーサーカーが出てきますね・・・ランスロットにどんな顔をすればいいのか・・・)』
百代『天から美少女登場~!!!』
セイバー『!!!なんだ・・・・!? お前は!!??』
269:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:19:40.42 ID:
9ni3qa7H0
ギル『痴れ者がぁ!!ゲート・オブ・バビロン!!』
百代『川神流! 瞬間回復!!』
セイバー『何がどうなっているのですか!?』
~回想終了~
オルタ「その後は状況を飲み込めず、また切嗣に令呪を使われ、聖杯を私が破壊した」
オルタ「そして次も聖杯戦争を願い、それは実現した・・・もっとも、今度はキャスターが違う人物に変わったが・・・」
オルタ「3度目の私は切嗣の令呪を無駄に発動させ、自身の自由を奪取したが、私はここで英雄王に敗れた」
オルタ「これは、アーチャーがあの娘に変わる4度目まで続き、5度目で聖杯の泥を一気飲み干そうとして体が破裂し、6度目で適量が分からず精神を汚染された。
」
オルタ「7度目のループで当初の聖杯戦争のメンバーは私を残しすべて入れ替わり、そこの鬼畜王が私の目の前に現れました」
オルタ「これが最後の機会、そう思い私は他のサーヴァントの行動を予測し、ここまでの未来を描き、演じ、たどり着いた!!」
オルタ「ようやく私は、こうしてここに奇跡を宿した!! 礼を言いましょう、 切嗣!!」
271:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:25:24.84 ID:
9ni3qa7H0
切嗣「君は・・・その奇跡を手に入れて何をないし得る気だ」
オルタ「知れたこと! まずは我が屈辱の歴史を塗り変える、アーサー王は蹂躙と暴虐の名の下に世界を統一する暴君へと変わるのだ!」
オルタ「私が民を導く! 私が持つ甘さ、情、女としての身を全て捨て去り覇を統一する」
オルタ「私は、すべてを捨て去り、すべてをやり直すのだ!!」
ランス「それは勿体ないのだ、こんな美人が女性としての楽しみを味わえないなんて」
ランス「それに、俺は昔そんな風に変わり果てた奴を知っているが・・・待っているのは破滅だぞ?」
ランス「成功なんて絶対にしないのだ、だからセイバーちゃんにはそんな風になって欲しくない」
ランスはJPANで魔王として散った友を思い出していた
オルタ「下らん戯言を・・・ならば如何とする?」
ランス「俺がセックスでセイバーちゃんに女としての喜びを教え込ませてやるのだ」
オルタ「・・・はぁ?」
273:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:32:38.57 ID:
9ni3qa7H0
ランス「前にもそういったのだ、天下を狙うより俺と一緒にいたほうが言い」
ランス「女を捨てられなければセイバーちゃんは暴君にならないのだろう、なら俺が女の幸せを教えてやるのだ、がははは!」
オルタ「貴様はそこしか聞いていなかったのか!? ・・・まぁいいさ、貴様は私が殺さなければ気が済まない、初戦の日は何かの間違いだと証明してやる!!」
オルタ「さぁ! この私を辱めた罪を身をもって償うがいい! エクス―・・・」
切嗣「令呪を持って命ずる!! セイバー動くな!!!!」
オルタ「っ!!!」
切嗣の腕は無く、聖杯の概念に縛られなくなったセイバーに令呪の束縛など意味をなさないが
幾度となく体感した令呪の拘束力が、切嗣の声が、彼女の体がほんの僅かに動きを止めた
切嗣「今だ! ランサー!!」
ランス「鬼畜アタックッ!! とーーーー!」
オルタ「ぐあああああああああああああああ!!!」
・
・
275:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:35:48.50 ID:WCk3lR20O
あれ?普通にカッコイイ展開だぞ
277:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:41:22.58 ID:
9ni3qa7H0
オルタ「ぐっ・・・またしても・・」
ランスに鎧をはぎ取られたセイバーは青白い肌を露出させていた
ランス「セイバーちゃんが気持よくなれるのが目的だからな、優しくしてやるぞ」
オルタ「く・・・好きにしろ・・・だが私に女の喜びとやらを教えられなければ、回復するなり貴様の首を聖杯の贄に捧げてやる」
ランス「がはは」
ランスはセイバーの唇に唇を重ねた
オルタ「んん!!」
ランスはゆくりついばむように唇を重ねてからセイバーの口膣にゆっくり舌を入れた
オルタ「貴様・・んっ・・何を!? はむっ」
ランスはセイバーの舌をなめとるように絡め、そっと唇を離した
278:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:44:21.09 ID:
9ni3qa7H0
ランス「キスでも感じるだろう これもセイバーちゃんが気持よくなるためなのだ」
オルタ「・・・・・」
ランスはセイバーにキスをして、セイバーもまたこれに応え、お互いの舌を楽しんだ
オルタ「んっ・・・うっ・・・」
ランスがセイバーの胸を撫でると身体がびくっと震えたがランスは臆することなくセイバーの乳房を愛撫する
オルタ「んっ・・・ん、う、んっ・・・」
軽く乳首を摘み、そのまま指を揃え、セイバーの腹へと滑らせる
オルタ「んっ・・・」
そしてゆくりとセイバーの体を愛撫しながら股間に手を伸ばす
オルタ「・・・っ」
オルタ「・・・え?」
ランスの指は股間を通り過ぎ、太腿を撫でる
オルタ「あっ・・・ん、んぅっ・・・」
セイバーの声が甘くなり出した。
279:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:46:50.82 ID:M9NYATezP
これ切嗣見てるんだよな…
280:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:50:03.71 ID:
9ni3qa7H0
ランスはそれを聞き逃すことなく、ゆっくり、足を愛撫する
オルタ「んはっ・・・」
やがてランスの指は股間に戻っていき閉じている花弁を指の先で前後にゆっくり擦ってから、そっと指先で花弁の左右を開く
広げたまま固定し中指で花弁の奥をゆっくり擦り出した
オルタ「あっ・・・んっ・・・・」
ランス「ではそろそろかな」
ピシピシ! シャキーン!
オルタ「んふぅ・・」
ランスはハイパー兵器を取り出すとセイバーの花弁に擦りつけた
熱くたぎったハイパー兵器の熱を分け与えるように丁寧に動いていく
オルタ「・・・・くっ・・・・うぅ・・・・・・」
ハイパー兵器が女の粘膜を擦るたびに嫌悪感と困惑を混ぜたような声を漏らした。
花弁はハイパー兵器を強く押し付けられ、柔らかく形を歪めていった
284:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:55:11.39 ID:
9ni3qa7H0
ランス「とう、とーーーーう」
ハイパー兵器の先端部分で花弁の入り口を軽くほじっり
ランスはハイパー兵器をあてがっていった
オルタ「ぐっ・・・・ぅ・・」
ゆっくり腰を沈めていくランス
ハイパー兵器の先端が花弁を割り開き、セイバーの中に埋まる
オルタ「うっ・・・んはっ・・・・」
ランス「では、行くぜ!」
ランスの腰がグイっと奥に進み、今までより深くセイバーの中にハイパー兵器を埋めた
オルタ「はぁ・・・あっ・・・」
オルタ「貴様という・・男は・・んっ・・・ふぅ・・・はぁ・・」
ランス「よーし、俺様は紳士だからな。 ゆっくり動いてやるから安心しろ」
ランスは宣言通り、まるで焦らすかのように腰を揺り動かしだす。
オルタ「うっ・・・・くっふぅ・・・」
ランス「ぐふふ、なかなか可愛い声を出すじゃないか」
286:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:56:49.32 ID:
9ni3qa7H0
オルタ「・・・・ッ!」
セイバーはランスの腰に膝を叩きつけた
ランス「ぐふぉ!」
セイバー「調子に乗るな、下種」
ランス「ぐぐぐ、その姿勢がいつまで持つか見ものだな!」
ランスは煽るように抽送を少し強くしセイバーの粘膜を擦っていく
ランスは試しに、際限なく前に押し進めてみた。
オルタ「―――くうぅ!」
セイバーの体全体に力が入り、ハイパー兵器が強く圧迫される
ランス「おとと、まずいまずい、今はセイバーちゃんに気持ち良くなってもわなくては」
287:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/15(日) 23:58:36.57 ID:
9ni3qa7H0
指を伸ばしてクリトリスに指を這わせるランス
オルタ「―――ッ!」
神経の集中する敏感な部分を触れられてセイバーも体をひきつらせる
ランス「うーりうーり」
オルタ「ッ! ッッ! ・・・・ンッ!」
オルタ「くっ・・・・はっ・・・はあ・・・はあ・・はあ、はあ・・・はあ・・・」
セイバーは激しい呼吸に、脳がぼうっと淀む感覚の中にいた
オルタ「ふっふっふっ、顔を赤くしてて可愛いぞセイバー」
先ほどまでより動きやすいセイバーの膣内をランスはハイパー兵器が強でゆっくりかき混ぜていく
オルタ「んはぁ!」
289:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:00:55.06 ID:
9ni3qa7H0
ランス「セイバーの膣内が気持ちいいから、もう腰が止まらないぞ」
オルタ「んはっ・・・あっ・・・あっ」
ランス「どうだ」
オルタ「なんだか・・・じんじん・・痺れるような感覚が・・」
ランス「それが気持ちいということだ。 その感覚を逃さずに捕まえるのだ」
オルタ「んんんんんっ!」
ハイパー兵器が激しくセイバーの膣内をかき混ぜた
オルタ「まて・・・まって・・だめ、だ・・・」
ランスの激しいピストンにより、セイバーの下半身が不規則に揺れ出した
オルタ「んんんっ! んっんっん! はあ! あっ!」
オルタ「ううう! も、もう、もう・・・ううう・・」
291:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:02:42.86 ID:q3+DyzNs0
ランス「よーーーーし、ラストスパートだーーーーーー!」
ランスは腰をめったやたらに振り出した
オルタ「――や、あっ!」
セイバー「うっ! やあっ! うう! やっあっあっ!」
やがてセイバーの溢れる密液に比例してセイバーの血色が戻りだした
滑るようにランスは、ハイパー兵器を膣内に油送させていく
セイバー「あああああっ!」
ランス「どりゃあああああ―――っ!」
快感が登り詰め、一気に視界が白く染まる
セイバー「やああああああああああっ!」
セイバーの膣内に皇帝液が打ち込まれていく
ハイパー兵器の震えるたびにセイバーが声を洩らす
セイバー「ああっ・・・ああっ・・・あああああ・・・・」
ランス「うはー、出た出た」
セイバー「ああ・・・んう・・ふぅ・・」
292:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:03:44.47 ID:
9ni3qa7H0
絶頂を迎えたセイバーの体がランスの皇帝液を全て飲み干すとセイバーの体は光に包まれ消えて始めた
ランス「セイバーちゃん!?」
セイバー「私の・・・負けのようです・・鬼畜王・・」
セイバー「このような・・・悦楽は・・初めてです」
セイバー「この聖杯戦争は私の生き方を大きく変える・・・そんな気がします」
セイバーは何かを悟ったように優しく微笑むと、そのまま宙に霧散して消えていった
・
・
・
・
ランス「・・・・・・・・・・・・・さって・・・」
ランスは半分ほどの泥をためた聖杯を一瞥するとカオスに力を込める
ランス「ふぅー、実に満足だ、えがったえがった」
ランス「もう、聖杯に叶えてもらう願いはないな・・・」
ランス「・・・ランスアターーーック!!!」
ランスの一撃で聖杯は完全に砕け、溢れ出した泥がランスを飲み込み協会を覆った。
しかし、その泥はそれ以上溢れ出すことはなく、誰一人の犠牲も出ることはなかったという・・・
293:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:04:41.87 ID:
9ni3qa7H0
・
・
・
・
ランス「・・・・・うーん、むにゃむにゃ・・」
ランス「はっ・・」
眼を覚ますとランスは自分の城のベットから起き上がった
ランス「・・・・全部・・夢だったのか?」
何も変わらないランスの城、それがあの大冒険から現実味を奪っていった
ランス「・・・夢でもセイバーちゃんは可愛かったな・・・」
セイバー「その可愛いという言われは、なれませんが・・・良い響きですね」
ランス「セイバーちゃん!? 何でここにいるのだ!?」
セイバー「どういうわけか、この世界は私の知るものではありませんね・・・聖杯を壊されたせいで、私は別の時空に飛ばされ見事に帰れなくなりました」
セイバー「・・・と、言うわけで」
ランス「いうわけで?」
セイバー「ランス、お腹が空きました」
294:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:04:43.49 ID:ij3CHS+y0
あれこのパターンって・・・
297:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:09:02.37 ID:ClLqcd260
こっからあれだろ?レイラさんとセイバーのタイマンとか色々あるんだろ!?
298:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:09:45.69 ID:q3+DyzNs0
長い間お付き合いいただきありがとうございました!
登場作品でマイナーかな?
っていうのは
キャスターとアサシンですかね?
ゲッグというキャラはとても頭が良く(強姦関係のみ)で百代と一緒にいたらあんなことするだろうな
って思っていたのですが、真剣恋シリーズの女性キャラが必要以上に主人公以外の異性と絡む姿がイメージ出来ず中途半端になってしまいました
ちなみに大和の恋人は燕という設定です(瞬間回復の対策で電撃を使用しているので)
300:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:14:08.57 ID:fhlG4pRG0
アイリハーレム入りHな人妻プレイがあるんじゃないか
そう思ってた時期がありました・・・
セイハイに災いあれ・・ランスに呪いあれ!
301:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:16:38.68 ID:ij3CHS+y0
乙
305:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/16(月) 00:36:38.49 ID:Jy+Z7ewO0
さすが英雄ランスは大活躍だったな
エロシーンもそれっぽかtったし脳内BGMで東ドイツ国歌が流れたわ
とにかく乙
- 関連記事
-
Amazonの新着おすすめ
おすすめサイトの最新記事