前→禁書「とうまは?」打ち止め「あの人は?」滝壺「はまづらは?」
157:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 08:49:57.09 ID:
Ihcc1o1D0
―
――
―――
-第七学区・地下街-
禁書「……で、何でデンパの届かない地下にまた戻ってきたのかな?」
一方通行「あァ? 何でだと思う?」
禁書「……お間抜けさん?」
一方通行「俺がマヌケならオマエは何なンだよ?」
禁書「むー、じゃあ何で戻ってきたのかな?」
一方通行「さっき電話かけた時に電波の届かないとか電源が切れてるとかなンとか言ってただろ?」
禁書「そうなの?」
158:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 08:54:16.07 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「……チッ、言ってたンだよ」
禁書「それがどうかしたの?」
一方通行「とりあえず電源が切れてる方はどォしよォもねェからほっとく」
禁書「ほっとくんだ……」
一方通行「そンなモン考えてたら日が暮れちまうだろ」
禁書「じゃあもう一つのデンパが届かないってのは?」
一方通行「まあそれをヒントにして捜すしかねェよな」
禁書「どういうこと?」
160:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:02:33.48 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「おそらくアイツの主な活動範囲は第七学区内だろ」
一方通行「それ以外を入れると面倒臭せェからそこの中に絞る」
禁書「もしそれ以外の場所に居たら?」
一方通行「そン時は俺ァ帰る」
禁書「それは困るんだよ!」
一方通行「つーか思ったンだが、オマエの目的は達成したンだろ? 昼メシを食うっつゥ目的は?」
禁書「うーんそうだね。ごちそうさまなんだよ!」
一方通行「じゃあ上条捜す意味ねェよな?」
161:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:07:28.69 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「…………」
一方通行「…………」
禁書「……で、何でここに戻ってきたの?」
一方通行「オイ質問に答えろ、無視して同じ質問繰り返してンじゃねェ」
禁書「だってここまで来たら見つけないと気が済まないんだよ!」
一方通行「ハイハイそォですか。じゃあ話ィ続けンぞ」
禁書「う、うん」
一方通行「第七学区内で電波が届かねェ場所っつったら、この地下街とその他だけだ」
禁書「その他って何?」
一方通行「電波を通さねェよォにしてる研究施設とかだよ」
禁書「そんな建物があるんだ……」
162:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:13:09.28 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「これぐれェ学園都市の常識だぞ」
禁書「しょ、しょうがないんだよ! 私はもともとここの人間じゃないし」
一方通行「まあそンな話はどォでもイインだ」
禁書「どうでもいいんだ」
一方通行「電波が届かねェってンなら、必然的にこの地下街を歩いてるっつゥ考えになンだろ?」
禁書「うーん、言われてみればそうだね」
一方通行「つーことでこの中を捜しまァす」
禁書「了解なんだよ!」
「あれ? シスターちゃんじゃないですか?」
禁書「ん? あっ! こもえにあいさ!」
一方通行「あン?」
163:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:19:11.73 ID:
Ihcc1o1D0
小萌「こんなところで何やってるんですか?」
禁書「とうまを捜してるんだよ!」
姫神「上条君を?」
禁書「そうだよ! ここまで来たら絶対に見つけるんだよ!」
姫神「そう。 ……ところで」
一方通行「あァ?」
姫神「彼はどなた?」
小萌「あー! たしかあなたは黄泉川先生の居候の……えーと」
禁書「あくせられーただよ!」
小萌「そうそう一方通行ちゃん!」
165:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:23:48.59 ID:
Ihcc1o1D0
姫神「アクセラレータ? 変な名前」
一方通行「何ですか何なンですかァ? 何で初対面のババァに変な名前とか言われなきゃいけねェンですかァ?」
姫神「なっ。ババァって何? 私はまだ高一!」
一方通行「よかったじゃねェか、十分ババァだな」
姫神「こ。このモヤシ野郎……!」
小萌「わー駄目ですよ姫神ちゃん!」
禁書「そうだよ! それにあくせられーた! あなたも悪いかも!」
一方通行「あァ? 例えばァオマエ、犬に犬って言うのは悪りィことなのか?」
禁書「えっ? うーん、別に悪くはないんだよ」
167:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:28:32.40 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「それと同じだ。ババァにババァっつって何が悪りィンだァ?」ニヤァ
姫神「こ。ろ。す」バチバチ
小萌「姫神ちゃん! そのスタンガンをしまうのですよー!」
姫神「スタンガンじゃない。魔法のステッキ」バチバチ
小萌「じゃあ魔法のステッキをしまってくださいですー!」
一方通行「あはっぎゃはっ!! 魔法ってババァの上に厨二病かよ、これはヒドイ!」
姫神「小萌先生。そこをどいて。彼を殺せない」バチバチ
小萌「駄目ですよー、殺しちゃ駄目ですー!」
168:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:34:07.81 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「あくせられーた! いい加減にするんだよ!」
一方通行「あァ? そもそも喧嘩吹っ掛けて来たのはソッチだろォが」
禁書「うう。たしかにそうだけど」
小萌「姫神ちゃん! たしかにババァ呼ばわりは酷いですが、ここは耐えてさっきのことを謝るですよー!」
姫神「さっきのこと?」
小萌「変な名前って言ったことです!」
姫神「私は。事実を言ったまで」
小萌「それでもですー!」
禁書「あいさ!」
169:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:38:00.26 ID:
Ihcc1o1D0
姫神「……わかった。二人ともが。そこまで言うのなら」スッ
姫神「一方通行君」
一方通行「あァ?」
姫神「変な名前って言って。ごめんなさい」ペコ
一方通行「…………」
姫神「だから。私をババァ呼ばわりは。やめて欲しい」
一方通行「……チッ、くっだらねェ」
禁書「あくせられーた!」
172:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:43:02.63 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「ハイハイワカリマシター。スンマセンねー姫神さーン」
姫神「……何か腑に落ちない謝り方だけど。許す」
小萌「ふー、何とかこの場が収まってよかったのですー」
禁書「あくせられーた、これからは女の子に無暗にババァとか言っちゃ駄目なんだよ!」
一方通行「チッ、言われなくても分かってンだよ」
小萌「それじゃあ私たちはそろそろ行くのですよー」
禁書「そういえば二人は何してたの?」
姫神「買い出しに行ってた」
173:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 09:47:44.51 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「買い出し? こんな地下まで?」
小萌「ふふふ。こんな地下まで来るのには意味があるのですよー」
姫神「小萌? まさかあれを見せるつもり?」
禁書「何々ー? 何が入ってるのその袋?」
小萌「じゃーん! 奮発して買った国産和牛ですよー!!」ジャーン
禁書「おおおっー!! お肉ー!!」
姫神「……終わった。全部」
175:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:02:43.86 ID:
Ihcc1o1D0
小萌「今夜ウチでこれを使って焼肉パーティーをするのですよー!」
禁書「いいなー!」
小萌「シスターちゃんもよかったら上条ちゃんと一緒に来てくださいね?」
禁書「行くー!! お肉ー!!」
姫神「……上条君が来るなら。まあいっか」
小萌「じゃあまた後で会いましょうー!」ノシ
禁書「またねー!」
176:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:06:03.99 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「…………」
禁書「いやー楽しみだねーお肉!」
一方通行「つーか絶対ェ足りねェだろあの肉。オマエのせいで焼肉パーティーがベジタリアンパーティーになるな絶対ェ」
禁書「えー? そんなことはないんだよ! 私はシスターだからね」エッヘン
一方通行「シスターはシスターでも暴食シスターだけどな」
禁書「そんなことより早くとうまを捜して焼肉パーティーなんだよ!」
一方通行「ハイハイ俺も早くヤツを捜し出してお昼寝パーティーとしますかなァと」
―――
――
177:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:08:42.19 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・某コーヒー屋-
打ち止め「うえっマズっ」オェ
浜面「ちょ、おまっ!? 店内で堂々と不味い発言してんじゃねえ!」
打ち止め「だってミサカには苦すぎるよこれ! ってミサカはミサカは口に不快感を残しながら文句を言ってみる」
浜面「お前が砂糖とミルク無しで飲むからだろ?」
打ち止め「そもそも砂糖とミルクはどこにあるの? ってミサカはミサカはキョロキョロしながら探してみる」
浜面「ああ、あそこのカウンターの近くに銀色の筒が置いてんだろ? あの中に置いてあるぞ」
打ち止め「うえっ遠いなー、ってミサカはミサカは素直な感想を呟いてみたり」ボソ
浜面「……はぁ。わかったよ俺が取りに行けばいいんだろ」ガタッ
打ち止め「わーありがとうハマヅラ! ってミサカはミサカはお礼を言える良い子!」
浜面「あーはいはいそうですねー良い子ですねー」テクテク
179:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:12:09.46 ID:
Ihcc1o1D0
浜面(……しかし、アイテム連中との集まりの時のドリンクバー往復といい、今の状況といい……)
浜面(もしかして俺はあれか? パシリの才能でもあんじゃねえのか?)
浜面(うわっ、自分で言って悲しくなりそうだな……)
浜面「……ええと、うわっ、砂糖とかミルクの種類多過ぎだろ」
浜面「誰がこんなに種類使うんだよ。全種類入れてミックスシュガーコーヒーでも作る気かよ」
浜面「……まあ適当でいっか」スッ
ペチン
浜面「(手が当たった?)あっ、すみません」
「あっ、こちらこそごめん」
浜面「…………あっ」
「……ナニ? ミサカの顔に何かついてる?」
浜面「ん? ミサカ?」
180:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:18:26.92 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「……よし! もう一回だけ飲んでみよ! ってミサカはミサカは再度ブラックコーヒーに挑戦してみる」ゴク
打ち止め「…………」
打ち止め「……おえっ、やっぱりマズイ」
「何お子様が背伸びなんかしちゃってブラックなんか飲んでるの? まさかあの人の真似ごと? あひゃひゃ!」
打ち止め「……えっ? 何であなたがここに居るの? ってミサカはミサカは番外個体に尋ねてみたり」
番外個体「何でって言われても、どっかの誰かさんが逃げやがったからその後始末を任されたから、その帰り道としか言いようがないね」
打ち止め「ああ、ヨミカワにおつかいを頼まれたんだね、ってミサカはミサカは番外個体の持ってる荷物を見て把握してみる」
番外個体「ま、そーいうこと。で、悪は悪らしくここで買い食いならぬ買い飲みをしてるってわけ」
181:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:24:55.20 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「わーズルーい! ミサカも買い食いならぬ買い飲みしてみたーい! ってミサカはミサカはお願いしてみたり」
番外個体「飲んでるじゃん。いかにも不味そうに」
打ち止め「これはあれだよ! デフォルトで砂糖とかミルクが入ってないのが駄目なんだよ! ってミサカはミサカは指摘してみる!」
番外個体「あひゃひゃひゃ! まだ早いって事だねお子様には☆ そんな不味いならコンビニでミルクコーヒーでも買ってくれば?」
浜面「おいお前ら。店内で堂々と大声で不味いという言葉を連呼しないでいただきたいのだが……」
打ち止め「あ、ハマヅラ。砂糖とミルクは持ってきてくれた? ってミサカはミサカは手を出して要求してみる」スッ
浜面「ほらよ。適当に持ってきたから何が何だかわかんねえぞ?」
打ち止め「別に甘くなれば何でもいいよ! ってミサカはミサカは蓋をあけてミルクを投下してみる!」タラー
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:29:05.82 ID:
Ihcc1o1D0
番外個体「……そもそも何でこの組み合わせで歩いてるわけ? 珍しすぎてツチノコもビックリするよ?」
浜面「俺もそのつもりはなかったんだけどな。まあ、同じような目的を持った者同士一緒に行動してるんだよ」
打ち止め「ミサカはあの人、ハマヅラはタキツボって人を捜してるの! ってミサカはミサカは要点を説明してみる」
番外個体「ふーん、それはそれは楽しいそうだねえ司令塔様。ミサカが雑用押しつけられてるってのにねえ」
打ち止め「番外個体も一緒に来る? ってミサカはミサカはこのグループに勧誘してみる」
番外個体「やなこった。これに参加してあの人が嫌がるなら参加してもイイけど、今はこの荷物を持って帰るのが先だしね」
打ち止め「へえ、それは残念だねー、ってミサカはミサカはニヤついてみたり」ニヤニヤ
番外個体「はあ? 何そのムカつく顔? そーいうのはミサカの特権なんだけど?」
184:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:33:48.53 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「いやー大人の体を持ってるんだから働くのが当然だよねー、って思ってただけだよー、ってミサカはミサカは心情を吐露してみる」
番外個体「ふーん。そんな自分がお子様ボディだからってひがまなくてもイイのに? お・ね・え・さ・ま☆」
浜面「げっ!? やっぱり打ち止めの言ってた事は本当なのか!?」
番外個体「……ナニ突然驚いてるの?」
浜面「明らかにお前の方が大人だろ? 何でお姉様?」
番外個体「まあ、ミサカたちにもいろいろあるってことだよ☆」
浜面「……じゃあこっちの打ち止めがお姉さんで、こっちの見た目大学生のあなた様は妹さんってこと?」
番外個体「製造日的にはね」
浜面「……訳が分からん」
186:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:40:33.43 ID:
Ihcc1o1D0
番外個体「ナニ頭抱えてんの?」
打ち止め「ハマヅラは馬鹿なんだよ、ほっといてあげた方が良いよ、ってミサカはミサカはアドバイスしてみる」
番外個体「まーそーだよねー。ミルクとガムシロップの違いも分からない低能さんにはちょっと難しいかな?」
浜面「いやそれはわかってるよ!? ガムシロップの方が甘いんだろ!?」
番外個体「……それだけ?」
浜面「……そりだけ」
番外個体「出直してきたら?」
浜面「チクショウ……」
―――
――
187:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 10:46:11.68 ID:
Ihcc1o1D0
―
――
―――
-第七学区・地下街-
打ち止め「……うう。砂糖とミルクを入れてもやっぱり苦かった、ってミサカはミサカは飲んだことを激しく後悔してみる」
浜面「テメェ金払ったのは誰だと思ってやがる?」
番外個体「あひゃひゃひゃっ! やっぱりお子様にはミロ辺りがお似合いだね☆」
打ち止め「それはコーヒーじゃなくてココアだよ、ってミサカはミサカは訂正してみる」
番外個体「知ってて言ったんだよ」
浜面「……コーヒーとココアって違うのか?」
打ち止め「…………」
番外個体「…………」
浜面「……何だよ?」
188:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:00:38.84 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「ハマヅラ……コーヒーとココアは根本的に違うよ? 材料とか」
浜面「えっ? マジで?」
打ち止め「コーヒーはコーヒー豆、ココアはカカオ豆から作られるんだよ、ってミサカはミサカは簡単に説明してみる」
浜面「へー、知らなかったな。てっきりコーヒーの砂糖多い版がココアかと」
番外個体「それあの人の前で言わない方が良いよ? でないと愉快なオブジェにされちゃうよ☆」
浜面「…………肝に銘じときます」
190:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:05:31.47 ID:
Ihcc1o1D0
番外個体「じゃあミサカはそろそろ帰るとするね」
打ち止め「もしあの人を見かけたら、ミサカに連絡してね! ってミサカはミサカはお願いしてみる」
番外個体「いいよ!」
浜面「……エラく素直だな」
番外個体「だってあの人に最終信号が捜してるって言ったら、絶対あの人嫌な顔するよ。あの人の嫌がらせがミサカの趣味だからね」
浜面「随分と暗い趣味だなーおい」
番外個体「しょうがないじゃん。そーゆー風に生まれてきちゃったんだからさ」
浜面「もっと違う事を趣味すればいいのによ。見た目綺麗なんだからオシャレとかさ」
番外個体「な、何言ってんの馬鹿みたい!! ミサカはそんなの興味無いもんね!」
浜面「あーさいですか」
191:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:11:05.56 ID:
Ihcc1o1D0
番外個体「もーミサカ行くね!? 馬鹿な事言う変態がいるから!」タッタッタ
浜面「趣味を提案してやっただけで変態扱い!?」
打ち止め「じゃああの人を見かけたらよろしくねー! ってミサカはミサカは手を振ってみる」ノシ
浜面「……なあ。何で俺が変態扱いされなきゃいけねえんだ?」
打ち止め「さあ? でも番外個体から見たらあなたは変態だったんじゃない? ってミサカはミサカは何となく予想してみる」
浜面「あーマジかよーチクショウ。アイテム連中にもキモイやら変態やら言われるのはマジだったのかよ……」
打ち止め「まあ元気だしなよ? ってミサカはミサカはあなたの肩を叩こうとしたけど届かない」
―――
――
192:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:14:23.06 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・地下街-
上条「……あー疲れた。ちょっと休憩しようぜ?」
滝壺「わかった。ファミレスにでも行く?」
上条「いや、そこら辺のベンチでいいだろ」
滝壺「そんなのでいいの?」
上条「つーか、貧乏人の上条さんにはそんな疲れたらファミレスとか言う発想はないのですよ」
滝壺「ふーん。じゃあそこのベンチに座ろ?」
上条「ああ」
195:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:18:48.08 ID:
Ihcc1o1D0
上条「……あーしかしどんだけ歩いたんだぁ? こんだけ捜しても見つからねえってどうかしてんだろ」
滝壺「そうだね。さっきから信号が来なくなったし」
上条「こりゃあ手詰まりか? 手掛かりがねえと見つけようねえし」
滝壺「ごめんね。私が浜面の信号を受信さえできれば……」
上条「いや、いいって。そうだ! 喉渇かねえ? 俺何か飲み物買ってくるよ、何がいい?」
滝壺「普通の飲み物なら何でもいいよ」
上条「わかった。じゃ、ちょっくら言って来る」タッタッタ
滝壺「いってらっしゃい」
―――
――
196:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:23:46.57 ID:
Ihcc1o1D0
―
――
―――
-第七学区・地下街出口付近-
ガタン
上条「……はぁ。しかし浜面のヤツどこに行きやがったんだ?」
上条「滝壺の信号とやらを信用してないってわけじゃねえけど、本当に地下街に居んのか?」
上条「…………」
上条「つーか未だに昼飯を食べられず発狂してそうな、ウチの純白シスターさんは何やってんだろうなー?」
上条「一応カップ麺とかはあるけど、あいつ湯とか沸かせねえだろうなー」
上条「最悪カップ麺をそのまま食ったりとかしてそうだな」
197:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:26:30.51 ID:
Ihcc1o1D0
上条「……ま、上条さんの頭蓋骨が噛み砕かれるのは確定ですね。不幸だー」アハハ
上条「おっとついついボーとしちまった。そろそろ滝壺のところに戻らなきゃな」タッタッタ
モブ男「もしもーし? お前今どこに居んの?」
上条「……あれは?」
モブ男「えっ? 南入口? お前北入口って言ってなかったっけ?」
上条「…………」
モブ男「わかった、今すぐ南行くわ。動くんじゃねえぞ。じゃあな」ピッ
上条「……これだ!」
―――
――
198:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:29:33.85 ID:
Ihcc1o1D0
―
――
―――
-第七学区・地下街-
滝壺「…………」ボー
上条「滝壺ー!」タッタッタ
滝壺「…………」ボー
上条「待たせたな滝壺……滝壺?」
滝壺「…………」ボー
上条「おーい滝壺さーん。おーい!」フイフイ
滝壺「……かみじょう? 何してんの?」
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:33:13.70 ID:
Ihcc1o1D0
上条「何ってお前がボーとしてたからさあ」
滝壺「そう。ごめんね」
上条「いや、謝ることでもねえし。ほら、オレンジジュースでいいか?」スッ
滝壺「いいよ。ありがとう」スッ
上条「…………」カチャゴクンゴクン
上条「ぷはー生き返るー!」
滝壺「…………」ゴクゴク
202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 11:37:00.51 ID:
Ihcc1o1D0
上条「そういえば滝壺さあ」
滝壺「何?」
上条「浜面を見つける良い方法を見つけたんだけどさあ?」
滝壺「そうなの?」
上条「おう! すっげえ単純なのになぜか今まで思いつかなかった方法だ」
滝壺「どんな方法?」
上条「電話して場所を聞き出すんだよ!」
滝壺「…………」
上条「……あれ? 全然驚いてらっしゃられないようで……」
204:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:00:37.57 ID:
Ihcc1o1D0
滝壺「その方法はさっきから思いついてたよ」
上条「えっ、本当か?」
滝壺「うん」
上条「じゃあ何でそれをやらなかったんだ?」
滝壺「おそらくはまづらは私と麦野たちがグルだと思ってる」
上条「まあそうだろうな。じゃねえとお前から逃げる理由がねえし」
滝壺「だから電話しても出てくれないと思う」
上条「あー、そうか……」
滝壺「そう」
205:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:04:08.72 ID:
Ihcc1o1D0
上条「…………」
滝壺「…………」ゴクゴク
上条「……ま、大丈夫じゃね?」
滝壺「何が?」
上条「なんなら俺の携帯使って電話すればいいし」
滝壺「はまづらの番号を知ってるの?」
上条「おう。再開した時に交換したんだ」
滝壺「それならはまづらを見つけることができるかもね」
206:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:11:24.47 ID:
Ihcc1o1D0
上条「よし、そうと決まれば電話を掛けようぜ」スッ
滝壺「その前に地下街から出ないとね」
上条「えっ?」
滝壺「地下じゃあ電波は届かない」
上条「……あっ、そっか」
滝壺「だから外に出ないと」
上条「そうだな。じゃあこれ飲み終えてから行こうぜ」
滝壺「うん」
―――
――
208:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:17:34.69 ID:
Ihcc1o1D0
─
──
───
-第七学区・地下街-
禁書「ううー、全然見当たらないんだよ……」
一方通行「そォだな……」
禁書「あくせられーたの予想が外れたんじゃないのかな?」
一方通行「あァ? まあそォだろォな。これだけ歩き回っても遭遇しねェンだからなァ」
禁書「何でそんなに余裕で居られるのかな?」
一方通行「まだ可能性があるからなァ」
禁書「可能性?」
209:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:21:48.27 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「見つからねェ原因ってのが二つある」
一方通行「一つは単純に予想が外れた、もう一つは向こうがコチラを察知して意図的に避けてるか……」
禁書「避けてる? 何でとうまが私たちを避けるの?」
一方通行「知らねェよ。つーかまだ避けてると決まったわけじゃねェ。あくまで可能性の話だ」
禁書「じゃああくせられーたはまだとうまは地下街に居ると考えて、未だに地下街の中を捜してるのかな?」
一方通行「まあそォいうことだ」
禁書「ホントとうまはいろいろな場所をうろちょろするのが好きだよねまったく!」
一方通行「そォいやオマエと初めて会った時もそンなこと言ってったな。たしか放浪癖とか何とか……」
211:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:26:22.84 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「そうなんだよ! とうまはいっつもやっかいごとに吸い込まれるように首を突っ込んでるんだよ!」
一方通行「……つーことは今もどこかで上条は厄介事に首ィ突っ込ンでるかもしれねェっつゥことだよな?」
禁書「はっ! もしかしたそうなのかもっ!」
一方通行「ますます面倒臭せェ展開になってきそォだなァオイ……」ハァ
禁書「こんなことしてる場合じゃないんだよ! 早く捜さないと……!」タッタッタ
一方通行「まあ待て暴食シスター」
禁書「暴食シスターじゃないんだよ! インデックスなんだよ!」
一方通行「わかってるっつゥの。落ち着けって言ってンだよ」
禁書「とうまが魔術師に襲われてるかもしれないのに、落ち着いてなんていられないかも!」
214:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:34:46.02 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「だから落ち着けっつってンだろ。大体オマエが言ったところで足手まといになるだけだろォが」
禁書「こう見えても私は魔術に関してはスペシャリストなんだよ!」
一方通行「知識面だけだろォが。つーかいい加減話聞けって」
禁書「何?」
一方通行「もし上条がそんな面倒臭せェことに巻き込まれてンなら、こンな人の多い場所で戦わねェだろォが」
禁書「……言われてみればそうかも」
一方通行「だったら上に上がってる可能性が出てくるだろ」
禁書「……ってことは!」
一方通行「上に上がって電話でも掛けてみりゃあもしかしたら繋がンじゃねェの?」
一方通行(まあ普通なら戦闘中に電話を出る余裕なンてねェってツッコむだろォな)
216:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:40:37.18 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「おおおおっ!! さすがはあくせられーた! 頭がいいんだよ!」
一方通行「まあな(やっぱコイツ馬鹿だわ)」
禁書「そうと決まれば地下から脱出するんだよ!」
一方通行「そォだな。こっからならこっちの道から行った方が早ェか」カツンカツン
禁書「近道とかわかるとかすごいね! 私は未だにこの街の道がチンプンカンプンなんだよ!」
一方通行「完全記憶能力仕事してねェのかよ」
禁書「道は覚えてるのだけど、なぜか迷うんだよねー」ウーン
一方通行「使えねェ」
───
──
217:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:47:13.47 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・地下街-
浜面「……なあ打ち止め?」
打ち止め「何? ってミサカはミサカは返事をしてみる」
浜面「今更言いたくねえんだけどな」
打ち止め「ん?」
浜面「もう一方通行のやつ家に帰ってんじゃねえか?」
打ち止め「な、なんだってー!? ってミサカはミサカは大げさなリアクションを取ってみたり!」
浜面「だってこの地下街で捜し出して一時間近く経ってんだぜ? アイツがこんなところに一時間以上滞在するようなやつか?」
打ち止め「うーん言われてみればそうかも、ってミサカはミサカは考え込んでみる」
218:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 12:51:43.06 ID:
Ihcc1o1D0
浜面「そろそろ捜すなら捜すで場所変えねえか? 例えばファミレスとかさあ」
打ち止め「そうだね。ミサカもそれが良いと思う。上ならミサカも電波を捜せやすくなるし、ってミサカはミサカは探索効率上昇を期待してみる」
浜面「効率面を言ったらジャッジメントとかに頼んだ方が良いとは思うけどな」
打ち止め「そこまでする必要はないと思うよ、ってミサカはミサカはもっともなことを言ってみる」
浜面「そうだな。むしろお前が捜索を依頼される方の立場だしな」
打ち止め「そ、そんなことはないよ! ……たぶん」
浜面「そんなことあるだろ。向こうから見たら家から勝手に消えた子供、って感じにしか認識されないと思うぜ」
222:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:02:50.76 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「……うう、ミサカは子供じゃないもん! ってミサカはミサカはビリビリアタックでイライラをぶつけてみる!」ビリビリ
浜面「痛いッ!? おまっ、耳に電撃放ってんじゃねえッ!! 地味に痛いじゃねえか!!」
打ち止め「ミサカを子供扱いするあなたが悪いんだよ、ってミサカはミサカは腕を組んで不貞腐れてみる!」プンプン
浜面「十分ガキじゃねえか……ああー何か耳鳴りがしてきた」
打ち止め「じゃあ早く地下街から出ようよ! ってミサカはミサカは袖を引っ張って急かしてみる!」グイグイ
浜面「ああーちょっと待ってくれー。 つーか耳鳴りがして何言ってんのかさっぱりなんだけど」
打ち止め「もう! 何やってんのハマヅラ? 早くしてよ!」
浜面「何て言ってんのかわかんねえけど、理不尽なことを言われてるような気がする」
───
──
224:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:07:49.69 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・ふれあい広場-
上条「……よし。この辺りでいっか」
滝壺「そうだね。待ち合わせ場所としてもわかりやすい」
上条「じゃ、電話掛けるぜー」ピッピッ
滝壺「お願い」
上条「…………」ピッ
滝壺「…………」
プルルルルルルル プルルルルルルル
225:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:17:21.08 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「……ここなら十分電波が届くだろ」
禁書「じゃあとうまと電話ができるんだね!」
一方通行「そォだな」
禁書「なら早く掛けるんだよ!」
一方通行「チッ、分かってンだよ。俺だってさっさとこの状況から解放されてェからな」カチャ
禁書「むー、何かなそれ?」
一方通行「どォでもイイ」ピッピッ
プルルルルルルル プルルルルルルル
226:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:21:52.03 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「やったー!! ついに外に出られたー!! ってミサカはミサカは解放感に浸ってみたり!」
浜面「たしかに久々にお日様の光を浴びた気がするしなー。一時間ちょっとぐらいしか地下にはこもってねかったけどな」
打ち止め「さーて、あの人の居場所を探るべく電波を探る作業に戻るぜ! ってミサカはミサカは今までにないほど集中してみたり」
浜面「……よし、こっちはこっちで捜すとしますかなー」スッ
浜面「地下街じゃあ出来なかったことが、今ならできるって訳だ」
浜面「しかし結構今更だよなー。携帯で連絡するなんてよ」
浜面「今までの苦労は何だったんだって思えるくらいカンタンな方法だしな」
浜面「……最初っからこうすればよかったんじゃねえか? 誰を捜すにしろ」
浜面「ま、いいや。ええっと滝壺の番号はっと……」
ピーピーピーピー
227:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:26:49.74 ID:
Ihcc1o1D0
浜面「……なっ!? 電池がねえだとぉ!? 何てこったい!」
浜面「何でこんなところでこんな不幸なことが……俺は上条じゃねえぞチクショウ!!」
ピー
浜面「oh……」
打ち止め「どうしたのハマヅラ? ってミサカはミサカは顔面蒼白のあなたに聞いてみたり」
浜面「……最後の希望が絶たれた」
打ち止め「?」
228:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:29:35.19 ID:
Ihcc1o1D0
『電源が入っていないか~』
上条「……ありゃ?」
滝壺「どうしたの?」
上条「繋がらねえ……」
滝壺「圏外にでもいるのかな?」
上条「ってことはまた地下街を捜すのかぁ?」
滝壺「……もしかしたら携帯が電池切れなのかも。はまづらだし」
231:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:33:12.54 ID:
Ihcc1o1D0
上条「……まあ、どちらにしろまた振り出しに戻ったって訳か……」
滝壺「そうだね」
上条「はぁ……不幸だ」
滝壺「…………」
上条「……どうした滝壺?」
滝壺「あそこの銀行。こんな時間なのにシャッターが閉まってる」
上条「それがどうかしたのか?」
滝壺「嫌な予感がする……」
上条「?」
234:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:40:09.43 ID:
Ihcc1o1D0
『只今電話に出ることが出来ません~』
一方通行「……チッ、あンの三下がァ。一体アイツは何してやがンだ?」
禁書「……どうだった?」
一方通行「見りゃあわかンだろ。繋がンねェ」
禁書「……はぁ。とうまは一体どこで何をやってんだろうね?」
一方通行「さァな。俺には知ったことじゃねェ……あン?」
禁書「あくせられーた! もっととうま捜しに積極的になって欲しいんだよ!」
235:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:47:20.69 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行(……あの銀行、何で防犯シャッター閉まってンだァ?)
禁書「あくせられーたはもっと物事に取り組む姿勢を──」
一方通行(まだ銀行が閉まるよォな時間じゃねェだろ……まさか)
禁書「……あくせられーた聞いてる?」
一方通行「チッ、面倒臭せェことになりそうだなァクソったれ」
禁書「なっ!? 面倒臭いって何かな!? 面倒臭いって!?」
236:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 13:50:38.49 ID:
Ihcc1o1D0
浜面「……さて、最後の希望がぶち壊された訳だがどうしようか?」
打ち止め「むー……」
浜面「で、一方通行の電波とやらは見つかったのか?」
打ち止め「うー、もうちょっと待って! 後少しで……」
浜面「はぁ……まあ、とりあえずは滝壺は後回しだな。打ち止めの電波とやらを頼りに一方通行を早く見つけなきゃな」
打ち止め「……!」ピコン
浜面「おっ、見つかったか?」
打ち止め「うん! ここから結構近いよ! ってミサカはミサカは腕を引っ張りながら走り出してみたり!」
浜面「おい、そんな慌てなくてもいいだろうに……」
237:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:02:02.93 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「あんまりゆっくりしてたら見失っちゃうよ! ってミサカはミサカは──」
浜面「はいはいわかったわかった……あら? ちょっと待ってくれ打ち止め」
打ち止め「どうしたのハマヅラ? ギックリ腰にでもなった? ってミサカはミサカは心配してみる」
浜面「違げえよ! ちょっと気になることがあったんだよ!」
打ち止め「気になること?」
浜面「ああ。あそこに停まってるバンがあるだろ?」
打ち止め「……うん、あれがどうしたの? ってミサカはミサカは尋ねてみる」
238:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:04:10.33 ID:
Ihcc1o1D0
浜面「ナンバープレートがねえんだよ」
打ち止め「たしかにないね、ってミサカはミサカは視認してみる」
浜面「ありゃあ盗難車だな」
打ち止め「盗難車?」
浜面「そうだ」
浜面(……たしかこの辺りに銀行があったはずだ)
浜面(つーことはあのバンは……)
239:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:08:54.64 ID:
Ihcc1o1D0
ドカァァァァァァァァァン!!
上条「!? 何だ!?」
滝壺「……見たところ銀行強盗だね」
上条「……アンチスキルとかジャッジメントは来てねえのか!?」
滝壺「来てないみたい。でも誰かが呼んでるはずだからすぐに来ると思う」
上条「そうか……」
滝壺「……どこに行くの?」
上条「ちょっと止めてくる。滝壺はそこに居てくれ!」タッタッタ
滝壺「あっ……」
240:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:12:47.67 ID:
Ihcc1o1D0
禁書「わっ!? びっくりした! 何!? 魔術師!?」
一方通行「ンな高尚なヤツらじゃねェよ。ただの三下共だ」
禁書「ど、どうしよう……」アタフタ
一方通行「チッ、アンチスキルもジャッジメントもまだ居ねェのかよ使えねェなァ」カツンカツン
禁書「どこに行くの?」
一方通行「あァ? 面倒臭せェけど暇つぶし」
禁書「言葉に矛盾が発生しているんだよ」
一方通行「オマエは一歩たりともここから動くンじゃねェぞ」
禁書「う、うん……」
一方通行「さァて、害虫駆除と行くかァ……」カチッ
241:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:17:24.15 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「うわっ!? 何か爆発した!? ってミサカはミサカはビックリして腰を抜かしてみたり」
浜面「マジかよ。何でこう都合の悪い予感ってのは当たるんだ?」
打ち止め「急いでヨミカワに連絡しないと、ってミサカはミサカはポケットから携帯電話を取り出してみたり」
浜面「ヨミカワってあの巨乳アンチスキルの黄泉川か? つーかお前携帯持ってたのかよ!?」
打ち止め「ヨミカワと知り合いなの? ってこんなことしてる場合じゃなかったね! ってミサカはミサカは電話を掛けてみる」
浜面「……はぁ。しゃーねえな、たまにはアンチスキルのお手伝いと行きますかねーと」テクテク
打ち止め「あれ? ハマヅラどこか行くの? トイレ?」
浜面「あー、トイレでも何でもいいからそこ動くんじゃねえぞ!」タッタッタ
───
──
242:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:20:57.91 ID:
Ihcc1o1D0
─
──
───
強盗A「オラッ!! どけどけこっちには人質がいんだぞゴルァ!!」
銀行員「た、助けて……」
強盗B「ヒャッハー! リーダー、この金は一旦バンに積み込みに行ってきますね?」
リーダー「よし、俺も行くわ」
強盗C「行ってくるぜ!」タッタッタ
カツンカツン
強盗D「……オイ!! 何だテメェは!?」
強盗F「あん?」
243:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:25:05.64 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「こんにちはァ、ボランティア活動でゴミ掃除しに来たンだけどよォ、清掃場所はここで合ってンだよなァ?」カツンカツン
強盗E「何だあの野郎!? 杖ついてる癖に生意気なんだよ!」
強盗F「こっちには銃があんのが分かってんのかあァん!?」
強盗A「それにこっちは人質が居んだぞ!!」
一方通行(見たところ拳銃持ちが四人、一人ナイフで人質付き)
一方通行(裏に逃げていったヤツらはおそらく金を車か何かに積み込みに行ったンだろォな)
244:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:27:14.96 ID:
Ihcc1o1D0
強盗D「オラァ!! 何か言えよテメェ!!」
強盗G「つーかゴミはお前だろ障害者が!!」
一方通行「あン?」
強盗E「あひゃひゃっ!! たしかにこいつの方がゴ──」
グシャ!!
強盗E「あああああああああッ!! 腕がァあああああああああッ!!」ゴロゴロ
245:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:30:21.40 ID:
Ihcc1o1D0
強盗G「なっ!? いつの間にッ!?」
一方通行「……オマエらァ誰に口利ィてンのか分かってンのかァ?」
強盗D「クソッ! 死ねえッ!!」
パンッ!! パンッ!!
強盗F「やったか!?」
強盗A「ってアイツどこに行きやがったんだ!?」
246:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 14:32:20.45 ID:
Ihcc1o1D0
ゴキッ!
強盗D「……ご……がぁ……」バタッ
一方通行「あーあ、一々殺さねェよォにすンのは面倒臭せェなァオイ」
強盗F「こ、この野郎ッ!?」
パンッ!! パンッ!!
一方通行「──チッ」
キュイーンピュン
249:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:00:30.31 ID:
Ihcc1o1D0
強盗F「──あ、足がァああああああッ!?」バタバタ
強盗G「何で俺までェええええええええええッ!?」バタバタ
一方通行「わざわざ急所ォ外してやったンだから感謝しろォ」
強盗A「……お、オイ!! 動くな!!」
一方通行「あン?」
強盗A「これ以上一歩でも動いてみろ! この女の首かっ切るぞォ!!」
銀行員「ひっ、ひぃぃ!?」
一方通行「……ハァ。なァにいかにも三下なセリフほざいてンですかァ? もォどォしよォもねェゴミクズだなァオマエ」
250:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:08:06.91 ID:
Ihcc1o1D0
強盗A「う、動くんじゃねえっつってんだろォテメェ!!」
一方通行「……わかったわかった。わかったからオマエも動くなよォ死ぬぞ?」クイ
強盗A「は?」
バリン!!
強盗A「うわっ!?」
銀行員「キャッ!!」バッ
一方通行「…………」
251:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:13:35.71 ID:
Ihcc1o1D0
強盗A「な、ナイフが割れた……? テメェ一体何をしやがったんだ!?」
一方通行「教えてやろォか? ま、オマエに教えたところで理解出来ねェだろォがよォ」
強盗A「……ひっ、ひぃっ!?」
一方通行「さァて、オマエの自分を守る手段が無くなった訳だけどよォ……」
強盗A「た、助けて……」
一方通行「オマエはどンな方法で料理して欲しいンだァ?」ニヤァ
―――
――
252:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:17:59.55 ID:
Ihcc1o1D0
―
――
―――
強盗B「……あれ? このっ!」ガンガン
リーダー「どうした!? 早く開けろ!!」
強盗C「り、リーダー!! この車のドアがなぜか開かねえ!?」
リーダー「なっ、ど、どういうことだ!? あらかじめちゃんと開けてただろ!!」
強盗B「何で鍵が閉まってんだよクソっ!!」ガン
リーダー「チッ、一体誰がこんなイタズラを……?」
プープー!!
強盗C「な、何だ!?」
254:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:21:17.26 ID:
Ihcc1o1D0
『はいはーい! ちょっと邪魔だから退いてくれー!』
強盗B「く、クレーン車!?」
リーダー「何だってあんなモンがここに!?」
『アシさえ無くしちまえば、あとは黄泉川の野郎が勝手にやってくれるだろ。よいしょっと』
グイーン!
強盗C「……おいおい冗談だろ。それ明らかにビル破壊用の鉄球じゃねえか」
リーダー「……おい! 離れろお前ら!! 危ねえぞ!!」バッ
255:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 15:24:14.99 ID:
Ihcc1o1D0
『どっかーん!』
グシャァ!! ドォオオオオオオオン!!
強盗C「がああああああああああッ!!」ドコッ
強盗B「ぐえっ!?」バキ
リーダー「く、くそうっ!」タッタッタ
浜面「……あーあ、だから危ねえっつったのによぉ」
───
──
261:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:00:25.59 ID:
Ihcc1o1D0
─
──
───
リーダー「……はぁ……はぁ、くそっ! お前ら!! 移動手段を失……えっ?」
<ギャッアアアアアアアアアアアッ!!
リーダー「……ぜ、全滅だと……?」
リーダー「う、うそだ……完璧な計画を立てて、あんなに準備して……」
リーダー「それなのにここで終わるって言うのかよ?」
リーダー「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!」バコン
モブ女「きゃっ!?」
262:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:11:23.00 ID:
Ihcc1o1D0
リーダー「あん?」
モブ女「ひっ!?」
リーダー「……おいおいまだ手は残されてるじゃねえか」
モブ女「あ、あ、あ、」
リーダー「女ァ、こっち来いよォ……」
モブ女「い、いやっ……!」
リーダー「俺は『火炎放射(ファイアスロアー)』って能力持ってんだけどよー」
モブ女「…………」ガクガクブルブル
263:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:15:51.23 ID:
Ihcc1o1D0
リーダー「言うこと聞かねーと燃やしちまうぞ!?」
ボォウウウウウウッ!!
リーダー「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
バキン!!
リーダー「あ?」
上条「…………」
266:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:29:09.72 ID:
Ihcc1o1D0
リーダー「何だガキィ!? 何だそのムカつくアホ面はァ!?」
上条「……テメェ、ふざけんじゃねえぞ」
リーダー「はあ!? 何がだァ!? 銀行強盗したことか? それともテメェの面馬鹿にしたことか!?」
上条「無関係な人巻き込んでんじゃねえよ!」
267:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:33:47.06 ID:
Ihcc1o1D0
リーダー「……あひゃひゃっ!! 何言ってんだこのガキは!?」
上条「テメェが強盗して勝手に捕まんのは構わねえ。別に俺のことをバカにすんのも構うわねえよ……でも」
上条「テメェの勝手な都合で何の関係もない人達が巻き込まれんのは間違ってんだろうが!!」
リーダー「はあ!? バッカじゃねえのォ!! 何が間違ってるってえ!?」
271:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:47:43.35 ID:
Ihcc1o1D0
リーダー「俺はなァ! 自分が助かるってんなら何だってするぜえ!? 一般人巻き込んだり仲間見捨てたりなァ!!」
上条「テメェ!!」
リーダー「つーか何綺麗事ほざいてんだテメェ!! どうせお前の行動に巻き込まれて損した人間なんてたくさん居んだろ!?」
上条「……たしかにそうだ。俺なんかのせいで傷ついた人だって居る」
273:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 16:51:23.93 ID:
Ihcc1o1D0
上条「だけど、俺はテメェみてえにその人を自分で傷つけたり見捨てたりしねえ!!」
リーダー「……ったく話になんねえな」
リーダー「そろそろアンチスキルとかジャッジメントが来る時間だろうよ」
上条「…………」
リーダー「だからとっとと邪魔するヤツ全員片づけてトンズラするとしようかなァ!?」
279:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:06:52.92 ID:
Ihcc1o1D0
上条「……いいぜ」ダッ
リーダー「くたばれクソガキがァあああああああああッ!!」
ゴォオオウウウウウウウウウウ!!
上条「テメェが無関係な人達を自分勝手な理由で傷つけていいと本気で思ってんなら……」バッ
282:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:13:29.69 ID:
Ihcc1o1D0
バキン!!
リーダー「なっ!? 俺の炎が!?」
上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す!!」ゴォウ
ズガンッ!!
───
──
284:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:19:05.96 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・ふれあい広場-
シュン!
黒子「ジャッジメントですの!! ……ってあら?」
初春「……待ってくださいよー白井さーん! ってどうしたんですか?」
黒子「初春。これはどういうことですの?」
287:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:25:01.74 ID:
Ihcc1o1D0
初春「これって何ですか……ってあれ? もう終わってる?」
黒子「一体誰が……見たところアンチスキルの方々はまだ来られてないようですし……」
初春「とにかく犯人を確保しておきましょうよ。いきなり起きて暴れられても困りますし」
黒子「そうですわね。では……」
290:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:33:48.69 ID:
Ihcc1o1D0
麦野「……ってあれー? おかしいなー? ここに浜面の野郎が居たはずなんだけどねえ?」
絹旗「麦野?」
麦野「ああ絹旗か。どうしたこんなところに来て?」
絹旗「無線情報を駆使してここに来たんですが……」
麦野「私も監視カメラの映像で浜面がここに居たのを確認したから」
291:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:44:26.40 ID:
Ihcc1o1D0
絹旗「……ってことは麦野も超見失ったんですか?」
麦野「まあそういうことね」
絹旗「これだけ超時間が経ってるのだから、滝壺さんがもう浜面見つけてそうですけどね」
麦野「ま、たぶんそうだろうね。映像には滝壺も映ってたし」
絹旗「そうなんですか。って、じゃあ私たちの超負けじゃないですか!?」
292:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 17:48:10.29 ID:
Ihcc1o1D0
麦野「チッ、せっかく浜面を一日奴隷にできると思ってたのによー」
絹旗「そうですね。次の機会を超頑張りましょう!」
麦野「そうね。じゃあ滝壺は勝手に浜面と帰るだろうから、今日のところはかいさーん!」
───
──
297:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:16:09.80 ID:
Ihcc1o1D0
-第七学区・某所-
浜面「いやー、今回は俺の活躍がなかったら犯人に逃げられてたなー」
一方通行「ナニ愉快な寝言ほざいてンだこの馬鹿面はァ?」
上条「まあまあ事件が解決したんだから別にいいじゃねえか」
禁書「とうま! 帰ってこないなら帰ってこないでちゃんと連絡して欲しいかも!」
306:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:39:00.55 ID:
Ihcc1o1D0
上条「ひぃ! すみませんでしたインデックスさん!!
禁書「さらに私の昼飯を忘れた上に他の女の子と歩いてるなんて……」
上条「本当に申し訳ありませんでした!! だから頭蓋骨噛み砕くのだけは勘弁してください!!」
一方通行「ケッ、みっともねェヒーロー様だなァ」
310:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:42:10.97 ID:
Ihcc1o1D0
打ち止め「あなたもあなただよ! おつかいがイヤだからって勝手に家を出るなんて、ってミサカはミサカは心底呆れてみたり」
一方通行「あァ? そンなの人の勝手だろォが」
浜面「ぎゃははははっ! 幼女に怒られてやんの!」
一方通行「バラバラに解体してやろォか馬鹿面くゥン?」
浜面「調子に乗ってスンマセンでした」ペコ
打ち止め「謝るくらいなら挑発しない方がいいと思うよ? ってミサカはミサカはアドバイスしてみる」
312:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:46:30.22 ID:
Ihcc1o1D0
>>310
すまん一番上に
打ち止め「あなたもあなただよ! おつかいがイヤだからって勝手に家を出るなんて、ってミサカはミサカは心底呆れてみたり」
が抜けてる
314:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:51:44.07 ID:
Ihcc1o1D0
上条「……浜面。とりあえず頭下げる方向間違ってねえか?」
浜面「へっ?」
滝壺「はまづら」
浜面「た、滝壺……」
滝壺「…………」
浜面「……すまねえ滝壺。何の確認もせずに逃亡するなんてよ」
315:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:56:14.75 ID:
Ihcc1o1D0
滝壺「いいよ。あの状況じゃしょうがいないよ」
浜面「ゆ、ゆるしてくれるのか?」
滝壺「うん。ただし……」
ダキッ
滝壺「今日はずっと側にいて。これは命令」
浜面「お、おう……」
316:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:58:19.66 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「……ナニ道のド真ン中でイチャついてンだこのバカップルはァ?」
禁書「あれーあくせられーた。もしかしてこういうの羨ましかったりするの?」
一方通行「あン? ナニ馬鹿な事言ってンだオマエ? ンなわけねェだろォが」
打ち止め「もーあなたって素直じゃないよね! ってミサカはミサカはツンデレなあなたに抱きついてみたり」ダキッ
317:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:00:36.54 ID:
Ihcc1o1D0
一方通行「……クソガキ。十秒以内に離れねェとぶン殴るぞ」
打ち止め「でも十秒待ってくれるんだね?」
一方通行「チッ、なら今すぐ離れろ!」ガシ
打ち止め「やだねーだ! ってミサカはミサカは抵抗してみる」
319:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:03:30.99 ID:
Ihcc1o1D0
上条「十分テメェらもイチャついてんじゃねえか……」
禁書「とうまー! おなかへったんだよ!」
上条「……チクショウ」ボソ
禁書「ん? 何か言ったかな?」
321:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:05:35.15 ID:
Ihcc1o1D0
上条「何でもねえよ。あー、今日の晩飯は何にすっかなー、インデックスは何がいい?」
禁書「とうま! こもえが焼肉パーティーに誘ってくれたから、今日はこもえの家に行くんだよ!」
上条「えっマジで!? やったー!! 久しぶりの肉だー!!」
禁書「おっ肉♪ おっ肉♪ おっにっくー♪」
~おわり~
323:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:07:22.51 ID:H1A2bNuYP
おっかれさん
324:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:07:39.77 ID:
Ihcc1o1D0
最後眠過ぎて適当感が否めないけどとりあえず終わり
ここまで付き合ってくださったみなさんありがとうございました
328:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 19:10:10.77 ID:Aai2hHF60
乙なんだよ!
298:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:18:02.66 ID:8UvJbj8m0
いつ寝てんだ?
299:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:27:00.48 ID:H1A2bNuYP
早朝に一時間だけ仮眠してるログがあるな
300:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:30:14.91 ID:8UvJbj8m0
タフだな
304:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:38:22.25 ID:TfC0821R0
というかここまで書き続けていたことがおかしい
305:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/09(月) 18:38:29.03 ID:8UvJbj8m0
だな
>>1乙
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