1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:14:00.86
ID:eYrBXxPc0私達4人はいつものように集まり
いつものように他愛の無い話をしていた
花飾りをした少女
都市伝説が好きな少女
ちょっと、いや、かなり変態な少女
そして、私の4人だ
この日、都市伝説が好きな少女がある話題を出した
この話題こそがこれから起こる事件の発端となろう事を私達はまだ知らない
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:15:06.31
ID:eYrBXxPc011月28日 とある喫茶店
佐天「新しい都市伝説を耳にしたんですよ!」
黒子「まーた都市伝説ですの?」
佐天「まあ良いじゃないですか!初春、ちょっとノートパソコン貸してよ!!」
初春「いいですよ」ハイ
佐天「ええと……」カタカタカタ
美琴「本当に好きね、都市伝説」
佐天「まあまあまあ……このサイトだ!」
美黒初「どれどれ?」ジー
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:16:45.12
ID:eYrBXxPc0『学園都市には外見を変化させたり、身体能力を高める石、通称‘進化の石’が存在する』
佐天「そこら辺に落ちている石がこんな力を持っていると思うと、わくわくしませんか?」
黒子「馬鹿馬鹿しい、そんな物が存在するはずがありませんわ」ヤレヤレ
初春「そうですよ!現実逃避しないで、能力開発頑張りましょうよ!」
佐天「ちぇー、つまんないの」ブーブー
美琴「……」
佐天「御坂さんはどう思いますか?」
美琴「(妹達、脱ぎ女、幻想御手、そしてアイツ……事実だった事もいくつかあったけど)」
黒子「お姉様?」
美琴「え?……さ、さすがに有り得ないわよ、そんな石!!」
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:18:03.80
ID:eYrBXxPc0帰り道
美琴「あの後、黒子はジャッジメントの急用があるとかでいなくなっちゃたなあ」
キラーン
美琴「ん?あそこに何か落ちてるわね?」タッタッ
美琴「何、この太陽のように赤い光を放つ石は!?……きれいね」
美琴「うーん、ルビーって感じではないわね」
美琴「(まさか、進化の石だったりして!)」
美琴「なーんてね」
美琴「……」ジー
美琴「……」キョロキョロ
美琴「……」サッ
美琴「……」タッタッタッ
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:18:40.48 ID:We9vHv100
かみなりのいしじゃないのか6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:19:22.61
ID:eYrBXxPc0夜 常盤台中学学生寮 美琴・黒子の部屋
黒子「急用と聞いて駆けつけましたら……」
美琴「……」ジー
黒子「大量の未処理の書類の整理をやらされただけでしたの!」
美琴「……」ジー
黒子「……って、お姉様聞いていますの?」
美琴「あ、ごめん、ごめん」
黒子「さっきから、何をじーっと見て……石?」ヒョイ
美琴「あ!」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:20:08.40
ID:eYrBXxPc0黒子「きれいな石ですわね、形もどこと無く太陽の形をしていますわね」
美琴「そ、そうでしょ」アセアセ
黒子「……まさかお姉様!佐天さんのお話を真に受けて!?」
美琴「ち、違うわよ!!」
黒子「そんな非科学的な話、有り得るはずがありませんわ!」
美琴「わ、分かってるわよ!」
黒子「そ れ に」
美琴「ん?」
黒子「お姉様はすでに今のままで完璧ですわ!おーねーえーさーまー!!」ヒュンッ
美琴「テレポートして抱きつくなああああああああ!!!」ビリビリ
黒子「あ゛あ゛あああああああん!!今日もお姉様の電撃は最高ですのぉ!!!」アヘアヘ
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:21:38.62
ID:eYrBXxPc011月29日 風紀委員第一七七支部
ガチャ
美琴「おーす!黒子いるー?」
初春「あ、御坂さん!白井さんは固法先輩と一緒に巡回に行きましたよ」
美琴「そうなの?」
初春「飲み物でも出しますので、そこに座っていてください」
美琴「良いわよ、気を使わなくても」
初春「いえいえ」スタッ
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:22:54.67
ID:eYrBXxPc0初春「すみません、こんな物しかありませんでした」ムサシノギュウニュウ
美琴「あ、ありがとう(固法先輩が聞いたら怒りそうね)」
初春「そう言えば佐天さんが昨日解散した後、躍起になってましたよ」
美琴「躍起?」
初春「あの進化の石の都市伝説ですよ!『絶対にあるー!!』とか言ってましたね」
美琴「へえ……」
初春「あれ、御坂さん?やたらとスカートのポケットが膨らんでますね?」
美琴「え、あ、何でもないわy」ポロ
初春「あ、落ちましたよ……って石」
美琴「あああ!」
初春「もしかして、御坂さん、昨日の話を真に受けちゃったんですか?」
美琴「……(もう、石なんて持ってくるんじゃなかった)」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:23:34.53
ID:eYrBXxPc0キュピーン
美琴「石の輝きが増していく!?」
おや、初春飾利の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
美琴「う、初春さん!?」
おめでとう!初春飾利の花飾りのボリュームが増した!
そして、身長とバストサイズも大きくなった!
初春「え?」ボイン
美琴「え?」ペタン
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:24:32.69
ID:eYrBXxPc0初春「む、む、胸が!!(正直嬉しいです///)」
美琴「花飾りもドレットヘアー(植物ver)みたいになっちゃったわ!」
ガチャ
固法「ただいま」
黒子「はあ、疲れましたわ」
佐天「初春!遊びに来たよ!」
美琴「黒子!佐天さん!固法先輩!」
黒子「あら、お姉s!?」
固法「どうしt!?」
佐天「こ、これは!?」
初春「おかえりなさい」ドレットボイーン
黒子「初春の胸が固法先輩レベルに!?」
固法「まさか、ムサシノ牛乳の力!?」
佐天「イカス花飾りだぜ!」グッ!
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:24:02.00 ID:QPv9K7gw0
OVA化はいつですか?14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:25:28.18
ID:eYrBXxPc0―――――――――――――――
――――――――――
美琴「―――という訳なの」
佐天「進化の石は本当にあったんだ!」キラキラ
黒子「し、信じられませんわ!」
固法「何だ、ムサシノ牛乳の力じゃ無いのね」ガックシ
美琴「ご、ごめんなさい、初春さん!」
初春「いえ、むしろ感謝していますよ、御坂さん」ニコ
黒子「(この初春、どことなく大人びている!?)」
佐天「(こんな大人びた初春のスカートなんて、恐れ多くてめくれないよ!)」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:27:23.26
ID:eYrBXxPc012月3日 とある喫茶店
『学園都市には飲むだけで体力が回復する牛乳、通称‘モーモーミルク’が存在する』
黒子「またまたですの、佐天さん?」
佐天「今回はこの前より信じられませんか?」
美琴「そうね、あんな事があった後だしね」
初春「白井さんは実際に見てないから、信じられなだけですよ」
黒子「この白井黒子、ジャッジメントの名にかけてそんな話は信じませんわ!」
初春「ジャッジメントは関係ありませんよ、白井さん」
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:29:15.56
ID:eYrBXxPc0―――――――――――――――
――――――――――
黒子「あら、電話ですわね……もしもし?……はい、分かりました、すぐ向かいます」ピッ
初春「どうしました、白井さん?」
黒子「緊急の仕事という事で私だけ呼ばれましたの」
初春「なら、私もお手伝いしますよ」
黒子「な!?」
佐天「(まだ、パフェを食べ始めたばかりなのにあの初春が仕事に!?)」
美琴「(大人だわ、初春さん!)」
初春「では、行きましょう、白井さん」ニコ
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:31:36.89
ID:eYrBXxPc0風紀委員第一七七支部
固法「ごめんなさいね、さっきの通報、誤報だったみたいなの!」
黒子「な!?」
初春「良いじゃないですか、被害が無かったんですし」ニコ
固法「(大人ッ!)」
黒子「まあ、そうですわね……急いできたせいで少々喉が渇きましたわね」
固法「なら、これでも飲む?」
黒子「モーモーミルク?」
初春「さっき佐天さんが言っていた牛乳ですね」
黒子「私はあんな都市伝説は信じませんの」ゴクゴク
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:32:38.38
ID:eYrBXxPc0黒子「プハー!ほら、初春何も変化がありませんわ!」
初春「そうですね……さすがに2度もあんな事は起きませんか」
黒子「ところで固法先輩、今日はムサシノ牛乳ではありませんのね?」
固法「買いに行ったら、ムサシノ牛乳だけ売り切れてたのよ」ゴクゴク
黒子「そうなんですか」
固法「プハー!この牛乳も美味しいわね!」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:34:03.01
ID:eYrBXxPc0おや、固法美偉の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
黒子「!?」
おめでとう!固法美偉は体力全快になった!
そして、胸がタレ乳になった!!
固法「な、何なのよ、これ!?」タレーン
黒子「まるでお婆ちゃんの乳房ですの!!」
初春「しかも異常に長いですね、はみ出して見えちゃってますよ」
固法「うぅ……」シクシク
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:35:28.54
ID:eYrBXxPc012月8日 風紀委員第一七七支部
黒子「私が第八六支部に!?」
固法「そうよ、風紀委員は各支部毎に若干の差異があるのは知ってるわね?」タレーン
黒子「ええ、支部毎に能力者の能力は違いますからね」
固法「その能力の違いによって、捜査方法も変わってくるわ」タレーン
黒子「そうですわね」
固法「それで各支部で風紀委員を短期間だけ人事異動して、その捜査方法を学ぶという事になったのよ」タレーン
黒子「それで私が第一七七支部の代表に選ばれたのですね?」
固法「あ、第八六支部は遠いので、アナタは泊り込みだから」
黒子「え?」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:36:20.68
ID:eYrBXxPc0公園 クレープ屋
美琴「へえ、固法先輩もねえ」
初春「はい、固法先輩自身はもう開き直ってますけどね」
佐天「それで白井さんも都市伝説の事を信じたんだね?」
初春「そうですね」
佐天「これで直接変化を見てないのは私だけじゃん!みんな良いなあ」
美琴「進化の石の時もそうだったけど、何で特定の人にしか変化が起こらないのかしらね?」
初春「そうですね、白井さんもモーモーミルクを飲みましたし」
美琴「進化の石も私や黒子も触ったりしたわよ」
佐天「うーん、謎は深まるばかりですね」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:36:54.13
ID:eYrBXxPc0上条「タマゴがお買い得だったとは今日はついてるなー!」
美琴「!?……アンタ!」ガタッ
上条「ビリビリ中学生!……やっぱり不幸かも」
美琴「何でそうなるのよ!」ビリビリ
上条「こういう風にビリビリしてくるからだよ!」キュイーン
美琴「アンタがビリビリ中学生って言うからでしょ!」
上条「じゃあ、ビリビリするなよ」ポン
美琴「あ、頭に手を置かないでよ///」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:37:33.63
ID:eYrBXxPc0佐天「あ~れあれ、もしかして御坂さんの彼氏さん?」ニヤニヤ
美琴「ち、違うわよ!」アセアセ
上条「俺は御坂の友達だよ」
美琴「……」
佐天「そうですか~」ニマニマ
初春「私は初春飾利です」
佐天「佐天涙子でーす!ちなみにレベル(ry」
上条「上条当麻だ、よろしくな!」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:38:54.16
ID:eYrBXxPc0―――――――――――――――
――――――――――
佐天「異能の力を打ち消す!?」
上条「ああ、まあな」
初春「それでさっき、御坂さんの電撃を」
美琴「全く、本当コイツは頭にくるわ!」
上条「ははは……(それにしても、御坂の方が年上な割には……)」ジー
初春「?」ボイン
佐天「?」ポイン
美琴「?」ペタン
上条「(現実とは残酷だねえ……)」
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:39:42.08
ID:eYrBXxPc0美琴「ちょ、ちょっとアンタ何ジロジロ見てるのよ!」
上条「いやあ、現実の残酷さをさあ」
美琴「はあ?」
初春「?」ボイン
佐天「?」ポイン
美琴「!?……まさか、アンタ!!」ペタン
上条「ギクッ!」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:40:15.70
ID:eYrBXxPc0美琴「(はっ!佐天さんはともかく初春さんの胸は進化の石によるもの……)」
上条「ま、まあまあ御坂落ち着け!」
美琴「せっかく知り合ったんだし、佐天さんと初春さんと握手でもしなさいよ!」
上条「え?何で?」
美琴「いいからしなさい!」ビリ…
上条「わ、分かったから、電撃は止めてくれ!」
美琴「握手は右手でしなさいよね!」
上条「ん?ああ」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:40:49.09
ID:eYrBXxPc0上条「はい」ニギッ
佐天「あ、どうも」ニギッ
美琴「(問題は次ね、もし進化の石が異能の力による物なら……)」
上条「はい」ニギッ
初春「あ……(男の人の手///)」ニギッ
美琴「あれ?」
上条「ん?どうしたんだ?」
美琴「(進化の石は異能の力じゃない!?)」
上条「おーい、御坂?」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:41:56.46
ID:eYrBXxPc012月20日 風紀委員第一七七支部
ガチャ
黒子「白井黒子、ただいま第一七七支部に戻って参りましたの」
初春「おかえりなさい、しr!?」
固法「ひさしぶr!?」
黒子「やはり、その様な反応をしますわよね……」
2人が驚くのも無理は無い
何故なら、白井黒子は若干だが以前と姿が変わっていたのだから
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:43:35.37 ID:9/VwCn5j0
ミサカは通信進化です、とポケモン学の権威ゲコ太医者に教わった知識を惜しげもなく披露します36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:42:48.08
ID:eYrBXxPc0回想
――――――――――――――――――――
12月10日 風紀委員第八六支部
黒子「白井黒子と申します、今日から短期間ですがお世話になりますの」
風紀A「よろしくね」
風紀B「よろしくー」
黒子「(みなさん、優しそうな方ですわね)」
ドクンッ
黒子「ウッ!」バタッ
風紀A「ど、どうしたの!?」
風紀B「救急車!救急車を呼ぶぞ!!」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:43:39.70
ID:eYrBXxPc0おや、白井黒子の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
風紀A「ま、眩しい!!」
おめでとう!白井黒子は空間移動の能力がパワーアップした!(あわきんレベル)
そして、長いヒゲが鼻と口の間から生えた!!
黒子「……」ヒゲーン
風紀A「……」
風紀B「……」
黒子「……」ヒュン
風紀B「そりゃあ、この場からテレポートしたくもなるよな」
――――――――――――――――――――
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:45:15.91
ID:eYrBXxPc0黒子「という事がありましたの」
固法「そう……」タレーン
黒子「幸い、第八六支部の方々はこんな私を受け入れてくれましたわ」
初春「白井さん、もちろん私達も拒絶したりなんかしませんよ!」ニコ
固法「そうよ、だって私達は仲間でしょ!」タレーン
黒子「初春……固法先輩……」グスン
固法「さあ、私の胸の中で思いっきり泣きなさい!」タレーン
黒子「いえ、今の固法先輩は異常に長い乳房が邪魔でそんな事できませんわ!」シャキ
固法「」タレーン
『学園都市では風紀委員の人事異動をするとヒゲが生える(男女問わず)』
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:45:57.31
ID:eYrBXxPc012月21日 とある通り
美琴「まさか、黒子まであんな事になるなんてねえ」
???「……」ガサゴソ
美琴「ん?誰かがゴミ捨て場を漁ってる!?」
インデックス「食べ物、食べ物おおおおおお!!あった、あったんだよ!!!」ガシッ
美琴「あの白いのじゃない?」
インデックス「あーん」ムシャムシャ
美琴「!?」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:47:17.54
ID:eYrBXxPc0インデックス「美味しかったんだよ!」
美琴「ちょ、ちょ、ちょ、ちょっとアンタ、何やってるのよ!?」
インデックス「短髪!何ってご飯を食べてたんだよ!」
美琴「それ、ゴミ箱に捨ててあった食べ残しでしょ!?どうしてそんな物を!?」
インデックス「……実は今、ご飯が食べられない状況なんだよ」
美琴「え!?」
インデックス「いざという時に頼りになるこもえの家に行ったらこもえもいなかったし…」
美琴「小萌?」
インデックス「それでもこもえの同居人が野菜炒め?を作ってくれたんだけど…」
美琴「同居人?」
インデックス「あれはいくら私でも食べられた物じゃなかったんだよ!ゴミ箱に捨ててある物の方が断然美味しいんだよ!!」
美琴「(ど、どれだけまずい物を食べさせられたのよ!?)」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:49:54.45
ID:eYrBXxPc0美琴「それなら、コンビニとかで買えば良かったじゃない?」
インデックス「お金を持っていないんだよ」
美琴「じゃあ、ATMでお金をおろせば」
インデックス「使い方が分からないんだよ」
美琴「(この子、今までどうやって暮らしてきたのかしら?)」
インデックス「うぅ……まだ足りないかも」グゥー
美琴「(まさか、今まで誰かと暮らしていて、その人が失踪したとか!?)」ホロリ
インデックス「あ、あそこにパンくずが落ちてるんだよ」フラフラ
美琴「ちょ、ちょっと!」
インデックス「止めないで欲しいんだよ!私が生き延びるためにはもうあのパンくずを食べるしかないんだよ!!」
美琴「私がご飯をご馳走してあげるわ!だから、そんな事は止めて!!」
インデックス「ほ、本当なのかな!?」クワッ
美琴「(顔近ッ!!)本当よ、本当!お腹いっぱいになるまでご馳走してあげるわよ!!」
インデックス「ありがとう!もしかしたら、アナタは天使なのかも!!!」キラキラ
美琴「あはは……」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:50:56.32
ID:eYrBXxPc0おや、インデックスの様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
美琴「このパターンは!?」
おめでとう!インデックスは胃袋がパワーアップした!(食欲的な意味で)
そして、とてつもなく太った!!
インデックス「ご飯、楽しみなんだよ!」ドスコイ
美琴「曙太郎でも敵わないほどの巨体ね……」
インデックス「行こう、短髪、いや、美琴!」ドスコイ
美琴「あ、う、うん、ファミレスね?」
インデックス「今なら全メニュー制覇が余裕な気がするんだよ!」ドスコイ
美琴「な、何ですと!?」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:52:11.83
ID:eYrBXxPc0―――――――――――――――
――――――――――
とあるファミレス前
美琴「全メニュー制覇どころか、ファミレスの在庫を全て食べ尽くすなんて……」
インデックス「美味しかったんだよ!」ドスコイ
美琴「おかげで今日はもうファミレス閉店しちゃったじゃない!」
インデックス「もっと食べたかったんだよ!!」ドスコイ
美琴「何で私がATMまでひとっ走りする羽目に……」
インデックス「じゃあ、私は帰るんだよ!」ドスコイ
美琴「……ええ、じゃあね」
インデックス「本当にありがとう!バイバイなんだよ、美琴!!」ドスコイ
ドスン! ドスン! ドスン!
美琴「あの体格で良く歩けるわね……」
『学園都市には食べると曙太郎超えが出来る食べ残しが捨ててある』
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:54:40.39 ID:eiN4yrYU0
学園都市版トリビアの泉みたいだな50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:57:10.59 ID:We9vHv100
そういえばポケモンってお菓子食べるだけで賢くなったり可愛くなったりするんだよな・・・46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:53:01.74
ID:eYrBXxPc0美琴「特にやる事もないし、私もそろそろ帰ろうかしらね」
佐天「御坂さーん!」
美琴「あ、佐天さん!……あれ?いつもと髪型違うわね?」
佐天「最近くしを新しく買ったんで、今日は髪型も変えてみたんですよ!」
美琴「似合ってるわよ、可愛いわね!」
佐天「えへへ、ありがとうございます!」
美琴「ところで佐天さんは買い物でも行くの?」
佐天「いいえ、今して来たところです!御坂さんは?」
美琴「特にやる事も無いから帰ろうk」グゥー
佐天「あ!」
美琴「(あの白いシスターにだけ食べさせてたからお腹すいてきちゃった///)」
佐天「ちょっと御坂さん、公園にでも行きません?」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:54:05.50
ID:eYrBXxPc0公園
佐天「さっき買い物に行ったって話しましたよね?」
美琴「袋を持ってるものね」
佐天「ジャーン!!」ババン
美琴「お菓子がたくさん!?」
佐天「いやあ、買い物に行ったらお菓子がすっごく安かったんですよね!それで調子に乗っちゃって!!」
美琴「本当に多いわね!」
佐天「それでさすがに1人じゃ食べきれないんで、御坂さんもどうぞ!!」
美琴「私は良いわよ、だって佐天さんが買った物でしょ?」
佐天「気にしませんよ!さあどうぞどうぞ!」
美琴「いや、でも悪いわy」ググゥー
佐天「また、鳴りましたね?」
美琴「……///」
佐天「こんなに食べると私太っちゃいます!だから、私を助けると思って!ね?」
美琴「……あ、ありがとう///」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:56:22.45
ID:eYrBXxPc0美琴「ガルボボール、美味しいわ!」ムシャムシャ
佐天「このプリッツも支点、力点、作用てーん!って感じです!」パキンッ
美琴「これ、ゲコ太のマーチじゃない!?私、大好きなのよね!!」モグモグ
佐天「ああ!これ、チョコが少ない!?」ゴックン
美琴「それ、トッポの偽物のトッペよ!だって、チョコ少ないもの!」モグモグ
佐天「その点トッポって凄いですよね、最後までチョコたっぷりですし!」ゴックン
美琴「最後までたっぷりなのは本当に感心するわ!」ムシャムシャ
佐天「うわ!このお菓子しぶい!!」ウゥッ
美琴「ポフィン?うーん、聞いたこと無いわね」ムシャムシャ
佐天「ちょっと、このアメ舐めて口直ししよう!」ペロ
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:57:42.86
ID:eYrBXxPc0おや、佐天涙子の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
美琴「毎度恒例のアレかしら?」
おめでとう!佐天涙子はレベル0の少女から学園都市で最も美しい女性になった!
そして、その姿を見た者は荒んだ心も癒され、争う気も無くすであろう!!
佐天「やった!ついに私も進化した!!」
美琴「(な、何!?)」
佐天「御坂さん、私嬉しいです!」グスン
美琴「(確かに今の初春さんほど巨乳ではない……)」
佐天「よーし、初春と白井さんにもメールだ!」
美琴「(でも、美しい!美しすぎる!!)」
佐天「もう、今日はお祝いだね!!」
美琴「(この佐天さんを見ていると負の感情が全て無くなっていくわ……)」
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 22:59:15.37
ID:eYrBXxPc0一方通行「あァ、なァンで散歩なンか……」
打ち止め「たまには外に出ないとさらに見た目が不健康になるよ、ってミサカはミサカはアナタを心配してみたり!」
番外個体「アナタを外に連れ出すことで、アナタに嫌な思いをさせられるならミサカは満足かな!」
打ち止め「あ!あそこにいるのはお姉様、ってミサカはミサカは元気に駆け寄ってみる!」
一方通行「ゲッ!」
番外個体「お姉様?ミサカは会うの初めてだねえ」
美琴「打ち止めじゃない!久しぶり!」
一方通行「……」
美琴「一方通行!!……それに大きい私!?」
番外個体「初めましてだね、お姉様!」
美琴「何でアンタが妹達と一緒に……まさか!?」
一方通行「(オリジナルが俺を嫌い、警戒すンのも当然か……俺のやってしまった事はそれほどの事だったンだからな……)」
美琴「憎しみあっても仕方が無いわ。過去の事は水に流し、仲良くしていきましょう」
一方通行「……はァ?」
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:01:16.57
ID:eYrBXxPc0一方通行「ど、ど、ど、どういう事だァ!?(俺を憎んでいないのか!?)」
打ち止め「一方通行、憎しみは何も生まないよ、ってミサカはミサカはアナタを諭してみる」
一方通行「クソガキまでいきなりどうしたァ!?」
番外個体「そうだよ、ミサカも憎しみによる悲劇の連鎖は引き起こしてはならないと思うよ」
一方通行「悪ィ、正直お前にはそういう事言われたくねェ」
美琴「これからはよろしくね!一方通行!」ガシッ
一方通行「お、おゥ……(あ、握手まで……一体どうなってやがる!?)」ガシッ
佐天「初めまして!佐天涙子です!!」
一方通行「……」ジー
佐天「?」
一方通行「……そォだよなァ、憎しみあっていても何も始まらねェな!」
番外個体「ミサカ、実は一方通行の事が大好きなんだ///」
打ち止め「ミサカもだよ、ってミサカはミサカは今更な事を口に出してみたり///」
一方通行「あァ、お前らは俺にとってもかけがえのない守るべき大切な者達だァ!!」
『学園都市には食べると無力な者から絶世の美女になり平和をもたらす者へと変貌出来るお菓子、通称‘ポフィン(しぶい味)’が存在する』
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:01:49.36
ID:eYrBXxPc0第1部 新たな都市伝説 編
完
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:03:12.51
ID:eYrBXxPc0年が明け、新年を迎えた
黒子達の姿は元に戻る事も無く、依然としてそのままであった
それでも私以外のみんなは姿が変わった事以外、今までと変わりの無い毎日を過ごしていた
しかし、それも長くは続かなかった
あの日を境に次第に状況は変化していく……
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:05:58.83
ID:eYrBXxPc01月19日 早朝 常盤台中学学生寮 美琴・黒子の部屋
美琴「黒子、早くしないと遅刻するわよ!」
黒子「ちょっと待ってくださいまし!」ジョリジョリ
美琴「アンタ、最近毎日のようにヒゲを剃ってるわね?」
黒子「第一七七支部に戻ってきてから最近までは1週間に1度急激に生える程度でしたが」ジョリジョリ
美琴「ここ最近は毎日生えるわね、そのヒゲ?」
黒子「そうですの……終わりましたわ!」
美琴「じゃあ行きましょうか!」
黒子「分かりましたわ!……あ!スプーンを携帯するのを忘れていましたの!」
美琴「アンタ、最近スプーンを持ち歩くわね?」
黒子「何故かスプーンを持ち歩いていないと落ち着きませんの」
美琴「(いつの間にか、数百本コレクションしているくらいだもんね)」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:06:24.15 ID:8ft4gtbu0
初春の頭こんな感じか63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:08:27.53
ID:eYrBXxPc01月19日 放課後 とある喫茶店
美琴「1月だってのに今日は晴れててポカポカ陽気ねえ」
初春「私はポカポカしていて気持ち良いです」
黒子「初春、あなたの花飾り日に日に成長していってません?」
初春「そうなんですよ!やっぱり気づきました?」
佐天「気がつかない方がおかしいよー!」アハハ
初春「私は結構気に入ってるんですけどねえ」
美琴「それにしても最近4人で集まれる事が多くなったわね」
黒子「最近、風紀委員の仕事が暇ですしね」ジー
初春「まあ、暇な理由は分かってるんですけどね」ジー
佐天「な、何でみんなして私の顔を見るんですか!?」
美琴「本当は分かってるんでしょ、佐天さん?」ジー
初春「あ!そう言えば昨日も……」
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:10:49.09
ID:eYrBXxPc0回想
――――――――――――――――――――
1月18日 柵川中学
不良A「あぁ?やんのかお前?」
不良B「上等だ!決着つけてやるよ!!」
生徒A「ああ!ついに柵川中学2大番長が直接対決を!!」
生徒B「終わりだ……もうこの中学に未来は無い!!」
『緊急校内放送です。生徒、職員、学校関係者全ての方はただちに避難してください。繰り返します―――』
大圄先生「君達!避難する時はおかしだよ、‘お’‘か’‘し’!」
不良A「おらあああああああ!!!」
不良B「ぐらあああああああ!!!」
佐天「止めてください!!!」
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:13:51.16
ID:eYrBXxPc0不良A「あん?邪魔すんじゃねえぞ!!」ギロッ
不良B「引っ込んでろ!!」ギロッ
佐天「黙って見ているなんて……私には出来ません!!」
初春「ハアハア……佐天さん!!やっと追いついた」
佐天「ねえ、止めましょうよ?」
不良A「……そうだな(この子を見ていると)」
不良B「俺達が間違っていた……(荒んだ心が癒されていく)」
生徒C「おい見ろ!あの女子生徒、特に説教とかもしないであの2大番長に拳を下ろさせたぞ!?」
生徒D「嘘……だろ!?」
生徒E「あれ、涙子よ!凄いわ、涙子!!」
生徒F「あの子の名前は涙子と言うのか!!」
涙子! 涙子! 涙子! 涙子!
RUIKO! RUIKO! RUIKO! RUIKO!
――――――――――――――――――――
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:14:22.78
ID:eYrBXxPc0初春「その後しばらくは‘RUIKO!’コールが鳴り止みませんでした!」
黒子「凄いですわ!佐天さん!!」
佐天「い、いえ、大した事じゃないですよ///」
美琴「何謙遜してるのよ!説教やパンチをせずに平和的にその場を収めるなんて……私にはできないわ!!」
佐天「そ、そうですか……えへへへ///」
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:14:58.84 ID:Muv8R0Cw0
RUIKO! RUIKO! RUIKO! RUIKO!68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:15:21.42
ID:eYrBXxPc0大通り
佐天「次はどこ行きます?」
美琴「ゲームセンターとか……」
「引ったくりよー!!誰か捕まえて!!!」
美琴「最近事件が少ないと思ってたら早速……」ヤレヤレ
黒子「向こうの方から叫び声が!初春行きますわよ……いない!?」
美琴「あ、あれ?」
佐天「初春が消えた!?」
「みなさーん!!」
黒子「あら?向こうの方から初春の声も!」
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:16:00.13
ID:eYrBXxPc0引ったくり「ゆ、許してくれ」
美琴「犯人に植物が絡まってる!?」
黒子「まさか、初春!?」
初春「はい、私が捕まえました!」
佐天「でも、犯人は私達と随分離れた所にいたよね?」
初春「最近、晴れていると速く走れるんですよ!それで追いついちゃいました!」
黒子「んな!?」
美琴「結構な距離だったわよ!?」
佐天「運動音痴の初春がこんなにも早く走れるなんて!?」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:16:39.12
ID:eYrBXxPc0風紀委員第一七七支部
ガチャ
黒子「引ったくり犯を捕まえたので報告書を書きに来ましたの!」
美琴「私達もついて来ちゃって良かったのかな?」
佐天「と言ってもいつも遊びに来てますけどね!」
美琴「それもそうね!」
初春「あれ?今日は固法先輩がいるはずなのにいませんね?」
ズズー ズズー
美黒初佐「!?」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:18:05.85
ID:eYrBXxPc0初春「あ、固法先輩!こんな所に……って」
黒子「何故、乳房を絞っていますの!?」
固法「ぼ、母乳が止まらなくなっちゃたあ~」アセアセ
ズズー ズズー
黒子「」
初春「」
佐天「あ!バケツに母乳が並々だ!!」
美琴「それに同じ状態のバケツが数十個も!!」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:18:52.72
ID:eYrBXxPc01月20日 公園
美琴「さすがに最近のみんなは異常よね」
美琴「外見どころか身体能力まで変化したりして……」
上条「……」ゲッソリ
美琴「ア、アンタ!?」
上条「よお、御坂……久しぶりだな」ゲッソリ
美琴「何でそんなにゲッソリしてるのよ!?」
上条「いや、ダイエットしてるんだよ、あはは……」ゲッソリ
美琴「嘘言ってんじゃないわよ!正直に話しなさい!!」
上条「……実はな」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:19:51.13
ID:eYrBXxPc0回想
――――――――――――――――――――
12月27日 上条宅
上条「ただいま!インデックス!!」
インデックス「とうま!?一体今までどこに行ってたのかな!?」デブーン
上条「ああ、まあ、ちょっと……!?」
インデックス「どうせ、とうまの事だからどこかの誰かさんを助けて、また女の子とイチャイチャしてたに決まってるんだよ!」デブーン
上条「」
インデックス「早くご飯作って欲しいんだよ!」デブーン
上条「あ、あのインデックスさん?そのお姿は!?」
インデックス「私がカナミン見てる間に作り終えて欲しいかも!」デブーン
上条「(こ、こんなになっても俺はインデックスを守ると決めたんだ……)」
――――――――――――――――――――
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:21:20.27
ID:eYrBXxPc0上条「ただでさえ穀潰しだったのに帰ってきてからはそれ以上に……」ゲッソリ
美琴「アンタ、苦労してるのね……(というかコイツ、ルームシェアなんてしてたのね)」
上条「それだけならまだマシだった!最近じゃ……」ゲッソリ
美琴「え?まだ悪化する余地があるの!?」
上条「ああ、そうなんだ……」ゲッソリ
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:21:54.18
ID:eYrBXxPc0回想
――――――――――――――――――――
1月12日 早朝 上条宅
上条「無い!昨日買った2週間分の食料がどこにも無い!!」
インデックス「美味しくいただいたんだよ!」デブーン
上条「に、2週間分だぞ!?」
インデックス「まだまだ、余裕なんだよ!」デブーン
上条「な、何!?」
インデックス「ところで朝食はまだなのかな、とうま?」デブーン
上条「」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:23:03.77
ID:eYrBXxPc01月13日 深夜 上条宅
上条「ふわぁ、トイレトイレっと」ネミイ
ムシャムシャ モグモグ ゴックン
上条「キッチンの方から物音が!?」ジロ
インデックス「……」ムシャムシャ デブーン
上条「お、おい!お前、3週間分の食料を!!」
インデックス「……」モグモグ デブーン
上条「(コ、コイツ……)」
インデックス「ZZZ……」ゴックン デブーン
上条「(寝ている……!!)」ゴクリ
――――――――――――――――――――
77:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:23:51.72
ID:eYrBXxPc0美琴「」
上条「はは、笑ってくれ……」ゲッソリ
美琴「……アンタ!」ガシッ
上条「お、おい!いきなり手を掴んでどうした!?」ゲッソリ
美琴「ファミレス、行くわよ!」
上条「残念ながら、上条さんにはお金が……」ゲッソリ
美琴「お金なら私がいくらでも出すわよ!」
上条「い、いや、さすがにそれは……」ゲッソリ
美琴「レベル5の経済力、舐めんじゃないわよ!!」
上条「み、美琴先生……」グスン ゲッソリ
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:25:03.79
ID:eYrBXxPc0とあるファミレス
美琴「さあ、じゃんじゃん頼みなさい!」
上条「え、ああ……さすがにそれは……」
美琴「もう……すみません!」
店員「はい、ご注文でしょうか?」
美琴「この店の料理全品頼むわ!」
店員「はい、全ぴ……え!?」
美琴「?」
店員「(こ、この顔は以前在庫すらも全て食べ尽くした子と一緒にいた……)」
上条「さ、さすがに全部は……」
美琴「大丈夫よ、ねえ?」ニコ
店員「(前と同じだ、目が笑ってない!)て、店長おおおおおおおお!!」
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:26:49.21
ID:eYrBXxPc0―――――――――――――――
――――――――――
???「南のから信号を感じる」
???「確かに南と言うか、私達の超後ろの席からたくさんの料理の匂いが漂ってきますね」
???「良く見えないけど、ツンツン頭の男の子の席だね」
???「それにしても良くあんなに食べれますね。超成長期なんでしょうか?」
???「もう1人の女の後姿……どっかで見た事がある気がするんだにゃーん」
???「おーい、ドリンクバー持ってきたぞ!」
???「遅いわよ!」バシュン
???「ひいぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!」ビクッ
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:27:48.76
ID:eYrBXxPc0とあるファミレス前
美琴「結局、完食できたわね」
上条「俺も自分がこんなにも腹をすかせていたなんて驚いたぞ!」
美琴「全く、アンタは……」ハァ
上条「ありがとうな、美琴」キリ
美琴「(な、名前で///)ふ、ふん!私は倒すべき相手がこんなに弱ってるのを見たくなかっただけよ!」ビリビリ
上条「うわあ、やっぱりただのビリビリ中学生だった~!!」キュイーン
美琴「だから、ビリビリ言うなあああああああ!!!」ビリビリ
フコウダー! マチナサイ!
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:28:45.91
ID:eYrBXxPc0夜 常盤台中学女子寮 美琴・黒子の部屋
美琴「(アイツの同居人もやっぱり都市伝説絡みであんな風になったんじゃ……)」
美琴「うーん」
ヒュン
黒子「おーねーさまー!!」ダキッ
美琴「お、お風呂上がりにいきなり抱きついてくるなああああああ!!!!」ビリビリ
黒子「あ゛あ゛あああああああん!!やっぱり、お姉様の電撃はたまりませんわぁ!!!」アヘアヘ
美琴「もう、アンタは!」ビリッ
美琴「あれ!?」ビリッ
黒子「」ピクッピクッ
美琴「電気を出したつもりが無いのに帯電するなんて……」
美琴「能力を制御できなかった?いや、そんな要因なんてどこにも……」
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:30:03.60
ID:eYrBXxPc01月21日 公園
美琴「昨日のは何だったのかしら?」
子供A「あ、たいようのいし頂戴」
子供B「なら、俺のユンゲラー進化させるの手伝って!」
子供A「いいよ!」
美琴「(あれは最近学園都市で流行ってるってゲームかしら?)」ジー
子供A「やった、キレイハナに進化したぞ!」
子供B「こっちもフーディンに進化だ!」
美琴「(たしか名前は‘ポケットモンスター'だったわね)」
美琴「あー、そろそろ都市伝説について調査しようかなあ?」
84:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:31:01.94
ID:eYrBXxPc0子供A「そう言えば、最近ポケモンにちなんだ都市伝説があるんだよね」
子供B「ああ、あのサイトに載ってるやつだろ?」
子供A「噂じゃあれ、本当に起こった事らしいよ!」
子供B「うっそだあ!」
子供A「いや、たいようのいしを使った風紀委員がすっごくお花畑になったり!」
美琴「!?」
子供A「他にも人事異動したら、ヒゲが生えてスプーン好きになった風紀委員もいるらしいよ!」
子供B「ま、マジかよ!?」
美琴「き、君達、その話詳しく教えてくれない?」
子供AB「いいよー!」
美琴「(信じられないけど、こんな所に手がかりがあるかもしれない!)」
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/25(金) 23:33:35.09
ID:eYrBXxPc0第2部 学園都市とポケモンが交差するとき、物語は始まる!! 編
完
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:34:23.06
ID:P3RRZOcW0子供達に聞いていくつか判明した事がある
今回の黒子達の変化に関係した道具がゲームにも登場しているという事
ゲームに登場するモンスターと変化後の黒子達の姿に一部類似した点があった事
以上の2つである
ここから先は私自身が調査をするしかない
97:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:35:15.14
ID:P3RRZOcW01月28日 夜 常盤台中学学生寮 美琴・黒子の部屋
美琴「うーん、あんまりこれといった手がかりが掴めないわねえ」
黒子「どうしましたの、お姉様?」
美琴「都市伝説について調べてるんだけど、手がかりが少ないのよねえ」
黒子「というより、最早都市伝説じゃ無いですけれどもね」
美琴「それもそうだけど」
黒子「まあ、そのうち元に戻りますわ」
美琴「楽観的ねえ」
黒子「他の方々もこういう感じですわ」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:36:05.26
ID:P3RRZOcW0美琴「あれ?……黒子、もしかして痩せた?」
黒子「そうですか?」
美琴「うん、何か下腹部辺りが」
黒子「気のせいじゃございませんの?」
美琴「うーん、そうかしら?」
黒子「お姉様、明日も早いのでそろそろ寝ましょう」
美琴「それもそうね」
しかし、この変化が気のせいでは無かった事は翌日に判明する
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:37:10.05
ID:P3RRZOcW01月29日 早朝 常盤台中学学生寮 美琴・黒子の部屋
黒子「お、お姉様、起きてくださいまし!!」ユサユサ
美琴「うぅ……朝からうるさいわよ、黒子」
黒子「いいから、早く!!」ユサユサ
美琴「分かったわよ……ん?どちら様で?」
黒子「白井黒子ですの!」
美琴「……ええええ!!」
そこには両手にスプーン持ちヒゲを生やしたモンスターがいた!
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:39:11.09
ID:P3RRZOcW0美琴「こ、これは……まさか!!」スッ
黒子「何ですの、その赤い物は?」
美琴「この前買ったのよ!」ピッ
フーディン ねんりきポケモン
両手に持つスプーンはフーディンの超能力で生み出した物と言われている
美琴「やっぱり!」
黒子「え?」
101:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:41:41.58
ID:P3RRZOcW0美琴「黒子、とりあえずアンタは学校休みなさい」
黒子「はい、さすがにそうさせてもらいますの……」
美琴「私も今日は休んで調査してくるわ!」
黒子「な、なら私も!」
美琴「良いからアンタは部屋で休んでなさい!」
黒子「……ええ、分かりましたわ、お姉様」シュン
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:42:32.08
ID:P3RRZOcW0大通り
美琴「とりあえず、僅かに見つかった手がかりを元に調査しないと!」
打ち止め「お姉さまだ、ってミサカはミサカは飛びついてみる!」ダッ
美琴「あ!打ち……え?」
一方通行「おい、クソガキ!オリジナルが戸惑ってンぞ!」
番外個体「そうだよねえ、ミサカも最初は戸惑ったもん」
美琴「え、え、えええええええ!!!……そうだ!」ピッ
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:43:01.40
ID:P3RRZOcW0ピチュー こねずみポケモン
頬の電気袋は小さくちょっとでも電気が溢れると自分自身が痺れてしまう
ミュウツー いでんしポケモン
ミュウの遺伝子を組み換えて生み出された。ポケモンで1番凶暴な心を持つという
ライチュウ ねずみポケモン
尻尾がアースの役目を果たして電気を地面に逃がすので自分自身は痺れたりしない
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 00:44:25.80
ID:P3RRZOcW0美琴「うん、やっぱりね!」
打ち止め「何がやっぱりなの、ってミサカはミサカは質問してみたり!」
美琴「ところでアンタ達はそんな格好で出歩いて恥ずかしくないの?」
打ち止め「ミサカの質問は華麗にスルーなんだね、ってミサカはミサカは落ち込んでみる」シュン
一方通行「べっつにィ」
番外個体「これしきの事で恥ずかしがってたら、外なんて一生出られないよ」
美琴「大きい私、ポジティブ!」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:15:46.89
ID:P3RRZOcW0夕方
美琴「あー、手がかりがこれだけじゃ、全然先に進展しないわ!」
美琴「そう言えば、初春さん達はどうなったのかしら?」
美琴「最後の手がかりの場所に行く前に1度支部に寄ってみようかしら?」
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:22:23.76
ID:P3RRZOcW0風紀委員第一七七支部
美琴「」
固法「御坂さん!」
初春「見てください!」
佐天「いやあ、動きにくくてしょうがない!」アハハー
美琴「……」ピッ
109:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:31:53.18
ID:P3RRZOcW0ミルタンク ちちうしポケモン
ミルタンクのミルクを飲んで育った子供は健康で逞しい大人になるという
キレイハナ フラワーポケモン
大雨の季節が終わると暖かい日差しに誘われたキレイハナが踊り始める
ミロカロス いつくしみポケモン
ミロカロスの美しい姿を見た者は荒んだ心が癒されると言われている
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:36:33.03
ID:P3RRZOcW0佐天「みんな、放課後にここに来てからこうなったらしいです!」
美琴「そ、そう……」
固法「私の牛乳、飲む?」
美琴「いりません」
初春「全身お花畑になっちゃいました!」
美琴「うん、良かったわね」
佐天「海に行きたいなあ、冬だけど!」
美琴「いってらっしゃい」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:42:14.12
ID:P3RRZOcW0夜
美琴「何でみんなあんなに楽観的でいられるのかしら!?」
美琴「黒子の反応の方がおかしかったの!?」
上条「うわああああああああああ」ダッ
美琴「アンタ!?」
上条「悪い御坂!また今度!!」ダッ
美琴「え、ちょ、ちょっと!?」
インデックス「ご飯足りないんだよ!とうまあああああああ!!」ドドドドドドド
上条「うわああああああああああああああああ」フコウダー
美琴「……」ピッ
カビゴン いねむりポケモン
満腹になると指すら動かすのが面倒になるのでお腹に乗っても大丈夫
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:49:23.14
ID:P3RRZOcW0常盤台中学学生寮 美琴・黒子の部屋
美琴「最後の場所は明日で良いわよね」
黒子「ううううううううう」
美琴「ど、どうしたの黒子!?」
黒子「お、お姉様、見てくださいまし!!」
美琴「え?」
黒子「スプーンを自分の力で生み出す事ができましたの!」キラキラ
美琴「アンタ、もう大丈夫そうね……」
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 01:53:41.05
ID:P3RRZOcW01月30日 午前 第一九学区
美琴「こんな再開発に失敗した学区に情報なんて本当にあるのかしら」
美琴「でも、ここで情報が無かったら、詰むわね」
美琴「ええと、確か……次の角を曲がったら工場が見えて……あった!」
美琴「この廃れた工場に何かあるとは思えないわね」
―――――――――――――――
――――――――――
工場
美琴「案の定何も無かったわね……お手上げだわ」ピコッ
美琴「ああ、壁にもたれたら何かボタン押しちゃった」
ガガガガガガガガガガガガガ
美琴「!?」
ガガガガガガガガガガガガン
美琴「……隠し部屋?」
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:00:02.98
ID:P3RRZOcW0隠し部屋
美琴「何かきれいね……最近まで使われていたのかしら?」
美琴「処理がたくさんあるわね」
美琴「いかにもって感じだし、探してみましょうか」
―――――――――――――――
――――――――――
美琴「やっぱりね、ビンゴだわ!」
美琴「やっと黒幕の正体が分かりそうね!」
美琴「とりあえず、工場からでますか!」
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:07:24.94
ID:P3RRZOcW0美琴「全部が全部怪しいわけではないわね……」
美琴「となると進入するのは夜にした方が良いわね」
美琴「黒子達、今は楽しんでるみたいだけど……」
美琴「そのうち、普通に生活できなくなるわ!」
美琴「だから、私が助けないと……」
???「待ちな!!」
119:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:14:35.74
ID:P3RRZOcW0美琴「誰!?」
???「よう、超電磁砲……ってもてめぇには分からないか」
美琴「い、いったい誰なの!?」ピッ
ギャラドス きょうあくポケモン
1度暴れだしたギャラドスは嵐が吹き荒んでいようともどんな物でも焼き尽くしてしまう
美琴「凶悪で私を超電磁砲と呼ぶ人……まさか!!」
ギャラドス「凶悪とか言うなあああああああ」チュドーン
美琴「直線状に建物が消し飛んだ!?」
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:16:30.09
ID:P3RRZOcW0ギャラドス「こんな私でも乙女心ってもんはあるのよ!」グスン
美琴「(あ、泣いた)」
ギャラドス「こんな体になった原因を暴く手がかりがここにあると聞いてやってきたのに……」
美琴「そ、そうなの?」
ギャラドス「何でお前は邪魔をするんだ!超電磁砲!!!」チュドーン
美琴「や、止めなさい!麦野沈利!!それに邪魔なんてしてないわよ!!」
麦野「うるさいわよおおおおおおおおおお!!!」
122:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:21:51.30
ID:P3RRZOcW0麦野「うわああああああ!私だって浜面とおおおおおおおおおおお!!!」
チュドーン!!!
美琴「ちょ、ちょっと、何か暴れる理由変わってるわよ!浜面って誰よ!?」
麦野「うわあああああああああああああああああ!!!」
チュドーン!!!
美琴「……もう、逃げるしかないわね」
麦野「逃がすかあああああああ!!!」
浜面「そこまでだ、麦野!!」
滝壺「むぎの、もう苦しまないいで」
麦野「テメェら!?」
絹旗「超電磁砲、今のうち超逃げてください!」
美琴「逃げれないわ!」
絹旗「な、何でですか!?さっきは超逃げる気マンマンだったじゃないいですか!?」
美琴「理由はこれよ!」ピッ
123:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:27:26.75
ID:P3RRZOcW0ミミロップ うさぎポケモン
1年に2回体毛が生え変わる。寒い季節の毛はとても柔らかく上質
コダック あひるポケモン
不思議な能力をもてあましいつも頭痛に悩まされている。たまに不思議な力を使う
ノズパス コンパスポケモン
お互いの鼻が近づくと磁力で反発し合うため近寄る事が出来ないのだ
128:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:52:25.22 ID:dagXzFQt0
モアイがノズパスwww124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:28:48.21
ID:P3RRZOcW0―――――――――――――――
――――――――――
麦野「反省してます……」シュン
浜面「みんな怒ってねえよ!大丈夫だ!」
滝壺「私はそんな反省しているむぎのを応援する」
絹旗「それにしても超美少女の私がこんなモアイ像みたいな姿って、超超超おかしくないですか!?」
浜面「何で滝壺じゃなくて、俺がうさぎなんだよ……」
絹旗「バニ面は超バニ面なので黙っててください!」
滝壺「私はこの姿でも満足」
麦野「早く元に戻りたい……」
125:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:34:56.03
ID:P3RRZOcW0第3部 大変身!!劇的ビフォーアフター 編
完
126:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:35:49.67
ID:P3RRZOcW0アイテムのおかげで何を逃れた私は体力回復のために一旦学生寮へ
アイテムのおかげと言ってもアイテムのせいでもあるのよね?
まあいいわ、今は夜に備えて体力回復に専念
黒幕を倒すと意気込む私
果たしてどのような展開が待っているのか!?
127:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 02:42:02.70
ID:P3RRZOcW01月30日 深夜 第四学区 とあるビル 1階 エントランス
美琴「(電子ロック解除は楽勝だったわね)」
美琴「(うん、誰もいないわね)」キョロキョロ
美琴「(監視カメラやその他障害になりそうなものには全て細工をした)」デンキデ
美琴「(目指すは社長室……エレベーターは使えないわね)」
美琴「(階段を使うしかないわね……)」
美琴「(待ってなさい!黒幕!!)」
美琴「(アンタを倒して私がみんなを元の姿に戻して見せるわ!)」
129:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:01:15.50
ID:P3RRZOcW0その頃 上条宅
上条「インデックスさん、そろそろ勘弁してください……」
インデックス「もっと、もっと食べ物を持って来るんだよ!!」
上条「不幸だああああああああ!!」
ピンポーン
上条「ん?誰だ、こんな時間に?」
ガチャ
上条「お、お前は!?」
130:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:07:05.27
ID:P3RRZOcW0とあるビル 最上階 社長室前
美琴「(何だか、何事も無く最上階の社長室のまでたどり着けたわね)」
美琴「(さーて、この扉の電子ロックも……はい、解除)」
ギイィ
美琴「(異常に広い部屋ね)」
美琴「(まあ、いいわ)」
美琴「(さて、がさ入れでも始めますか!)」
???「待っていたぞ、超電磁砲」
美琴「!?」
131:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:09:31.94
ID:P3RRZOcW0美琴「アンタ、誰よ!?」
???「この会社の社長だよ」
美琴「(暗くてよく見えないけど、シルエットは人型ね)」
???「お前が色々とか嗅ぎ回っているのは知っていたさ」
美琴「な、なんですって!?」
???「だが、あえて野放しにしていたんだ」
美琴「何故そんな事を!?」
???「だって、そっちの方が楽しいだろ?」
美琴「(コイツ……)」ギリッ
132:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:20:16.66
ID:P3RRZOcW0???「まあ、そこのイスにでも座りな?茶くらいなら出すぜ?」
美琴「ふざけんじゃないわよ!!」ビリビリ
???「おっと!」シュン
美琴「わ、私の電撃が効かない!?」
???「野蛮なお嬢さんだな」
???「ようこそ、野蛮なお嬢さん」
???「株式会社垣根冷蔵へ」
134:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:27:41.93
ID:P3RRZOcW0美琴「クソッ!うわあああああああああ!!」ビリビリ
???「ははは!」シュン
美琴「何で、何で効かないの!?」
???「お嬢さん、学園都市の頂点に君臨する超能力者にも序列がある事は知ってるよな?」
美琴「そ、それがどうしたって言うのよ!?」
???「超能力者は7人いる、そしてお嬢さんは第3位だ」
美琴「だからそれが何だつってんでしょ!」ビリビリ
???「ははは、まだ分からないか」バサッ
美琴「シルエットから翼のようなものが!?」
???「第1位と第2位の間には壁がある。また、第2位と第3位以下にも壁がある」
美琴「ま、まさか!?」
???「そろそろ、もう1つの顔も教えてあげようか」
垣根「第2位‘未元物質'垣根帝督だ!!」
136:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:29:01.19 ID:Y/0ZabQX0
な、なんだってー135:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:28:57.21 ID:bcTeWVIH0
ていとくんかよwww137:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:31:16.61
ID:P3RRZOcW0美琴「う、嘘でしょ!?」
垣根「何幽霊を見たような顔をしてるんだ?」
美琴「だって、第2位は死んだという噂が……」
垣根「まあ、一時期は死んだも同然ような感じではあった」
垣根「しかし、現に俺はここにいる。さて、そろそろ終わらせるか」スタッ
美琴「ちょ、ちょっと何悠長に冷蔵庫のドアに手をかけてるのよ!?」
垣根「おお、あった、あった!これだ!!冷えてる冷えてる!!」
美琴「な、何よそれ!?」
垣根「‘でんきだま'……いや、‘みげんでんきだま’だ!」
美琴「遊んでんじゃないわよ!」ビリビリ
垣根「遊んでる訳じゃないぜ!」シュン ヒュン
美琴「消えた!?」
垣根「後ろだ」
美琴「こんのお!」
垣根「もう遅い」
138:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:38:32.19
ID:P3RRZOcW0おや、御坂美琴の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
垣根「ははは!」
おめでとう!御坂美琴の最大出力が20億ボルトになった!
美琴「な、何私を強くしてるのよ!?」
垣根「まだだ……未元冷蔵庫オープン!未元冷気でこの部屋を満たせ!!」
ブオォォォォォォオオオオオ
美琴「な、何!?」
垣根「お前の体、もう1度良く見てみろ?」
美琴「……黄色!?」
垣根「俺の図鑑で確かめてやるよ」ピッ
ピカチュウ ねずみポケモン
弱った仲間のピカチュウに電気を流しショックを与えて元気を分ける事もある
140:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:44:47.63
ID:P3RRZOcW0垣根「お似合いだぜ!その姿!!」
美琴「わ、私までこんな姿に!?」
垣根「おっと、能力は使えないぜ!」
美琴「何ですって!?」
垣根「まあ、そのモンスターの技なら使えるがな!そんなんで俺を倒せるとは思えないが!」
美琴「くッ……」
垣根「さあ、これで人間‘御坂美琴’は終わった」
美琴「ど、どういう意味よ!?」
垣根「これからは‘ピカチュウ’として生きろ!」
美琴「え?」
垣根「そして俺は学園都市に散らばるポケモンを全てゲットして、ポケモンマスターになる!!」
美琴「……はあ?」
垣根「それが俺の3つ目の顔、‘廃人部隊(チャリンココギコギ)’のリーダーである俺の野望だ!!」
141:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:49:51.47 ID:fkyQXPJW0
ひでえwwwwww142:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 03:52:57.37
ID:P3RRZOcW0ドンガラガッシャン
垣根「!?」
上条「ふざけるな!」
美琴「アンタ!」
一方通行「俺もいるぜェ」
垣根「やはり、幻想殺し自身には効かいてなかったか」
上条「お前の私利私欲のために人様の姿形を変えてんじゃねえよ!そんな幻想は俺がまとめてブチ殺してやる!!」
垣根「俺が幻想殺しの対策をしてないとでも思ったか?」
上条「どういう事だよ!」
一方通行「どけ、俺がやる」
垣根「ははは!哀れだなその姿、なあ第1位!もし常時反射できていたら効かなかったかもしれないのにな!!」
一方通行「はン、コイツの力も中々だぜェ」
垣根「そうだろうな、だが……未元冷気最大出力!!」
一方通行「!?」
垣根「これで道具が無くても、お前はより自分の本質に近い存在へと変化する!!」
143:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:06:25.66
ID:P3RRZOcW0おや、一方通行(ミュウツー)の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
上条「!?」
おめでとう!一方通はスリーパーに進化した!!
一方通行「なンだとォ!?」
美琴「クッ……」ピッ
スリーパー さいみんポケモン
振り子のような物を持ち歩く。子供に催眠術をかけてどこかへ連れ去る事件があった
垣根「これで戦力も大幅にダウンだ!!愉快だな!!!」
上条「クソ!!」ダッ
バンッ バンッ バンッ
上条「う……ぐっ!?」ドサッ
垣根「幻想殺し対策、そんなの簡単だ……普通のピストルでも使えば良い」
垣根「殺しはしない、いずれお前もモンスター化する方法を見つけてみせる」
144:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:10:35.73
ID:P3RRZOcW0垣根「そうだ、教えてやろう!この都市伝説を引き起こした物について」
垣根「ここに冷蔵庫があるだろう……その名も‘未元冷蔵庫’!」
垣根「この冷蔵庫は未元物質で作られたものだ!つまり、この冷蔵庫自体は異能の塊そのものだ!!」
垣根「この冷蔵庫で何も変哲の無い物を冷やす……例えばこの牛乳!」
美琴「ム、ムサシノ牛乳!?」
垣根「時間短縮のために実はすでに冷やしてある物を用意してある」
美琴「な!?それは!?」
垣根「ムサシノ牛乳、否、モーモーミルクだ!!」
垣根「つまり、この‘未元冷蔵庫’で冷やした物は全て異能の力を得る!!」
美琴「嘘でしょ!?」
垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇ!」
146:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:21:37.88
ID:P3RRZOcW0垣根「効力を発揮する前の物自体には幻想殺しは通用する」
垣根「だが、未元冷蔵庫に異能の力を使った後の身体の変化には幻想殺しは通用しねぇ!」
垣根「身体的変化として扱われ、異能の力によるものと判定されねえからだ!」
垣根「ちなみに風紀委員の人事異動については人間関係をあらかじめ冷やしておいた!もちろん、未元冷気でな!!」
垣根「俺の未元物質に常識は通用しねぇ!!」
美琴「本当に通用しないわね」
147:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:30:18.34
ID:P3RRZOcW01月31日
垣根「そろそろ日付も変わったかな?」
インデックス「とうま!」
上条「つ、ついて来るなっていったろインデックス……ってお前、その姿は!?」
美琴「……」ピッ
レシラム はくようポケモン
神話に登場するポケモン。尻尾から炎を吹き上げて全ての物を焼き尽くす
垣根「もしや、直接未元冷気に当てられて第1位みたいにより自分の本質に近い存在にでも変わったのか?」
垣根「それにしても伝説のポケモンとはな……俺のパーティに相応しい」
???「そこまでだ!!」
148:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:33:29.02
ID:P3RRZOcW0垣根「あぁ?もしかして、土御門元春か?何だ、その姿は?」
美琴「……」ピッ
ニャース ばけねこポケモン
夜中に行動する習性。きらきら光る物を見つけると負けないくらい瞳が輝く
上条「つ、土御門!」
土御門「先に行かせて悪かった、カミやん……怪我もさせてしまった」
垣根「今更お前が出てきた所でどうも出来ないだろ」
土御門「確かに俺の力ではどうする事も出来ない」
垣根「ははは、お前らは一生俺のポケモンだ!!」
土御門「だがな、この状況を打破できる男が1人いるんだよ!」
垣根「!?」
???「真打登場やねー」
150:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:43:04.55
ID:P3RRZOcW0上条「青髪ピアス!?」
青ピ「よお、カミやん」
垣根「誰だ!?」
青ピ「いやあ、僕が家に閉じこもってギャルゲやエロゲをやってるうちにこんな事が起こっとるとわな~」
一方通行「時間は稼げたらしいなァ!」
土御門「ああ、お前らのおかげで青ピを部屋から引きずり出す時間を稼げた」
青ピ「つっちーも強引やったなあ、で、もう始めてええの?」
土御門「ああ、頼む」
151:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:49:22.36
ID:P3RRZOcW0垣根「おい、未元冷気を浴びておきながらどうして人の姿でいられるんだ!?」
青ピ「それは君もやろ?」
垣根「俺と幻想殺しは別だ……何故だ!?」
青ピ「君、超能力者の第6位知っとる?」
垣根「第6位は学園都市でも最高レベルの機密……!?」
青ピ「分かったみたいやね……そう、僕がその第6位なんよ」
垣根「は、はは、所詮は第6位……」
青ピ「あんまり甘く見ん方がええよ」
青ピ「RPGアクションシューティングアドベンチャー格ゲーFPSパズル謎解きレーススポーツホラー音ゲーなどなど僕はギャルゲやエロゲだけの男とちゃうんよ?」
垣根「な……にぃ!?」
青ピ「中でも僕はポケモンが1番好きやなあ~」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
垣根「な、何だ!?」
青ピ「地球のみんな!僕に‘Bボタン’を分けてくれ!!」
152:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:51:14.05 ID:9ryZ6QoF0
進化キャンセルww153:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:55:33.67
ID:P3RRZOcW0シュオオオオオオオオオオオオオ
上条「青ピの周りに大量のBボタンが!!」
美琴「い、一体、何が起こっているの!?」
垣根「Bボタン……てめぇ、まさか!?」
青ピ「僕は学園都市の超能力者第6位、‘肉体再生’の頂点に立つ男」
青ピ「別名‘B連帰し(シンカキャンセラー)’や!」
青ピ「いくで……‘16殺連打(マスタータカハシ)’!!!!!!」
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154:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 04:58:26.48
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垣根「や、止めろおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
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155:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:03:35.59
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156:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:12:36.16
ID:P3RRZOcW0―――――――――――――――
――――――――――
美琴「元の姿に戻った……」
土御門「一時はどうなる事かと思ったんだにゃー」
インデックス「お腹すいたんだよ!」
青ピ「ふぃー、親指痛いわぁ」ヒリヒリ
上条「これで一件落着だな!」
一方通行「いいや、まだだ!」
上イ美土青「!?」
垣根「野望が……俺のポケモンマスターになるという野望が……」グラッ
162:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:34:22.96
ID:P3RRZOcW0垣根「まだ俺には未元冷蔵庫本体が残ってる、まだ終わってねえ!!」ピタ
インデックス「冷蔵庫に触れたんだよ!」
おや、垣根帝督の様子が?
テレテテン チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャンチャーン♪
一方通行「……能力の暴走だァ」
おめでとう!垣根帝督はフロストロトムへと生まれ変わった!
そして、再び冷蔵庫生活が始まる予感!!
垣根「う、うわあああああああああああああああ!!」
一方通行「……呆気ない幕引きだな」
美琴「……」ピッ
ロトム プラズマポケモン
特殊なモーターを動かす動力源として長い間研究されていたポケモン
159:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:23:04.36
ID:P3RRZOcW0垣根「うわああああああああああああああああああ!!!」
上条「……」スッ
一方通行「……はン、やっぱりお前はヒーローだ!」
垣根「俺がなりたかったのはポケモンじゃねえ!ポケモンマスターだ!!」
上条「違うだろ!!」
垣根「!?」
上条「お前は学園都市中のポケモンを全てゲットする、とか言ってたよな?」
上条「その言葉の裏には1人でいたくない、仲間が欲しい、一緒にポケモンする友達が欲しいって思いが見え隠れしていたんだ!」
垣根「ふ、ふざけるな!!」
160:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:28:17.54
ID:P3RRZOcW0上条「お前、いつまで自分の気持ちに嘘をつくんだ!自分に素直になれよ!!」
垣根「うるせえ!俺は闇で生きてきた人間だそんな事思うはずがねぇ!!!」
上条「いいぜ……お前が自分の気持ちにいつまでも素直になれないというのなら」
垣根「(な、何だ!?幻想殺しの姿が…あの600族竜サザンドラに!?)」
上条「まずは……」
垣根「(幻想殺しにはモンスター化が効かないはず……何故だ!そともこれは……)」
上条「そのふざけた幻想をブチ殺す!!」
メキッ
―――――――――――――――
――――――――――
163:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:36:15.64
ID:P3RRZOcW0垣根「……うっ」
上条「目が覚めたか」
垣根「……わざわざ俺を人間の体に戻したのか?」
青ピ「僕はみんながハッピーエンドになる方が好きなんよ」
タッ タッ タッ タッ
美琴「買ってきたわよ!」
インデックス「これでできるんだよ!」
一方通行「ケッ!」
土御門「店を無理矢理開けてもらったんだにゃー」
上条「おお、サンキュ!」
美琴「ほら」ハイ
垣根「DSと……ポケモン?」
美琴「みんなでやりましょう、ポケモン!」
垣根「……………………………………あぁ」グスン
165:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:47:55.36
ID:P3RRZOcW03月1日 学園都市
垣根「おい、ぐるぐるタマゴやろうぜ!」
上条「4人だぞ!誰かもう1人呼ばないか?」
土御門「そうだぜい!5人じゃないと努力値下げきのみが手に入らないんだにゃー!」
青ピ「カメックスにも穴はあるんやなあ!」
――――――――――――――――――――
削板「根性だ!ゴウカザル!!」
海原「イッリューーーーーージョン!ゾロアーク!!!」
結標「幼稚園…ゴホン、サーナイト(性癖違い)のために育て屋の前を往復するのは楽しいわね!」
166:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:50:26.87
ID:P3RRZOcW0麦野「ギャラドス!はかいこうせん!!!」
浜面「うわあああああああ!!!」
絹旗「うわ!いきなりノズパスが超マリオに!?」
滝壺「私はノズパスの進化条件を知らなかったきぬはたを応援する」
――――――――――――――――――――
黄泉川「何やってるじゃんよ?」
一方通行「あァ、ポケモンだ」
打ち止め「ああ!また負けた、ってミサカはミサカは容赦なく厨ポケを使ってくる番外個体に不満を洩らしてみる!」
番外個体「勝負の世界は厳しいんだよ!だいたい厨ポケとかの前にミサカのライチュウ1匹に完敗じゃん、最終信号は」
芳川「興味ないわね。私はネトゲでもやってるわ」
167:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:55:22.58
ID:P3RRZOcW0インデックス「ワイファイでイギリス清教のメンバーと対戦するんだよ!」
――――――――――――――――――――
イギリス
ステイル「ファイヤーでにらみつけまくってたら、あの子に負けたよ」
神裂「行きなさい!ストライク!!」
建宮「五和、そのシュバルゴ、チラリズム要素が皆無だよな」
五和「建宮さんのカイロスは建宮さんにそっくりですね」
――――――――――――――――――――
窓の無いビル
冥土帰し「いきなり呼び出して何事かと思ったら、ポケモンかい?……僕のニョロトノがお相手するよ」
アレイスター「私のスターミーに勝てるかな?」
エイワス「アルセウス、さばきのつぶて!!」
風斬「私のグレイシアも負けませんよ!」
168:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:06:13.83
ID:P3RRZOcW0風紀委員第一七七支部
固法「白井さん!初春さん!」
黒子「もしかしてまたですの?」
固法「ええ、通報があったわ」
初春「最近、スキルアウトのゲリラポケモン勝負に関する通報が多いですよね」
黒子「私達みたいにルールを守ってポケモン勝負できないんですの?」
初春「ええと、充電器と延長コードとワイファイUSBコネクタ持ちました」
固法「じゃあ、現場に向かうわよ!」
初春「佐天さん、御坂さん留守番お願いしますね!」
黒子「戻ってきたら、みんなでポケモン勝負をしますの!」
美琴「行ってらっしゃい!!」
佐天「ゲリラ戦、負けないでね!!」
169:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:11:47.04
ID:P3RRZOcW0佐天「留守番頼まれちゃいましたね!」
美琴「そうね……する?」
佐天「はい!ポケモン勝負、今日こそ御坂さんに勝ちますよ!」
美琴「負けないわよ!!」
―――――――――――――――
――――――――――
佐天「ああ、また負けた!」
美琴「今回はかなり危なかったわ」
佐天「えへへ、私も成長したみたいですね!」
美琴「もう、調子良いんだから!」
佐天「えへへへへ!!」
美琴「あはははは!!」
170:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:17:28.54
ID:P3RRZOcW0DSがある
ポケモンがある
ワイファイがある
自転車で走る
能力を測る
広がる友達の輪
そして、全世界へ
美琴「本当、退屈しないわねえ、この街(ライモンシティ)は」ピコピコ
171:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:26:18.09
ID:P3RRZOcW0第4部 ポケ友649人できるかな? 編
完
172:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:26:58.37
ID:P3RRZOcW0美琴「たいようのいし?」
完
173:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:27:18.27
ID:P3RRZOcW0やっと終わった
チクB連打でていとくんを倒そうかとも思ったけど、さすがに止めました
みなさん、ありがとうございました
おやすみなさい
174:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 06:27:55.66 ID:r3JlZudd0
おつかれさま
ポケモンやりたくなった164:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 05:40:00.26 ID:MQUIR6BJP
良い最終回だった178:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/03/26(土) 07:05:20.36 ID:mjRvehVs0
乙
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