黒子「私の初めてを捧げましたのに・・・」上条「ククク」

2012-11-04 (日) 12:17  禁書目録SS   4コメント  
前回→婚后「これ・・・、咥えますの?」上条「ククク」
まとめ→上条「ククク・・・」シリーズ(農条さん)まとめ


1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:20:36.02 ID:l3fl1urW0

黒子「と、とりあえず定番は卵焼きで、えっと、殿方は煮物を好まれるとか聞きましたし」ブツブツ

黒子「煮魚が良いのでしょうか?ですが煮魚というのはかなり難しく・・・」ムムム

黒子「こう、焼いた肉をドンとか焼いた魚をドンとかは避けるべし・・・」

黒子「ふむふむ、参考になりますわね、ステーキなら楽かと思いましたがそれは危険・・・」

御坂「ねえ、黒子」

黒子「な!!!ななな何ですの、お姉さま!!!」ビクゥ

御坂「何そんなに驚いてるのよ」

黒粉「っていうかいつからそこにいらっしゃいましたの!?」

御坂「さっきからよ。帰ってきたらあんたがブツブツ言いながらそれを見てるからちょっと気になったのよ」

黒子「ま、まあそうでしたの、私としたことがお姉さまにも気づかないだなんて一生の不覚ですわ」オホホ

御坂「ねえ、あんたって料理するの好きだったっけ?」

黒子「え?あ!こ、これは!!これはちょっとした興味というかその、息抜きというか!!」



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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:30:42.66 ID:l3fl1urW0

御坂「何、誰かに食べてもらうの?」

黒子「い、いえいえいえ、その、淑女として料理の一つできませんと、その、色々困ることになるかもしれませんので」

御坂「そういうものかしら?」

黒子「そういうものですの!そう、将来困ることのないように日々常に努力を続けることこそ淑女の道ですの!」

御坂「あんたの努力って下着だけかと思ってたけどこういういところもこだわるのね」

黒子「そ、それはもう!婚后光子や泡浮さん湾内さんのようにカレーの作り方もわからないのは門が以外ですが」

黒子「淑女たるもの殿方に楽しんでいただけるような料理の一つや二つマスターしておくのが王道ですの!!」

御坂「ってことはあんたの手料理を食べさせたい男の子がいるってことよね?」

黒子「はうわっ!!」

御坂「最近こっそり私服ででかけることがると思ったらこういうことだったのねー」ニヤニヤ

黒子「あ、あのあのあのあのあの」

御坂「わかってるわ、みんなには内緒にしておいてあげる。だけどうまくいったら私にも紹介してよ?」



10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:35:05.31 ID:+UslEJOR0

農条さんか



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:35:09.42 ID:XCAWnKA80

はよはよ



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:39:24.53 ID:l3fl1urW0

黒子「い!いえいえいえ、これは単なる気分転換でして決して私そのようなことにうつつをなど抜かしていませんの!」

御坂「えー、そうなの?」

黒子「そ、そうですわ!何せ私風紀委員ですもの!!」

御坂「関係あるの?」

黒子「え、ええええ、私風紀委員ですから殿方と密会なんぞしている暇などこれっぽっちも!!」

御坂「ま、いいけどね」

黒子「わ、わかっていただけたのなら結構ですわ!!」

黒子(危うくバレるところでしたの・・危ない危ない)

御坂「でもこの本のタイトル見るとねえ?」

黒子「あ、あわわわわわわわ!!」

御坂「男にうれしい家庭の味厳選レシピ決定版、これ読んでて何もないっていうのは無理があるわよ?」

黒子「あ、あうあうあうあうあう」



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:51:14.45 ID:l3fl1urW0

翌日

御坂「じゃ、私行ってくるわねー」

黒子「いってらっしゃいまし」

御坂「で、黒子」

黒子「な、何ですの?」

御坂「夕べ調理場借りて下ごしらえしてたみたいだけどうまくいきそう?」

黒子「う、うまく行くかなんてそんな、これはただの練習ですの」

御坂「へーそーなんだーへー」ニヤニヤ

黒子「そ、その笑みは何を意味してますの?」



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 11:56:47.99 ID:l3fl1urW0

御坂「あんたが鼻歌まじりに上機嫌でいたら誰だって本番だと思うわよ」

黒子「ぬなっ!!」

御坂「それにあんた下着も少しおとなしめのやつにしてるわよね?」

黒子「な、ななななんでそれをお姉さまがご存知ですの!?それはプライバシーという点でマナー違反ですの!」

御坂「あたしの下着ちょろまかすようなあんたに言われたくないわ」

黒子「うぐっ!!」

御坂「ま、お互い様ってやつね」

黒子「あ、ああんまりですの・・・」

御坂「ま、色々とごまかすならもう少しうまくやんなさいよ。じゃあね」

バタン

黒子「そ、そんなにわかりやすかったのですか私は・・・」

黒子「そ、それはつまり・・・あの方と・・・・その・・・・」



17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:03:55.17 ID:l3fl1urW0

黒子「こ、これはそう!ワンピースやリボンやシャツを頂いたお礼なのですわ!」

黒子「私はあの方の趣味はわかりませんので、無難に、そうものすごく自然に無難に料理をですわね」

黒子「決してこう、あれやこれや思考したわけではなくこう純粋に感謝の気持ちですの」

黒子「感謝の気持ちを表すために試行錯誤することは何も間違いではなく」

黒子「食材を厳選するためにスーパーをはしごしたりなどというのは当然のことで」

黒子「何もおかしいことではありませんわ!」

黒子「決して・・その・・・」ゴニョゴニョ

黒子「こほん、では、早速調理開始ですの!」



18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:10:06.80 ID:l3fl1urW0

黒子「まずは昨日下ごしらえしておいたお肉と野菜を・・」カチッ

黒子「じっくりと煮込んで・・・・」

黒子「えっと、お魚のほうは塩を振って・・・」パッパッ

黒子「それで、おっと、ソースを作っておかないといけませんわね」

黒子「ご飯は特性の圧力鍋を用意してありますので、これを・・・」

黒子「あ、吸い物は別に作りますのでこちらもお湯を・・」

黒子「あ、あと彩りのためににんじんをこう・・・」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:19:05.79 ID:l3fl1urW0

ジュワッ!!

黒子「ひっ!!火が燃え上がってますのおおおおお!!」アタフタ

グツグツグツグツグツグツ ジュジュジュウ!!!

黒子「ああああ!!!ふきこぼれてええええ!!!」

ピシュー!!

黒子「ひいいい!!!圧力鍋が悲鳴をおおおお!!」

プスプス

黒子「あら、この匂いは・・・」クンクン

黒子「な・・・オーブンの中ですっかり消し炭に・・・」

黒子「な、なんでこんなことに・・・・」

黒子「ま、まだまだ、ここから挽回してみせますわ」

黒子「まずはこのちょっと煮立たせてしまった煮物を・・・」

黒子「そして炎があがって焦って火を止めてしまったフライパンを・・・」

黒子「あ!圧力鍋はあれでよいのではありませんの、むしろここからが本番だというのに・・・」

黒子「くっ、冷静に、冷静になりませんと・・・」



21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:23:08.58 ID:l3fl1urW0

上条「相変わらず従順な女だな、お前は」

フレンダ「ふぇっ?」

上条「そんなに好きか?」

フレンダ「え、だって、上条のだから・・・ んっ」

上条「その反応だけで満足だ」

フレンダ「か、上条が・・上手いのが・・・ いけないわけよ・・・」

上条「お前が悦ぶ顔を見るためにしていることだが、蕩けている顔を見るとますます喜ばせたくなっちまってな」

フレンダ「も、もう、まだ何か準備しているわけ?」

上条「ああ、お前をもっと濡らしてやる」

フレンダ「こ、これ以上濡らされると・・・」

上条「ん?どうなんだ?」

フレンダ「そ、その・・・・えっと・・・」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:32:45.56 ID:l3fl1urW0

上条「俺には手にとるようにわかるぞ、フレンダの口がすごいことになっているのがな」

フレンダ「そ、そんなこと口に出して言わなくていいわけよ!」

上条「性分でな、言いたくて仕方がないんだ」

フレンダ「も、もう・・ ///////」

上条「その顔を見ているともっと言いたくなるな」

フレンダ「や、やめてよぉ・・・」

上条「どうした?やめていいのか?」

フレンダ「や、やめなくていいけど・・・いい・・んだ・・・けど・・・」

上条「ん?」

フレンダ「は、恥ずかしい・・・から・・・・」

上条「そこがいいんじゃねーか」



25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:39:08.75 ID:l3fl1urW0

フレンダ「だ、だめ!そんなにじっくりと見ないで!」

上条「ククク・・・かわいいぞ?」

フレンダ「や、やだっ!やだっったら!!」

上条「ほう、きれいなピンク色をしてるじゃねーか」ツン

フレンダ「ひゃあ!」ビクッ

上条「ほう、ここをつつかれるとそんな反応をしてくれるのか、これはいいことを教えてもらったな」

フレンダ「そ、そんなぁ・・・・そこ・・・だめぇ・・」

上条「だめといわれるともっとしてやりたくなるんでな」ツンツン

フレンダ「んっ!!」だ、だめ・・・まだ・・午前中・・・なのにぃ・・・・」

上条「だからこそ、だろ?」

フレンダ「ど、どいういうこと?」

上条「誰かに見てもらいたいのか?」

フレンダ「や、やだ・・・そんなの・・・」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:47:52.42 ID:l3fl1urW0

上条「ん?」

フレンダ「ふ、二人だから・・・」

上条「二人?」

フレンダ「か、上条と一緒だから・・・いいわけよ・・・」

上条「うれしいことを言ってくれるな」

フレンダ「えへへ」

上条「それじゃあこいつを味わわせてやるか」

フレンダ「そ、それ・・・」

上条「どうだ?」

フレンダ「ん・・・すごく・・・大きい・・・」

上条「ああ、フレンダが悦ばせてくれたからな・・・」

フレンダ「これが・・・私の中に・・・」

上条「そうだ、だからたっぷりと味わうんだぞ?」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:53:23.26 ID:l3fl1urW0

上条「どうだ?こいつの味は」

フレンダ「ん」アム

上条「大きくて頬張るのが精一杯か?」

フレンダ「ん・・・」チュパ

上条「はしたないやつだな、咥えてしゃぶるなんてな」

フレンダ「んむぅ・・・」

上条「だが、うれしいぞ、フレンダのがんばる姿を見ることができるなんてな」

フレンダ「んふ」ニコ

上条「あぁ・・・その調子だ、しっかりと味わうんだぞ?」

フレンダ「む」コク

上条「たっぷりと濃いのが口の中にぶちまけられるからびっくりするんじゃないぞ?」

フレンダ「んはぁ・・んふ・・・・」トロン

上条「やっぱりお前は従順だな」ナデナデ

フレンダ「ん・・じゅる・・・」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 12:56:05.95 ID:ikomBycB0

わかってても勃ってしまう



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:02:31.67 ID:l3fl1urW0

麦野「二人仲良く朝ごはんねー」

絹旗「フレンダ爆発しろー」

滝壺「さばがあるだけでふれんだは上機嫌、かみじょうが料理したとなるとなおさら。これはまるでご飯をもらうわんこの要に」

麦野「あーそうねー、フレンダに尻尾があったらパタパタしてるわねー」

絹旗「フレンダ逆に生えろー」

滝壺「上条が作った朝ごはん、これだけでよだれがとまらない」

麦野「私も食べたーい」

絹旗「私もー」

滝壺「ほっぺたを赤くしたふれんだ、白い肌がきれいなピンク色に」

麦野「いちゃついてんじゃねえよ」

絹旗「TPOを超わきまえろってんですよ」

滝壺「思い出のためとはいえ盗撮している私たちが言っていいことではない」

麦野「あの味が染みた大根とかあれだけでご飯3杯いけるじゃない」

絹旗「汁がたっぷりあふれてるじゃないですか」

滝壺「あの大根を育てたのはふれんだ。一口大に切ったほうが食べやすいけどあの大きさでやわらかく煮込めるかみじょうはさすが」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:03:50.58 ID:gyVbIn0r0

あれ?ホクロってこんな可愛かったっけ?



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:06:32.61 ID:SQojIpEq0

何が起こった



34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:11:48.02 ID:l3fl1urW0

黒子「な、なんとか形になりましたわ・・・・」

黒子「で、ですがこれは・・・」

黒子「食べても大丈夫なのでしょうか?」

黒子「ま、まあ先ほど朝食を済ませたばかりですのでこれは昼食にいただきますわ」

黒子「な、何も今日披露しなくてはならないわけではありませんの。まだまだ機会はありますわ」

黒子「この失敗を経て黒子は完璧な淑女へとなるのですわ」

黒子「か、完璧な・・・・あの・・・・」

黒子「上条さん」ボソッ

黒子「っきゃああああああああ!!!!」

ゴツッ ゴツッ ゴツッ ゴツッ ゴツッ ゴツッ ゴツッ  

黒子「な、なにを血迷ってますの私はああああ!!!!」

黒子「私にはお姉さまだけですのおおおお!!」

ガチャッ!!

寮監「やかましいぞ白井いいいいいいいいいい!!!!」

黒子「はっ!!! 申し訳ございませんですのおおおお!!!」



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:14:59.71 ID:B23YOjls0

かわいい



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:17:49.70 ID:l3fl1urW0

フレンダ「じゃあ、今日も行ってくるわけよ」

上条「ああ、気をつけてな」

フレンダ「うん!」

上条「今日はフライを入れておいたからな?」

フレンダ「えへへ、ありがと!」

上条「仲良くな」

フレンダ「大丈夫、私たちは仲間だから」

上条「滝壺は最近麦野と絹旗が荒んでるって言ってたぞ?」

フレンダ「え?そうなの?」

上条「仲間の様子をちゃんと見ていないといざって時に対処できないぞ?」

フレンダ「う、うん、じゃあ今日は二人とじっくり話してみるわけよ」

上条「それがいいだろうな」

フレンダ「それじゃ、また跡でね」

上条「ああ」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:25:21.38 ID:l3fl1urW0

昼過ぎ

黒子「はぁぁ・・・・・私一人で寮の玄関の掃除なんて・・・屈辱ですわ・・・」

黒子「宅配の業者や外出する皆様にジロジロと見られながら一人で・・・」

黒子「あんの行かず後家、自分に春が来ないからと言って若い女子をいじめればよいというわけではないでしょうに」

黒子「あーあー、嫌ですわ、あんな大人にだけは絶対になりたくありませんの・・・」

黒子「一年後二年後・・・・今と変わらず私たちを監視し、取り締まるなどと・・・」

黒子「どう考えてもこれは負け」 寮監「きれいになったようだな?」

黒子「ひいいいいい!!!」ビクッ

寮監「どうした?そんなに驚いて」

黒子「い、いえいえいえいえ、お掃除に熱中していましたので突然のことに驚いてしまいましたのおおお!!」

寮監「ほう、そうか」

黒子「え、えええええ、その通りですわ、むしろそれ以外に何があるとお思いですの?」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:29:37.31 ID:l3fl1urW0

寮監「・・・・・」

黒子「ほ、ほほほ・・・」ニコ

寮監「ま、いい、これに懲りたら寮内で無駄に騒がないことだ」

黒子「わかりましたの」

寮監「皆の模範になるようにな」

黒子「もちろんですわ!」



黒子「はぁー、疲れましたの・・・」

黒子「疲れてなんだか食欲がわきませんわ、飲み物でも買いに行きましょう」トコトコ

黒子「せっかくの休日だというのにペナルティだなんてついてませんわ・・・」

黒子「それもすべて・・すべて・・・・」

黒子「あの・・・・」

黒子「上条さん」ボソ



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:35:01.75 ID:l3fl1urW0

黒子「そう!すべては私に服を送りつけて私を連れまわしてあまつさえ初春や佐天さんにみせびらかしたあの男が悪いのですわ!!」

黒子「上条当麻許すまじ!!この手で成敗してやりますわ!」

黒子「そもそもあの男、私のお姉さまにちょっかいを出すこと数え切れず、その度にお姉さまがどれだけ悩んでいると・・」

黒子「お姉さまを惑わすあの男を成敗するために接触した黒子にまであのような・・・」

黒子「あのような・・・・」

黒子「くっ!! ワンピースを着せられふたりで食事を食べさせあいツーショットでピース・・・手をつないで歩き回り・・・」

黒子「か、観覧車にまで・・・・」

黒子「あ、あうあうあうあう・・・・ ////////」プシュー

黒子「す、すべてあの上条当麻のせいですわ!!」

黒子「絶対に許しませんわ!!上条当麻!!出てきなさい!!」 上条「ククク」

黒子「!!!!!!!!!!!!!!!!」ビクッ



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:42:13.33 ID:l3fl1urW0

上条「出てきたぞ?」

黒子「 」パクパク

上条「ん?」

黒子「 」パクパク

上条「熱でもあるのか?」ピト

黒子「はっ!! 何をなさいますの!!」

上条「正気に戻ったか」

黒子「わ、私のおでこに触るなど!!!!」

上条「上の空だったからな、熱があるのではないかと思っただけだ」

黒子「ま、またあなたは・・・このように・・・」

上条「ん?」

黒子「そ、そんな躊躇わずにこんなことができるだなんて・・・そ、それでは・・・・」

上条「何か問題でもあるのか?」

黒子「うぅ・・・」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 13:47:41.52 ID:l3fl1urW0

黒子「あ、あのあの・・・こんなところで立ち話でも何ですので・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「あがりませんこと?お茶くらいしかありませんがおもてなしさせていただきますわ」

上条「悪くないな」

黒子「で、ではこちらへ・・・」

上条「ククク」



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:03:07.34 ID:l3fl1urW0

佐天「で、御坂さん、緊急事態って何ですか?」

初春「メールの内容からするとかなり深刻そうでしたけど」

御坂「ふっふーん、聞いたら驚くわよー」

佐天「そういえば白井さんは?」

初春「まだ来てないみたいですけど」

御坂「それはそうよ。なんせ黒子のことなんだから」

佐天「え?」

初春「何があったんですか?」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:08:44.56 ID:l3fl1urW0

ガチャッ

黒子「こちらですの」

上条「ほう?」

黒子「あの時以来ですが・・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「こ、こんどはゆっくりしてくださってもかまいませんのよ?」

上条「なら、楽しませてもらうか」

バタン

黒子「あ・・・」

上条「この部屋で二人っきりでな」ニヤリ

黒子「ふ、ふたり・・・・」



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:18:17.37 ID:l3fl1urW0

御坂「最近黒子の様子ってどこかおかしくない?」

佐天「そういえば・・」

初春「やけに上機嫌でときおり上の空ですね」

御坂「そしてなんと、昨日はこの本を見ながら調理場で丁寧に下ごしらえをしていたのよ」

佐天「そ、それは・・・」

初春「あの白井さんが・・・」

御坂「黒子は隠しているつもりだろうけどこれはもう完璧にそうよね」

佐天「ってことは・・・」

初春「私たちが見たのは間違いないってことですね」

御坂「え?どういうこと?」



46:さるくらったら終了です、書き込んでいただけたらありがたいです:2012/11/03(土) 14:24:37.85 ID:l3fl1urW0

佐天「この前私と初春で観覧車乗りに行ったんですよ」

御坂「あ、あっちの学区に新しくできたっていうやつ?」

初春「ええ、それです」

御坂「そこで何かあったの?」

佐天「実はそこに、白井さんがワンピース姿で男の人と一緒に乗ってたんですよ」

御坂「うっそおおおおお!!!」

初春「御坂さん、大きな声出しすぎです」

御坂「あ、ごめん、つい驚いちゃってさ」

佐天「その気持ちは痛いほどわかりますよ」ウンウン

御坂「で、相手はどんな感じだったの?」

初春「それが・・・」

佐天「後姿しか見てないんですよねー」

御坂「え?そうなの?」



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:30:08.49 ID:l3fl1urW0

黒子「そ、そんなところ見ないでくださいまし!!」

上条「なぜだ?」

黒子「と、殿方に見せるところではありませんの」

上条「気にするな、俺とお前の仲じゃないか」

黒子「何を言ってますの!そんなところをめくるなんてあんまりですわ!」

上条「なら、何故止めないんだ?」

黒子「そ、それは・・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「わ、私では上手くできませんので・・・」

上条「ほう、じゃあこのままじっくり見てもいんだな?」

黒子「それはいけませんわ!」

上条「やれやれ、随分とわがままなやつだな」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:34:43.66 ID:l3fl1urW0

黒子「一枚一枚剥がすのはある意味正しいのですけれど・・・その・・」

上条「その恥らう姿が見たいだけだ、気にするな」

黒子「気にしますの!そうじっくりと見られながらめくりあげられると私・・・」

上条「いい反応だ、俺を楽しませてくれる・・・」

黒子「あぁ・・つ、ついに私のが・・・・」

上条「ほう、こんなところに染みができているじゃねーか」

黒子「あ、ああぁ・・・・」

上条「なあ白井、この染みは何なんだ?」

黒子「そ、それは・・・」

上条「絞れば滴り落ちてくるんじゃないのか?」

黒子「そこまでではありませんの!!」

上条「だが、よく湿っているぞ?」ナデナデ

黒子「さ、触らないでくださいまし・・・」



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:38:35.38 ID:l3fl1urW0

上条「なあ白井、これは何だ?」

黒子「あ、あの・・・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「わ、わたくしの・・・・ですの・・・」ゴニョゴニョ

上条「聞こえないぞ?」

黒子「い、言わせるつもりですの!?」

上条「俺はわからないから聞いてるんだ、教えてくれないか?」

黒子「お願いですの・・・い、言わせないで・・・くださいまし・・・」

上条「そこまでか?」

黒子「・・・ですの」

上条「いいだろう、そこまで言うならな」

黒子「屈辱・・ですわ・・・・」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:42:22.28 ID:l3fl1urW0

上条「どんな匂いがするんだろうな?」

黒子「だ、だめですの!!」

上条「ん?」

黒子「それに顔を近づけてはいけませんわ!」

上条「何故だ?」

黒子「き、汚いですの・・・」

上条「ほう?」

黒子「不衛生・・・ですわ・・・」

上条「これは白井から出たものだろ?」

黒子「え、ええ・・・」

上条「なら、白井の香りがするんじゃないのか?」

黒子「わ、わたくしのぉ!!」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:46:41.13 ID:l3fl1urW0

上条「どうしたんだ?そんなに興奮して」

黒子「あ、あなたという方は・・・どこまで・・・・」

上条「興味があるだけだ、おかしいことか?」

黒子「くっ・・・」

黒子(私もお姉さまのものを・・・なので私には何とも言えませんわ・・・)

上条「どうなんだ?おかしいことなのか?」

黒子「い、いえ・・・おかしいことではありません・・・」

上条「なら、いいんだな?」

黒子「ほ、本人の前でなんてやめてくださいまし!!」

上条「じゃあ、御坂のならいいのか?」

黒子「そ、それは!!」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:50:38.85 ID:l3fl1urW0

上条「御坂のもこんなになっていそうだな?」

黒子「あ、ああぁぁ・・・・・」

上条「さて、どうなっているか・・・いいんだな?」

黒子「やめてくださいまし、お願いですからお姉さまのだけは・・・」

上条「ん?」

黒子「お姉さまにだけは・・・・お願いですの・・・」

上条「ふぅ、そうだな・・・・」

黒子「わ、私にできることでしたら何でもしますわ!ですからお姉さまにだけは手をださないでくださいまし!!」

上条「ほう、健気だな」

黒子「う、うぅ・・・・」

上条「なら、もっといろんなところを見せてもらおうじゃねーか」ニヤリ



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 14:59:23.61 ID:l3fl1urW0

寮監「おや?あれは御坂と白井の部屋か」

寮監「正午を過ぎてから布団を干すとは今更な感じはするが・・」

寮監「この天気だ、今からでも十分に乾燥させることができるだろう」

寮監「汗をかくと布団は確実に湿るからな」

寮監「ほかの部屋の生徒もたまにチェックしてやらんとな」

寮監「誰かがやってくれるではどうにもならん、そんな性根はたたきなおしてやろう」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:05:53.94 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「ほう、いい弾力だな」

黒子「こ、こんな辱めをうけるなんて・・」

パンパン

上条「この染みが俺を益々やる気にさせてくれるぞ?」

黒子「い、いやですわ・・見ないでくださいまし」

パンパン

上条「そうか?これを晒すことが大事なんじゃねーか」

黒子「さ、晒すだなんて・・」

パンパン

上条「いい音だな、もっと響かせたくなっちまったぜ」

黒子「やめてくださいまし、誰かに見つかったら・・・」

パンパン

上条「見つかったら?そのときはみせびらかしてやるだけだ」

黒子「く、そ、そんな・・・」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:12:02.59 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「ん?」

黒子「誰かに見られるだなんて・・・・」

パンパン

上条「そのほうがスリルがあっていいじゃねーか」

黒子「よくありませんわ!!」

パンパン

上条「騒いだらますますまずいんじゃねーか?」

黒子「くっ!ま、またあなたのペースに・・どうしてですの・・・」

パンパン

上条「むずかしいことを考えるんじゃない、今はこいつを感じるんだ」

黒子「こ、これを・・・・」

パンパン

上条「固いのを打ち付けられる気分はどうだ?」

黒子「・・・・・いいですの」ボソ



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:17:29.64 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「そうか、いいか」

黒子「す、すこし・・・激しすぎませんの・・?」

パンパン

上条「このくらいやらないとたっぷり出してやれないからな」

黒子「ど、どれだけ出すつもりですの?」

パンパン

上条「そうだな、あふれてくるまでだな」

黒子「あふれるって・・・その・・・」

パンパン

上条「想像してしまったのか?」

黒子「ま、まさかそんなことっ!!」

パンパン

上条「いい反応だな、俺をますます元気にさせてくれるぜ」

黒子「あ、あなたのためにしていることではありませんわ!勘違いしないでくださいまし!!」



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:24:44.15 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「おや、今ので向こうの窓から誰かこっちを見ているぞ?」

黒子「い、いやっ!!」バッ

パンパン

上条「おいおいどうした?何故隠れる必要があるんだ?」

黒子「み、見られたくありませんもの・・・・」

パンパン

上条「なあ、この部屋には白井か御坂しかいないんだ、それがどういういことかわかってて言っているのか?」

黒子「え? あ・・・・」

パンパン

上条「どうやら気づいたようだな、この部屋に俺がいるということは御坂か白井が俺をここに呼び込んだということだ」

黒子「あ、あぁ・・・・」

パンパン

上条「白井、お前は御坂に濡れ衣をきせたいのか?」

黒子「わ、わたくしが・・・・ この私がそのようなことなど・・・」



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:31:23.33 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「なら、堂々とここから顔を出せるな?」

黒子「う、うぅ・・・・」

パンパン

上条「できないのか?」

黒子「や、やりますの・・・・」

パンパン

上条「素直なやつは嫌いじゃない」

黒子「おねぇ・・さまぁ・・」

パンパン

上条「白井の弾力があるこいつをわしづかみにできるなんてな」

黒子「ああ、そんなにじっくりと・・・」

パンパン

上条「いいぞ、この滑らかな肌触りが最高だ」

黒子「もてあそばれる・・・なんて・・・」



69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:37:03.06 ID:l3fl1urW0

パンパン

上条「どうだ、気持ち良いか?」

黒子「別に・・なんともありませんの・・」

パンパン

上条「そうか?ここはそうは言ってないけどな?」ジッ

黒子「じっくりと見るなんて・・・・だめですわ・・・」

パンパン

上条「見ないとよくわからないだろ?」

黒子「も・・もう・・どうにかなってしまいそうですの・・・」

パンパン

上条「そうか、ならそろそろフィニッシュにしてやろう」

黒子「こ、こんな、こんな辱めのなかで・・・悔しいですわ・・・」

パンパン

上条「オラッ!!たっぷりとあふれさせろっ!!」

黒子「ッ!! ・・・・なんでこんなに・・・あふれて・・・・しまいますの・・・」



70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:40:08.38 ID:l3fl1urW0

パンパン

寮監「布団を叩いている音だな」

寮監「叩きすぎもよくないからほどほどが大事だが」

寮監「この感じなら悪くないだろうな」

寮監「寝ている時は意外と汗をかくもの」

寮監「それに加えてホコリもたまりやすい」

寮監「最低でも週に一度は天日に干したいものだな」



73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:49:43.87 ID:l3fl1urW0

上条「白井」

黒子「何ですの?」

上条「今の気分はどうだ?」

黒子「・・・・悪くありませんわ」

上条「随分とつめたい反応だな?」

黒子「あ、あんなところで、誰かに見られるかもしれない状況であんなことができるほうがどうにかしてますの!」

上条「ほう、見られたのか?」

黒子「わ、わかりませんわ・・・」

上条「安心しろ、俺が見ていた限り俺たちに、特に俺をみつけた人間は誰もいない」

黒子「な、なら・・・安心ですけど・・・」

上条「どうだ、興奮しただろう?」

黒子「な、なにをまじめにそんなことをっ!!」

上条「ククク」



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 15:57:54.84 ID:l3fl1urW0

上条「ほぉ・・・ここはこうなっているんだな・・・」

黒子「やっ!そんなにまじまじと見つめないでくださいまし・・・」

上条「普段は隠れているところだ、いつでも見せてくれるのか?」

黒子「そ、それは無理ですの・・・・」

上条「なら、かまわないだろ?」

黒子「汚いですわ・・」

上条「なら、俺がたっぷりときれいにしてやる」

黒子「そ、そんな!!」

上条「もう我慢できねぇ・・・・やるぞ」

黒子「だ、だめ・・ですのに・・・」

上条「静かにしろ、誰かがこの部屋に来てもいいのか?」

黒子「う、うぅ・・・・」



78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:06:15.42 ID:l3fl1urW0

ピチャッ

上条「ほう、こんなになっているのか」

黒子「あぁ、この音・・・」

ピチャッ

上条「たっぷりと濡れているだろ?」

黒子「で、ですが・・・」

ピチャッ

上条「ここに汚れがたまっているな」

黒子「そ、そんなところを開いてまで・・・」

ピチャッ

上条「逆にいつも意識していないとここはきれいにはならないからな」

黒子「た、たしかに・・そうですが・・」

ニチャッ

上条「どうだ?自分でもここを綺麗にしているのか?」

黒子「た、たまに・・・ですけど・・・」



79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:11:06.66 ID:l3fl1urW0

ピチャッ

上条「自分でしているときはどうやっているんだ?」

黒子「い、言わなくては・・・」

ニチャッ

上条「もちろんだ」

黒子「あ、あの・・・」

ピチャッ

上条「自分では見えないところをどうやって確認しながら綺麗にしているんだ?」

黒子「か・・・鏡を使って・・・ですの・・・」

ピチャッ

上条「ほう?俺はてっきり御坂に見てもらってるんだと思ったぞ?」

黒子「そ、そんなことできるわけが・・ありませんの・・・」

ニチャッ

上条「さすがにこれは見せられないのか?」

黒子「あたりまえ・・・ですの・・・」



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:21:07.30 ID:l3fl1urW0

ピチャッ

上条「ほら、この固いところを刺激してみるぞ?」

黒子「そ、そこは綺麗にしてますの!」

ニチャッ

上条「ほう?だがこれを見てみろ」

黒子「う、わ、わざわざ見せ付けなくても・・・」

ピチャッ

上条「目をそらすな、これが事実だ」

黒子「で・・・ですが・・・で」

ピチャッ

上条「ん?恥ずかしいのか?」

黒子「こんなところまで見られてしまうなんて・・・黒子は・・・」

ニチャッ

上条「俺は徹底的にやらないと気がすまないからな、まだまだいくぞ?」

黒子「私、恥ずかしさで倒れてしまいそうですの・・」



83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:22:22.19 ID:l3fl1urW0

滝壺「ふう」ゴシゴシ

滝壺「お掃除は大変、でもこまめにやらないとひどいことになる」

滝壺「細かいところ、目の届かないところの掃除には身の回りのものを駆使して掃除をしようね」

滝壺「目が届かないところに鏡を使ってとか、しつこくない汚れなら濡れた雑巾でも充分だよ」

滝壺「ドアの内側とか窓のレールのところとか、水周りやエアコンの周辺、隅々を探せば汚れは結構たまっているもの」

滝壺「みんなもお部屋の掃除はこまめにね」



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:30:04.34 ID:l3fl1urW0

黒子「そもそも何でこんなことになっていますの・・・」

上条「逆に聞くが何故こうならないと思ったんだ?」

黒子「こんなつもりではありませんでしたもの」

上条「なら、どういうつもりだったんだ?」

黒子「そ、そう・・・私は・・その・・・・」

上条「ん?」

黒子「お、お話を・・・するだけのつもりで・・・」

上条「男を女子寮に招いたんだ、どういうことになるかわからない年齢じゃないだろ?」

黒子「そ、そんな ////////」



85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:36:41.22 ID:l3fl1urW0

数十分前

黒子「そ、その・・・そちらのベッドに・・・腰掛けていただけますか?」

上条「いきなり男をベッドに誘うとは、わかってるじゃねーか」

黒子「ぬなっ!!」

上条「どうやらそのつもりのようだな、さすがの俺も驚きを隠せないぞ?」

黒子「い、いえいえいえいえ!!ちがいますのちがいますの!!そこの机の椅子に腰掛けてくださいまし!!」

黒子「あーら私ったら何を血迷いましたのかしらおーほほほ!!」

上条「無理をしているな?」

黒子「い、いえいえ無理などとてもとても、この風紀委員でお姉さまのルームメイトたる白井黒子がそんなわけありませんの!!」

上条「ま、そういうことにしていてやろう。だが・・・」

黒子「な、何ですの?」

上条「これからたっぷりと悦ばせてやるからな」ニヤ

黒子「っ」ゴクリ



86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:41:00.96 ID:l3fl1urW0

黒子「何たる不覚、私としたことがついこの方のペースに巻き込まれていましたの!」

上条「なら、白井のペースになるとどうなるんだ?」

黒子「あなたをおもてなししてさしあげるだけですの!その椅子から一歩も動かないでくださいまし!」

上条「随分嫌われたものだな」

黒子「あ、あれだけ私を辱めておいてこの程度で済んでいるんですから感謝してほしいくらいですわ」

上条「大した自信だな、それじゃあありがたくもてなしを受けさせてもらおうか」

黒子「か、覚悟してくださいまし!!」



87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 16:49:13.05 ID:l3fl1urW0

黒子「えと、この辺りに紅茶が・・・・」ゴソゴソ

黒子「そしてお菓子・・・お菓子・・・・」キョロキョロ

黒子「昨日下ごしらえをしている間につまんでしまいましたわね・・・」

黒子「まさかここでお茶を出すことになるとは思いませんでしたわ」ハァ

黒子「と、いうか、私料理を作ってどこで食べさせるつもりでしたの?」

黒子「・・・・」

黒子「自分の思慮の浅さに幻滅ですわ・・・」

ぐー

黒子「あ、そういえば私お昼はまだでしたわ・・・」

黒子「この際ですわ、あの方にお茶を出しながら私はお昼にしましょう」



90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:03:29.68 ID:l3fl1urW0

黒子「お待たせいたしましたわ」カチャ

上条「いい香りだな」

黒子「ええ、お姉さまも好きなのですわ」

上条「ん」ズ

黒子「さて、私はお昼がまだなのでこちらで失礼させていただきますわ」

上条「奇遇だな、俺もだ」

黒子「え?」

上条「昼食を何にしようか考えていたところで白井をみつけたからな」

黒子(それでは私だけお昼をとるわけにはいかないではありませんの・・・・)チラ

黒子(こ、これ・・・大丈夫でしょうか?)

黒子「よ、よろしければ・・・ご一緒にいかがですか?」

上条「いいのか?きっちり重箱に詰めてあるということは誰かに食べさせるつもりのものじゃないのか?」

黒子「い、いえいえいえ、これは練習用なのですわ。で、ですから・・・その・・・」

上条「なら、ありがたくいただこう」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:13:07.45 ID:l3fl1urW0

黒子「で、では早速」カチャカチャ

黒子「どうぞ」

上条「ほう、どういうつもりだ?」

黒子「はっ!!こ、これは!!」

上条「おいおい、頼んでもいないのに俺の口までもってくるとはどういうつもりだ?」

黒子「ち、ちちちちがいますの!!私があなたに食べてもらうために作ったとかそういうわけではなくてですね!!」

上条「ほう?」

黒子「と、とととにかく!こ、これはそう!おもてなし!!おもてなしですの!!」

上条「本当にそうか?俺に手なずけられた証じゃねーのか?」

黒子「手、手なずけられたなんて・・・そ、そんなこと・・・」

上条「ま、いいほら、続けろ」

黒子「は、はい・・・」



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:20:26.48 ID:l3fl1urW0

上条「ほう、これは・・・」モグモグ

黒子(明らかに失敗作なのですが、一通り味を見てもらわないと気がすまないというか・・・)

黒子(おかずだらけを口に運んでますが、次は何を・・・白米?それとも・・・)

黒子(あ、それよりも感想を聞かないといけませんわね)

黒子「お、お味はいかがですの?」

上条「・・・・・独特の食感だらけだな」

黒子「え?」

上条「塩の味は白井の好みか?」

黒子「え、えっと・・・これですの?」パク

黒子「うえええええええええええ!!!!!」

上条「どうやら、味見をしていなかったようだな」

黒子「こ、こんな!!この私がこのようなものを作ってしまうなんて!!」



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:29:13.78 ID:l3fl1urW0

黒子「あの、無理なさってません?」

上条「悪くないぞ?」

黒子「嘘をおっしゃらなくても結構ですわ」

上条「嘘じゃない、貸してみろ」

黒子「嫌ですわ!これは私が処分しますの!」

上条「処分?どうするつもりだ?」

黒子「え、えっとえっと、そう、手を加えてアレンジすればこの料理はよみがえりますの!」

上条「本当にそうか?」

黒子「うっ!」

黒子(一から作り直したほうが早いですわね・・・どう見ても・・・)

上条「俺は腹がへっている。食べさせてもらうぞ?」ガシッ

黒子「あっ・・・」

上条「・・・・」ガツガツ

黒子「私の初めてを捧げましたのに・・・」

上条「ククク」



95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:32:08.12 ID:SQojIpEq0

まさかのここでか



96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:36:57.05 ID:l3fl1urW0

黒子「こんなものを食べさせてしまうなんて・・・」

上条「気にするな、他にない味っていうだけだ」

黒子「申し訳ありません、これは完全に失敗作ですの」

上条「そういうものか?」

黒子「ええ、これは私のプライドの問題ですの」

上条「なあ、白井はこれを誰に食べてもらいたかったんだ?」

黒子「え?」

上条「失敗かどうかを決めるのは食べた相手だ。白井じゃない」

黒子「そ、それは・・そうかも・・・しれませんけど・・・」チラッ

上条「どうせ練習だったんだ、改善したいところがあればそこに気をつければいいだけだろうが」

黒子「つ、次・・・ですの?」

上条「そうだ、次がある」モグモグ



97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:45:00.07 ID:l3fl1urW0

黒子「・・・・そうですわね、次はうまく作ってみせますわ」

上条「そうか」モグモグ

黒子(まさかこれを上条さんのために作っただなんて口が裂けても言えませんわね・・・)

黒子「あの、本当に大丈夫ですの?」

上条「ああ、少し物足りないくらいだな」

黒子「いつの間に・・・全部食べましたの?」

上条「箸が進む味付けだったからな」

黒子「・・・ありがとうございます」

黒子(全部食べていただけるなんて・・・)

上条「さて、白井、これから予定はあるか?」

黒子「え?ありませんけど、何か?」

上条「白井の分まで食べてしまったからな、俺がお前の食事を用意しよう」

黒子「私の・・・ですの?」

上条「そうだ、だから俺についてこい」



98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 17:52:52.28 ID:l3fl1urW0

黒子「えっと、あなたとお出かけということは・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「着替えなくてはいけませんので・・・」

上条「どうやら俺はお前をすっかり染め上げてしまったみたいだな」

黒子「ぬなっ!!」

上条「いいだろう、お前が着たい服を着て出てこい、俺は外で待つ」

黒子「あ、あわわわわ・・・・」

上条「期待しているぞ?」

バタン

黒子「・・・・」

黒子「わ、私はなにを言ってますの!!外出といえば制服ではありませんの!!なぜ!!なぜ着替える必要がりますの!!」

黒子「ま、まさかあの方が言うように私は・・・・」

黒子「そんなわけありませんわ!!こ、このままで出かけますの!!」

黒子「あ、ですが・・・」ガサゴソ

黒子「リ、リボンくらいはつけてあげても・・・・」



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 18:01:47.97 ID:l3fl1urW0

黒子「おまたせいたしましたの」

上条「ほう、着替えなかったのか?」

黒子「ええ、やはり制服が一番ですので」

上条「着替えたかったんじゃないのか?」

黒子「そんなわけありませんわ!あれはあなたが!」

上条「俺が、何をしたんだ?」

黒子「あ、あなたが・・・その・・・」

上条「ん?」

黒子「う、うぅ・・・と、とにかく!早くエスコートしてくださいまし!!」ギュッ

上条「いいだろう、こっちだ」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 18:05:53.84 ID:l3fl1urW0

黒子「はぁ・・・・・」

上条「どうした?ぼーっとして」

黒子「何でもありませんわ」

上条「上の空だな?」

黒子「そんなことありませんわ、私はいつもどおりですの」

上条「いつもこうなのか?」

黒子「はい?何をわけのわからないことを」

上条「出かける時はいつも誰かの手を握るのか?」

黒子「へ?」

ギュッ

黒子「!!!」



103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 18:13:28.55 ID:l3fl1urW0

黒子「こ、ここここれはいつの間に!?」

上条「どうやら気づいていなかったようだな、お前が自分でやったんだぞ?」

黒子「う、嘘を言わないでくださいまし!わたくしが自分からこのようにはしたないことをするわけがありませんの!」

ギュウ

上条「おいおい、締め付けられるとますます良くなっちまうじゃねーか」

黒子「あ、あわわわ」

上条「俺のを離さないなんて、そんなに俺のがいいのか?」

黒子「ち、ちがいますの、ちがいますの、これはあなたが無理やり」

上条「俺がいつ無理やりしたんだ?白井が俺のを離せばすむことだろう?」

黒子「え、えっとえっとえっと・・・・」

上条「聞いてねーな」



104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 18:18:39.75 ID:q+U53XLI0

わかってはいるんだが…
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4253235662/




105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 18:20:11.23 ID:l3fl1urW0

黒子「か、かみじょおさんのあついのですわねえ」

上条「ん?白井のもなかなかいい具合だぞ?」

黒子「も、もももちろんですわ、この私この程度の心得はきちんとですね」

上条「それに・・・どうやら濡れてきちまったようだな?」

黒子「ふぇっ!?」

上条「あたたかくて濡らしながら俺のを包み込むなんてな、お前は完璧じゃねーか」

黒子「だ、だめですわ・・・こんなの・・・」

上条「だめか?俺は最高なんだがな」

黒子「こ、このままでは私・・・私・・・」

上条「このぬるりとした感触・・・最高だぞ?」

黒子「そんな、じっくりと私を感じないでくださいまし!!」

上条「それは無理ってもんだ、白井が離さない限りな」

黒子「は、離しますわ!今離しますから!!」



113:さるくらってました:2012/11/03(土) 19:39:03.65 ID:l3fl1urW0

黒子「はぁ・・・はぁ・・・」

上条「少しは落ち着いたらどうだ?」

黒子「わ、私はいつだって冷静ですの!!」

上条「そうか?なら冷静に俺を部屋に招いたのか?」

黒子「はう・・・」

上条「これでも冷静と言えるのか?」

黒子「い、いえ・・・」

上条「ん?」

黒子「その、いつもの私ではありませんでしたわ」

上条「だろうな」

黒子「で、では改めてお願いしますわ」

上条「任せておけ」



115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 19:45:19.78 ID:l3fl1urW0

佐天「で、で、白井さんったら恥ずかしそうにしながらワンピースで観覧車に乗ってたんですよ!」

御坂「これはもう確定じゃない、男の人と二人で観覧車なんて言い逃れできないわ」

初春「でも私たちが観覧車から降りたらいなくなってたんですよね」

御坂「え?じゃあ途中で黒子をほっといて帰ったってこと?」

佐天「そうなりますね」

御坂「どういうことかしら?」

初春「きっとあれですよ。喧嘩しちゃったんですよ」

佐天「あ、なるほど」

御坂「それで黒子は仲直りのきっかけに料理を作ろうとしたのね」

初春「ってあれ・・・」

佐天「あ、あの後姿は・・・」

御坂「黒子ね、常盤台の制服着てるし間違いないわ」



117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 19:53:33.62 ID:l3fl1urW0

黒子(こ、この私が、どうしてこのように動揺してあらぬことを・・・)

黒子(冷静に考えればあんなことやこんなことなんてやる必要がないではありませんか)

黒子(感謝の気持ちを伝えるだけのつもりが掃除を手伝ってもらったりあまつさえ布団まで・・・)

黒子(それにしても・・・)チラッ

上条「・・・・」

黒子(盛大に失敗した私の料理をあれだけ食べて平気なのでしょうか?)

黒子(しかも感謝の気持ちをこれっぽっちも伝えていないというおまけつき・・・)

黒子(私何だか自分が嫌になってきましたわ・・・)フゥ



118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 19:59:47.77 ID:l3fl1urW0

尾行中

初春「あの後姿、この間の人に間違いありません」

佐天「ふっふーん、今日こそはその顔を見せてもらいましょうか」

御坂「あれ?あの頭どこかで・・・」

初春「御坂さん、どうしました?」

御坂「え?ううん、何でもないわ!」

佐天「しっ!大きな声を出すと気づかれてしまします!」

御坂「あ、ごめん」

御坂(気のせいよね)

初春「・・・どうやらバレていないようです」

佐天「じゃ、慎重に行きますか」

初春「ええ」



121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:08:46.28 ID:l3fl1urW0

上条「白井」

黒子「な、何でしょう?」

上条「何が白井をそんなに動揺させるんだ?」

黒子「・・・あなたがそれを言いますの?」

上条「俺はお前をどうこうするつもりは無かったんだがな」

黒子「私にワンピースやシャツをプレゼントしたのはどなたでしたか?」

上条「俺だ」

黒子「なら、少しは自重してくださいまし」

上条「おいおい、そもそも俺は御坂と遊びに行こうと思っただけなんだぞ?」

黒子「そ、それは・・・そうですが・・・」



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:12:57.46 ID:l3fl1urW0

上条「俺も年頃の高校生だ、ふと、女の子と遊びに行くということをやってみたくなってな」

黒子「くっ・・な、何故それでお姉さまを、学校の級友とかになさればよろしかったのではありませんの?」

上条「毎日顔を会わせなくちゃならない人間を誘ってみろ、あらぬことを言われて肩身が狭くなっちまう」

黒子「そ、それでお姉さまに・・・」

上条「そうだ、御坂に声をかけようとしたところで白井が声をかけてきて・・・」

黒子「そのまま・・・あのような・・・」

黒子「・・・・・・」

黒子「死にたくなりましたわ」

上条「穏やかじゃないな?」

黒子「表現の一つですの。それだけ恥ずかしかったということですわ」

上条「なんだ、楽しくなかったのか?」

黒子「・・・・それは、少しは」

上条「俺は楽しかったぞ、純粋にな」

黒子「えっ!?」



124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:18:34.15 ID:l3fl1urW0

佐天「うーん・・・なんだろうなあ、この物足りなさは」

初春「何でしょうかね?」

御坂「二人の距離じゃない?」

佐天「あ、そうか!それだ」

初春「え?どういうことですか?」

御坂「普通もうちょっと寄り添うように歩かない?」

初春「あ、なるほど」

佐天「そう、あの距離じゃ手をつなぐのも無理があるからね」

御坂「仲直りできてないのかしら?」

初春「こればかりは二人の問題ですからねー」



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:27:29.51 ID:l3fl1urW0

上条「どうした、そんなに驚くことか?」

黒子「い、いえ、それはもう楽しそうでしたから・・・」

黒子(えっと、何かが間違っているような気がするのですがこう、何でしょうか、なんとも表現しづらいですわね)

上条「白井の表情の一つ一つが最高だったぞ?」

黒子「う、思い出させないでくださいまし!」

上条「何、すぐに思い出すことになるだろうな」

黒子「え?」

上条「俺が今どこに向かっているのかわからないのか?」

黒子「ま、まさか・・・・」

上条「そう、そのまさかだ」



126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:36:59.46 ID:l3fl1urW0

黒子「こ、ここは・・・・」

上条「ククク、懐かしいだろう?」

黒子「や、やめてくださいまし!!あれだけは!!あれだけはご勘弁を!!」

上条「おや、今日は俺を楽しませてくれないのか?」

黒子「あ、あんなことは・・・もう・・やめてくださいまし・・」

上条「初めは嫌がっていたが回数を重ねるごとに、口の中に注ぎ込むごとに顔をほころばせたのは誰だ?」

黒子「くっ・・・」

上条「それどころかぎこちない手つきで俺に奉仕してくれたのは誰だ?」

黒子「くぅぅ・・・」

上条「白井、お前は尽くし尽くされる悦びを覚えてしまったみたいだな」

黒子「わ、わたくし・・・は・・・」

上条「そうでなければ俺を部屋に招いてすぐにベッドに案内するなんてことはできないんじゃねーのか?」



127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 20:47:37.40 ID:l3fl1urW0

黒子「あ、あれは・・・あれは・・その・・・」

上条「何だ?」

黒子「その・・いつも・・・友人を招くときに腰掛けてもらっていただけですので・・・」

上条「なんだ、肩透かしか」

黒子「そ、そうですわ!今日も私は先日のお礼をしようとしただけですわ」

上条「つまり、ここでしたことやあの密室で友人にみせつけるようにしたことが白井にとっては・・」

黒子「ぐ、ぐぬぬぬ・・・」

上条「白井、お前は自分の中に芽生えた感情を否定しようとしているな?」



134:またさるくらいました きついです:2012/11/03(土) 21:40:14.03 ID:l3fl1urW0

黒子「わ、私はただ・・・」

上条「俺はお前にかなり嫌われていると思ったんだがな?」

黒子「正直・・・私は今でも・・・・」

黒子(だというのに何故手料理を・・・・私はどうしてこんな・・・・・)

上条「なら、何故来たんだ?」

黒子「それは、お姉さまのためですの・・・」

上条「仮に俺が御坂を誘ったとして、俺と御坂が出かけることで白井にどんなデメリットがある?」

黒子「あ、あなたが私のお姉さまを傷つけてしまわないようにですわ!!」

上条「俺が御坂を?」

黒子「え、ええそうですの!私はお姉さまを守るためにあえて」

上条「白井は傷ついたのか?」

黒子「くっ・・・」

上条「俺と接したことで白井は傷ついたのか?どうなんだ?」

黒子「それは・・・・」

黒子(傷つくというよりは・・・むしろ・・・・)



136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 21:47:50.44 ID:l3fl1urW0

佐天「あれー、白井さんと店の前で話し込んでますよ?」

御坂「喧嘩再燃かしら?やばくなったら止めましょう」

初春「と、いうかこの店って・・・」

佐天「あ、これって有名なカップル御用達のお店じゃん」

御坂「よくみたらすっごく甘そうな雰囲気ね」

初春「その店の前でって何かあれですね」

佐天「でもこういう店に来るくらいだから二人の仲はかなり進展してるとみてまちがいないね」

御坂「そうね、黒子ったらいつの間にこんな店に出入りするまでになってたのかしら」



138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:00:50.03 ID:l3fl1urW0

黒子「上条さん」

上条「ん?」

黒子「上条さんは私の事はお嫌いではありませんの?」

上条「なぜそんな事を聞く?」

黒子「いえ、私、上条さんに色々と思い当たる節がありますので・・・」

上条「気にしていない、本当に嫌いなら白井と一緒に食事できると思うか?」

黒子「いえ・・・」

上条「白井、白井は白井で楽しいと思えたのなら、その感情を大切にするんだな」

黒子「何を・・・おっしゃいますの?」

上条「御坂御坂がこれからもずっと続くと思うか?」

黒子「私は・・・・お姉さまを・・・」

上条「それを否定するつもりは無い、だがこれだけは覚えておくんだな、お前にだって他の人間みたいにできるってことだ」

黒子「・・・」



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:10:05.51 ID:l3fl1urW0

佐天「むー、かなり難しい顔してますね、これはもう少し近づいて会話の内容を確かめましょう」

御坂「そうね、あっちのほうから回り込めばバレずにいけそうね」

初春「そーっと・・そーっとですよ?」

佐天「わかってるって」コソコソ

御坂「ばれたら変な雰囲気になっちゃうもんね」コソコソ

初春「ええ、障害物に気をつけて・・・」コソコソ



142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:14:50.06 ID:l3fl1urW0

上条「おっと、言葉が悪かったな。異性と接することを少しでも楽しいと思うことができることは」

上条「なにも恥ずべきことじゃない、性別以前に人間は人間だ、人間と人間が接して楽しいのは当然のことだからな」

黒子「上条さん・・・」

上条「何だ?」

黒子「そういえば、お洋服を買っていただいた御礼をまだしていませんでしたわよね?」

上条「ほう、感謝しているのか?」

黒子「ええ、あれは良いものでしたから」

上条「選んだ甲斐があるとういものだ」

黒子「なので、私は上条さんにお礼をさせていただきますわ」

上条「別に求めてはいないんだがな?」

黒子「それでは私の気がすみませんもの」

上条「ほう、なら何をしてくれるんだ?」

黒子「そうですわね・・・」



144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:20:15.21 ID:l3fl1urW0

佐天「よし!ここなら!!」

御坂「会話が聞き取れるわね」

初春「これだけ近づいてもバレないということは相当集中してますね」

佐天「お・・・相手の顔が見えそうですよ・・・」

御坂「どれどれ・・・ えっ!!!」

初春「御坂さん!?」

御坂「なぁ~にやってるのかしらぁ~あいつはぁ・・・・」

佐天「え?ちょ、ちょっと御坂さん!そりゃまずいですって!」

御坂「大丈夫大丈夫、私とあいつ知り合いだから」ニコ

初春「目が笑ってない・・・」



146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:29:12.62 ID:l3fl1urW0

黒子「シャツはいかがでしょうか?」

上条「ほう?」

黒子「数があっても困るものではなさそうですし、それに何かとトラブルに巻き込まれやすいご様子」

上条「ククク・・・悪くないな・・・だが」御坂「ちょろっとー」

黒子「お!おおおおねえさまぁっ!!」

上条「御坂か・・・何の用だ?」

御坂「あんた私の後輩に何してるわけ?」

上条「昼食を、と思っただけだ」

御坂「あんた、この前黒子と観覧車に乗ったんだって?」

黒子「お、お姉さま、それは」御坂「あんたは黙ってなさい!」

黒子「あう・・」

御坂「で、どういうこと?」

上条「御坂、お前は質問を一つに絞れないのか?」

御坂「あん?」カチン



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:40:56.34 ID:l3fl1urW0

御坂「この馬鹿!!人の気も知らないで!!」ビリビリッ

上条「ククク」パキーン

御坂「何よ何よ!なんであんたはいつもそんなに余裕たっぷりなのよ!!この状況でも表情一つ崩さないあんたは菩薩様ですかってのよ!!」

御坂(人の気も知らないで、しかもよりによって黒子と・・・何でなのよこのド馬鹿!!)

上条「悪いが俺はそんなに高尚な存在じゃない」

御坂「・・・いつから黒子に手出してたわけ?」

上条「手を出す?お前は盛大な勘違いをしているな」

御坂「何が勘違いなのよ。説明してもらいましょうか?」

黒子「お姉さま、ここは黒子が説明させていただきますわ!!」

御坂「ちょっと黒子!」

黒子「か、上条さんが女の子と遊んでみたいとのことだったので私が付き合ってあげただけですの!!」

御坂「・・・・へ?」

黒子「つまり、私と上条さんはそういった関係ではなく、ただ単に私が付き添っただけですの!!」

上条「間違ってはいないな」



150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:49:00.36 ID:l3fl1urW0

御坂「それってデートじゃないの?」

黒子「ぐっ!そ、そのデートを・・ですね・・・上条さんがしてみたいとおっしゃるので仕方なく、そう!仕方なく黒子が付き合ってさしあげたのですわ」

御坂「あんたってそういうことできたのね」

黒子「こ、困っている方に手を差し伸べるのも風紀委員の務めですもの!!」

御坂「あれー?あれれー?」

上条「納得いかないのか?」

御坂「だって黒子よ?あの黒子が何であんたとなの?」

上条「そういう流れになっただけだ。俺は白井に決めていたわけじゃない」

御坂「じゃあ誰か本命が」黒子「まあまあまあいいではありませんのお姉さま、この話はもう終わったことですわ!」

黒子「紆余曲折ありましたが私は上条さんに昼食をご馳走になるところでしたの、それだけのことですわ!」

御坂「ふーん」



151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 22:52:27.36 ID:l3fl1urW0

御坂「あっれー?今の話の流れからするとさ、わからない点が一つあるんだけど」

黒子「何でしょうお姉さま」

御坂「あんたが上機嫌で料理の下ごしらえをしてたのは何のためだったの?まさかこいつのため?」

黒子「そそそそそそれを今言いますのおおおおお!!!???」

御坂「あ、それはないか、仕方なく付き合ってたんならそういうことをする必要は・・・・」

御坂(あれ?もし仕方なくじゃなかったら?)

御坂「ちょっとあんた!今日黒子が作った料理食べてないわよね!?」

上条「さっき食べたぞ」

黒子「ちょおおおおおい!!何で正直に話しますのおおおお!!!!」

御坂「ど・こ・で?」

上条「お前らの部屋だ」

御坂「なっ!?」

黒子「やべぇですわ・・・どうしてこうなりましたの・・・・」



158:さるなんて大嫌いだ:2012/11/03(土) 23:25:12.65 ID:l3fl1urW0

御坂「あ、あんたら・・・やっぱり・・・」

黒子「ち、違いますの!!これは偶々!!偶々ですのよお姉さま!そう、先日頂いたお洋服のお礼にちょっとお茶を振舞おうとしただけですの!!」

御坂「ふたりであの部屋で・・・・ふたりであの部屋で・・・」

上条「いつ誰かに見つかるものかとハラハラしていたぞ?」

御坂「見つかったらまずいことをしていたってこと・・・・」ズーン

黒子「お姉さま!!盛大に勘違いをなされていますの!何もありませんわ!!」

御坂「あー、ごめん黒子、あたしちょっとこいつを一発ぶん殴らないと気がすまないわぁ・・・・」イライラ

黒子「お姉さま!?お姉さまああああ!!!」

上条「忙しいやつだな」

黒子「お姉さまからあんなに怒りのオーラがあふれるなんて・・・そんな・・・」

上条「どうやら話して何とかできる雰囲気じゃないな?」

黒子「えっと、えっとえっと私どうすれば・・・」オロオロ

上条「離れていろ、怪我をするぞ」

御坂「こんの!!最低やろおおおおおお!!!!」ビリビリ



160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 23:30:20.34 ID:l3fl1urW0

上条「どうだ?今の気持ちは」

御坂「・・・くやしいわ」

上条「ほう?」

御坂「何であんたっていつもそうなの?いつも・・そう・・」

上条「ククク」ツン

御坂「んっ!!」ビク

上条「どうした?」

御坂「な、何でもないわ・・・」

上条「ほう?」ツン

御坂「ふぅっ!!!」ビクン

上条「いい反応だな」

御坂「な、何よ!!やるならさっさとしなさいよ!あたしは惨めに泣きながら抵抗なんてしないんだから!!」

上条「それもいつまで持つかな?」

御坂「う、うぅ・・・・」



161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 23:35:57.96 ID:l3fl1urW0

ビリビリィッ!!

御坂「あ、破られて・・・」

上条「この方がよく見えるからな」

御坂「ふん!」プイ

上条「さて、もっとじっくり見せてもらうぞ?」

御坂「す、好きにしなさいよ・・」

上条「おい、もっと足を」

御坂「ん・・・これでいい?」

上条「いい子だ」ナデナデ

御坂「な、なでるな馬鹿!あ、あたしは別にあんたなんかと・・・こんな・・の・・・」

上条「素直な子は好きだ」

御坂「ふぇっ!?」

上条「いい子でいられるか?」

御坂「ば、馬鹿にしてんじゃないわよ!!」



163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 23:45:14.60 ID:l3fl1urW0

上条「おっと」ガシ

御坂「何よ!押さえつけようっての!?」

上条「ヤってる時に電撃を浴びせられたい男に見えるのか?」

御坂「その右手が無かったらあんたなんか黒こげにしてやるんだから!」

上条「さて、続けるぞ」ツン

御坂「あっ!」ビク

上条「声、抑えたらどうだ?」

御坂「ふん!」プイ

上条「強情だな」ツン

御坂「くっ!」ビク

上条「この声を聞いてるともっとじっくりとヤりたくなるな」ツン

御坂「ん・・・ ぐぅ・・・」

上条「堪える姿もまたそそるものがあるな」ツン

御坂「こ・・の・・・」ビク



164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 23:50:43.77 ID:l3fl1urW0

上条「みろ、こんなにふやけちまったぞ?」

御坂「み、見せるんじゃないわよ!?」

上条「自分がいまどんな状況か確認したくはないのか?」

御坂「いらないわよっ!」

上条「これだけあふれさせてるんだ、素直になったらどうだ?」ツン

御坂「あっ!」ビク

上条「なでているだけなのにこれだけの反応を見せてくれるのはそうはいないぞ?」ツン

御坂「はぁ・・はぁ・・・んっ!」ビクッ

上条「もっと体の力を抜け、そうじゃないと痛いだけだぞ?」ツン

御坂「あっ! あんたの・・言うことなんか・・・」ハァハァ

上条「素直じゃない子を素直にさせる、それもいいと思わないか?」ツン

御坂「んっ! あたし・・・ 教育者でもないから・・・」

上条「ま、いずれわかるときが来るだろうがな」ツン

御坂「しら・・・ないっ・・・」ビク



166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/03(土) 23:56:24.65 ID:l3fl1urW0

上条「随分と息を荒くしているな」

御坂「してっ・・ないわっ!!」ハァハァ

上条「体が熱く火照っているのが俺にもわかるぞ?」ツン

御坂「んっっ!!」

上条「こういう時はどうすれば鎮まると思う?」ツン

御坂「あっ!」ビク

上条「どうなんだ?」ツン

御坂「はぁんっ!」ビク

上条「どうやらもう言葉も届かないようだな」ツン

御坂「あっ! あんたが・・やらなければ・・・」ハァハァ

上条「ん?」ツン

御坂「なんとも・・・ないから・・・」ハァハァ

上条「自分でシてくれるのか?俺が見ている目の前で」ツン

御坂「それは・・・無理・・・」ビク



169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:03:01.60 ID:UeWP5/fJ0

上条「さて、そろそろいいか」

御坂「もうっ・・終わり?」ハァハァ

上条「いや、ここからが本番だ」

御坂「ごくっ」

上条「この太いのが御坂を良くしてやるからな?」

御坂「そ、それ・・・」

上条「気になるか?」

御坂「あたりまえじゃない」

上条「ククク」

御坂「ね、ねえ」

上条「ん?」

御坂「それ出されたら・・・あたしどうなるの・・・?」ハァハァ

上条「ま、何がどうなうかは神のみぞ知るだ、とりあえず見た目には真っ白に染め上げることになるだろうな」

御坂「あたしを・・・白く・・・」



171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:09:28.66 ID:UeWP5/fJ0

上条「そうだ」

御坂「ね、ねえ・・」ハァハァ

上条「怖いか?」

御坂「うん、少し」

上条「安心しろ、耐えられない痛みじゃない」

御坂「・・・」ギュッ

上条「そうだ、それでいい」

御坂「・・・・馬鹿」

上条「ああ、そうだな」

御坂「あんた馬鹿よ。大馬鹿よ!」

上条「ああ、そうだな」

御坂「馬鹿は馬鹿らしく・・・さっさと出しなさいよ・・・」

上条「歯を食いしばって力む気持ちはわかるが爪は立てるな、怪我するぞ?」

御坂「あんたが?」



173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:13:30.54 ID:UeWP5/fJ0

上条「いや、御坂がだ」

御坂「そういうもの?」

上条「爪は案外脆いものだ、割れたりして怪我をするのは嫌だろ?」

御坂「・・・わかった」

上条「痛くしないというのは無理だ。誰でもこれは痛い」

御坂「うん・・・」

上条「だからなるべく力を抜くようにするんだ」

御坂「努力する・・・・」

上条「じゃあ、行くぞ?」

御坂「うん・・・来て」

上条「痛みが引くまではそっとしておいてやる。それまでの辛抱だ」

御坂「わかったわ」

上条「そら、よっ」

御坂「んっ!!!!」ビクン



174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:18:26.94 ID:UeWP5/fJ0

御坂「いったぁ~」プルプル

佐天「はーい、御坂さーん、もう少しだけ我慢してくださいねー」

黒子「初春、ガーゼと包帯の用意ですの」

初春「はい、せっかく消毒したんですから雑菌が入らないようにしないとですね」

上条「転んで怪我するなんてお前はいつからドジっ娘になったんだ?」

御坂「あんたの口からドジっ娘なんて言葉が出るとは思わなかったわ」

上条「ククク」

初春「これ結構範囲広いですよね」

黒子「ええ、ですが傷口は深くありませんから痕も残らないはずですわ」

佐天「麺棒で傷口の汚れを取り除くのはちょっと痛そうでしたけどね」

御坂「近くに水道が無いんだからしょうがないわよ」



180:さるのやついいかげんにしろ:2012/11/04(日) 00:37:25.86 ID:UeWP5/fJ0

御坂「はあ、なんか一気に冷めちゃったわ、黒子、帰るわよ」

黒子「え?あ、はい」

初春(一方的に喧嘩しかけて一方的に終わらせるなんて・・・)

佐天(上条さんに転ばされたわけでもないのにそりゃあんまりですよ御坂さん)

御坂「あ、言っておくけど、あたしは納得したわけじゃないからね?次会ったらあんたをとっちめてやるんだから!」

上条「その時は全力で逃げさせてもらおう」

御坂「へえ、随分消極的じゃない」

上条「怪我はするなと言われてるんでな」

御坂「ふーん、随分過保護な保護者がいるのね」

上条「そんなところだ」

黒子「あの、上条さん・・・」

上条「ん?」



182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:43:00.44 ID:UeWP5/fJ0

黒子「上条さん・・・」

上条「何だ?」

黒子「上条さんは・・・その・・・好きな異性とかはいらっしゃいますの?」

上条「いる」

御坂「ふぇっ!?」

佐天「おっと」

初春「それはもしや・・・」

黒子「・・・・」

上条「・・・・」

黒子「そう、ですの」

上条「・・・・」

黒子「やっぱり私、あなたのことが大嫌いですわ」

上条「ククク・・・白井を上手く調教できたかと思ったんだがな」

黒子「変な表現はやめてくださいまし!」

上条「性分だ」



184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:50:20.13 ID:UeWP5/fJ0

御坂「え?え?あれ?え?」

黒子「私と上条さんは何ともありませんの、これでおわかりいただけましたわよね?」

御坂「あ、うん、そりゃもう」

佐天「あーあ、何だかがっかりだなー」

初春「ですね」

黒子「お姉さま」

御坂「ん?何?」

黒子「・・・・・」

黒子(お姉さまとデートするおつもりでしたからやはり・・・)

黒子「ほどほどになさってくださいまし」

御坂「何を?」

佐天「そりゃこの流れで言えば・・・」

初春「上条さん絡みですよね」

御坂「な、何よ!?べ、別にあたしはあいつのことなんてこれっぽちも!!」アセアセ

黒子「はぁ・・・ うかうかしてると・・・・ ですわ。 ひょっとしたらもう遅いかもしれませんけど」ボソ



186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 00:56:32.04 ID:UeWP5/fJ0

御坂「あたしは・・・あいつなんて・・・その・・・あの・・・」ゴニョゴニョ

初春「御坂さんに春は来るのだろうか」

佐天「このままじゃねえ?」

黒子「ま、そういうことはご本人にお任せするとして、私たちは応援するだけですわ」

初春「あ、ちょっと冷たい」

佐天「白井さんひょっとして・・・」黒子「佐天さん?」

佐天「あ、はい」

黒子「私お姉さまが怪我をされて少々ご機嫌ななめですの、うっかり手元が狂ってしまうかもしれませんの」

佐天「あ、あはははは・・・」

黒子「で・す・の・で、少々お静かに願えますか?」ニコ

佐天「はーい、静かにしまぁーす」ハハ

初春(白井さんが怖い・・・)



189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 01:04:28.15 ID:UeWP5/fJ0

フレンダ「かーみじょー!!」

上条「よう、案外早かったな」

フレンダ「それがさー、麦野のやつが鮭弁のために旅立ったから早めに解散することになったわけよ」

上条「そうか、それじゃあ俺も無駄に暇をつぶさずに済んだわけだな」

フレンダ「えへへ、退屈しなくていいでしょ?」

上条「そうだな」

フレンダ「じゃ、買い物行こう?」ギュッ

上条「今日は何が食べたい?」ギュッ

フレンダ「うーんとねー、やっぱり鯖が一番なわけよ!」

上条「言うと思った。照り焼きでいいか?」

フレンダ「うん!!」

上条「ククク」

おわり



190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 01:05:33.01 ID:67NtyiWuO

乙!



191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 01:06:35.32 ID:UeWP5/fJ0

ごめんよ黒子・・・黒子がくっつくためには御坂が障害になりそうなのでこんな感じに・・・

次はフレメア、アニェーゼ、五和+α、ヴェントあたりを考えています

さるに邪魔されなければもっと色々できたんですが時間切れそれではまたいつか

支援ありがとうございました。それでは



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 01:08:25.89 ID:X7b9Cuyf0

アニェーゼはよ!



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/04(日) 01:06:52.47 ID:mSx6YgFC0

乙乙



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禁書目録SS   コメント:4   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
28402. 名前 : ななし◆- 投稿日 : 2012/11/04(日) 12:56 ▼このコメントに返信する
やっぱフレンダのとこに落ち着くわけか
28409. 名前 : 名無しのフィール◆- 投稿日 : 2012/11/04(日) 16:57 ▼このコメントに返信する
フレンダルートもいいけど別の子とのゴールも見てみたいな
28412. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/11/04(日) 19:39 ▼このコメントに返信する
上条の最上級だけあって圧倒的だ
28414. 名前 : 名無しさん@ニュース2ch◆- 投稿日 : 2012/11/04(日) 22:25 ▼このコメントに返信する
この上条さんはハーレムが許されるわ……
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