1:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:09:51.680
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「一緒に住んでるのにヤッてない恋人なんて…信じられない」
ヴィクトリカ「……黙れと言ってるだろう!このっ…屁こきいもり!!そんな下世話な話をする為にわざわざ、遥々、この新大陸の我が『まいほーむ』まで押しかけたのかね!?」
アブリル「そんなわけないじゃない。私は久城君に会いに来たのよ」
ヴィクトリカ「……だから、久城は仕事で今は居ないと何度言ったらわかるのだ…」
4:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:11:05.198 ID:SzTbETCNd.net
欧州から来るとはすごいな
5:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:11:14.739 ID:5YLVzexl0.net
GOSICKか
6:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:11:41.113
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「久城君が居ないのは本当に残念だったけど、久城君が居ないのならこの機会にそっちの話しを聞いておこうかと思ったのよ」ニヤニヤ
ヴィクトリカ「なら帰れ!とっとと、さっさと、速やかに帰れ!!私はそんな話など知らん!!」
アブリル「あら知らないの?…ヴィクトリカさんの知恵の泉でもわからないことがあるのね」クスクス
ヴィクトリカ「!?」ガタッ
7:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:13:03.875
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「………な、何を言い出すかと思えば…この私の知恵の泉に解けぬ謎などない。無論、熟知しているとも!」
アブリル「さっすがヴィクトリカさん!でも…何故、久城君とそういうことをしないの?」
ヴィクトリカ「そ、それは……久城の奴がヘタレだからだ!!」
アブリル「そうなの?」キョトン
9:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:14:48.730
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……あのならず者に知恵と勇気と行動力がないから…だから、何も起きなかったのだ」
アブリル「久城君は優しいから…。でも全部久城君任せなんて良くないわ。なんでも知ってるヴィクトリカさんがリードしないと!」
ヴィクトリカ「……これまで私が何も行動を起こしてないとでも思ったのかね?」
アブリル「と、言うと?」
11:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:16:02.000
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……部屋の隅を見たまえ」
アブリル「あら?立派なバスタブねぇ…って!ヴィクトリカさん…もしかしてここでお風呂に入ってるの!?」
ヴィクトリカ「……そうだ。もちろん、久城が部屋に居る時に入浴するように心がけている」
アブリル「……お風呂に入ってる恋人と同じ部屋に居て、何も手を出さないなんて…」
13:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:17:42.646
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「そうだ。あのヘタレは…入浴してる私に背を向け、自分の机に齧りつき、持ち帰った仕事をカリカリカリカリカリカリと…ま、まるでリスのように…カリカリカリカリカリカリカリカリ」プルプルプルプル
アブリル「ヴィ、ヴィクトリカさん、落ちついて!?……でも、その状況下で手出ししないなんて…久城君ったら、もしかしてインp」
ヴィクトリカ「黙れ!!断じて、そんなことはないのだ!!
……久城の奴はな…あ、あのならず者はな…私がお風呂から上がった後、試しに着替えを持って来いと命じたら、まるでニワトリのように、ヒョコヒョコと…前かがみになりながら、ヒョコヒョコと着替えを持って来たのだ!!
だから、断じて不能などではないのだ!!」
アブリル「……ニワトリって…」
14:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:19:51.517
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……これでわかっただろう。あの男がどれだけヘタレかが」
アブリル「ん~……ねぇ、ヴィクトリカさん?それって、久城君はヴィクトリカさんのことをそういう対象に見てないってことじゃないかしら?」
ヴィクトリカ「……どういう意味だ?…はっきり言いたまえ。……言葉を選んでな」
アブリル「きっと久城君にとってヴィクトリカさんは恋人じゃないのよ!」
16:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:21:56.424
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「な、何を馬鹿なことを!言葉を選べと言っただろう!わ、私と久城の間には…深い絆が…」
アブリル「深い絆…ねぇ…。ちなみにキスくらいはしたの?」
ヴィクトリカ「………してない」
アブリル「じゃあ、『好き』とか『愛してる』って言われながらぎゅーってされたりとかは?」
ヴィクトリカ「…………ない」
17:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:23:11.102
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「……ヴィクトリカさん」
ヴィクトリカ「……なんだね。…言っておくが、私は今とっても、とぉーっても傷心なのだ」
アブリル「それ、恋人とは呼べないわ」
ヴィクトリカ「………ぅ…うぐっ………黙れ…と……言ってる……」グスン…グスン…
18:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:24:07.423
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「というわけで、久城君は私が貰っていいかしら?」
ヴィクトリカ「く、久城はこの私の下僕なのだっ!……生涯の……ぐすっ……伴侶なのだ…!……屁こきいもりなんぞに……ひっくっ…絶対に渡してなるものかっ…!」グスン…グスン…
アブリル「なら恋人だって証明して」
ヴィクトリカ「……ふぇ?」
20:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:25:33.485
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「今晩中に久城君とヴィクトリカさんがエッチしたら、取らないであげる」
ヴィクトリカ「な、なにを言って…?そもそも!久城の奴が屁こきいもりなんぞになびく筈が…」
アブリル「私はこの数年でだいぶ大人のレディになったのよ?それに比べてヴィクトリカさんは…髪が銀色になったのはビックリしたけど、身体の方は全然成長してないじゃない」クスクス
ヴィクトリカ「!?」
21:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:26:56.755
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「ほら、おっぱいだってこんなに成長したのよ?ほらほら、こぉーんな谷間、ヴィクトリカさんに作れるかしら?」ポヨン
ヴィクトリカ「ぐぬぬ……」
アブリル「とにかく、今晩中にエッチ出来たら久城君には手は出さないから。……どうかしら?この勝負受ける?それとも…逃げる?」 ニヤニヤ
ヴィクトリカ「……い、いいだろう!久城ごとき…この私の知恵の泉にかかれば陥落させることなど容易い!」
23:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:29:33.842
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「随分自信があるのね?……でも、きっとあなたは今晩…その知恵の泉で解けない謎に出会うでしょうね。明日また来るわ。それじゃあね、ヴィクトリカさん」クスクス
バタン
ヴィクトリカ「……まったく、なんだというのだあの女は…」 ブツブツ
ヴィクトリカ(私に解けない謎はないのだ…!)
ヴィクトリカ「絶対に久城を渡してなるものか…!」
25:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:32:20.308
ID:A7YdlK/G0.net
その晩
久城「だだいま~ヴィクトリカ」
ヴィクトリカ「お、おかえり久城。……君、今日も疲れているだろう?……まずはふ、風呂にでも入ったらど、どうかね?」ソワソワ
久城「いや~ボスってば今日も今日とて不機嫌で僕はもうヘトヘト……って、どうしたんだいヴィクトリカ?……君が『おかえり』って返してくれるのも珍しいけど、僕の為にお風呂まで用意してくれるなんて!」
26:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:34:06.539
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「わ、私だってたまには君の労をねぎらいたくなる時くらいあるのだ。……き、君には日頃から世話になってるからな…。さぁ!さっさと入りたまえ!!」
久城「でも、僕…お腹がペコペコなんだけど…」
ヴィクトリカ「い、いいから入るのだ!君が帰って来るのを見計らってお湯を入れたのだ!早く入らないと冷めてしまうだろう!?」
久城「……変なヴィクトリカ。……わかったよ。ありがたく入らせて貰うよ」クスクス
27:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:35:17.321
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……ふん。……後ろを向いてるから、さっさと服を脱いでとっとと入りたまえ」
久城「ありがとうヴィクトリカ。……よいしょっ…と」ヌギヌギ
ヴィクトリカ「……まだかね?」
久城「いま入るよ。…カーテンを閉めてっと……ふぅ~…良いお湯だなぁ…」ザブン
29:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:36:10.091
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……湯加減はどうかね?」
久城「最高だよ!すごく気持ち良い!……なんか僕だけ贅沢しちゃってごめんね。上がったら、すぐお湯を張り直すから……」チャプチャプ
ヴィクトリカ「……いや、その必要はない」
久城「……ヴィクトリカ?」
30:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:37:37.469
ID:A7YdlK/G0.net
ヴィクトリカ「……わ、私も一緒に入るから…」
久城「……えっ?」
シャッ!
久城「キャアッ!?ヴィクトリカ!勝手にカーテンを開けないでよ!?って……き、君…裸で何を…」ゴクリ
ヴィクトリカ「わ、私も入ると言っただろう!……服を脱ぐのは当然だ!そ、それとも君は服を着たまま風呂に入る人間を見たことがあるのかね!?」
32:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:38:50.992
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ま、待ってよヴィクトリカ!?僕すぐ上がるから!それまで待って!?」
ヴィクトリカ「いーや!今入るのだ!入るったら入るのだ!!ほら、私が入るスペースを空けたまえ!!」ザブン
久城「ひゃあッ!?ヴィ、ヴィクトリカ!君のお、お尻が背中に!?……ちょっと!そんなに押さないでっ!?」バシャバシャ
ヴィクトリカ「ええい!黙れ久城!観念するのだ!!」ギュッ
33:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:40:11.263
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ひゃんッ!?こ、今度はヴィ、ヴィクトリカの小ちゃなお胸が…せ、背中に!?」
ヴィクトリカ「!?……小ちゃな…だと?…く、久城……まさか貴様、わ、私の胸に何か不満があるのかねっ!?」ギュウ-
久城「ふぁっ!?お願い!お願いだからもうやめて!!って…あぁ!?バスタブが倒れー」
ガターンッ!!
35:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:42:55.379
ID:A7YdlK/G0.net
ピチャン……ピチャン……
久城「あいてててて……ヴィクトリカ?大丈夫かい?……って!?」
ヴィクトリカ「……私は大丈夫だ。……そ、それより久城…き、君は意外と大体というか……ま、まさかこの場で……お、押し倒されるとは思わなかったぞ…」モジモジ
久城「そ、そんなつもりじゃ…!?ごめん!すぐどくから!!」
ヴィクトリカ「……このままでいい」ギュッ
37:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:44:03.222
ID:A7YdlK/G0.net
久城「このままって…いやいやいや!と、とりあえずまずは服を着て…」
ヴィクトリカ「このままでいいのだ!!」
久城「……ヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「き、君は私のことが……その……す、好きなのかね!?」
38:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:45:22.311
ID:A7YdlK/G0.net
久城「……へ?」
ヴィクトリカ「どうなのかね!?…は、はっきりしたまえ!!」
久城「そんなの…決まってるじゃないか。好きだよ。世界で一番…僕はヴィクトリカが好きだ」
ヴィクトリカ「久城……」
40:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:48:55.181
ID:A7YdlK/G0.net
久城「そんなの当たり前じゃないか。今更何を言ってるのさ…おかしなヴィクトリカ」クスクス
ヴィクトリカ「……ふ、ふんっ!く、口先だけでならなんとでも言える!こ、行動で示したまえよ君!」
久城「え?いやだから僕は大好きな君の為に毎日せっせと働いてですね…」
ヴィクトリカ「そういうことではないのだ!………た、例えば…せ、接吻をするとかだな…」モジモジ
42:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:49:56.924
ID:A7YdlK/G0.net
久城「接吻って…キスのこと…?……えぇ!?い、今じゃないとダメなのかい?」オロオロ
ヴィクトリカ「嫌なのかね?」ジト
久城「い、嫌とかそういう問題じゃなくて…こ、こういうことは、もっと大事に…念入りに計画をしてだね……」ブツブツブツ
ヴィクトリカ「そうか…。わかった。……もういい」プイッ
44:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:51:29.403
ID:A7YdlK/G0.net
久城「……ヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「君は私を好きと言ったが、それは接吻を交わすような好きではないということだろう?……きっと恋人に対する感情ではないのだ。……だからもういい。……すまなかったな久城……むぐっ!?」
久城「………っ…ぷはっ……はぁ…はぁ…。……君にそこまで言わせちゃ男が廃るからね。……ち、ちなみにファーストキスだったんだよ?…だから、下手くそとかそういう文句は言わないで……むぐっ!?」
ヴィクトリカ「はむっ…ふ…久城…ちゅっ…好きだ…ちゅっ…久城…」
45:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:53:10.456
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ぷはっ!……はぁ……はぁ……。…ヴィクトリカ…」
ヴィクトリカ「……はぁ…はぁ…。こ、これが接吻というものか…悪くない。…悪くないぞ久城。……もう一度だ……はむっ!」
久城「むぐっ…ふ…はっ…ヴィクトリカ…ちゅっ…はむっ…ちゅ…ちゅ……」
ヴィクトリカ「ぷはっ!…ふぅ……久城…いいものだな…接吻というものは…」クスクス
47:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:54:50.149
ID:A7YdlK/G0.net
久城「……はぁ…はぁ…。……うん。…すごい…ヴィクトリカ…僕…もう…我慢出来ないよ…」ビクンビクン
ヴィクトリカ「……元よりそのつもりだ。……久城、私をベットまで運びたまえ」
久城「そのつもりって……まったく…わかったよ。ヴィクトリカ…ほら、掴まって」ヒョイ
ヴィクトリカ「…丁重に扱いたまえよ君?」クスクス
49:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:58:13.837
ID:A7YdlK/G0.net
久城「よいしょっ…と。……ふぅ。これでいいかいヴィクトリカ?」ドサッ
ヴィクトリカ「……問題ない。……それでは始めるぞ…接吻の続き…その果ての謎解きを!」
久城「謎解きって…君ねぇ…。言っておくけれど、僕はもちろん経験がないんだからね?」
ヴィクトリカ「言われなくともそんなことはわかってる。……私には知恵の泉があるのだ。何も心配する必要はない」
50:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 15:59:28.630
ID:A7YdlK/G0.net
久城「毎度のことながら、その自信はどこから来るんだいヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「どこから…か。…ふん。今回に限って言えば、私の自信は久城…君の股間からきていると言えるな」ニヤニヤ
久城「あっ!?…これは…その…だって、あんなキスしたばっかりだから!!」
ヴィクトリカ「それだけこの私が魅力的だということだろう?君のそれを見てれば、否が応でも自信がつくというものだ。……しかし、顔に似合わず…な、なんと凶悪な造形なのだ…!」チョンチョン
51:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:01:20.413
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ひゃんッ!?か、勝手に触らないでよヴィクトリカ!?」ビクン
ヴィクトリカ「触らずにどうやって行為に及ぼうというのだ…この唐変木が」チョンチョン
久城「ダメだって!もう!ヴィクトリカってば!それよりこれからどうするのさ!?」
ヴィクトリカ「どうすると言われてもな…これを私の中に入れればいいだけだろう?」
52:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:02:45.315
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ほ、本当にいいのかいヴィクトリカ?…こ、こういうことは、僕の国では結婚してからって…」
ヴィクトリカ「久城。ここは君の国ではない。…もちろん、ソヴュール王国でもないのだ。ここは新大陸のニューヨーク!ここでは君の国のルールも、私の生まれも育ちも何も関係ないのだ!」
久城「……そうだねヴィクトリカ。…もう一度聞くよ?本当にいいんだね?」
ヴィクトリカ「構わないとも。久城…君が相手ならば…」
54:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:03:52.115
ID:A7YdlK/G0.net
久城「よし!僕も男だ!もうウダウダ言わないぞ!」
ヴィクトリカ「ほら、早く入れたまえよ君」
久城「入れたまえよって…君ね…。えぇと…ここ…かな?…それともこっち…?」モゾモゾ
ヴィクトリカ「あっ…ん…ちがっ……そう…そこだ…久城…んっ」ビクン
55:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:04:59.603
ID:A7YdlK/G0.net
久城「……じゃあ、入れるよヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「……ん」
久城「ヴィクトリカ…愛してるよ…」ググッ
メリメリメリ…
ヴィクトリカ「!?」ビクッ
57:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:05:57.495
ID:A7YdlK/G0.net
久城「……ん?どうかした?」キョトン
ヴィクトリカ「……痛い」
久城「へ?」
ヴィクトリカ「痛いったら痛いのだぁー!?」
59:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:07:12.527
ID:A7YdlK/G0.net
翌日
アブリル「それで、結局エッチは出来なかったのね?」
ヴィクトリカ「このっ!屁こきいもり!色ボケ茄子め!あんなに痛いなんて!聞いて!ないぞ!!」
アブリル「だから言ったでしょう?知恵の泉でも解けない謎に出会うって」クスクス
ヴィクトリカ「黙れ!うぅ…まだちょっと痛いのだ…」グスン
61:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:08:38.549
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「でも、約束は約束だからさっそく久城に手を出させて貰うわね」ニヤニヤ
ヴィクトリカ「そ、そんな!?」
アブリル「……なーんて冗談よ」クスクス
ヴィクトリカ「……ふぇ?」
63:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:09:58.563
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「だから冗談だってば!ヴィクトリカさんったら真に受けちゃって!ほんと面白いんだから」クスクス
ヴィクトリカ「冗談…だと?…き、貴様!この私を嵌めたというのか!?」
アブリル「ハメようとしたら痛くてハメられなかったんでしょ?…まったく久城君もお人好しよね…途中でやめちゃうなんて」クスクス
ヴィクトリカ「とっとと帰れ!!このっ!屁こきいもりがぁー!!!」ドンッ
バタン
66:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:11:53.825
ID:A7YdlK/G0.net
アブリル「あらら、怒らせちゃったわね…」
アブリル(まったく…今の話を聞いて、横取りなんて出来るわけないじゃない)
アブリル「『世界で一番』か……いいなぁ~ヴィクトリカさん。私も良い人見つけないと!」
アブリル(さて、次来る時はどんな悪戯をしようかしら?)クスクス
68:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:14:06.060
ID:A7YdlK/G0.net
その晩
久城「……まだ痛むかいヴィクトリカ?」
ヴィクトリカ「……痛い」
久城「ごめんよヴィクトリカ…。僕、初めての時に女性がそんなに痛いとは知らなくて…」シュン
ヴィクトリカ「……もう良いから君もさっさと寝たまえ」
70:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:15:03.137
ID:A7YdlK/G0.net
久城「うん。ほんとにごめんよ…おやすみヴィクトリカ」
ヴィクトリカ「…待ちたまえ。……君、どこで寝るつもりなのだ?」
久城「え?いつも通りソファで…」
ヴィクトリカ「……君にとって、世界で一番好きな女が痛がってるのだぞ?……今夜は私に優しくしたまえよ」
71:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:16:08.361
ID:A7YdlK/G0.net
久城「ヴィクトリカ…」
ヴィクトリカ「無論、痛いことは無しだ」ギロッ
久城「わかってるよ…おやすみヴィクトリカ」チュッ
ヴィクトリカ「ん……今はそれで良いのだ」
72:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:17:23.960
ID:A7YdlK/G0.net
翌朝
ジリリリリリ!ジリリリリリ!
ヴィクトリカ「むにゃ…?…おい…久城…電話が君を呼んでるぞ…」ムニャムニャ
久城「…なんで…僕への電話だってわかるのさ…」ムニャムニャ
ヴィクトリカ「…知恵の泉が告げているのだ…いいから早く電話を取りたまえよ…」ムニャムニャ
74:
以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/19(土) 16:18:48.197
ID:A7YdlK/G0.net
久城「…仕方ないなぁ。しかし…こんな朝早くに一体誰かしらん?」
ジリリリリリ…ガチャ
久城「はいもしもし…久城ですけど」
瑠璃「あ、もしもし一弥さん?お姉ちゃまですよ~!」
久城「瑠璃姉さん?一体どうしたのさ急に」
瑠璃「あのね、一弥さん…お姉ちゃま……そろそろ甥っ子か姪っ子の顔が見たいのよ!」
FIN
76:
( ´∀`)モナー 2015/12/19(土) 16:20:18.411 ID:Wy7qJiNx0.net
おつ
元スレ
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1450505391/
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