女「え、寄生虫?」その2

2010-10-31 (日) 19:17  オリジナルSS 触手・寄生もの   1コメント  
前→女「え、寄生虫?」


ユメミルクスリ 廉価版



275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 22:47:45.78 ID:Yo3HbUAjO
寄生虫「私一本しかないのが残念ですが…」 すりすり

女「やだっ……あっ……そこ擦っちゃ……だめっ…」 ぎゅっ

寄生虫「ほう、上手く掴まえましたね」 うねうね

女「…ふっ……はぁ……はぁ……あんた…やっぱりなにか……したわね…?」 ひく

寄生虫「まあ実は」 とろり

女「な…んで…?」

寄生虫「実は自分の話でムラムラしてしまいまして……その…エッチい粘液を少々」

女「このやろ……」 ぎゅうっ

寄生虫「痛いですってば。別にちょっと気持ちよくなるだけなんですからいいじゃないですか」

女「やだよ……早く戻して……」 ぎゅうっ





276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 22:49:16.03 ID:m1ToH6sT0
きたあああああああああ



280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 22:58:46.32 ID:rlSLrUjP0
いやっっっほぉぉぃぉぉぅうううう



281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 23:00:25.14 ID:ssQAo7z20
よし来たこれで俺は今晩困らない!



282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 23:02:28.21 ID:Yo3HbUAjO
寄生虫「あの……そろそろ離してもらえません? 一応これ一本きりなので……」

女「……放したら……エロいこと…んっ……する気でしょ……」 ぎゅ

寄生虫「ええまあ」 うねっ

女「じゃあやだ……」 ぎゅう

寄生虫「しかたありませんねえ」 パチッ

女「ひゃあっ…なっなにこれっ!」

寄生虫「ふふん。すごいでしょう」

女「な、撫でられてるっ?! えっ、なんでっえっ?!」

寄生虫「人間の感覚なんて所詮神経によって伝えられてますからね。脊椎に偽の信号を送ってやるだけで、ほら…乳首をつまんだり」 パチッ

女「あっ! や、あっ!」

寄生虫「脇腹をなであげたり」 パチッ

女「ひやああああ……!」

寄生虫「問題は見た目がまったくエロくないところですかね……」 パチッ パチン




291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 23:26:55.67 ID:Yo3HbUAjO
寄生虫「と、いう訳で離してください」 とろり

女「え…からだが…」 くたっ

寄生虫「すこしぐったりしててくださいね。何回かイッたらやめますから」 にゅるるるるる

女「ひゃ、や、ああああ!」

寄生虫「すみません。朝ごはんは全部これ伸ばすのに使っちゃいましたから、お昼はたくさん食べてくださいね?」

女「あっ、ヌルヌルが…からんで……」

寄生虫「やっぱり一本だと大変ですねえ。協力って重要ですよ。ええ……っとここをこうして……」 シュルシュル

女「ふぁ……あん……くぁ……」

寄生虫「はい完成。いかがでしょうか菱縄縛りもどき。まったく人間はエロに関しては輝いてますよね」 ひたり

女「やめっ…ほどいてえ……」




296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 23:39:52.76 ID:Yo3HbUAjO
寄生虫「さて、じゅぼじゅぼしたいんですが、ちょっと細すぎですかねえ…」 ムクムク

女「えっ……太く……?」

寄生虫「ええ、ゼリーはこの先から出しますので途中で止めれば太さなんて自由自在です」 ムクムク

女「やっ…ちょっ…どれだけ膨らむ気…?」

寄生虫「あ、ちょっと太すぎですね。ちょっと出しますか」 ビュル ビュルリ

女「あ、熱っ」

寄生虫「やだなあ、腸内はいっつもこれくらいですよ……じゃ、挿入れますね」 ズ ズズっ

女「きゃっ…え、な、ふぁっ…なんで……」




302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /25(月) 23:56:27.59 ID:Yo3HbUAjO
寄生虫「なんでって、先端がうごいたら全部うごくなんて当然でしょ? 私がヌルヌルだからなせる技ですがね、えっへん」 ズル…ズル

女「う…あ……体中が……あ…んっ!」

寄生虫「おっ、奥に当たりましたか。では、動きますね」

女「ちょ…やめっえ、っあああああああ!」

寄生虫「うう、いい反応ですねえ…」 ズリュン ズリュン

女「ああ、やっ…イッ、イッくぁああああっ!」 びくっびくっ

寄生虫「おやまあ、もうイきましたか。早いですねえ」 ズリュッ ズリュッ

女「と、やめっ! とめてえええ! あっ、むりいいいい!」

寄生虫「そうそう。イッた後は辛いんですよね。でも大丈夫、その先は天国ですから」 ズリュン ズリュン ズリュン

女「いぎっ! やあああっ! またっあっ! ああああああああ!」




305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:02:26.56 ID:Ahs7SooHO
ふぅ…



306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:08:06.93 ID:hS+2aHzN0
ふーっふっ、ふっ、ぇふっ、ふっっ!



307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:09:18.05 ID:y7+DkoDTO
おい寄生虫





作業を急げ




308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:11:09.45 ID:DXRdrBkpO
女「ふぁっ、あっ、やぁっ…」

寄生虫「もっともっと気持ちよくなってくださいね」 パチッ パチッ パチン ズリュン ヌリュン

女「いっ、きゃああああああああ!」 プツーン

寄生虫「……あれ?」 ズリュン…

女「…ぅ……ぁ…」 ピクッ ピクッ

寄生虫「おーい」 ヌッチャ ヌッチャ……ピタっ

女「………」 ピクッ

寄生虫「やりすぎ……でしたかね…」

女「……」

寄生虫「……すみません」 とろり

女「……ふ………すぅ……すぅ…」




314 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:31:23.57 ID:DXRdrBkpO
女「ん……んん」

寄生虫「あ……起きましたか?」

女「……なによエロ虫」

寄生虫「いや、なんかもう本当にすみません…」

女「謝るまえにこれを解きなさい」

寄生虫「……長すぎたので切っちゃいました。自分で解いてくださいごめんなさい」

女「……ちょっとでてきなさい」

寄生虫「はい…」 にゅるる

女「…んっ……手のとこまで」

寄生虫「はい…」 うねうね

女「……」 ぎりぎり

寄生虫「いたっ痛い痛いっ。爪立てないでください」 じたばた




317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 00:39:27.05 ID:DXRdrBkpO
女「ったく、なんであんなことしたのよ」

寄生虫「……ほんの出来心です」

女「出来心でレイプされてたまるか。まだ体にちから入んないし」

寄生虫「で、でも気持ちよかったでしょう?」

女「それとこれとは話が別。せめて本人の了承くらいとりなさい」

寄生虫「う…ごめんなさい」

女「まさか種付けはしてないでしょうね?」

寄生虫「気絶しちゃったのでしてません…」

女「気絶してなかったらしてたんだ?」

寄生虫「うっ…」

女「………」 ぐりぐり

寄生虫「痛いです痛いです!」




319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:02:26.79 ID:DXRdrBkpO
女「これからは私の許可をとってからやるように。わかった?」

寄生虫「え、ええ。………あの」

女「なによ」

寄生虫「その…またやっていいんですか……?」

女「まあ、その…なんだ…………きもちよかった、からね」

寄生虫「……ありがとうございますっ!」 うねるうねる

女「わっこら! 巻き付くな!」

寄生虫「親愛の表現です」 うねっ

女「っていうか、解いてくれないかなこれ。あそこにもまだ入ってるし」

寄生虫「それは無理です」 シュルシュルシュル

女「あっ、こら逃げるな」




320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:05:19.36 ID:UOnXAWJBO
やだかわいい



321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:05:31.84 ID:DXRdrBkpO
めでたしめでたし



322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:06:29.71 ID:3ULCT1H30
え おわっちまった







の?




328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:20:11.49 ID:DXRdrBkpO
ほんとはさ。
本体を腸で暴れさせたりとか
触手に微細な針たくさんはやして媚薬注入とか
定番のクリトリス根っこ責めとか
●から入ってきて胃で●卵とか
●●にゼリー送って強制●●とか
乳腺に●さしてつぷつぷしたり
●から侵入して子宮さんこんにちはとか
子宮にいれた触手膨らませて妊婦ごっことか
子宮にさした針で前触れなしの連続絶頂とか
卵巣あやつって強制●●とか
●から脳●とか
脊●から●姦とか
脳といえばやっぱり●を●●●ピンポイントの責めだよねとか
いろいろやりたかったけど、女の反応考えるのがいちいちめんどいのです
あ、もちろんほのぼのも好きですよ
おやすみ




330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 01:22:05.67 ID:m9bhT9BXO
想像通りのド変態さんでした。


乙、おやすみー




343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 04:40:02.00 ID:y7+DkoDTO





だが待つ




356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 12:31:53.00 ID:vEAxLra/O
もう終わったスレだ
死なせてやれや




357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 12:44:08.78 ID:F7yhU2h5O
死なせん



358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 14:16:23.20 ID:ltx4IwhM0
おまえら・・・



381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:23:55.36 ID:DXRdrBkpO
~一ヶ月後~

友「ふむ……」 じー

女「……なによ」

友「…男でもできたか?」

女「は?」

友「いや、最近きれいになったな、と思ってな」

女「え、あ。そう?」

友「うむ。お肌つやつや、顔色よし、あと心持ちやせたような…」 ぎゅう

女「わっ、こら、抱き着くなっ」

友「やはりな……そして胸は相変わらず…」 むにむに

女「やっ、ちょ…やめてよ…」

友「うらやまけしからん…」 むにむに




382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:24:36.09 ID:nUWl6YyE0
お前らおとしてやれよww



383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:25:41.70 ID:nUWl6YyE0
と思ったけど続けろ



384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:27:32.69 ID:/V4I93km0
キターーーーーーーー



386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:28:35.67 ID:4pvxM8H50
速やかに続けてください



391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 21:34:50.28 ID:DXRdrBkpO
女「ね…ほんと…やめっ…」

友「反応も前より色っぽいしな……」 むにむに

女「…もー! はなせっ!」 ぐいっ

友「……やはり男か。相手は誰だ?」

女「いないってば」

友「嘘をつけ、君と私の仲だ。隠し事はすぐにわかる」

女「隠し事なんて…」

友「一ヶ月くらい前からだな」

女「なっ……」

友「図星か。すべて吐け」

女「あっ、もう休み時間終わるからっ。またねっ!」 たったったっ

友「ふん、逃げたか……まあいい、あとでじっくり聞いてやる…」




397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 22:01:04.03 ID:DXRdrBkpO
女「誰もいないわよね……」 きょろきょろ

寄生虫「そのようですね」

女「……っあー、つかりたー」

寄生虫「お疲れ様です」

女「しかし、男ねえ…」

寄生虫「いやあ、なかなか鋭い方ですねえ」

女「ほんと、なんであんな…」

寄生虫「今日はなんとか逃げられましたけど、明日はもうダメでしょうね」

女「そうでしょうね…」




400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 22:05:40.87 ID:DXRdrBkpO
女「あー、なんて言い訳しよう」

寄生虫「彼氏がいると嘘をついてごまかしては?」

女「逢わせろってなるでしょうね」

寄生虫「遠距離恋愛ということに」

女「むりむり、あいつにはすぐにばれる」

寄生虫「ああ。まあ、あなたですしね」

女「どういう意味よ」

寄生虫「いえいえ、嘘のつけない正直な人だと褒めているのですよ」

女「とかいって馬鹿にしてない?」

寄生虫「実は」

女「…でてきなさい」

寄生虫「いやですよー」




403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 22:14:06.82 ID:DXRdrBkpO
女「ったく……家についたらタバスコ飲んでやる」

寄生虫「勘弁してください」 にゅるん

女「臍まで……んっ……そこを通るな…」

寄生虫「最短距離ですから」 うねうね

女「……もういい、戻って」

寄生虫「えー、痛めつけてくれないんですか?」 うにうに

女「…そういう性癖なの?」

寄生虫「冗談です」 シュルシュル




405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 22:24:51.11 ID:DXRdrBkpO
女「って言うかどうするか考えないと…」

寄生虫「ふむ。いっその事ばらしてしまってはいかがでしょうか」

女「えっ、いいの?」

寄生虫「かまいませんよ」

女「かまいませんよって…どうか内密にってあんたが言い出したんじゃない」

寄生虫「それはあなたの社会的立場が悪くなったりしたら困るからですよ」

女「あ、配慮とかしてたんだ」

寄生虫「あなたの食生活イコール私の待遇ですから。あと、下手に広まって解剖されるのも大嫌いですし」

女「ならあの子には話しても?」

寄生虫「信頼できるのならばいいと思いますよ?」

女「なら大丈夫ね」




406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 22:31:40.54 ID:DXRdrBkpO
寄生虫「ずいぶんあっさり決めましたね」

女「まあね」

寄生虫「人間、思いもよらない異常事態には普段の姿なんて当てになりませんよ?」

女「問題ないわ。大抵のことには動じない奴だからさ」

寄生虫「ずいぶん信頼してらっしゃるのですね」

女「はやくバラしてすっきりしたいってのもある」

寄生虫「なるほど、さっきから胃酸の分泌が多いわけです」

女「あ、やっぱり?」

寄生虫「ええ。私が中和してますけど」

女「ありがと」

寄生虫「どういたしまして」




417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 23:31:25.37 ID:DXRdrBkpO
女「じゃあ、早速今晩」 ピッピッピッ プルルル プルルル

寄生虫「本当に早速ですね」

女「引き伸ばすと後が怖いからね………あ、もしもし?」

友『遅いぞ』

女「今日のことで…って、え?」

友『今から行く。夕飯もあるとうれしい。じゃ…プツッ…つーつー』 

女「ちょっ……あー、もう…」

寄生虫「なかなかですね」

女「スーパー寄るね…材料が足りないから…」

寄生虫「お疲れ様です」




418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 23:32:42.48 ID:yN2RmsHrO
すばらしい3Pフラグだな



419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 23:44:48.36 ID:SAkUH1QJ0
友って性別どっち?



420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 23:45:40.27 ID:AStn5DtV0
>>419
胸のくだりで女かと




423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /26(火) 23:56:37.23 ID:DXRdrBkpO
女「ふう……やっと帰れた……」

寄生虫「まさかタイムセールとかちあうとは思いませんでしたね」

女「うん……あれ? 鍵があいてる?」 ガチャリ

友「や、お帰り」

女「…合い鍵を渡した覚えはないんだけど?」

友「ポストの中にガムテープ。もっと捻ったらどうだい?」

女「不法侵入よ」

友「お腹すいたから早くごはんが食べたいな」

女「はいはい。今作りますよ」

友「手伝おう」

女「当然」




426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 00:03:14.87 ID:MyUJl110O
友「先ほど玄関の前で誰かと話していたようだが?」 トントントントン

女「あ、聞いてたんだ…まあ、話ってのはそこにからむんだけどさ…」 ジュウー

友「まさか幽霊とか言わないよな」 シャッシャッ

女「まあ、その話はご飯食べてからにしましょ」 ジャワー

友「…なにやら複雑なようだな」 スー

女「まあまあね」 ジャー




429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 00:16:07.79 ID:MyUJl110O
女「ごちそうさま」

友「ごちそうさまでした」

女「うん、なかなかいい出来だったわね。特にこの」

友「さ、話してもらおうか?」

女「せっかちねえ」

友「焦らされるのは好きじゃない」

女「うーん、どこから話しましょうか…」

友「男がらみではないんだよな?」

女「…え?」

友「そうだったらもっとだらしなく浮かれてるはずだからな」

女「あんたは…」

友「これでも心配しているのだよ。さ、話せ」

女「んーとね、つまり……寄生されたのよ」

友「は?」




432 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 00:24:44.47 ID:MyUJl110O
友「……ああ、このけしからん胸が青少年に悪影響を…」

女「その規制じゃなくて、寄生虫の…」

友「いまなお継続中?」

女「……わざとでしょ?」

友「ばれたか」

寄生虫「つまり、私のことですよ」

友「…誰だ。どこにいる」

寄生虫「あなたの目の前ですよ」

友「はあ?」

女「ちょっと。私から話すって言ったでしょ?」

寄生虫「間怠っこいんですもの」

友「まて、待て待て。話が見えないぞ? 君は誰と喋ってるんだ?」

女「ああ、ごめん。実はね……」




435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 00:32:39.58 ID:MyUJl110O
友「……なるほど、それでこの声にとり憑かせた訳だ」

女「だから寄生虫だってば」

友「よくもまあ信用したものだ」

寄生虫「いやあ、私も驚きましたよ」

女「ちょっ」

友「で、寄生虫とやら…名前はあるのか?」

寄生虫「特にないです」

友「ふむ、では虫ケラと呼んでかまわないな?」

寄生虫「ええ。いいですよ」

女「いいのかよ…」




443 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 01:11:40.82 ID:MyUJl110O
友「ふむ、君はこの子のお腹の中にいるようだけど、出てこられるのかい?」

寄生虫「一部だけなら、ですけど」 にゅるん にゅるるる

女「勝手に話を……んっ…」

友「ほう、これはこれは…」

寄生虫「どうも。寄生虫をやらせてもらってます」 うねっ

友「や、これはご丁寧に」 にぎっ

女「よく触れるわね…」

寄生虫「初対面は握手。欧米の常識ですよ」 うねうね

友「触手と握手…くくっ…」

女「ごめん、ツボがわかんないわ」




446 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 01:24:03.81 ID:MyUJl110O
友「見た目通りぬるぬるしているのだな」 べっとり

寄生虫「ええ、素敵でしょう?」

友「ふむ……」 ぺろっ

女「おいっ」

友「……別にエロくなったりはしないのか」

寄生虫「あ、それは普通のやつですから」

友「ほう、つまり…」

寄生虫「もちろんですとも」 うねっ

友「ぜひ」

寄生虫「お好きですか」

友「ふふっ」

女「置いてきぼりにしないでよう…」




458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 02:09:48.94 ID:cIebNbd/O
別に良いけどこういう現実にいない口調の女キャラって寒気する



450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 01:33:57.56 ID:MyUJl110O
友「君はこの子のどこに寄生しているんだい?」

寄生虫「腸内ですよ」

友「つまりこの触手は肛門から」 くんくん

女「かぐなっ」

友「臭わないな」

寄生虫「私が分解してますから」

友「ふむ。すまないが生えているとこを見せてもらえないか?」

女「いやだよっ!」

友「君と私の仲じゃないか」

女「そんな関係になった記憶はないっ!」

寄生虫「まあまあ、落ち着いてください。水でものんだらどうです?」

友「そうだ。虫ケラのいうとおりだぞ」

女「うがああああ!」




454 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 02:00:46.74 ID:MyUJl110O
女「ふぅ……ふぅ……」

友「落ち着いたか?」

寄生虫「まったく、暴れるなんて野蛮ですよ」

女「誰のせいよ……」

友「さあな。では話を聞かせてもらおうか」

女「え? みんな話したと思うけど」

友「こんな虫ケラを住まわせているんだ。良い事がさぞ沢山あったんだろう?」

女「それは話したでしょ。生理、体調管理、便秘や体重、すっごく助かってるわ」

寄生虫「照れます」

友「……ふざけるなっ!」

女「えっ?」




455 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 02:07:30.78 ID:0ijke9Fp0
え?



459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 02:12:16.30 ID:MyUJl110O
友「そんなことはどうでもいい。エロい事について話せといってるんだ!」

女「わ、う、そんなこ…エ、エロ…ええ?!」

寄生虫「混乱しないで。落ち着いてください」 にゅるん

女「や、だって…」

友「エロいことはあったの? なかったの?」

女「わ、や、あの…その…」

寄生虫「やりましたよ。つい昨日も」

女「わあああああああ!」

友「やはりな。どんなことをしたんだ?」

女「ちょっ! おまえ、あとでっ! うああっ!」

寄生虫「最初はですねえ…」

友「ああ、いい。虫ケラは黙ってろ。こいつから直接聞くから」

女「やだあああああああ!」




462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 02:25:02.47 ID:MyUJl110O
女「…うっ…で…子宮…ビリ、ビリッ…ってなって……」

友「…ほう、それでイッてしまった訳だ…ふふっ」

女「うう…恥ずかしい……ひっ……えぐっ…」

寄生虫「なんと言う鬼畜羞恥プレイ」

友「いや、君もなかなかよい仕事をしているよ」

寄生虫「お褒めに預かり光栄です」

女「…ぅぅ…もうやだあ……」

友「わるかった、わるかった。少しやり過ぎたな」 なでなで

女「うう……」

寄生虫「師匠と呼んでいいですか?」

友「ふふっ、私なんてまだまださ」 なでなで




493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 13:07:48.36 ID:MyUJl110O
友「さて、ひとまず落ち着いところで相談があるのだが…」

女「なにかしら」

友「その虫ケラを譲ってくれないか?」

女「いやよ」

寄生虫「ごめんなさい」

友「……虫ケラにまで拒絶されるとは」

寄生虫「今の宿主様はとても住みよいですからね」

女「あ、そうなんだ」

寄生虫「危ないところを救っていただいた恩もありますしね」

友「むう…やはり駄目だったか…」




496 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 13:20:38.44 ID:MyUJl110O
女「まあそう落ち込まないで…」

友「……そうだよな…寄生されて触手プレイなんて女冥利につきるもんな……」

女「って、そっちの理由で!?」

友「他になにがあるというんだ…」

寄生虫「あ、でも他の方なら紹介できますよ」

友「なにっ! 本当か!」

寄生虫「ええ、幸い女の方ですし引く手数多でしょう」

友「ありがたい!」

女「男女で差があるの?」

寄生虫「ええ、まあ。男の方に寄生すると子供を作るのが面倒ですから」

友「興味がある、聞かせてくれ」




503 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 14:52:50.91 ID:MyUJl110O
寄生虫「なに、話は簡単でして私たちは生殖のために卵子が必要なんです」

友「なるほど、男に子宮はないな」

寄生虫「だから精巣をのっとって、女性と性交してもらわないといけないんですね」

友「ふむ、確かに面倒だ」

寄生虫「まあ別に精巣を使わなくても尿道から触手で卵子をもらってきてもいいんですが、どちらにせよ性交は必要な訳です」

友「では、うっかり童貞野郎に寄生したら大変だな」

寄生虫「そこがまた面倒なんですね………例えば、今日のスーパーになかなかのいい男がいたでしょう?」

女「…へ、わたし? え、ああ。そういえばいたわね」

寄生虫「あれは寄生されてます」

女「うそっ?!」




506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 14:58:13.69 ID:WY/1vGUhO
寄生虫にも寄り付かれない童貞って…



508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 15:09:17.85 ID:MyUJl110O
友「ふむ、つまり宿主を都合よく改造するのか」

寄生虫「言葉が悪いですね。異性との性交のお手伝いをしているだけです」

友「ものは言いようだな」

寄生虫「まあ、そんな訳で男性は大変なのですよ。うまくやれば月に一度どころでなく作れるのは確かですけれどね」

友「ふむ、なるほどな」

寄生虫「少し話が長くなりましたね。まああなたがたには関係のない話ですよ」

友「いや、面白かったぞ?」

女「ええ、参考になったわ。イケメンは腹でなに飼ってるかわかんないのね」

寄生虫「あなたが言えた話ではないのですが…」




511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 16:19:58.93 ID:pVolemNR0
そうか・・・
街のイケメン共は体に寄生虫仕込んでたのか・・・

ちょっと下水道行ってくる




517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 17:33:36.53 ID:MyUJl110O
寄生虫「では、仲間を探してきましょうか。すみませんがトイレに行っていただけますか?」

女「行ってどうするのよ」

寄生虫「もちろん仲間を……あ、もう少しご飯たべてもらったほうが…」

女「まさか下水から引っ張ってくる気なの?」

寄生虫「ええ、まあ」

女「却下」

友「どうして」

女「汚いじゃない」

寄生虫「私も元はそこにいたのですが」

女「拾ったときは見た目きれいだったからよし」

友「私はかまわないのだが」

女「私が気にするの」




519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 17:47:56.54 ID:MyUJl110O
友「しかしそれでは私の寄生虫が…」

女「う…なにか他に方法はないの?」

寄生虫「ありますがおすすめはしません…そもそも何がいやなのですか?」

女「だってあんたが下水いったら誰とも知れぬ糞尿まみれでかえってくるんでしょ?」

寄生虫「あ、それは大丈夫です」

女「え?」

寄生虫「伸ばした触手は切ってしまいますから」

女「…じゃあ上がって来るやつが」

寄生虫「私の触手の中を通って来ますから、着く頃にはすっかりきれいですよ。他になにか問題が?」

女「う……や、でも…」

友「話はついたようだな」

女「ぐ……」




520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 17:49:51.04 ID:s8U9gQ6C0
はい論破ーww



527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 18:38:23.39 ID:E0qaFCBR0
寄生虫万能すぎワロタwww



528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 18:38:30.34 ID:MyUJl110O
寄生虫「ではトイレへ…あと牛乳用意してくれますか?」

友「んー、牛乳はー…ないな。買ってきてやろう」

女「ちょっ、人の家の冷蔵庫を…」

友「鍵借りるぞ」 バタン

女「はあ…」

寄生虫「まあまあ、こちらも始めましょう」

女「わかったわよ…どれくらいかかるの?」

寄生虫「うまくいけば一時間くらいですかね」

女「その間すわりっぱなしかあ…」

寄生虫「まあまあ」




529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 18:47:32.92 ID:MyUJl110O
女「よいしょっと……いいわよ、はじめて」

寄生虫「では」 にゅるん

女「んっ……いつもより硬いわね…」

寄生虫「長さ重視ですからね。あと、強度の関係でだんだん太くなりますから」 にゅるるるる

女「…太くって……どこまで…?」

寄生虫「痛いことはありませんから大丈夫です」 にゅるるるる

女「……不安だわ」

寄生虫「ああ、なつかしの下水管! 私は帰ってきたよ!」にゅるるるる

女「うざっ」




534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 19:18:30.94 ID:MyUJl110O
女「…ねえ……まだなの……んっ…」

寄生虫「すみません。こちらからは始めてでして勝手が…」 にゅるんにゅんにゅん

友「ただいま」 がちゃり

女「…おか…えりぃ……」

寄生虫「あ、ちょうど良いところに」 にゅるりるにゅるり

友「とりあえず3L買ってきた……なんだ、もうはじめているのか」

寄生虫「ええ。とりあえず飲ませてあげてください」

友「ふむ。口移しでいいかな?」

女「ばっ…」

友「冗談だ、ほら飲め」

女「んっ……」 ちゅううう




536 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 19:29:50.28 ID:MyUJl110O
友「ほう、ずっと出っ放しなのか」 じろじろ

女「やっ……見るなっ…」

寄生虫「急に動くと切れますよ…飲むのに専念してください」 にゅるるるる

友「そうだ。金魚のフンの言うとおりだぞ」 じろりじろ

女「くっ…む……」ちゅううう

寄生虫「ふふ、金魚のフンですか…言い得て妙ですね」 にゅるるるる

友「だろう? ……媚薬のたぐいは使ってないのか?」

寄生虫「ええ。途中で失神されても困りますから」 にゅるるりるにゅんにゅん

友「それはなかなかの効き目だな」

寄生虫「素質があるのですよ」

友「ふふふ」

女「…ぷはっ……人が動けないのをいいことに……んっ…」 ちゅううう




537 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 19:39:23.09 ID:MyUJl110O
女「…んっ……ぁっ……んんっ…」 ちゅううううう

友「もう二本目も空に近いが……垂れてるぞ」 フキフキ

寄生虫「おそらくはそろそろ……あ、いた」 にゅる にゅる ぴたり

友「よし、よくやった」

女「…っはあ……はぁ……もう…いいのね…?」

寄生虫「ええ、あとは私の方で……やあ、お久しぶりです…」

友「お疲れ」 なでなで

女「んっ…」

寄生虫「あなたがたもお元気そうで……ええ、はい。宿持ちですよ……え? ああ、まあ少し怒りっぽいですが…」

女「……気になる」

友「……ああ」




543 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 20:15:01.06 ID:MyUJl110O
寄生虫「ははっ、またまたご冗談を………えっ! あーそうですか。お世話になります……あ、はい。まだまだ現役ですので……」

女「……長いね」

友「……ああ」

寄生虫「あっはい。わかりました……ええ、お元気で……またいつか……切りますね」 プツッ

友「お、おい。切れてしまったぞ」

女「えっ、どういうことになってるの?」

寄生虫「いやあ、久々に楽しかったです。あ、私たちの第一子は無事に孵化したようですよ」

女「えっ、なにっ? いつの間に?」

友「それより私の寄生虫はどうなったんだ。説明しろ」

寄生虫「まあまあ、順に話しますから落ち着いて下さい」 うねっ




549 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 20:51:02.57 ID:MyUJl110O
寄生虫「まず第一子のことですが、寄生して三日後に排卵がありましたのでその時いんぐりもんぐりしまして…」 うねうね

女「な、なんで言わなかったのよ」

寄生虫「その…嫌がるかなあと思って言わなかったのですが……」

女「や、その…いちおーわたしの…子供? だし……?」 もじもじ

寄生虫「…これからはきちんと報告します」 うにうに

女「……ん。まあ、生まれたんなら…よかった…」

友「こら、イチャイチャするな。私を無視するな」

寄生虫「え…ああ、すみません。あなたに寄生するやつなんですが…」

友「うむ…」

寄生虫「断られちゃいました」

友「はあ?!」




550 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 21:00:06.45 ID:i+kHFe9m0
知らないうちに妊娠出産……はぁはぁ



553 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 21:07:24.89 ID:MyUJl110O
友「なっ…! どういうことだ?! はっ、乳か?! 乳がないのが悪いのかー?!」

寄生虫「いえ、あの…」

友「ないわけじゃないんだ! ああっ、でもっ……これに比べたら…う、あ…これかっ! この乳かっ! 触手もおっきいのがいいのかーっ!!」 もみもみしだきっ

女「やっ…ちょっ……いたっ…やめっ…!」

友「うううううああああああああっ!!」 もみもみもみもみっ

寄生虫「落ち着いてくださいっ!」 プスッ
友「うっ……」 くたり

女「…はぁ……はぁ……はぁ…」

寄生虫「大丈夫ですか?」

女「ええ…ありがと……なにをしたの?」

寄生虫「全身を痺れさせました。意識はあります」

女「そ…」

寄生虫「いいですか。そのままで聞いてくださいよ?」




560 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 21:42:11.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「あのですね。地下はただいまベビーブームの真っ最中でしてね」

友「…ぅ…ぁ……」

寄生虫「子育てに触手がさかれてとても地上にまわせる虫はいない、とのことなんです」

女「子育てとかあるんだ…」

寄生虫「ええ、まあ……つまりあなたの胸とは関係ありません。そもそも私も今知りましたし」

女「ああ…この子普段は自分の胸に関しては触れないからね…」

寄生虫「……ちょっと触ってみていいですかね」 うねっ

女「だめに決まってるでしょ……そろそろ起こしてあげなさい」

寄生虫「うう、ちっぱい……」 ちくり

友「……」 むくり

女「大丈夫?」

友「………」 ずーん

寄生虫「…駄目みたいですね」




569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 22:13:05.24 ID:MyUJl110O
友「……」

女「あれ、そういえばあんた他に方法あるって…」

友「……」 ピク

寄生虫「あー……はい…まあ、あります…」

友「頼むっ」 バッ

女「わっ、生きてた……っていうか私に土下座されても…」

寄生虫「うーん…最悪廃人ですけど…本当にいいんですか?」

友「かまわない」

女「えっ…や、ちょっとは悩もうよ!」

友「寄生虫に廃人にされるなら本望だ」

女「正気にもどって!」




572 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 22:27:59.23 ID:MyUJl110O
寄生虫「うん。そこまでいうならやりましょう」

友「ありがたい」

女「えっ、ちょっと……もぅ……で、どんな方法なの?」

寄生虫「簡単です。私とあなたの子を寄生させるのですよ」

女「え、それだけ?」

寄生虫「それがなかなか大変なのですよ」

友「成功の可能性はあるのだろう?」

寄生虫「ええ。ただしお二人にはしばし不自由な生活をしてもらうことになります」

友「かまわない。君も協力してくれるな?」

女「ちょっとまって」

寄生虫「なんでしょうか」

女「失敗することはあるの?」

寄生虫「お二人の心掛け次第ですかね。ゼロとはいえません」




574 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 22:41:15.14 ID:MyUJl110O
友「そもそも何が危険なのだ?」

寄生虫「はあ…幼生の生態と言いましょうか…少し長くなりますが良いでしょうか」

女「話して」

寄生虫「ええとですね。普通ならば卵は下水に送りそこで仲間に孵してもらうのですが…」

友「お前はできないのか?」

寄生虫「無理です。針が…とにかく宿主を持つとできないのです」

友「ではどうやって?」

寄生虫「や、孵すのは良いのです。胃液につければ殻は溶けますから…問題はその後です」

女「なにが問題なの?」




578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 22:51:40.77 ID:MyUJl110O
寄生虫「通常は幼生の内にまわりの仲間がいろいろと教育をするのです。人間社会のこととかをね」 うにうに

友「ふむ」

寄生虫「ところがです。万一、人間の胃で孵化した場合はどうなるか……一番手近なところから情報を得ようとします」

女「それって…」

寄生虫「ええ、宿主の脳です」

女「…やっぱりやめたほうが」

友「いや、続けてくれ。自分の身に起こるかもしれないことだしな」

女「……真正のバカだね」

友「そう褒めるな」

寄生虫「……続けていいですか?」 うねうね

友「ん、ああ。すまない。続けてくれ」




579 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 22:53:42.97 ID:6JBgTjdt0
嫌な予感



583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:03:49.33 ID:5WvHTJUxO
こっ、この展開はっ!

オッ、オオオー!!!




587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:13:29.40 ID:MyUJl110O
寄生虫「胃で孵化した幼生は小腸に進みすぐに成長します。人間の体内は下水とは比べものにならないくらい養分に溢れていますからね」

友「で、成長したら…」

寄生虫「はい。脊椎から脳に針をのばし宿主の記憶、経験、知識、全てを吸収します」

女「それで壊されちゃうんだ…」

寄生虫「いえ、この時点では宿主はまだ正常です。体に幾分か不自由がでるかもしれませんが…」

女「まだあるの?」

寄生虫「ええ。知性を得たとはいえ、この時点ではまだ宿主のコピーですから」

友「……」

寄生虫「幼生は自らの人格を完成させるために神経を乗っ取り、あたかも宿主かのごとくに振る舞って、脳から得た知識を自らの体験にするのです」

女「……」




588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:14:44.54 ID:6JBgTjdt0
KOEEEE



590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:16:45.89 ID:5WvHTJUxO
本気や!この>>1さん
本気で世界を獲る気や!




591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:19:21.15 ID:WY/1vGUhO
普通にグロいやん…素敵やん



592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:23:06.97 ID:MyUJl110O
寄生虫「そして、社会生活に適応したら、いよいよ一番重要な知識を得にかかります」

友「寄生虫にとって一番重要なもの……宿主だな」

寄生虫「その通り。宿主の体でいわば人体実験をするのです」

女「……」

寄生虫「この臓器が壊れるとどうなるか、そこの神経は何をつたえるか、脳の各部の役割は?」

友「……」

寄生虫「ひとつひとつ潰しながら確かめます」

女「……」

寄生虫「宿主が壊れてしまうのはおそらくこの時ですね。どこで壊れるかは知りませんが」

友「……で、宿主が壊れたらどうするのだ?」




596 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:38:19.72 ID:MyUJl110O
寄生虫「そうなればもう立派な成体です。壊れた体を捨てて、新たな宿主を探します…」

友「……」

女「……」

寄生虫「……と、まあ。これは最悪のケースです。今回の場合は私が知識を伝えられますから大丈夫ですよ」

女「……」

友「……」

寄生虫「え、あれ? どうされました? ……おーい」 うねうねうね

女「……ふぅー…」

友「…はぁ……」

寄生虫「あ、ようやく動きましたね」 うねっ

女「……あんたらってなかなか怖い生態してるわねえ」

友「脳姦に留まらず、体中をぐちゃぐちゃにするとはな……若干興奮した…」




598 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:42:58.90 ID:hPTCOZ630
友はいい女だな



603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /27(水) 23:54:17.81 ID:MyUJl110O
友「で、具体的にはどうするのだ?」

女「……本気?」

友「まあな」

寄生虫「…大概おかしな方ですねえ」

女「もう手遅れだったのね……うぅ」

友「この流れは飽きた。虫ケラ、早く言え」

寄生虫「はあ…次の排卵は明後日なので、そこから孵化の用意が整うまで3日ですね」

友「5日後は…ちょうど連休の頭か。都合がいいな……もちろん空いてるよな?」

女「そこは二人で遊びにいくって……まあいいか」

友「よし、決まりだ。他に何か言うことは?」

寄生虫「その……教育の仕方が…先程言った不自由な生活につながるのですが…」

友「そういえばそんなことを言っていたな」




606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:02:16.88 ID:cqrmBsigO
寄生虫「教育を済ますには最低でも三日は頂きたいのですが…」

女「回りくどいわね、不自由って?」

寄生虫「その…教育をするには私が幼生に触れている必要があって……」 うにうに

女「え……」

友「ほう…!」

寄生虫「具体的には触手を小腸まで挿入して、ですね…」

女「つまり…三日間こいつとお尻で繋がった状態で生活しろ…と……」

寄生虫「ええ…まあ……」 うねうね

友「最高じゃあないか」




613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:14:16.16 ID:VNQq7aBg0
尻と尻三日間合わせてるとこ想像したらワロタw



614 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:15:42.28 ID:cqrmBsigO
女「激しく遠慮したくなってきたわ……」

寄生虫「心中…お察しします……」

友「なんだ、虫ケラもそっち側なのか? これはなんてプレイだ? んん?」

女「そうだっ! 卵が胃液で溶けるんなら私の中で成長させれば…!」

寄生虫「残念ながら…」

女「そんな……」

寄生虫「あなたの腸には私が既におりますので幼生が出られないのです…」 うにうに

女「仕方…ないのね……」

寄生虫「ええ……」

友「ふむ、放置プレイだったか…」




621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:31:24.32 ID:cqrmBsigO
友「では、連休はよろしく」

女「うちでやる気? まあいいけどさ」

友「繋がっている間は外に出られないから、食料の調達とかも必要だな」

女「あんたに任せたわ。当然、経費もそっち持ちで」

友「ふむ…まあ、しかたないな」

女「決まったわね。じゃ、また明日」

友「あ、今晩泊まらせてもらうから」

女「え?」

友「まあまあ予行演習だと思ってさ……シャワー借りるぞ」

女「あ、ちょ………もうっ」

寄生虫「相変わらず押しに弱いですね」 くねっ




624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:38:11.99 ID:cqrmBsigO
女「じゃ、おやすみ」

寄生虫「おやすみなさい」 とろり

友「ああ、おやすみ」

女「すぅ……すぅ……」

友「……早いな」

寄生虫「私が眠らせていますから」

友「ステキ粘液で?」

寄生虫「ええ、まあ」 うねっ

友「私にも使って欲しいな」

寄生虫「ええ、いいですよ。これをくわえてください」

友「なんだ、断られるかと思ったのに」

寄生虫「いまは宿主様は寝ていますからね」 うねうね




628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:51:22.08 ID:cqrmBsigO
友「……眠るまえに質問がある」

寄生虫「なんですか?」

友「おまえらの教育とやらのことだ」

寄生虫「それが?」

友「幼生に皆で伝えるのは良いとして、伝える元の情報はどこから来たんだ?」

寄生虫「…ご想像の通りです」

友「やはりな…君の人間や社会に関する知識が正確なわけだ」

寄生虫「情報源は常に必要なのですよ。それも、最新のものがね」

友「……君も人間を喰ったのか?」

寄生虫「知識は皆で共有しています。誰が食べたか、なんて些細な問題です」

友「そうかもな」




630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:55:39.87 ID:4R2sHsjc0
内容深いな…



631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:56:43.25 ID:5y0C6AlX0
オリジナル情報の起源は不明で、いったん手に入れたら後は仲間で共有、拡散

これはネット時代のメタファーに違いない




633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 00:58:58.20 ID:cqrmBsigO
友「その子を喰う気は?」

寄生虫「ありません。気に入っていますし、なにより面倒です」

友「……そうか、ならいい」

寄生虫「……」

友「……」

寄生虫「……あなたを食べさせるかどうかは聞かなくていいんですか?」

友「別にかまわんぞ? できれば気持ちいい方が好きだが」

寄生虫「……本当に変な方ですね、あなたは」 うねうね

友「そうかもな」




641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /28(木) 01:08:00.78 ID:cqrmBsigO
寄生虫「他には?」

友「少しはあるが…まあいいや、面倒だ」

寄生虫「では寝ますか?」

友「ああ、これをくわえるんだな?」

寄生虫「ええ」 にゅる うねうね

友「ん……あ、そうだ……どうせなら媚薬にしてくれないか?」

寄生虫「いやです」

友「ちぇ……ん……ふぉふぁひゅひ…」

寄生虫「ええ、おやすみなさい」 ドピュル
友「んぶっ……んっ、んっ…」 コク…コク…

寄生虫「……」

友「…………すぅ……すぅ…」

寄生虫「………」 ちゅぷ

寄生虫「……」 うねっ






次→女「え、寄生虫?」その3








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オリジナルSS 触手・寄生もの   コメント:1   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
26178. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/09/07(金) 13:03 ▼このコメントに返信する
友のイメージがなぜか
ナズーリン→黒神めだか→ナズーリン
だったwwwwwwwwww
あと、本当に不思議なのが寄生虫の声が白石稔で再生される。なぜに。
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