麦野「はまづらを監視したい」垣根「無いわ」

2011-08-08 (月) 00:17  禁書目録SS   2コメント  
1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:12:03.29 ID:9ujBTV0P0

麦野「…というわけなのよ。協力してもらえる?」

??「ああ、まあいいぜ。俺にもメリットのある話だしな」

麦野「じゃあ交渉成立ね」

??「ハッ、まさか俺の能力がここまで万能とはな…」



2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:12:39.19 ID:9ujBTV0P0


アレイ☆「……………」


土御門「どうしたアレイスター、今日は妙に口数が少ないな」

アレイ☆「…いや、学園都市のレベル5達はこうもバカ揃いだったのかと…」

土御門「は?」



3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:13:11.02 ID:9ujBTV0P0
浜面「…ふあぁ、結局昨日は徹夜しちまったなー…」

絹旗「超眠いです……」

フレ「逃げた下っ端まで殲滅するとか、麦野マジ鬼畜な訳よ……」

滝壺「仕事終わったら、どこか行っちゃったねむぎの」

絹旗「何か用事があるらしいですよ。超徹夜したまま走ってく麦野の体力、超パネェです」

浜面「お、俺は帰って寝るぞ……もう限界だ」フラフラ



4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:14:41.23 ID:9ujBTV0P0
ネムイー


絹旗「………行きましたか?」

フレ「…行った訳よ」

滝壺「……では」




絹旗フレ滝壺「「「麦野を追っかける!!!」」」



5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:15:24.43 ID:9ujBTV0P0
フレ「てか結局何だった訳よあの満面の笑みで走り去った麦野は!?」

絹旗「正直不気味でしたが…超気になります!」

滝壺「むぎの、すごく輝いてた」




麦野『むぎのォォォん、今行きま―――――す!!!!!!!!!!!!』ダダダダダ



6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:16:03.87 ID:9ujBTV0P0
絹旗「あれは何か超面白い物を見つけた顔でした…」

滝壺「そして仕事中浜面に向けてた視線……」

フレ「結局、浜面絡みってことは間違いない訳よ」

滝壺「これは追跡するべき」

絹旗「別にカス面だからというわけじゃ超ありませんが、知的好奇心は抑えるべきじゃないですし、ええ。ええ」ジュルリ

フレ「早速調査する訳よ!」



7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:16:37.01 ID:9ujBTV0P0
麦野「とうとう約束の日……」


麦野「長かった。シャケ弁禁止よりキツかった」

麦野「だけど今日、やっと!」



麦野「!」





垣根「よう」



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:21:18.09 ID:9ujBTV0P0

垣根「待たせちまったか?悪いな第四位」

麦野「いいいいいから!そんなことより出来たのああアアレは!?」

垣根「ふっ、まあそう焦るな。出来は保障するぜ。やっぱ俺の未元物質に不可能は無えんだよ」

麦野「そ、そう……じゃあ、早速見せてもらおうかしら」

垣根「おう」サッ





垣根「これだ」



11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:35:12.10 ID:9ujBTV0P0

麦野「ほ、本当に出来たんだ……」

垣根「言っただろ?俺の未元物質に常識は通用しねえ。本来実現不可能なものでも楽勝だ」

垣根「けどよ、本当にこれの初回起動確認だけでいいのか?お前の交換条件ってのは」

麦野「そうよ。何度も言わせんな」

垣根「ふーん?まあいいさ。俺はアイデアを提供してもらった身だし」


麦野「ね、ねえ。それより早く使わせなさいよ。その『ピンセット』」



12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:37:34.88 ID:9ujBTV0P0

垣根「おっと、間違ってもらっちゃ困るぜ。これは『ピンセット』じゃねえ」


垣根「未元物質で造った『ピンセットのような未元物質加工物』だ。名付けて『トング』!」ババーン

麦野「…ネーミング云々に突っ込むのはとりあえずやめとくわ」



13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:39:01.26 ID:9ujBTV0P0

垣根「いやー『トング』か『箸』で迷ったんだがな。なんとなくトングの方が高級感醸し出してんだろ?金属的な面で」フフン

麦野(マジでどうでもいいから……)

垣根「こいつを作るのには苦労したぜ。一度構造を見ているとはいえ、部品から削り出しだからな」

麦野「まあ流石第二位ってところかしらね。私のアイデアだけでよくここまで形にしたもんよ」

垣根「だろ?ゆくゆくはこの『トング』で相棒を小型化するつもりなんだ」




相棒「」ゴウンゴウン



14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:44:09.97 ID:9ujBTV0P0

麦野「その冷蔵庫さ、アンタの能力で代替品を造れないわけ?」

垣根「無茶言うんじゃねぇよ。これは一応俺の体に分子単位で複雑にくっついてんだ。『トング』クラスの精密な作業をしねえと命に関わる」

麦野「フーン、第二位の能力も万能じゃないってコトか」

垣根「うおっ!?そりゃ聞き捨てならねえな。この『トング』は元々俺の能力で作ったもんだぞ」

麦野「これ右手用なのね。よかった、注文付けてなかったし左手だったらどうしようかと思ってた」ソウチャク

垣根「聞けよコラ!」



15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:44:37.94 ID:9ujBTV0P0

麦野「…よし、起動するわよ」ピッ



垣根「……どうだ、使えるか?」

麦野「…………」





麦野「…捕った」ニヤリ



16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:51:24.76 ID:9ujBTV0P0

垣根「おーおー確かに。バッチリ捕獲できてんじゃねえか『滞空回線(アンダーライン)』」

麦野「やった、これでコイツからネットワークに侵入できるデバイスを造れば……!」

垣根「…その点は心配無用だ第四位」

麦野「え?」

垣根「俺が造った(キリッ」





麦野「……あっはっは、マジかよ」コイツアマイッタ



17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 03:52:02.44 ID:9ujBTV0P0

垣根「ほれ、これだ。サービスってことで受け取りな」デッカイソウチ

麦野「……ほ、本当に……?」ガクガク

垣根「ああ。この装置に『滞空回線』を投入してみろ。多分アンタの望むものがスクリーンに」





浜面『………ちくしょう、眠いぞぉ……』メヲコスリ




麦野「っしゃァァァァァあああ―――――――――ッ!!!!!!!!!!!!」



20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:02:02.26 ID:9ujBTV0P0

垣根「そいつはアンタの部下か?覗きたあ趣味が悪いな」


麦野「……」

垣根「つーかお前の目的本当にソレだったんだな……。一応これ最高機密が入手できる機械なんだが」

麦野「……」

垣根「まあ俺も使わないんだけどな。もう直接交渉権とかどうでもいいし」


はーまづらぁ『麦野ひでえよ…俺を囮にしといて敵と一緒に攻撃するなんて……』フラフラ

麦野(崩壊)「うわあああああんごめんねはまづらぁ!!!あの時はフレンダ達にやっちゃえやっちゃえって言われたから仕方なくだったのおおおおお!!でっ、でもちゃんと外れるようにしたからはまづらごめんねはまづらはまづらはまづらはまづらはま」




垣根「あっはっは、聞いちゃいねえや」コイツアマイッタ



21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:06:37.15 ID:9ujBTV0P0

麦野「ありがと第二位……感謝してもし切れないわ」ハアハア

垣根「(うわ…)いいって事よ。こっちも身体を取り戻せるチャンスを貰ったんだ、おあいこさ」




-一週間前-


垣根「は?ピンセットを造れだぁ?」

麦野「ええ」



22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:17:17.53 ID:9ujBTV0P0

垣根「つっても……なあ」

麦野「な、何?出来ないの!?」

垣根「まあやって出来ない事はねぇが……いきなりどうしたんだよ、お前がこの俺に頼みごとって」

麦野「アンタにしか出来ないのよ!だからこうやって恥を忍んで頼んでるわけ!」

垣根「まあ聞いてやってもいいがな、目的次第だ。ピンセットを自分で作るなんて発想は出来なかったし、初回運転だけで良いってんなら俺に損がある話じゃないからな」

麦野「……言わなきゃダメ?」

垣根「ダメ。」

麦野「…ら……し…」

垣根「ン?聞こえんぞ。もう一回大きな声で!サン、ハイ!」



麦野「はまづらを監視したい」

垣根「無いわ」



23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:17:46.47 ID:9ujBTV0P0


麦野「いや、だってはーまづらぁだよ?はーまづらぁ」

垣根「そもそも誰だよ浜面って…」

麦野「ボサボサヘタレ」

垣根「ヤムチャってことで良いのかそれは…?」



27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:54:22.42 ID:9ujBTV0P0

垣根「まあいい。良く考えたら応用してこの冷蔵庫の改造にも使えそうだし、依頼は受けてやるよ」

麦野「じゃ、じゃあ……!」

垣根「ただし制作期間はもらうぞ。そうだな……設計から削り出し、仕上で一週間ってとこか」

麦野(仕上!?)ピーン

垣根「あ?」

麦野「あ、いや……じゃお願いするわ第二位」



28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 04:54:54.91 ID:9ujBTV0P0

絹旗「………超聞きましたか」

フレ「結局、バッチリ聞いちゃった訳よ」

滝壺「……むぎの…」


フレ「盗み聞きってのは悪かったけど……流石に今回は引いたわ」

絹旗「ええ…なんという素晴らしき超浜面直球愛……」

滝壺「むぎの、意外とやる」





フレ「……えっ?」

絹旗「ん?」

滝壺「ほ?」



29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 05:07:27.57 ID:9ujBTV0P0

絹旗「これは……予想外のルーキー超登場ですね」ゴクリ

滝壺「うかうかしていられない」

フレ「え?え?ちょっと待って二人とも」

滝壺「負けてられない。明日からはまづらのストーキングは朝7時から6時に変更しなきゃ」

フレ「は?」

絹旗「携帯をすり替えて着信履歴の復帰をメーカーに頼むべきでしょうか……」

フレ「ちょっと二人とも――――――!?一体どうしちゃった訳―――!?」



30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 05:07:56.54 ID:9ujBTV0P0

絹旗・滝壺「「ふふふふふふふふ腐」」

フレ「結局マジでどうしちゃった訳よ――――――っ!?」

絹旗「さっきから何を騒いでいるんですかフレンダ」

フレ「いやいやいや!あんた達そんな怖キャラじゃなかったでしょうが!」

滝壺「怖キャラって………」

絹旗「何を言ってるんですか、フレンダだって同じでしょう」

フレ「はい?」

滝壺「私達の行動は全部ふれんだを参考にしてるんだよ?」

フレ「ふへ?」

絹旗「ストーキング、携帯チェックその他100ほど……麦野にしてるじゃないですか」



フレ『明日は麦野を4時から追っかける訳よ!』

フレ『誰……?この番号誰……?』

フレ『これが…麦野の下着……』フヒヒ




フレ「……」



絹旗フレ滝壺「「「ふふふふふふ腐」」」




浜面「……今、何か…大切なものが壊れてしまったような……」



31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 05:08:41.14 ID:9ujBTV0P0

麦野「それじゃこの機械はありがたく貰っていくわ……」

垣根「おう、くれぐれも他の奴にはバレないようにしろよ。特に裏の人間には」

麦野「え、どうして?」

垣根「さっき言っただろう。最高機密が取り出せる機械なんだ、統括理事長なんぞにバレたら即誰かが消しに……」




一方「呼ばれて飛び出て……ってなァ」ニヤリ



32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 07:04:31.32 ID:aKVaE1tDO
一方さんの匂いがしたが気のせいだった



33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 08:03:55.08 ID:wswEUV5AO
なんだ気のせいか



36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 14:02:51.89 ID:9ujBTV0P0

垣根「…早すぎやしないかおい」

麦野「だっ、第一位……!?」





土御門「さあーてお仕事だぜい」

結標「第二位と第四位…結構スゴイ面子ね」


垣根「な、何でバレたんだ……」

海原「上の人、『滞空回線』でずっと見ていたらしいですよ」

垣根「……あ」

麦野「え?『滞空回線』を遮断する未元物質とか展開してたんじゃないの?」

垣根「……」ダラダラ



絹旗「あっはっは、第二位バカ決定です」コイツァマイッタ



37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 14:03:44.16 ID:9ujBTV0P0

一方「まァ今回の仕事は『ピンセット』と侵入デバイスの回収だけだ。レベル5勢の戦闘は控えろってェ通達だしな。おとなしく渡してくれりゃァなンもしねェよ」

垣根「『トング』!『トング』な!ここ重要だから!」

麦野「……そう簡単に渡すと思ってんの?」ジリ…

一方「……」




一方「……」ニタリ



38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 14:08:27.96 ID:9ujBTV0P0

一方「そォだよなァ。そォ来ねェとなァ」カチ



垣根「ちっ…仕方ねえ、いいぜ。今度こそ潰してやるよ第一位!!」バサァ

一方「来いよていとクン。交渉で解決なンてなァ悪党のすることじゃねェ、そンなンじゃァ全然ダメだ」


一方「暗部同士、汚ねェ潰し合いするべきだよなァ」プラズマ

麦野「……」



39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 14:12:11.07 ID:9ujBTV0P0

一方「行っくぜェェェェ歯ァ喰いしばれよ三下ァぁぁぁ!!!!」

土御門「アッくん初っ端から飛ばしてるにゃー。あまり派手に壊すなよ」

結標「獣ね…」

海原「僕の出番はあるのでしょうか」



垣根「ち、『グループ』全員敵にするのは少しキツいな…おい第四位、お前一度退いて常盤台の心理……てオイどこへ!?」


麦野「」テクテク





麦野「はい」プレゼント

一方「あァ?だからこのデバイスは戦って手に入れなきゃァ意味が無ェって言ってンだろォ?」






打止『アハハー、ってミサカはミサカははしゃいでみたりー』

一方「」



40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 14:21:59.06 ID:9ujBTV0P0

一方「い、いいンかよ……?」プルプル

麦野「ええ、もう一度垣根に作ってもらえばいいだけだしね」

一方「…あァ―――――参ったなこりゃァ……」ウン





一方「全面的に俺達が悪かったですゥ」ペコリ

垣根「ちょっと待てオイィィィィ!!!!!」



41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 15:36:45.90 ID:YBOBRFLV0
幼女の監視ですねわかります



42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 16:30:24.35 ID:9ujBTV0P0

麦野「垣根、そういうことだからあと4つデバイス作ってくれる?」

垣根「いいけどよ……ん、4つ?」

麦野「うん、4つ」




ぐるーぷ「「「……」」」ウズウズ


垣根「何か物欲しそうな瞳で見つめられちゃってるんですがッ!?」



43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 16:31:11.06 ID:9ujBTV0P0

土御門「こ、これは……」ジュルリ

海原「うへへへへ、みしゃかしゃん……」ハアハア

結標「ショタっ子きゅんだ―――!!!ショタっ子きゅんがよりどりみどり!!」ゼエゼエ


垣根「」




垣根「グループってのは……ストーカーの集まりだったのか…」

麦野「あとロリとショタも忘れてるわよ」



44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:21:52.03 ID:9ujBTV0P0

一方「あァ、お前らまだいたンか……行っていいぞォ」

垣根「一応訊くが、任務は…?」

結標「そんなものがショタっ子きゅんに勝るわけないでしょ?(キリッ」

垣根「……そうか」コイツァマイッタ



45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:22:37.16 ID:9ujBTV0P0

一方「打ち止めァ……一人で風呂に入れるようになったンだなァ…俺の余計な幻想はぶち殺されちまったぜェ」ホロリ

海原「御坂さん!?その抱き枕は一体誰の代わりなんですか――――!」

結標「」ゼエゼエ




垣根「俺もう疲れた……帰る」








絹旗フレ滝壺「「「(超)待ってください!!!」」」

垣根「……は?」



その日、学園都市に8人の犯罪者が誕生した。



51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:35:35.16 ID:lBuVyWYoo
これが学園都市の闇か・・・



46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:23:18.96 ID:9ujBTV0P0



冥土返し「うーん、これは野菜室潰瘍だね?チルドに腫瘍も見つかっているし……君はよほどのストレスを受けたらしいね?」

垣根「俺は……俺はとんでもないものを造っちまった…」ウーン



47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:23:48.27 ID:9ujBTV0P0

おまけ




-数日後-


絹旗「ふんふーん♪今日もお仕事超お疲れ様でした~!」

滝壺「ご苦労様きぬはた」

フレ「結局、アイテムにかかればあんな仕事チョロい訳よ」

麦野「今日は全員良くやったわ!明日奢ってあげる」

絹旗フレ滝壺「「「わーい!」」」



浜面「……」



48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:24:21.31 ID:9ujBTV0P0

浜面「一体何が起きているんだ……」

浜面(先週から全員やたらとハイテンションだし、麦野に至っては笑顔全開MAXハート…)

浜面「何か俺の知らないことが水面下で起きている気がする。主に俺被害の」



絹旗「じゃあそろそろ超解散しましょうかね」



49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:25:07.51 ID:9ujBTV0P0

絹旗(今日はもう仕事も無いし、家でゆっくり超浜面観察しましょう!うへへ…おっとよだれが)


絹旗「~~~~♪」ランラン






??「待て」

絹旗「へ?―――ぐぁっ」



52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 17:54:25.32 ID:9ujBTV0P0

??「手に入れた……手に入れたぞ……!」

??「これで良いんだ、命令通りにやったんだから」



53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 18:00:29.02 ID:9ujBTV0P0

-上条宅-




禁書「ごくろうさまなんだよすている」

ステ「僕は……罪のない人を襲ってしまった…」ガタガタ

ステ「インデックス、僕はこれで良かったのかい…?」

禁書「ステイルはよく頑張ったんだよ。ありがとうなんだよ」キレイナホホエミ

ステ「!……そうだ、僕はインデックスの為に生きると決めたんだ。君が嬉しいならそれでいい。また何かあったらすぐ呼んでくれ」パアア

禁書「うん、じゃあねすている!」

禁書「……」





禁書「ちょろいんだよ」



54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 19:10:47.04 ID:80Gm+gFl0
汚いなさすがインサイダー取引さん汚い



57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 22:56:40.43 ID:40cP4MzOo
ガチでやったら負けそうなのに奇襲とは汚いな流石ステイルきたない。



58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/16(水) 22:59:49.32 ID:zATQ2o3DO
ガチでやったらころしてしまうかも知れないというステイルのやさしさだよきっと



61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 00:30:26.95 ID:5YOtLolZ0

禁書「私のために生きる、とか青臭過ぎ。キモいんだよあのロリコン。強盗した時点でとっくに人格破綻してるし人生終わってるかも」


禁書「デバイスの使い方は良く分からないけど、あのタバコが言ってた通りにすれば上手くいく筈なんだよ」


ピコーン

デバイスキドウ


上条『今日も補習……不幸だ』


禁書「私の時代が来たんだよ」



御坂「ちょっとアンタ!」



62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 00:36:10.46 ID:5YOtLolZ0

禁書「短髪?何の用なんだよ」

御坂「アンタそれ……学園都市に8つしか無いって噂のストーカーデバイスじゃないの!?」

禁書「だからどうしたって言うんだよ。それよりも人の家に勝手に上がらないでほしいかも」

御坂「…そう。なら―――――」



御坂「それを、こっちに渡してもらえるかしら」ビリッ



63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 00:36:42.37 ID:5YOtLolZ0

禁書「!………かおり」

神裂「唯閃!!」バッ


御坂「!?ちっ…不意打ちとは卑怯ね」

禁書「短髪も人のこと言えないんだよ。襲ってくるなんて…どこでこのデバイスの情報を手に入れたのかな?」

御坂「私はジャッジメントの手伝いをしているだけよ。ここにあるって聞いて飛んできたワケ」


禁書「嘘なんだよ」


禁書「私はまだ誰にも話してないし、かおりもすているも私の支配下なんだよ。……短髪、まさか」

御坂「……」




御坂「暗部、って知ってる?」



65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 01:19:04.37 ID:5YOtLolZ0

禁書「当然なんだよ。このデバイスは暗部の人間だけが持ってるらしいからね。徹底的に調べたんだよ」

御坂「で、わざわざ手駒を二つも使って奪ったワケか。ねえ、実は私も同じようなこと考えてたのよ」

禁書「…やっぱり短髪、暗部に身を落としたんだね」

御坂「ええ。でもアンタがそれを手に入れたってんなら丁度いいわ、暗部の人間より簡単そうだし」ビリッ

神裂「させません」スラ

御坂「へえ、いい度胸してるじゃない。学園都市第三位の御坂美琴サマに向かって!」


瞬間。力が激突した。

そしてその日、上条家は消し飛んだ。



66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 01:20:16.41 ID:Qhk4qjSoo
もう一緒にポテチでも食いながら見ろよ



67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 01:21:09.81 ID:5YOtLolZ0

上条「つ、疲れた……小萌先生の地獄の特訓フルコースとか、上条さんのライフは残り1ですよ…」フラフラ

上条「ただい……ん?」



「」←変わり果てた我が家

「」←いつもより身体のパーツが少ない神裂さん

「」←神裂を盾にしたまま動かないインデペンデンスさん

「」←PDAのようなものを頭上に掲げながらこと切れている学園都市第三位




上条「……」

上条「これは俺の幻想か……?」



上条「そげぶ!そげぶ!」ゴスッガスッ


上条「駄目だ…いったん冷静になろう」


上条「………………ふう………ふう」




上条(賢)「……」

御坂「」

禁書「」

胸部「」


上条「………」




上条「なんつーか、……不幸だよな」



68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 01:27:11.79 ID:5YOtLolZ0
以上です!
お付き合い下さった方、どうもありがとうございました。



73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 11:28:16.10 ID:jALauJJf0
なんと歪みないやつらだ……
乙っした




75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/19(土) 08:41:56.79 ID:hmfUybQDO
乙です!
もっとむぎのんたちがハァハァするところが見たかった




74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/02/17(木) 16:42:59.15 ID:LdKU78YSO
次回作にも期待



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禁書目録SS   コメント:2   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
10404. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2011/08/08(月) 00:36 ▼このコメントに返信する
しにまくりワロス
10408. 名前 : 名無しさん◆- 投稿日 : 2011/08/08(月) 03:57 ▼このコメントに返信する
麦のん超かわいい
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