1:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 22:24:40.42
ID:Jcuzez3T0
初投稿(マナーで気になる点があったら教えてください)
オリジナルP&設定
地文多め&シナリオ重め(ヒロインがヒロインだから仕方がないね)
文字数12000前後、書き終え済み
以上が許容出来る方は、御一読ください
2:
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/02/22(木) 22:25:19.06
ID:Jcuzez3T0
それは全国ライブツアーの最終日を終えて、広島で行われた打ち上げの後の出来事だった。
ライブツアーの成功を祝し、それこそアリーナにも見劣りしない会場を貸し切って盛大に行われた打ち上げは、まるで夢のような時間で……その夢心地から冷めやらぬまま、私は担当アイドルの1人、和久井留美さんと肩を並べて、夜の街を歩いていた。
足元が覚束ない程に酔った和久井さんがよろけて倒れそうになる度に、私は手を差し伸べて、ホテルに帰りましょうよ、と促すのだが……
「久しぶりの地元なんだから、もう少しぐらい、いいでしょう?」
と、少し声を荒げて私の手を振り払い、再びヨロヨロと歩き出すのだ。