ハヤテ「へぇ・・・ここが学園都市かぁ。」【中編】

2011-01-12 (水) 18:17  禁書目録SS   0コメント  
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なれる!SE3 失敗しない?提案活動 (電撃文庫)


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256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 18:26:31.80 ID:2DMEUQob0
ハヤテ「いいかげん三回目ともなると感動も薄いな・・・。」

ハヤテ「さてと。今回こそさっさと仕事を済ませて帰ろう・・・。ここは来る度毎回なんかあるから嫌なんだよなぁ・・・。」

ハヤテ「今回は・・・なんかこの書類を・・・アレイスター?って人に渡すだけか。簡単だな。」

ハヤテ「にしても、どうして僕なんだろう・・・?まぁいいか、さっさと行くか・・・」

御坂妹「・・・」

ハヤテ「  」

ハヤテ「( 聞 か れ て た -!)」

ハヤテ「(このご年齢で一人言聞かれるって超恥ずかしいんですけど!だからノベル系は嫌なんだよ!漫画ならモノローグで済ませられるのにぃィ!)」

御坂妹「あの・・・、とミサカは頭を抱え深刻そうな顔している貴方が心配なので話しかけます」

ハヤテ「御坂さん、今のは違うんです、なんていうか、アレなんです、電波の意思が僕にこう言えと語りかけてたというか・・・。」

御坂妹「何故私のことを・・・あぁ、お姉さまの知り合いですか、とミサカはよくある展開に納得します。」

ハヤテ「え?お姉さま?ん?白井さん?違うか。えーっと・・・(そういえば口調が違うし、僕の事を知らないし、ゴーグルだし・・・)ああ!御坂さんの妹ですか!」



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 18:45:58.66 ID:2DMEUQob0
御坂妹「端的に言えばそうですね。私は18847号です。とミサカは簡単な自己紹介をします。」

ハヤテ「岩橋奈々さんですか?」

御坂妹「何故・・・?あぁ、名前の数字で、18847(いわはしなな)・・・ですか。よく考え付きますね。いえ、そういう風な洒落た自己紹介ではなく、普通に番号です。とミサカは多少予想外の展開に驚きつつ回答します。」

ハヤテ「・・・ここでは特殊な名前が流行ってるんですか?」

御坂妹「いえ別に、そういうことはありませんが・・・というか、そんな特殊な名前の人に頻繁に出会えるんですね。とミサカは驚きをかくせません。」

ハヤテ「その語尾の『ミサカは』というのは、学園都市のトレンドなんですか?」

御坂妹。「いえ、そんなことはありません。むしろそんなものが流行ったら、お姉さまが恥ずかしさで自害すると思います。これは妹達独自の口癖です。
どこかの白いのの、「~だよ!かも!」とか、小さいア行と、『ん』がカタカナになるとか、そういうのと同じと考えてください。とミサカは身近な例を交えて説明します。」

ハヤテ「成程。わかりやすい説明をありがとうございます。」

御坂妹「いえいえ。それにしても先ほどは、急に一人事でベラベラ喋りだしたり、急に取り乱したり、とミサカは当然の疑問を問います。」

ハヤテ「え?いやぁ・・・アレは、なんというか、電波の意思が僕に語りかけてきたんですよ・・・。」

御坂妹「それだけ聞くと完全に不審者ですね。とミサカは思ったとおりのことを口に出します。」

ハヤテ「えぇ!?そうなんですか!?あ・・・そうだ、それより、僕、人を探しているんですよ。」

御坂妹「はい、誰ですか?とミサカは聞きます。」



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:12:13.84 ID:2DMEUQob0
ハヤテ「アレイスターさん、って言うんですけど。」

御坂妹「・・・これはまた、貴方は変な人ですね。とミサカは普通に呆れます。」

ハヤテ「えぇ!?僕、何かおかしなこと言いました!?」

御坂妹「はい。とミサカは普通に答えます。アレイスターと呼ばれる人物は、様々な噂が飛び交ってはいますが、どこに、誰がなのか全く知られていません。この学園都市の最高権力者ということだけが知られています。と、ミサカは簡単に説明します。」

ハヤテ「・・・そんな人を、僕は探していたんですか。(というか、そんなところと交流があるなんて、流石三千院家だな・・・)」

御坂妹「はい。ですから私があのような反応をするのも当然です。とミサカは普通に答えます。」

ハヤテ「ちょっとすみせん。電話してきます。」

御坂妹「はいどうぞ。とミサカは快く了承します。」


ハヤテ「もしもし、マリアさんですか?聞いてませんよ!アレイスターさんがそんな人だなんて!」

マリア『あ、すみません。ハヤテ君には何も言ってませんでしたね。そのアレイスターさんという人は“窓のないビル”というところに住んでまして、“案内人”という方に案内してもらわないといけないんです。
あと、その案内人というのは、結標淡希さんという方で・・・今は所在が不明なのですが、おそらく今ハヤテくんがいるあたりの地域に住んでるらしいので、その方を探してください。』

ハヤテ「結局どこにいるかわからない人を探さなければならないんですね・・・。」



263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:13:01.76 ID:2DMEUQob0
マリア『あ、今、近くに誰かいます?』

ハヤテ「岩橋さんがいますけど?」

マリア『岩橋さん・・・?まぁいいです。気をつけてください。その、岩橋さんなんですが』

ハヤテ「はい。」

マリア『殺されるかもしれません。』

ハヤテ「えええええええええええええええええ!!!??な、何でですか!?意味がわかりません!」

マリア『本来アレイスターさんは自分の居場所を誰にも知られるわけにはいかないんです。』

ハヤテ「あ、そういえば・・・居場所は不明って・・・」

マリア『そして、不用意に自分の正体を知るものがいるとすれば、その人間が回りに話してしまう可能性も否定できません。』

ハヤテ「・・・」

マリア『アレイスターさんにとって、それは嬉しくはないんでしょう・・・だから、消すんです。』

ハヤテ「な・・・、で、でも、そんなの、アレイスターさんは何も知らないじゃないですか!言わなきゃわからないですよ!」

マリア『あれ?知らないんですかハヤテ君、アレイスターさんは“滞空回線”というものを使って、学園都市中の情報を掌握してるんですよ。おそらく、今の私達の会話でさえ耳に入れてることでしょう。』



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:18:26.71 ID:X8Fn9awU0
アレイスターさんマジめんどくさい



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:48:23.72 ID:uuECiKqj0
マリア知り過ぎワロタwww



265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:36:48.17 ID:2DMEUQob0
ハヤテ「ええ!?何でそこまでしてるんですか!?何でそこまで知ってるんですか!?」

マリア『メイドに不可能はありません☆』

ハヤテ「怖いです!マリアさんその星怖いです!」

マリア『とにかく、何かあったら、ハヤテ君がその女の子を守ってください。まぁ、何もないとは思いますが、一応。こんなことになったのも全部ハヤテ君のせいなんですから。』

ハヤテ「全部僕のせいなんですか!?僕全く悪くないと思うんですが!?あれ、あと僕、女の子って言いました?」

マリア『ハヤテ君が見知らぬ土地で知り合って名前まで知ってる人なんて、女の子に決まってるでしょうが。』ブツッ,ツー,ツー

ハヤテ「・・・僕は一体どんな目で見られてるんだろうか。」

御坂妹「終わりましたか?とミサカはむしろそういえばなんで待っていたのでしょうと思いながら話しかけます。」

ハヤテ「あ、はい。それと・・・スナイパーとかナイフを持った屈強そうな人間とか見ませんでした?」

御坂妹「スナイパーやナイフを持った屈強な人は、そもそも人生で見かけることも少ないと思いますが、どうしました?とミサカは少し本当に貴方の頭を心配しつつ尋ねます。」

ハヤテ「ああ、それならよかった・・・とりあえず、まずは、どこか、強そうで頼りになる、無条件で仲間になってくれそうな人って知りませんか?」

御坂妹「なぜその発想に至ったかはいささか予想しかねますが・・・とりあえず、一人、とても頼りになる、お人よしの方なら知っています。」



267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 19:51:48.07 ID:2DMEUQob0
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上条家

インなんとか「ハヤテなんだよ!」

ハヤテ「ご無沙汰してます。」

上条「おう、久しぶりだな。ってあれ、御坂妹もいるじゃん。珍しいな。」

御坂妹「お知り合いだったんですか、とミサカは驚きつつああでもこの人ならありうるかと納得します。」

上条「で、今回はどうしたんだ?」

ハヤテ「はい、実は・・・」

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上条「それは大変だな・・・。」

ハヤテ「はい。とりあえず岩橋さんの発案で、頼りになる人をあたっているんです。」

インポッシブル「とうま、岩橋って?」

上条「ゴメン俺も知らんわ」



269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 20:09:46.31 ID:2DMEUQob0
御坂妹「それは私のことですね。私が18847号なので、岩橋奈々らしいです。とミサカは説明します。」

上条「その発想はなかった。じゃあもうお前これから岩橋でいい?」

御坂妹「別にそう呼ばれたいわけではありませんが、呼びたければ勝手にどうぞ。とミサカは少しツンデレ風味を交えつつ答えます。」

上条「ツンデレとは違う気がする・・・というか、お前らって、皆俺のこと知ってんだな。」

御坂妹「はい。貴方の活躍は、ミサカネットワークを通じて、毎日24時間世界同時中継されています。とミサカは報告します。」

上条「なんかやだなそのワールドカップみたいなの・・・というか24時間もみてねぇだろ・・・」

御坂妹「はい、それは軽いジョークです。ですが全ミサカの中で貴方が現在注目の的なのは事実ですね。とミサカはいまさらですが伝えます。」

インターバル「とうま、噛んでいい?」

上条「なんでそうなるの!?」

御坂妹「お気持ちはわかりますが、おさえておさえて、とミサカは宥めます。」

上条「そうだなぁ・・・その案内人ってのを探すために、もうちょっと人手がほしいよな。」

ハヤテ「なるべく、戦闘経験が豊富な人材が好ましいですね・・・」

上条「強そうで、ヒマそうなヤツか・・・」

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土御門「で、なんで俺を呼んだんだにゃー。」

上条「だってお前、昨日急に『どうでもいいけど、義理の妹と実妹の明確な差ってなんなんだろうにゃー』ってメール送ってきたじゃん。よっぽどヒマなんだろお前」



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 20:33:57.05 ID:2DMEUQob0
土御門「あれは俺の根幹にかかわる命題だにゃー。というか、俺よりもっとヒマな最強がいると思うんだぜ」

上条「ヒマな最強って・・・誰だよ?」

土御門「ついてくればわかるにゃー」

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一方「何のようだァ?」

上条「こいつかよ・・・」

土御門「妹を守る関連でこいつ以上の適役はいないと思うんだにゃー」

一方「あァン!?なンだとてめェ!?愉快なオブジェにでもなりてェのかァ!?」

打ち止め「手伝ってあげてほしいなってミサカはミサカは瞳をうるうるさせながら訴えてみたり・・・。」

一方「うぐ・・・オ、オレよりもっとヒマなヤツがいるだろォよ!そいつに頼ンだほうがいいンじゃねぇのかァ?話聞く限りでは、たぶんオレはそいつを殺しにかかるようなヤツだからよォ、あンまり適役じゃねェと思うぜェ。」

上条「(流石打ち止め・・・。)」

土御門「(このロリコンはいつみても面白いにゃー)」

ハヤテ「その、そいつってのは誰なんですか?」

一方「口で言うよりやってみたほうが早ェなァ。ついてこい。」



276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 20:51:20.72 ID:2DMEUQob0
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まちなか。

一方「で、三下がその店を出たら、クソガキ、お前が『とうまーっ」って言いながら飛びつけ。」

打ち止め「はいはーい!ってミサカはミサカはなんだか楽しそうな計画にワクワクしてみる!」

一方「よォし。俺らは少し離れたところで待機だァ。」

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ウィーン

上条「今日も明日も未来も不っ幸~♪」

打ち止め「とうまーっ!」

上条「うぉっ!急にくるなよ!ビックリするだろ!」


御坂「アアアアアンタこんな街中でなにやってんのよ!?」


一方「ほォらな。」

御坂妹「本当に来るものなんですね。とミサカは少し呆れます。」

土御門「もうこれはテンプレだと思うんだにゃー」

ハヤテ「学園都市第一位の計算能力って凄いんですね・・・。」



280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 21:06:00.11 ID:2DMEUQob0
一方「よォし、次だァ。」

ハヤテ「え、まだ他にも適役な人がいるんですか?」

一方「芋ヅル式ってなァ。まぁ、ちょっと待ってろ。

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御坂「ったくなんでこんなことを私がしきゃブツブツ・・・」



一方「もしもし、おォ海原、お前今死ぬほどヒマか?」

海原『いえ、むしろ今日は金星日和なのでとても忙しいですね。何か用ですか?なるべく手短にすませてください。』

一方「なんと第三位の御坂美琴が駅前のオープンカフェで超ヒマそうにしている。話相手にでもなってやったらどうだァ?・・・あっといけねェ、お前今日、忙しいンだったなァ。」

海原『いえ、実は今日自分死ぬほどヒマで脳が腐るところだったんです。ちょっと駅前までコーヒー飲みに行って来ます。』ガチャ


上条「何学園都市一位ってこんなにすごいの」

土御門「なんだか最近一方通行がいろんな意味で変わってきたと思うんだにゃー」

御坂妹「ここまで単純な人も始めてです。とミサカは今日何度目になるかわからない呆れをつぶやきます」

打ち止め「やっぱりアクセラレータはすごいってミサカはミサカは素直にほめてみる!」

ハヤテ「(学園都市は個性的な人が多いなぁ・・・。)」



282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 21:22:18.62 ID:2DMEUQob0

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海原「で、ここまでして呼んだということは、何か重大な用件なんですよね?」

一方「まァな。血なまぐさい展開すらありえるらしいぜェ。」

海原「・・・おや?こちらの方は?」

一方「今回の依頼人さンだァ。金ならいくらでも出してくれるらしいぜェ。」

ハヤテ「あ、どうも。綾崎ハヤテと申します。」

海原「これはこれはご丁寧に・・・自分海原光貴と申します。あ、一応偽名で、この外見はその海原 光貴のものなんですが、今は僕が皮を剥いでお借りしているんです。本名はエツァリと申します。」

一方「最近のお前、やけにあけっぴろげだよなァ・・・。」

海原「なんかもう、最近どうでもよくなったんですよ。」

土御門「気持ちはわかるにゃー。」

一方「よォし。まだ呼べるヤツもいるが・・・とりあえず先に、アイツを引っ張ってくるか。」

上条「アイツ?」



283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 21:30:21.90 ID:2DMEUQob0
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電気屋

垣根「いらっしゃいませー!今ならこの空気清浄・エアコン・電子レンジつき冷蔵庫が、なんと30%オフでーす!」



土御門「・・・流石の俺もビックリだぜい。」


垣根「はっ・・・一方通行!?貴様ァ!ここであったが100年目!この前の借り、今ここでまとめて返してやる!」

店員「ちょっと、垣根くん、お客様に絡まない!」

垣根「すみません店長!」

土御門「俺が知らない間に世界って変わってるんだな。」

一方「ところで第二位、ムカついたか?」

垣根。「いや?そりゃあ新人の指導をするのは当然だし、勤務中にかかわらず大声張り上げた俺が悪いのは誰が見ても明確だろ。」

海原「自分あんまり知らないんですけど、第二位ってこんな人でしたっけ?」

打ち止め「少なくともこんな常識的な人間ではなかったと思うってミサカはミサカは驚きをかくせないでみる!」

御坂妹「時代は変わっていくものですね・・・とミサカはしんみりします。」



288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 21:54:30.11 ID:2DMEUQob0
一方「この前まで『俺に常識は通用しない』とか言ってたヤツがなァ・・・。垣根はバイト中だからやっぱやめとくかァ。次だ次。」

垣根「何しにきたんだよお前ら・・・。」

上条「あ、ちょっといいか?」

一方「なんだァ?」

上条「そういえば、噂とかそういうのに詳しそうな人がいたから、ちょっと聞いてみてもいいか?」

一方「かまわないぜェ。」

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上条「もしもし、小萌先生ですか?」

小萌『どうしました上条ちゃん?今日は補習がなくて寂しくなったんですかー?』

上条「違いますよ・・・。先生、“窓のないビル”って知ってます?」

小萌『噂だけならー。どうしたんですか上条ちゃん。また危険なことに首をつっこんでるんですかー?』

上条「あながち間違ってはないですけど・・・。先生は、そこのビルに入ることができる、“案内人”っていうのが誰か・・・ご存知ですか?」

小萌『うーん・・・残念ながら先生は知らないです。』

結標『先生タレこれでよかったの?』

小萌『そうです!結標ちゃんありがとうです!あ、あと卵も買ってきてくれませんか?さっき冷蔵庫見たら切れてまして。』



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 21:55:13.21 ID:2DMEUQob0
結標『えー、先に言ってよ、もー・・・。」シュン

小萌「で、さっきの話なんですが、“窓のないビル”は噂通りなら、窓もドアもありません。なら、別に入る手段が必要となります。」

上条「そうですね。」

小萌『つまり、その案内人というのは、空間移動系その中でもさらに高位の能力者であるはずです。ならば、おのずと限られてくるのではないですかー?』

上条「なるほど!ありがとうございます!」

小萌『はいはーい。どういたしましてなのです。上条ちゃん、あんまり危険なことばっかりしてちゃダメですよー。」ガチャ

上条「空間移動系といえば・・・!」


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黒子「で、何なんですの?皆さんお集まりで。」

上条「えーっと、詳しくは言えないが・・・今、噂の真相を追ってるのさ!だからお前に来てもらったんだ!」

黒子「本当によくわかりませんわね・・・。それに、そういうことをするのなら、もっとピッタリなのがいるんではなくて?」

御坂「へ?誰よ。」

黒子「情報のことならお手の物・・・学園都市最強のハッカーですわ。」



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 22:10:24.59 ID:2DMEUQob0
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初春「ははははじめまして・・・うわあ本当に執事さんなんですか!?」

ハヤテ「はい一応・・・この前までは普通の高校生だったんですが、親に一億五千万の借金を押し付けられヤクザに追われていたところをお嬢さまに拾っていただいて」

上条「壮絶だな・・・」

初春「お嬢様!?凄い!凄い!本当にいるんですね!わぁぁどうしよう本物の執事さんだ・・・!」

黒子「・・・落ち着きなさい初春。」

初春「これが落ち着いていられますかー!」

一方「テメェとはかけ離れたセレブな生活に胸がワクドキすンのはわかるが、さっさとやることすましちまったらどうだァ?」

初春「あぁそうだ・・・私執事さんがいるって呼ばれてきたんですけど、結局何をすればいいんですか?」

御坂「なんでも調べてほしいことがあるらしいのよ。」

海原「“窓のないビルとその案内人”についてでしたっけ・・・。」

初春「わかりました。あの、それについて、何かわかってる情報とかあります?」

上条「案内人は、『高位の空間移動の能力の持ち主』」

一方「その人間は、この地域内にいるンだったかァ?」

ハヤテ「そうです。そしてその案内人の名前は・・・結標淡希というとか・・・」

土御門一方海原「  は  ?  」



292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 22:19:02.23 ID:2DMEUQob0
ハヤテ「えっえぇ?どうしたんですか?」

一方「なんだか今超聞いたことのある名前が聞こえたんだがァ?」

海原「奇遇ですね。自分もなんか何度もともにミッションを遂行したグループの今ここにいない最後の一人のような名前が聞こえました。」

土御門「ゴメンそういえば俺窓のないビルいったことあるわ。普通に忘れてた。」

上条「マジで!?」

土御門「むしろアレイスターとはよく喋る。正体知ってる数少ないキャラクターだってかかれてたぜ☆」

御坂妹「ということは貴方さえしっかりしていたらこれはかなり早い段階で終わってたんですね。とミサカは厳しく指摘します。」

土御門「ごっめーん☆」

上条「というかさっき小萌先生んとこ電話したときにその名前聞いたんだけど。普通にソース買ってたぞ」

黒子「丸くなったものですわね。」



御坂「なんかよくわかんないけど・・・解決しちゃったっぽいわね。」

打ち止め「世界は狭いって、ミサカはミサカは改めて思ってみる!」



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 22:42:13.83 ID:2DMEUQob0
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結標「ふーん・・・で、何、アレイスターに用なの?」カリカリ

ハヤテ「はい、この書類を渡せといわれてまして・・・。というか以前お会いしました?」

結標「そういえばこの前おいしいご飯作ってくれた人じゃん!また作ってよ!」カリカリ

ハヤテ「あぁ!先生の家に行ったときの!」

結標「そうそう!」カリカリ

土御門「で、あわきん、なにかじってるんだぜ?」

結標「あわきん言うな。見たらわかるでしょ。たくあんよ。」カリカリ

一方「なンでたくあンなンかかじってんだァ?」

結標「私高位能力者の中じゃ地味って言われてるらしくてさー。サラシに軍用懐中電灯くらいじゃダメかなーって思って。新しいキャラ作りよ。サバ缶なんてもう古いのよ。」カリカリ

上条「なんかすっごい特定したバッシングだな。」



298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 22:51:03.33 ID:CzBuCqGI0
たくあん齧ってキャラ立てとかw
ショタコンって立派にキャラ立ってるだろ




296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 22:47:25.01 ID:2DMEUQob0
海原「というかいまさらキャラ作りとは遅くはないのですか?」

結標「うっさいわね黙ってなさいよ。アレイスターんとこ行きたいんだっけ?飛ばしてあげるわよ。」

ハヤテ「本当ですか!」

結標「ただし失敗しても私の責任じゃないからね。」カリカリ

ハヤテ「ええええええ!?」

ヒュン・・・


一方「で、俺らは集められ損ってワケかァ。」

土御門「そうなるにゃー」

海原「せっかくだからカラオケでも行きません?」

初春「カラオケですか!?」

打ち止め「楽しそうー!行くいくー!ってミサカはミサカは意思表示してみるー!」

御坂「異色なメンバーねぇ・・・。と、ところで、アンタはどうなのよ。行くの?」

上条「え?別に行ってもいいけど・・・。」

御坂「きっ奇遇ね!私も行こうかなと思ってたところよ!!!」



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /27(月) 23:01:09.75 ID:2DMEUQob0
御坂妹「・・・お姉さまはわかりやすすぎます。とミサカは心中を吐露します。」

黒子「そこが可愛いんですわ。」



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窓のないビル。中。

ハヤテ「ほえー科学っぽいなぁ・・・。」

アレイスター「来てくれたか、綾崎ハヤテ君」

ハヤテ「うわぁあ!?液体の中に人が!?何で!?ウソォ!」

アレイスター「これで私は延命しているんだ・・・あんまりビックリしないでくれ。こちらが驚くよ。」

ハヤテ「ほえー・・・」

アレイスター「ところで書類は持ってきてくれたかね?」

ハヤテ「ああっはいこれです!というか、聞いていいかわからないんですが・・・これは、何の書類なんですか?」

アレイスター「ああこれかい?これは単に、そちらが欲している装置のリストだよ。ウチはそちらから資金提供を受ける代わりに、最新鋭の技術を提供しているんだ。今回は、『特別な条件』もついているから、学園都市でも最高峰の装置を渡そう。」

ハヤテ「へぇえー・・・。ところで、その『特別な条件』って何なんですか?」



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 05:49:31.69 ID:oSgCY95h0
アレイスター「あれ?聞いていないのかね?その名も、『綾崎ハヤテ・超能力開発計画』というのだが・・・。」

ハヤテ「ちょーっと待ってください!?」

アレイスター「なんだね?質問があるならいくらでもいいたまえ。」

ハヤテ「質問というかなんですかそれは!?僕の安全は保障されるんですか!?」

アレイスター「大丈夫だ。電極つっこんで脳をいじるようなものだと思ってくれ。

ハヤテ「世間ではそれを大丈夫とはいいません!」

アレイスター「いやー・・・ツリーダイアグラムがさ、『綾崎ハヤテが 超能力を有したら すげえ』という結果が出てな
ぜひとも楽しみたいなーってなったんだ!」

ハヤテ「ツリーダイアグラムそんな適当で大丈夫なんですか!?」

アレイスター「まぁというか、ツリーダイアグラムはこの前なんか潰されてしまったからな。今私が使ってるのは私用の予備だ。誰もこれの存在をしらんよ。」

ハヤテ「予備と本物のあまりの差を感じます・・・。で、僕は具体的に何をすればいいんですか?」

アレイスター「やってみないとわからんが・・・超能力が発現するまで、ちょっとばかし脳を色々するよ。まぁ君ならすぐに発現すると思うが。」

ハヤテ「そんな簡単なんですか?」

アレイスター「いいや?どれだけ努力しても無能力者(レベル0)のものもいるくらいだからね。『君だから』簡単なのだよ。」

ハヤテ「はー・・・。」

アレイスター「ただしどんな能力が出るかはツリーダイアグラムも全く不明と出ている。これは気になると思ったんだ。」



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:11:04.27 ID:oSgCY95h0
ハヤテ「ほえー・・・。その能力は学園都市外に出ても使えるんですか?」

アレイスター「わからん。能力によるよ。さて・・・ではちょっと、手術室に行こうか!」

冥土帰し「お一人様、入りま~す☆」

ハヤテ「ノリノリだな!」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――
一時間後

ハヤテ「なんかフラフラする・・・」

アレイスター「まぁ最初はみんなそんなもんだよ。で、どうだった、能力は」

ハヤテ「まだわからないです・・・なんか成功したらしいんですけど・・・。」

アレイスター「まぁいい。この能力判定装置に乗ってくれたまえ。」

ハヤテ「乗るだけでいいんですか?」

アレイスター「ああ。これは最新式だからね。代理演算自動で行いレベルにあわせた能力の発現を行うよ。ただ、あんまり規模の大きいものだと問題があるので、レベルをおさえるがね。あ、そこに手を置いてくれ。」

ハヤテ「へー・・・」ガコッ スッ

ウィン・・・ウィン、ウィン、ウィィィィィガッガッガガッコプシュー



324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:17:34.50 ID:oSgCY95h0
ハヤテ「え?」

ビー!ビー!カンリョウ!カンリョウ!

アレイスター「ふむ・・・なんだか調子がおかしいが、とにかく終わったようだね。どれどれ・・・」

能力判定装置『綾崎 ハヤテサン 大好キデス ケッコンシテクダサイ』

ハヤテ「ええええええええええなにこれえええ!?」

アレイスター「・・・バグだな。だが、これはおそらく、能力の発現によるものだな・・・ふむ。」

ハヤテ「こんな能力あるんですか!?」

アレイスター「まぁなくはないぞ?近いものだと、心理定規(メジャーハート)なんかもあるな。よし、おーい!ちょっと誰か着てくれー!」

女職員「呼びました?」

アレイスター「おうとも。さ、綾崎君、彼女に向かって能力を行使してみてくれ。」

ハヤテ「どうしたらいいかわからないんですが・・・。」

アレイスター「何?自分だけの現実(パーソナルリアリティ)ができてない状態で能力が発現したのか?なんか凄いな・・・。じゃあ、その人を見つめてみてくれ。」

ハヤテ「じっ・・・」

女職員「あの・・・この人は・・・て、照れますね。」

アレイスター「どうもイマイチ発現できてないな。ちょっとその人に触れてみてくれ」



325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:24:25.51 ID:oSgCY95h0
ハヤテ「こうですか?」ペタ

女職員「!」

アレイスター「お?」

女職員「・・・好き」

ハヤテ「え?」

女職員「好きいいいいいいいい!大好き!ハヤテちゃんちゅっちゅっ!愛してる!結婚してえええええええええ!!」

アレイスター「成程・・・基本は、触れた相手を惚れさせることができるのか。」

ハヤテ「ええ!?ちょっと!?どうしたらいいんですか!?」

アレイスター「なんのことはない。ほっておいていいよ。それでダメなら上条当麻に触れてもらえ。」

ハヤテ「そんな投げやりな!?」

女職員「好きいいいいいいい!」

アレイスター「そうだな・・・幻想殺しの例があるから、これは、恋愛御手《フラグメイカー》とでも呼ぼうか」

ハヤテ「名前考えてる場合ですか!?早くこの人をなんとかしてください。」

女職員「あなたのためならどこへでもおおおおおおおおお!」

アレイスター「わかったわかった・・・もしもし、あわきん?」



326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:38:52.16 ID:oSgCY95h0
結標『あわきん言うな。どしたのよアレイスター。なんか用?』

アレイスター「ちょっと大変なことになった。着てくれ。できれば上条当麻もつれてきてほしいんだが。」

結標『上条は無理なの知ってるでしょ・・・あっそのたこ焼き私のよ!』

アレイスター「まぁそんなわけだ。とりあえず、至急、戻ってきてくれ。」

結標『へいへーい。』ガチャ

アレイスター「彼女、たくあんを齧っていなかったな・・・もうキャラ作りはいいのかな?」

ハヤテ「何で知ってるんですか!?はっ・・・そういえば、アレイスターさんは学園都市のことならなんでも・・・」

アレイスター「何でもは知らないよ。知ってることだけ。」

ハヤテ「それノベル違いです!」

シュン
あわきん「で、来たわよ。何の用よ。あとでたこ焼き買ってよね。食べそこねたんだから・・・。」

女職員「おびょおおおおおおおおおおおおお!」

あわきん「ってうわっ!?何よこれ、キモ・・・。」



328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:50:24.37 ID:oSgCY95h0
アレイスター「これを、上条当麻のところへ連れて行ってくれないかな。」

あわきん「いいけど・・・どうしたらこんなんなんのよ・・・。また趣味の悪い実験でもしてんの?」

ハヤテ「申し訳ありません・・・。」

あわきん「え!?アンタ!?・・・可愛い顔してえげつないわねアンタ・・・。」

アレイスター「これは彼の能力だよ。」

あわきん「ええぇ・・・嫌だわ・・・金輪際お近づきになりたくない感じの能力だわ・・・とりあえずこれをつれてけばいーのね?はいはいっと。」

女職員「おb・・・」シュン


ハヤテ「なんかすっごい嫌われたんですけど。」

アレイスター「なに、なんてことはない。能力を持つものなら誰だって経験する悩みだ。あと、君の能力なら、触るだけでなんとかなるだろ。」

ハヤテ「その解決方法は凄く嫌ですね。あの、能力をなくす方法とかはないんですか?」

アレイスター「知らん。上条当麻にでも触ってもらったら消えるんじゃないか?」

ハヤテ「んな投げやりな・・・。」



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:55:47.54 ID:zBDSpMAJO
アレイスターかるいwwwww



330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 06:58:18.64 ID:oSgCY95h0
アレイスター「まあいいか。装置は送っておくし、面白いものが見れた。また暇になったら着てくれ。交通費はこちらで負担するよ。」

ハヤテ「なんかバイトみたいですね・・・。」


アレイスター「もしもし、あわきーん?」

あわきん『だからあわきんって言うなって言ってるでしょ!』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

女職員「ただいまです。」

アレイスター「おうおかえり。調子はどうよ」

女職員「何かここ数時間の記憶がありません・・・。頭がガンガンします。」

アレイスター「流石というべきかな。」

結標「で、こいつを帰せばいいのね?」

ハヤテ「はい、お願いします。(おっと、このノリだと、触れてしまうとまずい、触らないようにしないと。)・・・あっ!」ツル

ズタン!
あわきん「ぐえっ!?なっ、何すんのよ!」

ハヤテ「あ、すみません!すぐどきます!」



331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 07:06:40.29 ID:oSgCY95h0
あわきん「その前にこの左手は何よ」

ハヤテ「え?」ムニュー

ハヤテ「あわわわっ!すみません!」

あわきん「全くもう・・・気をつけてよね。」

ハヤテ「(あれ?惚れられてない?能力が発動しなかった・・・?)」

アレイスター「綾崎君!」

ハヤテ「はッハイ?何ですか?」

アレイスター「最後に一回だけでいい。この職員と左手で握手してくれないか。」

ハヤテ「かまいませんが・・・どうしたんですか?」スッ

ツルッ

ハヤテ「え?」

ズッダーン!

女職員「きゃあ!?」

ハヤテ「うわっ!?すみませんすぐにどきま・・・」ビリリリ!

女職員「きゃああああ!?」



332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 07:20:52.93 ID:oSgCY95h0
ハヤテ「えええええええええ!?」

アレイスター「どうやら偶然その服はほつれていて、綾崎君がの左手がこけたときに偶然そのほつれにひっかかり、おきるときに破れたというわけだな。ふむ・・・」

結標「こいつ、わざとやってんじゃないの?」

アレイスター「いや、これも立派な能力だ。よし決まった!ハヤテくん!」

ハヤテ「なんですか?」

アレイスター「その左手は偶然触手《ラッキースケベ》と呼ぼう!おめでとう!君も今日からデュアルスキルだ!」

ハヤテ「ええええええええええええええええええ!?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハヤテ「というわけなんです・・・。」

上条「災難だったな・・・。」

ハヤテ「で、上条さんの右手で触ってもらおうかと思いまして。」

上条「たぶんきえないと思うが・・・。はい。」グッ グッ

ハヤテ「なんの反応もないですね・・・。」

上条「ためしにインデックスに向かって左手翳してみろよ。」

ハヤテ「はい。」スッ



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 07:50:43.94 ID:23bAfFWU0
インテグラル「かれー、かれー、今日はカレー・・・じゃない~♪・・・ん?」

上条「お?」

インフロント「とうま」

上条「おう。」

インデペンデンス「なんだか、熱くなってきたかも・・・。ここで全裸になっても踊ってもいい?」

上条「待て!?何で!?」

インダストリアル「我慢できないんだよ!熱いんだよ!実は全裸でリンボーするのが夢だったかも!」ヌギヌギ

上条「んなわけねーだろおおおおおおおおお!?」

ハヤテ「上条さんとめてくださいいいいいいいいいい!!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

上条「ハァ・・・ハァ・・・どうやらその左手を触っても消えないから、その能力に『あてられた』人間を触る必要があるんだな。

ハヤテ「しかもどうやらこの能力自体は触られても消えないみたいですね・・・。」

上条「やっかいだな・・・。仕方ない、あの人のところへ行くか・・・。」

ハヤテ「あの人?」



337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 07:55:24.41 ID:23bAfFWU0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

小萌「綾崎ちゃん!久しぶりなのですよ~!」

ハヤテ「ご無沙汰してます。」

上条「え?知り合い?」

ハヤテ「まぁ色々ありまして・・・。」

あわきん「で、今回は何の用よ。」

ハヤテ「能力をうまく制限する方法について教えてほしいのですが・・・。」

小萌「綾崎ちゃんも能力者だったんですか!どんな能力なのです?」

ハヤテ「ええと・・・恋愛好手《フラグメイカー》と偶然触手《ラッキースケベ》といいまして・・・。」

小萌「デュアルスキルなのですか!すごいですよ綾崎ちゃん!立派になってくれて先生はうれしいのですよ!」ガシッ

ハヤテ「せんせ・・・あぁっ!?」キィィン

小萌「綾崎ちゃん?このまま二人で、夜の授業を始めませんか・・・?」ヌギヌギ

上条「まったああああああああああああああ!!!」



339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 07:57:20.57 ID:GhEydK9DO
ハヤテェ…



340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 08:06:35.16 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

小萌「そ、そんなことが・・・。すさまじい能力ですね。」

ハヤテ「で、これをおさえるために、その・・・自分だけの現実《パーソナルリアリティ》でしたっけ?を習いに来たんです。」

小萌「上条ちゃんは授業で習ったはずなのですがねぇ・・・。」

上条「ギギクギクっ!か、上条さんの記憶は僕の右手がイマジンブレイクしてしまって・・・。」

小萌「幻想より先にそのふざけた態度をぶち殺したいですよ。で、パーソナルリアリティですか・・・?それはですね・・・。」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

小萌「と、いう感じなのですよ。」

ハヤテ「ようは、ありえない可能性を信じる力ですか。」

小萌「最初はそんな風に考えてればおっけーです!さすが綾崎ちゃんは飲み込みが良くて助かります。」

あわきん「ホントホント。このウニマジ使えないしね。」

上条「うっせーなあわきん・・・。」

あわきん「何であんたまであわきんなのよ!?」



341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 08:33:52.64 ID:23bAfFWU0
小萌「とりあえず、能力を抑えるには練習です!何度も使っているうちに自分だけの現実《パーソナルリアリティ》が見えてきます!・・・えーっと、どこか、ヒマそうで適役な女の子は・・・」ジー

あわきん「ねぇこのカードってユニオンだっけ?シンクロだっけ?もう最近遊戯王見てないからわかんないのよー・・・ってえ!?私!?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
あわきん「嫌よ!嫌よ!絹旗風に言うなら超嫌よ!」

小萌「お願いしますなのですよあわきんちゃん・・・私では年齢が高すぎてどうなるのかわからないのですよ。」

あわきん「先生そこまで年齢高かったっけ!?あと先生まであわきん言わないでくださいよ!」

上条「頼むあわきん!」

あわきん「だからあわきん言うなって言ってんでしょおおおおがあああああああ!!!!ったくもう仕方ないわね・・・わかったわよ!やりゃーあいいんでしょやりゃあ!」

ハヤテ「すみません・・・。」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
あわきん「きゃっ!?」

あわきん「ひゃっ!?」

あわきん「ちょっとぉ!?やりすぎじゃない!?」

あわきん「流石にそこは駄目!」

あわきん「大好き!」

あわきん「愛してる!」

あわきん「私の中に貴方を転移して!!!!」



342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 08:44:01.77 ID:IgkPvleH0
これはひどい



343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 08:44:43.97 ID:23bAfFWU0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

あわきん「ゼェェ・・・ハァァァ・・・」

上条「大丈夫かよ・・・。」

あわきん「大丈夫なわけないじゃない・・・。すっごい疲れるわよこれ・・・。記憶ないけどなんか死にたくなってくるわ・・・。」

ハヤテ「すみません、でもだいぶ能力には慣れてきたみたいです。」

小萌「やったのですよ!」

ハヤテ「なんかこれ応用も利くみたいです。先生、何か壊れた電子機器とかないですか?」

小萌「えー・・・?古くて調子の悪くなったパソコンならありますが・・・」

ハヤテ「ちょうどいいです。ちょっと貸してください。」

カタ・・・カタカタ・・・

小萌「あれ!?すっごいサクサク動いてますよ!?」

ハヤテ「電子機器からの《好意》が、すばやく動くことにつながるみたいです。」

上条「俺の右手よりよっぽど便利だなぁ・・・。」



344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 09:06:11.95 ID:23bAfFWU0
小萌「あれ!?私のときはうごかないのですよ!?」

ハヤテ「そして僕以外の人間には厳しくなるので・・・、上条さん!お願いします!」

上条「てーい」ガキン

小萌「ああああ!!ブルースクリーンなのですよー!?」

ハヤテ「とりあえず・・・これだけ制御できれば十分です!僕は帰ります。それでは、お世話になりました!」

上条「おう」

小萌「また来るのですよー!」

あわきん「二度とこないで・・・!」

ガチャ

伊澄「・・・」オロオロ

ガチャ

上条「・・・どしたん」

ハヤテ「今すごい幻覚を見まして・・・。」



345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 09:16:28.77 ID:23bAfFWU0
あわきん「何?超能力の後遺症?」

小萌「それはいけないのですよ~」

リィン「日ごろの不摂生のせいじゃないか?」

ハヤテ「そうですよね・・・こんなことあるわけが・・・って神父さん!?なんでいるんですか!?」

リィン「あれ言わなかったっけ?私君についてる悪霊だよ?・・・あーごめん、そっちのツンツン頭君、こっちへこないでくれるかな・・・なんか息苦しい。」

上条「え!?俺!?」

ハヤテ「というか神父さん、いつからここに!?」

リィン「だから言ってるじゃん。私君についてんだから、最初からずっとだよ。君が『だからノベル系は嫌なんだよ!漫画ならモノローグで済ませられるのにぃィ!』とか言ってる時からだよ。」

ハヤテ「そこ思考の部分ですよね!?」

リィン「あんまり強い思念だったから伝わってきた。」

ハヤテ「NOOOOOOOOOOOOO!!」

リィン「あ、そろそろ私ひっこむわ。なんか嫌な予感がするから。」

ハヤテ「え?」



347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 09:44:08.81 ID:23bAfFWU0

ブツブツブツ・・・ハッ!

ズガァァアン・・・

小萌「私のアパートがあああああああああ!?」

伊澄「すみません・・・ここらへんで凄く最低で不埒な悪霊の気配がしましたもので・・・。弁償します。おいくらですか?5000万円くらいでいいんですか?」オロオロ

小萌「ごごごごご5000万円!?」

あわきん「ショタが買えるわ!!」

上条「買えても買うな!」

ハヤテ「高いです!高すぎます伊澄さん!」

伊澄「・・・あれ?ハヤテさま?どうしてここに・・・?」

ハヤテ「それはこっちのセリフですよ・・・どうしたんですか。また迷ったんですか?」

伊澄「半分は正解なのですが・・・半分は違います。今回は事件の依頼を受けまして・・・。」



348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 09:55:39.23 ID:23bAfFWU0
ハヤテ「事件?」

伊澄「ああっいえいえなんでもありません。わたしの・・・ハ、ハンドソープを見たい人々からの依頼で・・・。」ハンドー・・・

上条「(ハンドパワーって言いたいんだろうなぁ・・・。)」

ハヤテ「そうですか、では僕も一緒に行きますよ。伊澄さんのハンドパワー、僕も見たいですしね。」ニコッ

伊澄「・・・!」キュン

あわきん「(この子・・・能力いらないんじゃないの?)」

上条「(さりげなく訂正した!)」



358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 11:30:34.44 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
ハヤテ「うぁあ・・・これはひどいですね。」

伊澄「そうなんです・・・。どこの誰かも分からない、しかもこんな町の外れの洞窟なんて・・・学園都市らしくない場所なので、やはり『こちら』の仕業なのではないかと・・・。」

ハヤテ「被害者なんと言ってるんです?」

伊澄「相手は一人なのに、炎や風や・・・様々な能力を使う・・・と聞きました。ここで言う『超能力者』が犯人なのだとしたら、大変強力な相手となるでしょう・・・」

ハヤテ「(そうだったら上条さん呼ぼう)その可能性が薄いから、伊澄さんが呼ばれたんですか?」

伊澄「はい。学園都市でも二つ以上の能力を使う・・・デュ・・・デュエルマスターズは大変少ないと聞きますし、」

ハヤテ「伊澄さんそれきっとデュアルスキルのことです」

伊澄「アンチ・・・警察の方も見回りに行っては事件に巻き込まれてるようですし・・・。」

ハヤテ「伊澄さんアンチスキルです。それだと警察嫌いな人みたいになってます。」

タチサレ・・・タチサレ・・・

ハヤテ「!」

伊澄「!」

ハヤテ「聞こえましたか」

伊澄「はい。シオンタウンのような声が・・・」

ハヤテ「特定しすぎです。あながち間違ってない気がしますけど」



360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 11:47:20.70 ID:23bAfFWU0
ザワ・・・ザワザワ・・・ザ・・・ザザザザザザサザザザザザ

伊澄「来ます」

ハヤテ「はい!」

 ゴ ウ ! !

ハヤテ「これは・・・炎!?」

伊澄「はっ」

バシュウ!

ハヤテ「一撃で・・・。」

ブワッ!

ハヤテ「これは風・・・」

伊澄「てい」

ドバシュウ!

ハヤテ「なんだろう僕いらない気がしてきた。」

伊澄「むっ・・・ハヤテさま、何かが来ます!」



361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 11:48:31.60 ID:23bAfFWU0

ハヤテ「え?さっきからいっぱいきてるじゃないですか・・・」

ドゴゴゴゴゴゴゴオウ!

ハヤテ「えええええええええなにこれ!?」

伊澄「さっきのとは比べ物になりませんね・・・。ですが!」

ズバァアァァン!!

ハヤテ「おお!流石伊澄さん!・・・あれ!?消えない!?」

伊澄「・・・まずい!ハヤテさま!逃げてください!」

ハヤテ「いえ…もしかしたら!」

伊澄「え?」

キュイィィン!

ハヤテ「あつ!」

伊澄「・・・」

ハヤテ「よーしよしよし・・・」

伊澄「ハヤテさま」



362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 11:53:09.42 ID:23bAfFWU0
ハヤテ「はい?」

伊澄「凄く、炎がなついてるように見えますが、どうしたんですか・・・?」

ハヤテ「・・・色々あったんです。こっちで。」



ステイル「・・・そろそろ、退いてくれたかな・・・?って、あれ?綾崎君じゃないか?」

ハヤテ「・・・あれ?ステイルさん!?」

ステイル「なんだよ。やけに強いと思ったら・・・そして今度は誰だい?君は本当に女の子の知り合いが多いな・・・。まるで誰かを見ているようだよ。」

伊澄「ハヤテさまは女性をとっかえひっかえしてますからね」

ハヤテ「伊澄さん!?してませんよ!僕そんなことしてませんよ!ステイルさん信じないでください!」

ステイル「はっはっは。君の友人は本当に人間離れしているが、面白いな。こっちにきてくれ。ワケを話すよ。君が戦力になってくれるなら、心強い。」

ハヤテ「まぁ僕よりこちらの伊澄さんのほうが100倍くらい強いんですけどね・・・。」

ステイル「君の世界はいつからドラゴンボールになったんだい・・・?」



363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 11:56:03.01 ID:5x/hrr+n0
なんだかんだで使えるフラグメイカー



364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:11:32.32 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ステイル「単刀直入に言うと、今回は非常にまずい。」

ハヤテ「はぁ・・・。」

ステイル「前回の僕らの『アレ』が、魔術サイドからの宣戦布告に近いものとして見られているようで・・・今、戦争が本当におきようとしているんだ。」

ハヤテ「すみません・・・。」

ステイル「土御門ががんばってくれてはいるが・・・長くは持たないだろうな。おそらく、単行本20巻くらいで・・・いやなんでもない。そのうち・・・戦争が起きるだろう。」

伊澄「そのための、準備、というわけですか?」

ステイル「正確に言うと違うかな。もう戦争が起きるのは確実だ。今更準備などしても遅い。僕らは、その拡大を最低限にまで抑える、『準備』をしているんだ。」

ハヤテ「なるほど・・・。」

ステイル「幸いここは学園都市でも人が来ることが少ない。何かあっても、天草式のトラップで切り抜けれる。こっちの超能力者は、こういうのにはなれてないからね。」

伊澄「死者が出ていないのはこのためだったのですか」

ステイル「そう、しかしそれが裏目に出てしまったんだ。被害者がここのことを警察関係にばらしてしまい・・・まぁ、呼ばれたのが君達で本当に助かったよ。まぁ逆に、君達でなかったら、簡単に返り討ちにできたとは思うが。」

ハヤテ「で・・・そこまでして、何を準備しているんですか?」

ステイル「過去、アレイスターが開発したといわれている、最強の霊装・・・『木刀村正』だ。これは、使用者の能力を際限なく引き出し、何の能力もないものも、人によっては、聖人と戦えるクラスまでになるとか・・・。」

ハヤテ「・・・伊澄さん、僕すっごい言いたいことがあるんですよ。いいですか。」



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:24:35.64 ID:23bAfFWU0
伊澄「はい、かまいませんよ。おそらく私も同じことを考えています。」

ハヤテ「超聞いたことあるーーーーーーーーーー!!!!!!?」

ステイル「うおっ!急に大きい声を出さないでくれ。びっくりするだろ。」

ハヤテ「村正って!村正って!?あのヒナギクさんが持ってる正宗とどう違うんですか!意味がわかりません!もういいじゃないですか上条さんに潰してもらいましょうよそれ!」

ステイル「大丈夫か綾崎くん!?凄く混乱しているように見えるぞ!?」

伊澄「大丈夫です。ハヤテさまはあれが地なんです。」

ステイル「あれが地ってむしろ問題じゃないか!?」

ハヤテ「正宗白桜ときて次は村正ですか!しかも最強クラスの霊装ってwwwwwwwおぎゃwwwwぱしろへんだすwwwwwwwww」

ステイル「綾崎くーーーーーーーーーん!?戻ってこーーーーーーーーーーい!!!!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハヤテ「すみません、取り乱しました・・・。」

ステイル「いやいいんだ・・・。正気に戻ってくれたのなら、何よりだ・・・。」



368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:39:42.56 ID:23bAfFWU0
??「ふー・・・。なんでこんなにジメジメしてやがるんでしょうね。本当に日本の気候はわかんねぇですよ。」


伊澄「 ! ? 」
ハヤテ「 お 嬢 さ ま ! ? 」


アニェーゼ「うわぁ!?な、何ですか!?急に叫びやがらないでください!ビックリするでしょうが!」

ハヤテ「別人・・・ですか?」

アニェーゼ「正直、あんたらが何を言ってるかちんぷんかんぷんなんですが・・・。」

ステイル「どうやら綾崎君の知り合いに君がそっくりなようだね。」

ハヤテ「はい、声がもはやお嬢さまそのものでした。でも良く見ると・・・違いますね。」

アニェーゼ「あたり前でしょうが・・・こんなんが世界に何人もいるわけがねぇでしょう。」

ハヤテ「お嬢さまはそもそも金髪ですしね。」

アニェーゼ「どうやって間違えちまったんですか!?間違えようがねーじゃねーですか!」

伊澄「いえいえ・・・アニメ化したら、きっと同じ声優が使われるくらいそっくりでしたよ。」

ハヤテ「まぁお嬢さまの声も独特ですからねー・・・」



370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:46:27.58 ID:rmXvqvTa0
声優ネタw



373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:59:48.62 ID:Y0Tie4HZO
ハヤテならこれくらいのネタを平気でやりそうなのが怖いなw



374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:02:35.92 ID:5x/hrr+n0
ハヤテならやる。間違いなくやる。



372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 12:59:41.24 ID:23bAfFWU0
伊澄「同じ声なんて珍しいでしょうね・・・。」

ハヤテ「まぁたとえるなら、魔法王国にいるピンク髪の魔法使いとか」

伊澄「アニメの製作会社が同じな、フレイムヘイズの少女といったところでしょうか。」

ステイル「なんか妙に例えが具体的だな・・・。」

アニェーゼ「で、このちんちくりんどもはなんなんですか?一般客でも呼んじまったんですか?」

伊澄「」カチン

ハヤテ「わあああああああああああ!!そこの人!お願いです訂正してください!伊澄さんが怒ってます!!」

アニェーゼ「ハァ?なんで私がこんなちんちくりんに・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・ メキッ   バキッ    パラパラ・・・

アニェーゼ「え?」

ステイル「アニェーゼ。」

アニェーゼ「は、はい?なんですか?」

メキッ・・・ゴゴゴゴゴ・・・

ステイル「早めに謝っておいたほうがいいと思う。」



376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:09:44.12 ID:23bAfFWU0
アニェーゼ「・・・へ?」

伊澄「術式 八葉――」

ハヤテ「伊澄さんちょっとまってくださいいいいいいいいいいいい!!!!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

アニェーゼ「聞いてませんよ・・・。」

ステイル「言ってないからねぇ。」

アニェーゼ「というか、なんの準備もモーションもなしであんな魔術出しやがるって・・・何者なんですか?」

伊澄「私のは・・・魔術とは若干、違います。」

ハヤテ「一子相伝の・・・光の巫女でしたっけ。」

ステイル「まぁこちらのハヤテ君は天草式と僕と神裂と上条当麻の全員と一人で戦い、無傷で・・・。彼女は、その100倍は強いらしい。」

アニェーゼ「もうアニェーゼ部隊とか言ってるのがバカらしくなってきちまったですよ・・・。」



379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:14:46.23 ID:1mJpt1Sm0
その伊澄をぼこぼこにするアテネ



380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:17:11.66 ID:Y0Tie4HZO
まさにドラゴンボールだな



381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:18:22.17 ID:23bAfFWU0
ステイル「同感だ。でも彼女は作中最強らしいから、あれ以上は出てこないそうだ・・・。」

伊澄「いえ・・・なんだかんだで最近はそうも言ってられなくて・・・。」

アニェーゼ「私もうこいつらのいねぇ世界に行きたいです。」

ハヤテ「安心してください。僕らはそっちの原作には出てきませんから・・・。」

ステイル「原作とか言っていいのか・・・。まぁこっちにも、なんだか気のふれたような強さなのはいっぱいいるから、たいして変わらないかもな。」

アニェーゼ「まぁ何がいてもあのツンツン頭が一発殴ればしまいですよ。」

ステイル「ボクらの存在を根幹から否定しないでくれ。」

アニェーゼ「で、なんなんですか?こんなのがいるってことは、私はもう帰っちまってもいいんですか?」

ハヤテ「あれ?アニェーゼさんは、一人でこられたんですか?」

アニェーゼ「あたりまえでしょうが。極秘の任務に何人も連れて行けるわけねーじゃないですか。」

ステイル「うーん・・・もう敵がこないとも限らないしなぁ。術式が完成するまでは、いてくれ。」

伊澄「先ほどから何の術式を構築しているんですか?」

ステイル「この村正を転送する術式さ。専門ではないから時間がかかってね。でもこれが成功すれば、この村正はイギリス清教に送られる。それなら安心なうえ、イギリス清教の切り札ともなる。」

ハヤテ「なるほど。それはすごいですね!」



392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:44:41.88 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

打ち止め「ミサカはミサカは社会科見学!」

一方「あァ・・・?テメェ何て言った?」



※急にタイトルが変わったわけではありません。これは『ハヤテ「へー、ここが学園都市かー(棒読み)の続きです



395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 13:58:55.90 ID:23bAfFWU0
打ち止め「だから!私も一方通行のお仕事についていきたいかも!ってミサカはミサカは自分の意見を伝えてみる!」

一方「なに寝ぼけたコト言ってンだクソガキ。テメェみたいなカスがついていったら仕事なんてできねェよ!家でおとなしく寝てろ!」

打ち止め「だよね・・・ってミサカはミサカは悲しげに首をもたげてみる・・・。」シュン

一方「うっ・・・」

一方「(クソォ!一緒にいってやりてぇのは山々だ!だがこいつをわざわざ危険な所に連れて行きたくねぇ・・・どうすれば!)チィ」

ピリリリリ

一方「ハイモシモシィ!?誰ですかァこンな時にィ!?愉快なオブジェにでもなりてェのかァ!?」

垣根『えっ・・・俺だけど・・・こえぇなぁ・・・なんかあった?』

一方「うっせェよこっちが人生レベルの命題を考えてる時にィ!てめェは何のようだァ!?」

垣根「いやさ、なんかさっきバイト終わってメールみたら依頼が入っててさー・・・なんか洞窟を見てくるだけの簡単なお仕事なんだけど、報酬はずんてくれるらしいのよー。んで一人はつまんねぇから一方もどうかなーって・・・ゴメンやっぱり別の人に・・・」

一方「ちょっと待て垣根ェエエエ!!その話は本当か!?」

垣根『うわ!ほ、本当だけど・・・どうしたんだよ。』



396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:02:32.50 ID:5x/hrr+n0
ハイモシモシィ!?でクソ吹いたwwwwwww



397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:05:10.35 ID:rmXvqvTa0
モヤシに見えた



403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:18:29.12 ID:5x/hrr+n0
ハイモシモヤシィ!?ですか分かりません



398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:07:27.90 ID:23bAfFWU0
一方「俺も行くぜェ。ただし、条件がある。」

垣根『本当か!?もちろん報酬は・・・』

一方「報酬はいらねェ!その代わり、てめェの知り合い、全員呼べェ!」

垣根『ええ!?全員って!?俺・・・メルアド心理定規くらいしかしらねーよ!』

一方「じゃァそいつだけでいいからよォ!後は俺が呼ぶよォ!」

垣根「いやでも簡単な仕事だから人数なんて・・・」

一方「念には念をって聞かねェのかァ!?そンなンだから万年二位なんだよこのクソメルヘン!」

垣根『わ、わかった。じゃあ駅前のカフェに来てくれ』

一方「首洗って待ってろォ!」ガチャ



400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:11:18.69 ID:23bAfFWU0
一方「さてと・・・」


To 三下

件名 無題


焼肉奢ってやるから今から駅前のカフェに来い


一方「送信っとォ・・・。」


一方「おいクソガキ」

打ち止め「なーにーってミサカはミサカは首をぷらぷらさせながら聞いてみる!」

一方「仕事だ。行くぞォ。」

打ち止め「!!・・・アクセラレータ、大好きー!」

一方「うぜェからひっつくな!歩きずれェんだよ!」



406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:23:50.94 ID:23bAfFWU0
一方「おっと、『アイツら』にもメールしとくかァ・・・。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
カフェ

心理定規「・・・で、何で私?」イライラ

垣根「ごめんよう・・・知り合い全員呼べって言われて・・・。」

心理定規「あーもううっさいウジウジすんなこの冷蔵庫!あんたそれでも第二位なの!?」

垣根「一応・・・。」

一方「そろってるかァ?」

垣根「一方!助けてくれ!心理定規が恐い!」

心理定規「なんですってぇ?」

一方「テメェでなんとかしろォ」

打ち止め「楽しそう!ってミサカはミサカは期待を隠せないでみる!」

ザン

麦野「アクセラレータ・・・?着たわよ・・・。」

垣根「えぇっ!?4位!?なんで!?」



412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:30:26.39 ID:23bAfFWU0
垣根「えぇっ!?4位!?なんで!?」

麦野「ここに着たらアンタを好きなだけ殴れるってアクセラレータからメールがあってね・・・」

垣根「うそぉぉぉおお!?一方助けて!?」

一方「大丈夫だァメルヘン。オラ四位、これ持ってろ。」

麦野「シャケ弁・・・?こんなもので、私が落ち着くとでも・・・」

浜面「ちわーっす。タダ飯食えるって聞いて・・・あれ、麦野?」

麦野「はっ浜面!?何でここに!?」

浜面「いや二回も言いたくないんだけど・・・ただ飯食えるって聞いて・・・あれ、何それ麦野、いいなぁおいしそうじゃん。」

麦野「しっしかたないわね!半分あげるわよ!」

浜面「マジで!麦野ありがとう!愛してる!」

麦野「公衆の面前でそんな恥ずかしいこと言うな!ブチコロスわよ!」


垣根「一位って凄いんだな・・・」

一方「こんなもんじゃないぜェ。見てろォ。」



413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:31:23.38 ID:Y0Tie4HZO
レベル5ろくな人間がいないな



414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:44:10.09 ID:23bAfFWU0
上条「おいーっす。焼肉奢ってくれるってマジか!?」

一方「あァ。第一位に二言はねェ。ところで三下」

上条「なんだ?」

一方「そこのカフェの横の通りで『あー今日もいい天気だなー、絶好のデート日和だな!』って言ってくれェ。」

上条「別にいいけど・・・」テクテク

上条「あー今日もいい天気だなー、絶好のデート日和だな!」

ガタン!

御坂「え、え、え、ええええ!?で、デッデデデ、デート!アアアアアンアタこんなひるまっぴからデートだんなて!?」

一方「おいィ、日本語狂ってんぞ三位ィ。」

上条「どうしたんだビリビリ・・・?なんかあった?というか何でいんの?」

御坂「何よいちゃ悪い!?でもアンタがデデデデエッデデエートなんて・・・えええだだだだ誰よ!誰となのよ!」

一方「悪ィ三位、あれは嘘だァ。」

御坂「嘘ー!?なっなによもう!ビックリしたじゃない!もうこのドアホ!!!!!!」



415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:45:33.96 ID:23bAfFWU0
一方「悪い悪い。ところで三下が今からお前には何も言わずに危険なところへ行くらしいぜェ。どうするゥ?」

御坂「・・・またなの?もーーーーーーーーーー!!!アンタは!毎回!毎回!」

上条「ちょっ!ちょっ!上条さんが、一体何をしたんでせうか!?」

御坂「うっさい黙れえええええええ!!!」バリバリバリバリ!

上条「うわああああああ!!」ガキィン!


一方「さてと、最後は・・・。」

打ち止め「まだ策があるの?ってミサカはミサカは遠足前の気分で聞いてみたり!」

一方「あァ。俺様に死角はねぇ。ここから先は一方通行ってなァ!」

一方「すゥ・・・。」

一方「うわァァァァ!大変だァァァ大変だァァァ!誰か!根性のある人間ー!助けてくれェー!」

ドドドドドドドドドドドドドド

軍覇「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!呼んだかあああああああああああ!!!!!」


一方「これで全員だなァ。」

打ち止め「貴方って本当に天才なんじゃないかってミサカはミサカは素直に尊敬してみる!」



416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:47:05.26 ID:URr/9EMT0
禁書までギャグになってしまうおそろしさ



419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 14:55:49.32 ID:23bAfFWU0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
洞窟前

垣根「ここらしい。」

御坂「ふーん。見た目は普通の洞窟じゃない。」

浜面「何があんの?」

一方「わからンが、三下がいりゃあどうとでもなンだろ。」

麦野「ふーん・・・」ポイッ

ガキキン!

上条「おおぉ・・・」

一方「大体原理はわかったァ。行け三下、入り口まで右手を伸ばしながら歩けェ。」

御坂「ちょっと!?危険じゃないの!?」

一方「大丈夫だァ。見てろォ。」

ガキィン!

上条「何もおこりませんが・・・。」



420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:03:07.14 ID:23bAfFWU0
一方「ほォらな。よし行くぞクソガキィ」

打ち止め「わーい!わーい!ってミサカはミサカは初めての洞窟探検にワクワクしてみる!」

心理定規「(この二人の距離・・・本当に親子ね・・・。)」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

アニェーゼ「はいもしもしー。こちらアニェーゼですがー。どうしちまったんですかー?・・・えぇ!?入り口の結界が突破された!?しかも学園都市のレベル5が集結しちまってる!?どうしやがったんですか!?これは!」

ステイル「何!?いや・・・いくらなんでも、そう簡単に破けるわけはない!」

伊澄「確かに変ですね。入り口のには、私も手を加えたのですが。」

ハヤテ「ということは!よほど強力な敵が!?」

ステイル「それも確かにありえるが・・・この場合、むしろ」

アニェーゼ「・・・やっぱり。上条当麻もいやがるみたいです・・・。」

ステイル「はー・・・あいつはどうしていつもいつも・・・。」

ハヤテ「なんだか、同じ匂いを感じます・・・。」

アニェーゼ「のんびりしちまってる場合じゃあねぇですよ!?第二、第三の結界が次々と突破されちまってます!ここも時間の問題です!早く行って対処しましょう!」

ハヤテ「なんかまさに、科学VS魔術!って感じですね。」

伊澄「私も魔術サイドでしょうか。」



421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:05:13.93 ID:tjeP73dp0
いえいえ綾崎サイドです



422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:18:53.45 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

一方「いやァ三下がいると楽でいいねェ。」

垣根「本当だよな。こいついなかったら俺ら全員でもこれ突破できなかったかもしれないしなぁ。」

上条「戦闘とかないってすごい楽だわー。これで焼肉とか本当にメシウマだわ。」

ピクッ

一方「・・・おォ。来るぞォ。てめェら戦闘準備だァ」

打ち止め「アクセラレータは?ってミサカはミサカは純粋な疑問から聞いてみる!」

一方「俺は15分しか戦えねぇんだぞ。とりあえず温存だァ。」

ドゴウ!!!!

上条「おおっ!?」

ガキィン!!

一方「おでましかァ・・・。」

ハヤテ「みなさん!退いてください!この戦いは双方にとって利益がありません!

上条「綾崎!?」

ハヤテ「上条さん、どういう事情で来られたのはわかりませんが・・・退いてください!こちらもあなた方に手は出したくないんです!」



424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:28:43.28 ID:23bAfFWU0
軍覇「いいな!!熱いぞ!熱いぞ!」

麦野「このメンツの前でそんな口たたけるって・・・アンタ何者よ。」

ハヤテ「たいしたものではありません。ただの通りすがりの執事です!」

一方「悪ィな給仕ィ。ここは退いてくれねーかァ。こっちにも事情があるんだよ。何、誰も殺しゃしねェよ。」

御坂「そうよ!私達綾崎さんと戦う理由ないじゃない!」

麦野「・・・埒があかないわね。えい。」

ズギャア!

浜面「麦野!?」

麦野「何、殺してないわよ。ちょっと痛めつけただ・・・え?」

ハヤテ「退いてください!」

麦野「え!えぇ!?何よコイツ!キモ!」



425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:31:53.74 ID:23bAfFWU0
一方「三下ァ」

上条「何だ?」

一方「あいつのバリアみたいなのを破壊することはできるのかァ?」

上条「できるけど・・・たぶんその瞬間に気絶させられるから、一回限りだ。しかも、綾崎は能力者でも魔術師でもなんでもない。ただ鬼のように強いだけで普通の人間だ。
おそらくアイツの防御壁みたいなのは・・・別んとこで、誰かが作ってる。だから、一度壊しても、もう一度作られるのがオチだ。」

一方「万事休すってヤツかァ。」

麦野「えええええええ!?何一方通行!?もう策が尽きたの!?」

一方「いやァ・・・なんとなく勝てねェ気がするんだよなぁ・・・。」

心理定規「本当に肝心な時に使えないわね・・・どんだけ相手が強かろうと、味方にしてしまえば一緒じゃない。」

垣根「おおっ!流石は心理定規!」

心理定規「はぁ・・・距離単位10!」

ハヤテ「!!」

一方「おォ、意外と使えるんだなてめェ」

ハヤテ「お嬢さま・・・」フラフラ

心理定規「ほーらこっちにおいで・・・そうそう、私に身を委ねるのよ・・・。」



426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:37:49.70 ID:23bAfFWU0
上条「あ、心理定規?」

心理定規「・・・何よ今いいところなのよ。」

上条「いや、知ってたら悪いんだけどさ、」

心理定規「そうそう、よーしよし・・・」ダキッ

上条「そいつ、デュアルスキル」

心理定規「へ?」

ピキィィン!

ズルッ

ズダァン!

心理定規「痛ったァ!ど、どこさわってんの・・・」

ハヤテ「・・・んあれ?ボクは何を・・・。」

心理定規「・・・好き。」

ハヤテ「へ?」

心理定規「大好きいいいいいいいい!!!!!!!!!」

垣根「何いいいいいいいいいいいいいい!!!?」



427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:38:59.12 ID:hSzURt3pO
忘れてたwwwwww



429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:50:28.44 ID:23bAfFWU0
一方「ミイラ取りがミイラになっちまったらもうどうしようもねぇな。」

打ち止め「カオスだね!ってミサカはミサカはこのバトルの戦闘っぽくなさを改めて確認してみる!」

垣根「どうするんだ一方通行!頼みの綱の心理定規はアレだし!何か無敵だし!」

一方「もう気合しかねェかなァ?」

軍覇「流石分かってるな一方通行!」

麦野「黙ってろ脳筋!」

御坂「こうなったら一斉攻撃しかないわ・・・!ごめん!綾崎さん!」ドゴオオオオ!!

軍覇「すごーいパンチ!!!」ズドォオ!!

麦野「ナメてんじゃないわよこのクソッカスがぁ!ブチコロシてやるわぁああ!!」ズバシュウウ!!

垣根「俺様に常識は通用しねぇええええええ!!」ズガアアアア!!

一方「じゃァ俺も一応ゥ。」カチ ズドォ!!  ズガガガガ!!!!

御坂「・・・や、やりすぎちゃったかしら・・・。」  シーン・・・

ザン

ハヤテ「・・・退いてください。」

浜面「無傷だアアアアあああああああ!!!!!!!もう帰ろおおおおおおおお!!!!???」



430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 15:57:28.87 ID:23bAfFWU0
一方「そォだな。退くか。」

一同「 え っ ? 」

一方「いやだってあの給仕ほとんど無敵じゃねーかァ。勝てねェ勝てねェって。帰ろう帰ろうゥ。相手が悪かったんだよォ。」スタスタ

垣根「ちょっ!?一方通行!?」

一方「三下ァ、心理定規触ってやれ。」

上条「おう。」

ガキィン!

心理定規「あ、あれ!?私一体・・・。」

麦野「あんたここまでさせといて・・・ちょっと待ちなさいよ!」

一方「わりーわりー。そんかわり今日は俺のオゴリで焼肉だァ。」

浜面「ヒャッホオオオオオオウ!一方さん一生ついていきます!」

上条「インデックスも呼んでいいか!?」

一方「かまわないぜェ。食べ放題コースにしてやるよォ。」

御坂「ちょっと、あんたらー!!!!!!」



・・・しーん。


ハヤテ「・・・あれ?」



433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:10:53.64 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハヤテ「というわけで。皆さん今日は焼肉だそうです。」

ステイル「なんだろうか・・・話を聞く限りだと、別に勝っても負けてもどっちも良かったみたいだね。そのリーダー。」

ハヤテ「はい。あちらには上条さんもいますし、心を操る能力者もいましたし・・・正直、本気で来られたら、勝てたかは不安です。」

アニェーゼ「結局・・・騒ぎ損だったって事だったんですかぁ?」

伊澄「そうみたいですね。」

アニェーゼ「はあああああ・・・。だりーです・・・。ずっと寮に引き篭ってたかったですよ・・・。」

ハヤテ「(どことなくお嬢様の面影を感じる・・・。)」

伊澄「(身長と声というのは、性格に比例するのでしょうか?)」

ステイル「じつは君がドンパチしている間に術式が完了してね・・・。」

ハヤテ「そんな早く済むものなんですか!?」

伊澄「実は私がちょこっと手を貸してしまいました。」

ステイル「流石だよねぇ。なんだかしらないけど凄いはかどってね。あと10日はかかる予定だったんだけど。」

アニェーゼ「そんなに長いこといさせやがる気だったんですか!?」



434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:17:21.58 ID:23bAfFWU0
ステイル「いや普通に交代呼ぼうかなと・・・。でもまぁ、村正の欠点も見つかったんだけどね。」

ハヤテ「欠点?」

ステイル「そう。どうやら『選ばれた人間』にしか使えないらしいんだ。普通の人間が使っても、ただの木刀らしい。」

伊澄「ですから・・・イギリス清教に送ろうが、敵の手に渡ろうが」

ステイル「そこに選ばれた人間ってのがいない限り、ただの木材さ。」

アニェーゼ「はぁあ・・・じゃあ切り札もクソもねーじゃねーですか。」

ステイル「まあいつか、選ばれた人間が現れた時に使ってくれればいいよ。」

伊澄「そのうち、意外とあっさりと現れるかもしれませんね。」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハヤテ「ただいま帰りましたー。」

マリア「あらお帰りなさい、ハヤテ君。今回は何もなかったみたいですね。」

ハヤテ「いやあったにはあったんですがね・・・。」

マリア「で、結局能力はどうだったんですか?レベル1でも、何かありました?」

ハヤテ「え!?能力ですか!?えーっと・・・ですね・・・。」

マリア「その様子だと、笑われるような妙ちきりんな能力が、それとも、無能力者《レベル0》でしたか?」



437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:25:26.88 ID:23bAfFWU0
ハヤテ「まぁ・・・そんなところです。」

マリア「別にいいですよ。私はもともと期待してませんでしたし。」

ハヤテ「それはショックだなぁ・・・。」

マリア「ところで」

ハヤテ「はい?」

マリア「久々の学園都市は、どうでしたか?・・・ハヤテ君のことだから、どうせたくさんの人に迷惑をかけたんじゃないんですか?」

ハヤテ「返す言葉もございません・・・。でも・・・」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そのころ

一方「あー食った食ったァ」

打ち止め「といっても貴方はコーヒーばっかり飲んでたってミサカはミサカは指摘してみる!」

一方「今日は仕事は失敗するわ、焼肉おごらされるわ、本当ついてねェなァ。」

打ち止め「でも」



438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:26:07.45 ID:23bAfFWU0
一方「あァン?」

打ち止め「すっごーーーい楽しかった!!って、ミサカはミサカは全身で喜びを表現してみる!!」

一方「そォかァ。」


一方「そりゃァ、良かったァ。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

ハヤテ「とても良い人ばかりで、楽しかったです。」

マリア「・・・そうですか。なら、良かった。」



440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:33:33.16 ID:23bAfFWU0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
後日談というか、今回のオチ。

ナギ「ハヤテーー!!!遅かったではないか!今日は一緒にモンスタープラスファイターをやるといったはずだぞ!」

ハヤテ「あ!すみませんお嬢さま!今行きます!」

ガシッ

ハヤテ「え?」

ナギ「行くぞ!」

ハヤテ「お嬢さま!右手を掴んだら・・・!!!」

シーン・・・

ナギ「・・・右手を掴んだら、なんだというのだ?」



441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:35:07.98 ID:23bAfFWU0
ハヤテ「あれぇ・・・?」








マリア「ハヤテ君は、本当に鈍感ですよねぇ・・・。」





第三部・完!




一方「めでたし、めでたしィ。オラクソガキィ、さっさと帰んぞォ。」

打ち止め「うんっ!ってミサカはミサカは最後に元気よく返事してみるっ!!」



442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:36:22.91 ID:I+xZUZPu0
なるほどw 効かないんだな



443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:36:23.97 ID:V91bhuxZ0
もともとって事か



444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:37:06.41 ID:23bAfFWU0
ここまで続くとは思っても見ませんでした・・・。

では私は、これから年賀状の制作に参ります。
皆さんの保守に超感謝です。
ありがとうございました。



445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:38:10.80 ID:4iY0rapD0
第4部期待していいんだよな?



446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:38:12.12 ID:eZWfiYW9O

さて、第四部を早く




448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:48:52.19 ID:23bAfFWU0
第四部は今のところネタ切れです><

なんかあったら書くかもしれません。



129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /25(土) 17:52:46.41 ID:23bAfFWU0
一応パッと思い付いたの↓

黒子「か・・・かわいいですの・・・。」綾崎ハーマイオニー「えぇ・・・?」

ナギ「ここが学園都市か!」

土御門「ここが、白凰だぜ!」

伊澄「迷ってしまいました・・・」小萌「迷子ちゃんですかぁ?」

ハヤテ「へー、ここが学園都市かー(棒読み)」

アテネ「ちょっとそこの貴方」一方「あァん?」

マリア「このへんで、幸薄そうなお人良しの天然ジゴロを見ませんでした?」御坂「えーっと・・・どっちの?」



449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 16:52:58.80 ID:tjeP73dp0
その中だと次は
土御門「ここが、白凰だぜ!」
が順当か?




451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 17:04:33.29 ID:23bAfFWU0
>>449

か、マリア「このへんで、幸薄そうなお人良しの天然ジゴロを見ませんでした?」御坂「えーっと・・・どっちの?」

のどっちかで。



458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 18:42:32.26 ID:5x/hrr+n0
よくよく考えると本気でチートなフラグメイカー。
触れる→勝ち
敵の攻撃→触れて無効化同然。ていうかコレ「○○に向かってくれ」とかで反射出来るんじゃね




462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /28(火) 19:52:14.65 ID:eZWfiYW9O
セロリに触れると超絶ナルシストになるかもしくは自分の服が破けるのか



553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/12 /29(水) 17:16:44.18 ID:+y2j++Nf0

年賀状書くの疲れた・・・

というわけでいきあたりばったりでハヤサン聞きながら短編はじめます




次→ハヤテ「へぇ・・・ここが学園都市かぁ。」【後編】



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