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なぎさ「ほむほむにお詫びの品を要求するのです」
2014-07-05 (土)
12:01
1: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 12:47:12.81 ID:dP229vim0
なぎさ「ふと思い出したのですけど」
ほむら「ええ」
なぎさ「ほむほむは私に酷いコトしたと思うのです」
なぎさ「拉致ったり首を絞めたり、小学生にやっていいことじゃないのです」
ほむら「そういえばそうね……貴女は私を助けにきてくれただけだったのにね」
劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 カーサンシェード
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 12:50:21.80 ID:dP229vim0
ほむら「今更だけど罪の意識が芽生えたわ」
なぎさ「なら誠意を示して欲しいのです！ なぎさは謝罪とお詫びの品を要求するのです！」
ほむら「分かったわ、何か欲しい物はあるかしら」
なぎさ「そんなの決まってるのです、なぎさの大好きなアレなのです！」
ほむら「任せて、アレね」
4: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 12:52:02.95 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだから買って来たわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ。あげるわ」
なぎさ「あっ！ この芳しい香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きな地図よ」
なぎさ「やったあ！ 100年前の見滝原の古地図なのです！」
なぎさ「経年劣化による染みや黴臭さが歴史の重みを伝えてくれるのです！」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 12:53:26.88 ID:dP229vim0
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「全然違うのです！ いえちょっと惜しかったですけど！」
なぎさ「名前は似てるけど、なぎさが欲しいのは食べ物なのです！」
ほむら「そう……ごめんなさい、間違っちゃったわ」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:02:04.00 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだから改めてお詫びを買ってきたわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ、あげるわ」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなちんすこうよ」
なぎさ「やったあ！ 沖縄名産ちんすこうなのです！」
なぎさ「ビスケットのような食感と控えめな甘さがアイスクリームのトッピングにも最適なのです！」
7: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:02:46.40 ID:dP229vim0
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「全然違うのです！ 前回より遠ざかったのです！」
なぎさ「なぎさが好きなのはアレなのですよ！ 黄色くて、頭にチがつくアレなのです！」
ほむら「黄色くて、頭にチがつく……なるほど、アレね」
ほむら「ごめんなさい、少し勘違いしていたみたい」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
8: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:03:20.20 ID:dP229vim0
ほむら「ところでちんすこうを略してみてくれないかしら？」
なぎさ「ちんすこう……ちんすこ？」
ほむら「もう一度」
なぎさ「チンスコ？」
ほむら「……ふふ」
なぎさ「あっ！ な、なんなのですかその笑みは！」
9: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:03:52.20 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだから買って来たわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ。あげるわ」
なぎさ「あっ！ この芳しい香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなチアガールよ」
マミ「頑張れ頑張れな、ぎ、さ♪」
なぎさ「やったあ！ チアガールコスのマミなのです！」
なぎさ「セクシーさと愛らしさが共存した奇跡のコラボレーションなのです！」
10: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:04:48.90 ID:dP229vim0
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
マミ「えっ」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「ますます遠ざかったのです！ こんなのなぎさは食べないのです！」
ほむら「ごめんなさい、貴女なら丸かじりするかと思って」
なぎさ「しないのです！ なぎさはそんなクリーチャーじゃないのです！」
11: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:06:23.88 ID:dP229vim0
マミ「……なぎさちゃんに喜んで貰えなかったわ……しょんぼり」
ほむら「ごめんなさい、私の勘違いだったみたいで……」
ほむら「これ、つまらないものだけどお礼よ」
マミ「まあ！ リチャード・ジノリのティーカップじゃない！」
マミ「ありがとう、うふふ！」
なぎさ「…………」
マミ「あ、今度なぎさちゃんにもこれでお茶を淹れてあげるわね？」
なぎさ「……はいなのです」
12: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 13:07:13.85 ID:dP229vim0
ほむら「ええっと、それで、貴女が欲しいものについてだけれど」
なぎさ「なぎさが欲しいのはアレなのです！」
なぎさ「頭にチがつくアレなのです！ どっちかと言うと甘いやつが良いのです！」
ほむら「頭にチがつく、甘い……なるほど、アレね」
ほむら「ごめんなさい、少し勘違いしていたみたい」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 14:11:06.90 ID:10hvgVU0O
なごむ
18: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 15:04:38.52 ID:Svxp7+5HO
頭にチのつく甘いものなら俺も持ってるぞ(ﾎﾞﾛﾝ
21: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 16:41:52.38 ID:8xrsjVMso
>>18
ちっちゃいんですね
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:24:06.68 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだから持って来たわ」
なぎさ「……頭にチがつく甘いアレなのですよ？ 分かってるのですよね？」
ほむら「勿論よ。ほらこれ、あげるわ」
なぎさ「あっ！ この甘い香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなチューを集めた写真集よ」
なぎさ「やったあ！ ほむほむとまどかがチューしてるシーンをコレクションした写真集なのです！」
なぎさ「衣装や場面の差分も豊富なチュー好きには堪らないチュー好きのための逸品なのです！」
まどか「は、恥ずかしいよほむらちゃん……///」
ほむら「ふふ、可愛いわまどか」
なぎさ「あまーいのです！」
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:24:41.04 ID:dP229vim0
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「ぜんぜん違うのです！ もはや原型を留めてないのです！」
なぎさ「そもそも食べ物っていう条件がどっかいっちゃってるのです！」
まどか「どちらかと言うと、私がほむらちゃんに食べられちゃってるよね……えへへ」///
ほむら「ふふ、今ここでまた食べてあげましょうかしら？」
なぎさ「余所でやって欲しいのです！！」
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:25:36.89 ID:dP229vim0
ほむら「ええっと、それで、貴女が欲しいものについてだけれど」
なぎさ「もー面倒くさいから答えを言っちゃうのです」
なぎさ「なぎさが欲しいのはチーズなのですよ」
ほむら「そう……ごめんなさい、間違っちゃったわ」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
31: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:32:26.94 ID:b4nx+B/Lo
これは悪魔ですわ
32: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:35:21.80 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだからお詫びを買ってきたわ」
なぎさ「今度こそチーズなのですよね？」
ほむら「勿論よ、はい」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ジャムおじさんのとこから買ってきた名犬チーズよ」
チーズ「アンアン！」
なぎさ「わあ！ 可愛いのです！」
なぎさ「二足歩行も器用にこなしてメカの操縦も出来るなんてまさに名犬なのです！」
33: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:35:54.97 ID:dP229vim0
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなチーズはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「なんでわざわざ名犬にしちゃったのですか！ 普通のチーズで良かったのですよ！」
ほむら「だってチーズって種類が沢山あってよくわからなくて……」
なぎさ「だからなんでわざわざ名犬にしちゃったのですか！！」
チーズ「アンアン！」
なぎさ「というかこの子、何処から連れてきたのですか……」
チーズ「なー、アタシもう帰って良いか？」
なぎさ「！？」
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 19:37:13.32 ID:dP229vim0
ほむら「ああ、ごめんなさい杏子。わざわざありがとうね」
チーズ「おう、今度ラーメン奢ってくれよな」
ほむら「任せて。貴女の好きな味噌豚骨チャーシュー大盛りね」
チーズ「おっ、分かってんじゃんほむら！」
ほむら「私と貴女の仲ですもの。嫌でも覚えるわ」
チーズ「ははっ、そーかそーか」
なぎさ「…………」
チーズ「……なぎさも今度一緒に食べに行こうな！」
なぎさ「はいなのです……」
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:01:38.21 ID:dP229vim0
なぎさ「……ぐすん、酷いのですほむら。なぎさにだけ意地悪してるのです」
ほむら「ごめんなさい、悪気はないのよ」
ほむら「ただ間違っちゃっただけで……」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです……許してあげるのです……」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:02:17.52 ID:dP229vim0
◇
ほむら「そんなわけだからお詫びを買ってき……」
さやか「ちょっとあんた、最近なぎさのこと虐めてるそうじゃないの」
ほむら「えっ？」
さやか「なぎさがチーズを食べたがってるのを分かってて意地悪してるって聞いたよ」
さやか「なんでそんな性格悪いことすんのさ？」
ほむら「…………」
ほむら「……貴女だって知ってるでしょう？」
ほむら「あの子はもう、チーズが食べられない身体なんだって……」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:03:03.50 ID:dP229vim0
ほむら「大好きなチーズが食べられない。それがどんなに辛いことか、私には少しだけ分かるの」
ほむら「……私もずっと入院生活を続けてきたんですもの」
ほむら「ベッドに縛り付けられて、食べる物の自由すらないのってとっても悲しいことなのよ？」
ほむら「だから……だから、私はおふざけを繰り返してたの」
ほむら「みんなに協力してもらってまで、ね」
ほむら「私は……あの子の絶望が、少しでも、ほんの少しの間だけでも忘れられるようにしてあげたかっただけよ……」
さやか「ほむら……」
38: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:04:51.59 ID:dP229vim0
なぎさ「あの……なぎさは盲腸の手術後だから食事制限されてるってだけなのですけど……」
ほむら「ええ」
39: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:05:39.02 ID:dP229vim0
◇
まどか「なぎさちゃん、退院おめでとう！」
マミ「おめでとうなぎさちゃん！」
なぎさ「ありがとうなのです！」
杏子「よかったなー、これでついにチーズも食べられるってわけだ」
なぎさ「はい！ 辛い生活もこれにて完結なのです！」
さやか「うんうん、良かったねぇ」
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:06:55.78 ID:dP229vim0
杏子「これでよーやくアタシ等もチーズ解禁だな！」
なぎさ「ふぇっ？ どういうことなのですか？」
マミ「暁美さんの提案でね？ なぎさちゃんが退院するまで、私たちもチーズ禁止してたのよ」
まどか「あっ、ダメだよ杏子ちゃん、マミさん！ それは秘密にして、ってほむらちゃんが」
マミ「っと……そうだったわね」
杏子「悪い悪い、つい」
なぎさ「そうだったのですか、ほむらがそんなことを」
なぎさ「ふふ、ほむほむってば……」
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:08:02.51 ID:dP229vim0
ほむら「お待たせみんな、買ってきたわよ」
なぎさ「あ！ お帰りなさいほむほむ！」
なぎさ「今度こそ、なぎさの大好きなアレなのですよね？」
なぎさ「黄色くて、濃厚で、甘々な、アレなのですよね？」
ほむら「勿論よ、はい」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きな────」
42: ◆/QcqGEoGcFgt 2014/07/01(火) 20:09:09.40 ID:dP229vim0
おしまい。
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:11:19.25 ID:8xrsjVMso
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:48:21.04 ID:b4nx+B/Lo
>>43
てめえｗｗｗｗｗｗ
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 22:30:41.41 ID:kfFVbxKIo
乙。
>>43
確かに黄色くて濃厚で甘々で香ばしい匂いする食い物だけど違ぇよ
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/07/01(火) 20:16:58.13 ID:gjZBa41vo
いい話だったなー
乙
なぎさ「ふと思い出したのですけど」
ほむら「ええ」
なぎさ「ほむほむは私に酷いコトしたと思うのです」
なぎさ「拉致ったり首を絞めたり、小学生にやっていいことじゃないのです」
ほむら「そういえばそうね……貴女は私を助けにきてくれただけだったのにね」
劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 カーサンシェード
ほむら「今更だけど罪の意識が芽生えたわ」
なぎさ「なら誠意を示して欲しいのです！ なぎさは謝罪とお詫びの品を要求するのです！」
ほむら「分かったわ、何か欲しい物はあるかしら」
なぎさ「そんなの決まってるのです、なぎさの大好きなアレなのです！」
ほむら「任せて、アレね」
◇
ほむら「そんなわけだから買って来たわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ。あげるわ」
なぎさ「あっ！ この芳しい香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きな地図よ」
なぎさ「やったあ！ 100年前の見滝原の古地図なのです！」
なぎさ「経年劣化による染みや黴臭さが歴史の重みを伝えてくれるのです！」
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「全然違うのです！ いえちょっと惜しかったですけど！」
なぎさ「名前は似てるけど、なぎさが欲しいのは食べ物なのです！」
ほむら「そう……ごめんなさい、間違っちゃったわ」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
◇
ほむら「そんなわけだから改めてお詫びを買ってきたわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ、あげるわ」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなちんすこうよ」
なぎさ「やったあ！ 沖縄名産ちんすこうなのです！」
なぎさ「ビスケットのような食感と控えめな甘さがアイスクリームのトッピングにも最適なのです！」
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「全然違うのです！ 前回より遠ざかったのです！」
なぎさ「なぎさが好きなのはアレなのですよ！ 黄色くて、頭にチがつくアレなのです！」
ほむら「黄色くて、頭にチがつく……なるほど、アレね」
ほむら「ごめんなさい、少し勘違いしていたみたい」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
ほむら「ところでちんすこうを略してみてくれないかしら？」
なぎさ「ちんすこう……ちんすこ？」
ほむら「もう一度」
なぎさ「チンスコ？」
ほむら「……ふふ」
なぎさ「あっ！ な、なんなのですかその笑みは！」
◇
ほむら「そんなわけだから買って来たわ」
なぎさ「わあい♪ 待ってたのです」
ほむら「ほらこれ。あげるわ」
なぎさ「あっ！ この芳しい香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなチアガールよ」
マミ「頑張れ頑張れな、ぎ、さ♪」
なぎさ「やったあ！ チアガールコスのマミなのです！」
なぎさ「セクシーさと愛らしさが共存した奇跡のコラボレーションなのです！」
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
マミ「えっ」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「ますます遠ざかったのです！ こんなのなぎさは食べないのです！」
ほむら「ごめんなさい、貴女なら丸かじりするかと思って」
なぎさ「しないのです！ なぎさはそんなクリーチャーじゃないのです！」
マミ「……なぎさちゃんに喜んで貰えなかったわ……しょんぼり」
ほむら「ごめんなさい、私の勘違いだったみたいで……」
ほむら「これ、つまらないものだけどお礼よ」
マミ「まあ！ リチャード・ジノリのティーカップじゃない！」
マミ「ありがとう、うふふ！」
なぎさ「…………」
マミ「あ、今度なぎさちゃんにもこれでお茶を淹れてあげるわね？」
なぎさ「……はいなのです」
ほむら「ええっと、それで、貴女が欲しいものについてだけれど」
なぎさ「なぎさが欲しいのはアレなのです！」
なぎさ「頭にチがつくアレなのです！ どっちかと言うと甘いやつが良いのです！」
ほむら「頭にチがつく、甘い……なるほど、アレね」
ほむら「ごめんなさい、少し勘違いしていたみたい」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
なごむ
頭にチのつく甘いものなら俺も持ってるぞ(ﾎﾞﾛﾝ
>>18
ちっちゃいんですね
◇
ほむら「そんなわけだから持って来たわ」
なぎさ「……頭にチがつく甘いアレなのですよ？ 分かってるのですよね？」
ほむら「勿論よ。ほらこれ、あげるわ」
なぎさ「あっ！ この甘い香りは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きなチューを集めた写真集よ」
なぎさ「やったあ！ ほむほむとまどかがチューしてるシーンをコレクションした写真集なのです！」
なぎさ「衣装や場面の差分も豊富なチュー好きには堪らないチュー好きのための逸品なのです！」
まどか「は、恥ずかしいよほむらちゃん……///」
ほむら「ふふ、可愛いわまどか」
なぎさ「あまーいのです！」
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなのはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「ぜんぜん違うのです！ もはや原型を留めてないのです！」
なぎさ「そもそも食べ物っていう条件がどっかいっちゃってるのです！」
まどか「どちらかと言うと、私がほむらちゃんに食べられちゃってるよね……えへへ」///
ほむら「ふふ、今ここでまた食べてあげましょうかしら？」
なぎさ「余所でやって欲しいのです！！」
ほむら「ええっと、それで、貴女が欲しいものについてだけれど」
なぎさ「もー面倒くさいから答えを言っちゃうのです」
なぎさ「なぎさが欲しいのはチーズなのですよ」
ほむら「そう……ごめんなさい、間違っちゃったわ」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです。許してあげるのです」
これは悪魔ですわ
◇
ほむら「そんなわけだからお詫びを買ってきたわ」
なぎさ「今度こそチーズなのですよね？」
ほむら「勿論よ、はい」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ジャムおじさんのとこから買ってきた名犬チーズよ」
チーズ「アンアン！」
なぎさ「わあ！ 可愛いのです！」
なぎさ「二足歩行も器用にこなしてメカの操縦も出来るなんてまさに名犬なのです！」
なぎさ「……って違うのです！！ なぎさが好きなチーズはこれじゃないのです！」
ほむら「あら、違ったかしら」
なぎさ「なんでわざわざ名犬にしちゃったのですか！ 普通のチーズで良かったのですよ！」
ほむら「だってチーズって種類が沢山あってよくわからなくて……」
なぎさ「だからなんでわざわざ名犬にしちゃったのですか！！」
チーズ「アンアン！」
なぎさ「というかこの子、何処から連れてきたのですか……」
チーズ「なー、アタシもう帰って良いか？」
なぎさ「！？」
ほむら「ああ、ごめんなさい杏子。わざわざありがとうね」
チーズ「おう、今度ラーメン奢ってくれよな」
ほむら「任せて。貴女の好きな味噌豚骨チャーシュー大盛りね」
チーズ「おっ、分かってんじゃんほむら！」
ほむら「私と貴女の仲ですもの。嫌でも覚えるわ」
チーズ「ははっ、そーかそーか」
なぎさ「…………」
チーズ「……なぎさも今度一緒に食べに行こうな！」
なぎさ「はいなのです……」
なぎさ「……ぐすん、酷いのですほむら。なぎさにだけ意地悪してるのです」
ほむら「ごめんなさい、悪気はないのよ」
ほむら「ただ間違っちゃっただけで……」
ほむら「今度ちゃんと持ってきてあげるから許して頂戴？」
なぎさ「分かったのです……許してあげるのです……」
◇
ほむら「そんなわけだからお詫びを買ってき……」
さやか「ちょっとあんた、最近なぎさのこと虐めてるそうじゃないの」
ほむら「えっ？」
さやか「なぎさがチーズを食べたがってるのを分かってて意地悪してるって聞いたよ」
さやか「なんでそんな性格悪いことすんのさ？」
ほむら「…………」
ほむら「……貴女だって知ってるでしょう？」
ほむら「あの子はもう、チーズが食べられない身体なんだって……」
ほむら「大好きなチーズが食べられない。それがどんなに辛いことか、私には少しだけ分かるの」
ほむら「……私もずっと入院生活を続けてきたんですもの」
ほむら「ベッドに縛り付けられて、食べる物の自由すらないのってとっても悲しいことなのよ？」
ほむら「だから……だから、私はおふざけを繰り返してたの」
ほむら「みんなに協力してもらってまで、ね」
ほむら「私は……あの子の絶望が、少しでも、ほんの少しの間だけでも忘れられるようにしてあげたかっただけよ……」
さやか「ほむら……」
なぎさ「あの……なぎさは盲腸の手術後だから食事制限されてるってだけなのですけど……」
ほむら「ええ」
◇
まどか「なぎさちゃん、退院おめでとう！」
マミ「おめでとうなぎさちゃん！」
なぎさ「ありがとうなのです！」
杏子「よかったなー、これでついにチーズも食べられるってわけだ」
なぎさ「はい！ 辛い生活もこれにて完結なのです！」
さやか「うんうん、良かったねぇ」
杏子「これでよーやくアタシ等もチーズ解禁だな！」
なぎさ「ふぇっ？ どういうことなのですか？」
マミ「暁美さんの提案でね？ なぎさちゃんが退院するまで、私たちもチーズ禁止してたのよ」
まどか「あっ、ダメだよ杏子ちゃん、マミさん！ それは秘密にして、ってほむらちゃんが」
マミ「っと……そうだったわね」
杏子「悪い悪い、つい」
なぎさ「そうだったのですか、ほむらがそんなことを」
なぎさ「ふふ、ほむほむってば……」
ほむら「お待たせみんな、買ってきたわよ」
なぎさ「あ！ お帰りなさいほむほむ！」
なぎさ「今度こそ、なぎさの大好きなアレなのですよね？」
なぎさ「黄色くて、濃厚で、甘々な、アレなのですよね？」
ほむら「勿論よ、はい」
なぎさ「あっ！ この香ばしい匂いは……！」
ほむら「ええ、貴女の大好きな────」
おしまい。
>>43
てめえｗｗｗｗｗｗ
乙。
>>43
確かに黄色くて濃厚で甘々で香ばしい匂いする食い物だけど違ぇよ
いい話だったなー
乙
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- 竈門炭治郎「俺も……兄ちゃんも、お前が大好きだぞ」竈門禰?豆子「むー」
- モバP「アイドルのスカートをめくったらどうなるかなぁ」
- イレイナ「サヤさん、お出かけしましょう」
- ヒロ「一人で？」（「竜とそばかすの姫」二次）
- バトー「茅場？ 誰だ、そいつは」 草薙素子「バトー、あなた知らないの？」
- 男「猫耳幼 女拾ったから無知ックスすんぞおおお！！！」
- 男「セクサロイド届いたからいちゃラブえっちすんぞおおお！！！」
- 【ミリマス】育「桃子ちゃんの……ご主人様のペットで……す」
- 【ミリマス、安価】千早「逆サバ」瑞希「審議委員会」
- ロッチ中岡「俺ってドラゴンやんか」
- 渋谷凛「フロッシュゲザング」
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みんなのいちおし！SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」
"楽しすぎて狂っちまいそうだ！"
一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ？」 "一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの！
垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ！！
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え？」 ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「 」 番外通行SSの原点かな？
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった！
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの？」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ！？ 意味分からねェことほざいてンじゃねェ！！」 黄泉川ァアアアアアアアアアア！！
さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した！
澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女（バンドガールズ）【禁書×けいおん！】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ！」 しんのすけ「わっはっはっはっは！」 ゲェーッハッハッハッハ！
紅莉栖「とある助手の１日ヽ(*ﾟдﾟ)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に？」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・！
クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン！ｗｗｗｗｗ
僧侶「ひのきのぼう……？」 話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お？あれ？アレ？人間いなくね？」 読み返したくなるほどの良作
犬「やべえｗｗｗｗｗｗなにあいつｗｗｗｗ」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし！
一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
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キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの！
垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ！！
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え？」 ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
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佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった！
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの？」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ！？ 意味分からねェことほざいてンじゃねェ！！」 黄泉川ァアアアアアアアアアア！！
さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した！
澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女（バンドガールズ）【禁書×けいおん！】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ！」 しんのすけ「わっはっはっはっは！」 ゲェーッハッハッハッハ！
紅莉栖「とある助手の１日ヽ(*ﾟдﾟ)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に？」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・！
クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン！ｗｗｗｗｗ
僧侶「ひのきのぼう……？」 話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お？あれ？アレ？人間いなくね？」 読み返したくなるほどの良作
犬「やべえｗｗｗｗｗｗなにあいつｗｗｗｗ」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし！
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名無し＠SS好き:ＱＢ「まどほむがうざすぎて温厚な俺様もとうとう怒りに目覚めた」
名無し＠SS好き:提督「ライダージャンプ！ライダーキック！ライダー浜風犯す！！」
名無し＠SS好き:提督「浜風と一緒に大和ホテル（意味深）に入っちゃったァァッッ！！？？」
名無し＠SS好き:提督「人狼ゲームだとぉ――ッ！！？？ シーズン２ッッ！！」
名無し＠SS好き:提督「今日はクリスマスだ―――ッッッ！！！！！」
名無し＠SS好き:提督「俺は………超ハゲータだッッ！！！」
名無し＠SS好き:提督「陸軍の友人に艦娘達への愚痴を聞いてもらいましたぁッ！！」
名無し＠SS好き:モバP「光が仮面ライダークイズに変身するだとぉ―――ッッ！？」
名無し＠SS好き:モバＰ「晴に声がついたぞぉぉぉぉぉぉ！！！！！！！！」
名無し＠SS好き:モバP「人狼ゲームじゃとぉーーーッッッ！！？？？」
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