1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:28:06.02 ID:X4+XD6TH0
ほむら(最近)
ほむら(全くと言っていいほど)
ほむら(インキュベーターの姿が見えない)
ほむら(……どういうこと?)
ほむら(……)
ほむら(気のせい……?)
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:30:16.66 ID:X4+XD6TH0
ほむら(いいえ)
ほむら(気のせいなんかじゃない)
ほむら(ここ数日まどかの近くに、インキュベーターは現れていないはず)
ほむら(まさか契約を諦めた?)
ほむら(……いや)
ほむら(奴らに限ってそんなこと……)
ほむら「とにかく、まどかに聞いてみましょう」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:29:26.52 ID:1K1b68b60
期待
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:30:41.63 ID:+KQRmlb60
ふぅ…
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:34:05.90 ID:X4+XD6TH0
ほむら「……」ガタ
ほむら(もしかしたら、私の知りえないところで)
ほむら(すでにもう契約を決めかねている……)
ほむら(そんな状況に置かれている可能性がある)
ほむら(それだけは絶対に許さないわ)
ほむら「……」スタスタ
「えええ!! そうなんだあ」
ほむら「……」スッ
「へええ。って、あ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:38:51.82 ID:X4+XD6TH0
まどか「ほむら、ちゃん?」
ほむら「……」
まどか「え、あ、私に何か……用かな?」
ほむら「鹿目まどか」
まどか「な、何かな?」
ほむら「『キュゥべえ』のことで話があるのだけど」
――ビクッ
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:44:10.02 ID:X4+XD6TH0
まどか「っ!」
まどか「ごっ、ごめん!」
まどか「私!」
まどか「次の教室急ぐから!!」
――タッタッタッ
ほむら「あ……」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:50:27.82 ID:X4+XD6TH0
ほむら(走って)
ほむら(行ってしまった)
ほむら(……)
ほむら(まどかがあんな目を……?)
ほむら「まどかの身に、何が起きてるの?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:54:58.56 ID:X4+XD6TH0
――午後・体育の授業
ほむら(ますます)
ほむら(分からない)
ほむら(……)
ほむら(まどかが、怖がってる?)
キャーキャー
ナイスパース!
ほむら(一体、何を?)
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 20:59:06.04 ID:X4+XD6TH0
ほむら(……私を?)
ほむら(いいえ!)
ほむら(そんなはずはないわ!)
ほむら(だって)
ほむら(まどかは、私のこと……)
キャーキャー!
アブナーイwww
ほむら(……)
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:03:13.69 ID:X4+XD6TH0
ほむら(まどかは、私のこと)
ほむら(どう……)
ほむら(思ってるのかしら……?)
ほむら「……」チラッ
「さ、さやかちゃん!! はい!!」
「おっけー、ナイスパス!!」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:08:07.89 ID:X4+XD6TH0
ほむら「……」
「うわー、さやかちゃんすごいね!」
「へっへーんだ!!」
ほむら(……体操服姿のまどか)
ほむら(とってもかわいらしい)
ほむら(運動は苦手だけど、健気に……)
「このさやか様にパス回せば間違いないよん! まどか!」
「こ、困ったら、さやかちゃんに、パ、パスするね」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:09:20.78 ID:3A08c15A0
なんか切ない
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:13:04.21 ID:X4+XD6TH0
ほむら(美樹さやかめ)
ほむら(私にも、まどかから)
ほむら(パスが回ってこないかしら)
ほむら(……別のコートだけど)
ほむら「……」チラッ
「暁美さあああああん、パス行ってるよおおおおお!!」
ほむら「えっ……」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:15:14.56 ID:X4+XD6TH0
ほむら「う、わっ」ガシッ
「がんばってええ!! 暁美さあああん!!」
ほむら「……ち」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:20:11.13 ID:X4+XD6TH0
ほむら「……あんまり」
――ダム
ほむら「考え事しながら……っ」キュッキュッ
――ダムダム
ほむら「球入れは……っ」クルッ
――ダムダムダム
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:22:46.22 ID:X4+XD6TH0
ほむら「得意じゃないのだけど……っ!」スゥ
――シュッ!
――スパー……ン
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:26:05.83 ID:X4+XD6TH0
――……
ほむら「ふぅ!」ファサッ
「「「……!」」」
「「「きゃあああああああああああああああああ!!」」」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:29:46.38 ID:X4+XD6TH0
ほむら「えっ……」ビクッ
「暁美さんかっこいいいいいいいいいいいいいい!!」
「スゴおおおおおおおおい!!」
「スリ―ポイントだってえええええええ!!」
「超カッコイイイイイイイイイイイイイイ!!」
ほむら「あっ……」
「ねえねえ!! 今のドリブルどうやってやったの?!?!」ドドドドドドドド
「すごいキレイなシュ―トフォ―ムだったよね?!?!」ドドドドドドドド
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:34:34.55 ID:X4+XD6TH0
ほむら「いっ、いや」
「バスケやってたの?!?!」
「ぜひともうちの部活に入ってくれない?!?!」
「シャンプーなに使ってるの?!?!」
ほむら「あ、あの」
「わたし! ま、前から陸上部に誘おうかと……!!」
「いやいやここはもちろん演劇部に!!」
「さっき髪の毛ファサッってなったよね?!?!」
「ちょっと!! アンタたち抜け駆けは卑怯よ!!!」
ほむら「悪いのだけど」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:36:07.82 ID:k/VTAdPw0
> 「シャンプーなに使ってるの?!?!」
関係ねーww
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:37:04.90 ID:3A08c15A0
シャンプーワロタ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:37:53.90 ID:X4+XD6TH0
「えっ、うちに入ってくれるの?!?!」
「そんなこと言ってないわよ!!」
「髪の毛触っていいかな?!?!」
ほむら「……爪が」スッ
――ドロォ
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:46:07.36 ID:X4+XD6TH0
「「「……っひ!!」」」
ほむら「突然だったから……」
ほむら「さっきのパス」
ほむら「受けそこねて、半分、トんじゃったみたい」
ほむら「……『保健委員』の人、呼んでくれるかしら?」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:49:48.18 ID:3A08c15A0
まどっち!まどっち!
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 21:53:01.73 ID:X4+XD6TH0
―――――――――――
まどか「ほ、ほむらちゃん、爪を心臓より上にして……」
ほむら「……」スッ
まどか「うん、そのまま……」
ほむら「……」
まどか「ちょっと我慢してね」
ほむら「……」
まどか「保健室まで右に曲がって」
ほむら「……」
まどか「すぐだから……」
ほむら「……」
まどか「……」
――テクテクテク
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:00:28.25 ID:X4+XD6TH0
――保健室前
まどか「失礼しまーす」
――ガララ
まどか「って、あれれ」
まどか「先生いないや」
まどか「……電気つけないと」
――パチッ
まどか「ええと、じゃあ」
まどか「ほむらちゃんはそこに座ってて」
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:05:31.64 ID:X4+XD6TH0
まどか「……ガ、ガーゼはどこだっけ」キョロキョロ
ほむら(……我ながら)
ほむら(これは)
ほむら(願ってもない最高のタイミングね)
ほむら(……よし)
ほむら(さっきより優しく聞いてみるわ)
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:11:38.77 ID:X4+XD6TH0
ほむら「あの」
まどか「え?」
ほむら「助かったわ」
まどか「あ……」
ほむら「保健室の場所、まだ覚えてなくて」
まどか「ああ、ううん! いいんだよ、私、保健委員だしこういうの慣れてるから」
ほむら「そうなの。勝手が全然分からないものだから、どうしようかと思って。ありがとう」
まどか「……うん、どういたしまして!」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:17:38.62 ID:X4+XD6TH0
ほむら「……」
まどか「ガーゼは見つかったからー、あとは、包帯包帯っと」ガサガサ
ほむら「ところで話は変わるのだけど」
まどか「んー?」ガサガサ
ほむら「答えにくかったら、無視してくれていいわ」
まどか「……」ガサ
ほむら「キュゥべえのこと」
まどか「……」
ほむら「教えてくれないかしら」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「……」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:23:37.93 ID:X4+XD6TH0
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「……そう」
まどか「……」
ほむら「い、嫌だったらいいの」
まどか「……」
61:>>55続きですが、一応話は一区切りっス:2011/06/10(金) 22:32:11.51 ID:X4+XD6TH0
ほむら「聞かなくたって私はまどかを……」
まどか「……」
ほむら「……いえ。それにしても」
まどか「……」
ほむら「どんな願いをも」
まどか「……」
ほむら「叶えることができる話なんて」
まどか「……」
ほむら「世界中の誰もがうらやむことよ……」
まどか「……」
ほむら「どんな風にも心が揺らぐのは当然」
まどか「……」
ほむら「……でも」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:37:55.91 ID:X4+XD6TH0
ほむら「でもまどか」
まどか「……」
ほむら「これだけはわすれないで」
まどか「……」
ほむら「私は絶対にまどかの味方だし」
まどか「……」
ほむら「まどかのためを思ってここまできたの」
まどか「……」
ほむら「信じて、くれる……?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:42:06.00 ID:X4+XD6TH0
「……ティヒヒ!」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:43:15.90 ID:eTA22pCT0
!?
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:48:09.30 ID:X4+XD6TH0
まどか「ほむらちゃんが私のこと」
まどか「そんなふうに」
まどか「思ってくれていたなんて」
まどか「……」
まどか「とっても」
まどか「とっっても」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 22:54:41.77 ID:X4+XD6TH0
「うれシい」
ほむら「……そう」
まどか「うん」
ほむら「……」
まどか「あ……だ、だってほむらちゃん、すごいカッコイイし……」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:00:02.86 ID:X4+XD6TH0
まどか「それとね、私ちょっとよろこんじゃった」
まどか「さっき『暁美さんが怪我した』っていうの聞いたとき」
まどか「……ほむらちゃんの怪我を」
まどか「ううん、ほむらちゃんの役に立てる……」
まどか「そう思ったらつい、嬉しくて……」
ほむら「……照れるわ」
まどか「……あ、ご、ごめんね!」
まどか「つい、しゃべりすぎちゃって」
まどか「ほむらちゃんの爪、早く治療しないと……」
――スッ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:01:42.91 ID:/xQ2jPxu0
論点をずらしている……
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:06:18.06 ID:X4+XD6TH0
ほむら「っ……ま、まどか?!」
まどか「ほむらちゃん、動いたらダメだよ」
ほむら「な、何を……?!」
まどか「ん……キチンと消毒しないとバイ菌が入っちゃうからね」ペロ
ほむら「……っ!? 舐め……っ!?」
まどか「消毒液が切れてるから……」ペロペロ
ほむら「……っ!」ビク
まどか「……こうしないと」ペロペロ
ほむら「……うっ」
まどか「……ん」ペロペロ
ほむら「……はあっ」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:12:37.60 ID:X4+XD6TH0
―――――――――――
まどか「これでよしっ、と」
ほむら「……」
まどか「じゃあほむらちゃん、無理に重いものを持ったりしたらだめだよ」
ほむら「……ええ」
まどか「それから保健室カードに名前を書いておいてね」
ほむら「……わかったわ」
まどか「先生には軟膏とリント布、ガーゼと包帯を使ったって言っておくんだよ」
ほむら「ありがとう、まどか」
まどか「うん。じゃあ私は授業に戻るから!」
――ガララ タッタッタ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:18:01.28 ID:X4+XD6TH0
――夜・ほむらの部屋
ほむら「……結局」
ほむら「聞くことができなかったわ」
ほむら「あのうす汚い淫獣のこと……」
ほむら「……でも」
ほむら「たくさんまどかと話してしまったわ」
ほむれ「複雑な、気分」
――パチッ
ほむら(……もし)
ほむら(仮に、もし)
ほむら(ありえないに決まってるのだけど)
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:23:31.25 ID:X4+XD6TH0
ほむら(インキュベーターが契約を諦めていて)
ほむら(まどかから手を引いているのならば)
ほむら(……)
ほむら(そうだとしたら)
ほむら(まどかと、もっと話していいのかしら……?)
――ゴロ
ほむら「……」
ほむら「まどかぁ……」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:28:34.82 ID:X4+XD6TH0
『ほむらちゃん、すごいカッコイイし……』
ほむら(……)
ほむら(……あなただって心がやさしくて)
ほむら(とってもかわいくて、純粋で素直で)
ほむら(愛くるしくて)
ほむら(……胸が、苦しくて)
――スッ
ほむら「……ま、どかの……巻いてくれた包帯」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:33:33.24 ID:X4+XD6TH0
ほむら「まどかの小さいベロが」
ほむら「私の人差し指を丁寧に」
ほむら「ゆっくり優しく……」
ほむら「……ぅ」
ほむら「ずっと、ずっと……」
ほむら「何回も……っ」
ほむら「一生懸命……っ」
「んっ、……うぅ……」
「ま……まどかぁ……」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:38:52.52 ID:X4+XD6TH0
――翌日・学校
ほむら(今日は、名案を思いついたわ)
ほむら(インキュベーターの現状を知りつつ)
ほむら(まどかと楽しく話をする……)
ほむら(この二つを同時に満たす画期的な方法)
ほむら(毎度のことながら)
ほむら(天才的なひらめきね……)
ほむら「ん、コホン……」
――テクテクテク
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:39:43.29 ID:7A3zR2oP0
何をする気だ
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:45:31.04 ID:X4+XD6TH0
ほむら「おはよう、まどか」
まどか「あ、ほむらちゃん! おはよう!」
ほむら「今日も元気そうね」
まどか「ううん、そうかな? あ、爪のほうは大丈夫?」
ほむら「ええ。少し痛むけど、すぐ治りそうよ」
まどか「そっか、よかったあ」
ほむら「まどかがキチンと治療してくれたから」
まどか「て、照れるちゃうな、ほむらちゃんに真正面から言われると……」
ほむら「うふふ。それで、そのことなんだけど……」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/10(金) 23:53:06.26 ID:X4+XD6TH0
――まどかの部屋
まどか「うわあああああ、おいしそおおおお!!」
ほむら「でしょう? 『叶匠寿庵』の上等な和菓子よ!」ホムッ
まどか「へえええええ……」
ほむら「なかなかお目に掛かれない代物ね。特にこの花甘露は絶品だわ」
まどか「ほ、ほむらちゃん、私のためにこんなものを……」
ほむら「いいのよ。これでお互い様なんだから」
まどか「……うん!」
ほむら「……ええ。じゃ、好きなの選びなさい」
まどか「はあい。ええと――」
ほむら(ふふ……迷ってるまどかも可愛い)
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:15:42.04 ID:Ok79mHi30
まどか「おいしかったあああ」
ほむら「よかったわ。喜んでもらえて」
まどか「でも、私、いっぱい食べちゃってごめんね……?」
ほむら「そうね。まどかってたくさん食べるのね」
まどか「え?! ほ、ほむらちゃんだって2つも食べたくせに!」マドッ
ほむら「うふふ。でもね、まどか? 羊羹って糖分すごいのよ?」
まどか「それを早く言ってよお……」
ほむら(……ああ、幸せ)
ほむら(こんな日をどれほど願ったことかしら)
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:23:31.60 ID:Ok79mHi30
ほむら(今日は……)
ほむら(今日くらい、いいじゃないの)
ほむら(まだ、時間はあるのだから)
まどか「――ええとね、桃鉄に、マリオテニスに……」
ほむら(そうよ)
ほむら(私にはいくらでも時間なんてあるのよ……)
まどか「デビルメイクライにー」
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:27:30.06 ID:lYYXYG9S0
なんつーもん持ってやがるんだ・・・!
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:30:36.69 ID:Ok79mHi30
―――――――――――
ほむら「まっ、まどかあ!」
まどか「なあに? ほむらちゃん」
ほむら「な、何で逃げるのよお!」
まどか「だってほむらちゃん、『キングボンビー』ついてるもん!」
ほむら「……くぅっ」
まどか「ごめんね、次はこの『銀河鉄道カード』使うから」
ほむら「そ、そんな……」
まどか「ゆっくりしてると、地獄に連れてかれちゃうよ」
ほむら「うう……って」
まどか・ほむら「「あ」」
まどか「連れてかれ……ちゃったね」
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:40:05.58 ID:Ok79mHi30
―――――――――――
ほむら「そろそろ『呂布』が来るわ」
まどか「えっ、どこどこ?」
ほむら「いや、発生ポイントは確か……」
まどか「あれ? っていうか今、私どこかな?」
ほむら「え」
――りょ、呂布だああああああああああ (デデーン)
ほむら「まっ、まどか! まっすぐ進みなさい!!」
まどか「えっ? えっ?」
ほむら「早く!!」
まどか「まっすぐってどっち? こっち? えっ?」
ほむら「あああ」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:47:35.82 ID:Ok79mHi30
―――――――――――
ほむら「操作は大体覚えたわ」
まどか「うん。じゃあ次の部屋で『ゾンビ』が出るからね」
ほむら「ええ、得意分野よ」
まどか「一人で頑張ってみてね」
ほむら「任せなさい!」ホムッ
――ガオオオオオオオオオ……
ほむら「ええと、ええと」
まどか「左だよ!」
ほむら「ひ、左?! ええと、スティックが……」
まどか「捕まったよ!! A連打して!!」
ほむら「ええと、Aは……」カタカタ
まどか「それはBだよほむらちゃん!! 私がやるから、さがってて!!」
ほむら「は、はい……」
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 00:56:26.79 ID:Ok79mHi30
――――――――――――
ほむら「ぷぷっ……!」
まどか「もう!」
ほむら「……っひ……!」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「……くっ……!!……っひ!!」
まどか「ほむらちゃんってば!!」
ほむら「あははははは!! だめ!! もうだめ!! お腹痛い!!」
まどか「しつこいよお……」
ほむら「だってまどかが!! あははははははは!!」
まどか「手榴弾で壁自爆しただけじゃん……」
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:04:23.36 ID:Ok79mHi30
ほむら「ごめんなさい、まどか……」
まどか「ふーん、だ」
ほむら「ちょっとツボっただけなのよ……」
まどか「へーそーなんだー」
ほむら「え、ええ。わ、ざとじゃないの……」
まどか「知らなーい」
ほむら「で、でも、私も巻き添えくらったのよ?」
まどか「そりゃあ、そうだけど」
ほむら「……い、犬がフェイントかけてきて」
まどか「……」
ほむら「ゾ、ゾンビが、くっ……超スピードで入室……っ」
まどか「……」
ほむら「そっそれから……まっ、まっまどかが慌てて……っひ!!」
まどか「」ブフォ
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:07:04.23 ID:sGFhkuKT0
笑いすぎて体中いたいのか
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:00:06.58 ID:xx4ZEvmCO
幸せそうなまどほむだなぁ…
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:13:05.73 ID:Ok79mHi30
――夕方・リビング
ほむら「いいん……ですか?」
知久「いいんだよ。こっちがお礼を言いたいくらいさ。こんなお土産までくれて」
まどか「ほむらちゃん、遠慮せず食べてね!」
知久「そうそう。その年で一人暮らしは大変なんだから、たまにはね」
ほむら「……」
知久「暁美さんがいいなら、いつでもうちに来ていいんだよ」
ほむら「ありがとう……」
知久「うん!」
まどか「今度はほむらちゃんの家、行きたいかなあ」
知久「はいはいまた今度。じゃ、いただきます、するよ! せーの……」
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:22:34.68 ID:Ok79mHi30
ほむら「とても、おいしかったわ……」
まどか「そうだね。次、何するー?」
ほむら「……」
ほむら(……最後に、ご飯を作ってもらったのは)
ほむら(どれくらい前だったかしら……)
ほむら(……誰かと一緒にご飯を食べたのも)
ほむら(もう、覚えてなんか……)
ほむら(毎朝、自分でお弁当をつくって)
ほむら(毎晩、自分で夕ご飯をつくって)
ほむら(一人で食べて、一人で洗いものして)
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:31:33.65 ID:Ok79mHi30
ほむら(家に帰っても誰もいない)
ほむら(ソウルジェムも気にしながら)
ほむら(届くはずのない未来を……)
ほむら(何回も何回も……)
ほむら(ずっと、一人で……)
まどか「……ほむら……ちゃん?」
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:41:16.97 ID:Ok79mHi30
ほむら「ん……」
まどか「……どうしたの?」
ほむら「あ、な、何でもないのよ、まどか」
まどか「そ、そうかな? 大丈夫?」
ほむら「ええ。気にしないでいいの。次は何をするのかしら?」
まどか「……そっか! じゃあー」
ほむら(これでいいの……)
ほむら(これで……)
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:50:19.86 ID:Ok79mHi30
まどか「ほむらちゃんって、格ゲーっぽいの得意?」
ほむら「もちろんよ、まどか。専門分野ってところかしら」
まどか「じゃあ、『スマブラ』と『ギルティギア』どっちがいいかな?」
ほむら「……迷うわね」
まどか「私は最近『ギルティギア』にハマってるんだけど……」
ほむら「でも、チームバトルがあるのは『スマブラ』だわ」
まどか「じゃあ、『スマブラ』にしよっか!」
ほむら「ええ。そうしましょう」
まどか「オッケー! ええと、どこにやったっけ……」
ほむら「……あっ」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 01:58:02.87 ID:Ok79mHi30
まどか「え?」
ほむら「……格ゲーは、無理みたいだわ……」
まどか「?」
――スッ
まどか「あっ」
ほむら「ちょっとだけ、痛むの」
まどか「ほ、ほむらちゃん、血が……」
ほむら「ええ。ほんの少し滲んできただけよ」
まどか「……」
ほむら「まあボタンを押す程度なら問題ないわ」
まどか「……」
ほむら「人差し指だし、ボードゲーム系統を……」
「ダメだよ!!!!!!!!!」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:06:29.82 ID:Ok79mHi30
ほむら「……ッ?!」ビクゥ
まどか「ダメだよほむらちゃん!!」
ほむら「……え?」
まどか「何でこんなになるまで放っておいたの?!」
ほむら「ま、まどか……?」
まどか「何でもっと早く私に言ってくれないの?!」
ほむら「ご、ごめんなさい……つい夢中になってて」
まどか「新しい包帯に替えてほしかったら、言ってくれればいいのに……」
ほむら「ええ。でも、私も今気づいたの」
まどか「あ、そ、そっか……ごめん、私」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:14:12.62 ID:Ok79mHi30
まどか「じゃ、じゃあ、救急セット持ってくるね」
ほむら「ええ。お願いするわ」
――タッタッタ
ほむら「……」
ほむら(まどかがあんなに……私のことで)
ほむら(……うれしい)
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:22:30.08 ID:Ok79mHi30
ほむら「まどかの、部屋」
ほむら「とってもかわいらしいわ」ホム
キョロキョロ
ほむら(……そう言えば今まで)
ほむら(まどかの部屋なんて、来たことあったかしら……?)
ほむら(……)
ほむら「まどかのベッド」スッ
ほむら「いいにおいがするわ」
ほむら「……というか、ちゃんとキレイにしてるのね」
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:29:51.49 ID:Ok79mHi30
――タッタッタ
まどか「ただいまほむらちゃん」
ほむら「おかえりまどか、頼むわ」
まどか「うん! でも、ここじゃやりにくいから……」
ほむら「?」
まどか「ええと、どこにしようかな」
ほむら「……??」
まどか「あ! じゃあ、私のベッドでやろっか」
ほむら「え……」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:36:17.23 ID:Ok79mHi30
ほむら(け、結局……)
ほむら(まどかのベッドに仰向けになってしまったわ)
ほむら(……ドキドキする)
まどか「ゆっくり深呼吸して? ほむらちゃん。ゆっくりだよ?」
ほむら「え、ええ……」スー
まどか「思いっきり吸って、大きく吐いて」
ほむら「……」ハー
まどか「そうだよ。もう一回、思いっきり吸って……」
ほむら(な、なんだかこそばゆいわ……)
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:46:13.23 ID:Ok79mHi30
まどか「――うん! じゃあほむらちゃん?」
ほむら「な、何かしら?」
まどか「ええとね、ほむらちゃんが早く言わなかったから……」
ほむら「ええ」
まどか「血がガーゼやリント布まで固めちゃってるの」
ほむら「そ、そうみたいね」
まどか「だからね、外すときに、内側の肉の柔らかい部分まで引っ張られちゃって」
ほむら「……」
まどか「傷口が大きく裂けて、出血がひどくなるかもしれないの」
ほむら「……」
まどか「それに、神経が剥き出しだから特にヒリヒリすると思うけど、我慢だよ?」
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:46:32.24 ID:SJCTAERN0
深呼吸のシーンだと俺もやっちゃう不思議!
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:50:29.03 ID:OUoXNhu70
読んでるだけでこっちまで痛くなるんだが
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:53:34.60 ID:Ok79mHi30
ほむら(そ、そんなに脅さなくてもいいのに……)
ほむら(今更)
ほむら(怖くなってきたわ……)
まどか「まずは包帯を外すね。クルクルーっと」
――クルンクルン
ほむら「……あは、あはは。くすぐったいわ、まどかの指」
まどか「ダメだよ! 体を落ち着かせて……」
ほむら「あはは。ムズムズする」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 02:58:34.86 ID:Ok79mHi30
まどか「もう! ほむらちゃん!」
ほむら「わ、わかったわ」
まどか「……っと、よし! 包帯はキチンと取れたよ」
ほむら「案外、たいしたことはないわね」
まどか「次はガーゼだよ」
ほむら「ええ」
まどか「傷に直接くっついてるリント布を、ずらさないように剥がすから」
ほむら「……ええ」
まどか「絶対に動いたらダメだよ?」
ほむら「……も、もちろんよ」
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:05:53.98 ID:Ok79mHi30
――ペリ
まどか「……」
ほむら「……」
――ペリリ
まどか「……」
ほむら「……」
――ペリリリ
ほむら「い゛っ……!?」
まどか「我慢だよ!!!!」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:13:01.99 ID:Ok79mHi30
ほむら「ううっ!!」
まどか「動かないの!!!!」
――ペリリリリ……
ほむら「い、痛いわ!! まどかぁ!!」
まどか「はい頑張ったね、ほむらちゃん!」
ほむら「……えっ」
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:22:06.58 ID:Ok79mHi30
ほむら「も、もう終わったのね」
まどか「……」ポイッ
ほむら「全然たいし」
まどか「最後に、リント布を剥がすよ」
ほむら「そ、そんな」
まどか「傷口に張り付いて、バリバリになってるからね」
ほむら「ううっ」
まどか「もちろん痛いから……覚悟するんだよ」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:31:15.44 ID:Ok79mHi30
まどか「それでね? ほむらちゃん」
ほむら「え、ええ」
まどか「私が言うことをキチンと守ればね」
ほむら「ええ」
まどか「さっきみたいに『痛い』なんてことはないんだよ」
ほむら「……」
まどか「……こう、思うの」
ほむら「……」
まどか「『痛みなんて、たいしたことない』」
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:42:36.17 ID:Ok79mHi30
ほむら「……痛みなんて、たいしたことない」
まどか「そうだよ」
ほむら「……」
まどか「痛みなんて、体がビックリしてるだけ」
ほむら「……痛みなんて……体が……」
まどか「うん」
まどか「じゃあ目をつぶって、深呼吸をして……」
まどか「リラックスして、体を落ち着けて……」
「痛みを受け入れるんだよ」
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:55:03.41 ID:Ok79mHi30
――――――――――――
まどか「はい! これでおしまい!」
ほむら「ううう……」
まどか「がんばったね!」
ほむら「まどかぁ……」グスン
まどか「うんうん。おいで、ほむらちゃん?」
ほむら「……」ダキッ
まどか「よしよし。いい子だね」ナデナデ
ほむら「……」ギュゥ
まどか「偉い子偉い子」ナデナデ
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 03:29:56.96 ID:NYJ3F/2eO
湿らした後にゆっくり剥がして、水気を取るのはダメなのかい
まどっちマジ鬼畜
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 04:07:14.40 ID:Ok79mHi30
――夜・ほむらの部屋
ほむら「うふふ」
ほむら「今日はまどかの家でたくさん遊んだわ」
ほむら「……できればお泊りしたかったのだけど」
ほむら「い、一緒のベッドは、頭がどうにかしそうだから……」
ほむら「……うふふ」
ほむら「それに……」
ほむら「まどかに抱きつくこともできたわ」
ほむら「柔らかかった……とっても」
ほむら「……ナデナデもしてもらったし」
ほむら「……ふぅ」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 04:22:48.48 ID:Ok79mHi30
ほむら「こんな日は一度もなかった」
ほむら「だって……」
ほむら「一度でもそんなことしたら」
ほむら「……」
――パチッ
ほむら(……わかってるわ)
ほむら(わかってる)
ほむら(……そんなことは)
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 04:31:21.00 ID:Ok79mHi30
ほむら(決して、逃げることなんてできないぐらい)
ほむら(うやむやのまま、前に進めるわけがないことぐらい)
ほむら「明日は必ず、インキュベーターのことを聞き出すわ」
183:保守ありが㌧:2011/06/11(土) 05:22:58.59 ID:Ok79mHi30
――翌日・ほむらの部屋
まどか「へええ……ここがほむらちゃんの部屋かあ」
ほむら「ええ、そうよ」
まどか「なんかヘンだね……」
ほむら「そう?」
まどか「うん、ヘンだと思うなあ」
ほむら「飲み物持ってくるから、適当にかけといてくれるかしら?」
まどか「あ、うん!」
――トットット
まどか「……」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 05:36:10.85 ID:Ok79mHi30
まどか「やったね! オレンジジュースだよ」
ほむら「ええ。好きなだけ飲んでいいわ」
まどか「じゃあ、いただきまーす」
ほむら「……」
まどか「……んぐ……んぐ」
ほむら(はっきり、させるのよ)
ほむら(インキュベーターの動向を……)
ほむら(そうして初めて私は前に進める)
ほむら(いい加減のまま、呆けたりなんかしない)
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 05:54:51.06 ID:Ok79mHi30
ほむら「まどか」
まどか「んー?……ぷはぁ。何かなほむらちゃん?」
ほむら「私の目を見てちょうだい」
まどか「えっ……あ、うん」
ほむら「……」
まどか「……ほむら、ちゃん?」
ほむら「……」
まどか「……」
ほむら「質問に、答えてくれるかしら?」
まどか「……う、うん」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 06:14:08.42 ID:Ok79mHi30
ほむら「これはとっても大事なことなの」
まどか「……」
ほむら「私と、何よりもあなたの『未来』のため」
まどか「未来……?」
ほむら「そう。そしてあのキュゥべえは……いいえ」
まどか「……」
ほむら「あの『インキュベーター』は、あなたの全てを摘み取るの」
まどか「……」
ほむら「宇宙からきた悪魔。私たちの敵よ」
まどか「……び、びっくりだなぁ」
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 06:31:51.98 ID:Ok79mHi30
ほむら「ええ。信じれないかも知れないけど、この話は……」
まどか「ううん。違うよ」
ほむら「え?」
まどか「ほむらちゃんがそんなに身を乗り出すなんて、珍しいなって」
ほむら「あ……」
まどか「顔も近いし……」
ほむら「いや、これは……あれ、よ」
まどか「……」
ほむら「と、とっても大事なことだからよっ」
ほむら「インキュベーターはどうしてるの?! 教えるのよまどか!!」
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 06:44:08.44 ID:Ok79mHi30
まどか「……ティヒヒ」
ほむら「……?!」
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「……」
まどか「様子がおかしいとおもったら」
ほむら「……」
まどか「そんな簡単なことだったんだ」
ほむら「……」
まどか「とっても、簡単なことなのに」
ほむら「どういう……」
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 06:57:38.63 ID:Ok79mHi30
まどか「うん。とっても簡単なことだよ」
――スッ
ほむら「え……?!」
まどか「ゆっくり横になって、ほむらちゃん」
ほむら「ちょ、ちょっと……?」
まどか「うん、ゆっくりでいいから」
まどか「お腹を上にして、体の力を抜いて」
まどか「そこに私が乗ってね……」
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:02:58.33 ID:Z8nLf5VvO
ほむほむ逃げろそいつ
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:07:51.60 ID:Ok79mHi30
ほむら「ま、まどか……?!」
まどか「キュゥべえはね? こうなったんだよ?」
――ドン
ほむら「……?」
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:18:12.56 ID:Ok79mHi30
ほむら「……ぁ、ぁ……?」
まどか「……」
ほむら「ぇぇ、ぇぇ……っ」
ほむら「……ぁ、ォ……ぁ……」
ほむら「……っ、ェエエエエエ?!」
まどか「……」
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:32:41.30 ID:Ok79mHi30
まどか「……」
ほむら「カっ、 かハっ……、まど、か?!」
まどか「なにかな?」
ほむら「っ、な、何をするの?!」
まどか「え? 何をって」
まどか「ほむらちゃん、知りたいんでしょ? キュゥべえが……」
まどか「『どう』してるか」
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:41:55.62 ID:Ok79mHi30
まどか「キュゥべえはね、こうなったんだよ」
――グリィィィ
ほむら「う、あああああ!!」
まどか「前足がこんな感じだったかなぁ?」
ほむら「う、腕がああああああ!!」
――グリグリ
まどか「うん。ほむらちゃんの腕だよ」
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:44:30.50 ID:QaN9AmyXO
パンツ脱ぐべきか否か
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 07:54:53.18 ID:Ok79mHi30
ほむら「ま、まどかあああああ!! ひ、膝をどけてえええ!!!」
まどか「え? どうしてかなあ?」
ほむら「お、折れるうううぅぅ!!」
――スッ
ほむら「あああああああ!! ……はあっ!! はあっ!!」
まどか「……」
ほむら「はあっ!! うううう……!!」
まどか「……」
ほむら「うう……!」
まどか「ほむらちゃん」
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 08:05:07.42 ID:Ok79mHi30
まどか「覚えてる? ほむらちゃん」
ほむら「……はあっ」
まどか「前、言ってくれたでしょ? 私に」
ほむら「……ま、まどか」
まどか「絶対に私の味方だ、って」
ほむら「……何でこんな……」
まどか「私だって、ほむらちゃんの味方なんだよ……?」
ほむら「……っ?!」
ほむら「じゃあ、何でこんなことをっ!!」
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 08:18:43.05 ID:Ok79mHi30
――チュ
ほむら「えっ……?」
まどか「私、知ってたんだ」
まどか「ほむらちゃんが授業中私を見てたこと」
まどか「ご飯を食べる私を見ていたこと」
まどか「体操服に着替える私を見ていたこと」
まどか「トイレに行く私を見ていたこと」
まどか「……ほむらちゃんが、ずっと私のこと考えていたこと」
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 08:31:01.22 ID:Ok79mHi30
まどか「ぜーんぶ知ってた」
ほむら「そっ……それは、その」
まどか「……違うの?」
ほむら「い、いや……」
まどか「それだけじゃないよ」
ほむら「……え?」
まどか「ほむらちゃんが毎日、私にストーカーまがいな事してたことも知ってる」
まどか「学校にいるときも登下校中も」
まどか「土日に私がお買い物しに行ってるときも」
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 08:46:14.89 ID:Ok79mHi30
ほむら「ち、違う!! 誤解だわ!! あれはあなたを守るためなの!!」
まどか「……」
ほむら「あなたの、行動を嗅ぎ回ってるわけじゃなくて……!!」
まどか「……」
まどか「じゃあ、何で私を守ってくれるのかなあ?」
ほむら「……え、と、それは」
まどか「……」
ほむら「わ、私が……」
ほむら「まどかのことが……」
ほむら「す、……好きだから……よ」
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 08:59:34.98 ID:Ok79mHi30
まどか「……へー」
ほむら「そ、そうよ……」
まどか「……ふーん」
ほむら「まっ、まどかは!」
まどか「……」
ほむら「わ、私のこと……」
まどか「……」
ほむら「どう……思ってるの?!」
まどか「……えっとね」
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:11:18.22 ID:Ok79mHi30
まどか「知らない」
ほむら「……っ!」
ほむら「し、知らないなんて……!」
ほむら「酷いわまどか!!」
ほむら「私、ずっとあなたのこと……!」
ほむら「ずっと、ずっと……!!」
まどか「……でもほむらちゃん、ストーカーしてたんだよね?」
ほむら「だ、だって、まどかのことが!!」
まどか「それはほむらちゃんの都合でしょ? 私は知らないよ」
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:23:11.22 ID:Ok79mHi30
ほむら「なっ、何でなの……まどか……」
ほむら「まどかの気持ち教えてよおお……」
ほむら「ぅううう、何で言ってくれないの……?」
まどか「……そんなに教えてほしい? 私の気持ち……」
ほむら「教えてよお……まどかああああ!!」
まどか「私はね……?」
――ほむらちゃんなんて、大っ嫌い――
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:34:22.88 ID:Ok79mHi30
ほむら「うああああああああああ!! まどか!! まどかあ!!」
「……変態で」
ほむら「どうしてよおおお……!!! まどか!!」
「……メスブタだから」
ほむら「まどか!! 教えてよおおお!!」
――ドゴアアア
ほむら「っぁぁぁ、……!!」
ほむら「……っかは!!」
ほむら「ま……、まど、か……!!」
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:36:04.15 ID:wR1gRrBh0
腹パン?
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:26:35.32 ID:wR1gRrBh0
何でですか
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:42:22.43 ID:Ok79mHi30
まどか「変態なストーカーさんは……お仕置きしなきゃ」
ほむら「へっ変態でもいいの!! だからまどか!!」
ほむら「まどかの気持ち……! 本音を聞かせてよお!」
ほむら「わ、私、あなたのことを、ずっとずっと!!」
まどか「……気持ち悪いよ、ほむらちゃん」
ほむら「うううううううう! まどかあああ!」
ほむら「まどかの声……!! 声を聞かせて!!」
ほむら「まどかがいないとダメなの!! まどかがいないと……!!」
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 09:55:48.72 ID:Ok79mHi30
まどか「触らないでよ……気持ち悪い」ペチッ
ほむら「ううううううう!! そんなあああああああ!!」
ほむら「お願いだから! まどかああああ!!」
ほむら「まどかあああ!! お願いだからああああ!!」
まどか「うるさいなあ……」
ほむら「まっ、まっ、まっまどかあああ!!!」
ほむら「ううううう!! お願いだからあああ!!」
ほむら「だから私にさわってよおおお!!」
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:09:28.96 ID:Ok79mHi30
まどか「人に物を頼むときの態度って、ある思うなあ」
ほむら「ど、どうすればいいの?!」
まどか「簡単なことだよ」
まどか「私にむかってかわいらしく」
まどか「……『お願いしますまどか様』って、言えばいいんだよ」
ほむら「あ……う……っ」
まどか「できないんだったら別にいいけどね」
ほむら「や、やるから……! やらせてください……!」
まどか「うん」
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:20:42.02 ID:Ok79mHi30
ほむら「そ、の……まどか、様」
まどか「うん」
ほむら「私、あけみ……ほむらを」
まどか「ほむらちゃんを?」
ほむら「ええと……」
まどか「どうしてほしいの?」
ほむら「さ、わってください……」
ほむら「お願いします……まどか様!」
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:24:05.37 ID:J+AeUfpX0
なんでほむらさんは魔女化しないでマゾ化してしまうん?
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:00:18.10 ID:QaN9AmyXO
このまどっちには調教師のスキルがあるな
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:33:16.48 ID:Ok79mHi30
――チュッ
まどか「……ん」
ほむら「……っ」
まどか「く……、ぷはぁ」
まどか「よくできたね。ほむらちゃん?」
ほむら「……ぅ」
まどか「なかなか、悪くなかったよ。うん」
ほむら「……ううぅ」
まどか「……どうしたの?」
ほむら「……うううううう」
まどか「そんな顔してちゃ、わからないよ……?」
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:43:44.80 ID:Ok79mHi30
ほむら「違う!! 違うのおお!!」
ほむら「私はまどかの!! まどかが知りたいの!!」
ほむら「まどかが見えないよおおお!! うううううう!!」
まどか「私は目の前にいるよ? 変なほむらちゃん……」
ほむら「まどかをくださいいい!! もっとさわってえええ!!」
まどか「んんと……? こう?」
――スリスリ
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 10:52:01.69 ID:Ok79mHi30
まどか「私のホッペと、ほむらちゃんのホッペだよ……」
ほむら「うああああああああああああああああ!!」
ほむら「違うのおおおおおお!!」
ほむら「まどか様ああああ!! 私をおぉぉぉ!! 私をおおおお!!!」
まどか「なにかな……?」
ほむら「私を殴ってほしいのおおおおおおおお!!」
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:00:57.63 ID:Ok79mHi30
――ドゴァ
ほむら「……ぁぁぁぁぁ」
まどか「ティヒヒ!」
――バキッ
ほむら「……ひっ!」
まどか「ほむらちゃんゾクゾクするよぉ……」
――ガブリ
ほむら「……ぁがあぁ!?」
まどか「……んん」
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:07:25.38 ID:Ok79mHi30
――ギリギリッ
ほむら「……ぃイイイ?!?!?」
――ブチン ……ブシャ
ほむら「ああああああああああああああ!!」
まどか「ティヒヒ!! ほむらちゃんの……」
ほむら「うううううう!! まどかあああああああ!!!」
まどか「首のお肉」
ほむら「ううううううううう!!」
――ペロペロ
まどか「ほむらちゃんの血……」
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:18:25.52 ID:Ok79mHi30
――ジュルル
まどか「ほむらちゃんの血も……」
まどか「ほむらちゃんのお肉も……」
まどか「ほむらちゃんの声も……」
――ガシッ
ほむら「ぐぇ……?! ……ぁ……ガ?!」
まどか「このほっそりした首も……」
まどか「その苦しそうな表情も……」
まどか「……息をするかしないかも」
まどか「全部私のものなんだよ」
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:07:36.37 ID:OUoXNhu70
勃った
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:18:30.35 ID:YAoSXuKA0
魔法少女の身体なら無茶なプレイも出来るよね
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:27:22.70 ID:Ok79mHi30
まどか「絶対誰にも渡さないんだから」
――パッ
ほむら「……っ!! ぜえっぜえっ!!」
ほむら「はあっ……はあっ!!」
ほむら「……っくう!! ま、まどかあああ!!」
ほむら「やめないでよおおおおおお……」
ほむら「もっとおおおおおお……っ!!」
まどか「ねえ、ほむらちゃん」
まどか「まだ、何か勘違いシてない?」
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:34:42.73 ID:Ok79mHi30
まどか「私とほむらちゃんはね?」
まどか「対等な関係じゃあないんだよ?」
まどか「当然、友人でもないし、ましてや……」
――グシャア
まどか「『恋人』なんかありえないの……」
ほむら「んんんああ……!! は、鼻があああ」
――バチィィィン
まどか「ねえ? 聞いてる?!」
まどか「ほむらちゃんはね?!」
まどか「私の『ペット』なんだよ?!」
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:40:34.24 ID:Ok79mHi30
まどか「だから逆らっちゃいけないし……」
まどか「いつも私の顔色をうかがわないといけないの」
まどか「……私を呼び捨てにするなんて許されないんだよ?」
ほむら「は、はいいいいい!! まどか様ああああ!!」
まどか「……」
ほむら「私はペットですううううう!!」
まどか「……」
ほむら「ご、ごめんなさいいい!! だからああああ!!」
まどか「え? ほむらちゃんって、私のペットなの?」
ほむら「そうだからああああ!! 早くうううう!!」
まどか「……へぇ」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:45:54.04 ID:Ok79mHi30
まどか「じゃあ、名前がついてるはずだよね?」
ほむら「えっ、な、な、な、名前ってえええぇぇぇ?!?!?」
まどか「うん。名前だよ」
ほむら「うううううう!! は、早くうううう!!」
まどか「……名前がないと、ペットじゃないでしょ?」
ほむら「私はペットですうううううう!!」
まどか「じゃ、名前を教えて?」
ほむら「ううう……!!」
ほむら「ああああああ!! ほっほっ、ほむほむですううう!! えへへへへ!!」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 11:54:37.24 ID:Ok79mHi30
まどか「……ほむほむ」
ほむら「はいいいいいい!! ほむほむですうううううう!!」
まどか「……私の足なめて?」
ほむら「なめますううううう!! えへへ!!」
――ペロペロペロ
まどか「……ティヒヒ! くすぐったいよお、ほむほむぅ」
ほむら「えへへへへ!」
まどか「もっと丁寧に舐めて……」
――ピチャピチャ
まどか「指の間もキチンと……」
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:00:20.00 ID:Ok79mHi30
ほむら「えへへへへへへ!! 指の間おいしいよおおおお!!」
――ドゴアアアアアア!!
ほむら「……ぁ、ガ」
まどか「飽きた」
ほむら「……ッ、うううう!!」
――ガシッ
まどか「ほむほむ」
ほむら「ほ、ほむほむですうう……ううう!!」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:04:16.33 ID:Ok79mHi30
まどか「次はね……?」
ほむら「ま、まどか様ぁぁぁ!」
まどか「私のここ……」
ほむら「はやくうううううう!!」
まどか「……わかるよね?」
ほむら「うううううううう!!」
まどか「うまくできたら、『ゴホービ』だよ?」
ほむら「ゴ、ゴホービほしいよお……うううううう!!」
まどか「ティヒヒ……!」
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:07:15.32 ID:Ok79mHi30
――クチュ……
まどか「ん……っ」
ほむら「えへへへ……」ペチャペチャ
まどか「ほ、ほむほむは……っ」
ほむら「何でしょうか……まどか様……!!」
まどか「ゲス女だね……っ!」
ほむら「えへへへへ……」ペロン
まどか「んんっ……!!」
ほむら「えへへ……」
まどか「それからキモムシで……」
ほむら「えへへ……えへへ」ペロペロ
まどか「……汚い汁垂らしながら」
ほむら「えへへ……」
まどか「喜んで私のここ、舐めっ、てる……」ピクン
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:10:40.49 ID:Ok79mHi30
まどか「……ぁああっ」
ほむら「えへへ、まどか様あああ」
まどか「んぁ……!」ビクン
ほむら「まどか様のおいしい……!!」
まどか「い、いいよお……ほむほむ!」ピク……ピク
ほむら「えへへ……えへへ……」
まどか「ご主人様をキレイにして……んん!!」
ほむら「ご主人しゃまああぁぁ……!!」ペロペロ
まどか「ティヒ……っヒ!!」
まどか「ティヒヒヒヒ……っ!!!」
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:13:12.62 ID:Ok79mHi30
――ゲシッ
ほむら「……っ?!」
まどか「ティヒヒ! ……ここ、グチュグチュなんでしょ?」
ほむら「ああ……あああ!!」
まどか「知ってるんだから……!!」
ほむら「あああああああああああ!!」
まどか「さっきから床でスリスリしてるの……!!」
――ゲシゲシッ
まどか「ティヒヒ!!!」
ほむら「だ、だめええええええ!!!」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:16:42.75 ID:Ok79mHi30
まどか「足でさレて悦んで……っ!!」
ほむら「ううううううううううう……っ!!」
――グリ
まどか「……ほんとに下品でっ!」
ほむら「まどか様!! まどか様ああああああああああああ!!!」
――グリリ
まどか「ん、ぁっ! ……それから売女でっ!!」
ほむら「もっとおおおおおおおお!!! もっとなのおおおおおおおおお!!!」
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:19:10.34 ID:Ok79mHi30
――グリグリィ
まどか「はあっ!! ……身の程知らずで臭い家畜でっ!!」
――グリグリグリィ
まどか「んんうっ!! 糞虫でゴキブリで蛆虫で毛虫で悪臭ヘドロっ!!」
――グリグリグリグリィィィィィ!!!!
まどか「はあっ……はあっ……!! このっ、気持ち悪い淫乱女ああああああああああああ!!」
ほむら「ああああああああああああああああああああ!! 逝っちゃううううううううううううううう!!!」
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:21:32.32 ID:Ok79mHi30
ハアッ
ビクン……!!! ビクン……!!!
ビクン!! ビクン……!
ビクン……!!
ハアッ ハァッ ビクン
ビクン!!
ビクン……!
ハアッ ビクン……!!
―――――――――――
まどか「はあっ……はあっ……」
ほむら「はあっ……はあっ……」
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:23:55.29 ID:Ok79mHi30
まどか「ほ、ほむらちゃん……」
「大っ嫌いだよ……」
おしまい
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:24:49.64 ID:Ok79mHi30
読んでくれた方、ありがとうございました
最後は駆け足になりましたが完結させることができたっス
流石に眠いので寝ます。おやすみなさい
298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/06/11(土) 12:28:25.11 ID:RXd39sad0
興奮した…
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:30:57.91 ID:OUoXNhu70
続編があったらうれしいなって
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:24:11.04 ID:l0l3i07T0
あのQBさんは?
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/11(土) 12:57:53.65 ID:uI6CGfZoi
乙っちまどまど!
QB→
QB「まどかのせいで体中が痛い」
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