上条「御坂、好きだ! 付き合ってくれ!」 美琴「ええっ!?」

2013-06-27 (木) 21:01  禁書目録SS   24コメント  
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:08:40.17 ID:kYFUbnxNP

上条「頼む御坂!」

美琴「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! いきなり何よ!?」

上条「好きなんだ!」

美琴「はうっ……///」キュン


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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:12:54.41 ID:kYFUbnxNP

上条「なぁいいだろ? ぶっちゃけお前も俺の事好きだろ」

美琴「なっ、何言ってんのよ! アンタなんか……」

上条「違う……のか……?」

美琴「あ、いや……その……違わない///」

上条「それなら付き合ってくれるな!?」

美琴「……うん///」



14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:20:32.51 ID:kYFUbnxNP

上条「よし、じゃあこれから俺達は恋人同士だ。よろしくな」ニカッ

美琴「う、うん……よろしく……///」モジモジ

上条「それで御坂、早速で悪いんだけど、彼氏として一つ頼みがあるんだ」

美琴「頼み? 何よアンタまた何か厄介事に巻き込まれてるわけ? ま、まぁ彼氏の頼みっていうなら別に聞いてあげなくもないけど///」

上条「あー、まぁ厄介事ではあるな。けど聖人と戦わせたりはしねえから安心してくれ」

美琴「まったくアンタはいつもそうね。それで、頼みっていうのは?」


上条「金貸してくれ」


美琴「えっ」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:24:01.39 ID:4ievkNRy0

まぁせいぜい財布としてしか使えないよな



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:25:59.33 ID:kYFUbnxNP

上条「金だよ金。今月ピンチなんだ」

美琴「お、お金……? あ、うん、別にいいけど……」

上条「ありがとう御坂! さすが俺の彼女だ!」ガシッ

美琴「わっ、こここれくらい別にいいわよ……///」

美琴(手握られてるっ!///)



19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:32:40.23 ID:kYFUbnxNP

美琴「えっと、それじゃあこのくらいでいい?」スッ

上条「ご、五万!?」

美琴「っ!!」ビクッ

美琴(す、少なかった……!?)

美琴「ごめん! もっと必要よね!」スッ

上条「十万……御坂、ありがとう……!!」ギュッ

美琴「わわっ!!/// お、大袈裟なのよ!!」

美琴(抱き締められてるううううううう!!///)



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:37:09.72 ID:4FXLb1/p0

上クズさんだったかー



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:39:05.16 ID:kYFUbnxNP

上条「それじゃあな、御坂。金ありがとう」

美琴「ちょ、ちょっと待って!」ギュッ

上条「……ど、どうした?」

美琴「あ、あの……その、せっかく恋人同士になったんだしさ。えっと……」

上条「はは、どうしたんだよ。もしかして何か遠慮してんのか?」

美琴「……キ、キスとか、してほしいなって///」

上条「…………」

美琴「あ、えっと! そんな無理にっていう感じじゃなくて、できればっていう……」チラチラ

上条「……あぁ、もちろんいいぜ。恋人なんだから当たり前だろ」ニコ

美琴「!!」ドキン!!



24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:45:31.38 ID:kYFUbnxNP

上条「御坂、目瞑ってくれ」

美琴「う、うん///」


チュッ


上条「これで……いいか?」

美琴「」シュー

美琴(わ、私こいつと……キキキキキスを……!///)

上条「御坂? わ、悪い、下手くそだったよな」

美琴「そんな事ない! その……すごく良かった///」

上条「そっか。それじゃあな」スタスタ

美琴「あ、う、うん」



30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:53:56.32 ID:kYFUbnxNP

上条の部屋


上条「ゴボゴボゴボゴボ……ペッ! ゴボゴボ……」

禁書「とうま? 帰ってきたとたん、何回口ゆすいでるの? それも涙目で。もしかして口に虫でも入ったとか?」

上条「あー、似たようなもんだ。まぁ仕方ないんだけどな。それよりインデックス、今日は外食にでもすっか」

禁書「えっ!? どうしたのとうま、太っ腹なんだよ!」キラキラ

上条「いやちょっと臨時収入が入ってな。何でも好きなもん頼んで良いぞ」ニカッ

禁書「とうま大好きっ!! …………あっ、えっとね、今のは別にそういう意味じゃなくてね……///」カァァ

上条(やべえ可愛いマジ天使)



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 17:57:11.39 ID:uioyIhW50

インデクッスのためとかイケメンだな



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:04:02.05 ID:kYFUbnxNP

美琴と黒子の部屋


美琴「……えへへ///」ニコニコ

黒子「あの、お姉様?」

美琴「んー、なにー? あ、そういえば黒子、風紀委員の仕事のせいで学校の課題が溜まってきてるとかって言ってたっけ? 手伝おうか?」

黒子(おかしい!!!!! 何なんですのこの気色悪いお姉様は!!!)

黒子「い、いえ、わたくしの課題ですので、お姉様のお手をわずらわせるような事はさせられませんの。それよりお姉様?」

美琴「なにー?」

黒子「今日のお姉様の下着は白にゲコ太がプリントされたお子様柄!!」

黒子(あぁ……南無……)ビクビク

美琴「あはは、もー、人のパンツの柄覚えてんじゃないわよー」


黒子「」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:11:24.43 ID:kYFUbnxNP

黒子「お姉様ァァあああああああああああああああ!!!!!」クワッ

美琴「わっ、な、何よ大声出して。寮監来たらどうすんのよ」

黒子「今はそれどころではありませんの!! 一体どうしてしまったんですの!? もしや何者かに洗脳されていらっしゃる!?」

美琴「落ち着けっての! 私には第五位の能力だって効かないでしょうが!」

黒子「そ、それもそうですの……しかし……」

美琴「……あのさ、私って何かあったように見えるかな?」

黒子「ええっ、明らかに!!!」

美琴「あ、あはは、参ったわね……」

美琴(まぁでも、黒子ならいっか……言っても……)



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:24:23.12 ID:kYFUbnxNP

 

美琴「……ってわけなの///」

黒子「ふふ、うふふふふふふふふふふふふふふふ」

美琴「ちょっと黒子?」


黒子「あんの類人猿がァァああああああああああああああああ!!! コ・ロ・ス!!!!!」グワッ!!!


美琴「やめなさい」バチッ

黒子「あひぃんっ!!」ビクン

美琴「……その、やっぱり応援はしてくれないの?」

黒子「正直に言うと不満はありますの。あのお猿さんを再起不能にしたいという気持ちもありますわ」

美琴「それ風紀委員のセリフとしてどうよ……」



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:25:55.54 ID:kYFUbnxNP

黒子「……ですが、わたくしはそれ以上にお姉様の事が大好きですの。
   ですから、そんな幸せそうなお顔を見せられて、それを壊すような事などできるわけがありませんわ」ニコ

美琴「黒子……」

黒子「確かにあの類人猿は気に入りませんが、それでもしっかりとした芯の通った殿方であることは認めていますわ。
   大変不本意ではありますが、ギリギリお姉様を任せられる、とも考えております」

美琴「ふふ、ありがとう、黒子。アンタが後輩で良かった」ニコ

黒子「なんと勿体ないお言葉」テレテレ

黒子(ぐふふふふふふふふ、これは好感触ですの!! これで万が一お姉様があの猿に愛想をつかせた時は有利に!!!」グッ

美琴「途中から声に出てんのよ!!!」ビリビリ!!!

黒子「あばばばばばばばばばばばばばばば!!!!!」バチィィ!!!



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:29:14.42 ID:r/qqrs+N0

黒子天使だわ、結婚してくれ。



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:34:12.85 ID:kYFUbnxNP

夜 上条の部屋


上条「そろそろ寝るか」

禁書「うんっ。今日はとっても幸せだったから、よく眠れそうなんだよ」ニコ

上条「えっ、インデックスって眠れない夜とかあんの?」

禁書「むっ、なんだか失礼かも!」プクー

上条「はは、悪い悪い。そんじゃ、電気消すな」

禁書「あ、あのねとうま!」

上条「ん?」

禁書「その……わ、私は今とっても気分が良いんだよ。だ、だから」

上条「だから?」

禁書「……今日は、一緒に寝てもいいかも///」モジモジ

上条「っ……!」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:42:38.01 ID:kYFUbnxNP

禁書「あ、でもいかがわしい事とかはダメなんだよ! ただ一緒に寝るだけ!!」

上条「えーと、それは男子高校生にはかなりの拷問だと思われるのですが……」

禁書「……と、とうまは本気で私とそういう事したいの?///」

上条「ッ!! ま、待てインデックス、その上目使いはヤバイ! 俺じゃなかったら押し倒されてるところだぞ!」

禁書「お、押し倒……!? あ、え、えっとね、私はその、とうまだったら……」チラチラ

上条「俺はいつも通り風呂に行きます、おやすみ!!」スタスタ!!


ギュッ


禁書「私は、一緒に……寝たい……///」

上条「」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:51:39.37 ID:kYFUbnxNP

 

禁書「と、とうま? まだ起きてる?」

上条「お、おう」

上条(なんだこの状況はベッドで男女二人とかもうやることなんて一つしかないだろ!!!)

禁書「……とうま、心臓がすっごくドキドキいってるね///」ギュッ

上条「う、うっせ、これは男子高校生として健全な反応だ!!! 悪いかチクショー!!!」

禁書「ううん、全然悪くないよ。むしろ嬉しいかも。私も、同じくらいドキドキしてるんだよ」

上条「そ、そっか……あー、えっと、そろそろ寝ようぜ!」

禁書「うん……でもとうま」

上条「今度はなんですか!?」

禁書「えっと……この当たってるのがちょっと気になるかも///」サワッ


上条「」



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 18:58:32.91 ID:kYFUbnxNP

禁書「こ、これって、私のせいでこんなになっちゃってるのかな?///」サワサワ

上条「そうだよ!! だから触るのは止めてくださいヤバイから!!!」

禁書「……ねぇとうま」

上条「ストップ! 上条さんのそれ以上何も受け付けません、はいおやすみ!!」

禁書「私は……いいよ?///」

上条「」

上条(ダメだ流されるな理性をしっかり持て!! こういう時はマツコデラックスを思い浮かべるんだ!!)

禁書「えっと、だから……」モジモジ

上条「インデックス」

禁書「は、はい!」ビクッ


上条「もう寝ようぜ。俺も明日は学校があるし、インデックスも朝のお祈りがあるだろ?」


禁書「えっ……」



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:02:48.39 ID:4ievkNRy0

ここまでされてヤらねーとか童貞かよwwww


俺もだけど



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:04:10.67 ID:kYFUbnxNP

上条「そんじゃあ……おやすみ」

禁書「…………」

上条「…………」

禁書「…………グスッ」

上条「イ、インデックス!?」ガバッ

禁書「あ、ご、ごめんね! 何でもないよ!」ニコ

上条「いやでもお前今……」

禁書「だから何でもないって! お、おやすみ!」

上条「インデックス」

禁書「…………」

上条「インデックス」

禁書「…………ごめんね、面倒くさいよね私」

上条「…………」



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:12:55.11 ID:kYFUbnxNP

禁書「とうまは私みたいな貧相な体には興味ないよね。そんなの分かってたのに、私、その……」グスッ


ギュッ


禁書「……とう、ま?」

上条「興味ないわけないだろ。俺はインデックスの事が好きなんだから」

禁書「えっ……う、うそ……」

上条「こんな状況で嘘なんかつくかよ。何度だって言ってやる。俺はお前の事が好きだ」

禁書「とうまぁぁ……! 私も、私も大好き!!」ポロポロ

上条「インデックス」ギュッ

禁書「とうま」ギュッ



74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:20:28.05 ID:kYFUbnxNP

 

禁書「でも、その、どうしてとうまは私の事を抱いてくれないのかな……?」

上条「……ごめん、今は言えない。でも絶対いつか言うから。その時俺はお前に告白する。約束する。
   だから、本当に情けなくて悪いけど、それまで待っていてくれないか? 俺に愛想をつかせたなら他の男を選んでもいいから」

禁書「…………ふふ、分かった。待ってるよ。それもとうまらしいんだよ。
   でも言っておくけど、私は他の人なんて絶対に選ばないよ。とうまは本当に私が他の人のところに行ってもいいって思ってるの?」

上条「思うわけない。絶対嫌だ」

禁書「うん、私も同じだよ。だから、ずっと待ってるから。とうまは心配しなくても大丈夫だよ」ニコ

上条「ありがとう……インデックス」



77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:31:23.78 ID:kYFUbnxNP

禁書「それじゃ、そろそろ寝よっか? もう随分遅い時間だし」

上条「あぁ、そうだな。もし俺が起きれなかったら起こしてくれよ」

禁書「えー。でも私としてはとうまが学校に遅れた方が一緒に居れる時間も長くなって嬉しいかも」

上条「そういうのマジで学校行く気なくなりそうなんで勘弁してください。
   それにほら、このご時世せめて高校は出ておかないとマズイだろ。その、お前との将来考えてもさ」

禁書「っ!! そ、そうだね!! 分かった、私が起こしてあげるから安心していいんだよ!! えへへ///」

上条(何この可愛いの)

ブーブー

上条「ん、メール?」パカッ


***

From:御坂美琴
Sub:おやすみ!
あの、こんな時間にごめんね? 何て送れば良いのかずっと悩んでたの
やっぱり恋人同士、おやすみメールは基本だと思うしさ!
また明日ね!

***


上条「ちっ」イラッ



82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 19:38:13.86 ID:kYFUbnxNP

禁書「とうま? どうしたの?」

上条「あー、いや、迷惑メールみたいだ」

禁書「もう、こんな時間に非常識かも!」

上条「まったくだ。こんなの通報してやる」カチカチ

上条(……つっても御坂をそんなに邪険に扱うわけにはいかねえ。こんなの無視してえけど、一応返事は打っておくか)


***

To:御坂美琴
Sub:Re,おやすみ!
おやすみ、また明日

***


上条「これでよし、と」ピッ



131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 20:57:30.33 ID:kYFUbnxNP

ある日の放課後 とある高校


土御門「カミやん、聞いたぜい? 御坂美琴と付き合う事になったみたいだな」ニヤ

上条「なっ、なんで知ってんだよ!?」

土御門「ふっふっふ、この多重スパイ、土御門元春をなめちゃいかんぜい。それで、今どこまで進んでるんだにゃー?」

上条「まだキスまでだよ」

土御門「まっ、カミやんならそんなもんか。で、ファーストキスはどうだった?」ニヤ

上条「なんで御坂が最初だって決めつけてんだよ」

土御門「え、違うの?」

上条「……御坂より前にインデックスともした」

土御門「マジで? マウストゥーマウス?」

上条「ほ、ほっぺ」

土御門「ぶっ、はははははははははははは!!! いやいや、それはノーカンぜよ!」



135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:04:13.13 ID:kYFUbnxNP

上条「う、うるせえ! 笑いすぎだろ!!」

土御門「まったく、まるで小学生だにゃー。というか、ほっぺにチューがカウントされるなら、インデックスよりも前にミーシャがあるじゃん」ククッ

上条「天使だろあれ!! あ、いや、体はサーシャだったけどさ……」

土御門「あれを本人に教えたら面白そうだぜい」

上条「やめろ、殺される。つーか土御門、俺が御坂と付き合ってる事は誰にも言うんじゃねえぞ。特にインデックスの周り」

土御門「へっ、もしかしてカミやん、インデックスに言ってないん?」

上条「あぁ、言えるわけねえだろ」

土御門「おいおい、そうは言ってもいつかはバレるぜい? それなら早い内に言っておいた方が」

上条「頼む、こっちにも理由があるんだ」

土御門「……カミやん?」



141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:16:42.63 ID:kYFUbnxNP

上条「俺はインデックスの事が好きなんだ」

土御門「えっ、じゃあなんで超電磁砲と付き合ってるんだ……?」

上条「金のためだ」

土御門「おいカミやん」

上条「あぁ、分かってる、俺がクソヤロウだってことくらい。でも
インデックスのためなんだ」

土御門「インデックスの?」

上条「俺はいつも入院してる。そんなんでただでさえ少ない奨学金でまともに生活できるはずがない。
   それで悲惨な生活を送るのが俺だけならいいけど、インデックスを巻き込むわけにはいかねえ。イギリス清教に預けるのは論外だ」

土御門「……確かにあそこはインデックスがどんな扱いを受けるのか分からないな。例えステイルとねーちんがいても」

上条「あぁ。だから俺は自分で十分稼げるようになるまで、俺に惚れてるっぽい御坂にたかる事にした。
   迷いはねえ、インデックスのためならどんな事だってするし、どんな人間にだってなってやる」

土御門「…………」



143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:23:03.41 ID:kYFUbnxNP

土御門「……分かった。確かにカミやんのやってる事は最低だ。けど、誰かのためには手段を選ばないという所は少しは理解できる」

上条「土御門……」

土御門「そのやり方は大多数の人間に否定される。それでも、俺はカミやんを支持してやる」

上条「あぁ、ありがとう」

土御門(例えその結果が不幸なものでしかないとしても、な)



146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:29:40.61 ID:KWTSMHJoi

これじゃ土御門もクズだなwww
もっとやれwww



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:33:40.16 ID:kYFUbnxNP

第七学区


上条「わ、わりい、遅れた!」

美琴「遅い! 3分20秒遅刻よ!」

上条「いや、その、またいつもの不幸で……」

上条(つーかこまけえんだよ、ストーカーか)

美琴「言い訳は聞き飽きたわよ! 罰として……ね?」ニコ

上条「えっ、いや、ここは人目とか……」

美琴「…………」ムスッ

上条(くそ……機嫌を損ねるわけにはいかねえ)

上条「わ、分かった。ほらいくぞ」

美琴「ん♪」ニコ



150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:38:30.18 ID:kYFUbnxNP

 

チュッ


「うわー、大胆///」
「ちくしょう爆発しろ!!」
「ヒューヒュー!!」

美琴「えへへ///」テレテレ

上条(うおえええええええええええええええええええええええええええ!!!!!)


ゲーセン


美琴「ねぇねぇ、このゲコ太可愛くない!?」

上条「おー、でもかなり後ろの方にあるから中々取れねえぞ?」

美琴「そこを何とかするのが新のゲコラーよ!!」

上条(……はぁ、こりゃまた完全下校時刻まで粘るつもりだな……俺は早く帰りてえのに……)



153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:48:25.62 ID:kYFUbnxNP

美琴「……あ、そうだ。たまにはアンタが取ってよ!」

上条「えっ……あー、その、悪い。俺そんなに金持ってなくてさ」

上条(誰がクレーンゲームなんかのために使うか)

美琴「大丈夫、大丈夫! お金は美琴さんが出してあげるから!」

上条(面倒くせえ…………いや待てよ)

上条「分かった。俺の本気、見せてやるよ!」グッ

美琴「おっ、もしかして少しはゲコラーの魂が身についてきた!?」

上条「まぁそんなところだ。美琴、金を頼む!」

美琴「りょーかい!」


チャリン


上条「…………」ゴゴゴゴゴ

美琴(私のためにこんなに真剣に……嬉しい……!///)キュン

上条(さっさと取って帰ってやる! 俺のインデックスの元へ!!)



155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 21:54:55.64 ID:kYFUbnxNP

一時間後


上条「取れたあああああああああああ!!!」

美琴「凄っ、いつもの私より早いじゃない!」

上条「まぁ、頑張ったからな!」

美琴(わ、私のために……///)

上条(インデックスのために!)

美琴「ありがとう……大切にするわね!」

上条「ん……じゃあそろそろ」

美琴「あっ、まだ下校時刻までちょっと時間あるわね! ねぇプリクラ撮ろプリクラ!」ニコ

上条(クソが!!!!!)



156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:02:42.57 ID:kYFUbnxNP

美琴「まったく、アンタってプリクラ撮ってもすぐどっか無くしちゃうのよね。まっ、私は何回来てもいいんだけど♪」

上条「お、おう、悪いな」

上条(ホントは無くしてんじゃなくて捨ててるんだけどな)

美琴「ううん、いーよ。こうやって新しいの撮るの好きだし! ほら、今まで撮ったやつ全部ケータイに貼ってるんだよ?」ニコ

上条「おー、すげえな」

上条(こっわ!! 本体ほとんど見えなくなってるじゃねえか!!)



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:09:07.36 ID:kYFUbnxNP

 

パシャ!!


上条(あと一枚……ったく、結局完全下校時刻じゃねえか)

美琴「ね、ねぇ。次さ、チュープリっていうの撮ってみない?///」

上条「……えーと、それってやっぱり」

美琴「うん、キスして撮るの!」

上条「…………」

美琴「ダメ……かな……?」ウルウル

上条(インデックスの上目使いとの差がヤバイな。月とウンコだ。けど)

上条「お、おう、もちろんいいぜ!」

美琴「やった!! それじゃ……」


チュッ……パシャ


美琴「えへへ///」テレテレ

上条(くそ……インデックス……ごめん……!!!)



164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:14:28.08 ID:kYFUbnxNP

夜 第七学区


美琴「今日も楽しかったよ! えっと……その……///」モジモジ

上条「どうした?」

上条(早く帰らせろよ!!)

美琴「と、当麻///」テレッ

上条「……あぁ、俺も楽しかった。美琴」

美琴「っ!! う、うん!!」ニコ

上条(後でインデックスの名前100回呼んで浄化しよう)

美琴「それで、ね?」

上条「あぁ、分かってる」

上条(心を無にして)


チュッ



167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:18:48.52 ID:kYFUbnxNP

 

上条「……あのさ、御坂。実は」

美琴「もう、キスの後の言葉がそれ? 分かってるわよ、これで足りる?」スッ

上条「おう!! 本当いつもありがとな!!」

美琴「ふふっ、気にしなくていいわよ。それで、さ///」

上条「ん?」

上条(なんだか嫌な予感が……)

美琴「……私、今日は帰りたくない///」チラチラ

上条(きたか……)



169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:24:06.65 ID:kYFUbnxNP

美琴「ねぇ……私はいい……よ? というか、その、むしろしたいっていうか……///」

上条(いつかくるとは思ってた。けど思ってた以上に早い。どうする?)

美琴「も、もう、黙ってないで何か言いなさいよ! 女の子にここまで言わせるってどういうわけ!?///」

上条「美琴」

美琴「ッ!! はい!!」ドキドキ


上条「悪い、今はお前とそういう事はできねえ」


美琴「えっ……?」



172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:31:23.00 ID:kYFUbnxNP

上条「……ごめんな」

美琴「なんで……あ、私の体……魅力ないかな?」ウルウル

上条「そうじゃない。お前の事が大切だからだ」

美琴「大切……?」

上条「あぁ。さすがに中学生でそういう事は早いと思うんだ。それに、ゴムだって確実ってわけじゃねえ。万が一の時、俺は責任をとれねえ」

美琴「お、お金なら私が!!」

上条「そんな時まで美琴に頼りたくはねえんだ。分かってくれ、俺はお前を守れるようになってから、そういう事をしたい」

美琴「……当麻、私の事そこまで…………」グスッ

上条「当たり前だろ、俺はお前の彼氏なんだからさ」ニコ

美琴「うんっ……ありがとう……!! 大好き、当麻」ポロポロ

上条(これでよし、と)



黒子「…………」



176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:45:45.01 ID:kYFUbnxNP

上条の部屋


上条「ただいまー」

禁書「おかえり、とうま。お夕飯できてるよ」ニコ

上条「へっ……インデックスが作ったのか?」

禁書「うん、舞夏に教わったんだよ! ほら、その、花嫁修行っていうものかも///」テレテレ

上条「インデックスっ!!」ギュッ

禁書「ふぁっ!! と、とうまぁ……///」

上条「……キス、していいか?」

禁書「もう、そういうのは聞かないでいいかも」

上条「じゃあ…………あ」

禁書「? どうしたのとうま?」

上条「ごめん、ちょっと待っててな」スタスタ


「ゴボゴボゴボゴボ……ペッ。ゴボゴボ……」



177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 22:53:09.76 ID:kYFUbnxNP

 

上条「おまたせ」

禁書「ふふっ、お昼にニンニク料理でも食べたの?」

上条「まぁ似たようなもんだ。それじゃ……」


チュッ


禁書「んっ」

上条「…………」ニュル

禁書「ん……んんっ!?」

禁書(し、舌……!!!)

上条「ちゅぱ……ぺろっ……」

禁書「んっ、んんー!!」

上条「……はぁっ、すげえ良かった、インデックス」

禁書「はぁ……も、もう……///」



181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:00:49.93 ID:kYFUbnxNP

上条「はは、悪い悪い。それじゃ飯食うか」

禁書「……とうま、手貸して?」

上条「ん? ほら」スッ


モニュッ


禁書「///」カァァ

上条(柔らけえ……ってマズイマズイ!!)

上条「イ、インデックスさん?」

禁書「とうまが悪いんだよ……いきなりあんな事されたら私だって……その、変な気持ちになっちゃうかも///」

上条「…………」ゴクリ

禁書「ねぇ、とうま……」


上条「ごめん、インデックス」



183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:05:12.68 ID:4ievkNRy0

何か揉むのあったっけ?



184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:09:27.95 ID:U88+gAoHO

シスターってなんだっけ?



186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:12:43.21 ID:kYFUbnxNP

禁書「……えへへ、私の方こそごめんね。待つって言ったのに、我慢できなくて」

上条「インデックス……」ギュッ

禁書「んっ、とうま……」

上条「俺だってインデックスともっと色んな事をしたい。それだけは分かっていてくれ」

禁書「うん……うん……!」

上条(今の俺でインデックスを汚すことなんて考えられねえ……)

禁書「……でも、ね?」

上条「へっ?」


グイッ、パタン


上条(……お、押し倒された?)

禁書「さっきのお返しがまだなんだよ。覚悟してね?」ニコ

上条「……お、お手柔らかに」

禁書「やだ♪」


チュパ、チュパ……



192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:21:59.06 ID:kYFUbnxNP

常盤台寮208号室


美琴「それでね、当麻はすっごく真剣にこのゲコ太を取ってくれたの! その後は初チュープリ撮ってね……」ニコニコ

黒子「お姉様」

美琴「それで……ってどうしたのよ真面目な顔して」

黒子「お姉様は今上条さんにお貸しになっているお金はどの程度になりますの?」

美琴「え? うーん……どうかしらねぇ、たぶん全部で100万くらい? あんまり覚えてないわ。それよりさ、アイツ別れ際に私のこと――!!」


黒子「お姉様!!!」



199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:30:34.82 ID:kYFUbnxNP

美琴「な、何よ大声出して」

黒子「どう考えても、額が度を超していますの!! それをそんな簡単に……」

美琴「べ、別にいいじゃない……私にとってはそのくらいの額……」

黒子「……本当にお姉様の事を想っていらっしゃる方が、そこまでの大金をいつ返すかもハッキリ言わずに借りたままなんて考えられませんわ」

美琴「……何が言いたいわけ?」

黒子「わたくしだってこんな事考えたくありませんわ!! でも、これではまるでお金目当て」


美琴「黒子、本気で怒るわよ」ギロ


黒子「ッ!!」ビクッ

美琴「……もう寝るわよ。アンタも疲れてるのよ」

黒子「お姉様……」



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:35:24.02 ID:kYFUbnxNP

次の日 朝


上条「やべえ遅刻遅刻!!!」

禁書「とうま、お弁当忘れてる!!」

上条「お、あぶねえ!! サンキュー、インデックス!! それと」


チュッ


禁書「あうっ……///」

上条「じゃあな」ナデナデ


バタン


禁書「……えへへ///」モジモジ



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:35:40.40 ID:ORNkDig/O

美琴が着実にメンヘラへの道を歩んでいるな



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:40:34.99 ID:kYFUbnxNP

第七学区


タッタッタ……


上条「はぁはぁ……くっそ、ギリギリ間に合わねえか……!? ただでさえ出席日数やべえのに!!」

黒子「やっと来ましたか」

上条「いっ、白井!? 悪い、今急いでるから……」

黒子「止まらないと矢を体内にぶち込みますわよ」ギロ

上条「っ……」ゾクッ

黒子「それでいいんですの」

上条「……な、なんだよ、お前のせいで完全に遅刻だぞ」

黒子「それはこちらのセリフですわ。今日はお話をしに参りました。お姉様のことで」

上条「御坂のこと……?」



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:49:35.17 ID:kYFUbnxNP

黒子「あなた、今お姉様にとてつもない額のお金を借りていますわね?」

上条「……あぁ」

黒子「当てはありますの? そしていつ頃返す予定ですの?」

上条「それは……えっと……」

黒子「……上条さん。わたくしも不本意ながら一度あなたに命を救われた身ですわ。できればこんな事を言いたくはありません。ですが」


黒子「あなた、お金目当てでお姉様とお付き合いしているのでは?」


上条「…………」

上条(くそ……白井はあぶねえとは思ってたが、思いの外早かったな。どうする、ごまかせるか?)

黒子「何も言い返せませんの?」

上条「俺は……ただ……」

黒子「ただ、なんですの? 大体あれだけの額、一体何に使っているのですか?」

上条「あー、俺ってよく入院するから、それで……」

黒子「それにしたって多すぎるって言っているんですわ。大体、あそこの医者はその辺りの融通は効く方ですの。
    まさかよく食べる子供でも養っているわけでもないでしょうし、何をそんなに使う必要が……」

上条「ッ!!」



219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 23:59:53.82 ID:kYFUbnxNP

黒子「? どうかしましたの?」

上条「あ、いや……なんでもねえ」

上条(インデックスと同居している事がバレるのはマズイぞ。くそ、どうすりゃ……)

黒子「まったく、お姉様はあれだけあなたの事を想っていらっしゃるのに、本当に残念ですわ」

上条(あぁ、あれは相当ちょろかった…………そうだ!!)

上条「……お前は俺がもう御坂に近づかなければ満足なんだよな?」

黒子「えぇ、まぁ結論を言ってしまえばそうなりますわね。もちろん、借りた分のお金を返すこともですが」

上条「分かった。例え彼女だとしても、あれだけの金を借りるなんておかしいよな。金目当てだって言われても仕方ねえ」

黒子「……何か随分聞き分けがいいですわね」

上条「お前に言われちゃ仕方ねえよ。それじゃ、アイツとはちゃんと別れる。
   金は時間かかっちまうかもしれないけど、ちゃんと返す。もう二度とアイツには近づかない。これでいいか?」

黒子「……そうですわね、それでいいですの。本当だったらここで一発くらいぶん殴りたいところですが、そこはお姉様に免じて我慢してさしあげましょう」

上条「…………」

黒子「それではわたくしはこれで。あなたには本当にガッカリしましたわ」


ヒュン!!



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:04:26.40 ID:kYFUbnxNP

放課後 第七学区


美琴(ふふっ、今日も当麻とデート♪)ニコニコ

上条「よっ、美琴」

美琴「あ、珍しい、今日はちゃんと10分前に来たわね。キスできないのは残念だけど」ニコ

上条「…………」

美琴「当麻?」キョトン


上条「ごめん美琴、もう別れよう」



225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:05:47.20 ID:rTGA1FF9I

あー黒子死にましたわ



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:06:30.12 ID:shXWznWL0

黒子デッドエンドか



227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:06:36.76 ID:VJpooNvX0

これは黒子さん消し炭確定ですね



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:09:51.30 ID:kvTdlwwa0

基本禁書にはゲスしか登場しない



232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:10:52.69 ID:aywVrwo2P

 

美琴「えっ……?」

上条「ごめん……本当にごめん」

美琴「ちょ、ちょっと待ってよ当麻! な、なに? エイプリルフールはまだ早いわよ?」

上条「…………」

美琴「やだ……いやだぁぁ!!! どうして!? 私、何かダメだった!? 直すから、嫌な所全部直すから!! お願い、捨てないで!!!」

上条「違う……ダメだったのは俺の方だ」

美琴「ダメなんかじゃない!!! 私は当麻じゃないとダメなの!!!」

上条「俺、どうかしてたよ。例え彼女だとしても、あんな大金を借りるなんて間違ってる。こんな俺は彼氏でいる資格なんてない」

美琴「そんな事ない!! お金はいいから、いくらでも貸すから!!! 何で急に…………あっ」

上条「美琴?」


美琴「……黒子ね?」


上条「っ!! ……それは」

美琴「ううん、分かってる。当麻は優しいもんね、そうやって自分の事を悪く言った相手の事も庇っちゃうのよね」



242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:22:49.82 ID:aywVrwo2P

上条「…………」

美琴「安心して、当麻。すぐに黒子と話をつけてくるから」バチバチ

上条「なっ……お、おい、電気漏れてるぞ……」

美琴「え、そう? まぁいいわ、好都合だし。コインは……まだ何枚もあったわね」ジャラジャラ

上条(お、おい……超電磁砲まで使う気か? いくらなんでもやりすぎじゃねえか……?)

美琴「じゃあね、当麻。今日はデートできなくて本当にごめん、今度埋め合わせするから」ニコ

上条「ま、待てよ美琴。白井だってお前の事を想って言った事だし、そこまでしなくても」

美琴「ダメよ」ギロ

上条「っ!!」ゾクッ

美琴「あの子はやりすぎた。こればかりはもう笑って済ませられるレベルじゃない」

上条(ダメだ……こいつ白井を殺す気だ!! さすがにそこまでさせられねえ……!!)

上条「分かった。でも美琴、一つ頼みがあるんだ。俺も一緒に行っていいか?」

美琴「……わざわざ当麻に迷惑かけるわけには」

上条「頼む……な?」

美琴「……うん、分かった。当麻の頼みだしね」



249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:28:46.30 ID:aywVrwo2P

とある路地裏


上条「……何でこんな場所に呼んだんだ?」

美琴「あまり人には見られたくないし、ね?」ニコ

上条「…………」ゴクッ


ヒュン!!


黒子「お待たせしました、お姉様! このような場所で一体――」


キィィン


上条「ッ!!!」ガッ


ズガァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


白井「…………お、姉様?」

上条(あっぶねえ、もう少しで直撃じゃねえか!!)

美琴「もう当麻、何するのよー。ズレちゃったじゃない」



250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:29:36.84 ID:pD816R8i0

面白くなってまいりました



252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:34:51.58 ID:XJZFAebjO

この次はどうなるか



253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:34:54.83 ID:aywVrwo2P

上条「お、落ち着け美琴……何してんだよ……!」

美琴「見れば分かるでしょ? 殺すの、この子」

黒子「えっ……お姉様……? あの」

美琴「それ以上話すな」バチィィィ!!!

上条「ッ!!」スッ


キュイン!!!


上条「はぁ……はぁ……!! やめろ美琴!! 今のだってギャグで済む電撃じゃねえぞ!!!」

美琴「当たり前じゃない、殺す気で撃ったんだから。それより、当麻も危ないよ? そりゃ当麻は私なんかよりずっと強いけどさ……///」

黒子「何で……どうして……」

美琴「は? 本気で分からないわけ?」ギロ

黒子「……上条さん、これは」

上条「あぁ、悪い。俺もこんな事になるとは」

美琴「おいコラ、何勝手に当麻と話してるわけ? 消すわよ?」

黒子「ひっ」ビクッ



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:42:06.13 ID:aywVrwo2P

上条「美琴、いい加減にしろ!! 本気で白井を殺す気なのか!?」

美琴「うん、もちろん」

黒子「…………」ポロポロ

上条「白井だってお前の事を想って言ったんだ、それなのに!!」

美琴「私のことなんか想ってないわよ。私は当麻が居ないとダメなのに」

上条「なっ……けど、それでも殺すなんてのは……!!」

美琴「……はぁ、分かった分かった。当麻がそこまで言うなら許してあげる」

上条「!! 本当か!?」

美琴「えぇ、特別にね。でもさ、黒子」


美琴「土下座しろ。私じゃなくて、当麻に」ギロ


上条「えっ……いや、そんなのは……!!」

美琴「ダメよ当麻、甘やかしちゃ。これでも私にとっては甘すぎるくらいなんだから」

黒子「…………」

上条「し、白井……」



271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:47:43.75 ID:aywVrwo2P

 

黒子「申し訳、ありませんでした」スッ


上条「白井……」

美琴「ちっ、はいはい、分かったわよ。命拾いしたわね。あ、それと部屋では私に話しかけないでね、今後二度と」

黒子「はい……本当にすみませんでした、お姉様」

美琴「あ、やっぱ部屋以外でも話しかけないで、殺したくなってきちゃう」

黒子「…………」

上条「お、おい美琴……」

黒子「それでは上条さん、わたくしはこれで失礼いたしますわ。色々とありがとうございました」ペコリ

上条「白井……俺は……っ!!」


ヒュン!!


美琴「……よし、じゃあこれからデートやり直そっか! 何か奢ったげるわよ」ニコ

上条「あ、あぁ……ありがとな……」



279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 00:55:56.16 ID:aywVrwo2P

夜 上条の部屋の前


上条「…………」

上条(何で……あんな事に……。白井はただ美琴の事を大切に想っているだけなのに……!!)

上条「くそっ……!!!」ガンッ!!


土御門「壁パンは拳を痛めるぜい」


上条「土御門……」

土御門「どうした、早く入らないのか? 中では誰よりも大切な人が待っているだろう?」

上条「……俺は」

土御門「ブレるなよカミやん」

上条「えっ……」

土御門「インデックスの為なら何でもする。どんなものでも犠牲にする。そう決めたのはカミやんだろう?」

上条「……そうだ」

土御門「それなら今更悩む理由なんてない、違うか?」

上条「あぁ、その通りだ。俺は……絶対に……どんな事をしてでもインデックスだけは……!!」グッ



286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:00:45.12 ID:aywVrwo2P

上条の部屋


上条「ただいまー」ガチャ

禁書「お、おかえり! ご飯にする? お風呂にする? それともわ、わわわわ私///」

上条「じゃあインデックスにしようかな」

禁書「ふぇっ!?/// ちょ、ちょっと待って、私はお風呂入ってから……!!」


ギュッ


禁書「……とうま?」

上条「うん?」

禁書「震えてるよ……? 何か……あったの……?」

上条「何も……何もない……。けど、ごめん、インデックス。しばらく、このままでいさせてくれ」ギュッ

禁書「……うん。とうまの気が済むまでこうしているんだよ」

上条「インデックス……っ!!」ギュッ

禁書「あはは……ちょっと痛いよとうま」ニコ



296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:14:00.53 ID:aywVrwo2P

ある日の放課後 ファミレス


佐天「いやー、でも白井さんが誘ってくるなんて珍しいね、それも御坂さん抜きで」

初春「えぇ……そうですね……」

佐天「ん、どうしたの初春?」

初春「いえ、白井さんとは風紀委員(ジャッジメント)の活動でいつも会っているんですが……」

佐天「何か様子がおかしいの?」

初春「はい……ハッキリとは言えませんが、どこか心ここにあらずといった感じで……」

佐天「ふむ……という事は今回あたし達を誘ったのも、何かの相談とかなのかな。また御坂さんのオトコ関係とか!」ニヤ

初春「うーん……それならいいんですが……」


イラッシャイマセー


黒子「お待たせしましたの。今回はわたくしが全て払いますので、お好きなものをどうぞ」ニコ


佐天「おおう、白井さん太っ腹ー!!」

黒子「そこまで太くありませんわ!!!」ムキー



304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:20:51.41 ID:aywVrwo2P

 
佐天「それで、白井さん。今回は何か相談でもあるの? 御坂さん関係?」

黒子「……えぇ、お察しの通り。そんなに分かりやすいとは、わたくしもまだまだですわね」フフ

初春「も、もしかして……前に言ってた御坂さんの彼氏さんについてですか!?」

黒子「はい、そうですの」

佐天「うっはぁ、恋バナきたー!!」ニヤニヤ

初春「ちょっと佐天さん、テンション高すぎですよ!」

黒子「…………」

佐天「……あれ、白井さん?」

黒子「いえ、すみません、実はそこまで軽いお話でもないんですの」

初春佐天「「えっ?」」


黒子説明中


黒子「……という事になってしまして」

佐天「なっ……へっ……?」

初春「じょ、冗談ですよね?」



315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:28:25.03 ID:aywVrwo2P

黒子「こんな事、冗談で言うわけがありませんの」

佐天「そ、そんな……でも信じられないよ!! 御坂さんが白井さんを殺そうとするなんて!!」

黒子「わたくしだって信じたくありませんでしたわ!!!!!」ガァン!!!


ヒソヒソ……


初春「し、白井さん……佐天さんも……」

黒子「すみません……取り乱してしまいました」

佐天「でも……でもそれってもう警備員(アンチスキル)の仕事なんじゃ……」

黒子「もちろん、既に通報はしました」

初春「通報……」

黒子「当たり前ですの。例えお姉様でも、学園都市の治安を脅かす者は見過ごせません……ふふ、そういえば以前に同じような事をお姉様に言いましたわね」

佐天「そ、それで、御坂さんは捕まったの?」

黒子「いえ、完全にもみ消されましたの。わたくしがいくら言っても音沙汰なしですわ」

初春「そんな!!!」



330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:42:03.09 ID:aywVrwo2P

佐天「……こんな事って本当は言いたくはないんだけど、もしかして御坂さんがレベル5だから、とか?」

黒子「そうでしょうね。今までずっと学園都市の広告塔として扱っていたんですもの。殺人未遂などという大きな不祥事は表に出したくはないでしょう」

初春「それでも危険な事には変わりありません!!」

黒子「表向きはそんな素振りを一切見せていませんの。いつものお姉様ですわ」

佐天「じゃあ、白井さんだけ? それにしたって、もし他に上条さんとの関係を邪魔するような人が出てきたら!!」

黒子「はい……そこであなた方に相談することにしましたの。こんな事あまり多くの人に言えるような事でもないですし、信じてももらえませんので」

初春「上はもみ消そうとしているんですよね……それなら、どうすれば……」

黒子「……わたくしはまだ、いつものお姉様に戻っていただける可能性を捨てていませんの。だから」

佐天「白井さんは御坂さんに口がきけない。だから、あたし達……ってことだね」

黒子「すみません、こんな危険な事を。ですが上条さんに関わらなければお姉様は普段と変わりありませんわ。ですので」

初春「はい、分かりました! 任せてください!!」

佐天「うん、白井さんも御坂さんもあたし達の友達だからね!」

黒子「ありがとう……ございますの……」グスッ



335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:50:01.34 ID:aywVrwo2P

ある日 ファミレス


佐天「あ、御坂さーん! こっちですー!!」

美琴「ごめん、ちょっと遅れちゃった! 二人共久しぶりね!」ニコ

佐天「えぇ、ホントですよー。御坂さん最近彼氏さんにかかりっきりでー」ニヤニヤ

美琴「ふふ、そんな事ないってば! あれ、初春さんどうしたの? 顔色が悪い気がするけど……」

初春「はひっ! あ、い、いえ……」

佐天「初春ってば最近食べ過ぎだからねー」

初春「そ、そんな事ありませんよ!!」

美琴「あはははははは」


佐天(……んー、確かに白井さんの言った通り、目立った変化はないかな)



341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:57:06.28 ID:aywVrwo2P

美琴「じゃ、最近全然遊べてなかったし、今日は私が何でも奢っちゃうぞー!」ニコ

佐天「やった、ありがとうございます! それじゃあ、あたしはこのジャンボパフェで!!」

初春「す、すみません……私はこっちのチーズケーキで」

美琴「えー、初春さん遠慮してる? もっとおっきいのドカッと頼んじゃっていいのよ?」

佐天「あはは、初春は今ダイエット中ですから」

初春「そ、そんなに太くなってませんよ!!」

美琴「ふふ、ダイエットもいいけどさー、でも真っ先に落ちるのって胸の脂肪って言われてるのよね」

佐天「おっ、やっぱりそこら辺は気になりますか? 上条さんの好み的にはどんな感じなんですか?」

美琴「アイツは思いっきり巨乳好き! もう、嫌になっちゃうわよねー、ったく、そんなに大きいのがいいのかっつー」

初春「あ、あはは……」

佐天(地雷はどこか……ぶっちゃけ探るのすっごく怖いけど……)

初春(佐天さん……お願いします……!)



343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 01:58:29.50 ID:Qh1lHnIa0

サテンサンコミュ力高いな



347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:01:35.56 ID:vuXHYAnAP

やっぱ俺の佐天はかっこいいな



353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:07:01.88 ID:aywVrwo2P

佐天「あっ、そういえばこの前、上条さんが知らない女の人とやけに楽しそうに話してる所を見たような――」

初春「ちょっ!!!」


バチン!!!!!


初春佐天「っ!!!」ビクッ

美琴「……佐天さん、その話もう少し詳しく教えてくれるかしら?」

佐天「あ、あの……えっと……!!」ブルブル

美琴「もしかしてウソ? それはあまり笑えないわね」

佐天「違います! ほ、本当に……」

美琴「そう、それならもっと詳しく教えて?」ニコ

初春「あ……あ……」

佐天「ぅぅ……!!」

美琴「どうしたの? 早くしてよ」


佐天「御坂さん、おかしいですよ!!!!!」



363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:18:44.79 ID:aywVrwo2P

美琴「ふふ、どうしたのよ急に」

佐天「その上条さんと仲良く話している女の人を見つけて、御坂さんはどうするつもりなんですか!?」

初春「さ、佐天さん!!」

美琴「え、もちろん殺すけど?」ニコ

初春「ひっ……」ゾクッ

佐天「……そんなの、おかしい」

美琴「どこが? 人の彼氏に手出してんのよ、当たり前じゃない」

佐天「ただ話しているだけで殺すなんて! そんなの上条さんは望んでいないのに!!」

佐天(最低なのは上条さんだけど……ここはとにかく御坂さんの殺人を止めないと……!!)

美琴「……それはアイツが甘いだけよ。油断すればすぐ持って行かれちゃう」

佐天「でも、もしそうやって上条さんが望んでいない事を繰り返したら、御坂さんの事どう思いますかね?」

美琴「…………それは」

佐天「きっと嫌いになりますよ、御坂さんの事」

バチッ!!!

美琴「なんですって……?」



367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:20:59.64 ID:XJZFAebjO

(アカン)



371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:25:08.65 ID:aywVrwo2P

 

ザワザワ……


美琴「ちょっと出ようか佐天さん。ここだと色々あれだし」

佐天「……いいですよ。ごめん初春、あたし達行ってくるね」

初春「さ、佐天さん!?」

佐天「大丈夫だから」ニコ

美琴「随分な自信ね。レベル0のくせに」

佐天「……行きましょう」



374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:29:59.08 ID:aywVrwo2P

路地裏


美琴「それで? アンタの言い分ももう少しは聞いてあげてもいいけど?」

佐天「今ここであたしを殺せば、初春が広めてくれます。上条さんにも聞こえますよ」

美琴「初春さんも殺すわ」

佐天「それなら白井さんが!」

美琴「……やっぱりね。アンタ達、黒子の差し金か」

佐天「聞いてみてくださいよ、電話で! もし御坂さんが人を殺せば上条さんがどう思うのか!」

美琴「…………」

佐天(どうやったって人を殺したっていう事実は隠せない。これなら)

美琴「分かった」

佐天「えっ」


美琴「殺さなきゃいいんだ」


バチン!!!!!



381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:37:47.30 ID:aywVrwo2P

佐天「あっ……がっ、ぅ……」ビリビリ!!

美琴「そうよそうよ、簡単な事じゃない。アイツは人を殺すことを嫌がる。それならその一歩手前で止めておけばいい」


バチィィィィィ!!!!!


佐天「ああああああああああ!!!!!」

美琴「あはは、いい声ね佐天さん。これに懲りたらもうふざけた事言わないように……ってまだ足りないか」


ザァァァァァァァ!!!!!


佐天「ッ!!」

美琴「佐天さん、見たことあったっけ? これ砂鉄をチェーンソーみたいに振動させててね、よく切れるのよ」ニコ

佐天「あ……や、め……ぎぃ……」

美琴「ふふ、痺れて上手く話せてないわよ? 何て言ってるのか分からないわ」ブン!!


ブシャァァァァァ!!!!!


佐天「ぎぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!!!」



388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:46:04.23 ID:aywVrwo2P

佐天「あ……が…………」ガクッ

美琴「あれ、気絶しちゃった。まだ片腕だけなんだけど」ハァ

佐天「…………」

美琴「まぁいいや。とりあえず残りの手足も落として、目が覚めたらダルマ状態、とかならさすがに懲りるでしょ。
    学園都市って場所も運が無いわね、残念ながらこの街は死なない程度っていう上限がやたら高いことになるし」スッ


キュイン!!!


美琴「なっ……」

上条「やめろ美琴」

美琴「と、当麻? そんな、なんで、今日は補習だって……!!」ブルブル

上条「初春さんって子から連絡が来たんだよ」

美琴「あの花、いつの間に当麻の番号を……!!!!!」ギリッ

上条「そんな事はどうだっていい!!! 何なんだよこれは!!!!!」

美琴「あ、そ、その……違うの!! 殺してない!!!」

上条「殺して……ない……?」

美琴「うん! ほら、息してる!! ねっ?」オドオド



389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:46:47.04 ID:Uefcr6tT0

イ一ノエ 人一一



391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:47:39.91 ID:rkB1mIDX0

>>389
お前佐天さんに何の恨みがあるんだよ……



408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします) :2013/06/24(月) 03:08:28.07 ID:0RWjUwa20

>>389
こんなので



395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 02:52:37.09 ID:aywVrwo2P

上条「生きてる……?」

美琴「うん!! だから大丈夫!!」

上条「ふざけんな!!!!!」

美琴「ッ!!」ビクッ


ギュッ


美琴「えっ」

上条「頼む美琴……もうこんな事はしないでくれ。何があっても俺は、お前から離れたりはしないから」ギュッ

美琴「と、とう……ま……」

上条「俺を、信じてくれよ……!」

美琴「…………」


美琴「……うん。ごめん……ごめんね……!!!」ポロポロ



405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 03:02:18.35 ID:aywVrwo2P

夜 上条の部屋


上条(はぁ、何とか美琴のマジキチは止められた……かな……。白井達とも仲直りするとか言ってたし)

禁書「とうまっ!」ギュッ

上条「重いですよインデックスさん……後背中にささやかなものが当たってます」

禁書「色々と失礼すぎるんだよ!! もう、なんだか難しい顔してたから心配したのに」

上条「……あー、ごめんな、気を使わせちまって」

禁書「ううん、それより、ちゃんと話してくれる方が嬉しいかも」ニコ

上条「大丈夫、大丈夫。そんな大した事じゃねえよ。それに…………あっ!!!」

禁書「ん?」

上条(しまった……美琴に抱きついた時の服、そのまま着てた!! 捨て忘れてた!!!)

禁書「とうま? どうしたの?」

上条「インデックス!!」ガバッ

禁書「へっ? きゃあ!!!」

上条「いいから大人しくしろ! いつもの修道服じゃなくて良かった、とにかくそのワイシャツはもうダメだから脱げ!!」グイグイ

禁書「ちょ、ちょっと待って、とうまぁぁ!!///」カァァ



406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 03:03:01.33 ID:l4foad5L0

この上条は潔癖症なのか



407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 03:06:41.05 ID:JxlQYKOp0

上条さんも人にマジキチだのヤンデレだのと言える立場じゃねえな



410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 03:12:45.27 ID:aywVrwo2P

上条「よっと! あれ、インデックスって寝る時ノーブラだっけ」

禁書「そ、そんなにジロジロ見ないでほしいかも……ち、ちいさいし……///」モジモジ

上条「じゃあ後は……パンツか」グイッ

禁書「えっ? きゃ、きゃあああああああああああああああ!!!!!」

上条「よし、これでオッケーか。後は全部まとめて…………ってどうしたインデックス?」キョトン

禁書「……む、無理矢理なんて酷いんだよ…………私は言ってくれればいつでもいいって言ってるのに……」グスッ

上条「へ? 何を言って…………うおおっ!!? なっ、何で全裸!?」

禁書「とうまが全部脱がしたんだよ!!!///」

上条「あ……わ、悪い!! 俺気が動転してて!!」

禁書「もう……で、でも……その、とうまがその気になってくれたのは嬉しいかも///」

上条「えっ、あー……」

禁書「来て……とうま……」スッ

上条「お、俺ちょっと用事あるから!!!」ダダッ

禁書「……ここで放置!?」



415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 03:20:05.44 ID:aywVrwo2P

風紀委員一七七支部


初春「…………」カタカタカタカタ

黒子「すみませんわね、こんな遅くまで仕事をさせて。コーヒーですの」コト

初春「ありがとうございます。これは私がやらなければいけない事なので。私のせいで、佐天さんは……」

黒子「そこまで気を詰めないでくださいの。見ていて不安になってきますわ、今のあなた」

初春「大丈夫です、自分の限界くらいなら分かっていますから」


カタカタカタカタ……ピコン


初春「出ました、大当たりですよ白井さん」

黒子「さすが初春、でかしましたわ!!」

初春「どれだけ規律をぶち破ったか分かりませんけどね。でも、これで」

黒子「えぇ、これなら」


黒子「上条さんがあのシスターさんと同居しているなどという事を知れば、きっと目を覚ましてくださいますわ」



531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:22:24.70 ID:aywVrwo2P

ある日の夜 常盤台寮208号室


美琴「それでさ、その時当麻がさー!!」

黒子「……あの、お姉様」

美琴「ん、どしたの?」

黒子「上条さんのことで少しお話が」

美琴「……ねぇその顔、多分良い事じゃないわよね?」

黒子「それは……」ビクッ

黒子(恐れてはダメですわ……何よりもお姉様のために……!!)

黒子「はい、その通りですの」

美琴「はぁ……アンタも肝っ玉座ってるわね。この前あんな事があったばかりだっていうのに。いいわ、言ってみなさいよ」

黒子「実は……」


黒子説明中


美琴「……あ?」バチバチバチバチ!!!!!

黒子「っ!!」ゾクッ



536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:32:21.13 ID:aywVrwo2P

美琴「ねぇ黒子……アンタそんなに私に殺されたいの……?」ギロ

黒子「ち、違いますの! とにかくこれを見てくださいまし!!」

美琴「ん、衛星カメラの映像……ちょっとこんなもん風紀委員(ジャッジメント)に見る権限なんかないはずじゃ…………え?」

黒子「…………」

美琴「なによ……これ。何で、あのシスターがアイツを送り出してるわけ? こ、これじゃまるで……」

黒子「同棲中のカップルみたいですの」

美琴「ッ!!」ギリッ

黒子「さすがに部屋の中までは見ることができませんが、これはかなり怪しいですわ。今まで上条さんが自分のお部屋にお姉様を呼んだ事がありましたか?」

美琴「…………」


「ねぇ、そろそろ当麻の部屋行ってみたいなー、なんて♪」
「わ、悪い、俺の部屋メチャクチャ散らかっててさ、とても美琴には見せられねえよ。それに面白いものも何もないしさ!」
「えー、いつもそう言って断るじゃない!!」
「はは、ごめんごめん」


美琴「ま、さか……!!」

黒子「ですので、お姉様。ここは一度上条さんとお話し合いを……」

美琴「殺す」



539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:42:13.50 ID:aywVrwo2P

黒子「お、お姉様!!」

美琴「安心しなさい、アンタじゃないわ。このシスターを超電磁砲で消し飛ばしてやるわ」

黒子「いけませんわ! 急にそんな事をすれば上条さんがどう思うか!!」

美琴「だって!!!!!」

黒子「まずはお話し合いですの! もしかしたら何かの間違いであるという可能性だってありますわ!」

美琴「……分かった。分かったわよ。明日当麻に聞いてみる」

黒子「そ、それがいいですの」

黒子(これで後はシスターさんの安全を確保すれば)


次の日 第七学区


美琴「…………」

上条「よーっす。今日はちゃんと10分前に来たぜ!」

美琴「ねぇ、当麻」

上条「ん、どうしたそんな深刻な顔して」

美琴「今日は当麻の部屋に行きたいな」



540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:48:20.72 ID:aywVrwo2P

上条「えっ、お、俺の部屋?」ギクッ

美琴「…………」

上条「あー、その、いつも悪いんだけど、やっぱ散らかってて……」

美琴「そんなの気にしない」

上条「それにほら、面白いもんなんて何もないぞ!? それならゲーセンとか行ったほうがいいって!」

美琴「それも気にしない。私は当麻の部屋を見てみたいの」

上条「……あ、えっと」

美琴「ねぇ、当麻」

上条「は、はいっ!」ビクッ


美琴「そんなに私を部屋にあげたくないの?」ジッ


上条「っ」ゾクッ

美琴「ごめんね、当麻。本当はこんな疑うような事はしたくないの。でも、これって必要な事だと思うから」

上条(やばい……やばいぞこれ……!!!)


カーナーシーミノー、ムーコーウーヘトー♪



541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:50:08.53 ID:VdBncnOlO

曲が流れてしまったか



544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:56:03.53 ID:h0yAnv2zO

Nice boat.



545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 12:56:11.91 ID:aywVrwo2P

上条「あっ、で、電話……出てもいいか?」

美琴「どうぞ」


ピッ


上条「も、もしもし?」

黒子『もしもし、上条さんでしょうか。白井黒子ですの』

上条「えっ、何で俺の番号…………まさか」

黒子『その様子、どうやらもうお姉様とお会いになっているようですわね』

上条「……もう知ってんのか? お前が美琴に?」

黒子『はい、その通りですの。今、シスターさんを連れてファミレスに向かっているところですわ。今ならお姉様を部屋に入れても大丈夫ですの』

上条「そこで、ちゃんと話せ……っていう事か」

黒子『えぇ、物分かりがいいですわね。それでは、ごきげんよう』ピッ

上条「…………」

美琴「当麻?」

上条「分かったよ美琴、じゃあ行くか俺の部屋」



550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:15:20.15 ID:aywVrwo2P

上条の部屋


上条「ごめん美琴。片付けてくるから、ちょっとここで待っていてくれ」

美琴「うん」


バタン


美琴(信じてるよ、当麻……)

舞夏「お、御坂じゃないかー?」

美琴「あれ、土御門? 何でこんな所に?」

舞夏「ここの学生寮に私の兄貴が住んでるんだー。それより御坂も……あー、なるほどなるほど、お前も上条当麻の部屋に連れ込まれそうになってるわけかー」ニヤニヤ

美琴「わ、悪い!? だって私はアイツの…………待って、『お前も』?」

舞夏「まったく、アイツは節操なしに色んな女を部屋に連れ込むからなー。いつか刺されそうで私は心配だぞー」

美琴「…………」

舞夏「まっ、そんなわけだから御坂も気をつけるんだぞー。それじゃ」

美琴「…………うん」



555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:20:38.02 ID:qCEQDfkF0

ちょっwww
上条さんニゲテー



557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:26:25.99 ID:aywVrwo2P

 

ガチャ


上条「悪い、待たせた! もういいぞ」

美琴「うん、お邪魔します」


スタスタ


美琴「何よあの短時間で片付けられる程には綺麗なんじゃない」

上条「あ、いや、相当急いだからな……」

上条(主にインデックス関係のものを隠すだけだしな)

美琴「…………」キョロキョロ

美琴(ベッドは一つ……っていう事は本当に同棲してたら……)

上条「あ、俺お茶でも入れてくるよ。悪いな、紅茶とか洒落たもんはねえんだ」

美琴「ううん、いいわよ。急に押しかけたのは私だし」

上条「そう言ってくれると助かる。そんじゃ、ちょっと待っていてくれ」

上条(とりあえずここは何とかやり過ごす! その後土御門に頼んで証拠隠滅とかしてもらえば、白井の言葉も信頼性を失うはずだ……)



561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:32:40.18 ID:aywVrwo2P

 

上条「美琴お待たせ……って何でベッドに寝てんの!?」

美琴「んー、ちょっと眠くなってきちゃって。それに、こうすれば当麻を感じられそうでさ♪」ニコ

上条(この……インデックスのベッドに勝手に寝やがって……!!)

美琴「でもさ、当麻」

上条「ん?」


美琴「このベッド、当麻の匂いの他にもう一つあるような気がする」


上条「ッ!! あ、いや、そ、そうだ、たまに友達に貸す時があるんだ! ほら、俺が入院してる時とか!」

美琴「ふぅん、そうなんだ……当麻は優しいもんね」

上条「お、おう! 困ってる時は助け合わないとな!」

美琴「じゃあさ、当麻」


美琴「この長い銀髪は、その友達のものなのかな?」スッ


上条「」ゾクッ



565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:40:39.41 ID:iYTKZXEH0

御坂さんこえー



567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:42:30.71 ID:HZuiVUyVO

一方通行「上条はまた抱いてくれるかな」



568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:43:30.32 ID:aywVrwo2P

美琴「ねぇ、当麻。こっち見て?」

上条「……あ、ちがっ、それは」

美琴「あのシスターと……同棲してるの?」

上条「待て、俺は……アイツは、その……!!」

美琴「うん、分かってるよ、大丈夫」ニコ

上条「……え?」


美琴「あの女が無理矢理居座ってるだけだよね。私に任せて、すぐに当麻を解放してあげる」

上条「やめろ!!!!!」


美琴「…………」

上条「はぁ……はぁ……!!!」

美琴「当麻? 何で止めるの?」

上条「……頼む、待ってくれ。この通りだから!!」スッ

美琴「ちょ、ちょっと当麻! やめてよ土下座なんて!!」

上条「お願いだ……美琴……!」



575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 13:51:21.61 ID:aywVrwo2P

美琴「……うん、分かった。じゃあちゃんと説明して?」

上条「あぁ……」


上条説明中


美琴「……ふーん、それでシスターを預かることになったっていうわけね」

上条「俺にとってインデックスも大切な存在なんだ! それにアイツの居場所はここしかねえ!!」

美琴「でもさ、彼女がいるのに他の女と同棲っていうのはどうなのかな?」

上条「インデックスとはそういうんじゃねえんだ! 俺にとっては女の子っていうか、娘っていう感じで……」

美琴「…………」

上条「けど、記憶がなかった俺に居場所をくれた初めての人で……だから……!」

美琴「……本当にあの子とは何もないの?」

上条「な、ない! 俺が好きなのは美琴だけだ!!」

美琴「……ごめん、ごめんね。でもさ」


美琴「私、当麻の事信じられないよ……」グスッ





581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 14:02:05.01 ID:aywVrwo2P

上条「何を……何をすれば信じてくれるんだ!? 俺は何でもするから!!」

美琴「……証明して」

上条「えっ?」

美琴「私の事が一番だって、証明して」


スルッ……パサッ……


上条「っ!!」

美琴「きて、当麻」

上条「あ……ぐっ……!!」ギリッ

美琴「できないの? やっぱり私は……一番じゃないの……?」

上条「お、俺……は……」ブルブル

美琴「当麻」

上条「……お、れ…………」

上条(インデックス……!!)


美琴「当麻!!!」



587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 14:14:02.70 ID:aywVrwo2P

 

パンパンパン……!!!


上条「はっ……はっ……!!!」

美琴「んんっ!! あっ、いいっ!! くっ、あんっ、ああっ!!!」ビクッ!!

上条「くっ……ぐぅ……!!!!!」ポロポロ

美琴「んっ、あっ、と、とう……ま……!! いぁっ、ああっ、ど、どう……して……泣いてる……の……?」

上条「……嬉しいんだ……こうして、美琴と繋がれるのが……!!」パンパン!!!

美琴「ふっ……んんっ!! わ、私……も……あんっ、う、うれ……くぅぅぅっ!! 嬉しい……よぉ……!!!」ビクビク

上条「み、こと……俺……もう……ッ!!」

美琴「い、いいよ……きて……当麻!! とうまぁぁ!!! んんあああああ!!!」ビクンッ!!!

上条「うっ…………くぅぅ……!!!!!」ビクビクッ


ドクッ……ビュッ……


美琴「……はぁはぁ。良かった……本当に良かったよ……当麻」ニコ

上条「…………」



594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 14:23:27.79 ID:aywVrwo2P

夜 常盤台寮208号室


美琴「ふふふっ♪」ニコニコ

黒子「……あ、あの、お姉様?」

美琴「ん、なーに?」

黒子「いえ、その、今日は上条さんとお話し合いをしたのでは……?」

美琴「あぁ、うん。ごめんね、黒子疑っちゃって。確かに当麻はあのシスターと同棲してたわ」

黒子「そ、それでは!」

美琴「でもね、当麻にとってあのシスターはただの娘でしかないのよ! 女としては見てないわ!」

黒子「……えっ、あ、あの、お姉様はそれを信じる事にしたのですか?」

美琴「うんっ、だって当麻ったら、私の事が一番だってちゃんと証明してくれたもん」ニコニコ

黒子「証明って、部屋で一体何が…………あ、ま、まさ……か……」

美琴「もう、これ以上言わせないでよ生々しいじゃない!」

黒子「あ……そ、そん……な…………」

美琴「いやーでも、初めてでも思っていたよりは痛くないものね」

美琴(本当はゴム無しだったら色々完璧だったんだけど……まっ、そこは仕方ないわね)



603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 14:29:53.40 ID:aywVrwo2P

夜 上条の部屋


上条「…………」

禁書「あ、え、えっと、とうま? ごはんできたよ?」

上条「……ありがとう」

禁書「……そ、その、ベッドのシーツとか布団とか全部変えたんだね! とってもふかふかで良い物になってるんだよ!」

上条「あぁ、インデックスにはいい所で寝てほしいからな。あのベッドもしばらく使ったやつだし」

禁書「えっ、あ、あはは、最近はいつもとうまも一緒に寝てるんだよ! もちろん今日も」

上条「ごめん、俺はもうお前とは一緒に寝れない」

禁書「……な、なんで? 私は……一緒に寝たいかも……」

上条「ダメだ。インデックスは俺なんかと一緒に寝ちゃいけない」

禁書「とうま!! どうして……どうしてそんな事言うの!?」ギュッ


上条「触んな!!!!!」バッ


禁書「きゃあ!!!」ドサッ

上条「あっ……」



644:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 16:34:55.79 ID:aywVrwo2P

禁書「と、とうま……?」

上条「……悪い、もう俺にも触らないほうがいい」

禁書「なんで……とうま、わ、私、何か嫌な事した……かな……。ごめん……ごめんね……だ、だから……」ポロポロ

上条「違う、インデックスは何も悪くない!!! 俺が……俺がお前と接する資格なんかないんだ!!」

禁書「分からないよ!! どうして……どうしてとうま!!!」ギュッ

上条「っ……離せよ!!!」バッ

禁書「やだ……絶対やだ……っ!!!」ギュゥゥゥゥ

上条「くっ……ああああああああああああああ!!!!!」


ドンッ!!


禁書「きゃっ!!」ドタッ

上条「ごめん……」ダダッ

禁書「とうま!!! とうまあああああああああああああ!!!!!」


バタン



646:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 16:37:13.25 ID:aywVrwo2P

夜 第七学区


タッタッタ……

上条「はぁ……はぁ……!!!」

上条(もう……ダメだ。俺は、インデックスと同じ場所に居ていい人間じゃねえ……!!)


ポツポツ……ザァァァァァァ……

「うわっ、降ってきたぞ!」
「なんか天気予報てきとーになってない!?」

上条「……雨か」

上条(こんなんで俺の汚れは取れねえよな……いや、もう何をしたって俺は……)


ガンッ!!!


上条「がっ!?」フラッ


バタッ


佐天「…………」



649:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 16:42:42.93 ID:aywVrwo2P

路地裏


上条「うっ……ん……?」パチッ

佐天「目が覚めましたか、上条さん」

上条「佐天さん……ここは……俺は確か後ろから殴られて……って何か縛られてるし」

佐天「あたしがやりました。最初に殴ったのも、これです」カラン

上条「金属バットって……下手したら死んでるぞ俺……」ハァ

佐天「そんな事どうだっていいじゃないですか。あたしなんてこの年で義肢ですよ」

上条「…………」

佐天「よくできているでしょう、これ? さすが学園都市って感じですよね。
   でも、どんなによくできていたって、あたしの腕じゃないんですよ。あたしの本当の右腕は、もう二度と戻ってこないんですよ」

上条「俺に復讐しにきたってわけか?」

佐天「いえ、あたしは自分の右腕の犠牲の意味を作りたいんです」

上条「意味……?」

佐天「上条さん、御坂さんと別れてください」

上条「…………」



652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 16:47:19.27 ID:aywVrwo2P

佐天「全部……全部あなたが悪いんですよ!! あなたのせいで何もかもが壊れた!!! あなたさえいなければ!!!」

上条「……悪いけど、それはできねえ」


ガンッ!!!


上条「ぐっ……ぁぁっ……!!」ブシュッ

佐天「別れてください。じゃないと……あたし……!!」ブルブル

上条「俺を殺す……か?」

佐天「っ!!」ビクッ

上条「それは困る。俺が死ねばあの部屋は引き払われる、それじゃあアイツの居場所がなくなっちまう」

佐天「やっぱり……あなたは御坂さんじゃなくてあのシスターさんの事ばかりじゃないですか!!」

上条「……詳しいことは言えねえ。けど、俺にとってインデックスも大切な存在であることは確かだ」

佐天「くっ……まだ、言いますか……!!!」スッ

上条「俺をこのまま殺してお前に何のメリットがある? 俺が死ねば美琴も悲しむ、そして犯人を探しだしてお前を殺しに行く。お互い何の得にもならねえぞ」

佐天「だから……御坂さんと別れてください!! あたしがあなたを殺す前に!!」



656:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 16:54:36.53 ID:aywVrwo2P

上条「俺が美琴と別れたとして、アイツが納得すると思うか? その後どんな事になるか、白井の件を見れば分かるはずだ」

佐天「そ、それは……っ!!!」

上条「もう、ダメなんだよ。俺も、美琴も。互いが互いに縛られて、もう抜け出すことなんてできねえんだ」

佐天「そん……な……」

上条「俺が言うのも何だけどさ、人の幸せっていうのは他人に決められるもんじゃねえんだよ。
   お前達がどう思っていようが、美琴が満足している時点でそんなのただのエゴでしかねえ」

佐天「……っ!!」ギリッ

上条「この縄、解いてくれると助かる。こんな状況、何かの間違いで美琴に気付かれたとしたら危ないのはお前だ。もちろん、この事は美琴には言わねえから」


ザッ……ザッ……


「お、なんだこいつら?」
「おいおいこんな人気のない場所で何かのプレイ中ですかぁ!?」グヘヘ
「でも女のほうは結構可愛いじゃん。そっちだけ持ってこうぜ。男はサンドバッグにでもすっか」


上条「ちっ、スキルアウトかよ……こんな時に……」

佐天「あ……い、いやだ……」ブルブル



658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:01:57.56 ID:aywVrwo2P

上条「おいこの縄解け!! 頼むから!!」

佐天「で、でも!!!」

上条「いいから!!!」

佐天「!!」


ブチッ


上条「よしっ、これで……」


「何とかなるでも思ってんのかぁ!?」
「ぶはは、この人数相手にどうするつもりなんだよ!!」


上条「何も分かってねえな、お前ら。この狭い路地じゃ、人数の差があってもそこそこいい勝負にはなるだろうぜ」

上条「(俺が走ったらすぐに逃げろ)」ヒソヒソ

佐天「えっ……?」


上条「うおおおおおおおおおおおあああああああああああ!!!!!」ダダッ



662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:07:08.23 ID:aywVrwo2P

 

「ははっ、本当に突っ込んできやがったぞコイツ!」
「やっちまえ!! 顔の形変えちまおうぜ!!!」


ドカッ!!! バキッ!!!


佐天「あ……ううっ!!!」ダダッ


「あ、女が逃げた!!」
「ちっ、逃がすな追え……って何だコイツ!!!」
「くそっ、くたばり損ないのくせに!!!」


バキッ!!! ドゴォ!!!


数分後


「くそっ、何なんだよコイツ!!」
「もう行こうぜ、女のほうも逃げちまったし、こっちはもうほとんど動かねえし」
「死ななかっただけありがたく思えよ!!」


スタスタ……



669:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:11:54.02 ID:HcI8mQNu0

御坂が極端に嫌いってだけで実はいいやつなんじゃ…



670:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:12:22.47 ID:aywVrwo2P

上条「…………」

上条(いってぇ……アイツら無茶苦茶に殴る蹴るしやがって……)


ザァァァァァァ……


上条「……泥水きったねぇ」

上条(いつになったら動けるようになるんだよこれ……病院なんかに入れられたら……)


ザッ……ザッ……


佐天「何してるんですか」

上条「よぉ……何で戻ってきてんだよ。俺がせっかくボコボコにされてまで……」

佐天「それってただ単にボコボコにされたかっただけなんじゃないんですか」

上条「人をドMみたいに言うなよ」

佐天「……救急車呼んであげましょうか?」

上条「勘弁してくれ。それじゃ寮に連絡がいってインデックスにバレちまう」

佐天「…………」



673:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:21:06.94 ID:aywVrwo2P

佐天の部屋


上条「いてて……!」

佐天「まだ痛みますか?」

上条「あぁ、けどそこそこ動けるようにはなってきた。サンキューな、部屋まで連れてきてくれて」

佐天「別にいいですよ。元々あたしが原因ですし、放っておいたらその内面倒な事になりそうでしたし。それにこの腕、結構力出ますし」

上条「あー、そうですかい」

佐天「でも、なんでですか」

上条「ん?」

佐天「何で……あたしを助けたんですか……。最低な……ほんっとうに最低な人のくせに……!!」

上条「……さぁな。助けない理由がなかったからじゃねえの」

佐天「なっ……」

上条「それじゃ、俺はもう行く。あんまり居ても危ないしな、美琴関係で。ありがとう。あとごめんな」フラフラ

佐天「…………」

バタン

佐天「なんで……どうして……よ……!!」ギリッ



681:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:29:14.87 ID:aywVrwo2P

ホテル


バフッ


上条「…………」

上条(まったく、ホテル泊まりとは上条さんも随分とブルジョワになったもんだな……)

上条「…………」スクッ


プルルルルルルルルル、ガチャ


禁書『もしもしとうま!? 今どこにいるの!?』

上条「インデックス、今から金の引き落とし方を言う。よく分からなかったら土御門にでも聞いてくれ」

禁書『えっ、ちょっと、とうま!?』


上条「……って感じだ。覚えたよな? それじゃ」

禁書『待って!! とうま待っ』プツッ

ツーツー……

上条「……はぁ」



687:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:43:32.91 ID:QxnsVJMG0

ある日 ホテル


上条(……ホテル暮らしが始まって数日。最初は新鮮だったけど、案外すぐ慣れた。
    インデックスからの電話が凄まじく多かったから、着信拒否にもした)

上条(あとはいつも通り学校に行って、それから……)


美琴「ん、どうしたの当麻? また何か難しい事考えてる?」

上条「いや、別に……ってか服着ろよ」

美琴「ふふ、今日はあれで終わりのつもり? 私はまだまだ全然満足してないんだけど?」ニヤ

上条「……そうですか」


上条(美琴はそれはそれは喜んだ。まぁ、当然ちゃ当然だけど。その分、借りる金は増えたけどそれに対して文句の一つも言わない)

美琴「ねぇ……とうまぁ……」スリスリ

上条「あのさ……最近こればっかりじゃないか? もっとゲーセンとかカラオケとか行ってもさ……」

美琴「仕方ないじゃない……クセになっちゃったんだから♪ ……ねっ?」

上条「分かったよ」グイッ

美琴「きゃっ☆」



693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 17:54:04.05 ID:aywVrwo2P

クチュ……クチュ……


美琴「んんっ……ぁっ……ああっ……だ、めぇ……ううんっ!!!」ビクッ

上条(……指疲れた)

美琴「とう、まぁ……さい、きん……あっ!! ゆ、指……ば、ばっかりぃぃ……ぅぅぁあん!! ふっ……ん、くぅ……」ビクンッ!!!

上条(チンコ入れたくねえからだよ)

美琴「あっ……ん……だ、だめ……いっ、んあっ!! い、いいちゃっ………んんんっ!!!!!!!!」ビクッビクッ

上条(コツ掴んできたな……はは、マジで最悪だ俺……)

美琴「……はぁ……はぁ……。とう、まぁ? なんだか静か……んんっ」

チュパチュパ

美琴「あっ……ん……れろ……ちゅぱ……」トロン

上条(面倒な時はとりあえずキス。扱い易すぎだろこのレベル5)



699:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:06:54.43 ID:aywVrwo2P

夜 ホテル


美琴「んー、幸せ」スリスリ

上条「……なぁ、本当に大丈夫なのか?」

美琴「大丈夫だって! 黒子が何とかしてくれてるし!」

上条「そっか……白井が……」

上条(もう諦めたのか……いや、そんな事はねえと思うけど……)

美琴「……ねっ、当麻。寝る前に、さ?」ニコ

上条「またかよ……正直上条さん、枯れそうな勢いなんですが……」

美琴「また舐めたげるから!」

上条(それが一番嫌なんだよ……)

美琴「……ダメ?」ウルウル

上条「はぁ、分かった分かった。けどこれやったら寝る――」


カーナーシーミノー、ムーコーウーヘトー♪


上条「着信……? 悪い、美琴。ちょっとたんま」スッ



701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:10:50.17 ID:wmWGq31q0

どんな着うただよwwwwww



725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:46:38.19 ID:aywVrwo2P

美琴「もう、早くしてよぉ?」

上条「はいはい……と」

上条(土御門……?)

上条「もしもし?」

土御門『よぉ、カミやん。今ちょっといい? ズッコンバッコン中?』

上条「いやこれからだけど……で、どうしたんだよ」

土御門『カミやん、自分の部屋に戻れよ』

上条「……できねえ」

土御門『インデックスが今どんな状態か分かってるか? 毎日泣いてるんだぞ? 泣きすぎて声が枯れる程だ』

上条「…………」

土御門『ただ、泣いてるのは夜だけだ。昼は精一杯笑顔を見せて舞夏に料理を教わっている。
    当然舞夏はそれに気付いているぞ。カミやん、舞夏まで悲しませるのは俺が許さない』

上条「けど……俺は……っ!!」

土御門『カミやんが何を考えているのかは何となく分かる。ただ、そんなのはひたすらインデックスから逃げているだけだ。
    今のインデックスの状況、そんなのがカミやんが望んだものなのか?』



733:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 18:57:44.96 ID:aywVrwo2P

上条「……分かった、分かったよ。ちゃんとインデックスに伝えて、ハッキリさせる」

土御門『ん、それでこそカミやんだ』

上条「なんつーか、いつもありがとうな土御門。お前が居てくれて本当に良かった」

土御門『えっ、あー……なんかホモ臭いぜい、カミやん?』

上条「んなわけあるかっ!!!」

土御門『あっはっは、まっ、そんな事でよろしくにゃー』ピッ

上条「……はは、ったく、あいつ」

美琴「…………」

上条「あ……えっと、美琴。その、お、俺」

美琴「いいよ」

上条「えっ?」

美琴「アンタがあのシスターのことも大切にしてるっていう事は知ってる。だから、別にあの寮に戻ってもいい」

上条「美琴……悪いな」

美琴「いいわよ、私が一番だって分かってるから。そのかわり、今夜は一杯愛してね?」ニコ

上条「……あぁ」



737:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:06:11.47 ID:aywVrwo2P

 

パンパンパンパン……!!


美琴「んあっ……ひっ……ああんっ!!! くっ……ぅぅっ、ふっ……いっぁ……!!!!!」ビクッビクッ

上条(インデックスインデックスインデックスインデックス!!!!!)

美琴「んんっ!!! くぅぅ、あんっ、だ、だめぇ……ま、た……あうっ、い、いっちゃ…………んんんんんっ!!!!!!」ビクンビクン!!!!

上条(インデックス……俺は……俺は……!!)グイッ

美琴「えっ、ちょ、ちょっと待って!! ま、まだイッたばっか…………んああああああああああああっ!!!!!!」ビクンッ!!!

上条「はぁ……はぁ……っ!!!!!」パンパン!!!

美琴「ああっ、あああああああああああ!!! んひっ、あん、ぃぃあっ!!! すごっ、だ、めぇ……こわれっ、んああっ、壊れちゃう!!!!!!」ビクンビクン!!!!


一時間後


美琴「……ぁ……ぅ……」グッタリ

上条「……ふぅ」

美琴「も、う……やりすぎ……よ…………」トロン

上条「ごめん、美琴」チュッ



743:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:12:37.38 ID:aywVrwo2P

美琴「んっ……ちゅぱ…………大丈夫よ、私ちょっと乱暴にされるのが好きなのかも///」

上条(ドMかよ。まぁイニシャル的にそうか)

美琴「ねぇ、当麻。これつけて?」スッ

上条「ん……指輪?」

美琴「うん、一緒にハワイ行った時あったじゃない? その時買ったの。この模様とか浮気防止の意味があるらしいわよ」

上条「はは、学園都市らしくないオカルトだな」

美琴「たまにはいいじゃない。もちろん当麻を信用してないってわけじゃないよ?」

上条「あぁ、分かった。毎日つけるよ」

美琴「ありがとう、当麻! 大好き!!」ギュッ

上条「俺も好きだ、美琴」ギュッ


美琴「……あーあ、こんな時間がずっと続けばいいのに」

上条「続くだろ、きっと」

美琴「そんなの分からないじゃない。でもさ、私は例え生まれ変わっても、また当麻の事好きになるよ?」ニコ

上条「……あぁ、俺もそうだといいな」

美琴「うんっ♪」



750:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:21:10.07 ID:aywVrwo2P

次の日 上条の部屋


ガチャ


上条「……えっと」

禁書「とうま!!!!!」ガバッ


ギュッ


禁書「とうま……とうまぁぁ……!!!」ギュゥゥゥゥ

上条「インデックス……あのさ、俺……」

禁書「もうどこにも行かないで!! とうまが居ないと私……私……っ!!!」ポロポロ

上条「……インデックス、今から言うことをよく聞いてくれ。大事な話だ」

禁書「……うん」


上条説明中


上条「……っていう事なんだ。昨日も美琴とセックスした。だから、こんな俺は……」



753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:26:54.23 ID:aywVrwo2P

禁書「いいよ」

上条「お前と一緒に居る資格なんて…………え?」

禁書「いいよ、それでも。とうまは私のことを想ってそうしてくれたんだよね?」

上条「あぁ……でも!!」

禁書「確かにとうまのした事はいけない事だと思う。何より短髪に、ね。でも、例えそうだとしても私はとうまの味方なんだよ」

上条「なんで……なんでだよ!!」

禁書「そんなの簡単なんだよ。私が、とうまの事を愛しているから」ニコ

上条「っ……!!」

禁書「例え世界全ての人がとうまの事を悪く思っても、私だけは変わらずとうまの味方だから」

上条「イン……デックス……!!」ポロポロ

禁書「だから、とうまにだけ罪を背負わせない。私も、一緒に背負っていく」ギュッ

上条「……ぅぅ……ぁぁ……あああああああああああ!!!!!」

禁書「ふふっ、大丈夫だよ、とうま」ナデナデ



758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:34:48.06 ID:aywVrwo2P

土御門の部屋


土御門「イイハナシダナー」

舞夏「イイハナシカナー? ていうか、このコップを壁に当てるっていうのもどうかと思うぞー」

土御門「こうして親友の行末を見守るのは当然だぜい」ウンウン

舞夏「そういうものなのかー? というか、予想以上にドロッドロで、正直私も結構キツイぞー」

土御門「舞夏にもいずれ分かる、何を捨てても守りたい者が…………って舞夏は分からなくていいにゃー!!!!!」

舞夏「急に大声出してどうしたんだー」ハァ


上条の部屋


禁書「それじゃ、ちゃんと短髪に謝りに行こうね? 私も一緒に行くから」

上条「えっ、いや、けど……っ!!」

禁書「お金のことは二人で考えていこう? とにかく、今の状況を続けるわけにはいかないんだよ」

上条「ち、違うっ! 美琴はヤバイんだ!! そんな事すればインデックスが……」

禁書「大丈夫だよ、短髪はああ見えて本当は結構良い人だから」ニコ

上条「…………いやいやいや!!」



759:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:35:44.51 ID:aSuAMofB0

殺されるな



760:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:36:51.85 ID:sJmNF/ntO

まあ十中八九インドネシアさんは・・・



761:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:38:04.01 ID:MHcgTZxg0

着うた回収か



767:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:42:29.72 ID:aywVrwo2P

 

ドガァァァァァァァァァ!!!!! 


土御門「大ニュースだぜい、カミやん!!」

上条「人んちの壁壊してんじゃねえええええええええええええええ!!!!!」

禁書「び、びっくりしたんだよ……」

土御門「そんな事より!! ほらこれ!!」スッ

上条「ん、なんだこれ?」

土御門「カミやんの就職内定書だにゃー。ネセサリウスの」

上条「…………」


上条「はあああああああああああああ!?」


土御門「まったく、最大主教の気まぐれにも困ったものだぜい。まぁ、今回は助かったけど」

禁書「えっ……それならっ!」

土御門「あぁ、これからカミやんはインデックスと一緒にイギリス清教で働くんだぜい。もちろん給料は出る。インデックスの身の安全についても、カミやん自身も行くならいいだろう?」

上条「マジかよ……じゃあこれで……もう……」



780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 19:53:51.98 ID:aywVrwo2P

禁書「あ……でもその前に短髪には謝らないと……」

土御門「それはやめた方がいい。命が危ない」

禁書「えっ、そ、そんな……」

上条「……インデックス、美琴にはいつか必ず謝る。ただ、今はマズイんだ。分かってくれるか?」

禁書「……うん。私のことを思って、なんだよね?」

上条「あぁ、そうだ。インデックスを危険な目にはあわせられねえ」

土御門「とにかく、出発には超電磁砲に知られないようにした方がいいな。出発はできるだけ早い内に、と向こうに言っておいた方がいいか」

上条「サンキューな。しっかし、まるで夜逃げだな。けど、今はそれが一番か」


夜 上条の部屋


禁書「……とうま、起きてる?」

上条「起きてるぞー」

禁書「あのさ……その、とうまが私を抱かなかったのは、短髪の事があったから?」

上条「……あぁ。こんな状態でインデックスを汚すことなんて考えられなかったんだ」

禁書「でも、もうそれも全部言っちゃったよね?」



787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:00:51.84 ID:aywVrwo2P

上条「……インデックス?」

禁書「私はとうまが汚いとは思わない。だから……その……///」モジモジ

上条「けど、俺、昨日だって美琴と……」

禁書「だから、それでもいいんだよ! というか、えっと、短髪がしてるのに私がまだっていうのが……嫌、かも……」

上条「いい……のか……?」

禁書「もうっ、これ以上女の子に言わせちゃダメなんだよ!!///」

上条「分かった、じゃあ……する、ぞ……」ドキドキ

禁書「う、うん……」


プチプチ……


上条「ワイシャツのボタンって面倒くさいな……」

禁書「も、もう……ちょっとがっつき過ぎかも……」

上条「悪い悪い……よし、オッケー」パサッ

禁書「///」ギュッ

上条「え、えっと……何で目瞑ってんの?」



802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:09:58.10 ID:aywVrwo2P

禁書「恥ずかしいから///」

上条「……あー、その、ならもうやめても…………」

禁書「ダ、ダメ!! 分かった、見る!! 見るから!!」パチッ

上条「本当に大丈夫か? 俺、お前には無理してほしくねえんだけど……」

禁書「無理なんてしてないっ! ほ、ほら、早く……その、も、揉んだり……///」

上条「……揉む?」

禁書「何で疑問形なんだよう!!!」ガブッ

上条「ぎゃあああああああああああ!!!!! こ、事の最中に噛み付くとかどんだけだ!!」

禁書「とうまがこんな時でもとうまなのが悪いかも!!」プンプン



805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:14:29.54 ID:Pa0N8K5T0

壁壊れてるから丸見えなんじゃね?



817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:22:01.21 ID:aywVrwo2P

上条「わ、悪かったって……じゃあ……揉む、ぞ?」

禁書「う、うん……///」


プニッ


禁書「んっ……」

上条「…………」ムニュムニュ

禁書「あっ……ん、ちょっと、とうま……急に黙ったままなんて……」

上条「薄暗い部屋の中、目の前には愛しい少女の双丘があり、その先端にはちょこんとピンク色の」

禁書「ばかあああああああああああああああ!!!!!」ボカッ

上条「いってええ!!!」



874:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 20:58:07.71 ID:aywVrwo2P

禁書「うぅ……!!」ウルウル

上条「わ、悪い悪い。インデックスが可愛くてさ」

禁書「もう、とうまはイジワルかも!」

上条「分かった、ちゃんと真面目にやるから」モミモミ

禁書「あっ……う、ん……な、なんか……くすぐったいかも……」

上条「じゃあここは?」コリッ

禁書「きゃあああああ!! そ、そこ……あんっ……敏感だからぁ……」ビクン!!

上条「可愛いよ、インデックス」コリコリ

禁書「んっ! ふっ、ん……あっ……だ、だめぇ……」トロン

上条「気持ちいいか?」

禁書「そっ……そんな……の……んんっ!! わ、分からない……あんっ!」ビクンビクン!!



922:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:09:39.62 ID:aywVrwo2P

禁書「ね、ねぇ……とうま……」ハァハァ

上条「ん? もしかしてイッた?」

禁書「イ、イッてない! そうじゃなくて、その……私の胸、短髪とどっちが大きいかな……?」

上条「……うーん、これはあれか。どんぐりの背比べっていうのか」

禁書「むぅ!! ど、どうせ私は……!!」

上条「でも、インデックスの胸が一番好きだ。他のどんな胸よりもな」

禁書「とうま……」キュン

上条「だから何の心配もしなくていいんだぞ?」

禁書「それはつまり、かおりの胸よりも私のが好きっていう事だよね?」

上条「あぁ、もちろん」

禁書「ひょうかの胸よりも?」

上条「おう」

禁書「オルソラの」

上条「だあああああああああ!!! だからインデックスが一番だっての! そんなに俺はおっぱい星人に見えたか!」

禁書「うん」



950:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:25:37.66 ID:aywVrwo2P

上条「そんな真顔で……」ズーン

禁書「で、でも、私の胸が好きっていうなら素直に嬉しいんだよ」ニコ

上条「……あぁ、好きだ。だから、舐めてもいいか?」

禁書「……ふぇっ!?///」

上条「ダメ?」

禁書「あ、え、えっと……優しく……ね?」ドキドキ

上条「分かってる」スゥ


ペロッ


禁書「っっっ!!!」ビクンッ!!!

上条「れろ……んむ……」

禁書「あっ、だ、だめ……んぁぁあああっ!! な、にこれ……はぅぅっ!! おかしい……んだよ……!!!」ビクッビクッ

上条「はむっ」パクッ

禁書「あんっ!!! いやぁ……んはっ!! あ、たまが……んんっ!! しびれ……!!!」ビクッ

上条「……ぷはっ。どうだ、インデックス?」



951:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:26:50.85 ID:Ne2p2J+m0

いいから早くイレロヨ
時間がないんだよ



955:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:28:12.90 ID:HZuiVUyVO

>>951
前戯は大切だぞ



959:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:30:31.09 ID:b9ooKboN0

>>951これだから童貞は



961:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:31:24.89 ID:aywVrwo2P

禁書「はぁ……はぁ……!! とうま、赤ちゃんみたいなんだよ……」トロン

上条「男ってのは何歳になってもおっぱいが好きだからな」

禁書「……やっぱりおっぱい星人なんだよ」ジト

上条「だ、だからそういう事じゃねえって! えっと……じゃあこっちも……触るぞ?」ススッ

禁書「ッ!! ちょ、ちょっと待って!!」

上条「ん?」

禁書「あの、先に……キ、キスしてほしいかも……///」

上条「……時間稼ぎ?」

禁書「違うんだよ!!」

上条「はは、分かった分かった。ほら」チュッ

禁書「んっ……れろ……ちゅぱ…………ごくん」ポー

上条(キスしながらならいいかな)スッ


クチュ


禁書「んっ!? んんんっ!!!!!」ビクンッ!!!



986:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:37:26.55 ID:aywVrwo2P

禁書「ぷはっ……ちょ、ちょっと……待ってとうま……!!」ビクッビクッ

上条「……すっげえ濡れてるな」クチュ

禁書「いちいち言わなくていいかも!! あっ……んんっ!!!」

上条「パンツ邪魔だな、脱がすぞ?」ガッ

禁書「待って!!」ガシッ

上条「ん?」

禁書「ん、じゃない!! そ、その、少し気持ちの準備を……」

上条「10秒くらいでいい?」

禁書「ダメ!!」

上条「分かった分かった。いくらでも待つよ」

禁書「う、うん……」

上条「…………」

禁書「…………」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:47:04.17 ID:aywVrwo2P

上条「…………」

禁書「…………」

上条「……もうやめようか?」

禁書「ダメ!! ……わ、分かった、もういいんだよ」

上条「それじゃ…………ってインデックスさん?」

禁書「な、なに……?」ウルウル

上条「あの、そんな顔されてると、まるで俺が性犯罪者か何かのような感じなんですが……」

禁書「……どういう顔すればいいのさ」

上条「えーと……まぁいいか」ズルッ

禁書「ひゃあ!!!」

上条「よし、これで……あの怖いです、睨まないでください」

禁書「いきなり過ぎるんだよ!! もっとゆっくり……」

上条「焦らしプレイが好きなのか?」

禁書「そういう意味じゃないかも!!」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 21:56:01.59 ID:aywVrwo2P

上条「まぁいいじゃねえかもう脱いじまったんだし」

禁書「むぅ……全然納得出来ないけど……もうどうでもよくなってきたかも」プク

上条「それじゃ早速」スッ


クチュ


禁書「んんあああっ!!!」ビクンッ!!!

上条「……おお、すげー」クチュクチュ

禁書「待っ……あんっ!! ふっ……んんっ、くぅぅ……!!!」ビクッビクッ

上条「量がすげえなこれ……一人でする時もこんな感じなのか?」グチュグチュ

禁書「ひ、一人の時、はっ、ここまでは……ぁぁっ!! あっ、ち、ちがっ、何でもないかも!!! んんんっ!!!」ビクンッ!!!

上条「はいはい、何も聞いていませんよー」グチュグチュ

禁書「も、う……ば……ばかにして……っ!! あっ……っっ……んぁぁ!!!」

上条「……ていうか、これって結構違うもんだな」ジー

禁書「えっ……わ、私の変かな…………って見過ぎかも!!」

上条「変じゃない変じゃない」



123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:02:53.36 ID:aywVrwo2P

禁書「……そ、そっか……良かった。ていうか、とうま!! さすがにそこまで至近距離から見られると、は、恥ずかしいんだよ!!///」

上条「……舐めていい?」

禁書「えっ……もしかして、そ、そこを……?」

上条「うん」

禁書「で、でも……そんなとこ、き、汚いかも……!!」

上条「インデックスの体に汚いところなんかない」キリッ

禁書「も、もう!! 妙にかっこよく言うところじゃないかも!!」

上条「それに、これは美琴にもやってないぜ。インデックスだけだ」

禁書「……そ、そうなの?」ドキン

上条「あぁ、お前だからしたいんだ」

禁書「…………わ、分かった。でも、その……優しくね?///」

上条「あぁ、任せろ」スッ


ペロッ


禁書「っっ!! ああっ!! んんっ、くぅぅぁぁっ、ひぅぅうううう!!!!!」ビクンッ!!!



148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:11:25.02 ID:aywVrwo2P

上条「もご? もごもごもご」ペロペロ

禁書「な、舐めながら……あんっ!!! は、話さなくて、んんっ、くっんんっ!! い、いいかも!!!」ビクッビクッ

上条「むぐっ、むご」ペロペロ

禁書「ふっ、ぁぁっ、くぅぅぅっ!! ぃぃぁっ、と、とう……まぁ……!! な、なん……か……んんっ!! く、る……ぅぅっ!!」ビクビクビク

上条「へっ?」ピタッ

禁書「なっ……あっ……はぁ……はぁ……!! と、とう……まぁぁぁああああ!!!」

上条「えっ、ま、待て、何怒ってんですか!?」

禁書「もう少しで……もう、少しで……その、えっと……!!///」

上条「あぁ、イキそうだったのか」

禁書「ばかぁぁ!!!」ボカッ

上条「いってええ!!!」

禁書「と、とうまはあれかな!! 『イカせて』って言わせないと気が済まない人なのかな!!」

上条「ち、ちっげえよ!! つかどこで得た知識だそれ!!」

禁書「えっ、クローゼットの奥深くにしまってあった本に……」

上条「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!」



153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:16:07.76 ID:aywVrwo2P

上条「忘れて!! 今すぐ忘れなさい!!」

禁書「無理かも」

上条「ですよねー。はぁ……そんじゃ挿れるか?」

禁書「…………ねぇとうま。とうまの中の辞書にはムードとか雰囲気っていう言葉はないのかな」

上条「挿入させてください」キリッ

禁書「それも何か違うかも……もう、分かったんだよ。とうまにそういうの求めるほうが間違いだったかも」

上条「うっ……わ、悪かったな。それじゃあ」ヌギッ


ボロン


禁書「……こうやって実際に見るとかなりグロテスクかも」ゴクッ

上条「まじまじ見てその感想はやめてください」

禁書「え、えっと……これ、入るの……かな?」

上条「まぁ、人間の構造上は」

禁書「そう、だよね……うん」

上条「また気持ちの準備するか?」



161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:20:18.05 ID:aywVrwo2P

禁書「ううん、大丈夫。でも……ね」

上条「どうした?」

禁書「手、握っていてほしいかも///」

上条「あぁ、分かった」ギュッ

禁書「んっ、ありがとう。…………いいよ、きて?」

上条「痛かったらすぐ言えよな」


ズブッ


禁書「いっ!!」ビクンッ

上条「だ、大丈夫か?」

禁書「う、ん……大丈夫、だから……!!」

上条「とてもそうは見えねえんだけど……」

禁書「お願い……最後まで……!!」

上条「……分かった」


ズブブブブブブブブブブブ



172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:25:46.75 ID:aywVrwo2P

禁書「いったぁぁっ……!!」

上条「全部入った……大丈夫かインデックス……?」

禁書「ちょ、ちょっとダメかも。もう少しこのまま、で……」


チュッ


禁書「んっ……とう、ま……?」

上条「大好きだ、インデックス」

禁書「はぅ……そ、そういうのは終わった後に言うものじゃないのかな……?///」

上条「じゃあ終わった後にも言うよ」

禁書「えへへ……うん、私も大好きだよ///」ニコ

上条(やべえマジ可愛い)

禁書「あの、ね。もう……動いても……いいかも」

上条「本当か? 無理してねえだろうな?」

禁書「大丈夫。でも、ゆっくり、ね?」

上条「あぁ、分かった」



177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:33:35.83 ID:aywVrwo2P

 

パン……パン……!!


上条「うっ……くっ……!!」

禁書「んんっ、あっ、ぅぅっ!!」ビクッ

上条「インデックスの……すっげえきつっ……!!!」

禁書「あんっ!! ふっ、んん、ぁぁっ……ぅぅうぁぁあああ!!!」

上条「ご、めっ……俺、もう……!!」

禁書「あっ、ぎゅっと……して……っ!! んっ、お、お願い……!!」

上条「分かった……絶対、離さねえ……っ!!」ギュッ

禁書「嬉しい……う、れしいんだよ……っ!! あっ、ふっ、んんんっ!!!」ギュゥゥゥゥ

上条「で……る……っ!!!!!」ドクン!!


ビュッ、ビュッ


上条「……はぁ……はぁ……!!」ゼーゼー

禁書「は……ふっ…………」ポー



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:38:16.33 ID:aywVrwo2P

禁書「…………」ボー

上条「…………」

禁書「ねぇ、とうま」

上条「な、なんだよ」

禁書「早すぎない?」

上条「ごふっ!!!」ガクッ

禁書「童貞でもないのに、ちょっとびっくりしたかも」

上条「し、仕方ねえだろ! インデックスのがメッチャ良かったんだからさ!!」

禁書「そ、そう? ふーん、それなら、その、仕方ないかも///」

上条「それで、インデックスさんの感想は?」

禁書「すっごく恥ずかしくてすっごく痛かった」

上条「……そ、そうですか」

禁書「というか、本番が痛すぎかも。あれならまだその前の……」

上条「クンニの方が気持ちよかった?」

禁書「ハッキリ言わなくていいかも!!!」ボカッ



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:44:42.39 ID:aywVrwo2P

上条「いってて……まぁ、その、ごめんな。そんな痛かったならさ……」

禁書「ううん、でも私はとっても嬉しかったんだよ。とうまと一つになれて、ね?」ニコ

上条「インデックス、結婚しよう」

禁書「…………なんか唐突にプロポーズされた気がするんだよ」

上条「ごめん、なんか勢いで。インデックスが可愛かったから」

禁書「もう!! やっぱりとうまは私をからかってるんだよ!!」

上条「はは、そんな事ねえって」

禁書「……まぁ、でも、今日のでデキちゃったら、しなくちゃ、だよね?///」

上条「つってもコンドームの避妊率考えればそうそう…………あれ?」

禁書「どうしたの?」キョトン

上条「な、なぁ、インデックス。俺、その…………ゴムしてた?」

禁書「してないけど?」

上条「…………」

禁書「…………」


上条「マジで?」



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:52:04.78 ID:aywVrwo2P

禁書「うん。元々そのつもりだったんじゃないの?」

上条「えっ……ええええええええ!? うわっ、やっべ、イ、インデックス!! 今日って……」

禁書「……ちょっと危ないかも///」

上条「」

禁書「ふふっ、でも大丈夫なんだよ。例えデキちゃっても、ね?」ニコ

上条「なっ、い、いやいや、俺学生!!」

禁書「今度からはネセサリウス、でしょ?」

上条「……あ」

禁書「天下のこーむいんってやつなんだよ! だから、とうまも責任取れるね?」ニコニコ

上条「そ、そっかそっか……いや、でもさすがに早くねえか?」

禁書「えー、私は早くとうまの赤ちゃん欲しいな! ちっちゃいとうまとか、すっごく可愛いんだよ!」

上条「いやー、俺に似てたら可哀想だろ……やっぱインデックス似の女の子だな!」

禁書「女の子は色々大変だよ? それにいつかは他の人に取られちゃうかも」

上条「そんなのは俺が許さねえ!!!」

禁書「あー、とうまとかすっごく面倒くさそうなお父さんになりそうなんだよ」



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 22:58:58.99 ID:aywVrwo2P

禁書「……ねぇ、とうま。短髪には本当に何も言わずに行っちゃうの?」

上条「…………あぁ」

禁書「短髪もね、とうまの事が大好きなんだよ? 私ならよく分かる。だから、ね」

上条「ダメなんだ、インデックス。美琴は……お前とは違うんだ……」

禁書「…………」

上条「確かに美琴にはひでえ事をした。それこそ、殺されても文句言えねえ程の、な。
    ただ、俺はそれを後悔してねえ。何度同じ場面を経験しようとも、俺はその全てで同じ選択をすると思う」

禁書「……私の、ため?」

上条「あぁ、そうだ。俺はインデックスのためだったら何でもする。例えお前が望んでいない事でも」

禁書「とうま……私は、離れないよ?」ギュッ

上条「俺だって離さねえ。絶対に」ギュッ



219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:06:22.75 ID:aywVrwo2P

三日後 上条の部屋


上条「こんなもん……か。いやー、しっかし意外と物あったんだなこの部屋も」

禁書「うん、まさかあそこまでいやらしい本が隠されてるとは思わなかったんだよ」

上条「それはもういいだろ!!」

土御門「まぁ、男の性欲ってのは止められないからにゃー」ニヤニヤ

上条「土御門……お前急に現れるなよ、つかここ俺の部屋」

土御門「まぁまぁ、細かいことは気にするにゃー。あ、そうだ、今回は俺と舞夏もついていくからよろしくー」

禁書「えっ、もとはるはともかく、まいかも?」

土御門「うん。兄妹はいつも一緒に居るもんなんだぜい!! それが義妹ならなおさら!!」ビシッ

上条「はぁ……いいのか?」

土御門「ん、まぁこの世界も随分大人しくなっちまったし、多重スパイっていう仕事の需要も減ってきたんだぜい」

上条「そっか……それは良い事……なんだよな」

土御門「もちろん!」

禁書「あの、それで、短髪の方はどうなってるのかな……?」



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:12:57.03 ID:aywVrwo2P

土御門「超電磁砲の方はその友人に協力してもらって、俺達が飛行機に乗る第二十三学区とは反対の学区に遊びに行ってもらってるぜい」

上条「美琴の情報収集能力を考えると安心はできねえと思うけど、そこら辺はどうなんだ?」

土御門「ふふっ、その辺りは特別に魔術で保護してるから、いかにレベル5でも手が出せないぜい!!」

上条「なるほど、な。それなら安心か」

禁書「……短髪にも、いつかは話すんだよね?」

上条「あぁ。借りてる金もあるしな。それは約束する」

禁書「うん……仕方ないんだよね……」

土御門「インデックスは聖女のようだにゃー」

上条「俺のな」

禁書「とうま……///」

土御門「はいはい、夫婦漫才はいいから、そろそろ出発するぜい?」

禁書「ふ、夫婦って……まだ早いかも……!!!///」

上条「インデックス、土御門の言葉にいちいち反応してたらもたねえぞ」ハァ

土御門「カミやん、酷いにゃー」



227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:13:44.19 ID:gAsDeo1+0

お?ハッピーエンドか?



232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:16:31.35 ID:nfoNWdSG0

>>227
どうあろうとハッピーはねえよ。インさんの力なら佐天さんの傷治せるのに放っていくんだから



235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:22:14.67 ID:aywVrwo2P

第二十学区


佐天「見てください! 学園都市最大のスポーツ施設!! 世界中の様々なスポーツを楽しめるんですよ!」

黒子「ふふ、スポーツ万能なお姉様にピッタリの場所ですわね」

初春「うぅ……私にはあんまり相性が良くない感じですね……」

佐天「だからこそこの機会に克服するんだよ! そうすれば、あたしのスカートめくりを避けられるようになるかもよ!」

初春「まずめくらないでくださいよ!!!」

美琴「わぁ……ありがとね、みんな! 前にあんな事があったのに……」

佐天「あんな事があったこそ、ですよ! ここで綺麗サッパリ仲直りです! あたし達友達ですし」ニコ

美琴「うん……そうだね!!」


食蜂「あっらぁ……御坂さぁん? こんな所で偶然ねぇ」


美琴「げっ……」

食蜂「もうっ、会う度にその顔は地味に傷つく……」チラリ

佐天「……うわ」

黒子「…………」ジッ



244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:31:51.22 ID:aywVrwo2P

初春「……ど、どうも」オドオド

食蜂「……はぁ、随分と嫌悪力を向けられたものねぇ」

美琴「当たり前でしょうが。それでアンタはこんな所で何やってるわけ? アンタとは対極にあるような場所だと思うけど」

食蜂「べ、別になんだっていいでしょぉ」

美琴「……アンタまさか、散々運痴運痴言われてるの気にしてるわけ?」

食蜂「う、ううううううるさいわよぉ!!! そんなわけないじゃなぁい!!!」

佐天(うっわぁ、わかりやすっ)

黒子(これでも精神系統のトップなんですからおかしいものですわね)

初春(も、もしかして私でも運動で勝てるんですかね……)

美琴「まっ、別にいっか。それじゃあね、せいぜい頑張ることね」スタスタ

食蜂「もうっ、だから違うって言ってるのにぃぃ!! あったまきたぁぁ!!」ピッ

美琴「なっ……アンタまた!!」

食蜂「記憶はいじってないわよぉ、ただお友達のを覗いただけ☆ ふふっ、この子達が御坂さんをどんな風に思っているのか…………えっ?」

黒子(マズイっ!!)

初春「あ、あの食蜂さん!! 待ってください!!!」



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:36:55.97 ID:aywVrwo2P

 

食蜂「上条さんが……イギリスに……? え、か、駆け落ちって……」


佐天「あ……あ……!!」ブルブル

黒子「お、お姉様!!! これはあの」


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


黒「あっ」

子「」ベチョ

美琴「なるほど、なるほど。そういう事かぁ。すっかり騙されちゃったわ」バチバチ

初春「し……らい……さん?」

食蜂「ちょ、ちょっと御坂さん、何やって……」


バチィィィィィィィィィィ!!!!!!


食蜂「きゃああああああああああああああああああ!!!!!」ビリビリッ!!



251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:37:57.01 ID:i+Z+HhCd0

>>248
黒子が上下真っ二つに…



250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:37:43.98 ID:l4foad5L0

みさきち余計なことするなよwww



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:39:27.55 ID:61ASQ2+T0

ナイス!みさきち



262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:43:02.65 ID:b9ooKboN0

白井/黒子



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:44:11.46 ID:7rSGlcEvO

白黒はっきりしたな



266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/24(月) 23:45:38.58 ID:aywVrwo2P

食蜂「ぁ……ぅぅ……」

美琴「とりあえずアンタは生かしてあげる。まだ聞きたいこともあるし。でも」ギロ

佐天「やだ……やだ……!! こんなの御坂さんじゃない!!!」

美琴「佐天さんが私の事をどんな人だと思ってたのかは知らないけど、私はこういう人なのよ。また砂鉄でも味わっていく?」


ザァァァァァァァァァァァァ!!!


美琴「次は右腕だけじゃ済まさないわよ」

初春「佐天さん!! 逃げましょう!!」

佐天「違う……そんな……御坂さん、は…………」ガクガク

美琴「うるさいわね」ブン!!


ズバッ、ブシャァァァァァァァ!!!!!


佐天「ああああああああああああああああああ!!!!!」

初春「佐天さん!!! 佐天さん!!!!!」

美琴「両足無くなっちゃもう逃げられないわね? 初春さんも友達を置いていくような子じゃないし」ニコ



278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2013/06/24(月) 23:54:45.06 ID:aywVrwo2P

初春「御坂さん!!!」バッ

美琴「うん?」

佐天「う……いはる…………」ヒューヒュー

初春「お願いです……やめて……やめてください……!!!」ポロポロ

美琴「……いい子ね、初春さん。この状況で友達の前に立てるなんて」ニコ

初春「えっ……あ、の……」

美琴「大丈夫、そんな良い子の初春さんは、苦しまずに一瞬で殺してあげるから」


ズバッ……ブシャァァァァァァァ!!!!!


初春「」フラッ


ベチャ


佐天「初……春……?」

美琴「佐天さん。誰かと話す時は、その人の顔を見て話せって言われなかったの? 初春さんの顔はそっち」

佐天「いや……いやああああああああああああああああああ!!!!!」



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:04:24.81 ID:dU3HAg5eP

佐天「人殺し!!! なんで……なんでこんな事!!!」

美琴「そんなの決まってるじゃない。私と当麻の仲を引き裂こうとしたから」

佐天「そんな……そんなの……!! おかしいですよ……あなたも、上条さんも!!!」

美琴「当麻の悪口を言うな!!!」ブン!!


ブシャァァァァァァァ!!!!!


佐天「がっ……ぁぁあああああああああああああああ!!!!!」

美琴「これでダルマね。というかこれでショック死しないって凄いわね」

佐天「ぁ……ぁぁああ……!!」ガクガク

美琴「まっ、その根性に免じて、最後は超電磁砲でトドメ刺してあげるわよ。感謝しなさい」チャリ

佐天「…………ぁ」

キィィィン

美琴「さようなら」

佐天(……上条、さん…………どう、して…………)


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:06:28.50 ID:iLtSxWjL0

(´・ω・`)こええよ



307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:13:14.45 ID:IYUJKDBd0

よく考えてみたらレベル5って半分くらいはこんな感じのやつらだったっけ



310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:14:56.74 ID:GL6qnta90

>>307
いや全部こんな感じ



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:16:38.23 ID:r2/tIWIc0

>>310
軍覇さんはこんなことしない



302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:09:51.14 ID:dU3HAg5eP

美琴「さて、と」

食蜂「ひっ!!」ビクッ

美琴「体は動かないだろうけど、口は動くわよねぇ? さっき読んだ事全部言いなさい」

食蜂「分かった、分かったから殺さないでぇ!!」


食蜂説明中


食蜂「……っていう事よぉ!!」

美琴「ふーん、なるほど。結局あのシスターが当麻をたぶらかしてただけか。ありがとね、役に立ったわ」ナデナデ

食蜂「ひっ……!!」ビクッ

美琴(第二十三学区……か。急いだほうがいいわね。黒子達で遊んでる場合じゃなかったわ)ギロ



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:20:43.22 ID:dU3HAg5eP

第二十三学区 プライベートジェット


上条「これで学園都市ともお別れ、か」

禁書「寂しい?」

上条「あぁ、まぁちょっとはな。けど、向こうにはインデックスもいるしな」ナデナデ

禁書「えへへ///」

舞夏「私としては、本場のメイドさんから本物の技を教えてもらおうって今からうずうずしてるぞー!」

土御門「……俺としてはシルビア辺りには関わってほしくないけどな。よし、それじゃあ後は自動操縦で…………ん?」

上条「どうした?」

土御門「はぁ……カミやん、やっぱ罪作りな男だにゃー」

上条「へっ?」

禁書「もしかして……」

土御門「あぁ、諦めきれない女の子が絶賛接近中ぜよ。それもかなりのスピードで」



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:21:30.06 ID:cc1CQZ5z0

こち亀のBGM



320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:22:14.21 ID:M/ngkFOZ0

>>318
途端になんとかなりそうな気がしてきた不思議!



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:23:14.14 ID:xjFGqd1I0

>>318
もうギャグにしかみえなくなったわ



328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:26:27.92 ID:YzdzAboE0

>>318
救われた気がするんだ…



327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:26:06.54 ID:dU3HAg5eP

空港内


ヒュー…………ズガン!!


美琴「ぐっ!!!」ズキン!!

美琴(ったく、磁力を使った高速移動はダメージきっついのよね。まぁ、今はそんな事言ってられないけど)タッタッタ

美琴「待っててね、当麻!」


土御門「いや、待つのはお前だ超電磁砲」


美琴「…………」キィィン


ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!


土御門「おっとっと……いきなりご自慢の超電磁砲とはな。必殺技っていうのは最後までとっておくものだぞ?」

美琴「どけ。アンタなんかに構ってる暇はないのよ」

土御門「それは俺も同じだ。せっかくこれで多重スパイ生活ともおさらばなんだ」



337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:33:49.38 ID:dU3HAg5eP

美琴「もういいわ。話してる時間がもったいない」バチバチバチバチ!!

土御門「あぁ、そうだな。俺もアイツらを待たせてる」


ドガァァァァァァァァァ!!!!!


プライベートジェット内


上条「くっそ……土御門はまだか……やっぱり俺も……!!」

舞夏「兄貴に任せてやれ。ああ見えて、やる時はやる男だぞアイツはー」

禁書「まいかは心配じゃないの……?」

舞夏「もちろん心配だぞー。でも、私はそれ以上に兄貴を信じているからなー」ニコ

上条「……そっか、そうだよな。アイツなら、きっと」


空港内


美琴「……ったく、手間取らせやがって」

土御門「がっ……ぁ……ごぼっ……!!」ポタポタ



350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:38:23.49 ID:2NfS4ShR0

つっちーってどんな能力だっけ?



352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:39:17.77 ID:9A3fWBr80

>>350
自動回復



355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:40:58.91 ID:r2/tIWIc0

>>350
日本最強クラスの風水師



358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:42:40.17 ID:dU3HAg5eP

美琴「その出血じゃどっちみち助からないでしょうし、トドメは刺さなくてもいいわね。じゃ」ダダッ

土御門「あ、そういえばカミやんからお前に預かり物をしてた……な」ハァハァ

美琴「……は?」ピタッ


土御門「これ、なんだと思う?」ニヤ


美琴「指……輪…………返せええええええええええええええええええ!!!!!」ゴォ!!!

土御門「ん、悪い悪い。ごぼっ……これ、もう壊れてる」


ボロッ


美琴「えっ……な……ぁぁ……!!!」

土御門「元々、こいつはこっちの領分のものだ。魔術的な記号があれば、この天才陰陽師の土御門さんなら、いくらでもワルイ事できちゃうんだぜい?」ニヤ

美琴「なに……を…………ごぼっ!!!」ボトボト

美琴「がっ……げっ……ぎぁぁっ!!!」ポタポタ

土御門(ずっと身に付けているその指輪。それがお前の敗因だぜい)

美琴「がっ、ごぁ……ぁぁああああああああああ!!!!!」ブシャァァァ!!!



374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:52:42.02 ID:dU3HAg5eP

 

ブシャァァァァァァァァァ!!!


土御門「ごぼっ!!!!!」ボタッ

土御門(といっても、こっちも限界……か。こりゃ本当に……)

美琴「あっ……がぁ…………ひゅぅ……ひゅう……」フラフラ

土御門「ッ!!! ごふっ!!! 待っ……ごぼっ!!!」

土御門(バカな……あの指輪をつけている限りダメージは受け続けるはずだ……!!)

美琴「ぁ……がぅ……ごぼっ!! とう……ま……!! とうま……ッ!!!」ズルズル

美琴(この指輪が原因だっていうのは分かってる……でも……外せるわけがないのよ……!!)


土御門(まず……い……!! このまま、だと……ケータイは……カミやん達に……!!)

ボロッ

土御門「ちっ……!!」

土御門(仕方ない……か……。やるしか、ない)ハァハァ



380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 00:57:02.35 ID:oq719bvtO

毎回電気ビリビリして服がどうして燃えないのが気になります!

私、気になります!
http://www.amazon.co.jp/dp/4041207401/




386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:04:56.27 ID:dU3HAg5eP

プライベートジェット内


『あー、聞こえるかみんな』

上条「土御門!? お前……」

舞夏「兄貴……」

『全部後にして……ごぼっ……ほしいぜい。悪い、超電磁砲を抑えきれなかった。今すぐに離陸してくれ』

禁書「で、でもあなたは!? それに、魔術も使って……!!」

上条「そうだ!! 置いて行けるか!!!」

『だ、大丈夫……大丈夫……。げほっ、な、何だかんだ……いつも生き残ってる……ぜい、俺って。それより、早く……離陸を……』

舞夏「……それが兄貴の望みなんだなー?」

『あぁ……そう、だ』

舞夏「分かった。操縦席まで行ってくる」スタスタ

上条「待てよ舞夏!!」ガシッ

舞夏「……頼むから、止めないでくれー、上条当麻」ブルブル

上条「っ……」

禁書「まいか……」



392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:10:19.50 ID:dU3HAg5eP

空港内


プツッ


土御門「……最後の魔術も、切れた、か」ゴボッ

土御門(アイツらは……ちゃんと離陸したんだろうな……。ま、ぁ……舞夏なら、大丈夫……か)

土御門「……くく」

土御門(情けない、な。せめて最後に舞夏に一言くらい…………いや)

土御門「……」フラッ

土御門(そ、んな……の……言わな……くても………舞夏、は………)


バタッ……





396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:16:54.17 ID:dU3HAg5eP

貨物ハッチ内


禁書「と、とうま、どうしてここに!? もう飛行機動いてるよ!?」

上条「土御門の奴が遅れてきても、ここを開けておけば飛び乗れる!! だから――――」


ガコン!!!


上条「えっ……なんだよ……俺はまだ開けてない……ぞ?」

禁書「とうま、あれ……」


美琴「と、うま………見つけた……ごぼっ!!!」ビュン!!


上条「美琴……ッ!!!」ゾクッ

上条(磁力で……こっちまで飛んでくる気か!?)

禁書「短髪…………わっ!!」グラッ

上条「インデックス、そこに掴まってろ!! 美琴は俺が!!!」キッ

美琴「当麻!!! 当麻ァァあああああああ!!! 今そいつ殺すから!!! 待ってて!!!」ギロ

禁書「ひっ……」ゾクッ



402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:24:46.96 ID:U/VdYM/r0

S県月宮…



406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:32:23.46 ID:dU3HAg5eP

上条「くっ……」グラグラ

上条(美琴は真っ直ぐこっちに飛んできてるだけだ。もうまともに考えることもできてねえ。
    それなら俺がカウンターで拳を当てることも可能なはずだ。けど……この不安定な足場だと、たぶん俺も……)

美琴「ごふっ……とう、まああああああ!!! 今そいつから解放してあげる!!! だから!!!!!」ビュン!!

上条(……考えている暇なんかねえ、か)

禁書「とう……ま……?」

上条「そうだよな……この期に及んで自分だけ助かろうなんて虫が良すぎる」

禁書「待って……待ってよとうま……!!」

上条「ごめんな、インデックス。お前何も悪くないんだ。幸せに、生きてくれ」

禁書「なんでそんな事言うの……とうまも一緒だよ!!!」

美琴「当麻ァァ……好き……愛してる………ごぼっ……当麻ああああああああああああ!!!!!」ゴォ!!!

上条「悪かったな、美琴。俺がお前にしてきた事は許されるようなものじゃねえ。だから――――」グッ


上条「俺が地獄の底まで……ついていってやるよ!!!!!」ブン!!


バキィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!



412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:40:00.27 ID:dU3HAg5eP

美琴「あっ……がっ…………!!」


ヒュゥゥゥゥゥ……


美琴(とう……ま…………私、は…………)


グシャァァァ!!!


上条「…………」フワッ

上条(はぁ……最後は滑走路でもみじおろしとか……)


ガシッ


禁書「とうま!!!」

上条「なっ……インデックス……!!」

禁書「ぐっ……ぅぅ……!!」

上条「離せよ……離してくれインデックス!!! お前まで落ちちまう!!!」

禁書「絶対嫌!!!」



422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:47:58.95 ID:dU3HAg5eP

 

舞夏「二人共、掴まれー!!!」ポイッ


上条「なっ、ロープ!? よ、し……っ!!!」ガシッ

禁書「わわっ……!!」グラッ

上条「インデックス!!」ガシッ

禁書「と、とうま……うぅ……良かった……!!!」グスッ


数分後 機内


上条「……助かった舞夏」

舞夏「ふふ、メイドさんにロープ術は必須なのだー。近くのものに縛り付けて命綱として使う事くらい、朝飯前なんだぞー」

上条「そうなの?」

禁書「うーん、そういえばシルビアがロープ術は得意だったかも」

上条「……そっか。はぁ、それにしても………」


上条「本当に、色々あったな……」



415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:42:18.81 ID:YzdzAboE0

インガスンガスンさんの食欲で学園都市がヤバイ



424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:48:29.93 ID:II2BbRLX0

この上条さん、なんか善人っぽくなってるけど、クズの極みなんだよね



425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:49:22.92 ID:eatrj7SU0

上条 → 下条 → ゲス条 → クズ条
                   いまこのへん



429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:53:26.39 ID:dU3HAg5eP

舞夏「……まぁ、兄貴は大丈夫だろー。その内ひょっこり出てくると思うぞー」

上条「あぁ……そうだよな! 土御門だもんな!!」

舞夏「うんうん、ゴキブリ並みのしぶとさだからな、アイツは。それじゃ、私はそこら辺の掃除でもしてくるー」

上条「こんな時でも掃除かよ……それもメイドさんとして、か?」

舞夏「というか、一人の女として空気読んだだけだし」

上条「へっ?」

舞夏「何でもないー。それじゃ」


バタン


上条「何だったんだ舞夏のやつ…………おっと」

禁書「…………」ギュッ

上条「えーと、インデックスさん?」

禁書「とうま……あの時自分も死のうとしてたよね……?」

上条「……あー、えっと」

禁書「ばか」



439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 01:59:41.88 ID:dU3HAg5eP

上条「……ごめん」

禁書「うん……もう二度としないでほしいかも」

上条「分かった、もうしない」

禁書「本当に?」ジト

上条「たぶん」

禁書「はぁ、とてつもなく信用出来ないんだよ。まぁ、でも今はそれで許してあげる」

上条「はは、そりゃどうも」

禁書「…………短髪」

上条「ん?」

禁書「短髪が……凄く怖かったんだよ。それに……凄く悲しそうだった」

上条「…………」

禁書「ねぇ、とうま。私」

上条「俺は後悔してない。インデックスのためなら、これからも何だってする」

禁書「…………うん」

上条「俺は……お前だけは絶対に守るから」ギュッ



450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:09:31.02 ID:dU3HAg5eP

一年後 イギリス


上条「いてて……あのな、毎回言うけど俺の事良いように使いすぎだろ!!」

ステイル「それが君の取り柄なんだから仕方ない。嫌だったら魔術の一つでも使えるようになるんだね」

上条「テ……メェ……俺が魔術一切使えねえっての知っていながら……!!」ビキビキ

五和「で、でも! 上条さん、カッコ良かったですよ!!」

上条「あぁ……この空間唯一の女の子成分! 上条さんは感動で泣けてきますよ……」グスッ

五和「そ、そんな……えへへ///」テレテレ

神裂「ちょっと待ってください。この場には私も居るのですから、五和が唯一というわけでは……」

上条「女の…………子?」

神裂「あ?」

上条「すみません。ごめんなさい。何でもないです」

ステイル「はぁ……いつまでコントを続けてるつもりだ。今日は病院まで子供を見に行くのだろう? さっさと帰ったらどうだ」

上条「へーへー、そうしますよっと」

ステイル「まったく、あの子は君の帰りを待っているというのに……」

上条「お前も相変わらずだな」



452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:11:43.35 ID:eK9p6mS70

もう孕ませたんかよwwwwww



457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:19:08.23 ID:dU3HAg5eP

病院


禁書「あ、とうま! おかえりなさい」ニコ

上条「ただいま。体の具合は大丈夫か?」チュッ

禁書「うん、もう平気だよ! 今すぐにでも仕事に戻れるかも」

上条「さすがにそれは勘弁してください、俺が心配で倒れる」

禁書「ふふっ、分かった」

上条「それで、俺の天使は…………ってお休み中か」

赤ん坊「…………」スースー

禁書「うん、ちょうどさっき」

上条「不幸だ……」ガクッ

禁書「まぁまぁ、明日も来れば、今度は起きてるかもよ?」

上条「明日かぁ……ステイルと二人の任務なんだよなぁ……」

禁書「うっ……それは長引きそうだね……。最悪、ここに入院するはめにもなりそう」

上条「アイツがわりーんだアイツが。俺の事便利な盾としか思ってねえんだぜ」

禁書「もう、とうまもそうやって突っぱねてるからお互い一向に良くならないのかも」



467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:28:05.65 ID:dU3HAg5eP

 

バチッ!!


禁書「わっ!」ビクッ

上条「おお、またこの電灯調子悪いのか? この前取り替えたばっかだろ?」

禁書「うん……とうまの不幸パワーがここに溜まっちゃってるのかな?」

上条「な、なんだよそれ……」ガクッ

禁書「ふふっ、冗談だよ」ニコ

上条「その冗談は心を抉るのでやめてくださいな…………そんじゃ、俺はそろそろ行くわ。最大主教に呼ばれてるし」

禁書「えっ、また? なんだか気に入られてるんだね」

上条「俺としちゃあの人苦手なんだけどなー。まっ、仕方ねえさ。今度舞夏にでも、目上の人との話し方っていうのを習ってみるかな」

禁書「うん、それがいいんだよ。舞夏も今や凄腕本場メイドさんだからね」

上条「その言い方はすっごく胡散臭くなるから、たぶん嫌がると思うぞアイツ。じゃあな、インデックス」チュッ

禁書「んっ……この子にもキスしてく?」

上条「やめときます、この前起こして大泣きされたから」

禁書「あははははっ」



475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:31:50.45 ID:QC5lCjHq0

電灯…まさかな?



481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:40:30.37 ID:dU3HAg5eP

夜 聖ジョージ大聖堂


エリザード「……ふむ、禁書目録の経過は良好。これだけだな、良い知らせは」

ローラ「はぁ……まったくあの少年は。いつになっても問題事ばかり持って来たるのよ……。そこが面白けり事なのだけど」

エリザード「まぁ、仕方ないことだろう。あの少年には元々そういった性質がある」

ローラ「もちろん、ある程度は予想していたわ。だけど、いきなりここまでの大きな問題を生み出してくれたるとはね」

エリザード「はは、生み出す、か。そのまま、だな」


ローラ「えぇ、幻想殺しと禁書目録の間に生まれた子供が、いわゆる原石能力者というものだとはね。
     それに、通常原石は珍しい能力を有するものだけど、あの子は極めてポピュラーな能力を持ちいているというイレギュラー尽くめ。その能力が――――」


夜 病院


禁書「んん~……むにゃ……」スースー

赤ん坊「…………」スースー


バチッ!! バチッ!!!!!


赤ん坊「……当麻……大好き…………」



483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:41:26.74 ID:dU3HAg5eP

おわり
ネタで書き始めたつもりがどうしてこうなった



491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:43:30.20 ID:r2/tIWIc0

>>483

深夜までマジでお疲れ面白かったわ

ただしお前のせいでもう寝れない



485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:41:51.12 ID:r2/tIWIc0

ゾクゥとした



487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:42:45.12 ID:P/XiUqQJO

最後…







最後…!



488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:42:45.96 ID:nq3hHJLG0

なんで最後ホラーテイストなんだよ



489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:43:15.24 ID:y2rtneC40

世にも奇妙な物語かよ



515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 03:00:38.86 ID:cc1CQZ5z0

鳥肌立った



495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/25(火) 02:44:24.53 ID:nZ9dDqBh0

乙!最後のホラー展開良かった



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禁書目録SS   コメント:24   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
35769. 名前 : 名無し@SS好き◆AJjRYcNs 投稿日 : 2013/06/27(木) 21:26 ▼このコメントに返信する
これはいいクズ条さんとゴミ琴
35770. 名前 : あ◆zKvh2uAg 投稿日 : 2013/06/27(木) 21:52 ▼このコメントに返信する
死んでも蘇るのか‥(絶望)
35771. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/27(木) 22:08 ▼このコメントに返信する
「逃げられると思ったか」の逆バージョンだな
35772. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/27(木) 22:38 ▼このコメントに返信する
どっちが悪かったんだろう
いやどっちも悪いのか

妹達や一通さんあたりが何とかしてくれると思ったがそんな事は無かったぜ!
35773. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/27(木) 22:50 ▼このコメントに返信する
上条さんも美琴もどっちも怖いなこれ・・・
35778. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 00:03 ▼このコメントに返信する
うわああああああああああああああああああああああ
35779. 名前 : MCC◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 00:15 ▼このコメントに返信する
素晴らし良いィいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッッ!!!
35781. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 00:32 ▼このコメントに返信する
一通さんが全く出てこない…だと…。
まぁ元を辿れば全部クズ条さんが悪いんだよなこの話…。

でも佐天さんを殺したんだからゴ美琴呼ばわりされても仕方ないな。
佐天さん殺したんだから。
35783. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 00:54 ▼このコメントに返信する
糞SS
ふざけんな師ね
35786. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 02:58 ▼このコメントに返信する
ハッピーエンドは許せんと思ったからこの落としどころはすごい
徹底的に御坂ファンを怒らせてるけど
35787. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 03:34 ▼このコメントに返信する
最初と最後くらいしか読んでない(というか読めなかった)けど、誰得なんだこれ
35788. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 03:47 ▼このコメントに返信する
俺得
35789. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/28(金) 05:18 ▼このコメントに返信する
この話嫌い。
35831. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/29(土) 06:12 ▼このコメントに返信する
最後の落ちはなんか嫌い
だが、つっちーはカッコイイ
御坂のゴミっぷりはなかなかよかった
乙!
35853. 名前 : 名無し@SS好き◆LpzE69lo 投稿日 : 2013/06/29(土) 15:45 ▼このコメントに返信する
ゴミ条かと思ったらただのゴミ琴だった
35857. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/29(土) 17:37 ▼このコメントに返信する
これは上条さんがクズの極みすぎた…
結局自分が正しいと酔いしれてるのがタチ悪い

徹頭徹尾ゲスいならむしろ清々しいがこのゲス条さんは気持ち悪さしか感じないわ

35887. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/06/30(日) 02:50 ▼このコメントに返信する
話の運びはうまいけどキャラ設定は残念ですわ
いくらの佐天さんでも自分の右腕吹き飛ばした人間を
もう二度と友達なんて言えないし
土御門も外道なところがあっても、
他の人間を犠牲を美とするのはおかしい
まぁそれでもwkwkしながら読めたし、オチの持ってき方は斬新だから面白かった
36021. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/07/03(水) 17:17 ▼このコメントに返信する
インなんとかをマンセーするのは構わないけど他のキャラのファンに迷惑かけんなよイン厨
36022. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/07/03(水) 17:19 ▼このコメントに返信する
イン厨がクズだってことがよく分かるssだった
36339. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/07/15(月) 02:52 ▼このコメントに返信する
なんで上条×インデックスのSS書いたらイン厨なんだよ
んなこと言ってたらSSなんて書けないだろ
39641. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/11/17(日) 18:37 ▼このコメントに返信する
ゴミ琴がまさかこんなにも早く生まれ変わるとは
40697. 名前 :  ◆- 投稿日 : 2014/01/03(金) 13:23 ▼このコメントに返信する
知らなかったのか?
Lv5からは逃げられない・・・・・!!
40794. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2014/01/08(水) 09:12 ▼このコメントに返信する
これは良作・・・いや、神作すぎる・・・
ゴミサカゴミコトざまぁ
42690. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2014/04/06(日) 21:28 ▼このコメントに返信する
糞スレ消えろ
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