1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 21:50:05.24 ID:
FIYZx9uBO
圧倒的火力でエビワラーを倒した鋼タイプ代表ヒードラン
弱いながらも頭脳プレーでファイヤーを降参させるほどの戦いを見せた虫タイプ代表ケムッソ
試合開始後数秒でハリーセンを瞬殺した圧倒的な実力の持ち主エスパータイプ代表ミュウツー
ケイコウオに付け入る隙を与えず勝利した氷タイプ代表ユキメノコ
高火力でラッキーを一撃で倒したドラゴンタイプ代表カイリュー
一見何も考えてなさそうだが実は実力派の地面タイプ代表ラグラージ
低姿勢ながらも無駄のない攻撃でフリーザーを倒した草タイプ代表ビリジオン
周りが気づかない内に自分のペースに持っていき勝利したゴーストタイプ代表ムウマージ
シードの為その実力は未知数であり謎の多い悪タイプ代表ミカルゲ
そしていよいよその九名による二回戦が始まろうとしていた――
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 21:52:16.39 ID:DXDEoj290
来たか
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:05:13.64 ID:
FIYZx9uBO
ワーワー ワーワー
実況『さあ、一回戦も無事終了し今二回戦が始まろうとしています!』
実況『ここで二回戦の対戦カードを確認しておきましょう。解説さん、お願いします』
解説『わかりました』
解説『二回戦第一試合は鋼タイプ代表ヒードラン対虫タイプ代表ケムッソ』
解説『二回戦第二試合はエスパータイプ代表ミュウツー対氷タイプ代表ユキメノコ』
解説『二回戦第三試合はドラゴンタイプ代表カイリュー対地面タイプ代表ラグラージ』
解説『二回戦第四試合はゴーストタイプ代表ムウマージ対悪タイプ代表ミカルゲ』
解説『ということになります』
実況『ありがとうございました。ちなみに解説さん注目の対戦カードはどれですかね?』
解説『私はエスパータイプ対氷タイプですね。何と言ってもあのユキメノコさんが出まs』
実況『ありがとうございました』
実況『それでは早速二回戦第一試合に移ってもらいましょう!』
ワーワー ワーワー
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:08:25.96 ID:
FIYZx9uBO
―選手専用観戦席―
ケムッソ「次は二回戦……そして早速俺の番か……」
ケイコウオ「が、頑張ってね!」
ケムッソ「あぁ……」チラッ
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「(こりゃ少し……いや、相当厳しいかな)」
―――――
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:17:21.73 ID:
FIYZx9uBO
ワーワー ワーワー
審判「それでは、ただ今より二回戦第一試合を開始します!」
審判「二回戦第一試合は鋼タイプ対虫タイプ」
審判「鋼タイプ代表ヒードラン、虫タイプ代表ケムッソ」
審判「両者、前へ!」
ケムッソ「……よろしく」
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「……」
審判「それでは、二回戦第一試合……始め!」
カーーーン
ワーワー ワーワー
実況『さあ、ついに始まりました二回戦第一試合!解説さんはこの試合をどう見ますか?』
解説『とりあえずケムッソが圧倒的に不利ということだけは言えますね』
解説『パワーもスピードもその他の能力も技のバラエティーも相性も。全てヒードランが勝っています』
実況『なるほど。ケムッソはこの圧倒的不利な状況でどう戦うのか!』
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:22:24.80 ID:qyd1vTCI0
虫対決wktk
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:22:55.05 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「(まだ仕掛けてくる気配はなさそうだな……なら)」シャー
ケムッソの いとをはく!
ヒードラン「」ギュッ
実況『おーっと!まずはケムッソが先制!いとをはくでヒードランの動きを止めました!』
ヒードラン「……」
ヒードラン「」ボッ
実況『おっと!しかしヒードラン、自己の熱で糸を焼き切りました!いかに丈夫なケムッソの糸でもやはり炎には耐えられないのか!?』
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「(やはり駄目か……)」
実況『さあ、まだまだ余裕を見せているヒードラン!次はどちらが先に動くのか!』
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:32:57.45 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「(まだ仕掛けてこないのか……?ならエレキネットで……)」
ケムッソ「(……いや、あいつに下手な攻撃は逆に危ないか。エビワラーの最初のマッハパンチで気が狂ったように怒り出したからな……)」
ケムッソ「(くそっ……!どうすればいい……」
ヒードラン「……」
ヒードラン「……」ボッ
ヒードランの おにび!
ケムッソ「!?」
実況『痺れを切らしたかヒードラン!まずはおにびをケムッソに撃ってきました!』
ヒュンヒュン
ケムッソ「くっ!」サッ
実況『何とかおにびをかわしましたケムッソ!しかしかわすのに精一杯なのか、次の一手に繋がりません!』
ケムッソ「(おにびくらいならかわせるが……もっと速い攻撃が来たらさすがに厳しいな)」
ワーワー ワーワー
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:45:53.03 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「……」
ヒードラン「」ゴゴゴゴ
ケムッソ「(何だ……?地面が……)」
ヒードラン「」ボゴッボゴッ
ヒードランの だいちのちから!
ケムッソ「ぐあっ!」ゴゴゴゴ
実況『おーっと!ここでやっとヒードランのだいちのちから!ケムッソには効果は今一つですがこれも余裕の表れか!?それともじわじわ倒すことを楽しんでいるのか!?』
ケムッソ「(くそっ!それでも結構効いたぞ……!)」
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ケムッソ「(どうする……どうする……?)」ガゴッ
ケムッソ「!」
ケムッソ「(……何だ、さっきのだいちのちからで足場が不安定になってるだけか……)」
ケムッソ「(それにしても凄い威力だなあいつのだいちのちからは……)」
ケムッソ「(地面がせり上がって所々ボコボコだし……)」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:47:25.69 ID:qyd1vTCI0
普通に強い伝説ポケなんだよな…
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:48:22.45 ID:Xv6/lmJl0
カサカサカサやめろwwww
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 22:54:09.86 ID:
FIYZx9uBO
ケムッソ「!」
ケムッソ「待てよ……。ボコボコ……?」
ケムッソ「(……そうだ!これだ!これを利用すれば……!)」
実況『さあ、ケムッソの周りは荒れ地のように激しく地面が変形しています。この状況でどうするケムッソ!』
ケムッソ「(よし、まずは……)」シュパッ
ケムッソの エレキネット!
ヒードラン「!」
実況『おっと!ケムッソここでヒードランにエレキネットを撃ちました!』
ヒードラン「」シュバアアア
ヒードランの りゅうのはどう!
実況『しかしヒードランのりゅうのはどうによって無情にもエレキネットはかき消されてしまったぁ!』
ヒードラン「……」
実況『おや?』
ヒードラン「!?」
実況『ケムッソの姿が見当たりませんが……?』
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:00:43.71 ID:
FIYZx9uBO
ワーワー ワーワー
実況『まさか、また一回戦のように!?』バッ
ヒードラン「」バッ
シーン
解説『……上空にはいないようですね』
実況『では、一体どこへ消えてしまったのか!?』
実況『まさか、今のりゅうのはどうでケムッソ自体もエレキネット同様かき消されてしまったのか!?』
ヒードラン「」カサカサカサカサ
実況『ヒードランも不思議に思ったのか先ほどケムッソがいた場所に近づきます!』
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ヒードラン「……」
実況『しかしケムッソがいたところは地面が変形しているだけ!ケムッソ自体は見当たりません!』
ワーワー ワーワー
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:07:46.30 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「」カサカサカサカサ
実況『ヒードランも荒れ地一帯を探し回りますが……?』
ヒードラン「……?」
実況『やはり見つかりません!』
―選手専用観戦席―
ケイコウオ「どこ行っちゃったんだろ……ケムッソ君」
ラッキー「怖くなって逃げたんじゃねーの?wwww」
ケイコウオ「……!そ、そんなわけ……!」
エレキブル「お、おい……お前病み上がりなのにそんなこと言ったらまたファイヤーに……」
ラッキー「あぁ?今はあいつ入院してるし大丈夫だよ!」
エレキブル「(後でどうなっても知らねーぞ……)」
―――――
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:14:53.73 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「……」
ヒードラン「」クルッ
実況『ここにはいないと判断したのかヒードラン!一旦戻ろうとします!』
シュパッ
ケムッソの エレキネット
ヒードラン「!?」ビリビリ
実況『……!?どういうことでしょう!?どこからともなくエレキネットが飛んで来て背を向けたヒードランに直撃しました!』
解説『これはケムッソによるものですね』
ヒードラン「……?」
実況『ヒードラン!エレキネットの出どころを探すも見当たりません!』
ヒードラン「」カサカサ
実況『それでも辺りを探していきます!』
ヒードラン「」カサカサ
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:15:57.10 ID:1sfHI7tCO
虫代表がケムッソで良かった
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:16:33.33 ID:EUOB9vCu0
ケムッソだけ異様に盛り上がるよな
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:22:32.92 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「」カサカサ
シュパッ
ケムッソの エレキネット!
ヒードラン「!?」ビリビリ
実況『またもエレキネット!ヒードランが歩き出した途端、またもヒードランの背後からエレキネットが飛んできました!』
ヒードラン「……」
ヒードラン「」グアッ
実況『おっと!さすがに二発続けての不意なエレキネットには神経を逆撫でされたかヒードラン!前脚を大きく振り上げます!』
ヒードラン「」ドゴオッ
実況『そしてそのまま振り下ろしたぁ!振り下ろした場所は先ほどエレキネットが飛んで来たと思われる場所だぁ!』
ヒードラン「」ニヤッ
シュパッ
ケムッソのエレキネット!
ヒードラン「!?」ビリビリ
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:27:37.42 ID:
FIYZx9uBO
実況『な、なんとまたしても背後からのエレキネット!一体どういうことなんだ!?』
解説『なるほど……』
実況『解説さん、どういうことなんですか?』
解説『……まあ、見てれば分かります』
ヒードラン「……」イライラ
ヒードラン「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!」ゴッ
実況『ああ!ついにヒードランがキレました!』
ヒードラン「オ゛オ゛!オ゛オ゛!」ドゴオッドゴオッ
実況『そして辺り構わず地面を叩き続けます!』
ヒードラン「オ゛オ゛!オ゛……」ドゴオッドゴッ……
シュパッ
ケムッソの エレキネット!
ヒードラン「!?」ビリビリ
実況『そしてまたしても背後から!これで四度目です!』
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:30:31.44 ID:ecrRgJWp0
ケムッソすげえ
ゴキブリもがんばれ
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:34:52.63 ID:ajN74GCS0
頭脳プレイのポケモンもイイね
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:36:12.76 ID:YCiHwW+80
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:37:44.33 ID:
FIYZx9uBO
実況『それにしてもなぜこう何回もエレキネットが……?』
解説『ケムッソがだいちのちからによって変形した地形を上手く利用して隠れながらエレキネットを撃ってるんでしょうね』
解説『何度も背後からエレキネットを撃たれたヒードランは怒りで我を忘れ、がむしゃらに地面を攻撃』
解説『しかし、どこに潜んでいるか分からないケムッソを攻撃しようとしても当然当たらない』
解説『むしろヒードランのその滅茶苦茶な攻撃はケムッソにとって絶好のチャンス』
解説『見当違いの場所を攻撃しているヒードランの背後を簡単に取り、安定してエレキネットを当てられるのです』
ヒードラン「」ピキピキ
ヒードラン「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ヒードランの だいちのちから!
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況『完全にブチギレましたヒードラン!だいちのちからでケムッソを無理矢理引きずり出そうという考えでしょうか!?』
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:46:16.09 ID:
FIYZx9uBO
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
ケムッソ「くっ!」ボコッ
実況『ああ!だいちのちからによって地面の影に隠れてたケムッソが叩き出されて宙を舞います!』
ヒードラン「」ニヤァ
ヒードラン「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!」シュバアアア
ヒードランの りゅうのはどう!
ケムッソ「くそっ!」
実況『ヒードランのりゅうのはどう!空中ではかわしきれないでしょう!』
ケムッソ「……なんてな」シュン
ヒードラン「!?」
実況『おーっと!またしても消えましたケムッソ!再び地面に戻ったか!?』
ヒードラン「」バッ
実況『しかし一見すると地面には見当たりませんが……』
「上だ」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:53:56.31 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「」バッ
実況『……な、なんと!今後は上空です!一体どうやって……?』
ケムッソ「一回戦と同じだ」
ケムッソ「背後からエレキネットを撃ってるのと同時に天井にも一本糸を吐かせてもらった」
ヒードラン「」ハアハア
ケムッソ「あとはりゅうのはどうが当たる瞬間に糸を吐いて天井の糸と結び合わせる」
ケムッソ「……お前はエレキネットを浴び続けた上にがむしゃらに攻撃したことでかなり体力を消耗してるはずだ」
ケムッソ「だからこれで……終わりだ!」シュパッシュパッシュパッ
ケムッソの エレキネット!
実況『ヒードランの真上からのエレキネット!しかも三発です!さすがのヒードランとこれを食らうのは厳しいか?』
ヒードラン「……」
ヒードラン「」ニヤッ
ケムッソ「(笑ってる……?)」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/10(日) 23:59:44.12 ID:
FIYZx9uBO
ヒードラン「オ゛オ゛オ゛オ゛!!」ゴオオオオ
ケムッソ「くっ!」
ジュワッ
ケムッソ「(炎でエレキネットが……!)」
実況『ヒードランの周りが炎で渦巻いて……!これは……!』
ヒードラン「オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!」ゴオオオオオオオオオ
ヒードランの マグマストーム!
ゴオオオオオオ
ケムッソ「ぐっ……あああああああああ!!」ゴオオオオオオ
実況『一回戦同様マグマストーム!ケムッソも炎の嵐の中に巻き込まれました!』
実況『それにしてもよく当たりますねマグマストーム』
解説『……いや、今回もまぐれじゃないですよ……』
実況『え?』
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:11:27.77 ID:
RTZMmBtzO
解説『一回戦同様、今回もヒードランは自分を中心にマグマストームを撃ちました』
解説『マグマストームは離れた相手に向かって撃つには安定性がなく、外しやすい……』
解説『しかし自分を中心に撃てばまず外しません。なぜなら相手を狙うのではなく自分の中心……つまり真上に向かって撃てばいいだけですから』
実況『つまり……?』
解説『一回戦のエビワラーはドレインパンチをヒードランに当てることで、ヒードランとの距離がほぼゼロになっていました』
解説『その状態で自分を中心にしてマグマストームを撃てばヒードランに密着していたエビワラーは自然と巻き込まれる……』
解説『そして今回のケムッソもヒードランの真上からエレキネットを狙いました。これは真下にいるヒードランに向かって打てばエレキネットは重力に従って落ちていきますから外すことはないでしょう』
解説『しかしそれはヒードランにとっても攻撃を外すことなく確実にマグマストームを決められる絶好のチャンスだったのです』
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:29:16.97 ID:
RTZMmBtzO
解説『真上から落ちてくるケムッソ……それに対して真上にマグマストームを撃てば当然当たります』
解説『つまりヒードランは相手の作戦を逆手に取って技を当てたということです』
実況『な、なんと……!』
ケムッソ「が…………あ……」ゴオオオオオオオオオ
―選手専用観戦席―
ケイコウオ「ケムッソ君!ケムッソ君!」
ラッキー「wwwwwwww」
―――――
ケムッソ「ぁ……」ゴオッ……
ケムッソ「」ヒュー
ケムッソ「」ドサッ
ヒードラン「……」
ケムッソ「」
審判「……ケムッソ戦闘不能!よって勝者、ヒードラン!」
ワーワー ワーワー
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:20:01.49 ID:SIh+/zoO0
ケムッソ・・・お前は頑張った
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:20:58.78 ID:9J4biumP0
ヒードランが一枚上手だったか
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:27:25.94 ID:
RTZMmBtzO
実況『け、決着ーっ!最後はマグマストームでヒードランが見事勝利!鋼タイプが二回戦突破!そして準決勝進出です!』
ワーワー ワーワー
解説『……ケムッソのアイデアも素晴らしいものでしたが……最後はヒードランがそれさえも上回りましたね』
実況『いや、しかし本当に素晴らしい試合でした!これが一回戦を勝ち抜いてきたポケモン同士のバトルです!』
ケムッソ「」
タンカダー! タンカヲモッテコイ!
ヒードラン「……」
ヒードラン「」カサカサカサカサ
実況『ポケモンセンターに運ばれて行くケムッソを見送るようにステップを踏みますヒードラン!』
解説『負けたポケモン達はみんなポケモンセンターに運ばれていきますが、今回は相性が相性だけにかなりの重傷ですね……。無事だといいですが……』
ワーワー ワーワー
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:29:19.49 ID:9mdPQLRr0
ケムッソ負けてほしかったけど負けたら負けたで可哀相だな
次はミュウツーとユキメノコか
ミュウツーが喋るか期待
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:30:55.21 ID:GzBNMGYh0
やっぱゴキブリつえーわ
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:32:18.03 ID:QvF9JdZt0
剣舞積みストーンエッジをくらったフリーザーも結構重症だと思う
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:32:36.57 ID:9mdPQLRr0
│
┌─────┴─────┐
│ │
┏━━┴─┐ ┌──┴──┐
┃ │ │ │
┃ │ │ ┌─┴─┐
┏━┛┐ ┌┴─┐ ┌─┴┐ ┃ │
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┌┴┐
┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ │
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闘 鋼 虫 炎 毒 超 水 氷 竜 ノ 電 地 草 飛 霊 岩 悪
エ ヒ .ケ フ .ハ ミ ケ ユ .カ ラ エ ラ .ビ .フ ム .レ .ミ
ビ .| ム ァ リ ュ イ .キ .イ ッ レ グ リ リ .ウ .ジ .カ
ワ .ド ッ イ | .ウ .コ .メ リ キ キ .ラ .ジ | マ .ロ .ル
ラ .ラ ソ ヤ セ ツ .ウ .ノ ュ | .ブ .| オ ザ | ッ ゲ
| ン | .ン .| .オ コ | ル ジ .ン | ジ .ク
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:42:52.57 ID:
RTZMmBtzO
―選手専用観戦席―
ケイコウオ「ケムッソ君……お願いだから無事でいて……!」
ラッキー「ハハッwwwwあんな奴どうなろうが知ったこっちゃないね!」
エレキブル「お、おい……」
ラッキー「こんな試合ハナから負けるの決まってたようなもんだし?ww大体一回戦だってファイヤーの棄権のおかげで勝てたんだし、あんなの実力とは言わねーよwwww」
ケイコウオ「……!」キッ
ラッキー「お?何だその目は?wwあんな奴を庇うのか?wwwwこりゃ面白れーwwww雑魚が雑魚を庇うのかよwwwwwwww」
ケイコウオ「そんな言い方……!私の悪口はいくら言ってもいいですけど……あんなに頑張ったケムッソ君の悪口は許しません!」
ラッキー「あ?何だよお前?お前もあの雑魚と同じような目に遭わせてやろうか?wwwwwwww」
「その雑魚って誰のことですか?」
ラッキー「ああ?そりゃ決まってんだろwwwwケムッs」
ファイヤー「はい?」
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:51:13.84 ID:
RTZMmBtzO
エレキブル「あ」
ケイコウオ「ファイヤーさん!」
ラッキー「……え?」
ファイヤー「ケムッ……何ですか?」ニコッ
ラッキー「あああ、あんた、二、三日入院するって……」ガクブル
ファイヤー「あぁ、それは普通のポケモンの場合ですよ。私は伝説のポケモンですからね。当然治りも早いんですよ」
ラッキー「そ、そそ、そうです、か……」ガクブル
ファイヤー「ところで」
ラッキー「」ビクッ
ファイヤー「私言いましたよね?私の悪口はいくら言っても構いませんが、彼の悪口だけは……」
ファイヤー「許さないって」
ケイコウオ「(私と同じことを……)」
ラッキー「あ、ああ……あぁ……」ガクガクガクガク
ファイヤー「ちょっと向こうでお話しましょうか」ニコッ
イヤダァァァーーー! ダレカァァァーーー! タスケッ
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 00:58:57.38 ID:
RTZMmBtzO
ファイヤー「ふう……」スタスタ
ケイコウオ「あれ、早かったですね。お話は終わったんですか?」
ファイヤー「えぇ……。まあ、お話というか何というか……」
ファイヤー「まあ、相手がお話出来なくなっちゃったので戻って来ただけです」ニコッ
ケイコウオ「?」
エレキブル「(こ、こえー……)」ガタガタ
ケイコウオ「それにしてもよかったです!ファイヤーさんが元気になって!」
ファイヤー「あぁ、まあ、あれくらいならすぐ治りますからね」
ファイヤー「あ」
ケイコウオ「?」
ファイヤー「そういえばあなたはあの後どうなりましたか?」
ケイコウオ「それが……」
―
――
―――
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:04:11.41 ID:
RTZMmBtzO
―――
――
―
ファイヤー「そうですか……」
ケイコウオ「すいません。一度はファイヤーさんに助けて頂いたのに……」
ファイヤー「いえ、いいんですよ。私が好きでやったことですし……」
ファイヤー「それに、進化しそうになったのでしょう?よかったじゃないですか」
ケイコウオ「はい!……でもやっぱりユキメノコさんは強くて……その進化する間の隙を突かれちゃいました」
ファイヤー「なるほど……容赦ないんですね……」
ファイヤー「……でも、そのユキメノコさんが次にどんなバトルをするのか楽しみですね」ニコッ
ケイコウオ「はい!」
―――――
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:12:58.99 ID:
RTZMmBtzO
ワーワー ワーワー
審判「続いて、二回戦第二試合を開始します!」
審判「二回戦第二試合はエスパータイプ対氷タイプ」
審判「エスパータイプ代表ミュウツー、氷タイプ代表ユキメノコ」
審判「両者、前へ!」
ミュウツー「……」ゴゴゴゴ
ユキメノコ「……っ!」
ユキメノコ「(ふ、ふん!何よ!ちょっと威圧感があるだけでみんなビビっちゃって!威圧感のあるポケモンが強いってわけじゃないでしょまったく!)」
審判「それでは、二回戦第二試合……初め!」
カーーーン
ワーワー ワーワー
実況『さあ、始まりました!二回戦第二試合!エスパータイプ代表は今大会優勝候補筆頭のミュウツー!一回戦でもハリーセンを瞬殺しましたが……解説さんはどう見ますか?』
解説『そうですね……。全ての能力が非常に高い上に技のバリエーションも豊富。そう簡単に勝つことは出来ないでしょうね』
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:14:47.55 ID:I1k8R4qA0
慌てるメノコちゃんかわいい
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:24:12.81 ID:
RTZMmBtzO
ワーワー ワーワー
ユキメノコ「(いくら強いって言っても弱点突かれちゃたまんないでしょ!)」ギュオオオ
ユキメノコ「はっ!」ボシュッ
ユキメノコの シャドーボール!
実況『まず先に仕掛けたのはユキメノコ!ミュウツーの弱点であるゴーストタイプ技シャドーボール!その上タイプ一致で威力は絶大だぁ!」
ミュウツー「……」
ミュウツー「」スッ
実況『ミュウツーが片手を前に出したが……?』
ミュウツー「」ゴオオオオ
ミュウツーの だいもんじ!
ユキメノコ「なっ!」
実況『ミュウツーもユキメノコの弱点である炎タイプ技だいもんじで応戦!果たしてどちらの技が押し勝つのか!?』
ユキメノコ「くっ!私のシャドーボールが負けるはずないわ……!絶対!」
ミュウツー「……」
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:31:21.44 ID:
RTZMmBtzO
ミュウツー「」ギュッ
ゴオオオ
ユキメノコ「(だいもんじが……変化して……)」
実況『これはどういうことでしょう!?ミュウツーが突き出していた方の手を強く握るとだいもんじの炎がシャドーボールを包むようにその形を変えていきます!』
ミュウツー「」ギュウウ
ゴオオオ
実況『そしてそのまま炎がシャドーボールを包み込み、一つの大きな火の玉となったぁ!』
ユキメノコ「そんな……嘘でしょ!?」
実況『そのまま火の玉はユキメノコに向かって飛んで行きます!』
ゴオオオオ
ユキメノコ「あ、あ……」
ゴオオオオ
ユキメノコ「ゃ……きゃああああああああああ!!」ドゴオッ
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:39:19.86 ID:
RTZMmBtzO
実況『シャドーボールを包んだ火の玉がユキメノコを直撃ー!』
解説『だいもんじもシャドーボールもユキメノコには効果抜群ですからね……大ダメージでしょう』
解説『ユキメノコさん……』
シュウウウウ
ユキメノコ「ぅ……うぅ……」
ユキメノコ「(もうだめ……動けない……)」ハアハア
審判「ユキメノコ戦闘不n」
ミュウツー「」スーッ
審判「おいミュウツー、バトルは終わって……」
ミュウツー「」ギン
審判「うっ……」ビクッ
ユキメノコ「」ハアハア
ミュウツー「」スーッ
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:40:31.35 ID:/1Z3udHS0
反則負けになるでー
108:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:40:57.76 ID:9mdPQLRr0
何やってんだミュウツー
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:43:38.21 ID:
RTZMmBtzO
ミュウツー「……」スッ
実況『おっと、ここでミュウツーが手を差し伸ばしました!介抱でしょうか?』
解説『その役私がやりたいです』
ユキメノコ「(な、に……?手でも、貸してくれ、るの……?)」
ユキメノコ「(べ、べつに、あんたに手を貸して、もらわなくたって……自分で、立て……るわよ)」
ミュウツー「……」スッ
ミュウツー「」ゴオッ
ミュウツーの サイコブレイク!
ドンッ
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:44:22.40 ID:I1k8R4qA0
ラッキーに続く悪役か
112:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:44:24.81 ID:9J4biumP0
た、たまらん・・・
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:45:28.65 ID:9mdPQLRr0
外道すぎワロタ
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:45:31.91 ID:g18jycSp0
ハリーセンに撃つはずだった分か
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:48:35.27 ID:
RTZMmBtzO
ユキメノコ「」フワーッ
ユキメノコ「」ドサッ
実況『なっ……』
解説『え……?』
ユキメノコ「」
ミュウツー「……」
ミュウツー「」ギン
審判「え……?あ、あぁ。……ユキメノコ戦闘不能!よって勝者、ミュウツー!」
ザワザワ ザワザワ
実況『な、何ということでしょう!無抵抗のユキメノコに対して至近距離からのサイコブレイク!酷い!あまりにも酷いやり方です!』
解説『ミュウツウウウウウ!てんめえええええええええっ!!』
ユキメノコ「」
タンカダ! イソゲ!
ミュウツー「」クルッ
ミュウツー「」スーッ
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:50:26.19 ID:0ztxDW6P0
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闘 鋼 虫 炎 毒 超 水 氷 竜 ノ 電 地 草 飛 霊 岩 悪
エ ヒ .ケ フ .ハ ミ ケ ユ .カ ラ エ ラ .ビ .フ ム .レ .ミ
ビ .| ム ァ リ ュ イ .キ .イ ッ レ グ リ リ .ウ .ジ .カ
ワ .ド ッ イ | .ウ .コ .メ リ キ キ .ラ .ジ | マ .ロ .ル
ラ .ラ ソ ヤ セ ツ .ウ .ノ ュ | .ブ .| オ ザ | ッ ゲ
| ン | .ン .| .オ コ | ル ジ .ン | ジ .ク
123:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:52:10.79 ID:h/XA6Np40
解説…
125:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:54:14.62 ID:
RTZMmBtzO
―選手専用観戦席―
ファイヤー「……!」
ケイコウオ「酷い……」
エレキブル「(あいつもこえー……)」ガタガタ
ヒードラン「」カサカサカサカサ
ヒードラン「……」
―――――
二回戦も第二試合まで終了し、勝ち上がったのはヒードランとミュウツー
他者を完膚なきまでに叩きのめす圧倒的な実力者ミュウツーの戦い方
それには何か意味があるのか――
続く
128:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:56:42.50 ID:/1Z3udHS0
やはり喋らないキャラは強者か
130:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/11(月) 01:57:34.73 ID:9J4biumP0
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