上条「んじゃ、行ってくる」麦野「麻利、パパがでかけるわよ」

2013-01-09 (水) 19:07  禁書目録SS   3コメント  

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:03:44.45 ID:aouTj8820

麻利「・・・・」

麦野「じーっと見てるわね」

上条「穴があくくらいにな」

麦野「さ、もう出ないと遅刻するわよ」

上条「おっと、いけね」

麦野「お義父様もお義母様も当麻にはきちんと学業を修めてほしいって言ってるんだからしっかりやるのよ」

上条「わかってるって んじゃあな」

麦野「おっと、忘れ物は無いわよね?」

上条「えと、教科書、ノート、体操着、筆箱、お弁当、 よし、ばっちりだぜ」

麦野「うん いってらっしゃい」

上条「いってきます」


eval.gifとある魔術の禁書目録(11) (ガンガンコミックス)





3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:08:52.85 ID:aouTj8820

バタン

麦野「さて、掃除と洗濯、お昼は簡単に済ませて麻利と遊ぶとしますか」

麻利「ぶ」

麦野「ん?なあに?」

麻利「・・・」

麦野「パパ?パパは学校ってところに行ったのよ。麻利もおおきくなればわかるわ」

麻利「・・・」

麦野「ってもまずは立ってあるけるようになっておしゃべりできるようになるのが先か」

麻利「あー」

麦野「はいはい、おじいちゃんとおばあちゃんが買ってきてくれた新しいおもちゃは後で一緒に楽しみましょうね」



4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:09:07.10 ID:pG9Oq6D20

昨日の続きか




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:16:03.27 ID:aouTj8820

上条「っほっほっほっほ」タッタッ

土御門「いよーうカミやん」

上条「お、土御門じゃねーか」

土御門「このペースだと遅刻5分前ってとこだ、そんなにあせらなくてもいいんだぜい?」

上条「そうかもしれねーけどさ、こう気分がよくてつい駆け足になっちまうんだよ」

土御門「娘ってのはそんなにかわいいもんか?」ヒソヒソ

上条「ああ、もうかわいくてしかたねーぜ 目の中に入れても痛くないくらいだ」

土御門「こらこら、孫じゃねーんだぜい?」

上条「はっはっはっは、うちの親も毎月一度は様子を見に来てるからな」

土御門「ふぅ、幸せそうでなによりだぜい」



7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:21:42.02 ID:aouTj8820

上条「どうなることかと思ってたけど案外なんとかなるもんだな」

土御門「言っておくがこんなケース他にあるもんじゃないぜい?」

上条「だよなぁ、すっぱり首を切り落とされるもんかと思ってたらなんやかんやでうまくいってるんだもんなあ」

土御門(まぁ全ては五和のせいなんだがな)

上条「本当、俺にはもったいねーや」

土御門「で、カミやん」

上条「何だ?」

土御門「あっちのほうはどうなんだ?子育てどころですっかりご無沙」上条「せいっ!」

バキッ

土御門「いてっ!」

上条「プライベートに突っ込んだ質問はやめろ」

土御門「ったく本気で殴りやがって、のろけを聞かされてきたんだから少しくらいいいじゃねーか」

上条「それとこれとは話が別だ」



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:30:59.93 ID:aouTj8820

ガラッ

麦野「お日様が気持ちいいわねー」

麻利「ばあー」

麦野「ん?あったかい?」

麻利「あー」

麦野「洗ったもの干すからもうちょっと待っててね」

麻利「・・・」

麦野「ひなたぼっこか、気持ちよさそうね」



12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:35:22.11 ID:aouTj8820

麦野「ほうきでほこりをあつめてっと・・・」サッサッ

麻利「・・・」

麦野「ずーっと空眺めてるわね、何か私には見えないものでも見えてるのかしら?」

麦野「ま、じっとしてくれるならありがたいんだけどね」

麦野「お昼は残り物適当に温めて冷蔵庫の整理しちゃうかな」

麦野「油断するとすぐ魔物が生まれちゃうのよねー」

麻利「ぶぅ」ゴロン

麦野「やっと飽きたか」



15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:40:38.36 ID:aouTj8820

上条「いただきまーす」

吹寄「お、上条は今日もお弁当?」

上条「ん?まあな」

青ピ「それにしてもカミやんここ1年くらいずっと手の込んだお弁当やな」

姫神「本当。いつの間にここまでスキルが上がったのか」

上条「ま、まあ自炊を続けてれば誰でもこのくらいできるようになるもんだって」

青ピ「ならたまには僕らにも味見させてくれてもええやんなあ?」

上条「ふざけんな!誰が渡すか!!」

吹寄「で、こうなるのよね」

姫神「何をここまで必死になる必要があるのか謎」

土御門(勘繰るやつが一人もいないってのが驚きだぜい)



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:46:16.26 ID:aouTj8820

麻利「くー・・・・」

麦野「大して動いてないのにもう寝ちゃったか、おかげで静かにご飯が食べられるわね」

麦野「それにしてもお義父様もお義母様も強行日程が好きよねー」

麻利「くー・・・・」

麦野「土曜日の午後一に到着、一泊して日曜の夜に帰るなんてお仕事もあるはずなのにもう」

麦野「ま、色々助けてもらってるし文句は何一つないんだけどね」

麻利「くー・・・・」

麦野「お風呂に入れてもらった気分はどうだった?」

麻利「くー・・・・」

麦野「今聞かなくてもすぐに起きるからその時でいいか」



23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:53:29.46 ID:aouTj8820

ジャー

麦野「まだ使わないけど麻利の食器もそのうち必要になってくるのよねー」

麦野「歯が生えると手当たり次第に噛み付くから注意か、覚悟がいりそうね」

麻利「あー・・」

麦野「おや、起きたかおねぼうさん」

麻利「う?」

麦野「噛むのは食べ物だけにするのよ?」

麻利「きゃあ」

麦野「お、返事ができるようになったか?」

トウナントウカラシンゴウガキテイル♪

麦野「お、携帯・・・」

パカッ ピッ

麦野「・・・・・麻利、お客さんが来るから覚悟しときなさい」

麻利「あー」



26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 17:59:39.20 ID:aouTj8820

絹旗「おじゃましまーす」

フレメア「にゃあ」

麦野「まーたぞろぞろ来やがって」

滝壺「むぎの、これおみやげ」

麦野「・・・・って何で鯖の缶詰なのよ」

フレンダ「お約束ってやつよ」

麦野「お前は一昨日いなかっただろうが」

フレンダ「ふっ、限定の鯖缶を求めて別行動だったわけよ」

麦野「いっそノルウェーの海にでももぐってこい」

麻利「ぶぅー」

フレメア「にゃあ!! まりちゃん!!」

フレンダ「こらフレメア、みっともないわけよ」



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:01:53.26 ID:vcoCfY84I

結局フレンダ生きてることにしたのか



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:05:59.22 ID:aouTj8820

フレメア「抱っこしてもいい?」

麦野「立ってやるのはだめ、やるなら座った状態でやりなさい」

フレンダ「万一落としちゃったりしたら危ないわけよ」

絹旗「なるほど、ではここは私がお手本を見せるとしましょう」

滝壺「だめ、これはきぬはたでも譲れない」

フレンダ「結局、喧嘩両成敗ってことで私が預かるわけよ」

フレメア「横取りだめ にゃあ」

麦野「こら、てめえらうちの娘を取り合うな」

麻利「ばぁ?」

麦野「みんな麻利がかわいいってさ」



36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:11:56.61 ID:aouTj8820

滝壺「ふふん」

絹旗「負けました・・・」

フレメア「にゃあ・・・」

フレンダ「くそっ、滝壺がじゃんけんに強いなんて」

滝壺「じゃあむぎの、抱っこするね」

麦野「泣かすんじゃないわよ?」

滝壺「まりりん」ヒョイ

麻利「ぶぅ?」

滝壺「あ、ちょっと重い」

麦野「7kgくらいあるからね」

ぎゅっ

麻利「・・・・」

滝壺「じっと私のこと見てる・・・・」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:14:20.79 ID:KybRuoSX0

そういや浜面さんいないのか



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:15:41.50 ID:aouTj8820

絹旗「いいなー」

フレメア「早く変わってほしいにゃあ」

フレンダ「滝壺、どう?」

滝壺「ぬくぬくする」

麦野「こら、湯たんぽじゃねえんだぞ」

滝壺「えっと、そういうことじゃなくて 心がほんわかする」

麻利「・・・・」

絹旗「じっと滝壺さんみつめてますね」

麦野「ふむふむ、人見知りはしないか 多分知らない人に抱かれて不思議に思ってるんだと思うわ」

フレンダ「ほんとほっぺたふっくらしてるわけよ」

フレメア「手もすっごくちっちゃいにゃあ」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:21:45.87 ID:aouTj8820

滝壺「むぎの、まりりんお持ち帰りしてもいい?」

麦野「殺すわよ」

麻利「ぶぅ」

滝壺「ごめん、もちろん冗談」

麦野「冗談にならないっての」

絹旗「ですけど滝壺さんの気持ちもよくわかりますよ。かわいいこの子を麦野が超独り占めだなんて」

麦野「私の娘だから当然でしょ?」

フレメア「私も赤ちゃんほしいにゃあ」

フレンダ「ぶっふうううううう!!!」 絹旗「きたなっ!!」

フレンダ「あんたにはまだ早いわぁ!!」

麦野「何マジになってんだよてめえは」

フレメア「にゃあ」



49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:29:18.38 ID:aouTj8820

フレンダ「と、いうわけで次は私ってわけよ」

滝壺「まりりん、私と一緒に逃げよう?」

麻利「きゃい」

絹旗「おっと、そうはいきませんよ滝壺さん」

フレメア「にゃあ」

滝壺「むぅ、愛に障害はつきものとはまさにこのこと」

絹旗「ふっふっふ、ここで滝壺さんを阻止して麦野に恩を売っておくのが上策というもの」

麦野「てめえらそろいもそろって私を無駄に疲れさせるんじゃねえっての」

滝壺「もちろん冗談、ふれんだ、そっとね」

フレンダ「はいよ・・・っと」

麻利「あー」



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:35:08.29 ID:aouTj8820

フレンダ「おお、なるほど これはたしかにぬくぬくするってわけよ」

絹旗「麦野、おもちゃとかないんですか?」

麦野「いっぱいあるわよ?」

滝壺「まりりんと遊んでもいい?」

麦野「いいわよ」

フレメア「おもちゃどこ?」

麦野「持ってくるからちょと待ってなさい」

フレンダ「はぁ・・・ ほっぺたきもちいい」つんつん

麻利「うぅ」モゾ

フレンダ「あれ?」

滝壺「くすぐったいのかな?」

絹旗「いやがってるのかもしれませんよ?」

フレメア「やめてあげるべきにゃあ」



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:40:52.24 ID:aouTj8820

フレンダ「むぅ、嫌がるというのならしょうがない、今日はこのくらいにしといてやるわけよ」

絹旗「じゃあ次私に抱かせてください」

フレンダ「えー、まだ早いわけよ」

絹旗「交代するのに賛成の人ー はーい」

フレメア「にゃあ」

滝壺「わたしも」

フレンダ「ちょっと何で滝壺まで!」

滝壺「もう一度私に順番がまわってくることを期待している」

フレンダ「ひでえ」

麻利「だぁ」

麦野「おもちゃもってきたわよー」

フレメア「にゃあ」



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:48:50.65 ID:aouTj8820

絹旗「よーしよーし かわいいですねー」

麻利「・・・」

フレメア「次は私の番にゃあ」

フレンダ「どれがお気に入り?」

麦野「うーん、今のところ反応示さないものもあるけどこれなんか使うと喜ぶわよ?」

滝壺「じゃあそれは私が」

フレンダ「こら、今度は私にゆずりなさい」

絹旗「ちょっと、人がいい気分に浸ってる横で騒がないでくださいよ」

麻利「う~・・・」

絹旗「あ」

フレメア「ぐずってる にゃあ」

麻利「うぅぅぅぅ~~~~」モゾモゾ

絹旗「えっと麦野、これどうしたらいいんですか?」

麦野「あ、ひょっとしたらおなかすいたのかも」

滝壺「なんと・・・それはつまり・・・」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 18:56:44.98 ID:aouTj8820

麦野「絹旗」

絹旗「あ、はい」

麦野「じゃ、この子にご飯あげてくるからあんたらここで待ってなさい」

フレンダ「え?見せてくれないの?」

麦野「あんた死にたいの?」

フレンダ「いえ、冗談がすぎましたですはい」

フレメア「でも見てみたい にゃあ」

麦野「見世物じゃねえっての」

麻利「ああぁぁぁぁ~~~~」

絹旗「おっと、早くしないと泣き出しますよ?」

滝壺「むぎの、猶予はないよ?」

麦野「ったく・・・」シュルッ

フレンダ「きたあー!」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:04:00.53 ID:aouTj8820

ポロンッ

フレメア「にゃあ・・・」

絹旗「あれ?色が・・」

麦野「妊娠するとこうなるの。元からってわけじゃないわ 麻利~ おまたせ~」

麻利「ん」

フレメア「は~~ 飲んでるにゃぁ~~~」

フレンダ「うん・・・」

麻利「ん ん」

絹旗「なんていうか・・・こう・・・超不思議な光景ですね」

麦野「たくさん飲むんだぞ~?」

麻利「ん ん」

滝壺「むぎのがすごくやさしい顔してる」

絹旗「本当だ、こんな顔する麦野超初めて見ました」

フレンダ「感慨深いってわけよ」

フレメア「にゃあ・・・」



59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:07:40.64 ID:KybRuoSX0

このままでいいよね・・・幸せそうだし・・・



66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:21:32.38 ID:pG9Oq6D20

>>59
あの二人が怖いな



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:11:00.64 ID:aouTj8820

麻利「ん ん」

絹旗「それにしてもよく飲みますね」

滝壺「おなかへってたんだよ」

フレンダ「幸せそうな顔してるってわけよ」

フレメア「早く私もだっこしたいにゃあ」

麻利「ぷぅ」

麦野「ん、飲み終わったか よっと」

とんとん

絹旗「背中たたいてどうするんですか?」

麦野「見てりゃわかるわよ」

麻利「げふっ」

フレメア「げっぷ?」

滝壺「空気も一緒に飲み込むから?」

麦野「そうよ これ大事なことだからあんたたちも覚えておきなさい」

フレンダ「いやー、立派に育児してるってわけよ」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:17:32.69 ID:aouTj8820

麦野「よっと」シュルッ

麻利「あぁー・・」

絹旗「おなかいっぱいになってほんのり顔が赤くなってませんか?」

滝壺「うん、そんな気がする」

麦野「おなかいっぱいになったから今からお昼寝の時間ね」

フレメア「えー」

麦野「しょうがない、フレメアは麻利をベッドに寝かせてくれる?」

フレメア「にゃあ!」

麦野「そっとよ?」

フレメア「責任重大・・・」ぎゅっ

麻利「うぅ~・・・」ウトウト

フレメア「にゃあぁぁ・・・ あったかい・・・」

滝壺「ふれめあ、感動するのはいいけど早く寝かせてあげないと」



67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:26:18.64 ID:aouTj8820

麻利「くー・・・・」

フレメア「寝ちゃった」

滝壺「おもちゃで遊びたかったけどこれはしょうがないね」

絹旗「ですね、赤ちゃんの仕事は泣くことと寝ることといいますから」

フレメア「起きたらいっぱい遊んであげたいにゃあ」

滝壺「うん、でも起きるまではそっとしておこうね」

フレメア「にゃあ」

フレンダ「寝顔もかわいいわけよ」

麦野「あ、そういえば私あんたらにお茶も出してなかたわね」

絹旗「いえいえ、超おかまいなく」

滝壺「むしろむぎのにお茶をいれてあげたい」



71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:32:50.83 ID:aouTj8820

絹旗「はぁ~~ お茶おいしいですねぇ」

フレメア「あったまる にゃあ」

麦野「って本当にいれるんかい」

滝壺「だってむぎのをお手伝いしたいし」

フレンダ「そうそう、だから遠慮することはないわけよ」

麦野「私のうちで何を言ってるんだこいつらは」

絹旗「ところで麦野、あれからものすごく気になってたことがあったんですけど聞いてもいいですか?」

麦野「何?」

絹旗「何で結婚しようって思ったんですか?」

麦野「ぶふぅぅぅぅっ!!!!」 フレンダ「うわっ!!」

滝壺「おお、それは私も気になる」

麦野「ごほっごほっ!!」

絹旗「超聞きたいんですよ!」キラキラ

麦野「あー・・・・」

麦野(何でって・・・・)



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:39:10.91 ID:aouTj8820

一年前 上条さん狼タイム終了後  ホテル

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「 」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「あ・・・・ 終わったのか・・・」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「・・・・うわぁ、もう色々ひどい状況だわこれ」ベトォ

上条「かー・・・・ くー・・・・・」

麦野「とりあえず・・・ シャワー浴びよ・・・」フラフラ



80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:47:06.83 ID:aouTj8820

ジャー パシャパシャ

麦野「体中はもちろん髪も日でえことになっちまってるか・・・」

麦野「・・・・・」

麦野「あー・・・ 今何月何日何時何分だろ? 襲われては寝て起きたら教われだったからさっぱりわかんねーわ」

麦野「・・・・・」

麦野「く・・・くぅ・・・・・」ギリリ

麦野「・・・・ぐすっ・・・・うっ・・・・くっ・・そぉぉ・・・・」ポロポロ

麦野「この私が・・・・一方的に・・・・何もできないなんて・・・」

麦野「・・・・・・らぁっ!!」

ゴンッ!!

麦野「くそっ!! くそっ!! くそっ!! くそっ!! くっそやろおおおおおおお!!!」

ゴンッ!! ゴンッ!! ゴンッ!! ゴンッ!! ゴンッ!! ゴンッ!!

麦野「ああああああちくしょおおおおおおおおお!!!!」



84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 19:52:24.19 ID:aouTj8820

数十分後

麦野「っはぁ・・・・・ だりぃ・・・・」フキフキ

上条「かー・・・・ くー・・・・・」

麦野「っやろぉ・・・ 人を散々もてあそんだくせに終わったらぐっすりかよ」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「・・・・」

麦野(原始崩しは・・・)ジュッ

麦野(あれ? こいつに捕まってからずっと出せなかったのに・・・ 何で?)

麦野「・・・・」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「まさかこいつ・・・ 幻想殺し・・・?」



89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:02:15.67 ID:aouTj8820

麦野「おいおいマジかよ、第一位を撃破して世界まで救ったヒーロー様がこの私に何てことしてくれんだよおい」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「シャレにならねえことしやがってこいつ・・・」

上条「かー・・・・ くー・・・・・」

麦野「くそっ、いくら幻想殺しだからってこの私がここまで抵抗できないなんて恥ずかしくてレベル5名乗れやしねえわ」

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「・・・・だめだ、いろんな感情が頭の中で馬鹿騒ぎしちまってて考えるのもめんどくせえ」

上条「かー・・・・ くー・・・・・」

麦野「・・・・」ゴソゴソ

麦野「こいつここに入る時に有り金全部はたいてたと思ったらやっぱりすっからかんか」

麦野「とりあえずここの金が払えなくてお縄ってつまらねえことはこの私がさせねえ」スッ

上条「くー・・・・ すー・・・・」

麦野「この落とし前だけはきっちりとつけさせてやる。覚悟しとけよ」



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:08:43.01 ID:aouTj8820

バタン

上条「くー・・・・ すー・・・・」

上条「かー・・・・ くー・・・・・」

上条「う~~ん」パチッ

上条「ん んー くわぁぁぁ・・・」

上条「っはー、何かすっげーいい目覚めだな 全力で運動した後みてえにぐっすり寝たって感じだな」

上条「あれ?ここは・・・」キョロキョロ

上条「・・・・・」

上条「お、おい待て・・ おいおいおい待ってくれ何だこの状況は!! 何で俺は裸でこんな・・って」

上条「げえええええええええええええ!!!!!!」

上条「何てことしちまったんだ俺はあああああああああああ!!!!!!」



94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:16:46.68 ID:aouTj8820

数日後

麦野「っはぁぁ・・・・」ボー

麦野「くそっ、あれから何日も経ってるってのにいつまでも頭の中がごちゃごちゃしてやがる!!」ドンッ

麦野「・・・・・」

麦野(悔しい 怖い 殺したい 逃げたい 腹立たしい 辛い 泣きたい ・・・・)

麦野「まとまらねぇ・・・頭の中が全っ然まとまらねぇ・・・」

麦野「怒りと殺意で全身の血が沸騰しそうなはずなのに・・・」カタカタ

麦野「くっそぉっ!!」ドンッ

麦野「一方的になすすべなくってのがこの私をここまで・・・・」カタカタ

麦野「ああああちくしょおおおお!!! 頭がどうかなっちまうじゃねえかよ!!」



98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:27:26.54 ID:aouTj8820

麦野「はぁ・・・ はぁ・・・・」

麦野「だめだ、気持ちが全然安定しねえ、何をどうすりゃこの頭の中は落ち着くんだよ」

麦野「あいつをブチ殺したとしてもこの気持ちは絶対におさまらねえ」

麦野「何一つ抵抗することなく私に・・・・」

麦野「初めてだけじゃなくて手も口も胸も髪も体中にあいつの・・・・」

麦野「・・・ちょっと待て」

麦野「やばい、あれから何日だ?」

麦野「呆けてる場合じゃねえだろうが・・・・」

麦野「くそっ!! 今すぐ確認しにいかねえと!!」



100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:29:38.84 ID:aouTj8820

病院

女医「おめでとう と言ってもいいのかしら?」

麦野「・・・・・」

麦野(ちくしょう)

女医「険しい顔をしているところを見るとそう言ってはいけなかったのかもしれないけど・・・」

麦野「いえ・・・」

女医「相手の男の人とじっくりと相談して決断をしてね」

麦野「はい・・・」

女医「あなたが幸せになれることを祈っているわ」

麦野「・・・・」



101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:38:03.80 ID:aouTj8820

麦野「できたかぁ・・・・」

麦野「・・・・・」

麦野「ははっ、とんだお笑いものだ、学園都市に7人しかいないレベル5の一人でも暗部の組織のリーダーやっててもそんなもの何の役にもたたねえじゃねえか」

麦野「どんな肩書きもってどんな能力もってようが所詮私は女だってことか・・・」

麦野「っははは・・・・」

麦野「これが・・・現実ってやつなのか・・・」



102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:41:24.09 ID:aouTj8820

麦野「はぁ~~~」ゴロゴロ

麦野「それにしても子どもかぁ・・・」

麦野「子ども・・・」

麦野「・・・・」

麦野「この私が・・・」

麦野「滝壺と浜面の二人ならまあいつかそういうことになるかもしれないってことはわかるけどこの私に・・・」

麦野「・・・・」

麦野「冷静に考えれば私をここまで一方的に打ち負かした人間っていないのよね・・・」

麦野「幻想殺し・・・ あいつどんな人間なんだろ?」



107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:51:09.84 ID:aouTj8820

麦野(浜面に集めさせてまとめさせたレポートを読んでみたはいいが・・・)

麦野「・・・・なんだこりゃ」ペラッ

麦野「こいつ頭いかれてんじゃねえの?」ペラッ

麦野「おいおいおいおい いくら能天気でもここまでじゃねえだろうが」ペラッ

麦野「・・・・・でも」

麦野「こういうやつが世界救っちまったのも事実なんだよなぁ・・・」

麦野「はぁ・・・・」

麦野「妊娠・・・ これが恋人同士とかだったら結婚とかって話になるんだろけどさぁ・・・」

麦野「結婚・・・・」

麦野「そもそもこの私が結婚して主婦やってるところが全く想像できないわね」



109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 20:55:53.09 ID:aouTj8820

麦野「このままこの学園都市であいつらと一緒に ”アイテム” やってて・・・」

麦野「それが何になるのかしら?」

麦野「・・・・」

麦野「私の・・・子・・・・」

麦野「そうかぁ、普通はみんな・・・ ってわけじゃないけどほとんどの人は結婚して子ができて家族になって・・・」

麦野「今、私そういうことができるかもしれないのかぁ・・・」

麦野「って言っても幻想殺しがどう考えてるかよね」

麦野「・・・・」

麦野「ま、いいや 幻想殺しの考えを聞くだけ聞いてみるか、責任取る気があるならあとは野となれ山となれだ」



113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:03:49.27 ID:aouTj8820

麦野「うーん・・・・」

絹旗「麦野?」

滝壺「かんがえてるね」

フレンダ「ここまで頭かかえて悩む麦野を見たのは初めてなわけよ」

フレメア「にゃあ」

麦野(あの時家族とか結婚とか意識しだしてから頭の中のごちゃごちゃが消えたのよね・・・)

麦野(で、責任取るって聞いてそれで何か先がはっきり見えて・・・)

麦野「あー、何で結婚しようって思ったかっていうのだっけ?」

絹旗「そうです」

麦野「えーっと、何て言っていいのかわからないけど結婚とか家族ってのがこうはっきりと見えたからかな」

フレメア「にゃあ?」

フレンダ「つまりそんなもん一切考えて無かったけど 実際目の当たりにしたらとんとんといっちゃったってわけ?」

麦野「そんな感じでいいんじゃない?」

滝壺「つまりこれは勢い・・・」



116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:11:55.80 ID:aouTj8820

麦野「あー、まあみんなも気をつけるように」

絹旗「はい」

フレンダ「特に滝壺」

滝壺「だいじょうぶ、私とはまづらはまだそこまでいっていない」

フレメア「にゃあ?」

フレンダ「えっ?」

フレンダ(まだなのかよ。なんというヘタレな浜面)

絹旗「ま、まあ人それぞれですからねー」

絹旗(もしかして浜面って女には興味ないんじゃ・・)

滝壺「むっ、何か悪意のある信号を感じたから一応言っておくけどはまづらは私の体を気遣ってくれている」

麦野「へぇ、あいつがねぇ・・」

滝壺「そんな気がする・・・・」

絹旗「って気がするだけですか」

フレンダ「結局、浜面は期待通りの浜面ってわけよ」



122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:22:45.07 ID:aouTj8820

絹旗「ここに浜面がいたら正座させてるところですね」

フレンダ「で、申し開きさせるわけ?」

絹旗「そうです、白砂の上にむしろをしいて裁きが始まるんです」

滝壺「そんなことはさせない」

絹旗「っと、黄門様が部下をひきつれてやってくんですよ」

フレメア「ひかえーい にゃあ」

フレンダ「この紋所が目に入らぬかぁ==」

麦野「何くだらないコントやってんのよ」

絹旗「でもどう考えても斬られるべきは悪人面の浜面ですよね」

フレンダ「うんうん」

滝壺「それじゃあ二人とも帰りは歩く?」

絹旗「わー!嘘です超嘘です!」

フレンダ「ここから歩いて帰るとか体育会系でもやらないわけよ!」



125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:27:54.88 ID:aouTj8820

麦野「ん?車で来てんの?」

滝壺「うん、はまづらの運転で」

フレメア「そこらへんで時間つぶしてるはず にゃあ」

麦野「へぇ・・・ まあここに浜面がいてもそれはそれでどう扱っていいのか悩むんだけどさ」

フレンダ「浜面がいたらさっきのは見れなかったってわけよ」

麦野「ったりめえだ、他の男に見せてたまるかってんだ」

絹旗「おーっと、軽いのろけが来ましたぁー」

麦野「ちっ ちがっ ////////」

フレンダ「結局、ラブラブってわけよ」

滝壺「二人がうらやましい」

フレメア「にゃあ」



129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:36:47.46 ID:aouTj8820

 ただいまー ってお客さんか?

絹旗「おや、だんな様が帰ってきましたよ」

フレンダ「お、私どんな男かまだ顔見てないのよねー」

滝壺「え?もうそんな時間?」

フレメア「大体、夕方 にゃあ」

麦野「なーんか時間過ぎるのあっという間ね」

ガラッ

上条「沈利さん」

麦野「おかえり、当麻」

滝壺「おじゃましてます」

上条「あ、こりゃどうも」

フレンダ「へぇ・・・この人が・・・」

麦野「こら、人の旦那をじろじろ見るな」



133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:47:29.00 ID:aouTj8820

上条「いやー、まさかこの部屋がこんなに女の子でにぎわうことになるとは思いもいませんでしたよ」

麦野「へー」ジー

上条「な、なんだよ!!深い意味はねーぞ!?」

麦野「麻利ー、パパに右ストレート叩き込んでいいわよー?」

麻利「くー・・・・」

上条「物騒なこと言わないでくれよ」

絹旗「どうやら私の愛らしいスタイルがいけないみたいですね」

フレンダ「いやいや、ここは私の脚線美が」

フレメア「何か始まった にゃあ」

滝壺「私にはよくわからない戦い」



135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:50:12.42 ID:aouTj8820

絹旗「なら勝負ですフレンダ!」

フレンダ「望むところ!」

絹旗「上条、どっちにときめきますか?」

フレンダ「私の足を見て!!」

上条「え? お、おいおいおい」

絹旗「ちらっ」ピラッ

上条「ぐっ!!」

絹旗(ふふん、ふとももまでなら見せてあげましょう・・・)

フレンダ「おのれ絹旗、ならここはタイツを脱ぐしかないという」麦野「おい」

ガシッ

フレンダ「わっ」

絹旗「まだまだいきますよー?」麦野「てめえら」

ガシッ

絹旗「げっ」



136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 21:57:28.74 ID:aouTj8820

麦野「当麻に何を見せようっていうのかにゃ~~ん?」グッ

ミシミシミシミシミシミシミシミシミシ

フレンダ「~~~~~~~!!!!」バンバンバンバン

絹旗「~~~~~~~!!!!」バンバンバンバン

フレメア「おぉぉ・・・」

滝壺「二人が必死にギブアップを伝えようとしている」

上条「こ、こえぇぇぇ・・・・」

麦野「お~い、聞こえてるかぁ~?」

フレンダ「~~~~~~~!!!!」バンバンバンバン

絹旗「~~~~~~~!!!!」バンバンバンバン

フレメア「あれ何て技?」

滝壺「あいあんくろーって言うんだよ」

上条「って止めなくていいのかよ!!」



140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:04:35.98 ID:aouTj8820

麻利「あぁ~~」モゾ

麦野「あ、起こしちゃったか」パッ

フレンダ「ったぁぁぁぁ~~~~ つぶれるかと思ったわけよぉ~~~」

絹旗「超死ぬかと思いました・・・・」

麻利「う・・・・ くー・・・」

フレメア「またおねんねしちゃったにゃあ」

滝壺「残念、おもちゃで遊べると思ったのに」

上条「沈利さん、あの・・・・」

麦野「ん?こいつらにはこのくらいやらないとすぐにヒートアップしちゃうのよ」

上条(いや、いくらなんでもパワーありすぎだろ! 二人の足が地面から離れてたぞ!?)

麻利「くー・・・」



141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:06:26.45 ID:OJr4tLqp0

人を殴って回転させながら吹っ飛ばす奴が何言ってんだ



143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:13:50.05 ID:aouTj8820

滝壺「むぎの、私たちそろそろお暇するね」

麦野「あら、そう?」

上条「えーっと、俺はここで晩飯食っていってもかまわないぞ?」

滝壺「ううん、むぎのにゆっくり休んでほしいからこれ以上はいいや」

麦野「言われるほど疲れちゃいないんだけど?」

滝壺「赤ちゃんのことずっと考えてて家事も私たちの相手もするの疲れない?」

上条「あー・・・」

上条(土日もうちの両親が遊びに来たから沈利さんには気苦労かけちまってるな・・・)

滝壺「むぎのにはお休みが無いんだからゆっくりくつろいでほしい」

上条「こりゃどうも、心遣い感謝します」

麦野「そうでもないんだけどなぁ」



145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:20:22.81 ID:aouTj8820

フレンダ「じゃ、まったねー」

上条「おう、また来てくれよな」

フレメア「にゃあ」

絹旗「まりりーん、次は一緒に超あそびましょうねー」

麻利「くー・・・」

滝壺「おじゃましました」

麦野「気をつけてね」



麦野「さーて、当麻も帰ってきたことだし洗濯物取り込むか」

上条「なぁ、みんなが来てたってことは晩御飯の準備してねえだろ? たまには俺がやろうか?」

麦野「ううん、私がやるわ。当麻は麻利が起きたらお風呂をお願い」

上条「晩飯、簡単なやつでいいからな?」

麦野「なぁに、気遣ってくれてるの?」

上条「当然だ、疲れたまってないか?」



149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:30:45.50 ID:aouTj8820

麦野「言われるほどじゃないわ」

上条「よし、それじゃあ沈利さんはそこで麻利を見ててくれ、洗濯物も晩飯も俺がやる」

麦野「ちょっとちょっと、別にいいわよ私できるって」

上条「だめだ、今日は俺がやるって決めたんだ」

麦野「あら、すっかりその気になってるわ」

上条「おう、俺もいくらか手伝ってた気になってたけど沈利さんに任せっぱなしだったからな」

麦野「勉強だけがんばってくれればいんだけどなぁ?」

上条「それももちろんだけどたまにはやらせてくれてもいいだろ?」

麦野「そっか、じゃあメニューはパスタと野菜の炒め物でいいわ」

上条「それだけでいいのか?」

麦野「十分よ」

上条「じゃあ、そこでじっとしててくれよ?」

麦野「はいはい」



151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:36:33.89 ID:aouTj8820

 まずは洗濯物だ!!

麦野「何をそんなにはりきっちゃうんだか・・」

麻利「くー・・・」

麦野「ま、悪い気はしないんだけどね」

麻利「くー・・・」

麦野「それにしても本当に寝るのがすきね」

麻利「くー・・・」

麦野「立って歩いてお話ができるようになって一緒に遊べるころには当麻も大学生か」

麻利「くー・・・」

麦野「そのくらいなら堂々と外を歩いてもいいかもしれないわね」



153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:41:34.23 ID:kzaVPJ9oO

素晴らしい
きっと将来は知能が高くイマジン持ちで力も強く優秀な子になるんだろうな



157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:46:54.03 ID:aouTj8820

 っしゃあああタイマーセットでパスタを茹でながらお風呂掃除だ!!

麻利「うー・・・」パチッ

麦野「お、起きたか」

麻利「くぁ・・・」

麦野「お目覚めの気分はどうですかー?」

麻利「・・・・」ボー

麦野「寝起きの余韻にひたってますか」

上条「あ、沈利さん、パスタの味付けどうする?」

麦野「ナポリタンがいいわ ケチャップは冷蔵庫の横の棚に新しいのあるから足りなくなったらそれを使って」

上条「わかった」

麻利「きゃい」

麦野「麻利が期待してるってさ」

上条「よーし、あっと驚かせるもの作ってやるぜ」



159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 22:55:12.22 ID:aouTj8820

麻利「う・・・うぅぅ・・・・」フルフル

麦野「この感じは・・・おむつか・・」ぴらっ

麦野「うん、ばっちりおむつの色がかわってるわ よっと」ベリッ

麻利「あああああ・・・・」

麦野「ほらほら泣かない泣かない、今綺麗にしてあげるから」フキフキ

麻利「きゃい」

麦野「・・にしてもたくさん出したわね」

麻利「あー」

麦野「ま、これも元気が良いってことね」



161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:02:26.38 ID:aouTj8820

 ピピピピッ おっと、麺が茹で上がったか!

麦野「さーて、目がさめてすっきりしたところで何しよっか?」

麻利「・・・」

麦野「からんからんしてみる?」

麻利「ばぁー」

麦野「それとも新しく買ってもらったしゃべるカエルさんにする?」

麻利「あぶぅ」

麦野「そうかそうか、それじゃあ両方やってみるか」

麦野「えーっと、どこやったっけ?」キョロキョロ

上条「沈利さん、ウィンナーこれだけ残ってるけどどれだけ使えばいいんだ?」

麦野「全部使ってもいいわよ」

上条「じゃ、たこさんウィンナーに挑戦してみっか」

麦野「おいおい、麻利もまだそんな年齢じゃないわよ?」

上条「いざって時のために今のうちから練習するんだよ」

麦野「ご立派なことで」



165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:08:33.93 ID:aouTj8820

  ジュワッ

 よーくからめて・・・と

麦野「おー、がんばってるがんばってる」カランカラン

麻利「きゃいあい!!」

麦野「こっちはこっちで喜んでるわね」カランカラン

麻利「きゃい!!」

麦野「いい笑顔ねー」カランカラン

麻利「あいあい!!」

麦野「よーし、次はカエルさんいってみよっかー」ゲコッ

麦野「確かここ押すとしゃべるのよね」ポチッ

 コンバンハー、キョウモツキガキレイダネ

麻利「・・・・」

麦野「一気に怪しいものを見る目に変わったか、どうやらこいつはまだ早かったみたいね」



170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:19:54.23 ID:aouTj8820

上条「よし、ナポリタンはこれでいいか あとは野菜炒めだな」

 ん?麻利もご飯にする?

上条「キャベツとかの固いやつは一度電子レンジに入れて・・・」

 じゃ、ちょっと待っててねー

上条「他の具を用意っと・・・」

 はい、どうぞー

上条「汁物もあったほうがいいかな・・・ せっかくだから簡単に吸い物作っちまうか」

上条「えーっと、粉にした鰹節と煮干があったからそいつとしょうゆで・・」

上条「あとは豆腐と乾燥わかめでいいか」

 げふっ

 はい、よくできました

上条「じゃ、なべに水を・・・」



175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:27:16.23 ID:aouTj8820

上条「沈利さーん できたぞー」

麦野「あら、本当にてきぱきやっちゃったのね」

上条「ま、簡単なものばっかりだしな」

麻利「あー」

上条「ん、麻利も食べるか?」

麦野「こらこら、まだ歯が生えてないんだから無理ってもんよ」

上条「ははっ、わかってるけどこの目を見てるとなんとなくな」

麦野「麻利は今ご飯おわったばかりでしょ?」

麻利「ぷ」

上条「物足りないんじゃないか?」

麦野「まさか、自分から口離すまであげたもの」

上条「ならいいか、本当に足りなかったら何かしらアクション起こしてるもんな」

麦野「それじゃあ私たちもいただきましょうか」

上条「そうだな」



178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:35:55.64 ID:aouTj8820

麦野「さっぱりしたわー やっぱりお風呂っていいわね」

麻利「きゃっきゃっ!!」

上条「おー、鈴の音がそんなにおもしろいかー」チリンチリン

麦野「お風呂からあがってからずっとその調子?」

上条「ああ、全く飽きないみたいだな」チリンチリン

麻利「きゃあっあっ!!」

麦野「いいはしゃぎっぷりね、これだけ動いてくれれば疲れて朝までぐっすり眠ってくれるでしょ」

上条「お風呂の後にトイレもすませたしこれでばっちりだな」チリンチリン

麦野「夜鳴きに悩まされないのがこの子のえらいところよね」

上条「そうだな、なんやかんやで麻利に助けられてるところってかなりあるよな」チリンチリン

麻利「あぴゃぁっ!!」

麦野「このマンション学園都市の最新技術で完全防音ってのが頭が下がるわよねー」

上条「全くだ、普通のアパートならとてもじゃないがこんなことできねえぜ」チリンチリン



182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:42:13.80 ID:aouTj8820

麻利「くー・・・・」

上条「あっという間に寝ちまったな」

麦野「この調子ですくすく育ってほしいものね」

上条「そうだな」

麦野「さて、それじゃあお勉強タイムといきましょうか?」

上条「はい」

麦野「今日は宿題は出てるの?」

上条「いえ、特には出てないです」

麦野「それじゃあ予め作っておいたプリントやってみてくれる?」

上条「オーケー、この一年で俺も成長してるってところを見せてやるぜ」



185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:47:31.93 ID:aouTj8820

麦野「うーん・・・・」

上条「あれ?手ごたえはあったんだけど」

麦野「成果率6割か、悪くはないけど良くもないわね」

上条「どこ間違えてるんだ?」

麦野「こことかさ、この文章の流れだと・・・」

上条「あ、そっか・・・」

麦野「こっちとこっちができてるんだから全くわかってないわけではないのよね」

上条「そうなんだよなぁ・・・」

麦野「この問題は詰まったらこの図を思い出してもらえるといいんだけど・・」

上条「なるほど、こうすればいいのか」

麦野「・・・と、いうわけでもう一回」

上条「はい、わかりました」



188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/03(木) 23:59:57.75 ID:aouTj8820

麦野「よし、じゃあ今日のお勉強はここまでね」

上条「沈利さんまじ助かります」

麦野「最初の頃よりはできるようになってきたから私も助かるわ」

上条「思いっきり頭抱えてましたもんね」

麦野「軽く絶望したくらいよ」

上条「一年のころは色々事件に巻き込まれてたり首突っ込んだりでろくに授業出てませんでしたからねー」

麦野「進級がかかったテスト受ける時なんて勉強付けだったもんねー」

上条「えぇ、あれはもう沈利さんのプレッシャーが半端なかったです」

麦野「それがここまで・・・ 成長を感じられるって何かうれしいわね」

上条「なら教師になってみます?」

麦野「嫌よ、余計なストレスが溜まるだけだわ」



189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:03:53.36 ID:+W5N5DfX0

上条さんってだれが嫁になっても尻に敷かれるイメージ



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:08:07.63 ID:4BKf76lK0

上条「おっと、そろそろこのくらいにしとかないとな 先生と生徒モードはもう終わりにしようぜ」

麦野「気づいてなかったの?わかっててやってると思ってたんだけど」

上条「いやー、これも集中力がついてきたってことですよ」

麦野「そういうものかしら?」

上条「では、いつもお世話になっている沈利さん、ここに腰掛けてください」

麦野「はい」

上条「この愚夫めがマッサージをさせていただきましょう」

麦野「マッサージ? ってできるの?」

上条「入院の経験が豊富だからきっと大丈夫だ 任せてくれ」

麦野(うわー、こりゃ絶対できないわ)

上条「それじゃあ揉んでいきまーす」



197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:13:58.76 ID:4BKf76lK0

上条「どうだ?」

麦野「うーん、どうだろ?気持ちいいのかよくわかんないけど・・・ これ以上力は入れなくていいからね?」

上条「ん?そんなに力入れてるつもりはねーんだけどな」

麦野「違うわよ マッサージって力入れればいいってもんじゃないんだから下手に刺激されると余計に疲れを感じちゃうのよ」

上条「そうだったのか 知らなかったな」

麦野「適当な知識でやろうとするなっての」

上条「うーん、じゃあたたいたほうがいいのか?」

麦野「それもだめ、正しい力と正しい角度でやらないと意味がないの」

上条「マッサージって難しいんだな 奥が深いぜ」

麦野「専門の学校まであるくらいだからそういうものでしょ?」

上条「お役に立て無くて面目ない」

麦野「その気持ちだけで十分よ」



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:20:27.57 ID:4BKf76lK0

上条(それにしても・・・・)チラッ

麦野「っはぁ・・・ 明日はお弁当何にしよっかなぁ~」

上条「ごくり・・・」

上条(わが妻ながら相変わらずセクシーなことで・・・・)

麦野「ん?終わり?」

上条「え? あ、まだまだ」

麦野「やめたくなったらいつでもやめてもいいからね?」

上条「・・・・」

上条(いかんいかん、ここで我慢できなくてどうする、せっかく沈利さんをゆっくりさせたいって思ったのに疲れさせるようなことは・・・)

麦野「んー、何かさ・・・」

上条「はい」

麦野「ぶっちゃけ今何考えて私の肩揉んでる?」



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:24:00.91 ID:4BKf76lK0

上条「え?」

麦野「何かこう空気が硬くなってるような気がするんだけど?」

上条「あ、あああいやあえっと いつもお世話になってるよなーってですね」

麦野「ものすごく嘘っぽいわね」

上条「うぐっ」

麦野「正直に言っていいわよ。したい?」

上条「・・・・はい」

麦野「当麻は高校生の男の子だから本当は毎日してあげたほうがいいのよね?」

上条「え、えっとそのようなことはその・・・」

麦野「私の体に飽きた?」

上条「馬鹿!!そういうことじゃねえよ!!」



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:26:30.81 ID:QdmIakaGO

ほうほう



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:26:55.80 ID:S8DlKmmR0

わっふるわっふる



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:31:21.80 ID:4BKf76lK0

麦野「こら、大きな声出すと麻利が起きるわよ?」

上条「こほん えっと前にも言ったと思うけど親になるとその麻利のことが気になってそれどころじゃなくなって」

麦野「気がついたら溜まっちゃってるのよね?」

上条「その通りでございます」

麦野「麻利が生まれる前もそうだったしね あの時はできる範囲で納得してもらってたわけだけど物足りなくなかった?」

上条「そんなことない、あれはあれですっげえ気持ちよかったぜ」

麦野「そう、じゃあ今日は久しぶりにやりたいこと全部やってもいいわよ」

上条「マジですか・・?」

麦野「大抵のことは初めての時にやっちゃってるんだから今更驚かないもの」

上条「ごくっ・・・」

麦野「あ、でもおしりは絶対に嫌だからね?」

上条「心得ております」



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:32:45.57 ID:+t46kISp0

良妻賢母すぎる



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:32:58.13 ID:+88EaB6J0

麦野んの経産トロマンで安心中出しセックスだって!?



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:39:11.11 ID:4BKf76lK0

上条「じゃ、明かり消すから」

パチッ

麦野「ごめんね、まだたるんでるお腹まじまじと見られたくないの」シュルッ

上条「俺は気にしねえけど沈利さんが嫌ならそれでいい」

麦野「麻利を産んだからといってだらしないお腹ってのは私としては許せないのよね」シュルッ

上条「でも、ちゃんと前みたいに戻るんだろ?」

麦野「ええ、そうなるように努力はしてるわ」シュルッ

上条「なら、一緒にがんばっていこうぜ」

麦野「ええ・・」ポス

上条「沈利さん・・」

麦野「当麻・・・」

ぎゅっ



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:44:12.42 ID:4BKf76lK0

上条「あったけぇ」

麦野「当麻も 心臓がドキドキしてるのわかる」

上条「沈利さんがそうさせてるんだぜ?」

麦野「でも一番ドキドキしてるのはどこ?」

上条「あ、あははは・・・ どこでしょうね? んっ」

ちゅっ

麦野「んっ」

上条「ふはっ 逆に沈利さんはどこかドキドキしてるんです?」

麦野「質問を質問で返すなって習わなかった? 悪い子はこうよ」ぎゅっ

上条「くっ」

麦野「やっぱり、ここがすごく熱くなってるのね?」

上条「し、沈利さんが魅力的なもので・・はい・・・」



231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 00:50:30.96 ID:4BKf76lK0

麦野「体密着させてこうされるの好きよね?」

上条「ええ、沈利さんにしてもらえるのってすっげえ興奮しますから」

麦野「でも一番したいのは?」

上条「・・・沈利さんをむちゃくちゃにしたいです」

麦野「そう言うと思ったわ」

上条「ふっ・・うぅ・・・ 沈利さんの指すげえいいです・・」

麦野「ありがと、そう言われるともっとしてあげたくなっちゃうわ」

上条「じゃ、じゃあその・・・」

麦野「わかってるわ、舐めてほしんでしょ?」

上条「はい・・・」



234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:00:14.37 ID:4BKf76lK0

麦野「仰向けになってくれる?」

上条「はい」

麦野「・・・・ぺろっ」

上条「うぅ」

麦野「先のふくらんだところは相変わらず弱いわね ぺろっ」

上条「う 感じやすいところですから」

麦野「やめて欲しいときと出るときは言ってね?」

上条「はい」

麦野「ぺろっ ちゅっ」

上条「はぁ・・・ふぅぁ・・・・はぁぁ・・・」

麦野「だらしない声あげてくれちゃって ぺろっ ぴちゃれろっ」

上条「最高です・・・まじで・・・・」

麦野「ぷはっ こんなんでもほめられるとうれしいのよねえ、不思議と ぺろっ」



237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:09:20.53 ID:4BKf76lK0

麦野(こすりながらここの傘のぶぶんを・・)

麦野「はぷ」

上条「うわっ!!」

麦野「どうしたの?」

上条「そ、そこを甘噛みは反則ですって」

麦野「じゃあつついてあげるわね ぺろっ」

上条「くあぁ・・・刺激が・・・やべぇ・・・」

麦野「れろれろっ ちゅっ ちゅっ」

上条「舌だけじゃなくて唇もすげぇ・・いぃ・・・」

麦野「ちゅぅっ ちゅぅっ れろぉ ぴちゃっ」

麦野(お、もう先端からたらし始めたか)



238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:09:49.63 ID:Z3y6ywq/0

パンツが殺された



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:15:22.26 ID:4BKf76lK0

麦野「ぢゅるっ」

麦野(先のやつを吸い出して・・・)

上条「くぅぅ」

麦野「れろっ」

麦野’(出てくるところに舌をねじ込む)

上条「ふおぉっ!!」

麦野「ちゅっ ぢゅるっ ぺろぺろ」

麦野(裏のほうもしっかりと舐めてあげる)

上条「し、しずりさぁん・・・・」

麦野「れろっ なぁに?もう出る? ちゅっ」

上条「えっと、出るわけじゃないのですがその 沈利さんにも気持ちよくなってもらおうかなと思ったわけで はい」

麦野「って言ってこのまま口に出すのがもったいないだけでしょ?」

上条「あ、あははは・・・」



246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:26:19.21 ID:4BKf76lK0

麦野「ま、いいわ。お願いしようかしら」

上条「じゃ、沈利さん、俺の上にかぶさってください」

麦野「ん・・・」

上条(おなかは気にしてるからそこと腰まわりは触らないようにしとくか)

上条「沈利さんってスタイルもいいですけど肌がすごくなめらかですよね」

なでなで

麦野「ん・・ 努力はしてるもの」

麦野(てっきり胸とかかと思ったけど背中からか)

上条「こうして肌を重ねてるのが一番沈利さんを感じられます・・・」

麦野「そうね、お互いの体温感じるのが一番どきどきするわ」

上条(そして俺の固くなったやつを沈利さんのに当てるように・・・)

ぴとっ

麦野「ふぁっ!!」



252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:31:09.18 ID:4BKf76lK0

上条「おや、この感じ・・・少しぬれてねーか?」

麦野「くっ、口調が一気に攻めモードになったわね」

上条「ふふん、ここから俺が沈利さんを少しずつマッサージしてやるぜ」

麦野「やば、気持ちよくなっちゃいそう」

上条「なっていいじゃねえか」

上条(背中をゆっくりと上からしたにさするように・・・)

ぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわ

麦野「はあぁぁぁぁぁぁん」

上条「すごく甘い声、もっとやってあげたくなっちゃうな」

麦野「こ、このぉ・・・」

上条「まあまあ、俺に任せて気持ちよくなればいいじゃないですか」

なでなで

麦野「や、やられっぱなしってのは んっ 趣味じゃないの・・よ・・・」



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:42:36.23 ID:4BKf76lK0

上条「でもこの体制からじゃ何もできないだろ?」

麦野「そうね、ほっぺたを指でぎゅーってするくらいしかできないわ」

上条「おっと、そんなことはさせねーぞ」

なでなで

麦野「っはぁ なでられてるだけだってのにぞくぞくきちゃうわぁ」

上条「全身で沈利さんを感じれるってのは最高だぜ」

なでなで

麦野「はぁんっ また、されるままかぁ・・・」

麦野(でも悪い気はしないわね)

上条「ここからではどうしょうもできまい」

なでなで

麦野「しかも・・・ 一番ほしいところに当麻が押し当ててるから嫌でも意識しちゃうのよね」

上条「ならもっと意識させてやるよ」



261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:50:38.57 ID:4BKf76lK0

むにゅっ

麦野「うそっ!?」

上条「おしりをつかめばもっと意識できるだろ?」

麦野「この・・・」

上条「焦らされてる感じがしねえか?」

もみっ

麦野「んっ お互い様ね」

上条「やわらかくてきゅっとしまってて最高の反応だな」

もみむにっ

麦野「うぅぅぅぅ そんなにっ」

上条「ふふん、ひともみするごとにびくって反応するのが伝わってきてもみ甲斐があるな」

麦野「くやしぃけど 気持ちいいわね・・んっ」



263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 01:57:43.58 ID:4BKf76lK0

麦野「ぁぁぁ・・・」

上条「沈利さん今すげえエロい顔してる」

麦野「この、くぅぅ これ 顔そらすこともできないぃぃ」

上条「恥ずかしがる沈利さんはかわいいなぁ」

むにゅっ

麦野「んっ」

上条「おまけに俺のが沈利さんのですっかりぬれてきちまってるんだよなぁ」

麦野「ぬ、ぬらしてなんかないわ」

上条「本当か?なら腰動かして確かめてみるか」

麦野「わ、こらっ」

にちゅっ

麦野「んっ!!」

上条「おー、こすり付けられただけでこの反応か」



265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:03:12.36 ID:4BKf76lK0

麦野「はぁ・・・ びくってきちゃった・・・」

上条「今の音、聞こえました?」

麦野「・・・」

上条「だんまりしてると」麦野「んっ」

ちゅっ

上条「ん・・」

上条(口ふさぎに来たか・・・)

麦野(少しは抵抗くらいさせろっての)

上条(でも口をずっとふさげるわけじゃねーんだよなー)

にちゅっ にゅちゅっ くちゅっ

麦野「んふううううう!!!」ギュッ

上条(意地でも口離さないつもりか・・)



268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:09:19.76 ID:4BKf76lK0

麦野(このっ、揉みながら腰動かしやがって・・・)

麦野「ふはっ んっちゅぅぅ」

上条(あ、やば・・・ 頭とろけそう・・・)

くちゅっ ぬちゅっ にちゅぴちゅっ

麦野(やば これすげえきもちいい、密着しながらいじられるのってやっぱきもちいのね・・・)

麦野「ふぁっ はぁんっ ちゅ」

上条「ふっ はっ」

上条(あ、キス・・・今キスだけでいいかもしんねえ・・・)

にちゃっ ぐちゅっ

麦野(あ~~やばい、もう体が欲しくてうずいてきてる・・・)

麦野「ちゅぅう ふはっ はぁぅ はぁっ」

上条「はぁ ふっ ふはっ はぁはぁ」



270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:17:30.96 ID:4BKf76lK0

麦野「はぁ はぁ はぁ はぁ」

上条「はっ はっ ふぅ~~~ はぁ・・・」

麦野「よくも焦らしてくれたわね、我慢できないから入れさせてもらうわよ」

上条「え?俺もっとキスしてたいんだけど」

麦野「なら抱き合いながらやるしかないわね」

上条「そうか、それじゃ・・・」ゴソゴソ

麦野「いいわ、私がつけてあげる」

上条「え、マジで?」

麦野「ほら、じっとする」

ぎゅっ しゅるしゅる パチッ

麦野「きつい?」

上条「ん、少し締められる感じがするけど悪くないな」

麦野「そう、違うのにして正解ね」

上条「前のやつ少し痛かったからなぁ」



271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:20:56.09 ID:PF/1MJ5u0

ゴ、ゴソゴソ パチッって何してるんすかね・・・?



272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:21:40.16 ID:yEq6xwk00

童貞にはわからんだろうがゴム



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:22:53.67 ID:DePxWYUa0

わ、わかってたし!



274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:23:04.30 ID:xyEvF0nw0

ミサカオリジナルってかwwwwwww
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FQSLE6/




277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:25:42.55 ID:Y9qScZTq0

>>274



279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:27:20.51 ID:XeJbzIyL0

>>274



275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:23:27.95 ID:4BKf76lK0

麦野「じゃ、じっとしててね」

上条「おう・・」ゴクリ

ぐっ にゅぷっ

麦野「はあぁぁぁ・・・」

麦野(入ってくるこの感じがやっぱりいい・・・)

上条「あっちぃ・・・このまま溶かされちまうみてぇだ・・・」

上条(自分で入れてくれるなんて今日は積極的だな)

麦野「ほ、ほら キスしたいんでしょ?」

上条「おう ん・・・」

ちゅっ

麦野「ん ちゅっ ちゅっ」

麦野’(やば、奥まで行ってるからすげぇいぃ・・)

上条「ちゅっ」



280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:35:44.92 ID:4BKf76lK0

上条「沈利さんすげーエロい・・」

麦野「そりゃ エロいことしてんだから・・・ はぁぁ 当然・・」

上条「俺 沈利さんに襲われてるみたいだ」

麦野「襲われるのが ふぅ いぃ?」

上条「今はこのままされるのもありかなって思う」

麦野「そう、じゃ この・・んっ まま・・」

ぬぷっ くぷっ

上条「うわぁっ 締めながらなんて」

麦野「じっと、して・・・なさい・・・」

ぷぷっ ぬちゅっ

麦野「っはあっ! んっ!! ふぅんっ!!」

上条「やべぇ 沈利さんに溶かされちまうぅぅ」



281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:36:55.62 ID:Uh6k7SMv0

ふぅ…



283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:43:35.69 ID:4BKf76lK0

麦野「ど、どう? これ気持ちいぃでしょ?」

麦野(奥まで行かないように調節すれば・・なんとか・・・)

上条「正直たまりません」

麦野「ほら、舌出しなさい キスしてあげるから」

上条「はぁ・・」麦野「んっ ちゅぅぅぅ」

上条(あ、これだ 俺この舌絡められて吸い付かれるのに弱いんだな・・)ボー

麦野「ふむっ! んっ!! んんぅぅっ!!」

麦野(くっそ、久しぶりなせいか腰が浮いちまう・・・ 一回うごくたびに・・・ぶるってくる・・・)

ぬちゅっ くぷっ ちゅぷっ

上条(っはぁ・・・ゆっくり動いてくれるけど逆にそれがじっくり俺のを味わってもらえる感じがして・・・)

上条「っはぁ ふむ ちゅ」

麦野「んふぁっ はぁっ ちゅっ」



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:52:15.60 ID:4BKf76lK0

麦野「っはぁ・・ はぁ・・・ はぁ・・・」

麦野(やばいわ、腰に力入らなくなってきた・・)

上条「沈利さん おっ ふぅ おれっ」

上条(ここで止まられるとだめだ・・ 逆にもっと・・・)

麦野「はぁ・・ あせるな・・・ ふぅっ はぁ・・」

上条「いや、今度は俺が・・ はぁっ ふっ はぁ・・はぁ・・・」

麦野「あせるな・・・ ての・・・・」

上条「だめです、もう沈利さんをめちゃくちゃにしたい」ズッ

麦野「あっ・・・」

麦野(一気に下になったか)

上条「・・・・」グッ

ぐぷぷっ

麦野「お・・・くぅ・・・・」



287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 02:58:40.56 ID:4BKf76lK0

上条「はぁ・・・く」

ぷちゅっ ぐちゅっ

麦野「んっ!! くふっ!!」

上条「やっぱりこうやって沈利さんを攻めるのが一番気持ちいい・・」

麦野「っはぁ・・はぁ・・」

麦野(あ~~ もう、やっぱりこうなっちゃうのかよ)

上条「本当はじっくり沈利さんを感じたいけどもうそんな余裕無いんだ」

麦野「・・・すれば・・・ぃぃじゃない・・」

麦野(でも、ああもういいや、気持ちいいからもうどうにでもなれ)

上条「はい、遠慮なく」

ぬっぷ ぬっぷ ぐっぷ 

麦野「んっ!! っはぁぁっ!! ひゃぁんっ!! はっはぁぁっ!!」



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:07:35.06 ID:4BKf76lK0

麦野「っぁ~~~~っ!! とうまっ!! とうまぁっ!!」

麦野(だめやばい おくまでぐりぐりされてもうまじでやばいだめだめほんとなにこれ)

上条「沈利さんっ!! 俺は沈利さんをずっと ずっと求めていたいっ!!」

上条(出すな、まだ出すな 出すなぁぁっぁ~~~~!!!)

麦野「おきゅっ! おくぅっ! きっ! てるっ! あぁぁっ! あっ!!」

麦野(あーもうだめだめなにもだめむりだめとうまとうまとうまとうまぁぁぁぁ)

上条「くぅううううああああああ!!!」

上条(あがけえさいごのいっしゅんまでだすなたえろこらえろおおお!!!)

麦野「きてるっ わたしの!! なかぜんぶっ!! とうまっ!! とうまぁぁあ!!」

麦野(とうまっとうまがっとうまがくるっとうまぁとうまだけがとうまとうま)

上条「ぐっ あぁ・・・・ はぁ・・・はぁ・・」

麦野「あぁぁ・・・・とうまぁ・・・・・はぁ・・はぁ・・・」



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:15:13.10 ID:4BKf76lK0

上条「あぁ・・・・・ ふぅ・・・ ふーっ・・・はぁ・・・」クテッ

麦野「こ、こら・・・ はぁ・・・ はぁ・・・ のしかかるな・・・」

麦野(しぼんで・・・ようやく出したか・・・)

上条「ごめん、力ぬけちまってさ・・」

麦野「せめて体入れ替えなさいよ・・・」

麦野(密着するのはいいけど私にはちょっと重いわね)

上条「あ、今どくからさ・・」

麦野「ふぅ・・・はぁ・・・ どうする? 時間はまだあるわよ?」

上条「じゃ、休んでからもう一回・・・いいか?」

麦野「ええ・・・ でその前に・・・ 麻利の様子見ましょ?」

上条「わかった・・・」



293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:25:13.44 ID:4BKf76lK0

麻利「くー・・・・」

上条「隣の部屋であんなにやってたのにどこ吹く風だな」

麦野「途中で泣かれたらそれどころじゃなかったわね」

上条「・・・なあ」

麦野「何?」

上条「麻利は兄弟・・・ ほしいと思うかな?」

麦野「うーん・・・ お義父様もお義母様も言ってたけど当麻が大学出るまでは我慢するべきだと思うわ」

上条「そうだよなぁ・・・」

麦野「そのためにつけてるっていうのはわかるわよね?」

上条「もちろんだ」

麦野「今はまだいいけどこれであと2年くらいたったらこうやって気軽にできなくなることも覚悟しておいてね?」

上条「絶対に見られるわけにはいかねーもんな」

麦野「そう、今のうちよ」

上条「そうだな、今のうちだよなぁ・・・ なら、その今のうちを楽しむことに集中するか」ぎゅぅ

麦野「こらこら、わかったからそんなに強くだきしめないの」



296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:37:13.64 ID:4BKf76lK0

昨日 学園都市内某所

御坂「それで、どうやってあいつを取り戻すの?」

五和「一気に上条さんだけを攫いたいところですけどそれだと確実に大騒ぎになります」

御坂「そうね、攫って逃げるにしても学園都市の中からはそう簡単には出られないと思うし・・・」

五和「ま、それについては後々考えるとして、今は上条さんの今の生活を守ろうとする不埒者の存在です」

御坂「え?そんなやつがいるの?」

五和「はい、私の良く知る連中ですが油断のならないやつらです」

御坂「何人くらいいるの?」

五和「50人ほどです、全員が武器を使うのでかなり面倒ですね」

御坂「そんなやつら私が蹴散らしてやるわよ」

五和「そうしていただきたいのは山々ですが御坂さんだけではかなりきついですね」

御坂「ってことはかなり強いやつがいるってこと?」

五和「そうです。一人だけですがやっかいな人がいるんですよ」



301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:52:41.08 ID:4BKf76lK0

御坂「じゃあそのやっかいな人を私が何とかして・・・って二人だけじゃ50人はきついか」

五和「ええ、なのでこちらも人数をそろえる必要があります」

御坂「人数・・・かぁ」

御坂(黒子は絶対に協力してくれないだろうし婚后さんはいざという時ためらうに違いないわ)

五和「上条さんのことを少なからず想っている人にお心あたりは?」

御坂「少なからず・・・・」

御坂(そういえばあの子あいつからネックレスもらってたわね・・・)

御坂「えーっと、ちょっと複雑な事情がある子なんだけど一人心当たりがあるわ」

五和「その人は今どこに?」

御坂「えっと、たぶんこの時間だと公園で猫と一緒にいるはずよ」

五和「では、早速その人のところに行きましょう」



303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 03:59:25.13 ID:4BKf76lK0

御坂妹「おや、お姉さま」

五和(妹達・・・資料にある通りどこからどう見ても瓜二つですね)

御坂「えーっと、この子私の妹よ」

五和「五和です、始めまして」

御坂妹「これはご丁寧に、私はお姉さまのクロ」御坂「あ、あああそれはいいから!!いいからね!?」

御坂妹「はぁ、それでミサカに何の御用でしょうか?」

御坂「えっと・・あいつ・・ 上条当麻のことなんだけど」

御坂妹「はて、あの男性がどうかしたのでしょうか? と、ミサカは少し顔を赤らめながら目をかがやかせます」

五和(よし、これならいける)

五和「上条さんが悪い女に捕まって子どもができちゃったんですよ」

御坂妹「・・・・」

五和「しかも既に出産済み、婚約までしています」

御坂「くっ・・・」ギリリ



304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:08:17.21 ID:DePxWYUa0

びっくりだよね普通



305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:09:17.69 ID:4BKf76lK0

御坂妹「・・・・」

御坂「それで、私たちはこんなおかしいことを改めるべくあの女から当麻を取り戻したいのよ!」

五和「上条さんがどこの誰とも知れない女にもう一生はずすことのできない首輪をつけられて苦しめられているんです」

御坂「それも当麻の意思とは関係なく薬を使われてなのよ?自分の意思とは関係のないことなのに・・・」

御坂妹「・・・・」

五和「あの・・・どうでしょうか?」

御坂妹「ミサカネットワーク内で上条当麻を救出し、その女を誅すべしと全員一致で決定しました」

御坂「それじゃあ・・」

御坂妹「妹達全員がお姉さまとイツワに協力させていただきます」

五和(よし!これでいける!!)



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:19:18.90 ID:4BKf76lK0

番外個体「憎いぃ・・・カミジョウトウマをたぶらかした女がにくぃぃぃ・・・・」ギリギリ

打ち止め「あ、あわわわわ・・・」

一方通行「あン?こいつなァにわけのわからねェことほざいてンだ?」

打ち止め「え、えーっと、今ミサカネットワークから入った情報によると、ヒーローさんが悪い女の人に捕まって」

打ち止め「うーんとあのー」 一方通行「はっきりしやがれ」

打ち止め「その女の人との間に既に女の子がいるみたい ってミサカはミサカはネットワークで流れている情報をわかりやすく伝えてみる」

一方通行「はァァァ!?」

打ち止め「つ、つまりヒーローさんは本人が望んだわけでもないのに既に一児のパパになってるみたいってミサカはミサカは要点をまとめてみる」

一方通行「なンだとォ・・・」



312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:29:19.69 ID:4BKf76lK0

番外個体「ああああああ!!! あの女ころおおおおおす!!! カミジョウトウマを救いだすううううう!!!」

一方通行「で、それとこいつと何の関係があンだよ?」

打ち止め「忘れたの?この人はミサカネットワークの負の感情を拾っちゃうんだよ?ってミサカはミサカは大事なことをお話してみる」

一方通行「ってこたァこいつは・・・」

打ち止め「うん、ヒーローさんを助け出すまでこのままだよってミサカはミサカは冷静に結論を述べて見る」

一方通行「おまえこいつらの司令塔だろォが、てめェが何とかしろ」

打ち止め「ところがどっこい、妹達の意思が強すぎてミサカの命令なんて見向きもされないよってミサカはミサカは残念なお知らせをしてみる」

一方通行「・・・・こいつネットワークから隔離できねェのか?」

打ち止め「それもやってみたけどどういうわけかさっぱりってミサカはミサカはもうお手上げ状態」

一方通行「その女ってェのはどこのどいつだ?」

打ち止め「んー?さすがにそこまではまだわからないみたいってミサカはミサカは情報の少なさにがっかりしてみる」

一方通行「チッ」



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:29:19.67 ID:m/8OeZqK0

間違ってない
間違ってないけどさぁ……



314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:38:54.70 ID:4BKf76lK0

御坂妹「お姉さま、学園都市と近辺にいる妹達総勢100名が今日にでも学園都市に集結する手はずが整いました」

御坂「あ、あああそういうことはあんまりこの人の前で言っちゃだめよ・ね?」

御坂妹「よくわかりませんが今すぐにでもその女に天誅をあたえるべきです。とミサカは熱いハートをたぎらせてきっぱりと申し上げます」

五和(脳波をリンクして瞬時に他の妹達に自分の見たもの聞いたもの、経験までも引き継ぐことができる・・ そしてさらに・・)

五和「これで何とかできる算段はつきましたね」

御坂「でも100人と50人がぶつかり合ったら確実に騒ぎになるのよね・・・」

御坂(あの女王の能力があれば当麻を攫って、それこそあの女や周りの人間の記憶を操作・・・)

御坂「ねえ」

五和「はい」

御坂「五和は他人を操る能力とかに心当たりはない?」

五和「操る・・・ですか?」

御坂「うん、他人を洗脳して記憶を改竄できる能力者を知ってるんだけどそいつと私犬猿の仲なのよね」

五和(第五位の人ですか・・・ まあそれは第一位に動いてもらえば何とかなるでしょうね・・・)



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 04:52:46.24 ID:4BKf76lK0

番外個体「っっあああああああああ!!!!!集合場所はここかあああああ!!!」

御坂妹「おや、あれは」

御坂「あれ?あの子もなの?」

五和(妹達の負の感情に影響されるという番外個体、探す手間がはぶけましたね)

番外個体「おねぇたまぁ・・・おねえたまも一緒に今すぐカミジョウトウマを救いにいこおよぉ」ギリギリ

御坂「すっごい殺気立ってる・・」

御坂妹「ふっ、こいつぁ心強い味方だぜ。と、ミサカは戦友と書いて とも と読むかっこよさを痛感しています」

五和「みなさん、正義派私たちにありです!!」

御坂「そうね!私たちの手で当麻を正しい道に戻してあげるのよ!!」

番外個体「はぁぁやくころしてあげようよぉ げひゃ!!げひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

御坂妹「今宵のミサカには血も涙もないんだぜ と、ミサカは不適な笑みをうかべてみます」

 まちやがれ!!!



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:08:35.81 ID:4BKf76lK0

御坂妹「一方通行・・・」

一方通行「ったく追いかけてみりゃなンだこの面子は」

御坂「あんた・・・何しに来たの?」

一方通行「そいつを引き取りに来ただけだ、それ以外に用はねェ」

番外個体「なああに言ってるのおおお!?ミサカはカミジョウトウマを救うんだよおおお!!!」

御坂「って言ってるんだけど?関係無いなら邪魔しないでもらえる?」

一方通行「ったく、そいつはネットワークの影響でこうなってるだけで自分の意思でやってるわけじゃねェ」

御坂妹「ふっ、意思であろうとなかろうと、番外個体はいまやわれらの戦友、一方通行が口出しできることではありません」

一方通行「うるせェ、てめェらが自分の意思でどンな騒ぎを起こそうが俺の知ったこっちゃねェがそいつは無関係だろォが、こいつまで巻き込むンじゃねェよ」

御坂「何よ、自分がやってきたこと棚に上げて」

一方通行「ケッ」



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:16:17.97 ID:4BKf76lK0

御坂妹「ま、番外個体が抜けたところで今ここを目指して100人の妹達が集結せんと息巻いている以上われらの勝利はゆるぎません。と、ミサカは余裕たっぷりに言い放ちます」

一方通行「100人? てめェら、何をしようとしてやがる?」

御坂「うるさい、あんたには関係ないわ」

番外個体「こおぉぉぉぉろし合いだよぉおおお!!! ミサカ達で邪魔するやつら全員殺してやるんだよおおおお!!!」

一方通行「おいィ、どういうことか説明しろオリジナルゥ!!」

御坂「何、あんたその子を連れて帰るんでしょ?さっさと帰りなさいよ」

五和「まあまあ御坂さん、ここは私がこの方にきちんと説明しましょう」

御坂「・・・そうね、私こいつ大嫌いだからそうしてくれると助かるわ」

一方通行「チッ おい、さっさとしやがれ」

五和「いいでしょう・・・」



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:32:15.92 ID:4BKf76lK0

五和「と、いうわけで私たちは上条さんを救い出したいだけです」

一方通行「・・・納得いかない点が多すぎンな」

五和「そうかもしれませんね、私たちの気持ちがわからないあなたにはそう思えるでしょう。ですが私たちのこの気持ちは絶対に止められません」

一方通行「・・・」

五和「私たちは私たちの目的を妨害する勢力と確実に戦闘行為に入ります。御坂さんの妹さんが集められる100名のうち誰かが犠牲になるかもしれません」

一方通行「・・・」

五和「私にはよくわかりませんがあなたが連れて帰ろうとしているあの子も私たちの一員として戦うつもりなんですよ?」

一方通行「・・・」

五和「あなたがどうしても関係の無いことだとおっしゃるのなら私たちと一緒に戦おうとしているあの子を無理矢理連れて帰っても私たちがやることは変わりません」

一方通行「・・・」



331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:41:52.16 ID:4BKf76lK0

五和「あの子はかなり殺気立っていますが私たちは何も人を殺めてまで目的を遂行しようというのではありません」

一方通行「・・・」

五和「私たちは非力です、ですがなればこそ、団結しなければならないんです」

一方通行「・・・」

五和「ですからあなたには関係無いのですよね?ならば早々にここから立ち去っていただけませんか?」

一方通行「おい」

五和「はい」

一方通行「その50人ってのを片付けりゃいいンだよな?」

五和「ですがそれは無理ですね、相手は戦闘経験豊富な精鋭揃いです ましてその中の一人は学園都市のレベル5にひけを取らない実力の持ち主です」

一方通行「・・・」

五和「あなたが何者にも負けない程の強さを持っているのであれば話は別ですけどね」



335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:54:35.29 ID:4BKf76lK0

一方通行「てめェが何を企ンでるかはこの際どォでもいィ、考えるのもめんどくせェ」

五和「・・・」

一方通行「その50人は俺が引き受ける、だからあいつらには戦闘させンな」

五和「一人でですか? あなたにそれほどの実力があるようには見えませんが」

一方通行「うるせェ、学園都市第一位の頭脳をなめンじゃねェ」

五和「あなたが・・・第一位・・・」

一方通行「雑魚が何匹いようとさっさとおねンねさせてやるってンだ」

五和「・・・・」

一方通行「わかったらそれをあいつらに伝えてこい」

五和(いくら学園都市第一位でも一万人近い人間が団結してしまえば動かざるを得ない・・・それがどんなに納得のいかないことであろうとも・・・)

五和(たとえ天草式のメンバーから私のことを聞きだしたとしても妹達全員の認識を改めるのは容易ではない・・)

五和(ふふっ、これであとは最後の一駒を手にいれるだけ・・・)

五和(ふふふふふふ)



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 05:58:51.22 ID:4BKf76lK0

ここまでで 第二部 完 ってとこです

眠すぎて頭がまわらなくなったのですみませんが眠らせていただきます

最後までいけると想ったのですが実際にやってみると進まないものですね

寝て起きて残ってたらここで続きを今日の午後にやりたいと想います 落ちてたら速報でやりますのでご了承ください



339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/04(金) 06:06:51.22 ID:P7oaREJN0

乙乙
続編期待してる





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禁書目録SS   コメント:3   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
30566. 名前 : caesar◆- 投稿日 : 2013/01/09(水) 21:40 ▼このコメントに返信する
おおおおお!!!
待ってたZE☆
30626. 名前 : 天◆- 投稿日 : 2013/01/12(土) 11:28 ▼このコメントに返信する
一方通行は裏方で暗躍した方が映えるね。
43834. 名前 : 名無し@SS好き◆◆- 投稿日 : 2014/07/18(金) 16:14 ▼このコメントに返信する
上麦の後半のせいで俺のパンツが逝った


御坂と五和ェ……
いや、御坂が悪くないのは分かってるんだけれどもどうしてもイライラしちまうな
……もちろんあくまでSSってのは分かってるけどさ
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