1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 00:47:55.33 ID:LEIUhcbF0
梓「えっ?」
唯「ほらっ、私ってギターやってるじゃん?」
梓「あ、はい」
唯「実際、私ってほら、ギターとか音楽関係、成長した方だよ。結構弾ける感じのギタリストだと思うんだよね」
梓「はい、確かにすごく上達してます」
唯「そしてほら、私って絶対音感でふつうの人より能力は長けてると思うんだ」
梓「はい、それは私も驚きました」
唯「うん、でもさあ……」
梓「……」
唯「……ねぇ、ほら」
梓「は、はい」
唯「もったいないよね、ほら、さ、宝の持ち捨てっていうのかな」
梓「持ち腐れですね」
唯「そうそう、持ち腐れになっちゃってるんだよね」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 00:56:28.31 ID:LEIUhcbF0
唯「実際、私相当ギタリストとして信念あって、私それだけは曲げれなくて」
梓「そうなんですか、それはどんなs」
唯「後輩の方がうまいとか悔しいじゃん?いや、別にあずにゃんにいってないよ?後輩すべてに対してなんだけどさ」
梓「は、はい」
唯「やっぱりプライドが許せない的な感じでさぁ、今の私の立場的に言うとね」
梓「えっ?」
唯「ほら、私サイドギターじゃん?あずにゃんは結構テクニカルなリードギターって役割って感じでしょ?」
梓「あ、そうですね。でもそれは唯先輩がボーカルもやるからリードギターは難しいとおm」
唯「私、実際さ……相当、ね、ほら、うまくなった感じじゃん?たぶん私、いけると思うんだよね、実際」
梓「あ、えっと……は、はい」3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:03:22.32 ID:LEIUhcbF0
唯「リードギターってギタリストの才能を活かすポジションだと思うんだよね、あずにゃんそうでしょ?」
梓「え、ええ、まあ……でもサイドギターもグルーヴ感を出すの相当難しくてプロでも苦戦するんです」
唯「リードギターってギターソロとか目立っちゃうしさ、ほら、ギタリストが一番輝く瞬間をだよね」
唯「私、最近気づいてさ」
唯「私……輝いてないんだ、って」
梓「……」
唯「ね、ほら、あれだよ」
梓「……」
唯「悔しいよね、うん」4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:11:02.57 ID:LEIUhcbF0
梓「え……っと」
唯「それにプライドがほら、私信念曲げたくないからさぁ」
梓「か、輝いてますよっ!私、すごくかっこいいと思います」
唯「それってあずにゃん一個人の意見でしょ?」
梓「いやでも、っ、か、かっこいいと思ってますよみんな!」
唯「それだけじゃ私のわがままになっちゃうんだけどもう一つ、考え直さないといけない事があるとおもう」
梓「な、なんですか?」
唯「ほら、あずにゃんギターめちゃめちゃうまいよね、それは認めてるんだけど」
梓「は、はい」
唯「私と比べたらさ……ね、ほら」
梓「あっ、え?」
唯「ほら……あれだよ……私には追い付いていないっていうか……うまいんだけどね」
梓「……」5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:19:34.21 ID:LEIUhcbF0
唯「私と比べたらリードギターにふさわしいかというと……そうじゃない気がするよね」
梓「……」
唯「うまいよ、そりゃ相当……でも私にはおよばないっていうか、いや違うの、私よりも、ほら、下手……じゃないけど」
梓「はい、下手って言いたいんですね?」
唯「ち、違うってばあずにゃん!ただ私に向いてるって言ってるだけだよっ!」
梓「だったら唯先輩は弾けるっていうんですかっ?」
唯「うん、まあなんていうのかな、弾ける、って、うん、思うって思う」
梓「だt」
唯「あずにゃんはうまい、うまいけど私ほどうまいってわけじゃないよね」
梓「……」
唯「うん、あずにゃん下手くそだよ」
梓「……」7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:23:45.30 ID:LEIUhcbF0
唯「聞いてて思うもん、ズレてるって」
梓「……」
梓「唯先輩も相当ズレてますけどね……」
唯「えっ?そr」
梓「唯先輩はがんばったと思います、けどうまくはないですよね」
唯「……」
梓「……」
唯「……」
梓「……」
唯「あ……そう」
梓「……ええ」8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:28:58.87 ID:LEIUhcbF0
唯「……」
梓「……」
唯「でも、ま、この前の練習で思ったんだけど」
梓「はい、なんですか?」
唯「絶対、ソロは下手だよね?これは認めようよ」
梓「だってあの日はじめて楽譜渡されて練習してたんですからあt」
唯「え、できないの?」
梓「あっ、え?」
唯「楽譜渡されて出来なかったの?」
梓「いやっ、あんな難しいソロ一日練習しただけで出来るわけないじゃないですか!」
唯「えっ……出来ないの?」
梓「えっ……」
唯「……」
梓「……」10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:34:21.34 ID:LEIUhcbF0
唯「できないの?」
梓「……」
梓「じゃあ、唯先輩できるんですか?」
唯「えっ、ふつうだよ、当たり前じゃない?」
梓「ああ……そう」
唯「うん……まあ、ね、ほら……練習頑張って」
梓「……」
梓「じゃあ……」
唯「ん?」
梓「その楽譜、今あるんで教えてください」
唯「えっ……」
梓「私、下手くそなんですよね?教えてください」
唯「えっ……」
梓「どうしたんですか?」
唯「あ……うん、いいよ別に……弾けるから」11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:41:45.70 ID:LEIUhcbF0
唯「うん、いいよ?弾けるから、実際」
梓「これです、はい、お願いします」
唯「うん……」
梓「……」
唯「……」
梓「……」
唯「……」
唯「でもさ……普通じゃないよね、うん、普通じゃない」
梓「なにがですか?」
唯「いやほら、私受験控えててさぁ、高3ってほら、人生の分岐点じゃん?」
梓「えっ……まあ、はいそうですね。それとこれとなn」
唯「なのにこんな課題をかせる後輩って普通じゃないよね……うん、勉強で毎日くたくたなのにさ」
梓「は?」
唯「え?なに?なんか言いたい事あるならいっていいけど」
梓「いや……いえ、なんでも……」12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:49:24.54 ID:LEIUhcbF0
唯「これは拷問に匹敵するよね、軽く」
梓「拷問って……」
唯「しかも私、ほら、ぎー太がね、絶対調子悪いから」
梓「は、はい?」
唯「なんかぎー太とのコンビネーションがいまいちで、ね、ほら、握った感じとか」
梓「唯先輩?」
唯「私の実力もぎー太がいてこそで、私と一緒に頑張ってきてさ、ほらわかるでしょ?」
梓「わ、わからないです」
唯「あっ、あずにゃんって楽器と会話……できないとか……?」
梓「え……で、できませんけど?……できる方が頭おかしいと思います」
唯「あっ、もうだめ、話にならないよ、ホントに、音楽やる資格ないよ」
梓「……」15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 01:55:43.41 ID:LEIUhcbF0
唯「音楽は魂なんだよ?あずにゃんのそれは絶対魂じゃない」
梓「あ、そうですか。じゃあそれでいいです、でも私は頭がおかしいと思います」
唯「え?それって先輩にいt」
梓「先輩は頭がおかしいと思います」
唯「……」
唯「……ぇ」
唯「ぃ……ぃゃぃゃs」
梓「だから私の音楽はその程度でいいです。でも先輩は頭がおかしいと思います」
唯「……」
唯「……」17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:03:37.38 ID:LEIUhcbF0
梓「先輩はちょっと病気だと思います」
唯「……」
梓「楽器と会話できるんですか?すごいですね、でもそれは頭がおかしいからできるだと思います」
唯「……」
梓「自覚したほうがいいですよ、唯先輩が可愛そうだから言ってるんです」
唯「……」
梓「でも私は障害者と話せるほど器用じゃないので、帰りますね、それじゃ」
唯「……」
梓「あ、ぎー太でしたっけ?このイスに座らせておきます、よいしょっ」
唯「……」
梓「おしゃべり楽しんでください、じゃさよなら」
唯「……」
唯「……」
唯「……」24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:08:35.33 ID:LEIUhcbF0
――――――――
澪「唯っ、おくれてごめんな」
律「ちょっと進路の事でさっ」
紬「あら?梓ちゃんは?」
唯「……」
澪「ん?唯?」
唯「……」
律「え……泣いてんのか?」
紬「どうしたの……?唯ちゃん……」
唯「……っ」
唯「……」
唯「悔しいよね……う゛ぅっ……」
終わり25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:09:29.33 ID:LEIUhcbF0
すまん
短編でこういう風に続く形式なんだよね、うん
だからほら、おやすみって感じで27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:13:16.85 ID:Wz2fEEKxO
軽音サークルなんかに一人はいそうな感じ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:16:26.62 ID:HJQnFuRGO
もっと見たい
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08/13(金) 02:28:12.17 ID:NdeWRtDV0
うざ唯もかわ唯
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:07:28.11 ID:O8xOCnKbP
ジャガー好きだな>>1
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 02:29:47.54 ID:53j0iYxzO
誰かに似てると思ったらハマーさんでした
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 14:53:35.08 ID:LEIUhcbF0
part2.澪「だよな」
紬「は~い、今日はいちごケーキです」
唯「おいしそ~、いただきま~す」
紬「いいよな唯は、太らないから」
唯「そんなことないよ?私の体調管理が適切だからだよ」
唯「りっちゃんも太らないからいいじゃん」
律「まあな、くくっ」
澪「な、なんだよっ律、その目はっ」
紬「まあまあ、澪ちゃん。しょうがないわよ、これが私達の体質なんだし」
梓「私は逆にちっちゃくて困ってますけどね……」
澪「私はこのケーキ遠慮しようかな……」56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 14:57:16.34 ID:LEIUhcbF0
律「これまたなんで」
澪「今の件でちょっと控えとこうかなと」
梓「あ、体重とかですね?わかります」
澪「直球すぎる……」
唯「そっかあ。あ、でもこれすごいおいしいよ?ムギちゃんなにか魔法かけたの?」
紬「あっ、それね。親戚の高級会社からもらったすごく有名なケーキで、1箱4つ入りで69800円するの。だからちょっと格別かもね」
唯「えええっ!」
律「すごいな、それ……」
澪「そ、そうなの……?」
紬「うん、値段相当に味も格別だから『女の子が死ぬまでに口にしたい食べ物ランキングベスト1位』を4ヶ月維持したという成績もあるわ」
律「4ヶ月かよ」
澪「そ、そうなの……」
梓「いいじゃないですか先輩、食べても」
澪「でもなあ……」57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 14:59:09.94 ID:LEIUhcbF0
梓「こんな機会滅多にないんですから、食べた後減食すればいい話ですし」
律「滅多にないということはないだろ、放課後いつもお菓子むさぼってるんだから」
澪「う~ん……」
澪「そうかもな、今回は甘えるか……」
紬「そうよ澪ちゃん、召し上がれ」
澪「じ、じゃあお言葉に甘えて……いただk」
唯「でも絶対カロリーは高いよね、値段相当に」
澪「えっ」
唯「これを食べることで澪ちゃんの体の脂肪は確実に増えるんだね、そういうところをもうちょっと考えたほうがいいと思うなあ」
澪「……」
律「……」
梓「……」
紬「……」60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:04:15.92 ID:LEIUhcbF0
唯「こういう機会が重なっていったらそれこそ澪ちゃんのスタイルは豚さんに成り果てちゃうね」
澪「……」
律「……」
梓「……」
紬「……」
紬「で、でもまあ、ね……ほら」
梓「そうですよ唯先輩……あとで減食すればいいですし……」
律「だな……そうだ、その通りだ」
唯「まあそれでもいいけどでね、私、別に澪ちゃんのお菓子横取りしようとしてるわけじゃないし」
澪「……」
唯「でもやっぱりここは澪ちゃん我慢するべきだよ、わたしが澪ちゃんの立場だったらそうするけどなあ、自分のスタイル維持は第一印象につながるし」
澪「……」62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:09:38.86 ID:LEIUhcbF0
唯「澪ちゃんが食べないとなるとケーキ一個余っちゃうよね、どうしようかなあ、捨てるなんて勿体無いしなあ」
唯「となるとやっぱり必然的に太らない体質の人が食べるっていう結論に至るくない?脂肪に関する被害も最小限に済むしさ」
唯「まあ、ほら、私そんなに食べ物にこだわらない感じで妹の憂も私に感心をおいてて」
唯「だから……ほら、ね……私が食べるって事になるね……やむを得ず……これは仕方ないね……」
澪「……」
律「お、落ち着け唯……」
唯「えっ?私すごく落ち着いてない?そして正論だよね」
梓「でも……」
澪「……」
唯「……」
梓「先輩は、脂肪の事なんか忘れて食べたいんですよ……このいちごケーキを」
唯「あ、食べたいの?そうなの澪ちゃん?」
澪「………………うん」
唯「あ……」
唯「……そう」63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:13:16.27 ID:LEIUhcbF0
紬「今度私もらってくるからっ、えっと、唯ちゃんもここは我慢して、ほら、ね?」
唯「いやムギちゃん勘違いしてるよ、私は別に食べたいって言ってないの。澪ちゃんの体をサポートっていうか、その結論に辿りついた結果がそれというだけで私は別にいいよ?」
唯「なんだあ、澪ちゃん。食べたいならそういえば言えばいいいのにさ、あははっ」
澪「ご、ごめんな唯、なんか心配させたみたいで……」
唯「いいよ……気にしてないよ……」
澪「……」
律「……」
梓「……」
紬「……」
律「じっ、じゃあ……ほら」
律「さっさと食べてっ、久しぶりに練習するかっ?」
梓「そ、そうですよっ、ここ軽音部ですしっ」
澪「そそうだったな、ちょっと忘れてたよ……」
紬「じゃあなにか飲み物もってくるからみんなは食べて待ってて」
澪「うん……」64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:17:55.03 ID:LEIUhcbF0
唯「……」
梓「……」
律「澪、食べろよ……」
澪「う、うん……」
唯「……」
澪「……」
唯「……」
澪「ゆ、唯っ」
唯「……」
梓「……」
律「……」
澪「食べる……?ケーキ……」
唯「……」
澪「……」
律「あ……えっと……」65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:22:15.01 ID:LEIUhcbF0
梓「……い、いいんですか?」
澪「う、うん……なんかな……ちょっと胃がもたれてきてなっ、はは……」
律「そうか……」
唯「……」
澪「……」
梓「先輩……どう、あの、えっと……た、食べないですか……?」
唯「……」
律「……」
梓「……」
唯「…………ぃぃょ………もう………ぃぃょ……」
澪「……」
律「……」
梓「……」
紬「……」67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:25:30.20 ID:LEIUhcbF0
澪「……ゆ、ゆい……」
唯「澪ちゃん食べないの……?」
澪「いや、なんかお腹の調子がな……」
唯「大丈夫だよ、今の澪ちゃんはモテるし……スタイル抜群で……」
澪「……」
律「あ、あのな、唯っ」
唯「はやく食べて太りなよ……」
澪「……」
梓「……」
律「……」
紬「……」
唯「豚さんスタイルになっちゃいなよ……そんなに食べたいなら……豚さんスタイルに……」
澪「……」69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:29:55.02 ID:LEIUhcbF0
律「……」
紬「……」
梓「……」
唯「豚さんスタイルに……豚さんスタイル」
澪「……」
律「……」
紬「えっと……紅茶で~す……」
梓「……」
澪「……」
唯「……」
紬「……」
澪「でもさ」
澪「実際問題、私太ってないし、この抜群なスタイル維持できてるよな」
律「……」70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:34:00.08 ID:LEIUhcbF0
梓「……」
紬「……」
澪「だよな」
律「えっ……」
澪「だよな?」
律「う、うん」
澪「私、ほら、ムギとかと体重で嘆いたりするけど、実際問題、外観は軽くトップクラスだと思うんだ」
律「……」
唯「……」
紬「……」
梓「……」
澪「だよな、律?」
律「ま、まあな……そうだな」71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:40:32.10 ID:LEIUhcbF0
澪「ムギとかはさ、ほら、なんていうなかな、あれ」
紬「……」
澪「ちょっと豚……みたいだけどさ……言っちゃ悪いけどね」
紬「……」
澪「だよな、律」
律「あ……っと……」
澪「だよな?」
律「ま、まあ、っそ、そうだな……」
澪「ま、言っちゃ悪いけど……ちょっと……豚さん……うん……スタイルじゃないかな」
律「……」
澪「……」
律「……」
律「そうだな……ムギは豚さんだ……」
紬「……」75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:49:32.50 ID:LEIUhcbF0
唯「……」
梓「……」
澪「……だよなぁ」
紬「……」
唯「……」
紬「そうね……」
澪「……」
紬「私……澪ちゃんみたいにスタイルよくないし……豚さんだわ……」
澪「うん、それで唯さあ、私が」
紬「……」
澪「ケーキあげるっていってるじゃん?」
唯「え?うん……」
澪「食べたいんだろ?」
唯「……」78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 15:54:19.24 ID:LEIUhcbF0
澪「だよな?」
唯「……」
唯「うん……ケーキ食べたい……」
澪「だよな、なのになんで豚、っとかさ、ほら、豚さんとか言うわけ?」
澪「私、スカウトとかめちゃめちゃ、ほら、されてるし、いや、されてはないけど、さ、ね、あの、モ、モテてるのにさ?なんで唯に言われなきゃいけないの?」
唯「……うん、ごめん……」
澪「ファンクラブとか相当な会員がいて、私……まあ……これは自慢に聞こえるかもしれないけど……」
唯「……」
梓「……」
律「……」
紬「……」
澪「ほら、アイドル……ほら……実際問題……私、アイドルになったら日本のみならず世界的なスターになる……だろ?」
唯「……」81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:00:25.14 ID:LEIUhcbF0
律「……」
梓「……」
紬「……」
澪「だよな?」
唯「……」
唯「……」
律「うん……なるね……」
梓「それは……間違いないですね……」
紬「澪ちゃんなら、うん……私みたいな豚より何倍も綺麗だし……ハリウッド行きは確定ね……」
唯「……」
澪「な、そうだよな?いや、自慢とか嫌味じゃなくて」
唯「……」
澪「な?」
唯「……」82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:07:44.66 ID:LEIUhcbF0
唯「……」
唯「うん……」
澪「だよな、そうだよ」
唯「……」
紬「……」
梓「……」
律「……」
澪「いや、でも、な?ほら、ちょっと自慢になっちゃったけど……」
澪「あの、これは、ムギとか、ひどいこといっちゃったけど、あ、あれ、あ、あれは冗談だぞ?」
紬「……」
澪「ハリウッドとか、アイドルとか、わ、私なんてなれるわけないし……」
澪「私は、唯と、律とムギがいて、……いる……軽音部が……軽音部じゃないと、私達の……軽音部じゃないと思っているから……さ」
梓「……」83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:12:06.82 ID:LEIUhcbF0
澪「その、ほら、私はアイドルなんかになったりしないからな?私は軽音部がいいから……」
唯「……」
澪「だから……なにが言いたいかというと……」
紬「……」
唯「……」
梓「……」
律「……」
澪「私は……けりょ……軽音部が……大好きだ……」
唯「……」
律「……」84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:13:28.67 ID:LEIUhcbF0
梓「……」
紬「……」
澪「って……い、言いたかったんだよな……だよな?」
紬「……」
唯「……」
律「……」
梓「……」
唯「うん……」
終わり85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:14:41.28 ID:LEIUhcbF0
毎度ジャガー風ですいません
とうか終わりです、ありがとうございました、反省はしません87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 16:32:09.90 ID:XFgKdBp+0
なかなかだったw
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/08 /13(金) 18:00:21.52 ID:stdz7lJRO
……うん。
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