1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:47:57.06 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ルルーシュの部屋
C.C.「……ご主人様?何をなさっているのですか?」
ルルーシュ「ん?ああ、ちょっとな」
C.C.「あのピザ……ひとつだけ残しておきました……」
ルルーシュ「ありがとう」
C.C.「い、いえ……でも……あの……殆ど私が食べてしまったので……その……」
ルルーシュ「……」
C.C.「お、おこらないで……ください……」
ルルーシュ「可愛いが、お前は違うな。間違っているぞ」
C.C.「ご、ごめんなさい」ビクッ
ルルーシュ「俺に必要なのは……そう!!ナナリー、神楽耶様、天子様、アーニャ……この辺りだ」
C.C.「……?」
俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブルが続くわけがない
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:49:43.78 ID:5PvIDGr8i
シンクー「分かってらっしゃる」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:51:21.25 ID:BmECRs/J0
期待
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:51:55.71 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「ナナリーは取り戻せばいいだけ」
ルルーシュ「神楽耶様は俺のことを夫だと言い触らしているため、既成事実が存在している」
ルルーシュ「問題は……」
C.C.「ご主人様?」
ルルーシュ「天子様は星刻の守りが堅すぎる」
ルルーシュ「アーニャはアーニャ自身のガードが固すぎる……気がする」
C.C.「あのぉ」
ルルーシュ「なんだ?」
C.C.「ピザ……どうぞ……」
ルルーシュ「今はいい。食べていいぞ」
C.C.「いいんですか!?」
ルルーシュ「ああ」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:55:25.09 ID:Xkp2FYjs0
/⌒\人/⌒ヽ バッ
ノ \(○)/ ヽ 合衆国日本!
Lノ⌒ ( ( ⌒\_」
く \
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 09:57:02.13 ID:
PzpwdsIc0
C.C.「で、でも……」
ルルーシュ「いいから」
C.C.「あ、あの……えっと……はむっ」
ルルーシュ「さて……まずはアーニャから手に入れるほうがいいか……?」
C.C.「はむ……はむ……」モグモグ
ルルーシュ「いざとなればギアスがあるが……」
ルルーシュ「しかし、そんな偽りの愛など俺は求めていない」
ルルーシュ「ロロを否定している俺が、それを認めるわけにはいかない!!」
C.C.「ご主人様、ピザ、ありがとうございましたっ」
ルルーシュ「気にするな」
C.C.「あの……私は何をしていればいいでしょうか……?」
ルルーシュ「何もしなくていい」
C.C.「でも、何かお役に……」
ルルーシュ「何もしなくていい。留守番を頼むよ。少し出かけてくる」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:01:23.42 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ブリッジ
扇「ゼロ」
ゼロ「カレンのことは掴めたか?」
扇「やはりブリタニア軍に捕らえられたとみて間違いないだろうな」
ゼロ「そうか……」
ゼロ(カレンは今、ブリタニアに捕らえられている。つまり、ナイトオブラウンズ……)
ゼロ「そうか!!!」
扇「ど、どうしたんだ?」
ゼロ「ふはははは!!!!そうか!!!」
ゼロ「カレンはブリタニアの捕虜になっている!!好都合だ!!!」
扇「な、何を言っているんだ?!」
ゼロ(アーニャとナナリーを同時に手に入れることができるかもしれないな……!!)
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:04:21.47 ID:6Sqx509f0
ロリコンじゃねぇか
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:06:05.29 ID:
PzpwdsIc0
ゼロ(だが、そう簡単に事は運べない)
ゼロ(なにせカレンとは連絡が―――)
神楽耶「ゼロ様?なにかいいことでもあったのですか?」
ゼロ「いや。他愛も無いことですよ、神楽耶様」
神楽耶「もうそうやって新妻にも秘密にするのですね。でも、そこが素敵なのですけど」
ゼロ(かわいい……)ナデナデ
神楽耶「ゼロ様、これからどうされますか?中華連邦の件はこれでいいとして……」
ゼロ「いや、まだ終わってはいません」
神楽耶「え?どういうことですか?」
ゼロ「神楽耶様、少しお願いがあるのですが」
神楽耶「はいっ!何なりと仰ってくださいまし!!」
ゼロ「では、天子様にところに行っていただきたい」
神楽耶「その程度ならよろこんで」
ゼロ「そして、伝えて欲しいことがあります」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:09:57.35 ID:
PzpwdsIc0
神楽耶「では、そのように」
ゼロ「神楽耶様の護衛を」
扇「わ、わかった」
ゼロ「さて……天子様強奪計画はこれでいいとして……」
扇「おい、今なんていった?」
ゼロ「なにも」
扇「……」
ゼロ「なんとかしてカレンと連絡を取る方法はないものか……」
扇「それは無理だと思うが」
ゼロ「……」
ゼロ(いや、強引な方法なら一つだけあるな)
ゼロ「ラクシャータ」
ラクシャータ「なに?」
ゼロ「作ってもらいたいものがある」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:18:33.05 ID:
PzpwdsIc0
―――独房
カレン(はぁ……ルルーシュ……早く助けにきて……)
ナナリー「カレンさん」
カレン「ナナリー。あたしにばかり構ってていいの?」
ナナリー「ご迷惑でしたか?」
カレン「ううん。あたしは嬉しいよ」
ナナリー「よかった」
カレン「で、今日もルルーシュの話、してくれるの?」
ナナリー「えっと……昨日はどこまで話ましたっけ?」
カレン「確か……ナナリーが小学生になったところまでだったかな?」
ナナリー「ああ。そうでした、そうでした。ここからがすごく面白いんですよ」
カレン「まあ、物心ついた時期だしね」
ナナリー「はい。―――あれは忘れもしません。その日も私はお兄様と一緒にお食事をしていました」
ナナリー「で、そのときにお兄様はソーセージを私に食べさせてくれたのです」
カレン「うんうん。それで?」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:20:19.30 ID:9Zs5BfIl0
まさか…
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:27:38.66 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「でも、そのソーセージはすこし太くて中々口に入らなかったんです」
カレン「へえ。そうなんだ」
ナナリー「それでいて、なぜがお兄様は噛むなと」
カレン「噛むな?どういうこと?」
ナナリー「そのソーセージは食べるものではなく、舌で舐めて味を楽しむものだと」
カレン「ふーん」
ナナリー「それでですね。言われた通りに私はそのソーセージを丹念に舐めました」
ナナリー「すると、時折ピクッピクッって動くんです。それに少し驚いてしまって」
カレン(動くソーセージ……?そんなものあるんだ)
ナナリー「しばらく舐めていると顎が疲れてしまって……もう食べれませんっていっちゃいました」
カレン「それ美味しかったの?」
ナナリー「んー……そうですね。何故かお兄様の匂いが口の中に広がったので、とても幸せな気分になりました」
ナナリー「そのあとは特製のドレッシングがかけられたサラダを食べたんですけど……ふふ、そのときお兄様が変な声をあげたのが面白くて」
カレン「変な声?」
ナナリー「ドレッシングをかけるときだと思うんですけど、『ぁんっ』とかそんな……ふふ……ご、ごめんなさい。思い出したら、またおかしくなって……ふふ……」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:29:05.65 ID:/7eTA7y6i
これはauto
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:29:26.69 ID:eQ/z70rh0
おい
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:33:59.94 ID:
PzpwdsIc0
カレン「蓋でもあかったのかな?」
ナナリー「さぁ……どうなんでしょう?でも、似たようなことは何度もありましたよ?」
カレン「そうなの?」
ナナリー「きっとお兄様の癖なんでしょうね。うふふ」
カレン「あれだよね。そんな日常でもナナリーにとっては大切な思い出なんだ」
ナナリー「毎日が思い出ですから」
カレン「そっか。うん……そうだよね……あたしも……」
ナナリー「そういえばカレンさんもお兄様が……」
カレン「うん。ま、ナナリーほど出来た妹じゃなかったけど」
ナナリー「そんなことありません」
カレン「いいって、お世辞は」
ナナリー「いいえ。カレンさんは立派な妹ですから」
カレン「そ、そう?」
ナナリー「はい」
カレン(年下の子に立派な妹といわれてもね……)
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:37:54.32 ID:
PzpwdsIc0
アーニャ「ナナリー様」
ナナリー「アーニャ?どうしたの?」
アーニャ「そろそろお時間です」
ナナリー「……わかりました。それではカレンさん」
カレン「うん。またね」
アーニャ「……」
カレン「なに?」
アーニャ「すこし、ナナリー様に馴れ馴れしい」
カレン「残念。あたしは一年前まで一緒の学校に通ってたんだ。仲良くて当然なの」
アーニャ「……私も今、同じ学校に通ってる」
カレン「ナナリーはいないけどね」
アーニャ「……」
カレン「……」
アーニャ「べーっだ」
カレン「なっ?!―――べーっ!!!ふんっ!!」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:41:40.79 ID:
PzpwdsIc0
カレン(それにしてもさっきの話……)
カレン(気になるな……)
カレン(そもそも動くソーセージって一体……?)
カレン(んー……?)
カレン「ちょっと気になるじゃない」
スザク「カレン」
カレン「なによ?」
スザク「アーニャに何かしたのか?」
カレン「は?してないけど?」
スザク「でも、すごく不機嫌なんだ。ゴミ箱を蹴飛ばすアーニャなんて初めて見た」
カレン「しらない!!それよりも早くここから出せ!!」
スザク「それはできない。―――それじゃあ」
カレン「あ!!ちょっと!!気になることがあるんだけど」
スザク「なんだい?」
カレン「あんた、動くソーセージって知ってる?」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:49:38.94 ID:
PzpwdsIc0
―――中華連邦 朱禁城 会議室
神楽耶「天子様」
天子「かぐやー」テテテッ
神楽耶「度々お邪魔して申し訳ありません」
天子「ううん。そんなこと全然いいの。私は、神楽耶が会いに来てくれるだけで」
神楽耶「そうですか」
天子「それで話って?」
神楽耶「実は……」
天子「はい」
神楽耶「……天子様。星刻のことは愛していらっしゃいますよね?」
天子「え?あ、いや……そんな……わたしは……えっと……」モジモジ
神楽耶「どうなのですか?」
天子「……うん」
神楽耶「はぁ……。なら、安心ですわ」
天子「え?」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 10:55:47.10 ID:
PzpwdsIc0
神楽耶「実はゼロ様から天子様に伝えてほしいことがあると」
天子「な、なに?」
神楽耶「どうしてもこれを伝えずして死ねないとゼロ様が仰って」
天子「うん……」
神楽耶「―――あのとき、貴方のか弱くも可憐な肩を抱いたとき、一目で恋に落ちてしまったと」
天子「え……」
神楽耶「麗しき中華連邦の姫儀を血に染めた手で抱いてしまったこと、本当に申し訳ない」
神楽耶「貴方の身を穢したこと、それが私の最大の失策であった」
神楽耶「そして、貴方が星刻を愛していること、それは誤算だった」
神楽耶「私は貴方のことをいつでも見守っている。貴方が望むのなら海も飲み干してみせましょう」
神楽耶「決して結ばれることはない運命ならば、せめて貴方のために尽力をつくしたい……」
天子「え……あの……それ……」
神楽耶「以上です」
天子「えぇぇぇ!?!?」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:02:02.02 ID:
PzpwdsIc0
神楽耶「はぁ……私という妻がいても……まぁ、英雄色を好むといいますし」
天子「えっと……それは……あの……ゼロが……?」
神楽耶「はい。天子様のことを愛してしまったようです」
天子「そ、そんなこと……私……困る……」オロオロ
神楽耶「分かっています。貴方は貴方が愛した者の傍に居ればいいのです」
天子「そ、そうなの……?」
神楽耶「ええ」
天子「……でも……あの……」
神楽耶「どうされましたか?」
天子「……わ、わたし……そんな告白されたの……初めてで……」
神楽耶「えっと……星刻とは?」
天子「シ、星刻とは……ただ……忠義の誓いを交わしただけで……だから……その……」モジモジ
神楽耶「え……」
天子「ああ……そんな……でも……私は……うぅ……」
神楽耶(まさか……ゼロ様、天子様好みの告白を……?)
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:03:33.99 ID:eQ/z70rh0
フハハハハ
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:06:35.73 ID:BmECRs/J0
神楽耶くぁわいい
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:06:41.17 ID:
PzpwdsIc0
星刻「天子様、よろしいでしょうか?」
天子「あ、しんくー」
星刻「そろそろ定例会議が……。これはこれは、失礼いたしました、神楽耶様」
神楽耶「いいえ。私のほうこそ突然お邪魔してしまって申し訳ありません」
天子「あ、神楽耶」
神楽耶「はい?」
天子「ゼロに伝えてほしい……」
神楽耶「はい。なんと?」
天子「―――私はあなたに嫁ぐことはできない」
天子「貴方の言うとおり、私とゼロは交わることのない運命だから、と」
星刻「て、天子さま?!それは……!?」
神楽耶「はい。承知しました」
天子「ごめんね。神楽耶」
神楽耶「いえいえ」
星刻「天子様!?!それは?!それはどういうことですか!?ゼロに何をいわれたのですか?!」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:12:11.60 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ラクシャータの部屋
ラクシャータ「できたよ」
ゼロ「僅か数日で開発できるとはな。流石だ」
ラクシャータ「ただし、一度バレたらもう使えないだろうね」
ゼロ「一度で十分だ。カレンは優秀だからな」
ラクシャータ「随分、買ってるんだね」
ゼロ「当然だ」
ラクシャータ「あはは。まあ、いいけど」
ゼロ(よし……あとは……)
神楽耶「ゼロ様、ただいま戻りました」
ゼロ「おお。神楽耶様。失礼なことをいたしました。神楽耶様に伝令を頼むなど」
神楽耶「気にしないでください。これも妻としてのつ、と、め。ですわ」
ラクシャータ「どうでもいいけど、神楽耶様とゼロって子作りしてるのぉ?」
ゼロ「それは……まだ、先の話だな」
神楽耶「ま、ゼロ様ったら。―――天子様からの伝言を預かってきました」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:22:37.46 ID:
PzpwdsIc0
―――ルルーシュの部屋
ルルーシュ「ふふ……天子様……確かに貴方の想い……受け取った」
C.C.「ご主人様……?」
ルルーシュ「―――私はあなたに嫁ぐことはできない、か。ふははは……」
ルルーシュ「貴方は朱禁城から殆ど外に出たことがない……。そして絶望的なほど男性に免疫がない」
ルルーシュ「貴方はずっと腫れ物のように扱われてきた。その中で星刻という存在は眩しく見えたのでしょうね」
C.C.「もしもーし」プニプニ
ルルーシュ「そして貴方は恋をしたと……勘違いしている」
ルルーシュ「星刻が天子様にとっての恋愛感を形成した。天子様は星刻を中心にして周り回っているだけに過ぎない」
ルルーシュ「その中に星刻と良く似た思考を持ちながら、全く別の存在が乱入してくれば……貴方は気にせずにはいられない」
C.C.「ご主人様……無視しないでください……」
ルルーシュ「天子様……俺はね、プロポーズなどしていない。愛していたけど諦めたという趣旨の言葉を並べただけ」
ルルーシュ「それを貴方は容易く結婚に結びつけた……」
ルルーシュ「第一条件はクリアしたも同然です……天子様……フハハハハハ!!!!!!」
C.C.「ひっ」ビクッ
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:24:39.59 ID:aNU+XTd80
ccかわいい
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:27:28.76 ID:V2GLIjnv0
ぺろぺろ
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:27:46.68 ID:
PzpwdsIc0
―――独房
ナナリー「それですね、いつもどんな水着なのかお兄様は教えてくれないんですよ?」
カレン「それ、最低だね」
ナナリー「でも、お兄様なりの気遣いだったのかもしれません」
カレン「そうかな?」
ナナリー「そうですよ、きっと」
カレン「だといいけど」
ナナリー「どうかしたのですか?」
カレン「ねえ、ナナリー。この前、話してくれた動くソーセージの話なんだけど」
ナナリー「なんでしょうか?」
カレン「それ……もっと詳しく教えてくれない?」
ナナリー「どうしてですか?」
カレン「いいから」
ナナリー「は、はい」
カレン(もし……スザクの考えが正しいなら……これは……)
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:33:31.51 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「えっと……噛むものではないことと……それからお兄様の匂いがしたことですね」
カレン「弾力は?」
ナナリー「普通のソーセージより……んー……少し柔らかかったかも」
カレン「他に何か感じなかった?」
ナナリー「なにかって?」
カレン「なんでもいいの。えっと、何かねばっこい……ものとか……」
ナナリー「私の唾液がすごく出ていたので、それはよくわかりませんでした」
カレン「そう……。えっと、毎回舐めてただけなの?」
ナナリー「そうですよ?こう……舌でペロペロって」
カレン「……」
ナナリー「カレンさん?」
カレン「そのあとのサラダにかかるドレッシングはどんな味だった?」
ナナリー「えーと……味……味……なんて表現したらいいか……」
カレン「海鮮系だったんじゃない?」
ナナリー「ああ。そうかも。はい、思い返してみればそうだった気がします」
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:40:49.90 ID:
PzpwdsIc0
カレン(ルルーシュ……あんた……)
ナナリー「それがなにか?」
カレン「聞いてナナリー。それは……」
ナナリー「はい?」
カレン(待って……ルルーシュがそんなことする?)
カレン(良く考えて……。ルルーシュがナナリーに悪戯をするなんて……)
ナナリー「あの……」
カレン「ナナリー。ルルーシュによく何かされてた?」
ナナリー「何かって?」
カレン「例えば……そう!!お風呂を一緒に入ったり」
ナナリー「私は体が不自由なので咲世子さんが留守のときはよく」
カレン「そっか……。じゃあ、トイレは!?」
ナナリー「そ、それぐらいは自分でできます……」
カレン「着替えを覗かれたりは!?」
ナナリー「このような体なので、お兄様に着せてもらうことはよくありますけど……」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:47:53.84 ID:
PzpwdsIc0
カレン(くそ……面倒見のいいお兄ちゃんなのか、変態なのかいまいち掴めない……!!)
ナナリー「あの……カレンさん、何を知りたいのですか?」
カレン「なんか体を舐められたこととかない?!」
ナナリー「へ?!」
カレン「胸をもまれたとか?!」
ナナリー「あ、ありません!!お兄様はそんなことをする人じゃないです!!」
カレン「ほんとに?」
ナナリー「勿論です!いくらカレンさんでもそんなことをいうと、私、怒りますっ」
カレン「ごめんごめん」
カレン(じゃあルルーシュは食事のときにしか悪戯をしなかったってこと……?)
カレン(いつでもナナリーを襲えるチャンスがあったのに……?)
ナナリー「……でも……」
カレン「え?」
ナナリー「これは一年前なんですけ……着替えているとき、誰かの視線をよく感じていました。咲世子さんに手伝ってもらっていたときなんですけど」
カレン「他にはなにかあった?」
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:54:35.38 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「お手洗いに入ったときとか……」
カレン「はぁ?!」
ナナリー「すごく怖かったので……誰にも相談はできなかったのですけど」
カレン「それ毎回?!」
ナナリー「いえ。お手洗いは稀にあった程度です」
カレン「……」
カレン(ルルーシュ……)
ナナリー「着替えのときの視線は誰のものだったのか……」
カレン「そっちは頻繁にあったの?」
ナナリー「昼間から夕方に集中していました。あとそうですね一週間に4日ぐらいの割合で」
カレン「そう……。その視線……誰か分からないの?」
ナナリー「そ、それは……」
カレン「ナナリー……誰が犯人かわかってるんじゃないの?」
ナナリー「……」
カレン(ルルーシュ……殺す……!!)
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 11:59:18.75 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「あの……でも……きっと何かの間違いだって……」
カレン「ナナリー!!妹は玩具じゃないんだ!!怒っていいよ!!」
ナナリー「え?でも……何か事情があったんじゃないかって……」
カレン「事情もジョージもないよ!!そんなこと!!!」
ナナリー「……」
カレン「あたしは……許さない……そんな卑劣な奴を……!!!」
ナナリー「カレンさん……」
カレン(なんとかしてルルーシュと連絡を取りたい……)
カレン(一発ぶん殴らないと……気が治まらない……!!!)
ナナリー「カレンさん……あの……」
カレン「ナナリー!あたしが怒ってやるから!!」
ナナリー「そ、そうですか……」
カレン「ルルーシュ……妹を性の道具にしやがって……!!」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:05:14.22 ID:
PzpwdsIc0
―――アッシュフォード学園 地下司令室
ルルーシュ「ロロ、頼みたいことがある」
ロロ「なに?」
ルルーシュ「これをカレンに渡してきてほしい」
ロロ「救出じゃなくて?」
ルルーシュ「ああ。まだその時期ではない。機体も奪われている以上、カレンだけを救出してもな」
ルルーシュ「なにより、侵入するだけで精一杯だろうし」
ロロ「わかったよ」
ルルーシュ「頼む」
ルルーシュ(よし、あの特殊な通信装置さえカレンに渡れば……)
ルルーシュ(ナナリー……アーニャ……)
ルルーシュ「ん?あれは……」
ルルーシュ「よし……」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:07:22.33 ID:
PzpwdsIc0
―――中庭
アーニャ「記録……」ピッ
ルルーシュ「アーニャ」
アーニャ「ルルーシュ」
ルルーシュ「写真か?」
アーニャ「そう」
ルルーシュ「よかったら、お昼でも一緒にどうだ?」
アーニャ「いいよ」
ルルーシュ「そうか」
アーニャ「どこいくの?」
ルルーシュ「どこがいい?」
アーニャ「どこでも。ルルーシュとなら」
ルルーシュ「そうか」
アーニャ「……」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:08:14.33 ID:BmECRs/J0
あれ
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:09:13.71 ID:hIcd0yyW0
攻略済みじゃねーか
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:17:38.07 ID:
PzpwdsIc0
―――レストラン
ルルーシュ「アーニャ、軍はどんな感じなんだ?」
アーニャ「特に」
ルルーシュ「つまらないか?」
アーニャ「別に」
ルルーシュ「楽しくもないか?」
アーニャ「今は楽しい」
ルルーシュ「そうか……」
アーニャ「……」モグモグ
ルルーシュ(やはり会話が弾まない……!!)
ルルーシュ(ついてきたからもしやとは思ったが……奢りに釣られただけか……!!)
ルルーシュ「お、美味しいか?」
アーニャ「うん」
ルルーシュ(やはりガードが固いな……アーニャは……)
アーニャ「……ルルーシュは楽しい?」
77:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:18:29.49 ID:aNU+XTd80
これはもう落ちてる
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:19:55.53 ID:Hp0FiHYP0
これだからルルーシュは馬鹿なんだ
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:23:29.78 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「え?……まあ、充実はしているかな」
アーニャ「そう」
ルルーシュ「……」
アーニャ「……」
ルルーシュ(くそ……何を話せば……!!スザクのことを訊くか……?いいや、それとも……)
アーニャ「ねえ、ルルーシュ」
ルルーシュ「ど、どうした?」
アーニャ「やっぱり、この写真、ルルーシュに似てる」
ルルーシュ「それは……!!」
ルルーシュ(昔の俺……!!)
アーニャ「最近、この写真を眺めているときが多いの」
ルルーシュ「え?どうして?」
アーニャ「それは……」
ルルーシュ(まさか……俺の正体に気がついているのか……?!)
アーニャ「ルルーシュ、今日の記録、いい?」
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:26:13.79 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「ああ。写真か」
アーニャ「……」キョロキョロ
ルルーシュ「どうした?」
アーニャ「あの」
店員「はい?」
アーニャ「写真、おねがい」
店員「ああ、いいですよ。並んでください」
ルルーシュ「なるほど」
アーニャ「ルルーシュ、もっとくっついて」
ルルーシュ「はいはい」
アーニャ「……」ギュッ
店員「はい、チーズ」カシャ
アーニャ「ありがとう」
ルルーシュ「じゃあ、ここは払っておくから」
アーニャ「いい。割り勘で」
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:29:47.98 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「誘ったのは俺だから」
アーニャ「割り勘」
ルルーシュ「……わかった。今度はアーニャからご飯に誘ってくれ」
アーニャ「え?」
ルルーシュ「そのときはアーニャの支払いってことでいいだろ?」
アーニャ「ホントにいいの?」
ルルーシュ「ああ」
アーニャ「ルルーシュ……」
ルルーシュ「入り口のところで待っていてくれ。―――すいません。お会計を」
店員「かしこまりました」
アーニャ「……ありがとう」
ルルーシュ(ちっ……やはりアーニャを篭絡させるのは手間が掛かりそうだな)
ルルーシュ(時間をかけていくしかない)
ルルーシュ(となれば……当面は天子様に的を絞ったほうがいいか……)
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:35:43.95 ID:
PzpwdsIc0
アーニャ「……」ソワソワ
ルルーシュ「待たせたな」
アーニャ「待ってない」
ルルーシュ「よし、学園に戻ろうか」
アーニャ「……うん」
ルルーシュ(アーニャはそもそも恋愛に関心があったりするのか……?)
ルルーシュ「な、なあ、ひとつ訊いてもいいか?」
アーニャ「なに?」
ルルーシュ「好きな人っているのか?」
アーニャ「え?」
ルルーシュ「ほら……えっと……気になる異性とか……」
アーニャ「それは……」
ルルーシュ「いるのか?」
アーニャ「ルルーシュ、嫌い」タタタッ
ルルーシュ「なっ!?―――ちぃ!!やはり、アーニャにこの手の話題は難しいか。対策を練るしかないな」
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:41:10.93 ID:
PzpwdsIc0
―――独房
カレン「あー!!もう!!ナナリーが酷い目にあっていたなんて!!」
カレン「ルルーシュめ……!!」
スザク「カレン、荒れているね」
カレン「スザク……。おかげさまでね」
スザク「ルルーシュを見限ったか?」
カレン「それはまだ。確かにあんたの言ったとおりだったよ。ルルーシュは屑だ」
スザク「ならもう降伏するんだ。今なら君を―――」
カレン「紅蓮に乗せて黒の騎士団と戦って死ねってこと?」
スザク「ああ」
カレン「言ってくれるね」
スザク「ルルーシュは妹に手を出す最低な男だ。そんな男が人の上に立っている。君は許せるのか?」
カレン「それは……」
スザク「僕なら即座にクーデターを起こし、その事実を公表する」
カレン「……」
97:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:48:50.22 ID:
PzpwdsIc0
スザク「今すぐルルーシュの下から離れることを薦める」
カレン「お生憎様。あたしはゼロについていく、シスコン犯罪者のルルーシュは知らない」
スザク「そう自分に言い聞かせてもルルーシュはゼロだ」
カレン「……!!」
スザク「そして……ゼロは妹に手を出した最低最悪の男」
カレン「それは……」
スザク「君も妹だったのだから、その気持ち悪さが分かるはずだ」
カレン「ぐっ……」
スザク「さあ。僕たちに協力してくれ。協力するなら極刑は免れるかもしれない」
カレン「そんな嘘に……!!」
スザク「……」
カレン「うぅ……」
カレン(確かに……もうあたしの中でルルーシュは……完全に……)
スザク「良く考えることだ」
カレン「……スザク……」
98:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:53:59.21 ID:Aw1OmuUK0
ルルーシュに問題あるのに
どうしてもウザクの方が悪く見える不思議
99:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:55:07.11 ID:nokA42V40
いやルルーシュが悪いと断定するには早計だ
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:55:23.87 ID:Hp0FiHYP0
カレンは従順な犬っていうイメージが強い
101:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 12:56:57.51 ID:iTYnPpwf0
>>100
だよな
103:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:00:20.58 ID:
PzpwdsIc0
カレン「え?」
ロロ「……」
カレン「だ、れ……?」
ロロ「これを」
カレン「え?」
カレン「―――いない?」
カレン「……なに……これ……?」ピッ
ルルーシュ『カレンか』
カレン「ルル―――」
ルルーシュ『静かにしろ』
カレン「ど、どうして……?ここは一切の通信ができないはず」
ルルーシュ『ラクシャータの新開発だ。ただし、すぐに使えなくなるだろう』
カレン「そ、そうなんだ」
ルルーシュ『これからやってほしいことを指示する』
カレン「ま、まってよ!!訊きたい事があるんだ!!」
109:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:07:22.85 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ルルーシュの部屋
ルルーシュ「なんだと?」
カレン『あのさ……』
C.C.「ご主人様?あの……お風呂の用意ができました」
ルルーシュ「ああ」
カレン『ちょっと今のC.C.?!どういうこと?!』
ルルーシュ「落ち着け」
カレン『な、なにしてるのよ!こんな非常時に!!』
ルルーシュ「話せば長くなる」
カレン『こっちは何もできないっていうのに……!!!』
C.C.「ご主人様?あの……」
ルルーシュ「だまっていろ!!!」
C.C.「ひゃ……ご、ごめんなさい……ぶたないで……おねがいします……」ガタガタ
カレン『ねえ……あんたってサディストなわけ?支配欲が強いの?どっち?』
ルルーシュ「なんの話だ!!」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:14:37.66 ID:
PzpwdsIc0
カレン『だって、あのC.C.にご主人様とか……』
ルルーシュ「わけがあるんだよ!!わけが!!」
カレン『ごめんだけど、今の私はあなたの言葉を信じることができないの』
ルルーシュ「どういうことだ?」
カレン『スザクから聞いたよ。ナナリーに色々な悪戯をしてたんだってね』
ルルーシュ「なに……?」
カレン『実の妹になにしゃぶらせてるんだ!!あんたはぁぁぁ!!!!!』
C.C.「何をですか?」
ルルーシュ「まて話が見えない。スザクはなんといったんだ?」
カレン『ナナリーがあんたとの思い出を嬉しそうに語ってくれたんだ。そのとき……動くソーセージの話をした』
ルルーシュ「な……?!」
C.C.「うごく……そーせーじ?ご主人様、それなんですか?どこにあるんですか?」モゾモゾ
ルルーシュ「やめろ!!!そこにはない!!」
C.C.「ひぐっ……ごめんなさい!!ごめんなさい!!勝手なことをして!!おねがいします、すてないで!!」ガタガタ
カレン『……さいてーね、あんたって』
118:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:21:51.86 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「まて、カレン。お前は誤解している」
カレン『誤解?はっ。どんな誤解なんですか?ゼロ?』
ルルーシュ「いいか?動くソーセージは玩具のことだ」
カレン『玩具?』
ルルーシュ「ナナリーは物を咥える癖が中々直らなかったんだ」
カレン『それで?』
ルルーシュ「それで物を咥えそうになったとき、その玩具をよく咥えさせていた」
カレン『食事中も?』
ルルーシュ「食事中だからこそだ」
カレン『どういうことよ?』
ルルーシュ「ナナリーは目が見えない。食べ物とそうでないものの味を分からせるためにしていた」
カレン『……本当なの?』
ルルーシュ「ああ。そういえば、その話はナナリーにしていなかったな。ソーセージだと思い込んでいたのかもしれない。小さかったしな」
カレン『じゃあ、それ上手く言ってないじゃん』
ルルーシュ「ああ。ナナリーの癖は自然と直ったからな」
119:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:24:12.49 ID:+gBNS7MT0
ちょっと何言ってるかわからないです
120:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:24:34.72 ID:ynGGfG1f0
ほう?
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:25:44.47 ID:U1OcMyFn0
誰が本当のことを言っているのか…
122:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:27:44.53 ID:iTYnPpwf0
嘘つきは誰だ!
123:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:28:12.37 ID:
PzpwdsIc0
カレン『玩具ね……。じゃあ、もう一つ。海鮮系のドレッシングはどういうこと?』
ルルーシュ「は?」
カレン『だから―――』
C.C.「ご主人様……あの……もう怒ってないですか?」
ルルーシュ「もう怒ってない」
C.C.「じゃあ……あの……近くにいても……いいですか?」
ルルーシュ「ああ。こい」
C.C.「……♪」テテテッ
カレン『なにしてんの?』
ルルーシュ「話を続けよう」
カレン『誤魔化さないで!!!今、C.C.はどこにいるの?!ええ?!』
ルルーシュ「どこって……」
C.C.「ご主人様……」スリスリ
ルルーシュ「股間に……」
カレン『ゼロ。私はもう紅月カレンを捨てて、カレン・シュタットフェルトとして生きていこうかと思います』
124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:29:49.50 ID:MT2H1IJr0
ルルーシュwwwww
125:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:30:07.84 ID:NtZQ8xPP0
実家に帰らせてもらいます
126:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:30:08.75 ID:Aw1OmuUK0
あーあ
131:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:36:38.95 ID:
PzpwdsIc0
ルルーシュ「まて!!今のは語弊があった!!!ただ、膝枕をしているだけだ!!」
C.C.「ひっ……ご主人様……ごめんなさい……怒鳴らないで……」ガタガタ
カレン『……で、海鮮系のドレッシングは?』
ルルーシュ「それはなんだ?」
カレン『ソーセージを咥えさせたあと、ドレッシングをよくかけてたんでしょ?サラダに』
ルルーシュ「サラダは普通に並ぶだろ?」
カレン『そりゃ並ぶよ。問題はドレッシング!!』
ルルーシュ「ドレッシング、使わないのか?」
カレン『使うよ!!中身はどうだったの!?』
ルルーシュ「カレン、何がいいたい?時間がないんだ。はっきり言ってくれ」
カレン『あんたはナナリーにソーセージを咥えさせたあと、その……変なものをサラダにぶっかけてたんじゃないの?!』
ルルーシュ「変なもの……?」
C.C.「ご主人様……?ここかたいですね……」スリスリ
ルルーシュ「ああ。そこはな」
カレン『……もういい……なんで……C.C.ばっかり……』
135:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:43:41.94 ID:
PzpwdsIc0
―――独房
ルルーシュ『カレン。まて、今のは―――』
カレン「もういいです。あたしは……」
ルルーシュ『まずい!!もう通信が切れる!!カレン!!頼みごとがあるんだ!!!』
カレン「……」
ルルーシュ『いいか!!ナナリーとアーニャーに伝えてほしいことがある!!』
カレン「……なんですか?」
ルルーシュ『それは―――ああ!!おい!!そこは触るな!!!』
C.C.『ご、ごめんなさい!!ひどいことしないで!!なんでもしますから!!だから、痛いことだけは……!!』
ルルーシュ『いや!!服を脱ぐな!!そこに触りさえしなければなにも―――ああ!!おい!!下から脱ぐな!!』
C.C.『でも……』
ルルーシュ『分かった!!わかったから―――』
カレン「……っ」グッ
バキィ!!!
カレン「あー、通信機壊れちゃった。意外と脆いね、これ」
136:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:44:34.69 ID:uj0JFEnT0
カレン……
137:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:44:45.49 ID:Hp0FiHYP0
これはルルーシュが悪い
139:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:47:59.26 ID:
PzpwdsIc0
カレン「……」
カレン(ナナリーとアーニャに伝えてほしいことってなんだったんだろう……)
ナナリー「カレンさん」
カレン「ああ……ん?」
アーニャ「なに?」
カレン(ゼロとして何を伝えようとしたんだろう……。まあ、もうどうでもいいか)
ナナリー「カレンさん、少し外に出ませんか?」
カレン「え?」
アーニャ「勿論、監視つきだけど」
カレン「いいの?」
ナナリー「はい」
カレン「でも……」
ナナリー「スザクさんの提案なんですよ?」
カレン「スザクの……?」
カレン(懐柔しようって魂胆か……?)
144:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:51:58.54 ID:
PzpwdsIc0
―――ナナリーの庭園
ナナリー「ごめんなさい、手錠をつけたままで」
カレン「いいよ。でも、ホントによかったの?」
ナナリー「はい。スザクさんが、カレンさんは特別な捕虜だからって」
カレン「ふーん」
アーニャ「……」ジーッ
カレン(ルルーシュ……この二人にどんな用が……?)
カレン「ねえ、ナナリー?」
ナナリー「なんでしょうか?」
カレン「昔さ……その、何かをよく咥える癖とかあった?」
ナナリー「え?」
カレン「覚えていない?」
ナナリー「えっと……そうですね、良く覚えてないです」
カレン(そりゃそうか……)
アーニャ「……ナナリー様はよく物を咥えていたと思います」
149:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:57:40.72 ID:
PzpwdsIc0
カレン「え!?」
ナナリー「ど、どうして?!」
アーニャ「これを」ピッ
ナナリー「な、なんですか?」
カレン「あー……ナナリーが積み木を咥えてるね」
ナナリー「ど、どうしてそんな写真が!?」
アーニャ「良く知らない」
カレン「他にはある?」
アーニャ「えっと……はい」
カレン「これ……!?」
ナナリー「なんですか?なにが写っているんですか!?」
カレン「ナナリーが……えっと……誰かの……女の子……お姉さんかな……?」
ナナリー「きっとユフィ姉さまです!!」
カレン「その人の足の親指をしゃぶってる」
ナナリー「そ、そんな恥ずかしい写真が……!!!」
150:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:58:27.93 ID:Hp0FiHYP0
ナナリー可愛い
151:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:58:43.06 ID:nokA42V40
おい待て代わってくれ俺がしゃぶる
152:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 13:58:50.52 ID:NtZQ8xPP0
やらしいなぁ・・・
154:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:00:47.16 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「いやぁ……」
アーニャ「かわいい」
カレン「どうしてそんな写真を?」
アーニャ「わからない」
カレン「……他には?」
アーニャ「その二枚だけ」
カレン「……あ、ちょっと!!」
アーニャ「なに?」
カレン「この写真の子……誰かに……」
アーニャ「ルルーシュ」
カレン「は!?」
アーニャ「……私の……初恋……かもしれない」
カレン「なんで!?」
ナナリー「アーニャ……お兄様のことを……?」
アーニャ「最近、良く似た人と知り合いになって……それでなんとなく……気になって……ます」
158:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:06:08.04 ID:cM6FtNw+P
ナナリー「アーニャさん・・・アーニャさん・・・」カーンカーン
160:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:06:55.72 ID:DraPW1IO0
>>158
やめろwwwwwwwwwwww
161:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:07:36.27 ID:
PzpwdsIc0
ナナリー「そうなのですか……」
アーニャ「はい」
ナナリー「じゃあ、私と一緒ですね」
アーニャ「え?」
ナナリー「私もお兄様のこと大好きですから」
アーニャ「私はだーいすき」
ナナリー「私はだいだいだーいすきです」
アーニャ「私もだいだいだいだいだいすき」
ナナリー「もうアーニャ、お兄様のこと好きすぎですっ」
アーニャ「ナナリー様も」
カレン(待って……。といことはアーニャは昔、ルルーシュとナナリーに近いところにいたってことよね?)
カレン(じゃあ……ルルーシュは……二人に正体を明かすようなことを伝えたかった……?)
カレン(でも、本当に?特にナナリーには隠したほうがいいだろうし……。アーニャは……もしかしたら明かすことで仲間になるかもしれないけど)
カレン(はぁ……もしかしたら……あの通信すごく重要なことだったんじゃ……。そうだ……そもそもあんな危険を冒してまで連絡してきたんだから……)
カレン(あぁ……やっちゃった……どうしよう……)オロオロ
166:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:10:25.86 ID:nokA42V40
ゼロの叱られるかもしれないとわかってオロオロする忠犬カレンたんかわいい
169:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:17:28.62 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ルルーシュの部屋
ルルーシュ「くそ!!!」バンッ!!
C.C.「ひっ」ビクッ
ルルーシュ「通信が途絶してしまった……!!くそ!!」
C.C.「あ、あの……ご主人様……わ、わたしの……せいですか……?」
ルルーシュ「カレンに伝えなければならなかったのに……!!」
ルルーシュ「ナナリーには一言、愛している。アーニャにはゼロからの愛の告白を……!!!」
ルルーシュ「くそ……!!ナナリーはともかく、アーニャはガードが固いからまずは告白をして反応を知りたかったのに……!!!」
C.C.「ごめんなさい……ごめんなさい……」ガタガタ
ルルーシュ「こうなったら……予定を前倒しにするか」
C.C.「ご主人様……見捨てないでください……わたし……ここ以外に……行く場所が……」
ゼロ「留守番をしていろ!!」
C.C.「は、はいっ」
ゼロ(まずは天子様だ……)
ゼロ(あの愛の告白から時間を十分にあけた。そろそろ向こう色々気にし始めているころだろう……くくく……)
174:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:24:22.64 ID:
PzpwdsIc0
―――中華連邦 朱禁城
天子「はぁ……」
星刻「……」
星刻(最近、天子様がため息をつかれるときが多くなってきたな)
星刻(それもこれもゼロから愛の告白を受けてからだな……)
星刻(政治的な意図はないようだが……ゼロめ……何を考えている……)
天子「はぁ……」
星刻「天子様?ご気分でも優れないのですか?」
天子「え?いいえ、大丈夫だから」
星刻「そうですか……」
兵士「失礼いたします」
星刻「どうした?」
兵士「ゼロ」
天子「……!!」ガタッ
兵士「―――と神楽耶様が謁見にまいられました」
178:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:29:27.12 ID:
PzpwdsIc0
―――会議室
ゼロ「イカルガにいてもらってもよかったのですよ?」
神楽耶「そうはまいりませんわ。天子様は親友であり盟友でもありますもの。会えるときに会っておきたいのです」
ゼロ「そうですか」
ゼロ(神楽耶様は俺に無償の愛を注いでくれているが、それでもいつか尽きるときがくる)
ゼロ(なるべく心象を悪くしたくないのが本音だが……)
天子「あ……」
神楽耶「天子様、ご無沙汰しております」
天子「う、うん」
ゼロ「天子様、いつもと変わらぬ美しさですね」
天子「え……そ、そんなこと……」
星刻「何用だ?」
ゼロ「私は天子様と二人きりで話したかったのだが?」
天子「え……わ、私と……ですか……?」
星刻「そんなことはできない。同席させてもらう」
180:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:34:23.70 ID:iTYnPpwf0
シンクー…
181:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:35:39.80 ID:6AfOrEuh0
シンクー帰れ
182:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:36:58.11 ID:
PzpwdsIc0
ゼロ「政治の話ではなく、実に私的な話をしたかったのだが。それでも同席するというのか?」
星刻「当然だ。どんな狼藉を働くか分かったものではない」
ゼロ「これは異なことを。私は天子様を心から敬愛している。それ故に天子様だけには嫌われたくはない」
天子「ゼロ……」
星刻「それでもだ!!貴様は天子様に何をしたか―――」
天子「星刻、やめて」
星刻「え……?」
天子「ゼロは私を救ってくれたの。ひどいことは言わないで」
星刻「しかし……」
天子「ゼロ……ごめんなさい」
ゼロ「気にしていない。そうだ。今日は―――この花束を渡そうと思いまして」バッ
天子「わぁ……綺麗……いいの?」
ゼロ「勿論」
天子「ありがとう、ゼロ。嬉しい」
星刻「がはっ……はぁ……くっ……大丈夫……まだ持つはずだ……」
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:37:36.93 ID:LhzlM3MY0
これがほんとの死ぬ死ぬ詐欺
184:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:38:20.65 ID:iTYnPpwf0
おいwwwww
185:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:38:50.01 ID:uj0JFEnT0
また死ぬ死ぬ詐欺かwww
187:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:44:18.14 ID:
PzpwdsIc0
天子「しんくー!?」
星刻「だ、大丈夫です……天子様……はぁ……はぁ……」
ゼロ「……」
天子「ほんとに大丈夫?」ナデナデ
星刻「は、はい……天子様の優しさが……私の苦しみを和らげます……」
天子「よかったぁ」
ゼロ(策士め。やはりこの男をどうにかしなければならないか……)
神楽耶「相変わらず仲がよろしいのですね」
天子「そ、そんな……」
星刻「そんな恐れ多い……」
天子「あ、そ、それで……今日は……どんな……」
ゼロ「ええ。実は天子様と星刻の仲がどれほど発展しているか確認しておきたかったのです」
天子「え!?」
星刻「なんだと……?それだけのためにか?」
ゼロ「当然だろう。私は政略結婚を阻止した。心を守るためにな。その後の進展を聞きたくなるのは普通のことだと思うが?」
192:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:50:47.21 ID:
PzpwdsIc0
星刻「それは……しかし……プライベートだ」
神楽耶「私もしりたいですわ」
天子「そ、それは……あの……」
ゼロ「どうなのですか、天子様?」
天子「えっと……私と星刻は別に……」
星刻「ごほ!ごほっ!!」
天子「しんくー?!」
ゼロ「これはおかしな話ですね。つまり天子様はそう言う関係ではないと?」
天子「だって……あの……星刻とは……昔、約束をしただけで」
神楽耶「将来を誓い合ったのではなかったのですか?!」
天子「えっと……」
ゼロ(くくく……俺を意識してか、星刻との仲を肯定したくないと見た。天子様はまだまだ子どもだ。読みやすい)
星刻「そのような浮ついた話などない!!」
ゼロ「ほう……?では、天子様が惚れた相手が目も前に来たら、お前は祝福できるわけか?」
星刻「がっは!?―――と、当然だ……。だが、天子様の心を射止める者など……いないっ」
194:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:52:44.40 ID:iTYnPpwf0
もうやめて!シンクーの血液はもう…!
196:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:53:09.75 ID:UXGNzvl/0
誰かこのロリコンに止めを刺してやれ
197:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:57:21.45 ID:
PzpwdsIc0
ゼロ「なるほど……では、天子様にお聞きしたい。今現在、気になっている男性はいますか?」
星刻「ゼロ!!無礼であろう!!!」
ゼロ「落ち着け。これは政治の場ではない。お茶会と思っていただこう」
神楽耶「そうですわ。ピロートークと同じですから」
星刻「しかし……!!」
ゼロ「さぁ、天子様?」
天子「え、えっと……わた、しは……その……」
ゼロ「まずはいるかいないかだけでも」
天子「……い、いる」
星刻「ごぼぉ?!」
天子「しんくー?!しんくー!?」
星刻「天子さ……ま……私は限界です。早く……通常の職務を……」
ゼロ「まて、星刻。そうはいかない。何故、私がこの質問をしたのか分からないのか?」
星刻「ま、まさか……貴様ぁ!!!ゼロぉぉぉ!!!!」
天子「え?え?なに?どうしたの?」オロオロ
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 14:58:34.04 ID:hUJAi6Rj0
しんくーは血を吐けば吐くほど死なないからまだまだ行ける
202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:00:34.18 ID:YZ/23jkr0
シンクーってルルの身体能力とスザクの脳みそを兼ね備えた天才だよね?
203:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:01:44.89 ID:hIcd0yyW0
>>202
それだとただのウザいもやしだな
205:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:04:26.16 ID:
PzpwdsIc0
ゼロ「天子様……以前、神楽耶様から私の言の葉を伝え聞いたと思います」
天子「あ……は、はい……」
ゼロ「つまり……私も貴方を愛する身だ。貴方の思い人の有無が知りたいのです」
天子「え……そ、それは……あの……あの……」モジモジ
星刻「ゼロ!!!剣を抜け!!!決闘だ!!!」
ゼロ「私は戦争をしに来たのではない」
天子「しんくー!やめてー!!」
星刻「しかし!!こいつは天子様に……天子様に……!!!」
ゼロ「天子様はお美しい。恋に落ちないほうが不思議だ」
天子「そ、そんなこと……わたしなんて……」
ゼロ「いいや。天子様はこの大地を潤す、大弁の花だ」
天子「ゼロ……」
ゼロ「貴方の笑顔は日の光を思わせる」
神楽耶(私にもその台詞を言ってほしいものです……)
星刻「ごぼぉ?!がはっ?!ごほっ!!ごほほっ!!ああ、天子様、私は……もうだ……め……かも……しれません……」チラッチラッ
206:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:06:15.73 ID:awyuyi+g0
うっぜぇシンクーwwww
207:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:07:07.34 ID:dhUgTCNZ0
もうダメだろシンクー
208:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:07:27.67 ID:7HtRHlWz0
シンクーの部屋とか漁ったら血糊見つかりそう
217:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:11:59.48 ID:
PzpwdsIc0
天子「しんくー?!だいじょうぶー?!」ナデナデ
星刻「は、はい……」
ゼロ「貴方の知略もここでは見れそうに無いな」
星刻「貴様……!!」
ゼロ「天子様?」
天子「は、はい……」
ゼロ「そろそろ私たちは失礼させていただきます」
天子「もう……?」
ゼロ「……!」
神楽耶「……っ」
天子「お見送りを」
ゼロ「いえ。そこまでしていただくわけにもいきません。天子様もお忙しい身ですし」
天子「そう……ですね……。では、ここで」
ゼロ「ええ、またお会いしましょう」
天子「はいっ。また」
219:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:18:42.52 ID:
PzpwdsIc0
―――イカルガ艦内 ブリッジ
神楽耶「ゼロ様、天子様をその気にさせてどうするのです?!」
ゼロ「何をいっているのですか?」
神楽耶「だって……天子様は……星刻と……契りを……」
ゼロ「神楽耶様、私は何もしていない。下心など微塵もありません」
神楽耶「でも、先ほどの会話はどう考えても―――」
ゼロ「私には貴方という妻がいるのに。そんなことをするはずが無い」
神楽耶「あ……ゼロ……様……」
ゼロ「ふふ……あれは神楽耶様という新妻がいるからこそです。気持ちに余裕が出るのでしょう」
ゼロ「だから、相手を自然に褒めることもできるわけです」
神楽耶「そ、そうだったのですか……出すぎたことを……」
ゼロ「いいえ。気にしていません」
神楽耶「ゼロ様……」ギュッ
ゼロ「愛していますよ」ギュッ
ラクシャータ「……ゼロってロリコンなわけ?」
220:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:21:09.73 ID:/9+mEhZW0
えぇ
221:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/03(木) 15:21:12.93 ID:UXGNzvl/0
神楽耶さまprpr
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ルルーシュ「ナナリー、神楽耶様、天子様、アーニャ……この辺りか」【後編】
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