前→士郎「セイバー、2月14日って何の日か知ってる?」セイバー「はい」
173:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:44:56.22 ID:
//41cQIm0
大河「しろー!!!」
士郎「はい」
大河「ハッピーバレンタイン!!」
士郎「それは貰うほうが言うのか?」
大河「年に一度、私が士郎から愛されているのを実感する日だもーん!!ハッピーな人が言えばいいのよ!!」
士郎「そうか」
大河「今年のチョコも手作りでしょ?」
士郎「溶かして冷やしただけだ」
大河「それでもいいの!ありがとうね!!」
士郎「またな」
慎二「えみやぁ!」
士郎「なんだ?」
慎二「モテないお前におすそ分けだ」
士郎「いらないっていっただろ」
慎二「いいから受け取れ。いやぁ、こんなに食べたらニキビができちゃうからね!!あっはっはっは!!!」
175:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:49:36.92 ID:
//41cQIm0
士郎「あのなぁ……」
慎二「じゃあな!大事に食べろ!!あーっはっはっは!!モテる男はつらいねー!!」
士郎「あいつ……。どうしようか……これ……」
一成「衛宮。どうした?もうすぐチャイムがなるぞ?」
士郎「あ、一成。―――これ、いるか?」
一成「?!」
士郎「よかったら貰ってくれ」
一成「い、いいい、いいのか……!?」
士郎「一成させよければ」
一成「そ、そそそ、そうか……うむ……いや、うむ……」
士郎「どうした?」
一成「衛宮」
士郎「なんだ?あ、やっぱり校内での受け渡しは駄目だったか?」
一成「ホワイトデーを楽しみにしていろ」
士郎「いや、別に気にしなくてもいいぞ?」
179:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:50:33.61 ID:qmH7AxZ20
一成良かったな
181:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:50:49.78 ID:eq5zbRER0
あのさぁ…
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:51:34.50 ID:NqLWjN1V0
ホワイトデーには白い物をあげるんですかねえ・・・
186:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:54:12.93 ID:Z94or9XvO
>>183
やめてくれよ…(絶望)
187:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:55:01.88 ID:
//41cQIm0
一成「ふふふ……衛宮から貰ってしまった……ふふ……」
士郎「……?」
葛木「どうした、もう授業が始まるぞ」
士郎「あ、はい」
葛木「衛宮」
士郎「なんですか?」
葛木「うむ。他愛もないことだが、キャスターからのチョコを受け取ったセイバーはどんな顔をしていた?」
士郎「え?いや、知りません」
葛木「見ていないのか?」
士郎「ええ」
葛木「そうか。ならばいい」
士郎「そうですか」
葛木「かなりの力作のようだったからな。すこし評価が気になった」
士郎「帰ったら聞いてみます」
葛木「ああ、そうしてくれ」
191:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 18:59:32.70 ID:
//41cQIm0
衛宮邸
セイバー「はぁ……チョコ……」
ピンポーン
セイバー「ん?」
セイバー「どちらさまですか?」トコトコ
アーチャー「私だ」
セイバー「アーチャー、どうされました?」ガラッ
アーチャー「いや、なに……散歩のついでに立ち寄ろうかと思っただけだ」
セイバー「リンはまだ学校ですが」
アーチャー「知っている」
セイバー「どうぞ」
アーチャー「あ、いや……ここでいい。大した用事でもないのでね」
セイバー「なんですか、はっきりしてください」
アーチャー「これだよ」
セイバー「この箱は……?」
194:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:03:08.73 ID:
//41cQIm0
アーチャー「うむ……」
セイバー「……」
アーチャー「ではな」
セイバー「あ、待ってください!!」
セイバー「……?」
セイバー「……」クンクン
セイバー「わかりませんね……」
セイバー「アーチャーから私へなんて……」
セイバー「気になりますが、これはリンが帰ってきたら訊ねてみましょう」
セイバー「あ、そろそろ巡回の時間ですね」
セイバー「警備をしなくては」ムフー
アーチャー「ふっ……何をしているのだ、私は」
アーチャー「気まぐれもここまでくると滑稽だな」
アーチャー「……セイバー、喜んでくれるだろうか」
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:07:00.49 ID:
//41cQIm0
セイバー「……」トコトコ
セイバー「シロウの部屋……」ガラッ
セイバー「!?」
セイバー「こ、これは……!?」
セイバー「わ、私……?いや、違う……チョコだ……」
セイバー「シロウ……まさか、こんなにも立派なものを……」
セイバー「……」ウルウル
セイバー「私は幸せ者ですね……」
セイバー「……」
セイバー「……」キョロキョロ
セイバー「味が悪くなってもいけませんし……」
セイバー「居間で食べましょう」
セイバー「よっと」
セイバー「見れば見るほど私だ」
セイバー「まあ、シロウにすれば菓子を私に似せることなど造作もないのでしょうね」
202:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:11:01.79 ID:j7cGhWO1O
王は人の気持ちがわからない!!!
204:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:11:58.47 ID:
//41cQIm0
衛宮邸 玄関
イリヤ「よっと」ガラッ
イリヤ「ふふ……」
リズ「シロウ、いるの?」
イリヤ「この時間だとまだ学校じゃないかしら」
リズ「どうする?」
イリヤ「居間で待ち伏せして、シロウが帰ってきたら胸に飛び込むの」
リズ「うん」
イリヤ「そして、まずはこの小さなハートのチョコを口移しで……」
ガラッ
セイバー「まずはスカートから食べてみましょう」モグモグ
イリヤ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!セイバーがセイバーにたべられるぅぅぅぅ!!!!!」
セイバー「む?!イリヤ!?」
リズ「なにそれ、こわい」
セイバー「あ、いや、これはシロウから貰ったものなのです……」オロオロ
210:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:18:26.23 ID:
//41cQIm0
イリヤ「な、なーんだ。チョコなの」
セイバー「はい」
イリヤ「でも、気持ち悪いぐらいよくできてるわね……」
セイバー「シロウの力作なのでしょう」
イリヤ「……」
リズ「小指、もらってもいい?」
セイバー「ええ、どうぞ」
リズ「やった」ボキィ
セイバー「見ていて気持ちのいいものではないですね」
イリヤ「これ、本当にシロウがセイバーのために作ったの……?」
セイバー「だと思いますが」
イリヤ「あのシロウがこんな悪趣味なものを作るかしら……?」
セイバー「え?」
イリヤ「これキャスターが作ったんじゃないの?それかあのギルガメッシュとか」
セイバー「そ、そんなはず……」
216:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:25:39.75 ID:
//41cQIm0
イリヤ「考えてもみて。本人に本人を似せたチョコを渡すなんてシロウは考えないわよ」
セイバー「そうですか……」
イリヤ「そもそも、こんなの一日、二日じゃできないし、これだけ大きなチョコをどこで保存してたのよ」
イリヤ「ここにはそんな大きな冷蔵庫もないし、ばれないように仕舞っておくなんて神業よ」
セイバー「確かに……」
イリヤ「これはシロウのものじゃないわ」
リズ「イリヤ、このチョコすごい。パンツまで作りこんでる」
イリヤ「ほらね。シロウなら下着まで気を回すなんてまずないわ」
セイバー「では……これは……」
イリヤ「まぁ、このヘンタイ度からいって、あの英雄王じゃない?」
セイバー「やはり……」
イリヤ「もしかしたら二つ作って、今頃セイバーチョコであんなことやこーんなことを……」
セイバー「……っ!!」ゾワッ
イリヤ「……どうする?」
セイバー「少し、でかけてきます」
226:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:31:47.98 ID:
//41cQIm0
教会
ギルガメッシュ「うーん、セイバーはまだかぁ?」
ランサー「くるわけねえだろ」
カレン「ランサー、チョコはどうですか?」
ランサー「おまえよぉ。何個つくったんだよ?」
カレン「貴方のためにいっぱい作りました」
ランサー「ったく……」モグモグ
カレン「ふふ……これで70個目」
ランサー「気持ち悪いから数えんな!!」
カレン「では携帯電話と携帯ゲーム機をセットでお願いします」
ギルガメッシュ「セイバー、まだか……ふふ。愛いやつめ……恥ずかしがってこれんのか……?」
ランサー「あのよぉ……」
セイバー「―――英雄王どこだぁぁ!!!!」
ギルガメッシュ「きたかぁ!!!待っていろ!!!セイバー!!!!」ダダダッ
ランサー「マジか?」
236:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:37:41.41 ID:
//41cQIm0
セイバー「……」
ギルガメッシュ「おぉ!!セイバー!!ついにきたか!!」
セイバー「英雄王……」
ギルガメッシュ「さぁ、我の愛とお前の愛を確かめ合おうではないか!!」
セイバー「私の気持ちを弄んだこと……許しません」ゴォォォ
ギルガメッシュ「ふははははは!!!!なんのことだぁ!?」
ランサー「なんか様子がちがうくねえか?」
カレン(これは危険ですね。セイバー側に回り込みましょう)ススッ
ギルガメッシュ「さぁ、こい!!無償の愛はこの世で一番愚かで愛らしい!!」
セイバー「エクス―――」
ギルガメッシュ「ふははは!!さ、チョコを―――」
ランサー「やべぇ―――!?」
セイバー「―――カリバァァァァ!!!!!」
ギルガメッシュ「チョコじゃなぁぁぁぁぁぁい―――!!!!」
ドォォォォォン!!!!
242:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:39:54.54 ID:fHvjferL0
ランサーも多分死んだ!
249:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:42:38.89 ID:Dcp8mip90
この人でなし!
251:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:42:51.56 ID:
//41cQIm0
セイバー「ふぅ……ふぅ……」
カレン「お疲れさまです」
セイバー「いえ……それは?」
カレン「チョコです。いりますか?」
セイバー「頂きます」モグモグ
カレン「もっとどうぞ。もうあげる人がいなくなってしまいましたから」
セイバー「では、もっと頂きます」ガバッ
カレン「それにしも何をしにきたのですか?」
セイバー「少しお灸を据えに」
カレン「まぁ、それがこの惨状ですか。高い授業料ですね」
セイバー「失礼します」
カレン「もう来ないでください」
カレン「……」
カレン「ランサー?生きてますかー?」トテトテ
259:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:47:42.71 ID:
//41cQIm0
衛宮邸
士郎「ただい―――」
イリヤ「おかえりー!!!おにーちゃーん!!」ガバッ
士郎「イリヤ!?」
イリヤ「ん……」
士郎「んぐ!?!?」
イリヤ「……ふふ、どう?私のキス、チョコレートの味がするでしょ?」
士郎「あ、のな……」
リズ「シロウ、わたしも、んー」
士郎「やめろ!!リズ!!!」
イリヤ「そーよ。リズはちゃんと手渡して」
リズ「ぶー」
士郎「で、チョコか?」
イリヤ「うん。はい!」
士郎「ありがとう。でも、いきなりキスはやめてくれ。心臓がもたない」
269:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:53:52.85 ID:
//41cQIm0
イリヤ「一生懸命、つくったの!!たべてみて!!」
リズ「最高傑作」
士郎「じゃあ、食べるか」
イリヤ「うん」
士郎「……美味しい」
イリヤ「やったぁ!」
リズ「いえーい」
士郎「あはは」
イリヤ「あ、そうだ。シロウ、等身大のセイバーチョコのこと知ってる?」
士郎「な……見たのか?!」
イリヤ「あれ、シロウが作ったんじゃないんでしょ?」
士郎「ああ、違うぞ。あれはセイバーが―――」
イリヤ「セイバーでもないわ。あれはギルガメッシュの作り物よ」
士郎「なに?!」
イリヤ「なんでセイバーが作ったとか思うの?あのセイバーにあんな芸術作品つくれないわ」
273:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 19:58:32.40 ID:
//41cQIm0
士郎(そうか……言われてみれば……そうだよな……)
イリヤ「食べるつもりだったの?」
士郎「一人じゃ無理だったとおもう」
イリヤ「もういらない?」
士郎「ああ。食べる気にはならないな」
イリヤ「そう。よかったわ」
士郎「イリヤが食べるのか?」
イリヤ「私もあんな悪趣味なチョコいらないわ。―――庭をみて」
士郎「え?」
バーサーカー「■■■―――!!!!」
士郎「バーサーカーがセイバーを食ってる……!?!?」
イリヤ「チョコよ」
士郎「あ、なんだ……」
イリヤ「流石のバーサーカーもセイバーを食べるほど雑食じゃないわよ」
リズ「でも、あの光景はきしょい」
275:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:00:36.84 ID:SCfKUk/00
イリヤかわいいよイリヤ
277:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:00:51.87 ID:hYbsS2H80
バーサーカーがセイバーの手やら足やら首やらを引きちぎって齧りついてる光景はあまり想像したくないな
あっさり光景が浮かぶから
278:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:04:26.08 ID:
//41cQIm0
リズ「そろそろ帰ろう、イリヤ」
イリヤ「そうね。目的は果たしたし」
士郎「ありがとう。リズ、これもあとで食べるよ」
リズ「うん」
イリヤ「それじゃあ、またね」
士郎「ああ」
士郎「……」
士郎(結局……セイバーからはもらえてないのか……)
士郎「はぁ……」
士郎「そうだ。今朝、遠坂からもらった分があったよな」
士郎「……よし」
士郎「遠坂のチョコもみてみようかな」
パカッ
『 義 理 』
士郎「……」ウルウル
283:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:07:45.99 ID:
//41cQIm0
遠坂邸
凛「ただいまー」
アーチャー「あ、ああ……」
凛「ん?どうかしたの?」
アーチャー「い、いや……そのだな……」
凛「なによ。はっきりいいなさいよ」
アーチャー「凛の気持ちはよくわかった。だが、私にどうしろというのだ?」
凛「はぁ?」
アーチャー「これ以上、君に優しくなどできないが」
凛「……」
アーチャー「全く、そういうのは反則だと思うのだが?」
凛「な、なにいってんの?」
アーチャー「なにって……私にくれたチョコに『いつまでも傍にいて』って書いていたではないか」
凛「!?」
アーチャー「まぁ、サーヴァントである以上、傍にはいてやるがな」
284:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:08:35.81 ID:H0GoFoUY0
うっかり発動
285:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:08:43.57 ID:vqu5Eubw0
凡ミス繰り出してる
286:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:08:43.97 ID:qmH7AxZ20
やっちまったか
287:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:10:04.38 ID:UW1aN+/U0
ああ…
291:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:11:54.12 ID:Vnzmb1r30
稟の固有スキルはA+だからな
294:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:13:54.69 ID:vMgGvjcJ0
流石遠坂家
295:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:13:55.37 ID:
//41cQIm0
衛宮邸
士郎「こんなに大きく義理って書かなくても、分かってるのに……」
士郎「遠坂ってこういうところドライだよな……」
士郎「そして美味いのがむかつく……」モグモグ
士郎「はぁ……」
凛「しろー!!!」ドタドタ
士郎「うわぁ!?」
凛「チョコは?!」
士郎「え?」
凛「開けてる……!?―――もう!!義理じゃないっ!!」
士郎「は……?」
凛「別にあの、好きとかじゃないけど……義理じゃないからね!!」
士郎「遠坂……」
凛「ど、どうだった……?味……」
士郎「うん……うまかった……」
297:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:16:59.84 ID:
//41cQIm0
凛「はぁ……」ヘナヘナ
士郎「遠坂……?」
凛「なんでもないわ……疲れただけ」
士郎「そ、そうか」
凛「それじゃあね……」
士郎「もう帰るのか?」
凛「もう今日は顔を見れそうにないから」
士郎「……」
凛「ばいばい……」
士郎「ああ……」
凛「はぁ……」
アーチャー「私は悲しいな。凛」
凛「ふん……」
アーチャー「ぬか喜びだったよ」
凛「うそつけ……」
303:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:21:06.75 ID:
//41cQIm0
士郎「変な遠坂だったな……」
士郎「義理じゃないって……漢字でも間違えてたのか?」
士郎「……はぁ」
士郎「ん?テーブルの下に……」
士郎「この箱は……?」
士郎「チョコか……?」
パカッ
士郎「チョコだ……これがセイバーの用意したやつか?」
セイバー「ただいま戻りました」
士郎「やばい!!」ゴソゴソ
セイバー「シロウ、おかえりなさい」
士郎「あ、ああ、うん」
セイバー「リンは?」
士郎「帰った」
セイバー「そうですか。この中身について知りたかったのですが……」ゴソゴソ
306:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:27:28.33 ID:
//41cQIm0
士郎「え?それ……」
セイバー「アーチャーが私に渡してきたのです」
士郎「そう……なのか……」
セイバー「そうだ、シロウなら開けずとも中身が分かるのでは?」
士郎「……チョコだな」
セイバー「流石シロウ。ありがとうございます」
士郎「……」
セイバー「アーチャーが私にチョコを……ふむ」カパッ
セイバー「よかった。爆弾の類ならどうしようかと―――」
士郎「部屋に戻る」
セイバー「シロウ?」
士郎「……」
士郎(結局、セイバーからはもらえそうにないな……)
セイバー「……食べましょう」モグモグ
セイバー「うむ、中々に美味だ。アーチャーもいい腕前ですね」
307:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:28:24.88 ID:vqu5Eubw0
セイバー痛い目見ろ
308:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:29:25.84 ID:bsAa5LwA0
まったくだ
314:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:34:15.48 ID:
//41cQIm0
夜 士郎の部屋
士郎「はぁ……あと二時間でバレンタインデーも終わりか……」
士郎「……」
士郎「みんなから貰って嬉しかったけど……やっぱり俺は……セイバーから……」
士郎「でも、仕方ないな。セイバーだもんな」
士郎「道場で鍛練して寝るかな……」
トントン
士郎「はい?」
セイバー「シロウ、お時間はありますか?」
士郎「うん。どうしたんだ?」
セイバー「あの……サクラのチョコレートケーキが気になって……」モジモジ
士郎「あれ?セイバーは桜からもらってないのか?」
セイバー「チョコは貰いました。でも、ケーキは……」
士郎「あはは。わかった。もってくるよ。10時のおやつだな」
セイバー「ありがとうございます」
318:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:36:31.52 ID:fHvjferL0
食うことしか頭にないな
319:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:36:45.32 ID:XnvEho/Oi
なんかもう言葉を失うわ
320:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:36:57.30 ID:Z94or9XvO
このセイバー腹ペコ王や
321:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:37:36.46 ID:6Vss3Ksx0
でもセイバーが何かを食べているシーンって可愛いよね
ホロウとか最高だった
323:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:38:10.13 ID:
//41cQIm0
士郎「お待たせ」
セイバー「おぉ……」
士郎「結構大きいな。これは二人分ぐらいあるぞ」
セイバー「では、頂きます」
士郎「食べれるなら全部食べてくれていいぞ?」
セイバー「ありがとうございます」
士郎「うん」
士郎(チョコなんてもらえなくてもいいか……セイバーさえこうして居てくれれば……)
セイバー「シロウも一口、どうですか?」
士郎「え?そうだな、じゃあ一口だけ」
セイバー「はい、あーん」
士郎「な?!」
セイバー「どうぞ」
士郎「あ、あーん……」モグモグ
セイバー「桜のケーキも美味しいですね」
324:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:39:02.38 ID:hMyFvj000
壁殴っちまった
325:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:39:40.47 ID:NqLWjN1V0
桜「絶対に許さない」
328:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:39:53.32 ID:H0GoFoUY0
鈍感すぎる主人公とヒロインだ
329:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:39:53.64 ID:6Vss3Ksx0
桜が可哀そう過ぎて泣いた
好きな人にあげたケーキを他の女といちゃつきながら食べるって
343:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:43:16.85 ID:
//41cQIm0
士郎「そうだな」
セイバー「あ、そうだ」ゴソゴソ
士郎「なんだ?」
セイバー「どうぞ」
士郎「……!?」
セイバー「小さなチョコですけど」
士郎「く、くれるのか……?」
セイバー「はい」
士郎「セイバー……」
セイバー「あの……」
士郎「うれしいよ、セイバー」
セイバー「喜んでもらえてうれしいです」
士郎「うん……こっちのほうが美味しい」
セイバー「そうですか?」
セイバー(カレンもチョコ作りの才があるのですね)
346:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:44:30.33 ID:hYbsS2H80
セイバー何もしてないのに一人勝ちってどういうことだよカレン可愛い
347:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:44:37.47 ID:fHvjferL0
士郎…
348:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:45:19.93 ID:tcZXw3U5O
>こっちのが美味しい
うわああああああああああああああ
359:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:50:17.04 ID:
//41cQIm0
士郎「美味しかった」
セイバー「ご馳走様でした」
士郎「セイバー、道場にいかないか?」
セイバー「ええ。お供します」
士郎「今日は一本とってみせるから」
セイバー「では、私は5本ぐらいとってみましょう」
士郎「お、お手柔らかに……」
セイバー「ふふ……ええ、優しくしてあげますよ」
士郎「セイバーの優しいは世間一般のイージーって感じじゃないけどな」
セイバー「むー……なんですか、まるで私が暴力的みたいではないですか」
士郎「あはは、冗談だって」
セイバー「もう……」
362:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:54:37.54 ID:
//41cQIm0
翌日 新都
バゼット「アベンジャー、どうぞ」
アベンジャー「お、おう……」
バゼット「心して食べるように」
アベンジャー「……レシート見せてくれ」
バゼット「いいですが」
アベンジャー「ふふ……あははははは!!!!」
バゼット「な、なんですか?」
アベンジャー「買った日付2月14日だな、マスター?」
バゼット「しまっ―――!?」
アベンジャー「サンキュ。心して食うわ」
バゼット「も、もう!!からかわないでください!!」
アベンジャー「あははは、そういう完璧なようでうっかりなとこも俺は好きだぜ?」
バゼット「しりません……!!」
アベンジャー「おぉ、けっこう美味いな。ありがとよ、マジで」
364:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 20:59:58.77 ID:
//41cQIm0
衛宮邸
桜「先輩、私のケーキ、どうでしかた?」
士郎「うん。すごく美味しかったよ。甘さもほどよく抑えられてて」
桜「えへへ」
セイバー「ごちそうさまでした、サクラ」
桜「え、はい?」
セイバー「あのケーキ、また作ってくれると嬉しいです」
桜「わ、わかりました……」
桜「先輩、セイバーさんと食べたんですか?」
士郎「うん」
桜「……なんで私と一緒に食べようという考えにならないのか……」ブツブツ
士郎「どうした?」
桜「い、いえ……なんでもないです!!」
士郎「ホワイトデー……色々考えなきゃな」
桜「そんな気にしないでいいですかね!」
365:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:01:36.36 ID:VhzZMOuJ0
桜…その男殴ってもいいんだよ?
372:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:07:45.20 ID:
//41cQIm0
セイバー「ホワイトデー?」
士郎「知らないのか?」
セイバー「えっと……」
桜「チョコを貰ったお返しをする日のことですよ」
セイバー「で、では……私も……?」
桜「そうですね。貰った人には返さないと」
セイバー「まさか等価交換だったとは……」
士郎「セイバーは何気にいっぱい貰ってるから返すの大変だな」
セイバー「あ……カレンからは100個以上は貰いましたよ……」
桜「ふふ……たいへんだぁ」
セイバー「……」ガクガク
士郎「そんなに深く考えなくていいって。俺が―――」
桜「この国ではちゃんと自分で返さないと、死刑ですよ?セイバーさん?」
セイバー「ひぃ……」
士郎「桜!!」
375:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:10:30.62 ID:yQd7tkHa0
あれ?桜が可愛く思えてきた
376:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:10:45.42 ID:qmH7AxZ20
桜もっと言ってやれ
382:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:15:02.12 ID:
//41cQIm0
桜「ふふ……」
セイバー「そ、そんな……リンにサクラにライダー……あとはアーチャーに……それからギルガメッシュにも貰いましたね……」
セイバー「くっ……まさか……そんな制度があったとは……なんて恐ろしいバレンタイン……!!」
桜「がんばってくださいね?」
セイバー「あぁ……そんなぁ……サクラ……あの……」
桜「お返し、楽しみにしてますからね?」
セイバー「うぐ……」
士郎「桜、おい」
桜「いいじゃないですか、どんなものを用意するかちょっと見てみたいですし」
士郎「それは……」
桜「セイバーさんからのプレゼントなんて興味がつきません」
士郎「まぁ、確かにな」
桜「セイバーさん、先輩もお返しするべきだっていってますよ?」
セイバー「そ、そんな!?」
士郎「えっと……ごめん、セイバー……俺もセイバーにお返しするから、一緒にがんばろうな」
383:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:15:51.75 ID:VIzuKUqN0
今からでも遅くないぞアホ毛抜けば逆転サヨナラあるで
384:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:17:05.50 ID:hMyFvj000
キャス子…
386:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:20:37.90 ID:VIzuKUqN0
ギルガメッシュ超勝ち組じゃねえか
388:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:21:29.12 ID:VhzZMOuJ0
問題は生きてるかどうかだ
389:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:22:00.48 ID:
//41cQIm0
セイバー「まさかこんな事態になるとは……!!!」
セイバー「きっとシロウはなにか料理を振舞うのでしょう……」
セイバー「……」
セイバー「どうしたら……どうしたら……」オロオロ
凛「なに振るえてんの?」
セイバー「リン!!ホワイトデーのことで悩んでます!!」
凛「ああ、お返しで悩んでたの?ふふ、ちょっと嬉しいわね」
セイバー「あの……どうしたらいいでしょうか……。私はその……料理も得意ではないですし、お金も……」
凛「うーん……あ、じゃあこういうのはどうかしら?」
セイバー「な、なんですか?」
凛「サーヴァントでしょ?」
セイバー「ええ」
凛「じゃあ、これ着てご奉仕してもらおうかしらね、その日一日」
セイバー「な、なんですか!?」
凛「一日メイドサーヴァントでホワイトデー、よくない?」
392:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:27:28.44 ID:
//41cQIm0
一ヵ月後 ホワイトデー当日 アインツベルン城
ギルガメッシュ「なんの催しだ?我を呼びつけるとは狂気の沙汰だな」
カレン「私も暇ではないのですが」
アーチャー「何が始まるというのだ、凛?」
凛「まぁまぁ」
桜「んー?」
士郎「イリヤ、何があるんだ?」
イリヤ「リンにきいて。今日は貸切よ」
士郎「え?」
セラ「ご用意できました」
イリヤ「よし、どうぞー」
セイバー「……あの……」モジモジ
ギルガメッシュ「セイバー……」
カレン「まぁ、メイド服」
セイバー「今日はバレンタインデーのお、お返しに……ご奉仕……させていただきます……」モジモジ
395:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:29:30.90 ID:sp25zRBN0
ご奉仕・・・だとっ!?
397:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:30:16.35 ID:VIzuKUqN0
キャスターの霊圧が消えた…?
398:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:31:27.18 ID:hMyFvj000
キャス子は葛木とベッドの上で文字通りのホワイトデーだよ
399:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:31:50.35 ID:hYbsS2H80
いかん、ギルが興奮して手がつけられなくなるぞ!
400:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:33:06.48 ID:
//41cQIm0
ライダー「セイバー、コーヒーを」
セイバー「た、ただいま……」パタパタ
カレン「ああ、メイドさん。あとで雑誌を」
セイバー「わ、わかりました!!」パタパタ
士郎「桜、はい。お返し」
桜「わぁ。ホワイトクッキーですね。ありがとうございます!」
ギルガメッシュ「おい、女中」
セイバー「な、なんでしょうか?」
ギルガメッシュ「笑え」
セイバー「えっと……こ、こうですか?」ニコッ
ギルガメッシュ「うむ。よし」
セイバー「はぁ……」
アーチャー「メイド、ここが汚れいる。掃除をしておけ」
セイバー「すいません、すぐに!!」パタパタ
凛「メイドさーん!!マッサージおねがーい!!」
410:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:39:22.79 ID:
//41cQIm0
凛「あーそこそこ……ん……きもちいぃ……」
セイバー「ふん……ふん……」モミモミ
凛「いいお返しでしょ?お金は使わないし、使うのは己の肉体と精神力だけ」
セイバー「そ、そうですね……」モミモミ
凛「ありがと。もういいわよ」
セイバー「ど、どうも……」
士郎「セイバー」
セイバー「な、なんでしょうか!!」
士郎「はい。バレンタインデーのおかえし」
セイバー「シロウ……ありがとうございます……」
桜「メイドさん?このゴミを捨てておいてください」
セイバー「はい!!」パタパタ
ギルガメッシュ「おい、女中。我を褒めろ」
セイバー「え……えと……かっこいいですね」
ギルガメッシュ「うむ。よし」
412:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:40:53.71 ID:ctNUcVG80
ギルwww
405:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:35:00.60 ID:hIGVgqWR0
ギルちょろすぎだろwwwwwwww
チョロガメッシュwwww
414:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:41:12.60 ID:qaTbI8oe0
このギル欲しい
413:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:41:07.60 ID:hMyFvj000
桜から殺気が
416:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:42:34.95 ID:fHvjferL0
この桜圧倒的!圧倒的インターセプト!
士郎とセイバーを近づけさせる気はまったくない!!
420:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:46:40.14 ID:
//41cQIm0
アーチャー「セイバー、この紅茶は君がいれたのか?」
セイバー「は、はい!」
アーチャー「熱過ぎる。淹れ直しだ」
セイバー「も、申し訳ありません、アーチャー……」
アーチャー「ご主人さま、だ?違うか?」
セイバー「も、もうしわけありません……ご主人様……」
アーチャー「くく……それでいい」
セイバー「くっ……なんたる屈辱……!!!」
凛「メイドさーん。ジュースおかわりー!」
桜「メイドさん、ちゃおとりぼんを買ってきてください」
セイバー「は、はぃ!!!少々お待ちください、お嬢様!!」パタパタ
ギルガメッシュ「女中、我を撫でろ」
セイバー「は、はい……よしよし」ナデナデ
ギルガメッシュ「うむ。よし。ちゃおとりぼんをチップでくれてやろう」
セイバー「あ、ありがとうございます、ご主人様……」
425:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:49:58.13 ID:hMyFvj000
ギルなんでも持ってるなww
426:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:51:00.94 ID:8m1Pnojn0
427:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:51:14.14 ID:
//41cQIm0
イリヤ「はぁーい。おわりでーす」
セラ「お疲れ様でした」
凛「なんだー、もう終わり?」
桜「あー楽しかった」
アーチャー「中々新鮮だったな」
ライダー「いつもあれぐらい忙しそうにしていたらいいのですが」
カレン「ふふ。奴隷になった王ですか。そそるものがありましたね」
ギルガメッシュ「うむ。よかった……生きてて、よかった……」
士郎「大丈夫か、セイバー?」
セイバー「うぅ……はい……」
士郎「あの……でも、結構可愛かったぞ?」
セイバー「シロウ……」
イリヤ「じゃーん!!次は私がご奉仕するばんだよー!!!」
士郎「……!??」
セラ「お嬢様!!おやめください!!!」
439:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:54:25.55 ID:
//41cQIm0
イリヤ「さぁ、ご主人様、なんなりとお申し付けくださいませ」
士郎「おぉ……」
アーチャー「む……」
ギルガメッシュ「よし、こっちにこい。チップをやろう」
凛「おいおい」
桜「先輩……」
カレン「ロリコンばっかりですね」
セイバー「……」
カレン「にしてもよく似合ってましたよ?」
セイバー「もうたくさんです……」
カレン「なにがですか?」
セイバー「もうチョコなんていりません!!」
カレン「はい。よくできました」
442:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:59:16.51 ID:
//41cQIm0
柳洞寺
キャスター「セイバー……こないわねぇ……」ソワソワ
キャスター「折角、色々と衣装を用意したのに……」
キャスター「あれだけではまだ不足ということなのね……」
キャスター「よぉし……次はセイバーの誕生日にあわせて……」
キャスター「あっひゃっひゃっひゃ―――」
一成「……」
一成「衛宮……まだか……」
一成「このままでは風邪をひいてしまうな……」
一成「はやくこい……衛宮……」
一成「そして温めてくれ……衛宮……」
一成「ホワイトデーを一生の思い出にかえてやる……」
443:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 21:59:49.17 ID:VIzuKUqN0
カッー!
446:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:02:06.73 ID:hMyFvj000
>>443
クソワロタ
447:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:04:05.45 ID:
//41cQIm0
衛宮邸
セイバー「はぁ……」
士郎「おつかれ、セイバー」
セイバー「もうこりごりです」
凛「でも、来年もくれるっていったら貰っちゃうんでしょ?」
セイバー「もうリンとサクラからだけで十分です!!」
桜「やったぁ。姉さん、来年もメイドセイバーさんが見れますね!」
凛「今から楽しみね」
セイバー「もう!!」
士郎「来年は俺もセイバーにチョコあげるか」
セイバー「シロウまで!!」
凛「こりゃ、来年もすさまじい量のチョコを貰うわね、セイバー?」
桜「ふふ。無理やりでも口にねじ込んであげますからね?ふふふふ……」
セイバー「もう……やめて……」
セイバー「―――バレンタインなんて大嫌いです!!!」
おしまい。
448:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:04:36.65 ID:hYbsS2H80
申し訳ないが寺の子でホモネタは割としゃれにならないのでNG
451:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:05:16.69 ID:K/F9TyT60
乙!!
458:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:06:48.57 ID:4GgH8QAt0
乙ガメッシュ
455:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:05:56.16 ID:LWejMMt00
一番不憫なのはキャス子
457:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:06:34.96 ID:VIzuKUqN0
キャス子は葛木のホワイトチョコレートを美味しく頂いてるよ
462:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:07:59.04 ID:klLeX5V40
ヒロイン仲良くてかわいい乙
465:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:09:27.36 ID:hMyFvj000
fateヒロインは本当に仲が良くてよろしい
涙が出るわ
467:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:09:43.99 ID:Z94or9XvO
乙カレー
寺生まれのホモさん涙拭けよ
461:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:07:52.73 ID:0XaOsf+U0
桜に無理矢理チョコをねじ込まれたい…
464:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/05(日) 22:08:39.22 ID:dBYTU0VG0
間違いなく一番不憫なのはランサー
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