1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:15:11.92 ID:
qUd0sPob0
衛宮邸 庭
キャスター「くらいなさい」
セイバー「オチンチン……ブレイカー……?」
キャスター「やぁ」
士郎「セイバァァァ!!!!」
セイバー「あ、シロウ!!」
トスッ
士郎「あ……」
キャスター「ふふ」
セイバー「シロウー!!!」
1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:15:11.92 ID:
qUd0sPob0
衛宮邸 庭
キャスター「くらいなさい」
セイバー「オチンチン……ブレーカー……?」
キャスター「やぁ」
士郎「セイバァァァ!!!!」
セイバー「あ、シロウ!!」
トスッ
士郎「あ……」
キャスター「ふふ」
セイバー「シロウー!!!」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:16:12.43 ID:SlqtpuYd0
期待
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:16:14.45 ID:4kW7QuZB0
∧_∧
( ;´∀`) ちんこもげた
人 Y /
( ヽ し
(_)_)
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:18:06.46 ID:
qUd0sPob0
翌日
桜「今日も先輩を起こさないとー♪」
桜「……」ガラッ
桜「せーんぱ―――」
「すぅ……すぅ……」
桜「……」
桜「え……?」
桜「赤毛の女の子が寝てる……」
桜「……」
桜「おい」ゲシッ
「いた!え?」
桜「先輩はどこですか?あなた誰ですか?」
「え?え?」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:22:17.72 ID:
qUd0sPob0
桜「なんでここで寝てるんですか?」グイッ
「ちょっと桜?何言ってんだ?」
桜「貴方に桜なんて呼ばれる筋合いはありません」
「はぁ?」
桜「さ、こっちに」
「あの……」
桜「……」
「桜さん?」
桜「せんぱーい!!この可愛い女の子だれですかー!!」
「……」
凛「あ、おはよう。桜」
桜「姉さん!!この子、知ってますか!!!」
凛「え?」
「遠坂!!」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:26:01.12 ID:
qUd0sPob0
凛「誰よあんた?」
「!?」
桜「先輩の部屋で寝てたんですよ!!どう思います?!」
凛「へえ……度胸あるわね」
「やめてくれ!!俺だ!!衛宮士郎だ!!」
桜「は?」
凛「寝言は寝て言え侵入者」
「本当だ!!」
桜「そんなわけ―――」
セイバー「シロウ!何事ですか!!」
凛「え?」
桜「セイバー……さん?」
士郎「助けてくれ!!セイバー!!」
セイバー「二人とも!!シロウになんてことをするのです!!すっかり怯えているではありませんか!!」
凛「士郎?士郎なの?この赤毛ロングの女が?」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:27:03.14 ID:cnqhHeki0
つまりアチャ子が出る可能性も…
ふぅ…いいぞもっとやれ
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:28:20.26 ID:Lcc6g+kd0
>>10 !!
しえん
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:28:45.38 ID:hI/x6kML0
ワカメルートなのか一成ルートなのかが問題だな
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:31:43.17 ID:
qUd0sPob0
居間
凛「そう……昨日そんなことが」
セイバー「キャスターの宝具の影響で、士郎はこのような女性の姿になったのです」
桜「……」
士郎「……」
凛「なるほどね」
セイバー「申し訳ありません。もっと早くお伝えすべきでした」
凛「いいけど。これからどうするの?」
セイバー「シロウを元に戻さなくては」
凛「そうね」
士郎「……あ、そろそろご飯の準備をしないと」
桜「て、手伝います」
士郎「ありがとう」
凛「背が縮んでない?」
セイバー「ええ。小柄になってますね」
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:33:52.25 ID:IqpoecHIO
お湯かけると戻りそうな外見だな
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:33:56.65 ID:
qUd0sPob0
士郎「あれ?エプロンでっかいなぁ」
桜「……」
士郎「なんだ?」
桜「かわいい……」
士郎「え?」
桜「あ、いえいえ!!」
士郎「ていうか……桜を見上げるって新鮮だけど、なんかショックだな」
桜「そんなことないですよぉ」
士郎「……」
桜「……」ナデナデ
士郎「桜?」
桜「かわいい……」
士郎「おい」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:54:19.20 ID:
qUd0sPob0
凛「……ねえ、士郎?」
士郎「なんだ?」
凛「学校はどうするの?」
士郎「元に戻るまで休むしかないだろ」
凛「それもそうね」
セイバー「……」
士郎「って―――」
大河「士郎!!朝ごはんはー!?」
士郎「やばい!!藤ねえ!!」
桜「どうしましょう!!」
凛「かくせ!!」
セイバー「隠してもシロウがいないと不自然です」
凛「なんで落ちついてるのよ!!」
士郎「うわー!!」
大河「もう、士郎ー!!いないのー!!」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 14:56:33.72 ID:
qUd0sPob0
大河「おーっす!!」
桜「……」
凛「……」
士郎「……」
大河「いやぁー、お腹すいた。桜ちゃん、ごはん大盛りね」
桜「は、はい……」
士郎「……」
大河「セイバーさん、新聞とって」
セイバー「はい」
大河「ありがとう」
凛「……」
大河「ふんふん……今日の世界情勢は……」
桜「どうぞ」
大河「―――そのこだれだぁぁ!!!」
士郎「……」ビクッ
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:00:07.01 ID:
qUd0sPob0
凛「あのですね……」
大河「士郎!!士郎は!?」
士郎「藤ねえ……」
セイバー「タイガ、落ち着いてください」
大河「これが落ちついていられますかっと!!」
桜「いやぁ……前からいましたよ?」
大河「いません!!こんな中学生女児はいません!!」
凛「ほら、切嗣さんだっけ?その人が拾ってきたんじゃ……」
大河「切嗣さんはロリコンじゃありません!!」
凛「それはどうかなぁ」
大河「遠坂さん!!切嗣さんの何をしってるのよぉ!!」
士郎「……」
大河「とりあえずでてけ!!あと士郎を出せ!!」
セイバー「タイガ。この子は士郎の妹です」
大河「……え?」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:03:51.54 ID:
qUd0sPob0
凛「そうそう!!実は昨日の夜、突然ここへ訊ねてきたんです」
大河「いもうと……?」
桜「先輩と生き別れになっていたらしくて」
凛「十年ぶりに再会したんですって」
大河「……」
士郎「そ、そうなんです……えへ」
セイバー「シロウは今、この子の里親のところにいます」
大河「どうして?」
セイバー「10年分のお礼をしにいきました。しばらくは戻ってきません」
大河「……ねえ」
士郎「は、はい」
大河「名前は?」
士郎「えーと……」
凛「シェロっていうんです!!衛宮シェロ!!」
大河「え?日本人じゃないの?」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:07:18.92 ID:
qUd0sPob0
凛「里親はロンドンにいるのよね!?」
士郎「あ、はい。そうです」
大河「……」
セイバー「つまり、シロウも今はロンドンです」
大河「あ、そう」
士郎「あ、俺、料理はうまいんですよ。今、つくりますね」
桜「あ、手伝います」
大河「……士郎に妹がいたなんて」
凛「はい」
大河「学校は?」
凛「頭がよすぎて通ってないらしいです」
大河「シェロちゃんってすごいのね」
凛「はい」
セイバー「もうすごいです」
大河「士郎、連絡ぐらいしてくれてもいいのに……全くもう」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:10:26.18 ID:
qUd0sPob0
士郎「どうぞ」
大河「あらー、すごい。どれどれ……ん?」
セイバー「どうしました?」
大河「士郎の味付けに似てる……というか一緒……?」
士郎「お、お兄ちゃんに習って……」
大河「一日で?」
士郎「はい……」
大河「料理の才能まであるのね。流石は士郎の妹だわ」
士郎「ど、どうも……」
大河「いつまでいるの?」
士郎「お兄ちゃんが戻ってくるまで」
大河「そう。ゆっくりしていってね?」
士郎「は、はい」
凛「(藤村先生は大丈夫そうね)」
セイバー「(まだ御しやすいですからね)」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:13:07.28 ID:
qUd0sPob0
凛「じゃあ、学校に行ってくるけど、くれぐれも軽率な行動はしないようにね?」
士郎「わかってるよ」
凛「ならいいんだけど」ナデナデ
士郎「頭、なでんな!!」
桜「行ってきます。シェロちゃん」ナデナデ
士郎「やめてくれ」
セイバー「……」ナデナデ
士郎「うわーん!!!」ダダダッ
セイバー「あ……」
凛「セイバー、お姉ちゃんなんだからしっかり面倒見なきゃ駄目よ?」
セイバー「任せてください」
桜「行ってきます」
凛「いってきまーす」
セイバー「お気をつけて」
セイバー「……さてと」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:15:58.87 ID:
qUd0sPob0
居間
セイバー「シェロ」
士郎「それ、やめてくれ」
セイバー「しかし、慣れておかないと」
士郎「元に戻ったときが大変だろ」
セイバー「それもそうですね」
士郎「それより、セイバー」
セイバー「なんでしょうか?」
士郎「あの上にある鍋、とってくれないか?」
セイバー「……」
士郎「背伸びしてもとどかないんだ……」
セイバー「いいでしょう。お姉ちゃんに任せてください」
士郎「たのむ」
セイバー「ふーん……ふーん……。―――足場がいりますね」
士郎「そうだな」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:16:55.54 ID:oLdMf6vk0
セイバーより低いのか
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:16:56.51 ID:3DTQbB2s0
ボクのオチンチンもブレイクしそうです><
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:20:01.90 ID:
qUd0sPob0
士郎「さて、これからどうする?」
セイバー「キャスターのところに乗り込みますか?」
士郎「遠坂に軽率な行動は控えろって言われたからなぁ」
セイバー「キャスターになら負けることはありません」エッヘン
士郎「昨日はあれ……」
セイバー「昨夜は惜しくも逃してしまっただけです」
士郎「……」
セイバー「行きましょう」
士郎「駄目だ。無策のまま行っても……」
セイバー「そんなことではいけません!!シロウ!!」
士郎「でも……」
セイバー「虎穴になんとかです」
士郎「はいはい。でも、無茶はだめだからな。危ないと思ったらすぐに撤退だ」
セイバー「わかりました」
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:23:21.38 ID:
qUd0sPob0
柳洞寺
士郎「……」ヒョコヒョコ
アサシン「……ん?」
士郎「お参りにきました」
アサシン「これはこれは。ここまでよく来たな」
士郎「はぁ」
アサシン「疲れたであろう?ここの階段は清楚な花にはちと荷が重かろう」
士郎「いえ。普段から鍛えてますから」
アサシン「ふむ……そのようには見えんが」
士郎「本当ですよ?ほらお腹とかかたいですから」
アサシン「どれどれ……」
セイバー「隙あり」
アサシン「ぐは……!」
士郎「よし」
セイバー「行きましょう」
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:24:40.68 ID:3Z8NdoPs0
アサシンに不意打ちが通じただと
60:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:25:24.83 ID:54T8i/nX0
ロリコンワロタ
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:26:45.17 ID:
qUd0sPob0
士郎「どこにいるんだろう……」
セイバー「サーヴァントの気配は向こうから」
一成「誰だ?」
士郎「!?」
セイバー「おぉ?」
一成「おや。セイバーさんではないですか」
士郎「一成!?」
一成「ん……?あの、どこかでお会いしましたか?」
士郎「あ、いや……」
一成「申し訳ない。貴方のように可憐なかたなら忘れることなどないのだが」
セイバー「この子はシロウの妹なのです」
一成「衛宮の……?」
士郎「ど、どうも」
一成「……部屋に案内しましょう」
士郎「え?」
64:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:30:24.60 ID:
qUd0sPob0
一成の部屋
一成「なるほど……そんな事情で。大変だったな」
士郎「いやぁ……そんなことは」
セイバー「ところで、学校はいいのですか?」
一成「今日は寺の用事で、心苦しくも休まなくてはならなくなったのです」
セイバー「そうなのですか」
一成「それにしても……」
士郎「はい?」
一成「あ、いや。なんでもない」
士郎「?」
一成「それで、今日は何用ですか?」
セイバー「えーと……キャスターはどちらに?」
一成「ああ。今は自室に篭っているでしょう」
セイバー「案内していただけますか?」
一成「ええ」
68:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:32:54.67 ID:rTx/kJAz0
ホモの一成が反応するだと…?
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:34:28.45 ID:L3OZ8C5zO
>>68
元とはいえ男だったんだ反応……する?
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:33:12.19 ID:
qUd0sPob0
キャスターの部屋
士郎「ここが……」
一成「……」トントン
キャスター「なにかしら?」
セイバー「……」
士郎「……」
キャスター「あらまぁ!!ようこそ!!さぁ、こっちにきて!!」
一成「まて。二人になにをするつもりだ!!」
キャスター「小坊主には関係のないことよ」
一成「けしからん!!喝っ!!」
士郎「まあまあ、一成」
一成「む……あの」
士郎「はい?」
一成「顔が……近い……のですが……」
士郎「え……あ、すいません」
71:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:37:56.21 ID:
qUd0sPob0
キャスター「はい。じゃあ、これから着てみて」
士郎「やめろ!!」
キャスター「あん」
セイバー「早く元に戻せ」
キャスター「なんのこと?」
セイバー「おのれ……!!」
キャスター「オチンチンブレイカーは出生因果逆転の宝具」
セイバー「は?」
キャスター「衛宮士郎という人物は、女の子としてこの世に生を受けた。それがこの世界での大前提になっているわ」
セイバー「それって……」
士郎「俺は元々女だったってことか?」
キャスター「ええ。この宝具はそういう能力が―――」
セイバー「ならばもう一度刺せば―――」
キャスター「駄目よ。これは男性限定の宝具。女性に対してはただの良く切れるナイフ」
セイバー「!?」
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:39:01.24 ID:VaZ+3ASK0
なんて微妙な宝具なんだ
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:39:44.36 ID:/683Uz870
こういうのって記憶は書き換えられないんだな
過去改変とはまた別なのか
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:41:27.95 ID:BTYJUJMK0
キャス子が真顔でオチンチンブレイカーとか言ってるのか
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:41:01.84 ID:L3OZ8C5zO
おまんまんブレーカーが必要になるな
82:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:43:17.59 ID:GLphw15lO
>>78
何も残らない
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:42:56.49 ID:
qUd0sPob0
キャスター「貴女の鎧も貫けるほどのね」
セイバー「じゃあ……元に戻せない……?」
キャスター「魂の再構築でもしたらいいんじゃないかしら?」
士郎「ふざけんな!!どうすんだよ!!これから!!」
キャスター「私を裏切ってきた男をこのナイフでよく女体化させたものだわ」
セイバー「貴様を斬ればいいのか?」
キャスター「無理無理。既に運命が逆行し、現在に至っているわけだから。私が死のうが坊やはお嬢様のまま」
士郎「……」
キャスター「生理用品とか用意しておいたほうがいいわよ?」
士郎「うわー!!!」ダダダッ
セイバー「シロウ!!」
キャスター「あらあら」
士郎(このままじゃ!!このままじゃ俺は―――)
一成「お……どうした?」
士郎「一成……」ウルウル
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:47:28.62 ID:
qUd0sPob0
一成「泣いているのか……?」
士郎「ぐすっ……ごめん……なんでもない……」ゴシゴシ
一成「……あの」
士郎「はい?」
一成「いつでも相談してくれ。微力ながら……貴女のことを支えたい」
士郎「ど、どうして……?」
一成「それは……親友の妹……だからだ」
士郎「ありがとう……一成」
一成「……」ドキッ
士郎「でも、大丈夫だから」
一成「そ、そうか……」
士郎「……」
セイバー「シロ……シェロ、帰りましょう。ここにいても意味はないようです」
士郎「そうだな」
一成(……素敵だ。衛宮の妹というのがまたいい……)
89:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:49:53.97 ID:E3S34Yey0
一成が陥落しました
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:48:45.69 ID:LeQ+sn6n0
いっっせぇぇぇぇぇい!!!
88:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:49:04.29 ID:x7ZlTUrFO
一成はホモじゃないよ!たまたま気になるのが士郎だっただけだよ!
85:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:47:27.08 ID:RA3v66Lr0
90:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:50:09.58 ID:oD5FwJo20
士郎が女のなっても
ワカメに一成アーチャーと結局は攻略先に困らないな
91:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:50:26.66 ID:
qUd0sPob0
衛宮邸
士郎「はぁ……」
セイバー「どうしたらいいのでしょうか……」
士郎「わかんねえよ……」
セイバー「そういえば、魔術のほうは大丈夫なのですか?」
士郎「投影……開始……」
キィィン
セイバー「問題ないようですね」
士郎「うん」
セイバー「……」
士郎「……外に出るか」
セイバー「え?」
士郎「家の中にいても仕方ないし」
セイバー「シロウ……」
士郎「たまにはセイバーと散歩もしたいしな」
93:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:53:21.18 ID:
qUd0sPob0
商店街
セイバー「どこに行きましょうか」
士郎「そうだなぁ」
ライダー「……」
セイバー「シロウ、これなんですか?」
士郎「どら焼きだな」
セイバー「……」
士郎「いいよ。すいませーん、二つください」
「はーい」
セイバー「ありがとうございます」
士郎「そういえば。魔力供給ってこれからどうすればいいんだ?」
セイバー「……シロウ!!」
士郎「え?」
セイバー「なんてはしたいこいとを!!」
士郎「あ、ごめん……そうだな……」
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 15:56:36.49 ID:
qUd0sPob0
士郎「おいしいな」
セイバー「はい」モグモグ
ランサー「よぉ」
セイバー「……!!」バッ
ランサー「そんな警戒しなさんなって」
士郎「ランサー……」
ランサー「誰だ、このガキ?」
セイバー「我がマスターです」
ランサー「え?こんな可愛かったっけ?」
セイバー「色々事情があるのです」
ランサー「どんな事情だよ」
士郎「で、なんだよ?」
ランサー「うちのマスターが呼んでるぜ」
士郎「え?」
セイバー「……」
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:00:18.37 ID:
qUd0sPob0
教会
士郎「……」
カレン「……」
ランサー「最近、調子はどうよ?」
セイバー「ぼちぼちです」
カレン「ランサー?」
ランサー「なんだ?」
カレン「おかしいですね。私は衛宮士郎を連れてこいといったはずですが?」
ランサー「だから、そいつだって」
カレン「令呪を見せなさい」
士郎「……」スッ
カレン「まぁ」
士郎「で、なんだよ?」
カレン「いえ。最近、音沙汰がなかったので心配していたんです」
士郎「……」
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:04:44.44 ID:
qUd0sPob0
カレン「それにしても……ほうほう……」モミモミ
士郎「うわぁ!!!」
セイバー「なにをしているのですか!!」
カレン「いいではありませんか。胸ぐらい」
士郎「よくない!!」
カレン「その反応、もう乙女ですね」
士郎「……っ」
カレン「それにしても珍妙な姿になってしまって」
士郎「うるさいな……」
ランサー「これなら男女問わずもてまくりだな」
士郎「……」
カレン「体は女でも心はまだ男なのですね。それではお風呂とかトイレとか大変でしょう?」
士郎「まだ大丈夫だ」
カレン「ふふ……その姿で女の子が好きなんですか?」
士郎「それは……男よりはな……」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:08:21.60 ID:
qUd0sPob0
カレン「では別室に……」グイッ
士郎「?!?!?」
カレン「女の体というものを教えてあげます」
セイバー「やめなさい!!」
カレン「邪魔するのですか?」
セイバー「そんなことなら私がやる」
士郎「?!」
カレン「ふん。貴女はベッドの上でも粗暴そうですからね。衛宮士郎が果てても続けてしまいそう」
セイバー「しません!!ちゃんと確認します!!」
士郎「セイバー!!何言ってんだ!?」
ランサー「でもよぉ。確かに魅力的だとは思うね。五年たてば俺がいい思いさせてやんぜ?」
士郎「近づくな!!気色悪い!!」
カレン「さ、行きましょう」
士郎「やめて!!」
セイバー「手を引け!!マスターに近づくな!!」
112:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:11:06.18 ID:
qUd0sPob0
ギル「ただいまー」
カレン「さぁ……こちらへ……!!」
セイバー「はなせ……!!」
士郎「いたい!!いたい!!」
ギル「うわ……なにやってるんですか?」
ランサー「女が女をとりあってんのさ」
ギル「……」
ランサー「ん?」
ギル「あの子……誰ですか?」
ランサー「ああ……セイバーの新しいマスターだ」
ギル「へえ……」ニヤリ
ランサー「なんだよ?」
ギル「いえ」
カレン「しぶとい」
セイバー「くっ……!!」
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:13:36.32 ID:
qUd0sPob0
カレン「わかりました。もういいです」
士郎「はぁ……はぁ……」
セイバー「大丈夫ですか、シロウ?」
士郎「うん……」
カレン「また、日を改めることにしましょう」
士郎「もうここにはこないぞ……」
ギル「お姉さん」
士郎「?!」
ギル「僕とデートでもしませんか?」
士郎「しません!!」
ギル「そんなぁ……」
セイバー「行きましょう、シロウ」
士郎「ああ」
カレン「……」
ギル「絶対に手に入れてやる……」
119:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:15:31.07 ID:7ZjIBctm0
全員にフラグも夢じゃないな
121:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:16:16.97 ID:
qUd0sPob0
橋
士郎「くそ……散々だよ……」
セイバー「気を確かに」
士郎「ごめんな、セイバー?」
セイバー「お……」ドキッ
士郎「どうした?」
セイバー「いえ、なんでもありません」
士郎「そうか」
セイバー「―――シロウ、下がって!!!」
士郎「え?」
セイバー「は!!」ギィィィン
士郎「なんだ……!?」
セイバー「……これは」
士郎「アーチャー……!!」
セイバー「上です!!」
124:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:20:53.81 ID:
qUd0sPob0
アーチャー「……」
セイバー「何のようですか?」
アーチャー「衛宮士郎……だな?」
士郎「そうだ」
アーチャー「……」
セイバー「……?」
アーチャー「くそっ……!!」シュバッ
セイバー「あ、待ちなさい!!」
士郎「なんだ……あいつ……?」
セイバー「わかりません。今の一撃も殺すためではなくただの威嚇のようでした」
士郎「……?」
セイバー「シロウが女性になっただけで周囲の反応が著しく変化しましたね」
士郎「そうだな。……元に戻らないと」
セイバー「正直……そのままでも……」
士郎「え?」
126:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:21:34.36 ID:caF9IcAe0
女好きだからなあセイバー・・・
127:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:23:26.34 ID:/9FlCCoH0
シロウさんもうこのままで良いよ
128:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:24:27.80 ID:
qUd0sPob0
夕方 衛宮邸
士郎「エプロン大きいなぁ……」
セイバー「シロウ!!」
士郎「んー?」
セイバー「これで料理をしてみては?」
士郎「それ小学校で着てた給食用の割烹着じゃないか!!」
セイバー「これでいいのでは?」
士郎「……ないよりはましか」
セイバー「どうぞ」
士郎「……」ゴソゴソ
セイバー「おぉ……」キュン
士郎「ぴったりなのが悲しいな」
セイバー「似合っています」
士郎「ありがとう」
130:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:27:29.47 ID:
qUd0sPob0
凛「ただいまー」
桜「せんぱーい」
士郎「おかえり」ヒョコヒョコ
凛「なんかでてきたぁ!!」
桜「きゃー!!」
士郎「ちょ!うわ!!」
凛「かわいいわねー!!」ギュゥゥ
桜「姉さん、ずるい!!私にも抱かせて!!」
士郎「やめろ!!」
凛「あは。中学生みたいだけど、それ着てると……小学5年生ぐらいに見えるわね」
桜「童顔ですしねー」
士郎「おまえら!!飯抜きだからな!!」
凛「はいはい」ナデナデ
桜「えへへー」ナデナデ
士郎「なんでさ……」
137:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:30:18.75 ID:
qUd0sPob0
居間
セイバー「いただきます」
凛「はい、あーん」
士郎「一人で食える!!」
桜「人参は食べてあげますね」
士郎「だからー!」
セイバー「……」
士郎「……トイレ!!」
凛「手伝おうか?」
士郎「うるさい!!」
桜「大丈夫ですか?」
士郎「な、なんとなくわかる……!!」
セイバー「お気をつけて」
凛「セイバー、士郎のやつトイレは何回ぐらいいったの?」
セイバー「今ので2回目です」
139:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:34:16.48 ID:
qUd0sPob0
夜
士郎「遠坂、元に戻る手立てはないのか?」
凛「そうねえ……」
士郎「頼む。少し高い位置の物がとれないとか不便だ」
凛「かわいいじゃない」
士郎「そうじゃないんだ!!」
凛「ま、一応イリヤに連絡はとったし、明日にでも相談してみるわ」
士郎「イリヤ?」
凛「さてと。お風呂は?」
士郎「……一人ではいる」
凛「そう」
士郎「あのさ……元は男なんだぞ?」
凛「今は女の子じゃない」
士郎「……」
凛「一緒にねる?」
141:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:36:43.40 ID:
qUd0sPob0
浴室
士郎「……」
士郎「自分の体じゃないみたいだ……」
士郎「……」ゴクリ
セイバー「シロウ」ガラッ
士郎「うわぁ!!!」
セイバー「お背中をお流しします」
士郎「いいから!!!」
セイバー「そんなことおっしゃらずに」
士郎「なんでさ!!!」
桜「あ、セイバーさんもお風呂ですか?」
セイバー「サクラもですか」
桜「はい」
士郎「もういい!!出る!!」ダダダッ
セイバー「……」
144:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:39:01.73 ID:
qUd0sPob0
士郎の部屋
士郎「ふー……」
士郎「なんか疲れた……」
士郎「もうねよう……」
士郎「……」
士郎「!?」
士郎「気のせいか……?」
ライダー「なにがですか?」
士郎「きゃぁ―――」
ライダー「静かに」
士郎「むぐ……!!」
ライダー「騒がれては困ります」
士郎「ふー!!ふー!!!」ウルウル
ライダー「では……」
士郎「んーーーーー!!!!!」
146:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:39:16.49 ID:eABme37j0
ちんちん飛んでったわ
150:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:42:58.23 ID:
qUd0sPob0
翌朝
士郎「……」フラフラ
桜「先輩!?」
士郎「あ……さく……ら……」
桜「あの……なにかあったんですか?」
士郎「あ……えと……」
ライダー「おはようございます、桜」ツヤツヤ
桜「おはよう、ライダー」
士郎「ライダー……」
ライダー「……」
士郎「うぅ……」ポロポロ
桜「先輩!?」
士郎「朝ごはん……つくる……」ポロポロ
桜「先輩!!どうしたんですか!?」
ライダー「少し……やりすぎましたか……」
151:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:43:39.65 ID:40duWIMm0
カット・・・だと・・・
152:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:43:42.93 ID:LeQ+sn6n0
吸われたか
155:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:46:37.70 ID:
qUd0sPob0
居間
セイバー「おはようございます」
士郎「うん……」
桜「なにもしてない?」
ライダー「はい」
士郎「ひっ!!」ササッ
セイバー「シロウ?どうしたのですか?私の後ろに隠れて……」
士郎「セイバー……傍に居てくれ……」ウルウル
セイバー「はい。全力でお傍にいます」
ライダー「む……」
桜「……?」
凛「おはよぉ」
セイバー「シロウ……」
士郎「せいばぁ……」ウルウル
凛「なにやってんの?」
156:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:49:03.88 ID:
qUd0sPob0
居間
士郎「みんな出かけたか……」
セイバー「……」
士郎「はぁ……ライダーめ……」
セイバー「シロウ」
士郎「ん?」
セイバー「……」ススッ
士郎「なんだ?」
セイバー「魔力供給をお願いしたいのですが」
士郎「え?なんでさ?」
セイバー「最近、全くしていなかったので」
士郎「でも……どうやるんだ?」
セイバー「……」
士郎「……?」
セイバー「体液ならなんでも構いません」
158:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:51:34.21 ID:09ZUVYLr0
投影開始!
159:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:51:44.66 ID:
qUd0sPob0
士郎「……」
セイバー「では……」モゾモゾ
士郎「だめだ!!そっちはだめだ!!」
セイバー「何故ですか?」
士郎「まだ朝だぞ!!」
セイバー「では……上で構いません」
士郎「うえって……」
セイバー「ん……」
士郎「ふぐっ……!?!?」
セイバー「んっ……じゅる……ぐちゅ……」
士郎「むぐ……んっ……!!」
セイバー「じゅるる……ぐちゅ……」
士郎「んっ……ぉ……」
セイバー「ふぅ……ご馳走様でした」
士郎「あぁ……ぁ……ぉ……」
164:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:55:21.81 ID:
qUd0sPob0
セイバー「魔力も十分ですし、出かけましょうか?」
士郎「ライダーにも持っていかれたのに……」
セイバー「シロウ?」
士郎「なんだ?」
セイバー「台所にこれが」
士郎「あ!!それ藤ねえの弁当!?」
セイバー「今朝はタイガがきませんでしたね」
士郎「職員会議でこっちにこれなかったんだ。それで遠坂に持っていくように言ったんだけど……」
セイバー「それは大変です。届けましょう」
士郎「セイバー、頼んだ」
セイバー「道がわかりません」
士郎「……」
セイバー「……」
士郎「一緒にいこうか」
セイバー「はい。どこまでも」
165:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 16:58:05.49 ID:
qUd0sPob0
街
セイバー「手を繋ぐのもいいものですね」
士郎「そ、そうだな……」
アーチャー「おい」
セイバー「アーチャー?」
士郎「なんだよ」
アーチャー「貴様……その体を元に戻す努力はしているのだろうな?」
士郎「え?勿論してるぞ」
セイバー「はい」
アーチャー「ならばいいが……」
士郎「なんだよ?」
アーチャー「……」
士郎「……?」
アーチャー「早く元にもどせ!!」シュバッ
士郎「なんだ、あいつ……?」
166:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:00:23.45 ID:XOTz5WnF0
アーチャーも…?
168:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:01:07.53 ID:
qUd0sPob0
学校
士郎「……このまま入っても大丈夫か?」
セイバー「私がついています」
士郎「そういう問題じゃあ……」
一成「おや?」
士郎「げ」
セイバー「一成ではありませんか」
一成「どうしたんだ?」
士郎「あ、えと……お弁当を届けに」
一成「え……そんな……申し訳ないが、自分のがあるので……」
士郎「いや、ちが―――」
慎二「おい。部外者がなにやってんだ?」
セイバー「む?」
士郎「ややこしいやつがきた……」
慎二「と、思ったけど君なら大歓迎だ。なに?どうしたの?見学?」
171:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:05:51.18 ID:
qUd0sPob0
士郎「あーその……」
一成「この子はお弁当を届けにきたのだ」
慎二「誰に?」
一成「それは……」
慎二「もしかして僕にか?いやぁーまいったなぁ。年下はそれほど趣味じゃないけど、君ならいいかなぁ」
士郎「あ、そうですか」
セイバー「……」
慎二「なんだ。衛宮のところのセイバーも一緒なのか……ってことは衛宮の知り合い?」
一成「妹だそうだ」
慎二「衛宮の妹!?」
士郎「そ、そうです。お兄ちゃんがいつもお世話に―――」
慎二「そうなんだよぉ。いやぁ、あいつはいつも僕に頼りっきりでさぁ。ほんと困ってるんだ」
士郎「……」
慎二「あいつのことで色々いいたいこともあるし、どう?このあと時間ある?」
一成「やめろ。失礼だろう」
172:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:06:35.24 ID:40duWIMm0
ワカメェ・・・
174:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:08:14.61 ID:x7ZlTUrFO
シスコンでエミコンのワカメにはドストライクだろうな
176:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:10:49.72 ID:
qUd0sPob0
慎二「あぁ?僕はこの子に聞いたんだけど?」
一成「さ、ここではゆっくりとお話もできない。生徒会室に行こうか」
士郎「え?え?」
慎二「おいおい。あんな場所でなにする気だ?生徒会長ともあろうお方が、生徒会室に女の子を連れ込むのか?」
一成「喝!!貴様、その思考をどうにかしろ!!」
慎二「こんな眼鏡はほっといて僕と弓道場にいこうか。弓も触らせてあげるよ」
士郎「……」
セイバー「よしなさい、二人とも。シェロが困っている」
慎二「へえ……シェロちゃんっていうんだ。よろしく、僕は間桐慎二」
士郎「どうも……」
慎二「さ、いこう」グイッ
士郎「わっ!」
一成「はなせ!」ビシッ
慎二「なにすんだよ?」
一成「婦女子の肩をなんの断りもなく抱く奴があるか!!」
177:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:12:25.95 ID:v/K8w/qJ0
お互い士郎コンだから白熱してるな
183:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:15:36.84 ID:
qUd0sPob0
慎二「はっ。嫉妬か?」
一成「常識を説いただけだ」
士郎「あの……喧嘩は……」
慎二「君が選んでよ」
士郎「え?」
一成「生徒会室か弓道場か……」
慎二「さぁ」
一成「こちらだ」
慎二「いーや、僕だ」
一成「……」
慎二「……」
士郎「……せいばぁ」
セイバー「わかりました。私がタイガにお弁当を届けます。シェロはその間、どちらかと談笑しているといい」
士郎「違う!!セイバー!!空気呼んでくれ!!」
セイバー「それでは」
185:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:16:42.21 ID:P52FCfpd0
男なら一成だろjk
186:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:17:07.94 ID:/Zqsd9gN0
一成のほうがましだな。ワカメは間違いなく食われる
187:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:18:03.29 ID:caF9IcAe0
エクストラのワカメは出来るやつだったね
8歳だけど
188:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:18:39.32 ID:
qUd0sPob0
一成「こっちのほうがいい」
慎二「こっちだね」
士郎「あぅ……」
桜「あら?兄さん?」
慎二「桜か」
桜「先輩!?」
士郎「!?」
慎二「え?」
一成「ん?」
桜「あ、いえ……シェロちゃんと一成先輩がいるなんてびっくりです」
一成「そうか」
慎二「……おい」
士郎「なんでしょう?」
慎二「腕をみせろ」
士郎「な、なんでさ……?」
191:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:21:58.37 ID:
qUd0sPob0
一成「なにを言い出すんだ?」
慎二「確かめたいことがる」
士郎「……いやです」
慎二「桜のあの反応……怪しいぞ……?」
士郎「ちょ……いたい……!!」
桜「あぁ……!!」
一成「やめろ!!」
慎二「……!!!」
士郎「……慎二……」
慎二「ふふ……そうか……そういうことか……」
士郎「あの……これは……」
慎二「あーっはっはっはっは!!!これは傑作だぁ!!!!」
士郎「……」
桜「兄さん……」
慎二「……なにがシェロだ!!馬鹿馬鹿しい!!」
193:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:24:17.26 ID:
qUd0sPob0
士郎「あのさ……」
慎二「詳しい話をききたいなぁ……?」
士郎「……」
一成「おい」
慎二「僕と来てくれるよね?」
士郎「……はい」
一成「な……!?」
桜「兄さん!!授業は!?」
慎二「うるさい!!」
士郎「さくらぁ……」
桜「あ……」
一成「くっ……まけた……!!」
桜「え?」
一成「あ、いや、なんでもない」
桜「兄さん……なにもしないよね……?」
199:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:27:27.80 ID:
qUd0sPob0
弓道場
士郎「……ふっ!」シュッ
慎二「流石だ。腕は衰えてないじゃないか」
士郎「……それで、何のようだよ?」
慎二「ま、座れよ」
士郎「……」
慎二「ふーん……」
士郎「なんだ?」
慎二「衛宮……今は完全に女なんだ?」
士郎「そうだ」
慎二「……そうかそうか」
士郎「……」
慎二「元は男だし……いいよな?」
士郎「なにが―――きゃぁ!!」
慎二「こんな体になった衛宮がわるいんだ!!あーっはっはっは!!」
205:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:28:44.83 ID:IP7Bbao6O
流石のワカメっぷりに安心した
204:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:28:32.46 ID:P52FCfpd0
劇場版のワカメの動きが再生される
216:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:31:06.44 ID:CcSrua1F0
>>204
「媚びてみろよぉ~衛宮ぁ~」
207:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:29:05.25 ID:zSyc9Jlh0
悲鳴がすでに女の子とかかわいすぎ
次→
キャスター「オチンチンブレイカー」セイバー「え」士郎「危ない!」【後編】
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