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【SS】自宅に招いた田中摩美々にAV持ってるのがバレた話

2019-10-20 (日) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆C2VTzcV58A 2019/09/24(火) 00:16:43.69 ID:9mZj6ZmI0

P「いやー、参ったな。いきなりあれだけの豪雨に見舞われるなんて」

摩美々「うわ、びしょびしょ……今日、降るって予報出てましたー?」

P「今朝は時間なくて天気予報見てなかったな……摩美々は?」

摩美々「私、普段から天気予報見る習慣がないですねー」

P「……今スマホで調べたら、『午後から突然の大雨に注意』って書いてた」

摩美々「自業自得感が出てきましたねー、プロデューサーの」

P「いや、予報見てなかったのは摩美々も同じだろう」

摩美々「まみみは悪い子なのでー、天気予報を見なくてもセーフなんですー」

P「まず悪い子なのがセーフじゃないからな」

摩美々「えー……っくしゅ」

P「っと、ごめん。玄関で立ち話してる場合じゃなかったな。着替えは適当に用意しておくから、風呂に入ってくれ」

摩美々「いいんですかぁ? アイドルを自分の家に入れたうえに、お風呂にまで入れちゃうなんて」

P「緊急時だからやむなしだ。雨が降り出した時、俺のアパートが一番近かったし……摩美々が風邪をひくほうが問題だからな」

摩美々「では、おかまいなくー」

P「それ俺のセリフじゃないか?」

摩美々「ふふー、そうでしたかぁ?」

P「ほら、そこが風呂場だから。俺は替えの服探してくるから、早くあったまってこい」

摩美々「……ありがとうございまぁす」




【ミリマスSS】草薙星蘭「ぷっぷかさん・・・?」

2019-10-20 (日) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆ivbWs9E0to 2019/09/23(月) 15:50:22.12 ID:FoB+MLQF0

アイドルマスターミリオンライブのMILLION THE@TER GENERATION 17に登場するSTAR ELEMENTSのメンバーがぷっぷかさんに挑戦するお話です。
6thSSAの赤い世界が消える頃は最高でしたね・・・。




2: ◆ivbWs9E0to 2019/09/23(月) 15:52:29.23 ID:FoB+MLQF0


光駆「えっ、星蘭さん知らないんですか~? 今学生の間で流行してる占いですよ~?」

星蘭「知らないわよ、占いなんて、バカバカしい」

水桜「あ~、星蘭さん。収録では空気読んで下さいね、シラケるんで」

光駆「私のクラスでもやってる人いたな~、水桜ちゃんは知ってた?」

水桜「わたし、お化け怖いですぅ~。でもでも、占いは興味あるし、やってみようかな~?」

星蘭「今日も二枚舌の滑りが良いようね」

水桜「当たり前でしょ、使える絵はキッチリ私がもらうんだから」

光駆「え?え? 結局どっちなの?」




【R-18SS】モバP「元、マネージャー」

2019-10-20 (日) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/10/13(日) 16:11:56.96 ID:Bh2qsw+10

アイドルマスターシンデレラガールズのSSです。



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/10/13(日) 16:13:11.99 ID:Bh2qsw+10




 あたしが男の子だったら…ううん、でもそれじゃきっとプロデューサーに会えなかったかな?







奏「ご褒美にキスでもして貰おうかしら?」 モバP「わかった!」ブチュー!

2019-10-19 (土) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/22(日) 21:59:09.26 ID:FMubTUSF0

モバP(以下、P)「」ブチュー
奏「!?///」バンバンバン!


・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすみません




輿水幸子「Pさんと遊ぶとあそこをやられる…」

2019-10-19 (土) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/06/30(日) 02:14:48.59 ID:08NgAwJR0

注意です

これは
P「幸子と遊ぶと股間をやられる」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526144226/
の逆バージョンです。
ジャンル的にはリョナになるかと思います。
過度なエログロはありませんが、嫌いな人は見ないようにしてください。
ギャグ+エロのイメージです。
更新は遅いです。




【アイマス 】真美「亜美があみまみモノのエロ同人誌を持っていた」

2019-10-19 (土) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/10/13(日) 01:13:30.48 ID:LQ6LezQF0

真美「妹がぁ!?妹が怖いぃ!」

亜美「誤解だから!誤解だから!」

真美「無理やり竜宮の衣装着させられて『似合ってるよ…』って囁かれながら犯されるぅ!」

亜美「ネタを引用するのやめてYO!」




【バンドリ】戸山香澄「野球を見に行こう!」

2019-10-18 (金) 12:01  その他二次創作SS バンドリ!   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 10:51:26.65 ID:fBILbhsj0


※ポピパの5人が横浜スタジアムへ野球を見に行く話です。

 キャラクターに勝手に贔屓球団をつけてます。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 10:52:09.93 ID:fBILbhsj0


――九月某日 Poppin'Partyグループトーク――

戸山香澄『あーあ……雨だとどこにも遊びにいけなくてやだなぁ』

市ヶ谷有咲『いいじゃねーか、たまには雨も。盆栽が映えるし』

花園たえ『私はオッちゃんたちと部屋で遊んでるよ。もふもふ~』

牛込りみ『【チョココロネのスタンプ】』

有咲『いやりみ、そのスタンプどんな意味があんだよ』

香澄『お腹減ってきた!』

たえ『私も』

りみ『【チョココロネのスタンプ】』

香澄『【チョココロネのスタンプ】』

たえ『【チョココロネのスタンプ】』

有咲『なんでお前ら全員そんなスタンプ持ってんだよ!』




【R-18SS】桑山千雪「毒と言うには、とても甘美で」

2019-10-18 (金) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆U.8lOt6xMsuG 2019/09/29(日) 21:36:21.40 ID:EzahVj300


プロデューサーと千雪さんが休日にひねもすセックスする話です




2: ◆U.8lOt6xMsuG 2019/09/29(日) 21:37:15.16 ID:EzahVj300

学生が多く占める283プロでは、7月~8月こそが稼ぎ時で、9月に入ってようやく芸能的な休暇が渡される。「遅い夏休み」というやつだ

だから、夏休みが明けて学校生活に戻る学生組と、そうじゃなく本当に少し暇になる久美とで別れる

その中の二人、俺と千雪は、その休暇を満喫していた





摩美々「ふふー、まみ味ですよー」

2019-10-17 (木) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 00:33:27.40 ID:9l+q7uPT0

アイドルマスターシャイニーカラーズ、田中摩美々のSSです。次レスから投下していきたいと思います




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/21(土) 00:34:28.39 ID:9l+q7uPT0

ある日



摩美々「プロデューサー、これどうぞー」

P「ん?これは......マフィンか。また作ってくれたのか?」

摩美々「はいー、また味見に協力してくださーい」

P「喜んで。いただきまーす。............」

摩美々「どうですか~?」

P「............~~~~~~~~~~ッ!からっ!ゲホッ!から、からっ!エホッ!水!」

摩美々「ふふー、特製タバスコマフィンですよー。気に入っていただけましたかー?」

P「ふぁみみ~!」

摩美々「おっとっと~。では今日は失礼しまーす。おつかれさまでした~」

P「んぐっ、んぐっ......プハァ!こら摩美々!逃げるな!おーい!」




【ミリマス】1日プロデューサー体験~密着50×24時!壮絶なる戦いの日々~

2019-10-17 (木) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:39:24.22 ID:TeqHcU600

ミリマスの入れ替わりモノ。
キャラ崩壊、Pラブ要素などに注意。




2: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:42:20.01 ID:TeqHcU600

1.ねえ叶えたいんだMy Heart


 「知らない天井だ」
 まず、自分の家の天井と今見ているそれが違うとわかる程度に俺が普段から天井に意識を向けていたことに驚いた。さらに、呟いた声がキュートな女の子のものだったことにもびっくりだ。とある芸能事務所でプロデューサーをしている俺は、20代も半ばの立派な成人男性だった。年相応かつ性別相応の声の持ち主でもある。キュートな声が出る声帯なんてないし、部屋だってこんなにガーリーじゃない。
 「まさか……」
 この声には聞き覚えがある。「ない」なんて言えばステーキを何切れ奢らされることになるかわからない。それほど、俺と声の持ち主は密接な関係にあった。
 さっきは「知らない天井」と言ったが、実のところ俺はこの天井を(うっすらと)知っている。声の持ち主が風邪を引いたとき、お見舞いをするために上がらせてもらったことがあるのだ。
 確信に近い感情を抱いて、枕元にあったスマホをのぞき込むと。
 「やっぱり!」
 真っ暗な画面に、俺の担当アイドルの1人、伊吹翼の顔が反射していた。




3: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:43:16.84 ID:TeqHcU600

単純に考えれば、俺の精神が翼の体に入ってしまっていることになる。そんな状況ありえない。ありえないのだが、俺の脳裏には昨夜美咲さんから届いたメールの内容が浮かび上がっていた。
 「プロデューサーさんへ。明日から50日間、『1日プロデューサー体験』期間が始まります! プロデューサーさんと入れ替わるアイドルの日程表を添付しますから、事前に確認しておいてくださいね!」
 衣装の作りすぎでとうとう頭がおかしくなったと思っていたが、これが真実だとすると現状を説明できるのだから恐ろしい。つまり俺の体には翼の精神が乗り移っているということで……。
 考えるのは後だ。とりあえず劇場に向かおう。今日は土曜日だが、俺も翼も仕事がある。




4: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:44:15.71 ID:TeqHcU600



 「プロ……翼、とってもよかったぞ!」
 悲しいことに仕事というのはグラビア撮影だった。テーマは「伊吹翼とドキドキ夏デート」。白いワンピースに身を包んだ俺は、レンズを恋人だと思って手を振ったり笑いかけたりしたわけだ。恥ずかしかった。誰だこんな仕事持ってきたやつは。俺か。
 そして目の前にいる男。そう、俺だ。正確には翼インザ俺だ。さっきからずっとニコニコしている。自分の笑顔というのは見ていてあまり気分のいいものではないのでやめてほしい。
 「なあ翼、これはどういうことだ?」
 「今のわたしはプロデューサーさんでーす♪」
 「ねえプロデューサーさん、これってどういうことなんですか~?」
 「どういうこともなにも、『1日プロデューサー体験』ですよ?」
 「俺はそんな話、まっっったく聞いてないからな」
 「プロデューサーさん、話し方が……」
 「いいよ別にお前は俺のフリしてないんだから!」
 何が悲しくて成人男性が女子中 学生の口調を再現せねばならんのだ。




5: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:45:02.90 ID:TeqHcU600

 「だいたい、どうやって入れ替わりなんて現象を起こしたんだ?」
 「黒魔術です」
 「kuromajutsu?」
 「えーっと、まず劇場に落ちてたプロデューサーさんの髪の毛を集めて~」
 「あっ。やっぱり言わなくていいです。聞きたくないです」
 「その髪の毛を飲み込ん──」
 「聞きたくないって言ってるだろ!」
 思わず大声が出てしまった。おそるおそる周囲をうかがうと、撤収作業中のスタッフたちが何事かとこちらを見ている。まずい。今の俺は俺じゃなくて翼だということを忘れていた。
 「よし、話は劇場でしようじゃないか」
 そこなら邪魔は入らないし、他のアイドルから話を聞けるかもしれない。一石二鳥だ。聞きたいことと言いたいことは山ほどあるのだから。




6: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:45:59.47 ID:TeqHcU600

 「ほら翼、帰る準備を」
 するんだ。そう言い切らないうちに、俺(翼)の腕が翼(俺)の肩を掴んでいた。……状況を説明するのがややこしいので、名前の呼び方は肉体ではなく心を参照することにする。
 翼は俺の肩を掴んで、言った。
 「翼、ご褒美にデートに連れてってやるぞ!」
 「なにぃーっ!?」
 今の翼の見た目は俺だ。周りにいるスタッフからは、俺が翼をデートに誘っているようにしか見えないだろう。そう思われるのは非常にまずい。主に俺の世間体が。
 「おい翼、どういうつもりだ? 今の状況わかってるよな? いつも通りのことでも妙な誤解を招くことになるんだぞ?」
 「プロデューサーさんこそ、状況がわかってないんじゃないんですか~?」
 「え?」




7: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:46:44.34 ID:TeqHcU600

 「今のプロデューサーさんはわたしなんだから、わたしみたいなことをしないと……ほら」
 翼が指を差した方向で、スタッフがひそひそ話をしている。
 「翼ちゃん、プロデューサーさんがデートに誘ったのに、あんまり乗り気じゃなさそうだな……」
 「ていうか珍しいな。プロデューサーさんが自分からデートに誘うなんて……」
 「まさかあの2人、入れ替わってるんじゃ……」
 なんでそんなに発想が柔軟なんだよ!
 「入れ替わってること、ばれちゃうかも?」
 「ぐ、ぐぐ……」
 翼の言う通りだ。アイドルの体に男の心が入っているだなんて、発覚したらスキャンダルになりかねない。しかも黒魔術を使っているのが特にまずい。黒いし。
 今の俺に残された道は、伊吹翼として自然に振る舞うことだけのようだ。
 「……いいんですか~? わーい! デート! デート!」
 「お、翼ちゃんすごく喜んでる」
 「じゃあ入れ替わってなかったんだな」
 騙されるなよ。




8: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:47:53.97 ID:TeqHcU600




 俺たちは町に繰り出した。腕を組もうとしてくる翼の手を払いつつ、気になっていたことを聞いた。
 「で、なんでこんなことをしたんだ?」
 「わからないんですか?」
 「まあな」
 「じゃあ、答えを教えてあげますね。……えいっ!」
 「ぎゃーーーーーっ!?!?!」
 背中から右の脇腹にかけて、何かがまとわりつく感触がした。翼が手を回してきたのだ。必死に抵抗したが全く通用しなかった。男女の腕力の差はここまで如実に現れるものなのか。引きはがそうとしてもびくともしない。ちょっと怖い。
 「わたしたちみんな、プロデューサーさんにしてほしいことがあるんですよ? でもプロデューサーさんはイジワルなので、あんまりお願い聞いてくれないじゃないですか~。だから、わたしたちがプロデューサーさんになって、したいことをしようってことになったんです!」
 と、可愛らしいことを言ってくれる翼。しかし悲しいかな。今の翼は俺だ。顔は俺の顔だし、声は俺の声だし、その他も全部俺だ。「女子中 学生の口調で喋る自分」を見せつけられている形になっている。しかも自分に腰を抱かれている。きつい。




9: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:48:51.33 ID:TeqHcU600


 「っていうか、みんなのお願いは結構聞いてると思うけどな俺」
 「まだまだ足りないもん!」
 「次俺の顔と声で『もん!』とか言ったら連絡先消すからな」
 ……まあいいか。可愛いアイドルのささやかなお願いぐらい叶えなきゃプロデューサーの名が廃るというものだ。せめて1日くらいは付き合ってあげようじゃないか。
 「あ、着きました~」
 「やっとか。ずいぶん歩いたよな」
 歩いていたのは20分くらい。いつの間にか人通りも少なくなっている。こんなところに何の用があるのだろうか。
 「プロデューサーさん、あそこ! あそこに行きましょう!」
 そう言って翼が指差したのは──




10: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:49:40.42 ID:TeqHcU600


 「いや恋愛宿泊施設! 翼、あれ恋愛宿泊施設なんだけど!?」
 「そうですよ?」
 「そうですよ!?」
 「プロデューサーさんと入ってみたかったんだ~」
 「あ、ちょっと!」
 腰を抱かれたまま、ずるずると引っ張られる。押しても引いても叩いても翼は俺を離さない。それどころか。
 「暴れる悪い子はこうだぞ!」
 とか言ってお姫様だっこされてしまった。
 「翼、おい! 翼! シャレにならないって! ちょっと! だ、ダメぇ~~~~~!!!!」
 そんなこんなで「1日プロデューサー体験」、すなわち俺の壮絶な戦いの日々が幕を開けたのである。




11: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:50:12.57 ID:TeqHcU600


 「ちなみに、なんで翼が一番最初だったんだ?」
 「わたし、じゃんけん強いんですよ! チョキを出したら、みーんなパーだったんです」
 「それはもうじゃんけん強いとかそういう話じゃなくなってくるだろ」




12: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:53:34.66 ID:TeqHcU600

2.あなたを愛でイッパイにしたい!

 「知らない天井だ」
 俺の心は驚きではなく諦めが支配していた。ここ最近、目覚めたときに知ってる天井が目に入った試しがない。「1日プロデューサー体験」は今日で8日目。まだまだ序盤だが、そろそろ元の体が恋しくなってきた。
 今日は美奈子の体にお邪魔している。予定ではオフということになっていて、昨日の打ち合わせでは彼女に「自由にしてもらっていいですよ!」と言われた。
 自由と言われても休日の美奈子は実家の中華料理屋である「佐竹飯店」を手伝うことになっているはずだ。それを俺が勝手にさぼるわけにもいかないだろう。家族に怪しまれても困るし。
 というわけで今日の俺は佐竹飯店の看板娘にならなければならない。そのために料理の手順を必死に覚えているところだ。開店は朝の10時。美奈子のノートにわかりやすくまとめられてはいるが、完璧に覚えるのは多分無理。俺自身の少ない料理の経験と、体に刻まれた記憶に頼ることになりそうだ。





13: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:54:57.00 ID:TeqHcU600


 「顔でも洗うか……」
 青椒肉絲のページを読み終わったところで脳が休憩を要求してきた。起床から勉強漬けで、もう2時間になる。身だしなみも整えないと看板娘にはなれない。俺は洗面所に向かった。ちょっと道(?)に迷った。
 美奈子の顔は見慣れたものだが、自分のものとなると新鮮に感じる。髪を下ろしているのが原因かもしれない。
 鏡に映るそんな姿を見て、邪な心がふつふつと湧き上がってきた。同時に罪悪感も生まれたが、すぐに消えた。そうだ、遠慮なんて必要ない。この体は俺の物なのだから。


 というわけで好き放題ヘアアレンジを楽しませてもらった。写真もばっちり撮った。美奈子に限った話ではないが、みんなもっといろんな髪型に挑戦してくれればいいのに。いつだったか桃子と美也がおそろいの髪型にしてたやつ、あれはほんとにかわい──




14: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:55:44.66 ID:TeqHcU600


 「美奈子ー?」
 おっと、お母さんが呼んでいる。もうこんな時間か。結局レシピはあんまり覚えられなかった。ヤバい。
 今日はこれまでとは別ベクトルで大変な日になる。そんな予感を抱いて厨房に入った俺の目に、カウンター席でドカ食いしている男の姿が飛び込んできた。




15: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:56:20.59 ID:TeqHcU600


俺だった。




16: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:57:53.04 ID:TeqHcU600


 「いや何してんの!?」
 正確に言えば俺の体、つまり美奈子だ。一心不乱に料理を貪っている。話を聞こうと服を引っ張るが、全然気付いてくれない。仕方がないので料理の方を動かすことにした。豚になる直前の千尋の両親かお前は。
 「聞け!!」
 「……ん? わっ、すごい! 私がいる!」
 「テンプレなリアクションどうもありがとう」
 じゃなくて。
 「美奈子、俺の体で何してるんだ?」
 「はい! せっかくプロデューサーさんになれたので、今日は限界までカロリーを蓄えようと思って!」
 「無駄だよ! たかが1日で人間が太れるわけないだろ!」
 「無駄にはなりません、カロリーは裏切らないので! それにプロデューサーさんの胃袋の限界も調査できますし」
 え、こわ。
 だが来てくれたのはありがたい。美奈子が手伝ってくれれば俺の穴を埋めることができる。店に迷惑をかけることもないに違いない。




17: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:58:34.04 ID:TeqHcU600


 「頼む美奈子。厨房の仕事を手伝ってくれないか? 情けないけど、やっていける自信がないんだ」
 「うーん……。そうしたいのは山々なんですけど、今の私は1人の体じゃないんですよね。動いたらせっかくのカロリーが逃げちゃう……」
 「気にすんなそんなこと。俺が許可するから、な?」
 「でも、カロリーを逃がさないためにここまでタクシーで来たんですよ?」
 「え、タクシー?」
 えっと、俺のマンションからここまでだと……おっと、結構なお値段になるのでは?
 いや、それ以前にだ。目の前にあるこの大量の料理っておいくら?




18: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 22:59:27.63 ID:TeqHcU600


 「なあ美奈子、タクシー代とご飯代、誰の財布から出てると思う?」
 「もちろん返しますよ! 私の口座から好きなだけ持っていってくださいね!」
 「なんでそんなに気前がいいの?」
 「だって、私のお金は実質プロデューサーさんのお金みたいなものじゃないですか~」
 「実質ほど信用できない言葉を俺は知らないけどな」
 実質無料とか。
 「暗証番号は0910、ですよ」
 「なんで俺の誕生日……いや、なんかもういいや」
 つついたら藪からとんでもない大蛇が出てきそうな気がする。
 「って、話が逸れてるな。美奈子、俺を助けてくれ。頼む、この通りだ! なんでも言うことを聞くからさ!」
 「……わかりました! 後はドーンと任せてくださいね!」




19: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:00:24.98 ID:TeqHcU600




 「いや、プロデューサーさんすごいじゃないですか! こんなに料理ができるなら言ってくれればよかったのに!」
 「おたくの美奈子ちゃんを預かっているんですから、これくらいは当然ですよ!」
 「これなら佐竹飯店の将来も安泰ですな! ガハハ!」
 「わっほ……ええ! 是非とも任せてください! このお店も、美奈子ちゃんのことも!」
 みるみるうちに外堀が埋まっていく。口を挟む暇もない、お父さんと美奈子の会話。思うにこれは、全て美奈子の手の平の上だったのではないだろうか。
 そもそも今日、美奈子はこの店に来る必要があったのか。カロリーを摂りたいなら、俺の部屋の冷蔵庫に残っていた食材を使えばよかった。料理によるカロリー消費を嫌ったなら出前を呼ぶという選択肢もあったはず。それでも美奈子が来たのは、この状況を作るためではないのか。
 なんて、今はもう、考えても仕方のないことだが。




20: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:01:15.51 ID:TeqHcU600


 「よかったな美奈子! プロデューサーさんはお前との結婚を前向きに考えてくれているそうだ!」
 「わ、わっほ~い……」
 「ん? あまり嬉しそうじゃないな。……まさか、中身が誰かと入れ替わってるんじゃ!」
 だから、なんでそう発想が柔軟なんだ!
 すっかりノリノリになったお父さんに気付かれないよう、ため息をつく。もうどうにでもなれといった感じだ。
 「そうだ、プロデューサーさん。約束は『1日プロデューサー体験』期間が終わってからで!」
 「なに、約束って」
 「さっき『なんでも言うことを聞く』って言ってくれたじゃないですか! 忘れたとは言わせませんよ!」
 「……お前、どこまで計算してたんだ?」
 ハンカチで汗を拭く。仕事でせわしなく動き回ったにしては、ずいぶんと冷たい汗だった。




21: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:02:24.62 ID:TeqHcU600

言い忘れてたけどアイドルの家族像を捏造してるので注意。



22: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:03:19.01 ID:TeqHcU600

3.かき乱されるその香り



 「う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!」
 脳を直接殴られたような衝撃で目を覚ました。知らない天井だとか、そんなことはどうでもいい。
 空気の匂い。ベッドの匂い。服の匂い。天井の、壁の、床の、家具の匂い。それらすべてが俺の鼻を刺激する。いや、刺激なんてレベルじゃない。これは暴力だ。匂いという不可避の暴力。不可視の凶器。
 別に臭いわけじゃない。むしろ甘くていい匂いだと思う。匂いそれ自体ではなく、受け取る側に問題があるのだ。
 「どうした可憐!? 大丈夫か!?」
 「可憐ちゃん! 無事!? 無事なの!?」
 ドアの向こうに匂いの塊が2つ。大声を聞いた両親が心配して来てくれたらしい。
 もうおわかりだろう。今日の俺は可憐だ。もちろん形容動詞ではなく固有名詞、人名である。
 




23: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:04:09.62 ID:TeqHcU600




 両親は寝室に戻っていった。無事を伝えたとはいえかなり心配していた。そういう匂いがした。可憐の両親はかなりの心配性だが、それとこれとは話が別だ。深夜に奇声を上げた自分の娘を心配しないようならもはや親とは呼べないだろう。
 時刻は午前0時22分。両親を納得させるのにかかった時間がそのまま22分だ。入れ替わりは0時ぴったりに起こることが今日でわかった。何の役にも立ちそうにない事実だ。
 「ふう……」
 ため息をつき、ベッドに腰かける。眠気は吹き飛んだが気分は落ち着いてきた。
 今の俺は鼻の穴にティッシュをぎゅうぎゅうに詰め、さらに何枚も重ねたマスクで鼻と口を覆っている。可憐は嗅覚が鋭敏なあまり、脳が人よりも多くの情報を処理する必要があるのではないか。だから凡人の俺は可憐の脳の働きに耐え切れず、心がパンクしそうになった。今俺が平気でいられるのは、匂いのほとんどがティッシュとマスクで占められているからだろう。脳が処理する情報量が減ったおかげだ。
 「あれが、可憐が生きてきた『世界』なのか……」
 常日頃から可憐の鼻には驚かされているが、間違いなく今日が過去最高だ。嗅覚はほどほどでいいな。




24: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:05:07.71 ID:TeqHcU600


 しかし、息苦しい。鼻を完全に封鎖したせいで口呼吸せざるを得ないのだが、マスクに阻まれてわずかな空気が入ってくるばかり。もっと多くの空気を求めて呼吸を増やすと、口元の二酸化炭素濃度が危険域に達してしまう。可憐の体で酸欠になるのはまずい。とはいえティッシュとマスクを外してあの感覚を味わうのもまっぴらごめんだ。さてどうしようか。
 うだうだ考えていると、インターフォンが鳴った。2人分の匂いが玄関に向かったかと思えば、3人分の匂いが部屋に近付いてきた。そのうち2人は両親だとわかるが、もう1人がよくわからない。どこかで嗅いだことがあるのは間違いないんだが……。
 「可憐、プロデューサーさんが来てくれたぞ」
 そりゃ匂いを知ってるわけだ。
 「ど、どうして……?」
 「やっぱり心配で……。『救急車は呼ばなくていい』って言ったから、代わりにプロデューサーさんに電話したんだ。そしたらすっ飛んできてくれたんだぞ」
 「そ、そうなんだ……。あ、あの、ぷ、プロデューサーさん……あ、ありがとうございます……。よ、夜も遅いのに……」
 「き、気にしなくていいんです……じゃなかった。いいんだよ、プロ……か、可憐……」
 お前はもうちょっと俺の口調再現を頑張れよ。




25: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:05:53.83 ID:TeqHcU600


 「あの……可憐さんとお話させてもらってもいいですか? で、できれば、ふ、ふふふ、2人きりで……」
 俺が親だったら部屋どころか家にも入れないほど挙動不審(声だけでわかる)だったが、あっさり入室許可が出た。娘(俺)を安心させたい一心だろうか。……いや挙動が不審じゃなかったとしても娘を密室で男と2人きりにさせるなよ。
 両親が部屋から離れたのを確認し、可憐が話を切り出す。どうやら俺の可憐モノマネに納得がいかないらしい。




26: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:06:34.86 ID:TeqHcU600


 「私、そんなにどもってますか……?」
 「いや、案外あんなもんだって。自分じゃわからないかもしれないけどさ」
 「で、でも……」
 「お前がやった俺のモノマネよりはマシな自信があるぞ。ってかそもそもモノマネできてなかったし。声が俺なだけの可憐だったし」
 「そ、それは……ごめんなさい」
 「ドア越しだから確信は持てないけどさ、お前絶対モジモジしてたよな。俺の体で。ホント、通報されなくてよかった」
 「つ、通報って……いくら何でも大げさじゃないですか……?」
 「いやいや、わからないぞ。『男だったら人生ヤバかった765プロアイドル』といえばお前と亜利沙のことだからな」
 「私、亜利沙ちゃんと同レベルなんですか!? あ、亜利沙ちゃんですよ!?」
 「そんなに驚いたら亜利沙がかわいそうだろ!」
 ちなみに『男だったら人生ヤバかった765プロアイドル』には真が含まれることもある。こっちは2人の「ヤバい」とはベクトルが違うが。




27: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:07:33.97 ID:TeqHcU600


 「そういえば、なんで来てくれたんだ? 家がまあまあ近いとはいえ大変だっただろ。夜も遅いし」
 「ず、ずっと思ってたんです。私と入れ替わったら、プロデューサーさんはびっくりするだろうなって……。こ、こんな鼻ですから……。そしたらお父さんから電話が来て、『やっぱり!』って思って……」
 「それで来てくれたのか、ありがとな。俺は見ての通りだよ。あのままだったら発狂してたな」
 さっきからずっとティッシュとマスクは外していない。外すつもりもない。絶対に。
 可憐は立ち上がり、机の引き出しの中から箱を取り出した。ずいぶん厳重に梱包されてんな。
 「このアロマを焚きましょう」
 「それは?」
 「せ、先々月のお給料とお小遣いを全部つぎ込んで手に入れた……とっておきです」
 「おおう……。ちなみに、今そのアロマを使う意味は?」
 「…………」
 「可憐?」
 「このアロマには、心を落ち着かせる効果があります。き、きっと今のプロデューサーさんにはぴったりですから……」
 「とっておき、効果しょぼくない?」
 もったいぶって言うことでもないだろうに。まあせっかくの可憐の厚意だし、ありがたく受け取らせてもらうことにする。




28: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:08:36.19 ID:TeqHcU600


 可憐がテキパキと作業を終えると、部屋はすぐに良い香りで満たされた。
 「プロデューサーさん……はぁ、はぁ……マスクを、は、外してください」
 「ほ、本当に大丈夫? だいぶ怖いんだけど……」
 「だ、大丈夫です。はぁ、はぁ……」
 「じゃあ……」
 「ぶふっ」
 「なんだいきなり吹き出して」
 「だ、だって、鼻にティッシュが……」
 「仕方ないだろこうでもしないと匂いを防げないんだから! ……よし、取ったぞ」
 「それでは、ゆっくりと深呼吸をしてください。ゆっくりですよ、ゆっくり……。はぁ、はぁ……」
 まだ怖いが、言われた通り慎重に呼吸をしてみる。(ていうか可憐、息荒くね?)するとどうだろう。ありえないほどの匂いが鼻に流れ込んできたものの、さっきのような暴力的な勢いはなかった。アロマの匂いがクッションになってくれているような、そんな感じだ。
 「すごいな、これ……。本当に気持ちが落ち着いてきた」
 「ほ、他には、どうですか……?」
 「え? 他にはって言われても……」




29: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:09:20.09 ID:TeqHcU600


 ドクン。
 「……!?」
 突然、心臓が跳ねた。
 体が、熱を帯びる。
 呼吸が、荒くなる。
 俺は、今──ムラムラしている。
 「はぁ、はぁ……。こ、このアロマ、本当は催淫作用があるんです……」
 押し倒される。俺の手首を押さえている可憐の手には激しい熱が宿っている。
 「可憐、まさか、最初からこのつもりで……!?」
 「て、抵抗してもダメです……。私の体ですから、こうすれば……」
 押し付けられた胸板。濃厚な俺の体臭が俺の脳を支配した。全身から、力が、抜けていく。
 「私の体ですから……ぷ、プロデューサーさんの匂いには、逆らえません。……てへへ♪」
 くそ、俺の分際で……いい匂いじゃねえか。




30: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:11:00.59 ID:TeqHcU600

4.崇められるほどに自由を失った



 劇場には地下倉庫がある。過去に使われた大掛かりなセットを保管するためのものだ。
 規模が大きい公演の前後を除いて開かれない扉へ、1歩、また1歩と近付いていく。
 むき出しのコンクリート。冷えきった空気。ぼんやりとした蛍光灯の灯り。いつも通りの不気味な廊下だ。この先に、とても恐ろしいものが待っているような予感がする。
 だが、胸を張って歩く。恐れるものなんて今の俺にはない。
 この先には罠がある。俺が仕掛けた罠だ。だから大丈夫。何かいるとしても、それは捕らえられた獲物にすぎない。だから、大丈夫。




31: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:12:00.17 ID:TeqHcU600


 灯りを点けると中の様子が明らかになる。塔のように積まれた段ボール。数え切れないほど多くの棚。ブルーシートで覆われた、巨大な何か。
 そして、中心。パイプ椅子に縛り付けられた男がこちらを睨んでいる。
 「プロデューサーさん? いったい、どういうつもりですか~?」
 男とは、俺の体のこと。だが心は違う。『1日プロデューサー体験』は45日目。今日の俺は天空橋朋花と入れ替わっている。
 「どういうつもりも何も、わかるだろ? 今日1日、お前にはそのまま過ごしてもらう。飯は8時、12時、19時の3回。トイレは──」
 「そんなことが知りたいのではありません~。聖母にこんなことをして、ただで済むとでも~?」
 「今のお前は聖母じゃない。俺の体だぞ。俺の自由にして何が悪い」
 最初から。最初から、こうしておけばよかった。気付くのがあまりにも遅すぎた。悪いとは思っている。だが、せめて今日を含めた6日間だけでも俺は平穏を手に入れる。拘束はそのために必要不可欠だ。




32: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:13:01.48 ID:TeqHcU600


 「今すぐほどくなら、許してあげますよ~?」
 「黙れ! もうこうするしかないんだよ!」
 ぷつん、と頭の中で何かが切れる音がした。緒だ、堪忍袋の。
 「昨日までの44日間、『俺』は何回女と手を繋いだ? 何回腕を組んだ? 何回キスを迫った? 何回家に連れ込んだ? 何回押し倒した? 何回求婚した? 何回実家へ挨拶しに行った? 何回婚姻届けに実印を押した? お前にわかるのか! ……もう限界だ! 俺は『俺』を縛ることにした。そうすれば好き勝手されることもない」
 「自分で、自分を?」
 「まさか。協力者は3人。亜利沙、まつり、そして千鶴さんだ。昨日俺と入れ替わっていた亜利沙を椅子に座らせて3人で縛った。『これまでの撮影でボツになったすべての写真』で亜利沙は買収されてくれたよ。あとの2人は『アイドルのプライバシーを守るため』という俺の崇高な理念に賛同してくれた。『1日プロデューサー体験』に参加してなかったし、そもそも反対派だったんだろう」
 「……考えを改めるつもりは」
 「ない」
 「なら、仕方ありませんね~」
 朋花はそう言って目を閉じた。勝った。勝ったのだ。俺の計画は成った。これで今日を含めた6日間、俺の体で変なことをされる心配はない。残りのメンツは朋花、琴葉、恵美、風花、歌織さんとあずささん。『俺』はもう『彼女たち』と過ちを犯すこともないのだ。そう思うと涙さえ出てくる。




33: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:13:54.05 ID:TeqHcU600


 「それじゃ、レッスンに行ってくるよ。大丈夫、怪我だけはしないようにするからな」
 俺は扉に向かって歩き出し──

 「『ワカレイ ワカレイ ルルルルル』」

 「は?」
 珍妙な、呪文のような言葉を呟いた朋花。その瞬間、視界が変わった。視線は、ちょうど椅子に座っているくらいの高さになり、体はまるで縛られているかのように動かない。
 「黒魔術で入れ替わっている、という話は聞きましたか~?」
 状況を理解するには十分すぎる言葉だった。
 「まさか、また黒魔術で意識を入れ替えたのか!?」
 「正確には魔術を解除したのですが……結果は同じですね~」
 「そうか、俺は戻ったのか……」
 縛られている体に目をやる。間違いない、俺の体だ。1ヶ月とプラスアルファ。寂しい思いをさせたな、『俺』……。




34: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:14:55.58 ID:TeqHcU600


 「じゃあ朋花、このロープをほどいてくれよ」
 「は?」
 「え?」
 「プロデューサーさん、何か勘違いしていませんか~?」
 「勘違いって?」
 「私がどうして魔術を解除したのか、わかっていませんね~」
 「え? 俺の想いに胸を打たれたからじゃないのか?」
 「お仕置き」
 「え」
 「聖母を縛る不届き者に、お仕置きをするためですよ~」
 一歩、また一歩と朋花が近付いてくる。言い知れぬ迫力を感じた俺は椅子から立ち上が……れない! 体が縛られている! 誰だこんなことしたの! 俺か。




35: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:15:36.67 ID:TeqHcU600


 「報いはその体で受けてもらいますね~」
 むき出しのコンクリート。冷えきった空気。ぼんやりとした蛍光灯の灯り。聖母が、近付いてくる。
 俺は叫んだ。
 「やめて!」
 「惑わせて」
 「来ないで!」
 「抱きしめて」
 「『Maria Trap』じゃねーよ!」
 ほどかれ、引き抜かれるネクタイ。眼前に立つ朋花がいつもより大きく見える。彼女は俺のワイシャツのボタンを1つ1つ外していった。




36: ◆ncieeeEKk6 2019/09/20(金) 23:16:36.29 ID:TeqHcU600




 この日、暗い倉庫の中で、6日間に及ぶ俺の壮絶な戦いの日々が幕を開けた。大人しく入れ替わりを受け入れるのと、はたして楽なのはどちらだったのか。それはもう、誰にもわからない。


(完)




元スレ

【モバマス】どスケベ一ノ瀬志希が自壊オ●ニーで絶頂する話

2019-10-17 (木) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆q4ctS9nNro 2019/10/09(水) 07:05:04.06 ID:7hrpgmGZ0



 一ノ瀬志希は知りたかった。人間の体がどうやったら壊れるのか。どこまで持つのか。どのタイミングで壊れるのか。

「ふーん♪ふーん♪」

 もちろん同意のない人体実験はしない。だが被検体を利用すれば簡単に答えがわかるのは事実だ。

「なら、答えは出てるハズだよね」

 志希は自問自答をする。そう、結局のところ、自分自身で試すのが一番手っ取り早いのだ。

……




モバP「入れ替わってる!?」 夕美「みたいだな」

2019-10-16 (水) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/20(金) 20:26:25.53 ID:cRqXkWju0

・よくある入れ替わりものです
・誤字脱字がありましたらすみません

モバP「仮にボックス?」 晶葉「うむ!」
こちらの続編になりますが初見でも全く問題ありません




先輩「もしもし」 後輩『しもしもー先輩?』

2019-10-16 (水) 12:01  オリジナルSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/18(水) 23:08:40.86 ID:4/BGdP0W0

「」→「」
()→()
たまにやるやつ




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/18(水) 23:11:30.46 ID:4/BGdP0W0



先輩「忙しいから切るわ」

後輩『わーっ待って待って切らないで!』

先輩(こいつからの電話は大抵ろくなことじゃないんだよな)

先輩『で? 何の用』

後輩「うーんとー先輩にちょっとお願いがあるんですけどー」

先輩「どんな」

後輩「なんというか、困ったことになっちゃいまして」

先輩「手短に言え。 今マジで忙しい」

後輩「いやまぁ~その、アレです先輩に1日だけデートに付き合ってほしい!みたいな」

先輩「なるほど断る。 じゃあな」

後輩「なあっ!? ちょっ先輩、話だけでも」プツッ

後輩「……」ツー ツー







【艦これ】ショタ提督「艦娘と体を重ねる世界で、僕は」【R18】

2019-10-16 (水) 00:08  艦これSS   0コメント  
1: ◆ag9TZfREZs 2017/08/31(木) 01:40:20.66 ID:KFyrGlO10

キャラ崩壊注意
地の文あるかも注意
亀更新注意



第8鎮守府――
執務室――



ショタ提督(以降ショタ)「えっと、これは……」アセアセ

霞「それは来週の分でしょ! 今週のはこれ!」ドサッ

ショタ「あわわ……は、ハンコは……」アセアセ

霞「それはサインのみの書類だって、何回言わせるのよ!?」

ショタ「その、あの……難しい字で……」アセアセ

霞「いい加減『入渠』くらい読めなさい!!」




クロエ「てかアオイ遊び来ないねっつって。チエルが。ま、それだけなンだけど」

2019-10-15 (火) 18:01  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/17(火) 01:49:58.84 ID:D6mV02AL0

クロエ「ぷー……」

ユニ「どうしたのかね、クロエ君。溜息をつくと幸せが逃げてしまうと言う。悩みがあるのならぼくが相談に乗るよ」

クロエ「や、いーんで。ユニ先輩頼りになんないんで」

ユニ「そんなことはないとも。たしかに、苦手な相談内容もあることは認めるが」

ユニ「尊敬する年上のお姉さんに悩みを打ち明けることで、少なからず気持ちに変化が生じるであろうことは想像に難くない。さあ、気負わず話してみたまえよ」

クロエ「……じゃ、話しますケド。チエルのこと、ぶっちゃけどー思います?」

チエル「クロエ先輩ユニ先輩クロエ先輩ユニ先輩クロエ先輩ユニ先輩クロエ先輩ユニ先輩クロエ先輩ユニ先輩クロエ先輩ユニ先輩」

ユニ「どうも何も、可愛い後輩じゃあないか」

クロエ「や、なんも聞こえないっす。うち的には騒音やばたんなんで。90デシちぇる超えちゃってるんで」

チエル「人をサイレンみたいに言わないでくださいよ。ユニ先輩っ、それでそれで?」

ユニ「しかしまぁ、あえて言葉にするのなら……そうさね。永遠に抱きしめていたい」

クロエ「やっぱ洗脳済みなんじゃん。え、こわ。洗脳ってマジであるんすね知らんけど」

チエル「クロエ先輩もどうです? 見てくださいよ、このユニ先輩の姿! チエルに軽~く撫でられただけでぇ……よしよーし♪」

ユニ「ああ……あああああ……!! ああああぁ!! たすけてーーー!!!」

クロエ「どーすんのこれ。ユニちゃん先輩トラウマになっちゃってんじゃん。てか全霊で助け求めちゃってんじゃん」




田中摩美々「ふふー、こいですからぁ」

2019-10-15 (火) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆C2VTzcV58A 2019/09/17(火) 00:12:30.20 ID:s17cG5ol0

【故意】


P「………」カタカタ

P(喉渇いたな……さっき淹れた烏龍茶、飲みかけのままでもアレだし、全部飲んじゃうか)

P「………」ゴクゴク


P「ぶほっ!? なんだこのしゅわしゅわ!!」

P「こ、これ……よく見たら泡立ってる! 烏龍茶じゃなくてコーラだ!」



摩美々「ふふー、しゅわしゅわーだなんて、結構かわいい言葉使うんですねー。恋鐘みたい」

P「ま、摩美々~……! 俺の烏龍茶をコーラとすり替えたな!」

摩美々「えー? 私はたまたま置きっぱなしだった烏龍茶がかわいそうだったので飲んであげて、たまたまあとで飲もうと思ったコーラを机に置いただけですよー」

P「たまたまなわけないだろう! わざとじゃないのか?」

摩美々「故意じゃないですから」

P「本当か? なら、疑ってすま」

摩美々「同じ柄のコップを使ったのは故意ですケド」

P「やっぱり騙す気だったんじゃないか!」

摩美々「……かも?」

P「まったく……相変わらず油断も隙もないな」

摩美々「女の子の前ですきを見せたら負けですよー」

P「……それは確かに、そうだ……」

摩美々「え……あの、何か女性関係で嫌な思い出でもありました……?」

P「20年以上生きてれば、いろいろな……」

摩美々「……ぁ、あの」

P「?」

摩美々「烏龍茶とお菓子、持ってきます……」




パワプロ「待って…奏ちゃん、志藤さん…オレのズボン下ろさないで…!」

2019-10-15 (火) 00:06  その他二次創作SS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2019/10/07(月) 20:29:12.92 ID:3sPUaqiw0

奏「パワプロくんのバット…こんなに大きい…!」シコシコ

玲美「先生…こんなに大きなモノを持ってたんですね…!」シコシコ

パワプロ「待って、二人とも…すごい恥ずかしいんだけど…」




【ラブライブss】穂乃果「月に代わってお仕置きよ!」

2019-10-14 (月) 18:01  ラブライブ!SS   0コメント  
1: ◆rydVFq.TKw 2019/09/16(月) 15:23:56.45 ID:7LcXXh0RO

にこ 「…」ピクッ

ある日のアイドル研究部 部室
μ’sメンバーは練習を終え、お菓子を食べながらダベっていた。

ことり「穂乃果ちゃん、いきなりどうしたの?」

穂乃果「いやー、昨日セーラームーンの再放送やってて久しぶりに見ちゃってさー」




桂木桂馬「涼宮ハルヒ?」

2019-10-14 (月) 12:01  涼宮ハルヒのSS 神のみぞ知るセカイ   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/12(金) 00:28:28.48 ID:sIiC4s/D0


神のみぞ知るセカイと涼宮ハルヒの憂鬱のクロスです。




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/07/12(金) 00:52:43.53 ID:sIiC4s/D0


桂馬「誰だ?そいつ」

エルシィ「誰って、次のターゲットですよ!神にーさま!」

桂馬「…なぁエルシィ。駆け魂狩りを始めてもう数ヶ月は経ったはずなのに、ボク達はいつまでこんなことを続けなきゃいけないんだ?」

エルシィ「そ、それは全ての駆け魂を捕まえるまでですよ!」

桂馬「なんだか果てしなく長い戦いになりそうだなぁ…」ハァ





【デレマス】炭水化物が結ぶ友情【ミリマス】

2019-10-14 (月) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆f1tFKtbZna.K 2019/09/16(月) 11:35:23.87 ID:2oEItoZDO

モバP(以下P)「じゃあ、レッスン頑張ってこい!」

奈緒「あぁ、行ってくる!」

P「それと……」

奈緒「ん?」





P「今日は、二人だけで誕生会しような」コソッ

奈緒「ばっ……バカ……///」




モバP「どん兵衛のきつね食べてたら」  周子「こーん♪」

2019-10-13 (日) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/15(日) 20:55:20.45 ID:m8mixU1n0

・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすみません




2: ◆tkiF6VoKRk 2019/09/15(日) 20:57:36.01 ID:m8mixU1n0


【事務所でどん兵衛作ったら―――♪】

~事務所~

モバP(以下、P)「」カタカタカタカタ

P「」グゥー

P「・・・小腹が空いたな。事務所に何かあったっけ」ガタッ


P「えーっと」ガサガサ


どん兵衛「」


P「おっ、一個だけ残ってた。ラッキー」




【SS】「算数“九九”完全攻略本」

2019-10-13 (日) 12:01  オリジナルSS   1コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/15(日) 18:00:43.74 ID:xa0LLxco0

<1の段>

1の段は穏やかな音楽と地形が続く初心者にうってつけのワールドだ!
難しい場所はないので、まずはここで操作の基本をマスターしよう!


・1×1=1
最初に現れるザコ敵。
こいつに手こずるようではゲームクリアはおぼつかないぞ!

・1×2=2
1×2と攻略法はほとんど同じ。落ち着いて倒そう。

・1×3=3
こいつも今までのザコとほとんど同じ強さだ。
しかし、数字が大きくなっているので油断しないように。

・1×4=4
敵が少しずつ強くなってくる。つまらないミスをしないようにしよう!

・1×5=5
こいつを倒せばこのワールドもいよいよ折り返し!

・1×6=6
だいぶ数字が大きくなってきたが、ここまで来れた君なら手こずることはないだろう。

・1×7=7
7という数字に惑わされず落ち着いて解いていこう。

・1×8=8
数字の大きさに驚くかもしれないが焦ることはない。

・1×9=9
いよいよ最初のボスだ!
ボスらしく数字はかなり大きいが、決して難しい動きはしない。
君のテクニックの全てをぶつけてボスを倒そう!




【まちカドまぞく】洗脳まぞく!?良子のお姉はオトナな女!!【SS】

2019-10-13 (日) 00:07  その他二次創作SS まちカドまぞく   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/15(日) 00:31:09.10 ID:7EmjXk0e0

アニメ最新話の内容を見て思い付いたシャミ良姉妹+ご先祖中心のシャミ桃SSです




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/15(日) 00:31:55.47 ID:7EmjXk0e0

プロローグ



シャミ子「………………」



『やっぱり桃さんはお姉の軍勢の魔法少女だったんだ!』

『子供にはとても言えないような手段で桃さんを調略して篭絡したから説明しづらかったんだよね!!本で見た!!』

『良、そういうの本でいっぱい見た!!』



シャミ子「………むぅ~…」





夢見りあむ「ぼくは弱いから君の手を取った」

2019-10-12 (土) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/15(日) 11:30:38.24 ID:QSLC9P+h0

夢見りあむは思い出す。

その日はたしか特に何もない日だった。

いやほんと、遅くに起きてネットとか見てた気がするけど、日が落ちた頃に今日は何したかと思い出そうとしても何も思い浮かばないくらい虚無の日だった。

やむ。

でもそれじゃあいけないと、アイドルのライブDVDの鑑賞会を夜中だけど開催することに決めたのがそもそもの始まり。

で、せっかくならコンビニでお菓子とかそういうのを買ってこようと出かけて、コンビニの前で女の子を見かけたのがきっかけ。




【シャニマスSS】ごっつええ放クラ

2019-10-12 (土) 12:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/12(木) 21:43:41.47 ID:AW9bHSWS0

シャニP「ぐへへ、今日からお前は俺のカキタレになるのだ」

千雪「こ、ここだと甜花ちゃんと甘奈ちゃんが帰ってきちゃいます……!」

「待てい!!」

シャニP「誰だ!?」




【ラブライブss】絵里「ぶる~べりぃ❤とれいんって何線?」

2019-10-12 (土) 00:07  ラブライブ!SS   0コメント  
1: ◆rydVFq.TKw 2019/09/12(木) 00:05:05.68 ID:Wtl1sG9nO

アイドル研究部 部室

穂乃果「突然どうしたの? 絵里ちゃん」

絵里 「いえ、
    そういえばことりの歌ってるぶる~べりぃ❤とれいんってどの路線なのかなと思って」




【デレマス】ロマツア水戸黄門【SS】

2019-10-11 (金) 18:01  アイドルマスターSS   0コメント  
1: ◆kHP27SAHvY 2019/09/11(水) 22:40:59.28 ID:wg+u9lfr0

伊集院惠「ここが……備前の国ね」

相馬夏美「もう備前か~備前岡山藩と言えば池田家よね?」

江上椿「えぇ、藩祖は小早川秀秋公とされていますが、現在は池田家、池田光政殿が治めていますね。以前お会いした事がありますが、聡明かつ実直そうなお人柄で、学問に非常に力を入れている方でした」

惠「なるほど……城下町の活気も納得が行くわね」

夏美「確かに、みんな素朴でいい人そうだもの♪」

椿「備前といえば備前焼きが有名ですね。備前焼きは…」

芽衣子「椿さま~、土の焼き物は後にして、お魚の焼き物食べようよ~。岡山に着たのに瀬戸内の魚を食べないなんて切腹ものだよ~」

椿「もうっ、芽衣子さんってば……」




皐月「流子の髪を切りたい」

2019-10-11 (金) 12:01  その他二次創作SS キルラキル   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/11(水) 23:50:58.97 ID:CQM5/NDmo

皐月「生命戦維から解き放たれて数年、流子もまた再イメチェンの時」

皐月「この鬼龍院皐月。事の件について任せてもらいたい」

蟇郡「おのれ纏……」ギリッ

蟇郡「皐月様のお手を煩わせるとは言語道断!ただただ羨ましき所業ぅぅ!!」

犬牟田「羨ましいだけかい」

蟇郡「仕方あるまい!この蟇郡、皐月様の行いを否定などせんわ!」

犬牟田「へぇへぇ」

乃音「皐月ちゃんも髪伸びたわよねぇ~」

皐月「うむ。短髪も良きものであったのだがな」




【モバマス】がおーたべちゃうぞ【SS】

2019-10-11 (金) 00:07  アイドルマスターSS   0コメント  
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/11(水) 19:57:22.55 ID:YomepE+TO

ー事務所にて 夏休みの昼下がりー

がおーたべちゃうぞ




2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/09/11(水) 19:59:11.75 ID:YomepE+TO

凛「ん…どうしたの仁奈。急に抱き着いて」

仁奈「えへへ。凛おねーさん、暇でごぜーますか」

凛「今はレッスンも終わって帰るだけだよ。」

仁奈「じゃあ仁奈に付き合ってほしいですよ。」




【ゼロワン】福添准「美食家なヒューマギア?馬鹿馬鹿しい」

2019-10-10 (木) 18:01  その他二次創作SS 仮面ライダー   0コメント  
1: ◆z.6vDABEMI 2019/09/11(水) 12:05:56.65 ID:BNdasiyFo

【飛電インテリジェンス 社長室】


スーツの男「会社のお金は貴方の私用に使えるお金ではないんですよ!分かっているのですか、社長!」

青年「……すいません」しょぼん

スーツの男「全く……どうしてこんな男が社長に……次の社長はどう考えても私だったというのに……」

スーツの社長「貴方はこの飛電インテリジェンスの社長なのですよ?自覚はありますか?飛電或人社長!」


社長室の椅子にしょんぼり座っている、顔色と真逆な位に明るい髪色の年若い人物は【飛電 或人(ヒデン アルト)】。
多機能携帯端末【ライズフォン】や人工知能搭載の人型ロボット【ヒューマギア】を製造、開発、販売する、この会社の社長である。
先代社長の秘蔵の孫であり、遺言状の内容によって社長に就任した。
彼専用ライズフォンと【ゼロワンドライバー】と言うアイテムを使用し、街の平和を守るヒーローとなった……のだが、それは今のところ秘密。
実のところ、インテリジェンスのメンバーは彼のことを全く知らなかった。それ故に、社員は突如現れた若き新社長に内心複雑のよう。

例えばスーツのこの男、【福添 准(フクゾエ ジュン)】もそのうちの一人───


福添「それで、この領収書……何枚あるんだよこれ!何買ったんですか!」ばさばさばさー

或人「新しい衣装だけど?」

福添「だけど?じゃないでしょう!貴方はもうお笑い芸人じゃなくて社長!分かってください……」


かつての経験から、お笑い芸人を志望している或人だが、そのセンスは壊滅的。彼のギャグで笑う者はいない(たった一人を除いて)。
ひょんなことから会社の社長兼正義のヒーローをやることになった彼は、今日も福添副社長にみっちり叱られながら業務をこなす。
と。

秘書ヒューマギア「或人様」

或人「イズ?どうしたの?」

或人のところに一人の女性が歩いてくる。
人間で言う耳のところに、コードレスのヘッドフォンにも似た機械が装着されていた───ヒューマギアの最も分かりやすい特徴である。
そしてこちらは【イズ】と言う名の、社長秘書。

イズ「街で活躍しているヒューマギアの映像が届きました。モニターに写します」

ヴンッ……

美食家ヒューマギア『……美味しい!まずこの肉の柔らかさ、適切な温度での保存、ならびに調理がされている事が伺えます』

美食家ヒューマギア『これは最新鋭の急速冷凍ですね?細胞も殆ど死滅しておらず、この新鮮さを保ったまま口に運べるのは奇跡に近い技術と言っていいでしょう……』

美食家ヒューマギア『更に調理も完璧です。付け合わせのソースも甘すぎず、肉からにじみ出る肉汁を引き立たせる為にベリー系の味付けになっていて最高!』

アンジャッシュ渡部型ヒューマギア『このお店は☆5つ!この私、【美食けんさくん】のお墨付きですよ、皆さん是非いらしてください!』


福添「美食家なヒューマギア?馬鹿馬鹿しい」


※やられる前にやれと聞いたので
※本編と色々矛盾してますがそれでも良ければよろしくお願いします