デートレイプってなに?―知りあいからの性的暴力3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/11(月) 23:47:01.28
ID:KW9mCEwdP 律「おお…ずいぶんとまあ突然思い切ったことを…」
紬「だってねりっちゃん!なんていうかもうね…」
律「うん?」
紬「思いっきりむぎゅううってしてモフモフしたいの!」
律「まあいったん落ち着けむぎ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /11(月) 23:51:31.95
ID:KW9mCEwdP 律「そんでむぎはデートってことはわかってんのか?」
紬「えっ?どういうこと?」
律「だから…そのさ…」
紬「?」
律「///…ええいっ!だから梓のこと好きなのかって聞いてんだよ!!」
紬「もちろん好きですっ」キラッ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /11(月) 23:54:53.71
ID:KW9mCEwdP 律「あっ…やっぱりそうなんだ…//」
紬「でもりっちゃんも好きよ?」
律「…はい?」
紬「唯ちゃんも澪ちゃんもあっ、それから和ちゃんも…」
律「はい少し止まってみようか」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:00:45.69
ID:ts1lXDSbP 律「おいおいっ!それじゃみんなとデートすんのかよっ?」
紬「…それもいいかも」ホワワ
律「それじゃデートとは言えないだろーが」ポカッ
紬「うううぅ…だってみんなのこと好きなんだもの」
律「…たくっ。まあいいや。で、梓はもう誘ったのか?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:06:20.62 ID:+bgrqDgzO
むぎゅかわいいよむぎゅうううううううううううううううううう10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:09:17.42
ID:ts1lXDSbP 紬「…ごほんっ」
律「ん?なんだなんだ」
紬「そのことでりっちゃん様に相談したいことがあるのです」
律「…ほほうなんじゃ申してみよ」
紬「実はデートのお誘いが勇気がなくてできなくて…
どうやって誘えばいいのか教えて欲しいのですっ!」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:17:18.73
ID:ts1lXDSbP 律「まあそんなことだろうと思ったよ…」
紬「えへへそうなの」
律「…」
紬「…ど、どうしたのりっちゃん!?私なにか気に障ること
言っちゃったかしらっっ」アセアセ
律「…あーもう違う違うって!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:24:12.27
ID:ts1lXDSbP 紬「えっ…じゃあ病気かしら…ちょっとりっちゃん!」
律「うおおい大丈夫だってば!」
紬「いいえこれはほっておけないわっ!」
ズンズン
律「ち、ちかいちかいちかいってぇぇっ!!///」
ピトッ
紬「…熱が若干あるかしら?」
律「ううぅ…(それは別の事情だっつーの…ばか)」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:40:52.67
ID:ts1lXDSbP 紬「ほんとにほんとに大丈夫?」ウルウル
律「だぁーもう!そんなウルウルさせた目でこっち見るなって!
また熱上がっちゃうだろーが!」
紬「熱?…あがるの?」ポカン
律(クソッ…これだから天然モノはなぁ)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 00:55:18.69
ID:ts1lXDSbP 律「まあ話を戻そうじゃないか。
たしか梓をどうやって誘い出すかだったよな」
紬「うんそうなの」
律「ちなみにむぎはデートで何するかとか決めてあったりするのか?」
紬「特にまだ考えてないです…」シュン
律「ごめんそうだと思って聞いたから気にしないでな?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 01:04:41.48
ID:ts1lXDSbP 律「そうなると…相手は梓だからやはり楽器系で話を持っていきつつ…」ブツブツ
紬「あっ…そうだ私お茶いれてくるね」
律「おお。さんきゅー」
紬(りっちゃんが私のために頑張ってくれてるんだ…
いつも以上の最高のモノをださなきゃだめよ、つむぎっ!)グッ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 01:13:54.87
ID:ts1lXDSbP 「…うん。まあこんな感じでいいだろ」
紬「りっちゃんお茶いれましたよー」
律「おっ、いいタイミングだな」
紬「いつもより味も気持ちも濃いめですっ」キラッ
律「むぎないすっ」グッ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 01:29:59.71
ID:ts1lXDSbP 律「…とまあこんな感じでいこうと思うんだ」
紬「な、なるほど」
律「ん?なんか不安とかあるか?」
紬「ち、違うの…」
律「じゃあなんだよ?」
紬「りっちゃんに相談して良かったと思って」
律「…」
紬「ありがとね」ニコッ
律(わ、私が男ならたぶん落ちてるぞおい…)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 01:46:24.67
ID:ts1lXDSbP 作戦フェイズ
律(さあてむぎのやつうまくやれるのか…)
紬「あ、あずさちゃん」
梓「…?なんですかむぎ先輩」
紬「私ね、実はギターとかにも興味があってね」
梓「は、はあ…」
紬「それでね?こ、今度の休みにね…楽器店に行こうと思ってるの!」グッ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 02:02:27.91
ID:ts1lXDSbP 梓「そうなんですか…あ、じゃあ私も行こうk」
紬「それでねそれでね!一人で行っても私知識とかないから
あずさちゃんが良ければ一緒にでも…と思ってね?」
梓「あ、あの先p」
紬「あーでもね…うんいいの無理はしないで!私なんかと行っても
つまらないだけだし…」
梓「む・ぎ・先輩!」
紬「は、はいっ!」ドキンッ
梓「行きます。私もちょうど用があったので丁度いいですし」
紬「ほえ?」ポカン
律(っしゃー!作戦成功だ!)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 02:14:44.56
ID:ts1lXDSbP 唯「あれーあずにゃんとむぎちゃんなんの話ー?」
梓「あ、唯先輩」
紬「ゆいちゃんじつはね…」
シューン
梓「何か風のようなものが通り過ぎましたが…」
紬「あれれ?ゆいちゃんがいなくなってるわ」
梓(まあ、たぶん律先輩あたりの犯行だろうなぁ)
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 02:38:36.47
ID:ts1lXDSbP 唯「んーんー」バタバタ
律「ぜえぜえ…おい唯…」
唯「ぷはー、え?りっちゃんじゃありませんか!」
律「はあ…このタイミングで話に入る奴の存在に
警戒しといて正解だった…」
唯「ふえ?なになに私、危険人物?フフフ危険な女ってやつだね?
確かに大人な私には危険な色気がむんむんとねー」
律「あっ、澪のおっぱい」ムニョムニョ
唯「ううぅ…しょせんはぺったんですよ…て、りっちゃんもだよ!」
律「うっ…自爆したぜーにゃはは」
澪「…いきなり胸を揉まれた私は…ほったらかしか?」ゴゴゴ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 02:54:27.37
ID:ts1lXDSbP 帰り道
紬「~♪」
律「おおー上機嫌だなむぎ」
紬「だってねだってね!あずさちゃんが行くって言ってくれたのー!」キラーン
律「ははは、まあ私の作戦だなうん」
紬「ほんとありがとね。…あ、ところでりっちゃんなんでほっぺた赤いの?」
律「それは触れないでください…ううぅ…」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 03:05:59.00
ID:ts1lXDSbP 梓 自宅
梓(そういえば今日むぎ先輩から誘われたんだ)
梓(ギターに興味あるって言ってたし、初心者用とか調べとこうかな)
梓(あ…むぎ先輩と二人きりってちょっとレアだよね)
梓(せっかくだから色々お話できるといいな)
梓(…楽器見たらすぐ解散しちゃうのかな?)
梓(それだと…ちょっと寂しいかも)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 03:21:19.40
ID:ts1lXDSbP 紬 自宅
紬(今日はついにあずさちゃんをお誘いしちゃったわ…)
紬(りっちゃんもあんなに協力してくれてるんだもん)
紬(絶対、いいデートにしなきゃ)
紬(そしてなにより…)
紬「あずさちゃんをあずにゃんと呼びながら
ゆいちゃんみたいにむぎゅううううっと
ほっぺをすりすりもふもふするの!!」キラキラッ
紬「…」
紬(ううぅ…思わず声に出してしまったわ//)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 06:59:18.31
ID:ts1lXDSbP デート当日 待ち合わせ30分前
紬「ごめんなさい。わざわざ早くから来てもらっちゃって…」
律「あーいいって。興味しんしんだしな!そんなことより今日は大丈夫なのかー?
楽器見た後の予定とか決めてないぞ」
紬「うん大丈夫。しっかり頭の中で決めてきたから!」グッ
律「いよっし!じゃあ頑張っていってこい!」パシン
紬「っと…うん!いってくるね!」ビシッ
律「…」
紬「…」
律「まだ…時間あるみたいだな」
紬「そ、そうみたい…」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 07:10:57.78
ID:ts1lXDSbP 梓 自宅
梓(うう…いけない。洋服選んでたり髪のセットしてたらギリギリだ)
梓(なんでかな?やっぱり今日のこと楽しみにしてるからかな?)
梓(私、そういうのでペース崩れない人間だった気がするんだけどなぁ…)
梓(まあ、あの軽音部ののんびり雰囲気でやられちゃったのかな…あはは…)
梓(…とかのんびり考えてるゆとりないじゃん!)ドタバタ
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 07:27:12.96
ID:ts1lXDSbP あずママ「あずさーお昼はどうするの?」
梓「外で済ますー!いってきまーす!」ガチャ
あずママ「はい、いってらっしゃーい」
あずママ(最近あの娘、なんか元気なのよね。ふふっ)
梓(うーん…ちょい走らないとまずいかな?)タタタタ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 07:46:40.65
ID:ts1lXDSbP デート 待ち合わせ5分前
紬(うう…なんか緊張するわ…)ドキドキ
紬(でも私が早く来て待ってるってことは…)
紬(憧れのアレができるのよ、つむぎ!)
紬(りっちゃんもどこからか見守ってくれてるらしいし)
紬(私だって一人で立派にやれるんだから…うん)
紬(…そうだわ!まずは…そうね。最初にインパクトを与えるのもいいかも…)ブツブツ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 08:19:15.16
ID:ts1lXDSbP 梓「むぎ先輩!」
紬「あ、あずさちゃん」
梓「ごめんなさい先輩!待たせちゃったみたいd…」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 08:20:44.09
ID:ts1lXDSbP 梓「…」ポカーン
紬(うふふ…これであずさちゃんに実はむぎ先輩てば
おちゃめな人なんだという印象がついたはずだわっ)キラーン
梓「あ、あの…むぎ先輩?」
紬「はいっ!」キラン
梓「それ…あんまりやらないほうがいいかもです」
紬「ほええっ!?」グサ
律(むぎ、なぜそこでそれを…)シクシク
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 08:24:21.07 ID:fBoEEqaiO
なぜか俺まで残念な気持ちになった・・・59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/12(火) 08:32:10.46 ID:s70V732S0
ムギちゃんガンバレ・・・!
ムギちゃんガンバレ・・・!61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 08:39:21.47
ID:ts1lXDSbP 梓「あの…先輩?」
紬「は、はい…」ズーン
梓(まずいかなり落ち込んじゃったみたい…言い過ぎちゃったかな…)シュン
紬(…だめよだめっ。こんな落ち込んでるところ見せたら、
あずさちゃんも困らせちゃうわ)ブンブン
紬「ごめん…ね?す、すすすべっちゃった?みたい…あははは」
梓「い、いいんですよ!全然いいんです!むしろ面白かったです!あははは」
紬「…」
梓「…」
ズーーーン
律(あいつらほんとに大丈夫なのか…始まったばっかだぞおい)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 08:49:24.26
ID:ts1lXDSbP 梓(だめ…空気変えないと耐えられない…)
梓「あっ!私、時間ぎりぎりで来ちゃって…むぎ先輩おまたせしちゃったんですよね?
ほんとごめんなさいっ」ペコリ
律(おおナイスあずさ!これで空気を変えていくのだ!)
紬「えっ?ああそんなのいいのよ?私だって…」
紬(あ…この展開はあのセリフを言えるわ!し、慎重に…)
紬「い、今来たとこだから…//」ボソッ
梓「あっ、それならよかったです」
紬(な、なんか思ってたのと違うわ~)ガーン
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 09:02:01.86
ID:ts1lXDSbP 梓「じゃ、ここで話してるのもなんですし、さっそく行きましょうか?」
紬「そ、そうしましょう!」
律(ふう…まあ最初の難関はクリア…してないけどまあいいか)
移動中
梓「そういえばむぎ先輩。なんで急にギターに興味持ったんですか?」
紬「それはね。あずさちゃんがギターを好きだから」
梓「はいっ?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 09:18:12.86
ID:ts1lXDSbP 紬「うふふ…ちなみに言うと、ギター以外にもベース、ドラム、
なんならヴォーカルにも興味あるのよ?」
梓「そ、そんなにですか…」
紬「私、思うんだけど好きな人が興味を持つものって、素敵なものなんじゃないかなーって」
梓「…」
紬「だからどの楽器だって興味があるの。…ちょっと変かな?えへへ」
梓(そういえば…むぎ先輩ってふとした瞬間にこういう表情するんだよなー…
なんか不思議な気持ち。うーん…なんだろこれ)ボー
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 09:30:49.41
ID:ts1lXDSbP 紬「…あずさちゃん?」
梓「はっ、な、なんでしょう?」
紬「大丈夫?ぼーっとしてたわよ」
梓「はい。ちょっと考え事を…」
梓(おちゃめな部分と大人の部分…両方持ってるってことだよね…
それって完璧じゃない?美人さんだし。ううっ、ちょっと嫉妬かも…なんてね)
紬「もう少しで着くわ~うふふ♪」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 09:46:30.71
ID:ts1lXDSbP ササッササッ
律「ふう…我ながら完璧な電柱移動だな。前世は忍者だったに違いない!
それもきっと上忍!ふふふ…」
?「甘い」
??「甘すぎて甘いもの食べたくなってきたよ~澪ちゃん」
?「こ、こら唯!早速バラしてどうするんだっ!!」
??「ええ~だってしょうがないよぉ~」
律「おいそこの澪唯。怒らないからちょっとこーい」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 10:01:40.67
ID:ts1lXDSbP 律「で?」
澪「で?言われてもな…こ、これは唯が言い出したことでっ!」
唯「あーずるいよ澪ちゃん自分だけー。共犯だよー」ブー
律「あーもうこいつらは…って、おい!こんなことやってたせいで
アイツら行っちゃったじゃねーか!」
澪「む?いくぞっ」サササッ
唯「がってん承知です隊長っ!」ビシッ
律「ったく!後で聞くからなっ」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 10:16:03.25
ID:ts1lXDSbP 某、楽器店
紬「うわぁ~」キラキラ
梓「もう…最初に来たときもキラキラした目で見てましたよね」
紬「だってだって素敵なものがいっぱい並んでるのって素敵じゃない?」
梓「わ、わかりずらいです…」
ギターコーナー
梓「このへんですかね」
紬「ほほう」キラン
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 10:26:44.96
ID:ts1lXDSbP 梓「そういえばむぎ先輩はお金持ちだからギターなんて
わざわざ買わなくても…あ」
紬「…」ズーン
梓(うわっ、やっちゃった…。そんなこといったらなんで誘ってくれたのか
ってとこからだもんね…謝らないと)
梓「あ、あの…」
紬「だって…だってあずさちゃんと楽器やさん来たかったんだもん…」ウルウル
梓(あ、なんだこれ…か…かわいいなぁ)ホワワ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 10:38:20.67
ID:ts1lXDSbP 梓(…じゃなくてっ!)ブンブン
梓「先輩…なんか変な発言しちゃって…ごめんです」シュン
紬「…あずさちゃん」ポンッ
梓「?」
紬「私は全然気にしてないの。
だからあずさちゃんも気にしないでいいの。
あらー不思議。だれも気にしてる人がいなくなっちゃったーうふふ」
梓(もう。…敵わないですまったく…ふふっ)
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 10:53:54.61
ID:ts1lXDSbP 楽器店前
澪「うーん…見えないなさすがに」
唯「だねぇ~」
律「まあここはしょうがないだろ。見守ってやろうぜ」
唯「ふふふ…こんなこともあるだろうと思って
対策してきたのは私だけかな?」
澪「な、なに?」
律「ま、まさか双眼…」
唯「はな眼鏡くんとハゲちょんまげさんを召還!」
澪律「いや余計目立つからやめろ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 11:07:00.04
ID:ts1lXDSbP 楽器店 店内
梓「そうですねぇ…
できれば試奏して、音だけではなくネックの感触確かめて
ボディの大きさ・形状、ギターの重量・重量バランスなどまあ色々あるんですが、
唯先輩みたいに好きなのを選ぶのが一番だと思います。
やっぱり愛着が湧くと練習する気にもなりますし」
紬「ふむふむ…勉強になりますっ」キラーン
梓(メモまでしちゃって。ふふっ…
やっぱりこういう一面はかわいいなぁむぎ先輩)ホワン
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 11:20:21.03
ID:ts1lXDSbP 紬「ちょっといいかしらあずさちゃん」
梓「はいむぎ先輩」
紬「あのね…」
ここから濃密なギターについての談義になりました
梓「…って感じですね」
紬「ふむふむ…」
梓(す、すごい集中力と鋭いところを突いてくる質問の応酬だった…
やっぱり勉強でもすごいの納得だなぁ。
…唯先輩も少しは見習ってほしい…)
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 23:41:22.34
ID:ts1lXDSbP 紬「ふむふむ…一通りわかったと思うわ」キラーン
梓「ですね」
紬「これもあずさちゃんのおかげねっ!」ガシッ
梓「ふえっ…あ、いえ。先輩が熱心に学んだからですよ?」
紬「ううん違うの!」
梓「へっ?」
紬「あずさちゃんの教え方がよかったの。だからよ?」
梓「は、はあ…まあいいですけど」
梓(なんか…私、なんだろな…今楽しいのかな)
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /12(火) 23:52:44.00
ID:ts1lXDSbP 梓「結局ギター見て、私が教えるだけになっちゃいましたね」
紬「うふふ。楽しかったわ~」
梓「それならいいんですが…」
梓(あっ…そういえばこの後の事なにも決めてないや。
このまま解散…なのかなやっぱり)チラッ
紬「…」
紬(あ…どうしよう…余りに楽しくてこの後の事も考えてあったのに
どこかに全部飛んでいってしまったわ…)ダラダラ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 00:06:18.68
ID:yLiPiarZP 梓「…」テクテク
紬「…」テクテク
シーン
後方より、スネーク部隊
律「諸君、お分かりのようにむぎが大ピンチのようだ…」
澪「だな…主に会話がないみたいにみえる」
唯「なんか張り詰めてますなぁ」
律(おいおいむぎ…大丈夫かよ?)
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 00:17:02.89
ID:yLiPiarZP ………
紬「…私ね?」
梓「は、はいなんでしょうっ?」
紬「こうやってお買い物に行く機会があんまりなくて」
梓「えっ…そうなんですか」
紬「大体、うちの人甘すぎるの、私に。この前だってね?…」
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 00:27:49.44
ID:yLiPiarZP スネーク部隊
唯「おおーなんだかいい感じになってきたようで」
律「うむうむ。これでまた危機をのりこえたな!」
澪「あのさ。もういいんじゃないか?たぶん後は2人でうまくやるだろ。
そもそも目的は達成したんだしさ」
唯「まあそうだねー」
律「お、そういやここまで聞けなかったけど、
なんでお前らまで来る事になったんだよ?」
唯「それは…聞くも涙、語るも涙でねぇ~」
澪「おいゆい。ちがうちがう」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 00:45:33.05
ID:yLiPiarZP 律「なんだよー聞いてたのかよ」
澪「…い・ち・お・う言っとくが、
同じ場にいて聞こえないわけがないとだけ言っておこうか」
唯「ほんとだよー」
律「あはは…そ、そうだったっけー?お姉さん覚えてないなー…」
澪「ゆい。こんなお姉さんになったらだめだぞ?」
唯「はーい」
律「はいはい!私のミスでよーだ」ブー
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:12:38.98
ID:yLiPiarZP 紬「…でねー?…はっ!」
紬(いけないわ!いけないっ)ブンブン
紬(お話しているだけでぶらぶらしているだけになってるなんて!)
紬(…そうだわこれならっ!よしっ)グッ
紬「あずさちゃん!」
梓「はい?」
紬「ど、どこか入りましょうか?
ほ、ほらお茶でもできるところにでも…ね?」
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:24:43.89
ID:yLiPiarZP 梓「そうですね。ちょっと歩き疲れたかもです」
紬「うふふ~あそこ?なんかいいかな?コーヒーカップにハートマークなんて…」
紬(やったわ、紬!これは完全にいい流れよ!
これで私もあずさちゃんをすりすりもふも…)
梓「せ、せんぱい…//」
紬「ほえ?」
梓「た、確かに休憩という意味では…その…あのですね…」
紬の指は偶然にもラヴなホテル的な場所を…
紬「ち、ちちっ違うのー!//」アタフタ
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:32:59.13 ID:1bl7xcPW0
むぎwwwwwww134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:28:38.33 ID:BM+DuZ2a0
紬が可愛すぎて生きるのが辛い137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:35:05.84
ID:yLiPiarZP 紬「ううぅ…こんなはずじゃないのに~」ウルウル
梓(あっ…やっぱりむぎ先輩に無理させちゃってるのかも…)
梓(いつものむぎ先輩だったらここまで不器用じゃないもんね)
梓(よーし、私も一歩踏み出さないと…ね)
梓「むぎ先輩」
紬「は、はいっ?」
梓「公園でも行きましょうか。私、もうちょっと先輩と話がしていたいんです」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:47:34.53
ID:yLiPiarZP 紬「うーん…風が心地いいわー」
梓(本当は気づいていた)
梓(そのふと見せる少し憂いな横顔と、帽子を押さえる真っ白な手)
紬「…あ!ちょっとあずさちゃんブランコあるの!ブランコっ。乗りましょう!」キラーン
梓「はい今いきますよー」
梓(いつだって一生懸命?なのかな…あはは)
梓(でもそこが…気になるんだよね)
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 01:59:13.78
ID:yLiPiarZP 梓「そんなに扱いだらパンツ見えちゃいますよー!」
紬「あずさちゃんなら気にしないもん」
梓「そういう問題じゃ…まったくもう…あはは」
梓(たぶんだけど)
梓(私はこのあべこべな先輩が大好きなんだ)
梓(どういう意味かは今の私にはわからないけれど)
紬「あずさちゃんもやりましょう!」キラン
梓「私は…えいいもうっ、いきますよぉー」
梓(とにかくこの大事な時間を大切に)
梓(これからも末永くよろしくです。むぎ先輩♪)
おわり
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 02:03:00.78 ID:1bl7xcPW0
スネーク一同は帰ったのか
結局心配されるほどでもなかったなw
とりあえず乙142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 02:05:07.74
ID:yLiPiarZP すいません、こんな形で終わりにしました
元々、紬と律が好きだったのですが
梓の良さなんかも再確認できて、改めて好きになれました
保守などしていただいた皆さん本当にありがとうございました
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 02:11:26.85
ID:yLiPiarZP おまけ その後のスネーク部隊
律「なあ…みんな聞いてくれないか」
澪「まあ言いたいことは大体わかるが聞こうじゃないか」
唯「私は純粋に気になるので教えてくださいっ!」ビシッ
律「私たちって…もしかして意味なかった?」
澪「だから帰ろうとあれほど…こうなると思ったんだよっ!うう…」
唯「まあいいじゃないハッピーエンドなんだし。
それより甘いものでも食べて帰ろうねっ!」フンス
澪律「はあ…」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/13(水) 02:06:29.83 ID:8CXkzCAu0
心があったかあったかになった
お疲れ様でした
また投下してくださいね144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10 /13(水) 02:10:42.85 ID:nT9jX2z70
むぎゅうううううう乙
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