1 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 18:32:11.35 ID:AsrpCxfwP
唯「ってなぁに?」
梓「先輩、知らないんですか?!」
律「プランに沿ってデートするんだよ。相手はその時にならないとわからないってやつ」
唯「へぇ~」
澪「それで何でいきなりそんな話になったんだ、ムギ?」
紬「実はお父様の会社がその番組のスポンサーで、企画をいくつかもってるのよ」
紬「番組が終わっちゃったときに使わなくなったものをもらったみたい」
紬「それで、せっかくだしみんなでやってみないって思って」
唯律澪梓「ええっ?!」
2 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 18:38:08.42 ID:AsrpCxfwP
唯「なんかおもしろそう!」
澪「で、デート…。知らない人と…。む、無理…」
紬「大丈夫よ澪ちゃん。軽音部でやるつもりだから」
澪「そ、そうなのか…?」
梓「でも私たち5人ですよ?ペアにしたら半端になっちゃいます」
唯「あ、じゃあ憂を呼んでみるよ!そうすれば6人になるし」
律「いつやるんだ?」
紬「イベントの日程もあるみたいだから今週末になるんだけど、みんな大丈夫?」
梓「大丈夫です」
澪「あぁ、わかった」
紬「お昼に駅に集合でいいかしら?」
律「おっけー!そんじゃまた週末に!」
唯「はーい!」5 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 18:44:43.43 ID:AsrpCxfwP
【平沢家】
憂「えっ、ハニカミプラン?!」
唯「うん!ムギちゃんが企画してくれたみたいでさ」
唯「軽音部だけだと奇数になっちゃうから、憂もどうかなって」
憂「でも、私なんかでいいの?」
唯「その方があずにゃんも喜ぶだろうし」
憂「そっか。じゃあ私も参加してみようかな」
唯「じゃあムギちゃんにそう伝えておくね!」
憂(お姉ちゃんとデート出来るチャンス…!)7 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 18:50:58.97 ID:AsrpCxfwP
【澪の家】
澪「ハニカミプランかぁ…」
澪「何度かテレビで見たことあるけど、あれって見てるこっちも恥ずかしくなるんだよなぁ」
澪「も、もし律とペアになったら、律とあんなことやこんなことを…」
澪「………」ぼっ
澪「…な、なに熱くなってるんだ私は//」
澪「た、たかがデートじゃないか!い、いいい意識する必要なんかなにもないのに////」
澪「は、はははは…!はぁ…」
澪(律と、行きたいなぁ)8 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 18:56:53.41 ID:AsrpCxfwP
【梓の家】
梓「ハニカミプランってことは、デート…なんだよね」
梓「誰とデートするんだろう」
梓「唯先輩…は確かに一緒にいて楽しいけど、デートとなるとちょっとなぁ」
梓「ムギ先輩とはいまいち想像が出来ないなぁ…。あんまり二人でいた機会がないし」
梓「律先輩は…まぁあんな感じか」
梓「憂はいつも一緒だし、普通に遊んでる感じになりそう。デートとは違うかも」
梓「やっぱり澪先輩かな。リードしてくれそうだし!」
梓「話も合いそうだし、デートって感じがしそう」
梓「うん、澪先輩とがいい!」9 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:09:52.50 ID:AsrpCxfwP
【当日 駅前】
唯「やっほーみんな!」
律「お、あの唯がめずらしく時間前に来たぞ」
澪「憂ちゃんのおかげだな」
憂「すいません、なんか混ぜてもらっちゃって…」
紬「いいのよ憂ちゃん。その方が楽しいもの」
梓「おはようございます!ってあれ?私が最後ですか?」
律「めずらしく唯が早くに来たからな」
唯「どんなもんですか!」ふんす
梓「憂のおかげじゃないですか…」11 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:14:21.07 ID:AsrpCxfwP
紬「みんな揃ったわね」
紬「それじゃ、今からデートの組み合わせを決めましょうか」
澪「どうやって決めるんだ?」
紬「ふふふ…じゃーん!」
唯「おぉっ!そ、それは…」
紬「わりばしでございまーす!」
律「普通じゃん!」
紬「この6本の割りばしの先端に2本ずつ赤・青・黄の色を塗ってあるの」
紬「みんなで一斉に引いて、同じ色だった人が今日のデートのお相手よ」
律「なるほど。引いてみるまで誰だかわからないってことか」
紬「そういうこと♪」15 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:20:13.38 ID:AsrpCxfwP
紬「じゃ、このわりばしを筒の中に入れて…」
がしゃがしゃ
紬「はい。じゃあみんな一本ずつ選んで」
憂(お姉ちゃんと、お姉ちゃんと…!)
澪(律…律…)
梓(澪先輩!澪先輩!)
紬(誰でもどんと来いです!)
律(黄色!黄色!)
唯(あ、猫だ!かわい~)
紬「いくわよ…?せーのっ!」
ばっ16 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:21:32.04 ID:186YHyPkO
澪憂・律梓・唯紬がいいな~(チラッ
17 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:26:04.23 ID:AsrpCxfwP
・・・・・・
赤:唯・澪
青:紬・憂
黄:律・梓
・・・・・・
唯「あ、赤だ!」
律「よっしゃー!黄色引いたぜーい!」
憂(うぅ、お姉ちゃん…)
梓(がーん!!!澪先輩…)
澪(り、律ぅぅぅ…)ずーん
律「ん?なぁーにしょげてんだよ澪!組みたかった人でもいたのか?」
澪(お前だよバカ律っ!)
紬「それじゃあ唯ちゃん、りっちゃん。ちょっと来てくれる?」20 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:28:41.75 ID:6OFvmxo1P
律wwwww
21 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:30:21.81 ID:pMySdOUn0
これは素直に>>1の手腕に期待したい
22 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:30:54.02 ID:AsrpCxfwP
唯「なになにー?」
律「なんだなんだ?」
紬「はいこれ!」
唯「封筒?何に使うの?」
紬「この封筒の中に今日のデートプランが入ってるの。今日一日はそのプランに従って行動してね」
律「じゃあ私これー!」
唯「ん~、私はこれにしようかな」
紬「それじゃ、唯ちゃんとりっちゃんはペアのところに戻っていいわよ」
紬「戻ったら封筒を開けて中身を確認してね」24 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:35:33.81 ID:AsrpCxfwP
【唯×澪ペア】
澪(律と組めなかった…)
澪(い、いや!しょげちゃダメだ!)
澪(せっかくの機会なんだし、めいっぱい楽しまなきゃ!)
唯「澪ちゃーん、よろしくね~」
澪「へっ?あ、ああ!よろしくな」
唯「どしたの?元気ないみたいだけど」
澪「な、なんでもない!なんでもないぞ!ところでその封筒はなんだ?」
唯「今日一日のデートプランが入ってるんだって」ばりっ
『夏を満喫デート』26 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:39:06.33 ID:AsrpCxfwP
唯「夏を満喫?」
澪「まぁ夏休みだしな。なんだろう、プールとかかな」
唯「なんか楽しそうだね!」
澪「確かにおもしろそうかも」
唯「最初は映画みたい。電車で隣町まで行けって」
澪「何の映画だ?」
唯「わかんない。映画館に着いたら続きを見るようにって書いてあるし」
唯「とりあえず行ってみようよ!」28 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:43:19.60 ID:AsrpCxfwP
【律×梓ペア】
律「よろしくな、梓!」
梓「あ、はい(笑)」
律「なんだその反応は!私じゃ不満か!」
梓「そ、そんなことはないですよ!」
梓「ただ、律先輩が私のことエスコートしてくれるのかぁって考えると…ぷっ!」
律「おい中野。それはどういう意味だこんにゃろ!」こちょこちょ
梓「うひゃひゃひゃひゃ…!!!」
律「いつもいつも私をコケにしやがってぇ!」ぐりぐり
梓「や、やめてください先輩…ひひっ!は、早く封筒の中身を出してください!」
律「おっとそうだった、忘れてた。どれどれ」びりっ
『まったり地元デート』29 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:47:37.05 ID:Cu8kwWja0
律梓とか俺得
30 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:48:33.40 ID:AsrpCxfwP
梓「地元デート…」
律「このへんのことなら任せておけ!」
梓「いや、プラン通りに動かなきゃダメですって」
律「あ、そっか」
梓「まったく…」
律「そういや今日近くで夏祭りがあったな」
梓「へぇ、お祭りかぁ…」
律「ちょっと楽しみになってきたんだろ?」にや
梓「そ、そんなことありません!」
律「はーいはい、わかったから今日一日よろしくな!」
梓「むぅ…」34 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:54:51.51 ID:AsrpCxfwP
【紬×憂ペア】
紬(まさかの組み合わせだけど楽しみだわ。どんな一日になるのかしら)
紬「よろしくね、憂ちゃん」
憂(紬さんかぁ…。二人きりになるのは初めてかも)
紬「憂ちゃん?」
憂「えっ?あ、はい!よ…よろしくお願いします」
紬「ふふっ、緊張しなくても平気よ?」
憂「す、すいません…」
紬「それじゃあ私たちも封筒を開けましょうか」がさがさ
『遊園地デート』35 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 19:58:37.94 ID:AsrpCxfwP
紬「遊園地よ、憂ちゃん」
紬「私あんまり遊園地って行ったことないから楽しみ♪」
憂「でもここからだとちょっと遠いですね」
紬「そうね。電車を乗り継いで行かないと」
憂「あのっ、今日一日よろしくお願いしますっ」ぺこり
紬「うん、よろしくね♪」
・・・・・・
紬「みんな、中身を確認したら各自出発してね」
紬「あ、ハニカミプランなんだからデート中は手を繋がなきゃダメよ?」
紬「それじゃあ解散!」37 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:02:46.78 ID:AsrpCxfwP
紬「それじゃあ行きましょうか」すっ
憂「は、はい」ぎゅっ
憂(紬さんの手、すごくきれい…)
・・・・・・
唯「行こっ、澪ちゃん」ぎゅっ
澪「ちょ、ちょっと待って唯!」
澪(うぅ、恥ずかしい…)
・・・・・・
律「よし、行っくぞー!」ぐいっ
梓「おわっ!」
梓(んもう、乱暴なんだから…)40 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:08:06.66 ID:AsrpCxfwP
【唯×澪ペア】
唯「ここから3駅ほど行ったところの映画館みたいだよ」
澪「へぇー、そこの映画館は行ったことないな」
唯「私も初めてなんだ!楽しみだね」
・・・・・・
【映画館】
唯「到着ー!」
澪「それで、何の映画を見るんだ?」
唯「んーっと…」
『夏といえばホラー映画!怖さで暑さを吹き飛ばしちゃってください!』
唯「ホラー映画だって!」
澪「そっか!帰る!」すたすた
唯「えぇっ?!」42 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:14:23.72 ID:AsrpCxfwP
唯「ちょ、ちょっと待ってよ澪ちゃん!」がしっ
澪「私が怖いの苦手なの知ってるだろ…?無理…怖い」
唯「そ、そうだけど。でもほら見て!何かおもしろそうだよ」
澪「もう本当に勘弁して…。やだやだ帰りたいぃ」
唯「大丈夫!私が隣にいるから」
澪「ほんとに…?」うるうる
唯(おぉ、かわいい…!)
唯「うん!だからそんなこと言わないでさ、いこっ」
澪「うぅ…。わかったよ…」43 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:21:17.72 ID:AsrpCxfwP
どーん
澪「ひぃゃあぁああぁぁあぁ!!!」ぎゅうぅっ
唯「おおっ、びっくりした!」
澪「もうやだ見えない聞こえない見えない聞こえない」
ばーん
唯「あっはっはっはっは」
澪「はぅぅ…」ぎゅうぅぅぅ
唯「この映画おもしろいねー」
澪(どうして笑っていられるんだ…)44 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:24:35.12 ID:AsrpCxfwP
【律×梓ペア】
律「えーっと、最初のデートコースは…」
律「…ゲーセン?」
梓「本当にまったりですね…」
律「まぁとりあえず行ってみるか」
【ゲーセン】
律「で、着いたはいいが何するんだ?」がさがさ
『ホッケーゲームで熱く戦いましょう!
負けた方は罰ゲームとしてゲームセンターにいる間
語尾に「にゃん」をつけてもらいます!』
律「げっ!」
梓「これは…」45 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:28:12.84 ID:zPJ4zM9x0
この指令…明らかに対象を絞ってやがる…!
46 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:29:10.80 ID:AsrpCxfwP
律「随分と殺伐としたプランじゃないか」
梓「語尾に『にゃん』って…」
律「梓はいつも言ってるから慣れっこだろ?」
梓「そ、そんなことはありません!」
律「んまっ、どの道私の勝ちは決まってるようなものだけどな」
梓「むかっ。そんなのやってみなきゃわかんないじゃないですか!」
律「ほう…ならば、挑んでみるか?この百戦錬磨の田井中様に」
梓「やってやるです!」
律「うおおおおおおお!」
梓「だあああああああ!」
――――――
――――
―――
――
…48 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:33:33.98 ID:AsrpCxfwP
律「ま、負けた…この私が」
梓「ふっふっふっ、油断しましたね!」
梓「それじゃ、さっそく言ってもらいましょうか!」
律「く、屈辱だ…」
梓「おや?先輩、語尾が聞こえませんけど?」
律「く…くく、屈辱だ…にゃん」
梓「ぶっ!」49 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:36:13.76 ID:AsrpCxfwP
律「おいこら中野!笑うんじゃねぇ!」
梓「にゃん」
律「わ、笑わないでほしいにゃん…」
梓「ひひっ、苦しい…。や、やめてくださいよ先輩…!」
律「お前がやらせたんだろうが!にゃん!」
梓「あーっはっはっはっは」
律「うぅぅ…」60 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:50:25.03 ID:Cu8kwWja0
律にゃん可愛いよ律にゃん
52 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:40:54.94 ID:AsrpCxfwP
梓「も、もういいですよ先輩!これ以上言われるとお腹が…」げらげら
律「だーもー、悔しい!!!」
梓「はぁっ、はぁっ…。そ、それで、次はなんですか?」
律「んと…」
『ゲームセンターの思い出をプリクラに残しましょう!
お互い顔を近づけて鼻と鼻でキスをするプリクラを撮ってください』
律「」
梓「」
律「こんなことするのかよにゃん」
梓「いや、だからもうそれはいいって言ってるじゃないですか…」
律「えぇーい、ここまで来たらヤケだ。やるぞ梓!」
梓「えぇ?!ちょ、ちょっとまだ心の準備が…」
律「ほらほらこっち!」ぐいっ54 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:43:16.57 ID:AsrpCxfwP
【プリクラ機】
律「ほら、目ぇ閉じて」
梓「…はいっ」
律「いくぞ…」
ちょん
梓「…!!」
梓(律先輩の顔が、こんな近くに…////)
3
2
1
パシャ55 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:46:27.40 ID:6OFvmxo1P
ぶひゅうwwwwwwwww最高でこざりますなぁwwwwwwwwwwホフフ
57 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:47:28.98 ID:O4bLbRPN0
いいよいいよ~
58 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:47:57.75 ID:AsrpCxfwP
律「…ふうっ。あー恥ずかしかった!熱い熱い」ばさばさ
梓「………」ぽぉー
律「おーい、梓ー!」
梓「は、はいっ!」
律「なーにぼーっとしてんだよ」
梓「し、してないです!!」
律「ほれ、さっきのプリクラ」
梓「…ありがとうございま――!!」
梓(改めて見るとやっぱり恥ずかしい…///)61 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:51:23.10 ID:AsrpCxfwP
【紬×憂ペア】
憂「着きましたね」
紬「さっ、行きましょ!」
憂「はい!」にぎっ
【遊園地】
紬「えーっと、まずは…」
『まずはメリーゴーランド!
2人で王子様とお姫様ごっこをしてください』
憂「お、王子様とお姫様ごっこ…?」
紬「王子様役とお姫様役に分かれて、メリーゴーランドに揺られながらお互いの名前を呼び合うんだって」
紬「離れ離れになってしまうシチュエーションみたい」
憂「えぇ…」
紬「さっそくやってみましょ♪」62 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:55:10.93 ID:AsrpCxfwP
【メリーゴーランド】
紬「憂ちゃん、王子様とお姫様どっちがいい?」
憂「紬さんはどっちがいいですか?」
紬「ん~、私はお姫様がいいかも!」
憂「じゃあ私が王子様ですね」
紬「楽しみだわ」わくわく63 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 20:57:50.55 ID:AsrpCxfwP
ぐーるぐーる
紬「ほら憂ちゃん!こういうのは王子様からやるものよ!」
ぐーるぐーる
憂「うぅ…。つ、つつ、紬姫ぇ~!!」
ぐーるぐーる
紬「憂王子~♪」
ぐーるぐーる
憂(は、ははは恥ずかしいよぉ…//)64 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 21:00:36.06 ID:AsrpCxfwP
紬「うふふ、楽しかったわ!」
憂「と、とっても恥ずかしかったです…」
紬「そう?たまにはこういうのもいいものよ」
憂「そ…そうですかね」
紬「さ、次に行きましょうか」
『遊園地と言えばお化け屋敷!
怖かったらお互い遠慮なく抱きついちゃってください』
紬「なんと!」66 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 21:04:14.20 ID:AsrpCxfwP
紬「お化け屋敷よ、憂ちゃん!」
憂「うっ、ちょっと怖いかも…」
紬「大丈夫よ憂ちゃん!私が憂ちゃんのこと守ってあげるわ!」
憂「ほ、本当ですかっ?!」
ぐいっ
憂「えっ?」
紬「これなら安心よ」
憂「ひゃんっ!」
憂(こ、腰に手を…)
紬「それじゃ、レッツゴー!」
憂「お、おー…//」69 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 21:07:19.67 ID:AsrpCxfwP
【お化け屋敷】
ぎゃーっ
紬「きゃぁっ!」
憂「ひっ!」
憂「や、ややややっぱり怖いですね…」
紬「そ…そうね…。でもおもしろいわ!」
ぎゅううぅぅ
憂「紬さん!は、離れないでくださいねっ」
紬「だ、大丈夫よ憂ちゃん!」
紬(あぁ、幸せ…)
わぁーっ
憂紬「きゃあああああっ!」70 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/02(土) 21:08:38.03 ID:wnumNCbY0
沢庵様これには大満足
96 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:26:45.90 ID:sv2EMBQPP
【唯×澪ペア】
澪「はぁ…」げっそり
唯「おもしろかったね!」
澪「ごめん、全然わからない」
唯「髪の長い女の人がさ…」
澪「だあぁーっ!やめろ、やめてくれぇ!」
唯「んもう、冗談だよ澪ちゃぁん」
澪「つ、次やったら本気で帰るからなっ!」
唯「ごめんごめん。さ、行こっ」すっ
澪「うぅ…」ぎゅっ97 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:32:08.36 ID:sv2EMBQPP
唯「次はプールみたいだよ」
澪「ようやく夏って感じがするな…よかった」
・・・・・・
【プール】
唯「おっきいねー!」
澪「このへんじゃ結構有名なプールみたいだな」
澪「そういえば水着持ってきてないけど、どうするんだ?」
唯「なんか用意されてるみたい。着替えよう」98 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:36:27.39 ID:sv2EMBQPP
澪「おまたせ」
唯「おぉ…」
澪「じ、じろじろ見ないでくれ。恥ずかしい…」
唯「澪ちゃんやっぱりスタイルいいね。うらやましいなぁ」
唯「でも最近ちょっと太った?」
澪「んなっ!?なんでそれを…」
唯「このあたりのお肉がすこーし気になりまして」ぷにぷに
澪「こ…こら!触るなっ///」ずいっ
唯「あぁん、澪ちゃんのいけずぅ」
澪「まったく…」
唯「あ、澪ちゃん!流れるプールがあるよ!」
澪「行ってみようか」100 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:42:20.89 ID:sv2EMBQPP
【流れるプール】
唯「水が冷たくて気持ちいいねー」
澪「ああ。夏って感じだな」
唯「澪ちゃん!ほら見て!」
澪「?」
唯「あぁ~流されるぅ~」
澪「こ、こら!吹き出し口で遊ぶな!」
唯「うへへ、足がぁぁ~」
澪(た、楽しそう…)101 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:47:15.39 ID:sv2EMBQPP
唯「………」じーっ
唯「澪ちゃん、本当はやりたいんでしょ?」
澪「ち、ちがうぞ!そんなことは決してないっ」
唯「でも楽しいよ?」
澪「うっ…」
澪「………」
がしっ103 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:50:26.34 ID:sv2EMBQPP
唯「どう?澪ちゃん、楽しいでしょ!」
澪「う、うん…!」
唯「それじゃせーので手離そ」
澪「えっ?!」
唯「せーのっ!」
ぱっ
唯澪「あ~れ~」104 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:54:40.92 ID:sv2EMBQPP
唯「楽しかったね!」
澪「そ、そうだな」
澪(遊ぶなとか言いながら結局楽しんでしまった…)
唯「澪ちゃーん、こっちこっちー!」
澪「おーい、走ると危ないぞ」
唯「あてっ」すってーん
澪「ほら言わんこっちゃない!大丈夫か?」
唯「うん、平気!あ、波のプールだ」105 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 02:58:30.48 ID:sv2EMBQPP
唯「波のプールでプランがあるみたい」
『浮輪を用意してあります。
2人で一つの浮輪に入って波に揺られてください』
澪「うっ、こんなことをするのか…」
唯「楽しそう…!」
澪「うきわはどこにあるんだ?」
唯「これかな?」ぼすっ
澪「い、意外に小さいな…。2人なんて入るのか?」
唯「大丈夫だよ、澪ちゃん細いから!」
澪「そういう問題じゃなくてな…」107 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:02:29.50 ID:sv2EMBQPP
【波のプール】
澪「お、おい唯!もっとそっちに寄ってくれ!」
唯「えぇーっ、これ以上は無理だよ」
澪(こ、こんなに密着して…///)
唯「いざ、荒れ狂う波へ!」
澪「うぅぅ…」
ざっぱーん
唯澪「ひゃあぁああぁあ~~」108 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:06:40.21 ID:sv2EMBQPP
澪「お、おい唯!どんどん流されてるぞ」
唯「だって背中合わせだから舵がうまくとれないんだもん」
唯「あ、そっか!」
くるっ
唯「こうやって向き合えばいいんだよ!」
澪「ひうぅっ」
澪(ち、近いよ唯…//)
唯「それでこうして…」がしっ
澪(だ、抱きつくなぁぁ!!)
唯「いざ、出陣!」
澪(恥ずかしいよぅ…。もう帰りたい…)109 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:10:37.61 ID:sv2EMBQPP
【律×梓ペア】
律「さて、次はと」がさがさ
律「…げっ」
梓「どうしたんですか?」
律「神社だってさ」
梓「とことんまで地元を満喫するプランなんですね…」
律「こっからだと…。あそこの神社かな」
梓「行きましょう」
律「そうだな」ぎゅっ110 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:17:25.02 ID:sv2EMBQPP
【神社】
律「到着」
梓「静かでいいですね、木がいっぱいあって涼しいし…」
律「さぁーて、何をするのかな」
『せっかく神社に来たんだしお賽銭を入れてお祈りしてください!
相手ことを想って声に出してはっきりとお祈りしましょう』
律「またこんなのか…」
梓「弱りましたね」112 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:23:51.65 ID:sv2EMBQPP
律「まぁここまで来たんだし、やって行こうよ」
梓「それもそうですね」
ちゃりーん
がらがら
ぱんぱん
律「じゃ、せーので言うぞ。せーのっ…」
律「…………」
梓「律先輩とずっと一緒にいられますように」
律「………ぷっ」
梓「~~~~~!!!//////」かぁぁぁぁ114 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:28:26.11 ID:sv2EMBQPP
梓「律先輩!!!!!!」
律「ごーめんごめん」
梓「もう、最低です!!!」
律「悪かったって、な?」
律「それにしても…」
律「そっかぁ~、梓はそんなに私のことが好きなのかぁ」
梓「こ、これはプランだから仕方なく言っただけです!」
梓「律先輩なんて好きでも何でもないです!」
律「ふっふ~ん」にやにや
梓「ぬぬぬ…」
律「ささ、次行こうぜ次!」115 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:35:36.89 ID:sv2EMBQPP
『こんなに木々の生い茂った場所にいるんだから木陰で涼みましょう!
パートナーを膝枕してあげて思い出話に華を咲かせてください』
律「ひ、膝枕ぁ?!」
梓「うわぁ、ハニカミプランっぽい…」
律「とりあえずあそこのベンチでいいか」
梓「…そうですね」
どさっ
律「そんじゃ、どうぞ」
梓「し、失礼します…」こてん116 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:41:11.19 ID:sv2EMBQPP
梓「………」
律「………」
律「そんじゃあ梓からどうぞ!」
梓「えっ?!私からですか?」
律「当たり前だろ?こういうのは後輩から言うもんなの」
梓「えぇーっ…何を話せばいいんですか?」
律「そうだな…じゃあせっかくだし私について話してもらおうかな!」
梓「うーん…」117 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:44:39.04 ID:sv2EMBQPP
梓「なんていうか、その…初めて会った時は元気な人だなぁってイメージでした」
梓「でもだらしないし、練習はサボってばっかだし、正直最初の方はあまり好きじゃなかったです」
律「最初の頃は澪にべったりだったもんな」
梓「でも、合宿とか文化祭とかたくさんの行事をこなしてきてわかったんです」
梓「やっぱり律先輩が引っ張ってくれてるから、軽音部なのかなぁって」
梓「あ、もちろん唯先輩にも澪先輩にもムギ先輩にも感謝してますよ?」
梓「律先輩を始め先輩みんながいるから、こんなに毎日が楽しいのかなって」
梓「こ、こんなところですかね!」
律「………」119 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:46:53.32 ID:Dgknz+Bp0
お前らなに画面見つめてニヤニヤしてんだよww
120 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:47:12.35 ID:sv2EMBQPP
梓「律先輩?」
律「いや、なんかそこまで真面目に言われるとは思わなくてさ。聞いてるこっちが恥ずかしくなっちゃったよ」
梓「……ふっ」
律「な、なんだよ梓!」
梓「なんでもないでーす。さ、先輩もどうぞ」
律「む…。まぁいっか」
律「梓が軽音部に入部したいって音楽室のドアに入って来た時のこと覚えてるか?」
梓「…?はい」121 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:50:55.13 ID:sv2EMBQPP
律「あの時は本当にうれしかった。私たちに後輩が出来たって」
律「私だけじゃない、澪も唯もムギも大喜びだった」
律「まぁでも梓は苦労したと思う。お前は真面目だからな。こんなだらだらとやってるとは思ってなかっただろうし」
律「合宿あたりかな、梓がやっと私たちに心開いてくれたのは」
律「それからはずっと5人一緒だったな。あっという間に私たちは3年生になっちゃった」
律「梓はこのまま5人でもいいって言ったけど、やっぱり私たちとしては梓に後輩を作ってあげたかったなぁって…」
律「梓が部長として後輩を引っ張ってる姿が見たかったなって」
律「だから、そこはごめん」
律「その分梓には私たちが卒業するまでたくさん笑っていてほしいと思う」
律「んまっ、そんな感じかなぁ」123 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 03:53:38.48 ID:sv2EMBQPP
梓「………」うるうる
律「えっ、なに梓?泣いてんの?」
律「いやーまいったな、いくら私の話に感動したからって…」
梓「ち、違います!これはその、あくびですあくび!」
梓「律先輩の話があまりに退屈なものだから、眠くなっちゃったんです」
律「はーいはい、おこちゃまな梓ちゃんには難しいおはなちでしたねー」なでなで
梓「うっ…///」
梓「…もう、次行きますよ!」むくっ
律「へいへい」141 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 12:33:17.73 ID:sv2EMBQPP
【紬×憂ペア】
憂「こ、腰が抜けそうでした」
紬「思った以上に怖かったね…」
憂(怖かったのもそうだけど、それ以上にずっと紬さんと密着してたことの方に緊張したよぅ…)
紬「あっ!!」
憂「ど、どうしたんですか?」
紬「ジェットコースターよ憂ちゃん」
憂「うわぁ…大きい」
紬「あれ乗りましょう?私ジェットコースターって乗ったことないの!」
憂「えっ?!」
紬「さぁさぁ」ぐいっ
憂「ちょ、ちょっと待ってくださいっ」144 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 12:39:59.04 ID:sv2EMBQPP
紬「どうしたの?」
憂「あの、その…私、怖いのもあれですけど、絶叫系って本当ダメで…」
憂「で、出来ることならあっちの小さいやつがいいなぁ~…なんて」
紬「…そっか」しゅん
紬「苦手なら、しょうがないよね…」
憂(うっ!か、かわいい…)
憂(そんな悲しい顔されたら断れないよぉ)
憂「で、でも!紬さんが乗りたいっていうなら、私も乗りますよ!」
紬「ほんとっ?!」ぱぁぁ
憂「は、はい!」145 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 12:49:59.18 ID:sv2EMBQPP
【ジェットコースター】
カラカラ
憂(た、高い…)
紬「ほら見て憂ちゃん、いい眺めよ」
憂「そそそ…そうですねっ!」
憂(景色なんて見てる余裕ないです…)
憂「つ、紬さん…」
紬「どうしたの?」
憂「わ、私…やっぱり私無理です!降りますっ」
紬「憂ちゃん、もう諦めましょう?」にこっ
憂(そんな笑顔で言われても…。あ)
びゅーん
憂「きゃああああああああっ!」
紬「やっほぉぉぉう!」146 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 12:56:21.66 ID:sv2EMBQPP
憂「うぅぅ…」
紬「少し休みましょうか。私も疲れちゃったし」
・・・・・・
憂(はぁ…どうにか乗り切った)
憂(紬さん、楽しそうだったなぁ)
憂(いつも落ち着いてて優しそうな紬さんに、こんな一面があるなんて)
紬「おまたせー。はい、憂ちゃん」147 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:02:18.37 ID:sv2EMBQPP
憂「アイスクリームですか?」
紬「そう、買ってきたの!バニラとストロベリーがあるんだけど、どっちがいい?」
憂「ん~と…、じゃあストロベリーで」
紬「はいどうぞ」
憂「あ、お金…」
紬「いいのよ憂ちゃんこれぐらい」
憂「す、すいません!いただきます」
紬「いただきまーす!」148 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:09:46.61 ID:sv2EMBQPP
憂「おいしいですね」ぺろぺろ
紬「そうね、今日は暑いからいつもよりおいしく感じるわ」ぺろぺろ
憂「んー…冷たいっ!」
紬「………」じーっ
憂「紬さん、どうかしましたか?」
紬「えっ?ううん、何でもないの」
憂「…私のストロベリー、食べます?」
紬「えへへ…。ばれちゃった?」
紬「憂ちゃんがあまりにもおいしそうに食べてるから」151 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:19:51.41 ID:sv2EMBQPP
憂「いいですよ、どうぞ」
紬「あ、じゃあ私のバニラと一口ずつ交換しましょ?」
紬「はい、憂ちゃん。あーん」
憂「えっ?!」
紬「…?どうしたの?」
憂(は、恥ずかしい…)
憂「い、いえ…。あぁー…ん」ぱくっ
憂「おいしい…!」
紬「そう?よかった」
憂「じゃ、じゃあ紬さんも…。あ、あーんってしてください」
紬「あーん♪」ぱくっ
紬「うん、イチゴが甘くておいしい!」153 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:27:07.55 ID:sv2EMBQPP
紬「あ、憂ちゃん鼻にアイスついてる!」
憂「えっ?!」
紬「じっとしててね」
憂「………っ」ふきふき
紬「はい、とれました」
憂「ありがとうございま…って紬さんもほっぺたにつけてますよ?」
紬「あら?」
憂「今とりますね」ふきふき
紬「ありがとう憂ちゃん」154 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:33:21.07 ID:sv2EMBQPP
憂「紬さんって、案外おちゃめなんですね」
紬「そうかしら?」
憂「はい。何か全然想像と違って。あ!いい意味でですよ?」
紬「何かこうしていると本当のカップルみたいで楽しいね」
憂「…!そ、そんな私なんか…」
紬「そんなことないわ。私すごく楽しいもの!」
憂「あ…ありがとうございます…///」
紬「あ、憂ちゃん!アイス溶けちゃってるわ!」
憂「へっ?!うわあっ」
紬「ふふっ」155 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:38:36.90 ID:sv2EMBQPP
【唯×澪ペア】
唯「あーっ!楽しかった!」
澪「心臓がもたない…」
唯「お腹空いちゃったよ~」
澪「そういえばもう結構な時間だな。次は何をするんだ?」
唯「んーっとね」
澪(もうお願いだから普通に楽しませてくれ…)
唯「あ、次は花火大会だよ澪ちゃん!土手に行くみたい」
澪「ま、また何か怪しげなプランが用意されてるんじゃあ…」
唯「大丈夫だよー、花火見るだけなんだし」157 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:44:42.51 ID:sv2EMBQPP
唯「それに、今までそんなドキドキするようなプランなんてなかったじゃん!」
澪(何を言っているんだお前は…!私の心臓にどれだけの負担がかかったと思ってるんだ!)
唯「その前にお腹空いちゃったから何か食べよう?」
澪「そ、そうだな」ぎゅっ
唯「…えへへ」
澪「どうしたんだ?」
唯「いや、最初は私が手を差し出してたのに今は澪ちゃんから握ってくれるんだなぁって」
澪「~~~っ!!////」ばっ
唯「あぁん澪ちゃん怒らないでよぉ」
澪「い、行くぞ!」158 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:52:54.30 ID:sv2EMBQPP
【律×梓ぺア】
律「お、おいそんな引っ張るなって」
梓「さ…さっさと次に行くです!」
律「だからぁ、どこに行くかまだわかっとらんだろうが!」
梓「あ…」ぱっ
律「ったく…」
梓「す、すみません」
律「えっと」
『夏の風物詩、祭りに行きましょう!
自転車を用意してありますから、それを使ってください』
律「自転車か」
梓「確かにここから少し距離ありますしね」160 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 13:57:41.71 ID:sv2EMBQPP
ガシャン
律「これだな」
梓「いつの間にこんなものが用意されてたんだろう…」
律「ほら、乗れよ」
梓「へっ?」
律「だから、後ろ」くいくい
梓「に、2ケツですか?!」
律「一台しかないんだから当たり前だろ?それとも梓だけ走って行くか?」
梓「それは…」
梓「じゃ、じゃあ…失礼して」ちょこん
律「うし、それじゃあしゅっぱーつ!」
梓「ひっ!」
梓(は、速い…)162 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 14:01:41.37 ID:sv2EMBQPP
【紬×憂ペア】
紬「まだ次のプランみたいまで少し時間があるみたい。憂ちゃん、何か乗りたいものでもある?」
憂「えーっと…。あ、私あれがいいです!」
紬「コーヒーカップ?」
憂「はい。小さい頃からお姉ちゃんと乗ってて…。私好きなんです」
紬「じゃあ、乗りましょうか」
憂「はい!」163 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 14:06:50.26 ID:sv2EMBQPP
【コーヒーカップ】
紬「あははははっ」
憂「つ、紬さん!回すの速いですっ!!」
紬「憂ちゃん、こういうのはとことんまで楽しまなきゃ!」
紬「それ~♪」
ぐるぐる
憂「ひぃぃぃ」
憂(た、楽しみ方がちがうぅぅ)
憂(でも、これはこれであり…かも)
紬「うっ…」
憂「どうしたんですか?」
紬「ちょっと酔ってしまいました…」
憂「えぇっ?!」166 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 14:09:00.48 ID:RD5ZV5WIO
あずにゃんの2けつは、横座りで律の背中に耳を押しつけるアレ以外認めない
169 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 14:25:52.03 ID:GVHo2q/LO
>>166
俺の脳内では完璧にそれだわ
173 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:39:51.09 ID:sv2EMBQPP
【唯×澪ペア】
唯「着いたね澪ちゃん」
澪「………」むすっ
唯「んもう、まだ怒ってるの?からかってごめんね?」
澪「むぅ…」
唯「ほら、見てよ。すごい眺めだよー」
唯「人もいないし、隠れスポットだね」
澪「確かに人はいないな」
唯「さてさて…」
『花火が上がるまで少し時間があります。
時間潰しに恋愛の話でもして盛り上がりましょう!』
唯「おお」
澪「」174 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:42:56.04 ID:sv2EMBQPP
澪「もうやだ…恥ずかしすぎて死にたい」
唯「まぁまぁそんなこと言わずに」
澪「だ、だいたい!恋愛の話なんて何をすればいいんだよ…」
唯「んーっと…」
唯「あ、澪ちゃん!」
澪「な、なんだ?」
唯「澪ちゃんってさ、りっちゃんのこと好きなの?」
澪「」176 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:44:42.66 ID:1EGKrgw40
でゅふふふ…たまりませんのう…ぶひぃwwwwwwww
177 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:46:16.61 ID:sv2EMBQPP
澪(単刀直入?!)
澪「り、律?!」
唯「うん。だってずっと一緒にいるし、楽しそうだし」
澪「ま、まぁ律とは付き合いが長いからな。はは…」
唯「それで、どうなの?好きなの?」
澪「あんまり私をいじめないでくれ…」
唯「だって気になるじゃーん」
澪「うぅ…」180 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:51:21.36 ID:sv2EMBQPP
澪「す、好きっていうか…その…」
澪「一緒にいて楽しいっていうのは、ある。律が他の人と楽しそうにしてるのを見ると、ちょっと…やだったり…」
唯「それ好きなんだよ澪ちゃん!」
澪「はうぅっ!み、みなまで言うな!!」
唯「いいねぇいいねぇ、青春じゃないかぁ」
澪「うぅ、うるさいうるさい!」
澪「そういう唯はどうなんだよ」
唯「私?」
澪「そう、唯は…その。好きな人とかいないのか?」
唯「私かぁー…。私はね―――」
ひゅーっ…
どーん183 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:55:41.79 ID:sv2EMBQPP
唯「あっ、花火あがったよ!」
唯「きれいだね~」
澪「お、おい唯!唯はいったい―――」
唯「わぁ~…」
澪「……ふぅ」
澪(でも、一日振りかえるとすごく楽しかった)
澪(心臓に悪いイベントばかりだったけど、なんだかんだでおもしろかったし)
澪(たぶん、唯とだからだろうな。律とはまた別だったと思う)
澪(たまには、こういうのもいいかもな)184 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 15:59:40.69 ID:sv2EMBQPP
唯「さてさて、プランの方は…」
『ハニカミデートもクライマックスです。
きれいな花火に照らされながらパートナーに愛の告白をしてください』
唯「これはこれは…」
澪「ひぃいぃぃ」
唯「大丈夫だよ、澪ちゃんは告白される側みたいだし」
澪(それもそれで困る…)185 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:02:42.72 ID:sv2EMBQPP
唯「まぁまぁ、任せておきなさいて」
澪「何でそんな能天気なんだ…」
唯「…よし!いくよ~」
澪「…う、うん」
唯「わたくし、平沢唯は!澪ちゃんのことが好きなのであります!」びしぃ
澪「」ぽかーん
澪「………ぷっ」186 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:06:49.42 ID:sv2EMBQPP
澪「あはははは!何だよ唯、そ…それじゃ選手宣誓みたいじゃないか!ぷくく…」
唯「がぁーん!ひどいよ澪ちゃん、私の決死の告白を笑うだなんて!」
澪「ご…ごめんごめん!でも、あまりにもおかしくて…ぷぷ」
唯「むぅ~…。もう澪ちゃんなんて知らないっ!」ぷいっ
澪「悪かったよ唯。でも、唯らしくていいと思うぞ」
澪「ありがとう」
唯「えへへ~。そう?」
澪「あぁ、すごくいいと思う」187 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:09:09.82 ID:sv2EMBQPP
唯「はい、澪ちゃん」
澪「…?」
唯「なんかここから先は澪ちゃんだけが読むようにって」
澪「そうなのか?」
『パートナーから愛の告白を受けましたか?
あなたはほっぺにキスをしてそれに応えてください』
澪「………」くらっ
唯「み、澪ちゃん?!」
澪(なんだこれはぁぁあぁぁああぁ!)188 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:13:45.73 ID:sv2EMBQPP
澪(最後の最後で…こんな…?)
どぉーん
唯「おぉー、きれいだなぁ。たーまやー!」
澪「………」
澪(…よし!ここまで来たんだ、やってやるさ!)
澪(こんなの、全校生徒の前で下着晒したことに比べれば大したことないっ…!)189 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:16:24.49 ID:sv2EMBQPP
澪「すぅーっ、はぁーっ」
澪(い、いくぞ…)じりじり
唯「~♪」
澪(いまだっ)すっ
唯「あ、そういえば澪ちゃ――」くるっ
澪(…は?)
ちゅっ192 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:21:07.88 ID:sv2EMBQPP
唯「………?」
澪「………!」
澪「う…うわああぁあぁぁぁ!」ばっ
澪(ほ、ほっぺたのつもりが…口いぃいぃぃ)
唯「み、澪…ちゃん…?今のはいったい…どういう…こと、ですか…?」
澪「ご、ごめん唯!そんなつもりじゃ…」
澪「あの、これは…その、事故で…」
唯「…もう一回」
澪「えっ?」
唯「もう一回、して?」193 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:26:40.10 ID:sv2EMBQPP
澪「………」
唯「澪ちゃん?」
澪「は、恥ずかしいよ…」
唯「でも、そういうプランなんでしょ?」
澪「う、うん…」
澪(うぅ…ほっぺたって言えばよかった)
唯「じゃあもう一回」
澪「………」
唯「澪ちゃん」
澪「へっ?」
唯「ちゃんと私の顔、見て」194 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:30:15.30 ID:sv2EMBQPP
澪「………」
唯「………」
澪(目を閉じてる、私のこと待ってるんだ…)
澪(唯…)
澪「………」すっ
ちゅっ
澪「…ぷはっ」
唯「えへへ…ありがと」
澪「う、うん…///」
澪(唯の唇、すごくやわらかかった…)197 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:34:11.84 ID:sv2EMBQPP
唯「…にしても」
澪「?」
唯「いきなり私の唇を奪うだなんて、澪ちゃん意外と大胆なんだね!」
澪「………!!」ぼんっ
唯「あ、顔真っ赤!」
澪「う、うるさい//」
唯「さっき私のことを笑ったお返しだよ~っ」
澪(えっ?じゃ、じゃあもしかしてさっきの唯は演技…?)
澪「~~~!!////」
澪「か…かか、帰るぞっ馬鹿っ!」すたすた
唯「あ、待ってよ澪ちゃ~ん」
――――――
――――
―――
――
…202 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:56:51.90 ID:4BVE8S1sO
ペア見たときは不安だったが
これは最高に良いな
198 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 16:37:12.03 ID:sv2EMBQPP
【律×梓ペア】
律「ほいっ、到着~」
梓「は、速すぎです…。何度落ちると思ったことか」
律「ごめんごめん」
梓「それにしても賑わってますね」
律「年に一度のお祭りだからな」
梓「行きましょう!」ぎゅっ
律「おう!」203 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:00:46.60 ID:sv2EMBQPP
【夏祭り】
「お、りっちゃんじゃねーか!」
律「あ、おっちゃん!今年も来たよー」
「今年は澪ちゃんと一緒じゃないんか?」
律「澪は別んとこいってるよ。今年は後輩と一緒に来たんだ」
「ほぉ、かわいい嬢ちゃんだ。こいつはサービスだ!持ってきな!」
梓「あ、ありがとうございます…」
律「さっすがおっちゃん!太っ腹だねぃ」
「またよろしく頼むよ!」
律「おう、じゃねー!」
「あら、りっちゃんじゃない?」
律「おばちゃーん!」
梓(すごい人気…)204 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:04:20.02 ID:sv2EMBQPP
律「いやーすまん梓、おいてけぼりだったな」
梓「いえ、大丈夫です。律先輩、このお祭りの常連なんですね」
律「まぁー毎年行ってるからな。梓は行かないのか?」
梓「私はちょっと人混みが苦手なんで…」
律「そっか。ま、せっかく来たんだし遊ぼうぜ」205 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:07:34.56 ID:sv2EMBQPP
梓「あ、かわいい…」
律「ん?金魚すくいか。定番だな、やってみるか?」
梓「じゃ、じゃあ一回だけ…」
・・・・・・
梓「ぜ、全然とれなかった…」
律「なんだよ梓へったくそだなぁ。よし、よぉく見とけよ」
律「おっちゃん、もう一回ね」
律「金魚すくいのコツはな、ためらわず一気にすくうことだぜ。…ほれっ!」ピシャ
律「ほれ!こいつも、こいつも!」ピシャピシャ
梓「す、すごい…」
律「へっへーん、どんなもんよ!」207 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:10:47.26 ID:sv2EMBQPP
律「たくさん取れました!」どーん
梓「すごい数ですね…」
律「ま、私にかかればこれぐらいどうってことないのさ。あっ!」
梓「何かあったんですか?」
律「りんご飴だ!これ私好きなんだよ、食べようぜ!」ぐいっ
梓「うわっとと…。はい」
梓(先輩、子どもみたい)ふふっ
律「なぁにニヤニヤしてんだよー」
梓「いえ、別に。行きましょ?」
・・・・・・208 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:13:25.70 ID:sv2EMBQPP
【公園】
梓「静かでいいですね」
律「ここの公園は穴場なんだ。祭り会場の抜け道にあるからな」
律「いやー楽しかった。何か色々振り回しちゃってごめんな?」
梓「いえ、楽しかったです!私お祭りのことよくわかんなかったし…」
梓「あ、そういえばハニカミプランの方は…」
律「おっと、すっかり忘れてた」
『祭りも楽しみいよいよデートも終わりです!
お互いに愛の告白をしてください』
律「うむ、最後だけあってハードルが高いな」
梓「本当ですね…」
律「こういうのは私が先にすべきなんだろうな」210 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:17:28.20 ID:sv2EMBQPP
律「………」
梓(………)どきどき
律「んーっと、梓」
梓「は、はい!」
律「私はその…そういうのうまく言葉に出来るタイプじゃないからさ」ぽりぽり
律「簡潔に済ませるから」212 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:19:55.08 ID:sv2EMBQPP
律「梓」
梓「はい…」
律「………」ずいっ
梓「………」どくんどくん
律「梓。お前のことが好きだ、誰よりもな」
梓「………!!!」どきん213 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:23:20.53 ID:sv2EMBQPP
梓「………」ぎゅっ
律「お、おいおい」
律「どうしたんだよ。お前の番だぞ、梓」
梓「わ…私も、律先輩のことが好きですっ!」
律「へへへ、ありがと」
梓「………」ぎゅううぅ
律「…梓?」
梓「……は、恥ずかしいから顔は見ないで///もう少しこのままいさせてくださいっ」
律「ったく、仕方ないなぁ」214 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:26:39.36 ID:sv2EMBQPP
ガシャン
律「ほら、乗れよ。送るよ」
梓「あ、ありがとうございます」
きーこきーこ
律「なぁ、梓」
きーこきーこ
梓「はい?」
律「楽しかったか?」
梓「…はい」ぎゅっ
律「おいおい、もうプランは終わってるぞ?」
梓「これは私が勝手にやってるだけです」
律「…そっか」
律「でも梓。最後顔真っ赤だったよな!ぷっ」216 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:30:16.28 ID:sv2EMBQPP
梓「んなっ!!り、律先輩だってそうでしたよ!」
律「私はそんなことないもーん、だってそういうプランだし」
梓「ぬぬぬ…」ぎゅうう
律「い、痛い痛い!締めつけるなって苦しい!」
梓「…ふんっ!」
梓「………律先輩の、馬鹿」ぼそっ
律「ん?なんか言ったか?」
梓「何でもないですー」
律「変な奴」
梓「先輩こそ」
律「はいはい」
――――――
――――
―――
――
…222 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:52:52.42 ID:sv2EMBQPP
【紬×憂ペア】
憂「紬さん、大丈夫ですか?」
紬「へ、平気よ…。ごめんね憂ちゃん」
憂「それで、次のプランは…」
『遊園地デートもこれで最後!
観覧車に乗って夜景を楽しみましょう!』
憂「観覧車ですって」
紬「観覧車?!」ぴくっ
紬「憂ちゃん、行きましょう!」ぐいっ
憂「へっ?あ、はい!」
憂(一瞬で元気になった…)224 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:55:12.10 ID:sv2EMBQPP
【観覧車】
『頂上に着くまで今日一日を振り返りましょう。
そして頂上に着いた時、手を取り合って愛の告白をしてください!』
紬「まぁ!」
憂「そ、それじゃあ私から…」
憂「今日はすっごい楽しかったです」
憂「紬さんとペアになった時最初うまく過ごせるかすごい不安だったんです」
憂「でも、紬さんはそんな私の手を取ってたくさん楽しませてくれました」
憂「本当に感謝してます。その、ほ…本当のカップルみたいで…//」
憂「あの、その…。ほ、本当にありがとうございましたっ」226 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 17:57:35.36 ID:sv2EMBQPP
紬「私も憂ちゃんと今日一日過ごせて楽しかったわ」
紬「唯ちゃんたちとはいつも一緒だから、憂ちゃんとデートしたのはすごく新鮮だった」
紬「色んな一面が見れたし、あっという間に時間が過ぎたわ」
紬「私の方こそありがとう」
憂「い、いえ。そんな…」
紬「わぁ…。憂ちゃん見て!夜景がすごくきれいよ」
憂「本当ですね、もう頂上近くまで上がってるみたいです」
紬「憂ちゃん」にぎっ
憂「は、はい」
紬「私ね、憂ちゃんのこと好きよ」
憂「っ////」228 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:00:37.58 ID:sv2EMBQPP
紬「憂ちゃんのことが、とってもとっても好き」
憂「わ、私も…。その…紬さんのことが…好きです……」ごにょごにょ
憂「す…すごくすごく、好き…でしゅ…」
紬「最後の方が言葉になってないわよ、憂ちゃん」
憂「だ、だだだって…恥ずかしいじゃないですか…///」
ぎゅっ
なでなで
憂「えっ…?」
紬「こうした方が、より雰囲気が出ると思わない?」
憂「…///」229 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:02:34.24 ID:sv2EMBQPP
【電車】
紬「今日はありがとうね、憂ちゃん」
憂「………」
紬「憂ちゃん?」
憂「すーっ…すーっ…」
紬(寝ちゃってるわ)
こつん
紬「あら?」
紬(私の肩に…)232 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:05:26.70 ID:sv2EMBQPP
紬(よっぽど疲れたのね。みんなはどうだったかしら。楽しめたのかな?)
紬「ふわ~ぁ…」
紬(私も疲れちゃった。久々にこんなはしゃいじゃったから)
紬(駅までもう少し時間あるし、私もちょっとだけ…)
こつん
紬(憂ちゃんの頭をお借りして、寝ようかしら)
――――――
――――
―――
――
…234 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:08:27.44 ID:sv2EMBQPP
【明くる日】
唯「この前は楽しかったね」
律「たまにはあぁいうのもいいかもな」
澪「わ、私はもう無理…。心臓が…」
紬「みんな、ちょっといい?」
梓「ムギ先輩、どうしたんですか?」
紬「『あいのり』って知ってる?」
律「あいのりってあの男と女が旅するやつか?」
紬「実はお父様がそのラブワゴンをもらってきたんだけど…」
唯律澪梓「………」
唯律澪梓「えぇぇぇーっ?!!」
おしまい235 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:10:34.78 ID:sv2EMBQPP
こういう企画物のSSって本当は安価でやるともっと盛り上がるんだろうけど、
俺にはそんな力量はなかったwww
保守支援してくれた人
見てくれた人さんくす236 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:11:33.04 ID:3uybPpWA0
fantastic!!!
242 名前:
以下、名無しにかわりまして VIPがお送りします :2010/10/03(日) 18:43:33.16 ID:0dSeIXnD0
ニヤニヤが止まらなかったwwwww
乙!
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