1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:05:58.02 ID:
stXfOREF0
美少女「あの、だから……ずっと貴方の事が……」
美少女「好きで」
俺「ヒィーックシ!!」
美少女「した!!」
俺「ふぅ、花粉症かな……ごめん、なんだって?」
美少女「……だから!!!貴方の事が好」
プァァァァーーーーーン!!
俺「電車がうるさくて聞こえない」
ガタンゴトン!ガタンゴトン!ガタンゴトン!
美少女「昔っか ガタンゴトン! 貴方の ガタンゴトン! 好 ガタンゴトン! ってたの!!わかった!?」
俺「わかんない」
美少女「チクショウ!!」
ひとつ飛ばし恋愛 初回限定版
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:06:37.95 ID:
stXfOREF0
俺「大事な用事なの?」
美少女「えっ?……うん…大事な用事……」
俺「そう。じゃあちゃんとお願い」
美少女「……私、ずっと前から、貴方の事が……」
美少女「好きでした!!!」
俺「…………」
美少女「……どう…かな………その……」
俺「Zzz………」スヤァー
美少女「クソッタレー!!!」チクショー
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:07:16.97 ID:
stXfOREF0
俺「おっと、ゴメンゴメン。昨日寝てなくて。……さ、用事を済ませよう」
美少女「……まだ眠い?」
俺「眠い」
美少女「また立ったまま寝そう?」
俺「どうだろ」
美少女「好き」
俺「Zzz……」スヤァー
美少女「うおおおおおおお!!!!」
美少女「なんで!!なんで!!なんでなんでーーーー!!!!!」
美少女「なんでなのーーーー!!!!」
な ん で な の ー !
俺「うぅん……ゴメンやっぱ眠いから明日でも良い?」
美少女「明日!明日ね!!ぜったいよ!!」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:08:09.19 ID:
stXfOREF0
~明日~
俺「来たよ」
美少女「昨日はちゃんと寝た!?」
俺「ぐっすりと寝た」
美少女「そう……でも一応、コレ、飲んで」すっ
眠眠打破ァー!
俺「いや、眠く無いって」
美少女「飲むのよ!!」
俺「………」ゴクリンチョ
俺「うおー眠気0だ」ギンギン
美少女「……良し。」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:08:50.84 ID:
stXfOREF0
美少女「周囲確認ー!!!!」バッ
俺「えっ?」
美少女「線路なーし!!」バッ
俺「原っぱだからね」
美少女「ひと気なーし!!」バッ
俺「近くに家無いからね」
美少女「上空からの落下物なーし!!」バッ
俺「……なにをやってんの?」
美少女「……ふぅ……聞いて。」
美少女「私、ずっと前から、貴方の事が……」
美少女「………」チラッ
俺「?」
美少女「やっぱこれも飲んどいて」すっ
メガシャキッ!!!
俺「眠気0だっちゅーに」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:09:38.70 ID:
stXfOREF0
美少女「飲むのよ!!!」ずいっ
俺「………」ゴクリンチョ
俺「うおお………」
美少女「もう一本!!!」ずいっ
眠眠強破ァー!
俺「うぅ……」グビリンチョ
俺「うぁぁ……」
美少女「良し……良し……完璧……いくわよ!!」
美少女「貴方の事が!!好きでした!!」バァーン
俺「………ヤバい」
美少女「……ヤバい?嬉しいって事!?」
俺「ヤバい……目が回る……倒れそう……」うっぷ
美少女「えっ」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:10:36.71 ID:
stXfOREF0
俺「オロロロロロロ!!!」
美少女「ギャー!!!だ、大丈夫!!?」
俺「駄目ロロロロロロ!!!」
美少女「あぁ、あぁ、えーと、あぁ」アタフタ
俺「うぅっぷ………うぅ……」
俺「ふぅ……うぅっぷ……駄目だ……気持ち悪い……」
美少女「あの……」
俺「……君は何をしたいんだ…」
美少女「わ、私はただ……」
俺「俺が吐いてるとこを見たかったの?……うぅ……」
美少女「ちっ、違う!!私はただ!!」
美少女「貴方が好きだって!言いたかったの!!!」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:11:06.86 ID:
stXfOREF0
俺「…………」
美少女「……あっ」
俺「…………」バタン
美少女「言えた………あれ?」
俺「…………」死ーん
美少女「し、死んでる……」
俺「うぅ………」
美少女「いや、生きてる……」
美少女「…………チックショォォーー!!!!!」
美少女「なんで!!!なんでまた!!!!なんでこんな事になるのよー!!!!」
美少女「うおおおおおお!!!なんで!!!なんで!!!」
なんで!!!!なんで!!!!なんでーーーーーッ!!!!!!
俺「救急車……」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:11:48.65 ID:
stXfOREF0
美少女「ハッ!そ、そうね!!今すぐ呼ぶわ!!」ピポパ
美少女「……よし。呼んだわ!!」
俺「ありが……と…」バタン
美少女「………ハッ!」
救急車→病院→入院→お見舞い→二人きり→告白!
美少女「……入院…入院ね………」
美少女「セイャァーーーーーッ!!」ドゴォ!
俺「おごっ!!」死ーん
美少女「これで入院は確実……あっ!救急車来た!!」
ピーポーピーポー
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:12:31.04 ID:
stXfOREF0
~後日・病室~
美少女「お見舞いに参りましたー」
俺「いらっしゃい」
美少女「大丈夫?ゴメンねぇ……まさかカフェイン過敏症だったなんて……」
俺「自分でもビックリ」
美少女「ちょっと待ってて、今リンゴ剥いてあげる」
俺「ありがとう」
美少女「……ねぇ、健診はいつあるの?」
俺「今日はもう無いよ」
美少女(ウッシ!!邪魔者は居ない無いナーイ!!)
美少女「あ、あのね……実は…大事な話があるの………」シャリシャリ
俺「前から言ってたやつ?」
美少女「うん……そう……大事な話」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:13:16.41 ID:
stXfOREF0
美少女「実は…私、貴方の事が………」シャリシャリ
美少女「ずっと好ぐぁぁぁぁぁッ!!!」ザックゥゥ
俺「うわっ」
美少女「指がァァァァァ!!!指がァァァァァ!!!!!」ぶしー
俺「だ、大丈夫?ナースコールナースコール。」カチッ
美少女「あぁ!大丈夫!!大丈夫だから!!」ぶしー
俺「いや、でも凄い血が」
美ナース『どーしましたー?』
俺「あっ、見舞い客が怪我をしました」
美ナース『それは大変、今すぐ向かいますねー』
美少女「あぁ、また……どうして……」ぶしー
俺「大丈夫?」
美少女「どうしてー!!!どうしてどうしてどうしてーーーーッ!!!!」ぶしー!
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:13:59.71 ID:
stXfOREF0
俺(ヤバい)
美少女「どうしてーー!!!なんでなのよーー!!!!うおおおおおお!!!!」ぶしー
美少女「いっつもこう!!!私が貴方に好」
俺「ヒーックシッ!!」
美少女「きって言おうとすると!!絶対になんかが起こる!!!」ぶしー
俺「落ち着こう。余計に血が出るよ」
美少女「落ち着けるもんですか!!」
美少女「私は!!貴方の事がッ!!!!好」
ガラッ
美ナース「美ナース登場!!」バァーン
美少女「もおおおおおおおおお!!!!!」
美ナース「アラ、闘牛ごっこ?」
美少女「もおおおおおおおおお!!!!」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:14:52.55 ID:
stXfOREF0
俺「違います。怪我して取り乱してるんです」
美少女「もおおおおおおおおお!!!!!うううおおおおおおお!!!!!」
美ナース「……鎮静剤を持ってくるんだったわ」
俺「落ち着いて」
美少女「ハァッ!ハァッ!ハァッ!…………」
美ナース「……大丈夫?」
美少女「………はい」
美ナース「それで……どこを怪我したの?」
美少女「指をザックリと………あ、あれ?」
俺「あれ?……止まってる」
美ナース「ふむ……興奮しすぎて指の筋肉が膨張、傷口を埋めたのね」
俺「なるほど」
美少女「理に適っている」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:15:39.25 ID:
stXfOREF0
美ナース「じゃ、一応包帯と絆創膏置いていくから」
俺「ありがとうございました」
美少女「ご迷惑をおかけしました……」
美ナース「病院では静かにね……」
美少女「申し訳ありません……」
美ナース「じゃ、私はこれで……あぁそうそう、貴方に言う事があったわ」
俺「?」
美ナース「私と付き合ってくれない?」
美少女「は?」
俺「え?いや、俺?え?そんな……」
美ナース「どうかしら……私じゃ嫌?」
俺「い、いや……そんな事……これって告白……ですよね」
美ナース「ええ」
俺「俺……告白されるのって初めてで……どうすれば良いか……」
美少女「ハァァァァァァァァァァァ!!?」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:16:09.05 ID:
stXfOREF0
美ナース「静かに」
美少女「ッ!!」
俺「……えーっと…ですね」
美少女(断れ!断れ!断って前歯全部折ってやれ!!)ドギマギ
俺「………ごめんなさい」
美少女「イヤッフゥー!!!!」バンザーイ
美ナース「……そう。ざんねん。何かあったらナースコールしてね、直ぐに駆けつけるわ」
ガラッ
俺「……驚いたー」
俺「告白されちゃったよ俺」
俺「告白……告白かぁ……」
美少女「告白、されるの、初めて、だったの、ね?」
俺「告白なんてそう何度もされる事じゃないでしょ」
美少女「はーーーん!!!」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:16:53.44 ID:W3nDC/4e0
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:17:08.03 ID:
stXfOREF0
俺「だ、大丈夫?」
美少女「大丈夫じゃない!!なんであの女は出来て!!私は告」
ガラッ
美爺さん「おばぁさんやーーい」
俺「あっ、お爺さんまた病室間違って……」
美爺さん「おぉ!!文太郎!!」
俺「違う」
美爺さん「はて、ここじゃ無かったかの」
俺「お婆さんが居るの隣の棟でしょ」
美爺さん「おぉ、おぉ、すまんかったのう三田村くん」
俺「違う」
美爺さん「じゃーのー」
俺「あのお爺さんいつもピンポイントでここの病室に間違えてやって来るんだってさ」
俺「で?なんか言いかけてたけど……」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:17:59.03 ID:
stXfOREF0
美少女「……もう、いい…」
俺「そう言われると気になる」
美少女「……だって好」
ガシャーン!!
俺「うわっ窓ガラスが」
美少女「きって言おうとすると誰かが怪我したりするんだもん……」
外の美リハビリ病人「すみませーん!大丈夫ですかー!!」
俺「あっ、ごめん聞いてなかった……大丈夫?怪我なかった?」
美少女「……うん、大丈夫………」
俺「大丈夫でーす!!」
外の美リハビリ病人「よかったー!大丈夫ついでにボール取ってくださーい!!」
俺「これか窓ガラス割ったのは……おりゃっ」ビュオオオオ!!
外の美リハビリ病人「重い!!」バシューン
175 km/h
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:18:03.68 ID:PsYz9i520
小鷹じゃん
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:18:29.54 ID:
stXfOREF0
美少女「このまま告」
俺「割れた窓から蜂が!」ヒィー
美蜂「ブゥーン」
美少女「白を ブゥーン けてたら ブゥーン 死者だって ブゥーン よ……」
俺「蜂が耳元を!!」ヒィー
美少女「だから……私は……」
俺「どっか行け!!」シッシッ
美蜂「ブゥーン」サラバー
美少女「この恋を、諦める」
俺「えっ………今……なんて…」
美少女「だから……この恋を………えっ?」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:19:07.42 ID:
stXfOREF0
俺「今……君は……」
美少女「えっ?えっ?今……私……もしかして………」
美少女(言っちゃった………!!)
俺「コイ………って…」
美少女(言えちゃった…………!!!!)キャー
美少女「う、うん……あっ!いや!そうじゃなくて……その……」
美少女「やっぱ、諦めるのはやめて……」
俺「うん……」
美少女「その、どう……かな……私の事……」
俺「良いと……思うよ」
美少女(や……や…………)
美少女「ぃやったぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」ウッヒョー!!!!
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:19:50.35 ID:
stXfOREF0
俺「うおっ」
美少女「本当に!?ホントに良いの!!?」グイグイ
俺「えっ、まぁ……でもそんなに喜ぶなんて……」
美少女「喜ぶに決まってるじゃないの!!!!」ワッショーイ!!
美少女「あぁ!幸せ!!私は今幸せの絶頂にいるわ!!!」ワッショーイ!!!
俺「それ程までに……ま、まぁ頑張ってね、見に行くから」
美少女「うん!!!…えっ?」
俺「えっ」
美少女「見に行く……?なにを?」
俺「公園の鯉を平らげるんでしょ?」
美少女「……………………み」
美少女「耳もかぁぁぁぁーーーーーーッ!!!!!!」ガーン
美少女「耳も悪いのかぁぁぁぁぁぁぁーーーッ!!!!」ズガバーン
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:20:30.59 ID:
stXfOREF0
俺「若干ね」
美少女「私が鯉なんて食うわけがないでしょうがぁー!!!」クイッ
俺「わお金ぱっつぁん」
美少女「私は!!……良い!?さっき私は!!恋」
俺「ウッ!クルシッ!!」
美少女「を諦め……あぁぁぁぁぁ!!!もう!!!!もおおおおおおおおお!!!!!」
俺「お腹が……痛い………ナースコール…
」
美少女「もおおおおおおおおお!!!もおお……あれ?ちょっと、大丈夫?」
俺「ナース…コール……」バタン
美少女「っ!」カチカチカチカチ
美ナース『あら、今度はなにかしら』
美少女「急いで来て!!なんかお腹押さえて倒れちゃったの!!」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:21:38.68 ID:
stXfOREF0
ガラッ
美ナース「大丈夫!?」
俺「駄目……」
美医者「こっ、これはいかん……緊急オペの準備だ!!」
美少女「えぇっ!?しゅじゅちゅ!?」
美医者「そうだ、しゅずつだ……急ぎたまえ美ナース!!」
美ナース「はい!!!」ガラガラガラガラ
俺「しゅずちゅ……なんで……」
美医者「説明は後だ!!オペ室へ運ぶ!!」
1・2の~3!!グイッ
俺「うぅ……ドナドナの…気分……」ガラガラガラガラ
美少女「待って!すじゅつの前に言っておきたい事が……」
美医者「後にしてくれ!!間に合わなくなっても知らんぞー!!!ワーイ」ガラガラー
美少女「………」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:22:11.24 ID:
stXfOREF0
~手術シーン割愛・病室~
俺「ふぅ……一時はどうなる事かと思った」
美少女「無事で良かった……本当に良かった……!!」ウルウル
ガラッ
俺「お医者先生……」
美医者「……少し、よろしいですか……」
俺「謎の腹痛の件ですね」
美少女「他に無いでしょう」
美医者「……私はこういう事は単刀直入に申し上げます…」
俺「?」
美ナース「どうか……心して聞いて下さい」
美少女「なに……?……まさか……そんな……」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:23:02.03 ID:
stXfOREF0
美医者「貴方は…………」
美少女「……」ゴクリ
美医者「貴方の体は………」
俺「………」ゴクリ
美医者「ガンに冒されています」
俺「ガーン」
美少女「ガーン」
美少女「嘘よ……嘘よーーーーーーーーーーッ!!!!!」
美医者「気持ちはわかりますが、落ち着いて……」
美少女「落ち着けるワケないじゃない!!!」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:23:33.67 ID:
stXfOREF0
美少女「ガンだなんて………そんなのって……ハッ」
美少女「私のせいだ……私が告」
美医者「うわぁぁぁぁぁ!!!古傷が開いたぁぁぁぁぁ!!!」ぶしー
美少女「白なんてしたから…!!」
俺「ガン……俺がガン……」
美医者「止血!!!」ふんっ
俺「ガン…………俺が……俺たちが……ガン」
美ナース「貴方だけです」
俺「俺だけが……ガン…」
美少女「私のせいで………ごめんなさい…本当にごめんなさい……!!」
俺「……なんで謝るの」
美少女「だって、私が貴方に告………」
美少女「……いえ、なんでも……無い……本当にごめんなさい…」すっ
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:24:11.97 ID:
stXfOREF0
俺「どこへ」
美少女「私の声が貴方に届かない所まで……」
俺「そんな……」
美少女「お医者先生、ガンが治る可能性は……」
美医者「五分五分って所ですね」
美少女「五分五分……私がいたら絶対に治らない………」
ガラッ
俺「待って!」
美少女「さようなら……もう、会う事は無いでしょう……!!!」タッ
俺「待っ…ウッ……」
美医者「無理をしてはいけない!しゅじゅちゅをしたばかりなんですよ!!」
俺「………」
~5年後・墓地~
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:24:48.02 ID:
stXfOREF0
美女「お久し……ぶりです……」
俺家の墓
美女「結局……私が居なくても、逝ってしまわれたのですね………」
美女「こんな事になるのなら、側に居れば良かった……!!!」ウルウル
美女「……初めて面と向かって言えそうです。」
美女「私は、貴方の事を」
美女「愛し」
俺「あれ?久しぶり」
美女「えっ」
俺「5年ぶりくらい?」
美女「えっ」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:25:31.64 ID:
stXfOREF0
美女「あの、えっ?死んだんじゃ」
俺「俺が?俺は死んでないけど」
美女「死んでない……」
俺「死んでないよ。死んだのは俺の親父」
俺家の墓
美女「あー……ふーん、そうーなん……だ……ほーほー、なるほどなるほど……」
俺「新聞の訃報欄見てきたの?」
美女「まぁーそうー……だねぇ……うん…見間違えてしまい……ましたー……みたいな感じの」
俺「俺が死んだと思って」
美女「うん………そう……生きて…たんだね……」
俺「うん」
美女「生きて……たんだ………う…」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:26:03.18 ID:
stXfOREF0
美女「うわぁぁぁぁぁぁ!!!良かったぁぁぁぁぁぁ!!!!」ダバダー
俺「ハハハ、ありがとう………」
美女「良かったよおおおおお!!!オヨヨヨー!!オヨヨヨー!!」ダッダバダー
俺「……あのさ」
美女「うん……!だぁにぃ………!!」ダバダーダバダー
俺「この5年間さ、君に会えたらずっと言おうと思ってた事があるんだけど……」
美女「うん…………!」
美女「………えっ」ドキッ
俺「あの…………俺、実はさ………」
「君の事…す………す………」
美女「す?」ドギマギ
俺「好
おわり
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:27:06.53 ID:SHdldEEC0
ふーん
好きだって告白しちゃうんだ
やるね
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:31:31.03 ID:b+F+yC/50
なかなか面白かった
乙
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:33:50.60 ID:wk7SWX4u0
なるほど
これで俺が何かを言おうとするたびに同じことが起こって、
美少女はそれを察して言葉無しにお互い好きだと悟ってラブラブエンドか
上手くできているな
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/22(金) 23:36:02.56 ID:6vLtAX5k0
乙
面白かったわ
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