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ホロ「暇じゃな」
2013-02-20 (水)
08:04
1：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2013/02/19(火) 17:32:17.96 ID:58TFvwTCo
ﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「のう、ぬし様よ」
ロレンス「うん？ どうかしたのか」
ホロ「暇じゃ」
ロレンス「…昼寝でもしていたらどうだ」
ロレンス「まだ次の街までは時間がある」
ロレンス「というか、とてもじゃないが今日中には着かないぞ」
ホロ「…そんなにかかるのかや」
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3：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2013/02/19(火) 17:33:53.97 ID:58TFvwTCo
ホロ「覚えていない」
ロレンス「おいおい、しっかりしてくれ」
ロレンス「物忘れのする賢狼なんて間抜けじゃないか」ﾊﾊ
ホロ「…いや、そうは言っても」
ホロ「その前の街を発ってもう何日になるかや？」
ロレンス「三日と半日だな」
ホロ「…ほれ、そんなになるじゃろう」
ホロ「…退屈じゃのう」
4：>>2 のんびりラブコメ。：2013/02/19(火) 17:36:50.64 ID:58TFvwTCo
ロレンス「別に、これまでの旅と比べて特別長い道のりでもないだろう？ むしろ短いくらいだ」
ロレンス「幸いいい日和だし、のんびり昼寝でもしていたらどうだ」
ホロ「もう、十分寝てしまいんす」
ホロ「それに、あんまり日のあるうちから寝ておると、夜になって眠れんじゃろ」
ロレンス「子どもか、お前は」
ホロ「やかましいわ」
5： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:40:38.56 ID:58TFvwTCo
ロレンス「退屈結構。平和なことじゃないか」
ロレンス「面倒がつきものなのが旅なんだ。順調なのは喜ぶべきだろう」
ホロ「…それは、そうじゃが」
ロレンス「退屈なら、そうだな」
ロレンス「今日の食事は少し豪勢にしよう」
ホロ「？」
ロレンス「商会に頼まれた荷に、魚介がある」
ロレンス「急ぎつつしかしあまり刺激を与えないように、なんて難しい注文だったが」
ロレンス「多少痛んでいるものは、取り除いてしまわないと残りのものまで痛んでしまう」
6： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:43:54.57 ID:58TFvwTCo
ホロ「それじゃあその痛んでしまったものを、わっちに食べてもよいと？」
ロレンス「悪いな、キズもので」
ロレンス「しかしあの街の魚介が一級品だったのは、お前の方がよく知っているはずだ」
ホロ「うむ」ﾀｼｶﾆ､ﾋﾞﾐﾀﾞｯﾀﾉｳ
ロレンス「何より旅の途中で新鮮なものを口にできるんだ」
ロレンス「…退屈な旅のちょっとした楽しみとしては、悪くないと思うんだが」
ホロ「ふん」
7： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:46:14.25 ID:58TFvwTCo
ホロ「食べ物で釣ろうなど、浅ましい」
ホロ「が、今さらじゃ。もうぬし様のそう言うところにも慣れた」
ホロ「大人しくしとればいいのじゃろ」ﾊﾟｻ
ロレンス「助かる」ﾊﾊ
10： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:49:12.81 ID:58TFvwTCo
ホロ「…暇じゃな」
ロレンス「おいおい、またか」
ロレンス「昨日、たんまり荷の魚たちを食べていたじゃないか」
ロレンス「（めちゃくちゃおいしそうにな）」
ロレンス「（というか、頼まれた荷がずいぶん寂しいことになった）」
ロレンス「（ま、まあ。多少は仕方ないと言われていたからな。大丈夫、だな、うん）」
ホロ「ぬし様はちょろいのう」
ロレンス「何か言ったか？」
ホロ「何でもない」
>>8 thx 若干書き溜めてある。
とりあえず今回そこまで投下して、また書き溜めたらって感じで。
11： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:52:22.37 ID:58TFvwTCo
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「ほっ」
ロレンス「ん」
ﾎﾟﾃｯ
ロレンス「…どうした。俺なんかより、毛布にでも凭れていた方が楽だろう」
ホロ「まあの」
ホロ「…気分転換じゃ。いつも同じ場所だと同じ景色しか見えん」
ロレンス「馬車だから、風景は変わっているはずだが」
ホロ「空は大して変わらんじゃろ。あほ」
ロレンス「あ、あほってことはないだろう」
12： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:55:41.77 ID:58TFvwTCo
ｷﾞｭｯ
ホロ「まあ、そう言うことじゃから」
ホロ「わっちは一眠りする」
ホロ「食事のときには起こしてくりゃれ…」
ロレンス「…はいはい」
ホロ「…」ｽｰ
13： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:56:55.78 ID:58TFvwTCo
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
ホロ「…むう」
ホロ「…」ｶﾀｲ
ホロ「ぬし様、どこかや」
ロレンス「お、目が覚めたか」
ロレンス「よく眠っていたから…ちょうど起こそうと思っていたところだ」
ホロ「…」ｼﾞﾄｯ
ロレンス「…なんだなんだ」
ホロ「ぬし様よ」
ロレンス「…わ、悪いが、もう魚は出せないぞ」
14： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 17:59:09.43 ID:58TFvwTCo
ホロ「…」ﾊｱ
ロレンス「？」
ホロ「ぬし様は、ほんとーに、あほうじゃな」
ロレンス「な」
ｽﾀｯ
ホロ「まあ、いい。おるならいい」
ホロ「一緒に、食事にしよう。一緒にな」
ロレンス「…あ、ああ」
ホロ「じゃがの」
ホロ「あんまり、勝手にいなくなったりしないでくりゃれ？」
15： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:01:45.16 ID:58TFvwTCo
ﾊﾞｯ
ホロ「暇じゃな！」
ロレンス「…全く暇そうには見えないが」
ホロ「まあの」ﾍﾟﾀｯ
ホロ「まだ街を発ったばかりじゃからな」
ホロ「今から退屈しておったら、本当にそのせいで死んでしまいんす」
ロレンス「確かに」
ホロ「じゃがすることがないのも事実じゃー」ｺﾞﾛｯ
ホロ「ぬし様ー、何か面白いことはないかのー」ｺﾞﾛｺﾞﾛｰ
ロレンス「…いい身分だなおい」
16： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:04:26.02 ID:58TFvwTCo
ロレンス「そうだ、たまにはお前が手綱を引いてみたらどうだ」
ホロ「…わっちがかや？」
ホロ「なるほど、こうしているよりは、退屈も紛れるかも」ｶﾞﾊﾞｯ
ホロ「ぬし様ぬし様、ほれ、ちょっと手綱をわっちに貸しんす」ﾜｸﾜｸ
ロレンス「こ、こら。落ち着け、ちゃんと引くんだぞ」
ﾊﾟｯ
ホロ「おお」
ホロ「…なるほど、これがいつも」
ホロ「ぬし様が見ている景色かや」
17： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:06:09.76 ID:58TFvwTCo
ホロ「…大してわっちの見ている景色と変わらんのう」
ロレンス「当たり前だろ」ﾊﾊ
ロレンス「いいか、下手なことはしなくていい」
ロレンス「まあ、しっかり持っておく。強く引くのは問題のあるときだ」
ロレンス「それだけ気をつけておいてくれ、…さて」
ｺﾞｿｺﾞｿ
ホロ「ぬ、ぬし様？」
18： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:07:49.19 ID:58TFvwTCo
ｺﾞﾛﾝ
ロレンス「いつもホロは、こうしているのか」
ロレンス「…人が引いている馬車ってのは、何となく居心地が悪いが」
ロレンス「なかなかのんびりできていい」
ホロ「ぬ、ぬし様よ。勝手に離れないでくりゃれ」
ホロ「わっちはどうすればいいのかや」ｵﾛｵﾛ
19： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:09:34.35 ID:58TFvwTCo
ｸﾞｲｯ
馬「…」ﾝﾀﾞｺﾗ
ホロ「ひう」
馬「…」ｱﾚ､ｲﾂﾓﾉｱﾝﾁｬﾝﾄﾁｶﾞｳﾔﾝ
馬「？」ﾄﾞｳｲｳｺｯﾁｬ
ホロ「な、なにかやぁ」
ロレンス「…おいホロ、何だか道を逸れて来てないか」
ホロ「わ、わっちのせいかや！？」
ｸﾞｲｸﾞｲ
馬「 」
ロレンス「ば、ばか！ 下手に手綱を引くなって、さっき」
ﾋﾋｰﾝ
ホロ「おお！？」
20： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:11:12.96 ID:58TFvwTCo
…
ホロ「…」
ロレンス「わ、悪かった。だから機嫌を直してくれ、な」
ホロ「…何を言うておる」
ホロ「謝らんといけないのはわっちの方じゃ…大切な荷を」
ｸﾞﾁｬ
ロレンス「いや、今回は繊細な荷もほとんどない。ほんとうだ」
ロレンス「だから気にしないでくれ」
21：◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 18:12:56.39 ID:58TFvwTCo
ロレンス「ほら、まああれだ」
ロレンス「いい退屈凌ぎになったろう」
ロレンス「こうした面倒ごとも、旅の楽しみってやつだ」
ホロ「…うむ、まあの…」
ホロ「ぬし様は、本当に、甘いのう」
ロレンス「ああ、まあな」
ロレンス「だがでなければ、お前とこれまで旅を続けて来られなかったろうさ」
ロレンス「だからいい」
ホロ「…あほう」
ホロ「くふふ。ぬし様は本当にあほうじゃ」
23： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:30:13.36 ID:58TFvwTCo
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「暇じゃな～」
ロレンス「あんまりいい口癖ではないな」
ホロ「じゃって、のう」
ホロ「見渡す限りの草原」
ホロ「…景色までこうじゃと、もう、おかしくなってしまいそうじゃ」
ロレンス「…おおげさだな」ﾊｱ
24： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:31:55.38 ID:58TFvwTCo
ホロ「んうー」ﾉﾋﾞｰｯ
ロレンス「せっかくだから、軽く体でも動かしたらどうだ」
ロレンス「これだけの草原なら、走るだけでも気分がいいだろう」
ホロ「そうじゃのう」
ホロ「ぬし様も一緒にどうじゃ」
ロレンス「ん、俺もか」
ホロ「座ってばかりだと、体にも毒じゃろ」
ホロ「一人で戯れるのは楽しくないしのう、付き合ってくりゃれ？」
25： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:33:45.89 ID:58TFvwTCo
ロレンス「…まあ、それはそうだが」
ロレンス「分かった。今日は早めに馬車を止めようか」
ロレンス「そのときついでに、な」
ホロ「うむ！ 楽しみができたの！」
ロレンス「（旅で、余計な体力を使ってしまうのはご法度なんだが…）」
ロレンス「（こう言うところを、ホロはいつも甘いって言っているんだろうな）」ﾊｱ
ホロ「んむ？」
ロレンス「お前が言うな」
ホロ「な、何じゃ急に」
ロレンス「何でも」
26： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:35:57.27 ID:58TFvwTCo
ホロ「ほっ」
ｽﾀｯ
ロレンス「よっと」
ホロ「よし、ぬし様よ！ あの湖まで競争じゃ！」
ロレンス「ば、こら。馬車を置いて行くわけにはいかないだろ」
ホロ「それっ」ﾀﾀｯ
ロレンス「…はあー。どこが賢狼なんだ、一体」ﾀﾀｯ
馬「…」ﾍｲﾜﾔﾅ
27： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:38:36.39 ID:58TFvwTCo
ﾊﾞｼｬｯ
ロレンス「うっぷ！」
ホロ「くふふ、なんじゃ、油断が過ぎるのではないかや？」
ロレンス「あのなあ…」
ホロ「お、この湖、魚がおるの！」
ホロ「どうじゃぬし様、少しばかり魚取りに精を出すのは」
ホロ「運動に食糧の確保。一石二鳥じゃろう！」
ロレンス「取るのは魚だけどな」
ホロ「…うわあ」
ロレンス「…すまん」
28： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:41:16.01 ID:58TFvwTCo
ホロ「ほっ」
ﾊﾞｼｬｯ
ロレンス「さすがだな。よくまあ、そんなに簡単に魚を」
ロレンス「…俺はさっぱりだ」
ホロ「くふ、まあコツがある」
ホロ「鈍臭いぬし様には、難しいかもしれんがの」
ロレンス「…いいさ、ホロが取ってくれるのなら」
ロレンス「俺は水遊びをしてると思えばいい」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
ホロ「ちょっと卑屈すぎじゃないかや…？」
29： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:44:19.86 ID:58TFvwTCo
ホロ「あ、あんまり気にせんでくりゃれ？」
ロレンス「気にしてないさ」
ロレンス「ただ、俺にできないことは、ホロに任せるってだけだ」
ホロ「んむ？」
ロレンス「一人旅だと、できないことでもなんとかしなくちゃならないが」
ロレンス「二人旅なら、できないことは分担すればいいだけだ」
ロレンス「…まあ、そのことに気がつくのに、ずいぶんかかったんだが」
ホロ「…臭い台詞じゃの」
ロレンス「ほっとけ」
30： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:46:10.12 ID:58TFvwTCo
ロレンス「ま、だから魚取りは任せる」
ロレンス「馬車を牽くのが、俺の仕事だからな」ﾆﾔﾆﾔ
ホロ「…しつこい男は嫌われるんじゃぞ」
ホロ「ぬし様のあほう」
ロレンス「はは」
31： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:48:39.82 ID:58TFvwTCo
ホロ「暇じゃろ？」
ロレンス「は？」
ホロ「暇じゃろ、ぬし様よ」
ロレンス「…なんだ、何を企んでる」
ホロ「いやー、景色も変わり映えせんしの！」
ホロ「わっちはともかく、手綱を握り座りっぱなしではやることもなくできることもなく」
ホロ「ぬし様は、暇、そうじゃな！」
ロレンス「…何を言ってるんだお前は」
32： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:50:45.71 ID:58TFvwTCo
ホロ「と、言うことでじゃ」
ｺﾞｿｺﾞｿ
ホロ「賢狼たるわっちが、ぬし様の退屈を慮って暇つぶしに付き合おうというわけじゃ」
ホロ「ほれ」
ﾊﾟｼ
ロレンス「…なんだ」
ホロ「ほれほれ」
ﾄﾄﾄ…
ホロ「葡萄酒じゃ♪」
ロレンス「酒が飲みたかっただけか…」ﾊｱ
33： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:53:21.84 ID:58TFvwTCo
ｺﾞｿ
ホロ「前の街で、いい干し肉が手に入ったじゃろ」
ホロ「胡椒をたんまりと使った、何とも酒と合いそうな、の♪」
ロレンス「…それ、一応、売り物なんだが」
ホロ「んむ？」ｶﾞｼｶﾞｼ
ロレンス「…あー、全く。ええい」ｸﾞｲｯ
ロレンス「…ぷはーっ。ほら、俺にも寄越せ」
ホロ「おお、にゅし様は分かってほる！」ｶｼﾞｶｼﾞ
ロレンス「干し肉を齧りながら喋るな」
ホロ「ん？」
34： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:55:49.43 ID:58TFvwTCo
ホロ「おお、そうじゃ」
ホロ「ほれ」ｸｲｯ
ロレンス「…なんだ」
ホロ「いつものように、噛み切って取ればいいじゃろ？」
ロレンス「その、短い干し肉をか」
ホロ「んむ、そう言うことじゃ♪」
ロレンス「…お前、まさかもう酔ってるのか」
ホロ「ほれほれ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
35：◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 19:58:33.53 ID:58TFvwTCo
ロレンス「…まったく」
ホロ「♪」
ロレンス「（どうせホロのことだ、俺が齧りつこうとすると）」
ロレンス「（顔をそらすか口に入れてしまうか）」
ロレンス「（いずれにしても、素直に食べさせるつもりはないんだろう）」
ホロ「ぬし様よ、早くしてくりゃれ？」
ロレンス「はいはい」
ロレンス「（ここは付き合っておいてやろうじゃないか）」
ロレンス「あー」
36： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:00:45.37 ID:58TFvwTCo
ロレンス「ん」
ホロ「くふ」
ロレンス「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ロレンス「おい、ホロ、お前」
ホロ「ぬし様は、からかってばかりでは拗ねてしまうからの」
ロレンス「…」
ロレンス「…」ﾊｱ
37： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:03:57.48 ID:58TFvwTCo
ﾎﾟﾃｯ
ホロ「くふふふー」
ロレンス「おい、ホロ」
ホロ「ふふ、ぬし様は、暖かいの…」
ホロ「…」ｽｰ
ロレンス「…大して飲んでもいないじゃないか」
ロレンス「…疲れが、溜まっていたのか」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ホロ「…」ｽﾔｽﾔ
ロレンス「賢狼形なしだな。まったく」
ホロ「…♪」ｽﾔｽﾔ
38： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:06:16.90 ID:58TFvwTCo
ホロ「暇じゃー！」
ﾋﾏｼﾞｬｰﾋﾏｼﾞｬｰ
ﾋﾏｼﾞｬｰ
…
ロレンス「何を叫んでるんだ、お前は」
ロレンス「というか、こんな余分なところで賢狼スキルを発揮するな」ｷｰﾝ
ホロ「いやいや、ぐっすり眠ったらすっかり快調での！」
ホロ「ちょっと叫びたくなったわけじゃー」
ロレンス「…やっぱり疲労が溜まっていたんだな、お前」
ホロ「ぎくっ」
39： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:09:15.48 ID:58TFvwTCo
ホロ「そ、それは…あのな、ぬし様よ…」
ロレンス「体調が悪いときは、ちゃんと言ってくれといつも言っているだろ？」
ロレンス「旅ではそういうやせ我慢が一番怖いんだ。倒れてからだとどうしようもない」
ホロ「うむ…すまん」ｼｮﾎﾞｰﾝ
ロレンス「…まあ、今はもう元気なら、いい」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ロレンス「らしくない、可愛い寝顔も見れたしな」ﾊﾊ
ホロ「んむ…け、賢狼の頭を軽々しく撫でるでない！」
40： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:11:52.53 ID:58TFvwTCo
ﾊﾞｯ
ホロ「それに、らしくないは余計じゃ！」
ロレンス「はいはい。じゃあ、いつも通り、可愛い寝顔でしたよ、賢狼サマ」
ホロ「なっ…」//
ホロ「この、たわけ！」
ホロ「ぬし様は、ほんっとーにたわけじゃ！」
ロレンス「はは」
41： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 20:14:07.81 ID:58TFvwTCo
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
ホロ「…そろそろ次の街に着く頃かや？」
ロレンス「ああ。…街に着いたら、することはたくさんある」
ロレンス「暇じゃなくなる。よかったな」
ホロ「ふむ…そうじゃのう」
ホロ「しかし、暇な時間も、ぬし様といれば悪くない」
ホロ「いや、むしろ…」
ロレンス「うん？」
ホロ「…いや、なんでもない」
ホロ「さてぬし様よ。街に着いたら、まず何をしようかの！」
終わり
43：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2013/02/19(火) 20:49:21.02 ID:cIPg4Z2Wo
乙だがもっと書いてもいいのだぞ主様よ
44：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2013/02/19(火) 20:54:56.30 ID:ba7BEniAO
乙～
まだまだ行けるな
45： ◆5elc53sAMI：2013/02/19(火) 21:09:30.84 ID:58TFvwTCo
一話？が短いので、ぐだぐだ続けるのもなあと思い。
ただこの二人は書いていて楽しかったので、また似たようなスレを立てると思う。
そのときまた見てくれたら。
レス、ありがとうございました。
48：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします：2013/02/20(水) 01:49:11.27 ID:Np4ZOGSAO
乙。癒された
ﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「のう、ぬし様よ」
ロレンス「うん？ どうかしたのか」
ホロ「暇じゃ」
ロレンス「…昼寝でもしていたらどうだ」
ロレンス「まだ次の街までは時間がある」
ロレンス「というか、とてもじゃないが今日中には着かないぞ」
ホロ「…そんなにかかるのかや」
狼と香辛料 Blu-rayBOX COMPLETE EDITION (完全初回限定生産)
ホロ「覚えていない」
ロレンス「おいおい、しっかりしてくれ」
ロレンス「物忘れのする賢狼なんて間抜けじゃないか」ﾊﾊ
ホロ「…いや、そうは言っても」
ホロ「その前の街を発ってもう何日になるかや？」
ロレンス「三日と半日だな」
ホロ「…ほれ、そんなになるじゃろう」
ホロ「…退屈じゃのう」
ロレンス「別に、これまでの旅と比べて特別長い道のりでもないだろう？ むしろ短いくらいだ」
ロレンス「幸いいい日和だし、のんびり昼寝でもしていたらどうだ」
ホロ「もう、十分寝てしまいんす」
ホロ「それに、あんまり日のあるうちから寝ておると、夜になって眠れんじゃろ」
ロレンス「子どもか、お前は」
ホロ「やかましいわ」
ロレンス「退屈結構。平和なことじゃないか」
ロレンス「面倒がつきものなのが旅なんだ。順調なのは喜ぶべきだろう」
ホロ「…それは、そうじゃが」
ロレンス「退屈なら、そうだな」
ロレンス「今日の食事は少し豪勢にしよう」
ホロ「？」
ロレンス「商会に頼まれた荷に、魚介がある」
ロレンス「急ぎつつしかしあまり刺激を与えないように、なんて難しい注文だったが」
ロレンス「多少痛んでいるものは、取り除いてしまわないと残りのものまで痛んでしまう」
ホロ「それじゃあその痛んでしまったものを、わっちに食べてもよいと？」
ロレンス「悪いな、キズもので」
ロレンス「しかしあの街の魚介が一級品だったのは、お前の方がよく知っているはずだ」
ホロ「うむ」ﾀｼｶﾆ､ﾋﾞﾐﾀﾞｯﾀﾉｳ
ロレンス「何より旅の途中で新鮮なものを口にできるんだ」
ロレンス「…退屈な旅のちょっとした楽しみとしては、悪くないと思うんだが」
ホロ「ふん」
ホロ「食べ物で釣ろうなど、浅ましい」
ホロ「が、今さらじゃ。もうぬし様のそう言うところにも慣れた」
ホロ「大人しくしとればいいのじゃろ」ﾊﾟｻ
ロレンス「助かる」ﾊﾊ
ホロ「…暇じゃな」
ロレンス「おいおい、またか」
ロレンス「昨日、たんまり荷の魚たちを食べていたじゃないか」
ロレンス「（めちゃくちゃおいしそうにな）」
ロレンス「（というか、頼まれた荷がずいぶん寂しいことになった）」
ロレンス「（ま、まあ。多少は仕方ないと言われていたからな。大丈夫、だな、うん）」
ホロ「ぬし様はちょろいのう」
ロレンス「何か言ったか？」
ホロ「何でもない」
>>8 thx 若干書き溜めてある。
とりあえず今回そこまで投下して、また書き溜めたらって感じで。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「ほっ」
ロレンス「ん」
ﾎﾟﾃｯ
ロレンス「…どうした。俺なんかより、毛布にでも凭れていた方が楽だろう」
ホロ「まあの」
ホロ「…気分転換じゃ。いつも同じ場所だと同じ景色しか見えん」
ロレンス「馬車だから、風景は変わっているはずだが」
ホロ「空は大して変わらんじゃろ。あほ」
ロレンス「あ、あほってことはないだろう」
ｷﾞｭｯ
ホロ「まあ、そう言うことじゃから」
ホロ「わっちは一眠りする」
ホロ「食事のときには起こしてくりゃれ…」
ロレンス「…はいはい」
ホロ「…」ｽｰ
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
ホロ「…むう」
ホロ「…」ｶﾀｲ
ホロ「ぬし様、どこかや」
ロレンス「お、目が覚めたか」
ロレンス「よく眠っていたから…ちょうど起こそうと思っていたところだ」
ホロ「…」ｼﾞﾄｯ
ロレンス「…なんだなんだ」
ホロ「ぬし様よ」
ロレンス「…わ、悪いが、もう魚は出せないぞ」
ホロ「…」ﾊｱ
ロレンス「？」
ホロ「ぬし様は、ほんとーに、あほうじゃな」
ロレンス「な」
ｽﾀｯ
ホロ「まあ、いい。おるならいい」
ホロ「一緒に、食事にしよう。一緒にな」
ロレンス「…あ、ああ」
ホロ「じゃがの」
ホロ「あんまり、勝手にいなくなったりしないでくりゃれ？」
ﾊﾞｯ
ホロ「暇じゃな！」
ロレンス「…全く暇そうには見えないが」
ホロ「まあの」ﾍﾟﾀｯ
ホロ「まだ街を発ったばかりじゃからな」
ホロ「今から退屈しておったら、本当にそのせいで死んでしまいんす」
ロレンス「確かに」
ホロ「じゃがすることがないのも事実じゃー」ｺﾞﾛｯ
ホロ「ぬし様ー、何か面白いことはないかのー」ｺﾞﾛｺﾞﾛｰ
ロレンス「…いい身分だなおい」
ロレンス「そうだ、たまにはお前が手綱を引いてみたらどうだ」
ホロ「…わっちがかや？」
ホロ「なるほど、こうしているよりは、退屈も紛れるかも」ｶﾞﾊﾞｯ
ホロ「ぬし様ぬし様、ほれ、ちょっと手綱をわっちに貸しんす」ﾜｸﾜｸ
ロレンス「こ、こら。落ち着け、ちゃんと引くんだぞ」
ﾊﾟｯ
ホロ「おお」
ホロ「…なるほど、これがいつも」
ホロ「ぬし様が見ている景色かや」
ホロ「…大してわっちの見ている景色と変わらんのう」
ロレンス「当たり前だろ」ﾊﾊ
ロレンス「いいか、下手なことはしなくていい」
ロレンス「まあ、しっかり持っておく。強く引くのは問題のあるときだ」
ロレンス「それだけ気をつけておいてくれ、…さて」
ｺﾞｿｺﾞｿ
ホロ「ぬ、ぬし様？」
ｺﾞﾛﾝ
ロレンス「いつもホロは、こうしているのか」
ロレンス「…人が引いている馬車ってのは、何となく居心地が悪いが」
ロレンス「なかなかのんびりできていい」
ホロ「ぬ、ぬし様よ。勝手に離れないでくりゃれ」
ホロ「わっちはどうすればいいのかや」ｵﾛｵﾛ
ｸﾞｲｯ
馬「…」ﾝﾀﾞｺﾗ
ホロ「ひう」
馬「…」ｱﾚ､ｲﾂﾓﾉｱﾝﾁｬﾝﾄﾁｶﾞｳﾔﾝ
馬「？」ﾄﾞｳｲｳｺｯﾁｬ
ホロ「な、なにかやぁ」
ロレンス「…おいホロ、何だか道を逸れて来てないか」
ホロ「わ、わっちのせいかや！？」
ｸﾞｲｸﾞｲ
馬「 」
ロレンス「ば、ばか！ 下手に手綱を引くなって、さっき」
ﾋﾋｰﾝ
ホロ「おお！？」
…
ホロ「…」
ロレンス「わ、悪かった。だから機嫌を直してくれ、な」
ホロ「…何を言うておる」
ホロ「謝らんといけないのはわっちの方じゃ…大切な荷を」
ｸﾞﾁｬ
ロレンス「いや、今回は繊細な荷もほとんどない。ほんとうだ」
ロレンス「だから気にしないでくれ」
ロレンス「ほら、まああれだ」
ロレンス「いい退屈凌ぎになったろう」
ロレンス「こうした面倒ごとも、旅の楽しみってやつだ」
ホロ「…うむ、まあの…」
ホロ「ぬし様は、本当に、甘いのう」
ロレンス「ああ、まあな」
ロレンス「だがでなければ、お前とこれまで旅を続けて来られなかったろうさ」
ロレンス「だからいい」
ホロ「…あほう」
ホロ「くふふ。ぬし様は本当にあほうじゃ」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
ホロ「暇じゃな～」
ロレンス「あんまりいい口癖ではないな」
ホロ「じゃって、のう」
ホロ「見渡す限りの草原」
ホロ「…景色までこうじゃと、もう、おかしくなってしまいそうじゃ」
ロレンス「…おおげさだな」ﾊｱ
ホロ「んうー」ﾉﾋﾞｰｯ
ロレンス「せっかくだから、軽く体でも動かしたらどうだ」
ロレンス「これだけの草原なら、走るだけでも気分がいいだろう」
ホロ「そうじゃのう」
ホロ「ぬし様も一緒にどうじゃ」
ロレンス「ん、俺もか」
ホロ「座ってばかりだと、体にも毒じゃろ」
ホロ「一人で戯れるのは楽しくないしのう、付き合ってくりゃれ？」
ロレンス「…まあ、それはそうだが」
ロレンス「分かった。今日は早めに馬車を止めようか」
ロレンス「そのときついでに、な」
ホロ「うむ！ 楽しみができたの！」
ロレンス「（旅で、余計な体力を使ってしまうのはご法度なんだが…）」
ロレンス「（こう言うところを、ホロはいつも甘いって言っているんだろうな）」ﾊｱ
ホロ「んむ？」
ロレンス「お前が言うな」
ホロ「な、何じゃ急に」
ロレンス「何でも」
ホロ「ほっ」
ｽﾀｯ
ロレンス「よっと」
ホロ「よし、ぬし様よ！ あの湖まで競争じゃ！」
ロレンス「ば、こら。馬車を置いて行くわけにはいかないだろ」
ホロ「それっ」ﾀﾀｯ
ロレンス「…はあー。どこが賢狼なんだ、一体」ﾀﾀｯ
馬「…」ﾍｲﾜﾔﾅ
ﾊﾞｼｬｯ
ロレンス「うっぷ！」
ホロ「くふふ、なんじゃ、油断が過ぎるのではないかや？」
ロレンス「あのなあ…」
ホロ「お、この湖、魚がおるの！」
ホロ「どうじゃぬし様、少しばかり魚取りに精を出すのは」
ホロ「運動に食糧の確保。一石二鳥じゃろう！」
ロレンス「取るのは魚だけどな」
ホロ「…うわあ」
ロレンス「…すまん」
ホロ「ほっ」
ﾊﾞｼｬｯ
ロレンス「さすがだな。よくまあ、そんなに簡単に魚を」
ロレンス「…俺はさっぱりだ」
ホロ「くふ、まあコツがある」
ホロ「鈍臭いぬし様には、難しいかもしれんがの」
ロレンス「…いいさ、ホロが取ってくれるのなら」
ロレンス「俺は水遊びをしてると思えばいい」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ
ホロ「ちょっと卑屈すぎじゃないかや…？」
ホロ「あ、あんまり気にせんでくりゃれ？」
ロレンス「気にしてないさ」
ロレンス「ただ、俺にできないことは、ホロに任せるってだけだ」
ホロ「んむ？」
ロレンス「一人旅だと、できないことでもなんとかしなくちゃならないが」
ロレンス「二人旅なら、できないことは分担すればいいだけだ」
ロレンス「…まあ、そのことに気がつくのに、ずいぶんかかったんだが」
ホロ「…臭い台詞じゃの」
ロレンス「ほっとけ」
ロレンス「ま、だから魚取りは任せる」
ロレンス「馬車を牽くのが、俺の仕事だからな」ﾆﾔﾆﾔ
ホロ「…しつこい男は嫌われるんじゃぞ」
ホロ「ぬし様のあほう」
ロレンス「はは」
ホロ「暇じゃろ？」
ロレンス「は？」
ホロ「暇じゃろ、ぬし様よ」
ロレンス「…なんだ、何を企んでる」
ホロ「いやー、景色も変わり映えせんしの！」
ホロ「わっちはともかく、手綱を握り座りっぱなしではやることもなくできることもなく」
ホロ「ぬし様は、暇、そうじゃな！」
ロレンス「…何を言ってるんだお前は」
ホロ「と、言うことでじゃ」
ｺﾞｿｺﾞｿ
ホロ「賢狼たるわっちが、ぬし様の退屈を慮って暇つぶしに付き合おうというわけじゃ」
ホロ「ほれ」
ﾊﾟｼ
ロレンス「…なんだ」
ホロ「ほれほれ」
ﾄﾄﾄ…
ホロ「葡萄酒じゃ♪」
ロレンス「酒が飲みたかっただけか…」ﾊｱ
ｺﾞｿ
ホロ「前の街で、いい干し肉が手に入ったじゃろ」
ホロ「胡椒をたんまりと使った、何とも酒と合いそうな、の♪」
ロレンス「…それ、一応、売り物なんだが」
ホロ「んむ？」ｶﾞｼｶﾞｼ
ロレンス「…あー、全く。ええい」ｸﾞｲｯ
ロレンス「…ぷはーっ。ほら、俺にも寄越せ」
ホロ「おお、にゅし様は分かってほる！」ｶｼﾞｶｼﾞ
ロレンス「干し肉を齧りながら喋るな」
ホロ「ん？」
ホロ「おお、そうじゃ」
ホロ「ほれ」ｸｲｯ
ロレンス「…なんだ」
ホロ「いつものように、噛み切って取ればいいじゃろ？」
ロレンス「その、短い干し肉をか」
ホロ「んむ、そう言うことじゃ♪」
ロレンス「…お前、まさかもう酔ってるのか」
ホロ「ほれほれ」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
ロレンス「…まったく」
ホロ「♪」
ロレンス「（どうせホロのことだ、俺が齧りつこうとすると）」
ロレンス「（顔をそらすか口に入れてしまうか）」
ロレンス「（いずれにしても、素直に食べさせるつもりはないんだろう）」
ホロ「ぬし様よ、早くしてくりゃれ？」
ロレンス「はいはい」
ロレンス「（ここは付き合っておいてやろうじゃないか）」
ロレンス「あー」
ロレンス「ん」
ホロ「くふ」
ロレンス「…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ロレンス「おい、ホロ、お前」
ホロ「ぬし様は、からかってばかりでは拗ねてしまうからの」
ロレンス「…」
ロレンス「…」ﾊｱ
ﾎﾟﾃｯ
ホロ「くふふふー」
ロレンス「おい、ホロ」
ホロ「ふふ、ぬし様は、暖かいの…」
ホロ「…」ｽｰ
ロレンス「…大して飲んでもいないじゃないか」
ロレンス「…疲れが、溜まっていたのか」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ホロ「…」ｽﾔｽﾔ
ロレンス「賢狼形なしだな。まったく」
ホロ「…♪」ｽﾔｽﾔ
ホロ「暇じゃー！」
ﾋﾏｼﾞｬｰﾋﾏｼﾞｬｰ
ﾋﾏｼﾞｬｰ
…
ロレンス「何を叫んでるんだ、お前は」
ロレンス「というか、こんな余分なところで賢狼スキルを発揮するな」ｷｰﾝ
ホロ「いやいや、ぐっすり眠ったらすっかり快調での！」
ホロ「ちょっと叫びたくなったわけじゃー」
ロレンス「…やっぱり疲労が溜まっていたんだな、お前」
ホロ「ぎくっ」
ホロ「そ、それは…あのな、ぬし様よ…」
ロレンス「体調が悪いときは、ちゃんと言ってくれといつも言っているだろ？」
ロレンス「旅ではそういうやせ我慢が一番怖いんだ。倒れてからだとどうしようもない」
ホロ「うむ…すまん」ｼｮﾎﾞｰﾝ
ロレンス「…まあ、今はもう元気なら、いい」
ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ロレンス「らしくない、可愛い寝顔も見れたしな」ﾊﾊ
ホロ「んむ…け、賢狼の頭を軽々しく撫でるでない！」
ﾊﾞｯ
ホロ「それに、らしくないは余計じゃ！」
ロレンス「はいはい。じゃあ、いつも通り、可愛い寝顔でしたよ、賢狼サマ」
ホロ「なっ…」//
ホロ「この、たわけ！」
ホロ「ぬし様は、ほんっとーにたわけじゃ！」
ロレンス「はは」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…
ホロ「…そろそろ次の街に着く頃かや？」
ロレンス「ああ。…街に着いたら、することはたくさんある」
ロレンス「暇じゃなくなる。よかったな」
ホロ「ふむ…そうじゃのう」
ホロ「しかし、暇な時間も、ぬし様といれば悪くない」
ホロ「いや、むしろ…」
ロレンス「うん？」
ホロ「…いや、なんでもない」
ホロ「さてぬし様よ。街に着いたら、まず何をしようかの！」
終わり
乙だがもっと書いてもいいのだぞ主様よ
乙～
まだまだ行けるな
一話？が短いので、ぐだぐだ続けるのもなあと思い。
ただこの二人は書いていて楽しかったので、また似たようなスレを立てると思う。
そのときまた見てくれたら。
レス、ありがとうございました。
乙。癒された
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コメント一覧
31631. 名前 : 名無し＠SS好き◆- 投稿日 : 2013/02/20(水) 09:03 ▼このコメントに返信する
わっちわっちは可愛いの
久々に狼と香辛料SSを読みんす
こいつら甘いなぁ！！
…あれ、あのショタってどこに消えたんだ
乙！
久々に狼と香辛料SSを読みんす
こいつら甘いなぁ！！
…あれ、あのショタってどこに消えたんだ
乙！
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みんなのいちおし！SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」
"楽しすぎて狂っちまいそうだ！"
一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ？」 "一方禁書"凄まじいクオリティ
フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS
キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの！
垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ！！
美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯
上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え？」 ストレートに上食。読めて良かった
一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た
美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう
ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い
番外個体「 」 番外通行SSの原点かな？
佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった！
麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの？」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ
一方通行「あァ！？ 意味分からねェことほざいてンじゃねェ！！」 黄泉川ァアアアアアアアアアア！！
さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作
まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した！
澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね
とある暗部の軽音少女（バンドガールズ）【禁書×けいおん！】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム
ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)
岡部「フゥーハッハッハッハ！」 しんのすけ「わっはっはっはっは！」 ゲェーッハッハッハッハ！
紅莉栖「とある助手の１日ヽ(*ﾟдﾟ)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……
岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!
遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に？」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ
ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を
アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・！
クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン！ｗｗｗｗｗ
僧侶「ひのきのぼう……？」 話題作
勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも使える 読めるSS
肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった
男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS
ゾンビ「おおおおお・・・お？あれ？アレ？人間いなくね？」 読み返したくなるほどの良作
犬「やべえｗｗｗｗｗｗなにあいつｗｗｗｗ」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし！
一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう
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麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく
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岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい！！！！！」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
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クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ！！
ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン！ｗｗｗｗｗ
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