紬「唯ちゃん澪ちゃんりっちゃん、楽しいバイトがあるの!」【後編】

2013-01-18 (金) 19:07  けいおん!SS ドラクエ   1コメント  

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 02:50:17.00 ID:ew5aB/AMi

フィールド


パパパパッパッパッパーン♪


りつはレベル7に上がった!

力が5ポイント上がった!素早さが7ポイント上がった!みのまもりが3ポイント上がった!

最大HPが1ポイント増えた!最大MPが2ポイント増えた!

ラリホーの呪文を覚えた!

16ゴールドを手に入れた!


律「おっ、レベル7なのにもうラリホーだ。レベルの上がり方が遅い分、早く呪文を覚えるのか?

  どっちにしろ、早く覚える方が好都合だ。ゴールドも目標額までもうすぐだし、

  マイラ周辺でもう少し戦って稼いで、新しい武器を手に入れるか」


eval.gif3DS - ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち





192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 02:54:45.95 ID:ew5aB/AMi

マイラの村

りつは鉄の斧を装備させてもらった。


武器屋「他にも何か用はあるかね?」

律「これでこん棒ともオサラバだな。すいませーん、売りたいんですが」

武器屋「どれを売るんだね?」

律「このこん棒でっす!」

武器屋「こん棒かい。そいつなら30ゴールドで引き取るが、どうかね?」

律「安いけど、どうせこの程度だし、お願いします!」

武器屋「まいどありがとよ!他にも何か用はあるかね?」

律「もうないです!」

武器屋「また来てくれよ!」


律「よし、これで攻撃もまともにできるようになるぞ!」



193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 02:58:58.44 ID:ew5aB/AMi

唯「おぉっ!りっちゃんの武器が斧になった」

澪「こん棒と違って、これは強そうだな」

紬「攻撃力も+11で40になったし、これなら逆にギラはいらなくなりそうね」

唯「あれっ!りっちゃんが『こん棒』って言ったら、斧がこん棒に変わったよ!」

紬「唯ちゃんも、さっき『たいまつ』って言ったら、手元に出てきたでしょ。

  音声で認識認識して、アイテムが手元に出てくるようになっているのよ」

澪「へー、そういうことなんだな」

唯「そう言えばそうだったね。りっちゃんの手元は、今は斧に戻っているし」



194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:03:57.37 ID:ew5aB/AMi

フィールド

律「さてさて、お次はリムルダールだ。まずは沼地の洞窟を抜けないといけないよな。

  あそこは簡単だし、今は通り抜けるだけだしな」


メイジドラキーが現れた。コマンド?


律「さっそくお出ましか。鉄の斧の威力を確かめるチャンスだな。いくぜ!」


りつのこうげき!

ガツン!

メイジドラキーに15ポイントのダメージ!!

メイジドラキーを倒した!

律「こん棒と違って、なかなかいい音がするな。攻撃力もまずまずだ」



196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:08:22.97 ID:ew5aB/AMi

沼地の洞窟

律「ここは、毒の沼に囲まれているから嫌だよな。歩くごとに足がピリピリしてHPが下がっていくぜ。

  入り口は、ここだな」

カッカッカッ…

律「おぉー、当たり前だが真っ暗で何も見えないぞ。といっても、私の体と半径1mぐらいは

  ぼんやり見えるな。壁も見えるから、とりあえず壁を伝って南向きだな」


メーダがあらわれた!コマンド?


律「真っ暗でも、モンスターだけはハッキリ見えるんだな。勝負!」

りつのこうげき!

メーダに17ポイントのダメージ!!

メーダのこうげき!

りつは1ポイントのダメージをうけた!コマンド?



197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:13:29.19 ID:ew5aB/AMi

唯「なんか、変な魚みたいなモンスターが出てきた」

澪「嫌だな、よく見たら気持ち悪いな…」

紬「今のりっちゃんでは、一撃では倒せないみたいね」

唯「そういえば、りっちゃん真っ暗なまま進んでたけど、大丈夫かなぁ?

  たいまつは私が使っちゃったし」

紬「たいまつがないと分からないんだったら、りっちゃんはあらかじめたいまつを買うと思うわ。

  南の大陸への通り道みたいだし、分かりやすくまっすぐにできているんじゃないかしら?」

澪「ドラクエに慣れてる律のことだから、洞窟の道を覚えてるんだろうな?

  それより、真っ暗なままドンドン進んでいけるってことが、信じられないな」

唯「りっちゃんってスゴイよねー」



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:18:32.95 ID:ew5aB/AMi

メーダをやっつけた!

14ポイントの経験値をかくとく!21ゴールドを手に入れた!


律「えーっと壁に突き当たっても、そのまま壁越しに歩いて、西向きになったらまっすぐ…

  よし、出口の階段だ。これで南の大陸だ。リムルダールまでもう少しだ」

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「おー、唯か?どうした?」

唯「りっちゃんスゴイ!真っ暗なまま出口にたどり着いたよ!」

律「まぁ、ここは単純に通り抜けるだけなら、たいまつもレミーラもいらないくらい簡単だからな」

唯「レミーラ?」

律「次に覚える呪文のことだ。洞窟を明るくするのさ。たいまつより明るいんだぜ」

澪「律、この洞窟の構造は一本道なのか?」

律「いいや、右…じゃなくて東側にも道はあるぞ」

澪「そっちに行ったら何があるんだ?」

律「もうすこし後で行ってやるから、楽しみに待っておけって」



199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:23:00.82 ID:RglDHaPfP

こいつ……やりこんでやがる…



200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:24:33.98 ID:ew5aB/AMi

フィールド

律「さて、できるだけ強くないモンスターに遭わないようにしないとな。

  南は岩山でまったく見えないし、東側は林になって奥が見えない。

  平地の多い西ルートの方がいいな。といっても、しばらくしたら林だけどな」


 (中略)


律「林の中に湖を発見!向かい側も林だな。でも、奥が明るいから先に平地があるんだろうな。

  湖のほとりをたどって行ってみよう」


魔道士があらわれた!コマンド?



201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:28:45.63 ID:ew5aB/AMi

律「少し強いモンスターが出てきたな。とりあえず攻撃だな。呪文がきませんように!」


りつのこうげき!

魔道士に12ポイントのダメージ!!

魔道士のこうげき!

りつは4ポイントのダメージをうけた!コマンド?


律「よし、呪文がこなかったからもう大丈夫だ」



202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:33:01.56 ID:ew5aB/AMi

魔道士をやっつけた!

28ポイントの経験値をかくとく!50ゴールドを手に入れた!


律「さて、平地に出てきたけど…まわりは林か山地だな。山地があるから登って見渡してみるか」


 (中略)


律「南側は海で…おっ!南東方向に湖に囲まれた町を発見!あれがリムルダールだろうな。

  ともかく、そこをめざそう」


リカントが現れた。コマンド?



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:37:09.80 ID:ew5aB/AMi

律「もっと嫌なのが来たな。先制されませんように!ラリ…」


リカントのこうげき!

りつは11ポイントのダメージをうけた!


律「痛ぇ!先制を喰らったか!にしても今のは痛かったぞ!まずは眠らせないとな。ラリホー!」


りつはラリホーを唱えた!

リカントを眠らせた!コマンド?


律「よーし!眠っている間に倒すぞ!途中で起きるなよ!」



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:42:11.45 ID:ew5aB/AMi

澪「杖を持った赤い服を着た魔法使いが魔道士で、服を着た水色の獣人がリカントか。

  リカントは攻撃力があるんだな。律が痛がってたし…」

唯「ラリホーは眠らせる呪文だよね」

紬「そうよ。りっちゃんやっぱり慣れてるのね。強いモンスターもスムーズに倒しているわ」

唯「寝ているリカントって、なんかカワイイよね。鼻ちょうちんも出ているし」

澪「こういうところはコミカルに作ってあるんだな…」



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:48:31.83 ID:ew5aB/AMi

リカントをやっつけた!

40ポイントの経験値をかくとく!60ゴールドを手に入れた!


律「よーし、まだMPも十分あるし、下手こく前にリムルダールに行かなきゃな。

  この時点でラリホーがあると楽だな」


鉄のさそりがあらわれた!コマンド?


律「こんどはこいつか!こいつにはこれだ!ギラ!」


りつはギラを唱えた!

鉄のさそりに20ポイントのダメージ!!

鉄のさそりを倒した!


律「おっ、1ターンで倒せたぞ。これはラッキーだ。よーしよーし」



207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:53:00.98 ID:ew5aB/AMi

リムルダールの町

女性「ここは、リムルダールの町ですわ」

律「無事到着!まずは魔法の鍵を手に入れないとな。

  町の外側から回りこんで…と。お、いたいた。町の北東の外れで待ち合わせのカップルだな」


ナナ「もう!ロッコったら遅いわねえ。何してるのかしら!?ぷんぷん」

律「『ぷんぷん』なんて、今どき言わねぇよな…。そうだ、先に町の南西の外れにいる

  ロッコのところに行ってみるか」


ロッコ「そうだよ。僕がロッコだけど…。えっ?彼女が待ってるって?

    どひゃー!また場所を間違えちゃったのか!彼女、怒ってるだろうなあ…。

    あっ、そうだ。知らせてくれてありがとう。お礼にいいこと教えるよ。

    マイラの井戸から、西に5つ歩いて調べてごらん。いい物がみつかるよ。

    僕はナナへの言い訳を考えなくっちゃ。」

律「マイラの『井戸』だって?…そうか!そこに妖精の笛があるんだな。

  だから温泉の周りをいくら探しても見つからなかったわけか。よし、次こそは見つかるはずだ」



208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 03:58:55.57 ID:ew5aB/AMi

唯「妖精の笛のありかがわかったみたいだね。結局マイラの村にありそうだね」

紬「でも、まだ行ってみないと、本当に妖精の笛かどうかは分からないけどね」

澪「こんな感じで、特定のアイテムの位置が変更するんだな。

  必ず話しかけないと、アイテムの場所が分からない。

  律のように始めから場所を覚えている人には、この方が面食らっていいかもな」



209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:05:27.77 ID:ew5aB/AMi

律「魔法の鍵の店はここだな。おっとその前に、店のツボの中を調べないと。


りつはツボの中をのぞきこんだ。しかし、何も見つからなかった。


律「…そうだった。宝箱等のグレードが『1質素』だから、ツボには何も入っていないんだったな。

  それはともかく、魔法の鍵を買わなきゃな」



210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:10:13.71 ID:ew5aB/AMi

老人「どんなトビラも開けてしまう魔法の鍵はいらんかな?一つ16Gじゃ」

律「くださーい」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「一つじゃ足らないから、もっとくれぃ!」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「持てるだけほしいから、一気に売ってくれ!」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「だから、一度に売れば早いだろ!まとめて売ってくれよ!」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「駄目だ、融通気かねえ…しょうがない、一つずつ買うか。もう一つお願い」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「あと一つ」

老人「ほれ。鍵を一つ渡そう。まだ鍵を買うかの?」

律「もう一つ」

老人「悪いがこれ以上売るわけにはいかんな。また来なされ」



212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:22:05.26 ID:ew5aB/AMi

澪「律の反応にもあったんだけど、魔法の鍵はまとめて買えるようにするといいよな。

  『いくつ必要かな?』見たいな感じでさぁ」

紬「ゲーム上、鍵を持てる上限が六つって決まっているの。そこを守りながら、どうするかなのよね」

唯「それならいっそのこと、上限を無くしちゃうほうがいいんじゃないかなぁ」

紬「そうしたら、ゲームの難易度も下がっちゃうわよ。ドラクエⅠは鍵を一度使うと壊れちゃう前提で

  ストーリーが組み立てられているのよ。上限をなくしたら、意味合いがなくなると思うの」

唯「そうなんだぁ…」

澪「一応、唯の意見もレポートに書いておこうな」



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:26:55.52 ID:ew5aB/AMi

律「さーて、さっそく鍵を使うか。確か宿屋に宝箱があって、命の木の実があるはずだ。

  …待てよ、このプレイでは種が出現しないんだよな。じゃあ、何が入っているんだ?

  気になるし、行って宝箱を開けてみよう」


りつは宝箱を開けた。なんと!キメラの翼を見つけた!

りつはキメラの翼を手に入れた!


律「キメラの翼かぁ。鍵2本使ってこれじゃあ、しょぼいよなー。鍵代の方が高くつくぜ。

  まぁ、ルーラを覚えるまでの非常手段用として、持っておくか。

  後は、使った分だけ鍵を買い足さないとな」



214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:32:14.22 ID:ew5aB/AMi

フィールド

律「さて、宿屋でHPもMPも回復させたし、しばらくはこの辺でレベル上げに徹するかな。

  この辺りのモンスターなら、HPやMPの消耗が激しい分、経験値やゴールドが稼げるからな」


リカントマムルがあらわれた!コマンド?


律「あれっ?さらに上のランクのモンスターに当たったかー。先制を喰らうのは覚悟しないとな。

  マホトーンが来なければ、まず勝てる。ラリホ…」


リカントマムルのこうげき!

りつは18ポイントのダメージをうけた!

りつはラリホーを唱えた!

リカントマムルを眠らせた!コマンド?


律「痛て…こっちの装備がまだ弱っちいから、結構喰らったな。しかし眠らせればこっちのもんだ!

  起きる前に倒す!」



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:37:34.98 ID:ew5aB/AMi

リカントマムルをやっつけた!

52ポイントの経験値をかくとく!


パパパパッパッパッパーン♪


りつはレベル8に上がった!

力が4ポイントがった!素早さが3ポイント上がった!みのまもりが2ポイント上がった!

最大HPが5ポイント増えた!最大MPが3ポイント増えた!

80ゴールドを手に入れた!


律「おっし、レベル8だ。あと10匹ぐらい倒せばレベル9だろうな。さっ、次だ次!」


しりょうがあらわれた!コマンド?



216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:42:16.19 ID:ew5aB/AMi

澪「ほわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

唯「み、澪ちゃん!」

澪「見えない聞こえないミエナイキコエナイミエナイキコエナイ…」

紬「澪ちゃん、さっきのがいこつと色違いなだけだし、大丈夫だから」

唯「そうだよ、全然怖くないよ!」

澪「ホント…に?」

唯「ほら、りっちゃんに眠らされて鼻ちょうちんが出てるし、けっこうカワイイよ!」

澪「ソーッ…う…うん、かわい…くはないけど、なんとか…」

紬「そうこう言ってるうちに、りっちゃんが倒しちゃったわね」

澪「ホッ…、コホン…リムルダールの町周辺では、律はたいていラリホーでモンスターを眠らせてから、

  倒しているよな」

紬「そうね。その方が効率がいいのかしらね」



217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:48:54.87 ID:ew5aB/AMi

パパパパッパッパッパーン♪


りつはレベル9に上がった!

力が4ポイントがった!素早さが2ポイント上がった!みのまもりが1ポイント上がった!

最大HPが4ポイント増えた!最大MPが6ポイント増えた!

レミーラの呪文を覚えた!

48ゴールドを手に入れた!


律「おっ、レミーラを覚えたぞ。やっぱりアプリよりレベルの上がりが遅い分、覚えるのが早いな。

  よーし、レベル上げは一度打ち切って、妖精の笛を取りにマイラに戻るか。

  帰りは東の林のルートにするかな。岩山のガケ沿いに北に行けば大丈夫だろう」



218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 04:55:10.71 ID:ew5aB/AMi

沼地の洞窟

律「さて、帰りも真っ暗なままでいけるだろうな。真っ直ぐ行って、左側が壁沿いにきたら、

  そのまま道なりで、真っ直ぐな道に出られれば楽勝だな」


ゴーストがあらわれた!コマンド?


律「じゃまだよなー、こういうの」


澪「律のやつ、簡単って言ってたけど、暗い中よく進んでいけるよな」

唯「私も洞窟に入ったけど。真っ暗だと全然見えなくて、これは無理だって思ったよ」

紬「私もそう思ったわ。りっちゃんは壁伝いで歩いているみたいね。

  せいぜい半径1mしか見えていないのに、すごいわよね」

澪「そうこう言ってるうちに、律はモンスターを倒しながら出口までたどり着いたぞ」



219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:00:33.02 ID:ew5aB/AMi

マイラの村

律「えーっと、井戸は村の中心だよな。おっ、あったあった。そこから西に5歩。扉の少し手前か。

  ここの当たりを調べればいいわけか」


りつは自分の足元を調べた。なんと!妖精の笛を見つけた!

りつは妖精の笛を手に入れた!


律「よし、これでゴーレム戦はバッチリ。次はラダトーム城の太陽の石だな」


唯「妖精の笛、見つかったね」

澪「そうだな。マイラにあること自体は変更されていなかったみたいだな。隠し場所だけだったな。

  これが全然違う町や村にあると、また難易度が上がるんだろうな」

紬「場所を教えてくれる人も別の人に変わっていたら、さらに難易度が上がるかもしれないわね」



220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:06:51.40 ID:ew5aB/AMi

ラダトーム城

老人「闇の竜、つばさ広げる時、ロトの血をひく者来たりて、闇を照らす光とならん。

   おお神よ!古き言い伝えの勇者りつに光あれ!!」

律「よし、それじゃあ太陽の石と宝箱を取りに行くか」


兵士「まことの勇者なら、盗みなどせぬはずだ」

律「ゲームではそんなこと言ってられないんだぜー」


りつは宝箱を開けた。12ゴールドを手に入れた。


律「は?何だこの小額ゴールドは?どうなってんだ?他の宝箱は?」


りつは宝箱を開けた。9ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。11ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。7ゴールドを手に入れた。


律「これは…あんまりだぁ!」



221: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】(1+0:15) :2013/01/15(火) 05:12:48.83 ID:ew5aB/AMi

澪「全部合わせて、たったの39Gか。ムギ、宝箱等のグレードが『1質素』だとFC版程度だって

  さっき言ってたよな。FC版はこんなに低いものなのか?」

紬「ええ、そう見たいね…」

唯「りっちゃん、すっごいガッカリした顔してるよ」



律「まぁ、こんな感じで宝箱の中身をショボくして、難易度を高める方が、

  プレイに慣れてる私に対しては丁度良いんだって、思うことにしよう!

  次は太陽の石だ!気を取り直していってみよう」



222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:19:18.33 ID:ew5aB/AMi

律「ラダトーム城の扉の先から行ける、城の敷地の南東の隅っこに階段が…よし、ちゃんとあるぜ」



唯「えぇっ、こんなところに階段がある!」

紬「盲点よね。知っている人じゃないと、偶然発見するしかないわね。

  これって、少しでもはみ出せばフィールドに出ちゃうから、慎重に通らないといけないし」

澪「うーん、これはさっきのリムルダールの町のナナ・ロッコ・鍵屋と同じ仕掛けだな。

  まず、話を聞いた情報で太陽の石がラダトーム城にあることを突き止めて、

  リムルダールの町での経験からひらめけば、ようやく発見できる仕組みなんだろうな」



223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:25:25.89 ID:ew5aB/AMi

老人「おお、りつよ!わしには分かっておった。

   いずれロトの血をひく若者が、ここをおとずれることを。

   この宝箱には、昔、勇者ロトから預かった太陽の石が入っておる。

   そなたが竜王を倒すために必要な物じゃ。さあ、宝箱を開けるがよい!」

律「これでしょぼいものが入っていたなら、さすがに怒るぜー」


りつは宝箱を開けた。なんと!太陽の石を見つけた!

りつは太陽の石を手に入れた!


律「おぉーすげぇ。なんか熱いぞこの石。赤く光っているし。」


老人「りつよ…。そなたがこの地に再び光をもたらすことを、わしは信じておるぞ。

   さて…。長い間、太陽の石を見守り続けて、わしも少しばかり疲れたわい。

   そろそろ休ませてもらうことにしようかのう…」



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:32:24.20 ID:ew5aB/AMi

唯「スゴイ!太陽の石の光に反応して、りっちゃんのオデコも赤く光ってるよ!」

澪「ぷっ!…誰だよ、こういう演出を考えたの」

紬「このハードの開発グループのメンバーにスキンヘッドの人がいて、その人の関係かも…」

澪「太陽の石というだけあって、この石は太陽のように赤く光っているな。

  律が『熱い』って言ってるが、さっきムギも言ってたけど、このゲームでは温度感覚も

  感じられるんだったよな」

唯「さっきの私のプレイでも、ギラで攻撃されたときは『痛い』じゃなくって『熱い』だったよ!」

紬「そうなのよ。さっきも話した通りだけど、痛みや熱を、特殊な微弱電流を使って

  擬似的に体感できるようにしてあるのよ。冷たいの感覚もあるらしいわ」

唯「それにしても、このお爺さんスゴイよね。ずっと太陽の石を宝箱に入れて見守っていたんでしょ。

  私だったら、引き出しに入れて隠しておくよ」

紬「まぁ、これはドラクエの中のお話だから…」



225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:38:51.90 ID:ew5aB/AMi

王「確かに書きとめておいたぞ!まだ休まずに冒険を続けるつもりかっ?」

唯「続けます!」

王「では、また会おう!勇者りつよ!」


律「さぁ、今度は岩山の洞窟だ。その前に、妖精の笛と太陽の石と所持金を預けておこうか。

  あとは…たいまつを3つ買っておくか」

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?どうした?」

唯「りっちゃーん、そろそろ交代しなーい?」

律「交代か。まぁ、次は岩山の洞窟だしな。行かなくてもクリアはできる場所だしな。

  じゃあ唯、やってみるか?」

唯「やるやる!でも、先にトイレに行きたいから、りっちゃん途中までやってて!」

律「おい!それならトイレに行った後呼んでくれよな!」



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:45:54.38 ID:ew5aB/AMi

紬「まぁまぁ…始めに説明したけど、このゲームは中断書機能があるから、

  フィールド上でも一時的にセーブできるのよ」

澪「その場合でも名前や画像の変更は効くのか?」

紬「変更は一切できないわ」

澪「それじゃあ、唯が律の名前で、律の画像でプレイすることになるぞ」

唯「えーっ、せっかくなんだし、私の名前で私の画像でプレイしたいなー。

  じゃありっちゃん、私がトイレから帰ってくるまで待ってて」

律「しょうがねぇなぁ唯は。とりあえず、ダッシュでトイレに行ってこい!ダッシュだ!

  ムギ、このプレイってリセットできるのか?さっきセーブしたばっかりだし」

紬「リセットのような強制終了もできなくはないんだけど、

  それをしちゃうと機器が壊れてしまうかもしれないの。

  だから、どうしてものとき以外は『中断書』機能で一次セーブするか、

  通常のセーブ終了で、安全に終わらせて欲しいの」

律「そうなのか…。じゃあ町によった後、もう一度王様に会いにいくことにするか」



228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 05:56:46.61 ID:ew5aB/AMi

王「では、何番の冒険の書に記録しておくのじゃ?」

律「2番の『りつ Lv.9』でお願いします!

王「確かに書きとめておいたぞ!まだ休まずに冒険を続けるつもりか?」

律「終了します!」

王「疲れた時には無理をせず、休むのも戦士の心得のひとつ。ゆっくり休息をとるがよい。

  では、りつよ!そなたが戻るのを待っておるぞ」


紬「りっちゃん、お疲れ様」

唯「すごいねりっちゃん、どんどん進めてるよ」

律「唯、トイレは行ってきたのか?」

唯「うん、ダッシュで行ってきたよ!」

澪「次は、また唯の番だな」

唯「今度は失敗しないよー。ふんす!」



282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:15:27.29 ID:57VXiWB7i

ラダトーム城

王「おお、ゆい!よくぞ戻って来た!わしはとてもうれしいぞ…」

唯「今度はレベル9からのスタートだし、途中で死なないようにしなきゃね!」

王「ではまた会おう!勇者ゆいよ!」


澪「あれ?律のやつは?」

紬「トイレじゃないかしら?」

澪「そうか…なぁムギ、このゲームってさ、結構歩いていることになるよな」

紬「そうよね。坂道や階段も体感できてるから、かなりの運動量になるんじゃないかしら」

澪「消費カロリーってどのくらいかって分かるか?」

紬「あっ…そうね、データはマニュアルには書いてなかったけど、ウォーキングぐらいには

  なるんじゃないかしら!あとで聞いておくわね!」

澪「カロリー消費量のデータは、重要だぞ!」

紬「重要よ、重要!」



283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:18:47.18 ID:57VXiWB7i

フィールド

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

澪「唯、律はトイレに行っているらしいから、ちょっと待っててくれないか?」

唯「了解!じゃあ、りっちゃんが帰ってきたら、呼んでもらっていい?」

紬「わかったわ」

唯「とりあえず、さっき行ってない方向にでも行ってみよう」



285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:22:17.17 ID:57VXiWB7i

唯「もう!りっちゃんたら遅いわねえ、何をしてるのかしら!?ぷんぷん」

澪「唯、そういうセリフは他人の前では言わない方がいいぞ。特に『ぷんぷん』は、な。

  にしても律のやつ、遅いな…あっ、ようやく帰ってきたな。おーい律、唯が呼んでるぞ」

律「悪い悪い、ちょっと自分の部屋に戻ってたからな。唯、待たせたな」

唯「りっちゃーん、岩山の洞窟ってどこ?」

律「お前がさっき死んだ橋があっただろ。そこを渡ったら見える、高い岩山の裏側の方だ」

唯「わかったー、行ってみるねー」


律「場所なら、ムギに聞いてもよかったんじゃないか?なぁムギ…っていねぇ!」

澪「今度はムギがトイレの番じゃないのか。それに今なら弱いモンスターしか出ないところを

  しばらく通過することになるだろ。席を外すタイミングを見計らっていたんじゃないのか?」



286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:26:06.51 ID:57VXiWB7i

唯「よーし、橋を通過して山地の高台に…あの岩山の裏側だね。海側の平地に向かって、

  林を通り抜ければいいのかな?」


魔法使いがあらわれた!コマンド!


唯「レベル9だし、そのまま攻撃でも大丈夫だよね。えい!」


ゆいのこうげき!

魔法使いに17ポイントのダメージ!!

魔法使いを倒した!


唯「うん、大丈夫!」



287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:30:09.29 ID:57VXiWB7i

唯「岩山の裏側は…ずっと林が続いているよ。平地は海沿いしかないや。

  もう少し南側からなら見えるかなぁ?あっ、あっちに山地の高台を発見!

  あそこに登れば、見えるかもしれないね。よーし!」


澪「律、岩山の洞窟には何があるんだ?」

律「戦士の指輪と、ステータスを上げる種と、鉄の盾だったかな。後は1/16の確立で、

  死の首飾りが手に入るのさ」

澪「でも、宝箱等のグレードが『1質素』でFC版程度の中身だろ?種はないはずだし、

  他のアイテムも一部は違うんじゃないのか」

律「そうだなぁ、戦士の指輪はリムルダールの戦士との会話に関係するから、たぶんある。

  死の首飾りは呪いアイテムだから、これもたぶんある。鉄の盾は…期待できないな」

紬「ゴールドも、さっきみたいに小額なんじゃないかしら」

律「そんな感じがするな。ところでムギ、ちょっと電源かしてくれ。携帯の充電が足らないんだ。

  充電器も持ってきたし」

紬「いいわよ」

澪「律が自分の部屋に戻っていたのは、それでか」



288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:33:59.05 ID:57VXiWB7i

唯「ふーっ、結構距離あるね。ここが登れる一番高いところかな?林の真ん中が紫色の沼地だ。

  あれも毒の沼地だよね…あっ、右の方向に平地を発見。なんか怪しい!行ってみよう!」


澪「ところで、その死の首飾りって、手に入れただけで呪われるのか?」

律「いやいや、身につけたら呪われるのさ。ラダトーム城に入れなくなる。

  身に着けなかった平気さ。結構高値で売れるんだぜ。1,000G以上手に入るはずだ」

紬「それを売れば、ゴールドが稼げるわけね」

律「そうだ。でも、死の首飾りを手に入れるにはコツが必要なんだよな」

澪「コツ?」



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:37:48.57 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?何だ?」

唯「岩山に囲まれた入り口を発見しました!」

律「それが岩山の洞窟だ。中にいるモンスターは今のレベルで楽勝だから、頑張って行ってみろ」

唯「了解です!ふんす!」


澪「唯、岩山の洞窟の入り口を無事探し出せたな」

律「ディスプレイで見ている私たちには、場所の特定は簡単なんだけどな。でも、

  それを簡単に教えるとつまらないよな。私も、自力でマイラやリムルダールに行ったんだしな」

紬「でも、唯ちゃんの探し方はりっちゃんの探し方と似ているわよ」

律「そりゃ、私がお手本を見せているからな!」

澪「唯の方が先にプレイしてただろ。唯も高台から見下ろしたりもしてたじゃないか」

律「あれ?そうだっけ?」

澪「それに、律はクリア経験があるから、大まかなマップ構成も頭に入っているだろ。

  唯はそれがないから、その分ハンデに…いや、律の方にアドバンテージがあるんだ」



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:41:30.64 ID:57VXiWB7i

唯「えーっと、たいまつは…」

律「おーい唯、たいまつは使うな!レミーラだ。レミーラの呪文を使え!

  それで見えるようになるんだぜ。たいまつより明るいぞ」

唯「そうなの?じゃあやってみるね。レミーラ!」


ゆいはレミーラを唱えた!


唯「おおっ!すごく明るいよ、りっちゃん!で、どっちに行けばいいの?」

律「確か…えーっと、左回りに進んでいって、右に…じゃなくて東向きになったら、

  ずっと奥の壁を目指すんだったかな?ともかくひたすら東に行ってみろ」

唯「ラージャー!」


澪「律、レミーラがあるのに、何でさっきたいまつを3つも買っていたんだ」

律「それがさっき言った『コツ』なんだよ」

紬「死の首飾りのこと?」

律「そうだぜ」



292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:45:32.72 ID:57VXiWB7i

唯「道なりに東、ひがし。分かれ道が合っても東…りっちゃーん、ここが奥っぽいところ?

  南に真っ直ぐの道がずーっと続いているけど」

律「たぶんそこだろうな。そのまま南にしばらく進んでくれ。うんそうだ。

  その分かれ道で…西に行ったら水溜りみたいなのがあるはずだ」

唯「西だからこっち…りっちゃーん、水溜り見えるよー」

律「その水溜りの奥のほうに宝箱があるから、拾っとけ」

唯「りょーかいです!」


澪「律、さっきからなに携帯を見て…あっ!その携帯!昔持ってたやつだろ。

  律が初めて買ってもらった携帯だよな。たしか、N900iSだったよな?」

律「さっすが澪しゃん、よく覚えてるわね~。ポチポチ…」

澪「なんで通話もメールもできないそれを持ってきたんだ?」

律「唯にアドバイスするためなのさー。…ポチポチ…」

紬「なるほどね。携帯アプリを見ているのね」



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:49:56.32 ID:57VXiWB7i

ゆいは宝箱を開けた。なんと!薬草を見つけた!

ゆいは薬草を手に入れた。

唯「腰のベルトについている袋が重い。いっぱいになってるのかな?

  あっ、袋を触ってたらアイテム一覧が出てきた!」


律「薬草か、しょぼいな。ないよりはマシってことだろうな」

澪「アイテム一覧が表示されてるな。もうアイテムは持てそうにないみたいだな」

紬「アイテム欄いっぱいになっちゃってるけど、大丈夫なの、りっちゃん?」

律「いざとなれば、たいまつを捨てればいいんだ。たいまつは8Gの最安アイテムだからな。

  それより、今はアイテム欄がいっぱいになってた方が好都合なんだぜ」



295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:54:19.26 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃーん、水溜りの南側に道があるけど、こっちに行けばいいの?」

律「それであってるぞー。その後は今度は北向きに進むんだ」

唯「りょーかい!」


メーダがあらわれた!コマンド?


律「唯、この洞窟のモンスターは、ひたすら攻撃で倒してくれ。MPを節約するんだ」

唯「ラージャー!」



297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 20:59:32.08 ID:57VXiWB7i

岩山の洞窟 B2F

唯「りっちゃーん、下の階に来たよー」

律「まずは南側の道をずーっと南に進んで見てくれ」

唯「ラージャー!」


ドラキーマがあらわれた!コマンド?


唯「また違う色のドラキーだ!このモンスターもひたすら攻撃だよね。えーい!」


ゆいのこうげき!

ドラキーマに16ポイントのダメージ!!

ドラキーマはホイミを唱えた!

ドラキーマの傷が回復した!


唯「えーっ、ホイミされたよ。これじゃ攻撃のやり直しだよ」



298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:02:40.12 ID:57VXiWB7i

澪「ホイミするモンスターがいると厄介だな。せっかく攻撃しても帳消しになるし」

律「ベホイミするモンスターの方が、もっと厄介だぜ。もっと後に出てくるんだけどな」

紬「でも、ずっとホイミし続けるわけでもないし、根気よく戦うしかないわね」

律「そうだな。モンスターもMPに制限があるからな。Ⅰにはマホトラがないからその点は安心だ」



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:06:35.95 ID:57VXiWB7i

ドラキーマをやっつけた!

20ポイントの経験値をかくとく!25ゴールド手に入れた!


唯「りっちゃん、南側の突き当たりから左側に道が続いてるけど、そのまま行けばいいの?」

律「そうだ、そのまま壁伝いで…左回りだな。左回りで進めば、宝箱のある部屋の一つに着くぜ」


ドロルがあらわれた!コマンド?


唯「あははは、このモンスターなんか変!」

律「唯、笑ってないでさっさと倒せよ。こいつはHPが高いから、まず2ターンかかると思っとけ」


澪「魚の頭を引き伸ばしたような、深海魚に手足が生えているような…

  確かに変な画像のモンスターだな」

紬「こういうのをキモカワって呼べばいいのかしら?」

澪「いや、かわいくはないと思うぞ…」



301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:10:29.35 ID:57VXiWB7i

ドロルをやっつけた!

18ポイントの経験値をかくとく!30ゴールド手に入れた!


唯「さてと、左回り左回りに…あった!

  ここだね!4ヶ所も灯りが立ててあって、その真ん中に宝箱があるよ。

  なんか、いかにもいい物が入ってそうな感じだよね。それじゃあさっそく…」


ゆいは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。


唯「あれー?ねぇりっちゃーん、何も入ってないよー」

律「何ぃ!隣の宝箱はどうだ?」


ゆいは宝箱を開けた。しかし宝箱はからっぽだった。



302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:14:25.37 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃーん、こっちも何も入ってなーい」

律「こりゃひどいな、収穫ゼロか。この部屋は元々は種が2つあるはずなんだよな」

澪「『1質素』だと種が出ないから、この部屋の宝箱はからっぽにされたんじゃないのか?」

紬「そうかもしれないわね」

律「唯、気を取り直して次の部屋に移動しようぜ。部屋を出て北の方向に二つ部屋があるからな」

唯「ラージャー!」



304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:18:29.57 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃーん、新しい部屋を見つけたー。この部屋、赤じゅうたんが敷いてあるよ。

  それに、なんか変な像が4つもあるよ」

律「たぶん、そこに戦士の指輪があると思う。奥の宝箱を開けてみ」

唯「これもからっぽだったらガッカリだよね…」


ゆいは宝箱を開けた。なんと!戦士の指輪を見つけた!


唯「なんかカッコイイ指輪だ!」


しかし、ゆいはこれ以上ものを持てない。何か捨てますか?


唯「あっ、そうだ。持ち物いっぱいだったよ。でも、指輪ってこんなに小さいのに、

  これ以上持てないになるのも変だね」

律「唯、HPもだいぶ減っているし、薬草を使ってしまってアイテム欄を空けようぜ」

唯「そだね。でも、宝箱の中身を取らないことにするには、どうするのかな?

  箱を閉めればいいのかな?よいしょっと」



305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:22:17.25 ID:57VXiWB7i

戦士の指輪をあきらめた。


唯「あっ、宝箱を閉めたらキャンセルになるんだね。じゃあ薬草を使うね!」

唯は薬草を使った。唯の傷が回復した!


ゆいは宝箱を開けた。なんと!戦士の指輪を見つけた!

ゆいは戦士の指輪を手に入れた!


律「OK!唯、この部屋の隣にもう一部屋あるはずから、そっちにも行ってみようぜ」

唯「イエッサー!」



306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:26:26.02 ID:57VXiWB7i

唯「こっちの部屋も、4ヶ所も灯りが立ててあって、その真ん中に宝箱があるよ。

  またカラッポなのかな?」


ゆいは宝箱を開けた。115ゴールドを手に入れた。


唯「よかったぁ。ちゃんと入っていたよ」


律「ようやくマシなゴールド額が手に入ったな」

紬「そうね。今のところ最高金額じゃないかしら」

澪「でも、この洞窟でモンスター数匹倒したら、そのくらいの額になるんじゃないか」

律「そうだな。唯はここまで出てきたモンスターを全部倒しているから、

  だいぶゴールドもたまってるだろうし、115ゴールドなんてはした金にしかならないよな」



307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:30:32.19 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃーん。あと他に行く部屋ってあるのー?」

律「あるぞー。その部屋からまた左回りで進んでいくと、右側に宝箱が見える部屋が2つあるんだ」

  それでおしまいだ」

唯「わかったー。また左回りだね」


律「たぶんどっちかの部屋の宝箱に死の首飾りが入っていると思うんだ。

  でもな、死の首飾りは出ないことの方が多い」

澪「出ない?」

律「死の首飾りが出る確率は1/16だ。残りの15/16はたいまつだ。ようするに運なんだ。

  それを確実に手に入れるように、ちょっと手をかけるのさ」

紬「それが、さっき行ってたコツなのね」



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:34:52.44 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃーん、宝箱あったー。さっそく開けてみるねー」


ゆいは宝箱を開けた。なんと!たいまつを見つけた!

しかし、ゆいはこれ以上ものを持てない。何か捨てますか?


唯「たいまつかぁ。たいまつなら、たいまつを捨ててたいまつを手に入れてもかわらないよね」

律「ストップ、唯!その宝箱の中身は、一度あきらめるんだ」

唯「そうなの?じゃぁ、持ってるたいまつを使えばいい?」

律「違う違う!あきらめて、もう一度開く。それでもまたたいまつが出てきたら、またあきらめる。

  これを繰り返して、たいまつじゃないものが出てくるまで続けるんだ」

唯「なんだかよく分からないけど、とりあえずそうしてみるね」



310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:39:08.62 ID:57VXiWB7i

たいまつをあきらめた。


ゆいは宝箱を開けた。なんと!たいまつを見つけた

しかし、ゆいはこれ以上ものを持てない。何か捨てますか?


唯「またたいまつだー。じゃああきらめるっと」


たいまつをあきらめた。


ゆいは宝箱を開けた。なんと!たいまつを見つけた!

しかし、ゆいはこれ以上ものを持てない。何か捨てますか?


唯「たいまつなのでやり直しっと」


たいまつをあきらめた。



311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:42:50.81 ID:57VXiWB7i

澪「そうか、普通宝箱を開けたら中のアイテムを取ることになるけど、

  持ち物がいっぱいだと宝箱の中身を取らずに済ませることができるから、

  それを繰り返して目当てのアイテムを取るってことなんだな」

紬「それで、さっきたいまつを3つも買っていたのね」

律「そういうことだ。死の首飾りの売値に比べたら、たいまつなんてはるかに安いものだからな」

澪「でも、1/16の確立だけあって、なかなか出てこないな」

律「出てくるまで、根気よく待つ!」

澪「待つの?」

律「待つ!」



312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:47:35.63 ID:57VXiWB7i

ゆいは宝箱を開けた。なんと!死の首飾りを見つけた!

しかし、ゆいはこれ以上ものを持てない。何か捨てますか?


唯「うわー、なんか変なのが出てきた。りっちゃーん、死の首飾りってこれのこと?」

律「そうだ。よーし、たいまつを捨てて、その死の首飾りをゲットだ!」

唯「ラージャー!」


ゆいはたいまつを捨て、死の首飾りを手に入れた!


律「後は隣の部屋にも宝箱があるはずだから、それを回収して終了だな」

唯「隣の部屋だね。りょーかい!」


メトロゴーストがあらわれた!コマンド?


唯「なんか顔色悪いよね、このゴースト。とりあえず攻撃!えいっ!」



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:51:17.64 ID:57VXiWB7i

メトロゴーストをやっつけた。

15ポイントの経験値をかくとく!


パパパパッパッパッパーン♪

ゆいはレベル10に上がった!

力が5ポイントがった!素早さが9ポイント上がった!みのまもりが4ポイント上がった!

最大HPが3ポイント増えた!最大MPが4ポイント増えた!

マホトーンの呪文を覚えた!

19ゴールドを手に入れた!


唯「やった、レベルアップだ!いつのまにかゴールドもたまってきてるし。

  そうそう、隣の部屋に…宝箱あったー。さっそく開けてみよう」


ゆいは宝箱を開けた。17ゴールドを手に入れた。


唯「あれっ?これだけ?さっきのモンスターよりゴールドが低いよ」



315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:56:10.45 ID:57VXiWB7i

律「レベル10でマホトーンか。やっぱりアプリより早いんだな」

澪「こっちの宝箱のゴールドは小額だったな」

紬「でも、すでに1,000ゴールド以上たまっているしみたいだし、死の首飾りを売れば、

  装備も色々買い換えられるんじゃないかしら」

律「にしても、鉄の盾がないのは痛いな。わざわざ武器屋で買わなきゃいけないから、

  余計な出費になるぜ」

唯「りっちゃーん、後は帰るだけだよね?」

律「そうだ。その道をまっすぐ行って、壁に当たったら右側に元の階段がある。

  後は来たとおりに戻ればOKだ」

唯「りょーかい!」



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 21:59:39.80 ID:57VXiWB7i

フィールド

唯「ふぅ、やっと外に出られたよ。うーん、外の空気はおいしーい」

律「唯、ここはムギの部屋の中だぞ」

唯「あっ、そっかー。すっかり忘れてたよ。ねえねえりっちゃん、この後はどうするの?」

律「ラダトームに戻ろうぜ。

  さっき手に入れた死の首飾りと、戦士の指輪と、余分なたいまつを売り払おう」

唯「ラージャー!」



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:03:53.35 ID:57VXiWB7i

ラダトームの町

道具屋「死の首飾りですね。少しお待ちを!

     ええと、その品物なら1,200ゴールドで引き取りますが、いいですか?

唯「おぉー、高いんだね。はい、お願いします!」

道具屋「売っていただけます?まいどどうも!」

唯「不思議だよね。見た目も変だし、身に着けても呪われるだけのものなのに、

  あんなに高く買い取ってくれるんだから」


澪「なんだろ、あの死の首飾りを見てたら、急にさわ子先生のこと思い出した。先生元気かな?」

紬「そうね。昔のさわ子先生なら身に付けていそうな、そんなデザインよね。先生元気かしら?」

律「確かにさわちゃんみたいな感じだな。ヘビメタとも違う怪しい感じが、いかにもさわちゃんだ!」


さわ子「へーっくし!!」



319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:07:31.06 ID:57VXiWB7i

道具屋「戦士の指輪ですね。少しお待ちを!

     ええと、その品物なら15ゴールドで引き取りますが、いいですか?

唯「えぇーっ、たったそれだけ?…仕方ないや。じゃあお願いします…」

道具屋「売っていただけます?まいどどうも!」


唯「どうみてもこっちの方がカッコイイのに、売値が100倍近く違うよ。

  やっぱりゲームの世界は不思議だね」


澪「戦士の指輪ってなんっていうか、買い叩かれてるって感じだな」

律「まぁ、持ってても何にも役に立たないからな。取らなくてもクリアにはまったく関係ないし。

  これが身につけたら力が倍になるとかだったら、いいんだけどな」

紬「アイテムの効用の追加ね。これもレポートに書いておきましょう」



320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:11:50.07 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃん隊長、全部売ったら2,700Gになりました!」

律「2,000Gは預かり所に預けとくか。私が預けた1,000Gもあるから、これで3,700Gだな」

唯「この後はどうするの?」

律「次はガライの墓だ。さっきの岩山の洞窟より大変なダンジョンだぜ」

唯「えーっ、またダンジョン?…ねぇりっちゃーん、そろそろ交代しよー」

律「いいぜ。ガライの墓は気をつけないと、あっさりやられてしまうからな。そこは私がプレイしよう」


澪「ガライの墓っていうのは、ガライの町にあるのか?」

律「そうさ。ガライの町に扉のある大きい建物があったろ?あの奥にあるのさ。

  建物の地下がダンジョンで、下の階はかなり強いモンスターも出るんだぜ」

紬「複雑なダンジョンなの?」

律「岩山の洞窟よりは長いな。地下4Fまであったはず。地下3Fからが大変なんだぜ。

  経験値やゴールドも稼げるんだけど、当たるモンスターによってはあっさり死亡とかなるのさ」



321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:14:47.59 ID:57VXiWB7i

ラダトーム城

王「では、ゆいよ!そなたが戻るのを待っておるぞ」


唯「ふーっ、終わったー」

律「唯、お疲れ!じゃあ今度は私の番だな!」

紬「みんな、休憩しない?お茶入れるわよ」

澪「うん、そうだな。私もディスプレイを眺め続けて、結構疲れてきたし」



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:18:33.63 ID:57VXiWB7i

紬「唯ちゃん、りっちゃん、今までプレイしてみて、どう?」

唯「すごいね。リアルだね。ここがムギちゃんの部屋だってこと、すっかり忘れてたよ」

澪「そのゴーグルで全部見てるんだよな。目が疲れないか?」

唯「うん、結構疲れるね」

律「プレイ中は一生懸命だからあんまり気にならないんだけど、

  終わった後、確かに目が疲れた感じがするな」

紬「私も昨日やってみて、目が疲れたわ。長時間は難しいわね」

律「まぁ私と唯は交互にプレイしているから、しばらく休憩すれば平気だけどな」



323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:22:15.01 ID:57VXiWB7i

王「ではまた会おう!勇者りつよ!」


律「さーてと、ガライの町だな。まずは鉄の盾を買って…それだけでいっか。

  マイラに鉄の鎧を買いに行くのも面倒だしな。まっ、何とかなるだろ」


スライムがあらわれた!コマンド?


律「なんか、こういう弱いモンスターって邪魔になるよな。トヘロスはまだ覚えていないし、

  聖水を買っておけばよかったな」



324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:26:06.06 ID:57VXiWB7i

ガライの町

律「まずは鉄の盾…と言いたいが、所持金がちょっと足らないな。革の盾を売っても買えないな。

  先に鍵で建物の中の宝箱で稼ぐか」


 (中略)


律「建物の中、無駄に広いな。向こう側の壁…じゃなくて真っ暗だな。

  確かにアプリでもそんな感じだったけど、こういうところも再現しているんだな。

  まずは宝箱をと」



325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:29:49.75 ID:57VXiWB7i

商人「ええい!持ってけドロボウ!どうせ世界は滅びてしまうんだ!

   今さらお金を儲けようとは思わないぜっ!」

律「はいはい、わかったからちょっとどいてくれー。宝箱が取れないからなー」


りつは宝箱を開けた。9ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。なんと!薬草を見つけた!

りつは薬草を手に入れた。

りつは宝箱を開けた。なんと!たいまつを見つけた!

りつはたいまつを手に入れた。


律「…やっぱり期待できる中身じゃないなかったな。FC版はよくこんなのでやってたよなぁ」



327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:33:35.62 ID:57VXiWB7i

律「仕方ない。先にガライの墓に行って、所持金稼ぎをするか。

  ん?あの扉は何だったかな?手元に携帯がないからわからねぇな。

  とりあえず、開けてみるか」


りつは魔法の鍵を使った。


老婆「おや?入口の鍵を開けてしまったのかい。仕方ないねえ。

   ほら、この鍵を持ってお行き。鍵は大切に使いなされよ。ほっほっほっ」


律「そうだった。婆さんがいて、鍵を渡してくれるところだった。

  こういうのが外から見えないのは不便だよな。ま、実生活でも見えないんだけどな」



328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:37:55.03 ID:57VXiWB7i

律「えーっと、ガライの墓の入り口は…壁が真っ黒でわかんねぇ。とりあえず押してみるか。

  確かこの辺だったかな…ここは壁だな。隣は…おぉっ、手がすり抜けるぜ。

  ってことは、ここが入り口だな。よっと」


唯「わっ、スゴイ!りっちゃん真っ黒なところをすり抜けて向こう側に出たよ」

澪「真っ黒だった部分は、入り口以外は壁で覆われていたんだな。

  入り口が隠してあるパターンなのか。リアルな世界では壁って見えるけど、

  こういう部分は、逆に壁を見せないようにしているんだな」

紬「リアルさを忠実に再現すると、壁が見えないと不自然なのよね。

  でもそれだと、隠されている入り口もすぐに分かっちゃうから、

  原作どおりに真っ黒にして隠しているんだと思うわ」



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:41:28.70 ID:57VXiWB7i

老人「ガライの墓から生きて帰った者はおらぬ…。死にたければ、行くがよい…フッ」


律「ここはアプリと同じように、爺さんが消えるんだな。死にはしないぜ。ちょっとした小遣い稼ぎさ」


澪「わわわわ!お爺さんが消えたぁ!」

唯「お爺さんは、なんだか亡霊みたいな感じだよね」

澪「唯!そういうのはやめてくれー」

紬「澪ちゃん、大丈夫よ。これはゲームの演出なんだし」



330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:44:38.60 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B1F


りつはレミーラを唱えた。


律「さーて、ついでにこのフロアの宝箱も取っておくか。たぶんしょぼい中身だろうけどな…」


ドラキーマがあらわれた!コマンド?


律「さっそくお出ましだな。このクラスのモンスターなら余裕だ」



332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:48:27.10 ID:57VXiWB7i

ドラキーマを倒した!

20ポイントの経験値をかくとく!25ゴールド手に入れた!


律「えーっと、北西側に宝箱が固まって…あったあった。さっそくいただきだ」


りつは宝箱を開けた。5ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。10ゴールドを手に入れた。

りつは宝箱を開けた。なんと!薬草を見つけた!

りつは薬草を手に入れた。


律「うーん、相変わらずしょぼいよなー。しかも、何だよ5Gって!少なすぎ!

  まぁ、文句言っても仕方ない。とりあえず、鉄の盾を買いに戻るか」



334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:51:26.06 ID:57VXiWB7i

ガライの町

りつは鉄の盾を装備させてもらった。


律「とりあえず、これで準備はいいことにしよう。今なら途中で死んでゴールドが半分になっても

  たいした額じゃないしな。にしても、プレイ中に携帯見れないのは不便だな。

  方向感覚が分かりにくいぜ。ま、いっか。さっき確認もしたし、何とかなるだろ」



335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:51:29.42 ID:yoZml5p30

なんだかんだで順調



336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:54:35.43 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B1F

りつはレミーラを唱えた。


律「えーっと、右下…じゃなくって南東だな。あっちに扉があるから、ぐるっと回って…


 (中略)


律「おっし、扉だ。もう1階は問題ないな。次は2階だ。


メトロゴーストがあらわれた!コマンド?


律「唯もさっき言ってたが、顔色悪いゴーストだよな。ま、ゴーストに顔色も何もないけどな。

  とっとと征伐征伐!」



337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 22:57:42.41 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B2F

律「さーて、今度は四隅の階段だな。先に宝箱を取りに行くか。まずは西側の階段だな」


唯「さすがりっちゃん、どんどん進むね」

紬「りっちゃんの頭の中に、ダンジョンマップが入っているみたいね」

澪「そうだな。さっきまでずっと携帯いじっていたのは、

  ダンジョンの道順を確認するためだったのかもしれないな」



338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:01:36.70 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B3F

律「さて、ここから強いモンスターが出るから注意だよな。

  しりょうの騎士さえ出なけりゃ、大丈夫なんだけどな」


リカントマムルがあらわれた!コマンド?


律「こいつはラリホーで問題なしだな。ラリホー!」



339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:05:30.93 ID:57VXiWB7i

リカントマムルをやっつけた!

52ポイントの経験値をかくとく!80ゴールドを手に入れた!


律「えーっと、宝箱はこっちの方だよな。おっ、あったあった」


りつは宝箱を開けた。なんと!呪いのベルトを見つけた!

りつは呪いのベルトを手に入れた。


律「へーっ、ここで呪いのベルトが出たぜ。竜王の城じゃなくてこの段階なのか。

  どっちにしろ、いらないアイテムだから関係ないけどな」


ヘルゴーストがあらわれた!コマンド?


律「コイツはラリホーが効きにくいモンスターだったよな。なら打撃で勝負!」



340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:09:19.66 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B2F

律「とりあえず3階から退避。えーっと、左下の階段に行くんだから、

  今は左側の階段にいるはずだから下…じゃなくって南だな。

  あの階段で間違いなかったはずだ」


鉄のさそりがあらわれた!コマンド?


律「なんか、このレベルのモンスターだとホッとするな。いくぜ!」



342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:14:59.33 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B3F

律「さて、また危険地帯だ。手短に進めないとな。変なモンスターじゃなくて、リカント系ばかり

  出てくれるとうれしいんだけどな」


メーダロードがあらわれた!コマンド?


律「うわ、ホイミばっかりのモンスターが出たか。こいつはラリホーがまったく効かないしな。

  ひたすら攻撃だな」



343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:19:16.30 ID:57VXiWB7i

メーダロードをやっつけた。

56ポイントの経験値をかくとく!


パパパパッパッパッパーン♪


りつはレベル11に上がった!

力が5ポイントがった!素早さが4ポイント上がった!みのまもりが2ポイント上がった!

最大HPが7ポイント増えた!最大MPが9ポイント増えた!

95ゴールドを手に入れた!


律「おっし、レベルアップだ。これでだいぶ楽になるぞ。ゴールドもだいぶたまってきたし」



344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:24:02.78 ID:57VXiWB7i

唯「おぉっ、りっちゃんレベルアップだね!」

澪「律のプレイ、ほんと素早いな。かなりやり込んでいるんだな」

紬「りっちゃんのプレイからの気付きは、ドラクエⅠをやり慣れた人の意見になるわね。

  これはこれでまた大事なのよね」

澪「でも、律は意見を出すっていうより、今はともかく夢中でプレイしてるよな。

  こっちまで思わず見入ってしまうな…」

唯「そうだよね。私には絶対こんな感じにできないよ」



345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:27:14.69 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B4F

律「よーし、あと少しで銀のたて琴だ。ここを無事通過して、上の階だ。

  ん?床石に女性の絵が彫刻みたいに彫ってあるな。あっ、この太眉!」


唯「澪ちゃん、この床の女性の絵、ムギちゃんみたいだよね」

紬「えぇっ!」

澪「ほんとだ。律の目線が床に向いているからよく分かるけど、ムギそっくりだな」

  ムギをモデルにしているのは間違いなさそうだな。

紬「もーっ、なんでこういうことするの?やめてって言ってるのにぃ!

  床の女性の絵を他の絵に変えてって、レポートに書いておかなきゃ!」

唯「えーっ?ムギちゃんかわいいんだし、別にいいと思うよ」

澪「ムギの気持ちも分からなくもない。ある意味公私混同っていうか、

  身内贔屓みたいな感じだからな」



346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:30:25.45 ID:57VXiWB7i

ガライの墓 B3F

なんと!銀のたて琴を見つけた!

りつは銀のたて琴を手に入れた!


律「よーし、任務完了。あとは退散するだけだな。まだMPも半分ぐらい残っているし、

  大丈夫そうだ」


澪「ダンジョンの奥にお墓があって、そこにたて琴がおいてあるんだな」

唯「わざわざこんな奥にお墓を作るって、不思議だよね。

  こんなところにお墓参りする人っていないよね」

紬「ま、まぁそうよねぇ…」



347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:34:23.15 ID:57VXiWB7i

しりょうの騎士があらわれた!コマンド?


律「ガーン!一番出会いたくないモンスターが出やがった。攻撃力は高いし、ホイミで回復もする。

  とりあえず、逃がしてくれぃ!」


りつは逃げ出した。


律「ふぅ、無事逃げれたな。もうちょっと、こっちのレベルが上がらないうちだと、

  下手するとやられてしまうから。さっ、早く戻るぞ」



348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:37:28.03 ID:57VXiWB7i

唯「あれっ?りっちゃん戦わずに逃げたよ」

澪「(うわわわ、ま、また、こ、この手のモンスターだ…)

  り、律が逃げるくらいだから、そ、相当強いんじゃないかなぁ?たぶんたぶん!」

唯「澪ちゃん、まだがいこつ画像に慣れないんだね」

紬「でも、見た感じ強そうだし、今は戦わない方がいいのかしらね。

  それに、無事に逃げられたからいいんじゃないかしら」



350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:40:57.84 ID:57VXiWB7i

ガライの町

律「ガライの墓攻略完了!だいぶゴールドも貯まったし、途中で死亡もしなかったし、

  我ながら上出来だ!」

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?銀のたて琴をゲットしたぜ!」

澪「律、それは何に使うものなんだ?竜王を倒すために必要なのか?」

律「いや、これは雨雲の杖と交換するの必要なのさ」

唯「雨雲の杖?」

律「そうだ、雨雲の杖と太陽の石、そしてロトの印が竜王の島に渡るために必要なんだ。

  虹の雫をゲットするためにな」

紬「りっちゃん、まだプレイ続けられる?唯ちゃんと交代する?」

律「んーまだまだ大丈夫だ。そのまま続けるぜ」



351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:43:55.19 ID:57VXiWB7i

ラダトーム城

王「そなたが次のレベルになるには、あと325ポイントの経験が必要じゃ。

  そなたのこれまでの旅を、冒険の書に記録してよいな?」


律「うーん、そのくらいか。ならガライかリムルダールでちょっと戦えばレベル12だな。

  このくらいになればドラゴン戦はいけるかな?」



353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:47:52.92 ID:57VXiWB7i

リムルダール周辺

律「さーって、鍵も補充したし、レベル上げだ!」


りつは銀のたて琴をかなでた。

ポロポロポロポロポロポロポロポロ、ポロロロロロローン♪


リカントマムルがあらわれた!コマンド?

律「出た出た。さあいくぞ!ラリホー!」



354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:51:04.30 ID:57VXiWB7i

唯「銀のたて琴って、口笛と同じ効果なんだね。敵を呼び出すんだね」

紬「そう見たいね。魔物を呼び出す音色なのかしらね」

澪「にしても、律はたて琴が似合わないよな。

  律のやつ、わざと優雅そうに目を閉じて弾いてるけど、何かおかしくってしょうがないんだよな」

唯「ムギちゃんはたて琴似合いそうだよね」

澪「そうだな。私たちの中でたて琴が一番似合うのは、ムギだろうな」

紬「そうかしら?」



355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:54:21.54 ID:57VXiWB7i

パパパパッパッパッパーン♪


りつはレベル12に上がった!

力が8ポイントがった!素早さが5ポイント上がった!みのまもりが3ポイント上がった!

最大HPが1ポイント増えた!最大MPが7ポイント増えた!

リレミトの呪文を覚えた!

62ゴールドを手に入れた!


律「おっ、ここでリレミトを覚えたか。それならドラゴン征伐にもちょうどいい頃だな。

  さーて、一大イベントのローラ姫救出に出かけるか」



357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/15(火) 23:57:46.37 ID:57VXiWB7i

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?今度はローラ姫を救出しに行くぞ」

唯「ローラ姫ってどこにいるの?」

律「さっき通った沼地の洞窟の中だ」

澪「真っ暗のまま通ったあの洞窟か?」

律「そうなのさ。じつはあそこにローラ姫が閉じ込められているんだ」

紬「あの道の東側にいるってことなのね」

律「そのとおり。所持金預けてセーブしたら、行ってみるぜ」



358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:00:59.92 ID:5LsubKYJi

沼地の洞窟

りつはレミーラを唱えた。

律「えーっと、まっすぐの道の真ん中辺の角を曲がるんだったよな。おっここだな」


澪「律が初めてこの洞窟でリレミトを唱えた。中はこんな作りだったんだな」

紬「入り口の東側あたりは少しくねくねしてるけど、西側の道はまっすぐなのね」

唯「長い道の壁越しに、別の道も見えるね」



359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:05:04.06 ID:5LsubKYJi

律「よっし、扉が見えた。扉を開けて、門番のドラゴンと勝負だ!」


唯「扉の横に、赤じゅうたんを敷いた部屋と、お姫様ベッドが見えるね」

澪「中にいる黒髪の女性がローラ姫なのか」

紬「そうなのー。ローラ姫の容姿は変更されているんだけど、今回黒髪になったのねー」

唯「なんか、ムギちゃんうれしそうだね。何かあったの?」

紬「うんうん、何でもないわ」

澪「部屋の前にドラゴンが寝ているな。けっこう大きいな」

唯「あっ!ドラゴンが立ち上がった!」



360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:09:18.79 ID:5LsubKYJi

ドラゴンがあらわれた!コマンド?

律「まずは攻撃だ!」


りつのこうげき!

ドラゴンに15ポイントのダメージ!!

ドラゴンのこうげき!

りつは17ポイントのダメージをうけた!コマンド?


律「さすがにドラゴンだとけっこうダメージを喰うな。残りのHPは…41か。もう一撃いけるな」


ドラゴンは火の息を吐き出した!

りつは16ポイントのダメージをうけた!

りつのこうげき!

ドラゴンに14ポイントのダメージ!!コマンド?



361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:13:16.00 ID:5LsubKYJi

律「あちちちっ!HPは残り25か。もう回復しないとな」


ドラゴンのこうげき!

りつは19ポイントのダメージをうけた!

りつはホイミを唱えた!りつの傷が回復した!コマンド?


律「危ねえ危ねえ。HPは33。もう一度ホイミだな」


りつはホイミを唱えた!りつの傷が回復した!

ドラゴンのこうげき!

りつは19ポイントのダメージをうけた!コマンド?


律「HPは39。一撃いけるか。よし!」



363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:17:33.21 ID:5LsubKYJi

唯「りっちゃん、ホイミばっかり使っているね」

澪「ドラゴンからのダメージが15~20ぐらいだから、HPが40以下になったら

  ホイミで回復させるてる感じだな」

紬「そうね。あれっ?ドラゴンの向こう側にローラ姫がちらっと見えてるわ。うふっ」

澪「そうだな。ハッキリは見えないけど、戦っているプレイヤーを心配しているって感じだな。

  こういう演出もあるんだな」



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:22:06.50 ID:5LsubKYJi

律「まずいな、MPはあと4か。今どのくらいダメージ与えたかな?もう一か八かだ.。

  ホイミで回復したら、ひたすら攻撃だな」


ドラゴンのこうげき!

りつは15ポイントのダメージをうけた!

りつはホイミを唱えた!りつの傷が回復した!


りつのこうげき!

ドラゴンに14ポイントのダメージ!!

ドラゴンは火の息を吐き出した!

りつは16ポイントのダメージをうけた!



366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:26:04.06 ID:5LsubKYJi

律「くっ、あとは攻撃あるのみだな。倒せるか微妙だな。やるしかない!」


りつのこうげき!

ドラゴンに15ポイントのダメージ!!

ドラゴンのこうげき!

りつは15ポイントのダメージをうけた!


りつのこうげき!

ドラゴンに14ポイントのダメージ!!

ドラゴンを倒した!


律「よっしゃー!」


唯「おぉー!りっちゃんすごい!」

澪「熾烈な戦いだったな」

紬「さぁ、いよいよローラ姫ね」



368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:30:03.80 ID:5LsubKYJi

ドラゴンをやっつけた。

950ポイントの経験値をかくとく、250ゴールドを手に入れた。


律「ようやくドラゴン征伐完了!さて、ローラ姫はと……な!!」


澪「え……えぇぇぇぇぇ!?」

唯「澪ちゃん、このローラ姫って澪ちゃんそっくりだよ。ねぇムギちゃん、そう思わない?」

紬「確かに澪ちゃんそっくりよね。黒髪ロング姫カット。設定の中にこんなビジュアルもあったのね。

  顔の表情も、なんだか澪ちゃんそっくりだわ!(うふふ、想定通りだわ♪)」

澪「む、ムギぃ!なな、なんでローラ姫が私そっくりなんだぁ?」

紬「おまかせ設定でそうなっていたのよ。(というのは嘘で、本当はちょっと変更したの♪)

  マニュアルには、タイプKは『かぐや姫』のようなビジュアルになりますって書いてあるの」



369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:34:08.81 ID:5LsubKYJi

律「…澪!?」

ローラ「ああ!私を助け出してくださる方がいらっしゃるなんて!

    私はラダトームの王女、ローラと申します。もしあなたがおいでにならなければ

    私はいずれ竜王の妻に…。ああ、考えただけでもおそろしいですわ…。

    りつ様、私をお城まで連れて帰ってくださいますのね?」

律「(ローラ姫が澪なのか。声もどことなく澪に似ている気がするし。よーし、それなら…)いいえ!」

ローラ「そんな、ひどい…。

    りつ様、私をお城まで連れて帰ってくださいますのね?」

律「もちろん答えはNoだ!」

ローラ「そんな、ひどい…。

    りつ様、私をお城まで連れて帰ってくださいますのね?」

律「断る!」

ローラ「そんな、ひどい…。

    りつ様、私をお城まで連れて帰ってくださいますのね?」



370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:35:03.97 ID:TVDyH+uN0

そこはかとなくキマシてる気がする
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B009EP2WDK/




371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:37:56.75 ID:5LsubKYJi

唯「いいえと言われて困ってる澪ちゃん…じゃなかったローラ姫の表情、すごくカワイイ!」

紬「あぁ、いいわぁ…ハァハァ…

  ふ、二人が映るように画面調整しなきゃ!

澪「///////…こ、こら!バカ律!いい加減にしろ!」



372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:41:59.64 ID:5LsubKYJi

律「まぁ、お約束はこのくらいにしようかな。いいぜ、澪!一緒に帰ろう!」

りつはローラ姫を抱き上げた。

ローラ「まあ、りつ様。うれしゅうございます。ぽっ…」

律「抱きかかえてる感覚もあるなんてすげーよな。でも、全然重たくないし。

  (実際の澪の方が、はるかに重いよな)」


澪「///////…プシュー」

唯「澪ちゃん!顔真っ赤だよ!ローラ姫よりはるかに真っ赤だよ!」

紬「あぁ、すごくいいわぁ。素敵だわぁ…ハァハァ…」

澪「…ムギ、ゴメン。わ、私ちょっとトイレに行ってくる!」

唯「澪ちゃん、ものすごく動揺してる…」



373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:46:33.35 ID:5LsubKYJi

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?無事ローラ姫を救出したし、これからラダトームに戻るぞ」

唯「澪ちゃんが顔を真っ赤にしてトイレに行っちゃいました」

律「ちょっとやりすぎたかなぁ?ローラ姫が、あまりにも澪そっくりだったからな。

  おーいムギぃ。ローラ姫が澪そっくりなのは、お前のしわざだろ?」

紬「おまかせ設定の結果よ。マニュアルには、タイプKは『かぐや姫』のようなビジュアルに

  なりますって書いてあるのよ(私が勝手に変えたけど)。それにしても、すごくいいわぁその姿。

  りっちゃんにお姫様抱っこされてる澪ちゃん、素敵だわぁ。このバイトしてよかったわぁ」

律「おい、テストプレイが目的だろ…」



375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:51:28.33 ID:5LsubKYJi

澪「ただいま。ゴメンな唯、ムギ。急にお腹が痛くなってな…」

唯「澪ちゃん、お帰りー(まだ顔赤いから、動揺は治まってなさそうだね…)」

紬「大丈夫よ、今りっちゃんにドラゴン戦の感想を聞いて、レポートに書き込んでいたから。

  りっちゃん、ありがとう。澪ちゃんも帰ってきたから、プレイを続けて」

律「OK!じゃあ、ラダトーム城に戻るぜ。ってその前に、HPもMPも使い果たしたから、

  先にラダトームの町の宿屋に泊まってからにするからな。お約束がまだ残ってるしな…」

澪「なんか、嫌な予感…」



377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:56:33.51 ID:5LsubKYJi

ラダトームの町

宿屋「旅人の宿屋へようこそ。ひと晩3ゴールドですが、お泊りになりますか?」

律「はい」

宿屋「それでは、お部屋にご案内します。ごゆっくりお休みください」


律「さーて、澪…じゃなくてローラ姫をベッドにおろして…寝かせて…

  ルパンダイブ!みーおちゅわーん!」


チャララララッチャッチャーン♪

宿屋「おはようございます。ゆうべはお楽しみでしたね。

    では、いってらっしゃいませ」



379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 00:58:56.56 ID:5LsubKYJi

紬「キマシタワー!!」

澪「///////…プシュー」

紬「ゆうべはお楽しみ…あぁ…どんなことひたのかひら…タラー…」

唯「ム、ムギちゃん!鼻血でてるよ!」



380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:02:52.95 ID:5LsubKYJi

澪「りりりりり、りつー!わ、私に何をしたぁ!」

唯「澪ちゃん、これローラ姫だよー」

紬「ほうよ。ほれに、これはケームなんらし…」

唯「ムギちゃん、ティッシュ替える?はい」

澪「だってさぁ、律のやつ、わざと私の名前で…それに…お楽しみって…

  …ゴメン、私ちょっとトイレに行ってくる…」



381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:07:25.68 ID:5LsubKYJi

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?…澪の反応はどうだった?」

唯「また顔を真っ赤にしてトイレに行っちゃいました。それと、ムギちゃんが鼻血を出してます!」

紬「ゴメンナサイ、私はもう大丈夫だから」

律「ムギもか…このローラ姫とのイベントは、ドラクエⅠではお約束なんだけどな。

  さっきまでの宿泊と違って、目覚めの時は真っ暗の中で、立ち上がると急に明るくなって、

  すでにカウンターの前だからな。

  これって、もうちょっと楽しめるようにしてくれると、面白いと思うぜ」

紬「分かったわ!ここのところはシッカリとレポートに書いておくから!」

唯「ところでりっちゃん、お楽しみって、結局何のことなの?」

律「唯にはまだ早い。いつかゆっくり教えてやるからな」



383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:13:08.50 ID:5LsubKYJi

王「おお、りつ!よくぞ姫を助け出してくれた!心から礼をいうぞ!さあローラ。わしの隣へ」

ローラ「待ってくださいませ。ローラはりつ様に、送り物をしとうございます。

    りつ様を愛する私の心…。どうぞ受けとってくださいまし。

    たとえ離れていても、私の心はいつも、あなたと共にありますわ。

    では、りつさま…」

王「りつよ、よくぞわしの気持ちをさっして、姫を助けてくれた。

  今日という日を、わしは一生忘れないであろう。本当に心から礼を言うぞ!」


律「こういう風に言われると、まんざらでもない気持ちになるもんなんだな。

  これで王女の愛もゲットできたしな」


紬「りっちゃん澪ちゃん、素敵だわ!良いものを見せてもらいましたわ。キラキラ」

澪「///////…」



385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:17:37.07 ID:5LsubKYJi

唯「りっちゃん隊長、応答願います、ドーゾ!」

律「唯か?王女の愛をゲットしたぞ。まぁ、これはなくてもクリアはできるんだけどな」

澪「…なくてもクリアできるのに、…わざわざ取るためにローラ姫を救出したのか?」

律「初めてプレイするプレイヤーには、必要なアイテムなんだよ。プレイヤーの現在位置から見た 

  ラダトーム城の位置や、次のレベルアップに必要な経験値を教えてくれたりするんだ。

  ロトの印を探す時に必要なんだが、私はロトの印のある場所を覚えているから、

  なくても大丈夫ってことなのさ」

紬「りっちゃん、ローラ姫の救出は必要不可欠だったのよ!」

律「ムギ、なに力強く言ってるんだ…」

紬「さっきの妖精の笛のように、ロトの印も場所が変わってる可能性があるわ」

律「その可能性もあるな。ま、ともかく手に入れたから、一応持っておこう。

  ムギの言うように、場所が変わっていた場合は、ないと困るものな」



387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:22:55.14 ID:5LsubKYJi

唯「このあとはどうするの?」

律「次はメルキドに行くんだ。あそこにはいい武器・防具が置いてあるし、ロトの印の情報もある。

  しかし、周辺のモンスターは桁違いに強いから、メルキドに行く前に魔法の鎧は

  先に買っておきたいよな。リムルダールに売ってるんだ。

  所持金と預けてるゴールドをあわせたら、もう少しで買えるからな」

唯「ふーん。ねえりっちゃーん、そろそろ交代する?」

律「そうだな。あとダンジョンと言えば竜王の城だけ出し、私もダンジョンばかりで目が疲れた。

  唯、交代しようぜ。今、ちょうど王様のところにいるから、セーブはすぐできるぜ」



388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:29:03.06 ID:5LsubKYJi

王「確かに書きとめておいたぞ!まだ休まずに冒険を続けるつもりか?」

律「終了します!」

王「疲れた時には無理をせず、休むのも戦士の心得のひとつ。ゆっくり休息をとるがよい。

  では、りつよ!そなたが戻るのを待っておるぞ」


紬「りっちゃん、お疲れ様。素敵だったわぁ」

唯「かっこよかったよ、りっちゃん!」

律「そうか?照れるなぁ」

澪「律…」

律「悪かったなー、澪。あまりにもローラ姫が澪に似てたから、ちょっと遊んでみたん…」

ガツン!!

澪「調子に乗りすぎだ!」

律「みおしゃん、ごめんなしゃーい」



389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:42:23.26 ID:5LsubKYJi

リムルダール

ゆいは魔法の鎧を装備させてもらった。

唯「へーっ、兜がつくんだ。Ⅰは鎧と兜がセットなんだね。

  にしも、魔法の鎧って結構高いね。守備力は鋼の鎧と同じなのに、値段は2.5倍以上だし」

律「でも、4歩ごとにHPが1ずつ回復するのは大きいぜ。勝手に回復していくからな」

唯「そうなんだ。で、レベル上げをするんだよね」

律「ゴールド稼ぎも兼ねてな。リムルダールの南の島だと、今のレベルだったら問題ないぜ。

  あそこはゴールドマンも出現するしな。ゴールド稼ぎにもいいぜ」

唯「わかった、行ってみるよ」

 (以下、かなり省略)



390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:49:10.49 ID:5LsubKYJi

リムルダール周辺

律「唯、レベルも14まであがったし、ゴールドも15,000Gを突破したし、もう十分だろ」

唯「えーっ、もういいの?」

律「唯、戦うのが楽しいのはわかるんだが、ゲーム進めないとな」

唯「そっかー。で、どこに行くの?」

律「南の都市、メルキドさ」

唯「メルキド?」

律「とりあえずラダトームに戻って、メルキドに向かってみようぜ」



392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 01:58:43.69 ID:5LsubKYJi

ドムドーラ周辺

唯「りっちゃん隊長!砂漠の中に町を発見しました!」

律「そこがドムドーラだ。今はまだ行かなくていい。もう少し後だ」


メタルスライムがあらわれた!コマンド?


唯「あっ、経験値の高いスライムだ。Ⅰからいるんだね。逃げられないように…えい!」


メタルスライムは逃げ出した!

メタルスライムはいなくなった!


唯「すぐ逃げるのも同じなんだね」



394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:03:37.75 ID:5LsubKYJi

メルキド周辺

唯「まずいなぁ。もうMPが残り少ないよ。モンスターが強すぎるよ。まだかなぁメルキドは…

  あっ、橋を発見!なんか橋の向こうに城壁に囲まれてる町のようなものがあるよ。

  行ってみよう。」


 (中略)


唯「えっ、入り口に茶色いゴールドマンがいる。すごく、大きいです!これがゴーレムかなぁ?」

律「唯、それがゴーレムだ。ゴーレムを倒さないと、メルキドの中に入れないぞ」

唯「りっちゃーん、この大きいのと戦うの?」

律「妖精の笛があれば余裕だ。戦闘中に吹けば眠るから、あとはガンガン攻撃すればOKだ」

唯「そうなの?じゃぁ、やってみるよ!」



395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:09:12.67 ID:5LsubKYJi

ゴーレムがあらわれた!コマンド?


唯「ここで妖精の笛を吹けばいいんだよね」


ゆいは妖精の笛を吹いた。

ゴーレムが静かに目を閉じる。

ゴーレムは眠ってしまった。

ゴーレムは眠っている。コマンド?


唯「うわーっ、あっけないや。この寝ている間に倒せばいいわけだね。よーし!」



396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:13:47.80 ID:5LsubKYJi

メルキド

兵士「城塞都市メルキドへようこそ!」

唯「うわー、広い町だね。お店もいっぱいだぁ」

律「唯、ここで炎の剣と水鏡の盾を買うんだ。買える最強の武器防具は、これで全てそうろうぜ。

  この町には預かり所もあるから、そこでゴールドを下ろもできるんだ。

  買物の前に、とりあえず宿屋に泊って回復させようぜ」

唯「ラージャー!とりあえず宿屋宿屋っと」



397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:17:57.57 ID:5LsubKYJi

唯「りっちゃーん、買物終わったけど、他に行くところあるの?」

律「この町の南中央に神殿と庭園があるのさ。その神殿の入り口には扉があって、

  神殿の中はバリアが張ってあるんだ。その先に爺さんがいるから、

  そこでロトの印の場所を教えてもらえるわけなんだ。

  ホイミで回復させながら、気をつけて進んでいくんだぜ」

唯「りょーかいです!」



398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:24:06.65 ID:5LsubKYJi

唯「ふーっ、ようやくたどり着いたよ。このお爺さんに話しかければいいんだね」

老人「勇者のため、祈りましょう。光がいつもそなたと共にありますよう…。

   行きなされ。そして探すのです。ラダトームの城まで北に80西に60を刻む、

   その場所を!!」

唯「りっちゃーん、このおじいさんの言う北に80西に60の場所を、王女の愛で探せばいいの?」

律「そうだな。やっぱりこの場所も変更されたか。元々は北に140西に80なんだけどな

  北に80西に60ってどの辺だろ?」



400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:29:23.07 ID:5LsubKYJi

メルキド北部

唯「ここが北に80西に60の場所なんだ。岩山渓谷の奥の辺なんだね。」

律「そこで足元を調べるんだ」


ゆいは足元を調べた。なんと!ロトの印を見つけた!

ゆいはロトの印を手に入れた!


唯「りっちゃーん、あったよー」

律「よーし。じゃぁ、雨のほこらで、銀のたて琴と雨雲の杖を交換しに行こうぜ」



401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:33:32.96 ID:5LsubKYJi

雨のほこら

老人「なんと、銀のたて琴を手に入れたと申すか…。

   ゆいよ。わしは長い間待っておった。そなたのような若者が現れることを…。

   さあその宝箱を開けるがよい!」


ゆいは宝箱を開けた。なんと!雨雲の杖を見つけた!

ゆいは雨雲の杖を手に入れた。


唯「おーっ、なんかいかにもって感じの杖だ。なんだかひんやりしてるね」


老人「ゆいよ。わしは長い間待っておった。そなたのような若者が現れることを…

   このまま世界が闇におおわれていれば、人々の心もすさんでしまうであろう。

   それだけは食い止めねばならん。

   ゆけ、ゆいよ!雨と太陽が合わさる、その場所へ!」



403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:37:44.74 ID:5LsubKYJi

聖なるほこら

老人「偉大なる勇者ロトの血をひく者よ!今こそ雨と太陽が合わさる時じゃ!

    さあ、雨雲の杖と太陽の石を!おお神よ!この聖なる祭壇に、雨と太陽をささげます」


唯「うわっ、光の柱が立って、天井からなんか降りてきたよ!」


老人「さあ、祭壇に進み虹の雫を持って行くがよい!」

なんと!虹の雫を見つけた!

ゆいは虹の雫を手に入れた!


唯「キレイだね。虹色のペンダントみたいだよ」


老人「ゆいよ。ここにはもう用はないはず。さあ行くのじゃ」



405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:42:29.14 ID:5LsubKYJi

リムルダール西端

ゆいは虹の雫を天にかざした。

唯「おーっ、橋ができたよ。でも、普通の橋だね。虹の橋って感じじゃないよ」

律「あとは竜王の城に行けばOKさ。ただ、その前にロトの鎧をとっておかないとな」

唯「ロトの鎧?」

律「そうだ。それが鎧の最強装備だ」

唯「ロトの鎧はどこにあるの?」

律「メルキドに行くときに通り過ぎたドムドーラさ」

唯「えーっ、またあっちに行くの?りっちゃーん、そろそろ交代しよーよ。

  私足が疲れた」

律「確かに唯は歩きっぱなしだったからな。いいぜ、一度ラダトームに戻ろう」



406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:46:45.72 ID:5LsubKYJi

ドムドーラ

悪魔の騎士をやっつけた。


135ポイントの経験値をかくとく、160ゴールドを手に入れた。

律「レベルが17でベホイミを覚えているし、余裕だったな。さーって、ロトの鎧を…」


りつは足元を調べた。なんと!ロトの鎧を見つけた!

りつはロトの鎧を手に入れた!


律「よーし、これでバリアも毒の沼も平気だぜ。いざ、竜王の城へ!」



410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:52:32.24 ID:5LsubKYJi

竜王の城


律「たしか、玉座の後ろに階段があるんだよな…おっ、あったあった」


唯「あれ?下に下りる階段なんだね。城の上に登るんじゃないんだ」

澪「りつがダンジョンって言ってたから、地下なんだろうなとは思ったんだけどな」

紬「いよいよね」



411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 02:56:53.65 ID:5LsubKYJi

竜王の城 B1F


律「よし、あったぜ。この宝箱だ」


ゆいは宝箱を開けた。なんと!ロトの剣を見つけた!

ゆいはロトの剣を手に入れた。


律「OK!これで最強装備だ。あとは竜王戦だな」



412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:01:04.47 ID:5LsubKYJi

竜王の城 B7F

竜王「よくぞ来た、りつよ!わしが王のなかの王、竜王である。

   わしは待っておった。そなたのような若者があらわれることを。

   もし、わしの味方になれば、世界の半分をりつにやろう。

   どうじゃ?わしの味方になるか?

律「お断りだ!」

竜王「どうした?世界の半分をほしくはないのか?悪い話ではあるまい」

律「悪い話じゃねーか!」

竜王「では、どうしてもこのわしを倒すと言うのだな!愚か者め!思い知るがよい!」


竜王があらわれた!コマンド?


律「さーって、倒していくか!」



414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:05:05.07 ID:5LsubKYJi

竜王をたおした!


律「よーし、第一形態退治完了!」


竜王の姿がしだいに薄れていく……なんと!竜王が正体をあらわした!


律「うわーっ、でけぇ!メチャクチャリアルだな、これ。ともかく、倒すのみだ!」


唯「うわーっ、大きい!ゴーレムより大きいかも」

澪「すごいな。画面いっぱいの大きさだ。コマンドとかが竜王で隠れてるな」

紬「初代FCの竜王も、コマンドにはみ出すくらい大きく表示されてたらしいわよ」



415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:09:26.14 ID:5LsubKYJi

竜王を倒した

光の玉を竜王の手から取り戻した!

光の玉をかざすとまばゆいばかりの光が辺りにあふれ出す……。

世界に平和が戻ったのだ!

今まで毒の沼地だった場所に花が咲き、モンスターが出現しなくなる


律「よっしゃー!」


唯「りっちゃん、やったね!」

澪「画面に映る演出がすごいな。ナレーションの通りに変化してる」

紬「このあたりは、オリジナルで演出が入ってるところみたいね。

  こんな感じで平和になりましたよって、動画で見せるみたいな感じだって聞いたわ」



416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:10:20.05 ID:TVDyH+uN0

二形態結構強いんだよな



417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:15:42.68 ID:5LsubKYJi

ラダトーム城

王「おお!りつ!すべては古い言い伝えのままであった!

  すなわち、そなたこそは勇者ロトの血をひく者!

  そなたこそ、この世界を治めるにふさわしいお方なのじゃ!

  どうじゃ?このわしに代わってこの国を治めてくれるな?」


ナ「しかしあなたは断りました。もし私の治める国があるなら、それは私自身で探したいのですと」


律「あれっ?ここの部分、私に言わせてくれないのか?勇者のセリフだよな」



418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:20:03.47 ID:5LsubKYJi

王「そうか……。そういうことならもう止めまい。りつよ、気をつけて旅立つのじゃぞ」

ローラ「待ってくださいませ!そのあなたの旅にローラもお供しとうございます。

    このローラも連れて行ってくださいますね」

律「もちろんNo!」

ローラ「そんな、ひどい…」


唯「困ってる澪ちゃん…じゃなかったローラ姫の顔が、ここでも映るんだね。カワイイ」

紬「あぁ、すごくいいわぁ…ハァハァ…」

澪「りつーっ!さっさとYesと言えー!!」



419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:25:19.30 ID:5LsubKYJi

翌日朝 寮食堂

唯「みんな、おはよー」

紬「唯ちゃん、おはよー。昨日はお疲れ様」

律「唯、昨日はお疲れ。楽しかったよな」

唯「うん、すごく楽しかったよ。それにしても、りっちゃんかっこよかったね」

律「まあな。ドラクエなら、どんなゲームのハードでも対応できるって自信がついたぜ」

澪「その分調子に乗りすぎてたけどな。昨日のプレイが終わって唯と律が帰った後、

  ムギと二人でレポート内容の突合せをしたんだけど、結構時間がかかったんだぞ」

律「はいはーい、澪しゃん達には感謝してますわよー」



420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:30:45.23 ID:5LsubKYJi

紬「ねぇみんな。またいつか同じようなテストプレイのバイトがあったら、また参加してみない?」

唯「うん、やるやるー」

律「もちろんだぜ。澪もするよな」

澪「う、うん…。でも今度は、プレイヤーもレポート担当も全員で交互にしような」

律「おっ、澪もやる気だな。もし、ホラーっぽいものだったらどうする」

澪「そういう極端な方に話を持っていくな!」

紬「まぁまぁ…。でも全員で交互のほうが、色々意見も出てくるしね」

律「ムギのその笑顔、気になるなー。また妙な演出のあるものは持ってくるなよ」

唯「りっちゃん、妙な演出って?」

律「いまここで聞くなって。またそのうち教えてやるから」

紬「うふふふふ…」


終わり



421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:39:18.54 ID:5LsubKYJi

スレを支援してくれたみなさん、日中保守してくれたみなさん、ありがとでした。

ドラゴン戦より後からエンディングまでをダイジェストにして、手抜きにしてすんません。

しばらく反省して修行してきます。



423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:49:55.38 ID:TVDyH+uN0

おつ!



425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 03:56:34.34 ID:qx1mDYfEP

乙乙乙!!!!!
楽しかった
次回作も期待してるぜ



427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/16(水) 04:10:52.11 ID:LRFi63B20

おつん、懐かしい気持ちになったよ



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けいおん!SS ドラクエ   コメント:1   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
30829. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/01/19(土) 02:22 ▼このコメントに返信する
懐かしいな
アプリ版だと2時間ぐらいで竜王倒せたな
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