1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:13:49.11 ID:
FxPxfc9I0
P「雪歩ってさ、おっとりしてるよな」
伊織「そうね」
伊織「っていうかなんで私なのよ」
P「あ?」
伊織「ヤンキーか」
P「ふっ、まぁご存知こういう場ではビシバシ無意識にツッコミ入れちゃうお前が必要なんだ」
伊織「私意外の連中がしっかりしなさすぎなのよ」
P「いや、これからは雪歩みたいなおっとり系ゆったり系のダボダボアイドルも
ビシバシとツッコミできる時代なんだ! そうじゃないと生き残れないんだ!」
伊織「随分と偏った先入観ね」
THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL カーテンコール
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:17:12.13 ID:
FxPxfc9I0
伊織「っていうかタイトルに雪歩って入ってるんだからさっさと雪歩呼んできなさいよ」
伊織「今頃みんな焦ってるわよ? あれ? なんで伊織が、って」
P「別にいいだろそんなもん」
伊織「いや、よくないでしょうが!」
伊織「じゃあその雪歩にもツッコミができるようになってもらうために
わざわざスタジオ借りてレッスンをしようってわけね」
P「そのとおりだ。さすが伊織。飲み込みが早くて助かるぜ」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:23:31.04 ID:
FxPxfc9I0
伊織「じゃあ私は今日はもうツッコミを入れないわよ?」
P「いや、それじゃあ比べることもできんだろうが」
P「ツッコミには三種類あると思うんだ」
伊織「何その持論」
P「そう、それはパワー、スピード、テクニックだ」
伊織「なんでそんな格ゲーみたいなステータスなのよ」
P「芸人で例えるとパワー浜田、スピード堤下、テクニック後藤だ」
伊織「聞いてないし。しかもそれすごくどうでもいいけど」
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:27:03.39 ID:0iErCLNxO
そう言えば伊織と律子以外にツッコミいないな。
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:28:00.58 ID:
FxPxfc9I0
伊織「で、その私のツッコミと雪歩のツッコミを比べてどうしたいのよ」
P「ふむ、せっかく今日は雪歩の誕生日というわけだ」
P「雪歩にはいっちょ歳とるついでにステップアップしてもらおうという企画なのさ」
伊織「私、それすごく余計なお世話だと思うんだけど」
P「何を言う! これも雪歩のためだ。協力しれくれるかね?」
伊織「悪いけど帰らせてもらうわ」
P「まあ、そう言うな。ワトソンくん」
伊織「誰がワトソンだ!」
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:31:48.52 ID:
FxPxfc9I0
P「さすが伊織だな」
伊織「どうして私はこういう時ツッコミ役に回らないといけないのかしら」
P「なんかすごく似合うからじゃないか?」
伊織「私だってボケたい時もあるのよ?」
P「大丈夫だ。それは全部釘宮理恵さんがやってくれてるから」
伊織「いや、中の人をだすんじゃないわよ! 関係ないでしょうがか!」
P「まぁ……何はともあれ、雪歩の誕生日なんだから主役を呼ぶか」
伊織「やっと呼ぶのね……」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:34:56.51 ID:i2VJ3AjdP
やよいの突っ込みはかわいい
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:34:56.57 ID:
FxPxfc9I0
P「あ、でもさ、その前に」
伊織「いいから早くしなさいよ!」
P「おーい」
春香「呼びました?」
P「あちゃー……」
伊織「…………」
春香「え? 何? 何この空気?」
伊織「あんたねぇ……」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:37:44.42 ID:
FxPxfc9I0
P「あのなぁ春香。お前と言う奴はどうしてこう来ちゃいけない所で来ちゃうんだよ。
タイミングというか間の悪い奴だなぁ」
春香「えっ!? やだっ、私じゃなかったんですか!?」
P「そうだ。俺達の話聞いてたのか?」
春香「私ここに今来たばかりで……何も知らされてなかったから」
春香「うぅ……ごめんなさい」
春香「でもどうしてこんなに責められなきゃいけないんですか?」
P「まぁ……春香だしな」
伊織「そうね……春香だし」
春香「えぇ!? 理由が雑すぎませんか!?」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:39:50.04 ID:
FxPxfc9I0
P「まぁお前の出番もうないし帰っていいよ」
春香「ええ!? そうなんですか!?」
伊織「そうよ、もう帰って寝てなさい」
春香「うぅ、わかりましたよ……お疲れ様でした~」ガチャ バタンッ
P「まぁ、あいつの出番はあとであるんだけどな」
伊織「あんの!?」
P「ゴホン……気を取り直して呼ぶか。おーい、雪歩ー」
雪歩「あ、あのぉ……なんですか?」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:42:11.11 ID:
FxPxfc9I0
P「さて、雪歩。さっそくだが、このみかんを見て欲しい」
雪歩「……え? みかんなんてどこに……」
P「うんうん、そうだね。みっかんないね?」ドヤァ
雪歩「……はい」イラッ
P「という訳で伊織、みかん持ってきて」
伊織「はい」
P(持ってた!? こいつ……どっから出したんだ)
伊織(こんなこともあろうかと持ってきていたのよ)
P(馬鹿な……! 脳内に直接話しかけてきただと?)
雪歩「……?」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:44:54.24 ID:
FxPxfc9I0
P「さぁ、という訳でこのみかんを見つめてくれ」
雪歩「はい……わかりました」
P「……」
P「おいおい、よせよ照れるだろ? そんなに見つめないでくれよ。
見るのは俺じゃなくてみかんだって言っただろ?」
雪歩「へっ? いえ、みかんをちゃんと見てたんですけど」
雪歩「た、確かにプロデューサーが顔の近くに
みかんを持っていたからそう思ってしまったのかもしれないですが」
伊織「ほれ、みなさい。言わんこっちゃ無い」
P「うむ、こいつは重症だ。先がながそうだな」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:46:20.73 ID:
FxPxfc9I0
伊織「重症なのはお互い様だけどね」
P「天然は厳しいものがあるな。な?」
伊織「私見て言わないでよね。
その言い方だと私がキャラ作ってる見たいじゃない」
P「いや、実際にカメラ回るとそうなるじゃん」
伊織「あれはしょうがないのよ!」
雪歩「うぅ……あのぉ、私はなんで呼ばれたんですか?」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:48:56.39 ID:
FxPxfc9I0
P「む、すまん。電話だ」
雪歩「はい……」
P「あー、もしもし? あぁ。俺だ。え?
はい。ええ、もちろん。大丈夫ですよ。はーい。いいともー!」
雪歩「えぇ!? ぷ、プロデューサー、いいとも出るんですか?」
伊織「…………」
P「あぁ、まぁな」
雪歩「す、すごいなぁ~……。私なんてまだ呼ばれもしないのに……」
伊織「…………」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:50:37.38 ID:i2VJ3AjdP
このプロデューサーはアイドルから好かれてなさそうね
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:52:27.75 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「やっぱり私が呼ばれないのって、私がダメダメだからなのかなぁ……」
雪歩「でも、最近はお仕事も増えてきてるし、番宣だってできるはずなんだけど……」
雪歩「ってあれ? 私ですら呼ばれないのにどうしてプロデューサーが?」
雪歩「はっ! もしかしてプロデューサーってすごい人だったりしますか!?」
伊織「ちがーーーーう!」
雪歩「ひゃぅっ!?」
伊織「どう考えたってこんなオッサン、すごい人な訳ないじゃない!
嘘に決まってるでしょう!?」
雪歩「えぇ!? 嘘!?」
P「うん、嘘だよ」
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:55:10.46 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「えぇ~~!?」
伊織「それくらい気が付きなさいよね」
P「まぁ、いきなりだったからな。しょうがないか」
P「今、うちの事務所は深刻なツッコミ不足なんだ。
ここで確保しとかないとどうなるかわからんからな」
伊織「そうね、頑張りましょう」
伊織「確かに今のは私も我慢して雪歩のツッコミを待たないといけない所だったわ」
雪歩「え?」
伊織「ごめんなさい。あなたの可能性を潰すようなことをして」
雪歩「無駄にハードルあげるのやめてよぉ……」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 13:59:07.41 ID:
FxPxfc9I0
P「と、言うわけでこの雪歩のツッコミのステップアップに必要なのはボケだ」
P「そう……スペシャリストを呼んでいる」
春香「はーい! おはようございます! 天海春香です!」
伊織「さっきのやり取りは何事もなかったかのように戻ってきたわね」
春香「細かいことは気にしちゃトップアイドルになんてなれないよ!」
雪歩「あの、私は春香ちゃんと何をすればいいんですか?」
P「雪歩には春香にひたすらツッコミを入れてもらう」
雪歩「ツッコミ?」
20:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:02:21.79 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「それってお笑い芸人さんがやるようななんでやねん~、とかの?」
伊織「その通りよ。でもちょっと待ってね。ねえプロデューサー」
P「あ? んだクソガキ」
伊織「なんで私にちょいちょい冷たいのよ! 私もボケやりたいんだけど!」
春香「伊織が? ぷぷっ、できるのー?」
伊織「きぃーっ! 馬鹿にして! 私だっていつもツッコミやってる訳じゃないんだからね!」
伊織「水瀬の家ではもう執事もメイドもドッカンドッカン笑わせてるんだから!」
雪歩「全然想像つかないや……すごいねぇ。私なんてツッコミもできないのに」
春香「大丈夫! これから覚えていくんだから!」
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:05:02.98 ID:
FxPxfc9I0
P「という訳で春香というよりはここにいる全員にツッコミを入れてもらうことになるな」
P「伊織が我慢できなくなってツッコミを入れる前にツッコミをしてしまうんだぞ?」
雪歩「や、やってみます!」
伊織「意外と順応性高いのね」
P「という訳で春香と伊織はひたすらボケてくれないか?」
伊織「私ボケていいの!?」
P「ノリノリじゃないっすか」
伊織「何よ! いつもいつもSSではこういう役回りなんだからたまにはいいじゃない!」
P「コラコラ、そういう発言はするんじゃないよ!」
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:10:04.68 ID:
FxPxfc9I0
春香「だ、ダメですよプロデューサーさん! 今のは雪歩の台詞ですよ!」
P「あぁ! しまった! すまん、雪歩。お前の超絶なツッコミの邪魔をしちまった!」
雪歩「えぇ!? い、今のを私が!? って、だからハードル無理矢理あげないでくださいぃぃ!」
雪歩「で、でもどうすればよかったんですか? 今のは」
P「ふむ、まぁ、今の俺みたいに言って話の軌道修正をして上げる感じかな?」
雪歩「軌道修正……。間違いを訂正してあげればいいんですよね!?」
伊織「まぁ、そんな所ね。やっとこれで念願のボケに回れるわ!
小さい頃からボケになるのが夢だったのよ!」
雪歩「そ、それはおばあちゃんになれば自然になるんじゃないかなぁ?」
P「普通に返しちゃったよ!」
24:
スレタイ誤字ってるのに今頃気がついた死にたい:2012/12/24(月) 14:15:27.38 ID:
FxPxfc9I0
P「そりゃそうだけども!」
春香「ズコー!」
伊織「動き古っ!?」
雪歩「やっぱり伊織ちゃんはそっちのが合ってる気が……」
伊織「イヤよ! 今日は私絶対にボケまくってやるんだから!」
P「もうその発言もどうかと思うんだけどなぁ」
伊織「さあ、春香! 始めましょう! 雪歩も準備はいい?」
雪歩「は、はい! が、頑張ります!」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:20:10.51 ID:
FxPxfc9I0
P「じゃあまずは春香から」
春香「えぇ!? 土台作るの私なんですか? もう、ハードル高いなぁ~」
春香「ねえねえ伊織、プロデューサーさん。
私トップアイドルになる事前準備としてバイトをしてみたいんですよ!」
伊織「すんなり始まったわね。しかも割りとオーソドックスなコント漫才に持っていくつもりね」
P「なるほど春香、例えばどんなのをやりたいんだ?」
春香「殺し屋とか?」
伊織「すごく物騒なんだけど!?」
P「おい」
雪歩「へぇ~、そっかぁ。でも日本だと難しいと思うよ?」
P「おい!」
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:25:44.10 ID:
FxPxfc9I0
伊織「あ、ごめんなさい。ついいつもの癖で」
雪歩「え? 何かまずかったですか?」
P「伊織はともかく……雪歩。今のは何かおかしいと思わないか?」
雪歩「春香ちゃんは殺し屋のバイトをしたいって話ですよね?」
P「あー、なるほどね。この娘それを受け入れちゃったのか!」
春香「え? もしかして私のせいですか?」
P「いや、たぶん違うとは思うぞ」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:30:11.60 ID:
FxPxfc9I0
春香「ふう、よかった~」
雪歩「えっと……今のは何か問題があったんですか?」
伊織「大有りよ! ちょっといい?」
雪歩「……はい」
伊織「いい? 今のは……」
雪歩「う、うん」
――(解説中)――
伊織「……というふうな感じに今度からしていきなさい?」
雪歩「な、なるほど……! わかりました! やってみます!」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:35:22.36 ID:
FxPxfc9I0
P「すまんな、春香。もう一度最初からだ」
春香「もうっ、わかりました! じゃあ始めますよ!」
春香「ねえねえ伊織、プロデューサーさん。
私トップアイドルになる事前準備としてバイトをしてみたいんですよ!」
雪歩「わ、私を除け者にしないでくださいぃ~……」
伊織「思ってたんと違う!?」
P「思わずツッコミ入れちゃった!?」
伊織「はぅっ!? ごほん。今のは私のせいじゃないわよね?」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:40:08.51 ID:
FxPxfc9I0
春香「だめだよ伊織~」
雪歩「ご、ごめんなさい……」
P「今のをサッカーで解説しよう。雪歩は懇親のシュートを放つ。
しかしキーパーに弾かれ球は転がる」
P「そこを伊織がシュートを決めた感じだな」
伊織「いや、それ別に例える必要あったの?」
雪歩「私サッカーってよくわからないんですけど……」
春香「もう! 早く私にボケさせてくださいよ!」
伊織「うるさいわねあんたは! じゃあ早くはじめるわよ!」
春香「うー、わっほい!」
伊織「変な掛け声しない!」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:45:09.48 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「うぅ……こんなんで私ちゃんとツッコミできるようになるのかなぁ」
P「そうだなぁ。雪歩がやらなきゃいけない所は全部伊織が持っていくからなぁ」
春香「ねえねえ伊織、プロデューサーさん。
私トップアイドルになる事前準備としてバイトをしてみたいんですよ!」
P「ほう、例えば?」
春香「殺し屋とか?」
雪歩「ほ、法律で人は殺しちゃいけないんですぅ~!」
伊織「やっぱなんか違うわねぇ……」
雪歩「だ、だめですか?」
伊織「なんか違うのよ」
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:50:18.24 ID:
FxPxfc9I0
P「そりゃお前のツッコミスキルが高すぎるからそうなるんだろう?」
伊織「そうかしら?」
P「だって、この前のお前のツッコミ最高だったぞ。あの『誰がヤンガスだって!』って奴」
伊織「そんなのした覚えないんですけど!」
雪歩「うぅ……伊織ちゃんすごいなぁ。私なんて穴掘ることしかできないのに」
伊織「いやそれも十分すごいと思うんだけど」
34:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 14:55:21.38 ID:
FxPxfc9I0
春香「殺し屋とか?」
伊織「勝手に始まった!?」
春香「だって待てないんだもん!」
雪歩「こ、ここは無難にコンビニ店員とかでいいんじゃないですかぁ~!!」」
P「おお……なるほど。その手があったか」
春香「じゃあ私コンビニの店員やるから雪歩と伊織はお客さん」
春香「それからプロデューサーさんはペットボトルの役で」
雪歩「ぷ、プロデューサーは店長とかが似合ってると思いますぅ~!」
伊織「そうじゃないでしょうが! そこは『人ですらないの!?』とかでいいのよ!」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:00:14.13 ID:
FxPxfc9I0
P「かぶせまくりだな伊織」
伊織「しょうがないじゃない!」
春香「コント、コンビニ」
伊織「いらっしゃましたー」
春香「さ、先にボケてきただと!?」
雪歩「ま、待ってくださいいいい! 早すぎて頭の回転が追いつきません~~!」
P「はーっはっはっは! ペットボトルマン、参上!」
春香「不法侵入で逮捕しますね」
P「えぇ!? マジでっ!?」
36:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:05:29.51 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「ま、待ってください~! 全然何がなんだか……」
伊織「すみません店員さん」
春香「いらっしゃいませー! お探しものはなんですか? 見つけにくいものですか?」
P「カバンの中も机の中も探したけれど見つからないのに♪」
雪歩「め、目が回って来ましたぁ~……」
伊織「いえ、ここってピストル置いてないんですか?」
春香「すごい物騒なんですけど!?」
雪歩「い、伊織ちゃんがボケると違和感ありますぅぅ!」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:10:22.60 ID:
FxPxfc9I0
春香「あ、でもあちらのお客様が座ってる椅子は電気椅子ですがそちらはどうですか?」
P「え? あばばばばばばばば!!」
雪歩「いやぁぁぁあああ!!」
春香「ピストルをコンビニに求めるなんて……もしかしてあなた殺し屋?」
伊織「私は八百屋ですよ?」
雪歩「そ、そういう設定なんだ……」
P「関心してる場合か! はよツッコミいれんかい!」
雪歩「は、はぃぃ!」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:15:31.11 ID:
FxPxfc9I0
春香「え? じゃあ八百屋ならもしかして、お米置いてますか?」
伊織「うーん……。トマトなら」
雪歩「この会話に入っていけって言うんですか!?」
P「うん」
雪歩「む、無理ですぅぅ!」
春香「ねえ伊織」
伊織「誰がトマトよ!」
春香「言ってないんですけど!」
雪歩「す、ストップー! ストップーーー!」
40:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:20:10.39 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「伊織ちゃんはボケすぎ! ちゃんとツッコミ入れて!」
伊織「誰がトマトよ!」
雪歩「静かにしてて!」
伊織「普通に怒られたんですけど!?」
雪歩「春香ちゃんはボケが雑!」
春香「えぇ~!?」
雪歩「こ、こんな感じですか!?」
P「あー、うん。わかった。お前には向いてないわ」
雪歩「えぇぇぇえ!?」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:25:30.81 ID:
FxPxfc9I0
春香「じゃあもう一度だけやってみましょうよ!」
伊織「いらっしゃいませー」
春香「勝手に始まった!? 伊織お客さんじゃなかったの!?」
伊織「すみません店員さん。私、最近会社をクビになって一人で寂しく暮らしてるんですよ」
伊織「だから私……人の心の暖かさを探してて。」
春香「あ、それならドリンクコーナーにありますよ?」
雪歩「あるんですか!?」
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:30:31.43 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「って……驚くだけじゃ、だめ……なんだっけ?」
雪歩「えっと、ここは……お、置いてるわけないじゃないですかぁ~!」
伊織「えーっと、どれどれ? 確かドリンクコーナーはっと」
P「よぉ……待ってたぜ?」
伊織「あった……。こいつがひとあた?」
雪歩「ど、どんな略し方ですかぁ~!」
P「俺のPはどうやらペットボトルのPらしいな」
P「初めまして。人の心の暖かさ。略してののかさです」
春香「そんなラノベみたいな略し方してもわからないですって!」
44:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:35:34.62 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「ら、らのべ?」
伊織「え? ののかさって……まさか! あなたはペットボトルマン?」
雪歩「知り合いだったんですか?」
P「え? そういうあなたは……! 伊織ちゃん!」
伊織「そうよ、伊織よ。 あんたことずっと探してたのよ……!」
伊織「ずっと……ずっと心配してたんだから!」
伊織「……新堂が」
雪歩「伊織ちゃんじゃないんだ!?」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:40:15.29 ID:
FxPxfc9I0
伊織「さぁ、あなたの故郷アラスカへ帰るわよ。ボトルマン」
P「それ頭文字Pじゃなくなるからやめてくんない?」
雪歩「って、ペットボトルマンさんはどっからやってきたんですかぁ~!」
P「アラスカだって言ってるだろうがぁ!」
雪歩「ご、ごめんなさいぃぃ!」
春香「ちょーっと待ったー!」
雪歩「無理矢理入ってきた……!?」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:45:30.52 ID:
FxPxfc9I0
春香「そのペットボトルは……私のかつて親友であるペットボトルマンよ!」
雪歩「売ってたよね!? 春香ちゃん親友売ってたよね!?」
春香「その親友をどこへ連れていくつもりなの!?」
P「アラスカだって言ってんだろ!! 聞いとけよ! クソボケ!!」
伊織「ほら、早くいくわよ。パンジャーブ地方へ」
P「アラスカだよ!! 俺の故郷アラスカだよ! お前が言い出したんだろうが!」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:46:27.22 ID:nqAJ/M3K0
ボケ3ツッコミ1だときついな
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:50:32.29 ID:
FxPxfc9I0
P「え? 何? 君等ペットボトル舐めすぎなんじゃないの?」
雪歩「す、すみません~」
伊織「ごめんなさい」
春香「謝謝」
雪歩「春香ちゃんそれ謝ったつもり!? それありがとうだからね!?」
伊織「はやくしないと電車がなくなっちゃうわ!」
P「あぁ。アラスカ行きの直通便がな」
雪歩「電車なの? 飛行機なの!?」
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 15:55:46.85 ID:
FxPxfc9I0
伊織「もう! アンタ達のツッコミはダメね! 任せていられないわ!」
雪歩「待って! やっぱり私がやらないと……」
伊織「ダメよ私がやるんだからツッコミは! 私のものよ!」
春香「ちょっと待って、私もボケてばっかりでつまらないから私も!」
伊織「私が」
雪歩「私が」
春香「私が」
P「じゃあ俺が」
「「「 どうぞどうぞ 」」」
P「って、何が!? 何をするの!?」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:00:09.19 ID:
FxPxfc9I0
春香「ツッコミですよツッコミ!」
春香「さぁ早く私に! ツッコミを! 入れてください!」
P「りぼんがでけえんだよ!」
伊織「さあ私にも来なさい!」
P「デコが拾いんだよ!」
雪歩「わ、私にもお願いしますぅ~!」
P「穴ほっとけよ!!」
P「ふぅ……こんなもんか」
伊織「何が!? なにこれ!?」
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:03:16.50 ID:
FxPxfc9I0
春香「ちなみに八百屋さん」
伊織「誰が八百屋よ!」
春香「八百屋ではピストル置いてないの? いろんな武器が欲しいんだけど……」
春香「って、それじゃあ武器商人か!」
伊織「誰がヤンガスよ!」
雪歩「なんですか……このカオスな空間……。頭痛くなって来ましたぁ……」
…………
……
52:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:06:04.62 ID:
FxPxfc9I0
P「まぁ、みんなもう薄々感づいていたことがあるはずだ」
春香「はい。私はトップアイドルに最もふさわしいといういこと、ですね?」
雪歩「それは違うんじゃ……」
P「雪歩にはボケもツッコミも向いてないな」
雪歩「うぅぅ……あんなに頑張ったのにですか?」
伊織「そうね。この役回りは私と律子に任せなさい」
雪歩「じゃ、じゃあ私、きっとみんなにいつか
ビシバシツッコミ入れられるように頑張りますからぁ」
P「ふっ、そう言うと思ってたぜ」
雪歩「へっ?」
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:08:04.01 ID:
FxPxfc9I0
P「ハッピーバースデー雪歩! そしてメリークリスマス!」
雪歩「えっ!? あ、ありがとうございますぅ」
春香「おめでとう雪歩!」
伊織「にひひっ。おめでとう!」
雪歩「ふ、二人共ありがとう……!」
P「それでな」
P「ちょっとプレゼントを用意したんだ」
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:10:47.77 ID:
FxPxfc9I0
雪歩「え? いいんですか? えへへ、嬉しいなぁ~」
P「あぁ、きっと喜ぶぞ」
P「なんてったって雪歩の望んだツッコミが上手くなる道具だからな」
P「こいつを持てば自然とツッコミが映えるってもんだ」
P「はい、ハリセン」
雪歩「…………」
雪歩「こ、こんなのいらないですぅぅうう!!」 スパァーンッ
P「いってー!」ズコー!
END
56:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:13:32.59 ID:
FxPxfc9I0
短いですが終わりますね。ありがとうございました。
雪歩お誕生日おめでとう。こんな意味不明なお祝いでごめんなさい。
穴掘って埋まってきますね。
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:34:13.13 ID:i2VJ3AjdP
おつおつ
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/24(月) 16:52:10.58 ID:flwOYV3K0
乙 よかったよ
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