1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 15:53:11.25 ID:
xecPtwQF0
P「ははは、そうだろそうだろ」
真美「なにやってるの?」
亜美「あ、真美! 今ね兄ちゃんに色々教えてもらってたんだよ!」
真美「へー」
P「真美も質問があったら何でも聞いていいぞ」
真美「本当になんでもいいの?」
P「もちろんだ。俺に知らないことはない。歩く百科事典。生きるウィキペディアだからな」
真美「ふーん……。だったらいくつか気になってることがあったから聞いてみようかな」
P「おう、ドンと来い」
亜美「まさか同人誌を書いてる人が一人だったなんて亜美知らなかったYO!
さっそくピヨちゃんに教えてこよーっと」
アイドルマスターアニメファンブック 特装版(仮)
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 15:56:18.28 ID:
xecPtwQF0
真美「じゃあ最初の質問ね」
P「うむ」
真美「この間さー、お姫ちんと一緒にご飯食べにいったんだけど」
P「はいはい」
真美「まぁ例によってラーメンだったわけ」
P「ラーメンジャンキーだからな、貴音は」
真美「うん、それで20杯は食べてたかなー」
P「本当によく食べるな……、健啖家と言っても限度あるだろ」
真美「そんで思ったんだけど、アレってどこに行っちゃうの?」
P「?」
真美「アレだけ食べて全然太らないじゃん。おかしいよ絶対」
3:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 15:59:14.61 ID:
xecPtwQF0
P「あ~、それね」
真美「理由知ってる?」
P「もちろん知ってますよ。その謎は3年前に解いた」
真美「おお!」
P「あれはだな、そういう病気なんだよ」
真美「びょ、病気!?」
P「あぁ、もし貴音が千早と同じ食生活を続けたとしたら……」
真美「うん」
P「計算上は40分前後で死に至るだろう」
真美「マジで!?」
P「うん」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:02:11.44 ID:
xecPtwQF0
P「貴音も別に暴飲暴食を重ねたいわけじゃないんだ。全部病気が悪いんだよ……」
真美「そ、そうだったのか……。
あ! もしかしてその病気うつったりする!?」
P「大丈夫、ワクチンはすでに完成している」
真美「で、でも真美そんなのもらってないよ?」
P「BCGってやっただろ。あれがそうなんだよ」
真美「ハンコ注射の事?」
P「そうそう」
真美「はー……、あれにそんな意味があったとは……」
P「一つ賢くなっただろ」
真美「うん! すごいね!」
6:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:05:00.55 ID:
xecPtwQF0
真美「ところでその病気ってどんなのなの?」
P「えーと……」
真美「うん」
P「ものすっごい腹が減る」
真美「そんで?」
P「それだけ」
真美「なにそれ~! だったらお姫ちんが太らない理由になってないじゃん!」
P「まーそうなんですけどね」
真美「ちょ、しっかりしてよ!」
P「違うんだって。貴音が太らないのはものすっごい勢いで消化してるからなんだ。
それは病気とは関係ない」
真美「え」
P「だからウンコもすごいぞ」
真美「聞きたくなかった……」
P「バカお前、食うだけ食っといて出てこないなんて事があるか」
真美「そりゃそうだけどさー」
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:08:32.02 ID:
xecPtwQF0
P「面妖な! ってよく言ってるだろ」
真美「うん、事あるごとにいってるよね」
P「あれ一回でだいたいラーメン一杯分のカロリーを使っている」
真美「それは嘘でしょ」
P「ホントだって! なんなら半ライスつけてもいい!」
真美「別にセットメニューにしてくれって言ってるんじゃないよ!」
P「もし。もしもだぞ? 貴音に「面妖な!」を禁止してみろ。どうなると思う?」
真美「そりゃあ……、話の流れからして太っちゃうんでしょ?」
P「HAHAHA」
真美「むっ」
P「甘い甘い。そんなんで済むわけないだろ」
真美「じゃあどうなるのさ」
P「日本が沈みます」
真美「じゃあ次の質問なんだけど」
P「マジなんだって!」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:11:22.88 ID:
xecPtwQF0
真美「あのさ? 真美でも知ってるよ? シツリョー保存の法則」
P「あれは嘘だ」
真美「え?」
P「嘘、と言うことにしてくれ」
真美「はい」
P「それでな、日本が沈む手順なんだけど」
真美「まだやるんだ……」
P「まず株価が下がる」
P「その後戦争が起きる」
P「日本が沈没する、と言うわけだ」
真美「繋がってないじゃん!」
P「色々端折ったからな。とにかく面妖には気をつけろというお話」
真美「はぁ……」
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:14:03.60 ID:
xecPtwQF0
真美「そんじゃあ次いくよ」
P「うん」
真美「はるるんってよく転ぶよね」
P「はい」
真美「怪我しないの? 海に行ったとき思ったけど擦り傷一つなかったよ」
P「それはですねぇ」
真美「…………」
P「してますよ? 怪我」
真美「え?」
P「そりゃああんだけ毎日ドンガラドンガラ転びまくってたら骨の2、3本も折れますよ」
真美「うっそだー! だってはるるんピンピンしてるじゃん!」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:18:00.56 ID:
xecPtwQF0
P「待って待って、最後まで聞いて」
真美「聞くよ、聞くけど折れてないじゃん」
P「違うんだって。折れてるんだけど、すぐに直るんだよ」
真美「はぁ?」
P「こう……『メキメキメキ! ポッキン! えへへー ピカーン!』って感じで」
真美(全然わからない……)
P「彼女も苦労してますからね」
真美「そりゃ本人もちょっとは悩んでるみたいだけど……」
P「で、悩んだ結果進化したんだよ」
真美「待て待て」
P「幾世代かを犠牲に天海春香は超人的な治癒能力を手に入れましたとさ」
真美「進化もあれだけど方向性がおかしくない!?
普通転ばないほうに進化するでしょ!」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:20:09.17 ID:
xecPtwQF0
P「メインヒロインだからな」
真美「納得いかねー」
P「そんなん俺だって納得してへんわ!」
真美「知らないよ!」
P「ふーふー!」
真美「キシャー!」
真美「……じゃあ最後の質問ね」
P「一度に三つも質問するなんて真美は欲張りだな」
真美「満足の行く回答は一個もなかったけどね」
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:22:29.77 ID:6DkazuJ20
どうなるんだ
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:27:18.71 ID:
xecPtwQF0
真美「ピヨちゃんってさー、何で結婚しないの?」
P「おま……、それを聞いちゃうの?」
真美「いや、だってほら、ピヨちゃんって美人じゃん」
P「まぁな」
真美「ちょっと変だけど性格が悪いわけでもないのに、そういう話の一つも出ないのはおかしくない?」
P「そっとしておいてやれよ……」
真美(なんか真面目な顔になってる……)
P「はぁ、いいけど。教えてやるよ」
真美「う、うん」
P「あれもちゃんとした理由があるんだよ」
真美「その理由は?」
P「あれだ、結構深刻な理由だ」
真美「うん」
P「もうなかなか人には言えない理由なんだよ!」
真美「早く言えYO!」
15:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:31:02.22 ID:
xecPtwQF0
P「っはdなしdの理由だ」
真美「は?」
P「だからみあwjdだって」
真美「口の中でモニョモニョ言ってるだけじゃん!」
P「あれですわ、宗教上の理由」
真美「しゅ、宗教? なにそれ、何教なの?」
P「なんにしよっかなぁ……」
真美「いまなんにしよっかなぁ……って言ったよね」
P「言ってない言ってない」
真美「…………」
P「あれだ、モンゴル教だ」
真美「」
P「その厳しい教えに従って敬虔な信徒であるところの小鳥さんは独り身を貫いているんだ」
真美「強いられてるんだ!」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:33:04.46 ID:
xecPtwQF0
真美「でもなんだってそんな宗教に?」
P「こればっかりは言えないなぁ」
真美「やっぱりカイリツとかあるの?」
P「お、難しい言葉を知ってるな。その通りだ」
真美「はー……、ピヨちゃんもさっさと止めてしまえば良いのに」
P「バカだなぁ」
真美「ムッ」
P「宗教は最後のよりどころだ。そう簡単に否定しちゃいけないぞ」
真美「はーい」
P「俺だって辛い思いをしながら毎日シャツの下にブラをつけてるんだからな」
真美「!?」
17:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:33:55.50 ID:nGEStTrc0
だめだこいつ
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:36:18.66 ID:
xecPtwQF0
P「この時期は特に辛くてな。乳首にあせもが出来ちゃうんだよ」
真美「頭が痛い……」
P「まぁなんだ。他の人には理解できない価値観があるって事を知ってくれれば良い」
真美「うん……」
P「それじゃあ質問はコレでお終いかな?」
真美「ありがとうね。あと今後半径6メートル以内に入らないようにしてね」
P「はっはっは、真美も冗談がうまくなったなぁ」
真美「入るなって!」
P「えぇ……」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:40:11.96 ID:
xecPtwQF0
貴音「終わりましたでしょうか?」
P「ん? 貴音も質問か?」
春香「どっちかと言うと拷問ですかね」
P「いやぁ、俺Mだけどあんまり痛いのは好きじゃないなぁ」
小鳥「大丈夫ですよ、信仰の力でなんとかなりますから」
P「何事も限度はあると思うんですけど……」
真美「あ、亜美。どうしたの?」
亜美「兄ちゃんに読書感想文手伝ってもらったらものすごく怒られた……」
真美「そりゃそうでしょ」
亜美「岡田コウって人のお話らしいんだけど……」
真美「うん」
亜美「エロマンガだったんだよ! 明日から学校に行けない!」
真美「そうなんだ……、兄ちゃんならそろそろ生き返ると思うから……」
亜美「うぉおおおおおおおお! やってやるううううううううう!」
終
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/05(水) 16:52:13.46 ID:Aorpw/qKO
乙
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