1:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:08:08.01 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「いったいどういうことなの!?」
彼女は自分の右腕を見て叫んだ、何かが明らかに違う。
今まで何度時間を戻したかわからない、しかしこんなことはなかった。
右腕がおかしい。それに赤と緑の配色と金色のライン、そして鳥のような形の飾り。
ほむら「私は今時間を戻したばかり、なら前の世界で何か異変が・・・」
彼女は目を瞑り謎の右腕の原因を深く思い出す。
仮面ライダーウィザード 変身ベルト DXウィザードライバー
2:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:10:06.92 ID:
CcbSCZVy0
~1順前の世界~
ほむら「もうダメ・・・この世界でもまどかを救えなかった・・・!」
ワルプルギスの夜との戦い、既に生き残りは彼女一人になっている。
ほむら「そういえば・・・まどかから預かっている物があったわ・・・」
ほむらが取り出したのは鷹の模様の赤いメダル。お守りにと託された親友の宝。こんな事は初めてだった。
ほむら「不思議なメダルね・・・まどかは小さい頃に拾ったって言っていたけど・・・」
ほむら「約束するわ、このメダルに・・・次こそ必ずまどかを救うって・・・!」
彼女は右手にそのメダルを握りしめ、時間を戻した。
4:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:12:11.79 ID:
CcbSCZVy0
~現在の世界~
ほむら「そうだわ、あのメダル・・・!」
ほむら「あんな物を渡されたのは初めてだった、原因はあのメダルなの・・・!?」
探す、無い。どこにも無い。そして彼女には他にやるべき事があるのだ。
ほむら「そうだ、学校はどうすれば・・・」
ほむら「とりあえず右腕は包帯で巻いておきましょう、怪我をしているとでも言えばいいわ」
ほむら「まどか、今度こそ必ずあなたを・・・!」
5:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:14:20.48 ID:
CcbSCZVy0
映司「見滝原か、ここに来るのも久しぶりだな」
映司「でも・・・本当にまたグリードとメダルが復活したのかなぁ?」
街を眺めても、いるのは親子連れやカップル。いたって平和である。
映司「こんな平和な街なのに、まぁ鴻上さんが言うんだから間違いないとは思うけど・・・」
直後、悲鳴が聴こえる。カマキリの姿の怪人が子供を襲う。
詢子「タツヤーッ!!!」
映司「鴻上さん、疑ってすいませんでした!変身!」タカ!トラ!チーター!
一目散に走り、寸でのところで子供を抱きかかえる。なんとか間に合った。
7:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:16:27.69 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「お子さんは無事です!早く逃げて!」
詢子「ありがとうございます!あぁ、よかった・・・タツヤ・・・!」
オーズ「カマキリヤミーか!随分懐かしい奴だな!」
ヤミー「ユルサナイ・・・!オレヨリシアワセナヤツハユルサナイ・・・!」
オーズ「なんて歪んだ欲望だ・・・!」
ヤミー「ユルサナイ!」
オーズ「はっ!せいっ!メダジャリバーで!」シャキン
ヤミー「オオオオオ!」ユラユラ
オーズ「これで終わりにする!」スキャニングチャージ!
オーズ「ハァーッ!セイヤァーッ!!!」ドカーン
?「クソッ!せっかく作ったヤミーが・・・!」
8:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:18:13.41 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「その声は・・・!?」
ウヴァ「まさか、お前までいるとはな・・・オーズ!」
オーズ「ウヴァ!やっぱりお前か!」
ウヴァ「こんな小さい街なら誰にも気づかれず稼げると思ったんだがな、アンクの奴め」
オーズ「アンク!?アンクもいるのか!?」
ウヴァ「知りたければ、俺を倒すんだなァ!」
オーズ「やるしかないか・・・!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
9:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:20:09.72 ID:
CcbSCZVy0
~数時間後~
鴻上「どうだね火野君!グリードは見つかったかね!?」
映司「ええ、ウヴァと戦いました・・・いてて」
鴻上「これはまた派手にやりあったね!メダルの1つでも回収できたのかね!?」
映司「クワガタメダルを1枚だけ、でもこれでコンボができます!」
鴻上「素晴らしい!!!やはり私が渡した分では足りない様だ!その調子で頑張ってくれたまえ!!」
映司「はい!ウヴァはアンクの気配を感じたって言ってたし、しばらく見滝原を調べてみます!」
鴻上「それが君の新たな欲望だね!!!素晴らしい!!!!ハッピーバースディ!!!」
10:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:21:36.85 ID:
CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「クソッ!オーズめ・・・俺はまた負けるのか!?」
?「凄くイライラしてるね、そんなに勝ちたいのかい?そのオーズに」
ウヴァ「・・・!誰だお前は!?」
QB「僕はキュゥべぇ!僕と契約してオーズを倒してよ!」
ウヴァ「契約?何言ってんだお前・・・?」
QB「簡単に言えば、君と君のヤミーを強くしてあげるってことだよ」
ウヴァ「・・・詳しく聞かせろ」
11:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:23:27.57 ID:
CcbSCZVy0
~数日後~
ほむら「やっぱり外に出ると落ち着くわ、右腕のせいで最近家に籠りがちだったから」
ほむら「やっぱり日曜日はカップルだらけね・・・私もいつかまどかと・・・」ウットリ
映司「あの・・・隣、いいかな?」
ほむら「ひぇっ!?え、ええ・・・構わないわ」
映司「ありがとう、どこもカップルで埋まっててね」
ほむら「まぁ日曜日だから、当然でしょうね」
映司は包帯でグルグルに巻かれた彼女の右腕を見る。
映司「あれ?君、その右腕・・・」
ほむら「こ、これは怪我をしているだけよ!ただの怪我!」
突然ポケットから赤い光が漏れ、割れたメダルが飛び出した。
12:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:25:29.00 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「そ、それ・・・!」
映司「えっ!君、知ってるの!?このメダルの事!?」
話す間も無く割れたメダルは彼女の右腕に入り込む
ほむら「なんだったの、今の・・・?」
映司「メダルが・・・君ちょっと右腕を見せて!」
ほむら「きゃっ!い、いきなり何!?」
包帯を外す。間違いない、見慣れたあの腕だ。
映司「アンク・・・!やっぱりアンクだ!」
ほむら「あ、あんく?いったい何なの!?」
大騒ぎする映司、訳の分からないほむら、周りからの白い眼。
ほむら「と、とりあえず私の家に行きましょう!外で騒がないで!」
13:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:27:32.40 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「ふぅ・・・落ち着いたかしら?」
映司「うん、ごめんね騒いじゃって」
ほむら「凄く恥ずかしかったわ・・・それで、アンクって何なの?もちろん教えてくれるんでしょうね?」
映司はメダルの事、グリードの事、今まで自分とアンクがやってきた事を話した。
ほむら「大体わかったわ・・・でも、メダルが入ったのにアンクは目を覚まさないのね」
映司「うーん・・・あっ!ほむらちゃん、アイス無いかな?」
ほむら「アイス?確かあったと思うけど・・・」
映司「ちょっと食べてみてほしいんだ!多分それで起きるよ!」
ほむら「・・・そんな起こし方があるのかしら?」
?「そんなもんで起きるわけねぇだろ!この馬鹿!」
14:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:29:22.40 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「ほ、本当に腕が喋った!」
映司「久しぶりだな、アンク!」
アンク「フンッ!お前の馬鹿は治ってないみたいだな!・・・あ?何見てる女ァ!」
ほむら「話では聴いたけど、自分の右腕と喋るっていうのは不思議な感覚だわ」
映司「アンク、なんで刑事さんみたいに体を乗っ取らなかったんだ?」
アンク「あ?なんだ、乗っ取った方が都合がいいか?」
ほむら「やめてくれるかしら、私は私でいたいの」
映司「誰も乗っ取れなんて言ってないだろ、てか絶対やるなよ」
アンク「フンッ!この女、何かわからんが凄い力を持ってる。そいつに邪魔されてやりたくてもできない」
16:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:31:17.83 ID:
CcbSCZVy0
映司「凄い力?アンクを抑えるなんて・・・どんな力なんだろう」
アンク「多分、魔法少女とかってやつのせいだな」
ほむら「・・・あなたなぜそれを!?」
アンク「お前に取りついた時、記憶が全部読めた。なんならそのまな板みたいな胸のサイズでも言い当ててやろうか?」
ほむら「・・・!こ、これから成長するのよ!」
映司「おいアンク!失礼だぞ女の子に向かって!」
アンク「知るか!おい女、映司に魔法少女について話してやれよ」
ほむら「女じゃないわ、ちゃんと暁美ほむらって名前があるの」
アンク「どっちでもいい、とっとと話せ」
ほむらは魔法少女の事、自分が何度も世界をループした事、この世界が今までとは違う事を話した。
18:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:33:19.01 ID:
CcbSCZVy0
映司「そんな事が・・・!インキュベーター、なんて奴だ・・・!」
アンク「フンッ!欲望の為に他を利用する、俺達グリードにそっくりだな」
ほむら「わかったでしょう、この街は平和なんかじゃないって事が」
ほむら「わかったら、もうお互い干渉はやめましょう」
アンク「あ?お前馬鹿か?」
ほむら「え?」
アンク「俺がこうなってる以上、お前が映司に付き添うしか無いだろうが」
アンク「それに、いざとなりゃこいつに魔女退治もさせればいい」
映司「アンク!お前なぁ・・・まぁ、確かにそれならほむらちゃんの危険も減るな」
ほむら「ふざけないで!魔女はそんな簡単なものじゃ・・・!」
映司「ごめん、でもふざけてなんかない。俺は本気で君の事を助けたいんだ」
映司「ここで手を伸ばさなかったら、いつかきっと後悔する」
彼の眼を見てわかった。嘘じゃない、本気で言ってる。
ほむら「・・・!好きにすればいいわ・・・」
19:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:33:55.40 ID:VSb2n7WC0
オーズの魔法使いってかwwwwwwwwwwwwwwww
21:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:37:02.54 ID:8L4ap9iJ0
>>19
リアルに次の仮面ライダーが魔法使いだしな
もうなにがきたって驚かない
20:
>>17 全部書き溜めてある:2012/08/04(土) 18:35:31.20 ID:
CcbSCZVy0
~数日後~
オーズ「セイヤーッ!」ドカーン
アンク「ハッハー!こいつは大量だなぁ!」
ほむら「ちょっと!引っ張らないで・・・もうっ!」
アンク「いい加減慣れろ!ったく・・・!」
映司「ごめんね、こいつこういう奴で」
ほむら「いいわ・・・それより、魔女の気配よ」
映司「じゃあすぐ行こう!乗って!」
アンク「好きにしろ、俺は寝てるぞ」
ほむら「そうしてくれると嬉しいわ、右手が使えなきゃ銃も撃てない」
22:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:37:32.14 ID:
CcbSCZVy0
─結界内部─
ほむら「巴マミ、今すぐリボンを解いて!」
マミ「あなたが大人しくしてたらね」
映司「どうしたのほむらちゃん!その子仲間じゃないの!?」
マミ「誰だか知らないけど、あなたは今すぐ帰りなさい。それじゃ」
映司「ちょっと待って!・・・行っちゃったか」
ほむら「お願い!早く巴マミを止めて!じゃないと・・・!」
映司「ど、どういうこと?落ち着いて話して!」
ほむら「今から少ししたら・・・彼女は魔女に食われて死ぬの・・・!」
映司「なんだって!?じゃあ早く助けに行かないと!」
ほむら「時間が無い!とにかく急いで!早く!!」
映司「そういうことなら・・・変身!」ライオン!トラ!チーター!ラタラター!ラトラーター!
アンク「映司!メダル持ってけ!」ヒュッ
オーズ「おっとそうだった!サンキューアンク!」パシッ
23:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:39:41.91 ID:
CcbSCZVy0
シャルロッテ?「・・・・・・」ガパァ
マミ「・・・!?」
まどさや「「マミさん!!!」」
デデデデデデデデデデッ! ラトラーター!ラットラーター!ラタラタッ!ラトラーターッ!
オーズ「間に合った・・・!マミちゃん!大丈夫!?」
マミ「・・・えっ!?わ、私・・・挟まれて首を・・・!」
オーズ「早く逃げて!ここは俺が!」
マミ「いったい誰なの・・・?」
まどか「も、もしかして・・・仮面ライダー?」
さやか「仮面ライダーって、あの正義の味方?」
まどか「うん、タツヤが危ない所を助けてもらったってお母さんが・・・」
24:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:41:49.33 ID:
CcbSCZVy0
魔女の攻撃を受け止め反撃、効いている。
オーズ「よし!オーズでも戦える!」
シャルロッテ?「・・・・・・」ガチンガチン
オーズ「これでどうだ!」タカ!ゴリラ!チーター!
オーズ「はぁっ!せいっ!」ドゴンドゴン
シャルロッテ「・・・・・・」グジュグジュ
オーズ「次は・・・!」クワガタ!カマキリ!バッタ!ガータガタガタキリッバッ!ガタキリバッ!
オーズ「コンボは疲れるんだけど、そうも言ってらんないな!」シャキンシャキン
オーズ「やっぱ使いやすいなーカマキリ」
シャルロッテ「・・・・・・」ジタバタ
25:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:43:51.17 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「これで・・・トドメだ!」スキャニングチャージ!
オーズ「ハァーッ!!セイヤァーッ!!!」ドカーン
マミ「凄い・・・あんなに簡単に・・・」
まどさや「「か、かっこいい・・・!」」
ほむら「終わったかしら?」
オーズ「うん、マミちゃんも無事だよ」
ほむら「よかった・・・本当にありがとう・・・」
オーズ「友達想いなんだね、ほむらちゃんは」
アンク「終わったか・・・?ん!?なんだこりゃ!メダルの山だ!!」
ほむら「ちょ!ちょっと引っ張らないで!」
オーズ「なんで魔女からメダルが・・・?」
26:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:45:26.47 ID:
CcbSCZVy0
マミ「危ない所をどうもありがとう、まさかあなたが仮面ライダーだなんて」
映司「ライダーも魔法少女も助け合いでしょ、それにお礼はほむらちゃんに言うべきだよ」
マミ「暁美さんもありがとう・・・私あなたを誤解してたわ」
ほむら「いいのよ、あなたが助かったならそれで」
まどか「でも、ほむらちゃんその腕・・・」
アンク「あ?見世物じゃねぇぞ女ァ!」
さやか「う、腕が喋ったぁ!?」
映司「アンク!女の子を怖がらせるな!」
マミ「その腕についてもいろいろ聞きたいわ、みんな私の家に来ない?ケーキもあるわ」
さやか「賛成!行きましょ行きましょ!」
まどか「さやかちゃんはケーキが食べたいだけだよね」
さやか「なにをーっ!」
ほむら「ふふっ」
ほむら(今度こそあなたを助けられそう、まどか・・・)
27:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:47:05.97 ID:
CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「どうなってる!?オーズに勝てるんじゃなかったのか!!」
QB「まぁまぁ落ち着いて、君はすぐイライラする」
ウヴァ「このために何枚のメダルを使ったと思ってる!!」
QB「全部計画の内さ。その内、君がもてあますくらいのメダルをプレゼントするよ」
ウヴァ「・・・フンッ!」
QB「(そう、全ては計画の内・・・”あの人”のね・・・)」
28:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:49:31.20 ID:
CcbSCZVy0
マミ「じゃあ暁美さんはある朝起きたら突然右腕にアンクがいたのね」
ほむら「ええ、そう考えてもらっていいわ」
アンク「俺はケーキよりアイスがいい」
マミ「アイスケーキならあるけど?」
アンク「アイスなら何でもいい、よこせ」
マミ「じゃあ今持ってくるわね」
映司「(ほむらちゃん、本当の事全部言ってもよかったんじゃないの?)」
ほむら「(以前それで大失敗したの)」
映司「(そっか・・・ごめんね、何も知らないのに)」
ほむら「(構わないわ、私も話さなかったのが悪いもの)」
さやか「こらーっ!そこ何内緒話しとるかーっ!怪しいぞ怪しいぞーっ!」
マミ「二人は付き合ってるのかしら?」
ほむら「な、何言ってるの!?違うに決まってるわ!」
まどか「ほむらちゃん顔真っ赤だね、ティヒヒ」
アンク「アイスケーキうめぇ」
29:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:51:24.08 ID:
CcbSCZVy0
~数日後~
恭介「さやかは僕をいじめてるのかい?」
恭介「もう僕はバイオリンが弾けないんだよ!!!」ガシャーン
さやか「恭介・・・!恭介の馬鹿!もう知らない!」ダッ
さやか(恭介の馬鹿・・・!なんでもう治らないなんて・・・!)ゴチーン
さやか「ごめんなさい!前見てなくて・・・映司さん?」
映司「いてて・・・さやかちゃん?・・・泣いてるの?」
さやか「映司さん・・・!聞いてください・・・あたし・・・」
さやかは恭介の事を話した。
映司「なるほど、そんな事が・・・」
さやか「やっぱり、私が契約してその願いで恭介を!」
映司「そんな事しちゃダメだ!」
さやか「でも、でも・・・どうしたら・・・!」
映司「・・・その恭介君と話がしたい」
30:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:53:18.60 ID:
CcbSCZVy0
恭介「さやか、誰だいその人は?」
映司「君が恭介君?」
恭介「そうですけど・・・あなたは?」
映司「俺は火野映司、まぁさやかちゃんの友達・・・かな」
恭介「さやかの友達が僕に何の用ですか?」
映司「君の事を聞いてね、話がしたかった」
映司「もうバイオリンは諦めたの?好きだったんじゃないのかい?」
恭介「・・・ッ!あなたもですか・・・!」
恭介「バイオリンは僕の命でした!でもね・・・もう弾けないんですよ!」
恭介「医者からも言われました!回復の可能性はほとんど無いってね!」
恭介「僕はもう・・・死んだも同然だ・・・!」
恭介「わかったら帰ってください!さやかも!」
映司「・・・甘えるなッ!!!」
31:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:55:12.61 ID:
CcbSCZVy0
映司「バイオリンは君の命なんだろ?どうしてそんなにすぐ諦めるんだ!」
恭介「だから、回復の可能性は・・・」
映司「”ほとんど無い”なら、例え少なくても治るかもしれないって事じゃないか!」
映司「俺はいろんな国へ行って、目の前で人が命を失う所もたくさん見てきた!」
映司「楽して助かる命が無いのは、どこも一緒だ!」
恭介「・・・・・・!」
映司「君はまだ治る可能性がある、それを応援してくれる人もいる!」
映司「今度は君が手を伸ばす番だろ!」
さやか「そうだよ恭介!リハビリ頑張ろう!私がやれる事なら、なんだってするからさ!」
恭介「さやか・・・!」
恭介「ごめんさやか・・・僕は君にヒドい事を・・・!」
さやか「いいよ・・・恭介・・・!二人で頑張ろう・・・!」
32:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:57:06.45 ID:
CcbSCZVy0
恭介「ありがとうございました、映司さん。」
映司「俺は何もしてないよ、それより怒鳴ったりしてごめんね」
恭介「いえ、おかげで目が覚めました。僕はどこかで周りに甘えていたんです」
さやか「じゃああたし達帰るね、明日から厳しくいくからなー恭介!」
恭介「お手柔らかに頼むよ、ありがとう、さやか」
病室のドアを閉める音。
さやか「映司さん!今日は本当にありがとうございました!」
映司「恭介君が前向きになったのはさやかちゃんの力だよ、俺は関係無いって」
さやか「そういえば、さっき”いろんな国に行った”って言ってましたけど・・・」
映司「ああ、趣味みたいなもので世界を旅してるんだ」
さやか「わーなんかカッコいいですねそういうの!どんな所に行ったんですか?」
映司「そうかな?じゃあちょっと話しちゃおうかな、あれはインドの・・・」
映司はさやかに昔話をしながら帰った。
33:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 18:59:13.18 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「美樹さやかの契約を止めてくれたそうね」
映司「偶然だよ、困ってたから手を伸ばしただけさ」
アンク「フンッ!こいつのお人よしは筋金入りだからな!」
杏子「あーっ!お前、映司じゃねーか!」
映司「杏子ちゃん!?どうしてここに!?」
ほむら「あら?知り合いだったの?私が呼んだのよ」
映司「前にちょっとね、隣町で野宿した時だったかな」
杏子「懐かしいなー!ほら、食うかい?」
ほむら「なるほどそういう仲ね・・・」
ほむら「(今回は本当にいけるかも知れないわね・・・ようやくまどかを・・・!)」
35:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:02:15.26 ID:
CcbSCZVy0
~一週間後~
ほむら「ワルプルギスの夜が来るわ」
マミ「まさか・・・本当なの!?」
杏子「嘘だったらあたしがこっちに来るわけねーだろ?」
まどさや「(ワルプルギスの夜?)」
映司「(とんでもなく強い魔女らしいよ)」
ほむら「ワルプルギスと戦うためには大量のグリーフシードが必要なのだけど・・・」
杏子「あー・・・確かこの街の魔女からはグリーフシードが出ないんだっけか」
マミ「そうなのよ、倒しても銀色のメダルしか出てこないの」
37:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:04:05.48 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「アンク、何か知らないかしら?」
アンク「まぁ、間違いなくウヴァの奴が絡んでるだろうな」
杏子「しかし何度見てもおもしれーなこの腕」グイグイ
アンク「触んな!」
杏子「じゃ、あたしとほむらで隣町でグリーフシード集め。マミと映司はこっちの魔女狩りだな」
ほむら「ワルプルギスが来るまで、みんなできる事をやりましょう」
杏マミ映「「「おう(うん)(ええ)!!!」」」
38:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:06:25.14 ID:
CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「なんだこれは・・・!」
QB「やぁ、これが実験の成果さ」
ウヴァ「これなら勝てる!オーズにも勝てるぞ!」
QB「僕にとってもオーズは邪魔だからね、最後まで協力させてもらうよ」
ウヴァ「待ってろオーズ・・・そしてアンク・・・!」
QB「(もうすぐ僕の目的は達成される、せいぜい頑張ってよウヴァ)」
39:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:08:09.87 ID:
CcbSCZVy0
~さらに一週間後~
ほむら「とうとうこの日が来たのね・・・」
杏子「なんだ、怖いのか?」
ほむら「ええ、怖いわ・・・でもやるしかない」
アンク「フンッ!腰抜けが!」
映司「アンク!ほむらちゃんはまだ中学生だぞ!」
アンク「んなこと俺が知るか!」
マミ「本当に仲が良いのね、二人とも」
映アン「「良くないですよ!(ねぇよ!)」
まどか「みんな!!よかった、まだ行ってなかった・・・」
ほむら「まどか!?避難してって言ったでしょ!」
さやか「大変なの!恭介が!!恭介がぁ!!!」
41:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:10:08.30 ID:
CcbSCZVy0
映司「恭介君が攫われた!?」
さやか「はい・・・鳥みたいな怪人に・・・」
アンク「まさかあいつまで復活してんのか!?」
映司「かもな・・・でも、鴻上さんからお前のメダルはほとんど貰ったぞ?」
アンク「しぶとい奴め・・・!」
杏子「おい!二人で話してないであたし達にも教えてくれよ!」
マミ「そういえばアンクも鳥みたいな飾りが付いてるわよね・・・」
ほむら「まさかアンク・・・?」
映司「違う違う!前にもこんな事あったよなアンク!」
アンク「ああ、こりゃ俺の偽者の仕業だな」
まどか「恭介君、大丈夫かな・・・」
映司「とにかく恭介君は俺達が何とかするから、二人は避難してて!」
さやか「お願いします!恭介・・・ようやくリハビリの成果が見えて来たのに・・・!」
42:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:11:10.92 ID:
CcbSCZVy0
ここからTV版と劇場版にルート分かれるわ
43:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:13:15.19 ID:
CcbSCZVy0
~TV版~
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要はないよ」
アンク「フンッ!そっちから来るとはな!」
映司「に、偽アンク!?」
マミ「それに・・・キュゥべぇ!?」
アンク(ロスト)「久しぶりだね、オーズ、僕。」
QB「やぁマミ、杏子と暁美ほむらも一緒だね」
アンク(ロスト)「案内してあげるよ、君達の探し物の在り処へ」
45:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:15:57.91 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「ここは・・・ワ、ワルプルギスの夜!?」
マミ「見て!あそこ!」
映司「恭介君!」
真木「お久しぶりですねぇ映司君、アンク君」
映司「真木博士!?こんなところで何を・・・」
真木「私達はここである実験をしていました」
QB「グリードと魔女の合体実験さ」
アンク「要は、全部お前らの差し金ってわけだ」
マミ「魔女からメダルしか出なかったのも、あなた達の仕業だったのね!」
ウヴァ「そういうことだ、物分かりがいいな女」
46:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:17:15.28 ID:
CcbSCZVy0
真木「では始めましょうかキュゥべぇ君、ウヴァ君、アンク君」
ウヴァ「ああ、いつでもいいぜ」
アンク(ロスト)「今度こそ僕は僕になる!」
QB「せいぜい無駄に頑張ってね、みんな」
グリードと魔女の融合、ほむらはすぐに最悪の結末を想像した。
真木「それでは、良き終わりを」
47:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:19:05.61 ID:
CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「ヴォオオオオオオオ!!!!」
マミ「なんて力なの・・・!?」
杏子「圧されんなマミ!攻撃すんだよ!」
マミ「そうね・・・ごめんなさい!ティロ=フィナーレ!」
杏子「どりゃぁーっ!!!」
アンク「最初から全力でいくぞ!映司!」
映司「ああ!変身!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ウヴァプルギス「フンッ!どうやら俺が強くなり過ぎたみたいだな!」ブォンッ
マミ「きゃっ!!」ドゴォ
杏子「マミ!?おいなに突っ立ってんだよほむら!」
ほむら「え、ええ!時間停止!」
ほむらはありったけの手榴弾をウヴァに向けてバラ撒く。
ほむら「これで・・・!停止解除!」
途方も無い爆炎がウヴァを襲う。
ウヴァプルギス「何かしたのか・・・?」
48:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:20:16.27 ID:5kni8K3lO
タジャホム
49:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:21:07.30 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「これならどうだ!」スキャニングチャージ!
オーズ「セイヤァーッ!!!」
マミ「ティロ=フィナーレ!!!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!!!」
ほむら「これでぇーっ!!!」
4人の攻撃がウヴァに襲い掛かる。
オーズ「やったか・・・!?」
50:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:23:05.61 ID:
CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「おいおい、本当に俺は強くなり過ぎたみたいだな」
そこには傷一つ付いていないウヴァがいた。
マミ「嘘・・・!?」
杏子「あんだけやって・・・効いてねぇのかよ!!」
ほむら「また・・・ダメなのね・・・」
オーズ「諦めちゃダメだ!ほむらちゃん!」
ウヴァプルギス「まずはオーズとアンク、お前らからだァ!!!」
杏子「ッ!あぶねぇ!!」
マミ「暁美さん!!」
ウヴァの攻撃から二人を庇う杏子とマミ。
ほむら「どうして・・・二人とも・・・!」
杏子「バカ・・・お前が倒そうって言い出したんだろ・・・?」
マミ「勝って・・・世界を救って・・・!」
倒れる二人、グリーフシードは限りなく黒に近い
51:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:25:07.84 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「二人のためにも勝たなくちゃ!ほむらちゃん!」
ほむら「でも・・・あんな奴にどうやって・・・!」
アンク「おいほむら!腰抜けもいい加減にしろ!!お前の欲望はどこへやった!!!」
ほむら「アンク・・・?」
アンク「あのまどかとか言う女を助けたいって欲望はどこへやったんだ!!!」
ほむら「まどか・・・!そうよ・・・このままじゃまどかは・・・!」
アンク「お前の欲望だけは本物だった!だから俺はメダル1枚半で復活できたんだ!」
オーズ「アンク・・・お前・・・」
ほむら「アンク、手はあるの・・・?」
アンク「一つだけな!おい映司、バックルとメダルよこせ!」
オーズ「えっ!?いったいどうするんだよ!」
アンク「とっととしろ!ウヴァの奴が来るぞ!」
53:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:27:20.18 ID:
CcbSCZVy0
映司「おいアンク!本当に大丈夫なんだろうな!?」
アンク「倒せるとしたらこの手だけだ、メダルを3枚ここに入れろ!」
ほむら「わ、わかったわ!」カチャッ カチャッ カチャッ
ほむら「・・・変身!!!」タカ!クジャク!コンドル!タージャードルー!
ほむらの姿が変わる。全身の赤い鎧、鷹のような髪飾り、孔雀のような翼、コンドルの爪のような鋭いブーツ
そして、左腕の盾は炎のように赤く染まっていた
ほむら「ほ、本当に変身した・・・!?」
映司「まさか本当にタジャドルになるなんてな・・・」
アンク「どうだ気分は?最高だろ」
ほむら「ええ、力が漲ってくるわ・・・これなら勝てる!」
ウヴァプルギス「今更何をしようが無駄だァ!」
ほむら「待っててみんな・・・そしてまどか、今終わらせるわ!」
ダーシューニップーヴォンツーヴァーイニーシェー
エーイーニッスーヴォンツーヴァーイ
タージャジッドール
54:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:29:31.13 ID:T4io9DDXP
本当にタジャほむかよ
55:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:29:31.58 ID:
CcbSCZVy0
ウヴァプルギス「なぜだ!なぜ当たらねぇ!!」
ほむら「そんな図体じゃ、当たるものも当たらないわ」
アンク「ハハッ!いいザマだなぁウヴァ!」
ウヴァプルギス「クソッ!クソッ!俺は強くなったはずなのに!」
ほむら「無駄よ、あなたは弱いわ」
孔雀の羽の炎がウヴァに向かっていく。
ほむら「同じ欲望でもあなたとは違う、まどかを救いたい・・・その欲望の力よ!」
アンク「お前もようやくわかってきたなほむら!」
ほむら「私ね、正直言うとあなたの事嫌いだったのよ」
アンク「奇遇だな、俺もだ」
ほむら「自分勝手で、人の気持ちなんてまるで無視・・・でも、今は感謝してる」
ほむら「ありがとう、アンク」
アンク「フンッ!復活して久しぶりにアイスも食えた。お前と組んだのは、俺にとっても得だったかもな」
ウヴァプルギス「ゴチャゴチャ言ってんじゃねぇッ!!!」ブォン
56:
>>54 アンクと合体してるならありかな、と:2012/08/04(土) 19:31:21.71 ID:
CcbSCZVy0
ほむら「そろそろ決めるわ、アンク」
アンク「ああ、おい映司!そこに倒れてる奴のグリーフシードこっちに投げろ!」
映司「グリーフシードを!?・・・ほらよっ!」ヒュンッ
ほむら「どうするつもり?」パシッ
アンク「盾を開いてそいつを入れろ」
ほむら「盾を・・・?・・・グリーフシードがメダルに!?」
アンク「あとはわかんだろ、さっさとやれ!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子・・・力を貸して!」マミ!キョウコ!ギン!ギン!ギン!ギン!ギガスキャン!
ほむら「ハァーッ!!!セイヤァーッ!!!!!」
ウヴァプルギス「ガァアアアアアアアアア!!!」ドカーン
57:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:33:07.07 ID:
CcbSCZVy0
真木「また綺麗な終末を迎えられなかった・・・」
QB「僕としては、終わってもらうと困るんだけどね」
QB「そういえば、あのアンクは結局なんだったんだい?」
真木「彼は欲望が弱かった、だからより強い欲望のウヴァ君に食われた。それだけです」
真木「しかし、これからどうしますか・・・良き終わりを迎えるために」
QB「僕の星に来るかい?」
真木「良いですね、お供しましょう」
QB「きゅっぷい、歩くのも疲れたし肩に乗らせてもらうよ」
QB「なんだいこの人形、邪魔だね」カシャーン
真木「ワォッ!!!」
58:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:35:05.89 ID:
CcbSCZVy0
~後日~
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、後3体のグリードも倒さないといけないわ」
さやか「映司さん、本当にありがとうございました!」
恭介「腕が完治したら、バイオリン聴きに来てくださいね!」
映司「うん!比奈ちゃんや千世子さんも連れてくるよ!」
マミ「寂しくなるわね・・・」
杏子「全部終わったら、また戻って来いよ!」
ほむら「もちろんよ、じゃあそろそろ行くわ」
映司「じゃあねみんなー!」
アンク「さっさとしろ!残りのグリードも片付けて、メダルは全部俺の物だ!」
ほむら「まったく・・・こんなんで大丈夫かしら」
映司「何とかなるよ、ちょっとのお金と明日のパンツさえあればね」
仮面ライダーオーズ特別編 お わ り
59:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:35:39.98 ID:8L4ap9iJ0
今気づいたけど、ソウルジェムじゃね?
60:
>>59 そうだった\(^o^)/:2012/08/04(土) 19:36:37.26 ID:
CcbSCZVy0
~劇場版~(>>41の続き)
ほむら「じゃあ私と映司がアンクの偽者を」
マミ「その間に私達がワルプルギスを食い止めるのね」
映司「なるべく早くそっちに加勢するから!」
杏子「心配すんなって、案外二人でも倒せちまうかもなっ!」
ほむら「でもいったい偽アンクはどこに・・・」
?「探す必要は無い」
ほむら「誰っ!?」
地獄大使「我こそは大ショッカーの幹部、地獄大使!」
死神博士「同じく、死神博士!」
61:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:37:41.11 ID:
CcbSCZVy0
映司「大ショッカーだって!?」
杏子「知ってんのかよ映司!」
映司「世界征服を企んでいた悪の秘密結社だ!でも俺達ライダーで壊滅させたはず・・・!」
地獄大使「大ショッカーは不滅!ゆけショッカー!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
マミ「これは・・・相当マズイんじゃないかしら!?」
62:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:39:35.27 ID:
CcbSCZVy0
死神博士「貴様らはここで死ぬのだ!我々の手によってな!」
地獄大使「我こそは地獄大使、その実態は!」
ガラガランダー「ガラガランダー!」
死神博士「イカで、ビール・・・!」
イカデビル「イカデビル!」
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!イーッ!」」」
映司「こうなったらガタキリバで・・・!」
アンク「やめとけ!今コンボ使ったら後が持たねぇ!」
杏子「くっそーっ!どうすりゃいいんだよぉ!!」
ほむら「いったいどうすれば・・・!」
マミ「・・・!みんな!向こうから何か来るわ!」
遠くから響くバイクの音、2台。
63:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:41:28.83 ID:
CcbSCZVy0
?「とぉーっ!ライダーキィーック!!」
?「ライダーパァーンチ!!」
ショッカーs「「「イーッ!!!」」」ドカーン
ほむら「つ、強い・・・!」
杏子「マ、マミ!もしかしてこの二人!」
マミ「ええ、間違いないわ!」
ガラガランダー「えぇい現れおったな!」
イカデビル「仮面ライダー!」
1号「ショッカーがいれば、ライダーはどこにだって現れる!」
2号「さぁ!ここは俺達に任せろ!」
映司「1号さん!2号さん!よし俺も・・・変身!」タカ!トラ!バッタ!タットッバ!タトバタットッバ!
65:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:43:47.12 ID:
CcbSCZVy0
1号&2号「「ダブルライダー!!キィーック!!!」」
オーズ「セイヤァーッ!!!」
ガラガランダー&イカデビル「「お・・・おのれライダァー!!!」」ドガーン
オーズ「1号さん!2号さん!お久しぶりです!」
1号「話は全部聞いた、もうすぐこの街に大ショッカーが攻めてくる!」
2号「今街の人間は1ヶ所に避難している!急いで助けに行かないと大変な事になるぞ!」
オーズ「えっ!?参ったな・・・ワルプルギスももうすぐ来るのに!」
1号「大丈夫だ、大ショッカーのいる所にワルプルギスもいる」
2号「ワルプルギスの夜の正体は・・・大ショッカーとインキュベーターの作った魔法怪人だ!」
66:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:46:05.50 ID:
CcbSCZVy0
マミ「1号と2号に避難所に行けって言われたけど・・・」
杏子「おい!あれ見ろ、あれ!」
ほむら「いったい何が起こってるの・・・!?」
目の前では市民が襲われている、数え切れない怪人によって。
ショッカーs「「「イーッ!イーッ!」」」
ブラック将軍「大ショッカー万歳!」
カメバズーカ「人間共!大ショッカーの軍門に下れ!」
民衆「うわー!か、怪人だー!!」「逃げろー!!」
マミ「は、早く助けないと!」
杏子「やめろお前らーっ!!」
杏子の攻撃はトランプによって止められた。
ジェネラルシャドウ「貴様らが魔法少女か、特別に私が相手をしてやろう!」
67:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:48:17.50 ID:
CcbSCZVy0
ジェネラルシャドウ「このような小娘、束になったところで私には敵わん」
杏子「おいどうすんだよ!マジでヤバいぞ!」
マミ「そんなこと言われても私にだってわからないわよ!」
ほむら「二人とも落ち着いて!!私達がやるしかないのよ!?」
ジェネラルシャドウ「どうせなら仮面ライダーにでも頼るか?1号2号もオーズも幹部二人が足止めしているがな!」
?「仮面ライダーは1号2号だけじゃないぜ!」
ジェネラルシャドウ「誰だ!?」
?「ストロンガー電キーック!!!」
ジェネラルシャドウ「ぐぉっ!?き、貴様は・・・!」
ストロンガー「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!悪を倒せと俺を呼ぶ!仮面ライダーストロンガー!」
ストロンガー「君達が1号の言っていた魔法少女か!早く安全な場所に!」
マミ「そう言ってくれるのはありがたいんですけど・・・」
ほむら「安全な場所なんてあるのかしら・・・?」
杏子「うわっ!あっちからも来やがった!」
69:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:50:18.30 ID:
CcbSCZVy0
ホロスコープス「・・・・・・」
マミ「1、2、3・・・12体!?」
ほむら「やるしかないわね」
杏子「こうなりゃヤケだ!」
スコーピオン「・・・・・・!」
キャンサー「・・・・・・」シャキンシャキン
マミ「ティロ=フィナーレ!」
杏子「ロッソ・ファンタズマ!」
ほむら「ミサイル!ガトリング!全弾発射!!」
70:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:52:06.64 ID:
CcbSCZVy0
杏子「残りは!?」
マミ「4体!!」
ほむら「もう・・・魔力が・・・!」
三人が倒れかける寸前、目の前を黒いマントが遮った
?「君達が魔法少女?じゃあ、俺と同じだ」
マミ「えっ!?あなたどこから・・・?」
杏子「一緒ってどういうことだ!?」
ほむら「まさかあなたも仮面ライダー・・・?」
ウィザード「俺は仮面ライダーウィザード、おせっかいな魔法使いさ」
72:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:54:18.80 ID:
CcbSCZVy0
?「おいウィザード!勝手に先行くなって!」
ウィザード「ごめんごめん、なんかピンチみたいだったから」
フォーゼ「お前らが魔法少女だな!俺は仮面ライダーフォーゼ、魔法少女とも友達になる男だ!」
ほむら「知ってるわ、学園と地球と宇宙の平和を守る仮面ライダー部だったかしら?」
フォーゼ「おっ!嬉しいねぇ!・・・っと、ウィザード!ここは任せた!」ロケット オン
フォーゼ「今この街には先輩ライダーが向かって来てる、お前らも最後まで諦めんなよ!じゃあな!」バシューン
マミ「なんだか夢みたいな話ね・・・」
杏子「でも、夢じゃねーんだよな」
ウィザード「じゃ、あいつら倒すから君達は休んでて」
ほむら「そうさせてもらうわ、正直立ってるのがやっとよ」
ウィザード「さぁ・・・ショータイム!」
73:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:56:09.07 ID:
CcbSCZVy0
ウィザード「よっ!ほっ!」
レオ「・・・・・・」ドゴォ
ウィザード「次はこれだ!」ビッグ
サジタリウス「・・・・・・」バシーン
ウィザード「そろそろ決めるよ!」コピー コピー
ウィザード「「「「はぁぁ・・・!」」」」キィックストラァイク!
ウィザード「「「「とぉーっ!!!!」」」」
ホロスコープス「「「「・・・・・・」」」」ドカーン
ウィザード「まっ、こんなとこかな」
杏子「すげぇ!凄すぎるぜ仮面ライダー!」
マミ「佐倉さんのロッソ・ファンタズマみたいね」
ほむら(時間を止めるライダーとかいないのかしら)
74:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:58:56.63 ID:
CcbSCZVy0
まどか「みんな、大丈夫かな・・・」
さやか「恭介・・・」
詢子「心配すんな!きっと、ライダーが何とかしてくれるよ!なータツヤー♪」
タツヤ「らーだ!らーだ!」
風麺のオヤジ「さぁ皆さん!お腹空いたでしょ、ラーメン作りましたよ!」
突然、避難所の扉が音を立てて斬れた。
ナスカ「・・・・・・」ガシャーン
75:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 19:59:30.02 ID:
CcbSCZVy0
まどか「か、怪人!?」
民衆「ここも安全じゃなかったのかよ!?」 「早く逃げないと!」
風麺のオヤジ「うわわわ・・・!助けてー!翔ちゃーん!!」
どこからともなく現れ怪人を蹴り飛ばす、帽子の男。
翔太郎「マスター!なんでこんな所にいるんだ?」
風麺のオヤジ「たまたま違う街に来てたんだよぉ・・・なんでいつもこうなるのー!」
翔太郎「まったく事件に巻き込まれやすいっつーか・・・いくぞフィリップ!」
フィリップ「いつでもいいよ、翔太郎」
左右「「変身!!」」サイクロン!ジョーカー!
ダブル「「さぁ!お前の罪を数えろ!」」
76:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:01:42.04 ID:
CcbSCZVy0
その後、見滝原は戦場となっていた。
ストロンガー「こっちは全部片付けた!」
フォーゼ「こっちも終わったぜ!」
1号「よし!避難所を守るんだ!!」
避難所に迫る巨大な怪人と赤い覆面の怪人、そして肩に乗っている小動物。
2号「現れたなキングダーク!そしてショッカー首領!」
ショッカー首領「久しぶりだな仮面ライダー共!」
キングダーク「今日で貴様らに引導を渡してやる!」
QB「やぁ、初めましてだね。仮面ライダー1号」
1号「貴様がインキュベーターだな!」
QB「そうだよ、そして魔法怪人ワルプルギスの発案者さ」
マミ「キュゥべぇ・・・何で!?」
QB「簡単に言えば今まで君たちを騙してたんだよ、マミ」
マミ「そんな・・・!」
ショッカー首領「来い!ショッカーグリード!」
78:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:04:02.35 ID:
CcbSCZVy0
ショッカーグリード「今こそライダーを殲滅する時!」
アンク「あいつまで復活してやがったか!」
ほむら「もしかしてあれが・・・」
さやか「あーっ!恭介を攫ってった奴だ!恭介を返せ!」
オーズ「さやかちゃん危ない!避難所の中に戻って!」
ショッカー首領「少年は我が大ショッカーのアジトにいる!そこでだライダー共・・・」
ショッカー首領「少年の命が惜しければ、全ライダーは大ショッカーの軍門に下れェ!」
1号「なんだと!?そんな事・・・!」
ギャレン「人おちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」
アクセル「絶望が俺達のゴールか・・・?」
2号「クッ・・・!いったいどうすれば・・・!」
ショッカー首領「例え子供一人の命でも見捨てられないのが、貴様らライダーの甘さと弱さだ!」
?「その子供とはこいつの事か?」
79:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:06:38.59 ID:
CcbSCZVy0
V3「カブト!それに、ファイズ!ブレイドも!」
カブト「お前の恋人か?なら、もう二度と離すな」
さやか「あ、ありがとうございます!恭介!大丈夫!?生きてる!?」
ファイズ「気を失っているだけだ、心配無い」
ショッカー首領「ええい貴様らどうやってそいつを!!」
1号「ハッハッハッハッハッ!まんまと引っかかったな、ショッカー首領!」
1号「貴様が人質を取ったとわかってから、密かに三人を向かわせたのだ!」
剣「アジトの奴ら、誰も俺達に着いてこれなかったな!」
カブト「お婆ちゃんが言っていた・・・」
カブト「【子供は宝物・・・この世で最も罪深いのは、その宝物を傷つける者だ】ってな」
2号「形勢逆転だな!ショッカー首領!」
ショッカー首領「人質などいなくとも倒してくれるわ!勝負だライダー!」
オール怪人「「「大ショッカー万歳!!!!!」」」ズラー
1号「どんな手を使ってでも、悪は必ず倒してみせる!行くぞみんな!」
オールライダー「「「ウォォォォォォォォ!!!!!」」」ズラー
80:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:08:49.49 ID:
CcbSCZVy0
シャドームーン「おのれブラックサン!」
BLACK「やめろノブヒコー!」
響鬼「音激打・爆裂強打の型!」
龍騎「これで決める!」ファイナルベント
ザンジオー「大ショッカーは不滅ーッ!!!」ドカーン
アマゾン「キキーッ!」
ZX「衝撃集中爆弾!」
十面鬼「大ショッカー万歳ーッ!!!」ドカーン
クウガ&アギト「「とりゃーっ!!」」
ン・ガミオ・ゼダ「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」ドカーン
81:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:10:37.24 ID:
CcbSCZVy0
まどか「凄い・・・」
さやか「あれが今まで世界を守ってきた、仮面ライダーなんだ・・・!」
タツヤ「らーだー!らーだー!」
ほむら「巴マミ、佐倉杏子、私達も行きましょう!」
杏子「行けるならあたしだって行きてぇけどよ!」
マミ「もう魔力が無いわ!無茶よ!」
ウィザード「じゃあ、魔力があればまだ戦えるんだ」
マミ「ウィザードさん!それってどういう・・・?」
ウィザード「言ったでしょ?俺はおせっかいな”魔法使い”」
83:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:12:06.15 ID:
CcbSCZVy0
ショッカーグリード「どうした、もう終わりか?」
1号「こいつ・・・前より強くなっている・・・!」
2号「俺達の攻撃が通じていない・・・!?」
ほむら「1号!2号!大丈夫!?」
ショッカーグリード「魔法少女か・・・では、なぜ貴様らの攻撃が効かないか教えてやろう」
ショッカーグリード「俺の中には魔女の力が混ざっている、つまり魔力のある攻撃しか俺には効かん!」
ほむら「なら私が・・・!」
ショッカーグリード「貴様の虫のような攻撃では、魔力があっても毛ほども効かんな!」
1号&2号「「フフッ・・・ハッハッハッハッハッ!!!」」
ショッカーグリード「な、何がおかしい!?」
1号「それを聞いて安心したぞ!」
2号「暁美ほむら!今から言うことをやってくれ!」
84:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:14:28.32 ID:
CcbSCZVy0
ショッカーグリード「何をしても無駄だ!死ねライダー!そして魔法少女!」
ほむら(2号が言った事・・・まず時間停止)
ほむら(そして2号に渡された神経断裂弾を全部あいつの翼と足に撃ちこむ!)
ほむら(停止解除!)
ショッカーグリード「ぐっ・・・!なんだ!?翼と足が!?これでは飛べん!」
2号「よくやった暁美ほむら!念のためクウガから貰った弾が役に立ったな!」
1号「さぁトドメだ!行くぞ2号!ほむら!」
ショッカーグリード「やめろ・・・やめろぉぉぉぉ!!!」
1号&2号「「ダブルライダーッ!!」」
ほむら「魔法少女!」
三人「「「トリプルキィーックッ!!!!」」」
ショッカーグリード「大ショッカー永遠なれーッ!!!」ドッカーン
86:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:22:26.26 ID:
CcbSCZVy0
アンク「やっぱりショッカーメダルを持ってやがったな!よこせ!」
ほむら「だから引っ張らないで!」
ショッカー首領「毎度毎度忌々しいライダー共め・・・!」
電王S「ハッ!全部テメェのせいだろうが!」
オーズ「もう後が無いな、ショッカー首領」
ショッカー首領「オーズ!貴様に受けた痛み、今でも忘れん!」
アンク「なら、もう一度同じ痛みを食らいやがれ!映司!」ヒュッ
オーズ「ん?ショッカーメダルと・・・イマジンメダル?」パシッ
電王S「あっ!テメェいつの間に!」
オーズ「なるほどね・・・!」タカ!イマジン!ショッカー!ターマーシー!タマシーターマーシー!ライダーダ・マ・シイ!
オーズ「ハァーッ・・・」スキャニングチャージ!
オーズ「セイヤァーッ!!!」
アギト「ようやく終わったか・・・」
ショッカー首領?「何が終わっただと・・?」
87:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 20:24:46.09 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「なっ・・・!?」
ショッカー首領「貴様の技など、もはや私には効かん!」
ショッカー首領「ショッカー首領、その真の姿は!」
ワルプルギス大首領「我こそが魔法怪人!ワルプルギス大首領!」
ほむら「ワ、ワルプルギス大首領!?」
1号「まさか自分自身を改造したというのか!?」
QB「その通りだよ、ショッカー首領の正体である岩石大首領は元々巨大だから改造が楽だったね」
スカイライダー「なんて大きさだ・・・歩く度に地割れが起こっているぞ!」
キングダーク「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」グシャッ
X「キングダークが地割れに飲み込まれた!?」
1号「よしみんな!今こそ全ライダーの力を集める時だ!」
2号「そして魔法少女の三人も!力を貸してくれ!」
杏子「ああ!」
マミ「もちろん!」
ほむら「終わらせましょう!全部!」
92:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:00:27.19 ID:
CcbSCZVy0
プロトバース「わりぃ!遅れた!」
バース「大丈夫か、火野!」
オーズ「伊達さん!後藤さん!」
プロトバース「まだ来てない奴らにも声をかけててな」
キックホッパー「もう一度、光を求めてみるか・・・!」
王蛇「さぁ、祭りの時間だぁ!」
バース「しかし、なんだあの大きさは・・・」
プロトバース「こりゃ、仕事のし甲斐がありそうだなぁ!」
グレイブ「良いサイズだ、感動的だな、だが無意味だ」
オーズ「じゃ、行くよほむらちゃん!」
ほむら「ええ・・・!」
94:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:03:27.11 ID:
CcbSCZVy0
民衆「ライダー!頑張れー!」「私達の街を守ってー!」
民衆「俺達のヒーロー!」 「仮面ライダー!」
まどか「仮面ライダー!」
さやか「仮面ライダー!」
恭介「仮面ライダー!」
詢子「仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「「「「「仮面ライダー!!!!!」」」」」
95:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:06:41.36 ID:
CcbSCZVy0
オーズ「仮面ライダーの!」
ほむら「魔法少女の!」
1号「人々の想い!受けてみろ!!ワルプルギス大首領!!!」
全員『『『『『オールライダー!!魔法少女!!!キィーック!!!!!』』』』』
ワルプルギス大首領「ぐぉぉぉぉぉぉぉ!!おのれ!!またしても邪魔をしてくれたな!!!」
ワルプルギス大首領「しかし大ショッカーは何度でも蘇るぞ!!!ライダァァァァァァ!!!!」チュドーン
QB「あれでもダメだったか。本当に恐ろしい存在だね、ライダー」
96:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:10:09.10 ID:
CcbSCZVy0
プロトバース「何度でも蘇るってんなら、その度にぶっ潰すだけだよ」
ほむら「終わったの・・・本当に・・・?」
1号「いやまだだ、フォーゼ!オーズ!頼んだ!!」
フォーゼ「了解っす!行くぜオーズ!」コーズーミーック オン
オーズ「行くってどこへ!?」
フォーゼ「宇宙!」
QB「まさか・・・なるほど、それは僕でもお手上げかな」
マミ「二人は何をしに?」
2号「二人にはインキュベーターの母星を破壊してもらう」
1号「奴らがいる限り、魔女はいなくならないからな」
100:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:13:20.05 ID:
CcbSCZVy0
─宇宙─
フォーゼ「宇宙キター!!!」
オーズ「息が!息が!・・・できる」
フォーゼ「これがコズミックの絆の力!」
オーズ「そ、そっか・・・凄いんだね、コズミック」
フォーゼ「じゃ、最後の仕事だ!」
オーズ「あれを壊せばいいんだよね、わかった!」スーパータカ!スーパートラ!スーパーバッタ!スーパー!タトバタットッバ!
フォーゼ「よーしやるぜ!」コーズーミーック リミットブレイク
オーズ「ほむらちゃん、ようやく全部終わるよ・・・!」スキャニングチャージ!
フォーゼ「ライダー超銀河フィニィィィィィッシュ!!!!」
オーズ「セイヤァァァァァァァァ!!!!」
101:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:16:43.08 ID:
CcbSCZVy0
QB「どうやら僕の完敗だね」サラサラ
マミ「キュゥべぇが消えていく・・・」
アンク「ハッ!いいザマだなぁ白猫!」
QB「暁美ほむら、君の勝ちだよ」サラサラ
ほむら「いいえ、これはライダーの力・・・私じゃないわ」
ダブル(左)「いや、お前達はもう立派なライダーだぜ」
ほむら「私はまだバイクには乗れないわ」
響鬼「バイクに乗れるかは関係ないさ」
1号「その通り。平和を愛する正義の心こそがライダーの証だ!」
ほむら「平和を愛する正義の心・・・!」
マミ「私達が・・・」
杏子「仮面ライダー・・・!」
ディケイド「見ろ、お前達が救った世界の人間だ」
102:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:20:10.04 ID:
CcbSCZVy0
まどか「ほむらちゃーん!」
さやか「マミさーん!杏子ー!」
詢子「ありがとう!仮面ライダー!」
タツヤ「かめらーだー!」
民衆「ありがとう仮面ライダー!」「ありがとうライダー!」
民衆「街を守ってくれてありがとう!」「ありがとー!」
杏子「なんか、感謝がほとんどライダーに向けてじゃないか?」
マミ「しょうがないわ、魔法少女は秘密だもの」
ほむら「それに、私達はもう仮面ライダーよ」
104:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:23:22.07 ID:
CcbSCZVy0
1号「では、俺達はもう行くとしよう」
2号「いつまでも、正義の心を忘れるな!」
フォーゼ「困った事があったら、いつでも仮面ライダー部に来いよ!」
ダブル(左)「風都に来たら、鳴海探偵事務所をよろしくな」
クウガ「東京に来たら喫茶ポレポレをよろしく!」グッ
カリス「まどかちゃんと・・・話がしたかった」
剣「帰ったら天音ちゃんに言いつけてやろう」
カリス「そんな事をしてみろ・・・俺は貴様をぶっ殺す!」
電王S「またどっかで会おーぜ!じゃーな!」
ディケイド「まったく、騒がしい奴らだ・・・」
カブト「同感だな」
彼らはバイクに跨り帰って行った、銀色の壁の中に。
105:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:26:54.62 ID:
CcbSCZVy0
マミ「行っちゃったわね・・・」
映司「でも、また会えるよ」
ほむら「ええ、そうね」
杏子「だってあたし達、仮面ライダーだもんな!」
ほむマミ「「ええ!」」
アンク「おい、さっさと帰んぞ!」
ほむら「だから・・・引っ張らないでっ!!!」グイッ
アンク「うぉっ!?てめぇほむらァ!」
映司「ほむらちゃんも大分アンクに慣れてきたね」
ほむら「慣れたくないわ・・・ところで映司、後で話があるわ」
106:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 21:29:36.63 ID:
CcbSCZVy0
~同時刻~
ウヴァ「先に逃げておいて正解だったな・・・さすがにあいつらまで出てきたら敵わなかったか」
ウヴァ「何が”もてあますくらいのメダルをあげる”だ、嘘つきならカザリといい勝負だな!」
ウヴァ「さて、カザリやメズール達でも探しに行くか・・・」
110:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:00:20.72 ID:
CcbSCZVy0
~2年後~
まどか「本当に行っちゃうの?ほむらちゃん」
ほむら「ええ、最近また世界中で怪人の被害が出てるみたい」
アンク「腰抜けウヴァの奴は2年前の戦いで逃げ出したしな!」
映司「そういえば、2年前「バイクの運転を教えて」って言われた時はビックリしたなぁ」
マミ「案外、暁美さんが一番ノリ気だったのかもね」
杏子「そういうマミだって、去年免許取ったろ?」
マミ「あなただってそうじゃない」
さやか「ところで、キュゥべぇがいなくなったのになんで変身できるの?」
ほむら「さぁ・・・?まぁ、都合が良いから別にどうだっていいわ」
111:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:02:26.54 ID:
CcbSCZVy0
マミ「さて・・・じゃあ、この街は私達に任せて行ってきなさい!」
杏子「全部終わったらまた来いよ!」
さやか「またねほむら!映司さん!」
まどか「頑張ってねほむらちゃん!映司さん!」
アンク「早くしろ!またグリード倒してメダル集めだ!」
走り去るバイク2台、二人の仮面ライダー。
正義の戦いはまだ終わらない。
劇場版 オーズ×魔法少女×オールライダー レッツゴー仮面ライダー お わ り
114:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:05:43.39 ID:
CcbSCZVy0
以上で終わりです、保守や支援ありがとう
余談ですがウィザードのくだりは今日の劇場版フォーゼ観てから追加しました
劇場版仮面ライダーフォーゼ みんなで宇宙キターッ!
劇場版特命戦隊ゴーバスターズ 東京エネタワーを守れ!
上映中です、みんな観てね!(宣伝)
115:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:06:27.06 ID:x25JDswC0
乙
アンク腕だけでアイス食えたっけ
本編よく見てないからわからんけど
116:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:11:20.82 ID:fqrOudxY0
>>115
こう食えるぞ?みたいな感じで手のひらの円が書いてあるあたりからもしゃもしゃ食ってたはず
117:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:15:09.52 ID:15lJI+Sj0
封印解いた人間しかオーズにはなれないのが公式だが…
まあいいか
118:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:16:48.04 ID:N5YuAskP0
タトバ!タトバタットッバッ!
112:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:02:51.16 ID:kuDYBVmp0
ガタキリバならワルプルギスも余裕だな
113:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/04(土) 22:04:07.36 ID:fqrOudxY0
乙
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