伊織「アンタたちは夢と魔法の国をナメすぎよ!」【後編】

2012-06-28 (木) 12:17  アイドルマスターSS   5コメント  
前→伊織「アンタたちは夢と魔法の国をナメすぎよ!」




175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 12:23:31.31 ID:aRgQc4t90

―――

『マーメイドラグーン・シアター』
海底王国の奥に眠る沈没船が、「マーメイドラグーンシアター」への入口です。
このシアターでは、アリエルと海の仲間たちが海の魔女アースラに立ち向かう、
勇気と友情のミュージカル「アンダー・ザ・シー」を上演中!


真「……で、見事に最前列に座れたわけだけど……」

伊織「じゃ、そのときが来るまで内緒ね♪」

真「もう……」

響「でっかいなぁ……あ、宝箱ってアレかぁ」

貴音「『ありえる』嬢の宝箱を中心に座るように、と言われましたね。成程」


―――

アリエル『~♪~』

響「綺麗だな、アリエル」

真「あれ……結構筋肉使うだろうなぁ。頑張るなぁ」

伊織「どういう目で見てんのよ」



177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 12:37:51.51 ID:aRgQc4t90

―――

パンッ

響「……そうか、コレのことか」

貴音「あれは、ヒトデ……でよろしいのでしょうか?」

伊織「ヒトデね」

真「くそう……アリエルの方に集中しすぎてボクだけ出来なかった……」

伊織「にひひっ、まだチャンスはあるわよ?」

―――

響「セバスチャンだー!」

貴音「……誰ですか?」

伊織「アリエルのお目付け役ね……アンタんとこの『じいや』とか、うちの新堂みたいなものかしら」

貴音「ふむ……」


セバスチャン『変わった娘だねぇ、人間の世界に興味を持つなんて……』


貴音「……苦労しておられるようですね」



179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 12:44:12.35 ID:aRgQc4t90

―――

フロットサム『可哀想な娘だねぇ』

ジェットサム『アースラ様に会わせてあげよう』


響「あ、アリエル、そいつら悪いやつだぞ!聞いちゃダメだ!」

真「言ってもしょうがないよ響……」

―――

セバスチャン『アンダザッシー♪』


真「へへーっ、今度はセバスチャンとタッチできたよ!」

伊織「良かったじゃない」

貴音「……ふむ」

貴音「多くを望みすぎず、身近な幸せを感じることが大切……深い話ですね」

響「……そ、そうだ、なぁ……」

響(……楽しすぎて、全然そんなこと考えてなかったぞ……)



181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 12:53:43.90 ID:aRgQc4t90

―――

14:30、トリトンズ・キングダム

伊織「さて、どうしようかしら?」

響「……この中にあるやつ、乗ってみてもいいかなぁ」

伊織「いいんじゃない?どれにするの?」

真「そうだなぁ……」

貴音「……わたくしは、あの回っているモノが気になります」

響「コーヒーカップみたいだな」

真「うん……ボクは、あの上がったり下がったりしてるやつが面白そうだ」

伊織「『ジャンピンジェリーフィッシュ』ね。貴音が言ってるのは『ワールプール』よ」

響「じゃあ……自分はジェリーフィッシュに乗ってみるぞ!」

真「お、じゃあ一緒に乗ろうか」

響「おう!」

伊織「……じゃ、私は貴音と一緒にワールプールに乗るわ」

貴音「ふふ、よろしくお願いします」



194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 13:35:42.46 ID:aRgQc4t90

『ジャンピン・ジェリーフィッシュ』
ミステリアスな海の底で、みんなに愛されている不思議な乗り物があります。
それは、カラフルなジェリーフィッシュ(くらげ)たちが吊り下げた貝がら。
みんなを乗せて、ふわりふわり、上ったり、下りたり。
あなたも、たくさんの仲間たちがいる海中をゆったりとただよってみませんか?


響「お、結構高くまで上がるんだな」

真「……あ、伊織たちが見えた!おーい!」

響「……聞こえてないのかな」

真「うーん……手でも振ってみようか」

フリフリフリフリ

響「……反応無いなぁ」

真「はぁやれやれ……。しっかし……景色いいなぁ」

響「……ホントだなぁ」

真「今流れてるのが……『アンダー・ザ・シー』だっけ」

響「そうだぞ、リトル・マーメイドのテーマ曲だな!」

真「思ったよりゆっくりだけど……こういうのも良いなぁ……」



195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 13:38:51.59 ID:tZG2KBaE0

ディズニーって奥が深いだな適当に回ってたわ



196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 13:40:17.90 ID:aRgQc4t90

『ワールプール』
色とりどりのケルプ(海藻)でできた、ちょっとユニークなカップ。
ここに乗り込んだら、ゆかいな時間の始まりです。
潮のうず巻きに身をまかせ、8の字を描きながら、くるくる、ぐるぐる。
目を回さないように気をつけて!


貴音「おや……響から聞いていた話と違いますね」

伊織「何か違ったかしら?」

貴音「響からは……こぉひぃかっぷは、自分で回すものだ、と教えていただきました」

貴音「しかしこれには……何も回すための装置が無いようですが」

伊織「そうね、これは自動で回るわよ。……あ、始まったわ」

貴音「……ふむ」

貴音「成程……この程度の回転ですか」

伊織「……にひひっ」

貴音「どうかしましたか、伊織?……急に近づいてきて何を……」

貴音「!?」

貴音「か、回転が速くなっている!?」



198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 13:45:17.23 ID:aRgQc4t90

伊織「このカップはねぇ、座っている人同士が近ければ近いほど、速く回るようになってるのよ」

貴音「な……そ、そんな仕掛けがされていたとは……!」

伊織「かなり速くなったわね」

貴音「た、確かに……」


「ぉーぃ」


貴音「……今、何か聞こえましたか?」

伊織「さぁ?」

伊織「そんなことより……もっと密着してもっと速くするわよぉ」

貴音「ふ……この程度で目を回すようなわたくしではありませんよ!」


―――

真「あぁ~楽しかった……って伊織と貴音、なんでちょっと良い顔してるんだよ」

響「良い顔すぎてちょっと気持ち悪いぞ」

貴音「ふふ、ふ……人知れぬ対決があったものですから……」

伊織「……流石にあんだけくっつくと暑いわ」



201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 13:55:03.48 ID:aRgQc4t90

14:50、トリトンズ・キングダム

伊織「次なんだけど……アラビアンコーストでいいかしら?」

響「お、いいぞいいぞー!」

貴音「しんどばっど殿にはもう会いましたから……次は何をするのですか?」

伊織「アラビアンコーストの目玉は『マジック・ランプ・シアター』だけど……」

伊織「……ちょっと待ちなさいよね」

スッ

真「スマホか……いいなぁ」

響「何調べてるんだ?」

伊織「……ふっふっふ。ディズニーのHPで、待ち時間が調べられるのよ」

真「あ、そうなんだ!?」

伊織「ええ。しかも今から取った場合のファストパスの指定時間もわかるわ」

貴音「まこと、便利な代物なのですね」

伊織「……60分待ちで、ファストパスは18:20……」

伊織「……まだ無理に並ぶ必要ないわね。ファストパスも余裕ありそうだわ」



203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:03:45.21 ID:aRgQc4t90

真「どうするんだい?」

伊織「『フライングカーペット』でも乗りましょうか」

響「フライング……空飛ぶじゅうたん、ってことか?」

伊織「行ってみればわかるわ。こっちよ」

―――

『ジャスミンのフライングカーペット』
ディズニー映画『アラジン』に登場するジャスミンの庭園の上空を、
空飛ぶ絨毯に乗って旋回するライドタイプのアトラクションです。
空飛ぶ絨毯を自分で上下に動かしたり、傾きを変えたりと、
まるで自由に空を飛んでいるかのような気分を味わうことができます。


響「あ、これかぁ。通るときに見たな」

真「4人乗りみたいだね。ちょうどいいや」

伊織「これ、前後の席にそれぞれレバーがあるわ」

伊織「前のレバーはカーペットの上下、後ろは傾きを変えられるわよ」

貴音「お互いのレバーを動かしあうことで、奇妙な動きをする……ということですか」



204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:13:56.20 ID:aRgQc4t90

―――

響「じゃ、後ろはよろしくなー?」

真「ああ、任せてくれよ!」


『それでは、楽しい空の旅をお楽しみください』


グイーン

響「お……おぉー!ホントだ!ホントに上下に動くぞ!」

貴音「響……あまりやりすぎぬようにしてくださいね……」

真「結構傾くもんなんだね、面白いや」

伊織「……調子乗りすぎないでよね、危ないから」


響「たっかいなぁー!ジェリーフィッシュよりはやーい」

貴音「……この開放感は、えもいわれぬ感覚ですね」

真「あっはっはっはっは」グイングイン

伊織「調子乗るなっつーのに!」



205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:22:26.48 ID:iOW4KEop0

ヨヨ死ね



206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:24:25.49 ID:aRgQc4t90

―――

響「気持ちよかったなぁ!」

真「ああ本当だよ!」

貴音「……ふふ、いい『りふれっしゅ』になりましたね」

伊織「……ハァ、喜んでもらえたなら何よりよ」


15:05、フライングカーペット前

真「まだ一時間以上あるなぁ」

伊織「…………」

スッ

伊織「…………」

伊織「そうね……ここらでアレに行きましょう」

響「アレ?」

伊織「ミッキーよ」

貴音「!?み、みっきー殿に会うのですか?」



208:>>205 よくわかったなw:2012/06/27(水) 14:34:24.77 ID:aRgQc4t90

真「会うって……さっきのダッフィーのところに行くのかい?」

伊織「違うわよ。ミッキーとミニー、あとグーフィー……」

伊織「それぞれ個別で写真撮影ができる場所があるの」

響「じゃあ、そこに行くんだな!?」

伊織「ええ、今から行けば……30分待ちくらいだわ」

伊織「ミッキーの『グリーティング』にしては待たない方だし、時間も消化できていいわ」

真「グリーティングって?」

伊織「……簡単に言えば……キャラクターと触れ合うこと、かしら」

伊織「専用のグリーティングスペースがあるのは、あとダッフィーとかドナルド、アリエルとかね」

伊織「各エリアをうろついてる、『フリーグリーティング』ってキャラクターたちもいるわよ」

貴音「で、では……みっきー殿に会いに、行ってみようではありませんか……!」



211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:44:05.79 ID:aRgQc4t90

15:15、ロストリバーデルタ…西端

『ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル』
ロストリバーデルタのジャングルに囲まれた場所で、古代文明の遺跡や、
植物や昆虫などの調査・研究をしているディズニーの仲間たちと記念撮影をしたり、
触れ合ったりして楽しもう!
道の途中にもいろんなしかけが施されていて、探険家気分で楽しめます。


真「ミッキーとミニーが30分待ちで、グーフィーが20分待ち……」

響「…………」

響「……な、なぁ、自分……グーフィーの方に行ってあげてもいいかなぁ……?」

伊織「……別に止めないけど……グーフィーはいつも大体こんなものよ」

貴音「アイドルと同じですね……人気があるものとないもの、明暗がはっきりわかれてしまうという……」

響「う、うぅ~ん……ミッキー見たいけど……グーフィーが……」

伊織「……ハァ」

伊織「……ここのグリーティングで、『ミッキーよりは』人気ないだけで、グーフィーも人気キャラクターよ?」

伊織「むしろ……響のほうがグーフィーから心配される立場なんじゃないかしらぁ?」

響「う、うがー!そんなことないってばぁ!」



212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:49:36.82 ID:tZG2KBaE0

響可愛い



213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 14:53:02.92 ID:aRgQc4t90

真「で、どうするんだい?グーフィーに会いに行くかい?」

響「……いや!伊織の言うとおりだ!」

響「自分なんかが心配することがもう失礼だったんだ!」

響「ミッキーには勝てなくたって……グーフィーは立派にやってるはずさぁ!」

貴音「ふふ、そうですね。わたくしと響、それぞれ持つものが違うように……」

貴音「みっきー殿とぐーふぃー殿にも、それぞれの良さがある。……そういうものでしょう」

伊織「……余計な心配されて、グーフィーも気の毒よ」

―――

真「あはは、これ可愛い!」

響「ふぇ~、さっきまで何だったかわからなかったのに……」

貴音「真正面から見ることで、みっきー殿のように見える石群。……面白いですね」

伊織「ここのグリーティングは待ち時間用の通路も面白いもの。退屈はしないはずだわ」

真「いや、ホントだよ伊織!そこかしこにミッキーがいるんだもの!」



215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:00:28.10 ID:aRgQc4t90

伊織「そこかしこに、ねぇ……」

伊織「……『隠れミッキー』って知ってるかしら?」

真「隠れミッキー?なにそれ」

貴音「みっきー殿が、どこかに隠れているのでしょうか」

伊織「そういうものじゃないわよ。……ミッキーのシルエット、ていうか輪郭、はわかるわよね」

響「ああ、そりゃあなあ」

真「●が3つ」

伊織「ええ。……実は、シーの至る所に……そのミッキーのマークが隠れてるのよ」

響「ど、どういうことだ?」

伊織「例えば、最初に行ったセンター・オブ・ジ・アース」

伊織「あそこの通路の外壁……ただのゴツゴツした岩肌だと思ってたでしょう?」

真「え、だってそうだったじゃないか」

伊織「あそこの外壁の一部が……ミッキーマークの模様の形になってるのよ」

真「そうだったの!?」

響「し、知らなかったぁ~……」



218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:10:12.28 ID:aRgQc4t90

貴音「……成程、一目見ればすぐにみっきー殿とわかる形をしていながら、簡単には見つけられない……」

貴音「それが、隠れみっきー殿というわけですね」

伊織「にひひっご名答!」

真「……じゃ、じゃあ最初に教えてくれればよかったのに!」

伊織「言われて探したんじゃ面白くないわよ。……自力で見つけるのが楽しいんだから」

響「う、うわぁ~……なんかそう言われたら、あれもこれもミッキーの形に見えてきちゃうぞ」

真「くっそー、悔しいなぁ……絶対に自力で見つけてやる」

伊織「頑張りなさいよね~♪」


※今調べなおしたら、センター・オブ・ジ・アースにはナイっぽかったです
でもミステリアスアイランド地帯にもいくつか隠れミッキーはあります



220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:20:43.86 ID:aRgQc4t90

―――

真「いよいよみたいだね」

貴音「……」ゴクリ

真「あ、写真だ……」

真「……!わ、わ、面白いよ響、貴音!」

響「なん、なんだなんだぁ?」

貴音「どれでしょうか?」

真「ほら、このミニーの写真に写ってる蝶々なんだけど……」

響「……!は、羽がミッキーの顔になってる!」

貴音「す……素晴らしい蝶々ですね。……こちらはみにー嬢のりぼんの柄の羽です」

真「なんだよこれ……こんなとこにも仕込んであるのかぁ」

伊織「……言ったでしょ?退屈はしないはずだって」

貴音「はい……つくづく、その言葉の意味を噛み締めております」

響「すっごいなぁ……」



221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:28:33.54 ID:aRgQc4t90

―――

伊織「やっぱりミッキーはジェントルマンよねぇ~。どんな時でも優しいし、立ち振る舞いもオーラがあるわ」

貴音「みっきー殿……わたくしは、非常に貴重な体験ができました」

真「かっわいかったなぁ~……それにカッコよかったよ……」

響「ほんとだよなぁ……ハム蔵とも違う可愛さだなぁ……」

伊織「……ミッキーに夢中になる人の気持ちも、少しはわかったかしら?」

貴音「ええ、わたくし……感動で胸がいっぱいです」

真「ギューッてさ、ギューッてしてくれるんだよね」

響「そうそうそう!しかもちょっとお茶目なんだよなー!」

真「あれがたまんないよねー」

…………

15:50、グリーティングトレイル前

真「そういえばさ、伊織」

伊織「なぁに?」

真「あそこ走ってるような……船には乗らないのかい?」



224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:33:40.88 ID:aRgQc4t90

伊織「ああ、『トランジットスチーマーライン』のことね」

伊織「そうねぇ……ここから出る船は、パークの反対側の『メディテレーニアンハーバー』行きのものよ」

伊織「アトラクションじゃなくて、移動手段としても使えるわ……後で乗ってみるのもいいんじゃないかしら」

響「へぇ~、楽しみだなぁ」

貴音「……あと30分程度、時間がありますね」

響「!?」ハッ

真「響?」

響「……」チラッ

響「……うん……よし……」

伊織「…………」

貴音「響、どうしたのですか?」

響「あ、……あはは……えっと、なぁ」

伊織「……いいわよ」

響「え?」

伊織「グーフィーと写真撮りたいんでしょう?……いいわよ。私もついていってあげるわ」



226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:46:59.03 ID:aRgQc4t90

真「響……本当に?」

貴音「……確かに、ぐーふぃー殿の待ち時間は25分程度。指定時刻には間に合いますね」

響「あ、あぅ、う……」

伊織「どうしたのよ。別にそこらへんのレストランで、おやつ食べながら時間つぶしたっていいわよ?」

響「……」

響「い、いいかなぁ……みんな。グーフィーと、写真撮りたいんだ……」

貴音「ふふ……では、参りましょう?」

真「ああ、ボクもグーフィーに会ってみたいからね」

伊織「まったくもう……はっきりしなさいよね?……別に迷惑だなんて、思ってないんだから」

響「そ、そう……かぁ……みんな、ありがとうなぁ!」


―――

16:30、グリーティングトレイル

響「はぁう……グーフィーが可愛かったよぉ~」

貴音「やはりみっきー殿には無い、別の魅力がありましたね」



228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 15:53:25.31 ID:aRgQc4t90

伊織「にひひっ、ちょうどいい時間じゃないの!」

真「そうだね。レイジングスピリッツに行こうか」

伊織「……待って!」

響「……どうしたんだ伊織?」

伊織「真……ファストパスとポップコーン、お願いできるかしら」

真「……ここに来てそれかぁ」ハァ

伊織「ちゃあんと、後でご褒美くらいあげるわよ」

真「はは……期待しないで待っておくよ」

真「で、どのアトラクションのファストパスだい?」

伊織「マジック・ランプ・シアターのパスをお願い。それと、近くに『カリー』味のポップコーンがあるわ」

真「マジック・ランプ・シアターと、カリー味……よし!」

ダッ!タッタッタッタ……

貴音「……流石に、真にあれこれと頼みすぎなのでは?」

伊織「まぁ、悪いとは思ってるわよ。……後で、しっかりしたご褒美あげなきゃね」



230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:01:21.41 ID:aRgQc4t90

16:40、レイジングスピリッツ前

真「ポップコーン、ちょっと混んでたよ。お待たせ」

伊織「ありがとう、真」

貴音「指定時刻が……19:40とは……」

響「だいぶ後になっちゃったなぁ」

伊織「いや……ちょうどいいわね。最後にここに行くようにすればいいだけよ」

真「マジック・ランプ・シアターを見て、帰るってことか」

伊織「そういうこと。……で、レイジングスピリッツね」


『レイジングスピリッツ』
燃え上がる炎、立ち込める蒸気…。
古代神をまつった遺跡の発掘現場で、数々の異常な現象が!
復活した神々の怒りによって、中断を余儀なくされた調査隊。

ところが、あなたに見学のチャンスがやってきました。
さあ、自らの体でこの超常現象を確かめにいきましょう


伊織「ここのコースターは1回転するのが特徴ね」

伊織「ま、ある意味だと他の遊園地でも似たようなのは乗れるかしら」



232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:08:37.90 ID:aRgQc4t90

真「響は、他の遊園地で一回転コースター乗ったことあるのかい?」

響「あ、あははー……恥ずかしながら、まだ無いんだ」

貴音「丁度良い機会ではありませんか」

響「そうだなぁ……ははは……」

伊織「今回は貴音は心配なさそうね。むしろ響かしら」

響「だ、だぁ!大丈夫だぞぉ!?」

真「声、声が上ずってるよ」

―――

伊織「本当は……並んで乗るほうが良い場合もあるのよ」

真「どうして?」

伊織「私たちはファストパスでさっさと乗ることが出来るけど……」

伊織「並んでいると、コースターの様子がまじまじと見えるの」

伊織「それで恐怖心が煽られる人もいるでしょうけど……何度も見せられるから、次第に慣れてくるわ」

響「……自分たちは……こ、心の準備ができないまま乗ることになる、ってことかぁー!?」

伊織「……にひひっ♪」



235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:19:28.43 ID:aRgQc4t90

―――

貴音「響……しっかりしてください」

響「……」ポケー

真「係の人にも心配されちゃったじゃないか。大丈夫かい?」

響「ああ……うん……なんくるないさー」

伊織「……真はどうだったかしら?」

真「え、ボクかい?……そうだなぁ。一回転に気を取られて、気がついたら終わってたよ」

貴音「そうですね。思ったよりも短い、というのが正直な感想でした」

響「ああ……うん……短かったなぁ」

伊織「いつまで放心してるのよ」

響「なんかもう……すごかった……グワーンってなってグルーンってなって」

響「気がついたら終わってたさぁ……」

伊織「……ハァ」

伊織「あ、グーフィーだわ」

響「!?ど、どこだどこだ!?」



236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:25:16.49 ID:aRgQc4t90

響「……あれ?グーフィーは?」

伊織「……ウ・ソ」

響「えぇー!?それはあんまりさぁー伊織ぃー!」

伊織「あはははは、でも元気になったじゃないの!」

響「ムフー!グーフィーがいないんじゃ元気になんてなれないぞぉ!」

貴音「ふ、ふふ……響、落ち着いてください」

真「はははは!もう、二人とも」


…………

『ディズニーシー・トランジットスチーマーライン』
東京ディズニーシーの海をめぐる蒸気船。
ここ、ロストリバーデルタのドックからは、メディテレーニアンハーバー行きの船が出航しています。
見えてくるのはエキゾティックなアラビアの宮殿、
珊瑚でできた美しい城、火山の中に潜む秘密基地…。
風を感じながらの船旅を、ゆったりとお楽しみください。


伊織「じゃ、これに乗って反対側まで行くわよ」

響「走っているのはさっきから何回も見たけど……乗るとどんな感じなんだろうな」



239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:32:28.13 ID:aRgQc4t90

真「はふぅ~……ボクは走りっぱなしで疲れたよ」

貴音「色々な施設を巡りながらの船旅とは、風情があっていいものですね」

―――

響「お、アラビアンコーストだ。カーペットも飛んでるな!」

真「……あ!ジャファーがいる!」

伊織「あら、本当?ジャファーはアラビアンにしか出ないフリーグリーティングね」

響「見つけた、ホントにジャファーだ!」

貴音「……じゃふぁーとは……あの、何やら気難しい顔をしている男性の方でしょうか」

伊織「そうよ。『アラジン』に出てくる悪役キャラクターね」

貴音「成程……確かに、不穏なことを考えていそうな顔をされていますね」

真「へぇ~、やっぱりフリーグリーティングっているんだぁ」

伊織「アラビアンコーストなら、ジーニーにも会えるわね」

響「そっかぁ。……色んなキャラクターに会ってみたいなぁ……」



241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:43:29.50 ID:aRgQc4t90

―――

真「こっちは……マーメイドラグーンか」

響「そういえば、外のアトラクションには乗らなかったな」

伊織「そうねぇ、どっちも子供向けのアトラクションだったもの」

貴音「伊織、ここでも登場人物に会えるのですか?」

伊織「会えるわよ。アリエルは専用のグリーティングスペースがあって……」

伊織「あとはフリーならリトル・マーメイドのエリック王子とかかしら」

伊織「ドナルド、グーフィーもたまに来るわね」

響「え、グーフィーがあそこにいるのかぁ!?」

伊織「今は多分いないわよ!」

―――

貴音「みすてりあす・あいらんど……でしたね」

伊織「センター・オブ・ジ・アースのところね」

真「……そういえば、海底2万マイルには乗らないのかい?」



242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 16:50:41.68 ID:aRgQc4t90

伊織「乗りたいの?」

真「いや……他のファストパスが必要な施設は全部回ったのに、ここだけ何も言ってなかったからさぁ」

響「ん……あ、そうだな。ここだけ何もやってないな」

伊織「ああー……2万マイルはねぇ……そこまでして乗るほどのアトラクションでもないわよ」

真「そ……そうなの?」

響「どうしてだ?」

伊織「他のファストパスが必要なアトラクションに比べると、地味だし動きも少ないのよ」

伊織「それに、19時を過ぎたら5分で乗れるようになったりもザラよ」

貴音「後になるほど、待ち時間が少なくなる……ということですか」

伊織「そうよー。タワー・オブ・テラーはその時間でも30分待ちが当たり前だわ」

伊織「それを考えたら……わざわざ並ぶ必要も、ファストパスを取る必要もないわね」

伊織「夜になって空いてたら乗る、くらいの気持ちで構わないんじゃないかしら」

真「……ひどい言われようだ。2万マイル」

響「逆に興味が出てきたぞ……」



245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:01:00.61 ID:aRgQc4t90

17:00、メディテレーニアンハーバー

響「うわぁ~!凄くおしゃれな建物ばっかりだなぁ」

真「いいなあぁ……こういうところに住んでみたいやぁ……」

貴音「これは……何か基となる建造物があったりするのでしょうか?」

伊織「イタリアのヴェネツィアがモチーフになっているらしいわよ」

響「うわ、うわぁ~……うわぁ~……」キラキラ

真「はぇ~……ひゃ~……」キラキラ

伊織「……目的地、ここじゃないんだけど」

貴音「確か……『たぁとる・とぉく』でしたね」

伊織「そー。ここからアメリカンウォーターフロントまで歩くわよ」

真「ちょ、ちょ、ちょっと待ってよぉ……もうちょっと見てたいんだ」

響「じ、自分もぉ……」

伊織「あとで連れてきてあげるから!」



248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:13:51.60 ID:aRgQc4t90

―――

伊織「メディテレーニアンハーバーは、ホテルミラコスタも併設されてるわ。ちょうど今見えるアレね」

貴音「……!この中に宿泊施設まで備えてあるのですか!?」

伊織「ええ。私もよく泊まるわよ。ていうか、本気でディズニーに浸かる気ならミラコスタは定石よ」

響「ホテルの中ってどうなってるんだ?」

伊織「メディテレーニアンハーバーに合った、イタリアンなホテルね」

伊織「……シー側の部屋なら、窓からパレードも見放題よ」

真「うわっ、それいいなぁー!」

伊織「あとは、時間指定の無いファストパスがついてくる特典があったりするわね」

響「好きなときに乗れるってことかぁ!」

貴音「……それならば、宿泊施設を利用する人がいるのも必然でしょうね」

伊織「……ま、その分安くはないけどね」

真「い、伊織が泊まる部屋は……いくらくらいするんだい?」



250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:22:01.80 ID:aRgQc4t90

伊織「……10万以上する、とだけ言っておくわ」

響「じゅ……!」

真「……ふはぁ~…………」

貴音「……しかし、それによって得るもののために、利用する人がいるのでしょう」

伊織「そうねぇ。朝は時間より早く回ることができたりもするし」

伊織「キャラクターたちの練習風景なんかも窓から見えるわよ」

真「はは……一生に一回は泊まってみたいなぁ」

響「夢みたいな話だなぁ……」


―――

17:20、アメリカンウォーターフロント…タートルトーク前

伊織「着いたわね」

響「タートル・トーク……亀とお話できるのか」

真「25分待ち……ちょっと待つくらいだね」

伊織「40分待ちくらいも想定してたけど……上出来よ」



252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:25:06.43 ID:6cVcJf/G0

クラッシュー!うおー!



253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:27:28.79 ID:aRgQc4t90

伊織「じゃあ今から並ぶけど……貴音」

貴音「なんでしょう」

伊織「並んでいる間にポップコーンが食べたかったら、自分で買ってきなさい」

貴音「!?」

真「い、伊織……それくらいボクが買ってくるよ」

伊織「いえ、真はいいわ。……貴音、アンタどんだけポップコーン食べたと思ってるのよ」

貴音「!」ギクッ

貴音「うぅ……確かにわたくしが、今ある分もほとんど食べてしまいましたが……」

伊織「……流石に食べすぎよ。これ以上は自分で買ってきなさい」

伊織「近くにならクランベリーとブラックペッパーがあるわ」

伊織「2個とも買ってくるならカゴも2つ貸すけど……どうするの?」

貴音「……」

貴音「…………」

貴音「では二つ」



254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:37:50.34 ID:aRgQc4t90

―――

響「へぇ~、この亀、クラッシュっていう名前なんだ」

真「人間と喋れる……って、どうやってだい?」

伊織「……ふっふっふ、見ればわかるわ」

貴音「……モグモグ……くらっしゅ殿に質問をしても良いということでしたが……モグモグ」

伊織「流石にフルネームはまずいわよ?……下の名前だけならギリギリセーフかしら」

響「え、名前言わなきゃいけないのか?なんで?」

伊織「……それも、始まればすぐにわかるわ」


『タートル・トーク』
ここはS.S.コロンビア号の船尾にある海底展望室。
大きなガラス窓越しに、ウミガメのクラッシュとお話しすることができます。
クラッシュにどんな質問をするか考えておいてくださいね!



256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:44:35.76 ID:aRgQc4t90

―――

お姉さん「それでは、みんなでクラッシュを呼んでみましょう~」

せーの

「「「「クラッシュー!!」」」」


デンデケデン、デデン、デンデケデン、デデン~♪


クラッシュ『ぃょぉおおおお~!!ほっほ~』

クラッシュ『みんな、こんにちわ~』


「「「「こんにちわー」」」」


クラッシュ『はっはっは~、元気があっていいねぇ~』

クラッシュ『それじゃあ早速……みんなとお話をしてみようかなぁ』

クラッシュ『まずはそうだなぁ……こっちの前から3列目の……真ん中の通路から4番目に座ってる大人の男性』

クラッシュ『そうそう、君と話をしてみたいなぁ~』



258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 17:52:03.67 ID:aRgQc4t90

響(え?く、クラッシュ……本当に見えてる……!?)

真(……どういうことだろう。全然わからない……)

貴音(声……は別としても……くらっしゅ殿の動きまで合わさっていますね……)


クラッシュ『こんにちわ~』

男「こんにちわ」

クラッシュ『名前なんてーの?』

男「としあきです」

クラッシュ『としあき……はぁ~~……あぁ~……』

クラッシュ『……良い名前じゃあないかぁ~』

としあき「……///」

クラッシュ『よぉーしときあき、出会った記念だぁ』

クラッシュ『俺が、最高だぜーっ!って言ったら……としあきは両方のヒレを大きく上げて』

『うぉー!!』

クラッシュ『って言うんだぁ~』



264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:00:19.26 ID:aRgQc4t90

クラッシュ『……照れてる場合じゃないぜぇ~』

クラッシュ『じゃあ行くぜぇ……としあき、最高だぜー!』

としあき「うぉおー!」

クラッシュ『やれば出来るじゃあないかぁ……みんなとしあきに拍手だぁー』

パチパチパチパチ

貴音(……まったく会話に澱みがありません。素晴らしい話術です)

響(…………)ハェー

真(ぼ、ボクも当てられないかなぁ……)ドキドキ

クラッシュ『よーしじゃあ次はみんなでやってみようぜぇ~』

クラッシュ『みんな~、としあきに負けるなよぉ~』

クラッシュ『みんな……最高だぜぇー!』

響「うぉー!」

真「うぉー!」

貴音「ぅぉー……」



268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:04:33.86 ID:aRgQc4t90

クラッシュ『……としあきに負けてるぞー』

クラッシュ『みんな……最高だぜー!』

真「うおー!」

響「うおー!」

貴音「う……うぉー」

クラッシュ『……やればできるじゃないかぁ』

クラッシュ『よぉ~しみんなぁ、自分に拍手だぁ』

パチパチパチパチ

貴音(く、くらっしゅ殿にペースを握られています……)

真(た、楽しい……!)

クラッシュ『よぉ~し、次は前の子供たちに聞いてみようかなぁ……』


―――

クラッシュ『そうかそうかぁ。……りんちゃん、お話ししてくれてありがとうなぁ』

クラッシュ『お前たち……最高だぜぇ~』



270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:11:20.29 ID:aRgQc4t90

真「うおー!」

響「うおー!」

貴音「うぉー」

クラッシュ『……としあきぃ~、何でヒレ上げてないんだぁ』

真「ちょっ、あははは!」

響「うえぇ!?」

としあき「……///」

クラッシュ『ちゃんと上げなきゃダメだぞぉ~、みんなのリーダーなんだからなぁ』

貴音「いつの間にそのような事に……」

伊織「……ふふふ♪」

―――

クラッシュ『よぉ~しそれじゃあ、俺に質問のあるやつはいるかなぁ?』

クラッシュ『いたらヒレを大きく上げてくれー』

響(……!こ、ここだ!)バッ



273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:23:07.68 ID:aRgQc4t90

クラッシュ『そうだなぁ……じゃあまずは、前の列の……』

響(あう……)ガックリ

貴音「……次もありますよ、響」ボソッ

響「貴音……うん」


クラッシュ『ひろゆき~、何が聞きたいの?』

ひろゆき(9)「どんな食べ物が好きなんですか?」

クラッシュ『食べ物ぉ~!俺な、食べ物の話が大好きなんだよぉ~』

―――

クラッシュ『よぉし、他に質問あるやついるかぁー?』

響「は、はい!」

伊織「……」

クラッシュ『そうだなぁ~……じゃあ後ろから2番目の列の……』

響「!」ドキッ



275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:29:15.76 ID:aRgQc4t90

クラッシュ『右から2番目の……お嬢ちゃんに聞いてみようかなぁ』

響「!!じ、自分かぁ!?」

真(凄い響!)

貴音(やりましたね!)

伊織(へぇ~、ラッキーじゃないの)

クラッシュ『こんにちわ~』

響「こ、こんにちわ」

クラッシュ『名前なんてーの?』

響「え、と、響です」

クラッシュ『響ぃ~、俺に聞きたいことは何かな?』

響「そうだなぁ……クラッシュにはどんな家族がいるんだ?」

クラッシュ『家族ぅ~。いいねぇ~』

クラッシュ『俺にはさぁ~息子のスクワートと、あと大切なパートナーがいるんだぁ』

クラッシュ『シェリーって言うんだけどさぁ……もう130年も一緒にいるんだぁ』



277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:41:47.96 ID:aRgQc4t90

クラッシュ『二人ともぉ、俺の大切な家族なんだぜぇ~』

響「へえぇ~……」

クラッシュ『はっはっは~、響にも家族がいるのかぁ~?』

響「あ、いるぞ!すごく大切だ!」

クラッシュ『そうかそうかぁ。そりゃあ何よりだ~。響、ありがとうなぁ』

クラッシュ『お前たち……最高だぜー!』

真「うおー!」

貴音「うぉー」

響「うおぉー!」

―――

響「最高だったぜー!」

真「うおぉー!」

伊織「……いつまでやってるのよまったく」

貴音「まぁまぁ。……くらっしゅ殿と話が出来た響を見て……わたくしまで一緒に嬉しく思いますよ」

伊織「……まあねぇ」



280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:48:53.92 ID:aRgQc4t90

18:10、アメリカンウォーターフロント

貴音「それで……次の指定時間まで何をしていれば良いのでしょう?」

伊織「それなんだけど……響、真!」

響「んあ?」

真「なんだい?」

伊織「自分の欲しいものも、お土産も……この時間を使って買うわよ」

真「今からかい?」

伊織「ええ」

響「どこで?」

伊織「メディテレーニアンハーバーにお店が集中してるわ。ロッカーもあるからそこで買うのがいいわね」

伊織「あとは、ここにもダッフィーグッズ専用のお店があるの。寄りたいならそこも寄るわ」

真「この時間なのは意味があるのかい?」

伊織「大有りよ!マジック・ランプ・シアターを見た後に買い物するなんて危険すぎるわよ」



286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 18:59:52.56 ID:aRgQc4t90

貴音「危険……とは?」

伊織「マジック・ランプ・シアターのファストパスは19:40からでしょう?」

響「そうだな」

伊織「シーでは、20:00から夜のショーが始まるの」

伊織「『ファンタズミック!』や『マジック・イン・ザ・スカイ』っていうやつね」

伊織「そしてシーに来る客のほとんどは、ショーが終わると同時に帰るようになるわ」

貴音「……!成程、それでは確かに危険ですね」

真「え、なんで?なんで?」

伊織「いい?私たちがマジック・ランプ・シアターを見終わるのが20時前後」

伊織「そこから買い物を始めたとして……おそらくパレードに人が集中してるから、店内は空いてるかもしれないわ」

響「そ、そのほうがいいんじゃないのか?」

伊織「違うの……もし買い物中にショーが終わったりしたら……」

真「あ……帰る人ですごく混むのか!」

伊織「……そういうこと。今日は新堂の迎えで来たからいいけど、もし電車を使うことになってたりしたら……」

響「そ、うか……そこもすっごくたくさん人が集まっちゃうのか……」



289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:04:30.97 ID:jUQjxFqnO

トイレには凝った演出とか無いの?
魔法の国なのに普通のトイレじゃつまらないよね



290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:05:45.03 ID:2iaQl+rZ0

聖水が飲めるよ



291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:06:59.08 ID:N5LB1rXB0

トイレに鏡がないんじゃなかったっけか



293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:09:33.26 ID:SVulwN3h0

あるにはある
洗面台から位置をずらしたりしてる



299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:23:04.79 ID:jUQjxFqnO

へぇ
みんな詳しいんだな



294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:10:24.70 ID:aRgQc4t90

伊織「ええ。ショーの間に絶対に買い物を終わらせる自信があるなら別だけど……」

真「……そうだね。今のうちに買ったほうがいいのか」

響「なるほどなぁ~。そこまで気がつかなかったなぁ」

貴音「それでは、今のうちに買い物を済ませておきましょう」

伊織「ええ……じゃあ一番近いから、『マクダックス』から行きましょう」


―――

『マクダックス・デパートメントストア』
ニューヨークの街の一区画を占領する大きな建物は、
世界で一番リッチなアヒル、スクルージ・マクダックが経営する百貨店。
お菓子やアクセサリー、ステーショナリーなどさまざまなグッズが手に入ります。
質屋から始めたスクルージの商売は大繁盛して、
今では金貨でできた噴水までつくるほど!
まさに、アメリカンドリームを手に入れたアヒルですね。


伊織「スクルージもフリーグリーティングで現れることがあるわよ」

真「ドナルドの伯父さんで、お金大好き、かぁ……」

響「あんまりディズニーっぽくないけど、面白い人だな!」

貴音「……面白いアヒル、の間違いでは?」



297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:17:11.84 ID:aRgQc4t90

真「……シーのグッズが色々あるって聞いたけど……ダッフィーのグッズが多いね」

伊織「ま、『シーと言ったらダッフィー』って考えてもおかしくないもの」

伊織「だからグッズもダッフィーやシェリーメイのものが多くなるわよね」

響「……へぇ、自分で着せ替えられる衣装もあるのかぁ」

貴音「こちらの裸のだっふぃー殿に着せるのでしょうか」

響「……間違ってないけど、裸って……」

貴音「何かおかしなことを言いましたか?」


真「ダッフィーも可愛いよなぁ……」モフモフ

真「……はあぁ~」モフモフ

真「ショーでしか見れなかったもんなぁ。グリーティングもしたかったよ」

伊織「……次来た時にグリーティング行けばいいじゃない」

真「え~!?……だってさぁ、次が何時か、なんてわからないじゃないか」

伊織「……そんなに気に入ったんなら、また連れてきてあげるわよ」



300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:25:06.23 ID:aRgQc4t90

真「え?」

伊織「何回来ても楽しいのがディズニーだもの。雪歩ややよいも一緒に誘ったっていいわよ?」

伊織「……今度はランドに行こうかしら?にひひっ」

真「……」モフモフ

真「そう……だね……」モフモフ

真「うん……!また、みんなで来ようよ!」モフモフ

伊織「…………」

伊織「……どうでもいいけど、そのダッフィー買うのよね?」


―――

18:40、メディテレーニアンハーバー…中央

『エンポーリオ』
とにかくたくさんお買い物したい! そんな人におすすめなのが、
パーク内で一番大きなこのショップ。
イタリア語で“百貨店”という名前のとおり、
ぬいぐるみ、ステーショナリー、生活雑貨などさまざまなグッズがそろっています。
天井に描かれた夜空もこのお店の自慢。ぜひ見上げてみてくださいね



302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:33:44.06 ID:aRgQc4t90

『ヴァレンティナーズ・スウィート』
お店の壁には、ミッキーやミニー、ドナルドとデイジーなど、
ディズニーの恋人たちが描かれた絵画が飾られ、とってもロマンティック!
キャンディーやチョコレート、クッキーなどのお菓子がいっぱいのこのショップでは、
毎日がヴァレンタインデー。
大好きなあの人へ、甘~い愛を贈りませんか?


伊織「この二つの店を中心にして、近辺も含めればだいたいのお土産は揃うわね」

貴音「それぞれのお店を伺う、ということですね」

伊織「そうよ。バラバラだと連絡取りづらいから……2人1組で行動しましょ」


響「うぅ~ん、イヌ美たちに食べさせられるお菓子ってなんだろうなぁ……」

伊織「……普通に止めときなさい。ペット用品はエンポーリオにもあるから」


貴音「真、この帽子はどうでしょうか?」

真「プ……た、貴音にスティッチは似合わないよぉ……ククク……」

貴音「はて、そうでしょうか。とても良いと思ったのですが……」



303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 19:40:45.10 ID:aRgQc4t90

伊織「ほら、チケットもこういうパスケースに入れれば……」

響「うわ可愛い!そっかぁ……こういうの買うのもいいのかぁ」

伊織「チケット入れなら、また来た時にも使えるもの。いいと思うわよ」

響「ま、また、か……そうだな!」

響「自分、今日はすっごくすっごく楽しかった!また来たいから……これ買うよ!」

伊織「……柄はそれでいいの?」

響「え?……ちょ、ちょっと待ってくれよ……うーん、こっちもいいなぁ……」

伊織「……♪」


貴音「……真」

真「なんだい?」

貴音「今まで遊園地という娯楽施設、ましてやでぃずにーという作品たち」

貴音「どちらとも、わたくしには必要のないものだと思っていました」

真「…………」

貴音「ですが、今日という日を体験して……その考えを改める必要が出てきたようですね」



309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:05:23.50 ID:aRgQc4t90

真「……そっか」

貴音「はい。……心踊り、気持ちが軽やかになる」

貴音「ひょっとすると、皆でこういうことをするのが初めてだから……」

貴音「『でぃずにーらんど』でなくとも、この気持ちは味わえたのかもしれません」

真「……うん」

貴音「しかしわたくしは、みっきー殿や、数々の仕掛けたち」

貴音「それら全てに、心奪われてしまいました」

貴音「このような気持ちにさせてくれたこと……」

貴音「そして、このような時間をともに過ごせたこと……たいへん嬉しく思います」

真「……へへっ」

真「それだったら、ボクなんかよりも響や伊織に言ってあげなよ」

真「怖がる貴音にずっとついてあげたのは響だし、ボクたちを導いてくれたのは伊織なんだ」

真「それに……ボクだって、貴音たちと一緒に遊べて、すごく楽しかった。こっちからもありがとう」

貴音「……ふふ、真らしいお言葉ですね」



311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:12:45.75 ID:aRgQc4t90

―――

19:20、メディテレーニアンハーバー・中央

真「も~、どうしたんだよ二人とも。遅いよ」

響「ご、ごめん。思ったよりも混んでて……」

伊織「……いいのよ響。真にはあげないってだけの話だもの」

真「なにが?」

貴音「……!」ピクッ

貴音「この香り……何を持っているのですか?響、伊織!」

伊織「……あんたイヌじゃないんだから」

伊織「これよ……私たちの晩ごはん」

真「うわ、たくさん……これってパン?」

響「へっへ~、そうだぞぉ!伊織と一緒に、晩ごはん買ってきたんだ!」

貴音「ああ……鼻をくすぐる芳しい香りが……」

伊織「……ちゃんとあげるから、袋から顔を離しなさい」



313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:20:23.09 ID:aRgQc4t90

―――

『マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー』
村人たちから“お母さん(マンマ)”と呼ばれて親しまれている、
ビスコッティー夫人が営むパン屋さん。
香り豊かな焼きたてのパンは、朝早くから働く村人たちの元気のもとです。
さまざまな種類の手づくりパンやペイストリーを、
いれたてのコーヒーと一緒に心地よいオープンエアの席でどうぞ。


伊織「……モグモグ……席は混んでたから、テイクアウトにしたわ」

真「…………」

貴音「……これは……モグモグ……みっきー殿の形をしたパンですか……モグモグ」

伊織「人気だから無くなる直前だったわね……モグモグ」

真「…………」

響「モグモグ……ま、真……」

真「伊織さぁ……」

伊織「どうしたの?」

真「さっきあんなこと言ってたけどさぁ……本当にくれないとは思わないじゃないか!」

伊織「にひひっ、冗談冗談よ、ほら」スッ



316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:34:15.69 ID:aRgQc4t90

真「もうっ……モグモグ」

伊織「お土産もかさばらなかったし……ロッカーは使わなくて済みそうね」

ガサガサ

響「そもそもどこにあったんだ?ロッカーって」

伊織「エントランスの近くにあるわよ」

貴音「……入り口近くで土産を買って、それらを仕舞いつつ錠をする」

貴音「そして身を軽くして楽しみつつ、帰る際に必ず通るから、そこで土産を回収する」

貴音「……非常に無駄のない、洗練された配置なのですね」

伊織「そりゃあそういうことだけど……そこまで難しく考えてどうするのよ」

貴音「……ふふ」

貴音「次回の参考に……と」ニッコリ

伊織「……ふーん、あんたもその気アリ……なわけね」ニヤリ

貴音「ええ」キラーン

伊織「じゃあ……次来るときは……タワー・オブ・テラーに2回は乗ってもらうわよ?」ニヤリ

貴音「……!ぜ……善処致します……」



317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:41:43.94 ID:aRgQc4t90

―――

19:40、アラビアンコースト

『マジック・ランプ・シアター』
ここは、宮殿の中庭に張られたテントの中。
自称“世界で一番偉大なマジシャン”シャバーンによる、
初めてのワンマンショーが始まります。

コンビを組んでいるはずのランプの魔人、ジーニーの姿が見えないけれど…。
もしかして、意地悪なシャバーンのしわざ?


真「いよいよ最後かぁ……」

響「なんか名残惜しいなあ……」

伊織「始まる前からそんなしんみりしてどーすんのよ!」

貴音「……そう、でしたね。……最後まで楽しまなければなりませんね」

伊織「……アンタも無駄に使命感帯びすぎよ」


―――

貴音「この眼鏡はまだ使わないのですか」

伊織「途中で指示が出るわ。それまではいらないわよ」



320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:52:38.91 ID:aRgQc4t90

―――

響「シャバーン悪いヤツじゃないか!」

真「ホントだよジーニーを閉じ込めるなんて!それにアシームも助手とは言え可哀想だよ」

貴音「……伊織、じーにー殿は大丈夫なのでしょうか」

伊織「……ま、物語に任せなさい」

―――

アシーム『みんな、鍵はない?席の下を調べてみて!』

響「え?え?え?」

ガサゴソガサゴソ

響「ま、真あったか!?」

真「いや、こっちもないよ」

貴音「わたくしの席も……見当たりませんでした」

伊織「私もないわね」

響「あぁ、アシームが困ってるのに……」



322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:58:49.18 ID:aRgQc4t90

―――

シャバーン『偉大なるマジシャン、シャバーーーンのマジックショーへようこそぉ!』

シャバーン『これから行われるマジックは大変危険を伴いますぅ』

シャバーン『お座席のシートベルトをしっかり締めてくださいねぇ!』


響「……」

スカッ

響「……ん?」

真「……あ、あれ?」

貴音「…………」キョロキョロ

伊織「……♪」


シャバーン『ありませんよぉそんなもの!』

シャバーン『ぬははははは!』



325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:06:28.56 ID:aRgQc4t90

響「く、悔しいぃ……」

真「……ふ、ふふ…………」

貴音「……まんまと一杯食わされましたね」

伊織「……♪」

―――

ジーニー『イヤァン』

ジーニー『……なぁに見てんのよぉ!』

真「やっぱりジーニーはこうでなくちゃなぁ」

貴音「……ここまで常識破りな方だったのですか」

伊織「そりゃあ精霊に常識は通用しないでしょ……」

―――

ジーニー『いい!?3つ数えたら立ち上がって~?』

『いち』

『にぃ』

…………!



329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:15:10.44 ID:aRgQc4t90

―――

20:05、マジック・ランプ・シアター前

響「ジーニーが飛び出してたし、最後もすごかったなぁ……これもまた見たいな」

真「そうだね、また今度見に来よう」

貴音「……見世物がもう始まっているようですね」

真「あっという間だったなぁ……。……なあ伊織!」

伊織「……?どうしたの?」


真「今日はすっごく楽しかったよ、ありがとう!……また来ようよ!」

響「ああ!自分も、今まで行ったどの遊園地よりも楽しかったし、また来たいって思ったぞ!」

貴音「……わたくしがわたくしで無くなるのではないか……と思うほどに羽目を外してしまいました」

貴音「伊織……改めて、ありがとうございました」ペコリ

伊織「……ふんっ」

伊織「アンタたちが初めてのディズニーで失敗しないように、勝手に気を回してあげただけよ」

伊織「私のわがままなんだから……感謝される覚えはないわ!」



332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:21:07.63 ID:aRgQc4t90

真「……へぇ~」ニヤリ

響「ふ~ん……」ニヤニヤ

貴音「そうでしたか。……それは失礼致しました」ペコリ

伊織「……ムキ~~!」

伊織「なんなのよその顔はぁ!何か言いたいならはっきり言いなさいよ!」

伊織「もう新堂も迎えに来てるけど……乗せてあげないわよ!?」

真「え~!?それはズルいよぉ!」

響「自分、もう帰りの電車賃もないくらい使っちゃったんだぞぉ!?」

伊織「それはアンタの責任でしょうが!」

響「いいじゃないか乗せてくれたってー」

真「ケチ!ケチ!」

伊織「ムッカー!この伊織ちゃんをケチ呼ばわりとはいい度胸じゃないの」

貴音「……ふふふ」

~~~



335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:26:46.08 ID:aRgQc4t90

ガチャ!

P「おっすおはよーございまーす」

小鳥「おはようございますプロデューサーさん」

P「……あ、ディズニーランドのクッキーだ」

P「また春香と千早が行ってきたんですか?」

小鳥「……ふふ、違いますよ」

P「ん?じゃ誰です?」

小鳥「伊織ちゃんですよ」

P「ああ伊織かぁ。……てことはやよいもですよね?」

小鳥「いいえぇ?違いますよ」

P「え!?じゃあ誰です?」

小鳥「うふふふ……」



339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:34:18.37 ID:aRgQc4t90

―――

雪歩「……わぁ。四条さん、スティッチのボールペンなんて使うんですか?」

貴音「はい。……何か、不都合な点でもありましたでしょうか?」

雪歩「い!?いいいいえいえいえいえ、……四条さんって、そういうキャラクターものとか、使わないと思ってたから……」

貴音「ふむ、成程……」

雪歩「……?」

貴音「いえ……なんでもありません。……皆が集まれる日が来れば、そのときに……」ニコリ

雪歩「へ?……は、はいぃ……」

―――

真「ランドだったら……プーさんのハニーハントかなぁ」

響「うーん……モンスターズインクのアトラクションも乗ってみたいなぁ」


やよい「……!お二人とも、ディズニーランドの話ですかぁ!?」

真「あ、やよい」

響「そうだぞ!ランドでどこに行ってみたいかって、話してたんだ」



341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:41:35.30 ID:aRgQc4t90

やよい「ランドは私、行ったことありますよ!ハニーハントも乗りました!」

真「へぇー……じゃあ、色々教えてもらおうかな」

やよい「あ……で、でも、モンスターズインクはすっごく人がいて……」

響「別に気にしなくていいさぁ。やよいの知ってること、教えてくれよ!」

やよい「……は、はい!」

―――

律子「伊織、お疲れ様」

伊織「はいはい、律子もお疲れ様」

律子「フゥー……何とか終わったわねー」

律子「今日は伊織の調子が良くて助かったわ、本当に」

伊織「そうかしら?」

律子「ええ、この前までが普段どおりの……80%くらいだとすると……」

律子「今日は140%くらい!それくらいキレキレだったわよ」

伊織「ふーん……」



343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:46:03.84 ID:aRgQc4t90

律子「つれないわねぇ。何かあったなら教えてくれてもいいじゃない」

伊織「…………」

伊織「……そう、ねぇ」

伊織「じゃあ、私が元気になった所に、律子も一緒に行きましょうよ」

律子「……ん?どっか行けばいいの?」

伊織「ええ」

伊織「なんなら、竜宮小町のみんなで行くのもいいわね」

律子「へぇ~、行くと元気になれる……パワースポットみたいね」

伊織「律子と二人でも面白そうだけど……みんなで行ったほうがもっと楽しいわ」

律子「ふーん……まぁ、来週は丁度オフの日もあるけど……どこに行けばいいわけ?」

伊織「……にひひっ」


伊織「ディズニーランドに行きましょう!」




おわり



344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:46:12.40 ID:xONlULDv0

ためになるな



345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:46:51.98 ID:40wTFrF70

面白かった。



349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:51:10.60 ID:ygKRhzUK0

>>1は優秀な社員



353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:51:40.47 ID:aRgQc4t90

こんなに時間かかると思ってなかったです。
軽い気持ちで始めたのが間違いでした。

長い間、支援や保守し続けてくれてありがとうございました。



ランドもシーも、それぞれ各々の回り方があります。
今回のものもあくまで一例として捉えてください。

またキャンペーンやショーの内容も季節ごとに変わります。
ファンカストやフリーグリーティングのキャラも出てこない日があったりします。

リアルがSSの通りにならないこともままありますのでご了承ください。



本日はこのSSをご覧頂き、真にありがとうございました。



355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:53:37.94 ID:V/+pZB9N0

営業のお仕事
パーフェクトコミュニケーション



356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:53:49.57 ID:w5HqAXDi0





363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 22:12:24.50 ID:N9dmEpyG0

765プロのみんなと行きたい



364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 22:13:36.87 ID:A7zs3VSf0

乙乙、楽しかった

「真にお礼しなきゃね…」的な伏線って回収されてたっけ



365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 22:16:38.53 ID:aRgQc4t90

>>364
忘れてた、ごめんw
まぁ伊織のことだから、みんなのお土産の中に、
真のために買ったものも入ってたことでしょう



371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 22:33:29.48 ID:A7zs3VSf0

>>365
いや、謝る必要は全くないよ。見落としたかと思って不安になっただけなんだwww
また書いてくれると嬉しい



323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 20:59:35.62 ID:V7pwW6Lp0

ディズニーってこんなに楽しめるのか



327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:12:09.34 ID:pb0xl+P20

ディズニー行きたくなった。
一緒に行く人いない



328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 21:13:13.90 ID:41blgwNp0

>>327
大丈夫、一人でも楽しめる。
というか、一人で月何回も行く奴だっている。



378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/27(水) 22:51:40.14 ID:K4IYxOke0

ステマ乙
おもしろかった
なんか行ってみたくなったわ



続編→伊織「アンタたちは夢と魔法の国を、まだまだわかっちゃいないわ!」


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アイドルマスターSS   コメント:5   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
23241. 名前 : 名無しのフィール◆- 投稿日 : 2012/06/28(木) 14:20 ▼このコメントに返信する
これは上手なステマ
23243. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/06/28(木) 16:24 ▼このコメントに返信する
みんな楽しそうでいいなあ
こんなステマなら大歓迎!
23245. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/06/28(木) 17:23 ▼このコメントに返信する
面白かった。
お姫ちんには富士急のお化け屋敷にいってもらいたいw
23260. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2012/06/29(金) 09:46 ▼このコメントに返信する
トイレの鏡を洗面台からずらしてるのって何か意味あんの?
36250. 名前 : 名無し@SS好き◆- 投稿日 : 2013/07/11(木) 12:12 ▼このコメントに返信する
ここまで細かく書いてあって、ビッグバンドビートに触れてないのに泣いた。

……アイドルなら絶対見るべきだろおおお
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