2:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:26:54.12 ID:iHiNi99z0
木曜日
俺の名はヒビキ。通称ゴールド。さっそくだけど俺は最強トレーナーのレッドさんいやレッドが嫌いだ。
尊敬していたけど嫌い。今は憎くてしょうがない。理由は簡単だ。
ハーレムを作ったからだ。
元々一人称『僕』だったが野郎のせいで『俺』になったし口調も変わった。
ゴールド「じゃあ今日も作戦を立てるぞ!」
ルビー「え?何すんの?」
パール「さあ?また夢物語じゃない?」
ブラック「ポテチくれ」
ゴールド「…………頼む。聞いてくれ」
コイツ等が俺の仲間になってくれた男3人。ルビー、パール、ブラックだ。
ルビー「う~ん……やっぱりこの子可愛いよねデュフフフ」
3:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:27:38.72 ID:iHiNi99z0
コイツはユウキ。通称ルビー。幼馴染のハルカが居たらしいけどツブワキ☆DAIGOとか言う男にウィッシュ☆されて寝取られたらしい。
今じゃ立派なギャルゲーマーになった。それでも本音はいちゃこらしたいので仲間だ。
パール「この部屋暑いから早く良い部屋にしよーぜー」
通称パール。名前はコウキ。コイツも幼馴染は居たみたいだけど、にライバルのジュンというやつに盗られたらしい。ざまあみろよ!俺もライバルに盗られたけどさ。
現在はそこらのちんぴらみたいな存在だ。だが、根は良い奴だから仲間だ!
ブラック「ウメー!」モグモグ
コイツは……そうそうトウヤ。通称ブラック。狙いの子が百合。そして幼馴染に盗られる。更にはあのレッドハーレムの一員になっていたみたいだった。
歓迎した。こいつは何でも言う事聞くが取引に飯を要求する。金がないってのに……。
ゴールド「良いか!今日から俺達は奴の城に乗り込むためにカントーに行く!!」
ルビー「どうやって行くのよ?お金ないでござるよ」
パール「ヒビキ出してくれんの?」
ゴールド「ヒビキではない!ゴールドだ!!」
パール「どうでも良いけど俺達行ったところで返り討ちに会わないか?」
ブラック「大丈夫っしょ?一応チャンピオンみんな倒したんでしょ?」モグモグ
パール「なんか強くなった時は負けた」
ルビー「こっちはかわらないけど大誤算には歯が立たなかったでやんす」
4:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:28:16.87 ID:iHiNi99z0
ブラック「俺一回しか行ってないからなぁ……」
ゴールド「……俺も一回だ」
ルビー「じゃあ無理じゃん」
パール「そんなことより早く良いところに部屋移動しようぜ」
ゴールド「いや!まだわからんだろ!!!」
ルビー「いや、ヒビキさんよ。レッドはハーレムの力でカントーポケモンリーグのチャンピオンワタルをシンオウリーグに送ったのよ。てことはシンオウチャンピオンもハーレムの一員じゃん。てことは奴の権力は半端ないでござる」
俺がこの組織(当時はお遊びサークルだけど)を立ち上げてから2ヶ月後の出来事だった。
突然カントーポケモンリーグチャンピオンのワタルがシンオウに移った。そして入れ替わるかのようにシンオウチャンピオンシロナがカントーのチャンピオンになった。
そこからカントーは変わった。
まず、真っ先に彼女は一夫多妻制を許可した。次にポケモンリーグを変えた。城になった。(通所ハーレム城)表向きはちゃんとしたポケモンリーグであるが俺の眼はごまかせん!!!そして女の子がレッドのファンになった。
これも首謀者レッドによるものに違いない!!俺だって復活したロケット団を壊滅させたのに……。
今やロケット団やアクア・マグマ団、ギンガ団にプラズマ団よりも悪質である。
そのために俺達は立ち上がった。
「おーっす!みんな悪玉のレッドを倒すためにがんばってるかーい?」
ブラック「あれ?何しに来たの?」
5:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:29:25.63 ID:iHiNi99zo
「私もこの組織の一員じゃん」
ゴールド「来てくれたか!!聞いてくれよトウコ!こいつら言う事聞かないんだよ」
トウコ「ふ~ん……言う事聞かないと変な男連れてくるぞー」
ルビー「おk!何するんだ!?」
パール「やれやれ、早く言えよ」
高確率で一番最後に来るこの組織唯一の花、トウコ。ブラックの幼馴染の1人で、ある日ブラックが連れてきた。いや、正確には付いてきたらしい。で、面白そうだから組織に入った。ちなみに今のところわが組織唯一の皆勤賞である。
トウコのおかげで俺もまだ頑張れる。つーか男だけだと俺は独りスネークでハーレムを滅ぼすつもりだった。
トウコのお蔭で普段だらしないコイツラもやる気になるのはまさに一石二鳥だ。
トウコ「で、何すんのさ?またゲーム大会?」
ゴールド「いや、今日から俺達はカントーに潜入する!!!!」
ルビー「さっきも言ったけど俺マジでお金ないんだけど……」
ゴールド「大丈夫だ!俺がお守り小判で稼いで来た!」
パール「最低だぜ!!」
ゴールド「うっせ!」
6:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:29:58.59 ID:iHiNi99zo
ブラック「行ってどうするのさ?」
ゴールド「奴を倒す」
トウコ「へー面白そう。私も良いの?」
ゴールド「ふっ……花が来ないと泣いちゃうぜ」
ルビー「でもさ、今から船のチケット取ると約1週間後の船になるお?」
パール「そんなに人気なんだ」
ブラック「ホウエンは人気あるんだな」
ゴールド「なら空だ。空を飛ぶんだ。ポケモンが覚えているだろ?」
トウコ「あー……それで行くのか」
ルビー「マジすか?」
ゴールド「マジだ!ここで活動していたって奴には気づかれもしない」
ルビー「まあ秘密基地だもんな」
トウコ「今から行くの?」
ゴールド「そうだ!奴を潰すには勢いに乗らないと勝てるわけがない!!」
8:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:30:32.31 ID:iHiNi99zo
パール「ちなみにヒビキ、手持ち見せてくれ」
ゴールド「お前達も見せるのだな!!あとゴールド!」
ブラック「ほい」
ルビー「デュフフフフフ!」
ルビー手持ち
ジュカインLv:60
アブソルLv:54
ネンドールLv:52
チルタリスLv:58
ギャラドスLv:55
ライボルトLv:47
パール手持ち
ドダイトスLv:55
ドラピオンLv:52
ユキメノコLv:51
ムクホークLv:56
ドククラゲLv:54
ブーバーンLv:57
ブラック手持ち
エンブオーLv:48
ジヘッドLv:53
エモンガLv:54
ギギギアルLv:65
アーケオスLv:51
ゴルーグLv:49
ゴールド「お前等弱すぎる!!そんなんじゃ勝てないぞ!!」
9:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:31:01.54 ID:iHiNi99zo
ルビー「ヒビキも早く出してけろ」
パール「同レベルだったら殴るよ。グーで」
ブラック「こんなんでも一回は勝てるんですよ」
トウコ「ゴールドも早く出すべし!!」ビシッ
ゴールド「…………」
ゴールド手持ち
オーダイルLv:61
ユンゲラーLv:55
ゴーストLv:54
ゴーリキーLv:57
ゴローンLv:56
ポッポLv:8
ルビー「……」
パール「……」
ブラック「ポッポって……」ボソッ
ゴールド「……なっなんだよ!!そんな目で見るなよ!!」
トウコ「ゴールド……ぼっちだったんだ」
ゴールド「悪いか!!それよりトウコ!お前もポケモン見せるんだ!!」
トウコ「あんまり見ちゃいやん♪」
トウコ手持ち
ミロカロス♀Lv:65
ドレディア♀Lv:67
ミミロップ♀Lv:64
サーナイト♀Lv:68
グレイシア♀Lv:66
トゲキッス♀Lv:71
ルビー「ちょっwwトウコ氏がこのメンバーの中で最強じゃん!」
10:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:31:29.84 ID:iHiNi99zo
パール「俺達よりはるかにつえええ…それに比べてヒビキのポケモン達は……」
ゴールド「なっ、なんだよ?後ゴールドと呼べ」
ブラック「あれ?トウコ伝説ポケモンは?」
トウコ「あれ、私が捕まえたわけじゃないもん」
ゴールド「ちょっ!伝説捕まえたなら入れるでしょ?」
トウコ「可愛くないから却下!」
ルビー「確かにトウコ氏のポケモンは大友の大好物ばっかりですなテェヒヒヒ」
パール「切り札としては頑張ってくれるんじゃね?」
ゴールド「……とっ、ともかくまずは我が城に行こうではないか!」
パール「どこだよ?わからねーから」
ゴールド「……ジョウトの実家です」
トウコ「おっ!敵の本拠地近くなんて良いじゃん!行こうじゃないか」
ルビー「ふむ!まあこうなったら行った方が楽しみですね。わかります」
パール「じゃあ行こうぜ!案内よろしくな」
トウコ「じゃあ秘密基地は今日まででおしまーい」
11:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:32:18.00 ID:iHiNi99zo
外
ルビー「うひょうひょ!チルタリス、空を飛ぶやで」
パール「ムクホーク!空を飛ぶだ!」
ブラック「アーケオス、空を飛ぶね」
トウコ「トゲキッス、空を飛ぶ!」
ゴールド「ポッポ、飛べ」
ルビー「空を飛ぶ要因だけなんてポッポカワイソス」
ゴールド「良いんだよ!!!」
こうして、俺達は敵の本拠地ハーレム城の近くのワカバタウンの我が城に着いた。
途中ポッポが何度も海に俺を落とそうとしたが、たどり着けた。
怖かった。ピジョットにしておくべきだった。
ワカバタウン
ルビー「へー……ジョウトってこんなところだったんだ?」
ゴールド「ようこそ。我が城へ」
パール「実家に帰って来たみたいだ」
ブラック「邪魔します」
トウコ「お邪魔します」
12:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:32:53.04 ID:iHiNi99zo
ヒビキ宅
ゴールド「久しぶりに帰った!ただいまカーチャン!!」
J( 'ー`)し「ヒビキおかえり。久しぶりだねぇ。大きくなったみたいだし……おや、お友達かい?」
ゴールド「いや!仲間だ!?」
J( 'ー`)し「そうなのかい?ヒビキがお世話になっています」
ルビー「あ、どうも」
パール「ええ」
ブラック「はい」
トウコ「……」
ゴールド「二階が我が城だ!来るが良い!!」
ルビー「あ、うん」
J( 'ー`)し「じゃあヒビキ、カーチャンパートに行ってくるからね。今日はお友達も多いしすき焼きにしようかね」
ゴールド「うん、わかった」
二階
ルビー「ヒビキ……」
ゴールド「なんだよ?」
パール「親孝行したことないだろ?」
ゴールド「あるよ」
ブラック「とてもしたようには見えない」
トウコ「カーチャンってwww」
ルビー「テラ廚二ww」
13:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:33:21.58 ID:iHiNi99zo
ゴールド「ともかく!突撃は明日!それまで各自ここで待機だ!!俺はちょっと出かける」
パール「俺も出かけていいか?散歩くらい良いだろ」
ブラック「俺も」
トウコ「私も」
ルビー「じゃあ俺はヒビキのPCで英○*戦○をやらせてもらうお」
ゴールド「じゃあ門番を頼んだぞ!」
ルビー「了解でござるよ」
パールはアサギシティにブラックはコガネシティにトウコはエンジュシティにそれぞれ行った。
俺はウバメの森に行った。ウバメの森はかつて結構噂が流行った。幻のポケモン、セレビィが現れると言う噂。俺も試したことあったが結局デマだった。それでもあそこは静かで心が落ち着けられる。俺と森が一体化した気分だ。まさにこの瞬間だけ俺は森となった気分になれる。だからジョウトに居た時は毎日通っていた。
男「ふんっ!」ズン
ガサガサ
ゴールド「……」
あれさえなければな。
ゴールド「……毎回ここにお祈りに来ているが……今までの願いよりも今回の願いこそ叶えてくれたら俺はもうどうなったっていい!頼む!!」
14:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:33:51.14 ID:iHiNi99zo
ウバメの森のほこら。セレビィの噂で話題になったが今じゃすっかり人はいない。それ以前から俺はここに通っていたので寧ろありがたい。
ギャラリーが一時増えて中々ほこらに行けなかったときは凄く困った。しかし、再び人が減ってからはまたいつもの静けさを取り戻した。やっぱり人のいないウバメの森の方が好きだ。
ゴールド「…………やっぱりダメか。まあ、また来るよ」
俺はいつものようにセレビィが好きと言われているラムの実を奉納する。毎回行くたびにセレビィが食べた可能性があるが、大方、あそこにいる頭突き男が食っているに違いない。
一度でいいから時を超えると言われるセレビィに会って過去に行きたいと思ったが結局無理だった。
ゴールド「エンジュのスズの塔によって帰るか」
神への祈りも済んだし、俺はウバメの森をあとにした。
「………………」
エンジュシティ
ゴールド「……」
トウコ「あれ?ゴールドじゃん」
ゴールド「なんだトウコか」
トウコ「雑魚が何を言う」
ゴールド「うっせ!……で、何してたんだ?」
トウコ「散歩してた。これから舞妓さん劇場行くのさ」
ゴールド「ああ……じゃあ楽しんで来い」
トウコ「もっち!そんじゃねん♪」
ゴールド「……さて、行くか」
15:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:35:26.73 ID:iHiNi99zo
スズの塔
俺が一体化できる場所その2。ここは良い理由が本当に誰も居ない事。特に頂上はジョウト全景が眺められる。その上誰にも邪魔されない。
ここで朝日を拝んだ日に俺はアサギシティのジムリーダーを倒した。もちろんそのジムリーダーもレッドハーレムの一員になってしまった。ゆるせねぇ……レッド。
ゴールド「良い景色だ」
ホウオウはもう捕まっているのだが、景色は良いので俺はここをちょくちょく登って眺めている。ちなみにここには虹色の羽が通行手形として必要だが、入り口にたまたま落ちていた。そのおかげで俺は入っている。
前はエンジュジムのマツバさんもよく見かけたが最近は見ていない。忙しいのかもしれない。
ゴールド「…………さみっ」
5分して俺は帰ることにした。
我が城(二階)
ゴールド「諸君、収穫はあったのか?」
パール「嬢ちゃんナンパ失敗」
ブラック「コガネのパチスロぜってー裏あるだろ?65万も負けたし」
トウコ「面白かったー♪」
ルビー「ふざけんな金返せ!魔法○女ア○参!!!」
ブラック「本当に『ごらんの有様だよ』だったのかよ……」
16:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:36:02.09 ID:iHiNi99zo
ゴールド「お前等!だらしなさすぎるぞ!!明日は大事な日なのだぞ!!」
パール「な事言ったてよぉ」
ブラック「レベル30の俺達がいきなりラスボス挑むって感じじゃん」
ルビー「まあF○Ⅷなら行けますがねティヒヒヒ」
トウコ「大丈夫っしょ。つーかこれからっしょ」
ゴールド「…………お前達がカッコ良くなる瞬間を見てみたいわ」
ブラック「ポッポをカッコよくしてから言え」
ゴールド「」
トウコ「まぁまぁ……で、リーダーさん。明日の予定はどうなの?」
ゴールド「朝早くから行って正面突破でおk」
パール「もっとマシな方法はないのかよ?」
ルビー「死亡フラグじゃないすか!?」
ゴールド「他も考えたけど流石にあの城を攻略するには難しすぎる!」
トウコ「まあ、それで良いならそれで行こうじゃない!!」
17:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:36:31.32 ID:iHiNi99zo
ゴールド「合言葉も考えてきた」
ルビー「地雷臭パネェ気がする」
パール「……まあ言ってごらん。お兄さん怒らないから」
ゴールド「……合言葉は【明鏡止水】」
ブラック「……」
パール「……」
ルビー「それは本当に言っているのか?ヒビキ・ゴールド」
ゴールド「……もちろんだ」
トウコ「明鏡止水の意味わかる?」
ゴールド「知らない。形がカッコいいだろ!」
ブラック「意味も知らずに使うとか……」
ルビー「はい意味知ってる人挙手」
ブラック「はい」
パール「はい」
ルビー「はい」
トウコ「はい」
ゴールド「…………知りません」
パール「はい。じゃあこれ却下な」
18:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:36:57.91 ID:iHiNi99zo
トウコ「ちなみに明鏡止水とは『邪念がなく、静かに済んだ心境』って意味だからゴールドじゃあ縁のない四字熟語だね」
ゴールド「じゃあ、【レジスタンス】」
パール「意味は?」
ゴールド「…………」
ルビー「レジスタンスとはまさに俺達の事でござるよ」
ゴールド「え?」
ブラック「自由と解放を求める政治的抵抗運動の事。まさに反レッドハーレムの俺達」
ゴールド「なっなら……」
トウコ「ルビーはなんかある?」
ルビー「そうですな?ありますがここではいっそ全員が言うってのはどうでしょうかウヒヒヒ」
パール「良いなそれ」
ブラック「じゃあ紙これ」
トウコ「あいよー」カキカキ
ゴールド「……」
パール「はよ書けよ」カキカキ
ルビー「ドゥフフフオッケーでござるよ」
パール「こっちもだ」
ブラック「俺も」
トウコ「私も完璧」
ゴールド「……オッケー」
19:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:37:38.80 ID:iHiNi99zo
トウコ「じゃあ、せーのっ!!」バッ
ゴールド【エターナルフォースブリザード】
ルビー【陰陽結界】
パール【黒板消し】
ブラック【シンプルイズベスト】
トウコ【ミラ・エンワルツ・ワールド】
ゴールド「……お前等も似たようなもんじゃん」
ブラック「シンプルイズベストだわボケナス」
トウコ「ちょっと懲りすぎたかな」
パール「まずはヒビキのエターナルフォースはないわ」
ゴールド「だからゴールドと呼べ。お前の黒板消しも十分ないわ。で、ルビーよ、お前なんだよ陰陽結界って十分ありそうな技だよなぁ!!」
ルビー「まあ無い方が珍しい」
ゴールド「残るはブラックとトウコだが……」
ブラック「マシ」
トウコ「同じく」
ゴールド「……俺もマシじゃね?」
ルビー「なんか違うから無理ですな」
パール「まあでも合言葉っつーならトウコじゃね?」
ブラック「はい?」
トウコ「へっへー」
20:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:38:12.97 ID:iHiNi99zo
ルビー「じゃあもう決まりで良いっすね」
ゴールド「……まあ良い!作戦コードネーム【ミラ・エンワルツ・ワールド】で行くぞ!!」
ルビー「え?」
パール「は?」
ブラック「ん?」
トウコ「あるぇ?」
ゴールド「……合言葉=コードネームです」
J( 'ー`)し「すき焼き出来たよ」
ゴールド「最後の晩餐に行くぞ!!」
トウコ「いっただっきまーす」
ブラック「ウメー!!」モグモグ
ルビー「すごく美味しいです」
ゴールド「……俺も食べるんだぁあああ!!」
21:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:38:39.77 ID:iHiNi99zo
金曜日
ゴールド「では、これよりコードネーム【ミラ・エンワルツ・ワールド】を決行する」
ルビー「……」
パール「……」
ブラック「……」
トウコ「……」
ゴールド「行くぞ!レッドハーレムを潰しに!!!」
みんな「おー」
待っていろレッド!!俺は必ず……必ずお前を倒す!!
ポケモンリーグ
ゴールド「突撃するぞ」
パール「緊張してきたー」
ルビー「拙者も」
ブラック「まあ、こんな堂々と侵入してるからねぇ」
トウコ「大丈夫だって」ケラケラ
22:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:39:14.69 ID:iHiNi99zo
ゴールド「よし。すみません」
受付「はい」
ゴールド「レッドの城に行きたい!」
受付「御用件は?」
ゴールド「奴を倒す」
ルビー「ちょっww堂々としすぎだろwww」
受付「……ではこちらです」
ギイイイイイイイ
扉が開いた。どうやらポケモンリーグとレッドハーレム城とは入り口が別々のようである。
ここに入るともう後戻りはできない。それでも俺達は奴を倒すために足を踏み入れた。
レッドの城・一階
いきなりバトルステージがあった。それだけで他は二階に通じる通路。来た道は扉が閉まってもう戻れない。
俺は更に進んだ。すると二階へ通じる通路から俺達を駆逐する刺客が現れた!!しかも2人だ!!
ゴールド「お前達!何故レッドハーレムの一員になった!!?」
「……ようこそ。レッドハーレム城へ」
「でも、ここでおかえりした方が身のためですよ」
ルビー「可愛い!!くっそ!可愛いジムリーダーを虜にしたってのは本当だったのか!?」
「あら?どこかで見たことあると思ったらヒビキさんじゃありませんか」
「あーほんとだ」
ゴールド「くっ!!」
ブラック「まだなんもされてないじゃん」
23:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:40:33.43 ID:iHiNi99zo
トウコ「えっと……誰?この2人は?」
ゴールド「カントー・タマムシジム・ジムリーダーエリカ」
エリカ「まあ、覚えていてくださったんですね」
ゴールド「ジョウト・アサギジム・ジムリーダーミカン」
ミカン「あの時はどうも」
パール「なついてんじゃん」
ゴールド「だが、奴らはレッドハーレム一員だ!!油断は出来ん!!!」
エリカ「レッドさんのためにここで追い返すと今日は一緒に寝てくださるのです」
ミカン「だから頑張らないといけないのです!!」
エリカ「さあ?誰から私達の餌食になりますか?」
ミカン「ただし、ダブルバトルですよ。ふふふ」
ゴールド「ちくしょう!!」
ルビー「ここは俺に任せろ!!」
ゴールド「ルビー!」
24:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:43:48.58 ID:iHiNi99z0
ルビー「レッドより俺の方がカッコいいって証明してやるぜ!!」
ブラック「じゃ、よろしく」
パール「行くぞ」
トウコ「骨は拾ってあげる」
ルビー「早く行け!!」
ゴールド「……頼む!」
俺達は一階の敵をルビーに任せ二階に進んだ。
ルビー「へへへ。死亡フラグだけど負けるつもりはないからな」
エリカ「お願いします。シェイミ」
ミカン「ジラーチも頑張ってください!」
ルビー「伝説ポケモン使うんじゃねぇぇええええええ!!!!」
25:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:51:38.74 ID:iHiNi99zo
二階
ごおおおおおおおお
ゴールド「始まったか」
ブラック「勝ってほしいっすね」
パール「負けたらどうなるか考えたくねーよ」
トウコ「さて、もう待ち構えているよ。また2人」
ゴールド「貴様等も何故ハーレムの一員になった?カスミにナツメ!!」
カスミ「気安く名前を呼ばないでくれないかしら」
ナツメ「同じく。生贄は誰?貴方?」
ブラック「じゃあここは俺が相手しよう。こいよ」クイクイ
ゴールド「すまねえ。頼んだぞ!!」
パール「負けんなよ」
トウコ「負けたら許さないぞ」
ナツメ「1人で私たちを食い止めれたら良いわね」
ブラック「止めてやるさ!俺は最強だからな。リーダーは早くレッドを倒してきな」
カスミ「じゃあ、楽しませてね。カイオーガ!」
ナツメ「お願い……ミュウツー」
ブラック「…………無理ゲー過ぎる」
26:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:53:55.93 ID:iHiNi99zo
レッドの城・三階
ゴールド「先に聞く?何故あんたはここのメンバーなんだ?」
「アタクシは毎日退屈なバトルばっかでつまらないの。キャッスル時代はそうだった。でもレッドは違ったの。背水の陣から逆転したりコクランを余裕で倒したりアタクシの心を何度も躍らせてくれたの。別荘に招待したら来てくれたすごくうれしかった。だからレッドはアタクシには大事な人」
トウコ「確かにカトレアお嬢様って四天王に居る時もレッドならレッドはとかうざかったなー」
カトレア「ここを守ればレッドは褒めてくれる。バトルの家系では勝利が当たり前で褒めてはくれない。レッドが初めて。だから勝ったら褒めてくれる」
パール「やれやれ、負けたら俺が誉めてやろう」
ゴールド「頼んだ」
トウコ「よろしゅー」
パール「……さてお嬢様シングルがお好きなのかい?」
カトレア「……レッドのためならダブルでも行ける。だから褒めてね………行きなさいデオキシス・クレセリア」
パール「伝説ばっかかよ!!畜生!!!」
27:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:54:49.48 ID:iHiNi99zo
四階
ゴールド「成敗するぞレッド!!!」
レッド「…………」
「悪いけど、2人ともここでサヨナラなんだけど……」
トウコ「何故、シンオウチャンピオンやめてここのハーレムになったんですか?」
シロナ「カトレアに別荘を借りてたまたま来てくれたのがレッド。レッドだけがアタシをBBAって呼ばない。みんなアタシの事をBBAって呼ぶ。でもレッドは言わないでアタシの事をお嬢さんって呼んでくれた。だからレッドはアタシの中では特別。それを邪魔する人たちは排除スル」
ゴールド「……どうやら最上階はアンタらしかいないみたいだ!!俺達のダブルバトルで勝利をつかんでやる!!」
シロナ「ダメ!レッドに戦わせるわけにはいかない。アタシが2人を相手する。勝ったら一緒にお風呂入ろうね♪」
トウコ「墜ちたね。シンオウ女性チャンピオンとして尊敬してたのに……」
シロナ「チャンピオン?ああ、ここでも今チャンピオンやっているわよ。でも座は渡さない。本気で潰して絶望を教えないといけないの。さあ、ここに来たのはわかっているから始めましょう。レッド、見てテネ」
ゴールド「いっけぇえええ!!!ゴローン!ユンゲラー!!突撃だぁぁああああ!!」
28:
効果音やすくてごめん:2011/11/10(木) 15:55:33.98 ID:iHiNi99zo
シロナ「友達作りなさいよ」
トウコ「そっか。私等が交換しとけば良かった。手段は構わない!!ミロカロス!ミミロップ!!」
シロナ「四体?反則じゃない?」
ゴールド「勝つためなら!!」
トウコ「ミロカロス!冷凍ビームをシロナにダイレクトアタック!!ミミロップはギガインパクトをレッドにダイレクトアタック!!」
ミロカロス「ミロフィナーレ!」びいいいいいい
ミミロップ「アーンパーンチッ!!!」
シロナ「…………ふふふっ」
びいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいはいドーン!!!
ゴールド「やったか!?」
トウコ「おい!死亡フラグ立てるな!!」
シロナ「ギラティナ、パルキア、ディアルガ、アルセウス、竜星群」
トウコ「なんだとー!?」
ドーンドーンドーンチュドドーン
29:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:56:01.46 ID:iHiNi99zo
ゴールド「イチコロかよ!!」
トウコ「だめだぁ!!強すぎる!」
シロナ「レッド、ごめんなさい。うるさかった?大丈夫。すぐに静かにさせるからね」
ゴールド「あの伝説ポケモンってドラゴンだろ?なら氷技で攻めれば……」
トウコ「もっと勉強しろ!ディアルガは格闘・地面でパルキアはドラゴンのみ。ギラティナは効くけど……アルセウスはドラゴンじゃない!!あと、あいつらみんなシンオウ出身」
シロナ「流石ね。でもわかったところでこの子達の勢いは止められない止まらない」
ゴールド「ええい!少しは時間稼ぎになるだろう!ゴーリキー!ゴースト!!」
トウコ「ドレディアにサーナイトも負けないで!!」
シロナ「もう一度……いえ、げきりんなんてどうかしら」
ドカーン
ゴールド「やっぱり駄目ですよねぇ」
トウコ「のんきな事言ってるな!!」
ミカン「こっちは終わりました」
エリカ「ナツメさんとカスミさんも終わったみたいですよ」
カスミ「ナツメは今カトレアの手助けに行っているわ」
シロナ「そう。レッド、長引かせてごめんね。そろそろレッドが怒るから止めを刺すね」
30:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:56:58.02 ID:iHiNi99zo
カトレア「終わったわ。でも、2人にはあれでも見せてあげたらどうかしら?」
トウコ「アレ?」
エリカ「良いんですかレッドさん?」
レッド「…………」
ミカン「オーケー見たいです」
ナツメ「レッドにしては餌が残っているのに珍しいわね。でもそんなところが好きよ」
ナツメが入ってきた。ついでに敗者のルビー、パール、ブラックが連れてこられた。
ルビー「すまん。やっぱ無理」
パール「ミュウツーとカイオーガの時点で俺も無理」
ブラック「ナツメさえ来なけりゃ勝てた気がした」
シロナ「じゃあ、サヨナラ」
突然、敗者3人の床がぱかっと開いて落ちていった。
31:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:57:37.49 ID:iHiNi99zo
ゴールド「わっ、我が仲間に何をした!?」
ミカン「こちらでご覧ください」
パッとモニターが映され敗者の仲間が現れた。
レッドの野郎は顔色を変えて逸らした。すぐにエリカとカスミが快方するために他の部屋に連れて行った。
モニターはいまだに三人しか映っていない。
トウコ「どうする気?」
シロナ「まあ、見てなさい。本当はレッドの快方したいんだけどアタシは仕事が残っているからここにいないといけないの。いいなぁ~」
カトレア「じゃあ、ここは任せて良いかしら?」
ミカン「私もレッドさんのところに行きます」
ナツメ「私は後で行くわ。流石に独りだと逃げられちゃ困るでしょ?」
シロナ「ごめんなさいね。今度、一回レッドに抱きしめる券あげるわ」
ゴールド「気持ちわりぃいい」
『ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!』
ゴールド「なっ!なんだ!?」
俺はモニターを見たら余りの恐怖に身がすくんだ。
ルビー、パール、ブラックにまとわりつく男。それはかつて見たことあった。
四天王シバ、ニビジムリーダータケシ、ヤマブキシティの格闘王、タンバジムリーダーシジマ。そして俺の知らない若い青年が三人を掘ろうと襲っていた。
トウコ「うげぇえええ」
トウコは思わず目をそらす。
ゴールド「辞めろよ!!何でこんな事を!!」
32:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:58:35.06 ID:iHiNi99zo
シロナ「レッドの良さをわからない君たちのような人は良く来るの。その度こうして制裁したの。レッドは一回見ただけで二日は寝込んだけど」
ゴールド「当たり前だ!!俺の仲間に何してやがる!!!」
ナツメ「制裁。何度言ったらわかるの?ちなみに過去に来た男のトレーナーは全員掘られて抜け殻のように精神が崩壊して死んだわね。死体は男が処理したけど」
トウコ「狂ってる」
シロナ「アタシ達からすればレッドの良さをわからないお嬢さんも狂ってるわ」
モニターでは三人は犯されて汚れていった。彼らの穴という穴に棒が入ったり出たりした。
俺とトウコはまだギリギリ負けていないから制裁が加わっていない。だが、時間の問題でもある。しかも、状況は圧倒的不利。どうすればいいんだ!?
シロナ「わかったでしょ?」
ナツメ「さあ、これ以上レッドの気分を悪くさせないでちょうだい。ミュウツー、シャドーボール」
シロナ「さあ、最後の技。もう一度竜星群」
俺とトウコはポケモンを出していない。しかも挟み撃ち。今からポケモンを出しても間に合わない。
ゴールド「くっ……」
トウコ「……」
トウコは諦めて目をつむっている。俺は……俺はたった数秒どうすればいいんだ?どうしようもできないか。
ギュイーン
33:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:59:22.54 ID:iHiNi99zo
ミュウツーのシャドーボールとドラゴンポケモンの竜星群による隕石が俺達に当たる直前、何かの不思議な力が俺達を守ってくれた。
トウコ「…………どういうこと?」
ナツメ「……何をした!?」
ゴールド「どうなってるんだ!?」
シロナ「この力……幻ポケモン!?」
?「びぃびぃ」
ゴールド「お前は……」
そこで俺は初めて会った。おそらくここにいる全員が初めての会ったのだろう。
時を渡るポケモン……セレビィ…に。
そしてセレビィが今、俺とトウコをあの猛攻から守ってくれたのだった。
セレビィ「びぃびぃい!」
ゴールド「……何を言っているんだ?」
セレビィは部屋中を凶悪なポケモン達にぶつからないように飛び回って窓から出て行った。
ゴールド「何をしろって言うんだ!?」
トウコ「早く行け!!」
ゴールド「トウコ……」
トウコ「早くセレビィの後を追え!そして頼むんだ!過去に飛ばしてくれって!!」
ゴールド「お前は……」
トウコ「早く行け!」
トウコは言う事を聞かずにモンスターボールからトゲキッスを出した。命令一つだけでトゲキッスはトウコから離れた。
ナツメ「逃がすか!!」
トウコ「行かせない!!グレイシア!」
シロナ「アタシの事も忘れてないかしら?」
ゴールド「……トウコ」
34:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 15:59:58.14 ID:iHiNi99zo
俺は気付いたらトゲキッスの背中からトウコを見ていた。
最後のトウコの言葉は……
『頼んだよ』
そう声は聞こえなかったが、口の開き方がそう語っていた。
その直後、ディアルガの足によって……トウコとグレイシアは……
ぐしゃり
ゴールド「……うっ、あ、あああ……」
ゴールド「うわわわわわわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
目の前でトウコが潰れた。モニターで三人が掘られた。
残った俺はのこのこ逃げ出した。しかもトウコに助けられながら……
俺だけが何も役に立っていない。俺だけがこの場から逃げた。
ゴールド「畜生!!」
悔しさと悲しみと色々な感情が混じりおまけに涙まで流れてきた。だが神様、女神さまはそういう時間はくれなかった。追手が来た。相手は2人。
38:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:17:52.11 ID:0zzJYwIRo
シロナ「ここで始末しないとレッドにお仕置きされる!!」
ナツメ「ミュウツー、落ち着いてシャドーボールを発射するのよ」
ゴールド「くそっ!来るなよ!!!」
トゲキッスがミュウツーのシャドーボールを必死に躱す。俺も振り落とされないように必死にしがみついた。前方に見えるセレビィもシャドーボールに当たらないように躱している。
ゴールド「反撃だ!オーダイル!!」
俺はオーダイルを出した。……が、オーダイルは下に落下していった。
ゴールド「しまったぁぁぁああああ!!」
シロナ「追いついたわ」
いつの間にかシロナとナツメが乗るギラティナがトゲキッスの隣に付いていた。そしてその反対にはミュウツーがシャドーボールを作り始めている。
ナツメ「この距離なら外さないわ。ミュウツー!!」
ミュウツーのシャドーボールが発射される。トゲキッスは避けきれずに当たった。
ゴールド「うわっ!!」
ナツメ「ビンゴ」
トゲキッスはバランスを取ろうと無理な旋回をした。その勢いで……
ズルッ
ゴールド「おわっ!!」
ゴールド「うわあああああああああああああああああああああ!!!!」
39:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:18:35.40 ID:0zzJYwIRo
シロナ「落ちたみたいだけど……」
ナツメ「セレビィが何かしそうだから完璧に排除するべき。レッドに褒めてもらうには」
シロナ「了解。ギラティナ、あれの落ちたところに行って」
ウバメの森
ゴールド「うう……いってぇ…」
セレビィ「びぃびぃ」
ゴールド「セレビィ……どうしたんだ?………っここはほこら……じゃあウバメの森か」
セレビィ「びぃびぃ」
ゴールド「……ここなら確かに隠れることが出来る」
しかし、今更隠れたって意味がない。俺の仲間が四人も死んだのだ。特に目の前で死んだトウコ、掘られて死ぬ三人。コイツ等がいないなら意味がない。
40:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:20:10.81 ID:0zzJYwIRo
ゴールド「セレビィ、俺を過去に送ってくれないか?」
セレビィ「びぃ?」
ゴールド「仲間が殺されたんだ。お前は時を越えることが出来るんだろ!頼む!!」
セレビィは戸惑っている。その身体で時を越えることが出来るのか?それともどこに時代に飛ぶのかわかるのか?そんなことはどうでもいい!!とにかく飛ばないといずれ俺も殺される。それまでに俺は飛ぶんだ。必死にセレビィに説得していた。
が、時間は酷いものだ。ギラティナに乗ったゴールド達を発見したからだ。
シロナ「チェックメイト!」
ナツメ「さあ、この時間の代償は大きいわよ」
ギラティナが隕石を呼ぼうと空を見上げ、ミュウツーがシャドーボールを作り始めている。
俺はセレビィに叫んだ。
シロナ「竜星群!!」
ナツメ「シャドーボール!」
ゴールド「頼むセレビィ!!!俺を過去に送ってくれぇェええええええ!!!!」
ヒューンドカーンドカーン
キュィィイイイイイイイイイン
41:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:23:46.79 ID:0zzJYwIRo
ゴールド「っぁぁぁあああああああああ!!!!!」
ルビー「ちょっ!どうしたん?」
パール「いきなり大声出すなよ」
ブラック「暑さにやられたんじゃね?」
トウコ「まーここだけ過密だしね」
ゴールド「……こっここはどこだ!?」
ルビー「どこって……これは重傷だな」
パール「病院連れてく?」
トウコ「おーい今日何曜日かわかるー?」
ゴールド「……木曜か?」
ブラック「正解。なんだ。ちょっと暑さでやられただけじゃん」
42:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:31:13.30 ID:0zzJYwIRo
どうやら俺は時を遡り二日前に戻ってきたらしい。セレビィは居ない。
傷もないし、服も綺麗だ。
まるで前にルビーがやっていた記憶だけが過去に飛ばせるゲームみたいだった。
それでもみんなが生きているから安心した。
パール「じゃあ、行こうぜ」
ゴールド「え?どこに?」
ルビー「やっぱり重傷でござった」
トウコ「レッドの城を滅ぼすためにゴールドの城に行くんでしょ」
ゴールド「あ、ああ。そうだったな」
おかしい。このままではまた二の舞になってしまう。だけど、もしかしたら今度は上手くいくかもしれない。そんな可能性も少し残っている。だからそれに賭けてみようか。そんな考えが頭をよぎる。
43:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2011/11/10(木) 23:34:57.61 ID:/EyivYPo0
ゴールドって、一回もレッド倒してないの? 44:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:40:47.24 ID:0zzJYwIRo
>>43
憧れで倒したい夢だったけどハーレム作って幻滅したからシロガネ山に行っていない。っていう後付け設定で許して
我が城
パール「出かけて来ていいか?散歩くらい良いだろ」
ブラック「俺も」
トウコ「私も」
ルビー「じゃあ俺はヒビキのPCで英○*戦○をやらせてもらうお」
ゴールド「…………嘘だろ」
さっきの世界で話した内容と全く変わらなかった。成功率が減りさっきと同じ変わらない運命をたどる確率が上がっている。また、3人が掘られて、トウコが潰される。
留守番をルビーに任せて俺も出かけた。
ウバメの森で奉納とお祈りをしてエンジュシティに向かった。
そこでトウコに会った。トウコは舞妓さん劇場に行くと言った。
そこで俺は確信した。間違いない。また同じループをたどる。
ゴールド「……そうだ!セレビィがいるかもしれない!もしかしたら会える!!」
少しでも世界を変えるために……俺はもう一度ウバメの森に行った。
45:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:44:33.16 ID:0zzJYwIRo
ウバメ森
ゴールド「はぁ…はぁ…」
ゴールド「セレビィ!いるなら出て来てくれないか!!」
ほこらのところで俺は叫んだ!一向に現れてはくれない。
それでも俺は諦めずにセレビィの名前や好きかもしれないラムの実をそこらに投げたりした。
粘り続けて約1時間が経った。
セレビィ「びぃびぃ」
ゴールド「セレビィ!会いたかった!!」
俺は駆け寄ったがセレビィは警戒しているのかまだ距離があった。
ゴールド「聞いてくれセレビィ!あの時俺を過去に飛ばしてくれたのはお前なんだよな!?」
俺は聞くがセレビィは答えない。
ゴールド「なあ、どうして助けてくれたんだ?無理に答えなくても良い。でも答えてくれるなら答えてくれ」
セレビィ「びぃ……」
ゴールド「あ……」
セレビィはほこらのラムの実を頂いてどこかに行ってしまった。もう今日は戻って来ることはないだろう。
俺も家に帰った。
この世界を変えることは俺には出来なかった。
いや、まだだ!まだ変えてみせる時間がある。だから俺はそれに賭けることにした。
46:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:45:17.73 ID:0zzJYwIRo
金曜日
ゴールド「では、これよりコードネーム【ミラ・エンワルツ・ワールド】を決行する」
ルビー「……」
パール「……」
ブラック「……」
トウコ「……」
ゴールド「作戦決行時間は深夜!直接空から侵入する」
トウコ「おー。大胆じゃん」
ゴールド「流石に正面突破はバカみたいだからな」
ルビー「なんだ。わかっているのか」
パール「ヒビキの事だし、昼間から正面突破とか言いそうだったし」
ブラック「あり得る」
ゴールド「うっせい!!後、ゴールドと呼べ!」
47:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:48:44.82 ID:0zzJYwIRo
世界は多少動いた。少し俺達の勝率が上がったのかもしれない。
深夜になり俺達は動き出した。ジョウトまで来たポケモンにみんな乗り空から突入する。俺だけはポッポの足をつかんで行った。寒くてヤバかった。
パール「ムクホーク!ゴッドバードだ!」
ムクホーク「ホークスクライマックスシリーズ優勝おめでとう!」バリン
パールのムクホークによって窓割って侵入成功。後に続いてルビー、トウコ、ブラック最後に俺が中に侵入する。
ゴールド「さて、レッドの野郎はどこだ!?」
「レッドはこの部屋にはいないわ」
トウコ「誰?」
パール「!?」
ブラック「カトレアじゃん!!」
カトレア「窓の修理を弁償させないといけない。レッドが怒る。さあ、誰がまず、制裁される?」
ルビー「ぐっ…」
ゴールド「…………」
48:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:49:32.11 ID:0zzJYwIRo
おかしいと思ったけど、前回とは時間が圧倒的に変わっている。だから、最上階にレッドとシロナの代わりにカトレアが居てもおかしくない。だが、何かおかしい。そう第六巻が俺に訴えている。
トウコ「レッドはどこにいるの?」
カトレア「した?でも行かせるわけないわよ。アタクシが全員ここで制裁してあげる」
ルビー「ここは俺に任せろ!!」
ルビーは最初に言う事が決まっているのだろうか?今回も一番手だった。
俺達はルビーにここを任せて下に降りた。
三階
ゴールド「次は誰だ!?」
「たくっ!上から来るなんて想定外よ」
「ホントよね。レッドが起きたらどうする気よ!」
トウコ「えっと……誰?」
パール「シロナさんと……」
ゴールド「ハナダジムジムリーダーカスミか」
カスミ「名前で呼んでいいのはレッドだけよ!」
シロナ「気安く呼ばないでちょうだい」
記憶が正しければここはブラックが相手することになる。しかし、本当かわからない。
ブラック「じゃあここは俺が相手しよう。こいよ」クイクイ
シロナ「ムカついた」
カスミ「同じく!」
やっぱりブラックだった。このままだと次はパールになる。だけれど、相手は変わっているのでやっぱりこの世界は前回のと全然違う。
ともかくレッドに会うために俺とパールとトウコは下に降りた。
49:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:50:15.18 ID:0zzJYwIRo
二階
「ここは通させません!!」
ゴールド「ジムリーダーミカンか!?」
ミカン「わかったところで私はここをどきませんよ!レッドさんに褒めてもらうんです!!」
トウコ「1人なら勝てそうじゃない?」
パール「じゃあ俺が相手するわ」
ゴールド「マジか!?」
パール「すぐ追いついて見せるさ!!」
トウコ「ゴールド行こう」
ゴールド「あ、ああ」
こちらの順番は全く同じだ。しかし、向こうは全然違った。
ていうことは残っているのはエリカとナツメ。ハッキリ言って勝てる見込みがあんまりない。戦法がわからない。それでも俺達はレッドを倒すんだ!!
50:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/10(木) 23:52:42.36 ID:0zzJYwIRo
一階
ゴールド「……やっぱりエリカとナツメがここの番人か」
エリカ「気安く呼ばないでください」
ナツメ「レッド、見ててちょうだい」
トウコ「ゴールド、あんた弱いからエリカの相手して」
ゴールド「くっ!言い返せない!!」
しかし、エリカなら勝てる気がする。すぐにエリカを倒してトウコの援護に回ればナツメのミュウツーもなんとか出来る気がする。
そうすればレッドに近づける。問題は俺が負ける。もしくはトウコが負けるかもしれない事だ。
その時はその時だ!!今はエリカを倒す!
ゴールド「頼んだぜ!!ゴーリキー!!ゴースト!!」
エリカ「シェイミ!」
ゴールド「一体だけでいいのかい?」
エリカ「レッドさん起こしちゃいけませんのでシェイミだけで十分です」
ナツメ「真面目にやりなさい!レッドの前でカッコいいことしないで殲滅に拘りなさい」
エリカ「そうでした。では、ナッシー」
レッド「…………」
51:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:01:09.15 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「たとえ不利でも負けるわけにはいかないんだよぉぉおおおお!!」
エリカ「シェイミはエアスラッシュ。ナッシーはサイコキネシス」
ゴールド「突っ込めお前等ぁぁあああああ!!」
ゴースト「We are go!!」
ゴーリキー「しゃあああああ!!!」
シェイミ「ぼっち」ズバッ
ナッシー「友達作って出直せ」キュイイン
ゴースト「ぎゃあああああああ」
ゴーリキー「ぐわああああああ」
ゴールド「……なんだと!!」
エリカ「ふふふ。彼女は頑張ってますよ」
トウコ「ゴールドのあほ!!ミロカロスはナツメに冷凍ビーム!ミミロップはギガインパクトをレッドにダイレクトアタック!!」
ナツメ「貴女の相手は私のポケモンでしょ」
トウコ「死ねえええええええええええ!!!」
ミロカロス「無駄ァアアッ!!」びいいいいいいいいい
ミミロップ「リミットブレイク!」ごおおおおお
どがーん
53:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:09:05.10 ID:qgQvSbKAo
トウコ「どんなもんよ」フフン
ゴールド「…………」
ダメだ。このままではまたさっきと同じ展開になってしまう。俺が直前に感じた嫌な予感は的中した。レッドとナツメはポケモンによって守られていた。ミュウツーとフーディンによって守られていた。
ナツメの反撃によってミロカロスとミミロップはあっさり倒れた。
その直後、やっぱり三人連れてこられた。そして落ちた。掘られた。
途中から前回の世界と同じになってしまった。違うのは止めをさす人物だけだった。
確かに世界は動いた。でも、ちゃんと動かさないといけない。それにこのままでは次にトウコが危ない。だからトウコを助けないといけない。
ナツメ「さあ。もう良いわね。レッドも寝ちゃったし。私もエリカも早く制裁終わらせてレッドと寝たいの」
エリカ「無駄な時間でしたわ。シェイミ、殺ってください。ナッシーは戻りなさい」
トウコ「くっ……サーナイトにドレディア!頑張って!!ほらゴールドも早く応戦して!!」
ゴールド「…………」
トウコ「ゴールド!!」
ゴールド「逃げるぞ!」グイッ
トウコ「え?」
ゴールド「仮にここで2人に勝ってもシロナにカトレア、ミカン、カスミには勝てない」
54:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:09:50.24 ID:qgQvSbKAo
もうこれしかない。運が良かったのはシロナのシンオウオールスター伝説竜じゃなかった事。アルセウスはノーマルとかどうでもいい。
とにかく逃げる。もうこれしかなかった。だが、2人が簡単に逃がしてくれるはずもない。
ミュウツーに回り込まれた。
ゴールド「ユンゲラー!ゴローン!ミュウツーにかかれ!」
エリカ「そうはいきません」
トウコ「サーナイトとドレディアの相手をしてな!!」
ナツメ「……ミュウツー、城をサイコキネシスで城を封鎖して」
キュイイイイイイイイイン
ミュウツーのサイコキネシスによってそこらの物体がどんどん障害物となり逃げ道を塞ぐ。それでも出口はもうすぐ。そこまでたどり着ければまだ助かる確率が上がる。でもミュウツーの障害が邪魔になり中々進めない。
エリカ「ふぅ……鬱陶しいポケモンでした。シェイミ!エアスラッシュです。もう直接狙ってください!」
シェイミのエアスラッシュが放たれる。狙いは俺達。
ゴールド「ちいっ!!オーダイル!」
ナツメ「ミュウツー、オーダイルを潰して」
トウコ「グレイシア!ミュウツーを!!」
55:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:12:24.85 ID:qgQvSbKAo
グレイシアがミュウツーを妨害したおかげでシェイミのエアスラッシュはオーダイルが守ってくれた。いつの間にかユンゲラーとゴローンは倒れていた。交換しておけばよかった。
なんとか出口に辿り着き城の外に出た。
シロナ「遅かったじゃない。何でアタシがここを守ってなきゃいけないのかしら?」
トウコ「……もうだめだぁ…」
ゴールド「まだだ!まだなんとかなる!!」
シロナ「来世では頑張れる頑張れる。だから大人しく死になさい」
シロナが出したポケモンは前回と同じギラティナ、パルキア、ディアルガ、アルセウスだった。それに対しこちらの手持ちはトウコのトゲキッスと俺のポッポ。どうあがいても勝てる見込みはない。
シロナが手を上げた。そして死刑を言い放った。
シロナ「破壊光線」
どうするどうするどうするどうする!!
時間もないし守れるほどポケモンもいない。トウコも動かないで地面にペタリとトンビ座りで諦めている。
ふと、思い出したことがあった。前回はセレビィが助けてくれた。ならば今回も頼めば助けてくれるのかもあしれない。時間はない。俺は賭けた。
56:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:14:48.02 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「セレビィィィイイイイイイイ!!!助けてくれぇぇええええええええええ!!」
シロナ「サヨナラ」
ギュィイイイイイイイン
シロナ「!?」
ゴールド「…………来てくれたのか!?セレビィ!!!」
セレビィ「びぃびぃ!」
トウコ「せれびぃ?……ってあの?」
ゴールド「そうだ!セレビィ!」
セレビィはシロナのポケモンに注意を惹きつかせながら飛び回っている。シロナですらセレビィの姿に見とれている。
逃げるならラストチャンス!これでまたセレビィに過去に送ってもらえばトウコを死なせずに助かる。今回は行ける!俺はセレビィに見とれているトウコの腕をつかみ再び走り出した。
トウコ「わっ!危ないよ!!」
ゴールド「これがラストチャンスなのに危ないとか言ってられるか!!」
シロナ「っ!!逃がさない!」
57:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:20:08.68 ID:qgQvSbKAo
ターゲットの逃走に気付いたハンターがポケモンに指示をする。ポケモン達は主の命令に忠実に従う。ドラゴン達の攻撃が俺達を襲う。だが、その攻撃は全てセレビィが守ってくれた。とはいえ、セレビィにも限界がある。
それにこちらも走って逃げ切れるとは到底思っていない。
ゴールド(やっぱりほこらに行くしかないか!)
トウコ「はぁ…はぁ…ゴールド……逃げて」
ゴールド「は!?諦めるなよ!!死にたくないだろ!!」
トウコ「私…もう……限界」
ゴールド「……トゲキッスを出せ!それで空に逃げるぞ!!」
トウコ「私は良いからさ。ゴールドだけでも逃げてよ」
シロナ「チェックメイト」
ゴールド「!」
シロナ「一か所に固めるとどうしても逃げられちゃうからスクエアにすれば四方塞げるでしょ。じゃあね、ヒーローさん」
シロナが手を上げる。ポケモン達が準備を始める。
俺は一か八かでポッポを出そうとしたら何かの力に吸い寄せられ何かに乗せられた。そのまま視界は地面から遠ざかって行く。ポケモンもシロナもトウコがどんどん遠く小さくなっていく。
トウコが俺の方を一瞥すると……
破壊光線に呑み込まれた
58:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:21:34.07 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「トウコぉぉぉおおおおおおおおうわわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
またみんな死んだ。ルビーもパールもブラックもトウコも……
トウコはもう少しだったのに……あとちょっとで助かったのに……
また失敗した。やっぱり駄目なのか。俺達だけじゃダメなのか。
トウコを助けようとしてまたトウコとトゲキッスに助けられ、トウコはまた俺に賭けてくれた。
セレビィの後に付くようにトゲキッスが空を飛ぶ。
「やっぱりアタクシじゃないとだめなのよね」
ゴールド「カトレア……」
空の追手はカトレアだった。彼女はゴルーグに乗っていた。そして前回のミュウツーだったポジションにデオキシスが迫っていた。
デオキシスはわけわからん攻撃をトゲキッスに繰り出している。それを必死に躱すトゲキッス。
エスパーポケモン使えよ。そう思ったがゴルーグの飛ぶ姿はどこかの機動兵器に似ていた。ロケットパンチとか繰り出してきそうで怖い。
そんな考えよりも俺はまた仲間が死んだことにショックでセレビィに頼むしか考えていなかった。
カトレア「……しっかり狙いなさい!次外したら許さないわよ!!!」
デオキシスは遠距離攻撃をやめた。そしてフォルムを変えて接近してきた。接近戦はどう考えても不利。デオキシスの腕がトゲキッスにぶつかる。その威力はものすごく強い。
衝撃は俺にも伝わり……俺はまたトゲキッスから振り落とされた。
ウバメのもり
ゴールド「……またここか」
セレビィ「びぃびぃ」
59:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:22:15.54 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「やっぱり来てくれたか」
セレビィ「びぃ」
ゴールド「頼む。もう一度俺を過去に送ってくれ!!」
やはりセレビィは戸惑っている。それでも俺は頼んだ。時間がない。すぐにカトレアが来る。
だが、セレビィは困惑している。上手く過去に送り飛ばせるか。過去に送り飛ばす力が残っているのか。それとも……俺を信用していないのか。
やはりカトレアも俺とセレビィを見つけた。
カトレア「手間かけさせないでちょうだい」
ゴールド「頼むセレビィ!!送ってくれぇええええ!!!」
カトレア「あの世で過去の世界でも見てなさい。サイコブースト、ロケットパンチ!!」
ゴールド「頼むセレビィィィィイイイイイイイイイイイイイ!!!!」
ギュィイイイイイイイイイイイイイイン
60:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:34:08.56 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「っぁぁぁあああああああああ!!!!!」
ルビー「ちょっ!どうしたん?」
パール「いきなり大声出すなよ」
ブラック「暑さにやられたんじゃね?」
トウコ「まーここだけ過密だしね」
ゴールド「……こっここはどこだ!?」
ルビー「どこって……これは重傷だな」
パール「病院連れてく?」
トウコ「おーい今日何曜日かわかるー?」
ゴールド「……木曜か?」
ブラック「正解。なんだ。ちょっと暑さでやられただけじゃん」
61:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:34:42.76 ID:qgQvSbKAo
またこの時間に戻って来れた。全員生きてるし、まだホウエン地方の秘密基地にいた。
そしてまた俺は記憶だけが過去に帰ってきた。
このままだとまた全員死ぬ。ならばレッドハーレム殲滅を諦めれば良い。これからもコイツ等と馬鹿やっていける。そうだ。それがいい。そうしよう。
パール「おーい早くしろよ」
ゴールド「中止だ!」
パール「はぁ?」
ゴールド「だから中止だ」
ブラック「どういうことだよ?」
トウコ「そうそう。いきなり行くとか行かないとかわかんない」
ゴールド「ポッポじゃ体力が持たないから強くするまで中止」
ルビー「そこらでオオスバメ捕まえてこいよ」
ゴールド「残念ながらこのポッポは愛着があるんでな」
ブラック「嘘つけ」
パール「まあ、中止なら今日はヒビキのおごりでなんか食い行こうぜ」
トウコ「さんせーい!」
ゴールド「…………」
ルビー「ひひひ!ってなんで泣いてるん?」
ゴールド「いや、これで良いんだってな」
パール「変な奴だな」
そう。これでいい。これで4人は死なない。それで平和が訪れる。おごりくらい安いものだ。誰かが死ぬよりはましだ。
殲滅なんていつか誰かがしてくれる。ほこらに行けないのは残念だがまたほこらに行こう。
今は奢るお金をどこから出そうか考えている俺がいた。
そして俺は店主に土下座して2000円割り引いてもらった。
62:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:39:47.68 ID:qgQvSbKAo
金曜日
ゴールド「ういーっす」
ルビー「あれ?ヒビキが来ただと!?」
パール「何でだよ!?」
ゴールド「ヒビキじゃない!ゴールドだ!!」
ブラック「早くもっといい部屋に変えない?」
ゴールド「贅沢言うなよ」
ルビー「そうそう。途中でトウコ見なかった?」
ゴールド「いんや」
ルビー「おかしいね。さっき来て用あるから出かけって行ったのに……」
パール「そういや出かけて行ったね。なんかポケギアに呼ばれて……」
ブラック「そのうち戻って来るさ」
結局、その日トウコは帰ってこなかった。
俺達男組は特に何も感情を抱かなかった。
そしてトウコが帰ってこなかった理由を俺達は次の日に知った。
理由はあっさりしていた。
トウコは昨日何者かに殺されていたからだ。巨大な何かであっさりとぺちゃんこにされて……
トウコの血で書かれた文字があった。
『チェックメイト』
と……。
63:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:46:15.53 ID:qgQvSbKAo
平和は来なかった。
俺はジョウトに飛びセレビィに頼んだ。
不思議なくらい簡単にセレビィは俺をまた過去に飛ばしてくれた。
どうすれば良いのかわからなかった。相手は強すぎる。今は攻めるより守る方が先。だから今度はジョウトで過ごすことにした。だが、それも結果的には空回りだった。
今度はパールが溺死したからである。
それから俺は何度もセレビィに頼んで過去に飛んだ。でも土曜日を迎えれたことはなかった。どんな手段を選んでも誰かが死ぬ。最初はレッドハーレムの一員から段々と変わってきている。男どもはマキシマム仮面に掘られて殺されたりしたことあった。トウコだけは決まってぺちゃんこに潰されて殺されていた。
全員で秘密基地に泊まった。秘密基地が火元不明の火事になりトウコが死んだ。金曜日を実家で過ごした。しかし、必然的な殺人犯に誰かが殺された。
その度俺はセレビィに助けて貰っていた。何十週かしたころ俺はどうしようもない気がした。
木曜日
ルビー「あれ?ヒビキ行くんじゃなかったの?」
ゴールド「…………」
パール「あ、おい!!」
ブラック「行くんじゃなかったのかよー?」
トウコ「……私が見てくるよ!男どもは待機してな」
ルビー「マジすか!?」
パール「暇だしスマ○ラやろうぜ」
ブラック「俺カー○ィ」
ルビー「ウフフフ拙者ファ○コンで」
パール「じゃあ俺フォッ○スで、場所はヤマブキな」
64:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:47:57.12 ID:qgQvSbKAo
海の見えるところで俺は水平線を眺めていた。どうすれば良いのかわからない。
どうやって助ければ良いのかわからない。あらゆる手段で敵陣地に乗り込んでも全員死ぬ。
タイムリミットまで決められている。タイムリミット過ぎると誰かが死ぬ。
俺一人の力じゃみんなを救うことが出来ない。
ゴールド「また失敗か。セレビィに頼まないとな……」
トウコ「セレビィに何を頼むの?」
ゴールド「……トウコか」
トウコ「あれだけ行く行く言ってたのになんでみんな置いて出てっちゃうんだよ!」
ゴールド「…………トウコはさ」
トウコ「ん?」
ゴールド「今が楽しいか?」
トウコ「もちろん!だってみんなで仲良く出来てサイコーじゃん」
ゴールド「……」
トウコ「それに楽しい仲間じゃん」
ゴールド「仲間…仲間か……」
65:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:50:24.46 ID:qgQvSbKAo
トウコ「どした?」
1人で解決できないならみんなで考えられれば解決する可能性が上がる。
よくあるファンタジーで勇者が倒せない時に相手に仲間達が協力して倒す王道。
俺は全く考えてもいなかった。このループに入ってから1人で何でも考えてきた。でも改めると俺にはちゃんと仲間がいた。ルビー、パール、ブラック、トウコ。
今の俺では考えられない案を出してくれそうだ。だから俺は仲間に頼ることにした。
ゴールド「助けてくれ」
トウコ「は?いきなりどうした?トイレ?」
ゴールド「……トウコは俺が未来から来たって言ったら信じるか?」
トウコ「…………信じる」
ゴールド「何で……」
トウコ「そりゃあ仲間でしょ?それにゴールド突然顔が暗くなったんだもんよ。えっと……寝不足気味な…」
ゴールド「……そうか」
トウコ「……で、未来から来たゴールドは何しに来たの?」
ゴールド「絶対に信じてくれ!」ガシッ
トウコ「ちょっ、ちょっと近いよ!!」
ゴールド「明日お前達みんな死ぬ」
トウコ「……は?」
66:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:53:46.38 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「だから明日みんな死ぬんだよ!レッドの城に行くと全員死ぬ」
トウコ「……それまじ?」
ゴールド「俺の顔色で判断できるだろ」
トウコ「…………」
ゴールド「それで俺はどうすれば良いのか悩んでたんだ」
トウコ「……じゃさ!行かなきゃいいじゃん」
ゴールド「今度は誰かが死ぬ」
トウコ「…………」
ゴールド「頼む。助けてくれ。あらゆる手段を考え抜いたが全然ダメだったんだ」
トウコ「…………」
トウコはしばらく海を眺めた。
俺も海を眺めた。船が何隻か行きかってからトウコがやっと口を開いた。
それで俺は自分の周囲の見て無さに愕然とした。
67:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 00:54:40.45 ID:qgQvSbKAo
トウコ「ならもっと仲間を増やせば良いじゃん!」
ゴールド「……あ」
トウコ「もしかして……私等だけで行ってたの?」
ゴールド「……」コクリ
トウコ「そりゃ無理無理」
ゴールド「……」
トウコが急に俺を抱きしめた。そして優しく頭を撫でてくれた。
温かい。疲れた心が癒されていく。何度もループしてこんな事は一度もなかった。
トウコ「……ごめんね。いままで気づいてあげれなかったよ」
ゴールド「……うっ、うう…」ポロポロ
トウコ「辛かったんだね」
ゴールド「おっ、おれ…なんひっくもちょう……せんしたけろだめで……あぎらめてた……ひっく」
トウコは俺が泣きやむまでずっと抱きしめて頭を撫でていてくれた。
68:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:01:01.23 ID:qgQvSbKAo
トウコ「……落ち着いたかい?」
ゴールド「うん……カッコ悪いところ見せちゃったよ」
トウコ「いやいや、ゴールドは何度も私等の死体見てるんだろ?それと比べると笑えないよな」
ゴールド「ちょっと良く意味わからん」
トウコ「で、どうする?」
ゴールド「日も暮れ始めてるし今回は失敗。誰かが死ぬ」
トウコ「さらっと怖い事言わないでよ」
ゴールド「決定事項だからどうしようもなかった」
トウコ「……えっとセレビィがゴールドを過去に送っていたんだろ?ならさ、私も今回は過去に行きたい。そうすればまたゴールドは独りで戦わなくて済む」
ゴールド「……」
トウコ「問題あるの?」
ゴールド「セレビィ叶えてくれるかな?」
トウコ「大丈夫でしょ?」
ゴールド「じゃあ今からジョウトに行くか」
トウコ「え?今から?」
ゴールド「このままだと誰かが死ぬから早い内に過去に戻らないと……」
トウコ「なるほど。じゃあ乗って!」
69:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:01:28.25 ID:qgQvSbKAo
トウコのトゲキッスに乗って、俺達はジョウトのウバメの森のほこらに向かった。
追っても、天候の障害もなく無事に着いた。もちろんその頃には本当に真っ暗だった。
俺はラムの実を取り出して一つはほこらに、もう一つは手に持ってセレビィを呼んだ。
しばらくしてセレビィが現れた。
トウコ「こいつがセレビィ……」
ゴールド「頼むセレビィ!過去に送ってくれ!俺とトウコを!」
セレビィ「びぃびぃ」
ゴールド「お願いだ!何度も俺を助けてくれたじゃないか!!」
セレビィは困惑している。
トウコがアイツ等の仲間で俺を何度も時間ループさせているのに楽しんでいるのかと問いただすとセレビィはふるふる首を振った。答えは違う。
じゃあ少なくともセレビィは俺達の味方であることが証明された。
ゴールド「なら頼む!お前だって何度も俺を過去に送ったからわかっているだろ!!今回も俺達の仲間の誰かが死ぬんだ!」
トウコ「私からもお願いだよ!出来れば水曜日に……ゴールドを何度も過去に送ってるって事はお前だってここから打破したいんだろ!?」
セレビィ「びぃ…」
ゴールド「頼む!力を貸してくれ!セレビィ!!」
しばらく悩んだ末にセレビィは力を使った。
ギュィィイイイイイイイン
70:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:02:32.49 ID:qgQvSbKAo
水曜日
ゴールド「…………ここは?」
ルビー「あん?もしかして認知症?」
パール「そりゃないぜ」
ブラック「いくら罰ゲーム嫌だからって記憶なくなった振りはなしっしょ?」
ゴールド「おい?今日は何曜日だ?」
ルビー「うぇっ!?水曜日だけど……」
トウコ「それほんと?」
パール「ああ。ほらポケッチだって証明してるぜ」
パールはポケッチを俺とトウコに見せた。そして記憶が継続している。つまりセレビィは水曜日に送ってくれた。そして今回は俺だけでなくトウコも。
明日は絶対に誰も死なない。一日チャンスが貰えたのだ。
すぐさま俺は三人に状況を話すことにした。
71:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:03:48.12 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「聞け!諸君!!」
ルビー「後で聞くから早く罰ゲームでござるよ」
トウコ「今はゴールドの話を聞いてあげて」
トウコがそう言うとここの男子どもは素直に従った。こういうときの女の子は本当にありがたかった。わが組織は飢えているとも言えるわけであるが……今は早急に三人に話すことにした。
一分一秒が惜しいからだ。
ゴールド「明後日、俺達はレッドハーレム城に勝負を挑む」
ルビー「いきなりすなぁ」
ゴールド「だが、俺達は負ける。それは俺が何度も経験してきた」
パール「は?」
ゴールド「俺は何度も同じ時間をループしてきたからわかる」
ブラック「行かなきゃ良いじゃん」
ゴールド「そうするとお前達の誰かが死ぬ」
72:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:04:30.98 ID:qgQvSbKAo
ルビー「ちょっと待ってくれ!それがホントなら俺はどんな死に方?」
ゴールド「お前達男組は高確率で男に掘られて死ぬ」
パール「ルビーテメー!!」
ブラック「トウコは?」
ゴールド「ぺちゃんこだ。おそらくディアルガに踏みつぶされてな」
パール「ちょっ!ディアルガってウチの地元の時間を操る神!?」
ゴールド「ああ」
ルビー「無理ゲー……」
ゴールド「俺はそれを突破しようと何度も飛んだ。だけど無理だった。だからわが組織の仲間であるお前達の力を借りたい」
ルビー「……」
パール「……」
ブラック「……」
ゴールド「お願いだ……俺達はもう戻れないんだよ……頼む」
トウコ「私からもお願いだよ。ゴールドを助けてやって」
どのくらいだろうか?沈黙の時間が基地を支配していた。
約一分かいやそれよりも短いだろうか。最初に口を開いたのはブラックだった。
それもあっさりとしていた。
73:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:05:06.50 ID:qgQvSbKAo
ブラック「ヒビキの言う事は信用できないけどトウコなら信用できる」
パール「そうだな。で、トウコがマジだからしょうがなくヒビキの言う事も信じてやる」
ゴールド「お前達……」
ルビー「で、どうするのよ?我がリーダーさんよ」
ゴールド「ありがとう……」
ブラック「トウコちなみにマジなの?」
トウコ「ゴールドにこんな嘘付けないでしょ」
パール「そりゃそうだ」
ルビー「ひひひ。確かにそうだ」
トウコ「で、どうするの?」
ゴールド「俺達に足りないのは人だ。つまり仲間の数が足りないんだ。知り合いでも良い。出来ればルビーはここで、残ったパール、ブラックにトウコ、一旦地方に戻って仲間を集めて来てくれ!!」
ルビー「仲間……いるかなぁ」
パール「う~ん。まあ掛け合ってみるわ」
74:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:06:03.90 ID:qgQvSbKAo
ブラック「どこ集合?」
ゴールド「時間は木曜日の午後4時、ジョウトの……ウバメの森ほこら前だ!」
パール「了解したよ」
ブラック「わかった」
トウコ「なあ相手のポケモンってわかる?」
ゴールド「伝説ポケモンばっかりだ。だから出来れば本当に強い人を連れて来て欲しい」
ブラック「明日は死なないんだよな?」
ゴールド「大丈夫だ」
ルビー「じゃあ今から掛け合ってみますか」
パール「俺も一旦シンオウに帰るか」
ブラック「俺もイッシュに戻って掛け合ってみるし……トウコはどうする?」
トウコ「私もイッシュに戻るよ」
ゴールド「じゃあ、明日の午後四時にほこら前で!!なおこの作戦名は【ファイナル・ミラ・エンワルツ・ワールド】とする!!」
ルビー「テラ廚二すぐるwww」
ゴールド「うっせ!作戦開始だ!!」
パール「あいよ」
75:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:06:45.64 ID:qgQvSbKAo
各々が秘密基地をあとにして地方に飛んだ。仲間を増やすために……。
これは俺達にとって最初で最後の最強のチャンス。
俺もジョウトに飛び仲間集めを始めた。まず、却下したのはコトネだった。どうせシルバーとちゅっちゅしてる気がするからだ。
ジムリーダーはどうか?ハヤトはあまり知らない。ツクシもあんまり関係ない。アカネはおそらくレッドハーレムの一員だろう。そうこう探っていたらジムリーダーで残ったのはトキワジムのグリーンさんだった。俺はトキワジムに向かった。
トキワジム
ゴールド「こんにちは」
グリーン「おお!ヒビキか。どうした?バトルでもするか?」
ゴールド「俺の仲間になってくれませんか?」
グリーン「なんのだよ?」
ゴールド「レッドハーレム城殲滅の」
グリーン「……」
ゴールド「俺達は明日レッドハーレムを殲滅しに行きます。グリーンさんもレッドさんの事に関して苛立ちか何かを持っていませんか?」
グリーン「…………」
ゴールド「今すぐとは言いません。良ければ明日の午後四時にジョウト地方のウバメのっ森のほこら前に来てください。敵ならば城で戦いましょう」
76:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:08:18.50 ID:qgQvSbKAo
俺は用件だけを言ってトキワジムをあとにした。グリーンさんは何も言わずにただ上の空状態だった。
問題は次だ。全く頼る宛てがない。カントージョウトのほとんどのジムリーダー(特に女性)はレッドハーレムの一員だろう。そして男の場合は下手したら掘られて死ぬ。
どうすれば良いのかわからないのだ。
ゴールド「……あの人か」
俺はもう1人仲間になってくれる確率の高い人のところに向かって行った。早くポッポを進化させなければ……
ゴールド「こんにちは」
マツバ「やあ、ゴールド君」
ゴールド「ホウオウの時はありがとうございました」
マツバ「いやいや、こちらこそありがとう。それで、君がここに来たからには何かあるんだろう」
ゴールド「はい、お願いがあります」
マツバ「何だい?」
77:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:09:04.17 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「俺達の仲間としてレッドハーレム殲滅のために戦ってくれませんか?」
マツバ「レッドハーレムって……ポケモンリーグに喧嘩売るのかい?」
ゴールド「ええ、もう俺達には時間はありません。何度も俺は経験してきました」
マツバ「経験した……まさかセレビィに!?」
ゴールド「はい」
マツバ「…………」
ゴールド「無理にとは言いません。でも出来れば戦ってください」
マツバ「……負けても君が過去に戻れば大丈夫なんだよね?」
ゴールド「ええ。俺はこのループをもう何十回も回っていますから」
マツバ「……そうか…協力するよ」
ゴールド「ありがとうございます」
マツバ「じゃあ詳しい内容を教えてくれないか?」
俺はマツバさんに簡単に説明してエンジュジムをあとにした。
もう頼れる人はいない。あとは明日の4時にウバメの森のほこらに向かうだけだ。
最後に俺はまだ誰も来ていないウバメの森のほこらに向かった。
と、その前に俺はポッポを逃がした。流石に可哀想だったからである。高レベルに囲まれて空飛ぶ要因だった低レベルの鳥。再び自然に戻った時は生き生きしていた。俺もこの作戦が終われば生き生き出来る。
俺はウバメの森に行くのにポッポが居ないことに到底後悔した。
78:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:10:11.91 ID:qgQvSbKAo
ウバメの森
先客がいた。そいつはほこらの前でふわふわ浮いてまるで俺が来るのを待っていたかのようだった。俺が取り出したラムの実を喜んで頬張った。俺の周りを飛び回ったりした。
セレビィは俺を待っていてくれたのかもしれない。
今回俺達を一番助けてくれたポケモン。何度も過去に送り、神話ポケモンの攻撃や遺伝子ポケモンなどの攻撃から何度も守ってくれたポケモン。
言い方が悪いかもしれないがセレビィは味方にしといたほうが良い。俺は頼んでみることにした。
ゴールド「セレビィ、仲間になってくれないか?」
セレビィ「びぃ?」
ゴールド「今まで俺を何度も助けてくれただろ?だから……出来ればでいいんだ!こうほこらで会いに行くんじゃなくて俺の近くで……ええとそのああああ!!ほこらの近くで飛び回ってるんじゃなくて俺と一緒にいろんなところ飛び回らないかって事だよ!!」
セレビィ「びぃ……」
ゴールド「…………」
セレビィ「びぃっ!!」
ゴールド「そうか!!ありがとう!一旦捕まえてすぐボールから解放してやるからな!」
セレビィ「びぃ!」
俺は一番豪華なゴージャスボールを取り出し投げる。セレビィは抵抗もなく捕まえることが出来た。そしてすぐにボールから解放した。すぐに俺の周りを飛び回るセレビィ。俺はまたラムの実を取り出してあげた。
俺の集められる仲間はここまでで後はルビー、パール、ブラックにトウコに賭けることにした。
セレビィは時を飛べるが空は俺を運んでまで飛ぶことは出来なかった。足が痛かった。
79:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:10:44.99 ID:qgQvSbKAo
木曜日
パール「おせーよ」
ゴールド「サーセン」
ルビー「いつものことだろう」
トウコ「そうそう」
ブラック「終わったらなんか奢れ」
ゴールド「なんだと!?」
ルビー「うるせー奢れ!じゃあ紹介するぞ。俺が呼べたのは3人。まず、ホウエンチャンピオンのミクリさん」
ミクリ「ども。ハーレム許せなくて来ました」
ルビー「で、俺の幼馴染を寝取ったダイゴさん」
ダイゴ「ハルカに頼まれて来ました」
パール「よく寝取られた奴呼べたな」
ルビー「別にダイゴさん嫌いじゃないし」
ミクリ「あと、ボクがダイゴさんのチャンピオンの座を奪いました」
ダイゴ「勝てば良いんだよ。負けたから降りるしかなかったのさ」
ルビー「で、最後……ミツル君」
ミツル「えと……よろしくお願いします」
80:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:11:41.84 ID:qgQvSbKAo
ホウエンのメンバーは新旧チャンピオンに旅を初めて間もなかったころに知り合った友達だった。ちなみに全員がルビーよりも強かった。それでも今は俺達の仲間であり、強い味方だ。
次にパールからの紹介があった。
パール「えっとまず、超強いジュン」
ジュン「おう、よろしくな」
ブラック「マジ強いん?」
ジュン「勝負するか?負けたら罰金100万円な!」
ブラック「おk!」
トウコ「そしてブラックは土下座して100円に負けて貰った」
ブラック「しゃべんな!!」
ジュン「次に四天王のゴヨウさん」
ゴヨウ「よろしくお願いします」
ゴールド「どういう経緯で?」
81:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:12:33.52 ID:qgQvSbKAo
ゴヨウ「パール君から話を聞いたけどどうやら向こうはエスパーで人の心を読んでいるみたいですね。例えばゴールド君が来るのを昔からわかっていた……とか言っている人とかいませんでしたか?」
ゴールド「……ナツメか」
ゴヨウ「なるほど。じゃあ彼女は貴方達がどういう風に攻めて来るのかをわかっていたのです。そこで私がジャミングをして何人で来るかわからなくしてあげます」
ゴールド「ありがとうございます」
ゴヨウ「もう一つはシンオウのチャンピオンが迷惑かけて申し訳ありませんでした」
パール「そんなことないですよ。えっとあと四天王のオーバさんも来るみたいだけど……まだ来てないし、現地で会おうとか言ってたから次にワタルさんだ」
ワタル「久しぶりだね。ゴールド君」
ゴールド「わざわざありがとうございます」
ワタル「いや、感謝している。俺も今のここのポケモンリーグをどうにかしたかった。だから呼んでくれて本当に感謝しているよ」
ゴールド「………」
82:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:14:32.50 ID:qgQvSbKAo
パールの呼んだ人はブラックを一体で6縦したジュン。ジャミングをしてくれているゴヨウさん。それに元カントーチャンピオンワタルさん。そして現地で合流するオーバさん。
みんなポケモンのスペシャリストだ。
どんどん今回の成功率が上がっている。そういう気がした。
ブラック「じゃあ次に俺達が呼んだのは3人だ。1人目というか2人で1人の扱いかな。チェレンとベル」
チェレン「よっ、よろしくお願いします」
ベル「おねがいしまーす!」
ルビー「なんで呼んだ?特にベルちゃんの方」
ブラック「イッシュの伝説ポケモンレシラムを持っているんだ」
トウコ「でも2人で持っているみたいなものなの」
パール「なるほどねぇ」
ブラック「で、次。N。友達になってやってくれ」
N「友達になってください」
ゴールド「良いぜ!!」
N「ありがとう!」
83:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:16:11.91 ID:qgQvSbKAo
トウコ「Nはゼクロムを持っているの」
ゴールド「なるほどな」
パール「じゃあヒビキ、誰呼んだんだ?」
ゴールド「俺はぶっちゃけここはほとんどレッドハーレムの一員。または地下で飢えている男がいるかもしれないから2人だけだ。1人目はマツバさん」
マツバ「よろしく」
パール「カッコいいな」
ゴールド「で、もう一人は来てない。どうやら来なかった。以上1人とあとはセレビィかな」
セレビィ「びぃ!」
トウコ「つまり過去に戻れるタイムマシンか」
ゴールド「いや、仲間だ!」
「待った!俺も行くわ」
ゴールド「グリーンさん!」
グリーン「アイツのライバルとして止めないといけないからな!」
ルビー「役者はそろったのか」
84:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:16:40.94 ID:qgQvSbKAo
パール「じゃあこの作戦名はなんだ?」
ゴールド「作戦名は昨日言ったはずだ!」
ブラック「あれでいくのか?」
ゴールド「当たり前よ!」
俺はほこらの前に出て宣言する。みんなが俺を見ている。もちろんこれは俺のわがままで集まってもらったものでもある。
リーダーは当然自分。相手がチャンピオンやジムリーダー、四天王だろうが今は味方となってくれている。俺の言う事を聞いてくれる。下手な事を言うわけにはいかない。
ゴールド「聞いてくれ諸君!正直今日移行が明日行こうが関係ない!集まってもらったからには今日レッドハーレム城に突入する!そしてレッドを倒す!!だが、奴の取り巻きはハッキリ言って反則だ!それでも負けてはならない!!作戦名【ファイナル・ミラ・エンワルツ・ワールド】!!目指すは最上階!!一旦向こうまで行ってから次の説明をする!また会おう!!」
ここでの言いたいことは全部言った。後は向こうについてから次の説明をすることにした。
緊張していたのは秘密だ。
さすが熟練のトレーナーだと思った。みんながすぐに行動を開始してくれた。それも俺より早い。
言い換えると俺は形だけリーダーみたいなものだった。というかリーダーで良いのか心配になる。
85:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:17:34.36 ID:qgQvSbKAo
ワタル「では俺は先に行かせてもらう!カイリュー!」
ダイゴ「僕も行くよ。エアームド!」
グリーン「ピジョット頼むぜ!」
ブラック「アーケオス」
パール「ムクホーク!」
ジュン「俺もムクホーク!」
ルビー「俺達はチルタリスか」
ミツル「そうですね」
マツバ「フワライド!頼むよ」
ミクリ「じゃあ僕はゆっくり後から行くよ。飛行ポケモンいないし」
N「なら僕のゼクロムに乗ってください。友達になってくれたら」
ミクリ「ありがとう。もちろんなるよ」
チェレン「ベル乗った?」
ベル「オッケーだよ!」
ゴヨウ「フーディン、テレポートしてください」
86:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:18:02.67 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「……みんな先行っちゃったよおい」
トウコ「ゴールド!私のトゲキッスに乗りなよ」
ゴールド「良いの!?」
トウコ「ほらポッポ逃がしたんでしょ?」
ゴールド「セレビィを仲間にする前にな」
トウコ「はいはい。乗って!」
ゴールド「乗る乗る!」
俺はトウコに押されてトゲキッスに乗る。トウコも乗るとすぐにトゲキッスは飛び出した。
その間、トウコは俺の友達の居ないポケモン達を進化させてくれた。
全て進化が完了すると余りの嬉しさに俺はトゲキッスから落ちそうになって助かったと思ったら俺は結局落ちた。
レッドハーレム城前
ゴールド「すみません。落ちました」
ワタル「敵のポケモンを出来るだけ教えて欲しい」
ダイゴ「そうだね。キミは何度も過去にわたっているとルビー君から聞いているからちょっとは頼りにしてるよ」
ゴールド「えっと……」
87:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:19:11.74 ID:qgQvSbKAo
俺は簡潔に説明した。正直、ナツメ、カスミ、エリカ、ミカン、カトレア、シロナ、ほとんどが伝説ポケモンで相手していたのでわからない。だから、伝説ポケモンを筆頭に戦っていると伝えた。それだけでも彼らはわかってくれた。
しかし、俺は城を見たときすぐに違和感を覚えた。何かがおかしい。外見は変わらないけどおかしいと感じ取った。
それでも後戻りはできない。突き進むしか道はない。
全員が集中した状態で俺達はレッドの城に入った。
レッドハーレム城一階
俺の予想はすぐに外れた。一階には1人だけいた。ソイツは俺が過去に見たことない初顔だった。シアンのポニーテールにドラゴン使いの好きそうなマント。この人物がわかるものは俺にワタルさん、グリーンさんにマツバさんだけだった。
特にワタルさんには大事な人なのかもしれない。
ワタル「何をしているんだ!?イブキ!!」
イブキ「…………ここの階の番人」
ワタル「何故だ!?」
イブキ「何故?私を認めてくれないからだ!強いポケモンを従えて何が悪いのだ!!」
ワタル「その時点ですでにもうお前はダメだ。ジムリーダーをやめた方がいい」
イブキ「レッドの方が分かってくれた。やっぱしダメな兄貴だ」
ワタル「……キミ達!ここは俺が引き受けよう。二階に行ってくれ!」
ゴールド「お願いします」
ブラック「殺気がやべー」
88:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:21:47.50 ID:qgQvSbKAo
ワタル「イブキ、何故まだ認めて貰っていないのか……わかるか?」
イブキ「さあ?私は勝つためには強いポケモンを望む。強いポケモンを従え、勝負に勝つ」
ワタル「愛情も大事なのだよ」
イブキ「強さが最強。レッドはそれを認めてくれた!あんな老いぼれの言う事が正しいわけない!」
ワタル「確かに彼は強いが、愛情を持っていた!だから俺はあの時負けた!」
イブキ「もう一度負けろ、今度はレッドがくれた選ばれた強いポケモン達でな」
ワタル「カイリュー!ガブリアス!ボーマンダ!イブキに見せつけてやるのだ!!」
イブキ「私に力を貸してくれ!ラティアス!ラティオス!キュレム!」
二階
ゴールド「やっぱり貴女もでしたか」
アカネ「ここで退いてくれたら嬉しいんやけど……そうはいかないん?」
ミツル「ボクがお姉さんの相手をします!」
ルビー「ミツルだけじゃ心配だから俺も彼女の相手をするわ」
ゴールド「よろしく!」
グリーン「行こうか」
アカネ「……アイドル虐めたらあかんで!!」
89:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:22:15.95 ID:qgQvSbKAo
ルビー「どんなにアイドルに貢いでも握手しかさせてくれないなんて悲しいわっ!!!」
アカネ「頼んだで!レジギガス!!ケッキング!」
ルビー「特性が雑魚の2人じゃないっすかwwww」
ミツル「舐めてかかっちゃダメですよ」
アカネ「言っとくがスキルワップで2体ともデメリッ特性解除済みや」
ルビー「何!?」
ミツル「だから舐めてかかっちゃダメですって!!」
アカネ「悪いけどあんたらはここでさよならや。ケッキング!レジギガス!!」
ミツル「サーナイトじゃだめかも!」
「インファイト!」
ルビー「!?」
ミツル「?」
「悪い遅くなった。パールから聞いたよな?四天王オーバだ」
ルビー「おお!」
オーバ「嬢ちゃんの相手に俺も入ろう」
アカネ「卑怯者!!1人対3人やて!!」
ルビー「伝説使ってるやつに言われたかねーよ!!」
90:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:22:48.35 ID:qgQvSbKAo
三階
ゴールド「今回はここなんですか」
シロナ「あら?今回は大勢じゃない」
ゴールド「悪いですけど今回で終止符を打ちますよ」
シロナ「やってみなさい!パルキア、ギラティナ、ディアルガ、アルセウス」
N「ボクが一体相手するよ。ゼクロム!」
チェレン「じゃあ僕たちもここだな」
ベル「レシラーム!」
ミクリ「ボクも伝説ポケモンを倒すために頑張るよ」
ブラック「じゃあ俺が最後の一体を相手する」
シロナ「…………」
ダイゴ「行こうか」
ゴールド「……」
91:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:23:47.79 ID:qgQvSbKAo
四階
ミカン「シャキーン!鋼使いのミカン、参上!」
ゴールド「……」
ミカン「あぅっ……」ササッ
カスミ「あんたたち許さないわよ」ギリッ
パール「理不尽すね」
ダイゴ「ボクが行くよ!鋼タイプの使い方を正しく教えてあげよう」
ゴールド「1人で?」
ダイゴ「大丈夫だ……いや、誰か競泳水着の彼女の相手をお願いしたい」
パール「俺が行きます。タイマンなら負けない気がします。それにヒビキ曰くカスミさんがカイオーガ持っているなら俺も珍しいポケモン借りてきたんで出しちゃいますよ?」
ゴールド「ゴールドと呼べ!」
ミカン「鋼使い最強はレッドさんが認めてくれた私です!レジスチル!ヒードラン!!」
ダイゴ「伝説に頼るな!!デコ!!!」
ミカン「デコって言うな!!」
92:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:24:21.66 ID:qgQvSbKAo
ゴヨウ「行きましょう」
カスミ「カイオーガ!」
パール「行け!借りてきたグラードン!」
カスミ「ハイドロポンプ」
カイオーガ「死ね」
グラードン「ぎゃああああああああああああ」
ダイゴ「おいパール君!!」
パール「嘘だろぉ!?」
「エレキブル、かみなりパンチだ!」
エレキブル「セイヤァアアアア!!」
カイオーガ「いって」
「やあパール君。オーバに呼ばれて仕方がなく来たらこんなに強いやつ戦えるなんて……ありがとう」
パール「あ、デンジさん……」
ダイゴ「じゃあ水着の彼女は2人で頼む」
パール「任せてください!」
デンジ「頑張ろうな」
カスミ「反則じゃない!!援軍なんて!」
93:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:24:52.29 ID:qgQvSbKAo
五階
ナツメ「……そこのサングラスの人がジャミングしていたのね?」
ゴヨウ「これはこれはバレてしまいましたか」
ナツメ「悪いんだけど死んでもらうわ」
ゴヨウ「ではここは任せてください」
マツバ「僕もここに入らせてよ」
ゴヨウ「そうですか。では共に頑張りましょう」
マツバ「さあ、ゴールド君に譲ってもらったコイツで勝利をつかむ。ホウオウ!」
ナツメ「……ミュウ、ミュウツー。行きなさい」
六階
カトレア「困ったわね。こんなに大勢来るなんて思ってなかったわ」
ジュン「俺に任せろ」
グリーン「頼んだ」
ジュン「え?」
カトレア「あら?貴方……クロツグさんの息子さんかしら?」
ジュン「だからって負けねーから!!」
カトレア「クロツグさんは元気かしら?」
ジュン「!」
94:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:25:49.92 ID:qgQvSbKAo
七階
エリカ「……」
ゴールド「……レッドテメー…」
レッド「……」
グリーン「さあて、覚悟は出来ているな」
レッド「!」ビクッササッ
エリカ「…………」ギリッ
トウコ「3対2。一見有利に見えるけど……何かありそうだよね」
エリカ「レッドさんは出なくても私が皆さんの相手をします!!」
グリーン「エリカもこんな男のために頑張るなんて……エリカは俺が相手をする。ヒビキ達はレッドを頼む!」
ゴールド「お任せください!レッド覚悟!!いっけぇ!さっき進化したゴローニャ!」
95:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:27:03.41 ID:qgQvSbKAo
だが、俺のゴローニャはレッドのピカチュウのアイアンテールによって瞬殺された。
そのままレッドのピカチュウはスピードを上げトウコのミミロップの攻撃も避ける。反撃にボルテッカーを与えミミロップを沈めた。
伝説じゃなくても普通に強い。これが最強トレーナーの実力。しかも恐怖は更に続いた。
レッドはピカチュウを戻した。
ゴールド「御三家だと……!?」
トウコ「むっ無理だ。一体ならまだしもあの三対同時は私等じゃ無理だって……」
グリーン「俺が行くまでせめて耐えててくれ!!」
グリーンさんはそう言うがエリカのポケモンも強い。
さすがレッドの元で鍛えたのか火事場の馬鹿力なのか互角だ。弱点の多い草タイプを技で上手くその弱点をカバーしている。おまけにエリカ自身も何かにおびえるレッドを守っていた。
数だけならまだ有利。
実力では圧倒的不利。
また失敗するのか。また過去に戻ってやり直すのか。でも次はこう上手くは行かない。絶対に歯車のどこかが狂っているに違いない。今この時間でも少しずつ繰り始めているかもしれない。
それでももう負けるわけにはいかない。このループから抜け出すにはここで勝つしかないから……。ルビーにパールにブラックにトウコ。全員を死なせないために俺は最強に立ち向かった。
96:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:27:36.17 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「ゲンガー、フーディン、カイリキー!行くんだ!!!」
レッド「…………」
ゴールド「フーディンはフシギバナにサイコキネシス。ゲンガーはカメックスに10万ボルトでカイリキーはリザードンにストーンエッジだ!!!そしてトウコは俺のポケモン達のサポートをしてくれ!!」
トウコ「わかった!じゃあグレイシアがバリアーでサーナイトがひかりのかべ!残ったドレディアがレッドにダイレクトアタック!!」
流石に6体のポケモン相手だとレッドであろうともどのポケモンかわからないが見逃すだろう。そしてフーディンはフシギバナの相手をカイリキーはカメックスの相手、ゲンガーはリザードンを引き付け、グレイシアとサーナイトの補助のお蔭でダメージも半減化し、残ったドレディアはレッドに近くまで突っ込んだ。距離は大体3メートル。その距離からドレディアはリーフストームを放った。
勝った!俺は確信した。
でも甘かった。
「ヘルガー!火炎放射!!」
トウコ「ああ!ドレディア!!!」
ゴールド「お前は悪女カリン!!」
カリン「せめて悪タイプ女にしてくれ」
97:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:28:43.51 ID:qgQvSbKAo
カリンのヘルガーの火炎放射によってドレディアのリーフストームごと燃やした。あっけなくドレディアは倒れた。
更に悪女はブラッキーにマニューラを出し、トウコのグレイシアとサーナイトを倒した後すぐにレッドのフォローに回った。有利から一転して絶体絶命になった。
それでも俺達は退くわけにはいかない。それにエリカがもうすぐ負ける。そうすればグリーンさんが来て再びどんでん返しを食らわせられる。それまで耐えれば再び勝機が戻って来る。
ゴールド「トウコ、なんとか耐えるぞ!そうすればグリーンさんが来てくれる!!」
トウコ「わかったけど私もほとんどポケモンいないよ……」
ゴールド「なら俺の後ろにいて!危ないから」
トウコ「わかった。じゃあトゲキッス!波動弾でヘルガーを倒して!!」ササッ
ゴールド「お前達は突っ込んでろ!!!」
それでもやはり最強のトレーナーは強さが俺のポケモンの次元を超えていた。どんなに弱点を突いても耐えた。見た感じはボロボロな気がするがそれでも反撃は出来るくらいの余力で俺のポケモンに仕掛けてきた。
リザードンのエアスラッシュでカイリキーはやられた。眠り粉で眠らされたフーディンは何も出来ないままヘドロ爆弾でフシギバナに倒され、脅威の威力を誇ったハイドロカノンに瀕死になるゲンガー。
俺はオーダイルを出すがフシギバナとリザードンのダブル攻撃で為すすべもなく沈んだ。
俺のポケモンはトウコと同じく1匹になった。そのトウコもカリンの猛攻でさっき沈んだ。
レッド「…………」
カリン「はい、大将がやられたのでこっちの勝ちで良いのかしら?」
98:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:30:42.45 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「くっ!」
トウコ「ごめん」
ゴールド「……力を貸してくれ!セレビィ!!」
俺はレッドに目掛けてセレビィの入ったボールを投げた。
ガンッ
レッド「…………」
バタリ
レッドは倒れた。
ゴールド「え」
トウコ「え」
カリン「え?」
セレビィ「びぃびぃ!!」
エリカ「レッドさん!!」
99:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:31:55.73 ID:qgQvSbKAo
エリカがレッドを抱き起す。どうやらグリーンさんが倒したらしくポケモンを守らせようとしていなかった。それと同時にどんどん変化が現れた。
アカネ「すまん。負けてもうたーってここもか」
カスミ「私もー」
ミカン「申し訳ありません」
次々にレッドハーレム一員が敗走したかのように逃げてきた。その後を追うかのように倒した仲間が来た。しかも見ると全員が勝利したみたいだった。もしかしてセレビィがやったことなのか。
呆然と俺の周りを飛び回るセレビィ。ハーレム一員はレッドを守ろうと彼を囲う。更にその後ろから守る彼のポケモン達。だが、勝負は着いたみたいだ。しかし羨ましい。
ワタルが代表して最初に彼女たちに問いただした。
ワタル「キミ達にはここから出て行ってもらう。もちろんジムリーダーの資格も剥奪。特にチャンピオンのシロナ君はもうここには来ないでくれたまえ」
シロナ「はいはい。だーれが来るか。こんなとこ」
ゴヨウ「シンオウのチャンピオンも剥奪させていただきます」
シロナ「結構結構」
ゴールド「何でこんなハーレムを作ったんだ!?」
100:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:32:37.16 ID:qgQvSbKAo
エリカ「それは私が答えますわ。実はレッドさん……重度の女たらしなんです。ですからそれを阻止しようと私頑張ったのですがレッドさんはどんどんフラグを乱立してしまいいつの間にかこんなハーレムに……ですからみなさんにはこれ以上迷惑かけないために私がレッドさんを教育し直しますわ。ですから私がレッドさんをひきとります」
ナツメ「それは出来ないわ。お嬢様こそこんな女たらしを相手にしたらどんどん落ちぶれてしまう。だから私がレッドの世話をする」
カスミ「ダメ!エスパー女に頼るともっとレッドは悪くなるわ。だから私がみる」
ミカン「それはダメです!それこそ私がみるべきです!!!」
シロナ「子供は寝てな。レッドの面倒ならアタシが一番適してる。なんたってレッドは年上が大好きだから!」
カトレア「うっさいBBA!アンタは歳とり過ぎなのよ!!ここはお嬢様のアタクシが見た方が良いのよ。エリカのお嬢様よりももっと優雅に面倒見れるわ」
アカネ「強引はアカン!自由こそ良い再教育が出来るだからアタシがレッドの面倒みる」
カリン「……まあこんな感じ。結局誰もレッドを譲る気ないからみんなレッドにしたわけ」
ルビー「それなんてエロゲ?」
ダイゴ「僕もハーレム作るか」
グリーン「だからあれほど女は止めろと言ったんだ!」
オーバ「くぅー羨ましい!!」
101:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:33:20.73 ID:qgQvSbKAo
ワタル「で、こんな城を作ったのか」
イブキ「大丈夫だ兄貴。一晩で移動させるよ」
ワタル「とりあえず、即刻ここから立ち去れよ」
エリカ「はいはい。わかりましたよ。じゃあ、みなさん寝てください」
カリン「ダークライ、催眠術。アンズもお願いな」
そうカリンが言った時何者かに首筋を叩かれて俺の意識は切れた。
ほんとうにあっさりした終わり方だった。
それでも未来を変えることが出来たから良かったのかもしれない。
目が覚めると土曜日の朝。我が城の2階でルビー、パール、ブラックと雑魚寝していた。一階に降りるとカーチャンとトウコが寝ていた。
そのまま外に行って、ポケモンリーグに行ってみた。本当にレッドの城がなくなっていたし、ちゃんとポケモンリーグだけが建っていた。施設に入ってワタルさんにあの後のことを色々聞いた。
ジムリーダーは全員、ジム内の一番強いジムトレーナーが選出された。それでもジムトレーナーの希望でジムリーダーはたまーにジムに帰っているらしい。
四天王も色々変わった。再びカンナさんという氷使いの元四天王が戻ってきたという。
チャンピオンのシロナのいたシンオウリーグはゴヨウさんがチャンピオンの座を引き継いだ。代わりにジュンがどこかしら強いトレーナーを推薦しそいつが四天王になった。どこかオーバさんに似ているとのこと。
城は発見されたが行く必要もないし行きたくもないので聞かなかった。
ちなみにだが、三人が最初の頃に掘られた連中はみんな元に戻ったらしい。しかし、元があっち系だったというオチ付きだった。
102:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:34:06.15 ID:qgQvSbKAo
それからの話としてはレッドハーレムの一角だったシロナの残した遺産一夫多妻制は未だに直ってないらしい。
ワタルさんは別にどうでも良い事なのか突っ込んでない。寧ろイッシュ地方から強力なドラゴンポケモンを見つけて喜んで育てているようだ。
ダイゴさんはハーレムに失敗して振られたらしい。メシウマ。
ミクリさんはNとすごく仲良くなってちょくちょくイッシュに遊び行っているらしい。そこでチェレンやベルとあっているとか。逆にマツバさんはシンオウの連中と仲が良くなったらしく遊びに行ったり来たりと楽しんでいた。変わったことはないが、強いて言うならチャンピオン防衛が毎回辛いとゴヨウさんは話していた。
そして我が組織は相変わらずゲーム大会やだらだら過ごしたりと相変わらず無駄な日々を送っていた。たまにダイゴさんやミクリさんが遊びに来る。大きく変わったことは一個だけ。
ゴールド「トウコ、俺と付き合ってくれ!!」
トウコ「良いよ」
ゴールド「え?」
トウコ「良いよって言ってるんだろうが!!!」ガンッ
ゴールド「ぐえ!」
トウコと付き合いだしたことくらい。もちろん、俺は三人に罵倒を喰らったがトウコがいるから毎回あんましダメージがない。寧ろレッドが女たらしになるのもわかる気がした。
それでもなんだかんだで三人は俺達を応援してくれるところが嬉しかった。
普段は5人で馬鹿やって夕方からはトウコとデートみたいなことして幸せだ。
103:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:35:25.16 ID:qgQvSbKAo
ゴールド「おーい!」
トウコ「ごめんごめん」
ゴールド「じゃあ行こっか」
トウコ「うん!」
セレビィ「びぃ!」
レッドハーレムを殲滅?させたり、トウコと付き合ったりできたのはどれもこれもセレビィのお蔭かもしれない。もしかしたらこれで作戦が終了なのか。まだトウコとゴールインするまでが作戦なのかわからないけど一先ず作戦は終わりにしようと思う。
作戦名【ファイナル・ミラ・エンワルツ・ワールド】
作戦終了
↓以下後のハーレムレッドの話
104:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:36:10.29 ID:qgQvSbKAo
ポケモンリーグ
ワタル「強くなったね」
シルバー「もっと強い奴と戦いたい。ここじゃ物足りない」
コトネ「さっすがシルバー!」
ワタル「ギリギリじゃないか」
シルバー「でも勝ちは勝ち。だろ?」
ワタル「…………ならシロガネ山に行くと本当に強いトレーナーと戦える。これが紹介状だ」
シルバー「そうか」
コトネ「シルバー頑張れ!!」
シロガネ山頂上
シルバー「……なんだこれは?」
コトネ「そういえばポケモンリーグに依然こんなのあった気がする」
シルバー「へぇ……弱い奴等自称強いと言ってがつるんでるのか」
105:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:37:09.21 ID:qgQvSbKAo
レッドハーレム城・一階
イブキ「ん?……あんたか」
シルバー「俺と勝負しろ」
イブキ「紹介状はあるみたいだし……どうする?一番強い奴と戦う?それとも私から倒してく?…………あれ?お出掛け?」
シロナ「あ、挑戦者だ。珍しい。ちょっとレッドと買い出し行ってくる。今日はレッドの誕生日だし」
レッド「……」キリッ
コトネ「!!」ドキンッ
シロナ「こらっ!今はアタシだけを見るって約束したでしょ」メッ
レッド「…………」コクッ
イブキ「レッドと!?羨ましい。なんで今日に限って私がここの門番なんだ……」ズーン
シロナ「頑張ってちょうだい。どこ行きましょうか?」
106:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:37:42.83 ID:qgQvSbKAo
イブキ「やる気なくなった。…………で、どうする?やるの?私はすっごくやりたくないんだけど……」
シルバー「舐めやがって」
イブキ「はいはい。兄貴倒したならそこそこ戦えると祈ってるよ」
シルバー「クロバット!お前の強さを見せてやれ!!」
コトネ「頑張れー……」ボー
イブキ「ラティアス」
最上階
カリン「珍しく下が騒がしいけど……」
カトレア「挑戦者が来たの。珍しく」
カリン「へー。しかし、悔しいな。みんなジムに帰ってプレゼント作りに夢中なのに私等はここで飾り付けかよ」
カトレア「縁の下の力持ち。もしかしたらキス……いやそれ以上行ける!」
カリン「なるほどね」
107:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:38:17.51 ID:qgQvSbKAo
一階
シルバー「なん……だと……!!!」
イブキ「はい、おしまい。戻って良いよ、ラティアス」
コトネ「さっきのがレッドさん?」
イブキ「…………そうだけど」
コトネ「わっ私もここの一員になりたいです!!」
シルバー「コトネ!?」
イブキ「えー。またレッドフラグ立てたのか……面接やるよ。あんたは出直してきな。まったねー」バタン
シルバー「…………レッドに俺のコトネを奪われた…」
END
108:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:38:51.76 ID:qgQvSbKAo
読んでくれた人ありがとう。
109:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 01:44:57.83 ID:3jWO6Tuko
乙 111:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2011/11/11(金) 07:29:10.32 ID:AnRuYANIO
乙でした
レッドさんにはとんでもない黒幕がいるかと思ったがそんな事はなかったぜ 112:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2011/11/11(金) 17:41:53.34 ID:6Zvqo5mx0
レッド主役以外のssをはじめて見た
めちゃくちゃ面白かった
金銀の主役って16のジム攻略、レッド倒して、リメイクではほとんどの伝説にあってるし実質最強だよね
あとちょくちょくライダーのネタ入ってたなww 113:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方):2011/11/12(土) 23:57:51.25 ID:bqSpePtI0
でもゴールドよりレッドのほうが人気だよね
正直レッド最強のほうが俺は好き
てか山に困らないほうが絶対強くなってたよね 114:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りしす(関西地方):2011/11/13(日) 02:06:19.33 ID:qC6xa/Dv0
金銀が初ポケだからレッドより愛着あるな>金銀主
ゴールド隠しボスとかで出てくれないかなあ
欲を言えば手持ち全部90台とかで 115:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県):2011/11/14(月) 21:57:07.44 ID:GoFPXcnY0
確かに、過去の主人公と戦えるシステムとか欲しいな
金銀で出てくるレッドみたいに、御三家+イベント入手ポケモンで
ゴールドは御三家+ウソッキーとか……えーっと……あれ、あんまり嬉しくないぞ
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