前→
あかり「だ、誰ですか?」DIO「………」
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:21:08.39 ID:V8ZRttWeO
DIO「………………」
あかり「どうですか………………?」
DIO「………アカリ………もしかしたら、その車の運転手は『スタンド使い』かもしれない」
あかり「!!………やっぱり………」
DIO「となると少々厄介だな、スタンドはスタンド使いにしか見えないから、犯罪にはもってこいの代物なのだからな………」
あかり「でも、車で轢いたんですよ?証拠だって残るし、ナンバー見られたら終わりじゃないですか」
DIO「そこらへんはわからない、犯人の趣向なのかもしれん」
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:23:22.03 ID:V8ZRttWeO
あかり「趣向………?まだお遊びってことですか?」
DIO「かもしれん、しかし………君がスタンド使いだと分かった今、殺すなら本気で来るだろう」
あかり「………………」
DIO「………スタンド使いはスタンド使いと引かれあうか………」
あかり「………え?何ですか?」
DIO「いや、なんでもない………」
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:26:04.22 ID:V8ZRttWeO
あかり「犯人がスタンド使いだとしたら………」
あかり「あかりが、闘わなくちゃいけない」
DIO「………そうだな、対抗できるのはアカリか」
DIO「私………この二人だけだな」
あかり「あかりは………みんなを守りたい」
DIO「そうか………」
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:27:24.43 ID:V8ZRttWeO
タタタタタタタタッ
バァンッ!
結衣「あかりッ!ここにいたかッ!!」
あかり「結衣ちゃん………?」
結衣「お………落ち着いて聞いてくれ………って、これ言うの今日で二回目だな………」
あかり「………まさか………」
結衣「………ちなつちゃんが………」
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:29:35.31 ID:V8ZRttWeO
――時 あかりが娯楽部に向かって後
ちなつ「マジかよ………」ブツブツ
ちなつ「私………あかりちゃんより目立ってないなんてェーーーッ!」
ちなつ「ショックだッ!チーナはみんなのアイドルキャラだったはずなのにッ!!」
ちなつ「な~んか最近良くないことが起こるなぁ………」
ちなつ「………京子先輩、大丈夫かな………」
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:31:15.21 ID:V8ZRttWeO
ちなつ「轢き逃げだって言ってたよね………」
ちなつ「犯人、捕まるといいなぁ」
ちなつ「案外………近くにいたりして」
フワァーーッ
ちなつ「なんちゃって………そんな怖いこと考えるのはよそう」
すいぃーッ
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:33:55.06 ID:V8ZRttWeO
モブA「ね、ねぇ………あれ………」
モブB「み、見間違いじゃあないよね………」
モブA「な………『ナイフが』」
スィィィーーーッ
ちなつ「あかりちゃんと結衣先輩も………大丈夫だよね、うん!元気だそう!」
モブB「『浮いてる』ッ!?」
ちなつ「ファイトッ、チー」
ザクゥッ
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:35:37.99 ID:V8ZRttWeO
ちなつ「ナァぁぁぁぁああああッ!!!!?」
モブA「うっ、うああああああああああッ!!?」
モブB「さ、刺されたッ!!女の子がッ!!」
ちなつ「い………いつ………?」
ちなつ「私………誰に………刺されたの?………」ガクゥッ
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:37:38.00 ID:mWERF+dq0
チィぃィィイィィイナァアアァァァァァアァア!
464:すんません敵もオリジナルスタンドです:2011/10/06(木) 01:38:57.39 ID:V8ZRttWeO
――病院
あかり「ちなつちゃんッ!!」
医者「落ち着いてください、今手術が終わりました」
結衣「ち、ちなつちゃんはッ!?」
医者「どうか落ち着いて、命に別状はありません、どうかご安心を」
あかり「命に別状はない………」
結衣「す、少しはほっとした………」
医者「ただしばらく入院が必要ですね」
465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:41:07.05 ID:V8ZRttWeO
医者「すみませんが、関係者以外はお帰り願います」
あかり「えっ」
結衣「私たちは関係者じゃないのかよ!」
医者「落ち着いてください、患者の容体が落ち着いたら、面会も許可しますから」
あかり「………」
結衣「くそ、仕方ないのか………!」
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:42:36.32 ID:V8ZRttWeO
――病院 外
あかり「ちなつちゃん………」
結衣「あかり………落ち込むな、仕方がなかったんだ」
あかり「ううん………あかりが傍にいれば………」
結衣「あかり、気にするな!今朝あかりが私に言ったように、ちなつちゃんも気にしてないよ」
あかり「うん………」
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:45:43.58 ID:V8ZRttWeO
あかり「………………」
結衣「あかり……落ち込むな」
あかり「うん………でも、ひとつ気になるんだ」
結衣「え?」
あかり「京子ちゃんは、瀕死の重症を負わされたのに、ちなつちゃんは命に別状はないくらいのケガなのは何故なんだろう」
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:00:21.28 ID:V8ZRttWeO
結衣「え………?」
あかり「こんな違い、同一犯なら………こんな違いを出すだろうか」
結衣「な、なんの話をしてるんだ?あかり………」
あかり「結衣ちゃん………あかりは今、恐ろしい『予測』をたてている」
結衣「………」
あかり「もしかしたら………犯人は………」
あかり「『人がたくさんいる学校で殺す』のを避け、『関係者以外立ち入り禁止で人の少ない病院』で、今ッ!ちなつちゃんを殺そうとしてるのではないのだろうかッ!?」
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:02:00.76 ID:V8ZRttWeO
結衣「………もし………その予測が当たっていたなら………」
あかり「あかり達は今すぐ病院に戻るべきだ」
結衣「戻ろうッ!」
あかり「さすが、即答だねッ!!」
ダダダダダダダッ
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:04:17.06 ID:V8ZRttWeO
――病院
コツーン コツーン
看護師「もしもし、吉川ちなつさんのお母様ですか?そちらの娘さんが今………」
コツーン コツーン
看護師「あら?今誰か………いえ、あの………」
看護師(もしかしたらお父様かしら、ならいいけど)
コツーン コツーン
507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:06:27.75 ID:V8ZRttWeO
『503 吉川 ちなつ』
コツーン………
?「………………」
スッ
?「………………」
あかり「おじさん、何をしようとしてるの?」
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:08:19.30 ID:V8ZRttWeO
結衣「ハァーッ!ハァーッ!まさか………そいつが犯人………!?」
?「………」
あかり「ねぇ答えてよ、あなた………ここで何をしようとしていたの?」
?「………見舞い………だ………」
あかり「見舞い?この部屋は今関係者以外は立ち入り禁止だよ」
?「………部屋を、間違えたんだ………」
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:11:02.58 ID:V8ZRttWeO
あかり「部屋を間違えた?おじさん嘘を言っちゃいけないよ………」
?「………………」
あかり「この部屋……電気がついてないんだよ、ちなつちゃんが寝てるからなのか、今来たばかりだからなのかは知らないけど」
あかり「他の病室には電気がついてるのに、わざわざついてない方に間違える?」
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:13:55.25 ID:V8ZRttWeO
?「………………」
あかり(電気がついてないおかげで、こっちも犯人の顔がよく見えないのがもどかしいが)
あかり「あなたが犯人ですね……京子ちゃんを轢き逃げして、ちなつちゃんを刺した犯人………………」
?「………………」
あかり「もう逃げられませんよ」
?「!」ダッ
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:17:27.92 ID:V8ZRttWeO
あかり「っ!!」
?「………」ダダダダダッ
ドンッ!!
?「――――ッ!?」
あかり「だから逃がさないって………今、あなたはドアに激突したんですよ」
?「………!?」
あかり「開いているのに?と考えてるんでしょ?『開いてない』んだよ………実際には」
あかり(あかりはこの病室のドアの『存在感』を消した)
あかり(そのおかげで、閉まっているのに開いているように見えてしまっているんだ)
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:20:03.89 ID:V8ZRttWeO
あかり「さぁ………逃しませんよ………!顔を見てやるッ!!」バッ
?「………!」
スラァッ!
あかり「ナイフか!!ちなつちゃんに止めを刺すために持っていたナイフだな!」
あかり「そしてそのナイフが、お前が犯人だと言うことを物語っているぞッ!!」
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:21:44.32 ID:MeFQ/rPZ0
ジェイルハウスロックみたいな強さだな
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:21:53.17 ID:V8ZRttWeO
?「………………」ニヤリ
あかり「………………!」
あかり(笑った………?)
ズゥラァッ!
あかり「なっ!!まだナイフを隠し持っていたのかッ!?」
?「………」スッ
あかり「あ、あれは………『あかりの制服のボタン』………?」
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:23:49.08 ID:V8ZRttWeO
?「………」スッ
クンクン
あかり「………?」
クンクン クンクン
あかり「なんだ………?何かの『鼻息』?」
クンクン クンクン クンクゥゥゥーーーッン
あかり「あ………ああッ!?あああッ!」
ナイフ『クンクン』
あかり「『ナイフにあかりのボタンの匂いを嗅がせている』ッ!?」
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:25:39.35 ID:V8ZRttWeO
あかり(いつの間にあかりの制服のボタンが取られたのかも不思議だが)
あかり(それ以上にッ!これはそれ以上に『奇妙』だぞッ!?)
?「………」スッ
あかり「うっ!」
?「………!」ビシュッ!
あかり「投げてきたッ!『スケルトンズ』、防いでッ!!」
531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:26:21.38 ID:a8Z2HvA2Q
クンカクンカ
スーハー…スーハー…
532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:27:26.83 ID:V8ZRttWeO
あかり『AKARYYYYYYYYAAAAAAAAAAッ!!』バシバシバシバシッ
?「………………」ガラッ
あかり「ハッ!待てッ!逃がすかッ!!」
?「………」
結衣「お、おい!待てあんた!!」
?「………………」ドンッ
結衣「うわっ!」ズサァッ
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:28:47.89 ID:V8ZRttWeO
あかり「結衣ちゃんッ!!」
結衣「す………すまんあかり………逃してしまった………!」
あかり「くそっ………!」
フワッ
あかり「え?」
フワッ フワァーーッ
あかり「ば………バカな………『落としたはずのナイフ』が………」
536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:30:47.22 ID:V8ZRttWeO
ビュンッ
あかり「『再び襲ってくる』ッ!!『スケルトンズ』ッ!!」
あかり『AKKARYYYYYYYYYN!!』バシバシバシバシィッ
フワッ
あかり「だ………ダメだ!このナイフ………あかりを『刺すまで追尾してくる』つもりだッ!」
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:33:38.58 ID:V8ZRttWeO
あかり『HAAAAAAAAAIIIYYYYYYYYYYッ!!!!』バシバシィッ
あかり「どっ、どうするッ!?キリがないぞ………!」
あかり「くっ!」ダッ
ビュン ビュンッ
あかり「追ってくるかッ!だが」
バァンッ
あかり「ドアでガードするッ!これでどうだッ!?」
540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:35:53.81 ID:V8ZRttWeO
ザクザクザクゥゥゥゥッ!!
あかり「やったか!?」
バリバリバリバリ………
ズバァッ!!
あかり「ゲーッ!!なんて力だッ!!『ドアを突き破って来やがった』ッ!!!!」
ビュンビュンドビュンッ
542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:38:37.99 ID:V8ZRttWeO
あかり「うわぁぁぁぁぁぁぁッ!!『スケルトンズ』ッ!!」
あかり『AAAAAAKARYYYYYYYYYYYYYYY!!!!』バシバシバッシィッ
カランカラン
あかり「ハァーッ、ハァー!」
結衣「あかりッ!!」
あかり「ゆ、結衣ちゃんッ!」
結衣「こいつッ!!あかりをいじめるなッ!!」ガシッ
あかり「結衣ちゃんッ!危ないよッ!!」
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:40:33.37 ID:V8ZRttWeO
シィィィーーーーーン
あかり「………!?」
結衣「と………止まった」
あかり「な………何故………」
ビュンッ!
あかり『AKARYYッ!』バシンッ
あかり「結衣ちゃん!そのナイフに触って!」
結衣「お、おうっ!」ピトッ
シィィィーーーーーン
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:43:51.33 ID:V8ZRttWeO
結衣「と………止まった!」
あかり(もしかして………『匂い』か?あかりの匂いを嗅いで襲ってくるなら)
あかり(別の匂いをつけたなら、もう襲ってくることはなくなる………?)
結衣「あかりっ!残りのナイフも私が触ってやるからッ!その訳の分からない力で落とせッ!」
あかり「うっ、うん」
あかり『YURUYURYYYYYYYYYYッ!!』バッシィンッ
結衣「うおおおッ!」ピト ピトッ
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:45:55.07 ID:V8ZRttWeO
あかり「ハァー………ハァーッ」
結衣「ぜ………全部、触ったぞ………」
あかり「助かったよ………結衣ちゃん………」
結衣「そんなことより………」
あかり「うん………………」
結衣「あいつが………犯人なんだな………」
あかり「顔、見えた?」
結衣「いや………」
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:47:54.45 ID:V8ZRttWeO
あかり「そうか………!?」
結衣「どうした………あかり」
あかり「結衣ちゃん………『ボタン』が取れてる………?」
結衣「………あ、ホントだ、いつの間に………」
あかり(あの時だ、犯人が逃げていく時に、結衣ちゃんとぶつかった、あの時だ)
あかり(まさか………次のターゲットは………『結衣ちゃん』――――?)
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:49:49.59 ID:V8ZRttWeO
?「………………」
?「………!」
?「逃したか………まぁ良い」
?「我が『ハウンド・ドッグ』は貴様ら逃がさない、『匂い』は既に手に入れた」
?「じわりじわりと………追い詰めてやるさ………」
?「くくくくく………………」
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 02:54:38.59 ID:V8ZRttWeO
――To be continued…
スタンド名―『ハウンド・ドッグ』
本体―不明
パワー―物による
スピード―A
射程距離―C(50mほど)
持続力―A
精密動作性―D
成長性―C
『能力』
『物体』を『犬』にするスタンド
ターゲットの『匂い』を『犬』にするものに嗅がせることによって、ターゲットを追尾する
『犬』になった物は、確実にターゲットを追尾し破壊する
しかしターゲット以外の匂いをつけられるとスタンド能力は解除される
ナイフのような小物なら、複数を犬にできるが、車のような大型のものは一つしか犬にできない
564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 03:00:52.91 ID:ZdQeYzw40
チューブラー・ベルズみたいだな
608:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 08:43:22.03 ID:iMuW1HnR0
609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 08:45:56.36 ID:DkFD2Xw00
>>608
これは評価せざるを得ない
610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 08:50:07.70 ID:g06uJwaE0
>>608上手いwwwww
612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 09:14:04.58 ID:Oa2Iop9i0
>>608
あら可愛い
680:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 15:52:11.57 ID:V8ZRttWeO
――翌日 娯楽部
DIO「………そんなことがあったのか」
あかり「はい」
DIO「ふむ………その話からすると、相手は『遠隔自動操縦型』のスタンドかもしれんな」
あかり「遠隔………?」
DIO「遠隔自動操縦型スタンドだ」
あかり「それは………?」
684:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 15:57:03.78 ID:V8ZRttWeO
DIO「遠隔自動操縦とは、名の通り遠いところからでもスタンドを動かせ、自動的に相手を追尾するスタンドだ」
DIO「アカリ、君のスタンドは君から5mが射程距離だ、君のスタンドは『近距離パワー型』と言う、私の『世界』もこの型に当てはまる」
あかり「………?」
DIO「もう少し詳しく話をしよう」
685:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:00:57.05 ID:V8ZRttWeO
DIO「つまるところ、スタンドとは『本体』の『精神のエネルギー』なんだ、それが形を作り『像(ヴィジョン)』として君の傍らに現れ立つ」
DIO「こいつがパンチを繰り出せば、ものを破壊できたりする………が、スタンドはスタンド使いにしか見えないから、見えない奴から見たら怪奇現象にしか思えないな」
あかり「………」
DIO「少し話がずれたかな、スタンドとは『精神のエネルギーが形作ったもの』、というところまでは理解できたかな」
あかり「あ………はい、それは分かりました」
688:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:03:53.01 ID:V8ZRttWeO
DIO「では次だ、スタンドにはスタンドの『ルール』が存在する」
あかり「ルール?」
DIO「先ほども言った通り、①、スタンドはスタンド使いにしか見えない」
DIO「②、スタンドと本体は精神で繋がっており、スタンドが傷つくと本体も傷つき、本体が傷つくとスタンドも傷つく、故にスタンドが破壊されると本体は死ぬ」
DIO「そして大事なのは③だ、スタンドの強さは『距離に比例する』」
689:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:06:59.25 ID:V8ZRttWeO
あかり「距離に比例するということは………スタンドと本体の距離が近ければ近いほど」
DIO「強さが増す」
あかり「じゃあ、さっき言った遠隔自動操縦は相当弱いんじゃ」
DIO「そこなんだアカリ、そこ………こいつだけは『例外』なんだ」
あかり「例外?」
DIO「遠隔自動操縦型スタンドは、本体との距離がどれほど離れていようと『強さが変わらず、一定の強さを保ちながら』攻撃してくるんだ」
あかり「え………!?」
691:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:09:33.09 ID:V8ZRttWeO
DIO「遠隔自動操縦はとても厄介なスタンドだ、追尾型ならなおさらな」
DIO「何せ本体を叩くしかないんだからな………とても厄介だ、まぁ我が『世界(ザ・ワールド)』の前には等しく敵など存在せんのだがな」
あかり「本体を叩くしかないって………『遠隔』だったら、見つけにくいんじゃ」
DIO「だから厄介なんだよ」
693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:12:24.84 ID:V8ZRttWeO
あかり「うう………どうすればいいんだ………」
結衣「さっきからこの場にいましたがさっぱり話がわかりません、みなさんお元気でしょうか、私が船見結衣です」
DIO「唯一の手がかりと言えば、このナイフと………君たちは犯人の姿を見たのだろう?教えてくれないか?」
あかり「見たと言っても、顔は見えなかったから………そうですね、背丈はDIOさんに近かったです」
結衣「後は………そうだ、何となく………『雰囲気がDIOさんに似てた』気がします」
697:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:18:15.25 ID:V8ZRttWeO
DIO「私に?」
結衣「何となく………でしたが」
DIO「………」
あかり「それより、あかりと結衣ちゃんは敵に『匂い』を手に入れられてしまった………」
あかり「もう、いつ狙われてもおかしくないよ………」
DIO「ふむ………チナツの止めをまだ刺していないようだから、チナツから先に止めを刺すという可能性もあるな」
702:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:21:21.19 ID:V8ZRttWeO
あかり「どうしよう………」
結衣「あかり落ち着け、一人にならなければいい、複数相手なら犯人も………」
DIO「君にはよくわからないだろうが、二人になったところで敵はそうひるまないぞ」
結衣「え」
DIO「スタンド使いなら、一般人が何人いようと道路に転がる犬のクソのようなものだからな」
DIO「猿(モンキー)が人間に勝てないのと同じだよ」
703:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:25:49.66 ID:V8ZRttWeO
あかり「………………」
あかり「みんな、聞いてくれる?」
結衣「な、何だ?あかり」
DIO「………」
あかり「敵は、目的はまだ分からないけど、あかりたちを何故か『始末』しようとしている」
あかり「もしくは、京子ちゃんみたいに『瀕死』にまで追い込むか………」
結衣「う………京子………………」
あかり「現時点で、敵が狙ってくるだろうなのは、ちなつちゃん、結衣ちゃん、あかりの三人、敵が確実に殺しにかかってくるなら、京子ちゃんも入れて四人だ」
704:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:28:47.48 ID:V8ZRttWeO
DIO「ふむ、確かにそうなるな」
あかり「そこであかりは考えるッ、敵からみんなを守るにはどうすればいいか」
あかり「あかりが出した結論はこうだ、『娯楽部を全員同じ病室に集め、あかりが敵と一騎討ちの状態にして敵を倒す』ッ!!」
結衣「な………なんだってェェェーーーーーーッ!?」
710:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:33:08.90 ID:V8ZRttWeO
DIO「なるほど、それが最善かもな」
結衣「バカなッ!!一体どういう考えなんだそれはッ!」
あかり「ターゲットをひとつの部屋に集めれば、敵が誰から攻めてきても対処できるんだよ」
結衣「で、でも………」
あかり「結衣ちゃんの言いたいことは分かるよ、『もし失敗したらどうするんだ』『京子ちゃんたちが死んだらどうするつもりなんだ』とか考えてるんでしょ?」
結衣「う………そ、そうだよ!どうするつもりなんだッ!!あかりィィッ!!」
711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:36:38.10 ID:V8ZRttWeO
あかり「必要なのは『勇気』だ」
DIO「!」
結衣「えっ」
あかり「必要なのは恐怖に立ち向かう勇気ッ!そしてどんな運命にも負けずに立ち向かう『覚悟』だッ!」
あかり「例え運命が悪い方向に向いているとて、=負けに繋がるわけではないんだ」
あかり「『覚悟』をもって『運命を切り開く』ッ!!必要なのは『勇気』と『覚悟』なんだッ!!」
あかり「あかりはみんなを守りたいッ!娯楽部のみんなを守りたいッ!!」
713:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:39:22.84 ID:V8ZRttWeO
DIO「………」
DIO(守るか………)
ジョナサン『ぼくは父さんを守るッ!ジョースター家を守るッ!!』
ジョナサン『策ではない、勇気だッ!!』
DIO(本当によく『似てる』、アカリは………)
DIO(このDIOが、この世で唯一尊敬する男に、よく似ているッ!)
716:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:42:40.88 ID:V8ZRttWeO
――赤座あかりは
所謂『目立たない子』であった
しかし、優しく、勇気のある子であった
心の底には計り知れない爆発力を秘めた子であった
ジョナサンもそうであったッ!
DIOの感じた通り、ジョナサンとあかりには『奇妙な共通点』があったッ!!
あかりは、今ッ!真の主人公として覚醒したのだッ!!
720:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:45:17.69 ID:V8ZRttWeO
結衣「………わかったよ………私は………あかりを信じる………」
あかり「結衣ちゃん」
結衣「悔しいよ………私は『傍観者』なんだな………何にもできない、何にもしてやれない………!!」
DIO「そんなことはない」
結衣「え………」
DIO「君が、アカリの『勇気』なんだよ」
DIO「君がいるから、アカリは頑張れるんだろう」
723:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:48:25.94 ID:V8ZRttWeO
結衣「あかり………!」
あかり「行こう、敵が狙うなら人のいなくなる夜だ、それまでに病室にみんなを集めて待機しておくんだ」
結衣「わ、わかった!今日は学校サボるしかねえな!!」
あかり「やれやれだよぉ」
DIO(そうだ………その『瞳』だ、ジョナサンの瞳によく似ている、その『運命』に向かって真っ直ぐに立ち向かってくる『誇り』を秘めた瞳だ)
DIO(よかろう………このDIOが、手を貸してやろうじゃあないか………)
724:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:48:55.71 ID:BxMoJQxCP
DIOさんいいおじさんだなぁ
728:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:51:28.57 ID:V8ZRttWeO
――時 同日 夜 病院
あかり「………」
結衣「………………」
ちなつ「スー……スー………」
京子「………」
あかり「ちなつちゃんと京子ちゃんは?」
結衣「寝てるよ………大丈夫だ」
あかり「そっか………DIOさんは?」
結衣「後で必ず来るって行ってたよ」
729:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:53:32.76 ID:V8ZRttWeO
あかり「そうか………」
結衣「ところであかり………眠くないのか?いつもは9時には寝ちゃうんだろ?」
あかり「なんでかな………眠くないよ、今なら、ブラックコーヒーでも余裕で飲めそうだね」
結衣「ハハハハ!あかり、ブラックコーヒーに憧れてたからな」
あかり「………!しっ、静かに、結衣ちゃん」
コツーン コツーン
730:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:56:08.55 ID:V8ZRttWeO
結衣「………!」
コツーン コツーン
あかり「………」
コツーン コツーン
ビュンッ!!
結衣「ッ!!あかり、ナイフだッ!!敵は既に攻撃を開始しているッ!!」
あかり「問題ない『スケルトンズ』ッ!!」ドッギュァンッ
あかり『AAAAKARYYYYYYYY!!』バシィーッ
732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 16:58:45.76 ID:V8ZRttWeO
結衣「や、やった!弾き飛ばしたッ!!けれど………」
フワッ
結衣「『再び』襲ってくるぞあかりィィィーーーーーーーッ!!」
あかり「グレート」
あかり『YURUYURYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!』バシバシバシッ
736:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:01:49.86 ID:V8ZRttWeO
結衣「こっ、このままじゃあキリがないぞッ!!」
フワッ
あかり「!」ダッ
ガラッ
――病室 廊下
?「………………」
あかり「遠隔自動操縦らしいね………あなたのスタンド」
ビュン
あかり『AKKARYYYYYYYNッ!!』バシィッ
あかり「遠くでコソコソやってりゃいいのに………近くに来たのは余裕か?」
747:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:25:31.70 ID:lSOHS8o80
?「………」
あかり「おっと、動かないでよ、すでにあなたは『スケルトンズ』の射程範囲内にいるのだからね」
?「…………」
あかり「あなたには聞きたいことがある、どうしてあかりたちを狙った?どうしてこんなことをする?」
?「………」
あかり「答えてよ、質問が拷問に変わらないうちにさぁ……!」
749:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:27:14.57 ID:lSOHS8o80
?「……何故狙ったか……か……」
?「うーん……これ言ったら絶対引かれるよなぁ、言いたくねえなぁ」
あかり「『スケルトン―――」
?「わかったわかった!言うよ、いいか、よく聞けよ」
751:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:29:02.29 ID:9cZQn1FnO
なんかこの口調・・・まさか・・・?
760:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:32:40.72 ID:lSOHS8o80
?「俺はな……」
スラァッ
あかり「ッ!?おい、妙な真似をするなと――」
?「SHAAAAAAAAッ!!」ブンッ
あかり「ッ!?(ナイフだとッ!?ま…マズイッ!この距離だと……間にあわないッ!!?)」
あかり「うおおおおおああ?!」ザクッ
766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:37:02.80 ID:lSOHS8o80
あかり「あぐッ!?……ぐッ」ガクゥッ
?「動機を聞きたがっていたなぁ……教えてやるよ」
グリッ
あかり「がぶぅッ!!」
?「俺よぉぉぉぉ~~~~~~………なんつーか……」
?「世間で言う『ロリコン』てやつなのよ……いや、分かりやすく言うと中学生が好きなのよ」
あかり「………」
あかり「はぁ?」
768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:38:23.51 ID:Zq2jvlB8O
な、なんだってー!!!
770:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:38:50.91 ID:lSOHS8o80
?「ヘイッ!!」
グリィッ
あかり「うぐああぁッ!!?」
?「今俺のこと『バカ』にしたなッ!?俺の愛の形をバカにしたなッ!!?」
あかり「あ……愛だって………ヘ、ヘヴィだな……くそったれめ……!」
771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:39:25.03 ID:A6aV6m8y0
なんだ俺だったのか
772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:39:40.02 ID:XwEmMmbe0
まさかのロリコンだと
773:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:39:56.13 ID:Yh51Sd/a0
DIOに雰囲気が似ている…つまりDIOも…ゴクリ
777:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:41:28.51 ID:lSOHS8o80
結衣「あかりッ!どうした!?」
あかり「ッ!?結衣ちゃん来るなッ!!来ちゃあいけないッ!!」
?「いやもう遅いよ……」
フワッ シャアアァァーーーーッ
あかり「ナイフが…!逃げろ結衣ちゃんッ!!!
781:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:44:08.39 ID:lSOHS8o80
結衣「え?」
ザクゥゥッ
結衣「う……ぐ…?」
あかり「結衣……ちゃん………」
?「いいねッ!その苦痛に満ちた表情ッ!最高にいいッ!!」
あかり「グ……グレートにヘヴィだ………」
783:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:45:09.40 ID:FdX9hncJ0
マジで許せねェ~
ロリコンつーのはよぉ~手は出すもんじゃねーんだよッッ!!
分かったか!田吾作!
784:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:46:42.31 ID:HM1W4wLL0
ロリコンですかァァーーーーーYES!YES!YES!
タッチですかァァーーーーーNO!NO!NO!
785:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:47:20.76 ID:lSOHS8o80
結衣「あ……あか……り………」
あかり「結衣ちゃん……!」
?「ふぅぅぅ~~~……俺はな、お前らに『一目ぼれ』したのよ」
あかり「…何だって……?」
787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:49:47.40 ID:lSOHS8o80
――あの日
俺は家への帰路についていた
その途中に、お前ら四人を見てな
その、無邪気に騒ぎまくる女子中学生を見ると
?「つい……勃起しちゃいましてね」
あかり「う……ぐぐ……ふざけてる……!」
789:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:51:51.81 ID:d+NvZDJW0
マジでふざけてるwww
790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:52:01.74 ID:lSOHS8o80
?「女子中学生が苦痛に悶える姿を見るとッ」
?「コォォォーーーーフンしちゃうんだよなぁぁぁぁーーーーッ!!俺って!!」
あかり「だから……みんなを……」
?「お前が俺と同じような能力を持っているのは意外だったがな」
あかり「自分の欲求を満たすためだけに……平気で他人を傷つけるのか……!」
803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:56:45.28 ID:lSOHS8o80
?「平気で?いやいやぁぁ俺だって罪悪感を感じるぜ?」
?「でもよ……性欲は誰にも抑えられんよなぁ?」
あかり「うう……ぐ」
?「それに俺はただ傷つけるんじゃない」
?「その昔…おばあちゃんに言われたよ、食べ物は残さずに食えってな」
?「だから俺は……死ぬまで苦痛を浴びさせ続ける、苦痛に満ちた顔を見て欲を満たす」
?「お残しはいけないからなァァ……」
804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 17:58:01.36 ID:KnWTxNmP0
ロリコンでリョナニストか
806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:00:01.14 ID:lSOHS8o80
あかり「うう……ぐおおお……!!貴様にとって……人は食べ物と同じなのかッ!!?」
?「さぁ?どうだろうね……」
あかり「今まで……そうやって何人の人間を己が欲の為に犠牲にしてきたんだッ!!!?」
?「お前は今まで食ってきたパンの枚数を覚えているのか?」
あかり「このっ……貴様はァァァァーーーーーッ!!!!」
807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:00:45.36 ID:d+NvZDJW0
本人居るのにセリフパクんなwww
808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:01:22.72 ID:iV65X4wi0
ワロタwww
809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:02:23.15 ID:lSOHS8o80
?「来るか…来いッ!そうやっては向かう者を絶望のドン底に突き落としてッ!!」
?「その絶望の表情を俺に見せてくれよォォォォォォーーーーーッ!!」
あかり「うおおおおおおあああああ『スケルトンズ』ッ!!!!」
ドギャンッ
811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:06:50.84 ID:lSOHS8o80
?「『ハウンド・ドッグ』ッ!!ナイフを『犬』に変えたッ!」
あかり『AAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH』
?「360°全方位からのナイフの雨だッ!!こいつを避けられるかァァァーーーーーーッ!!!!」
ドヒャオオォッ
あかり『KKARYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYN!!!!!』
ガスガスガスガスガスガスガスガス
あかり「うぐああああああッ!!」バスバスッ
813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:09:20.60 ID:lSOHS8o80
?「どうした?まだまだナイフは襲ってくるぞ!」
フワッ
?「先ほど弾き落としたナイフも再び襲ってくる…さぁ、苦痛と絶望に満ちた表情を見せろォォッォォォォオオオオオオオオ!!!」
あかり『YURUYURYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!』
あかり「うおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!」
814:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:12:20.95 ID:lSOHS8o80
あかり「うぐあああああああッ!!!」バスゥッ
?「GOOOOOOOOOODッ!その表情だッ!!その表情ッ!いいいいいいいいぃぃぃ~~~~~ッ!!!!」
?「だが残念ンン!スタンド使い故にもう少し楽しみたいが始末せねばならん!」
?「『ハウンド・ドッグ』!フィナーレだッ!!ナイフをブッ刺して『うに』みてぇにしてやるううぁぁぁッ!!!!!」
あかり「うああ……ああああ……ああああああああああああああッ」
819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:15:32.36 ID:lSOHS8o80
あかり(360°全方位から降り注いでくるナイフの雨ッ!だ、『ダメだ』ッ!!)
あかり『HAAAAAAAAAIIIIYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY』バシバシッ
フワッ
あかり(おまけに叩いても叩いても襲いかかってくる……だ……ダメだ……)
あかり(『時でも止まらない限り脱出不可能』ッ!!誰か……誰か)
あかり「時を止めてエエエエエエエエエエエェェェェェェェッッ!!!!!!」
DIO「『世界(ザ・ワァァァーーーールド)』ッ!!!止まれィ時よッ!!!!」
822:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:16:33.10 ID:lSOHS8o80
) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_,,、 < ̄ W R Y Y Y Y Y Y
_ /´//フ \
.|/ ///__,,,、 ノ Y Y Y Y ―――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!
. /'´,,-‐'´∠二_ ___ .ii_,,i"!-,_,-
∠,__,,,,、 フ_______/,,,,,,,,, -‐'´--┐彡^''´`'>
┌-‐''''´ _,-‐'''''''''‐-,,_ _,,,,,,,/ /´ 弋!ヽ 彡∠
_ / i´ , -‐'" ̄"''‐-,, -- ,,_,-‐´ -'i´ とヽvフ、,__三/
三彡ヽ, ,-‐'''''''''''´ i‐- ,,_ _ ヽヽ `''‐-,_!-- 、ヽ)ノ ト'/ノ
三彡/ Y /'''''‐-/ `'‐ ,_ `''''""''=-,__ \ ノ _,-''´-''´
三彡' / / / `'‐ ,_ `'- ,_ ̄/
/ / _,,-‐''/ `'‐ ,_ _,, _/`- ,,_
---''´`'‐- ,,i / /' / / \
/ // /./ '''''´ / ヽ
/_,-‐'''"/ i _,, -''´ /`ヽ _,,| |
/ / /.ヽ/i |__,,,, -‐''" / `´ i ,ノ /
/ .i i ||./ _ノ / >'´ /
./ / ii //<エア / / /
i /i /i '=_-- ,,,,,,,,,, </__ / /フi /フi
7 〉i i / /\_ヽ _/  ̄\ / /-,/ /‐ / /'i
i i i || !,---‐‐''''´ \ i i- / /‐ / /ヽ/
/ __,-‐''¨\ _| .|/ / / /
'´ \ / .// /_/ク
/-'´ _/
828:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:20:02.07 ID:lSOHS8o80
DIO『時は止まった……』
あかり「」
?「」
DIO『間に合ってよかったよ、しかし…このDIOが何故ここまでこのアカリに肩入れするのか……』
DIO『まったく自分でも不思議だよ』
DIO『無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーッ!!!』
830:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:24:15.00 ID:lSOHS8o80
ドガッシャアアアアアアァァッ
DIO『こいつがアカリの敵か?……ぬう?』
?「」
DIO『こいつ……』
DIO『……ジョナサンに似ている………?』
DIO『……時は動き出す』
834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:27:16.80 ID:lSOHS8o80
ガッシャァァァーーーーーーンッ
あかり「ハッ!」
?「!?」
DIO「やあアカリ……」
あかり「ディ、DIOさんッ!?」
DIO「よくここまで頑張ったな……成長したようだな、実に」
あかり「DIO……さん」
DIO「アカリ!そのナイフの『存在感を消せ』ッ!そして奴に投げつけろ!それで決着だ」
837:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:29:36.58 ID:lSOHS8o80
あかり「!…『スケルトンズ』ッ!!」ドギャンッ
あかり「うぐ!!」ズキッ
?「ま…マズイな、二対一は辛いか……」
あかり「逃さないぞッ!喰らえッ!!」
ビシュビシュッ
838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:32:48.26 ID:lSOHS8o80
?「仕方がないな」ダッ
あかり「しまった避けられたッ!」
DIO「おいおい、このままじゃあ逃げられちまうぞ」
あかり「追いますッ!!」ダッ
DIO「その怪我でか?」
あかり「うぐ……でも、追わなくちゃあいけないんですッ!!」
DIO「言うと思ったよ……乗れ」
839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:34:14.23 ID:lSOHS8o80
あかり「え?」
DIO「背中に乗れ、おぶってやるよ」
あかり「え?……え?」
DIO「心配するな、アカリを乗せていても追いつけるさ」
あかり「……」
スッ
DIO「よし行くぞッ!!」ダッ
840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:34:55.52 ID:p2JJ3SFK0
DIO様マジイケメン
842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:36:13.21 ID:lSOHS8o80
――某病室
?「ハァハァ」ザッ
?「ナイフは……二本か、十分だ」
DIO「何が十分なんだ?」
?「!?……早いな」
あかり「あ……ありがとうございます、DIOさん……かなり速かったですよ……ちょっと酔いました……」ウプ
DIO「おっとすまない」
847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:39:58.13 ID:lSOHS8o80
?「くそっ」ガラッ
あかり「ねえ!まさかここから飛び降りる気!?ここ階だよ!?死ぬ気!?」
?「バカめ……死ぬ気なんかさらさらねーよ」
?「ここから生きのびて……俺はまた苦痛の表情を見るために人を殺し続けてやる」
?「自分の欲を満たすためにッ!ここで死ぬわけにはいかないのだッ!!」
DIO「なるほどとんだゲス野郎だな(このDIOとは違う)」
あかり「しかしどうやって逃げる気なんだ!?いや、そんなのどうでもいいッ!!」
あかり「こいつを逃がしちゃあいけないんだッ!!『スケルトンズ』ッ!!」
852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:42:53.24 ID:lSOHS8o80
?「『ハウンド・ドッグ』ッ!!この病院にあった『木』の匂いをマーキングさせるッ!!」
あかり「木だって?」
?「もしもの時の為にここの病院にあった木の皮をすこしめくってきてよかったぜ!!」
あかり「いったいどういうことなんだ…いや考えてる暇はないッ!くらえ!!」
あかり『AKARYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!』
?「こうだァァーーーーーッ!!!!」バッ
854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:44:47.40 ID:lSOHS8o80
DIO「!!」
あかり「なっ、何ィィィィィーーーーーーッ!!!?」
スゥゥゥゥイイイイイィィィーーーーーーーーーッ
あかり「二本のナイフを…まるでスキー板のようにッ!!」
?「うおおおおおおおおおおおおッ!!」
あかり「空中を『滑っている』だとッ!!!?」
859:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:47:16.38 ID:
lSOHS8o80
図説
863:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/10/06(木) 18:48:54.98 ID:LsbPvCp30
>>859
なるほど。
860:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:47:29.53 ID:7b6FFb320
犬ぞりか
864:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:49:04.63 ID:lSOHS8o80
あかり「どうしようッ!!!いまから1階に下がっている暇はないよぉ!!!」
DIO「『問題ない』、アカリ、もう一度私に掴まれ」
あかり「えッ!」
DIO「ここから問題なく『飛び降りる』」
あかり「ええッ!!?」
867:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:52:24.35 ID:lSOHS8o80
スゥゥーーーーッ カカッ
?「ふぅ、上手くいったぜ」スタッ
?「あの四人を殺せなかったのは痛いが……まぁいい、俺は逃げる、逃げのびればこっちのものさ」
?「警察ごときに俺は捕まえられないからなァァーーーーーッ!!!ハァァーーーーハッハッハッハッハザマァーミロッ!!」
あかり「そうだよ……スタンド使いは警察では捕まえられない……」
__ __ _ __
/::ヽ. 「::::l /} /:::/ /´::::/ /´::::> ,.-.、_ __,,..、
〈:::::::ハ |:::::j '´ |:::::/ /:::::::/./! /:::::/ /:::::/ /::::::::j__
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V:::::l /::::}. l:::::!ヽ一' l/ /::::::< └-' 〈_:/ /::::://:::::::/,.ヘ. /:::::/
V:::レ::::::::r' .l:::::l /:::;へ::::\ /:::::< ー-'<:://::::::://:ヽ
. ';:::::::::/ ;:::::└‐:::ァ ∨ 丶;::::>. ,'::::;ヘ::丶、 ´ /::::::::/':::::::/
. ';::::〈 !::::;_:::::::/ ` レ' `¨ /:::::::< ヽ;;/::::>
ヽ::::〉 |::/  ̄ /::::;::::::::\ ヽ'
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871:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:55:41.38 ID:lSOHS8o80
?「え……?」
DIO「怪我はないな、アカリ……」
あかり「警察ではお前は捕まえられいし、法でもお前は裁けない……」
あかり「スタンド使いは同じスタンド使いにしか裁けない………だからッ!」
あかり「あかり『たち』が直々にぶっ飛ばす!!」
DIO(このDIOも数に入れたか……)
873:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 18:58:14.35 ID:lSOHS8o80
あかり「ハァーッ……ハァーーーッ………!!」
DIO(…仕方がないか、相当の負傷に疲労、とどめはアカリにさせようと思っていたが……さてどうする?このDIOが直々に決着をつけやってもいいが)
DIO(それではアカリの成長にはつながらない……さて、どうする……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
DIO「……ぬぅ?」
DIO(そういえば……今……『何時』だ?)
875:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:00:33.79 ID:lSOHS8o80
?「……今までいろんなガキを殺してきたが……」
?「てめーのようにしつこいガキは初めてだ……!!」
あかり「それはどうも……じゃあさっさと諦めてくれるかな……?」
DIO(現在時刻……4時48分ッ!?ま、マズイッ!!)
DIO(『夜明け』だ………ッ!!)
879:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:02:45.35 ID:lSOHS8o80
DIO(このDIOは常に太陽から身を隠さなければならない存在ッ!!)
DIO(仕方ない……早く屋内に隠れることにしよう……)
DIO(………くそッ!なにをためらっているのだ、このDIOは……)
DIO(たかだか……人間の小娘一匹にッ!何を………!!)
880:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:07:31.22 ID:lSOHS8o80
――必要なものは信頼出来る友である。
彼は欲望をコントロール出来る人間でなくてはならない
権力欲や名誉欲、金欲、色欲のない人間で、彼は人の法よりも神の法を尊ぶ人間でなくてはならない
いつかその様な者に、この私が出逢えるだろうか?
…私が見つけた、『天国』へ行くための方法の一つだ
信頼できる『友』………
このDIOには、友情とかいうものは一切なかったし、必要とも思わなかった
しかし、私はある一人の人間に奇妙な友情を感じた
そいつがジョナサン・ジョースター……
赤座あかりは彼によく似ている
彼女と話すと心が安らぐ
神の法を尊ぶ人間でないことだけが、唯一残念な所だ……だが
このDIOが、たかが小娘一匹を救ってやろうと心の端で考えているッ!!!
884:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:09:19.08 ID:lSOHS8o80
良かろうッ!!
アカリが天国を拒もうが受け入れようが関係ないッ!!
私はアカリを救い、そして
導いてやろうッ!『天国』へッ!!!
DIO「『世界(ザ・ワールド)』ッ!!!!!!!!」
886:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:12:07.72 ID:lSOHS8o80
DIO『時よ止まれッ!!!!」
バァァーーーーーーーン
DIO『正真正銘最後の時間停止だッ!ここから先5秒以内に全てのカタをつけなければならないッ!!!』
DIO『行くぞッ!』
あかり「」
?「」
DIO『『世界』ッ!とどめを刺……』
891:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:14:56.04 ID:lSOHS8o80
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
?「」
DIO『こ…こいつ……「笑っている」?相当に追い込まれていたはずなのに、なぜ笑っているのだ?脳みそがクソになったのか?』
DIO『ハッ!!』
あかり「」
DIO『し…しまった!いつの間に!?あかりの周りに既にナイフが広がっているッ!!』
DIO『このDIOを出し抜くとはッ!!ぐうう……クソッ!!!』
DIO『アカリィィィーーーーー無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァッ!!!』
バシバシバシバシバッシィィィーーッ
894:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:17:10.50 ID:lSOHS8o80
DIO『ハァハァ…限界だ…時は動き出す…!』
バラバラッ
あかり「はっ!」
?「ぬう!?」
DIO「くそ……!一手遅れた……このDIOが……」
DIO「このDIOがあああぁぁぁーーーーーーーッ!!!!!」
ピカアアァッ!
?「!?夜明けか……」
909:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:34:23.28 ID:lSOHS8o80
ピッカアアァァァァ_________
Z_______ッ
DIO「太陽か……あれが…このDIOの最期に見るものとはな……」
DIO「………」
DIO「………?!」
奇妙な光景だったッ!
吸血鬼であるDIOがなんと『太陽を前に立っていた』のだッ!!
『究極生命体(アルティミット・シイング)DIO』の誕生だァァァーーーーッ!!
というわけではなかったッ!!!
911:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:37:21.20 ID:lSOHS8o80
DIO「何故だ……!?太陽の光を浴びているのに……なぜ私は平気なのだ?」
あかり「『スケルトンズ』……!」
DIO「アカリ……まさか、君が……!?」
あかり「『スケルトンズ』で、DIOさんの『存在感』を失くした……」
あかり「太陽の『紫外線』からも……紫外線すら認識できないくらいに……『存在感』を失くした」
あかり「太陽アレルギーだって言ってたよね……これで…あかりが気を失うまでは大丈夫だよぉ……」
915:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:39:37.87 ID:lSOHS8o80
DIO「アカリ……」
あかり「ほ…本当は…あかりがそいつを倒したかったけど……」
あかり「あかりは……やっぱりこれが精いっぱい」
あかり「誰かの影に埋もれて、それでも誰かの役に立てるように頑張るだけ……」
あかり「やっぱり、あかりは主人公にはなれなかったかな………」
916:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:41:56.99 ID:lSOHS8o80
?「一体何を話してやがる……!くっちゃべってる暇はねえだろうがッ!!くらえ『ハインド・ドッグ』ッ!!!!」
ビュンッ!!
DIO「アカリ……そんなことはない……」
あかり「え……」
DIO「君は……立派な『主人公』だったよ」
DIO「『世界』ッ!!」バシィッ
920:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:43:51.34 ID:lSOHS8o80
?「弾いたか?だが無駄だッ!そのナイフはお前の匂いを覚えているぞッ!!!」
DIO「だから」
ドォオォォーーーン
DIO「どうしたと言うのだ」
?「……ッ!?い…いつの間に後ろへッ!?」
922:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:45:05.32 ID:lSOHS8o80
ナイフ『!バウバウバウッ!!』
?「そ、そうだ行け『ハウンド・ドッグ』ッ!!奴を追えッ!!」
DIO「無駄だ」
?「…また……後ろへ……!!」
926:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:48:26.51 ID:lSOHS8o80
?「く……くそが……くそったれがぁぁぁーーーーーーーッ!!!!」
DIO「……」
?「俺はぁぁぁッ!!幸せになるんだ……ッ!自らの欲を叶えられるこのスタンドでッ!!おれは自由に暮らすんだァァァァァァァァッ!!!!!」
DIO「我が友人と似たその顔で、便所のネズミの糞よりもゲスな言葉を吐かれると」
DIO「私がこの世で尊敬する友人をコケにされたようで腹が立つな」
929:>>925ちょっと説明不足だった、後で説明する:2011/10/06(木) 19:50:29.14 ID:lSOHS8o80
?「『ハウンドォォォォォォドォォォォォォッグ』ッ!!!!」
DIO「WRYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴッ!!
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーーーーッ!!!」
ドッゴアアァァーーーーッ!!!
?「うっがあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
930:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:50:57.90 ID:mXphWKed0
存在感消してるはずなのに犯人は見えるのか
能力が成長して『凄み』が出てきたな
932:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:54:23.79 ID:g06uJwaE0
ナイフが向かう方向で判断してんだろ多分
935:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:56:24.57 ID:lSOHS8o80
あかり「DIOさんッ!!」
DIO「決着だ……」
?「ハァーッ……ハァーッ!」
?「くそ……野郎……が……」
?「だが……奴らは俺が死んだと思っている……」
?「このまま死んだふりをして、逃げのびさせてもらうか……」
ブゥゥーーーーン
?「ん?」
隊員A「急患だッ!大量に出血しているぞ!!」
隊員B「何故そんなに出血したんだ?え?鼻血?本当にどうしてそんなに出血したんだ!?」
939:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 19:58:21.69 ID:lSOHS8o80
隊員A「あれッ!待てッ!!人が倒れているぞ!!止まれッ!おい止まれッ!!」
ブゥゥーーーーーン
?「え……?おい、待て…やめろ、おい、おい」
?「お………」
グシャアアァァッ!!
――『ハウンド・ドッグ』完全敗北 ――死亡
942:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:00:18.27 ID:lSOHS8o80
DIO「これで……奴に殺された者の魂も救われたんじゃあないのか?」
あかり「多分……そうであることを願います」
結衣「ゼェーッゼェーッ!あいつら……私を放っておいて何いい雰囲気かましてやがんだ……!くそ……」
結衣「まぁ……いいか……決着はついたようだからな………」
946:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:03:08.75 ID:lSOHS8o80
バアアァァァァァーーーーーッ
――3日後 病院 深夜
あかり「DIOさん……行っちゃうんですか?」
DIO「ああ、君たちにこれ以上世話をかけるわけにはいかないからな」
あかり「寂しく……なりますね、せっかく仲良くなれたのに」
DIO「……私が君の矢を渡したせいで、こんなことに君を巻き込んでしまった、本当に申し訳ない」
あかり「そんな……あかりは後悔してません、あなたのおかげで、悪い人もやっつけられたし」
948:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:05:34.42 ID:lSOHS8o80
DIO「……君は、私の行った天国についてどう思う?」
あかり「……運命が分かっていたら、それを覚悟するという話ですか?」
DIO「そうだ」
あかり「……あかりなら、覚悟を決めます、ただし、運命を受け入れるのではなく、『運命を変える覚悟』を」
DIO「……そうか」
あかり「……行っちゃうんですね」
DIO「ああ」
あかり「……本当に……寂しく……」ウト
あかり「なる………よぉ……」ウトウト
あかり「…………」スゥスゥ
950:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:07:58.80 ID:lSOHS8o80
DIO「……」
あかり「……」スゥスゥ
DIO「……さて、では行くか」
あかり「……DIO……さん……」
DIO「……私の、頭の飾りを一つやるよ、元気でな」
スッ
951:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:10:24.33 ID:lSOHS8o80
あかり「………」スゥスゥ
―――この後
あかりを含む4人全員無事に退院し、またいつもの日常が始まりました
あの後、目が覚めた私の手には、DIOさんが頭に着けていた飾りが握られていました
きっと、DIOさんの置き土産なのでしょう
あかりは、それをカバンに付けて登校しています
DIOさんがどこに行ったのか分からないけど
また、いつか会えるかな……――――――
956:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:14:04.23 ID:lSOHS8o80
この後
DIOはエジプトに定住
ジョースターの血を絶やすために画策するが、失敗に終わる
この時残された天国へ行くための方法が載ってあるノートは承太郎に燃やされる
そして
ジョジョの奇妙な冒険第6部に続く
宇宙は一巡する
あかりたちはその運命を乗り越えるか
いかにして立ち向かうかは
また、別のお話である
――――完
958:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:14:50.25 ID:chYDz6EO0
乙であるッ!
963:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:15:43.91 ID:kBWtLzbM0
乙ってやつだァーーーーッ!!!
964:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:15:44.78 ID:q66CfaJ00
乙!スゴイ楽しく読めた!
966:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:15:51.20 ID:1TymkYfc0
最後にお前らは一乙と言う
971:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:16:43.06 ID:wnrrpz960
一乙…ハッ!?
968:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/10/06(木) 20:16:02.70 ID:LsbPvCp30
乙!
ぶっちゃけこのクロスはないと思ったけどそんなことはなかったぜ!
974:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:17:04.15 ID:x8geeG3e0
勝ったッ!ゆるゆり完ッ!
976:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:17:21.80 ID:8s4zbKQM0
ゆるゆり見た事ないけど面白かったわ乙
972:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:16:47.94 ID:bBz4MII80
〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
|,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|. 問題ない
. r´`ヽ / `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
. |〈:ヽ, Y ::::: ,. ┴:〉: |/. 乙と言わせていただこう
. \ヾ( l ヾ::::ノ |、.
j .>,、l _,-ニ-ニ、, |))
! >ニ<:| 、;;;;;;;;;;;;;,. /| ___,. -、
| | !、 .| | ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ| | ヽ\ _,..:::::::. / .| `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.| | :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_ _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
991:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/10/06(木) 20:20:48.79 ID:LsbPvCp30
これを機にスケルトンズの知名度があがりますように…
そしてスレは埋まりだす…
1000:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 20:21:39.46 ID:FdX9hncJ0
OTUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU!!
6部×ゆるゆり→
京子「この度娯楽部に入部した空条徐倫ちゃんだぁー!」
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