1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 20:51:15.76 ID:uc523lVK0
あかり「授業終わったよぉ~」
あかり「ちなつちゃんは用事があるっていってたから、あかり一人で行くよぉ」
タッタッタッタッ
ガチャガチャ
あかり「あれ?鍵がかかってる、京子ちゃんも結衣ちゃんも何か用事でもできたのかなぁ」
カチャ
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 20:53:07.44 ID:uc523lVK0
あかり「京子ちゃんにもらった合鍵が役に立ったよぉ」
あかり「じゃあみんな来るまで一休みしとこうかな……うわっ」ガッ
どさあぁぁっ
あかり「いったーい……足ひっかけちゃった……あれ?」
あかり「あかり……今『何』に足を引っ掛けたんだろう……」
ドドドドドドドドドドドドドドド
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 20:54:46.42 ID:uc523lVK0
あかり「ハッ」バッ
誰かの足「……」
あかり「え……?あ、足……『足』?」
あかり「も、もしかして今あかりが転んでしまった原因って」
あかり「あの『足』なのか……?」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 20:57:05.86 ID:uc523lVK0
あかり「今あかり以外に人はいないはず……鍵かかってたし……」
あかり「つぅーことは……これって……この足って……」
あかり「………」サァー
あかり「OH MY GOD!!不審者ってやつですかァァーーーッ!!?」
あかり「ひっ、人を、誰か呼んでこないとッ!だ、誰かッ!!」
?「待ってくれ」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 20:59:31.59 ID:uc523lVK0
あかり「え?」クルッ
ガシィッ
あかり「ヒッ!!足を掴まれたァァ~~~!!」
?「驚かせてすまない……少し言い訳をさせてくれないか」
あかり「ヒッ!ヒィ!!」
?「落ち着いてくれ……どうか落ち着いてくれないか……そうだな、まず自己紹介をしようか」
DIO「私は……DIO・BRANDO(ディオ・ブランドー)、DIOと呼んでくれ」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:01:55.26 ID:uc523lVK0
あかり「ディ……DIO……」
あかり「………さん」
DIO「そうだ、そして……そうだな、私がここにいた理由を話さなければな……」
DIO「私は……出来れば信じてほしいのだが、私は『太陽アレルギー』でね、日中は外に出られないんだ」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:03:38.21 ID:oEcqbFeQ0
ディオ紳士だな
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:03:46.12 ID:sAnYTh9p0
なんかこのDIOさん6部臭がする支援
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:04:42.00 ID:o9RPTVI00
あかりがジョジョ側かよww
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:04:48.59 ID:uc523lVK0
あかり「太陽……アレルギー……」
DIO「今日の日没は確か18時46分、それまで…どうかここに身を置かせてはくれないだろうか」
DIO「無論、君たちに迷惑をかけることはしない、誓おう」
あかり「………」
あかり「いいですよ……ここにいても……ただし、厄介な人には見つからないようにしてくれれば……」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:07:18.18 ID:uc523lVK0
DIO「…本当にいいのだろうか?」
あかり「大丈夫ですよ、あなたが太陽アレルギーっていうのも信じます」
あかり「そしてあなたが困ってると言うのなら、あかりはあなたを助けることに疑いを持ちません」
DIO「…太陽アレルギーだと言うことを信じてくれてありがとう、君はいい奴だ」
DIO「そうだな、お礼に…この『矢』を君にプレゼントしよう」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:09:43.51 ID:uc523lVK0
あかり「……この矢は…?」
あかり「…いや、お礼と言うのなら素直にもらっておきます」
DIO「その矢は、君が何か理不尽なことや、どうしようもなくなったとか」
DIO「そういった事態に陥ったとき、必ず君に力をくれる…『資格』があればだが、君なら大丈夫だろう」
あかり「……?」
DIO「すまない、気にしなくてもいい」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:12:08.25 ID:uc523lVK0
ガチャ
あかり「あっ」
DIO「む」
京子「アッカリーン!待たせてごめんねー!」
結衣「ごめんなあかり、待たせちゃったね」
ちなつ「結衣先輩!私お茶入れてきます!」
結衣「え?あ、うん、お願い」
ちなつ「はぁーい!私結衣先輩の為に美味しいお茶いれてきますね!」
結衣「う、うん、みんなの分もお願いね……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:14:40.25 ID:uc523lVK0
京子「さーて今日は何しよっかなぁ」
DIO「……」
京子「………」
DIO「……」
京子「……」
結衣「京子?どうしt」
京子「きゃああああああああああああああああああああああ!!!?だ、誰!?誰なんだァァァーーーッ!!?」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:15:17.63 ID:KFZstq4h0
いきなり口調変わってクソワロタwwwwwwww
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:15:55.67 ID:o9RPTVI00
絵柄が変わるのが分かるww
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:17:11.86 ID:uc523lVK0
結衣「うおっ!どうした京子ってうっわあああああああああああああ不審者だぁぁぁぁぁ!!!」
ちなつ「結衣先輩のピンチ!てめえチーナの特製あっついお茶を喰らってあの世にイキヤガレェェェーーーーッ!!!!!」
あかり「ちっ!ちなつちゃん!みんなも落ち着いて……」
ちなつ「これが落ち着いていられるかッ!結衣先輩は私が守るッ!!くらえええええええええええええええええええッ!!!!!!!!」
ビュォンンッ
DIO「『世界(ザ・ワールド)』ッ!」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:19:57.59 ID:uc523lVK0
ちなつ「はっ!」
DIO「ふむ…」ズズ
結衣「えっ?!」
京子「あ…あれ…?」
DIO「君…もう少しお湯はぬるめにして入れたほうが良い、せっかくの茶葉の風味が損なわれてしまう」
ちなつ「え、あ、はい…って」
あかり「今…『いつ』『どうやって』ちなつちゃんの『背後』に回り込んだんだろう…?」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:22:21.29 ID:uc523lVK0
DIO「美味しいお茶をありがとう、私の名はDIO、決して怪しい者ではない、信じてほしい」
ちなつ「あ…怪しさMAXすぎるぜッ!」
結衣「京子…やっぱり誰か呼んできた方が…」
京子「最初っからそのつもりだよッ!あかり!早くその人から離れt」
あかり「待ってよみんな!この人は怪しい人じゃないよ!」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:26:11.36 ID:uc523lVK0
京子「な…何言ってんだぁぁ~~~いアッカリン……どう見たって不審者じゃあないか……一体何をそそのかれたんだい…?」
あかり「聞いてよ…この人は…
―――――――――――――
結衣「つまり、この人は『太陽アレルギー』で」
ちなつ「日中外に出られないから」
京子「日没までここに居させてほしいと」
結衣「で、あかりはそれを承諾しちゃったんだね」
あかり「うん」
DIO「すまないな…君の名は、アカリと言うのか」
あかり「はい、赤座あかり、元気印の13歳です!」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:29:31.07 ID:uc523lVK0
DIO「赤座あかり……何だ、語感が私の古い友人に似てるな」
京子「ちょちょ、ちょっとお二人さぁぁ~~ん?何だか問題解決めでたしめでたしって感じでおしゃべりしてるけどさァーーーッ!」
京子「私はまだあなたを日没までここにいさせるってことを許可はしてないぞッ!!!」
あかり「えぇ!?」
京子「えぇ!?じゃあない!いいかあかり、こいつが本当に太陽アレルギーで困ってるとしても」
京子「娯楽部代表としては、やっぱり少しでも部員のみんなに危険が及びそうなものをいさせるわけにはいかないんだよ」
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:32:28.09 ID:uc523lVK0
あかり「京子ちゃん……」
京子「あかりはいい子だから……助けてあげようって思ったんだろうけど……」
結衣「京子、もういいじゃないか」
京子「結衣…?」
結衣「あかりだって、本当に困ってる人と悪意の持ってる人の区別くらいつくよ」
結衣「あかりが助けてあげようって言うんなら、それは本当に困ってる人なんだよ、だから……」
京子「結衣…!」
結衣「DIO…さん、でしたね、こんなところですが、日没までゆっくりしていってください」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:35:03.82 ID:uc523lVK0
京子「い…いいのかよぉ~~本当に…!ちなつちゃん、君の意見を聞こうッ!!」
ちなつ「私は結衣先輩の意見に従います」キリッ
京子「……」
あかり「京子ちゃん」
京子「~~~~……分かったよ、ああ!分かったよ!ただしDIOさん、変なことしたらすぐ人を呼びますからねッ!」
DIO「ありがとう、キョーコ…と言ったね」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:37:23.53 ID:uc523lVK0
結衣「あ、私、結衣って言います、船見結衣」
ちなつ「私は吉川ちなつです」
DIO「ユイ、に…チナツか、君たちにも迷惑をかけるな、すまない」
結衣「いえ……構いませんよ」
京子「私は……歳納京子だ」
DIO「よろしく……」
あかり「じゃあ、娯楽部の活動を始めようか」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:39:36.24 ID:BjSdWiks0
部活するんだ…
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:39:47.84 ID:uc523lVK0
――――――――――――
あかり「ねえDIOさん」
DIO「何かな、アカリ」
あかり「あかり、DIOさんといろいろおしゃべりがしたいです」
DIO「私とか?」
結衣「珍しいんですよ、外国人なんですよね?だから余計に」
DIO「なるほど……構わないさ、そうだな……ひとつ、面白い話をしてあげよう」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:42:24.42 ID:uc523lVK0
DIO「君たちは、パリにある『ルーヴル美術館』を知っているかい?」
京子「まぁ、名前ぐらいは」
DIO「そのルーヴルには、一日に平均で『4万人』訪れるらしい」
ちなつ「4万人……多いですねェ」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:44:44.07 ID:uc523lVK0
DIO「すごいと思うだろう?『1日』で『4万人』だ」
DIO「有名なアーティストのライヴでも4万人集まるが、『毎日』じゃあない」
DIO「ルーヴルは何十年にもわたって『毎日』、4万人がモナリザとミロのビーナスに引きつけられ、
この2つは必ず観て帰っていくというわけだ」
DIO「スゴイと思わないか?」
あかり「すごいというのは、数字の話ですか?」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:47:20.17 ID:uc523lVK0
DIO「実にいいところに気がついたなアカリ、すごいのは数字だけの話ではない」
結衣「数字だけじゃない?」
DIO「そう、すぐれた画家や彫刻家は自分の『魂』を目に見える形にできるという所だな」
京子「『魂』を?」
ちなつ「毎日ルーヴルに訪れる人は、ダ・ヴィンチの魂に惹かれてルーヴルに来る…?」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:49:01.60 ID:uc523lVK0
DIO「時空を超えて、『魂』を形に残し、人を惹きつけてやまない…それをなんというか知っているかな?」
あかり「……?」
結衣「わからないです」
DIO「人はそれを、『カリスマ』と呼ぶんだ」
京子「私のことか」
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:49:54.64 ID:l8saW4R10
お前だったのか
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:50:12.74 ID:sAnYTh9p0
相変わらず台無しの京子wwww
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:52:15.93 ID:uc523lVK0
結衣「プッ!…あっははははは!なるほど、確かに京子にも『カリスマ』があるかもな」
あかり「確かに…クス」
ちなつ「認めたくないですけど、確かに京子先輩には何か人を惹きつけるものがありますね」
京子「だろォ~~~?」
DIO「キョーコ、『カリスマ』と言うのは選ばれた者のみが持てるものだ」
DIO「大切にするといい、そして誇るといい……自分を」
京子「なんか……褒められ過ぎて怖いィィ~~~ン」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:55:18.03 ID:uc523lVK0
キーンコーンカーンコーン
DIO「…ん?」
あかり「あ、下校時間だ」
結衣「…まだ、日は沈んでないな」
DIO「ぬぅ……」
京子「いいじゃん、DIOさん、行くとこないならしばらくここにいればどうですか?」
ちなつ「え」
DIO「…いいのか?しかし、それでは迷惑になると思うが」
京子「いいですよぉ~褒めてくれたお礼ですって!あかり、合鍵を渡してあげなよ」
あかり「うん、はいDIOさん」チャラ
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:56:35.13 ID:jABu7Mus0
チョロいな京子
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:57:24.35 ID:uc523lVK0
DIO「……何から何まで世話になって、すまないな」
結衣「いいですよ、あなたのお話、とても面白かったです、よろしければまた明日お話を聞かせてください」
DIO「…ああ、約束しよう」
ちなつ(はっ!まさか結衣先輩この男に惹かれている!?な、ならんッ!それだけはイカンぞォォーーーーッ!!!)
ちなつ「!!」ギロッ
DIO「?」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 21:58:49.87 ID:uc523lVK0
あかり「じゃあDIOさん、あかりたちは帰りますね」
結衣「さようなら」
京子「バイバーイ」
ちなつ「!!」ギロリ
DIO「ああ、ありがとう」
タッタッタッタ………
DIO「…ふう」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:00:34.27 ID:uc523lVK0
DIO「キョーコ、ユイ、チナツ」
DIO「そして……『アカ』ザ『アカ』リか」
DIO「…お前に、よく似てるな……性格も、いい子で、まっすぐで、甘ちゃんだよ」
DIO「ジョナサン・ジョースター」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:02:54.01 ID:uc523lVK0
―――その日の夜、赤座宅、あかりの部屋
あかり「今日は楽しかったなぁ」
あかり「最初はびっくりしたけど、いい人そうだな、DIOさんって」
あかり「そうだ」ゴソゴソ
あかり「DIOさんにもらったこの『矢』、一体……」
ピッ
あかり「うぅッ!?」
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:04:34.93 ID:uc523lVK0
あかり「痛ぁ!」バッ
あかり「切っちゃった……血が出てきちゃったよぉ、ばんそうこうは……」
あかり「う…?」クラァッ
ドサァッ
あかり(何……?体が……熱い……)
あかり(ダメだ……意識……が………)
ガクッ
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:05:05.05 ID:sAnYTh9p0
さあ、どうなる
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:05:45.76 ID:uc523lVK0
――翌日
ピィィィーーーン ポォォォ~~~~~~ン
京子「チャイム押してもしもぉぉ~~~~し、アッカリーン!」
結衣「迎えに来たよー」
ガチャ
あかり「………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:07:22.88 ID:uc523lVK0
京子「?どうしたあかり、元気ないぞ」
結衣「熱でもあるの?」
あかり「いや……何でもないよ……行こう」
ザッ
京子「あ!待ってよアッカリーン!」
結衣(なんだ…?雰囲気が変わったような……?)
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:09:17.66 ID:uc523lVK0
――学校
ちなつ「あ、おはようあかりちゃん」
櫻子「おはようあかりちゃーん!」
向日葵「おはようございます、赤座さん」
あかり「おはよう、ちなつちゃん、あかりちょっと娯楽部の部室に行ってくるよ」
ちなつ「え?じゃあ私も」
あかり「いや、一人でいいよ」スタスタ
ちなつ「……?」
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:10:55.38 ID:uc523lVK0
――部室
ガラッ
あかり「……」
DIO「ん……やぁ、アカリか、おはよう」
あかり「DIOさん……」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
DIO「……!なるほど、アカリ…どうやら君は『選ばれた』らしいな」
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:12:05.84 ID:mARY90oHO
あかりのスタンド・・・
ハングリー精神に欠ける者はスタンド能力が悪影響を及ぼす・・・
チープトリックやスーパーフライのようにな
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:13:02.09 ID:sAnYTh9p0
>>115
出番に飢えてるから大丈夫だろ
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:12:57.59 ID:uc523lVK0
あかり「『選ばれた』……?何の話ですか?あかりは、昨日くれた『矢』について聞きたいことがあってきたんです」
DIO「そのまえに……見てほしいものがある、『世界(これ)』だ」
ドギャアーーン
あかり「はっ!!」
DIO「どうやら……『視えた』ようだな、『スタンド』に目覚めたか!」
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:16:00.98 ID:uc523lVK0
あかり「スタ……ンド?」
DIO「『傍らに現れ立ち(STAND BY ME)、立ち向かうもの(STAND UP TO)』から」
DIO「我々はこいつを『スタンド』と呼ぶ」
あかり「……」
DIO「スタンドを持つ者を『スタンド使い』と呼び、スタンドはスタンド使いにしか見えない」
あかり「あかりにそれ(スタンド)が視えると言うことは…」
DIO「君は、『スタンド使い』になったということだ、あの『矢』によって」
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:18:59.20 ID:uc523lVK0
あかり「あの『矢』は…」
DIO「あの矢は、スタンドを資格ある者から引き出す矢だ、君にはやはり資格があったか」
DIO(それとも、私のスタンドの影響力か……)
あかり「……なぜ、あかりが」
DIO「さぁな、でもあって困るようなものではない、怖がる必要はない」
DIO「慣れれば便利なものさ、アカリはまだスタンド能力を見せてはないが、そのうち出るだろう」
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:20:08.87 ID:uc523lVK0
あかり「………」
DIO「もうじき始業ベルが鳴るぞ?さぁ、行きなさい」
あかり「…また、放課後に」
DIO「ああ」
バタン
DIO「さて……どうなるか……」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:22:21.21 ID:uc523lVK0
――――
ちなつ「あ、あかりちゃん!」
あかり「ごめん、待たせたね」
ちなつ「何話してたの?」
あかり「別に、他愛もないことだよ」
ちなつ「えー?」
櫻子(何話していたのだって?)ピクッ
向日葵「どうしましたの、櫻子?」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:24:18.33 ID:uc523lVK0
櫻子「向日葵、今ちなつちゃん、『何話してたの?』って言ったよね」
向日葵「ええ……」
櫻子「向日葵は次に『それが何か?』と言う」
向日葵「それが何か?……ハッ」
櫻子「わからない?いまあかりちゃんは『一人』で言ったのに『何を話していたの』って質問はおかしいだろ?」
向日葵「た、確かに」
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:26:07.72 ID:uc523lVK0
向日葵「でも、歳納先輩たちがいたという可能性も……」
櫻子「ありえなくはないけど、調べる必要はありそーーだぜェ~~~ッ、怪しい臭いがプンプンすっからよぉ!」
向日葵「分かりました、放課後杉浦先輩たちに相談しましょう」
櫻子「そうしようか」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:27:43.26 ID:uc523lVK0
――――
あかり(スタンド……か………)
あかり(特殊能力って感じかな?アハハ、まるで……『主人公』みたいだ)
あかり(……放課後)
あかり(DIOさんに、聞いてみよう、スタンドのこと………)
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:27:46.75 ID:KNSLn0Ky0
うまい具合にジョジョネタ入れてくるな
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:28:33.51 ID:ZW8dHFzC0
櫻子の癖に頭がいいだと…
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:29:32.08 ID:uc523lVK0
――放課後
京子「DIOさーん」
DIO「やあ、キョーコ」
結衣「こんにちは」
DIO「それにユイか、昨日はありがとう」
結衣「いえ、今日も何かお話してくれますか?」
DIO「いいとも、約束したからな」
京子「やったー」
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:31:12.85 ID:uc523lVK0
ガチャ
ちなつ「どうもー」
あかり「………」
京子「お!来た来た」
結衣「やぁあかり、ちなつちゃん」
DIO「みんな集まったようだな、それじゃあ話をしようか」
バァァーーーン!!
綾乃「歳納ォォォーーーー京子ォォォォォォォッ!!!」
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:33:44.22 ID:uc523lVK0
京子「ゲッ」
綾乃「あ!なんてこと!古谷さんと大室さんの言ってた通り、不審者が!!」
DIO「ぬぅ……」
ちなつ「や…っばぁーい……」
あかり(マズイ……なんとかしなくちゃ!!)
ズギャンッ
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:35:25.90 ID:uc523lVK0
綾乃「これはどういうこと!?歳納京子!!」
京子「まぁまぁ……落ち着いて綾乃ちゃぁぁ~~~ん……」
綾乃「これが落ち着いていられるわけないでしょッ!下手すれば罰金バッキンガムでは済まないわよッ!!」
千歳「綾乃ちゃーん、やっと追いついたで~」
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:37:02.60 ID:uc523lVK0
綾乃「千歳!やっぱり不審者がこの中にッ!!」
千歳「え?ホンマなん?」
綾乃「そうよ!ここに………?」
千歳「綾乃ちゃん……『誰もおらへんで』?」
京子「…え?」
結衣「嘘……」
ちなつ「『本当』だ………」
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:39:08.42 ID:uc523lVK0
DIO『こ……これはッ』
ドドドドドドドドドドドドドドド
あかり「なるほど……あかりらしいって言っちゃえばあかりらしい……ちょっと嫌だけど」
DIO『アカリ……!』
あかり「今、DIOさんの『存在感を失くした』んだ……恐らく、いや確実に、あかりが……」
DIO『これがアカリの……スタンド能力ッ!!』
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:40:35.37 ID:3fwp38Yj0
これ相当強いスタンドなんじゃないか?
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:41:47.68 ID:rF7stTnK0
アクトン・ベイビーというよりは神の共犯者
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:42:39.00 ID:uc523lVK0
千歳「見間違いちゃう?」
綾乃「ま…まさか、そんなことは」
京子(何か知らないけどチャーァンス)
京子「もう!綾乃ったらぁーおっちょこちょいなんだ・か・らっ」ツンッ
綾乃「とっ歳納…京子っ///」ボッ
千歳「GOOD!」ブバッ
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:45:09.59 ID:uc523lVK0
綾乃「こ、今回は私の勘違いだったってことにしてあげるわ!」
千歳「ごめんなぁー」
京子「いいってことよ!」
結衣(助かった……)
バタンッ
DIO「はっ」
ちなつ「あれ!DIOさん今までどこに!?」
あかり「トイレだよ」
ちなつ「えっ」
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:47:14.33 ID:uc523lVK0
DIO「アカリ……」
あかり「さっ!…部活を続けよう、みんな」
京子「おう!」
ちなつ「いまいち納得いかないけど、まっ!いっかぁ~」
結衣「今日はどんな話をしてくれるんですか?」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:49:47.46 ID:uc523lVK0
DIO「そうだな……『天国への行き方』があるかもしれないという話をしようか」
京子「天国への行き方?死ねってことかい!!」
DIO「いや、そういう抽象的なものじゃあない天国というのは……」
DIO「そうだな、例えばキョーコ、君が道を歩いていたとする」
京子「うん」
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:51:40.84 ID:uc523lVK0
DIO「君が歩いている先に小石がある、つまずくとこけちまうかもしれない、どうする?」
京子「避ける」
DIO「しかし、君はその石につまずいて転んでしまう、そういう運命が決めつけられている」
京子「え?」
DIO「ここでさらに質問だ、どうしても転んでしまう石を見たら、君はどうする?」
京子「え…え………?」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:53:49.51 ID:uc523lVK0
DIO「ちょいと難しかったかな、答えは『覚悟を決める』ことだ」
京子「覚悟?」
DIO「そうせざるを得ないんだ、人間と言うのは……」
結衣「それと、天国とどう関係が…?」
DIO「天国と言うのは、『人間みんなが決められた運命を知り、それに覚悟を持って立ち向かうこと』だと考えている」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:55:17.90 ID:uc523lVK0
ちなつ「…よくわからないです」
DIO「やはり難しかったか」
結衣「いえ、とても興味深かったです」
DIO「そうかい?ならよかったよ」
キーンコーンカァァァンコォォオーーーン
あかり「あ、下校時刻だ」
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:56:45.40 ID:uc523lVK0
京子「じゃあみんな、帰ろうか」
結衣「そうだな、DIOさん、また明日」
ちなつ「さようなら」
DIO「ああ、そうだ、アカリ……ちょっとだけいいか?」
あかり「え?…はい、いいですよ」
京子「あかり?待っとこうか?」
あかり「いや、先に帰ってていいよ」
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 22:57:59.63 ID:uc523lVK0
京子「そっか、じゃあなあかり!」
結衣「ばいばい」
ちなつ「GOOD BYE AKARIIIーーーッ」
――――――
あかり「それで…何でしょうか、DIOさん」
DIO「君のスタンドについて…だ」
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:00:23.02 ID:uc523lVK0
あかり「……」
DIO「君のスタンド……『存在感』を失くすスタンド、能力は使えたが、像(ヴィジョン)が視えない」
あかり「…はい」
DIO「やはりまだ完全にコントロール出来ていないようだ、そんな場合、『名前』をつけてやると制御できることがある」
あかり「『名前』…ですか?」
DIO「私が君のスタンドの名付け親になってやろう……そうだな」
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:01:49.15 ID:uc523lVK0
スタンド名が思い浮かばない……
今から風呂に入るので、それまでにいいのが出ていたら採用しようッ
所謂他人任せってやつだぁぁーーーゴメンナサイィィーーーマギィィーーーッ
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:01:48.84 ID:aSJeTQ3/0
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:01:54.02 ID:F3DRQ1Lj0
これは期待せざるを得ないッ!
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:02:26.16 ID:UVWb2M3k0
ブレイクフリーがいいと思いますッ
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:04:04.97 ID:yAUrKMK00
ニルヴァーナ
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:04:29.40 ID:MTCR5miP0
まさかのラプソディ・オブ・ファイア
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:07:09.95 ID:k2BpgKqJ0
レディーガガ
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:07:35.79 ID:1Q3xDwCS0
スケルトンズ
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2011/10/05(水) 23:08:12.91 ID:XDXvZIe/0
>>207
トゲホネロックが好き
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:13:10.90 ID:Fxv7T+x8O
>>1ッ!!君の意見を聞こうッッ!!
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:25:34.36 ID:QPcA7RO/O
DIO「私のスタンド………そう、私のスタンドの名は『世界(ザ・ワールド)』と言うんだ」
あかり「ザ・ワールド………」
DIO「シンプルでいいだろう?スタンド名も能力も、シンプルな方が強いと言うのが私の考えでね、君のスタンドを………そうだな」
DIO「『スケルトンズ』………そう名付けよう」
あかり「『スケルトンズ』………確かにシンプルですね」
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:27:39.38 ID:QPcA7RO/O
DIO「では、呼んでみるといい、自分のスタンドを」
あかり「はい………」
あかり「すぅ………はぁーっ………」グッ
あかり「出てきてッ!『スケルトンズ』ッ!!」
ドギャンッ
あかり「うおぁぁッ!!」
DIO「おお………!」
シュー シュー
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:30:08.81 ID:QPcA7RO/O
――そいつは
確かに、あかりの『傍らに現れ立っていた(STAND BY ME)』
そして、あかりはそいつを自分の意志で動かせることに気がついた
DIO「飲み込みが早いじゃあないか………これで『スケルトンズ』は完全に君のスタンドとなった」
DIO「『祝福』しよう………」パチパチ
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:30:30.66 ID:NJH+VQOJ0
骸骨みたいなスタンドだなコレじゃ…
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:31:51.11 ID:oEcqbFeQ0
透けてるスタンドだとむしろ
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:32:02.50 ID:QPcA7RO/O
あかり「あ………ありがとうございます………」
DIO「さて………もう少し話をしていたいが、もうじきに夜になる、今日は帰りなさい、また明日………話をしよう」
あかり「は………はい」
DIO「では………さよならだ、アカリ」
あかり「はい」
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:34:56.69 ID:QPcA7RO/O
――帰り道
あかり「………スケルトンズ………か………」
あかり(確かに便利かもしれないけど………使い道がわからないよぉ)
あかり「………?声が聞こえる、公園の方からだ」タッタッタッ
不良「おいてめぇらぁぁぁ~~~~ぶつかっといて詫びもねーのか?」
櫻子「ぶつかっただとぉ~?てめぇが前向いてねーのが悪いんだろこのパープリンがぁッ!!」
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:38:01.91 ID:QPcA7RO/O
不良「んだとてめぇーッ、生意気な奴だなぁオラァ」
向日葵「さ………櫻子………もういいですから………ぶつかったのは私ですから………私が謝れば済む話ですわ………」
櫻子「やかましい!こういうのは舐められたら負けなんだ!それによぉ、向日葵は悪くないからこーやって怒ってるんだぜぇぇーーーッ!!」
向日葵「櫻子………」ジワ
不良「ますます生意気な奴!!」
櫻子「お前は次に『ぶっ殺してやる』と言う」
不良「ぶっ殺してやる!!………あれッ!?」
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:40:40.24 ID:QPcA7RO/O
櫻子「ケッ!てめぇの脳みそじゃあやっぱりそんな言葉しか出てこなかったな!単細胞も!ケケケ!」
不良「こ………こ・の・野郎………!」ピクピク
櫻子(とは言っても………どうしよう、素手の殴りあいじゃ勝てる気がしない)
ガサガサッ
櫻子「!!」
向日葵「あ………!」
あかり「あれ………櫻子ちゃん?向日葵ちゃんも………」
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:43:23.27 ID:QPcA7RO/O
向日葵「あッ!赤座さん!ひとを………人を呼んできてッ!!」
不良「おいてめぇッ!!んなことしたら櫻子「『ぶっ殺してやる』と言う」ぶっ殺してやるからな!!………またッ!?」
あかり「………」
向日葵「赤座さん………!」
あかり「………」クルッ
向日葵「!!」
スタスタ
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:45:00.76 ID:QPcA7RO/O
向日葵「そんな………赤座さん………!!」
櫻子「あの………くそったれが!」
不良「へ………へへ、なかなかお利口さんじゃあないの、ほんじゃあ」
不良「たっぷり痛ぶってやっちゃおうかなァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!?」
向日葵「櫻子ッ!!」
櫻子「!!」
ドガシャアアァァァッ!!
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:47:45.09 ID:QPcA7RO/O
不良「ぐはっ………………?」
向日葵「あ………れ?」
櫻子「じ………」
不良「自転車………だとォ………バカな……いつの間」
不良「にィィィィィィィィィィィィィィ~~~~~~~!?」ズザァァアッ
あかり「『スケルトンズ』………不良に迫り来ていた自転車の存在感を消した」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:51:21.98 ID:QPcA7RO/O
あかり「なるほど………自分の存在感は『消せない』のか………便利なようでやっぱり不便なのかな」
あかり「いや………櫻子ちゃんたちを助けられたんだ、やっぱり便利だってことにしておこう」
ヤクザ「おい兄ちゃん………俺よォ、ちゃんと『避けろ』っつったよなぁ?」
不良「え!?」
ヤクザ「ちゃんと『ベルまで鳴らして』よぉ………『避けろ』っつったよなぁ?」
不良「き………聞こえなかった」
ヤクザ「言ったよなァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!?」
不良「はい!」
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:52:33.69 ID:1qBBgnX20
自転車のってベルまで鳴らすやーさん(^ω^)ペロペロ
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:53:56.69 ID:QPcA7RO/O
ヤクザ「つーことはよぉ、俺の『過失』じゃないわけだ………」
不良「は、はぁ」
ヤクザ「逆にさ、お前の過失だよね、俺ちゃんと避けろって言ってたし」
不良「え………」
ヤクザ「お前の過失だよな!?」
不良「はい!」
ヤクザ「だったらよぉ~俺の自転車………ちょいと凹んじまってよ………お前の過失なんだから、お前が払ってくれるよなぁ?」
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:56:26.11 ID:QPcA7RO/O
不良「えっ」
ヤクザ「払ってくれるよなぁ!?」
不良「はいッ!」
ヤクザ「ベネ、後は………」
バキィッ!
不良「あばっ!?」ドザァッ
ヤクザ「てめぇより小せえ女の子いじめてんじゃねえよ、バカが」
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:57:13.29 ID:yAUrKMK00
ヤクザさんカッケー・・・
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:58:28.45 ID:ENK0tcIL0
これぞ極道か
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/05(水) 23:58:32.61 ID:QPcA7RO/O
不良「ひぃぃぃ~~~~………」
ヤクザ「失せな、二度とてめぇより小さい奴に手を出すんじゃあねえぞ」
不良「はっ、はいィィィ!」ピュー
ヤクザ「やれやれ、大丈夫か嬢ちゃん」
櫻子「は、はい………」
向日葵「ありがとう………ございます………」
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:00:48.14 ID:V8ZRttWeO
ヤクザ「よしよし、ちゃんとお礼の言えるいい子じゃないか、気を付けなよ!じゃあな!」チリンチリーン
櫻子「………いい人だったね」
向日葵「人は見かけに依らないのですね」
あかり「二人とも、無事で良かったよ」
向日葵「あっ赤座さん!あなたって人は!よくもぬけぬけと顔を出せたものですわね!!」
櫻子「待って、向日葵」
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:03:21.50 ID:V8ZRttWeO
向日葵「櫻子っ!あなた悔しくないんですの!?」
櫻子「その前に聞きたいことがあるんだ、あかりちゃん」
あかり「………何?」
櫻子「さっきの自転車………不良にぶつかるまで全然気づかなかった………まるで『あかりちゃんのように』『存在感がなかった』………」
あかり「傷つくなぁ………」
櫻子「まさか………あかりちゃん、あかりちゃんが『やった』の?」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:06:15.79 ID:V8ZRttWeO
あかり「………さぁ、どうだろうね」
櫻子「………」
あかり「とにかく、無事で良かったよ、じゃあね」クルッ スタスタスタ
向日葵「な………なんなんですの!!あの態度はッ!」
櫻子「向日葵………明日、あかりちゃんにお礼を言おう」
向日葵「どうしてッ!!彼女は友人を見捨てて逃げた卑怯者ですのよッ!!」
櫻子「いや、あかりちゃんは間違いなく『何らかの形』で私たちを助けてくれたんだ」
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:09:00.55 ID:V8ZRttWeO
向日葵「根拠は………?」
櫻子「本当に逃げたのなら、もう一度戻っては来ないでしょう」
櫻子「あかりちゃんなら、家に帰って罪悪感に押し潰されながら布団を被って震えてるだろうね」
向日葵「なるほど………確かにそんなイメージが………」
向日葵「わかりました………明日、赤座さんにお礼を言いましょう」
櫻子「できれば、さっきのおじさんにもな………」
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:14:42.21 ID:V8ZRttWeO
スタンド名―『スケルトンズ』
本体―『赤座あかり(13歳)』
パワー―C
スピード―B
射程距離―D(ただし能力射程は約10m)
持続力―A
精密動作―B
成長性―A
『能力』
自分以外の生物、もしくは物体の『存在感』を失くす
存在感を失くしたものは『触覚』以外の感覚は他人に気づかれることがなくなる
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:16:35.64 ID:Xj6YoB7v0
――――――存在感を無くす
一見、何の役にも立たないような能力だが
その力は未知数。使い方次第でいくらでも強くなる。
マジでジョジョっぽいな!
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:16:42.06 ID:IJB8MpvS0
成長性Aとか胸熱
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:19:06.33 ID:V8ZRttWeO
追記
つまり先ほど自転車の存在感を失くしていたので、ベルの音は聞こえなかったが、ぶつかった衝撃と痛みは味わった
(ヤクザの存在感も失くしていたが、これは自転車に触れていたので連続的に存在感を失しなった
つまり『スケルトンズ』は存在感を失くす対象がまた別の対象に触れているなら、本体の自由意志で連続的に存在感を失くすことができるのかもしれない{この時のあかりは無意識でやっていた})
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:22:01.57 ID:V8ZRttWeO
――翌日
ジリリリリリリン!
カチィッ!
あかり「………」ガバッ
あかり「何だか………目覚めがいいなぁ」
あかり「まるで新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のように………」
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:23:35.60 ID:V8ZRttWeO
あかり「爽やかな気分だ………」
あかり「けど………」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
あかり「なぁ~んか『嫌な予感』もする………」
あかり「嫌だなぁーッ、あかりの嫌な予感って当たりやすいからなぁ~………」スタスタ
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:26:31.92 ID:V8ZRttWeO
ピーンポーン
あかり「あ、京子ちゃんたちかな、はぁ~~い、今行くよーーーッ!!」
ガチャッ
あかり「お待たせ!」
結衣「おはよう………」
あかり「………?あれ、京子ちゃんは?」
結衣「………やっぱり、連絡がいってなかったか………」
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:29:28.49 ID:V8ZRttWeO
あかり「………?」
結衣「いいか………落ち着いて聞いてくれ、あかり」
あかり「な………何?」
結衣「京子が、昨日車に轢かれた、轢き逃げだ」
あかり「――何だって?」
結衣「今は病院だ、意識が戻らない、峠は越えたがまだ油断はできない」
あかり「な………なんで………」クラッ
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:32:12.73 ID:V8ZRttWeO
あかり「京子ちゃん………!!」
結衣「あかり、どこに行くんだ」
あかり「き、決まってるよ!病院に………!」
結衣「今は止めておいた方がいい、面会謝絶だしな………」
あかり「でも………」
結衣「あかり!!!!」
あかり「!!」
結衣「………すまない」ブルブル
あかり(握った拳が震えてる………そうか、そうだよね)
あかり(結衣ちゃんも………悲しいし、悔しいんだよね………)
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:34:49.16 ID:V8ZRttWeO
あかり「ごめん、結衣ちゃん」
結衣「いや………」
あかり「行こう、学校に………今はそれしかできないんだね?」
結衣「ああ、後は………祈るくらいしか………できない………」ギュウウウ
ぽたっ
あかり(握った拳から、血が………)
結衣「私が………もう少し、京子を私の家に居させてやれば良かったんだ、そうすれば、京子は助かったかもしれない」
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:37:35.96 ID:V8ZRttWeO
あかり「………結衣ちゃんのせいじゃあ………ないよ」
結衣「あかりは優しいから………!」
あかり「京子ちゃんも、そう思ってるはずだよ」
結衣「………………」ジワ
結衣「京子………………!」ポロポロ
あかりは、結衣ちゃんが泣いているのを、見ているしかなかった、傍に立っていてあげることしかできなかった
そして、結衣ちゃんが泣いている時に、ふと彼…DIOさんの言葉を思い出した
……『天国』について、だ
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:40:56.51 ID:V8ZRttWeO
『起こり得る運命が分かっていて、回避不可能と知れば、人は覚悟を決められる』
もし京子ちゃんが、轢かれることが分かっていたなら………
京子ちゃんは、覚悟を決めたのだろうか
もし、京子ちゃんが覚悟を決められたとしても
あかりたちは、京子ちゃんが轢かれることに覚悟を決められるだろうか
――『できるわけがない』
あかりなら………そんな運命を
根本から消してしまいたい
『存在感』なんかよりももっと決定的に失くしてしまいたいと思う
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:43:04.58 ID:V8ZRttWeO
結衣「うぐっ………ひっく………」
あかり「………」
結衣「………ごめんな………っく、あかり………」
あかり「気にしないで、あかりも同じ気持ちだから」
あかり「結衣ちゃんは、今は泣いた方がいい」
結衣「ありがとう………へへ、何だかあかりが頼もしく見えるよ」
あかり「あかりは主人公だからね」
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:45:32.79 ID:V8ZRttWeO
結衣「あはは………」
ブォォォオオオオオオオオン
あかり「………?」
結衣「あかりは強いね………」
ブォォォオオオオオオオオオオオオオン
あかり「………………」
結衣「私も、あかりみたいに――」
ブォォォオオオオオオオオッ!!
あかり「――結衣ちゃんッ!危ないッ!!」ドンッ
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:47:59.67 ID:V8ZRttWeO
結衣「――うわっ!」
ブォォォオオオオオオオオンオオオオオン!!!!
あかり「『スケルトンズ』ッ!!」ドギャンッ
ズザァッ!
ブオンッ
車『………』
あかり「………京子ちゃんを轢いたのは………あの車か?」
あかり「今のは………間違いなく『轢きに来ていた』から………」
392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:51:16.61 ID:V8ZRttWeO
車『………………』ブォンブォン
あかり「『もう一度』来るな………!!」
あかり「『スケルトンズ』で結衣ちゃんの存在感を消した、今の車には結衣の存在は認識できない」
あかり(あかりにも認識できないが、感覚的にどこにいるかは理解できる)
あかり(結衣ちゃんを認識できないなら、次に狙うならあかりだろう、狙いがわかっているならまだ避けやすい!)
あかり「結衣ちゃん、そこから動かないでよッ!!」ダッ
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:54:24.64 ID:V8ZRttWeO
車『………!』ブォンブォォォン
あかり「来るか………来いッ!!」
ブォォォオオオオオオオオン!
あかり「うおおおおおおッ」ダダダダダッ
結衣『あ………あかりが急に動くなと言ったから動いてないけど、あの車………』
結衣『なぜか動いてない私じゃなくてあかりを追っているぞッ!一体どういうことだ………!?』
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 00:57:19.23 ID:V8ZRttWeO
あかり「うおおおおおおおおおッ!!」ダダダダダダッ
ブォォォオオオオオオオオンッ!!
結衣『あっ!あかりが逃げている先は壁だッ!!な、何をしているんだあかりはッ!?』
結衣『そこに逃げても、避けられないのにッ!!!!?』
あかり「恐らくこのまま逃げてもいずれは追いつかれるだろうね」
あかり「ならば………!」
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:00:19.31 ID:V8ZRttWeO
あかり「良し………」ピタッ
結衣『な、何をやってるだあかりッ!?止まるなッ!逃げろよッ!!』
あかり「まだだ………まだ『引き付けるんだ』………!」
ブォォォオオオオオオオオンオンオン!!
あかり「………!!」
ブォォォオオオオオオッ
あかり「今だッ!!『スケルトンズ』ッ!!壁を『破壊する』ッ!!」
あかり『AAAAAAAKARYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!』ドゴドゴドゴドゴ
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:05:46.93 ID:2ggqy6WY0
AKARYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:03:32.76 ID:ca5/4xdd0
熱いな
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:03:32.44 ID:jzkH/shz0
あかりがDIO寄りだから微妙に不安になる
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:03:36.86 ID:V8ZRttWeO
結衣『!?なんだ、壁が「勝手に」崩れていくッ!?』
車『………!』
ドガッ ドカァッ バラバラァァ
あかり「壁を崩して逃げ場を確保!」
あかり「さらに散らばった瓦礫でお前の車に『マーキング』した………少しは凹んだかな?凹んだなら後々に見つけやすくなるだけどな………」
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:06:05.37 ID:V8ZRttWeO
車『………………』
ブォォォオオオオオオオオン
あかり「逃げていったか………………」
結衣「あ、あかり!今のは………」
あかり「さぁ………勝手に壁が崩れて良かったよ」
おばさん「キャアアアアアッ!あたくしの家の壁が崩れてるゥゥゥゥ~~~~ッ!!一体誰がァァァァァ許さんッ!!」
結衣「………………」
あかり「やれやれだよぉ」
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:08:36.37 ID:V8ZRttWeO
――――学校
櫻子「あっ、あかりちゃん!」
向日葵「あ、赤座さん………あの、昨日は」
あかり「ごめん二人とも、急用が入った、ちょっと娯楽部へ行くよ」
櫻子「え」
向日葵「………」
ちなつ「あれ?私目立ってない?」
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:11:53.92 ID:V8ZRttWeO
――娯楽部
ガラッ
あかり「ハァー、ハァーッ………DIOさん………」
DIO「………どうしたアカリ、そんなに息を切らして」
あかり「………京子ちゃんが、車に轢かれたらしいんです」
DIO「………キョーコが?」
あかり「あの、それで、今朝………多分、京子ちゃんを轢いた犯人が、あかり達を襲ってきたんです」
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:14:24.09 ID:V8ZRttWeO
DIO「ほう………?」
あかり「で………ここからが少し『奇妙』なんです」
DIO「………奇妙?」
あかり「あかりは、車から逃げるために『スタンドで』壁を壊したんです、+散らばる瓦礫で車にマーキングするためにも………」
DIO「なかなか頭の回る子のようだな、アカリ………悪くない作戦だ」
あかり「それで………奇妙なのは………」
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:17:39.39 ID:V8ZRttWeO
あかり「車は、散らばった瓦礫に当たりながらも『真っ直ぐ』に逃げていったことなんです」
DIO「………………」
あかり「普通なら、壁が勝手に崩れて、瓦礫に当たったなら『ブレーキをかける』か、『ハンドル操作』で振りきようとしますよね?」
DIO(このDIOが生まれた時代には馬車しかなかったからな………なんとも言えん)
あかり「まるで………あかりが『スタンドで壁を壊した』のが『見えてた』ように、あの車は瓦礫にぶつかりながらも真っ直ぐに逃げたんです………」
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:19:07.98 ID:JfA/UptA0
DIO分かってないぞwwww
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:19:54.96 ID:XU0hY7Xa0
DIO様車動かせないもんな
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/10/06(木) 01:20:00.41 ID:mWERF+dq0
あかりが、まるで主人公のようだ
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あかり「だ、誰ですか?」DIO「………」【後編】
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