前→
マヤ「パターン青!!間違いありません、かわいい使徒です!!」
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:28:29.97 ID:pDT4pUHP0
参号機「バカバカー!!」
ポカポカ
トウジ「おーい、せんせー、こいつなんとかしてくれー」
シンジ「えー?」
ケンスケ「というか、この腰から伸びているケーブルは……やっぱり、エヴァ?」
参号機「にゃああ!!!!ちょっとぉ!!!どこ触ってんのよ!!!スケベ!!」
ケンスケ「ええ?」
初号機「うわーケンスケさんさいてー」
弐号機「あうぅ……ママぁ」
アスカ「あんたバカぁ!?」
ケンスケ「は?」
レイ「この子たちのケーブルは人間でいうと……その……感じるところだから」
ケンスケ「え?」
シンジ「ケンスケ、ごめん。もう初号機ちゃんに近づかないで」
ケンスケ「ええええええ!!?!?!」
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:33:09.74 ID:pDT4pUHP0
ネルフ本部
マヤ「……これは?!」
ミサト「どうしたの?」
マヤ「パターン緑?青?んん??」
リツコ「報告ははっきりと」
マヤ「それが……モニターにうつします」
ミサト「……え?」
参号機「トウジ、私に気安く触らないでよね!!」
トウジ「誰が触るか」
参号機「なによ!!!ちょっとぐらい触ってもいいけどぉ!?」
トウジ「どっちやねん!!」
ミサト「参号機じゃない」
マヤ「あの……あれが、使徒っぽいんですけど」
リツコ「なんですって?」
ミサト「シンジくん!!聞こえる!?」
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:36:55.64 ID:pDT4pUHP0
シンジ「あ、はい!」
ミサト「参号機がそっちにいるわね?」
シンジ「はい、いますけど」
ミサト「それ、使徒みたい」
シンジ「えええ???」
参号機「ふん……」
トウジ「むかつくやっちゃなぁ」
ミサト「ちょっと、初号機と遊ばせてみてくれない?」
シンジ「初号機ちゃん、ちょっとあの子と遊んでみて」
初号機「はーい♪―――参号機ちゃーん!!」
参号機「なによ!?あ、だめ!!腕をひっぱらないで!!!!」
初号機「いっしょにあそぼー♪」
参号機「だめえ!!腕は―――」
トウジ「え?」
参号機「い、いやぁ!!!みないで!!トウジはみちゃだめぇぇ!!!!」
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:41:20.76 ID:pDT4pUHP0
デロロロン
トウジ「な……腕が、のびよった……?」
参号機「あ……やだぁ……トウジ……みないで」
初号機「すごーい!腕がのびたー♪」
弐号機「なわとび、できそう」
零号機「どういうこと?」
シンジ「あの、腕が伸びちゃいました」
ミサト「はぁ……使徒ね」
参号機「あ……あ……」
トウジ「お前……使徒か?」
参号機「……みないで……トウジ……ごめんなさい……わたし……もう……けがされてるから」
トウジ「……」
参号機「だから……トウジのことなんて、嫌いになりたかった……私が嫌いになれば……トウジもきら、いになると、おもってぇ……うぅ」
トウジ「お前……」
参号機「でも、トウジの匂い、好きなの……嫌いになれないよぉ……」
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:45:27.14 ID:pDT4pUHP0
アスカ「どうするの、ミサト?」
ミサト「……」
シンジ「トウジ……」
参号機「ごめんなさい……ごめんなさい……トウジ……ごめんなさい……!」
トウジ「……腕は戻せるんか?」
参号機「う、うん……」
シュルルルル
初号機「すごーい!!!ゴムみたーい!」
零号機「もう一回!もう一回!!」
弐号機「うーしょ」
デロロロン
トウジ「なんや。戻せるならええやん」
参号機「え……」
トウジ「腕が伸びたままやと色々大変やけど、戻せるなら、それはお前の個性やろ?」
参号機「き、きもちわるくないの……?」
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:50:21.23 ID:pDT4pUHP0
トウジ「ええやん。腕が伸びるエヴァはお前だけやし、自慢になる」
参号機「トウジ……!!」
初号機「のびるー!」
零号機「どこまでのびるんだろう?」
弐号機「わーい」
ニュルルルルルルルル
トウジ「お前の保護者はワシなんやろ?」
参号機「うん」
トウジ「なんでかは知らんが、そうなら仕方ないな。ワシが守ったる!」
参号機「トウジ」
トウジ「お前を悪くいうやつは、ワシが殴ったる!」
参号機「……ふ、ふん!!!それが保護者として当然のことでしょ!!そんな自慢げに言わないで!!」
トウジ「正直になれや。うれしいくせに」
参号機「う、うれしくなんてないんだからぁ!!!」
初号機「あ、弐号機ちゃん校庭まで行っちゃった……。そろそろ戻ってー!!!」
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:55:24.76 ID:pDT4pUHP0
ネルフ本部
トウジ「今日からお世話になります。鈴原トウジです!」
参号機「エヴァンゲリオン参号機、よろしく」
シンジ「うん」
レイ「よろしく」
アスカ「まさか、アンタがねえ」
トウジ「なんや?文句でもあるんか?」
ミサト「はいはい。そこまで。トウジ君、ありがとう。引き受けてくれて」
トウジ「いやぁ。ミサトさんの頼みでしたらなんでも引き受けます!!」
アスカ「バカ」
レイ「ゼロ、帰るわ」
零号機「はーい」
シンジ「あれ?父さんはいないんですか?」
ミサト「ええ、ちょっち、月まで」
シンジ「つき?」
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:56:54.61 ID:ZcCZIPIbO
ついにカヲルくんと四号機登場か
199: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/08/08(月) 21:59:10.64 ID:fTA84vDsi
使徒ちゃんマジ天使
あ、もとから天使か!!
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 21:59:36.21 ID:pDT4pUHP0
シャトル内
冬月「完成していたのか、エヴァンゲリオン6号機」
6号機「にーにー!!!」
テトテト
カヲル「危ないじゃないか、走ったら」
6号機「ごめんなさーい」
カヲル「……ショタはいいねえ」
6号機「ショタはいいねー♪」
ゲンドウ「誰だ、アレは?」
冬月「一応、資料はある。渚カヲル、6号機の保護者だ」
ゲンドウ「……そうか」
カヲル「……初めまして、おとうさん……」
ゲンドウ「……!?」
冬月「どうした?」
ゲンドウ「少し、寒気が」
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:05:02.41 ID:pDT4pUHP0
数日後
マヤ「きゃぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
リツコ「どどど、どうしたの!!?」
マヤ「パターン青!!!可愛い使徒です!!!」
ミサト「嘘でしょ!?碇司令も冬月副司令もいないってえのに!?」
日向「モニター出ます」
ミサト「な……!?」
リツコ「あれは……???」
ゼルエル(15歳)「はーい、すいませーん、ちょっと通りますねー」
ミサト「ちょっと、ここまで侵入されてるじゃない!?!!」
マヤ「すいません!!!!かわいい中学生かと思って入れちゃいました」
リツコ「まあ、セーラー服きてるしねえ」
ミサト「はぁ……頭、痛い」
ゼルエル「すいませーん。アダムいますかぁー?」
ミサト「ゴミ箱漁ってるわ、あの子」
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:09:02.62 ID:pDT4pUHP0
ゼルエル「はぁ……ここも外れかぁ。もうお腹すいたし、帰ろうかなぁ」
シンジ「あれ、君だれ?」
初号機「んー?」
ゼルエル「あ、これはこれは。私の妹達がお世話になりました」
シンジ「はぁ……」
ゼルエル「へえ?ふんふん、ほぉ……」
シンジ「な、なに?」
ゼルエル「くんくん……」
シンジ「ひ!!」
初号機「―――オォォォォォォォオオオオン!!!!!」
ゼルエル「―――よっと、あぶない♪」
初号機「がるるるるるるる!!!」
シンジ「君は、誰?」
ゼルエル「使徒ですよ、シンジさん?」
シンジ「使徒だって!?」
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:09:28.79 ID:xU4Nmyby0
JCktkr
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:11:04.32 ID:m6yem/4O0
ゼルエルたんはやっぱ別格か!
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:13:35.64 ID:pDT4pUHP0
ミサト「シンジ君!!」
シンジ「ミサトさん!!今、目の前に使徒が!!」
ミサト「捕獲してちょうだい!!」
シンジ「わかりました!!」
ゼルエル「ほーら、大車輪!!」
初号機「きゃははははははは♪」
グルングルン
シンジ「わあああ!!!それ肩が外れるから!!!せめてジャイアントスイングに!!!」
ゼルエル「ぶっとべー♪」
初号機「わーい!!!シンジさーん!!!!わたし、とんでるよぉぉぉぉぉ!!!!!」
シンジ「初号機ちゃん!!!危ない!!!!」
ガシャーン!!!!
初号機「あぅぅ……キュー……(ガクッ」
ゼルエル「さてと、邪魔者は気絶しましたね」
シンジ「よ、よくも初号機ちゃんを……許さないぞ……!!」
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:18:49.39 ID:pDT4pUHP0
マヤ「初号機、活動限界です!!初号機のおやつ時間まであと20分もあります!!」
リツコ「おやつタイムまで待つことは無理ね」
ミサト「シンジくん……!!!」
ゼルエル「ふふ、どうします?」
シンジ「くそ……!」
ゼルエル「こないなら……えい♪」
ガバッ!
シンジ「うわ!!!」
マヤ「シンジ君が使徒にマウントを取られました!!!」
リツコ「何をする気なの?!」
シンジ「く……どけよ……!!」
ゼルエル「ふふふ……やっぱり、シンジさんは良い匂いがしますねえ」
シンジ「なにを……!?」
ゼルエル「……食べちゃってもいいですか?」
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:24:11.78 ID:pDT4pUHP0
ミサト「んな!?」
マヤ「シンジ君!!!不潔です!!!」
リツコ「ちょっと、録画しといて!!参考資料になるかもしれないわ!!!」
シンジ「やめ……ろ!」
ゼルエル「もう……我慢できません……お腹もすいてますし……ふふ」
シンジ「な、くそ……!!!」
ゼルエル「じゃあ、上から……いただきまーす♪」
シンジ「な……!?!」
マリ「っどせーい!!!!!」
ヒュウゥゥゥゥゥゥ!!!!!
ゼルエル「!?」
仮設5号機「マリさーーーーん!!!!!!なげるとか酷いっすーーーーーー!!!!!!!」
ゴーーーーーーン!!!!!
ゼルエル「きゃぎぃ!?」
マリ「どう?必殺5号機キャノンの威力。すごくない?」
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:28:26.40 ID:pDT4pUHP0
シンジ「え?え?」
マリ「大丈夫?怪我は?」
シンジ「あ、大丈夫……」
仮設5号機「マリさぁん……やめてくださいよぉ……あててて」
マリ「非常事態だから」
仮設5号機「マリさん、いつもそれっすよね」
マリ「文句、ある?」
仮設5号機「な、ないっす」
マリ「よろしい♪」
シンジ「あの、君たちは?」
マリ「ん?マリだよ。で、こっちの彼が……」
仮設5号機「仮設5号機っす。すいません、気持ち悪いですよね?なんか、足がいっぱいあるし」
シンジ「いや、それはいいんだけど」
ゼルエル「あてて……やってくれますねえ」
マリ「お、起きたにゃあ」
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:33:50.87 ID:pDT4pUHP0
ゼルエル「……誰ですか?」
マリ「まあまあ、ちょっと向こうで話そうよ」
ゼルエル「え?ちょっと、なんですか?」
マリ「いーからいーから」
ゼルエル「え?え?」
マリ「じゃあ、少年。初号機ちゃんを助けてあげるんだぞぉ」
シンジ「あ、そうだった!!」
初号機「あう……ごめんなさい、シンジさん……」
シンジ「怪我は?」
初号機「……お腹、すいたぁの」
シンジ「そっか」
仮設5号機「あ、じゃあ、このクッキーでも―――」
ゼルエル「きゃぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!!人でなしぃぃぃぃぃい!!!!!!」
シンジ「なんだ!?」
マリ「なによー!ちょっとだけでいいからー、裸になってベッドに入ろうー!!」
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:34:35.40 ID:srEvijTT0
マリそっちかwww
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:36:11.25 ID:JWaa/tjb0
ビーストwwwww
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:37:49.06 ID:pDT4pUHP0
ミサト「……」
ゼルエル「あの!!早く、私を捕獲してください!!!!」
マリ「はぁーはぁー」
リツコ「どうかしたの?」
マヤ「なんか、ジャストミートとか言ってましたけど」
リツコ「……無様ね」
ミサト「わかったわ、こっちにいらっしゃい」
ゼルエル「た、たすかりますぅ」
マリ「まってよー!!一夏の思い出にぃぃぃ!!!!にゃぁあああ!!!!」
仮設5号機「マリさん、ちょっと落ち着いて!!!」
マリ「いやいや!!もうJCタイプの使徒なんて出てこないんだからぁ!!」
シンジ「なんで知ってるの?」
マリ「これ!!」
シンジ「……死海文書?」
初号機「シンジさん、なにーそれー?」
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:43:29.80 ID:pDT4pUHP0
シンジ「……なにこれ?」
初号機「すごーい。あ、これ私ににてるー」
ミサト「ちょっと、それは!?」
マリ「はあ、あの子が出てくるタイミングを狙って来日したっていうのになぁ……」
シンジ「全ての使徒が載ってる……?」
初号機「あと三人もいるねー。あ、アルミサエルちゃんって10歳なんだー」
ミサト「はぁ……マリ、あなたねえ」
マリ「にゃあ?」
リツコ「こんなものは何も役に立たないわ」
マヤ「これは、すごい!!!!使徒のプロフィールがのってる……!!!!サキエルちゃんは最近九九を覚えた?!」
シンジ「でも、後三体で終わり、なんですね?」
リツコ「そうね。終われば、いいわね」
シンジ「え?」
ミサト「……そうか」
リツコ「……エヴァンゲリオンはすでに量産体制に入っているわ」
235: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/08/08(月) 22:45:41.86 ID:fTA84vDsi
>リツコ「……エヴァンゲリオンはすでに量産体制に入っているわ」
何その天国
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:49:24.09 ID:pDT4pUHP0
数日後
マヤ「パターン青!!!やっぱり今日も可愛い使徒です!!」
ミサト「どこにいるの!?」
マヤ「あそこです!!!」
リツコ「あそこは……ビルの屋上?!」
ミサト「何をやっているの?」
アラエル(8歳)「えーい」
マヤ「なんか、紙飛行機を延々と折っては投げてますね」
ミサト「何の目的があるわけ?」
リツコ「使徒たちはただ可愛いだけよ。それ以上でも以下でもないわ」
ミサト「まあ、そうね」
シンジ「ミサトさん!!全員、配置に着きました!!」
ミサト「オッケー。じゃあ、捕獲よろしく♪」
シンジ「はい!!」
アラエル「えーい……あ、これはだめだった。じゃあ、次のを……(おりおり」
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:54:03.18 ID:pDT4pUHP0
アラエル「むー……できた♪」
初号機「ねえねえ、飛ばすの?」
アラエル「だれ?」
初号機「わたし、初号機!!」
零号機「ゼロって呼んでいーよ」
弐号機「に、弐号機、です」
参号機「へえ、結構綺麗におってるのねえ」
仮設5号機「僕も折ってみていいっすか?」
アラエル「うん♪みんなでおろーよ」
初号機「じゃあ、私は黄色い折り紙ー」
零号機「え?それ僕の色なのにぃ」
弐号機「あか♪あか♪」
参号機「……黒はあるの?」
シンジ「折り紙大会になったね」
レイ「……すばらしい(はにゃーん」
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 22:58:52.03 ID:pDT4pUHP0
トウジ「なにやっとんねん、あれ?」
アスカ「まあ、いつもこんな感じよ。適当に遊ばせてるだけね」
マリ「ふあぁああ……退屈」
アラエル「じゃ、いくよ。せーのっ」
アラエル&初号機&零号機&弐号機&参号機&仮設5号機「えーいっ♪」
ヒュウゥゥゥ……
初号機「とんだー♪」
零号機「いっけー!」
弐号機「どこまでとぶかなぁ♪」
参号機「まあ、海まではいくんじゃない?」
仮設5号機「海までっすか?南極までいきますかね?」
アラエル「きっと行くよ♪みんなの紙飛行機、すごいもん!!」
シンジ「……(おりおり」
アスカ「……あ、ちょっとずれた」
レイ「……難しい」
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:05:20.53 ID:pDT4pUHP0
アラエル「それで、みんなは私に何か用があるの?」
初号機「うん!捕まってほしいな!」
アラエル「捕まる?」
参号機「いっとくけど、抵抗しても無駄だからね!!!……まあ、別に痛くするつもりはないけど」
アラエル「ふーん。それって、絶対なの?」
零号機「う、うん。ごめんね?」
アラエル「うー……ま、いっか。みんな私と一緒に遊んでくれたし。捕まるー♪」
初号機「じゃあ……ぽじゅとりょんらいふるー!てーい!」
アラエル「きゃーやーらーれーたー」
弐号機「か、かくほ、しました……」
アラエル「また、遊んでね?」
初号機「うん!」
トウジ「おりゃああ!!!セカンドインパクト号!!!とんでけえ!!!!」
マリ「おーと、セカンドインパクト号はマリの手によって無残にも壊されましたー(ぐしゃ」
トウジ「ぬあああああああああああああああ!!!!!!!なにしてくれとんねん!!!!!!」
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:10:25.88 ID:pDT4pUHP0
ネルフ本部
ゲンドウ「ご苦労だったな」
シンジ「いえ」
冬月「こっちだ」
アラエル「ばいばーい」
初号機「ばいばーい」
マヤ「碇司令。ロシアのネルフから通信が」
ゲンドウ「こちらに回してくれ……碇だ」
シンジ「さて、かえろ」
参号機「ちょっと、トウジ。喉乾いた」
トウジ「そう思って、買っといたで?ほら」
参号機「……!?なによ!!!気がきくじゃない!!!」
トウジ「褒めてんのか怒ってんのかはっきりせえ」
ゲンドウ「……そうか。分かった」
ゲンドウ「完成したのか……エヴァシリーズ……」
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:11:27.64 ID:zCehE2E20
二号機が食われる・・・食われる・・・ゴクリ
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:14:42.46 ID:XdGZowKWO
ツンツンされたりペロペロされたりモグモグされたりするんだろ!?
はやくしろ!
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:15:18.28 ID:pDT4pUHP0
数日後
マヤ「パターンあう!!!使徒です!!」
リツコ「発音ははっきりね」
ミサト「彼女は……?」
アルミサエル(10歳)「……」
マヤ「公園のベンチでずっとメビウスの帯を指でなぞってますね」
リツコ「ここに来て不思議ちゃんか」
ミサト「まあ、今回は全員で行く必要もないでしょう」
アスカ「着いたわよ、ミサト」
レイ「目標、捕捉しました。かわいいです」
ミサト「今回の使徒はレイと気が合いそうだから、レイにまかせるわ」
レイ「それは私が不思議ちゃんってことですか?」
アスカ「まあ、そうじゃない?」
レイ「……(ムカ」
ミサト「が、がんばってね、二人とも」
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:19:01.57 ID:pDT4pUHP0
アルミサエル「……」
レイ「ゼロ、いくわよ」
零号機「うん」
アルミサエル「……?」
レイ「楽しい?」
アルミサエル「……(ふるふる」
レイ「楽しく、ないの?」
アルミサエル「……(コク」
零号機「じゃあ、どうしてずっとなぞってるの?」
アルミサエル「……」
レイ「……」
アルミサエル「……?」
アスカ「首を傾げた……自分でもわかってないわけ?」
弐号機「ママぁ……おしっこぉ」
アスカ「はぁ?だから、あれだけ出撃前はジュースを飲むなって言ったでしょ!?……いいわ、向こうの草むらで済ませましょう」
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:19:13.87 ID:jc4ysVeP0
登場人物多くなってきたな
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:21:16.96 ID:XlVn5+vAI
アスカが意外といい母親役
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:22:49.35 ID:pDT4pUHP0
レイ「……」
アルミサエル「……?」
レイ「捕獲」
ヒョイ
零号機「わあああ、お姉ちゃん、大丈夫?」
レイ「嫌、かな?」
アルミサエル「……(ふるふる」
レイ「このまま一緒にいく?」
アルミサエル「……(コク」
レイ「そう。うれしい」
アルミサエル「……お……」
レイ「え?」
アルミサエル「……お、か……さん……す、き……」
レイ「……私も、好き」
アルミサエル「…………(ニコっ」
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:27:32.88 ID:pDT4pUHP0
レイ「……終わったわ」
アスカ「こっちも終わったわ」
弐号機「ふぅ♪」
零号機「わーい♪」
アルミサエル「……すー……すー……」
アスカ「あら、寝てるじゃない。起こしちゃ、だめよ?」
弐号機「うん」
零号機「うん」
レイ「葛城三佐。捕獲、完了しました」
ミサト「お疲れさん。なんともない?」
アスカ「まあ、今回も大人しい使徒だったわ」
ミサト「……悪いけど、すぐに帰ってきてもらえる?」
レイ「……なにか、あったんですか?」
ミサト「最後の使徒が現れたわ」
アスカ「え?」
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:32:01.43 ID:pDT4pUHP0
ネルフ本部
アスカ「……」
レイ「……」
カヲル「どうも。渚カヲル。―――使徒です」
ミサト「で、その使徒さんがわざわざここまで足を運んでくれた理由は?」
カヲル「……ふふ」
シンジ「!?」
トウジ「なんやあいつ、シンジを見つめてんぞ?」
マリ「ふぁああ……どうでもいい」
カヲル「僕がここに来た理由は一つ。僕の4号機と初号機を戦わせるためですよ」
ミサト「なんの意味が?」
カヲル「……4号機」
4号機「…………………にーちゃん、おしっこもれたぁ」
カヲル「おやおや、困った子だ」
アスカ「……ちょっと!!!!まだ3歳ぐらいじゃないの!?」
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:34:52.28 ID:6RUWthKX0
4号機ペロペロ
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:35:37.88 ID:pDT4pUHP0
カヲル「生まれたばかりなんだ……はい、オムツをかえようね」
4号機「うん」
初号機「わーかわいい♪」
零号機「うん」
弐号機「……(ツンツン」
4号機「なに?」
弐号機「……うごいた」
ミサト「で、どうしたいわけ?」
カヲル「戦わせて初号機が勝てば僕も捕獲されますよ」
マリ「あんたが勝ったら?」
カヲル「ここに収容されている使徒を全部解放していただきます」
ゲンドウ「それはできん相談だ」
カヲル「ロリコンには聞いてません」
ゲンドウ「……むう」
カヲル「どうです?やりませんか?」
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:38:52.27 ID:pDT4pUHP0
アスカ「断ったら?」
カヲル「……こうします」
シンジ「え?」
初号機「…………」
零号機「…………」
弐号機「…………」
参号機「…………」
仮設5号機「……………」
マリ「ちょっと、みんな!?」
レイ「ゼロ!?」
シンジ「初号機ちゃん!!!」
トウジ「なにしてくれとんねん!!!!」
カヲル「僕を甘く見ない方がいい。エヴァを操れるんですから」
ミサト「そういうこと……シンジくん?」
シンジ「分かりました。やります。戦います!!」
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:44:11.15 ID:pDT4pUHP0
カヲル「流石はシンジ君。そう言ってくれると思っていたよ」
シンジ「それで、どう戦わせるんだ」
カヲル「……勿論、それは彼女たちに決めてもらえばいい」
シンジ「エヴェ同士に……?」
初号機「は!!あれ?」
4号機「おねーやん、戦う?」
初号機「え?あ、シンジさん?」
シンジ「あ、うん。戦って」
初号機「―――てい」
ポカン
4号機「………ふぇ」
初号機「かったー♪」
カヲル「……」
シンジ「……」
4号機「びぇぇぇぇえええええええん!!!!!!!!おーねやんがぶったぁぁぁぁぁ!!!!!」
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:49:43.04 ID:pDT4pUHP0
カヲル「今のはノーカン」
アスカ「なによ!初号機の勝ちじゃない!!」
カヲル「でも……」
初号機「えー?ダメだったの?」
4号機「うぇぇぇえええええん!!!!いたいよぉぉぉぉおお!!!!」
カヲル「よしよし」
シンジ「なんか、ごめん」
カヲル「いや、シンジ君は悪くないよ」
レイ「とりあえず、ゼロたちは解放して」
マリ「そうね。まずは一勝ってことで」
カヲル「……仕方ないね」
零号機&弐号機&参号機&仮設5号機「…………は!?」
レイ「大丈夫?」
トウジ「おい、大丈夫か?」
参号機「ちょっと、トウジ、顔近い!!!」
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:56:32.29 ID:pDT4pUHP0
弐号機「ママー」
アスカ「大丈夫だった?もう怖くないからね?」
シンジ「どうするの?」
カヲル「……」
4号機「うぅぅぅ……」
カヲル「ダメみたいだね。僕の負けだよ、シンジ君」
シンジ「いいの?」
カヲル「ああ。でも、僕たちはついに全て捕獲されてしまった……」
ミサト「そうね」
カヲル「もうすぐここに、人類が作り上げたエヴァシリーズが攻めてくる」
アスカ「ど、どうして?」
カヲル「あんなに可愛い使徒を独占しているんだ。各国が黙っているはずないからね。みんな使徒が欲しいのさ」
トウジ「なんやそれ!?」
カヲル「……僕もあの子さえ降りてきてくれたら協力できる。それまで、さようなら、シンジ君」
シンジ「う、うん……ありがとう」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/08(月) 23:59:16.44 ID:evU++RMP0
カヲル君呆気ないなwww
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:06:10.20 ID:bJAZxAk20
数日後
マヤ「はあ……可愛い使徒はもう現れないんですね」
日向「そうだな」
青葉「なんか、寂しいな」
マヤ「そうですねえ」
ウィーン!!!ウィーン!!!!
マヤ「え?な、なに!?」
日向「上空に熱源確認!!!」
青葉「1、2、3……9体?!」
マヤ「あ……!!!!」
マリ「ようやくおでましにゃあ」
仮設5号機「あれが……量産機っすか」
マリ「使徒捕獲計画……やっぱり、最後は人の手で邪魔されるにゃあ」
仮設5号機「……マリさんにゃあにゃあいいすぎ」
マリ「さてと、準備しますか!」
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:10:31.28 ID:SVN194rNI
終わりが見えてきた
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:11:08.19 ID:bJAZxAk20
ミサトのマンション
初号機「ふんふーん♪」
イスラフェル姉「らんらーん♪」
イスラフェル妹「らんらーん♪」
弐号機「ペンペーン♪」
ペンペン「くぉ!!!!くげぇえ!!!」
ミサト「……ぷはぁ」
アスカ「昼からいい御身分ね、ミサト」
ミサト「別にぃ。もう私、作戦本部長じゃないしぃ」
アスカ「左遷か」
ミサト「可愛い使徒はいなくなったんだからしょうがないでしょ!!」
シンジ「リストラ」
ミサト「それをいわないでよぉ!!」
シンジ「……ん?空から何か降ってきてない?」
アスカ「はあ?……ええええ???」
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:15:03.33 ID:bJAZxAk20
レイ「あれは……」
トウジ「……なんや、あれ?もう戦いは終わったんちゃうんか!?」
零号機「レイお姉ちゃん……」
参号機「トウジ……なんだか、あれ、怖い……」
トウジ「なんやねん、あの白い服きたガキンチョどもは……?」
レイ「量産機……」
トウジ「え?」
レイ「ゼロ、向こう」
零号機「う、うん!」
トウジ「ちょっと待て!!しゃーない、いくぞ、参号機!!」
参号機「め、命令しないでよ!!!」
ゲンドウ「始まったな」
冬月「ああ。使徒捕獲計画……やはりすんなりとはいかせてくれんな」
ゲンドウ「ああ。だが、この子たちは絶対に渡さん」
サキエル「……なにか、くる?」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:18:43.67 ID:bJAZxAk20
量産機「ちゃくちー♪」
量産機「わーい!たのしかったねー」
量産機「ねえねえ、私たちって何しにきたんだっけ?」
量産機「え?それは……」
量産機「んー……」
量産機「なんだろね?」
量産機「確か、使徒がなんとかって言ってた気がする」
量産機「?????」
量産機「まあ、いいや。鬼ごっこする人、この指とーまれ!!」
量産機「わーい♪」
量産機「じゃあ、みんなで鬼ごっこーだぁ!」
量産機「鬼決めよーよ」
アスカ「……なに、あれ?」
弐号機「こ、こわいよぉ」
量産機「むむ!?だれかいるぅ!?」
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:22:54.08 ID:bJAZxAk20
シンジ「初号機ちゃん!!ほら、早くいくよ!!!」
初号機「だって、まだ、この絵が完成してないもん」
シンジ「ええ?」
イスラフェル姉「がんばってね、初号機ちゃん!」
イスラフェル妹「ファイトー」
初号機「ふんすー」
シンジ「あああ。アスカ、ごめん。もうしばらくかかりそう……」
ミサト「んごー……んごー……」
量産機「わーい、ねね、アナタ私たちの仲間?」
弐号機「う、うん……多分」
アスカ「あ、ちょっと!」
量産機「わーい!じゃあ、一緒にあそぼー」
弐号機「え?いや、やめてぇ」
量産機「わっしょい!わっしょい!!」
弐号機「えーん!!!ママぁ!!!たすけてーー!!!」
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:27:44.87 ID:bJAZxAk20
弐号機「あぅ……」
量産機「じゃあ、じゃんけんしよ、じゃんけん!」
弐号機「う、うん……」
量産機「じゃんけん、ぽん!!」
弐号機「……ふぇ」
量産機「弐号機ちゃんの一人負けー」
量産機「じゃあ、私たちが鬼ね」
弐号機「え?」
量産機「うんうん。弐号機ちゃんが鬼なのは可哀そうだもん」
量産機「私たちみんなで弐号機ちゃんを追いかけるからね♪」
弐号機「ええええ!?」
量産機「じゃあ、いくよー!よーい」
弐号機「うぁあぁああん!!!!!」
ダダダダッ
量産機「おえーーーーー♪(ドドドドドドドド!!!」
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:31:29.69 ID:bJAZxAk20
アスカ「なによ、あれ、ただのいじめじゃない!?」
アスカ「止めないと……!!」
レイ「待って」
アスカ「ファースト!?」
トウジ「あれを止められるのは同じエヴァだけや」
レイ「ゼロ。お願いね?」
トウジ「しっかり頼むで?」
零号機「うん」
参号機「ま、これで最後だし、少しだけ本気出しちゃおっかな?」
トウジ「期待してるで」
参号機「……ふん」
弐号機「やだぁああああ!!!!!」
量産機「そっちにいったぞー♪」
量産機「つかまえた♪」
弐号機「きゃぁあああああ!!!!!」
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:35:40.07 ID:bJAZxAk20
量産機「よーし、弐号機ちゃんゲットー♪」
量産機「かわいいよねー」
弐号機「やめてぇ」
量産機「なにするー?」
量産機「そーだ、弐号機ちゃんのケーブルをこすっちゃう?」
量産機「いーね。私たちにケーブルないし」
弐号機「やめて!!そこだけは!!!」
量産機「いーじゃない♪」
量産機「押さえて」
量産機「はーい」
弐号機「やめてぇ!!!」
量産機「よーし……むふふふふ」
量産機「みんなでさわろー」
量産機「―――てあー♪」
弐号機「――――はにゃぁあああああああああ!!!!!!!!」
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:40:01.46 ID:bJAZxAk20
弐号機「あ……あぅ……(ピクッピクッ」
量産機「あらら?」
量産機「弐号機ちゃーん?」
量産機「気絶しちゃったね?」
アスカ「弐号機ぃぃぃぃぃぃぃいいいいい!!!!!!!」
レイ「押さえて」
トウジ「落ち着け」
アスカ「何言ってるの!?!あんなのレイプじゃない!!!!レイプよ?!!」
レイ「……残念だけど」
アスカ「いやぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
量産機「どーする?謝る?」
量産機「そうだね」
量産機「「弐号機ちゃん、ごめんね」」
量産機「……次はなにする?」
参号機「ちょっと、待ちなさい!!!」
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:43:00.81 ID:pv8Ofs/M0
うっ・・
最低だ・・・俺って・・
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:45:15.15 ID:bJAZxAk20
量産機「え?」
参号機「はあ!!!」
ニュルルルルル!!
量産機「おわ!!すごい!腕がのびたよ♪」
参号機「ふふん♪驚いたでしょ?これは私だけの――――」
量産機「ふん!!」
ニュルルルルル!!
参号機「うそ……」
零号機「量産機ちゃんたちも腕、伸びるんだ……」
参号機「そ、そんな!?」
量産機「腕縄跳び?」
量産機「やったー♪やろやろー」
参号機「ちょっと!!腕を弄ばないで!!!」
量産機「まわしまーす♪てーい♪」
参号機「ちょっと!!伸びちゃうから、まわしちゃだめーーーー!!!!」
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:50:55.01 ID:bJAZxAk20
トウジ「さんごうきぃぃぃぃぃ!!!!!」
参号機「うえーん……腕がバカになっちゃったよぉ~!!」
量産機「あれ?戻んないの?」
参号機「どうしてくれるのよぉ……これじゃあ……トウジと結婚できないよぉぉぉ!!!うわーーーん!!!」
量産機「「ごめんね?」」
量産機「さてと……」
零号機「ひっ!!」
量産機「なにしてあ-そーぶー♪」
零号機「う……」
量産機「ねえねえ」
零号機「う……うああぁあああああ!!!!!レイおねえちゃぁあぁぁぁん!!!!!」
量産機「かけっこだ♪」
量産機「まけるかぁ!」
零号機「ひぃぃぃぃ!!」
量産機「とう!!―――捕まえた♪(ズサァァァ!!」
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:54:32.71 ID:bJAZxAk20
量産機「さーて……なにするー?」
零号機「やめてよぉ……」
レイ「……!!!」
ダダダダッ
量産機「!?」
レイ「ダメ!!!」
ガバッ
零号機「レイおねえちゃん♪」
レイ「この子をいじめないで!!」
アスカ「ちょっと、あんたねええ!!!!」
トウジ「なんか納得できへんで!!!」
量産機「(ひそひそ)」
レイ「な、なに?」
量産機「ロンギヌスの槍で―――スカートめくり!!!!」
レイ「―――きゃ!!」
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:56:03.33 ID:AjwzMsGjI
量産機たんs容赦ないな
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:57:24.43 ID:IWy4mirgO
量産機こえぇ…
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 00:58:01.81 ID:bJAZxAk20
量産機「お姉ちゃん、白だー♪」
量産機「私たちと同じだねー。ほらほらー♪」
レイ「ちょっと、近づいてこないで……」
トウジ「自業自得や」
アスカ「全くね」
量産機「みてみてー」
量産機「おねーちゃーん」
レイ「やめて!!ちょっと、迫ってこないで!!」
零号機「うわぁぁぁん!!!!!!」
量産機「ほらほらー」
量産機「みてよー。真っ白のパンツだよー」
レイ「……ひっ!」
マリ「―――いったれーーーー!!!!!!」
仮設5号機「またーーーーーー!?!?!」
量産機「なんかきた!!!―――ATフィールド、全開!!!!」
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:02:55.83 ID:bJAZxAk20
ゴーーーーン!!!!
量産機「はぶぶぶーーーー!!!!」
量産機「量産機ちゃーーーん!!!!」
量産機「ATフィールドってなにぃ!?」
仮設5号機「……あたた。お、マリさーん、一人やっつけたっすーーー!!!!」
マリ「おー、やるじゃん♪」
量産機「なになにー?」
量産機「だれー?」
仮設5号機「どうも、仮設5号機っす」
量産機「仲間?」
仮設5号機「まあ、そうっすね」
量産機「仲間だって!!!」
量産機「わーい、仲間だー♪」
ワラワラ……
仮設5号機「なんだ、この圧迫感は……ぐるじぃ……」
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:07:49.88 ID:bJAZxAk20
量産機「なにして遊ぶ?」
量産機「ねえねえ」
仮設5号機「ちょっと、離れてくださいっす……!!」
量産機「ねえ、なにして遊ぶ?」
量産機「わーい♪」
仮設5号機「しぬ……圧迫死するっす」
トウジ「参号機、大丈夫か?」
参号機「くすん……もう、お嫁にいけないよぉ……」
トウジ「アホ!」
参号機「え?」
トウジ「……ワシが……もらったる。安心せえ」
参号機「……ばっ、バッカじゃないの!?あんたになんか嫁にいくもんですか!?嫁にいってあげるんだからね!!!勘違いしないで!!!」
アスカ「弐号機……ごめんね」
弐号機「ママぁ……泣かないでぇ」
アスカ「弐号機……!!」
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:11:59.56 ID:bJAZxAk20
仮設5号機「マリさーーーん!!!たすけてーーー!!」
マリ「ゼルエルちゃん……はぁ……」
仮設5号機「だめだーーーー!!!!」
量産機「じゃあ、また鬼ごっこしよ」
量産機「いいねいいね」
仮設5号機「あ、ちょっと鬼ごっこは苦手で……」
量産機「やるよー、じゃんけん……」
仮設5号機「有無をいわせない!?」
量産機「ポン!!―――仮設5号機くんの一人負けー」
仮設5号機「えええ?!」
量産機「じゃあ、またみんなで仮設5号機くんをつかまえよー♪」
量産機「おー♪」
仮設5号機「なんか理不尽っす!!!」
量産機「よーい!スタート!!!捕まえた!!!」
仮設5号機「ちょっと!!!!鬼ごっこするきないでしょ!?」
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:16:03.15 ID:bJAZxAk20
ネルフ本部
マヤ「ああ……エヴァがどんどんやられていく」
日向「あれが量産機の力か……」
青葉「こりゃ負けたな」
ウィーン!!ウィーン!!
マヤ「なに!?」
ゲンドウ「まずいことになった!!!」
マヤ「碇司令!?」
冬月「すぐに探せ!!!」
日向「何かあったんですか!?」
ゲンドウ「渚カヲル……初めからこうする気だったのだな……」
加持「いっぱい、食わされましたねえ」
冬月「加持……」
加持「……」
ゲンドウ「……くそ!!!可愛い使徒がにげたぁぁぁぁ!!!!」
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:19:52.20 ID:bJAZxAk20
ミサトのマンション
初号機「できたー♪ミサトの寝顔絵」
シンジ「そんなの書いてたの!?」
イスラフェル姉「うまーい」
イスラフェル妹「じょうずー」
初号機「えへへへへ」
シンジ「早く行こう!!」
初号機「うん!」
ピンポーン
シンジ「こんなときに誰だろう……はい」
シャムシエル「シンジさーーーん!!!!会いたかったです!!!!」
シンジ「シャムシエルちゃん!?」
サキエル「しょごちゃーん」
初号機「あー!!!サキエルちゃん!!!」
カヲル「さあ、いこうシンジ君。世界は君の答えを待っている」
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:25:09.23 ID:bJAZxAk20
量産機「仮設5号機くんの足がもげちゃった」
量産機「「ごめんね?」」
仮設5号機「謝って……済む問題じゃ、ないっす」
マリ「あらら」
量産機「うー、もう終わり?」
量産機「どうする?もう帰る?」
量産機「まだ遊びたりないよぉ」
量産機「だよねえ」
サキエル「ちょっとまったぁああ!!!」
量産機「うは!新手だ♪」
ラミエル「……(ぼー」
シャムシエル「それ以上は好きにさせません!!」
量産機「なんかいっぱいきたよ!!」
初号機「……やっほー♪」
量産機「やっほー♪」
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:30:19.09 ID:bJAZxAk20
ガギエル「プールないとやる気がでないぃ」
イスラフェル姉「一緒におどろ?」
量産機「うん!」
イスラフェル妹「らんらーん♪」
サンダルフォン「おうあー!!」
量産機「赤ちゃんだー、かわいい♪」
マトリエル「きゃぽ……(ジョロロロロ」
量産機「わあああ!!!!!!」
サハクィエル「あわわ……また高いところにのぼちゃったよぉ……シンジー!!たすけてー」
イロウル「おねーちゃん、元気だった?」
マリ「おー」
レリエル「すーぱーまーん」
量産機「すご!!!とんでるーー」
ゼルエル「……(そー」
マリ「にゃあああああ!!!!!!!ゼルエルちゃぁああああああん!!!!!!」
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:32:44.94 ID:AjwzMsGjI
マリwww
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:33:57.08 ID:acQoPuLlO
自由すぎるだろワロタ
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:36:04.29 ID:L1QNUBlt0
これはすばらしいカオスですね
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:36:41.03 ID:bJAZxAk20
シンジ「これは……」
カヲル「お……来たね」
6号機「にーにー」
カヲル「さて、シンジ君」
シンジ「なに?」
カヲル「このまま僕たちを見逃してくれないかい?」
シンジ「え?」
カヲル「使徒捕獲計画。それが達成されてもただの見世物になるだけ。僕たちはそんなこと望んではいない」
シンジ「う、うん」
カヲル「見逃してくれるというなら、僕たちが量産機ちゃんたちをこのまま連れて帰ろう」
シンジ「見逃せない、といったら?」
カヲル「この子を使って無理矢理にでも突破するよ」
6号機「……」
シンジ「……その子にはそれだけの力が?」
カヲル「ああ。多分ね」
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:41:03.12 ID:bJAZxAk20
サキエル「腕縄跳びー!!」
量産機「きゃはははは♪」
参号機「やめってってば!!!」
シャムシエル「はい!はい!!」
量産機「は!は!(ぴょんぴょん」
ラミエル「……(ぼー」
量産機「……目にカラシを塗ってみよう(ぬりぬり」
ラミエル「……………ひゃぎゃあああ!!!!」
量産機「おおおーーー!!!!」
シンジ「……僕がそれを決めていいのかな?」
カヲル「勿論。君はそれだけの資格があるんだ」
シンジ「……」
カヲル「どうする?」
シンジ「―――わかったよ」
カヲル「……」
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:46:58.71 ID:bJAZxAk20
マリ「にゃああんお♪」
ゼルエル「やめてぇえええ!!!!!」
カヲル「しゅーごー」
ダダダダダッ
使徒&量産機「はーい」
カヲル「えっと、みんなが大好きなシンジ君から大事なお話があります。じゃあ、シンジ君」
シンジ「うん」
マリ「……(ペロペロ」
ゼルエル「うぇぇぇん」
シンジ「みんなとはここでお別れすることにした」
サキエル「なんでー?」
ラミエル「おめめ、いたいよぉ……」
シンジ「ここにいても皆は幸せになれない。だから、もう……ここを離れたほうがいいと思うんだ」
シャムシエル「シンジさん……」
イスラフェル姉妹「そんなぁ……」
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 01:52:14.67 ID:bJAZxAk20
サキエル「もう、それしか、ないの?」
シンジ「うん……みんなは隠れて住んだ方がいいんだ」
ラミエル「いたい!!!めがいたいよぉぉ!!!!」
カヲル「みんな、シンジ君のいうことなら聞けるね?」
ラミエル「……うん」
カヲル「ありがとう。シンジ君の言葉じゃないと彼女たちは納得しなかったと思う」
シンジ「どうして、僕が……」
カヲル「君はあらゆる使徒に好かれる体質だったんだ。鈴原トウジくんも似たような体質だったけどね」
シンジ「……そっか」
初号機「またね、サキエルちゃん」
サキエル「うん、しょごちゃん。手紙、書くね?」
量産機「弐号機ちゃんも一緒にいこうよ」
弐号機「ひっぃい!!!」
アスカ「行くわけないでしょ!!!」
量産機「ぶー」
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:00:21.92 ID:bJAZxAk20
カヲル「じゃあ、6号機……」
6号機「うん。みんな、ついてきてー」
使徒&量産機「はーい」
シンジ「あの子は……?」
カヲル「最後の手段だったんだ。万が一、シンジ君が断ったとき、6号機に泣き脅しさせようとおもってね」
シンジ「なき?!」
カヲル「ふふ、6号機には絶対にノーとは言えない必殺の泣き顔があるからね」
シンジ「そうだったんだ(ちょっと見てみたかったかも)」
カヲル「じゃあね、シンジ君」
シンジ「ありがとう。カヲル君」
カヲル「ああ。僕の大好きな人……」
ラミエル「めがいたい!!!めがいたい!!!!!」
サキエル「よしよし、お水であらいましょーね?」
ラミエル「うぇええん!!」
シンジ「大丈夫かなぁ?」
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:03:34.75 ID:bJAZxAk20
アスカ「行ったわね」
シンジ「うん」
初号機「シンジさん……寂しいね」
シンジ「うん、でも、初号機ちゃんがいるから」
初号機「でも……さみしいよぉ」
シンジ「うん……そうだね」
レイ「……」
零号機「レイおねえちゃんには僕がずっとついててあげる」
レイ「ありがとう」
マリ「仮設5号機ー、大丈夫ー?」
仮設5号機「マリさん、はやく、たすけて……」
シンジ「じゃあ、帰ろう!」
初号機「うん!」
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:06:58.35 ID:bJAZxAk20
ネルフ本部
マヤ「はぁ……」
日向「これでよかったんだ」
青葉「ああ、きっとな」
マヤ「は、い。そうですね……」
ゲンドウ「冬月。写真は何枚だ?」
冬月「5万枚ぐらいはあるな」
ゲンドウ「よし。全て現像しろ」
冬月「結構、かかるぞ?」
ゲンドウ「問題ない」
冬月「そうか」
ゲンドウ「とくにサキエルの入浴写真はポスター用で頼む」
冬月「わかった」
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:14:15.35 ID:bJAZxAk20
数日後 ネルフ本部
マヤ「ついに解体なんですね」
リツコ「しかたないわ。もう、ここは用済みだもの」
シンジ「この子たちはこのままでもいいんですか?」
初号機「ゼロくーん」
零号機「なにしてあそぶ?」
リツコ「ええ。大切に育ててあげて」
シンジ「はい」
アスカ「じゃあ、帰りましょうか」
シンジ「うん。おーい、初号機ちゃん帰る――――」
ウィーン!!ウィーン!!
シンジ「まさか!?」
マヤ「パターン青!!可愛い使徒が再出現しました!!!」
サキエル「おにーちゃん!南極遠いから帰ってきたよーーーー!!!!また、あそぼーーー!!!」
シンジ「な……!?」
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:19:42.03 ID:bJAZxAk20
サキエル「えへへへ、みんなもいるよー」
ラミエル「……(ぼー」
シンジ「あ、ははは」
マヤ「きゃぁああああ!!!!!かわいいい!!!!!」
初号機「わーい!またみんなと遊べるー」
シンジ「はぁ……カヲルくん?」
カヲル「……すまないね。みんなが南極の遠さに愕然としちゃって」
シンジ「これからどうするのぉ?」
カヲル「決まってるじゃないか。6号機、頼むよ」
6号機「シンジさぁん……うぅえぇぇん!!!お家にとめてぇよぉぉぉ!!!」
シンジ「ずるいよ!!カヲルくん!!!」
カヲル「ふふ」
6号機「うぇぇぇぇん!!!」
シンジ「………・わかったよ。みんな、面倒見る……見ればいいんだろぉ!!!」
使徒「よろしくお願いしまーす♪―――だーい好き♪」
END
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:21:57.09 ID:bJAZxAk20
疲れた!!!
見てくれた人もお疲れ様!!
その場のノリで書いてたらこんなことになったよ!!!
寝る!!
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:26:26.34 ID:FpJKvp+40
乙!!
本当に長かったな、ゆっくり寝てくれ
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:24:05.82 ID:92kT5XAI0
乙
これからエヴァのケーブルを見る目が変わるな…
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 02:27:51.74 ID:9aSdVknO0
なんだよこのss…
120点
411:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 05:04:16.54 ID:4wl2gIMW0
乙でした
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 03:51:10.36 ID:ADU+6NGI0
カヲルのことだから、皆で仲良くシンジの思い出を語ってそうだなww
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/09(火) 03:00:23.61 ID:e+vDHgP70
>>1にありがとう
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