前作→
ほむら「FPS?」まどか「そう、ファーストパーソンシューティング」
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 01:42:27.25 ID:HRSSYxu90
まどか「あーあ、最近FPSも飽きちゃったな……」
まどか「おっと、そこは通さないよ」パパパパパ
まどか「何か面白いゲームないかなぁ……」
まどか「ざまぁwwwリベンジにきやがったwww」パパパパパ
まどか「あれ、メール?……まーた外人さんからかなーwww顔真っ赤だねwww」
まどか「ん?」
――……そんなに籠りプレイがしたけりゃ――
まどか「www日本人かよwww嫉妬まるだしwww……ん?別ゲーに移れって内容かな?」
まどか「バーカwwwやなこったwww……粘着してあげようwwwウェヒヒ」プレイヤーノトコロヘイドウ
まどか「……でも、ちょっと調べてみようかな――」
―『魔法少女まどか☆マギカ ―わたしの、最高の仲間達』―
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 01:47:35.57 ID:HRSSYxu90
―――……ホムラチャン、オキロー!!ホムラチャン、オキロー!!
ほむら「……う~ん」カチッ
ほむら「今日も最高の目覚めね」キリッ
ほむら「天気も晴れているし、今日は気分がいいわ」
ほむら「……学校へ行く準備OK。よし、行ってきます――」ガチャッ
ダンボール「……」
ほむら「……え?」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 01:52:07.54 ID:HRSSYxu90
ほむら「……なにこれ、ゴミかしら?」
ダンボール「……」
ほむら「……何でこんなところに?」
ダンボール「……」
ほむら「……まあいいわ、今日は気分が良いから、このまま放置で」
ダンボール「……」
ほむら「朝から気分壊したくないもの、帰ってきてから考えましょ。
……その頃には誰か捨ててるこもしれないし」スタスタ
ダンボール「……」ガタ
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 01:54:55.51 ID:HRSSYxu90
ほむら「……」スタスタ
ダンボール「……」ガタガタッスタスタ
ほむら「……」クルッ
ダンボール「……」ピタッガタン
ほむら(……え?何これ?どういうこと??)
ダンボール「……」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 01:58:00.83 ID:HRSSYxu90
ほむら「……どう見ても、ついてきてるわ……」
ダンボール「……」
ほむら「……あの?」
ダンボール「……」
ほむら「……」ダンボール「……」
ほむら「……」コンコン ダンボール「……」ガタッガタ
ほむら(……中に、誰か、いる……)
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:02:28.82 ID:HRSSYxu90
ほむら(……もう、無視して行こうかしら……)
ダンボール「……」
ほむら「……」スタス......クルッ
ダンボール「」ガタッ
ほむら「……誰なの?」ダンボール「……」
ほむら「……空けるわよ?」ダンボール「……」カタッ
ほむら「……」ソー ダンボール「……」スー
ほむら「……えいっ!」バッ
まどか「!」
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:07:42.62 ID:HRSSYxu90
ほむら「……え、まどか!?」
まどか「見つかっちゃったね、ほむらちゃん!」
ほむら「な、何をしていたの?」
まどか「何って、隠れてたんだよ?」
ほむら(それはわかる……隠れていたのはわかる)
ほむら「……えっと、隠れて何をしていたの?」
まどか「スニーキング、ほむらちゃんを」
ほむら(まどかが!私の!!ストーカーに!?ほむぅぅぅぅうううう!!!)
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:13:18.70 ID:HRSSYxu90
ほむら「ハァハァ……スニーキングって……どうして……私を?」ギラギラ
まどか「ほ、ほむらちゃん?……目が怖いよ……?」ヒキッ
ほむら「……あ、ごめんなさい。
……それで、どうしてそんなことしていたの?」
まどか「……聞きたい?」ニヤッ
ほむら「……」ビクッ
ほむら(なんだかとても、嫌な予感がする)
ほむら(そう、これは戦士の直感。
……いや、あの表情は、見たことがあるから……)
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:21:53.24 ID:HRSSYxu90
まどか「あのね、ほむらちゃん!実はまたとっても――」
ほむら「ま、まどか?そろそろ遅刻してしまうわ!走りましょう!!」
まどか「――え!?あ、待ってよほむらちゃーん!!」
―――――――――――――――――――――
まどか「――ねえねえ、聞いて?最近私ねー」ヒョコヒョコ
ほむら「……そ、それよりまどか?……その歩き方はなんなの?」
まどか「え?」ピタッ
ほむら(立ち止まってても、若干猫背のような……?
歩き方も、中腰で歩いて、キョロキョロ周りを見ているし……?)
まどか「――あのね、それでとっても面白い……っ!!」シュッ
ほむら「……え?どうしたの、まどか?早く教室に入りましょう?」
まどか「待って……3、2、1、スタート!」ガラッ
ほむら「は?」
まどか「……」チャッ
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:26:36.48 ID:HRSSYxu90
まどか「……」チャッチャッ
ほむら「……まどか?」
まどか「フゥー……もう大丈夫だよ、ほむらちゃん!席につこう♪」ヒョコヒョコ
生徒(……なんだあれ?)
さやか(……なんだあれ?)ッテカ、マドカ?
仁美(……なんでしょうあれ?)マドカサン?
ほむら(……何これ恥ずかしい///)マドカー
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:33:11.72 ID:HRSSYxu90
―――昼休み―――
まどか「あれー?ほむらちゃーん??」
さやか「ねぇねぇ、まどか?朝のアレさー……――」
―――放課後―――
まどか「ほむらちゃーん!!」
ほむら「ま、まどか?」ギクッ
まどか「昼休みはどこにいたのー?捜したんだよー?」
ほむら「ごめんなさい、まどか。ちょっと先生に呼ばれて、職員室に行ってたのよ」
まどか「そうなんだ、じゃあ仕方ないね♪」
まどか「それでね、朝の話しの続きなんだけど……――」
ほむら(逃れられないのね?……今月は、ちょっと生活資金がキツキツなのに――)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:34:25.15 ID:HRSSYxu90
ほむら「TPS?」まどか「そう、サードパーソンシューティング」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:43:35.41 ID:HRSSYxu90
ほむら「……って何?……また何かのゲームのことなのよね?」
まどか「大当たりぃ~!
あのね、前にほむらちゃんと一緒にゲームしてたでしょう?」
ほむら「……ええ、そうね。……数ヶ月して飽きたゲームがあったわね――」
‐‐--―――――――――――――--‐‐
‐‐--―――――――――--‐‐
‐‐--―――――--‐‐
『バーカバーカ!!角待ちに気付かないとかwwwww』
『今日もまどかは楽しそう……』
『やっぱりこれだから止められないの♪』
『私は、必ずまどかを救ってみせる!』
『ザマァwwwwww普通気付くだろwwwwwウメェヒヒwwwww』
『わたしの、たった一人の……』
『ウェヒヒヒwwww楽しーwwwww相手の顔が見たーいwwwww』
『……』
‐‐--―――――--‐‐
‐‐--―――――――――--‐‐
‐‐--―――――――――――――--‐‐
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:49:12.56 ID:08A3DBpn0
FPSの次はTPSかww
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:49:56.58 ID:HRSSYxu90
まどか「――それでね、そのゲームは……ほむらちゃん?聞いてる?」
ほむら「――……あ、ごめんなさい。今、過去を思い出していたの……」
まどか「過去?……もしかして、前やったFPSのこと?
あれも楽しかったんだけどね……私も流石に飽きちゃった♪」
ほむら「それで、今度はどんなゲームにはまっているの?」
まどか「ん~、まあまた一言でどんなゲームかを言うとね~?――
――……一言でいうと、人を撃ち斃すゲームなの」
ほむら(……やっぱり、またそれ系なのね)
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:54:09.58 ID:HRSSYxu90
まどか「今日はちゃんと説明するね?」
まどか「サードパーソン・シューティングゲーム(英:Third Person shooter, 略称TPS)とは、
シューティングゲームの一種で、
ゲーム等における主人公を追う第三者視点でゲーム中の世界・空間を任意で移動でき、
武器もしくは素手などを用いて戦うアクションゲームのこと。
「サードパーソン・シューティングゲーム(Third Person shooting game)」は和製英語で、
アメリカではサードパーソン・シューター(en:Third Person shooter)と表現する。
「三人称視点シューティングゲーム」と訳される。――ウィキペディアより抜粋」
ほむら「へぇ……つまり今度は主観でやるゲームじゃないのね?」
まどか「そうだよ!今度は自分のキャラを見ながら戦えるんだー♪」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 02:59:07.14 ID:HRSSYxu90
まどか「と~っても面白いんだよ!正確には色々ルールがあるんだけどね?
ほむらちゃんは初めてだから、今日はチームデスマッチのみで行くよ」
ほむら(……あれ?まだ、何も言ってないんだけど……)
ほむら「ま、まどか?」
まどか「――じゃあ着いて来てほむらちゃん!」
ほむら「まどか?まだ私は――」
まどか「「ダメかな?ほむらちゃん」ウルッ
ほむら「すぐに行きましょう。まどか」キリッ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:04:35.69 ID:pgGzJ/DfQ
ほむらマジ都合のイイ女
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:02:07.38 ID:HRSSYxu90
まどか「やった~!じゃあ着いて来てほむらちゃん!」
ほむら「どこへでも着いていくわ、まどか」
―――まどか家―――
まどか「ただいま~」
ほむら「おじゃまします」
知久「おかえり。おや?今日は友達も一緒なのかい?」
まどか「うん、今から一緒にお部屋でゲームするの!」
知久「そうか、またあまり騒がないようにね?」
まどか「はーい、さあ行こう!ほむらちゃん」
ほむら「……ええ、楽しみ……だわ、まどか……」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:05:39.16 ID:HRSSYxu90
まどか「改めまして、いらっしゃい!ほむらちゃん」
ほむら「また、おじゃまするわ」
まどか「テキトーに座って待っててね?今準備するから~」
ほむら(まどかの私室……まどかの臭いが充満してていい気分だわ。
でも、これから先の展開はきっと……)
まどか「よーし、ゲーム機を起動!準備できたよほむらちゃん!
今回はね、一緒には出来ないんだけど、変わりばんこでやろうね!
――だから、もう少しこっち来て」
ほむら「……あまりゲームを近くでやると、目が悪くなるわ」
まどか「でもそれだと、〝敵がよく見えないよ?〟」
ほむら「……そうね、知っていたわ……」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:13:41.54 ID:HRSSYxu90
まどか「じゃあ始めようか!ほむらちゃん」
ほむら(……今度は物々しい雰囲気で、おじいちゃん?がお墓に向かってる……)
まどか「このゲームはねー、ストーリーがもの凄く長くて、
続き物の有名なゲームなんだけどね?
今日はそのストーリーモードをやるんじゃなくて、
オンラインモードの方をプレイするんだよ」
ほむら(そして、またオンラインなのね……)
まどか「基本はFPSの時と一緒だよ!
銃をもってね、バンバーンって撃ちあって、相手を倒す。
それで、相手を多く倒した方が勝利~みたいな?そういうゲーム」
ほむら「……それはとっても面白そうね」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:24:18.48 ID:HRSSYxu90
ほむら「今回は、操作が違うのよね?」
まどか「うん、FPSとは別の操作感になっちゃうかな?スピードも遅いし」
まどか「だから、まずは操作方法を覚えないとね♪
今回もトレーニングモードみたいなのがあるから、練習しよ?」
―――キャラ選択―――
まどか「見て見て~♪これが私のキャラだよ~!」
ほむら「あら、可愛い……女性キャラも選べるのね」
まどか「そうだよ!簡単なキャラメイクが出来てね?そういう所も面白いんだ」
ほむら「……そういえば、今回はヘッドセットは要らないの?近くに見当たらないけど」
まどか「ウェヒヒ、友達と離れてやる時以外は持ってこないんだけど、
このゲームは基本そういうの無くても、コミュニケーションが取れるんだよ」
ほむら「そうなの?」
まどか「またプレイしながら説明するね、ほむらちゃん」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:34:40.80 ID:HRSSYxu90
ほむら(……選択中チラッと見えたけど、
このゲームはキャラを複数持てるのかしら?
選択する名前がいっぱいあったわ……)
―――オンラインロビー―――
まどか「ま、ず、はー!このサーバーに行こう」
―――トレーニングロビー―――
まどか「ん~……なるべくカス教官じゃないとこがいいけど……」
まどか「……ここにしよう、じゃあ、まずはこの部屋で30分プレイしてね?」
ほむら「あら、今回は知らない人とも練習できるのね」
まどか「そそ♪このゲームは、基本オートマッチングじゃなくてね?
自分で好きな部屋を立てたり、部屋に入ったりできるんだよ」
ほむら「じゃあ、初心者同士でもプレイできるんだ……」
まどか「この部屋ではね、この部屋を立てた人が教官になって、
初心者の人を指導してくれるの。
まあ、一から説明する親切な人はいないんだけどね?
細かいプレイ方法は私がいるから安心してね、ほむらちゃん」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:45:21.78 ID:HRSSYxu90
ほむら「……これはどうすればいいの?」
まどか「まずは武器を選択するんだよ!
武器や装備品は、ゲームが始まる前に選択するの」
ほむら「いちいちセッティングしないといけないのね……」
まどか「でも面白いんだよ。武器や装備品もバリエーションがあって、
FPSとはまったく違った戦略を取らないといけないの」
ほむら「とりあえず、メインうウェポンと、サブウェポン、それとグレネードでいいかしら」
まどか「うん、ここは練習部屋だから、自由に動いて遊んでね!」
―――――――――――――――――――――
ほむら「目標を、センターに入れてスイッチ……目標を……センターに――あれ?」
まどか「どうしたのほむらちゃん?」
ほむら「敵が中々倒せないわ」
まどか「あー……ほむらちゃんここ見て」ミギウエ
ほむら「……バーがあるわ」
まどか「これ、ライフバーなの。HP。それと、その下のゲージがスタミナ」
ほむら「ちゃんと表示されていると……それで、どういうことなの?」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 03:51:16.46 ID:HRSSYxu90
まどか「このゲームは、回復はないの」
ほむら「というと?」
まどか「だから、中々死なないように出来てるってこと。
スピード感も遅いから、銃弾が当てやすいでしょう?
その分受けるダメージが少なく、銃弾の距離減衰とかもあって、
胴体に当てるだけじゃ中々倒せないんだよ!」
ほむら「へぇ……そうな――ズキュン――……一撃でやられたわ」
まどか「あくまで胴体とかに当てるなら、だよ。
このゲーム、ダメージ計算は各部位で違うんだ」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:02:07.41 ID:HRSSYxu90
ほむら「……理解したわ。つまり、ヘッドショットを狙えばいいのね?」
まどか「理解が早いね、ほむらちゃん!
そう、このゲームはヘッドショットが一撃なの」
ほむら「やられたときに表示されるのも、骸骨マークなのはそのためね」
まどか「FPSも、ヘッドショットだとダメージが上がってたでしょ?
このゲームは相手に中々ダメージが与えられ分、
頭っていう弱点に当てちゃえば一発で沈められるんだ♪
でもやっぱり、当てるのは難しいけどね」
ほむら「これは練習が必要ね。主観じゃない分、操作感にもなれないと……」
まどか「三人称のカメラワーク、移動方法、しゃがんだり匍匐したり、
肩ごし撃ちとロック撃ち!
――そして何より、壁に張り付いたり、物陰に隠れたり、ダンボール……」ウェヒヒ
ほむら(だ、だんだんまどかの雰囲気が変わっていく……ような気がするわ)
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:11:31.05 ID:HRSSYxu90
―――30分経過―――
まどか「やっぱりほむらちゃんは、飲み込みが早いよ~羨ましい~」
ほむら「そんなことはないわ。まどかの教え方がうまいのよ」テレテレ
「そろそろ卒業式を行いまーす」
ほむら「……?何かしら、卒業式?」
まどか「30分トレーニングした後はね、
教官が30分その部屋に居た人を卒業させることができるの」
ほむら「卒業すると、どうなるの?」
まどか「次は卒業した人が、教官になることが出来るようになるんだ。
――まあ、それ以外の意味はほとんどなくて、形式的なものだよ」
ほむら「へぇ……なんだかそういうシステムは面白いわ。お遊び的に考えて」
まどか「ゲームだもん、こういう楽しみもあるんだよ♪」
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:20:25.45 ID:HRSSYxu90
―――卒業式―――
ラーラー♪ラーラー♪ラララーラー♪ララー♪
‐ションクンラハ、タエガタキヲタエ、シノビガタキヲシノビ‐
ほむら「なんか歌いだしたし、語り出したわ」
まどか「イベントシーンだよ。
……ほら、この体育座りしてるキャラは、まだ卒業出来ない人なの」
ほむら「ユニークな表現ね」
まどか「こいうのは可愛いと思うなー♪
……しっかしこの教官、何も教えてくれなかったね……」
まどか「チッ,,,,,,コイツハゴミキョウカンダナ……あ、ほむらちゃん。
ちょっとコントローラー貸して」
ほむら「え?……はい、まどか」
まどか「評価は☆ひとつっと……こうやってね、
最後に教官の評価が出来るんだよ♪」ニコッ
ほむら「……ええ、わかったわ」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:24:06.51 ID:MbjKBnuR0
え?コントローラーでやってんの?
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:31:02.42 ID:D24Z9Ar10
MGOはマウスじゃできねぇな
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:30:14.27 ID:HRSSYxu90
まどか「それじゃあ、ほむらちゃん!早速実戦に行こーう♪」
ほむら「お、おー///」
まどか「ウェヒヒ」
‐‐--―――――――――――――--‐‐
‐‐--―――――――――--‐‐
‐‐--―――――--‐‐
―――オンラインロビー―――
まどか「うーん、どこがいいかなー?」
ほむら「沢山部屋があるわ……」
まどか「これもやっぱり色々対戦ルールがあるから、
それに合った部屋をみんな立ててるんだ。
私たちはTDMって書かれた部屋に入ろうとしてるんだよ」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:36:35.30 ID:HRSSYxu90
まどか「あ、ここがいいかな?
……じゃあまずは、私からプレイするね♪」
ほむら「それより、いいの?私がまどかのキャラでプレイしちゃっても……」
まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん!これ、捨てキャラだから、気にしないで♪」
ほむら「そ、そうなの?……良かった、まどかの足手まといにはならないですむのね……」
まどか「それに、初心者ロビーと、レベルの低いとこには、
このキャラじゃないと入れないから……」ニヤッ
ほむら「」ゾクッ
ほむら(まどかは私を気遣ってくれている、くれているはず、
……なのに、この悪寒は何?……まどか……)
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:42:57.06 ID:5SFzg89a0
初心者狩りかよwwwwwwwwwww
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:44:50.55 ID:HRSSYxu90
まどか「よーし、この部屋に決ーめた!」
ほむら「まどか、楽しそうね」
まどか「うん、ほむらちゃんと一緒にやれて、とっても楽しい!」
ほむら(ま、まどかァ……///)
まどか「あ、まだ試合が始まる前だ。
……そうそうほむらちゃん、このゲームはチャット機能もついてるの」
ほむら「……あ、だからヘッドセットが必要ないんだ……」
まどか「それも理由のひとつで……それと、部屋に入ったらまず挨拶してね」
ほむら「挨拶……?こんにちは、とか?」
まどか「うーん、そこから始めなくてもいいかなー?よろしくー、とかでいいと思うよ」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 04:54:31.05 ID:HRSSYxu90
ほむら(礼儀正しいまどかカワイイ)
まどか「じゃあ始まるまで、スキルの説明とかするね」
ほむら「スキル?」
まどか「そう、バトルを有利に進められる能力を付けられるの」
ほむら「FPSにも同じようなものがあったわ」
まどか「でも性質がちょっと違うんだ~。
スキルを付けるだけで、銃の反動を抑えられたり、
特殊な行動ができたり――」
ほむら「面白そう……色々勉強しなくちゃね」
まどか「私は今回、
SG――ショットガン――マスタリー2と、トラップマスタリー3、
それにSOPステルス2を付けていくよ!」
ほむら(……ほとんどよくわからない。
わからないけど、何をするか理解は出来た気がする……)ホムゥ
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:05:16.78 ID:HRSSYxu90
ほむら「アキンボ……二丁持ちスキルとかはないの?」
まどか「そういうのは欲しいけど、残念ながらないんだよ~……」シュン
ほむら(落ち込んでるまどかカワイイ)
ほむら「まどかはショットガンを使う気なのよね?」
まどか「そうだよ。一撃では倒せないんだけどね、いちころだよ♪」ニコッ
ほむら(まどかカワイイ)
まどか「あ、そろそろ始まるみたい!よーし、ワクワクしてきたよ!」キラキラ
ほむら「まどか可愛いわ」キリッ
まどか「え!?と、突然どうしたのほむらちゃん……///」
ほむら「……うっかり声に出してしまったわ。ごめんなさい、まどか」
まどか「あ、謝ることじゃないけど……、急に言うからビックリしちゃったよ~。
ほむらちゃんにかわいいって言われちゃった……。
――それはとっても嬉しいなって♪」ウェヒヒ
ほむら(まどか、カワイイわ。あなたは誰よりもかわいくて、わたしの最高の――)
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:21:09.14 ID:HRSSYxu90
―――チームデスマッチ―――
まどか「……さて、ここで敵を待つとしよっ」
まどか「BOOKを仕掛けて……ザマァwwwもうひっかかってやんのwww」
まどか「ねえ今どんな気持ちwwwねえねえどんな気持ちwww」
まどか「すぐにはヤラないよ?……スタンナイフで気絶させて……」バチッ
まどか「ばいばーいwwwwさようならwwww敬礼!」ビシッ
ほむら「――友……」
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:21:56.65 ID:HRSSYxu90
まどか「後ろががら空きだよwwwwガチャッ……え?
――ズキュン――……は?誰?誰よ、私の獲物横取りしたの??」
まどか「お前か……許さない……、CQCで動きを止めて、……ウェヒヒ追ってきたwww
移動しそうな場所にトラップを……バーカwwwそこで敵にやられるのを待ってろwww」
まどか「おっと、敵と鉢合わせ……でもショットガンの前じゃ無意味だよwww」
まどか「はい、一発喰らわせて仰け反らせて……二発目バーンwwww」
まどか「ほらほらどうしたのーwwwwなすすべもなくやられるのってどんな気持ちーwww」
まどか「楽しいなーwwwバカを見てるのはwwww」ウェヒヒ
まどか「ウェヒヒwwwwwwウェヒヒヒヒwwwwwwww」
ほむら「」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:28:24.56 ID:34J8YhWV0
死後敬礼ひでえな
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:33:48.49 ID:Am1UMW7U0
このまどかは間違いなくBL入り
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:29:32.23 ID:HRSSYxu90
ほむら「ま、まどか……」
まどか「無駄無駄無駄無駄wwwwリベンジとかいいカモwww」
ほむら(マドカァ……)
――チームデスマッチ終了――
まどか「あー、楽しかったー!……どう、ほむらちゃん?面白い??」
ほむら「……え、ええ。とても面白そうよ……」
ほむら(ゲームは)
まどか「だよねっ!?やった~ほむらちゃんに気に入ってもらえて良かったよ~」
ほむら「……次は私の番かしら」
まどか「うん!どうぞ、ほむらちゃん」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:36:45.53 ID:HRSSYxu90
―――チームデスマッチ―――
ほむら「始まったわ」
まどか「ほむらちゃんは、アサルトライフル向きのスキルに変えたんだね」
ほむら「これでいいのかわからないけど、
ARマスタリー2とファストムーブ2というスキルにしたわ」
まどか「ファストムーブは移動が早くなって面白いよ。素早く相手に近づけるから」
ほむら「……あ、やられちゃった……」
まどか「迂闊に頭を出してるとあぶないよ。
とにかく頭に当たっちゃうと一撃で沈んじゃうから……。
――そして、そういう時はダンボール移動だよ!」
ほむら「ダン……ボール?」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:40:29.01 ID:HRSSYxu90
まどか「そう、これだよ!」バッ
ダンボールM「……」
ほむら「……」
ダンボールM「……このゲームにはね、ダンボールがあるの」
ほむら「……そ、それで?」
ダンボールM「R2ボタンを押して?」
ほむら「う、うん……」
ダンボールH「……」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:45:43.74 ID:HRSSYxu90
ほむら「なんかキャラがダンボールを被ったわ……」
ダンボールM「じゃあね、そのままちょっとじっとしてて」
ほむら「え?ここMAPのど真ん中なんだけど」
ダンボールM「大丈夫、私を信じて!」
ダンボールM「――……絶対に、今日までのほむらちゃんを無駄にしたりしないから」
ほむら「まどか……」
ほむら「あ、敵が……」
敵「……」キョロキョロ
ほむら「どうしよう、見つかる……」
敵「……」タッタッタ
ほむら「……あれ?」
ダンボールM「……」ニヤァ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 05:51:32.07 ID:HRSSYxu90
ほむら「これは一体……?」
まどか「そういうことだよ、ほむらちゃん!」バサッ
まどか「こうやってダンボールを被っていれば、
相手は気が付かないで素通りしていくんだよ!」
ほむら「な、なんで?」
まどか「今度は移動しようか、ほむらちゃん。
……あ、そのままダンボールは被っててね♪」
ほむら「……ん?あそこにダンボールが……ッハ!?敵――」チャキッ
まどか「……」ジー
ほむら「この、この……あれ?……中に、誰も居ない?」バババッカタカタ
まどか「……フフフ」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:01:04.04 ID:HRSSYxu90
ほむら「……どういうこと?」
まどか「つまり、このゲームには、
そこらじゅうにダンボールが配置されていて、
そのダンボールに自分がなるってことも出来るんだよ!」
ほむら「なんと」
まどか「だから相手は、いつものダンボールだと思って、
素通りしていったりするの!どう、すごいでしょー」ウェヒヒ
ほむら「なるほど、これも戦略のひとつってこと……」
まどか「そう、それとね?ダンボールを被ってると、頭の位置も下げたりできるから、
ヘッドショットを狙われにくくなるんだー」
ほむら「……逆を言えば、相手も使えるから、ヘッドショットを狙いにくくなるのね」
まどか「うん、それを応用して、ダンボール回避とか言う技もあったりするけど、
今は気にしなくていいかな?
ここはレベルも低いし、そういうことする人は滅多に居ないだろうから」
ほむら「わかったわ、まどか。危なくなったらダンボールで隠れればいいのね?」
まどか「そういうことだよ、ほむらちゃん!――さあ、一緒にダンボール生活をしよう♪」バッ
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:09:15.63 ID:HRSSYxu90
ほむら(まどかと、一緒に、ダンボールで生活……!?)
ほむら(それは、とっても卑猥、……いえ、けしからんこと)
ほむら(ダンボールで、一緒のダンボールで……)ホムホムホム
ほむら「……それより、まどか。朝ダンボールを被っていたのって……」
まどか「えへへ///最初は気付かなかったでしょ、ほむらちゃん。
ダンボールはすごいんだよ!」
ほむら(存在感はバリバリだったのだけど)
まどか「私がもっとうまければ、
ダンボールひとつでスニーキングミッションも可能になるんだよ」
ほむら「是非お願いするわ、まどか」
まどか「ふぇ?なんで?
ほむらちゃんには見つかっちゃったから、もう使えないよ……」
ほむら(あの時の私に言ってやりたい、迂闊な真似はするなと……)
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:15:19.76 ID:HRSSYxu90
―――時間経過―――
ほむら(しかし、本当にこのダンボール凄いわ……)
ほむら(……あ、また敵が素通りしていった……)
ほむら(後ろをとったわ、今ね)カチャッ
まどか「うまいうまい、ほむらちゃん!だんだんなれてきたね」
ほむら「まだ百発百中とはいかないけど、敵がブレなければ頭を狙えるわ」
まどか「こんな短期間で、才能ありすぎだよ~ほむらちゃん」
ほむら「そ、そんなこと……褒め過ぎよ、まどか」
まどか「――……これなら、すぐにサバイバルに参加できそう」ボソッ
ほむら「え?何か言った、まどか」
まどか「ううん、なんでもないよ、ほむらちゃん」
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:19:34.81 ID:HRSSYxu90
まどか「あんまりダンボールの力を過信し過ぎてもだめだよ?」
まどか「うまい人は、警戒してとりあえず発砲するから」
ほむら「わかったわ」
まどか「物陰に隠れる時に使ったりするのが、ベストな使い方だと思うな」
ほむら「……ダンボールで移動している姿、可愛い」
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:24:41.75 ID:HRSSYxu90
―――時間経過―――
ゴーゴーゴー!
ゴーゴーゴー!
ゴーゴーゴー!
ゴーゴーゴー!
ゴーゴーゴー! ゴーゴーゴー!
コトワル
ほむら「なんだかうるさい……これは、なんなの?」
まどか「やっと関心を持ってくれたね、ほむらちゃん!
これこそ、このゲームのコミュニケーションツール、
〝無線〟だよ!」
ほむら「無線?」
まどか「そう、無線。……セレクトボタンを押してみて」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:32:33.36 ID:HRSSYxu90
ほむら「この表示は……」
まどか「方向キーで選択して」
ほむら「こうかしら」
まどか「それで、好きな言葉を選んで」
ほむら「……これでいいわ」
キライデス♪
フォォォォォ!
ワルカッタ
ケッコンシテクレ!
ほむら「喋ったわ」
まどか「こうやって、無線を使ってコミュニケーションが取れるんだよ!」
まどか「発言すると、味方に誰が発言してるかもMAPに表示されるから、
危ないときは無線で仲間を呼んだりできるよ」
まどか「他にも敵の位置を知らせる無線言語とかがあって、
これも戦略のひとつになるの」
ほむら「……お、面白い」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 06:42:25.47 ID:HRSSYxu90
―――時間経過―――
ほむら「……武器にM60もあるのね」ホムー
まどか「ほむらちゃんは重火器が好きだねー♪
このゲームのM60は、中々手が出せないからアレだけど、
使いこなすともの凄く強いよ」
ほむら「このドレビンポイントって厄介ね」
まどか「敵を倒したりするともらえるボーナスポイントだね。
それで、ポイントを溜めて強い武器を買っていくのも、
このゲームの楽しみなんだ」
ほむら「キリストリークの代わりのようなものね」
まどか「M60は高いから、いっぱい的を倒していかないと、
中々ずっと使い続けるかとができないから……。
使い続けられる武器を、ずっと選ぶ人が多いこういうゲームじゃ、
中々日の目をみないね」
ほむら「この武器で、敵を倒し続ければずっと使えるわ。
だから私はこの武器で戦い続ける!」
まどか「ほむらちゃん……かっこいいよ~///」
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 07:31:56.15 ID:HRSSYxu90
ほむら「反動が……っでも!」
ヤァアアアアアアアアア!!
ほむら「……撃つたびに叫ぶのね」
まどか「面白いよね」
ほむら「熱い、熱いわ!!」ヤァアアアアア!!
まどか「ほむらちゃん、意外と熱血キャラだよね」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 07:47:37.40 ID:HRSSYxu90
―――時間経過―――
ほむら「よし、キル>デスよ」
まどか「もう大丈夫だね、私の解説がなくても」
ほむら「……あ、まどかに変わるのを忘れていたわ……」
まどか「いいんだよ、ほむらちゃん。
ほむらちゃんが楽しそうにしてるのを、見ているだけで楽しいから♪」
ほむら「ありがとう、まどかぁ……」ジーン
まどか「……それで、ねえ、ほむらちゃん」
ほむら(これは、まさか……)
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 07:57:03.79 ID:HRSSYxu90
まどか「――……そろそろ、外が暗くなってきたから……」
ほむら「……あ、え?本当……もうこんな時間なのね。気がつかなかったわ」
まどか「どうする?……家で、夕飯食べてく?」
ほむら「……それには及ばないわ。今日はもう帰ることにするわ」
ほむら(まどかの家族の、一家団欒を邪魔したくないし……)
まどか「そっか……残念だな……じゃあ、また明日会おうね!」
ほむら「(……あれ?)ええ、また明日会いましょう、まどか」
―――――――――――――――――――――
オジャマシマシタ
ほむら「……おかしいわね」
ほむら「てっきりまどかは――」
『ねえ、ほむらちゃん。
ほむらちゃんもこのゲームを買って、
これからも一緒にやらない?』
『ねえ……ほむらちゃん。
……ダメなの……かな?買えないの、かな?」
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:02:08.92 ID:HRSSYxu90
ほむら「――……何て押してくるのかと思ったのだけれど……」
ほむら「考え過ぎかしら?
……まどかは良い子だもの、
もしかしたら私の事情を察してくれたのかも……」
ほむら「まどか……」
―――――――――――――――――――――
まどか「――さて、
これでマミさん、杏子ちゃん、ほむらちゃんには紹介できた……」
まどか「後はさやかちゃんと、仁美ちゃん……ううん上条君でもいいかな?」
まどか「ウェヒヒ……楽しくなってきたよ……」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:37:31.09 ID:HRSSYxu90
―――数日後―――
―――……ホムラチャン、オキロー!!ホムラチャン、オキロー!!
ほむら「……う~ん」カチッ
ほむら「今日もいい朝ね、まどかの声は透き通るわ」
ほむら「気分が良い、今日もまどかに会えるし最高だわ」
ほむら「……学校へ行く準備OK。よし、行ってきます――」ガチャッ
ドラム缶「……」
ほむら「……え?」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:41:47.62 ID:HRSSYxu90
ほむら(これはどう考えても……)
ドラム缶「……」
ほむら(……いや、これにツッコんだらダメ、私は学習したわ)
ほむら(気付かなければ……私の所に毎朝……)ホムホム
ほむら「……学校に行きましょう」スタスタ
ドラム缶「……」ガタン
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:46:54.75 ID:HRSSYxu90
ほむら「……今日もいい天気ね」スタスタ
ドラム缶「……」ガタンッガタン
ほむら「空気がおいしい」スタスタ
ドラム缶「……」ガタンッガタン
ほむら「……」クルッ
ドラム缶「……」ピタッガタン
――……ママーナニアレー?ミチャイケマセン!!ドラムカン!?ドアルカンガアルイテル!!ハ?バカイウナッテ......エエ!?
ほむら(目立ち過ぎだろ……)
ドラム缶「……」ワクワク
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:52:36.20 ID:HRSSYxu90
ほむら(ダメ、ダメよ!暁美ほむら!!気にしたらダメ)
ほむら(ここで我慢すれば、
きっと輝かしい、まどかのスニーキングライフが私を待ってる――)
ドラム缶「エイ……」ガタンッゴロゴロゴロ
ほむら「」......ゴロゴロゴロ
ドラム缶「……」ゴロゴロゴロッピタッ
ほむら(いきなり倒れて、転がり始めて、止まった……)
ドラム缶「……オ」ガバッ
ほむら「お?」
まどか「オエー」
ほむら「」
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 08:57:22.08 ID:HRSSYxu90
ほむら「……何してるの、まどか」
まどか「オエー……酔っちゃったよ、ほむらちゃん……」
ほむら「それは、見ればわかるのだけれど……何故あんな行動を?」
まどか「だってぇ~……ほむらちゃん、中々気付いてくれないんだもん……」
ほむら「……気付いて、ほしかったの?」
まどか「うん、それにこのドラム缶、ちょっと臭いし……ね」
ほむら(ならなんで、わざわざドラム缶被って私を待っていたのか)
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 09:05:35.76 ID:HRSSYxu90
ほむら「大丈夫?ほら、しっかりつかまって」
まどか「はぅぅ……ありがとう、ごめんねほむらちゃん」
ほむら(まどかに肩を貸して、合法的にくっつける……!)
ほむら(それに、あんな狭い所で、歩きにくい体制を取りながら、
必死に私の後をつけてきたまどかは汗ばんでて……)
ほむら(ほむ、ほむむ、頭が沸騰しそうだよー///)ホムッホムホムッホフー
まどか「ほむらちゃん……?鼻息がちょっと荒いよ……」
―――――――――――――――――――――
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 09:16:39.50 ID:HRSSYxu90
ほむら「ついたわ、まどか」
まどか「うん、もう大丈夫だよ、ほむらちゃん」
さやか「ヒュー!!お熱いねーお二人さん!
腕なんか組んじゃって、いつからそんな関係に?」
ほむら「黙って、美樹さやか。まどかの体調に響くわ」
まどか「おはよう、さやかちゃん……」
さやか「うっ、あんたは相変わらずのテンションですね。
……まどかに何したのよ?」
まどか「ほむらちゃんは悪くないよ、私を助けてくれたんだよ……」
ほむら「そうよ、貴方には関係ないから、引っ込んでなさい」
さやか「なーにおー!私だってまどかのことが心配じゃー!!」
仁美「皆さん御機嫌よう、私も色々と混ぜてほしいですわ
――ほとんどどこにも出番がないの」
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 09:21:27.20 ID:HRSSYxu90
―――昼休み―――
さやか「――……でさー、こないだまどかに勧められた……」
まどか「あれー、またほむらちゃんが居ないよ?」
仁美「暁美さんなら、さっき教室を出て行きましたわ」
さやか「――……あれ面白いねー、マミさんもやってるんだっけー?」
まどか「……せっかく準備が整ったから……」
仁美「まどかさん?……お顔が悪人面になっていますわ」
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 09:46:21.64 ID:HRSSYxu90
―――放課後―――
まどか「ほむらちゃーん!!」
ほむら「まどか?」
まどか「昼休みはどこにいたのー?捜したんだよー?」
ほむら「ごめんなさい、まどか。ちょっと先生に呼ばれて、職員室に行ってたのよ」
まどか「偉いねほむらちゃんは、それじゃあ仕方ないね♪」
まどか「それでねえ、ほむらちゃん。話しがあるんだけど……
ほむら「何かしら?(……もしかして、またまどかの家にお誘い?)」
まどか「こないだ一緒にやったゲーム覚えてる?
ほむらちゃんもあのゲームを買って、
これから一緒にやらない?」
ほむら「」
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 09:58:02.00 ID:HRSSYxu90
ほむら(時間差攻撃なのね、まどかぁ)
まどか「それでね、今日は一緒にあのゲームを買いに行きたいなーって♪」
ほむら(逃がさないつもりなのね、まどかぁ)
ほむら「その、私今手持ちのお金が……」
まどか「……ダメなの……かな?買えないの、かな?」ギュッ
ほむら「お金降ろしてくるわ」キリッ
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:23:10.39 ID:HRSSYxu90
―――――――――――――――――――――
ほむら(結局買いに来てしまった)
まどか「あ、ほむらちゃん。
ゲームのストーリーに興味が無ければ、こんなのもあるよ」
ほむら「……っ!安いわね、これ」
まどか「これはね、オンラインモード専用のみ搭載で発売してるの。
だから安いんだよ!」
ほむら「じゃあ私はこれを買うわ。ありがとう、教えてくれて」
まどか「ほむらちゃんと一緒にゲームが出来るなら、なんだってするよ♪」
ほむら(な、なんだってね……)
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:25:05.64 ID:0n0HYT5+0
ほむっ
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:25:20.36 ID:/LPud2A70
MGO面白いの?MGS4持ってるけどやったことねーや
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:00:17.55 ID:U0O8AOAU0
>>130
面白いけどスキル育てるのめんどくさい
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:29:12.31 ID:HRSSYxu90
―――ほむら家―――
ほむら「またこの展開になってしまった……」
ほむら「……色々登録しないといけないみたいね」
ほむら「めんどうだけど、これもまどかのため。我慢するしかないわ」
―――まどか家―――
まどか「ほむらちゃんは今頃セッティング中かな?」
まどか「今の内にメンバーを集めておこう♪」メルメル
―――マミ家―――
マミ「鹿目さんからメールだわ!
……久しぶりの友達からのメール、保護かけておこうかしら」
マミ「何々、内容は――」
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:37:21.55 ID:HRSSYxu90
―――さやか家―――
さやか「お、まどかからメールだ!」
さやか「……これは前に言ってた、クラン結成集合企画かなー?」
さやか「よーし、さやかちゃんはりきっちゃいますぞー!」
―――ネットカフェ―――
杏子「あいつが言ってたけど、これでいいのか?」
??「だいじょうぶだと思うよ、キョーコ」
杏子「お、ゲーム内でメールできるのか!便利じゃねーか」
??「わたしがキョーコを守るから、安心してね!」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:38:37.56 ID:eClNKGq30
おい……ゆままで巻き込んでるのかよ……!!
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:56:44.35 ID:pgGzJ/DfQ
キリカやおりこも出るのかな?
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:42:17.32 ID:HRSSYxu90
―――ほむら家―――
ほむら「これでOKね」
ほむら「キャラは……あれ?男性しか選べないわ??」
ほむら「どういうことなの?女性がいいのだけれど……」
ほむら「仕方ないわ、とりあえず適当に作ってインしましょう……」
ほむら「声は……この某堕天使で使われてるような声にしましょう」
ほむら「――ん?まどかからメール……」
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:46:59.14 ID:HRSSYxu90
―――オンライン部屋―――
まどか「待ってたよほむらちゃん」
ほむら「おまたせしてごめんなさい」
マミ「久しぶりね、暁美さん」
さやか「おっそいぞー!待ちくたびれたー!」
杏子「お前が言うな」
??「いうな!」
ほむら「せっていにてまどっちゃったの」
まどか「あー、まだほむらちゃんはチャットに慣れてないんだよね?
ボイスチャット使おうか」
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 11:53:03.74 ID:HRSSYxu90
ほむら「これで、聞こえるかしら?」
まどか『大丈夫、ちゃんと聞こえてるよ』
??『なにこれー!おもしろーい!!』キャッキャ
杏子『こら、ゆま!静かにしろ!!』
ゆま『キョーコの声が、二つ聞こえるよー!』
ほむら「聞きなれない声がするの、だけれど……彼女はまさか……」
まどか『あ、ほむらちゃんは初めて会うんだっけ?
紹介するね、杏子ちゃんの友達?のゆまちゃんだよ』
ゆま『ゆまです、よろしくおねがいします』
ほむら「え、ええ……よろしく」
ほむら(ま、まどかは見境なく誘ってるの?これ、たしか対象年齢は――)
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:03:08.84 ID:HRSSYxu90
さやか『さー早速集まったんだから、何かやりにいこーよー』
マミ『焦らないの。まずはキャラの紹介をしましょう』キリッ
まどか『そうだね、ほむらちゃんに覚えて貰うのと、
フレンド登録してもらわないとね』
ほむら「えーっと……スタートで、各キャラのネームに合わせて……」
MADLAX
SAYA-endo
tiro finale
Crimson Spear
‐kyouko‐
ほむら「ってあれ?……同じ人間が二人いるような……」
杏子『チッ』
ゆま『ゆまがキョーコだよ!好きな名前をいれろって言ってたから……』
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:08:02.56 ID:HRSSYxu90
まどか『それではー!……私たちは、クランを作りたいと思います!』
ほむら「クラン?」
マミ『ク、クラン!』
さやか『おー!パチパチパチ』
杏子『なんだそれ、食いもんか?』
まどか『違うよ!私たちで、チームを作るんだよ!』
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:16:22.28 ID:HRSSYxu90
まどか『クランって言ってね?
オンラインゲームにおけるユーザーコミュニティの一つで、
主にFPSゲームにおいて同じ志を持つ集団(チーム)の事を言うの』
まどか『これはTPSだけど、同じことが出来るんだよ』
ほむら「じゃあ、私たちは同志になるということね」
マミ『今まで、どこからも誘われなかったけど……やっと……』
まどか『で、私たちは6人いるわけだけど、
今日とりあえず、〝サバイバル〟で五連勝をしてみたいと思います!』
さやか『えー!?五連勝!?』
杏子『ああ、サバに行くから集まったのか。……なんだ、楽勝ジャン』
ゆま『らくしょー!らくしょー!……サバってなに?お魚??』
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:32:00.31 ID:HRSSYxu90
まどか『説明するね』
まどか『装身具を手に入れるためのリワード(rwd)を手に入れることが出来るモードのことで。
デイリーリワードと違い、戦績次第では一気に大量のrwdを獲得することができるの』
ほむら「リワード?」
まどか『このゲームで言う、お金みたいな概念かな?』
ほむら「装身具って、身に着けてる服のことかしら?」
まどか『そうだよ!それで色々お洒落ができるようになるの』
さやか『じゃーん!見てこのサングラス!!かっこいいでしょー?』
杏子『……へたれにはお似合いのサングラスだな』ボソッ
ゆま『めりうー!』
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:39:35.47 ID:HRSSYxu90
まどか『でね、そのリワードを稼ぐには、
サバイバルとか、いわゆる公式戦に出ないともらえないんだ』
まどか『ボーナスで、一日に一度だけリワードがもらえるんだけど、
凄く少ないから、あんまり効率が良くないの』
ほむら「なるほど、わかったわ。……でもサバイバルでは、具体的に何をするの?」
まどか『私たちと同じように、
――チームを組んでる奴らをかたっぱしから倒していくんだよ』
ほむら「ああ、そう……」
マミ『そうね、暁美さんはまだこおのゲームに慣れてないのよね?
ゲームのルールはわかるのかしら?』
ほむら「TDMならやったわ」
さやか『あちゃーそれだけじゃダメダメ!サバでは色んなルールで対戦するんだからー』
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:46:06.06 ID:HRSSYxu90
まどか『そんな言い方しちゃダメだよさやかちゃん。
それで、まだサバイバル開催まで時間があるから、
ここで少し色んなルールの練習をしよう♪』
マミ『それはいいわね。丁度三体三だし、練習は出来るわね』
ほむら「じゃあ、教えてもらおうかしら」
杏子『言っとくが、あたしはスパルタだぞ?覚悟しとけよ』
ゆま『しとけよ!』
ほむら「充分よ、五連勝をするということは、それだけ強くないといけないのでしょう?」
さやか『よーし、さやかちゃんが手取り足取り教えちゃうから!』
まどか『うん、足は引っ張らないでね』
さやか『ま、まどか!?』
まどか『冗談だよ、さやかちゃん』ウェヒヒ
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 12:56:28.56 ID:HRSSYxu90
まどか『じゃ、一通りやってみよっか♪』
ほむら「とりあえず、まどかと同じチームを所望するわ」
―――――――――――――――――――――
キャプチャーミッション
『うわー!誰か来てー助けてー!あ、グレネー――』ボーン
ベースミッション
『ここは私が一人で――』ボーン
ボムミッション
『解除、解除しなきゃ……あれ、冷却間にあ――』ボーン
レースミッション
『へへ、走るのは得意だからねー!ほら、ゴール!え、あ、トラップ――』ボーン
レスキューミッション
『ここに隠れて待ち伏せしとけば……よし、そうそうこっちに、え、グレ――』ボーン
チームスニーキングミッション
『フフフ、今度は姿が見えないんだから、絶対に喰らわな――』ボーン
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 13:01:39.12 ID:HRSSYxu90
杏子『どういうことだ、オイ』
ゆま『こいつ、しんでるじゃねーかぁ!』
―――――――――――――――――――――」
ほむら「大体覚えたわ」
まどか『流石はほむらちゃん!もう何も言うことないよ!』
マミ『すごいわね、暁美さん。
もしかしたらプロゲーマーになれるかもしれないわ』
ほむら「お世辞はよして、照れるわ」
マミ『あらあら、可愛い。ウフフ』
ほむら「……」ホムゥ
さやか『……ごめん』
杏子『……食うかい?』
ゆま『いただきまーす』
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 13:04:26.15 ID:czU+CooG0
ほむぅ…
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 13:08:19.89 ID:HRSSYxu90
まどか『じゃあ、そろそろサバイバルロビーに移動しようか』
ほむら「もう時間なの?」
まどか『本当はもう少し時間があるんだけど、
人気だからすぐにサーバーが埋まっちゃうの』
マミ『20分前くらいならすんなり入れるわね』
ほむら「そうなの」
まどか『まあ、時間が来るまでは作戦を練ろうか』
杏子『ま、あたしが居れば作戦なんかなくてもかてっけどな!』
さやか『さっきは負けた――』
ゆま『キョーコはわるくない!』
さやか『……はい』
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 13:11:41.20 ID:HRSSYxu90
まどか『目指せ、五連勝!みんな頑張ろう!!』
ほむら「ええ、まどかとなら誰が相手でも負ける気がしないわ」
マミ『頼もしいのね、私のことも守ってもらえるかしら』
さやか『絶対勝つぞー!』
杏子『頼むよ、ほんと』
ゆま『キョーコはゆまが守るからね!』
―『魔法少女まどか☆マギカ ―わたしの、最高の仲間達』―
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:08:44.16 ID:HRSSYxu90
―――サバイバルロビー―――
まどか『――……でこのルールだったら……』
マミ『OKィ、任せて』
さやか『私は、私は何をすればいい!?』
まどか『頑張って(囮になって)くれれば、それでいいよ!』
さやか『了ぉ~解!さやか、いっきま~す』
ゆま『……なんかねー、わかんないけど、ウザい』
杏子『ゆま、黙ってろ』
ほむら「いよいよ、対戦が始まるのね」
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:18:28.03 ID:HRSSYxu90
―――対戦相手マッチング中―――
さやか『よっしゃあ、私のサニーデイズ!天気も気分も晴れハレですよー!!』
杏子『……血だまりスケッチにはなるなよ?』
ゆま『血……』
ほむら「緊張するわ」
まどか『大丈夫だよ~、チャンスは一回ってわけじゃないし』
マミ『そうよ。一定の時間帯までなら、何度も対戦できるの』
まどか『だからサバイバル、戦わなければ、生き残れない!』
マミ『五連勝だって、やろうと思えば何度も出来て、
実質十、十五連勝だって出来るのよ?』
ほむら「なんだ、じゃああまり気を張り詰めなくてもいいのね」
まどか『でも、心は全戦全勝で行く気を持ってね。
負けると思って戦っても、勝てるわけないから』
ほむら「大丈夫、まどかとなら、私は何にも負けないわ」
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:28:13.37 ID:HRSSYxu90
―――1戦目―――
レスキューミッション
さやか『ここは、さっきの練習を生かして……果敢に攻める!』
まどか『あ!待って、さやかちゃん!!独りで突っ込んだら』
さやか『―うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!―』ダダダ
マミ『ちょ、無線うるさ、美樹さーん!』
杏子『チッ……世話の焼ける奴』ダダダ
ゆま『あ、待ってーキョーコ!ゆまも行くー!!』ダダダ
まどか『ちょwww待てwww勝ってな行動をwww』
さやか『うおっほ!な、なんでこんなところにBOOKが――』
杏子『バカッ!逃げろ!!』
さやか『いや、逃げられ――』バチッ
杏子『さやか!……くそっ!!』
ゆま『キョーコ!グレネード投げるよ!?……えいっ!あっ……』ポイッカン
杏子『ゆま、あんた今どこに投げ――』ボーン
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:35:00.40 ID:HRSSYxu90
―――1戦目終了、負け―――
まどか『アホカ……負けちゃったね、ほむらちゃん』
ほむら「ごめんなさい、私のせい……」
マミ『暁美さんは悪くないわ。大丈夫、貴方は強い。
自信を持って!』
さやか『そーそー、こんな時だってあるある』
まどか『チッ……ほら、見てほむらちゃん。
なんとね、負けても一応1戦ごとに、リワードがもらえるんだよ』
ほむら「少ない……まるで残念賞ね」
まどか『うん、でも塵も積もれば山となる、だよ!』
マミ『そうね。負けても、何度だって挑戦すれば、
いつかその努力は実を結ぶわ』
ほむら「……ええ、ありがとう、まどか……それと、巴マミ……///」
マミ『ウフフ』
さやか『私はー?私にはー?』
杏子『戦犯は黙ってろ、な?』
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:41:21.27 ID:HRSSYxu90
―――対戦相手マッチング中―――
ほむら「次は勝つわ」
まどか『その意気だよ、ほむらちゃん!』
さやか『次は勝つわ』キリッ
まどか『……さやかちゃんは、ちゃんとみんなと連携してね?』
マミ『チームワークが大事よ。焦らず行きましょう』
杏子『フンッあたしは勝手にやらせてもらうよ』
ゆま『……キョーコ、顔赤いよ?』
杏子『バカ、黙れ///』
マミ『仲間って、本当にいいものだわ……』
マミ『体が軽い…。こんな幸せな気持ちで戦うなんて初めて
もう何も怖くない! 私、一人ぼっちじゃないもの』
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:47:28.97 ID:HRSSYxu90
―――2戦目―――
チームスニーキングミッション
さやか『慎重に、慎重に……』
マミ『ここは私に任せて!……ターゲットを取りに行くわ』
まどか『マミさん、任せました!私たちはチャフグレネードの準備!』
ほむら「チャフ……相手の通信機能を妨害させる兵器ね」
杏子『こっちも通信できなくなるけどな。
なぁに、作戦があるんだし、余裕だよ』
ゆま『ゆまは、キョーコについていくよ』
マミ『今よ!チャフをお願い!!』
まどか『はい、マミさん!!』
ほむら「私は巴マミを援護するわ。この麻酔銃で」
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:54:13.14 ID:HRSSYxu90
―――2戦目、TSNE攻撃側―――
さやか『……お、あいつ棒立ちじゃん』
さやか『……へへ、ちょっとナイフでスタンとキル稼ぎしときますか♪』
マミ『敵が4人……でも、物陰から匍匐していけば気付かれないはず!』
マミ『相手にはこちらが見えない、自分の影も、影によって隠れる』
マミ『行けるわ!』
ほむら「中々あたらないわ、この麻酔銃」
まどか『気を付けてね、ほむらちゃん。
位置がバレて攻撃を受けると、全員のステルス機能が解けちゃうから』
ほむら「それには及ばないわ、心配しないで、まどか」
杏子『よし、あたしたちは反対側のターゲットを取るぞ。挟み撃ちだ』
ゆま『りょうかーい』
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:02:47.74 ID:HRSSYxu90
―――2戦目、TSNE攻撃側―――
さやか『くらえ!』バチッ
さやか『うしうし、あとはとどめを刺して――え?』バンバンッババババ
さやか『え、何!?攻撃!?どこから――ダメ、ステルスがっ!!』ピシュン
さやか『……あたしって、ほんとバカ』ズキュン
さやか(しかも、気絶させた奴は一発叩かれただけで起きてるし……)
マミ『……せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて……もらうわよ!』
マミ『ティロッ――』ピシュン
敵「……!」
敵「……!」 マミ『――え?』 敵「……!」
敵「……!」
まどか『マ、マミさぁーん!……ッテ、マタサヤカカヨ……コレモダメダナ』
ほむら「これはひどい」
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 17:48:13.28 ID:RJtZqPYk0
オワタ\(^o^)/
228:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:08:35.24 ID:HRSSYxu90
―――2戦目終了、負け―――
マミ『……ごめんなさい』グスッ
まどか『気にしたらダメですよ、マミさん!』
ほむら「貴方はよくやっていたわ」
マミ『うん、ありがとう。……ごめんね?カッコ悪いとこばかり見せちゃって』
さやか『大丈夫ですって!気にせずもう1戦行きましょう!!』
まどか『オマエハキニシロ……私たちももっと頑張りますから、次は勝ちましょう!』
ゆま『ゆま、目がつかれたよキョーコ』
杏子『頑張れよ、後でうまか棒やるから』
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:10:44.97 ID:ICPIk+ha0
うまか棒とはまた九州限定のマイナーな棒アイスを
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:17:28.00 ID:MqZ7pOt60
>>229
九州限定だったのは過去の話だ
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:16:35.72 ID:HRSSYxu90
―――対戦相手マッチング中―――
ほむら「それにしても、相手も強いわね」
まどか『みんなリワード欲しくて、頑張ってるんだもん。
必死にやってるんだよ』
マミ『サバイバルもそうだけど、公式戦には猛者が集まり安いの』
杏子『ま、そいつら倒してる間に、自分も強くなってるんだけどな?』
さやか『あーあ、もっと弱いとこと当たらないかなー?』
まどか『……上を見る人は強くなって、下ばかり見続けても強くはなれないから』
マミ『今のうちに経験をしときましょう、ってこと。頑張りましょうね、暁美さん』
ほむら「ええ、必ず相手を越えてみせるわ」
さやか『お、ここは弱いチームかぁ!?……ここと当たれここと当たれ』
ゆま『うるさい、黙れ』
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:25:59.28 ID:HRSSYxu90
―――3戦目―――
ベースミッション
さやか『もうへまはしないよ!』
ほむら「そこ、邪魔よ。美樹さやか」
さやか『は?ちょっと、なんかグレネードが――』
―――負け―――
―――4戦目―――
キャプチャーミッション
さやか『はあ、どっちにしろ私この子とチーム組むの反対だわ。
まどかやマミさんは飛び道具だから平気だろうけど、
いきなり目の前で爆発とか、ちょっと勘弁して欲しいんだよね。
何度巻き込まれそうになった事か』
まどか『いいから、タゲ取りに行けよ』
―――負け―――
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:32:00.79 ID:HRSSYxu90
―――5戦目―――
ボムミッション
さやか『爆弾は私に任せろー!』
マミ『ヤメテ!』
―――負け―――
―――6戦目―――
ベースミッション
さやか『SOPディスタブを仕掛ける!』キリッ
まどか『ちょwwwさやかちゃんwww今自陣からお前が離れたらwww』
さやか『へ?あ、敵がSOPディスタブを仕――』デューン
―――負け―――
ほむら(何故、美樹さやかはここに居られるのか)
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:32:46.85 ID:zQ32G8k10
協調性が足りない
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:27:15.18 ID:RO+/yq2v0
助けてエリーさん
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:38:33.39 ID:HRSSYxu90
―――サバイバル参戦確認中―――
ほむら「……勝てないわ」
まどか『……さやかちゃん?』
さやか『ちょ、私のせいじゃないよ!?相手が悪いんだよ!!』
マミ『さやかさん、腕は悪くないのだけれど、もうちょっとこうチームワークを』
さやか『そんなぁ~マミざぁん』グス
杏子『あーもう、ったく、見てらんねーっつーの!』
杏子『お前はあたしの後ろから援護してろ、わかったな?さやか』
さやか『……だ、だーれがあんたの後ろなんて……』
杏子『仲間の背中は守るもん、だろ?』
さやか『うっ……わかったよ……///』
ゆま『……サヤカはキョーコをゆまから奪う敵……サヤカはry』
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:47:17.07 ID:HRSSYxu90
―――時間経過―――
ほむら「何連勝かは出来るようになったわ」
まどか『三連勝は出来たのになー』
マミ『初めてにしては、かなり良い成績よ!美樹さんも暁美さんも』
さやか『あの、マミさん?私は初めてでは……』
まどか『そろそろサバイバルの時間が……』
ほむら「……そうね、五連勝するのにも、
五回戦う分の時間が必要だものね」
まどか『これが、ラストチャンスになりそうだよ……』
マミ『サバイバルは、同一アカウントで、1日1回しか参加出来ないの』
ほむら「二回開催している内の、どちらか一方にしかでれないわけね」
まどか『夕方と、深夜の部があって、
それと曜日によって開催されて無い日もあるんだよ』
※現在、モデルのTPSは、開催時間が昔と若干変わっております
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 18:54:35.53 ID:HRSSYxu90
―――対戦相手マッチング中―――
ほむら(もう、負けられない)
ほむら(ここで負けたら、まどかが……)
まどか『五連勝、したいな……』
マミ『私も、全力を尽くすわ』
さやか『今日のさやかちゃんは、スーパーさやかちゃんになるから』
杏子『……存在感はスーパーだよ』
ゆま『トイレ行ってきてイイー?』
まどか『私の願いは……サバイバルで五連勝すること……』
ほむら「!」
まどか『そのためだったら、なんだって……』
ほむら「まどか!」
ほむら「約束するわ!絶対に五連勝をしてみせる。
何度繰り返すことになっても、
必ずあなたの願いを叶えてみせる、私が!!!』
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:32:20.35 ID:HRSSYxu90
―――いつか君も、誰かの為に、強い力を―――
ほむら「ここから先は一歩も通さない」
まどか『私はトラップを仕掛けるよ!』
―――望むのだろう―――
ほむら「このM60の前に、跪け」
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:35:40.31 ID:HRSSYxu90
―――愛が、胸を、捉えた夜に―――
マミ『凄いわ……暁美さん、まわりながら戦ってる……』
さやか『スタングレネード!?うおっまぶしっ』
―――未知の言葉が、生マレテ来ル―――
ほむら「やらせない、絶対に勝ってみせる……!!」
ほむら『M60で蜂の巣にしてあげるわ!!ヒャッハー!!!』
254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:39:26.52 ID:HRSSYxu90
―――迷わずに、行けるなら―――
まどか『やったぁ~!すごい、すごいよほむらちゃん!!』
マミ『GJ』
ほむら「まどか……」
―――心が砕けても、いいわ―――
ほむら「やらせないって言ってるのよ!消えろ、ぶっ飛ばされんうちにな!」
さやか『転校生、キャラ変わってない?こんなだったっけ?』
杏子『さやかはほんと、ブレないよな』
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:43:15.42 ID:HRSSYxu90
―――いつも!目の前の、哀しみに―――
まどか『うーわ、またさやかちゃんが突っ込んでいっちゃったよ……』
マミ『どうしよう、またチームワークが……』
ほむら「その必要はないわ。彼女は――」
―――立ち向かう為の―――
ほむら「――まどかを悲しませるぐらいなら――」
―――呪文が、欲しい―――
ほむら「――彼女は私の盾にするから」
さやか『ゾクッ』
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:49:17.45 ID:HRSSYxu90
―――君は、まだ、夢見る記憶―――
まどか『やった、やったぁ!これで三連勝!!』
杏子『いい調子じゃねーか。これなら行けるんじゃねーの?』
―――私は、眠らない、明日―――
ほむら「まどかを喜ばせるにはこんなんじゃダメ、もっともっと」ブツブツ
さやか『お、おーい、転校生?……聞こえてるかー?』
―――二人が、出会う、奇跡を―――
まどか『五連勝……』
ほむら「五連勝……」
―――勝ち取る、為に、進むわ!―――
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:55:47.66 ID:HRSSYxu90
―――怯える、この手の、中には―――
ゆま『キョーコはワタサナイ、キョーコはワタサナイ』
さやか『おっと、よそ見してるとやられるわよー?』
杏子『あ……サンキュー、さやか』
―――手折られた、花、の刃―――
ゆま『ねえ、サヤカおねえちゃん、今度ゆまと会おう?』
さやか『え?なぁに、いきなり?私が恋しくなっちゃったのかー?』
ゆま『うん、自称ナイファーの実力、見せてほしいなって☆』
―――想いだけが、生きる、全て―――
ほむら「ほむほむほむ!ほむ!!ほむほむ!!!」
まどか『ほ、ほむらちゃん?何を言ってるの……?』
トランス・モード
マミ『これは、覚醒状態ね!』
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:59:04.41 ID:0n0HYT5+0
ほむほむほっほむー!
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 19:58:15.41 ID:HRSSYxu90
―――心に、振りかざす―――
ほむら(まどかの笑顔、まどかの願い、まどかの、まどかの……)
―――願い!―――
ほむら「マドカァーーーー!!!!」ババババババババ
まどか「ホムラチャン!」
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:02:59.13 ID:HRSSYxu90
―――連勝中、5戦目―――
ほむら「ハァ、ハァ……」
まどか『ついに、ここまできたよ!!』
マミ『すごいわ、こんな都合よく敵を倒せるなんて!』
杏子『あたしのおかげだな』エッヘン
さやか『なんか、みんな私を避けて行動してなかった?』
ゆま『さいごは何がくるかなー?』
ほむら(何がこようと、私独りででも勝ってみせる……)
ほむら(約束したから、まどかを、絶対に五連勝させるって……)
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:07:36.04 ID:HRSSYxu90
―――囚われた太陽の、輝く―――
ほむら「――レースミッション……!?」
まどか『これは、連携が大事になるね……』
さやか『ヤバい、どうしよう……私初めて五連戦勝ち越ししてるから手が……』
杏子『落ち着けよ、飴でも舐めてろ』
―――不思議の国の本が、好きだった頃―――
ほむら(このルールは、独りでは絶対勝てないルール……)
ほむら(相手をうまく足止めしないと、速攻で負けてしまう……)
ほむら(しかも、今までこのルールで私たちは勝ったことが――)
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:11:49.83 ID:HRSSYxu90
―――願いはきっと叶うと、叶ウト―――
まどか『ほむらちゃん』
ほむら「まどか……」
まどか『大丈夫だよ、ほむらちゃん』
ほむら「でも、私は……」
―――教えるお伽噺を―――
まどか『今の私はね、わかるんだ』
ほむら「まどか?」
まどか『ここで勝って、五連勝する私たちの未来が……!』
―――信じた―――
まどか『だって、私たちはさ――
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:12:52.68 ID:HRSSYxu90
―わたしの、最高の仲間達―
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:16:35.45 ID:HRSSYxu90
――……に、かこまれてるんだもん♪絶対勝てるよ!』
ほむら「そうね……私たちなら……」
マミ『ティロッ』
さやか『あ、スキルミスった!……どうしよう』
杏子『あー腹減ってきた。早く終わらせて、なんか食いてー』
ゆま『ゆま、もう眠い……』
ほむら「……絶対勝てるわ!」
―――光ト影ノ中―――
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:21:52.14 ID:HRSSYxu90
―――静かに、咲き乱れていた―――
まどか『そっちにいったよ、ほむらちゃん!!』
ほむら「任せて!アイツは私が止める!!」
マミ『私が走るわ!援護して、美樹さん!!』
さやか『了解!美樹さやか、目標を駆逐する!!』
―――古の、魔法、優しく―――
まどか『ちょwwwwなんでさやかちゃんがこっちにwwww』
さやか『え?あれ??マミさんの援護してたんだけど』
マミ『』ズキューン
ゆま『あ、ゆまがケロたん取っちゃったよ?かわいいー』
杏子『いいからゴールに走れ!急げ!!』
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:27:24.57 ID:HRSSYxu90
―――世界を、変える、力が―――
ほむら(だめ、このままだと負けてしまう……)
ほむら「ん?……この、武器は……まさか!」
―――その手に、あると、囁く―――
さやか『うわー、ダメだー!こっちのゴールに敵が四人もいるー!!』
マミ『現在、お互いのゴール表示は1:1。
どっちも四回ゴールしてて、後一回のゴールで、
先にカウントが0になった方の勝ち……!』
ゆま『キャッ……ゆまやられちゃった……』
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:30:41.60 ID:HRSSYxu90
―――終わらない、夢、を見よう―――
まどか『ほむらちゃんなら、それでもほむらちゃんなら……』
―――君と、行く時の、中で―――
ほむら「全員道を開けて!――こいつで全員吹っ飛ばすわ!!」ガチャッ
まどか『あれは――!?』
マミ『――RPG!?』
さやか『ロケランキター!……あ、タゲ取っちゃった』
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:33:13.59 ID:HRSSYxu90
―――想いだけが、生きる、全て―――
杏子『まずい!こっちは突破された!!敵がゴールに――』
ほむら「美樹さやか!何をしているの!?早く行きなさい!!」
まどか『さやかちゃん!』
マミ『美樹さん!!』
さやか『私が……これで……っ!!』
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:35:57.15 ID:HRSSYxu90
―――命を、作るのは―――
杏子『さやかぁぁぁあああ!!!』
ゆま『……捨て駒』
―――願い!―――
さやか『これでぇ!!とどめだぁぁぁぁぁあああああ!!!』ダダダダ
‐‐--―――――――――――――--‐‐
‐‐--―――――――――--‐‐
‐‐--―――――--‐‐
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:38:46.85 ID:0n0HYT5+0
さやさや
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:39:00.45 ID:RO+/yq2v0
やったか!?
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:53:52.07 ID:HRSSYxu90
―――……ホムラチャン、オキロー!!ホムラチャン、オキロー!!
ほむら「……う~ん」カチッ
ほむら「……ッハ」
ほむら「……何だ、夢か……」
ほむら「今日も良い朝ね、朝日が目に染みるわ」
ほむら「さて、学校に行かないと……」ガチャッ
ダンボールM「……」
ダンボールS「……」
ダンボールMM「……」
ダンボールK+Y「……」
ほむら「」
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:56:22.12 ID:RO+/yq2v0
マミさんはみでる
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 20:57:40.36 ID:HRSSYxu90
ほむら「……」
ダンボールM「……」
ダンボールS「……」
ダンボールMM「……」
ダンボールK+Y「……」
ダンボールS「……」ガタタ
ダンボールM「……」ガタガタ ほむら「……」 ダンボールMM「……」ガタッガタ
ダンボールK+Y「……」ガガタガガタ
ダンボールH「……」バッガタン
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:02:04.58 ID:HRSSYxu90
―――目覚めた心は走り出した、
未来を描くため―――
ほむら(楽しいゲームは、時間を沢山奪っていく)
―――難しい道で、立ち止まっても、空は―――
ほむら(でも、かけがえのない仲間達と、過ごす時間は)
―――綺麗な青さで、いつも待っててくれる―――
ほむら(いつまでも、永遠に続く)
―――だから怖くない、もう何があっても―――
ほむら(だから私も、みんなと共に――)
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:07:30.12 ID:HRSSYxu90
―――挫けない!―――
ダンボールM「ラー、ラー♪」ガッタガッタ ダンボールS「ラー、ラー♪」ガッタガッタ
ダンボールMM「ラララー、ラー♪」ガッタガッタ ダンボールK+Y「ラララー、ラララー♪」ガッタガッタ
ダンボールH「ラー、ラー♪ラーラー♪」ガッタガッタ
スレ ほむら「TPS?」まどか「そう、サードパーソンシューティング」
―『魔法少女まどか☆マギカ ―わたしの、最高の仲間達』―
┼ヽ -|r‐、. レ | 企画・製作
d⌒) ./| _ノ __ノ VIP
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:08:38.00 ID:xCARsYnx0
まさかのダンボールED
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:09:50.20 ID:v4No5LAa0
乙
まどカススレだと思ってたら綺麗に終わってて吹いた
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:09:58.31 ID:1h1pzgXf0
乙!
今更だが「綺麗な青さ」ってどんな青り方なんだろうかとか思ってしまった
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:11:13.51 ID:HRSSYxu90
大変長い時間、支援と保守感謝。
TPSは色々面白いよ。まどかの公式ゲームが出たらTPSを所望する。
また次のSSでお会いしましょう。
304:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 21:36:56.41 ID:yf5ERIRNi
312:
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/03(日) 22:40:20.39 ID:F8uoNaOm0
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